1: 2016/03/01(火) 22:27:45.43 ID:D5DbJ1tS.net
穂乃果「にこちゃんの雨」の続編になります。
2: 2016/03/01(火) 22:28:33.79 ID:D5DbJ1tS.net
穂乃果「にーこちゃーん!!」
にこ「……おはよう」
穂乃果「おはよう!今日もいい天気だねーっ!!」
にこ「どこがよ。最悪な天気よ。今にも崩れそうよ」
穂乃果「うぅ……怒涛のツッコミ……」
にこ「それ」ユビサシ
穂乃果「それ?」
穂乃果「……これ?」ヒョイ
にこ「随分いい色の傘ね」
穂乃果「うん!ピンク色!可愛いよね♪ほのかのお気に入りなんだー!」
にこ「まぁ、色はこの際おいておくわ」
穂乃果「置いとかれちゃった……」シュン
にこ「そんなことでしょげないでよっ!」
穂乃果「せっかくにこちゃん色なのに……」
にこ「なっ……!///」
穂乃果「……」クルクル
にこ「だ、だからそういうことを平気で言うなっ!このあほのか!///」
穂乃果「むー……」
にこ「……おはよう」
穂乃果「おはよう!今日もいい天気だねーっ!!」
にこ「どこがよ。最悪な天気よ。今にも崩れそうよ」
穂乃果「うぅ……怒涛のツッコミ……」
にこ「それ」ユビサシ
穂乃果「それ?」
穂乃果「……これ?」ヒョイ
にこ「随分いい色の傘ね」
穂乃果「うん!ピンク色!可愛いよね♪ほのかのお気に入りなんだー!」
にこ「まぁ、色はこの際おいておくわ」
穂乃果「置いとかれちゃった……」シュン
にこ「そんなことでしょげないでよっ!」
穂乃果「せっかくにこちゃん色なのに……」
にこ「なっ……!///」
穂乃果「……」クルクル
にこ「だ、だからそういうことを平気で言うなっ!このあほのか!///」
穂乃果「むー……」
3: 2016/03/01(火) 22:29:30.00 ID:D5DbJ1tS.net
にこ「と、とにかく!私が言いたいことはそんなことじゃなくて!」
にこ「なんで傘持ってるのに、いい天気なんてのたまっているのかってことを言いたいのよ!」
穂乃果「?」キョトン
にこ「不思議そうな顔をするな!」
穂乃果「いやー、だって、せっかくにこちゃん色の空なんだもん。いい天気だなって思っちゃうよー」
にこ「な、なによにこちゃん色って……」
穂乃果「雨の日はにこちゃんのこと考えちゃうから、にこちゃん色!」
にこ「~~!!///」ボン
穂乃果「あ、にこちゃん真っ赤」
にこ「バ、バカじゃないの!?天然もここまでくると救えないわね!!」
穂乃果「えー……そうかなぁ?」
にこ「だから!雨は嫌な思い出があるって言ったでしょ!」
穂乃果「だから、それは穂乃果が」
にこ「そう簡単にアンタの記憶で上書きできるかっ!このあほのか!!」タタタ…!
穂乃果「あー!待ってよーにこちゃーん!!」タタタ…!
ゴロゴロ……
にこ「なんで傘持ってるのに、いい天気なんてのたまっているのかってことを言いたいのよ!」
穂乃果「?」キョトン
にこ「不思議そうな顔をするな!」
穂乃果「いやー、だって、せっかくにこちゃん色の空なんだもん。いい天気だなって思っちゃうよー」
にこ「な、なによにこちゃん色って……」
穂乃果「雨の日はにこちゃんのこと考えちゃうから、にこちゃん色!」
にこ「~~!!///」ボン
穂乃果「あ、にこちゃん真っ赤」
にこ「バ、バカじゃないの!?天然もここまでくると救えないわね!!」
穂乃果「えー……そうかなぁ?」
にこ「だから!雨は嫌な思い出があるって言ったでしょ!」
穂乃果「だから、それは穂乃果が」
にこ「そう簡単にアンタの記憶で上書きできるかっ!このあほのか!!」タタタ…!
穂乃果「あー!待ってよーにこちゃーん!!」タタタ…!
ゴロゴロ……
4: 2016/03/01(火) 22:30:30.76 ID:D5DbJ1tS.net
--------------------------------------
------------------
キーンコーンカーンコーン
にこ(……はぁ)
にこ(……やっぱり、雨、降りそう……)
にこ(……)
にこ(……どうしても、雨の時だけは……)
にこ(気分の落ち込みを避けられない……わね)
穂乃果『ほのかは……少しでもにこちゃんの雨を、優しい景色にしてあげたいな』
にこ(~~~///)
にこ(わ、私ってば、な、何を思い出してるのよ!)
にこ(全く……!あのバカには困ったもんだわ……!///)
にこ(……///)
ゴロゴロ……
にこ(……)
にこ(いくらあいつが凄いやつでも、そう簡単にこの記憶は……)
------------------
キーンコーンカーンコーン
にこ(……はぁ)
にこ(……やっぱり、雨、降りそう……)
にこ(……)
にこ(……どうしても、雨の時だけは……)
にこ(気分の落ち込みを避けられない……わね)
穂乃果『ほのかは……少しでもにこちゃんの雨を、優しい景色にしてあげたいな』
にこ(~~~///)
にこ(わ、私ってば、な、何を思い出してるのよ!)
にこ(全く……!あのバカには困ったもんだわ……!///)
にこ(……///)
ゴロゴロ……
にこ(……)
にこ(いくらあいつが凄いやつでも、そう簡単にこの記憶は……)
7: 2016/03/01(火) 22:32:04.17 ID:D5DbJ1tS.net
希「にこっちー」ヒョコ
にこ「……希。何しに来たのよ」ギロ
希「おお、こわー。雨の日のにこっちは怖さ30%増しやんなー」
にこ「……そこまでわかってるアンタが、このにこに何の用よ」
希「別にー?ただ、にこっちの表情がいつもと違うな―思って」
にこ「……何よ、それ」
希「なんか、いいことあったんと違うん?」ニシシ
にこ「ないわよ、別に」
希「本当かなー?」
にこ「ないったら……!」
希「まぁまぁ、怒ってもいいことないでー」
にこ「あんたが怒らせてるんでしょ!!」
希「ごめんごめん」
にこ「ったく……」
希「……でも」
にこ「?」
希「にこっちの色が、変わって来てるんよ」
にこ「……希。何しに来たのよ」ギロ
希「おお、こわー。雨の日のにこっちは怖さ30%増しやんなー」
にこ「……そこまでわかってるアンタが、このにこに何の用よ」
希「別にー?ただ、にこっちの表情がいつもと違うな―思って」
にこ「……何よ、それ」
希「なんか、いいことあったんと違うん?」ニシシ
にこ「ないわよ、別に」
希「本当かなー?」
にこ「ないったら……!」
希「まぁまぁ、怒ってもいいことないでー」
にこ「あんたが怒らせてるんでしょ!!」
希「ごめんごめん」
にこ「ったく……」
希「……でも」
にこ「?」
希「にこっちの色が、変わって来てるんよ」
8: 2016/03/01(火) 22:33:09.18 ID:D5DbJ1tS.net
にこ「……色?」
希「そう、色」
希「きっとその変化は、にこっちに微笑みをもたらしてくれる」
希「けど、同時に涙を見ることにもなるかもしれん」
希「……変化を受け入れるのはにこっちの自由やけど」
希「今のくすんだ色は……ウチは見たないで」
にこ「……」
にこ「……朝から饒舌ね」
希「ま、たまにはええやん。にこっちとそんなにいつも話すわけやないし」
にこ「そうね」
希「にこっちさえ良ければ、ウチかていつでも話相手になるんよー?」
にこ「……」
希「でも、それはウチの役目やないかもなー」
希「ほななー。また後で♪」フリフリ
にこ「後で、ね」
にこ「……」
にこ「色……か」
ゴロゴロ……
にこ「雨の匂いが、する」
希「そう、色」
希「きっとその変化は、にこっちに微笑みをもたらしてくれる」
希「けど、同時に涙を見ることにもなるかもしれん」
希「……変化を受け入れるのはにこっちの自由やけど」
希「今のくすんだ色は……ウチは見たないで」
にこ「……」
にこ「……朝から饒舌ね」
希「ま、たまにはええやん。にこっちとそんなにいつも話すわけやないし」
にこ「そうね」
希「にこっちさえ良ければ、ウチかていつでも話相手になるんよー?」
にこ「……」
希「でも、それはウチの役目やないかもなー」
希「ほななー。また後で♪」フリフリ
にこ「後で、ね」
にこ「……」
にこ「色……か」
ゴロゴロ……
にこ「雨の匂いが、する」
9: 2016/03/01(火) 22:34:04.05 ID:D5DbJ1tS.net
-------------------------------
------------------
ポツポツ……
パラパラパラ……
サアァァァァァ---
にこ(降ってきたわね……)
にこ(……)
にこ(ま、休み時間だし)
にこ(いつものように微睡んでいれば、大丈夫…)
……コチャーン……
にこ(……ん?)
……ニコチャー……!
にこ(今……)
------------------
ポツポツ……
パラパラパラ……
サアァァァァァ---
にこ(降ってきたわね……)
にこ(……)
にこ(ま、休み時間だし)
にこ(いつものように微睡んでいれば、大丈夫…)
……コチャーン……
にこ(……ん?)
……ニコチャー……!
にこ(今……)
10: 2016/03/01(火) 22:35:03.31 ID:D5DbJ1tS.net
にこ(……ははは、今日は重症ね)フルフル
にこ(こんなところで穂乃果の声が聞こえた気がするなんて……)
ニコチャーン…!
にこ(……こ、ここは三年の教室よ。聞こえる筈が……)
ニコチャーン!!
にこ(気のせい……よ!雨に紛れて聞こえてくる気がするだけ……)プルプル
穂乃果「にこちゃーん!!」
ナニアレー
アレ、ニネンノー
アアーセイトカイチョウー
ニコチャンッテー?
ヤザワサンニヨウナノカシラ-?
にこ「だーっ!!このあほのかーっ!!!」ガタッ
にこ(こんなところで穂乃果の声が聞こえた気がするなんて……)
ニコチャーン…!
にこ(……こ、ここは三年の教室よ。聞こえる筈が……)
ニコチャーン!!
にこ(気のせい……よ!雨に紛れて聞こえてくる気がするだけ……)プルプル
穂乃果「にこちゃーん!!」
ナニアレー
アレ、ニネンノー
アアーセイトカイチョウー
ニコチャンッテー?
ヤザワサンニヨウナノカシラ-?
にこ「だーっ!!このあほのかーっ!!!」ガタッ
12: 2016/03/01(火) 22:35:53.22 ID:D5DbJ1tS.net
穂乃果「あ、にこちゃん見っけ!」ビシ
にこ「何してんのよ!何しに来たのよっ!何してんのよっ!?」ドドド!
穂乃果「は、迫真の三段つっこみ……」
にこ「三段じゃないわよっ!最後同じだったわよっ!」
穂乃果「あ、確かに」
にこ「変なとこで納得するなっ!」
エーナニナニー?
モシカシテヤザワサントコウサカサンッテ-///
キャー!!
にこ「~~!!///」ボン
穂乃果「あ、にこちゃん、また真っ赤」
にこ「も、もう!こっちに来なさい!!」ダダダ
穂乃果「えー?」ダダダ
サァァァァ----
にこ「何してんのよ!何しに来たのよっ!何してんのよっ!?」ドドド!
穂乃果「は、迫真の三段つっこみ……」
にこ「三段じゃないわよっ!最後同じだったわよっ!」
穂乃果「あ、確かに」
にこ「変なとこで納得するなっ!」
エーナニナニー?
モシカシテヤザワサントコウサカサンッテ-///
キャー!!
にこ「~~!!///」ボン
穂乃果「あ、にこちゃん、また真っ赤」
にこ「も、もう!こっちに来なさい!!」ダダダ
穂乃果「えー?」ダダダ
サァァァァ----
13: 2016/03/01(火) 22:36:56.75 ID:D5DbJ1tS.net
にこ「ぜぇ……はぁ……」
穂乃果「はぁ……はぁ……こ、今度はにこちゃん、真っ青だね」アハハ
にこ「だ……誰のせいよ」
穂乃果「……ほのか?」
にこ「アンタ以外、誰がいるってのよ……!」
穂乃果「うーん……?」
にこ「で!?」バン!
にこ「一体、何しに三年の教室にやってきたわけ!?」
穂乃果「にこちゃんに会いに!」キラキラ
にこ「……」パクパク
穂乃果「♪」
にこ「……それだけ?」
穂乃果「それだけだよ?」
にこ「……ほんとうに、ほんっとーーーっに!」
にこ「それだけの為に、大声張り上げて私の教室までやってきたっていうの!?」
穂乃果「うん!!」
にこ「」
穂乃果「……」
穂乃果「……ホントは、雨が降ってきたから」
にこ「え……」
サァァァァ-------
穂乃果「はぁ……はぁ……こ、今度はにこちゃん、真っ青だね」アハハ
にこ「だ……誰のせいよ」
穂乃果「……ほのか?」
にこ「アンタ以外、誰がいるってのよ……!」
穂乃果「うーん……?」
にこ「で!?」バン!
にこ「一体、何しに三年の教室にやってきたわけ!?」
穂乃果「にこちゃんに会いに!」キラキラ
にこ「……」パクパク
穂乃果「♪」
にこ「……それだけ?」
穂乃果「それだけだよ?」
にこ「……ほんとうに、ほんっとーーーっに!」
にこ「それだけの為に、大声張り上げて私の教室までやってきたっていうの!?」
穂乃果「うん!!」
にこ「」
穂乃果「……」
穂乃果「……ホントは、雨が降ってきたから」
にこ「え……」
サァァァァ-------
14: 2016/03/01(火) 22:37:52.38 ID:D5DbJ1tS.net
穂乃果「雨の音が聞こえたら、にこちゃんの顔が浮かんで」
穂乃果「にこちゃんの顔が浮かんだら、いてもたってもいられなくなって」
穂乃果「いてもたってもいられなくなったら、自然と足が三年生の教室に向かってて」
穂乃果「三年生の教室に辿り着いたら……少し、心細くなって……」
穂乃果「心細くなったら……にこちゃんを探してた」
にこ「……」
サァァァァァァ----
穂乃果「にこちゃんの顔が浮かんだら、いてもたってもいられなくなって」
穂乃果「いてもたってもいられなくなったら、自然と足が三年生の教室に向かってて」
穂乃果「三年生の教室に辿り着いたら……少し、心細くなって……」
穂乃果「心細くなったら……にこちゃんを探してた」
にこ「……」
サァァァァァァ----
15: 2016/03/01(火) 22:38:55.96 ID:D5DbJ1tS.net
穂乃果「……嫌、だった?」
にこ「……」
にこ「嫌じゃないわよ……」
穂乃果「え?」
にこ「要は、心配だから来てくれたってことでしょ」
穂乃果「うん……」
にこ「……雨だから」
穂乃果「……」
にこ「……」
にこ「ありがと……」
穂乃果「にこちゃん……」
サァァァァァァ----
にこ「……」
にこ「嫌じゃないわよ……」
穂乃果「え?」
にこ「要は、心配だから来てくれたってことでしょ」
穂乃果「うん……」
にこ「……雨だから」
穂乃果「……」
にこ「……」
にこ「ありがと……」
穂乃果「にこちゃん……」
サァァァァァァ----
16: 2016/03/01(火) 22:39:38.88 ID:D5DbJ1tS.net
にこ「ねぇ、一つ聞いていい?」
穂乃果「?」
にこ「雨の日の私って、そんなに危うく視えるのかしら?」
穂乃果「……」
サァァァァ----
にこ「希にも言われたけど、私って、雨の日は怖く視えるらしいしね」
にこ「実際、私的にも気分が落ち込むし……」
にこ「思い出しくない景色や色まで思い出してしまうから……」
にこ「雨の日はキライ」
にこ「って、これは前に言った通りだけど……」
にこ「それでも、人前では……なるべくそう見せないようにしてるつもりなんだけどね」
にこ「これでも、アイドルを目指しているんだもの。お客さんを笑顔にさせるのが私の役目……」
にこ「その役目を、私は……果たせてないのかしら」
穂乃果「……」
サァァァァ-------
穂乃果「?」
にこ「雨の日の私って、そんなに危うく視えるのかしら?」
穂乃果「……」
サァァァァ----
にこ「希にも言われたけど、私って、雨の日は怖く視えるらしいしね」
にこ「実際、私的にも気分が落ち込むし……」
にこ「思い出しくない景色や色まで思い出してしまうから……」
にこ「雨の日はキライ」
にこ「って、これは前に言った通りだけど……」
にこ「それでも、人前では……なるべくそう見せないようにしてるつもりなんだけどね」
にこ「これでも、アイドルを目指しているんだもの。お客さんを笑顔にさせるのが私の役目……」
にこ「その役目を、私は……果たせてないのかしら」
穂乃果「……」
サァァァァ-------
18: 2016/03/01(火) 22:40:40.52 ID:D5DbJ1tS.net
キーンコーンカーンコーン
にこ「……休み時間が終わるわね、戻らないと」クル
穂乃果「あ、にこちゃん……」
にこ「アンタも、自分の教室に帰りなさい」
にこ「……」トコトコ
穂乃果「……」
サァァァァ-----
穂乃果「笑顔にさせる、役目……」
穂乃果「……」
穂乃果「にこちゃんの色……かぁ」
にこ「……休み時間が終わるわね、戻らないと」クル
穂乃果「あ、にこちゃん……」
にこ「アンタも、自分の教室に帰りなさい」
にこ「……」トコトコ
穂乃果「……」
サァァァァ-----
穂乃果「笑顔にさせる、役目……」
穂乃果「……」
穂乃果「にこちゃんの色……かぁ」
19: 2016/03/01(火) 22:43:34.70 ID:D5DbJ1tS.net
-------------------------------
----------------
穂乃果「……」
穂乃果「……中々うまくいかないなぁ……」
ことり「にこちゃん?」
穂乃果「うん……」
穂乃果「やっぱり、ほのかじゃ……にこちゃんの力になれないのかなぁ」
ことり「そんなことないよ」
穂乃果「そう?」
ことり「そうだよ。ほのかちゃんがこんなに頑張っているんだもん」
ことり「きっと、にこちゃんもいつか心を開いてくれるよ」
穂乃果「ホント……?」
ことり「……ふふ」
----------------
穂乃果「……」
穂乃果「……中々うまくいかないなぁ……」
ことり「にこちゃん?」
穂乃果「うん……」
穂乃果「やっぱり、ほのかじゃ……にこちゃんの力になれないのかなぁ」
ことり「そんなことないよ」
穂乃果「そう?」
ことり「そうだよ。ほのかちゃんがこんなに頑張っているんだもん」
ことり「きっと、にこちゃんもいつか心を開いてくれるよ」
穂乃果「ホント……?」
ことり「……ふふ」
20: 2016/03/01(火) 22:44:05.00 ID:D5DbJ1tS.net
ことり「多分、ほのかちゃん色に染まらない人は、そうはいないんじゃないかなぁ……」
穂乃果「ほのか色……」
ことり「あーあ、妬けちゃうなぁー」
穂乃果「ふぇ?///」
ことり「にこちゃんが”大好き”なのもわかるけど、たまにはことりにも構ってほしいなぁ」
穂乃果「だ、だだだ大好きってそんな……///」アワアワ
穂乃果「そ、それに、ことりちゃんとだってちゃんと遊んでるし……」
ことり「……ふふ、冗談です☆」
穂乃果「も、もぉー!ことりちゃーん!!」プンプン
ことり「あはは♪」
ことり「……ことりはもう、ほのか色に染まったから分かるんだ」
ことり「ほのかちゃんの眼に、にこちゃんの色しか映ってないことが……」
穂乃果「よーっし!もう一回にこちゃんにアタックだよ!」
穂乃果「ファイトだよっ!」
サァァァァァ------
ことり「……嫌な雨」
穂乃果「ほのか色……」
ことり「あーあ、妬けちゃうなぁー」
穂乃果「ふぇ?///」
ことり「にこちゃんが”大好き”なのもわかるけど、たまにはことりにも構ってほしいなぁ」
穂乃果「だ、だだだ大好きってそんな……///」アワアワ
穂乃果「そ、それに、ことりちゃんとだってちゃんと遊んでるし……」
ことり「……ふふ、冗談です☆」
穂乃果「も、もぉー!ことりちゃーん!!」プンプン
ことり「あはは♪」
ことり「……ことりはもう、ほのか色に染まったから分かるんだ」
ことり「ほのかちゃんの眼に、にこちゃんの色しか映ってないことが……」
穂乃果「よーっし!もう一回にこちゃんにアタックだよ!」
穂乃果「ファイトだよっ!」
サァァァァァ------
ことり「……嫌な雨」
21: 2016/03/01(火) 22:44:56.10 ID:D5DbJ1tS.net
--------------------------
------------
にこ(……)
にこ(はぁ……)
にこ(何やってるのかしらね、私は……)
にこ(ほのかをあんな風に困らせて……)
にこ(私は……何が嫌なのかしら)
にこ(雨が嫌なの……?)
にこ(……)
サァァァァァーーー
にこ(……私にとっての雨は、辛い過去を映し出す鏡のようなもの)
にこ(でもそれは……)
にこ(あの子のおかげで、アイドルを再び目指そうと思ったことで変わっていったはず……)
にこ(私が雨に想いを抱くのは、何故?)
ザァァァァァァ----
にこ(……ああ、もう)
にこ(雨、強くなってきちゃったじゃない……)
希「にこーっち!」ヒョコ
------------
にこ(……)
にこ(はぁ……)
にこ(何やってるのかしらね、私は……)
にこ(ほのかをあんな風に困らせて……)
にこ(私は……何が嫌なのかしら)
にこ(雨が嫌なの……?)
にこ(……)
サァァァァァーーー
にこ(……私にとっての雨は、辛い過去を映し出す鏡のようなもの)
にこ(でもそれは……)
にこ(あの子のおかげで、アイドルを再び目指そうと思ったことで変わっていったはず……)
にこ(私が雨に想いを抱くのは、何故?)
ザァァァァァァ----
にこ(……ああ、もう)
にこ(雨、強くなってきちゃったじゃない……)
希「にこーっち!」ヒョコ
22: 2016/03/01(火) 22:45:37.12 ID:D5DbJ1tS.net
にこ「希……何なのよ今日は」
希「授業、終わったでー?」
にこ「あ……」
希「いつのまにか終わってたー、って感じやんな」
にこ「……」
希「そんなんじゃあかんよー」
にこ「うるさいわね……」
希「……それだけ、想いを馳せているってことやね」
にこ「……何によ」
希「……」
希「この雨……」
希「……の先に映る、誰かの姿、やないの?」
にこ「!!」
ザァァァァァ---
希「授業、終わったでー?」
にこ「あ……」
希「いつのまにか終わってたー、って感じやんな」
にこ「……」
希「そんなんじゃあかんよー」
にこ「うるさいわね……」
希「……それだけ、想いを馳せているってことやね」
にこ「……何によ」
希「……」
希「この雨……」
希「……の先に映る、誰かの姿、やないの?」
にこ「!!」
ザァァァァァ---
23: 2016/03/01(火) 22:46:31.73 ID:D5DbJ1tS.net
希「ああー本格的に降ってきよったなー。今日は練習休みにしよかー?」
にこ「……そうね」ガタ
希「どこに行くん?」
にこ「……わかってるでしょ」
希「♪」
希「行ってらっしゃい」フリフリ
にこ「行ってくるわ」フリフリ
ザァァァァァ------
希「……雨が止むのも、時間の問題ってとこやね」
にこ「……そうね」ガタ
希「どこに行くん?」
にこ「……わかってるでしょ」
希「♪」
希「行ってらっしゃい」フリフリ
にこ「行ってくるわ」フリフリ
ザァァァァァ------
希「……雨が止むのも、時間の問題ってとこやね」
24: 2016/03/01(火) 22:47:18.96 ID:D5DbJ1tS.net
-----------------------
-----------
穂乃果「うーん……」
穂乃果「……」
穂乃果「うーーーん……」
海未「何を唸っているのですか……」
穂乃果「あ、海未ちゃん」
海未「珍しいですね、考えごとですか?」
穂乃果「……今、ほのかのことバカにした?」
海未「気のせいですよ」
穂乃果「むー……」
海未「……どうせ、にこのことでも考えていたのでしょう」
穂乃果「え!?」ドキ
穂乃果「あ……う、うん……」アセアセ
海未「ふふ……」
ザァァァァァ-----
-----------
穂乃果「うーん……」
穂乃果「……」
穂乃果「うーーーん……」
海未「何を唸っているのですか……」
穂乃果「あ、海未ちゃん」
海未「珍しいですね、考えごとですか?」
穂乃果「……今、ほのかのことバカにした?」
海未「気のせいですよ」
穂乃果「むー……」
海未「……どうせ、にこのことでも考えていたのでしょう」
穂乃果「え!?」ドキ
穂乃果「あ……う、うん……」アセアセ
海未「ふふ……」
ザァァァァァ-----
25: 2016/03/01(火) 22:48:21.18 ID:D5DbJ1tS.net
穂乃果「……」
穂乃果「海未ちゃん……」
穂乃果「どうしたら、にこちゃんの憂鬱を晴らすことができるのかな」
海未「そんなことで悩んでいたんですか?」
穂乃果「そんなことって……海未ちゃんひどいよー!」プンプン
海未「全く、らしくないですね」ハァ
穂乃果「らしくない……?」
海未「はっきり言いますよ」
穂乃果「う、うん……」
海未「穂乃果では、考えるだけ時間の無駄です」
穂乃果「え、えぇー!?一生懸命考えてるのにー!!」ガーン
海未「ほんの少しだとしても、一生懸命考えたとしても、答えは変わりありません」
穂乃果「そ、そんなぁ……」
穂乃果「海未ちゃん……」
穂乃果「どうしたら、にこちゃんの憂鬱を晴らすことができるのかな」
海未「そんなことで悩んでいたんですか?」
穂乃果「そんなことって……海未ちゃんひどいよー!」プンプン
海未「全く、らしくないですね」ハァ
穂乃果「らしくない……?」
海未「はっきり言いますよ」
穂乃果「う、うん……」
海未「穂乃果では、考えるだけ時間の無駄です」
穂乃果「え、えぇー!?一生懸命考えてるのにー!!」ガーン
海未「ほんの少しだとしても、一生懸命考えたとしても、答えは変わりありません」
穂乃果「そ、そんなぁ……」
26: 2016/03/01(火) 22:49:12.12 ID:D5DbJ1tS.net
海未「穂乃果」
海未「あなたに必要なのは、考えることじゃありません」
海未「あきらめないで、立ち向かっていく勇気を持ち続けることです」
海未「倒れそうになっても、何度でも這い上がっていく力が必要なんです」
海未「そして穂乃果、それはあなたが一番得意とする分野」
海未「あなたが諦めなければ、この世に不可能はない」
海未「……そう、教えて頂きました」
海未「私も……穂乃果に」
穂乃果「海未ちゃん……」
ザァァァァァァ----
海未「あなたに必要なのは、考えることじゃありません」
海未「あきらめないで、立ち向かっていく勇気を持ち続けることです」
海未「倒れそうになっても、何度でも這い上がっていく力が必要なんです」
海未「そして穂乃果、それはあなたが一番得意とする分野」
海未「あなたが諦めなければ、この世に不可能はない」
海未「……そう、教えて頂きました」
海未「私も……穂乃果に」
穂乃果「海未ちゃん……」
ザァァァァァァ----
27: 2016/03/01(火) 22:50:22.60 ID:D5DbJ1tS.net
海未「この雨では練習は無理でしょう。今日の部活はお休みです」トコトコ
穂乃果「あ、海未ちゃん……」
海未「……」
海未「……私は、ことりほどではありませんが、あなたの色に染められた人の一人」
海未「だからこそ、同じ風景の中にいられるにこに嫉妬してしまいますが……」
海未「穂乃果の色を知るからこそ、にこに対するあなたの気持ちが分からなくはない」
海未「応援していますよ、穂乃果」
ガラ
穂乃果「……」
ザァァァァァァ----
穂乃果「あ、海未ちゃん……」
海未「……」
海未「……私は、ことりほどではありませんが、あなたの色に染められた人の一人」
海未「だからこそ、同じ風景の中にいられるにこに嫉妬してしまいますが……」
海未「穂乃果の色を知るからこそ、にこに対するあなたの気持ちが分からなくはない」
海未「応援していますよ、穂乃果」
ガラ
穂乃果「……」
ザァァァァァァ----
28: 2016/03/01(火) 22:51:15.38 ID:D5DbJ1tS.net
…ノカ-!!
穂乃果「……あれ?」
ホノカー!!
穂乃果「にこちゃんの声が聴こえる気がする」
にこ「穂乃果ー!!」スタスタ
穂乃果「あ、にこちゃん!」
にこ「あ、良かった、ちゃんと教室にいたわね///」
穂乃果「?……にこちゃん、なんでいきなり真っ赤?」
にこ「あ、あんたを大声出して探してからに決まってるでしょ!?///」
穂乃果「普通にくればいいのに……」
にこ「さ、さっきのお返しよ!どう!?恥ずかしかったでしょう!?」
穂乃果「全然?」キョトン
にこ「くっ!?」ゴーン
穂乃果「あはは、もう放課後だし……残っている学生も少ないし」
にこ「そ、そうね……恥ずかしかったのは私だけってことね」
穂乃果「そう……だね♪」
にこ「……///」
穂乃果「……」
ザァァァァァ----
穂乃果「……あれ?」
ホノカー!!
穂乃果「にこちゃんの声が聴こえる気がする」
にこ「穂乃果ー!!」スタスタ
穂乃果「あ、にこちゃん!」
にこ「あ、良かった、ちゃんと教室にいたわね///」
穂乃果「?……にこちゃん、なんでいきなり真っ赤?」
にこ「あ、あんたを大声出して探してからに決まってるでしょ!?///」
穂乃果「普通にくればいいのに……」
にこ「さ、さっきのお返しよ!どう!?恥ずかしかったでしょう!?」
穂乃果「全然?」キョトン
にこ「くっ!?」ゴーン
穂乃果「あはは、もう放課後だし……残っている学生も少ないし」
にこ「そ、そうね……恥ずかしかったのは私だけってことね」
穂乃果「そう……だね♪」
にこ「……///」
穂乃果「……」
ザァァァァァ----
29: 2016/03/01(火) 22:53:08.94 ID:D5DbJ1tS.net
穂乃果「にこちゃん!」
にこ「穂乃果!」
穂乃果「っ!」
にこ「っ!」
穂乃果「……さ、先にどうぞ!」アセアセ
にこ「あ、アンタこそ先に言ったら!?」
穂乃果「……///」
にこ「……///」
にこ「穂乃果!」
穂乃果「っ!」
にこ「っ!」
穂乃果「……さ、先にどうぞ!」アセアセ
にこ「あ、アンタこそ先に言ったら!?」
穂乃果「……///」
にこ「……///」
30: 2016/03/01(火) 22:53:47.39 ID:D5DbJ1tS.net
穂乃果「……えっと、その、にこちゃん?」
にこ「……何よ?」
穂乃果「迷惑だった?」
にこ「何がよ」
穂乃果「色々と……」
にこ「迷惑よ」
穂乃果「即答っ!?」ガーン
にこ「……」
にこ「……だって、アンタのせいで……結局雨が苦手になったんだから」
穂乃果「わ、私のせい……?」
にこ「そ。……誰かさんが雨が降る度に、執拗に追い掛け回してくれるからね」
穂乃果「あぅ……」
にこ「……」
にこ「……雨が降ると見えていた景色は」
にこ「いつのまにか、アイドルを失敗した時の記憶じゃなく」
にこ「あんたの景色になってた」
穂乃果「え……」
にこ「……何よ?」
穂乃果「迷惑だった?」
にこ「何がよ」
穂乃果「色々と……」
にこ「迷惑よ」
穂乃果「即答っ!?」ガーン
にこ「……」
にこ「……だって、アンタのせいで……結局雨が苦手になったんだから」
穂乃果「わ、私のせい……?」
にこ「そ。……誰かさんが雨が降る度に、執拗に追い掛け回してくれるからね」
穂乃果「あぅ……」
にこ「……」
にこ「……雨が降ると見えていた景色は」
にこ「いつのまにか、アイドルを失敗した時の記憶じゃなく」
にこ「あんたの景色になってた」
穂乃果「え……」
32: 2016/03/01(火) 22:55:03.52 ID:D5DbJ1tS.net
にこ「最初はそれが嫌だと思って、気がつかない振りをしていたんだけどね」
にこ「まぁ……アンタが本当に執拗に私のとこにくるもんだから、それはそれで憂鬱だったわ」
穂乃果「……」
穂乃果「……えへへ」
にこ「何笑ってるのよ」
穂乃果「ホントだ、って思って」
にこ「ん?」
穂乃果「諦めなければ、ほのかにできないことはないんだって」
にこ「はぁ?」
穂乃果「……♪」
にこ「まぁ……アンタが本当に執拗に私のとこにくるもんだから、それはそれで憂鬱だったわ」
穂乃果「……」
穂乃果「……えへへ」
にこ「何笑ってるのよ」
穂乃果「ホントだ、って思って」
にこ「ん?」
穂乃果「諦めなければ、ほのかにできないことはないんだって」
にこ「はぁ?」
穂乃果「……♪」
33: 2016/03/01(火) 22:56:05.67 ID:D5DbJ1tS.net
穂乃果「にこちゃんにこちゃん」
にこ「何よ……?」
穂乃果「にこちゃんの雨は、どんな色?」
にこ「……」
にこ「うーん……」
にこ「ふふ」
にこ「青空にこっ☆」
ザァァァァァァーーーー
サァァァァァーーーーー
サァァァ……
希「おー、雨上がったなー」
希「にこっち、ようやく復活やね」
希「……」
希「雨は、人の感情を映し出す鏡……か」
にこ「何よ……?」
穂乃果「にこちゃんの雨は、どんな色?」
にこ「……」
にこ「うーん……」
にこ「ふふ」
にこ「青空にこっ☆」
ザァァァァァァーーーー
サァァァァァーーーーー
サァァァ……
希「おー、雨上がったなー」
希「にこっち、ようやく復活やね」
希「……」
希「雨は、人の感情を映し出す鏡……か」
34: 2016/03/01(火) 22:57:07.23 ID:D5DbJ1tS.net
---------------------------
--------------
にこ「雨、すっかり上がったわねー」
穂乃果「ホントだねーっ!」
にこ「これだったら練習できそうなもんだけど……」
穂乃果「うーん、でもみんな帰っちゃったしね」
にこ「ま、そうね」
穂乃果「ほのかたちも帰ろっ!」テクテク
にこ「……ええ」テクテク
--------------
にこ「雨、すっかり上がったわねー」
穂乃果「ホントだねーっ!」
にこ「これだったら練習できそうなもんだけど……」
穂乃果「うーん、でもみんな帰っちゃったしね」
にこ「ま、そうね」
穂乃果「ほのかたちも帰ろっ!」テクテク
にこ「……ええ」テクテク
35: 2016/03/01(火) 22:58:05.35 ID:D5DbJ1tS.net
にこ「ところでさ」
穂乃果「何?」
にこ「なんで、あたしだったの?」
穂乃果「にこちゃん?」
にこ「前も言ったけど、別に構うのはあたしじゃなくても、それこそ海未やことりでも良かったじゃない」
穂乃果「……んー」
穂乃果「多分、にこちゃんの色が、ほのかと同じ色だったからじゃないかな」
にこ「同じ色?」
穂乃果「ほのかにも、よくはわからないけど……」
穂乃果「諦めないでアイドルをやり続けようと頑張ること……」
穂乃果「途中で一度挫折こそしちゃったかもしれないけど、頑張り続けようとする想いが、ほのかには一番
同じに視えたんだと思う」
穂乃果「そんなにこちゃんだったから……ほのかは好きになったんだよ」
にこ「……」
にこ「……///」
にこ「~~!!」ボン
穂乃果「あ、にこちゃん、真っ赤」
にこ「ば、バっカじゃないの!!あ、ああ、改めて好きとかゆーな!!このあほのか!!」
穂乃果「な、なんでー!?にこちゃんだってほのかのこと好きなんでしょー!?」
にこ「誰もアンタのことなんて好きじゃないわよっ!!///」タタタ…!
穂乃果「えぇー!」タタタ…!
マッテヨーニコチャーン!!
ツイテクルナ!!
穂乃果「何?」
にこ「なんで、あたしだったの?」
穂乃果「にこちゃん?」
にこ「前も言ったけど、別に構うのはあたしじゃなくても、それこそ海未やことりでも良かったじゃない」
穂乃果「……んー」
穂乃果「多分、にこちゃんの色が、ほのかと同じ色だったからじゃないかな」
にこ「同じ色?」
穂乃果「ほのかにも、よくはわからないけど……」
穂乃果「諦めないでアイドルをやり続けようと頑張ること……」
穂乃果「途中で一度挫折こそしちゃったかもしれないけど、頑張り続けようとする想いが、ほのかには一番
同じに視えたんだと思う」
穂乃果「そんなにこちゃんだったから……ほのかは好きになったんだよ」
にこ「……」
にこ「……///」
にこ「~~!!」ボン
穂乃果「あ、にこちゃん、真っ赤」
にこ「ば、バっカじゃないの!!あ、ああ、改めて好きとかゆーな!!このあほのか!!」
穂乃果「な、なんでー!?にこちゃんだってほのかのこと好きなんでしょー!?」
にこ「誰もアンタのことなんて好きじゃないわよっ!!///」タタタ…!
穂乃果「えぇー!」タタタ…!
マッテヨーニコチャーン!!
ツイテクルナ!!
36: 2016/03/01(火) 22:58:52.98 ID:D5DbJ1tS.net
-----------------------------
-------------
希「にこーっち」
にこ「おはよう、希」
希「おはよー♪」
にこ「……なによ、今日は機嫌が良さそうね」
希「ふふふ……だって、今日の天気予報はなんてゆーてたー?」
にこ「……雨、だってね」
希「それにしてはにこっち、元気やん?」
にこ「……そうね」
希「おっ、慌てることも隠すこともないなんて、にこっち成長したやんー?」
にこ「……はぁ。しょうがないじゃない」
ニコチャーン!!
にこ「……」
にこ「ふふ」
にこ「ほのかの匂いがするんだもの」
終わり
-------------
希「にこーっち」
にこ「おはよう、希」
希「おはよー♪」
にこ「……なによ、今日は機嫌が良さそうね」
希「ふふふ……だって、今日の天気予報はなんてゆーてたー?」
にこ「……雨、だってね」
希「それにしてはにこっち、元気やん?」
にこ「……そうね」
希「おっ、慌てることも隠すこともないなんて、にこっち成長したやんー?」
にこ「……はぁ。しょうがないじゃない」
ニコチャーン!!
にこ「……」
にこ「ふふ」
にこ「ほのかの匂いがするんだもの」
終わり
40: 2016/03/01(火) 23:28:08.73 ID:Y4pWr44e.net
乙です
引用: にこ「ほのかな匂い」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります