328: ◆I2ss/4dt7o 2013/06/26(水) 23:14:10.76 ID:kRup4MLWO



モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです


前回はコチラ




 とあるカフェ。そこに歩く自然災害な三人はいた。

三人はこのカフェの名物「はぴはぴ☆パフェ」を食べながら、雑談している。

ほたる「と、巴ちゃん。大丈夫?」

巴「大丈夫じゃ…。ただ、親父のワガママにはうんざりじゃけえ……」

乃々「私なら写真を取られるなんて…むーりぃー………」

巴「……今回ばかしは乃々の意見に同意するのう….」

約一名。凄い疲れ切った顔をしているが…





----------------------------------------




それは、なんでもないようなとある日のこと。


その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
 
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。

 
それと同じ日に、宇宙から地球を侵略すべく異星人がやってきました。
地球を守るべくやってきた宇宙の平和を守る異星人もやってきました。

異世界から選ばれし戦士を求める使者がやってきました。
悪のカリスマが世界征服をたくらみました。
突然超能力に目覚めた人々が現れました。
未来から過去を変えるためにやってきた戦士がいました。
他にも隕石が降ってきたり、先祖から伝えられてきた業を目覚めさせた人がいたり。

それから、それから――
たくさんのヒーローと侵略者と、それに巻き込まれる人が現れました。

その日から、ヒーローと侵略者と、正義の味方と悪者と。
戦ったり、戦わなかったり、協力したり、足を引っ張ったり。

ヒーローと侵略者がたくさんいる世界が普通になりました。



「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。

・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。
・一発ネタからシリアス長編までご自由にどうぞ。


・アイドルが宇宙人や人外の設定の場合もありますが、それは作者次第。





シリーズはここからご覧ください
モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズ一覧
    




329: 2013/06/26(水) 23:15:04.65 ID:kRup4MLWO
ほたる「け、けど、私達の活動許してもらってよかったじゃないですか?監視の人達もいなくなったし…」

巴「確かに良かったんじゃが……お陰で頭がいたいのう」

そう。ここに来る前に三人は、村上組の屋敷に行き、ナチュルスターの事を巴の父親に話に行ったのだ。

結果は、許して貰ったのだが……

330: 2013/06/26(水) 23:16:06.88 ID:kRup4MLWO
--------回想--------

バカ親父「なにぃ……巴がヒーローじゃと……最高じゃけんのう!!いいぞいいぞ許すのう!存分にやって来い!!」

ダメ親父「だから、巴!ワシにその姿の写真を取らせてくれェ!!お前ら今すぐカメラ持って来い!!ビデオも回せェ!!!ファンクラブの用意もするんじゃぁぁぁぁ!!!」

アホ親父「ついでに決め台詞も可愛く言って………ああぁあ!!巴!!何処へ行くんじゃぁぁ!!戻って来てくれェ!!一回だけ…一回だけでいいからぁぁぁ!!!頼むじゃけぇぇぇぇ!!!!」

--------終了--------

331: 2013/06/26(水) 23:17:22.35 ID:kRup4MLWO
乃々「あ…あれは私じゃなくても、無理です……」

巴「うちの事にならなければ、威厳あるんじゃがのう…」

ほたる「け、けど、いいお父さんじゃないですか」

っと、案の定、組長が暴走を起こしてしまい、頭を抱えていたのだ。

まあ、なんだかんだ言いながら巴は言われた通りやったのだから、良い子である。

ただ、乃々とほたるの前でやったのだから恥ずかしいのなんの……

332: 2013/06/26(水) 23:18:09.44 ID:kRup4MLWO





??「あら?村上さん?」

そこに一人の女性が声をかけて来た。

333: 2013/06/26(水) 23:19:01.32 ID:kRup4MLWO
巴「あ、川島先生」

瑞樹「お友達とお出かけ?わかるわ。私も若い頃よくやってたもの」

川島瑞樹は微笑んだ。
村上巴が通う中学校で教師をやっている彼女は生徒たちから評判はよく言われている。

だから、誰も気づいてはいない。現在、彼女の精神は嫉妬を司る悪魔レヴィアタンに支配されているのを……

悪魔の気配を消し、本物の川島瑞樹の記憶を一方的に読み取り、周りに不信を抱かれないように溶け込んでいるのだ。

334: 2013/06/26(水) 23:20:07.00 ID:kRup4MLWO
瑞樹「けど、学校がお休みだからといってこんな時間まで居ちゃダメよ?若いうちから遊びたいのはわかるけど最近物騒なのよ?わかるわね?」

巴「わかっとる。そろそろ行こうと思うてたしのう」

瑞樹「それならいいのよ?じゃあ、余り遅くなっちゃダメよ。それじゃあ、お友達もさようなら」ニコッ

ほたる「あ、はい。さようなら」ペコリ

乃々「は、はい…」ペコッ

そう言うと川島瑞樹は会計を済ませ、外に出て行った。

335: 2013/06/26(水) 23:23:43.47 ID:kRup4MLWO
--------

瑞樹「うふふ。そう、あの男の部下が動き出したのね。わかるわ」

場所は変わり、川島瑞樹の部屋。
彼女は一匹の蛇に話しかけていた。

瑞樹「果たして、私を止められるかしら?」

蛇のような不気味な笑みを浮かべながら、彼女は嗤う。

336: 2013/06/26(水) 23:25:46.09 ID:kRup4MLWO
「もっと妬ましく、憎いあいつらの希望。魔王の娘に、龍帝の娘。

貴様らの父親達に迫害されたモノは、魔族と龍族の希望を根絶やしにする為に、努力を、策略をおしまなかった。

そして、奪い取った嫉妬の証とレヴィアタンの名前。

私はもう少し待てば、やっと私は念願を果たせるわ。

奴らの希望を刈り取る事を…貴様らの氏を……」

337: 2013/06/26(水) 23:26:59.25 ID:kRup4MLWO








わ か る わ よ ね ?






338: 2013/06/26(水) 23:27:48.52 ID:kRup4MLWO
身も毛もよだつ不気味な声で嗤う。笑う。ワラウ。

---まずは、あのカースを使おう。
---まずは、誰からちょっかいをかけよう。ゆっくり、じっくり、蛇が獲物を消化するように……

また、ゆっくりと這い寄って行く……


終わり

339: 2013/06/26(水) 23:31:39.35 ID:kRup4MLWO
以上です。

レヴィアタンって悪魔でもあるし、海龍でもあるよね?→コレって魔族と龍族のはぐれもの?→恨んでじゃね?→どうしてこうなった……

蘭子ちゃん達と薫ちゃんの敵になれるよう、がんばるわ

そして、わかるわとは一体……

340: 2013/06/26(水) 23:36:14.12 ID:rZXkIYYv0
…つよいわ(確信)

わかるわの凡庸性と>>337に「わからないわ」と言いたくなる衝動に少し笑った
柚ちゃんは彼女達を狩れるのか…?だれか柚ちゃんと人狩り行こうぜ!




【次回に続く・・・】



引用元: モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part2