1: 2015/12/05(土) 12:08:30.736 ID:HZ77ynH50.net
亜美「あなたは段々眠くなってくるー…」

真美「あなたは段々眠くなってくるー…」

真「…」
ぷちます!(14) (電撃コミックスEX)
4: 2015/12/05(土) 12:09:44.031 ID:HZ77ynH50.net
亜美「あなたは段々眠くなってくるー…」

真美「あなたは段々眠くなってくるー…」

真「あのさ…?」

亜美「あなたは段々…」

真「ちょっと僕の話を聞こうか?ね?」

5: 2015/12/05(土) 12:10:57.627 ID:HZ77ynH50.net
真「何をしようとしてるの?」

真美「催眠術」

真「うん、だよね。それはわかってたよ?『あ、この2人、僕に催眠術かけようとしてる』ってね」

亜美「あなたは段々…」

真「最後まで聞いて?ね?」

7: 2015/12/05(土) 12:12:35.925 ID:HZ77ynH50.net
真「…なんで催眠術かけるの?」

亜美真美「「…」」

真「その机の上に開かれた数学のワークと何か関係があるの?」

10: 2015/12/05(土) 12:14:35.991 ID:HZ77ynH50.net
真「…なんで催眠術かけるの?」

亜美真美「「…」」

真「その机の上に開かれた数学のワークと何か関係があるの?」

13: 2015/12/05(土) 12:15:53.097 ID:HZ77ynH50.net
亜美「あ、あのね?」

真美「この宿題を・・・」

真「あ!さては僕にやらそうとしたな!?ダメだよ?自分たちでやらないと!」

15: 2015/12/05(土) 12:16:46.948 ID:HZ77ynH50.net
亜美「いや、さすがにそれは・・・」

真「なんだ、わかってるんだ」

真美「やよいっちにそれやってもらってたらりっちゃんにぶん殴られたし・・・」

真「すでに怒られたあとだったんだ!?」

17: 2015/12/05(土) 12:17:38.385 ID:HZ77ynH50.net
亜美「もうしないよぉ!」

真美「でも真美たちもわかんないから教えてもらいたくて・・・」

真「なんだ、それくらいなら催眠術なんてかけなくても。普通に教えてあげるよ?」

18: 2015/12/05(土) 12:18:38.792 ID:HZ77ynH50.net
亜美「うん、まこちんならそう言ってくれると思ってたよ」

真「ならなんで・・・」

真美「だから催眠術はまこちんの頭を良くするほうに使おうと・・・」

真「いや失礼だな!」

19: 2015/12/05(土) 12:21:52.041 ID:HZ77ynH50.net
亜美「じゃあまこちんにこれわかんの!?」バンッ

真「なんで怒ってるんだよ!怒りたいのはこっちだよ!」

真美「男ならグチグチ言わずに結果で語ってよ!」バンッ

真「僕は女だ!いいよ!かして、こんなのパパッと解いちゃうから!」

21: 2015/12/05(土) 12:24:06.389 ID:HZ77ynH50.net
数分後

真「すいませんでした!」

亜美「うむ」

真美「わかればよろちい」

22: 2015/12/05(土) 12:25:57.586 ID:HZ77ynH50.net
亜美「じゃあ改めて催眠術にかかってもらうよ♪」

真「それは嫌だよ」

真美「え?なんで?」

23: 2015/12/05(土) 12:27:14.814 ID:HZ77ynH50.net
真「だってなんかこわいじゃん」

亜美「えぇー!いいじゃんやらせてよぉ!」

ガチャッ

雪歩「おはようございま…」

真美「してくれるならチューしてあげる!」

雪歩「!?」

25: 2015/12/05(土) 12:29:38.744 ID:HZ77ynH50.net
亜美「だからやらせてよぉ!」

雪歩(や、ヤらせる!?チューしたらヤらせる!?何を!?何が!?)

真美「こんな美少女2人にヤられるんだよ?悪い話じゃないっしょ?」

真「そんな…小鳥さんじゃないんだから…」

雪歩(小鳥さんは2人とシてるの!?)

26: 2015/12/05(土) 12:31:09.294 ID:HZ77ynH50.net
亜美「大丈夫だよ、まこちんは初めてだろうから怖いかもしんないけどー」

真美「ふわふわして気持ちいいらしいよ?」

雪歩(これもう完全に…ダメだよ!しっかり2人を注意しないと…)

真「うーん、そうなの?」

雪歩(真ちゃん!?何でそんなまんざらでもない感じなの!?そこはしっかり叱らないと!)

27: 2015/12/05(土) 12:32:59.479 ID:HZ77ynH50.net
真「うーん…なら、やらせてあげてもいいけど…」

雪歩「えぇぇぇぇ!?」

亜美「ん?」

真美「ゆきぴょん!」

雪歩(バレちゃった…)

29: 2015/12/05(土) 12:33:42.322 ID:HZ77ynH50.net
真「雪歩!おはよう!」

雪歩(あの会話聞かれたのになんでそんなに冷静なの!?)

雪歩「お、おはよう…」

31: 2015/12/05(土) 12:34:26.654 ID:HZ77ynH50.net
亜美「しかし、ゆきぴょんはグッドタイミングですな…」

真美「ゆきぴょん!今から良いもの見せてあげるね!」

雪歩「い、いい!いい!いい!いい!見なくていいですぅ!」ブンブンブンブン

32: 2015/12/05(土) 12:35:08.087 ID:HZ77ynH50.net
真「?そんな水臭いこと言わずにこっちに来なよ?」

雪歩「なんで!?」

真「いや…なんでって言われても…」

雪歩(見られた方が興奮するの!?そうなの!?真ちゃん!?)

33: 2015/12/05(土) 12:37:23.527 ID:HZ77ynH50.net
真美「なんならゆきぴょんも一緒にどう?」

雪歩「いや、いいから!本当にいいから!」

亜美「えぇ~、ゆきぴょん興味ないの?」

雪歩「興味ないって言ったら嘘になっちゃうけど…でも…でも…」

35: 2015/12/05(土) 12:38:20.872 ID:HZ77ynH50.net
真美「でも?」

雪歩「こんなのダメですぅ!」ダッ

真「あ、雪歩!」

亜美「行っちゃった…」

36: 2015/12/05(土) 12:40:02.446 ID:HZ77ynH50.net
雪歩(女の子同士で…それも見られながらがいいだなんて…)

雪歩「そんなの…そんなの…」

響「あ、雪歩!亜美と真美知らないか?自分、2人に用事が…」

雪歩「ダメ!今事務所に行ったらダメ!」

響「へ?な、なん…うわぁ!?引っ張らないでよ!雪歩ぉ!」

37: 2015/12/05(土) 12:41:47.974 ID:HZ77ynH50.net
一方そのころ

真「催眠術かけるとして…そもそもさ、僕に催眠術かけて頭がよくなるのかな?」

亜美「へ?」

真美「どゆこと?」

39: 2015/12/05(土) 12:42:38.270 ID:HZ77ynH50.net
真「ひらめきで解ける問題ならともかく、知らなきゃ解けない問題が催眠術でできるようになるとは思えないんだけど・・・」

亜美「た、たしかに・・・」

真美「もとから知らないものはどうしようもないか・・・」

40: 2015/12/05(土) 12:43:40.488 ID:HZ77ynH50.net
真「大体さっき僕には1ミリもかからなかったからね、向き不向きがあるんじゃない?」

亜美「この本には『バカで単純な人によくきく』って書いてあるよ?」

真「なら当てはまるかもしれないけど…」

真美「まこちん、真美たちが言えることじゃないけど怒っていいところだよ?」

41: 2015/12/05(土) 12:44:29.154 ID:HZ77ynH50.net
真「まぁ僕はものを知らないだけだからね」

真美「それなんのフォローにもなってないよ・・・」

真「バカって言うよりは純粋で人のことを信じやすくて、疑うことを知らないような人のほうが・・・」

ガチャッ

響「はいさーい!」

43: 2015/12/05(土) 12:45:47.679 ID:HZ77ynH50.net
亜美「あ!」

真美「ひびきん!」

響「あ、亜美!真美!探したぞ!昨日また自分に嘘ついたな!『いぬ美が事務所でおねしょした』って、自分たちがお茶零したんだろ!?自分、いぬ美を叱ったら怒られてお尻噛まれたんだぞ!」

真「…」

44: 2015/12/05(土) 12:47:10.056 ID:HZ77ynH50.net
亜美「うあうあー!ばれたー!」

真美「ごめんね、ひびきん」

響「もう!今回だけだぞ!ん?それはそうと二人は何してるの?」

亜美「宿題!」

真美「でもわかんなくて・・・ひびきん、教えてよぉ!」

45: 2015/12/05(土) 12:48:02.702 ID:HZ77ynH50.net
響「あっ!律子から聞いたぞ!お前たちやよいに無理やりやらせたらしいな!」

亜美「無理やりじゃないよぉ!やよいっちがやりたいって・・・」

響「え?そうだったの?」

真「いや、そんなわけないだろ?」

46: 2015/12/05(土) 12:48:49.687 ID:HZ77ynH50.net
響「うぎゃー!もう!また自分を騙そうとして!そんなことするやつには教えてあげないぞ!」

真美「そんなぁ!」

真「真美!真美!」ヒソヒソ

真美「ん?どったのまこちん?」ヒソヒソ

48: 2015/12/05(土) 12:49:54.738 ID:HZ77ynH50.net
真「響だよ!響になら催眠術が効くよ!」ヒソヒソ

真美「え?でもひびきんって成績はいいから頭良くしても意味ないよ?」ヒソヒソ

真「そうじゃなくて、『亜美と真美に宿題を教える』ように催眠術をかけるんだよ」ヒソヒソ

真美「なるほど!」ヒソヒソ

50: 2015/12/05(土) 12:50:43.955 ID:HZ77ynH50.net
真美「ねえ、ひびきん!」

響「ん?なんだ?真美」

真美「あなたは段々眠くなってくるー・・・」

響「ん?なんだそれ?新しい遊びか?」

亜美「ま、真美!?」

51: 2015/12/05(土) 12:52:00.948 ID:HZ77ynH50.net
真美「あなたは段々眠くなってくるー・・・」

響「いや、だからなにしてるんだ?」

亜美「いくらひびきんでも流石に・・・」

真美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「ふにゃあ・・・なんだかねむくなってきたぞ・・・」

亜美「!?」

52: 2015/12/05(土) 12:53:05.863 ID:HZ77ynH50.net
真美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「う…うみゅう…」

真美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「zzz」

亜美「ほんとに眠っちゃった…」

真美「やったー!」

53: 2015/12/05(土) 12:54:09.398 ID:HZ77ynH50.net
亜美「あとは暗示をかけるだけなんだけど…」

真美「ほんとにかっかってるのかテスト!」

亜美「ひびきん?ひびきんは手を叩かれると目がさめて犬になるよ~」

56: 2015/12/05(土) 12:54:50.965 ID:HZ77ynH50.net
真美「3、2…1、はい!」パンッ

響 ビクンッ

響「う、うーん…」

真「ひ、響?」

響「わん?」

59: 2015/12/05(土) 12:55:53.957 ID:HZ77ynH50.net
亜美「うあうあー!」

真美「本当にかかっちゃった!?」

響「わんわん!くぅ~ん」スリスリ

真「うわぁ!ちょ、響ぃ!?」

響「あーうー?」コテン

60: 2015/12/05(土) 12:58:58.664 ID:HZ77ynH50.net
亜美「めっちゃ人懐っこいよ」ナデナデ

響「きゃふぅう♪」テレテレ

一方その頃、事務所の前では…

雪歩「た、例え真ちゃんや亜美ちゃんや真美ちゃんが、その…あっち系の人だったとしても友達は友達…友達は友達…友達は友達…だから受け入れなきゃ…受け入れなきゃ…」ブツブツブツブツ

61: 2015/12/05(土) 13:01:08.177 ID:HZ77ynH50.net
ガチャッ

雪歩「も、戻りま…」

真美「ここか?ここがいいんか?」ノドノシタゴロゴロ

雪歩 ガバッ

63: 2015/12/05(土) 13:02:45.619 ID:HZ77ynH50.net
雪歩(え!?何!?声しか聞こえないけどプレイ中!?プレイ中なの!?)

響「あんあん♪」

雪歩(いつの間にか相手が響ちゃんに代わってますぅ!)

64: 2015/12/05(土) 13:04:09.802 ID:HZ77ynH50.net
雪歩(え?なんで?さっきまでそんなそぶり…)

亜美「ひびきん、本当にいぬ美みたいだね」

雪歩(亜美ちゃん!?そんないやらしいセリフをどこで!?)

66: 2015/12/05(土) 13:04:45.471 ID:HZ77ynH50.net
響「はっはっはっはっ…」

真「ほら、亜美、真美、響がおねだりしてるよ?」

雪歩(真ちゃんもまだ居るの!?4P!?特殊すぎますぅ!)

67: 2015/12/05(土) 13:05:37.934 ID:HZ77ynH50.net
真美「そんなにおねだりしちゃって…もっと(なでなで)してほしいの?」

響「あぅぅん…」

雪歩「もう嫌ぁ!」

バタン

亜美「あれ?なんかゆきぴょんの声がしたような…」

真美「気のせいっしょー」

68: 2015/12/05(土) 13:06:29.501 ID:HZ77ynH50.net
真「そろそろ響の催眠を一旦解いてあげなよ」

亜美「それもそうだね…宿題教えてほしいだけだし」

響「くぅ~ん?」

真美「でもこの可愛いひびきんを戻すのはもったいない…」

69: 2015/12/05(土) 13:07:42.629 ID:HZ77ynH50.net
亜美「あ!じゃあさ、次は『ひびきんが最初に見た人を好きになる』ように催眠かけようよ!」

真美「あ、それいいね!そしたらイチャイチャしながら教えてもらえるもんね!」

71: 2015/12/05(土) 13:09:17.186 ID:HZ77ynH50.net
真「どうでもいいけどまずはこの催眠を解かないと…」

亜美「そうだね、えーっと、解き方は…っと」

真美「『催眠のオンオフは手を叩くことでできます』…お手軽だね」

72: 2015/12/05(土) 13:10:13.528 ID:HZ77ynH50.net
亜美「ほい!」パンッ

響 ビクンッ

響「わんわ…ん?なんだ?自分…」

真美「ほい!」パンッ

響 ビクンッ

響「わんわん!?」

亜美「なるほどね『暗示を上書きするまで同じ暗示がオンオフで切り替わります』か…」

74: 2015/12/05(土) 13:11:26.019 ID:HZ77ynH50.net
真「だから早く戻してあげなって!」パンッ

響 ビクンッ

響「う、う~ん…」

真「おはよう響」

響「あれ?自分何して…」

75: 2015/12/05(土) 13:13:44.140 ID:HZ77ynH50.net
亜美「ひびきん、さっきまで犬になってたんだよ」

響「は?どういうこと?」

真「実は…」

亜美「カクカク」

真美「シカジカ」

響「な、なんだってー!?」

76: 2015/12/05(土) 13:15:07.056 ID:HZ77ynH50.net
亜美「いやぁ、ひびきんは面白いくらいにかかってくれたよ」

響「それって自分が『バカで単純な人』だって言ってるのと同じだぞ!」

真「まぁ、そうだね…」

響「うぎゃー!もう!もう!否定しろよぉ!」

77: 2015/12/05(土) 13:16:00.904 ID:HZ77ynH50.net
真美「じゃあ次はねぇ…」

響「ふん!もうかからないぞ!」

亜美「えぇ?ひびきんはかかるよ」

響「かけられるってわかっててかかるわけないだろ!?」

真「僕もそう思いたいけど…」

78: 2015/12/05(土) 13:16:58.425 ID:HZ77ynH50.net
真美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「絶対眠くなんかならないぞ!」

亜美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「だから…眠くなんか…」

79: 2015/12/05(土) 13:17:42.668 ID:HZ77ynH50.net
真美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「眠く…なんか…」

亜美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「眠くなんか…なりたくない…のに…」

80: 2015/12/05(土) 13:18:38.650 ID:HZ77ynH50.net
真美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「く、くやしい…でも…」

亜美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「くっ…そぉ…」

82: 2015/12/05(土) 13:19:17.560 ID:HZ77ynH50.net
真美「あなたは段々眠くなってくるー…」

響「zzz…」

真「またかかっちゃったよ…」

83: 2015/12/05(土) 13:20:32.631 ID:HZ77ynH50.net
亜美「じゃあ暗示かけるね!」

真美「ほいきた!ひびきん?ひびきんはねぇ、手を叩いたら目を覚まして一番最初に見た人を好きになっちゃうんだよぉ?」

亜美「もうすんごく好きになっちゃうんだよぉ?」

85: 2015/12/05(土) 13:21:24.603 ID:HZ77ynH50.net
真美「3、2…1、はい!」パンッ

響「zzz…」

真美「あ、あれ?」

86: 2015/12/05(土) 13:22:02.768 ID:HZ77ynH50.net
亜美「3、2…1、はい!」パンッ

響「zzz…」

真美「はい!」パンッ

響「zzz…」

亜美「全然起きない…」

87: 2015/12/05(土) 13:22:41.574 ID:HZ77ynH50.net
真「ちょ、ちょっとこれ大丈夫なの?」

真美「ま、まぁ目が覚めないだけだし…」

真「でもこのまま目を覚まさなかったら…」

響「zzz…」

亜美真美「「…」」

88: 2015/12/05(土) 13:24:05.206 ID:HZ77ynH50.net
真「ぼ、僕知ーらない!」ダッ

亜美「あ!まこちんずるいよぉ!亜美も知らない!」ダッ

真美「ちょ、待ってよ、亜美ぃ!」ダッ

響「zzz…」

89: 2015/12/05(土) 13:24:54.797 ID:HZ77ynH50.net
しばらくして…

雪歩「はぁ…流石にもうしてないよね?」

ガチャッ

雪歩「ただいま戻りましたぁ…」

響「zzz…」

雪歩「あ、響ちゃんが寝てる…」

90: 2015/12/05(土) 13:26:46.167 ID:HZ77ynH50.net
響「zzz…」

雪歩「服は…ちゃんとしてるけど…あの3人、ヤるだけヤって響ちゃんをそのままなんて…酷いですぅ!」

響「んっ…うーん…」

雪歩「あ、響ちゃん!起きちゃった?」

91: 2015/12/05(土) 13:27:30.725 ID:HZ77ynH50.net
響「うーん…痛たたた…(いぬ美に噛まれた)お尻が…」

雪歩(お、お尻!?そんな特殊なプレイまで…)

響「ん?雪…歩…?」ポ-ッ

雪歩「う、うん、そうだよ?」

響 キュンッ

92: 2015/12/05(土) 13:29:34.788 ID:HZ77ynH50.net
響(な、なんだ!?雪歩が…なんか可愛く…)

雪歩「大丈夫?ボーッとしてるけど…」

響「ん?あ、あぁぁ、うん、大丈夫!大丈夫!」アセアセ

響(自分は何考えてるんだ!雪歩が可愛いのはいつものことで…ん?…いつも…可愛い…?)

響「な、なんだ?この気持ちは…」ブツブツ

94: 2015/12/05(土) 13:30:25.846 ID:HZ77ynH50.net
雪歩(やっぱりあんなことがあった後だもんね…必氏に隠してるけど、動揺してる…傷ついて…はっ!ひょっとして無理やりだったのかも!?)

雪歩「響ちゃん!大丈夫!?」ガシッ

響「ぬ、ぬひゃぁぁぁぁあ!?」ビクッ

雪歩「あ、ご、ごめんね…」

95: 2015/12/05(土) 13:31:45.984 ID:HZ77ynH50.net
響(ゆ、雪歩!?積極的過ぎるぞ!?…ってこれじゃ自分が雪歩のこと好きみたいに…あ、そうか…自分…雪歩のことが…)

雪歩(そ、そうだよね…無理やりされた後だったら女の人が怖くてもしょうがないよね…そんなことも分からなかったなんて…)

97: 2015/12/05(土) 13:32:22.120 ID:HZ77ynH50.net
響「ゆ、雪歩ぉ…」

雪歩「ど、どうしたの?響ちゃん…」

響「じ、自分…こんなに人を好きになったの初めてだぞ…」

雪歩「え?」

雪歩(えぇぇぇぇぇ!? ひ、 響ちゃん目覚めちゃったの!?無理やりされたのがきっかけで目覚めちゃったの!?目覚めたら目覚めちゃってたの!?)

98: 2015/12/05(土) 13:33:17.701 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「だ、誰のこと?」

響「そ、そんな…(本人の前でなんて)恥ずかしくて言えないぞ…」

雪歩「やっぱり…」

雪歩(女の子同士だもんね…)

99: 2015/12/05(土) 13:34:15.302 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「じゃあどんな人かだけでも教えて?ね?」

響「う、うぅ…か、可愛くて…美人で…だけど芯がある強い人さー…」

雪歩(あの3人の中だと…真ちゃんだ!)

101: 2015/12/05(土) 13:34:56.718 ID:HZ77ynH50.net
響「だ、だから!雪歩、自分と…」

雪歩「任せて!響ちゃん!」

響「へ?」

雪歩「私があの3人を探して、話をつけてくる!」

響「3人?話?」

102: 2015/12/05(土) 13:35:43.411 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「やっぱり…責任は取らないといけないと思うし…私…相手が真ちゃんでも、間違ってることは間違ってるって言わないといけないと思うから!」

響「責任?真?間違ってる?」

雪歩「いや…むしろ友だちだからこそ…私、言わなくちゃ!ちょっと待っててね?響ちゃん!」ダッ

103: 2015/12/05(土) 13:36:42.349 ID:HZ77ynH50.net
響「ちょ…雪歩!雪歩!」

バタン

響「行っちゃったぞ…」

104: 2015/12/05(土) 13:38:19.166 ID:HZ77ynH50.net
響「は!?ちょっと待って…ひょっとして雪歩に自分の気持ち…伝わってないんじゃ…」

響「だ、だったら追いかけなくちゃ…」

ガチャッ

真「ただいま…って響!?大丈夫だった?」

響「何が?」

105: 2015/12/05(土) 13:39:49.045 ID:HZ77ynH50.net
真「ごめんね…僕も調子に乗りすぎちゃって…」

響「もう、自分急いでるから!わけわかんないこと言わないでよ!」ダッ

真「ちょ、わけわかんないことって…」

バタン

真「行っちゃった…」

106: 2015/12/05(土) 13:39:57.040 ID:HZ77ynH50.net
真「ごめんね…僕も調子に乗りすぎちゃって…」

響「もう、自分急いでるから!わけわかんないこと言わないでよ!」ダッ

真「ちょ、わけわかんないことって…」

バタン

真「行っちゃった…」

107: 2015/12/05(土) 13:40:55.415 ID:HZ77ynH50.net
真「ちぇっ…なんだよ…せっかく謝ろうとしたのに…」

ガチャッ

亜美「あ!」

真美「まこちん発見!」

109: 2015/12/05(土) 13:41:39.684 ID:HZ77ynH50.net
真「あ、亜美、真美おかえり」

亜美「もう!おかえりじゃないよぉ!」

真美「まこちんだけ逃げるなんて酷いよぉ!」

真「酷いも何も、亜美と真美だって逃げたじゃないか…」

111: 2015/12/05(土) 13:42:44.314 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「ふぅ…あの3人、どこにいるのかな…事務所まで戻ってきちゃった…」

ガチャッ

亜美「まこちんだってひびきんで楽しんでたくせにー!」

雪歩「!?」

112: 2015/12/05(土) 13:43:44.747 ID:HZ77ynH50.net
真美「やるだけやってそのまんまなんてズルいよぉ!」

雪歩(やっぱり…無理やりだったんだ…)

真「言い出しっぺは亜美達だろ…」

雪歩(真ちゃん…いつの間にそんな人になっちゃったの?私…悲しいよ…)

114: 2015/12/05(土) 13:44:30.422 ID:HZ77ynH50.net
亜美「それはそうとさ、ひびきんにやったから亜美達コツ掴んだんだよね!」

真美「まこちん!もっかいやらせてよ!」

雪歩「いい加減にして!」

115: 2015/12/05(土) 13:45:03.379 ID:HZ77ynH50.net
亜美「へ?」

真美「あ!」

真「雪歩!どうしたの?」

雪歩「どうしたもこうしたもないよ!」

116: 2015/12/05(土) 13:45:47.073 ID:HZ77ynH50.net
ガチャッ

響「ゆ、雪歩!やっと見つけたぞ!」

亜美「あ、ひびきん!」

真美「大丈夫だった?」

雪歩「自分たちがヤッたんでしょ!」バンッ

117: 2015/12/05(土) 13:46:36.188 ID:HZ77ynH50.net
真「雪歩?どうしたのさ?」

響「ゆ、雪歩、自分の話を…」

雪歩「響ちゃん…大丈夫…私に任せて?ね?」

響「あ、あのぉ…」

118: 2015/12/05(土) 13:47:34.320 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「真ちゃん…亜美ちゃん…真美ちゃん…私ね、ちょっと…やっぱりおかしいと思う…」

亜美「ん?」

真美「何が?」

119: 2015/12/05(土) 13:48:16.664 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「3人とも何してるの!?私ね?あれから色々考えて…3人の…そういう人の気持ちとか…理解したつもりだった…たとえ3人がそうだったとしても…友だちで…友だちでいようと…思ってた…」ポロポロ

亜美「ゆ、ゆきぴょん…」

亜美(なんで泣いてるの?)

120: 2015/12/05(土) 13:49:21.177 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「でも、こんなになっちゃったら無理だよ!特に真ちゃん!」

真「ぼ、僕!?」

響「あ、あの…」

雪歩「響ちゃん、たとえ好きでもこういうことは言わなきゃダメだよ!」

121: 2015/12/05(土) 13:49:57.921 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「真ちゃん?真ちゃんがやってるのはれっきとした二股…いや、三股だよ!それも、こんな身近な…女友達同士の…」

真「三股?」

雪歩「このままじゃ響ちゃんがかわいそうだよ!」

真美「ゆきぴょん何言ってるの?」

122: 2015/12/05(土) 13:50:38.508 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「亜美ちゃんと真美ちゃんもだよ!もっと自分を大切にしないとダメ!」

亜美「うあうあー!」

真美「意味わかんないよぉ!」

123: 2015/12/05(土) 13:51:35.113 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「とりあえず真ちゃん!響ちゃん、亜美ちゃん、真美ちゃんの誰にするかちゃんと決めて!」

真「え?僕が決めるの?」

雪歩「当たり前でしょ!?他に誰が決めるの!」

124: 2015/12/05(土) 13:52:06.080 ID:HZ77ynH50.net
真「(亜美と真美の宿題の話なんだから)僕以外で決めた方がいいと思うけど…」

雪歩「何なの!?何でそんなにモテモテ気取ってるの!?」

真「ど、どういうこと?」

126: 2015/12/05(土) 13:52:54.274 ID:HZ77ynH50.net
響「ゆ、雪歩…」

雪歩「大丈夫…もうすぐ終わるからね?怖くないよ?響ちゃん…」ギュッ

響「ふわぁ…」

雪歩「ほら、3.2…1で決めてよ?」

127: 2015/12/05(土) 13:54:22.523 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「3.2…1、はい!」パンッ

響 ビクンッ

響「あ、あれ?自分何して…」

真「う~ん…」

雪歩「もう!決めてって言ったでしょ!」

真「じゃ、じゃあ響で…」

128: 2015/12/05(土) 13:55:02.449 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「はい、決まり!亜美ちゃんも真美ちゃんもそれでいいね?」

亜美「まぁね…」

真美「最初からその(ひびきんに宿題教えてもらう)つもりだったしね…」

雪歩「ほら、響ちゃん、良かったね…これで真ちゃんと結ばれるよ?」

響「え?何?何が?」

雪歩「もう、ここまできて照れなくても…」

129: 2015/12/05(土) 13:56:21.104 ID:HZ77ynH50.net
真「ちょっと待って、雪歩…なんで響を僕に近づけるの?」

亜美「そうだよぉ!」

真美「ひびきんは(真美たちに宿題教えるんだから)真美たちに…」

雪歩「もう!響ちゃんは真ちゃんとでしょ!きっぱり諦めなさい!」

131: 2015/12/05(土) 13:57:16.705 ID:HZ77ynH50.net
亜美「へ?」

真美「まこちんも(宿題)するの?」

雪歩「また、そんないやらしいことを…ま、まぁ2人は私が相手を…しょ、しょうがなくだからね!?2人が…その…」

亜美「ゆきぴょんが(宿題一緒に)やってくれるの?」

真美「ならまぁ…」

133: 2015/12/05(土) 13:58:14.693 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「じゃ、じゃあ後で私の家に…」

亜美「はーい」

真美「りょーかーい」

真「え?じゃあ僕と響はなんなの?」

134: 2015/12/05(土) 13:58:49.248 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「もう…真ちゃんも照れなくてもいいのに…私…真ちゃんがそうでも別に軽蔑したりしないよ?」

響「真?雪歩に何か軽蔑されるようなことしたのか?」ヒソヒソ

真「それが全然わからなくて…」ヒソヒソ

136: 2015/12/05(土) 13:59:29.180 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「あ、あのぉ…」

響「ん?」

雪歩「ふ、2人がヤるところ…見せてもらってもいい?」

真「は?」

137: 2015/12/05(土) 14:00:32.266 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「ち、違うよ!?べ、別に興味があるわけじゃないけどあああ亜美ちゃんと真美ちゃんにヤってあげる時に間違ってたら困るから…それだけだから!」

真「何をするの?」

雪歩「またまた…とぼけちゃって…」

響「?」

138: 2015/12/05(土) 14:01:23.712 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「ほら、響ちゃんも、せっかく結ばれたんだから、遠慮しなくていいんだよ?」

亜美「さっきからゆきぴょん、ちょいちょい『結ばれる』って言ってるけど何が?」ヒソヒソ

真美「わかんない」ヒソヒソ

響「自分もなんのことか…」

140: 2015/12/05(土) 14:01:59.454 ID:HZ77ynH50.net
雪歩「ほらほら、ちゃんと真ちゃんの方を向いて…」グイッ

響「うわぁ!?ちょ、雪歩ぉ!」

雪歩「ほら、3.2…1、はい!」パンッ

響 ビクンッ

142: 2015/12/05(土) 14:02:41.769 ID:HZ77ynH50.net
真「だから何を…」

響「真…」

真「ん?どうしたのひび…」

響「真ぉぉぉお!」ガバッ

真「え、ちょ!?響ぃぃぃ!?ふ、服まくらないでよ!」

亜美真美 ポカ-ン

144: 2015/12/05(土) 14:04:49.466 ID:HZ77ynH50.net
亜美「な、何あれ…」

真美「ひびきんどうしちゃったの…?」

雪歩「大丈夫…私も…頑張るから…そ、その…2人のお尻も…」

亜美真美「「は?」」

145: 2015/12/05(土) 14:05:36.738 ID:HZ77ynH50.net
真「あっ…そ、そこは本当に…」

雪歩「あ、ふーん…なるほど…そうやって…フヒッ…」

真「見てないで助けてよぉぉぉ!?」

響「真ぉぉぉお!!好きだぁぁぁぁあ!!」

真「ひぃやぁぁぁぁあ!?」

終わり

146: 2015/12/05(土) 14:06:35.207 ID:V2x5cgP6d.net
もっと読みたかったけど乙

155: 2015/12/05(土) 14:30:14.320 ID:HZ77ynH50.net
言い忘れましたが、元ネタはバナナマンとおぎやはぎのコントです

引用元: 亜美「あなたは段々…」真美「眠くなってくるー」