248:◆m1/9P3R/Ihfa 2013/07/15(月) 09:21:03.35 ID:y2AcX/Iv0
番外編

モバP「机にサイズぴったりのシャツとネクタイが置かれてた…」

ケース1・古澤頼子の場合

モバP「…おかげでちひろさんに怒られずに済んだけど」

モバP「何だか、気味悪いな…一体誰が」

??「……」ダッ

モバP「今のは…頼子……?」

モバP「まさか…追いかけないと」


モバP「終電が無くなった…」シリーズ



249: 2013/07/15(月) 09:21:36.68 ID:y2AcX/Iv0
・・・

頼子「そう…だよね、気味悪いよね…」

モバP「頼子…だったんだな」

頼子「……はい」

モバP「そのさっきはゴメンな……」

頼子「…はい、Pさん、最近…お仕事遅いから」

250: 2013/07/15(月) 09:22:06.56 ID:y2AcX/Iv0
頼子「ちひろさんに…怒られてるのも…私達のために頑張ってくれてるから…」

頼子「着替えに戻れる時間が…無い時に…って思って……」

モバP「そうか、ありがとうな、でも直接渡してくれれば…」

頼子「…だって…そ、そんな事……私には……」

モバP「……(だいぶ、前向きになったけど、こういうとこはそのままか)」

モバP「(頼子もしっかりしてるようで、…手が掛かるとこもあるか、ふふ)」

251: 2013/07/15(月) 09:22:37.04 ID:y2AcX/Iv0
頼子「Pさん………えっ」

モバP「ありがとう、頼子……」ナデナデ

頼子「うん……」ポッ

モバP「嬉しいよ、でもアイドルとしてやりたい事はちゃんと出来ないとダメだぞ」

頼子「はい(でも…もうちょっと大人…扱いして欲しいな…)」

ちひろ「お疲れ様です…あれ、Pさん、そのネクタイいいですね」

252: 2013/07/15(月) 09:23:04.65 ID:y2AcX/Iv0
ちひろ「あ、頼子ちゃんのカチューシャとお揃いの色じゃないですか」

ちひろ「もしかして、二人で買いに行ったんですか?なーんて」

モバP「あはは、ええ、ありがとうございます」

頼子「たまたま…ですよ……ねぇ」

モバP「ははは(前言撤回…けっこう大胆だな)」

頼子「……ふふ」

253: 2013/07/15(月) 09:23:35.15 ID:y2AcX/Iv0
モバP「はは(お揃いか…何だか……ははは)」

モバP「貰いっぱなしはダメだな…今度お礼するよ」

頼子「じ、じゃあ、Pさん、今度のお休みは、美術館に…その、デ、デート…」

モバP「ああ、すぐには出来ないかもしれないけど、近くな」

頼子「うん…(Pさん、少しずつ…ね…)」

モバP「(そういえば、サイズはどうしてわかったんだ…うーん)」

おしまい

254: 2013/07/15(月) 09:24:04.21 ID:y2AcX/Iv0
ケース2・佐久間まゆの場合

モバP「…おかげでちひろさんに怒られずに済んだけど」

モバP「何だか、気味悪いな…一体誰が」

まゆ「まゆですよぉ」

モバP「うわぁっ…ま、まゆか…ど、どうしたんだ」

まゆ「Pさんがネクタイ、誰からって言ってから…」

255: 2013/07/15(月) 09:24:36.09 ID:y2AcX/Iv0
モバP「もしかして、これまゆが置いてくれたのか?」

まゆ「はい、そうですよぉ」

モバP「そ、そうか、ありがとな…でも言ってくれれば」

まゆ「…Pさんなら私って気づいてくれると思ってましたぁ」

モバP「ああ、すまないな…」



256: 2013/07/15(月) 09:25:08.45 ID:y2AcX/Iv0
まゆ「いいですよ、それにお揃いなんですよ…」

まゆ「ほら、今日のまゆのリボンの色と…」

モバP「ああ、ホントだ、さすが、まゆだな

モバP「さりげなくて、センスいいよ、うん」

モバP「(でも、何か引っかかるんだよな…そう、何でぴったりなんだ)」

まゆ「…うふふ、まゆはPさんの事なら何でも知ってるんですよぉ」

257: 2013/07/15(月) 09:25:39.23 ID:y2AcX/Iv0
モバP「そ、そうか、今度、お礼するよ」

まゆ「いえ、いいんです、でも、時々そのネクタイ締めてくれると…」

モバP「ああ、そうだな、せっかく、まゆから貰ったんだから大切にするよ」

まゆ「そうですよぉ、私だと思ってくださいね」

モバP「そうか、はは」

258: 2013/07/15(月) 09:26:07.50 ID:y2AcX/Iv0
まゆ「これで、皆さん、少しは…」

モバP「うん?どうしたんだ、まゆ」

まゆ「いえ、何でもないですよ」

モバP「さ、そろそろ、仕事だから行かないとな」

まゆ「はい、まゆの準備もばっちりです」

259: 2013/07/15(月) 09:26:36.85 ID:y2AcX/Iv0
モバP「よし、今日もよろしくな、まゆ」

まゆ「はい…(Pさん…私の運命の人…)」

まゆ「(他の事務所の子を相手にするのは仕方がないけれど…)」

まゆ「(今日だけは、今だけは、私だけを見て…)」

おしまい

260: 2013/07/15(月) 09:27:05.91 ID:y2AcX/Iv0
ケース3・千川ちひろの場合

モバP「…おかげでちひろさんに怒られずに済んだけど」

モバP「何だか、気味悪いな…一体誰が」

ちひろ「私ですよ、Pさん」

モバP「え、ちひろさんだったんですか?」

ちひろ「そうですよ、最近Pさん夜遅いみたいだから…」

261: 2013/07/15(月) 09:27:36.48 ID:y2AcX/Iv0
ちひろ「着替える時間無い日もあるだろうって置いておいたんです」

モバP「あ、ありがとうございます…あ、今日もバレてました…」

ちひろ「バレてます…もう…、でもアイドルの子たちのためなんですよね」

モバP「え、ええ、それはもちろん」

ちひろ「じゃあ、いいです…、私だってPさんを責めたいわけじゃないんですから」

ちひろ「でも、事務所の事を思って」

262: 2013/07/15(月) 09:28:05.40 ID:y2AcX/Iv0
ちひろ「鬼、悪魔、ちひろって呼ばれるような事もしてるんです」

モバP「すみません、俺が不甲斐ないばかりに…(知ってたんだ…)」

ちひろ「うふふ、私はPさんが頑張ってるの、よくわかってますから」

モバP「ありがとうございます、ちひろさん」

ちひろ「もう少し、くだけてくれても良いかなーって」

263: 2013/07/15(月) 09:28:36.10 ID:y2AcX/Iv0
ちひろ「それとネクタイの柄…何か気づきません」

モバP「え、素敵なネクタイだと思いますけど…」

ちひろ「もうっ…いいです(私のシュシュとお揃いにしてみたんだけどなぁ)」

モバP「な、何かお礼しますから、それで許してください」

ちひろ「じゃあ、皆をトップアイドルにして、事務所も大きくして」

ちひろ「それから、私もずっとそばにいさせてくださいね」

264: 2013/07/15(月) 09:30:03.00 ID:y2AcX/Iv0
モバP「はい、もちろんです」

ちひろ「ええ、じゃあよろしくお願いしますね」

ちひろ「(トップアイドルって言葉に反応したんでしょうけど…)」

ちひろ「(責任はとってもらいますよ、Pさん)

ちひろ「それまで、アイドルとのスキャンダルはだめですよ」

モバP「え、はは…ははは」

おしまい

265: 2013/07/15(月) 09:33:10.89 ID:y2AcX/Iv0
番外編:モバP「机にサイズぴったりのシャツとネクタイが置かれてた…」
を投下いたしました
以前の黒川さんパートからの続きになりますが
どのルートに進んだかはご想像にお任せします
面子は頼子さん、まゆ、ちひろさんです
全部でも個人的にはありかなと

引用: モバP「終電が無くなった…」