律「やっぱり今度の合宿は山にして良かったな空気が美味い!」

澪「本当だな…」

梓「それじゃあ唯先輩…早速」

唯「遊ぼう!」

梓「また遊ぶんですか!!」

紬「近くにある湖とっても綺麗よ～」

律「見たい!見たい!」

梓「本当に綺麗なんですか？」

紬「えぇ本当に綺麗よ梓ちゃん見に行ったら」

梓「でも…」

唯「湖を少しだけ見て練習するよあずにゃん!」

梓「そ、それなら…しょうがないですね」

律「じゃあ決まりだな!」

紬「私は今日食べる台所の食材を出さないと行けないから四人で行って来て」

澪「いや…それじゃあ流石に悪いから私も手伝うよ!」

紬「澪ちゃんありがとう」

律「それじゃあ!二人共行くか!」

梓「楽しみですね」

唯「うん!」

唯「ここが湖かぁ～凄い綺麗だね!」

律「本当だな～心が洗われる感じだな」

梓「来て良かったですねでも…これが先輩達との最後の合宿か…」

律「まぁそんな悲観的になるなって梓」

唯「そうだよあずにゃん!」

紬「今日は皆でバーベキューにしましょう？」

澪「あぁそうだなしかし最後の合宿かぁ～色々あったよなぁ」

紬「ふふふ…えぇ!」

「すみませーん」

澪「あれ？ムギ誰か来た見たいだぞ」

紬「あら？ちょっと行ってくるわね」

男「あ!すみません急に」

紬「ええ、いいですよ」

男「あの…明日の朝に食べる卵が無くて」

紬「そうですかぁ～」

男「差し出がましいですが私に卵を二つくれませんか？」

紬「いいですよ、少し待ってて下さいね」

澪「誰だったんだ？」

紬「この近くに住んでる人かしら？卵を分けて欲しいって言ってたわ」

澪「そっか卵はバーベキューで使わ無いよな？」

紬「えぇ…それじゃあ渡してくるわ」

紬「はい、どうぞ」

男「あ、ありがとうございます」

紬「いえ、落とさないように気をつけて下さいね」

男「大丈夫ですバランス感覚はありますから、それじゃあまた」

紬「ええ…（また？）」

紬「さて…食材を…」

男「クソッ!!!!!」

紬「ん、どうしたのかしら」

男「あ、すみません…卵落としてしまいました…」

紬「そうなんですか…」

男「また二つくれませんか？」

紬「べ、別に構いませんよ…（何かおかしいわこの人）」

唯「あーーーヨットだ!」

律「すっげぇぇぇ!」

梓「本当に立派なヨットですね!ムギ先輩のヨットですかね？」

律「梓ムギに聞いて来てよ」

梓「な、何で私が!？」

唯「先輩の特権だよ」ﾌﾝｽｯ

梓「しょうがないですね…」

紬「また取りに行くから少し待ってて下さいね」

男「はい、すみません」

紬「いえ、いいですよ」

男「本当にすみません」

紬「だからいいんですって取りに行って来ますね」

男「玄関で待ってます」

紬「澪ちゃん卵二つ取って」

澪「わかったけど何でだ？」

紬「卵落とした見たいで…」

澪「そうかはい卵二つだな」

紬「ありがとう…」

澪「どうかしたのか？」

紬「いえ…何でも無いわ…」

紬「え……？」

男2「あぁ…こんにちは弟の帰りが遅くて見に来たんです」

紬「そうですか…卵二つどうぞ」

男「ありがとうございます」

梓「あ!ムギセンパーーーイ」

男「うわぁっ!」ﾎﾟﾄｯ

梓「あれ？どうしたんですか？」

紬「い、いえ何でも無いわ…」

男「…………すみませんすみません」

梓「……？そうだムギ先輩あのヨットってムギ先輩のですか？」

紬「…えぇそうよ」

梓「ありがとうございますそれじゃまた湖に行ってきます」

紬「行ってらっしゃい」

男「すみませんすみません」

男2「急な大声でびっくりした見たいですコイツ」

男「すみません卵落としてすみませんすみません」

紬「…………えぇ良いのよまた卵二つでしょう？」

男2「はい」

紬「取ってくるわ…でもこれが最後よ」

男2「あ…いいですねこのゴルフクラブ少し試させてもらいます」

紬「……え？」

男2「それじゃあ」

紬「ち…ちょっと…行っちゃった（明らかにおかしいわこの人達早い所追い出さないと）」

紬「卵取ってくるわね受け取ったらすぐに帰ってちょうだいね」

男「はいすみません」

紬「澪ちゃん卵二つ」

澪「またか!？」

紬「また落としたみたい…でもこれが最後って言ったから…」

澪「そ…そうか…はい卵二つな」

紬「ありがとう行ってくるわね」

紬「はい…卵二つよ」

男「ありがとうございますすみません」

紬「いえ…いいのよ」

男「あ…!」ﾎﾟﾄｯ

紬「……………」

男「また落としちゃいました」

紬「帰ってちょうだい…」

男「はい？」

紬「帰ってちょうだい!!!!!!」

男2「いやぁ～いいグラブだった…」

男「ちょっと…」

紬「早く帰ってちょうだいアナタ今わざと落としたでしょう!？」

男「………あはは誤解されてる」

澪「ど、どうしたんだムギ？」

紬「澪ちゃん…」

男「あのこの女が少し勘違いしてる見たいなんだよね」

男2「お嬢さんって呼ぼう失礼だ」

澪「え、えぇ勘違いで…すか？」

男「俺が卵わざと落としたとか卵キチンともってるのに卵落としたって」

澪「あ、あのぅおっしゃってる意味が…」

律「お!ムギと澪と…」

唯「この人達は？」

紬「だからアナタ今わざと落としたでしょう!？」

唯「ムギちゃん怒ってる…」

律「ど、どうしたんだ澪？」

澪「それが…この人が卵を何度も落とした見たい何だけどそれがどうもわざと落としてる見たいなんだ」

男「だから落としてわざとじゃないって言ってんだろうが!口開いてねぇーで股でも開いて…」

紬「………」ﾊﾟｼﾝ

男2「素晴らしいビンタですね」

紬「馬鹿にしないで帰ってちょうだい…」

男2「…………」

紬「皆…帰りましょ？」

澪&律&唯「………うん」

男「手を出したらダメだよ…」

バキィッ

紬「い゛や゛あああ足がっ足がっ」

男2「おっとしまった」

男「僕を叩いたアナタが悪いのですよ」

唯「ムギちゃん!!」

律「いきなり何すんだ!!!!」

澪「早く早くけ、警察に電話しなきゃ」

紬「うっううう…」

男2「あーこれは折れてますね早くソファーに寝かせ無いとダメだ」

男2「あぁ…そうだ携帯を出して貰わ無いと」

律「出せるか!!」

澪「警察に救急車に早く早く早く」

唯「うっ…ムギちゃん」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「話しを聞いてますか？皆携帯をここに出して下さいさもないと…」

律「さもないとどうなるんだよ!」

男2「このお嬢さんの足がもう一本折れちゃいますよ」

唯「……わかったよ出すよでもムギちゃんは助けてよ…」

律「…………ほら」

澪「………私のその携帯で救急車にこの事は黙ってますから…」

男2「そうだね…わかったよおい受け取れ」

男「わかった…ひぃやぁぁぁ」

バキィッバキィッバキッ

男2「忘れてた彼は金属アレルギーでね」

男「俺の金属アレルギーを知ってて渡しのか!!え!答えろ」バキッバキッ

男2「あーあ使い物にならないねこの携帯電話」

澪「…………皆」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律「澪…泣くなこっちまで…なんだよ私達が一体何を」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男2「おい!怖がってるだろ!大声はやめろ」

男「ごめんねお嬢さん達」

紬「はぁはぁ…」

男2「ここでクイズにしよう僕のポケットにゴルフボールがあるんだが何故か分かる人はいますか？」

紬「梓…ちゃん…」

男2「え？」

紬「梓ちゃんは何処なの？」

男2「流石頭がいい」

澪「梓…もしかして…」

男2「コイツらをソファーに座らせて見張ってろ」

男「わかりました」

男2「そこの黒髪は気になりますか？」

澪「梓…は何処？」

男2「付いて来て下さい勿論拒否は出来ませんけどね」

男2「確かここら辺に…うん」

澪「……………」

男2「今からまたクイズですアナタが捜しているとっても大事な宝物が何処かにあります」

澪「梓………」

男2「宝物の在りかは温かい場所離れて行くたびに冷たく私がアナタのいる場所を温かいか冷たいか言うのでそれをヒントに探し出して下さい」

澪「……………」

男2「スタート」

澪「…………」ﾃｸﾃｸ

男2「冷たい」

澪「………」ﾃｸﾃｸ

男2「温かい」

澪「………（……こんな車あったかな？）」

男2「とても温かい」

澪「………（頼む梓無事でいてくれ）」

男2「正解」

澪「いやぁ…」

澪「やぁだな梓寝てるのか…もう頭少し濡れてるよ梓少し温かいね待ってて私のハンカチで…あれ？固まって取れない取れないよ梓取れないよ」

男2「おかえり」

唯「澪ちゃんあずにゃ…梓ちゃんは？」

澪「……（澪先輩って凄くカッコイイです澪先輩みたいお姉ちゃん欲しいなぁ…澪先輩は外でバンド組んだりしないんですか？）」

唯「み、澪ちゃん？」

澪「梓…私が何で外バン組まないのか聞いたよね」

律「澪どうしたんだ!？」

澪「やっぱりこのメンバーとバンドするのが楽しいんだと思う」

紬「み…おちゃん？」

澪「お茶のんだりだらだらする事もあるけどそれも必要な時間なんだよ」

男2「…………バンド？軽音部ですか？」

澪「練習しないと…な皆？」

律「おい!澪どうしたんだ？澪!？み…お？」

澪「練習しないとダメだからな律」

男2「コイツらの楽器探して来い」

男「わかった」

澪「…………（梓はやっぱりギター美味いなぁ）」

紬「澪ちゃん…」

唯「もうやだよ…酷いよ何でこんなこんな事するの…梓ちゃんは？梓ちゃんは何処ぉ？」

男2「あー来た来た」

男「ギターが三本あった」

男「これは誰のギター？」

律「おい!澪…澪ぉ…」

男「誰のギターかって聞いてんだよ!」ｶﾞｼｬﾝ

紬「…………」ﾋﾞｸｯ

唯「梓ちゃんのギター…が」

男「お嬢さんのギターはどれだ？」

唯「……………」

男2「教えてくれたら君だけ助けるよ」

唯「……………」

律「唯……」

唯「…………」ﾎﾞｿ

男2「何？」

唯「…………これ」

男2「よくできました」

紬「……………」

律「……………」

男2「重いなぁ…」

唯「教えたから逃がしてくれるの？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「いや壊さ無いとギターを」

男2「いいアイディアだねそのアイディアがなかったら教えただけで帰すつもりだったよ」

唯「ふぇ……わかったよ…壊すよ」

男2「ほら…」

唯「……ギー太」ｶﾞｼﾞｯ

唯「………ギー太（えへへ…可愛いなぁ…もってみたりして…うおっミャージシャンっぽい!）」

唯「……さようならだね（そうだよね…やっぱりギターって弾くものだよね…ただ大事にしてるだけじゃ可哀相だよね…）」

唯「ありがとう…（ギー太も忘れてごめんね）」

ガジャャンーン

男2「よし帰らせろ」

男「約束だしね…」

唯「さようなら澪ちゃんりっちゃんムギちゃん」

紬「………唯ちゃん軽音部に入ってくれてありがとうね」

律「…何だかんだいって楽しかった…」

男2「何も喋るなお涙頂戴を狙ってるのか？お前達の今置かれてる状況を考えろそれに誰もそんな展開を求めていない…なぁそうだろ？」

紬「…うるさい」

男2「怖いねぇ」ﾊﾟｼﾝ

紬「あうっ…」

男「んじゃ途中まで送っていくよ」

男2「なぁ…急で済まないがゲームをしよう」

律「こんな時に…何言ってんだよ!」

男2「難しくは無い簡単だ朝まで君達三人が全員生きてられるか」

紬「私を玩具見たいに扱わ無いでよ!」

男2「スタート」

男「おかえり」

男2「どうだった？」

男「あぁ…泣いて帰って行ったよ」

紬「本当に帰らせてあげたの？」

男「約束は守る男でね」

律「………（これが本当なら唯は真っ先に警察を呼ぶはずだ何とか時間稼ぎを…）」

律「な…なぁ」

男2「なんだい？」

律「何でこういう事をするんだ？私達が恨みを買うような事でもしたのか？」

男2「さて…ここにナイフがある」

律「…………質問に答えろよ!」

男2「そんな事より腹減ったな」

紬「………私を頃して皆は唯ちゃん見たいに助けてよぉ!」

男2「何か作るからこのナイフお前に預けて置く」

男「わかったよでもこのナイフ何に使うの？」

男2「考えるのも大事それじゃあ」

男2「これは…いい肉だ美味そうだな」ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ

いやあっやめてっ

男2「ご飯は炊いて無いのか…」ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ

澪っ!逃げろ!早く

男2「まだまだかな」ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ

あう゛っ

男2「うんいい焼き加減だ…」

みおっ………

男2「美味いな」

男2「さて…と」

男「はぁ…疲れた…」

紬「うっ………酷いわアナタ達なんか氏ねばいいのよ!」

男2「何やってんだナイフは人を頃す道具じゃ無いだろ」

男「ごめん」

男2「あーあーどうすんだコレ」

澪「律…少しドラムが走りがちだぞ」

男2「可愛いカチューシャが血まみれだな」

男2「さて…とこのテーブルにナイフがある」

紬「もう…頃すなら人思いに頃してよ…」

男2「あぁ…俺からは殺さない」

男「僕が頃すから」

男2「今の俺の悩みはどっちを殺そうかって事で悩み中」

紬「………うるさい」

男「………あ？」

紬「うるさい!!」ｶﾞｼｯ

男2「しまったナイフが!」

紬「……………」ﾄﾞﾁｬｯ

男「あ゛あ゛あああああああいだいいだいようおおおおお」

男2「てめぇなんて事すんだよ」ｶﾞｽｯ

紬「はぐっっ」

男2「リモコン…リモコンあった巻き戻し」ﾎﾟﾁｯ

男2「さて…とこのテーブルにナイフがある」

紬「もう…頃すなら人思いに頃してよ…」

男2「あぁ…俺からは殺さない」

男「僕が頃すから」

男2「今の俺の悩みはどっちを殺そうかって事で悩み中」

紬「………うるさい」

男「………あ？」

紬「うるさい!!」

男2「おっと…これは危ない物だからね女の子が扱ってはダメだよ」ﾊﾞｷｯ

紬「あうっっ」

男2「それより君にテストをしたい」

紬「…はぁはぁはぁはぁ」

男2「今からコイツが君か黒髪を頃す」

紬「………うるさい氏ねアナタ達は氏んでいい人間だわ」

男2「どちらか氏んで無い方を逃がす」

紬「それは本当なの!？」

男「ああ本当」

男2「一分で決めろ」

………………

紬「……決めたわ」

紬「…………（澪ちゃん素敵な歌詞をありがとうアナタとりっちゃんが誘ってくれなかったら私はアナタ達見たいな楽しい人達に巡り会えなかった…）」

紬「…………本当に今までありがとう」

男2「さて名前を言ってもらおうか」

紬「…………澪ちゃん秋山澪ちゃんこれで私は助かるのよねぇ？ねぇ？」

男2「約束は守る男なんでね」

男「ここの湖は本当に綺麗だな」

男2「あぁ…それよりロープはしっかり巻き付けてあるか？湖の中で逃げられんようにしっかり巻き付けとけ」

男「大丈夫だって」

男2「あー…服が血で汚れてる」

男「着替えがあるから大丈夫だよでもいいヨットだねこれ」

男2「三人乗ってもまだこんなに広いからな」

男2「さてと…あと40秒でもう朝になるな」

男「あの家…」

男2「あぁ…立派な家だよなぁ」

男「卵あるかなぁ…」

男2「きっとあるさ…時間だなさようなら」

ドッボーン

あの時の約束は嘘だったのか？私がドラムで澪がベースでずっとバンド組もうって!!

なんだか楽しそうですねキーボードくらいしかできませんけど私でよけれぱ入部させて下さい

でもなんだか楽しそうな雰囲気が伝わってきました私この部に入部します!!

新歓のライブのみなさんの演奏聞いて感動しました!これからよろしくお願いします!

澪「律、ムギ、唯、梓、卒業してもずっとバンドくもうな………………」

さわ子「………はぁはぁはぁ夢か」

さわ子「とりあえずビール喉が渇いた」

さわ子「しっかしあんな夢もう二度見たくない!あーまだ胸がドキドキしてるし」

さわ子「チッ…ビールが無いな買いに行くか」

TV『みのもんたの８時またぎ!』

『えー皆さん二日前の夜…非常に残酷な事が起きてしまいました…A山の中のB湖の近くにある建物の中に三人の女子高生の遺体が無惨に横たわっておりそして湖に一人の女子高生の遺体近くの林の中に女子高生の遺体が見つかりました』

『五人共他殺だよ？他殺…私はねぇこう言う事をする人は非常に許せない本当に…まだ未来のある少女達を可哀相に早く犯人は名乗り出て罪を償うべきだと思うね』

『さて…次は石川遼君がまたまたまたまたやってくれましたやっぱり遼君は凄いねぇ…いや二日前さ遼君と焼き肉食べに行ったんだよそしたらさぁ…………』

ＥＮＤ

なんというオチ…

元ネタはファニーゲームって言う映画
家族が別荘に行き若者二人に殺されるって話
このSS見たいにただうわーって殺されるんじゃなくてもっと色々考えさせられる映画
おもしろいから見てね
あとここまで読んでくれた数人ありがとう

乙と言うのもためらわれる後味の悪さだな
だがあえて乙

良かった…元ネタがあるという事はこの>>1も人間だったんだな…

乙