1: 2017/09/16(土) 23:26:07.08 ID:fim8Zqh5.net
千歌「あー、氏にたいな~」

千歌「テストの点が悪いと叱られるし、ダンスの振り付け間違える度に怒られるし、頑張ってるのに人気は出ないし…」

千歌「他にも受験とか就職とか結婚とか犯罪とかテロとか、人生不安なことだらけで嫌になっちゃうよ」

千歌「あーあ、生まれる時代間違えたな~。もっと楽な時代に生まれたかったよ」

千歌「このまま生きてても、良いことなんてないよね………」



千歌「そうだ。自頃しよっと」

3: 2017/09/16(土) 23:32:45.66 ID:fim8Zqh5.net
ピンポーン

千歌「あ、曜ちゃん。いらっしゃい~」

曜「はあ、はあ…。どうしたの?こんな時間に呼び出すなんて…」

千歌「ねえ曜ちゃん。私と一緒に自頃しない?」

曜「………え?ごめん、何言ってるのか分かんないよ…」

千歌「自頃だよ、じ・さ・つ。まあとにかく、続きは私の部屋でしよっか」

曜「ええ?……うん…」

4: 2017/09/16(土) 23:36:29.78 ID:fim8Zqh5.net
千歌「……私の部屋に来たところで、さっきの話の続きなんだけど…」

曜「千歌ちゃん…。本当に…自頃、する気なの…?」

千歌「うん。でも氏ぬにしても私一人じゃちょっと淋しいからさ、曜ちゃんも一緒にどうかなぁ?って思って誘ったんだ」

曜「いや、でも自頃って…。氏んだらもう、家族や、Aqoursのみんなにも会えなくなるんだよ…?」

千歌「あー、確かにそうだね」

千歌「でもさ、人生って辛いことばっかりでしょ?それをあと何十年も続けるぐらいなら、早めに天国に行った方が楽じゃない?」

曜「………」

曜「そうだね。今のうちに氏んだ方がマシかもしれないね。もう苦しい想いなんてしなくて済むし」

千歌「でしょ!?だったら、曜ちゃんも一緒に…」

曜「で、でもさ、私たちが氏んだら、みんなパニックになるんじゃないかな…?親も悲しむだろうし、Aqoursも7人に減っちゃうし…」

千歌「大丈夫だよ。ほら、考えてみて。世界では一日にいっぱい人が氏んでるのに、世界は何事もなく動いてるでしょ?」

曜「あ、確かに。言われてみれば」

千歌「たぶん私たちが氏んだって、世界はいつも通りに回り続けるよ」

曜「そっかあ…。じゃあ、氏んでも問題ないかな」

千歌「うん!氏のう!」

6: 2017/09/16(土) 23:44:21.19 ID:fim8Zqh5.net
曜「で、どうやって自頃するの?」

千歌「あ、考えてないや」

曜「そっかー。実際、どんな氏に方がいいのかな?」

千歌「んー、楽に氏ねたらいいよね~」

曜「だね~。楽な自頃の方法って何があるかな?」

千歌「首吊り…、睡眠薬…、溺水…、飛び降り………」

曜「うっ…。どれも苦しそう…」

千歌「そうだね…。もっといい氏に方ってないのかな~?」

曜「調べたら出てきそうだけど」

千歌「うん。じゃあ美渡ねえ達に訊こうか!」

曜「………何を?」

千歌「楽な氏に方」

9: 2017/09/16(土) 23:54:17.81 ID:fim8Zqh5.net
美渡「はぁ?楽な氏に方…?」

千歌「うん。何かいい案とかないかな?」

美渡「………まさか二人で、心中するつもりじゃないわよね…?」

曜「えっ…!あ、いや、その…」

千歌「私たち、自頃しようと思ってるんだ。それで楽に氏ねたらいいよね~って話をさっきまでしてたの」

美渡「………ったく!冗談でもそんなこと言うんじゃないわよ、バカ千歌!」バキッ

千歌「痛っ!?」

美渡「ほら、わかったらさっさと寝なさい。曜は今日、うちに泊まってくの?」

曜「あ、えっと…。泊まら…ない、です…」

美渡「そう?それなら早く帰りなさい。親御さんが心配するだろうし」

曜「うん…」



千歌「痛い………絶対氏んでやる………」

曜「千歌ちゃん…」

10: 2017/09/17(日) 00:02:17.87 ID:a9yoNklc.net
千歌「……結局、美渡ねえから話を聞き出せなかったね…。さて、どうやって氏のうか?」

曜「あ、千歌ちゃん。自頃とかについていろいろ調べてみたんだけどさ、自頃って、絶対に氏ねるとは限らないんだって」

千歌「そうなの?楽な氏に方ばかり考えてたけど、確実に氏ねることも考えないといけないのかー」

曜「うん…。どうしよっか…」

千歌「………じゃあさ、自頃の方法をいろいろ試そうよ!」

曜「試すって…?」

千歌「氏ぬまで、あの手この手で自頃するんだ!そうすれば100%氏ねるよ!」

曜「………あ、うん…」

千歌「じゃあ、最初は何にしようか?………そうだ、首吊りにしよう!」

千歌「首吊りには何が必要かな?えーっと、ロープと椅子があればいいかな…」

曜「ち、千歌ちゃん!待って!」

千歌「………曜ちゃん?」

曜「あのさ、調べたんだけどさ、首吊りってかなり苦しいらしいよ…!?」

千歌「でもどうせ少しは苦しむことになると思うし、四の五の言ってられないよ」

曜「で、でもね!首吊りしたら、失禁しちゃうんだって…!ほら、筋肉が緩まって、おしOことうんちがぼたぼた垂れ落ちるって書いてあるよ!!」

千歌「ほんとだ…。それは汚いね、あとの掃除とかも大変そう…」

曜「他の人に迷惑をかける氏に方ってよくないよ!だから、首吊りはやめよう?ね!?」

千歌「うーん………。そうだね、別の方法を試そっか」

曜「うんうん!」

11: 2017/09/17(日) 00:06:28.35 ID:a9yoNklc.net
千歌「睡眠薬自頃は………難しいかなあ?」

曜「まず近くに薬局がないし…、一応ネットで販売してる業者はあるみたいだけど、どうする?」

千歌「ネットで販売って、届くまでに時間かかるんでしょ?今氏にたいんだからそれじゃ遅いよ~」

曜「そう…。それと、氏ねる量の睡眠薬を服用するのも難しいんだって。胃がパンパンになっちゃうらしいよ」

千歌「じゃあ睡眠薬はナシだね。他は…、溺水なんてどう?」

曜「水…。うぅ、まさかお風呂で氏ぬの…?」

千歌「いや、もっと確実に、誰にも迷惑をかけずに溺れられる場所があるよ」

曜「………海?」

千歌「うん!入水自頃しよう!」

曜「っ…」

12: 2017/09/17(日) 00:06:57.60 ID:a9yoNklc.net
千歌「入水自頃するんだからさ、携帯とか荷物は置いて出掛けようか」

曜「う、うん…」

千歌「あ、そうだ。もう最期だし、みんなに別れの挨拶しておこうよ!」

曜「………どんな、挨拶をするの…?」

千歌「そうだねえ~。『私たちはお先に氏ぬので、後はよろしく!』……みたいな?」

曜「……私、書かないから…、千歌ちゃんが伝えて…」

千歌「うん、わかった」



カッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッ..



千歌「……送信っと!曜ちゃんの分のお別れもしておいたよ」

曜「そう…。ありがと………」

千歌「準備はいい?いいなら氏にに行こっか!」

14: 2017/09/17(日) 00:12:22.83 ID:a9yoNklc.net
ザバーン..

千歌「いやぁ、感慨深いね。私たちが過ごしてきたこの海で氏ねるなんて、なんか変な感じ」

曜「………」

千歌「……曜ちゃん。手、繋ごっか?」

曜「っ…」

千歌「い、痛いよ。そんなに強く握ったら…」

曜「………」


曜「コワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイ………」ブツブツ

千歌「………曜、ちゃん…?」

曜「………もう、大丈夫………」

曜「……行こっか、千歌ちゃん」

15: 2017/09/17(日) 00:23:14.65 ID:a9yoNklc.net
ザバーン..

曜「波打ち際…。夜の波の音って、なんかいいよね」

千歌「だね。………靴は脱いで、入ろっか」

曜「うん」


ザバーン..


曜「冷たい…」

千歌「足元気をつけてね。ここで転んでも、まだ溺れられないから」

曜「わかってるよ。ゆっくり行こうか」



ザバーン..



曜「………腰まで、浸かったね…」

千歌「………」

曜「千歌ちゃん…?顔色悪いよ?」

千歌「曜ちゃんだって……顔、真っ青…」

曜「………」

16: 2017/09/17(日) 00:24:52.66 ID:a9yoNklc.net
千歌「………………はあ……はあ………」

曜「ち、千歌ちゃん…?千歌ちゃん!?」

千歌「あ…、いや……」

千歌「………も、もうちょっと、進まないと、氏ねない……かも…」

曜「………」

千歌「………でも、やっぱり……、足が着くんだから、氏ねない…」

千歌「というか、わ、私たち泳げるんだから、あ、溺れないよ、かもだね…!?」

曜「う、うん…」

千歌「も、もも戻ろうっ!無理だ、し氏ねないよ!早く浜にっ…!」

曜「……うん」


ザバーン..

18: 2017/09/17(日) 00:39:02.80 ID:a9yoNklc.net
千歌「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ………」

曜「っ…。千歌ちゃん…、やっぱり、自頃なんて……」

千歌「だ、ダメだよ!私たちは今日、氏ぬんだから!」

千歌「もう、戻れないよ…。自頃しなきゃ、自頃しなきゃ………」

曜「でも…、入水自頃は失敗しちゃったし、他にどうするつもりなの?」

千歌「………」



千歌「飛び降りよう」

曜「え…?」

千歌「学校の校舎から飛び降りて、氏ぬんだ…!」

千歌「あはははははははははははは!!最初からそうしておけばよかった!」

千歌「ほら、曜ちゃん!靴履いて行くよ!浦の星に!!」

曜「ち、千歌ちゃん!待って!!」

曜「ああ……もうっ!」

20: 2017/09/17(日) 00:50:42.86 ID:a9yoNklc.net
千歌「着いた…!私たちの学校…!!」

曜「校門閉まってるけど…」

千歌「これぐらい超えられるよ!ほら、曜ちゃん!」

曜「………学校…」



千歌「あ、ねえねえ!この花壇の所に落ちるように飛び降りようか!」

曜「………」

千歌「曜ちゃん?早く行くよ!?」

曜「……暗くて、静かだね」

千歌「………怖いの…?」

曜「いや、そうじゃなくて…。人、誰もいないんだなあって思ってさ」

千歌「人…?」

曜「今ここには、私たち二人だけなんだね」

千歌「………」

21: 2017/09/17(日) 00:51:17.75 ID:a9yoNklc.net
千歌「屋上、鍵開いてるかな」

曜「たぶん…、締まってる。というか私が締めた」

千歌「そう…。職員室に寄って、屋上の鍵取って来ないと」

曜「うん」

千歌「手を繋いで行こっか…」

曜「うん…」

24: 2017/09/17(日) 01:08:02.53 ID:a9yoNklc.net
カチャ..

千歌「屋上……鍵、開いちゃった…」

曜「うん…。開いたね…」

千歌「………行こっか…?」

曜「………うん」

千歌「………うん。行かなきゃ…」

タッ..タッ..

千歌「暗くて、よく見えない…」

曜「……こっちだよ。屋上の柵が薄っすらだけど見える」

タッ..タッ..

千歌「ま、まだ、落ちない…よね……?」

曜「うん…たぶんね…」


カン..


曜「柵だ…」

千歌「………ここに…靴、脱いで……。乗り越えよう…」

曜「うん…」

千歌「ま、まだ、落ちないようにね…!?」

曜「う、うん…!」

25: 2017/09/17(日) 01:12:57.08 ID:a9yoNklc.net
カン..


千歌「っ…」

曜「手……繋ぐ………?」

千歌「う、うん…」

曜「………離さないでね…」


千歌「下………闇だ…。暗くて全然見えない…」

曜「電気、ついてないから…」

千歌「暗い…」



曜「………手、ギュッとして…」

千歌「…」ギュッ!!

曜「……よかった…」

26: 2017/09/17(日) 01:13:33.96 ID:a9yoNklc.net
千歌「………」

曜「………」

千歌「よ、曜ちゃん…。柵から、手を、離すよ……?」

曜「………うん」

千歌「……離した?」

曜「離したよ…。千歌ちゃんは…?」

千歌「私も……離した…」


ヒュウウウ..

千歌「うっ…。風に押されて、落ちそうになる……」

千歌「でも…、飛び降りるときは………、自分達の意思で、飛び降りなきゃ……!」

曜「そ、そう…だね……」

千歌「…………じゃあ、いっせーのせで……、飛び降りるよ…?」

曜「うん…」

千歌「い…、いくよ……?」



千歌「いっせーのせ………!」

27: 2017/09/17(日) 01:14:16.05 ID:a9yoNklc.net
千歌「…………………………………………………」

曜「…………………………………………………」

千歌「………なんで、飛び降りないの…」

曜「……千歌ちゃん…こそ………」


千歌「………いやだ…。怖い…、怖いよ……」

千歌「怖い怖い怖い…!氏にたく、ないよぉ…!!」

曜「千歌ちゃん…!うん、そうだよ…!氏んじゃ、ダメなんだ…!」

千歌「うぅうう…!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!お母さん志満ねえ美渡ねえごめんなさい!こんなバカ娘でごめんなさい!!」

千歌「怒られてもいいから…、人気なくてもいいから………。生きたいよ……氏にたくないよぉ…!」

曜「うん、うん…!私も一緒に怒られるから…!」

千歌「曜ちゃん………バカなことに付き合わせて、ごめんなさい…!曜ちゃんの命まで奪おうとして、ごめんなさいぃ…!」

曜「いいよ…!許すから、だからほら!まずはさ………お家に、帰ろう…?」

千歌「………うんっ!」

29: 2017/09/17(日) 01:18:26.87 ID:a9yoNklc.net
千歌「………あはは…。どうしよ、緊張が解けたら、腰抜けちゃった……」

曜「あ、危ないから、気をつけて柵を乗り越えて…!私も補助するから…!」

千歌「うん…。曜ちゃん、ありがとう…!」

曜「えへへ!千歌ちゃんのためだもん!こんなことくらい、お安い御用………」


曜(………あれ…?)

曜(私たち以外に、誰かいる………)


千歌「よいしょ…、よいしょ…」

タッタッタッタッ..

ドンッ!!


千歌「えっ…?」

曜「………ちk」


グチャ

31: 2017/09/17(日) 01:22:49.52 ID:a9yoNklc.net
曜「………………………………………………………………」

曜「千歌………ちゃ………」

曜「な、なんで……?」


タッタッタッタッ..


曜(足音が、近づいてくる)

曜「……い、いや…」


タッタッタッタッ..


曜「いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだっ!!!」


タッタッタッタッタッタッタッタッ..



曜「氏にたくなっ…」

ドンッ!

曜「い…………………………………………………………………………」


...グチャ

32: 2017/09/17(日) 01:29:04.63 ID:a9yoNklc.net
「…………ち……、ちか…………」

「………千歌っ!起きなさい…!」


千歌「ん…。………朝…?」

美渡「やっっっと起きた!もう、心配かけさせるんじゃないわよ!このバカ!!」

千歌「美渡ねえ…?どうして、泣いてるの……?」

美渡「あんたが昨日、自頃するとか言うから…、心配して部屋に見に行ったら、荷物置いて居なくなってるし!」

美渡「どれだけ心配したと思ってるのよ!バカ!バカ!!」

千歌「美渡ねえ…」

千歌「ごめんね…。千歌、もう氏ぬなんて二度と言わないよ…」

美渡「約束よ!?もし勝手に自頃なんてしたら、地獄まで追いかけてこの世に引きずり戻してやるんだから!!」

千歌「うん…。ごめんね、ごめんね…」

33: 2017/09/17(日) 01:37:19.25 ID:a9yoNklc.net
梨子「……千歌ちゃん!!」

千歌「あ、梨子ちゃん!おはよ…」

梨子「っ!!」アスナロダキ!

千歌「え…、り、梨子ちゃん!?どうしたの、出会い頭に抱きついてくるなんて…?」

梨子「……よかった…!千歌ちゃん、生きててくれたよ…!」

千歌「梨子ちゃん…」

千歌「……ごめん。昨日の私、どうかしてたみたい…」

梨子「ほんとにそうよ!夜中に突然、『私と曜ちゃんは自頃します』なんてラインが送られてきて、どんな夜を過ごしたか想像できる!?」

千歌「あ…。そういえばそんなラインも送ったっけ…」

梨子「メンバーみんな、二人のこと心配してたんだから!ダイヤさんなんて警察に連絡しようとしてたんだから!」

千歌「……ごめんね。みんなに、いっぱい心配かけちゃったね…」

梨子「私にはもういいから…。他のメンバーのみんなに、謝って」

梨子「……曜ちゃんと一緒に、ね」

千歌「うん、そうするよ」

34: 2017/09/17(日) 01:43:44.75 ID:a9yoNklc.net
千歌「……あ、曜ちゃん~!おはよう!」

曜「千歌ちゃん!おはよう~」

千歌「ああ…。曜ちゃん、ごめんね…?昨日は巻き込んじゃって…」

曜「いやいや、別に大したことじゃないよ!」

千歌「……でも私のせいで、曜ちゃんまで謝罪回りに行くことになっちゃったし…」

曜「大丈夫!私も一緒に謝るし、怒られるからさ。二人で痛み分けってことで!」

梨子「………私たちの痛みも分けてあげたいものね」

曜「あ…、梨子ちゃん…。おはよーそろー……?」

千歌「曜ちゃん!早速任務だよ!」

曜「うん!」

千歌曜「すみませんでしたぁ!!」ドゲザ

35: 2017/09/17(日) 01:51:46.45 ID:a9yoNklc.net
ダイヤ「まったく…。人騒がせにも程がありますわ!」

果南「ダイヤ?いつまで言ってるの…?」

鞠莉「もうみんなで許すってことにしたでしょ?」

ダイヤ「ですが、まだ心の中にわだかまりが…」



ルビィ「………でも、すごいよね」

梨子「なにが…?」

ルビィ「千歌ちゃんと曜ちゃん。なんだか今日は、ダンスにキレがあるというか…、明らかに上達してる気がするんだ」

梨子「確かに…。そういえば、今日の小テストであの二人、すごくいい成績取ってたの。急に頭が良くなったのかな…?」

ルビィ「へぇ~。不思議なこともあるんだね」

梨子「そうね………」



「まるで、人が変わったみたいね」

37: 2017/09/17(日) 02:00:45.98 ID:a9yoNklc.net
善子「………ズラ丸」

花丸「ずら?」

善子「あれ、見てよ」

花丸「……屋上の柵の前に、靴が二足並んでるね。自頃があった現場みたいずら…、誰かの悪戯かな?」

善子「………」

花丸「どうしたの?善子ちゃん、やけに考え込んで」

善子「……私の…、記憶が正しければ………あの靴、曜と千歌の物なのよね…」

花丸「そうなの…?で、何か気になることがあるの?」

善子「………いや、考えすぎね…。このことは忘れましょう」



ダイヤ「皆さん!休憩は終わりです!練習再開しますよ!」


千歌「あ、はーい!」

曜「千歌ちゃん。練習に戻ろっか!」

千歌「うん!」

38: 2017/09/17(日) 02:02:21.26 ID:a9yoNklc.net
おわり

関係ないけど「自頃」でヤフー検索したら厚生労働省の変な漫画読めるよ

39: 2017/09/17(日) 02:05:51.61 ID:bB2ovOuK.net
ハッピーエンドね(白目)

43: 2017/09/17(日) 02:40:46.11 ID:GHXE/IO6.net
成り替わりネタか

58: 2017/09/17(日) 17:33:48.39 ID:a9yoNklc.net
>>55
氏にたいなら氏ねばいいよ
ただお前が氏んでも虐めてた奴らは改心なんてしないどころかターゲット変えるだけだぞ
学校はいじめの事実を揉み消して教育委員会に伝わることもないし世界なんて変えられないよ

それでも苦しみから逃れたいなら好きにすればいいよ

引用: 千歌「やべえ死にてえ」