649: 2013/04/10(水) 00:31:22.47 ID:KuCS+/GY0


前回の犠牲者はコチラ


ちひろ「次の犠せ・・・アイドルはこちらです!どうぞ!」

菜々「今犠牲って言いましたか!?」

P「あぁ、どうも安部さん」

菜々「や、やだなー、ナナって呼んで下さいよぉ」

P「ははは。まさか年上を呼び捨てにするような教育は受けてませんから」

菜々「ナナは17歳です!何回言えば分かるんですか!」

P「いやぁ、安部さんもここに勤めて長いですし、もういいっかなぁって」

菜々「勘弁してくださいよ!そうでなくても最近、一部の察しの良い子は気付き始めてるんですから!」

ちひろ「あ、ネット評見ます?察しの良い大きい子達の間では専ら」

菜々「聞きたくない!聞きたくないです!!」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(1) (電撃コミックスEX)
655: 2013/04/10(水) 00:36:40.85 ID:KuCS+/GY0
菜々「それよりも、こんな場所に呼び出した理由を教えて下さいよ。なんですか、この大仰なプロジェクターは」

ちひろ「んー、それはまぁ、見てもらった方が早いですかね?プロデューサーさん、お願いします」

P「はーい。じゃあほら安部さんも座って座って」

菜々「ナナです!!」

P「はいはい」


P『3!』

ちひろ『2!』

ちひろ・P『1!・・・どっかーん!なぜなにウサミンの時間だよ☆』

菜々「」

659: 2013/04/10(水) 00:42:04.89 ID:KuCS+/GY0
菜々「え・・・何ですかこれは」

P「懐かしいでしょう?」

菜々「えぇまあ、ナナが学生の頃に放送してまし・・・ハッ!?」

P「」ニヤッ

菜々「ナ、ナナの年齢の話はいいんです!それより何なんですか、これは!?」

ちひろ「まぁまぁ続きどうぞ」

P『おねぇさんおねぇさん!今日は何のお話をするの?』

ちひろ『うふふ。今日はねぇ、ウサミン星についてお勉強しちゃうよ!』

P『わぁい!P、とっても楽しみ!』

菜々「・・・恥ずかしくなかったんですか?ていうか、なんでプロデューサーさんが着ぐるみの方なんですか?」

P「・・・深夜だったんだ。あと、たまたま鈴帆のお古があったんだよ」

菜々「ちひろさんも、あのキャラはちょっと・・・」

ちひろ「・・・深夜だったんですよ」

666: 2013/04/10(水) 00:47:24.65 ID:KuCS+/GY0
P「えぇい、シャラップ!悪のウサミン星人め、覚悟しろ!」

菜々「ナナはプロデューサーさんのキャラがわかりません・・・」

ちひろ『それじゃあPくん。この画面を見てみよっか!』

P『わぁ、きったねぇお部屋!なぁに、ここ?』

菜々「え?こ、これ、ナナの」

P「ほほぅ?ずいぶんと小汚いんだなぁ、ウサミン星ってやつはぁ?」

菜々「・・・ハッ」

菜々「ナ、ナナの、そう、ナナのお部屋に置いてあるのとおんなじ家具があります!やだなにすっごい偶然ですね!」

ちひろ「ははぁ、そうですよね。家具はそうやって言い逃れできますよねぇ」ニタニタ

菜々「えっ」

672: 2013/04/10(水) 00:53:07.99 ID:KuCS+/GY0
P『見て見ておねぇさん!ドテラを着て、酒瓶持ってぶっ倒れてる人がいるよ!誰だろう?』

ちひろ『あら本当!とても良く眠っているわね♪ちょっとズームしてみましょう♪』

菜々「えっえっ、あっ、やっ、と、止めっ」

P「え?何でですか?何か問題ありました?」

菜々「だ、だって、これ、あれ?でも、いや、ん?」

ちひろ「あ、とか何とか言ってる間にズームし終わってますねー」

菜々「嫌あああああああだめええええええええええ!!」

674: 2013/04/10(水) 00:57:05.59 ID:KuCS+/GY0
P『わぁ!ねぇねぇちひろさ・・・おねぇさん!P、この人見覚えがあるよ!』

ちひろ『そうねぇ。おねぇさんも、何だか毎日見ている気がします!』

P・ちひろ『『・・・気のせいかなー』』ニタニタ

菜々「」

ちひろ「はい、ちょっと休憩いれましょっか」

P「お疲れ様、菜々。スタドリ飲むか?」

菜々「」

P「菜々?」

菜々「ふぇっ?あ、済みません、ちょっとびっくり・・・じゃない!何やってんですか、あなた達は!?」

682: 2013/04/10(水) 01:02:47.30 ID:KuCS+/GY0
P「えぇ、つまりはですね・・・こういう企画なんですよ」スッ

ちひろ「題して!『アイドルの私生活、丸裸にしちゃうぞ☆一斉捜査スペシャル!』」

菜々「・・・済みません、ちょっと頭痛が」

P「栄養補給でもするか?フェスの残りで良ければ豪華お弁当あるけど」

菜々「」イラッ

ちひろ「はい、というわけですっかり元気になったようですから、次行きましょうか!」

菜々「はい!?まだやるんですか!?」

P「だからほら、休憩だって言ったじゃん」

菜々「えぇー・・・」

689: 2013/04/10(水) 01:06:24.29 ID:KuCS+/GY0
菜々「・・・・・・」ブッスー

P「まぁまぁ、他の人には見せないからさ。ほらエナドリ」

菜々「モノで釣ろうったって、そうはいきませんからね」ゴクゴク

P「あ、でも飲むんだな」


菜々『~♪』

ちひろ「あ、お風呂入るみたいですね」

菜々「ぶっふうううううううう!!」

P「ありがとうございます!ウサミンの聖水ありがとうございます!!(うわっ!何すんだよ、きたねぇな)」

菜々「・・・もう何もいえません」

693: 2013/04/10(水) 01:10:19.60 ID:KuCS+/GY0
菜々「って言うか、ちょっと待って下さい!まさかこれ、お風呂の中にまでカメラが!?」

ちひろ「あっはっは。やだなぁ、そんなわけないじゃないですか。常識的に」

P「我々にも紳士としての誇りがありますからね」キリッ

菜々「ナナ、このままこの事務所にいて大丈夫なんでしょうか」

菜々『さて、今日は何の湯にしようかな~』

P「おっ、入浴剤の選考に入りましたね」

菜々「うん、聞いちゃいませんね」

695: 2013/04/10(水) 01:15:01.05 ID:KuCS+/GY0
菜々『昨日は花の湯を使ったから・・・効果を考えれば・・・』

菜々『でも、月ごとの間隔で言えば・・・いや・・・それは早計かも・・・』

菜々『・・・・・・・・・』

ちひろ「なんか、すごい気迫ですね・・・」

P「えぇ。菜々の後ろにウサギの魔神が見えるようです」

菜々「そう言えば、あの腹立つ実況はなくなったんですね」

P「正直、あれを撮り終えた辺りで俺もちひろさんも限界だったんだ。だから・・・」

ちひろ「プロデューサーさん!菜々ちゃんに動きがありました!」

P「なぁにィ!どこだ!どこがどうなったんだチッヒ!」

菜々「あはは。さすがの菜々もそろそろキレますよ?」

697: 2013/04/10(水) 01:19:06.59 ID:KuCS+/GY0
菜々『・・・・・・・・・きき湯』スッ

菜々『・・・・・・・』

菜々『』フルフル

P・ちひろ「「あぁ~~~~~っ!」」

P「そっかぁ、きき湯は今日の気分じゃなかったかぁ・・・」

ちひろ「でも見て下さい、この菜々ちゃんの沈痛な面持ちを・・・!」

P「えぇ。これは、菜々をそういう方面でプロデュースする活路が見えたかもしれません!」

ちひろ「さすがはプロデューサーさん!」

P「当然です。Pですから」

菜々(あれ、何だろうこの、菜々のVTRのはずなのに菜々が仲間はずれみたいな感覚)

698: 2013/04/10(水) 01:22:39.21 ID:KuCS+/GY0
菜々『・・・・・・』

菜々『・・・よしっ』

P「お?おぉっ!?決めるのか、ついに決めるのか!?」

ちひろ「正直、この件に尺を使いすぎてるんです!さっさと決めちゃって下さいよ!」

菜々「あの、それならはなからこんな事しなきゃいいんじゃないかなーって」

P・ちひろ「「それはない」」

菜々「そうですか・・・」

菜々『今日のお風呂の共は、これだぁっ!!』

700: 2013/04/10(水) 01:27:25.21 ID:KuCS+/GY0
菜々『檜の香り!君に決めたぁ!』

P「やった!やりましたよ!」

ちひろ「えぇ!やりましたね、プロデューサーさん!」

菜々(あ、そう言えば今日雨降るって言ってたなぁ。洗濯物大丈夫かなぁ)

菜々『入浴剤を入れて、っと』

ちひろ「あ、脱衣所に入っちゃいましたね。ここからは音声のみでお楽しみ下さい」

菜々「あ、そこだけはちゃんと守ってくれて安心しました」

P「ははは、それは何というご褒美でしょうか?」

菜々「と思いましたけど、どうやらそれは間違いだったようですね」

701: 2013/04/10(水) 01:34:19.10 ID:KuCS+/GY0
菜々『ふふふふん♪ふふふふんふ~ん』チャパッ

ちひろ「なるほど、セーラームーンですか」

P「ちなみに、菜々はデッド・ムーン・サーカスでは誰が好きよ?」

菜々「セーラー戦士の誰かとかじゃなくてですか!?」

P「いやー、こういうディープは話のできる奴が菜々くらいしかいなくてさぁ」

菜々「ま、まぁ、そういう事なら?ナナが話し相手になってあげ」

菜々『・・・はぁ』

ちひろ「プロデューサーさん!菜々ちゃんが何か言いますよ!」

P「マジか!サンキューチッヒ!」

菜々「・・・プロデューサーさんのばか」

707: 2013/04/10(水) 01:41:55.13 ID:KuCS+/GY0
菜々『新田ちゃん、可愛かったなぁ。制服もすごく似合ってたし』

菜々『・・・若さ、かぁ』

菜々「は、はわわわわわわ」///

ちひろ「菜々ちゃん、やっぱり気にしてたのね・・・」グスッ

菜々「うぅ・・・だからもう止めて下さい!こんな」

P「そんな事なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!菜々ァァァァァァ!可愛い!お前は可愛いぞおおおおおおおお!」

菜々「えっ」

P「ごめんなああああああいっつも歳の事いじってごめんなあああああああああ!!お前がまさか、そんな」

P「まさかそんなに気にしてると思ってなかったんだよおおおおおおほんとごめんよおおおおおおおおお」

菜々「ぷ、プロデューサーさん・・・」///

P「お詫びにこれからはもっと一生懸命プロデュースするからなぁ!許してくれええええ!菜々アァァァァァァァァァ!!!」ポロポロ

菜々「あ、ちょ、そんな泣かなくっても」オロオロ

709: 2013/04/10(水) 01:47:02.44 ID:KuCS+/GY0
菜々「・・・それに、私うれしいです」

菜々「ちょっと流れは気に入りませんけど、プロデューサーさんに可愛いって言ってもらえて、すごくうれしいです」

菜々「えへへ・・・ナナも、本当は分かってるんです。自分の設定がキツイって」

菜々「永遠の17歳、なんて。笑っちゃいますよね」

菜々「今みたいに、一人で愚痴ることもよくあります」

菜々「最初の映像みたいに・・・あは、お酒の力を借りて」

菜々「でも、うん。大丈夫です。ナナは、もうちょっとだけ頑張れそうです」

菜々「その『もうちょっと』が、できるだけ長く続くように」

菜々「プロデューサーさん!これからも、プロデュース。お願いしますね!」


P「グスッ・・・え?ごめん菜々、今何か言った?」

菜々「はぁ?(威圧)」

715: 2013/04/10(水) 01:53:15.25 ID:KuCS+/GY0
P「」ボロッ

ちひろ「まぁつまり、こう言う事みたいですね」

ちひろ「プロデューサーさんが必氏に謝ってたのは画面に向けてであって」

ちひろ「菜々ちゃんの話は全然耳に入ってなかった、と」

菜々「ちひろさん、プロデューサーって変えられないんですか?」

ちひろ「こればっかりは私の権限じゃねぇ・・・」

菜々「~~~~~~ッ!!もう!もうもうもう!!プロデューサーさんなんか知りません!ふんっ!!」バタンッ

ちひろ「あ、待って菜々ちゃん!まだ流してない面白い映像が―――むぅ、聞く耳持たずですか」

ちひろ「・・・プロデューサーさん、あれはちょっとひどいんじゃないですか?」

P「ははは・・・いやぁ、面目ないです」

ちひろ「もう。しょうがないですから、もうちょっとだけ映像、続けますよ」

P「え?だって、菜々がいないんじゃあ」

ちひろ「まぁまぁ。ほら、顔を拭いて」

718: 2013/04/10(水) 01:56:39.79 ID:KuCS+/GY0
菜々『くあぁ・・・あふぅ』

P「寝室、ですか」

ちひろ「えぇ。そこかしこにワンカップが転がってるのは、まぁご愛嬌でしょう」

P「これを俺に見せてどうすると・・・」

ちひろ「しっ。静かに聞いて下さい」

P「・・・・・・」

菜々『はぁ。今日もお仕事、大変だったなぁ』

菜々『でも・・・』

菜々『・・・へへっ。アイドル楽しい。ヤバい・・・』

722: 2013/04/10(水) 02:00:05.09 ID:KuCS+/GY0
菜々『ファンも増えたし、お仕事も楽しくって・・・』

P「・・・」

菜々『ふあぁ、あ・・・うん。やっぱり、良かった』

P「ちひろさん。ちょっと俺、出てきます」

ちひろ「お礼はスタドリ10ダースで構いませんよ♪」

菜々『プロデューサーさんに、スカウトされて!』

P「安すぎるくらいですよっ!」ダッ

725: 2013/04/10(水) 02:02:46.46 ID:KuCS+/GY0
ちひろ「・・・行っちゃいましたかー」

ちひろ「許してもらえればいいですけどねぇ、プロデューサーさん」

ちひろ「・・・・・・許してもらえないわけないかぁ」

ちひろ「あーあっ!」







ちひろ「さっさとくっついちゃえばいいのになぁ、あの二人」

726: 2013/04/10(水) 02:04:55.74 ID:KuCS+/GY0
おわり感謝

二本連続即興とか脳汁沸く
ウサミン星の僕の母星です(錯乱)

727: 2013/04/10(水) 02:05:23.38 ID:usLQE9UNP
サンキュー、チッヒ

728: 2013/04/10(水) 02:05:28.63 ID:E8IqVKGl0

アナベベさんは17歳!

729: 2013/04/10(水) 02:06:06.32 ID:oIU82idrO
ウサミン星より愛を込めて乙

引用: モバP「アイドルの自宅にカメラを設置してプライベートを観察?」