673:◆ORDERq/08U 2019/09/14(土) 22:22:37 ID:4NWr.y.U




前回はこちら


雪美さんといっしょシリーズ


361

モバP「佐城さん」

雪美「……」

モバP「佐城さん?」

雪美「……」

モバP「あれ? 呼んでも返事をしませんね」オーイ

雪美「……」プイッ

モバP「……佐城さん、どうしたんですか?」

雪美「……」ツーン

モバP「雪美」

雪美「ん……何……?」コロッ

モバP「橘ですと言いつつ名前で呼ばないと怒るありすみたいだ。そんなに名前の方が良いか?」

雪美「うん……。だって……私の……名字は……やがて……Pに……変えられる……から」ニコッ


ちひろ「あの人まーた待てますかされてる」

674: 2019/09/14(土) 22:26:36 ID:4NWr.y.U
362

モバP「巨大な剣を振り回す少女キャラって最近見ませんよね」

ちひろ「一昔前? のアニメゲーム漫画にありがちですね」

モバP「非力そうに見える外見と不釣り合いに大きな剣で躍動する姿はわくわくさんしませんか?」

ちひろ「留美さんじゃないわくわくさんなら、段ボールで剣とかをつくってあそぼで出来そうですね」

ちひろ「でもあれってそういう風に剣が異常に軽いのか、それとも使い手側が怪力なのか……と見るたびに思います」

モバP「剣が軽いというか、実は地球基準の重力じゃないのかもしれませんね」

ちひろ「やたらアクロバティックなアクションが出せるのも重力が弱かったりする影響?」

ちひろ「でも重力が違うと今の人の形って果たして保てるんでしょうか」

モバP「星が小さいと重力が弱く、生物は大きくなるという話を聞いたことがあります」

モバP「昔の地球は正にそれで、神話に巨人が出てきたり、恐竜が世界を支配したりしたとか」

ちひろ「……それはそうとプロデューサーさんは長身ですけど、自重に悩まされたりはしていませんか?」

モバP「いいえ? ただ雪美さんサイズになってみたいとは思いますね。体がとても軽く感じられるのでしょうか」


雪美「……なって……みる……?」 エッ

675: 2019/09/14(土) 22:29:05 ID:4NWr.y.U
363

ちひろ「プロデューサーさん、最近千夜ちゃんと仲が良いようですね」

モバP「料理を教えてもらっていますね。なかなかスパルタですよ」

モバP「前に小腹を空かせたちとせに自作弁当の玉子焼きを与えていたら千夜にも味見されまして」

千夜『お前は玉子焼きを薄焼き玉子をただ巻いただけの物だと思っているのか?』

モバP「と、指摘を受けたものですから」

ちひろ「確かに、玉子焼きはふわふわが良いですねえ」

ちとせ「でも、あなたの安定しない玉子焼きも、日々を面白く生きる糧になっているよ♪」

モバP「ありがたい。毎日作っている甲斐があるってもんです」

千夜「お嬢さまに変な物を食べさせないよう上達しなさい、いいですね?」

モバP「はい、先生」

ちひろ「毎日食べさせてるんですか……」

ちとせ「ちなみに、今日の玉子焼きは、シチリアのブラッドオレンジのような、爽やかな仕上がりだったね」

ちひろ「それは堅気の玉子焼きじゃないと思うんですけど」

676: 2019/09/14(土) 22:30:44 ID:4NWr.y.U
雪美「Pは……何でも……食べる……ね」

モバP「結構貧乏舌なところはあります」

雪美「……ゆえに……たまに……独特な料理も……作る……」

ちとせ「美食家の私の舌を唸らせるには、まだまだ」

モバP「唸らせてみたいなあ」

千夜「ならば20代で1000万円食べなさい。そして一流の舌を身に付けろ」

モバP「そう言う千夜は一流の舌なのか?」

ちとせ「んーん。その件は、私が千夜ちゃんに、ちょっとオーバーに教えてみただけ♪」

千夜「お嬢さま……戯れを」

モバP「でも、そうだな。いつか、これだ! という料理を食わせてやる。待ってろよちとせ」

ちとせ「うん。……見守っているよ」

千夜「それで、その料理というのは?」

モバP「満漢全席なんてどうだ」

千夜「お嬢さまの胃が壊れるのでそんな野望は全力で阻止します」


雪美「……まんかん……?」 ア、ソレハデスネ・・・

677: 2019/09/14(土) 22:31:32 ID:4NWr.y.U
364

モバP「……」

雪美「……」チョコン

モバP「……中秋の名月、だな」

雪美「……うん」

モバP「またの名を十五夜。普段はそうでもないすすきと団子が実に役者になる一時だ」

雪美「……うん」

モバP「……」

雪美「……」

モバP「……こんな時でも膝の上から、お月様を眺めるんだな」

雪美「…………うん」

モバP「ふふ……静かだな」

雪美「……」

モバP「……」

678: 2019/09/14(土) 22:33:24 ID:4NWr.y.U
モバP「うさぎうさぎ何見て跳ねる」

雪美「十五夜……お月さま……見て……はねる……」

モバP「ボーパルバニーは首をはねる……」

ちひろ「ぶち壊しじゃないか」

雪美「……」

モバP「……」

モバP「……愛しています」

雪美「……えっ……?」

モバP「おっと失礼。月が綺麗ですね」

雪美「……」

モバP「……」

雪美「…………月は……ずっと、前から……綺麗……」

モバP「……」グッ

679: 2019/09/14(土) 22:34:19 ID:4NWr.y.U
ヒュウウウー

雪美「っ……」

モバP「……風が冷たいですね」

雪美「……寒い」

モバP「……」ガバッ

雪美「あっ……///」

モバP「……」

雪美「……暖かく……なった……」ギュッ

モバP「……」

雪美「……」

モバP「……雨、やみませんね」

ちひろ「天候操作をしだすな」

雪美「……ふふっ……今日は、とても……幸せ」

680: 2019/09/14(土) 22:36:41 ID:4NWr.y.U
モバP「それにしてもお月様がまるいねえ」

雪美「……うん」

モバP「世界のどんなまるよりまるい気がする」

ちひろ「ニャースかな?」

雪美「……P」

モバP「何だ」

雪美「お月さま……どうして……昼は白くて……夜は黄色い……の?」

モバP「空が青いからだよ」

モバP「元は黄色く見えるのが、昼は周りの空の青色に影響されてより白っぽく見えるんだ」

雪美「……空が青くなかったら……違う色に……なる……?」

モバP「だろうね。正しくは光の色や波長の説明になって長くなるのでこの辺で」

モバP「でも、白と黄色で良かったよな。銀と金と思えば何だか神聖な感じがするし」

ちひろ「赤い時もありますよ?」

モバP「その時は銅で」

681: 2019/09/14(土) 22:39:02 ID:4NWr.y.U
雪美「……」

モバP「……」

モバP「……雪美さんといっしょだといつまでも月を見ていられるなあ」

雪美「……あなたと……ずっと……」

グゥゥ

モバP「」

雪美「……P……お腹空いてる……?」

モバP「いやはやお恥ずかしい。そろそろ切り上げます?」

雪美「ん……ありがとう……。……Pとの……繋がり……また……増えた……」ピョン

モバP「さて、何食べようか。そうそう、この時期はマクドナルドの月見バーガーが恋しくなるね」

ちひろ「ここでジャンクフードですか」

モバP「うどんやそばにはない、常に人気なのに徹底して期間限定というのが良い!」

雪美「お月さまは……見ている、けど……ちょっと体に悪いもの……食べよう……」


ちひろ「その後は三人でマクドナルドに行きました。ま、たまにはね?」

682: 2019/09/14(土) 22:40:41 ID:4NWr.y.U
365

ちひろ「プロデューサーさんはもう一度食べたい最高の料理ってあります?」

モバP「作り方を忘れたカーチャンのカレー……ではなく本場福建省の佛跳牆ですかね」

ちひろ「それはまた……食べに行ったことがあるんですか?」

モバP「お仕事の付き合いで一度だけですね。坊主が塀を乗り越えるのも頷ける美味さでしたよ」

ちひろ「ずるい」

モバP「ちひろさんも嫉妬する高級料理……今度作りましょうか?」

ちひろ「作りましょうかって、作れるんですか?」

モバP「千夜に教わります」

千夜「私はお嬢さまの従者であって万能料理人ではありませんし、教える義理もない」

ちとせ・雪美「食べたい……」キラキラ

千夜「……おい。沽券に関わるので作れないとは言わないが、言い出したお前が何とかしろ」ヒソヒソ

モバP「そんなこと仰らず手を貸してください、先生」ヒソヒソ


千夜「ちっ……どうして私が……。……佛跳牆、ですか……」

683: 2019/09/14(土) 22:42:27 ID:4NWr.y.U
366

輝子「……」カリカリカリ

モバP「勉強中の凛々しい輝子」

モバP「……イケメンだなあ。新たな発見」

小梅「こっちこっち……」クシシシ

モバP「歯を見せていたずらっぽく笑う小梅……あの子と鬼ごっこ中かな?」

モバP「……無邪気だなあ。新たな発見」

幸子「……プロデューサーさん、何をニヤニヤしているんですか? ボクが挨拶に来たというのに」

モバP「そしていつもの幸子」

モバP「……カワイイは不変だなあ」

幸子「なっ、何ですか! ボクだけ何も成長していないみたいじゃないですか!」

モバP「成長はしているさ。その上で変わらなさを評価したくなるのが幸子の個性だ」ナデナデ

幸子「ふふん♪ それなら仕方ありませんね! 変わらずカワイイボクを存分に堪能あれ!」


雪美「……幸子は……いつでも……どこでも……幸子って分かるの……すごい……」

684: 2019/09/14(土) 22:51:54 ID:4NWr.y.U
367

モバP「体の柔軟さで思いつくアイドルと言えば綾瀬穂乃香だ」

穂乃香「そこはバレエの経験が活きているなって思います」

モバP「でも活動は本当にマルチだな。表現力をめきめきと伸ばす姿に心が豊かに」

穂乃香「Pさんが導いてくれたからですよ? でもストレッチは手を抜きません」ググッ

モバP「ぴにゃああああ!」

穂乃香「わっ、ぴにゃこら太みたい! 一体どこからこんな声が?」

モバP「俺もちょっと体を柔らかくしないととストレッチに参加したが、これがなかなか……ぬぎぎぎぎ」

雪美「……♪」

忍「雪美ちゃんは結構体が柔らかいね。Pさんも負けないで!」

柚「アタシたちが肉体改造、してあげよっか?」

あずき「プロデューサーさん改造大作戦! 良いですね♪ たっぷり柔らかくするよー!」

モバP「ああ、俺はフリルドスクエアされちゃうのか……良い人生だった――あっこれ以上は曲がらなっ」


ちひろ「女の子たちに囲まれても緊張はしないのに体はカチカチですねえ」

685: 2019/09/14(土) 22:52:57 ID:4NWr.y.U
おまけ9

モバP「牛~乳に相談だ」

ちひろ「いつのコマーシャルですかねそれは」

モバP「”おいかわ牧場の牛乳”、ちひろさんもどうです?」

ちひろ「また表記を間違えたんですね……いただきます」

ゴクゴクゴク プハーッ

ちひろ「スタドリより美味しいですね(自虐)」


おまけ10

雪美「……」スヤスヤ

モバP「依存することに異存のない雪美さんよ」

モバP「この無防備な寝顔――彫刻のような美しさにただため息しか出ない」

雪美「……///」スヤスヤ

モバP「ん? 何だかほんのり赤くなってきた?」

688: 2019/09/21(土) 23:10:26 ID:FWuq.xzI
368

モバP「病院はいつ行っても無機質な感じが怖いねえ」

雪美「P……どこか……悪いの……?」

モバP「実は俺の細胞を使った研究を――という訳ではなくて」

モバP「この前、健康診断をしてきたんだよ。悪い所でもあっては困るからね」

清良「でも、プロデューサーの細胞が特殊で研究対象なのは本当ですけどね」

モバP「自分の細胞が実は凄かったなんてジョン・ムーアみたい」

清良「あ、結果はどこも異常なしでしたよ。この診断書に詳しく書いてあります」つ□

モバP「ありがとうございます。これで安心して仕事ができそうです」

ちひろ「疲れた時はしっかりドリンクを飲んでくださいね」

晶葉「もし体の不調などを感じたら診てやるからすぐにウチに来い」

志希「キミの細胞と遺伝子はあたしがしっかり管理するから安心していーよ☆」

モバP「助かります先生方」


雪美「……病院……?」

689: 2019/09/21(土) 23:11:55 ID:FWuq.xzI
369

モバP「献血に行って来たんだが、注射ってのは大人になってもなかなか怖いものだな」

雪美「……そう……?」

モバP「雪美も、小学校で予防接種などの注射はやるはずだ」

雪美「……注射は……好きには……なれない……」

モバP「それが普通なんだろうな。自分も小学校の頃はあの順番待ちが嫌な感じだった」

モバP「でも打たれると思ったより痛くないんだよな」

雪美「……ちくって……するくらい……だね……」

モバP「あと、慣れない消毒液の独特な臭いが記憶に残る」 ウン

モバP「ああいうのは誰かが怖がると自分も怖くなるところが集団ヒステリーに通ずるものがあると思う」

雪美「……自分を……強く持つ……、それが……大切……」

雪美「……でも……こわいものは……こわい……」

モバP「まあ注射を怖がれるのは元気で健康な人の特権かもな。病んで注射慣れはしたくない」


ちひろ「点滴とか受けるくらいしんどい病人は、怖がる元気すらなかったりしますからね」

690: 2019/09/21(土) 23:13:05 ID:FWuq.xzI
370

雪美「……」コクコク

雪美「……おいしい」

モバP「オレンジジュースを飲む雪美さん、美味しそうです」

雪美「……P……私を……食べたい……の……?」

モバP「いや、飲みっぷりが良いからオレンジジュースが美味しそうに見えてね」

雪美「……私も……おいしい……よ……?」

モバP「……そんなに? 味見しても……?」

雪美「冗談……。……Pも……オレンジジュース……飲もう」

モバP「いただきます」 トプトプ

クイッ

モバP「ぷはーっ、暑い日にはキンキンに冷やしたオレンジジュースが美味いねえ!」

雪美「飲みっぷり……Pの方が……いい……」クス

691: 2019/09/21(土) 23:22:36 ID:FWuq.xzI
モバP「雪美はオレンジジュースにこだわりはあるかい?」

雪美「……?」

モバP「果汁100%が良いとか産地はここが良いとか、或いは特別な日はバヤリースの瓶を開けたいんだ、とか」

雪美「……最後だけ……具体的……」

モバP「瓶は他より何故か美味しく感じるの法則」

雪美「私は……こだわりとか……ない……」

雪美「……Pが……注いでくれたら……それだけで……」

モバP「欲が無いなあ。いや、ある意味一番欲に忠実かな?」

雪美「……誰かと……飲むのが……おいしい……、あなたが……教えてくれた……」

モバP「そっか。……まあ俺は独りだと調子に乗って飲み過ぎそうだから、止め役が居てほしいのはある」

モバP「よし。ではこだわりを見つけるべく、今度その場で絞った本物のオレンジ100%ジュースを飲んでみないか」

雪美「……酸っぱそう」

モバP「まあな。大抵オレンジはジュース用の物を使って、果汁100%でも更に加糖されていたりするから」


ちひろ「ちなみにうちのスタドリエナドリの成分は100%国産です」 ソウナノ?

692: 2019/09/21(土) 23:24:09 ID:FWuq.xzI
371

ちひろ「プロデューサーさん、またぶっ倒れたんですか?」

モバP「いやあ、すません」

夕美「私のPさんがご心配をおかけしました」

ちひろ「いえいえ。プロデューサーさんを膝枕して甘やかさなくても良いですからね?」

モバP「頭重くないかい」

夕美「そんなことないよ? こうしているとPさんだってお花のように……は見えないけど」

モバP「夕美にこれだけ近づくことはそうないが、良い匂いがするな」

夕美「何言ってるのかなあ、もうっ」

ちひろ「それで、こうなってしまった経緯は」

モバP「梨沙が雪美に、雪美が梨沙にコーディネートをするという企画がありまして」

モバP「その結果、雪美の格好をした梨沙と、梨沙の格好をした雪美が出来上がりまして」

モバP「……」b

ちひろ「ああ(察し)」

693: 2019/09/21(土) 23:26:44 ID:FWuq.xzI
雪美「……///」キラキラ

梨沙「アンタにわざわざ見せに来たのに、だらしがないわね」キラキラ

ちひろ「あらかわいい」

モバP「でしょう? 梨沙のゴシック口リータのドレス姿にまずびっくりして見惚れる」

雪美「……これは……自信……ある……」

モバP「オトメのポリシーの時に近いのを着ているからまだ致命傷で済んだ」

モバP「と思ったら追撃で雪美のヒョウ柄タンクトップとミニスカート姿ですから思わず眩暈がしまして」

梨沙「アンタはセクシーなの好きだから。どう? 気に入った?」

モバP「気に入ったしエモいですね。エモくてなかなか直視できない。何だこの欲張りセットは」

雪美「もっと……しっかり……見つめて……」ズイッ

モバP「はい」ジッ

梨沙「見つめすぎ。ヘンタイ」

モバP「ハハ、しかし俺には出来ないことを梨沙がやってくれるとは、まったく、小学生は最高だぜ」

ちひろ「完全にやましい意味にしか聞こえない……」


夕美「雪美ちゃん、その服で前屈みになると胸元が」 !?

694: 2019/09/21(土) 23:29:59 ID:FWuq.xzI
372

モバP「最近の雪美さんはセクシーさを意識している感じがして興奮します」

ちひろ「捕まりたいのか君は」

モバP「梨沙の影響でしょうかね。まあ普段着が一番好きではあるようですが」

雪美「……ペロも……布地……多い方が……好きみたい……」

モバP「露出多めの衣装は代わりにアクセサリーでゴテゴテしたりするからな」

ちひろ「あ、次は左足の黄色ですよ?」

モバP「よっと。……もはや雪美と触れ合うのが日々のルーチンワークになっていますが」

モバP「今日はツイスターゲームでコミュニケーションになるとは思わなかった」

雪美「……ハプニングが……起こるかも……?」

ちひろ「起きたら止めますよ? 雪美ちゃんは右手を赤に」

雪美「……P……上を……失礼……」 ア、オシリガチカイ

モバP「ちひろさんもどうです? 裸足になって絡み合いませんか?」


ちひろ「このスカートでやれと?」

695: 2019/09/21(土) 23:31:18 ID:FWuq.xzI
373

モバP「三好課長はまた新たなゲームにチャレンジしているのか?」

紗南「うん。バーチャルコンソールだけどね」

♪♪♪

モバP「ああ、ゲームボーイ音源が心地良い。このチープだけどゲームって感じが沁みるね」

モバP「これはゼルダの伝説の夢を見る島か」

紗南「正解! へぇ、Pさんもやったことあるんだ?」

モバP「以前に友人の家でな。その時はソフトをアドバンスに差していたはず」

紗南「じゃあ、最後まではやってないの?」

モバP「いや、まずまともに始められなかったんだよな。剣消失バグで海岸に剣が無かった」

紗南「えぇ……」

モバP「でも良いなあ。いつか紗南と一晩中思う存分ゲームしたい」

紗南「あたしも! お菓子とか持ち込んで、不健康かもしれないけどゲーム好きには至福の一時になりそうだね!」


雪美「……私だと……すぐ寝落ち……しそう……」

696: 2019/09/21(土) 23:33:19 ID:FWuq.xzI
374

モバP「初期のセーラームーンってあれで中学生なんだよな」

ちひろ「突然何をまた。……そうでしたね」

モバP「制服の時はああね、なんですが、変身してレオタードになったら、思いませんか?」

モバP「中学生であそこまでスタイル良いもんですかと。足長いっす」

ちひろ「侮っちゃいけませんよ? 近代の子は発育が良いですしね」

モバP「まあ例えば悠貴なんて13歳の中学1年生ですからね」

ちひろ「それに制服を着込んでいたらスタイルなんてそこまで分からないものです」

ちひろ「というか創作ですから、現実と間に受けたら負けですよ?」

くるみ「ぷろでゅーしゃー、台本、覚えるの……てつだってぇ……」

モバP「おお、中学生……良いぞ。レッスンルームに行こうか?」

くるみ「わぁい! くるみ、がんばって覚えるからねぇ~」

モバP「くるみはもう簡単に泣かなくなってきたなあ。偉いぞ……って、即席で嬉し泣きとはやるな」 ナイテナイモン!


雪美「……私も……これから……大きくなる……?」ペタン

697: 2019/09/21(土) 23:39:02 ID:FWuq.xzI
375

モバP(今日もいろいろあった)カタカタ

雪美「……」チョコン

モバP(明日もいろいろあることだろう)ムムム

雪美「……」クアア

モバP(上手く行かないことや余裕がないことにも直面するかもしれない)カチャカチャ

雪美「……ん」ウツラウツラ

モバP(それでも俺は前に進むことをやめない)ターンッ

モバP「……よし、一通り片付いたぞ」フゥ

雪美「……」カクッ カクッ

モバP「雪美……? ………………?」

雪美「……すぅ……すぅ……」

ちひろ「あらあら、待ちくたびれてしまったみたいですね。あったかそうな巣だもの」

モバP「何言ってやがりますか。……雪美さんは基本的に寝つきが良いので、睡眠不足じゃないか心配です」


ちひろ「それだけ濃密な時間を過ごしているってことに、しておきましょう」

700: 2019/09/28(土) 19:06:31 ID:TjSfYUw6
376

モバP「これやこの~行くも帰るも~別れては~」

雪美「……」

モバP「知るも知らぬも~逢坂の関~」

雪美「……」キョロキョロ

雪美「!」パシッ

モバP「見事。……百人一首はどうだね?」

雪美「かるたより……難しい……」

モバP「上の句で下の句を連想しなければいけないからね」

モバP「歌を覚えるにはリズムも大事だが、意味を知って情景を思い浮かべたり感情移入してみるのが良い」

雪美「それで……強く……なれる……?」

モバP「雅な雪美さまのことです、きっとなれますよ」

モバP「ついでに言えば札取りは勢いだ。相手をビビらせて優位に立つ」 ナルホド…


ちひろ「こら」

701: 2019/09/28(土) 19:08:28 ID:TjSfYUw6
377

モバP「……」ダキッ

雪美「……」ホッコリ

飛鳥「キミたちはいつも一緒にいるが、時に煩わしくなったり厭になったりしないかい?」

モバP・雪美「……?」キョトン

モバP「……ある?」

雪美「……」フルフル

モバP「協議の結果、”いや全然”という答えが出ました」

飛鳥「フフッ……本当にそうだろうか?」

モバP「なったとしても表に出さない。それが紳士であり淑女ってもんさ」

モバP「それにそう四六時中べったりしている訳じゃない」

モバP「だが少し距離を置いてみれば、自然と会いたくなってくる……理屈じゃない、片割れのような存在だ」

雪美「……それは……恋……? でも……初めて、会った時から……運命を……感じた……」


飛鳥「キミたちはやっぱりバカップルだと思う」

702: 2019/09/28(土) 19:11:08 ID:TjSfYUw6
378

モバP「ジョークグッズ的な玩具は世の中に多い」

モバP「さっき小梅にネイルスルーフィンガーを見せられて、一瞬取り乱しかけた」

雪美「……?」

モバP「まだ持っていると思うから見に行ってみるか? ちょっとショックを受けるかもしれないが」

雪美「……」コク

――

雪美「……あれは……ダメ……」

モバP「雪美さんは驚くと飛び上がったり悲鳴を上げたりするよりは硬直するタイプだからな」

ちひろ「猫みたいですね。ホラー映画やパニック映画だと早々にやられちゃいそうです」

雪美「……それは……困った……」

モバP「意外と万能サポート役や氏んだと見せかけての黒幕役で生き残るかもしれませんよ?」

雪美「……私が、黒幕で……迫力……出る……?」

モバP「そこは演出と演技力だな。たまに華奢なビジュアルで迫真の怪演する子もいるし」

703: 2019/09/28(土) 19:14:35 ID:TjSfYUw6
モバP「話を戻して、俺も一つ手に入れてきましたよ。じゃん!」

雪美「……ナイフ……」

※ ナイフはどこだ。

ちひろ「ヒエッ……」

モバP「じゃあちょっと掌で切れ味を確かめてみましょうか」

雪美「……P……? ……えっ……!」

シュコッ

モバP「はい刺さりましたね」

雪美「……」ドキドキ

ちひろ「切っ先が物に当たると引っ込むおもちゃのナイフですね」

ちひろ「でも見た目は本物のナイフみたい。ラバーナイフでもリアルな物は多いですけど」

モバP「それなりに先端は尖っていますからジョークで使うにはやや痛いです」

モバP「ある意味これぞがっかりの剣ですよね」 ユキミモタメシテミルカ? ウン

ちひろ「魔法陣グルグルかな?」


雪美「……こわい……でも危ない物……恐れる気持ち……大事……」シュコッシュコッ

704: 2019/09/28(土) 19:23:45 ID:TjSfYUw6
379

モバP「誰が言ったか、魂の重さは21g」

雪美「……どのくらい……?」

モバP「1円玉が21枚分。500円玉でおよそ3枚分」

ちひろ「何かいまいちピンと来ない表し方ですね」

モバP「じゃあブラックサンダー1個分で」

雪美「おお……!」キラキラ

ちひろ「分かりやすいんですけど、雪美ちゃん意外にもブラックサンダーに関心」

モバP「自分は魂ってもっと軽い気がしていました」

モバP「ゆで卵を作った時、下に窪みができるあの空間くらいかと」

ちひろ「それっぽいことを言いますね」

モバP「まあ、それだけなんですが」

ちひろ「思いついたことをとりあえず言ってみるスタイル」

705: 2019/09/28(土) 19:26:34 ID:TjSfYUw6
モバP「でも、魂というものがあるのだと信じてはみたいですね」

モバP「氏んだらそれで終わりなんて……雪美さんより先に逝ってしまうなんて嫌です」

ちひろ「プロデューサーさんは氏とは無縁の超越者か何かだと思っていましたけど」

モバP「まさかそんな」

ちひろ「だってあれだけスタドリエナドリ飲ませても――おっと」

モバP「あれ毒か何かなんですか!?」

雪美「……P……私も……信じている……」

雪美「……生まれる前から……Pと……ずっと……繋がっている……こと……」

雪美「これからも……いっしょに……。……例え氏んで……生まれ変わっても……。それが……望み……」

モバP「……雪美は結構凄いことを言うよな。だがそんな所が好きだぞ」ナデリ

雪美「……ん」

モバP「……あ、今度魂という単語をブラックサンダーに変換してもらう装置を晶葉に作ってもらおう」

ちひろ「くだらないことを考えるの好きですねえ」

――

蘭子「魂(ブラックサンダー)が……ヴァルハラへと旅立ったようね――ん?」

706: 2019/09/28(土) 19:29:32 ID:TjSfYUw6
380

みく「Pチャン、夫婦円満の秘訣って何?」

モバP「干渉し過ぎないことかなあ」

みく「聞かれて答えられるってやっぱり雪美チャンと夫婦だにゃ。面食い~」

モバP「普段からお前らみたいなアイドルに囲まれていたら面食いにもなるわい」

みく「最近はちゃんとご飯食べてるみたいだね」

モバP「アイドルたちが来て料理を作ってくれたりくれなかったりするからな」

みく「くれないの?」

モバP「くれなくてもゲストだからね、何かそれなりの物を作らないと失礼だ」

みく「まあ、Pチャンがちゃんとご飯食べてくれているなら良いにゃ」

モバP「みくがダメ男製造機やってくれても良いんだよ?」

みく「やらないにゃ!」

モバP「あら残念」

雪美「……また……やってる……」

707: 2019/09/28(土) 19:37:41 ID:TjSfYUw6
みく「雪美チャンはPチャンをあまり甘やかしたらダメだよ?」

雪美「ん……。Pを……甘やかすと……調子に……乗る……」(つ゜-゜)つ

モバP「母性に飢えているからね、仕方ないね」ダキッ

雪美「……♪」

みく「言行不一致だにゃあ……。お姫様抱っこ……今ミニスカートじゃなければなぁ……」

みく「それにしても本当、いつからそんなに? ってくらい仲良しだにゃ」

モバP「否定はしないが、みくだって俺のことをよく気にかけてくれるだろ?」

モバP「普通の仲じゃそこまでできないだろうし、いつも救われているよ」

みく「みく、人気がなかったころのハングリー精神を忘れてないにゃ。だからかな? 気になるの」

モバP「苦労を経験していると、か。……しかし、そんなストイックなみくにもたまには息抜きが必要かもしれんな」

モバP「よし、今度は俺がみくに料理を作ってあげよう! 白雪先生に習ったとっておきのメニューを」

みく「嬉しいけど、そんなこと言って魚料理じゃないよね?」

モバP「食卓を囲む機会が増えれば、相手の好みに合わせるようになるものさ。大丈夫、鯨は魚じゃない」


みく「その手で来たか」

708: 2019/09/28(土) 19:42:26 ID:TjSfYUw6
381

ちひろ「プロデューサーさん、どこに行ったんでしょう?」

ンギャ ニャア

ちひろ「あら、ペロ……と、あなたはどちら様ですかね?」

ちひろ「……でも、ペロとよく似ていますね。ふふ」

ピョン

ちひろ「わっ、ダメですよ? 事務所には留美さんも来るんですから、あまり跳び回ったら」

ちひろ「……仕方ありませんねえ」ダキッ ニャッ!?

雪美「……ただいま、ペロ……Pも……」

ペロ「ミャウー」

雪美「おいで……」スッ

雪美「……ペロは来た……でも……Pは……捕まった……ね」チラッ

ちひろ「えっ、何ですか? この子がどうかした……ん?」


ちひろ「……えっ、プロデューサーさんじゃないですよね!?」 ニャー

709: 2019/09/28(土) 19:58:32 ID:TjSfYUw6
382

雪美「……今日のパーティー……嬉しかった」

モバP「盛大に祝ってもらったからな。うちの子たちはサプライズも仕掛け慣れたものだよ」

雪美「……まさかの……タイミング……だった……。ふふっ……」

モバP「改めて、雪美さん誕生日おめでとう」

雪美「ありがとう……」

モバP「これは俺個人としてのプレゼントだ。とある場所で見つけて、これがどうしても欲しかった」

雪美「……開けてみて……いい……?」 イイゾ

パカッ

モバP「双子の猫のペアネックレスだ。極小サイズだが左にブルーサファイア、右にピンクサファイアが埋め込まれている」

雪美「……私の……誕生石……」

雪美「……左が……Pで……右が……ペロ……みたい」

雪美「…………宝物に……する……」ウルウル

モバP「良かった。時々着けて見せてくれると嬉しい。……こりゃ次回のハードルが上がったか」


部屋の外のちひろ「……まあ、こういう時くらいは二人きりにしてあげましょう」

710: 2019/09/28(土) 20:00:34 ID:TjSfYUw6
今日はここまで
雪美さん誕生日おめでとう

711: 2019/10/05(土) 21:45:49 ID:dZdDSuig
383

モバP「格ゲースリット三強と言えば? はいちひろさん」

ちひろ「何ですか私に振るんですか? えっと……春麗と、不知火舞……もう一人誰にしましょうか」

ちひろ「……ライチさん?」

モバP「ブレイブルーのライチさん良いですね。乳の人!」

モバP「でも春麗と不知火舞に並べるとしたら、自分は真鏡名ミナですかねえ」

ちひろ「二強が強すぎて即座に名前と絵が一致しませんが、見たら知ってる! ってキャラですね」

モバP「DOAの霞やスリットじゃないですがモリガン・アーンスランドなんかも、煽情的な格好は印象に残ります」

ちひろ「セクシー担当ですか。アイドルのユニット衣装にもそういうのがあったりしますね」

雪美「……参考資料がないと……分からない……」

モバP「よし。ではカチャカチャっと検索しまして、はいこんなもんで」

雪美「……おお……。……P……こういうのが……好き……?」 マアネ

雪美「……よし……」


ちひろ「よし、じゃないですよ。一体何を決心したんですか」

712: 2019/10/05(土) 21:50:07 ID:dZdDSuig
384

雪美「……♪」

モバP「雪美さんが誕生日プレゼントに貰ったお気に入りのビーズクッションを抱いている」

モバP「あの触り心地は本当に癖になるからなあ」

ちひろ「そばがらやパイプや綿の入った枕とは違った弾力で、初めて触れると驚きますよね」

モバP「ふかふかなものを抱いたり触っていると安心するのは赤さんの時の名残ですかね」

ちひろ「外道発言しそうな呼び方はやめましょう」

モバP「……」ジーッ

雪美「……?」

雪美「……Pも……さわる……?」

モバP「そうだな。少しだけビーズクッション分を補給したい。ついでに雪美分も」

雪美「……ふふっ……分かった……」

雪美「たくさん……さわって……?」

モバP「……ちひろさん、氏後の事は任せました」


ちひろ「仕事は自分で片づけてください」

713: 2019/10/05(土) 21:52:28 ID:dZdDSuig
385

晶葉「できたぞ! 未来を見る装置だ!」

雪美「このヘルメットを……被って……ゴーグルを……装着する、だけ……」

モバP「それはすごい。では早速俺が」

晶葉「Pはこれを変なことに利用しそうだからな。自分で試す」

モバP「のび太じゃあるまいし、そんなことしないって」

晶葉「ほう? では未来の何を見る気だ?」

モバP「ちょっとロト6の当選番号を見ちゃうとどうなるのかなという興味」

晶葉「悪用する気じゃないか。まあ未来は常に変化するものだろうが……」カパッ

晶葉「……ふむ」

晶葉「…………えっ」

晶葉「………………あ、ああっ」

晶葉「………………///」ハァハァ

モバP「様子がおかしいが、大丈夫か晶葉?」

714: 2019/10/05(土) 21:53:48 ID:dZdDSuig
カポッ

晶葉「うぅ……何てことだ……///」

モバP「どうした晶葉、そんなに顔を赤くして」

晶葉「お前たちの未来は爛れ過ぎている! あ、あんな淫らなことを……///」

雪美「……何が……見えたの……?」

晶葉「ダメだ、雪美には見せられん!」

雪美「……えー……」

モバP「まあ、未来は常に変化するものだから大丈夫でしょう」カパッ

晶葉「あっこら」

モバP「………………」

モバP「………………」ガタガタガタ

カポッ

モバP「……未来の俺が俺の方を見て警告してきた」


雪美「……」ソワソワ ダメダゾ? エー

715: 2019/10/05(土) 21:58:12 ID:dZdDSuig
386

モバP「アイドルに帯同して泊りがけの仕事に行った時にありがちなこと、それは」

モバP「眠れないアイドルたちが部屋に集まってくることだ」

凛「はい、このババ抜きはプロデューサーの負けだよ。それじゃ一枚脱いで」

モバP「なんでやねん」

卯月「ちょっと凛ちゃん。そんなルール追加したら私たちは?」

未央「大丈夫。プロデューサーだけの特別ルールだから!」

モバP「不公平だぞ。しかし俺から、じゃあお前らも脱げって言う訳にもいかんな」

愛梨「あっ、何だか暑いですし、私が代わりに脱ぎましょうか?」

未央「身代わりを立てるとは、プロデューサーも隅に置けない奴よのう♪」

モバP「愛梨はただ脱ぎたいだけじゃないよな? 駄目です」

藍子「ふあ~……」

モバP「藍子、もう休むなら部屋まで送っていこうか?」

藍子「それも嬉しいですけど、まだここに居たいです……」 ムリスルナヨ?

716: 2019/10/05(土) 22:00:42 ID:dZdDSuig
モバP「しかしこうしていると修学旅行を思い出すな」

愛梨「Pさんは修学旅行で、女の子の部屋に遊びに行ったりはしました?」

モバP「行けたらどうなっていたんだろうな。一夜限りのアバンギャルドなアバンチュール?」

藍子「Pさん……」ジト

モバP「まあ部屋と部屋の距離が離れていて無理だったが、男子同士ではよく遊んだよ」

モバP「翌日、寝不足で大丈夫かなと思ったら、これが意外とシャキッとしているのよね」

愛梨「興奮している時や緊張している時って、少ししか寝なくても保つんですよね~」

藍子「でも反動で、帰りのバス移動とかでみんなぐっすり寝ちゃったりします」

モバP「あの静かな空間は一周回って面白いなと思う」

雪美(私も……修学旅行……行ってみたい……)

モバP「ああ、そういえば雪美は小学校の修学旅行もまだか……って、早く寝なさい」

卯月「プロデューサーさん、誰と話しているんですか?」

モバP「いや、雪美がテレパシーを送ってきてな。なぁにいつものことだ――って俺の上着が無い!?」


凛「さ、次のゲームをやろうか。プロデューサー」 ←犯人

717: 2019/10/05(土) 22:07:22 ID:dZdDSuig
387

モバP「ゲームの主人公にはなりたくないですよね」

ちひろ「どうしてですか?」

モバP「運が悪いとリセットで突然世界が真っ暗になるんですから」

ちひろ「種吟味でもしてるんですかね」

雪美「個体値……リセマラ……」

ちひろ「雪美ちゃんに変な言葉を覚えさせるのはやめろ」

モバP「僕じゃありません。……リセットマラソン略してリセマラってあまりピンと来ないスラングですよね」

ちひろ「マラソンというか同じ作業を繰り返す苦行感的にはシャトルランに近いですね」

モバP「最初聞いた時はストレートな下ネタかと思っていました。思っているだけで口には出しませんがね」

ちひろ「そのまま出さずにおいてくれれば良かったのに」

モバP「でも、リセットされたり氏んでもリスポーンできるというのは恐怖を感じますよ」

雪美「この後……全部ノーミスなら……お釣りが来るので……続行します……」


ちひろ「やっぱりあなたですね」 ボクジャアリマセン

718: 2019/10/05(土) 22:10:37 ID:dZdDSuig
388

モバP「ここに何の変哲も無い、ひみつの小夜曲風衣装を着た佐城雪美が一人」

モバP「ですがこの雪美さん、どこかが少しだけいつもと違うんです」

雪美「……」

モバP「さあ、どこが違うのでしょーうかっ?」

千秋「どこかしら……」

瑞樹「……わからないわ」

ありす「……ギブアップです」

モバP「では正解――雪美さん、ちょっとスカートを」

雪美「うん……」ペロンッ

千秋「ぶはっ!!?」

モバP「正解は太ももにレッグシース(ナイフホルダー)を装着している、でした」

瑞樹「私は君の嗜好が時々わからなくなるわ」


ありす(片足だけ……そのアンバランスさが、かっこいいですね!)キラキラ

719: 2019/10/05(土) 22:13:34 ID:dZdDSuig
389

幸子「プロデューサーさんは、女性の一番官能的だと思う体の部分はどこですか?」

モバP「輝子といい愛海といい、そういうことに興味のあるお年頃か」

幸子「ち、違いますよ! ボクがカワイさを磨くための参考にしようと、身近な男性に聞きたかったんです!」

モバP「ふむ、一番と言うのは難しいな。今の気分で答えても良いか?」

幸子「(ボクを見て答えてくれるんですか?)……はい」ドキドキ

モバP「……あー、これは……人によっては引くかもしれんぞ? それでも聞く?」

幸子「なんですか、ボクから聞いたんですから引いたりしませんよ」

モバP「それじゃ言うが……鼠蹊部だな」

幸子「……鼠蹊部? ?」

モバP「ローライズとかを穿くと下腹部に見える足の付け根のラインの切れ込みだ」

幸子「……さすがはプロデューサーさん! 目の付け所がマニアックですねっ!」グリッ

モバP「うっ! 幸子よ、ニッコリ腹パンはやめて」

幸子「引かないと言いましたから、代わりに押しました」

720: 2019/10/05(土) 22:16:17 ID:dZdDSuig
幸子「……プロデューサーさんは、ボクの鼠蹊部を想像したんですか?」

モバP「いや、あくまで一般的な女性のイメージで言った」

幸子「はぁ……でも、そうですね。ボクが官能的を目指すにはまだ早かったですね」

モバP「そうでもないぞ?」

モバP「幸子が視界に居るとカワイイフィルターがかかってしまうから、敢えて除外させてもらっただけだ」

幸子「……え?」

モバP「幸子の官能的な所は仕草だな。自分をカワイく見せようとする姿勢」

モバP「さり気無い所から露骨な所まで、見る人から見ると常に誘惑されているようなものだ」

幸子「……そ、そうですか?」

モバP「ウインクとかも結構あれ、色気あるからな? 普通幸子の歳じゃなかなか出せない味だ」

幸子「……ん、良いでしょう。そんなにボクを官能的と思ってくれるなら♪」テレテレ

モバP「自信を持って良いぞ。ついでに鼠蹊部の美しい大人になろう!」ナデッ ブスッ!

幸子「でもプロデューサーさんは髪の毛の扱いはなっていませんね?」 イテテテッ!


雪美「……この(髪ハネの)強度……さすが、メイド・イン・ジャパン……」

721: 2019/10/05(土) 22:17:46 ID:dZdDSuig
390

杏「P、おはよう」

モバP「……ん……ああ、おあよ」

杏「ふふ、顔洗ってきたら? 朝ごはん、出来ているからさ」

モバP「おお、そいつは助かる」


ジャー パシャパシャパシャ

モバP「ふー……朝の水は冷たくて気持ちが良いな」

モバP「…………」

モバP「……!?」

モバP「あ、杏!?」

杏「どうしたの? P」

モバP「お前が俺より早起きして朝ごはんまで作ってるってどういうことだ? てかお前、何で俺の家に?」

杏「嫌だなあ。また過去から来た、とか言ったりしないよね?」

杏「杏とPは、結婚してもうすぐ一年だよ?」

722: 2019/10/05(土) 22:20:02 ID:dZdDSuig
モバP「……いや、そんな急展開はあり得んぞ。過去から来たんだよそれは」

杏「……そっか」

モバP「以前にも同じようなことがあったようだな?」

杏「うん。ほんの数分で戻っちゃったけどね」

モバP「俺は初めてだぞ? バージンタイムリープ!」

杏「何言ってんの。あー、それか別世界のプロデューサーが紛れ込んで来ているのかだね」

モバP「信じがたいことだが信じるしかないか。いやあ、すまんな突然お邪魔して」

杏「邪魔するなら帰って」

モバP「そう言うな。で、未来はどうだい? 満喫している?」

杏「そうだね。Pと一緒になれて、幸せだよ」

モバP「ほっほう、そいつは……そうなるような出来事があったってことか」

杏「プロデューサーの世界で起こることかは分からないけどね」

モバP「ああ。俺がこうして杏に会ったことで人生の選択を変えたらこの未来は無かったことになるからなあ」

杏「ifの世界ってやつで良いと思うよ」

723: 2019/10/05(土) 22:22:01 ID:dZdDSuig
モバP「で、ここの世界のみんなは元気でやってる? って、聞くのはノーグッドかな?」

杏「そうだね。プロデューサーが落ち込むといけないから言わないでおく」

モバP「そんなことを言われると気になるな」

杏「プロデューサーは、誰と仲が良いの?」

モバP「俺か? 俺は……雪美かな」

杏「……雪美ちゃん……か」

モバP「あ、今のはオフレコね。実際は杏や他の子たちとも長い付き合いさ」

杏「プロデューサーは、きっと誰にでも優しいよね」

杏「……未来かもしれないこと、教えるのはきっと良くないんだろうけど、一つ忠告をあげよう」

杏「ハッピーエンドで終わった映画のその後を想像したことがある?」

杏「いつか訪れる結末は、別れなんだ。それが辛くならないように、手抜きで生きよう」

杏「みんな何もかも全部守ろう、救おうとしないで。救えないものだってあるからね」

モバP「……ベストを尽くすよ」

モバP「はうっ……起きたばかりなのにまた強烈な眠気が」

724: 2019/10/05(土) 22:26:33 ID:dZdDSuig
杏「……帰る時間が来たんだよ。おやすみ、プロデューサー」

モバP「ああ……じゃあな。……未来の……杏」クタッ

杏「……」



モバP「………………」

モバP「……ん?」

晶葉「意識が戻ってきたようだな」

モバP「何かリアルな夢を見ていたような……」

晶葉「未来を見る装置の改良型だ。こちらは俯瞰視点でなく主観視点になる」

モバP「んあ……なるほど、タイムリープ形式か。ただ、内容をすぐ忘れちゃうなこれ」

晶葉「頭が夢と同一視しているのだろう。今後も改良が必要なようだな」

モバP「……思ったんだが、晶葉って元々ロボット制作がメインじゃなかったっけ?」

晶葉「まあそれはそれだ」


雪美「次は……私が……やる……!」キラキラ マアオチツケ

725: 2019/10/05(土) 22:28:19 ID:dZdDSuig
今日はここまで
仮にそれをAとする

726: 2019/10/05(土) 23:45:06 ID:1poh8pAM
イザナミだ


to be continued...→


引用: モバP「雪美さんといっしょ」