738:◆ORDERq/08U 2021/07/17(土) 23:42:47 ID:oU8gAl/c




前回はこちら


雪美さんといっしょシリーズ


1081

モバP「……」カチャカチャカチャ

雪美「……P……待ち時間でも……お仕事……?」

モバP「事務所の外でも少し間がある時にやりたくなるんだよ」

雪美「……やらなくても……良い時に……?」

モバP「そう。気分的にやりたいからやる」

雪美「……気分……」

モバP「ビジネスバッグにノートパソコンを入れて持ち歩くことって少し憧れない?」

雪美「……私には……まだ……大きい……」

モバP「あ、まずそこか」

モバP「それにこういう場でやるのは正直見せびらかしの意識があるのかもしれないな」

雪美「……でも……Pだから……かっこよく……見える……」

モバP「雪美さんに格好良いと言われると自信になるよ」

雪美「……私も……となりで……手伝ったら……かっこよく……見える……?」


モバP「格好良いというよりはイチャイチャしているように見えると思うぞ」

739: 2021/07/17(土) 23:43:55 ID:oU8gAl/c
1082

雪美「……こんにちは……」

モバP「……」モサッ

雪美「……さようなら……」

モバP「待ってくれ」

雪美「……P……いつの間に……おひげ……伸びた……?」

モバP「寝ている間に一気に」

雪美「……また……投薬実験……された……?」

モバP「冗談ですよ? これは付け髭です」

雪美「……良かった……少しだけ……知らない人に……見えた……」

モバP「反応を見たくて付け髭をしてみたとはいえ驚かせてごめんな」

モバP「髭を蓄えると人相なんて一変するから男ってのは怖い」

雪美「……もさもさ……ね」サワサワ

モバP「たまに無精髭のチクチク感が好きという人もいるが、雪美はこっち派か」 ……ウン


ちひろ「スポーツ選手みたいに験担ぎで本当に伸ばしたりはしないんですか?」 シマセンネ

740: 2021/07/17(土) 23:44:37 ID:oU8gAl/c
1083

モバP「夏だね」

雪美「……うん」

モバP「雪美さんが薄着の私服姿を見せてくれる待望の季節だ」

雪美「……今日も……」

モバP「そんな格好で居られると気になってしまうな」

モバP「ノースリーブのブラウスにキュロットスカートときたか」

雪美「……」キラキラ

モバP「それを見せてくれるだけでなく、膝の上に乗って直に触れさせてくれるなんてな」

雪美「……いい……感じ……?」

モバP「ああ。デフォルトに無い雪美の姿を隅々まで味わえる」

ちひろ「……相手は女子小学生ですからね?」

モバP「またまた~、こんな美人さんがそうそう小学生4年生であろうはずがございません」

ちひろ「疑う余地もないと思うんですけど」

雪美「……実は……20歳……だったり……するかも……?」

741: 2021/07/17(土) 23:45:52 ID:oU8gAl/c
ちひろ「もし雪美ちゃんが20歳だったとしたら私は一体何歳に見られてしまうことやら」

モバP「でも実際、雪美の年頃の小学生って、主に当時の男子目線で言いますと」

モバP「もっと欲望に正直で腕白盛りな奴ばかりだったと思うんですよね」

雪美「……そう……?」

モバP「今の子は全体的に大人びてきているようにも見えますが」

モバP「雪美くらい落ち着きのある輝きを放っている人物となるとそうはいません」

ちひろ「どうも宝石に使うような表現ですね」

雪美「……私……そんなに……落ち着いて……いる……?」

モバP「現にその服で俺の膝の上に座るような大胆さを持ち合わせていながら」

モバP「それをぎこちなく感じさせない所が小学生のレベルを超えたクールさを感じる」

雪美「……これは……Pにも……たくさん……おしゃれを……楽しんで、もらいたい……から……」

モバP「なるほどな。自宅では私服でご一緒することもあるが、仕事時は原則スーツだからな」

モバP「ここで雪美と一緒になることで服も一緒に着ている気分になってもらえればという粋な計らいなのか」

雪美「……うん……。もっと……いっしょに……着よう……」


モバP「……何か不覚にも興奮してきた」 ジチョウシナサイ

742: 2021/07/17(土) 23:47:20 ID:oU8gAl/c
1084

モバP「クーラーの利いている空間は実に快適だねえ」

雪美「……中と外で……境目が……できる……」

モバP「外に出て行く時のあのもわっとした暖気に包まれる感じがな」

雪美「……思わず……振り返って……戻りそうに……なる……」

モバP「なるだけなら良いが、実際Uターンして帰ってくる人もいる」

ちひろ「しかもその間、何事もなかったかのように真顔」

モバP「勇ましく出陣していったのにすぐ退却してくるのは恥ずかしいですからね」

雪美「……暑いなら……仕方ない……」

ちひろ「最近はそんな外でも作業をしやすいような空調服とかあるんですってね」

モバP「両脇腹の部分とかに扇風機、もといファンが付いているんですよね」

雪美「……あれ……涼しいのか……気になる……」

モバP「デザインとしては近代的で好きだが、作業でないならハンディファンを持ち歩くくらいで充分な気はするな」

ちひろ「本当に暑い時って扇風機は意味がないですからねえ」

モバP「気化熱がどうこう以前の猛暑日昼間とかになると……想像するだけでおお、もう……」

743: 2021/07/17(土) 23:50:16 ID:oU8gAl/c
雪美「……夏は……始まったばかり……」

ちひろ「そうですね」

モバP「任天堂の楽しみも始まったばかり」

ちひろ「何ですかそれは」

モバP「言葉の連想ですね。Anti Piracy Screenというスーパーマリオ64の創作ホラーです」

ちひろ「ああ、エラー画面で恐怖を煽る感じの」

雪美「……怖いもの……見ると……少し……涼しくなる……」

ちひろ「雪美ちゃんと見るホラーの空気が気になりますけど、とりあえずプロデューサーさんってそういう海外ミーム的なもの好きですね」

モバP「夏の在宅肝試しに良いですからね。海外は少し日本とはホラーの感性が違うので飽きません」

ちひろ「在宅肝試しという新ジャンル」

モバP「ただ、これに日本語の朗読が入っている物は怖さよりも先に気が抜ける感じが何とも」

雪美「……英語なら……英語だけ……なのが……怖さの……一つ……」

モバP「ゲームから外れるがLocal 58とか、日本語でもNNN臨時放送みたいなのは不気味で良いよな」

雪美「うん……。見た後……Pと……考察したら……怖く……なくなる……」


ちひろ「トラウマを残さないプロデューサーの鑑にしてそもそもそんなものを見せる屑」

744: 2021/07/17(土) 23:52:39 ID:oU8gAl/c
1085

モバP「この前、夢に智絵里が出てきたんだ」

智絵里「私……ですか?」

モバP「まあ、内容を忘れたんだがな。ただとても目覚めの余韻は良かった」

智絵里「私も、素敵な夢を見ても、忘れちゃうことがあります……」

モバP「何となく“良い夢を見た”ということしか覚えていなくて残念なんだよな」

モバP「でも、少し幸せな気持ちになれる」

智絵里「はい。……誰が出てきたかくらいは、思い出したかったですけど……」

モバP「その人に会ったら急に思い出すこともあるからな」

智絵里「じゃあ、夢の主はPさんじゃないんでしょうか……。それもなんだか残念です……」

モバP「智絵里。それなら現実にて、久しぶりに四つ葉のクローバーでも探しに行かないか?」

智絵里「私に、夢の続きを見せてくれるんですか? 行きたいです」

モバP「よし、今日こそは四つ葉のクローバーの声を聞いてやろうぜ」

智絵里「そんな名人さん、どこかにいるらしいですね。ふふ」


雪美「こずえや……芳乃は……できそう……」 ソノリティアダカラネ

745: 2021/07/17(土) 23:53:54 ID:oU8gAl/c
1086

モバP「家には来客用のカップが軽く100個以上はある」

雪美「……ほとんど……専用の……myカップ……」

モバP「雪美の黒いマグカップはなかなか目立つよな」

雪美「白い……線の……黒猫……好き……」

モバP「ただ他にも個性的なのが、ステンレス製や銅製のタンブラー」

雪美「……キラキラ……してる……」

モバP「陶器と違ってメタリックな光沢があるよな」

モバP「ステンレスはサーモスが有名になってアウトドアではお馴染み感あるが」

雪美「銅……」

モバP「新品の10円玉のような色だな」

雪美「……きれい……」

モバP「これで冷えたお酒とか飲むと美味しいんだろうなあ。だからってウチにまで持ち込むかという」

楓「copperなカップは“どう”でしょう? ……うふふふ」


雪美「……カッパ……?」 マズハブロンズトノチガイカラダナ……

746: 2021/07/17(土) 23:55:06 ID:oU8gAl/c
1087

モバP「雪美さんに着せてはいけない服シリーズー」

ちひろ「これ、パウダーが思った以上に強いですね」

雪美「ぶどうの……わらびもち……自体は……とても……きれい……」

モバP「ちひろさん、パウダーは塗すのを少なくしたら良いと思いますよ」

ちひろ「普通のわらびもちのきな粉もそうですけど、つい使いきろうと思って付け過ぎちゃうんですよね」チョイチョイ

ちひろ「……あむ」

ちひろ「あっ、本当ですね。ちょうど良くなりました」

モバP「さて、今回ご紹介する雪着せはずばり、お祭りの華(?)、法被と褌です」

ちひろ「ゲホッ!」

雪美「ちひろさん……大丈夫……? 落ち着いて……食べて……」サスサス

ちひろ「は、はい……ちょっとプロデューサーさん、黙って聞いていれば何てことを」

モバP「まあ上はサラシ、下は半股引とかなら普通に良いと思うので問題は褌ですね」

ちひろ「その内、雪美ちゃんに失望されても知りませんよ?」


雪美「……P……そんなに……いっしょに……ふんどし……締めたいの……?」 イヤオレハベツニ オイ

751: 2021/08/21(土) 23:15:13 ID:9Gf8/KIw
1088

モバP「よし、行ってきます」

ちひろ「これから出られるんですね」

雪美「行って……らっしゃい……」

モバP「はい、トライアドプリムスの苦労人を迎えに」

雪美「……?」

モバP「彼女は常識人枠というかツッコミ役というか、これまで苦労しているから」

ちひろ「一体誰のことですかね?」

モバP「クールな方です」

ちひろ「……」

雪美「……」

ちひろ「だから誰ですか」

雪美「……三人とも……クール……」

モバP「トラプリって奈緒がいじられキャラと思われがちですが、意外と似た者同士で、一転攻勢で凛や加蓮がいじられる方に回ったりもするから面白い」


ちひろ「だからってまさか区別がついていないことはないですよね?」

752: 2021/08/21(土) 23:18:14 ID:9Gf8/KIw
1089

李衣菜「なつきちー。アイドルバンド結成しない?」

夏樹「バンドか。いいねぇ。メンバーは4人くらい欲しいな」

モバP「夏樹がギターで李衣菜はボーカルか?」

李衣菜「ボーカル! バンドの花形! でもギターもやりたい……」

モバP「ギターボーカルか。でも歌に専念するのも良いと思うぞ」

モバP「想像してみよう、マイク両手持ちでバラードをしっとり歌う李衣菜」

李衣菜「両手……ちょっとしっくり来ない」

夏樹「だりーのバラード、演奏にも熱が入るだろうな」

モバP「あとはベースとドラムに誰を誘うかだな」

雪美「……私が……頑張って……ドラム……叩く……」

モバP「雪美さんはまさかのドラム志望」

夏樹「ドラムは体力いるぞ? やってくれる子はなかなか少ないんだ」

モバP「重労働の割には光を浴びにくい、野球で言うキャッチャーみたいなポジションだな」


モバP「でもドラムの雪美、想像すると格好良すぎる」 ……ホントウ?

753: 2021/08/21(土) 23:19:30 ID:9Gf8/KIw
1090

モバP「……うむむ」

ちひろ「どうしました?」

モバP「うむむむむ……」

モバP「ダメだ、やっぱり雪美分が無いとアイデアがまとまらない」

ちひろ「と言ってもまだ雪美ちゃん来ていませんけど」

ガチャ

雪美「P……新鮮な……私が……来た……」

モバP「おお! 早速頼む!」

雪美「今行く……」タタタッ

雪美「ほっ……」ピョンッ

ポスンッ

モバP「よし、元気百倍!」ジャキーン

雪美「……」(*゜-゜*)

ちひろ「焼き立ての新しい顔に差し替えてもらったアンパンマンかな?」

754: 2021/08/21(土) 23:20:23 ID:9Gf8/KIw
モバP「♪」カタカタ

雪美「……♪」

モバP「♪」クリッククリック

雪美「……♪」

モバP「♪」タタタタターン

雪美「……♪」

ちひろ「凄い勢いで書類が仕上がっていく……」

モバP「いやあ、雪美さんに乗り込んでもらうと違うね」

雪美「……やっぱり……ここ(膝上)が……一番……」

モバP「しかし、雪美さんをここに座らせて仕事をしていると、体勢にもよりますが」

モバP「例えばスカートが短い時とかって、アンデスの定位置視点だと……」

ちひろ「パンツが見えるとかそういう話はやめましょう」

雪美「……あまり……足は……開かないように……してる……」

モバP「でもチラっと見えることもあるとすれば、少し羨ましく――いや、何でもないです」


ちひろ「足元で女の子が過ごしていても気にせず仕事をするのがそもそも」

755: 2021/08/21(土) 23:21:28 ID:9Gf8/KIw
1091

モバP「エンドレスエイトな季節だね」

雪美「……ハレ晴れ……ユカイ……」

モバP「そうそう。雪美がこの前、菜々やりあむと歌ったあれのネタだな」

ちひろ「あの制服、似合っていましたね!」

モバP「コスプレにおいては第一人者のちひろさんも絶賛」

ちひろ「第一人者は言い過ぎですよ。私も着たことはありますけど」

雪美「……まだ……あるの……? ……見たい……」

ちひろ「着たのは高校生の頃ですからねえ。あれはさすがに若気の至りでした」

モバP「何を仰います、普段からコスプレをするのに抵抗があるならともかく」

ちひろ「失ってから分かるJKの価値ってあるんですよ。あの時と比べてしまうともう着れません」

雪美「……残念……」

モバP「一応、画像で顔を切り抜いて着せた風にするとこんな感じの雑コラになる」ピッ

雪美「……おお……ちひろさん……似合ってる……」


ちひろ「私の顔でチープフェイクやるな」

756: 2021/08/21(土) 23:22:31 ID:9Gf8/KIw
1092

ガチャッ

モバP「ただいま」

モバP「……なーんて、家には誰も居ないのにな」

モバP「……」

雪美「……」

モバP「……まあ、隣に雪美はいるけれども」

雪美「……今日は……ゲスト……いない……」

モバP「ゲストって言うと何か高級な家って感じがするな」

モバP「普段、客間に困らない広い家だが、こうして静かなのもたまには悪くない」

雪美「……P……寂しがり……なのに……」

モバP「そこはさ、雪美がいてくれるし」

モバP「人間、独りの生活が続くと、たまに誰かと話す時間にとても充実感を得たりするものだ」

雪美「……私……今日は……早めに……帰る……よ……?」 エッ


モバP「今夜は俺、独りかぁ……」 デンワ……スル…… ソレハアリガタイ

757: 2021/08/21(土) 23:25:54 ID:9Gf8/KIw
1093

みちる「はむっ」

みちる「美味い!」テーレッテレー

ちひろ「演出とSEが古すぎます」

モバP「ははは、今日のおやつはマリトッツォか」

みちる「はい! ふわっと溢れるようなクリームを皆さんもどうぞご賞味あれ」

雪美「……ん……少し……オレンジ……」

みちる「オレンジピールが入っていますからね。そこがまずはホイップサンドとの分かりやすい違いです」

モバP「しかしクリームのボリュームが凄いな。見た目からもう撮影映えするだろうなと容易に想像がつくが」

ちひろ「マリトッツォって、ハンバーガーのような、どうパクリといこうかという悩ましさがあるんですよね」

ちひろ「ええい、いきます」パクッ

ちひろ「……これ、美味しいですねえ。さすがはみちるちゃんチョイス」

モバP「……フィクションだとこういう物を食べると頬にクリームが付いて、それを拭いたり舐め取ってあげるシチュエーションが定番なんですが……付かないものですね」

雪美「何を……狙ってるの……。……ちょっと……待って……」


ちひろ「そこ、だからって付けようとしない」

758: 2021/08/21(土) 23:28:00 ID:9Gf8/KIw
1094

モバP「……」

ポチッ

『イチゴ……食べたい……』

雪美「……?? ……私の……声……?」

モバP「雪美の声だな。少し過去の」

ちひろ「何かと思えばサウンドロップですか」

雪美「……見たこと……ある……」

モバP「卵みたいな形で、真ん中のボタンを押すと何種類かのボイスや効果音が流れる」

ちひろ「2000年代半ばから後半あたりにかけて大ヒットした商品ですね」

モバP「マリオのジャンプやコイン、1UPの音が出るやつが欲しくて探した記憶があります」

雪美「……」ポチッ

『もっと……魔法……教えて……。私……頑張る……』

雪美「……」キラキラ


モバP「自分の声が出るサウンドロップに出くわした気分ってどんなもんだろうな」

759: 2021/08/21(土) 23:32:45 ID:9Gf8/KIw
1095

キーコキーコ

モバP「……あゝ、黄昏の公園。童心に返るってもんだ」

キーコキーコ

モバP「この独特の感覚と眺め……すっかり忘れていた」

モバP「こうしてブランコに乗るのも久しぶりだよ」

雪美「……スーツで……ブランコ……、……とても……哀愁……漂う……・」

モバP「疲れきった社会人みたいに見えるかもしれないな」

雪美「……P……疲れてる……?」

モバP「疲れている自覚はないんだが、でなければこんなことはしていない、かもなあ」

モバP「でもこうして雪美と、ブランコに座って語らうのは一度やってみたいと思っていた」

雪美「……P……何でも……やりたがり……ね」

モバP「しかしこの感覚を思い出したら、今度は絶景ブランコに乗りに行きたいという新たな目標ができた」

モバP「それと雪美にウェディングドレスを着せてガーデンブランコで撮影、というのも良いな」


雪美「……もう……気が早い……」

760: 2021/08/21(土) 23:39:39 ID:9Gf8/KIw
1096

モバP「子どもの活動範囲は決して狭くは無い」

モバP「俺が雪美より少し下くらいの歳の頃は、公園なんて自分の足で遊びに行ける範囲でも10か所はあった気がする」

雪美「……すごい……公園巡り……できる……」

モバP「だが、ブランコや滑り台はあってもこれは何でどこにも無いんだって遊具も結構ある」

モバP「その一つがこのドーム型になっているものだ」

雪美「……中……涼しい……」

雪美「……Pと……二人きり……慣れてるのに……ドキドキ……する……」

モバP「ここは昼でも日陰で程よく暗く、隠れ家とか秘密基地に居る気分だな」

モバP「土管やトンネルの遊具も中で寛げなくもないが、若干狭い」

雪美「……ドーム……子どもの頃に……欲しかった……?」

モバP「そうだな。入り浸ったと思うよ」

雪美「……アウトドアなのに……インドア系……」クスッ

モバP「さて、雨は上がったがまた降り出すかもしれないし、この隙に急いで帰るか」 ……ウン


一方ちひろ「あの人たちはどこで雨宿りしているんでしょうね」

761: 2021/08/21(土) 23:41:56 ID:9Gf8/KIw
1097

モバP「……ここは……こうかな」カチカチッ

雪美「……」ジーッ

モバP「――よし、こんなもんだろう。少し休憩」

雪美「……P」

モバP「ん? ……ほう、マウスに違和感がある?」

雪美「……」コク

モバP「これはな、左利きモードになっているんだよ」

ちひろ「何故そんな面倒なことを」

モバP「左が利きにくくなってきたから、です」

モバP「マウスって大抵右か左のどちらかが壊れるんですよね」

ちひろ「それでよく使う方の左を右に持って来ているんですか」

ちひろ「いや、買い替えろよ」

モバP「ついでに左利きモードを使うことによって都合良く右脳が活性化したりしないかなと」


雪美「でも……マウスを……使ってるのは……右手……」

762: 2021/08/21(土) 23:43:35 ID:9Gf8/KIw
1098

モバP「……最近は七海も露出が増えてきたなあ」

七海「プロデューサー。それは肌面積的な意味れすか?」

モバP「夏になるとな。それに脱ぐと結構色っぽいと評判だし」

雪美「……」コクコク

七海「七海は水属性なので、水着とかになるのは好きれすけど~、そんなに?」

モバP「ウェットスーツやパレオがあれだけ違和感なく様になる14歳は七海くらいだと思うぞ」

雪美「大人っぽい……」

モバP「しかも釣り番組ではフィッシングスーツ姿の七海が、本業で見せる水着姿」

モバP「この差に興奮せずにはいられないね」ムハー

七海「そんなこと言われたら今度から意識するじゃないれすか~」

雪美「……七海の……隣に……並ぶと……私も……水属性……」ススッ

雪美「……んっ……海の匂い……髪から……」フワッ

七海『あっ……雪美ちゃん、くすぐったいれす』

モバP(そんな二人の水属性的な絡みも興奮する)

763: 2021/08/21(土) 23:45:17 ID:9Gf8/KIw
七海「何か今プロデューサーの妄想が差し込まれたような気が」

モバP「とりあえず今日のお仕事も無事に終わったようで何より」

七海「楽しかったれすよ~。プロデューサーに感謝れす」

モバP「船で太刀魚ジギングなんてなかなか機会が無いよな」

七海「そうれす! いっぱい釣れました~。これはお土産れす」

雪美「……クーラーボックス……」カパッ

雪美「! ……太刀魚……銀色で……キラキラ……きれい……」

モバP「名が体を表しているよな。日本刀のようだ」

雪美「……これ……おいしい……?」

モバP「ちょっと骨が多いが美味しい白身魚だと言える。塩焼きとか良いな」

雪美「……」ジーッ

七海「ちなみにこういうルアー、メタルジグで釣るんれすよ」

雪美「……おー……これも……太刀魚や……螺鈿細工……みたいに……きれい……」

モバP「七海は釣りドル枠にしては若い上に結構本格的なのが強みよな」


七海「でも雪美ちゃんが螺鈿を知ってることに驚きれす」 オレガオシエタ ヤッパリ

764: 2021/08/21(土) 23:46:56 ID:9Gf8/KIw
1099

モバP「バケツに水を張ってそこに足を浸ける……暑い夏はそんなこともしたくなる」

雪美「……♪」チャプ

モバP「バケツじゃなくてビニールプールだが、足が気持ち良さそうだな」

雪美「……納涼……」

モバP「全身浸かりに行くとどうしても着替えたり片づけたり手間が増えるが、足だけなら楽というな」

雪美「……水着……見たかった……?」

モバP「雪美の水着はいつでも見たいが、何も家でまで水着になることもないよなって」

モバP「しかし物足りないのでちょっと彩りを追加しようと思う」

――

雪美「……おお……水風船……いっぱい……」

モバP「カラーボールでも浮かべようと思ったらちょうど切らしていたので、代わりにこれにした」

雪美「……夏祭りの……ヨーヨー釣り……みたい……」

モバP「ヨーヨーで遊ぶのに飽きたらお風呂に浮かべてみるのは誰しもやるはず……多分」


雪美「……あ……この色と模様……すき……」

765: 2021/08/21(土) 23:49:16 ID:9Gf8/KIw
1100

モバP「このルームにぴったりな絵画を買ってきましたよ」

ちひろ「ご苦労様です。見せていただいても良いですか?」

モバP「はい」ガサッ

ちひろ「へぇ……これは、チャールズ・ファジーノですか」

モバP「はい。ポップアートの色使いで立体感のある街の表現が素敵だったので」

雪美「奥行きが……ある……絵……」

モバP「雪美はこういうの、好きかな?」

雪美「うん……」

雪美「……飛び出す絵本……思い出す……」

モバP「俺も最初に見た時、それは思った」

ちひろ「懐かしいですね。頁を開くとポップアップして完成するような仕掛けで」

モバP「大人向けだとお城とかが出来る大掛かりなものとかありますよね」

雪美「図書館に……よく……置いてある……」


ちひろ「でも、プロデューサーがファジーノを買って来る芸能事務所ってここだけな気がします」

766: 2021/08/21(土) 23:50:48 ID:9Gf8/KIw
1101

モバP「……」クカーッ

ガチャッ

雪美「……P……仮眠室に……いると聞いて……」

雪美「……? ……まだ……寝ているの……?」

モバP「……んー」

雪美「……」ポスッ ←隣に座る

雪美「……!」 ←こずえみたいに跨って起こしてみようかと思いつく

雪美「……///」 ←やっぱりやめる

雪美「……」

雪美「戦士の……休息……ね」ナデナデ

モバP「……」スヤァ

雪美「いつも……ありがとう……P……。今だから……言える……」

雪美「……」

雪美「……Pの体……頑丈……」ペタペタ ←そして触りまくる

767: 2021/08/21(土) 23:51:50 ID:9Gf8/KIw
モバP「……うーん……雪美ぃ……」

雪美「……? ……寝言……?」

モバP「……そんな、紐ビキニは、ダメだって……」

雪美「……」

モバP「……ああ、でも……雪美のへそ出し、そそるなぁ……」

モバP「……お腹、冷えそうだが……」

雪美「……」

モバP「……おお、チャイナドレスも、良いぞぉ……」

モバP「……でも、スリットが、大胆すぎる……」

モバP「――ふあっ!?」

雪美「あ……起きた……」

モバP「おう雪美、近くにいたんだな。おかげで凄い夢を見たよ」

モバP「全く、紐パンの紐をわざと見せるようなセクシー衣装は反則だ。起きても興奮が冷めん」

雪美「P……紐……好きなの……?」


ちひろ「そんなに紐が好きなら縛ったろか」

768: 2021/08/21(土) 23:54:59 ID:9Gf8/KIw
1102

雪美「……ペロ……」(つ゜-゜)つ

ペロ「にゃーん」

ヒョイ

雪美「……ふふっ」

モバP「……ペロを抱く雪美と、大人しく身を委ねるペロ」

モバP「まるで子を抱く母を思わせる」

ちひろ「小学生にバブみを感じてませんか?」

モバP「少女の然りげ無い仕草に母性を感じるくらいなら誰しもあることだと思うのでセーフです」

モバP「赤ちゃんプレイしたいと思い始めるようにまでなったら生活習慣の改善が必要でしょうが」

雪美「……Pも……ペロ……抱っこする……?」

モバP「良いのか? 何か俺がやるとどうもフォームが定まらないんだが」

ちひろ「たまに、初めてなのに赤ちゃんを抱っこするのが上手い女性っていますよね」

モバP「本能なんでしょうかね? つまり既に猫を抱くのが上手い雪美さんも母親の素質が充分と」


雪美「……ちひろさんは……もっと上手……」 ソウイエバソウダナ オモイダスナ

770: 2021/08/28(土) 22:39:59 ID:bpB9sOCM
1103

モバP「こんにちは、バトルものでは守備型のキャラが渋いと感じて好きな僕です」

杏「守備ステって結構不遇だよね」

雪美「……私たちの……カードにも……言えること……」

モバP「そういえばカードも攻撃型、守備型、バランス型とかあったな」

モバP「俺はそれよりファイアーエムブレムのアーマーナイトとかをイメージして思う」

雪美「……アーマー……重そう……」

モバP「プレートアーマーなんて25kgくらいあると言われるからな」

杏「軽く杏一人分くらいか」

雪美「……P……攻めるより……守る方が……良いの……?」

モバP「そうとも言いきれないが、杏の言うように不遇な扱いが多いからな」

モバP「それにバトルは攻撃力と相性で押しきって勝つだけじゃつまらない」

杏「守りの人が地道に粘って制する戦いとかたまには良いよね」

モバP「その方が意外とベストバウトに選ばれたりするんだよな」


雪美「……じゃあ……今夜は……私が……攻める……」 ナンノハナシ?

771: 2021/08/28(土) 22:42:44 ID:bpB9sOCM
1104

テレレレーン

モバP「……」

雪美「……」

モバP「……」

雪美「……」

“!”パァン!

ベシッ

モバP「くっ……俺が……負けた、だと?」

雪美「……」フンス

紗南「お、刹那の見斬りだ」

モバP「この歳で反射神経の衰えを実感することになるなんて」(´・ω・`)

紗南「あたしもあるよ? 物心つく前の方が上手かったと感じること――こんな難しいゲームをどうやってクリアしたり記録出したりしたんだ、って」

モバP「若くして昔の自分に勝てんって何か嫌だよなあ。雪美さん、もう一回お願いします」


雪美「……いつでも……来い……」

772: 2021/08/28(土) 22:51:09 ID:bpB9sOCM
1105

モバP「森久保ォ!」

乃々「あの……その、呼び方は、心臓に悪いので、やめてほしいんですけど……」

モバP「あ、すまんな。つい心の中の森久保が」

乃々「もりくぼがもりくぼを呼ぶのはおかしいです……」

モバP「やっぱり乃々呼びが安定か」

乃々「乃々で、良いです……」

モバP「だが俺は森久保を信じている」

乃々「いぢめ、良くない……・」

モバP「そうそう、今日は乃々のために、プレゼントを持ってきたのよ」

乃々「もりくぼのため、ですか……?」

モバP「んー、自分で言って何だが“貴方のために”という言葉は押しつけがましくてあまり綺麗じゃないか」

乃々「そんなこと、ないですけど……」

モバP「それでな、昨日の8月27日(金)3時46分17秒の乃々の誕生日会にも軽いプレゼントを渡したが、こっちは渡し損ねてな」

乃々「そんな時間じゃなかったと思うんですけど」

773: 2021/08/28(土) 22:54:46 ID:bpB9sOCM
モバP「それはともかく、はい」

乃々「これは……りんごですか」

モバP「何だか興味を惹くデザインだろう? りんごのリングケースだ。お店で見かけて乃々の顔を思い出したから買った」

乃々「ウールみたいな手触りです……」パカッ

乃々「! これは、指輪……えっ、つまり、そういう……」

モバP「以前練度が高くなったら指輪が欲しいみたいなことを言っていたからな」

乃々「! あ、そういう…………忘れられてなかったんですか」

モバP「これでお仕事やるくぼモードでまた頑張ってくれないかな、と」

乃々「うぅ……そうやって、逃げ道を無くすの、卑怯なんですけど……」

乃々「でも、ファンシーで、悪くないです……ありがとうございます」テレ

乃々「これ、高かったり……します? 本当はあとで代金請求されます?」

モバP「俺は鬼畜か。仮に鬼畜でも心配するような値打ちのものじゃないよ」

モバP「そのデザインでも一番低いグレードの物なら100均で売っていることもある。それよりはさすがにもう少し高いが」

乃々「あの、プロデューサーさん……指輪の効果を確かめるために、書類一式も……欲しいんですけど……」


雪美「書類……? ……鑑別書……かな……?」

774: 2021/08/28(土) 22:56:58 ID:bpB9sOCM
1106

モバP「プロデューサー特権」

モバP「海での水着撮影の後に、そのまま自由時間に突入し、アイドルたちと一緒に遊ぶ」

ちひろ「そんなハーレムのような話、9割は嘘です」

モバP「時間停止モノのAVみたいな風に言わないでください」

ちひろ「雪美ちゃんを前にしてAVなんて言う」

雪美「AV……オーディオビジュアル……」

ちひろ「何もおかしくないですね(ヤケクソ)」

モバP「しかし残り1割側ですよね我々」

ちひろ「プール貸切で遊んだりもしていますしねえ。よく許可下りたもんです」

モバP「それで、撮影が終わるとみんな水着を着替えるじゃないですか」

ちひろ「自前のを持って来ていたりしますね」

モバP「その水着を無邪気に見せに来る子がいるんですが、何か自前の方が撮影用水着より露出度が高い――これって誘惑されているんでしょうかね? 主に雪美」

雪美「……うん。……誘惑……してる……。P……喜ぶと……思って……」


ちひろ「露出度上げるのはスカート省くくらいまでにしておいてくださいね?」

775: 2021/08/28(土) 22:58:50 ID:bpB9sOCM
1107

モバP「雪美」

雪美「……?」クルッ

モバP「……ん?」

雪美「どうしたの……? P……」

モバP「何だろう、雰囲気が変わったな。青い瞳をしているというか」

雪美「……」

モバP「雪美って瞳の色を自在に変えられたっけ?」

雪美「そういうことも……ある……」

モバP「そうか。雪美はあまりカラーコンタクトとかを目に入れたがらないタイプだから、どうしたのかと思ったよ」

雪美「……P」

雪美「……私を……偽者だって……疑わないの……?」

モバP「こういう場合、本人なのに偽者だと疑われてしまうのと、本人じゃないのを見破れないのと、どちらが傷つくんだろうな」

モバP「とりあえず、本物が複数いたらダメなんてルールはないからな。君も雪美で本物さ、多分」


雪美「……ご都合主義……ね」 ソレハイウナッテ

776: 2021/08/28(土) 23:00:57 ID:bpB9sOCM
1108

モバP「……」

スッ

パカッ サッサッ

パクッ

バリッバリッ

杏「プロデューサーってピルイーターなんだね」

モバP「一連の動きがちょっとクールでロックに見えるかなって」

杏「特に見えないね」

杏「まずそれ、ラムネ菓子じゃん。ジューCじゃん」

モバP「洋画みたいなノリでアスピリンを噛むわけにもいかないからな」

モバP「ピンキーみたいなサイズも良いが、やっぱりピルケースはジューCの細くて透明な筒型が好きだな」

モバP「そこにタブレット状の中身が乱れなく装填されているのも個人的にポイントが高い」

杏「割と変なこだわり多いよね、プロデューサー」


雪美「ラムネは……一錠ずつが……いい……」パリッパリッ

777: 2021/08/28(土) 23:08:24 ID:bpB9sOCM
1109

雪美「……」カリカリ カリカリ

ちひろ「あら、雪美ちゃんは今日はテーブルで勉強ですか」

ちひろ「いつもならプロデューサーさんと接着しているのに」

モバP「夏休みの宿題に追われる時期ですからね」

モバP「まあ溜め込んでいたのではなく、単に今日の分をここでやるようです」

ちひろ「夏休みの宿題って最初の数日で片づける子と最後の数日で片づける子がいましたね」

ちひろ「プロデューサーさんはどっちでした?」

モバP「……日によって差はありましたが概ね一定のペースで毎日やっていましたよ?」

ちひろ「それが本当なら模範ですね。こういうのは勉強の習慣を付けてもらうために出すものでしょうから」

モバP「そして始業式に宿題を忘れるんですね。やったのになー残念だなー」

ちひろ「実はやってないでしょそれは」

ちひろ「しかし、鉛筆の音、良いですね。小学校ではシャープペンシルが禁止だったのが懐かしいです」

モバP「ですね。おかげでやっとシャープペンシルを使い始めた時は力加減が分からずに芯を何度も折りました」


雪美「……」 ←ちょっと難しい所をPに聞こうか悩んでいる

778: 2021/08/28(土) 23:09:35 ID:bpB9sOCM
1110

モバP「パラオに旅行に行きたいな」

雪美「……クラゲ……見に行く……の……?」

ちひろ「パラオ=クラゲなんですか」

モバP「刺さないクラゲというだけで安心感が」

ちひろ「そんなにクラゲにトラウマがあるんですか」

モバP「まあ、実際刺さないにしてもあの黄色い大群に囲まれたら何らかの恐怖症を発症するかもしれませんが」

ちひろ「でも、ゴールデンジェリーフィッシュとムーンジェリーフィッシュ、身近で見てみたいですね」

雪美「……うん」

モバP「それにまず、パラオを象徴するあの独特の島の形状も良いですよね」

ちひろ「ロックアイランドと言いますね。石灰岩で出来ていて、世界遺産にもなっているそうで」

雪美「日本には……似た島は……ないの……?」

モバP「そうだなあ……長崎の九十九島とかは似てなくもないかな」

雪美「じゃあ……そこのクラゲも……刺さない……?」


ちひろ「ああいう地形だから刺さないんじゃないと思いますよ?」

779: 2021/08/28(土) 23:42:50 ID:bpB9sOCM
おまけ23

モバP「今気づいたんですが、自分の名前ってごく稀にモバになることがある」

ちひろ「Pが消えるんですね」

雪美「……レアな……現象……」

モバP「これはつまり猶予1Fで起きるP消失バグという新たなGlitchの可能性が」

ちひろ「不注意ですけどね」


おまけ24

ちひろ「プロデューサーさんって283プロで好きなアイドルって誰です?」

モバP「おや、同業他社からM社と呼ばれて一目置かれるウチが他所のアイドルの誰が好きかなんて」

モバP「杜野凛世ちゃんですね」

ちひろ「ああそういうアレですか」

モバP「何ですか」

ちひろ「青みのある黒髪に赤い瞳……その他省略」

モバP「別に雪美に重ね合わせているわけじゃないですよ」

雪美「……今度……話しかけて……みる……」

780: 2021/08/28(土) 23:43:28 ID:bpB9sOCM
今日はここまで
土曜日だったものがそこら中に転がる


to be continued...→


引用: モバP「雪美様がゆく」