153: 2013/02/03(日) 05:03:01.02 ID:8teGXFQJ0

春香「ドッキリ企画」千早「真と萩原さん」

伊織「‥‥これもまた一つの思い出、よねえ?」ニタァ

あずさ「みんなを笑顔に出来て、よかったわね?」ニコニコ

やよい「一緒に恥ずかしい思いすれば、少しは気が楽かなーって!」ニコニコ

貴音「‥‥面妖な」

春香「番組HPでは他に、普通のお茶を飲んで苦しむ亜美と真美の着ボイスと」

亜美「なぬう!?」

真美「まさかの飛び火!?」

美希「タイガーマスク選手と響のコラボ待ち受けが‥‥あれ? 響だけまともなの。よかったね」

響「よくない!」

美希「へ?」

響「なんか、逆においしくないぞ! こんな事なら自分も、もっとこう‥‥怪我しない程度に動物に噛まれたり、いっその事タイガーに間接極められたりすればよかったー!」

春香「いやいやいや‥‥www」

千早「我那覇さん、ここ、アイドル事務所だから。お笑い養成所とかじゃないんだから‥‥w」

春香「ま、まあいいや。そろそろ、最後の2人に入ってもらおうよ。多分、寂しがってるんじゃないかな」

千早「そうね。では、真と萩原さん、お願いします」
ぷちます!(14) (電撃コミックスEX)

158: 2013/02/03(日) 05:10:34.43 ID:8teGXFQJ0
ワーワーワー マコマコリーン

真「‥‥どうもー」

雪歩「こんばんは‥‥」

春香「いやいやいや! え、何? どうしたの!?」

千早「エンディング間際のブルース・ウィリスみたいな表情をしているけど‥‥」

美希「千早さん、今はそういうの求められてないと思うな。個人的にはちょっと好きだけど」

真「どうもこうも‥‥今まで別室で、V見てたんだけどさ」

春香「うん」

真「‥‥いや、今言ったら面白くないだろうし、僕らの見て貰えれば、すぐわかると思うよ」

雪歩「ちなみにみんなに聞きたいんだけど‥‥私と真ちゃんは最後まで選ばないように、って指示出てなかった?」

真美「あ、よくわかったね」

雪歩「やっぱり‥‥」

伊織「何? どういう事?」

雪歩「まあ‥‥その辺も、おいおいわかると思うよ」

160: 2013/02/03(日) 05:11:44.16 ID:8teGXFQJ0
春香「そう? じゃあ、早速見てみよっか。元気出して、振ってもらえる?」

雪歩「そうだね。よし‥‥ぶ、VTR!」

真「ガツーンといってみましょう!」


『萩原雪歩。
 草食動物のような雰囲気を持ち、世の男性の保護欲を刺激する、清純派アイドル。
 一方、ステージ上での堂々とした立ち振る舞いは、普段のイメージとのギャップも大きく、そこが彼女の魅力だとする声も多い。
 今後どのような飛躍を見せてくれるのか、期待が寄せられている。

 菊地真。
 デビュー当初は王子様のような女性アイドルとして主に女性人気を集めていた彼女。
 現在でも、ボーイッシュな雰囲気を活かし、スポーツ用品ブランドやレジャー施設でのCM等、アクティブな活躍が多く、テレビや映画では男性俳優顔負けのアクションまでこなし大人気。当番組でもおなじみの、男装を披露する機会も。
 その一方、普段はなかなか見られない彼女の女性的な可愛らしい一面を評価するファンも多く、最近では男性ファンの人気も鰻上りである。
 まこまこりんの一言で、ハートに手錠をかけられ、恋の拳銃で打ち抜かれたファンの数は計り知れない事だろう。
 今現在、最も注目されるアイドルである。
 今宵、そんな彼女らに仕掛けるのは‥‥』

163: 2013/02/03(日) 05:13:16.73 ID:8teGXFQJ0
【私はやってない! もしも泥棒に間違えられたら?+α】


春香「プラスアルファ? なんだろう」

千早「濡れ衣自体は、割と王道な気がするけれど‥‥」


『菊地と萩原に対するドッキリの舞台は、ここ、人気店舗が高層ビル内にひしめく百貨店、ハイフライフロー。番組の名物企画、菊地真改造計画の撮影と称し、2人は呼ばれていた』

D『じゃあ、今回の撮影の説明をさせてもらいますね』

P『よろしくお願いします』

真『お願いします!』

雪歩『お願いします』


春香「あっ!」

千早「プロデューサーね。あ、視聴者の方々に説明しておきますと、彼は私たちの所属事務所の、プロデューサーです」

春香「プロデューサーさんまで出るって事は、本当に765プロオールスターなんだね」

美希「あれ? でも、この2人と一緒にいるって事は‥‥」

165: 2013/02/03(日) 05:14:32.58 ID:8teGXFQJ0
『765プロ在籍のアイドル達が信頼を寄せる、若手敏腕プロデューサー。だが‥‥その信頼関係は、今夜ご破算になる』


春香「wwwwww」

千早「やっぱり、プロデューサーも仕掛け人なのね」

美希「そう言われて見てみると、なんかすっごい悪い顔してるように見えるのw」


D『と言っても、基本は普段と同じで結構なんですけど‥‥今回協力してもらう店舗から、いくつか注文を受けてまして』

P『確か、ヨーロッパを代表する、凄く有名なブランドでしたよね。えーと‥‥ソル‥‥』

真『も、もしかして、ソル・ナシエンテですか!?』

雪歩『ええ!? それって、海外のセレブ御用達の‥‥あのですかぁ!?』

D『はい、そうですそうです。撮影に協力する代わりとして、今春発売する予定の目玉商品をいくつかアイドルの皆さんに紹介してほしいそうで‥‥』

真『わわわわ! すごい! あ、でもいいのかな。そういう事なら、美希とかあずささんとか、もっと見栄えのする人の方が‥‥』

D『ははは、大丈夫ですよ。代表の方に、お2人の写真とプロフィールを見せて、OKをもらってありますから』

雪歩『よかったね、真ちゃ‥‥え? あれ? 今、お2人のって‥‥』

D『はい。今回は、毛色の違うイメージの商品をいくつか用意するそうで、それに合わせて、試着する方も変えてほしいと』

167: 2013/02/03(日) 05:16:23.06 ID:8teGXFQJ0
雪歩『むむむ、無理ですぅ! 私なんてそんな! 私が着るくらいなら、絶対他の子の方が‥‥!』

P『いや、だから、この2人でOKってお墨付き貰ってるんだって』

D『そういうわけでですね、今日は萩原さんが菊地さんの服を選ぶ、いつものくだりを少し短縮してもらって、そっちの商品紹介に時間を割きたいなと考えているんです』

P『はい。こちらはそれで問題‥‥大丈夫だよな?』

真『はい! すっごく楽しみです!』

雪歩『うう‥‥自信はないですけど、やってみますぅ‥‥』

P『本人達もこう言ってますので、こちらは問題ないです』

D『わかりました。では、その線で。30分後には撮影開始出来ますので、よろしくお願いします』

P『お願いします。‥‥さてと、30分か‥‥』

真『わー! プロデューサー! どこを見ても、知ってるブランドばっかりですよ!』

P『ああ、すごいな。こういう店に入るのは、美希が宣伝する仕事に付き添う時くらいだから、なんだか変に緊張するよ』

真『あ! このブローチ、すっごいかわいい! ねえ雪歩!』

雪歩『真ちゃん、そのまま、ゆ‥‥っくりと、ブローチを台に戻して』

真『え?』

雪歩『いいから。お願い』

170: 2013/02/03(日) 05:18:13.40 ID:8teGXFQJ0
真『わかったよ‥‥これでいい?』

雪歩『置いた? 置いたら‥‥値札見てみて?』

真『へ? いち、じゅう、ひゃく、せん‥‥うわわわわ!』

雪歩『真ちゃん、すごく平然と鷲掴みにするんだもん‥‥心臓止まるかと思ったよぉ‥‥』

真『ごめんごめん。でも、いいよなぁ‥‥将来、好きな人と結婚してさ、10年目の結婚記念日か何かに、ホイッとさりげなくプレゼントされたりしちゃって‥‥くうぅ!』

雪歩『これをさりげなくって‥‥真ちゃんは、あれなの? 物凄い大物と結婚するの?』

真『ええ? それだと少し息が詰まりそうだなあ』

雪歩『こんなのをプレゼントで贈れるなんて、凄いお金持ちとか、海賊くらいだよぉ』


春香「海賊ってw」

美希「雪歩。今の、ミキちょっと好きなのw 今度どっかで使っていい?」

雪歩「いいけど‥‥そんなに変な事言ったかなぁ」


>>168
出るに決まってんだろ!

171: 2013/02/03(日) 05:19:01.64 ID:8teGXFQJ0
P『お、なんかあそこで、イベント? 展覧会みたいなのやってるみたいだな』

真『展覧会ですか? ええと、なになに‥‥ツキリド共和国の国宝展示中につき、現在警備を強化しています。ご不便をおかけしますが‥‥国宝!?』

雪歩『ツキリド共和国って聞いた事ないけど‥‥でも、国宝なんだから、きっと凄いよね』

P『まだ時間もあるし、少し見て行くか?』

真『いいんですか?』

P『ああ。目の保養にはなるだろう?』

『言葉巧みに2人を誘導する765プロプロデューサー。もちろん国宝は偽者、国も架空の存在である』

真『うわあ、綺麗なティアラ‥‥豪華なのに、凄く気品が漂ってるね』

雪歩『本当‥‥見てるだけで、心が洗われるみたい‥‥』

P『んふっ‥‥ww』

雪歩『プロデューサー? どうしたんですか?』

P『いや、なんでもない。なんでもないぞ』

173: 2013/02/03(日) 05:20:05.39 ID:8teGXFQJ0
『近場の店で売っていた2000円のアクセサリーで感動する2人。安いアイドルである』


響「wwwwwww」

真「ちょっと!」

雪歩「ひどいですぅ!」

亜美「安いアイドルって‥‥すっごい言葉だよねwww」


P『あ、そろそろ現場に行って準備しておこう』

真『はい!』

P『邪魔になってもいけないし、荷物は俺が預かっておくよ』

雪歩『お願いしますぅ』

『こうして、プロデューサーにカバンを預ける2人。この判断が、彼女達を地獄に叩き落す! と、その前に』


D『‥‥はいOK! いいですね菊地さん! 今日も決まってましたよ!』

真『ありがとうございます!』

D『萩原さんも、相変わらずいいセンスですね』

雪歩『そんな‥‥えへへ』

175: 2013/02/03(日) 05:22:12.27 ID:8teGXFQJ0
D『ではお伝えした通り、ここからは用意してある服の試着という事で。大丈夫ですか?』

真『はい!』

雪歩『頑張りますぅ!』

D『ではまず菊池さんから。服はもう、試着室にありますので』

真『わっかりましたあ!』

『意気揚々と試着に向かう菊地。数分後‥‥』

真『あ、あの‥‥』

D『お、準備できました?』

真『はい。準備はいいんですけど、これって‥‥』

D『よっしゃ! カメラ回して!』

真『‥‥‥‥』

雪歩『』

P『へふっ!www』

178: 2013/02/03(日) 05:23:14.32 ID:8teGXFQJ0
D『おおおお! いいですね!』

真『そ、そうですか? あの、でもこれって‥‥』

D『なんでも、コンセプトは「ギンギラギンにさりげなく」って事です。いやー、いいなあ!』ピクピク


春香「ちょwwwちょっと待ってwwwww」

伊織「これ、これって、体中にアルミホイル巻きつけてるだけじゃない!Wwwww」


D『いやー! すごいですよ! すっげえ未来的!』

真『はは、ははは‥‥ありがとうございます! 嬉しいなあ! こんな素敵な服!』

D『では萩原さん、そっちの試着室にお願いします』

雪歩『は、はいぃ』

『菊地の惨状に怖気づく萩原。そして‥‥』

雪歩『い、一応着替えましたけど‥‥』

D『お! じゃあカメラ‥‥スタート!』

183: 2013/02/03(日) 05:25:03.50 ID:8teGXFQJ0
雪歩『うぅ‥‥』

P『んんふ‥‥wwww』

真『』

D『うおおお! 萩原さん! いい! すっげえいいです! 萩原さんの新しい一面を垣間見ました!』

雪歩『でもあの‥‥これ、斧ですかぁ?』

D『こっちのコンセプトは「パーティに行きたい」らしいです』


千早「くっふwwwwwww」

貴音「こ、これは‥‥所謂、毛皮というもの、ですね‥‥wwww」

真美「新しい一面過ぎっしょ! 超ワイルド!wwww」


D『いやあ! 予想以上ですよ! ねえ!』

P『は、はい!』

真『プロデューサー、僕達‥‥』

雪歩『本当に似合ってますかぁ‥‥?』

P『ああ。2人とも、すごいよ。見違えたよ!』

184: 2013/02/03(日) 05:26:07.09 ID:8teGXFQJ0
『冷静な顔で答えるプロデューサー。だが、カメラは見逃さなかった! 見よ!』

P『流石は有名ブランドだな。革新的なデザインだ』ギリギリ


美希「右手www 全力で脇腹つねってるのwwww」

春香「すごいプルプルしてる‥‥wwww」


P『さて‥‥じゃあ俺は、この店のお偉方に挨拶してくるよ。また後でな』

真『あ、はい』

D『じゃあこっちは、仕上げに宣伝用のVTR撮りますね。これ、短いセリフなんで、言ってもらっていいです?』

雪歩『わかりましたぁ』

D『じゃ、お願いします。4、3、2‥‥』

真『ワレワレハ、シャレオツ星カラ、コノ星ニ、ヤッテキタ。コレガ、ワレワレノ星ノ、ダンスダ』

雪歩『どんどんとっと どんどんとっと どんどんとっと うっ!』

真『‥‥以上ダ』

185: 2013/02/03(日) 05:27:17.94 ID:8teGXFQJ0
あずさ「ふ、2人とも、もうやめて‥‥wwww」

やよい「お腹痛いれすぅ!」


D『はいOK! はい最高! いやー、素晴らしいです!』

真『ど、どうも!』

雪歩『ありがとうございますぅ!』

D『では、今回の撮影はここまでとなります。お疲れ様でした!』

真雪歩『お疲れ様でした!』

真『さて‥‥着替えようか』

雪歩『うん。‥‥ねえ、真ちゃん』

真『ん?』

雪歩『この服なんだけどね‥‥お洒落、なのかなあ』

真『実は僕も同じ事思ってたんだ! っていうか‥‥これ、そもそも服なのかなあ』

雪歩『で、でも、有名なデザイナーさんが作ったんだよね?』

真『そうだよね‥‥こういう服のよさがわからないから、モデルの仕事とか来ないのかなあ』

雪歩『美希ちゃんとかなら、喜んで着るのかなぁ‥‥』

187: 2013/02/03(日) 05:28:24.04 ID:8teGXFQJ0
美希「やめてwwww」

千早「でも、美希なら案外着こなせる可能性があるかもしれないわよ」

春香「うんうん! いけるいける!」

美希「ちょ、ちょっと! ホントにやめて! 悪ノリで着せられる羽目になったら、ミキ一生2人の事を許さないの!」

春香「wwwwww」

伊織「まあまあ。ちなみに、ファッションリーダー的には、強いて言うならどっちの方がありだと思う?」

美希「うーん‥‥選ばなきゃ氏ぬって言われたとしたら、雪歩の方かなあ‥‥」

響「そうなの?」

美希「だって真君の方はもう‥‥これ着るくらいなら、裸で過ごした方が100倍マシだって思うな」

真「」

伊織「まあ、着た上に、全国に放送された奴がいるわけだけど‥‥そうなの。美希は雪歩の着たやつの方がいいのね」

美希「へ? いや、違」

響「なんだ! だったら最初からそう言ってればよかったんさー!」

美希「ちょ」

188: 2013/02/03(日) 05:30:28.12 ID:8teGXFQJ0
真美「後は、スタッフの兄ちゃん達次第だねー」

スタッフ「」コクリ

千早「というわけで、次回は星井美希改造計画をお楽しみに」

美希「」

春香「ええと、謎の犠牲者が出たところで、続きをどうぞ!」

美希「‥‥え、何。ホントにやるの? 嘘でしょ?‥‥え?」

春香「本気のトーンで嫌がってる‥‥w」


真『お疲れ様でーす。撮影、終わりました!』

P『はい‥‥はい、そういう事なら‥‥ええ。いえいえ、そんな‥‥はい。では、よろしくお願いします。‥‥っと、お疲れ様』

真『仕事の電話ですか?』

P『ああ、次の営業先からな』

雪歩『どうしたんですか?』

P『なんでも、相手方の時間の都合がどうしても合わなくなったらしい。それで、少し早めに来てくれないかという事なんだ』

雪歩『そうなんですか』

P『ああ。すまないな』

190: 2013/02/03(日) 05:36:13.62 ID:KWfUnob+O
真『予定が変更になったのはいいんですけど、それじゃあ、お昼食べる時間無いですかね。ちょっとお腹空いてきちゃったなあ』

P『いや、それくらいの時間なら‥‥そうだな。どこかに食べに寄るのは流石に厳しいから、弁当でも買って移動中に食べてもらったほうがいいな』

真『あ、それ、いいですね! ここのデパート、食品売り場も人気なんですよ!』

P『らしいな。よし、今日の昼代は事務所で持つから、好きな弁当を買ってきなさい』

真『本当ですか!? へへっ、やーりぃ! ちょっと豪華なの買っちゃおっと!』

P『あ、それから飲み物もな。あまり時間が無いから、2人で分担して買っておいてくれ。俺はまだ、電話しなきゃならないから』

雪歩『わかりましたぁ』

P『頼んだぞ。あ、これ、預かってた荷物な。‥‥あ、音無さんですか? 実は‥‥』

真『じゃ、急いで買いに行こうか! 僕、お弁当見てくるよ。どんなのがいい?』

雪歩『お肉が入ってるのがいいかなぁ。飲み物はお茶でいい?』

真『うん、OK! それじゃ、また後で!』


『こうして、計画通り2人を一度分かれさせる事に成功。いよいよ、ここからが本番である』

194: 2013/02/03(日) 05:41:47.73 ID:KWfUnob+O
真『お待たせしましたー! はい雪歩。白老ステーキ弁当だってさ』

雪歩『わあ、ありがとう。これ、真ちゃんの分のお茶ね』

真『ありがと。えっと、プロデューサーには‥‥はいこれ。ギョウザ弁当とギョウザです。‥‥あれ?』

P『はい。ええ、そうなんで‥‥はい。そういうわけで、今日は恐らく‥‥はい。失礼します』

真『どうしたんですか? そろそろ向かわないと、まずくなるんじゃ‥‥』

P『それなんだが‥‥すまん。次の仕事は、キャンセルだ』

真『ええ!?』

雪歩『な、何かあったんですかぁ?』

P『うん。さっき、撮影前に、国宝の展示を見ただろう? あれがな‥‥盗まれたらしい』

真『ぬす‥‥ええええ!?』

雪歩『た、大変ですぅ!』

P『それで今警察も来ていてな。捜査が終わるまで、店の外に出られそうもないんだ』

真『ですよねぇ。国宝が盗まれただなんて、一大事ですもんね』

P『ああ、それで、念のため俺達も検査を受けるらしいんだ。まあ、荷物を調べるくらいだと思うが」

雪歩『ちょっと嫌かもですけど‥‥仕方ないですよね』

197: 2013/02/03(日) 05:47:35.21 ID:KWfUnob+O
P『まあ、女の子がカバンの中を覗かれるのはなあ。せめて、きれいに整理して恥ずかしくないようにしておけよ? 特に真』

真『あはは‥‥』

P『それじゃ、順番が来るまで、場所借りて昼でも食べてようか』

真雪歩『はーい』


『大変な事件に驚きはするが、自分達に直接の関係は無いためか、暢気な2人』


真『美味しい! さっすが、有名なお店のお弁当なだけあるなあ』


『だが‥‥』


雪歩『こっちも美味しいよ。少し食べる?』

真『いいの? じゃ、おかずちょっとずつ、ばくりっこしようよ』


『この後‥‥』


P『ギョウザ15個は流石に食べ応えがあるなあ』


『とんでもない事件が彼女らを襲う!』

200: 2013/02/03(日) 05:54:50.77 ID:KWfUnob+O
P『ふう、食った食った。あ、さっきも言ったが、カバンの中整えておけよ? 警察関係者にもファンがいるかも知れないんだ。アイドルのカバンがグチャグチャだと、がっかりされるぞ』

真『はーい。って言っても、今日はちゃんと‥‥』ゴソゴソ

雪歩『私も大丈夫だと思うけど‥‥』ゴソゴソ

真『』ビクッ

雪歩『』ピタッ

P『ん? 2人とも、どうした?』

真雪歩『ななななななんでもないです!』

真『‥‥‥‥』チラッ

雪歩『‥‥‥‥』チラッ

真雪歩『!?!?!?!?』


『カバンを覗き込み、目を瞬かせる菊地、萩原。そう! 何を隠そう、2人のカバンには盗まれたはずの国宝が紛れこんでいるのだ!』


刑事『すみません。お時間よろしいですか?』

P『あ、我々の番ですか? じゃ、行くぞ2人とも。ほら、真‥‥』スッ

真『触らないでください!』

202: 2013/02/03(日) 06:00:39.00 ID:8teGXFQJ0
P『ええ!? なんだよ、変な奴だなあ。なあ? 雪h‥‥』スッ

雪歩『きゃあああ! 触らないでぇ!』

P『ええ!?』

刑事『あの‥‥何かありましたか?』

真『いいいいいえ! 何にも無いです! 無いです!』

雪歩『そうです! 特に、カバンの中になんて何もないんですぅ!』

刑事『はあ‥‥それじゃあ、まずはお話から。えーと、なんでもお仕事でここにいらしたとか‥‥』

P『はい。私達は、アイドル事務所の者でして。私は付き添い。彼女達は番組の撮影で』

刑事『アイドル‥‥っと。では失礼ですが、午前10時から午後12時30分までの間、何をしていたか、聞かせてもらっても?』

P『はい。10時からですと、丁度撮影が始まった頃ですね。その直前に、私達も展示を見ました。それからはずっと撮影で‥‥終わったのは12時過ぎくらいでしょうか』

刑事『なるほど。では、その間、あなた達はずっと一緒に行動を?』

真『はい!』

雪歩『片時も離れてません!』


春香「必氏すぎるよ‥‥www」

美希「嘘ついてるし‥‥www」

203: 2013/02/03(日) 06:03:46.97 ID:8teGXFQJ0
P『おいおい、2人ともいきなり‥‥あ、少しの間ですけど、別行動してましたね。いい時間だったんで、弁当を買ったりして。15分くらいだったと思います』

真雪歩『!』ギロッ


響「今、完全に目が「余計な事言ってんじゃねえ!」って語ってたぞwww」


刑事『なるほど‥‥時間的には微妙な線ですかねえ。では一応、荷物の検査をさせていただいても?』

P『はい。どうぞ』

刑事『ええと‥‥うん、特に疑わしき物は無いですな。では次に‥‥』

真『‥‥‥‥』

雪歩『あうう‥‥』

P『どうした? 早く見せてあげなさい』

真『あの‥‥刑事さん』

刑事『うん?』

真『仮に僕が今、その‥‥何かの拍子で刑事さんを殴り倒して逃げたりしたら、疑われたりしますか?』


あずさ「んふっ‥‥w」

伊織「バカじゃないの! 疑われるどころか、現行犯じゃない!wwww」

206: 2013/02/03(日) 06:05:39.23 ID:8teGXFQJ0
P『お、おい真。何言ってるんだ』

雪歩『真ちゃん! とりあえず試そうよ! やってみようよ! ね!』


千早「萩原さんwwwww」

響「わっるい奴だなー」

雪歩「違うの! 違うの!」


刑事『まあそれはともかく‥‥流石にアイドルが犯人という事もないでしょうけどね。念のために、簡単にチェックを‥‥おい、女性の荷物なんだ。頼んだぞ』

婦人警官『はい』ゴソゴソ

真『あ、あああああ‥‥』

雪歩『うううぅ‥‥』

婦人警官『け、警部! これ!』

刑事『こ、これは! ‥‥いやはや、参りましたね』

P『ま、真‥‥お前‥‥』

真『ち、違う! 僕じゃない! 僕は盗んでなんていないんです!』

雪歩『ん? ん? ん?』

208: 2013/02/03(日) 06:07:59.65 ID:8teGXFQJ0
婦人警官『話は後でゆっくり聞かせてもらうわ。あ、そっちのあなた。これは返しておくわn』ポロッ

雪歩『』

真『!?』

婦人警官『け、警部ーっ! 大変です! もう1個出てきましたあ!』

刑事『何い!?』

P『雪歩!? お前まで!』

雪歩『ちちちち、違いますぅ! 誤解なんです!』

刑事『これは困りましたなあ』

P『あ、あの! もしかして、2人とも逮捕なんて事は‥‥』

刑事『いえいえ、最近は、警察の風当たりが強いですからなあ。アイドルを誤認逮捕なんて知れ渡ったら、どうなる事か』

婦人警官『ですが警部。どちらかが犯人である事は、間違いないと思います』

刑事『そうだな‥‥ちなみに聞きますが、自分の罪を認めるつもりは?』

真『僕、絶対やってません!』

雪歩『わ、私だって、こんな恐ろしい事‥‥』

刑事『では‥‥互いに、相手が本当の犯人だと?』

209: 2013/02/03(日) 06:09:39.35 ID:8teGXFQJ0
真『え!?』

雪歩『そ、それは‥‥』


『刑事の言葉に、動揺する2人。自分のために仲間を売るような真似はできないのか‥‥と、その時!』


春香「え?」

千早「まさか‥‥」


真『‥‥そ、そういえば雪歩、前にこういうの欲しがってたよね‥‥』

雪歩『えええええ!?』


響「うわーーーーっ!」

春香「やっちゃった! やっちゃったよーぅ!」

美希「最低! 最低なの!」


雪歩『ままままま、真ちゃん! なんて事言うの!?』

真『あ、いや‥‥』

雪歩『そ、そんな事言うなら真ちゃんだって‥‥いつも、お姫様みたいになりたいって言ってるよね‥‥これ、すごくお姫様っぽいよ』

212: 2013/02/03(日) 06:14:04.76 ID:8teGXFQJ0
真『ちょっと! やめてよ!』

雪歩『だ、だって真ちゃんが‥‥』

真『なんだよー!』

P『お、落ち着けお前たち! よせって!』


貴音「な、なんという‥‥」

真美「悪人同士で噛み合ってるよ‥‥」

亜美「まるで地獄の犬どもみたいだ‥‥」


『このままでは、色々とまずい事になるので、そろそろ助け舟を出す事に』


警官『警部!』

刑事『どうした?』

警官『防犯カメラを解析したところ、犯人の姿が確認されました!』

刑事『何!? 見せろ!‥‥これは!』

P『け、刑事さん。一体‥‥』

刑事『少し見えにくいが‥‥ここに映っているのは、どう見ても男! それも、複数犯だ!』

216: 2013/02/03(日) 06:18:19.55 ID:8teGXFQJ0
P『それじゃあ‥‥』

刑事『ええ。あなたのとこのアイドルさんは、無実です』

P『ありがとうございます! よかったな! 2人とも!』

真『あ‥‥』

雪歩『はい‥‥』

真『えと‥‥ゆ、雪歩‥‥』

雪歩『真ちゃん‥‥その‥‥』


千早「これは気まずいわね」

伊織「遺恨が残るタイプの争いだったわね」

やよい「2人とも、ちょっと可愛そうかなーって」


刑事『真犯人はまだ近くにいるはずだ! すぐに探して‥‥』

???『そこまでバレてちゃしょうがねえ』

刑事『誰だ!』

犯人『我々は強盗団、8492! 動くな! 大人しくしろ!』

217: 2013/02/03(日) 06:22:35.81 ID:8teGXFQJ0
P『銃!?』

雪歩『きゃあああ!』


伊織「あれ?」

あずさ「この人達ってもしかして‥‥」

やよい「ヤクザさんですぅ!」

春香「あ、本当だ。さっきのw」

千早「悪役が似合うわね」

伊織「なんとなく、この後の展開が予想できたわ」


刑事『何を考えている! 逃げ切れると思っているのか!』

犯人『うるせえ!』パン

刑事『ぐわあ!』バタッ

真雪歩『』


春香「あれ? デジャヴ?www」

伊織「ほらやっぱり! 手抜きしてんじゃないわよ!」

219: 2013/02/03(日) 06:26:48.91 ID:8teGXFQJ0
警官『警部! くそーっ、よくも警部を!』

犯人『動くな!』パン

警官『ぎゃあ!』ドサッ

婦人警官『やめなさい!』

犯人『おらあ!』パン

婦人警官『きゃあ!』バタリ


響「すっごい光景だなあ」

美希「地獄絵図なの」


P『‥‥やめろ!』

真『ちょ‥‥!』

雪歩『プロ‥‥』

P『こんな事をして、田舎のご両親が悲しむぞ!』

220: 2013/02/03(日) 06:28:31.98 ID:8teGXFQJ0
犯人『うっ‥‥』


春香「え? 効いてるwww」

美希「やっすい説得なのに‥‥w」


P『さあ、思い出すんだ。お母さんの優しい顔を。そして、銃をこっちに‥‥』

犯人『‥‥‥‥』パン


響「ちょwwww」

亜美「全然効いてなかった! 普通に撃たれたよwwww」


真『プロデューサー!』

雪歩『あ、ああああ‥‥』

P『な‥‥』


伊織「ん? これ、まさか‥‥」

真美「お約束の‥‥」

223: 2013/02/03(日) 06:34:28.70 ID:KWfUnob+O
P『なんじゃあこりゃあ!』


千早「んふっwww」

春香「やっぱりwww」

響「あ、プロデューサー、フラフラしながら2人に近寄ってったぞ」


P『俺は氏にたくないよお! 待ってくれよお!』

真『うわあああああ! ち、血が! 血が顔に! わああああああ!』

P『氏にたくないよお‥‥雪歩ぉ‥‥待ってくれよお!』

雪歩『きゃあああああ! いやああああああ!』


春香「こわいこわいこわいこわいwwwww」

美希「もうこんなの、夢に出てくるのwwww」


P『な、なんで氏ぬんだよぉ‥‥俺‥‥』ガクッ


響「うわっ! 氏んだ! それも、妙に生々しく!」

伊織「無駄に高度な演技ね‥‥w」

224: 2013/02/03(日) 06:37:39.53 ID:KWfUnob+O
犯人『さあて‥‥ここまでやっちまったら、後は何人でも一緒だな‥‥』

真『ひい!?』

雪歩『いやぁ!』

犯人『可哀想だが、消えてもらうぜ』チャキ

真『やだああああ! やめて、やめてえ! 氏にたくないよお!』


春香「‥‥あれ?」


真『やだ! やだ! やだよお! 助けてえ!』


亜美「ガチ泣き!?」

あずさ「雪歩ちゃんもだけど‥‥あまりアイドルが見せない方がいい顔してるわね」

千早「でも真‥‥ちょっとかわいい‥‥w」


犯人『‥‥‥‥』パン

真『ひやあ!』パァン!

228: 2013/02/03(日) 06:41:51.25 ID:KWfUnob+O
春香「わっ!? びっくりしたあ」

美希「真君の服が‥‥爆竹?」

千早「多分、着替えてる間に仕掛けられたのね」


雪歩『真ちゃん!?』

真『あ、ああああ‥‥あああああ!』ヨロヨロ

雪歩『真ちゃん! しっかりしてぇ!』

真『雪歩‥‥やだよ! 助けてえ! 父さん、母さん!‥‥やだよお!』←無傷


美希「なんで!? なんで撃たれた感じで進んでるの!?www」

やよい「くふっ‥‥だ、だめです笑っちゃ‥‥wwwww」プルプル

貴音「め、面妖な‥‥wwww」ピクピク

真「仕方ないだろ!? あの時は、本当に撃たれたと思ったんだからあ!」


『予想外の反応にスタッフ一同戸惑いながらも、ここでネタばらし。室内に、奇妙な音楽が流れる』

230: 2013/02/03(日) 06:46:52.04 ID:KWfUnob+O
チャーラー

P『』ムクリ

雪歩『ひゃあああ!?』

ズン チャ ズン チャ

刑事達『』ムクリ

真『!?』

犯人『コーディスィズ スリラー!』バッ

P達『スリラー ナァイ!』バッバッ

真雪歩『』


春香「ひっどいwwww」

美希「茶番! 茶番なの!」

千早「無駄に動きが完璧ね‥‥www」


犯人『ポゥ!』

233: 2013/02/03(日) 06:52:58.99 ID:j7zHdjsq0
ポゥ!じゃねーよwwwwwwwww

234: 2013/02/03(日) 06:53:29.13 ID:KWfUnob+O
P『と、いうわけで‥‥真、雪歩。これ。ドッキリのプラカードな』

真『もおお! プロデューサー!』

雪歩『よかったぁ‥‥よかったよう』ヘナヘナ

P『はっはっは。あー、疲れた。表舞台なんて立つもんじゃないな』

真『あの、僕達‥‥結構な醜態を晒した気がするんですけど‥‥』

雪歩『さっきの言い争いの事とか‥‥編集、入りますよね?』

P『‥‥さあ! それじゃあそろそろ締めて、スタジオに返せるようにしてくれ!』

真『ええ!?ちょっと! と、とりあえず‥‥』

真雪歩『ドッキリ、大成功!』

真『‥‥ちょっとプロデューサー! ほんとにお願いしますよ!?』

雪歩『絶対イメージダウンですぅ‥‥』


ちゃんちゃん♪

237: 2013/02/03(日) 07:00:52.79 ID:8teGXFQJ0
春香「はい、というわけでー‥‥丸々使われてしまったわけですけども」

美希「ひどかったの。もう‥‥ねえ?」

千早「2人が登場でひどく落ち込んでいたのは、これのせいだったのね」

真「他のみんなはさ、こう‥‥パニックになった時の可愛さとか、意外な一面があったのに」

雪歩「私達は‥‥」

伊織「何言ってるの? あんた達も、意外な一面が出てたじゃない」

亜美「うんうん。追い込まれたら、仲間を売るっていう‥‥」

真「やめてよお!」

春香「でも、真とか雪歩は、さわやかーとか、清楚ーみたいなイメージばっかりだったし、新しいファンの開拓になるかもよ?」

雪歩「そうかなぁ‥‥」

真美「王子様みたいな女の子から‥‥うーん。ダーティ・プリンスとか、裏切りの貴公子とか‥‥」

美希「あっはははは!www」

千早「そんな、プロレスラーのニックネームみたいな‥‥www」

真「」

239: 2013/02/03(日) 07:04:36.72 ID:8teGXFQJ0
春香「今回、どっちかというと真がメインターゲットだったよね。撃たれてたし」

響「ついさっき、「撃たれるアイドルなんていねえよ!」って言葉出てたよね‥‥www」

雪歩「本当は、私の服にも同じ仕掛けがしてあって、起爆できる状態だったらしいんだけど‥‥」

春香「うん」

雪歩「現場スタッフさん達が、今爆竹が鳴ったら、あの子本気で氏ぬんじゃないか?って‥‥」

春香「あー、有り得るねwww」

千早「そこまではいかなくても、気絶くらいなら考えられるわね」

美希「真君でもあの反応だったもんね」

真「まあ確かに‥‥服が爆発した瞬間、ちょっと出ちゃったかもしれないし」

春香「何が!?」

美希「やめて! そういうのだけはダメだと思うな!」

真「どうせ僕はダーティ・プリンスですよーだ!」

千早「いや、そういう意味のダーティはちょっと‥‥www」

美希「あ、春香春香」

春香「ん?‥‥あっと! もうこんな時間!」

241: 2013/02/03(日) 07:07:00.66 ID:8teGXFQJ0
千早「長いようで、短かったわね」

美希「ミキもう、お腹とアゴが痛いの」

春香「うんうん。視聴者の皆さんにも、いーっぱい笑ってもらえたかな」

伊織「おっと! ちょっと待ちなさい!」

響「まとめに入ろうとしてるけど、そうはいかないぞ!」

春香「え?」

千早「な、何?」

伊織「MCだからって逃げられると思ったら、大間違いよ! カモン!」

ウィーン

美希「な、なんなの!?」

あずさ「頑張ってくれた司会の3人に、私達からのプレゼントがあるのよぉ」

響「えー、今から3人には、上にあるボックス‥‥7、6、5のどれかを、それぞれ選んでもらうぞ」

伊織「自分で選んだボックスの下に行って、紐を引っ張りなさい」

春香「うわーん! やっぱりそういうのだー!」

千早「たしかに、私達だけが無傷で終わる訳がないとは思っていたけど‥‥」

246: 2013/02/03(日) 07:10:40.95 ID:8teGXFQJ0
美希「ミキ、痛いのは絶対やなの!」

伊織「では、シンキングターイム!」

やよい「伊織ちゃん、楽しそうだね」

春香「どうする?」

千早「私は余ったのでいいけれど‥‥」

美希「じゃあ美希、7がいいな! ラッキーセブンなの!」

春香「じゃあ私は6で‥‥」

千早「私は5‥‥決まったわよ」

伊織「それじゃ、それぞれ位置につきなさい」

響「ふむふむ‥‥なんか、割と面白い位置になったな!」

やよい「じゃあ‥‥千早さんからどうぞ!」

美希「ミキからじゃないの!? ミキ、やっぱり他のが」

あずさ「だめよ~。1回選んだら、もう選びなおせないわよ」

美希「うう‥‥バラエティ的には、最後って嫌な予感がするの」

247: 2013/02/03(日) 07:12:07.78 ID:8teGXFQJ0
千早「じゃあまず私から‥‥それっ」

ザバァーッ!

千早「」ポタポタ

伊織「千早は水攻めね。ま、お約束かしらw」

貴音「水も滴るいい女‥‥まこと、千早に相応しい言葉ですね」

伊織「んふっ!w‥‥貴音、そういうのやめて」

亜美「次ははるるんだねぃ」

春香「こわいよー‥‥えいっ!」

ヒュー  ガイーン!     ‥‥ゴスッ!

春香「いったーい! 何これ、タライ!?」

響「!!!?‥‥wwwww」プルプル

伊織「こっちもお約s‥‥響? どうしたのよ」

響「ち、ちは‥‥巻き添え‥‥角が‥‥あっはっはっはっは!wwwww」

千早「いったぁ‥‥!」

伊織「何!? 何があったのよ!?」

248: 2013/02/03(日) 07:14:39.73 ID:8teGXFQJ0
真「は、春香の頭でバウンドしたタライが、千早のおでこに‥‥くくっwww」

伊織「うっそ! 千早、あんた美味しすぎるでしょ!w」

千早「角が‥‥痛いところがぁ‥‥!」

春香「ご、ごめんね千早ちゃん! 大丈夫?」

千早「‥‥割と面白くなったと思うから、平気よ」

春香「う、うん‥‥?」

真「じゃ、最後は美希だね。ちなみに、痛いのは今のだけだよ」

美希「ほんと!? じゃあ少し気が楽なの! それっ!」

ボトボトボト ベチャ ボトボト ベチャベチャベチャ

美希「」

伊織「んっふ‥‥!w」

美希「なんか‥‥冷たくて柔らかくて‥‥くさっ! え!? 何なのこれ!?」

やよい「明太子です!」

美希「ばっかじゃないの!? ばっかじゃなーいのー!?」

響「wwwwwwww」

251: 2013/02/03(日) 07:20:08.91 ID:8teGXFQJ0
美希「あああああ! 髪に! 髪に明太子が巻き込まれて! やーん!‥‥くっさ!」

千早「み、美希やめて! お腹がもう‥‥wwwww」

伊織「ほら、取ってあげるからジッとしてなさい」

美希「うう‥‥でこちゃん、ありがt」

伊織「生ぐさっ! 思った以上に生臭いわ! 白いご飯欲しくなるわ!」

美希「」

響「えー、というわけで‥‥春香」

春香「うん。最後までご覧いただき、ありがとうございました!」

千早「次回からは、またお昼にお会いする事になります」

美希「史上初、魚卵系アイドルが見れるのは、この番組だけなの!」

千早「んふっ‥‥美希、やめて‥‥www」

春香「それでは皆さん‥‥」

アイドル「またねーっ!」

254: 2013/02/03(日) 07:26:19.92 ID:WCvRHrW50

引用: 春香「ドッキリ企画」