923:◆vLyL7y0Zk. 2014/08/05(火) 11:35:37.96 ID:M/HhsjtF0


前回:【艦これ】提督「よろしく頼む」その2【9】

提督「よろしく頼む」シリーズ

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───────────────────────────────


─提督家─



提督母「あんたがホントに軍人になるなんてね……」

提督母「どうせついていけないから辞めると思ってたわ」

提督「はは……まぁ、たしかに色々大変だったけどね」

提督母「ホントにしばらく帰ってこれないの?」

提督「うん。鎮守府の寮に住むからね」

提督母「そう……」

提督母「提督」

提督母「今からでも……遅くはないわよ……軍に入るのは」


ピンポーン



提督「お、迎えが来たみたいだ」

提督「いってくるよ、おふくろ」スッ

提督母「あ……」

提督母「……いってらっしゃい」



──────────────────────────


924: 2014/08/05(火) 11:36:50.73 ID:M/HhsjtF0


運転手「お迎えにあがりました。提督様」

提督「はい、わざわざありがとうございます」

提督(ほんとに専属の運転手がきた……すごいな)

大和「提督ー、早く載りなさい」

提督「もう載ってたのか大和」

日向「私達もいるぞ」

加賀「こんにちは」


925: 2014/08/05(火) 11:38:15.49 ID:M/HhsjtF0


提督「日向と加賀まで……家近くないのになんでだ?」

大和「二人とも私の家に泊まってたのよ」

提督「ああ、そういう事か。一声かけてくれれば顔だしにいったのに」

大和「ちょっと女の子だけで集まりたかったの」

提督「ふーん……まぁいいけどさ」

運転手「皆様、そろそろ中央鎮守府へ出発します。よろしいでしょうか?」

提督「あ、すいません。お願いします」


926: 2014/08/05(火) 11:41:00.68 ID:M/HhsjtF0



──────────────────


   ─中央鎮守府─


提督「ここが中央鎮守府……」

大和「大きいわねぇ……」

日向「すごいな。ざっと20メートルの高さはある壁が囲う様にずっと続いている」

加賀「端から端までが見えませんね」

大和「小さい頃パパに連れられて来た事があるけど……その時より更に大きなってるわ」

提督「ふむ。とりあえず受付口に行ってくるからここでまっててくれ」


927: 2014/08/05(火) 11:42:07.60 ID:M/HhsjtF0


───────────────────────────────


中央受付員「提督様、大和様、日向様、加賀様ですね」

提督「はい」

中央受付員「お待ちしておりました。そのまま車で寮の方へ移動してお荷物を置いていただきます」

提督(これだけの広さだ。基本敷地内は車移動みたいだな)

中央受付員「寮の建物はそのまま提督様達の所有物になります。お好きな部屋をご利用ください」

中央受付員「部屋は顔と指紋による認証で管理するオートロック形式、鍵は不要です」

中央受付員「何かお困りな事がありましたらこちらまでご連絡ください」

提督「分かりました」

提督(建物そのものを所有物とは……さすが中央……)

928: 2014/08/05(火) 11:43:35.56 ID:M/HhsjtF0

─中央鎮守府 寮─


提督「これまた……で……でけぇ……」

大和「こ、この豪邸があたし達の物?」

日向「4人じゃ恐れ多い大きさだ……」

加賀「一体、何部屋あるんでしょうか?」

提督「ま、まぁとりあえず中へはいって荷物を置こう」



929: 2014/08/05(火) 11:45:45.65 ID:M/HhsjtF0

───────────────


   ─寮内─


提督「じゃあ俺はあっちの部屋にするから」

大和「分かったわ。女子はあっち側で並んで部屋とるわね」

日向「しかし20部屋以上あるからたまに迷いそうでこわいな」

加賀「ですね……ん」

加賀「…………」クンクン

加賀「いい匂いがします」

メイド「はい、お食事のご用意もできております」サッ

加賀「……はぅっ!」ビクッ

930: 2014/08/05(火) 11:47:06.30 ID:M/HhsjtF0

メイド「あ、すいません急にでて驚かしてしまって」

メイド「私はこちらで皆さんのお手伝いをするメイドです」

メイド「主に日常生活関連のサポートをします。よろしくお願いします」ペコリ

提督達「「よ、よろしくお願いします」」

大和(メイドさんまでいるなんて……)

日向(軍の待遇は良いと聞いていたが……)

加賀(ここまでとは……中央だからというのもありますでしょうが)

メイド「どうですか?お食事されますか?」

提督「あ、ああそうですね。みんなでお昼にしようか」


931: 2014/08/05(火) 11:48:20.95 ID:M/HhsjtF0

     ─食堂─


提督「す、すごい量ですね」

メイド「はい♪腕によりをかけて一杯つくりました!」

提督「しかしこれだけの量……いや食べれるか」

メイド「ええ食べれると思いますよ。艦娘の皆さんは普通の人間より食事量が多いはずですし」

メイド「それに、そこの方は空母型ですよね?」

加賀「……?」コクリ

932: 2014/08/05(火) 11:50:00.07 ID:M/HhsjtF0

メイド「空母型の方は特に食事量が多いのでこれくらいなら食べれると思いますよ」

加賀「…………」ジュルリ

提督「詳しいんですね、艦娘の事に」

メイド「ええ、この道10年近くやっていますから。ある程度の事は知っていますよ」

提督「なるほど……頼りになります」

提督(使用人ですらこの対応か。恐るべし中央鎮守府……)

メイド「さぁ、皆さん。冷めない内に食べてください!」

提督「そうですね。では、いただきます」


936: 2014/08/05(火) 12:57:39.92 ID:M/HhsjtF0


  一時間後


加賀「満足です……」ケプ

大和「ごちそう様でした。ほんとに美味しかったです♪」

日向「驚いたな。レストランも顔負けの味だ」

メイド「そういってもらえると作った甲斐があります♪」キャピ

提督(この量をしっかり味付て調理できるとは……さすがだな)

提督「……さて、腹ごしらえもすんだしこの後、挨拶回りに行くから正装しといてくれ」

大和「どこへいくの?」

提督「んー本部の建物があるからまずはそっちかな」

提督「その後に爺督大将と各司令官へ挨拶に」

大和「分かったわ。じゃあ一時間後に玄関集合にしましょう」

提督「うむ」

メイド「艦娘ちゃん達の着替えは私が手伝いますね~」

939: 2014/08/05(火) 13:41:53.30 ID:M/HhsjtF0

>>937-938
分かりづらくてごめん!フォローもありがとう!


940: 2014/08/05(火) 13:43:28.24 ID:M/HhsjtF0


──────────────────────

  
提督「……」

大和「お待たせ……ってそれ、新しい軍服?」

提督「うむ。これはなんかあれだな」

大和「真っ黒の軍服なんて珍しいわね」

提督「たしかにな。なんでお前らは白で俺だけ黒なんだ」

大和「艦娘の軍服は全員統一されてるわよ、提督ちょっとこっちきて」

大和「あ……ほら、襟元になんかゴミがついてたわ」スッ

提督「ん、ああすまん」

日向「そうやってみると夫婦って感じだな」スタスタ

加賀「ですね」スタスタ

提督「お、準備はできたみたいだな二人共」

日向「うむ……って提督。なんだその喪服みたいな軍服は」

提督「……いうなよそれ」ズーン



941: 2014/08/05(火) 13:46:14.15 ID:M/HhsjtF0

────────────────────────

 
   ─中央鎮守府 本部 建物内応接間─



本部軍人「やや、よくぞいらっしゃいました!提督殿!」ビシッ

提督「はっ!今日より着任いたしました!よろしくお願いします!」ビシッ

本部軍人「提督殿はそんなに堅くならなくてよいのですよ。立場的に貴殿の方が上なのですから」

提督「いえ……そうとはいえ先輩方に無礼な態度は遠慮したく思います」

本部軍人「はは、なんと真面目な方だ」


942: 2014/08/05(火) 13:47:46.71 ID:M/HhsjtF0

本部軍人「さて……自己紹介遅させていただきますが私、中央鎮守府 本保総責任者の本部軍人と申します」

本部軍人「こちらの本部では任務の管理から予算の組み立て」

本部軍人「各鎮守府の状況把握などいってしまえば割と何でもする所でありまして」

本部軍人「まぁ何か問題が発生したら私どもに言っていただければある程度対応できます、はい」

提督「なるほど、了解しました」

943: 2014/08/05(火) 13:50:11.75 ID:M/HhsjtF0


本部軍人「……いやはや、今度もお若い方だなぁ」

提督「……今度も?」

本部軍人「あ、いやいや。何でもございません」

本部軍人「それより総司令官が提督殿がくるのを首を長くして待っている様ですよ」

提督「総司令官が?……了解しました。すぐに行ってまいります」サササ


スタスタ 


提督「では、失礼します」ペコリ


バタン



本部軍人「…………」

本部軍人「何年……いや、何ヶ月持ちますかな」ボソッ






944: 2014/08/05(火) 13:56:17.04 ID:M/HhsjtF0

────────────────────────────


─ 中央鎮守府 第1艦隊 訓練海場 ─


提督「話に聞くとここらへんに総司令官がいるらしいが」キョロキョロ

大和「敷地内に海水を引き込んで、こんなに大きい訓練場をつくってるのね。すごいわ」

加賀「……設備の充実さも聞いてる通りですね」

日向「おい……あそこの海上に誰か走ってるぞ」




シュタタタタタタタタタタタタ


ヒィイイイイイ
キャハハハハ




加賀「すごい速さですね……」

大和「艦娘……よね?」

提督「うむ……それと、だれか背中に背負ってるぞ」

945: 2014/08/05(火) 13:57:07.29 ID:M/HhsjtF0


島風「じーじ、お客さんもう来てるみたいだよー」

爺督「あばばばば!島風ちゃん!もう少し速度を下げ」

島風「え?何?速さが足りない?仕方ないなぁ」

爺督「ち、ちが、さげ」

島風「リミッター解除♪島風、全速でいっきまーす!」




ギャァアアアアアアアアアアアアアアアア
ハヤイデショーーーーー




提督「大丈夫かあれ……」



946: 2014/08/05(火) 14:01:11.88 ID:M/HhsjtF0

───────────────────────────



爺督「ヒぃっ……ヒィッ……よく……ぞ……き……てくれ……ヒィッ……た」ゼェゼェ

島風「じーじ、そんな辛かったんならいってくれれば止めたのに」

爺督「ヒぃっ……ヒィッ……いっ……ったよ……」

島風「じーじがワシも風になりたいとかいうから背中乗せたのに、だらしないなぁ」プクー

提督「……」タラーン

提督「え、えっと、本日より着任いたしました!提督です!これからご迷惑おかけすると思いますが何卒ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します」ビシッ

爺督「……ヒィッ……ヒィッ……オエッ」

島風「じーじ汚ーい」

提督「…………」ガクッ

947: 2014/08/05(火) 14:03:28.15 ID:M/HhsjtF0

大和(ちょ、ちょっとこの人本当に海軍で一番偉い人なの?)ヒソヒソ

提督(そうだよ。お前だって写真みたろ?)ヒソヒソ

大和(似てる別人じゃないのかしら)ヒソヒソ


爺督「……ヒィッ……ヒィ……よし、落ち着いてきたわい」

爺督「すまんの、見苦しい所を見せて」

爺督「てわけで改めて挨拶させていただこう」

爺督「わしがこの中央鎮守府で一番偉い爺督大将だぞい!よろしくのぉ!」

提督達「「よ、よろしくお願いします」」

島風「じーじ偉そうだねぇー」


948: 2014/08/05(火) 14:06:09.33 ID:M/HhsjtF0

爺督「提督君、よくぞ中央へきてくれた」

提督「はっ!私もこちら中央鎮守府へと着任できた事を心より嬉しく思います!」ビシッ

爺督「ふぉっふぉっふぉっ、元気があってええのぉ。若いのはそれじゃないといかん」

提督「ありがとうございます!」

爺督「ふむ。ワシの艦隊のメンバーも紹介させてもらおうかの」

爺督「ほれ、島風ちゃん。みんなに挨拶しなさい」

島風「はーい。駆逐艦の島風だよー。よろしくねー」

提督「よろしくお願いします!(随分若い子だな……というか子供じゃないか)」

爺督「うむうむ。……さて、少し話たい事があるのじゃが……」

爺督「ここで話すのもあれだしの。ワシの執務室へくるとよい」



949: 2014/08/05(火) 14:09:23.56 ID:M/HhsjtF0

──────────────────────

   ─執務室─
   
   
爺督「好きな様に座るといいぞい」

提督「ありがとうございます」スッ

爺督「ふぅ……どうじゃ?着任した感想は」

提督「はい、正直まだあまり実感がないというか」

提督「何から何まで初めての事が多く戸惑っております」

爺督「まぁ最初はだれでもそうじゃ。慣れるまでは苦労するのぉ」

950: 2014/08/05(火) 14:16:54.50 ID:M/HhsjtF0

提督「特にこの中央鎮守府。設備や艦隊の規模が他鎮守府と全く違うようで」

提督「過去に授業の一環として別の鎮守府にいた事があるのですが……」

提督「比較して中々に差を感じています」

爺督「うむ。まぁここは特別だからのぉ」

爺督「特別故に面倒くさく大変な事も多いぞい」

提督「はい、覚悟しております」

爺督「うむうむ。良い心がけじゃ」


951: 2014/08/05(火) 14:23:27.67 ID:M/HhsjtF0


爺督「……さて、一応お主には今後ワシの指揮の下で動いてもらう訳じゃが……」

爺督「まずその前にメインとなる艦隊を編成してもらわなければ困るのぉ」

爺督「基本的に6人で1艦隊として編成するには」

爺督「お主の友人だけでは後3人足りないからのぉ」

提督「はい、たしかに……」

爺督「このリストを受け取るのじゃ」パサッ

952: 2014/08/05(火) 14:31:04.09 ID:M/HhsjtF0

提督「……これは」

爺督「中央鎮守府に所属する艦娘のデータじゃ」

爺督「一人一人事細かく書いてある。それを参考にして」

爺督「その中から好きな艦娘を3人選択するとよい」

提督「……3人、ですか?」

爺督「うむ。予備戦力の艦娘はかなりいるからのぉ」

爺督「その中から選択するわけじゃが……」

爺督「全て判断はお主に任せる。お主の今までの経験と知識、勘で選ぶとよい」

爺督「艦娘だけに勘でな!なんちって」

提督「…………」

爺督「…………」

爺督「と、とりあえず来月くらいまでには目星をつけて決めてもらいたいのじゃが」

爺督「いけるかの?」

提督「了解しました。善処いたします」

爺督「うむ。期待しておるぞい、提督君」


953: 2014/08/05(火) 14:39:24.05 ID:M/HhsjtF0

─────────────────────────────


   ─寮内 談話室─

   
大和「あと3人……ねぇ」

提督「うむ」

日向「できれば艦種のバランスを考えて選択したい所だ」

提督「ああ、今のままでは雷撃ができる者がいないからな」

提督「駆逐艦や軽巡用艦などの足が早く魚雷や爆雷を艤装できる者が欲しい所だ」

加賀「……選ぶのに悩みそうですね」

提督「ほんとだよ。何せ見てくれ。このリスト」

提督「これに約200人ちかい艦娘のデータが載っている」

提督「ここから選びつつ実際に会って話をして考えてく訳だから……」

提督「1か月で決まるかな果たして」ウーン

大和「士官学校の時と同じねぇ」

提督「そうなんだよ。幸いにして今回は選択肢に制限がないがな」

大和「ええ……まぁ、焦らずにしっかり考えていきましょう」

提督「……ああ」


954: 2014/08/05(火) 14:40:35.73 ID:M/HhsjtF0



──────────────────────────────

─爺督の部屋─


爺督「ふー……」スパー

島風「じーじ、煙いよぉー」

爺督「あ、すまんのぉ。今消すぞい」

島風「煙草は外で吸うって決まりなんだから!」プンプン

爺督「厳しいのぉ島風ちゃんは」


955: 2014/08/05(火) 14:41:44.61 ID:M/HhsjtF0


コンコン



島風「どうぞー」

爺督「島風ちゃん、ここワシの部屋だからワシが言わないとねそれ」タラー


ガチャ


武蔵「爺督、今戻ったぞ」

あきつ丸「ただいま戻りました、であります!」

爺督「おかえりだぞい、武蔵、あきつ丸よ」

島風「おかえりー」

956: 2014/08/05(火) 14:44:35.97 ID:M/HhsjtF0


武蔵「む……なんだ煙いな。爺督、煙草は外で吸えといったろ」ギロッ

あきつ丸「爺督殿、煙草はなるべく控えて欲しいのであります」

爺督「ひぃぃ、厳しいのぉやっぱり」

武蔵「まったく……それより新しいのが来たみたいだな」

爺督「ん……ああ提督君達の事か」

武蔵「うむ」

957: 2014/08/05(火) 14:46:53.89 ID:M/HhsjtF0

島風「じーじの新しいおもちゃ?」

爺督「し、島風ちゃん。その言い方はちょっと……」

武蔵「ふんっ。実質そのようなものではないか」

爺督「武蔵君まで……」

あきつ丸「爺督殿はそんな方ではないであります!」

爺督「あきつ丸君だけだよワシの味方は……」

あきつ丸「と思っていた時期が自分にもあったであります!」

爺督「あんれー前言撤回?」

958: 2014/08/05(火) 14:51:28.69 ID:M/HhsjtF0

武蔵「……で、あいつらはいつから動かすんだ」

爺督「まだ艦隊の編成ができておらんしの」

爺督「プラスしばらくは訓練等もしてもらわんとなぁ」

爺督「そう考えると3か月後くらいから任務してもらおうと思ってるぞい」

武蔵「ふむ……」



爺督「とりあえずカムランにでも単独で遊びに行ってもらおうとおもってるぞい」



島風「……じーじ、気軽にいうよねぇ」

あきつ丸「新米艦隊の初任務をカムランでありますか……」

武蔵「外道が……」

爺督「なんとでもいうがええ」

爺督「……それぐらいしてもらわんと」

爺督「わざわざ士官学校へ足を運んだ労力にそぐわないぞい」ニヤリ

959: 2014/08/05(火) 14:53:15.49 ID:M/HhsjtF0


以上ですー



見ていただいてる方ありがとうございます

960: 2014/08/05(火) 15:55:54.79 ID:P8bQ5ifW0

967: 2014/08/06(水) 00:44:31.70 ID:zFJ6IyCwo


次スレたてました

皆さんのおかげで今後も楽しく投下できそうです
本当にありがとうございます



ここの残りは番外編や小ネタで埋めときます


よろしくどうぞ


969: 2014/08/06(水) 08:56:51.48 ID:GsFLPzBd0
>>968
ご指摘ありがとうございます
全く考慮していなかったので助かりました
ちょっと埋めるには文量たりなそうなので急いで書いてきますね


973: 2014/08/06(水) 11:26:43.12 ID:GsFLPzBd0
番外編「不知火と犬」 その2 ※本編とは関係ありません

─箇条書きあらすじ─

・鎮守府に突如現れた迷子犬

・電と不知火は飼い主を一生懸命に探すが一向に見つからない

・急に名前を付けようと提案した不知火

・夕ご飯時にメンバーから意見をだしあう

・不知火が圧倒的ネーミングセンスで「ボッチ丸」と提案する

・鎮守府メンバー凍りつく ←今ここ

974: 2014/08/06(水) 11:27:41.44 ID:GsFLPzBd0



不知火「ボッチ丸なんてどうでしょうか」



975: 2014/08/06(水) 11:29:20.60 ID:GsFLPzBd0

シーン


金剛(ク……ボッチ丸……ちょっときついデス……)

愛宕(困ったわね……反応に)

電(こんな時どんな顔をしたらいいのでしょうか……)

犬(クーン)

976: 2014/08/06(水) 11:30:05.75 ID:GsFLPzBd0


不知火「……どうでしょうか?」ジー


金剛(正直ないなーとは思いマスが……)

愛宕(あの不知火ちゃんが一生懸命に考えたみたいだし……)

電(ヤメテなんて言えないのです……)

犬(ワォーン……)


977: 2014/08/06(水) 11:30:43.27 ID:GsFLPzBd0


龍驤「ププ……クスクス……」ト


金剛&愛宕&電&犬「「?!」」



978: 2014/08/06(水) 11:33:26.07 ID:GsFLPzBd0

龍驤「ボッチ丸てお前!アーハッハッハ!お腹痛い!」ゲラゲラ

不知火「……なんですか、龍驤」

龍驤「そりゃ不知火!ボッチ丸なんて恥ずかしい名前は」

電「せいっ!なのです!」


バキィ



龍驤「ゲブゥ……い……電……何を……」ガクッ

電(……邪魔者は消したのです)

979: 2014/08/06(水) 11:35:12.79 ID:GsFLPzBd0

金剛(ナイスデス!電!)

愛宕(あんなに一生懸命な不知火ちゃんをあざ笑うなんて許せないわよ龍驤ちゃん)

犬(バウバウ)


不知火「笑われる程、変だったのでしょうか……不知火はいいと思ったのですが……」


電「不知火さん!とても素敵だと思うのです!」

金剛「そ、そうデスよ!ほら、犬も喜んでいマース!」

犬「ワ、ワオーン」フリフリ

愛宕「さ、さすが不知火ちゃんね。いい名前つけるわぁ」

980: 2014/08/06(水) 11:36:17.95 ID:GsFLPzBd0


不知火「……なんか皆さんわざとらしいのですが」


金剛&愛宕&電&犬「「……っ」」ギクゥッ




981: 2014/08/06(水) 11:37:58.86 ID:GsFLPzBd0

不知火「本当に良いと……心の底から思っていますか?」ジトー

金剛(あ、あの目線は全てを見透かす目デス!)

愛宕(どうするの!あの状態の不知火ちゃんに嘘をつくのは至難の技よ)

電(ピンチなのです……)

犬(ワオーン……)

不知火「なんで目をそらすんですか……」ジトー

不知火「さぁ本当の事をいってくだ」ジリジリ


982: 2014/08/06(水) 11:38:51.83 ID:GsFLPzBd0



長門「なぁんて可愛い名前なんだ!」ガタン



983: 2014/08/06(水) 11:40:10.70 ID:GsFLPzBd0

金剛&愛宕&電&犬&不知火「「!?」」


長門「一人ぼっちという哀愁のある言葉からぼっちだけを抜き取り」

長門「それに丸という可愛らしく動物らしい名詞をつけくわえる事で」

長門「超かわいい名前にしあがったじゃないか!」ドーン

金剛&愛宕&電&犬(えぇぇぇ……)



984: 2014/08/06(水) 11:42:00.22 ID:GsFLPzBd0

長門「私は大賛成だぞ!不知火!」

不知火「……本当にそう思っていますか?」ジトッ

長門「ああ!もちろんだとも!」キラキラ

不知火「……」ジー

長門「……」キラキラ

不知火(…………これは嘘偽りのない目)

不知火「ありがとうございます長門。不知火は嬉しいです」

長門「ああ、明日からこいつはボッチ丸だ!こいボッチ丸!抱きしめてやるぞ!」

ボッチ丸「ワ、ワオーン」


金剛(よ、良かったデース)ホッ

愛宕(ええ……不知火ちゃんが嬉しそうで何よりだわぁ)ホッ

電(長門さんが頭おかしくて良かったのです)ホッ



龍驤「…………う、ウチがなにしたっていうねん……」ピクピク


おわり



985: 2014/08/06(水) 11:44:41.92 ID:GsFLPzBd0


微妙な話に微妙な投下量

とりあえず以上です

埋めてもらうか……(白目

986: 2014/08/06(水) 11:45:27.93 ID:bLPp6B2to

埋め

989: 2014/08/06(水) 11:56:12.23 ID:Lo+AEHdMO
乙ウメ


次回:【艦これ】提督「よろしく頼む」その3【1】


引用: 【艦これ】 提督「よろしく頼む」 その2