1: 2010/03/23(火) 22:34:12.62 ID:gt/5yvmH0
―4月―
この中学に入って一年、私は常盤台のエース”超電磁砲”と呼ばれていた。
学園都市にたった七人しかいない超能力者の一人として、教員や研究者たち
は私を特別扱いしてくれたし、何もしなくても、銀行の口座には大量のお金
が振り込まれる。
周りからみたら、それはうらやましいことなのかもしれない・・・
でも・・・・
美琴「・・・・・・(今日から、学校か・・・・)
「・・・・・・・」
「・・・行かなくちゃ・・・だめ・・・だよね・・・」
この中学に入って一年、私は常盤台のエース”超電磁砲”と呼ばれていた。
学園都市にたった七人しかいない超能力者の一人として、教員や研究者たち
は私を特別扱いしてくれたし、何もしなくても、銀行の口座には大量のお金
が振り込まれる。
周りからみたら、それはうらやましいことなのかもしれない・・・
でも・・・・
美琴「・・・・・・(今日から、学校か・・・・)
「・・・・・・・」
「・・・行かなくちゃ・・・だめ・・・だよね・・・」
5: 2010/03/23(火) 22:54:31.72 ID:gt/5yvmH0
―教室の前―
女子1「でさあ~昨日~なことがあってさあwww」
女子2「え、まじ!?チョーウケルーwwww」
美琴「・・・・」ゴクッ
ガラッ
女子生徒たち「・・・・・!!!」
女子1「(ゲッ・・・・!!)」
女子2「(・・・レベル5様が来たよ~・・・)」
女子3「(・・退散退散っと・・)」
・・シーン・・
美琴「(・・・また・・か・・・)」
でも、私は普通の人ならだれでも持っている普通のものをもっていなかった。
女子1「でさあ~昨日~なことがあってさあwww」
女子2「え、まじ!?チョーウケルーwwww」
美琴「・・・・」ゴクッ
ガラッ
女子生徒たち「・・・・・!!!」
女子1「(ゲッ・・・・!!)」
女子2「(・・・レベル5様が来たよ~・・・)」
女子3「(・・退散退散っと・・)」
・・シーン・・
美琴「(・・・また・・か・・・)」
でも、私は普通の人ならだれでも持っている普通のものをもっていなかった。
8: 2010/03/23(火) 22:58:43.01 ID:gt/5yvmH0
―黒子の教室―
黒子「・・・常盤台の超電磁砲・・・?」
泡浮「はい!何でもこの学校で一番優秀な生徒らしくて」
湾内「さぞすばらしいお方なんでしょうねえ~!!
一目お目にかかりたいものですわね~」
黒子「・・・・・ハンッ!!!
どうせコーマンチキでいけすかない女に決まってますわ!!!」
黒子「・・・常盤台の超電磁砲・・・?」
泡浮「はい!何でもこの学校で一番優秀な生徒らしくて」
湾内「さぞすばらしいお方なんでしょうねえ~!!
一目お目にかかりたいものですわね~」
黒子「・・・・・ハンッ!!!
どうせコーマンチキでいけすかない女に決まってますわ!!!」
11: 2010/03/23(火) 23:11:39.28 ID:gt/5yvmH0
―昼休み、美琴の教室―
女子1「ねえっ!!一緒にごはんたべよ~!!」
女子2「うん!
食堂に行く?それとも教室でたべよっか?」ワイワイガヤガヤ
美琴「・・・・・」ポツリ
美琴「・・・ハア・・(購買でパンかってこよう・・・)」トボトボ ガラッ
女子生徒たち「・・・・・・」
女子1「・・フー、行った行った・・」
女子2「しかしレベル5の人と同じクラスなんてやりずらいわよねー」
女子3「ほんとほんと、何考えてんのか全然わかんないし」
女子1「どーせ自分より無能とかってばかにしてんじゃないのー?」
女子3「うわっ、それ最悪wwww」
女子2「(しッ!!そろそろ戻ってくるよ・・・!!)」
ガラッ シーン・・
美琴「(・・・・また・・・・)」
美琴「(・・今日も・・一人ボッチでお昼ごはんか・・・)」
「・・・・」パクッ モグモグ
「・・・・・・・・」グスッ
女子1「ねえっ!!一緒にごはんたべよ~!!」
女子2「うん!
食堂に行く?それとも教室でたべよっか?」ワイワイガヤガヤ
美琴「・・・・・」ポツリ
美琴「・・・ハア・・(購買でパンかってこよう・・・)」トボトボ ガラッ
女子生徒たち「・・・・・・」
女子1「・・フー、行った行った・・」
女子2「しかしレベル5の人と同じクラスなんてやりずらいわよねー」
女子3「ほんとほんと、何考えてんのか全然わかんないし」
女子1「どーせ自分より無能とかってばかにしてんじゃないのー?」
女子3「うわっ、それ最悪wwww」
女子2「(しッ!!そろそろ戻ってくるよ・・・!!)」
ガラッ シーン・・
美琴「(・・・・また・・・・)」
美琴「(・・今日も・・一人ボッチでお昼ごはんか・・・)」
「・・・・」パクッ モグモグ
「・・・・・・・・」グスッ
13: 2010/03/23(火) 23:15:33.85 ID:gt/5yvmH0
―放課後―
黒子「しっかし、長い一日でしたの・・」
泡浮「そうですね~、しかも授業の進度も早くって」
湾内「ついていけるか不安ですわよね~」
黒子「まあなるようになりますわよ・・・ってあれは!?」
ガヤガヤドンパチ
黒子「・・・能力者たちの・・争い!?」
黒子「しっかし、長い一日でしたの・・」
泡浮「そうですね~、しかも授業の進度も早くって」
湾内「ついていけるか不安ですわよね~」
黒子「まあなるようになりますわよ・・・ってあれは!?」
ガヤガヤドンパチ
黒子「・・・能力者たちの・・争い!?」
17: 2010/03/23(火) 23:26:18.77 ID:gt/5yvmH0
泡浮「・・・聞いたことがあります・・
常盤台では派閥争いがはげしくて、時に大げんかになるとか・・」
黒子「・・・・・ッ!!!止めなくては・・!!!」
湾内「・・無理ですわ!白井さん!あいては相当な数ですし、見たところ
レベル4クラスもちらほらいますし・・・」
黒子「・・・しかし・・・!!!」
美琴「何やってんのよ!!あんたたち!!!」
黒子「!!?」
20: 2010/03/23(火) 23:34:36.17 ID:gt/5yvmH0
派閥のリーダー「(・・・レベル5様のご登場か・・・)」
「オイッ!!みんなっ!!いったん撤収だ!!!」
女子集団「ウェース!!!!」
リーダー「チッ・・邪魔しやがって・・・っ!!」
美琴「ふざけんじゃないわよっ!!!あんたたちが・・・」
リーダー「ふんっ・・!!嫌われ者の分際でよく言うねえ!!!」
美琴「・・・・・・ッ!!!」
リーダー「オウッ!!帰るぞお前ら!!」
女子集団「ウェース!!!」ゾロゾロ
美琴「(・・・私が・・・嫌われてる・・・)」
「オイッ!!みんなっ!!いったん撤収だ!!!」
女子集団「ウェース!!!!」
リーダー「チッ・・邪魔しやがって・・・っ!!」
美琴「ふざけんじゃないわよっ!!!あんたたちが・・・」
リーダー「ふんっ・・!!嫌われ者の分際でよく言うねえ!!!」
美琴「・・・・・・ッ!!!」
リーダー「オウッ!!帰るぞお前ら!!」
女子集団「ウェース!!!」ゾロゾロ
美琴「(・・・私が・・・嫌われてる・・・)」
22: 2010/03/23(火) 23:37:37.23 ID:gt/5yvmH0
黒子「・・・・・・」
湾内「(ほら白井さん・・・、あの方が例の第三位の超電磁砲ですわ・・・)」
黒子「(・・・あれが・・・・)」
泡浮「颯爽としていて、素敵ですわねぇ・・・」ウットリ
黒子「・・・・・・」
湾内「(ほら白井さん・・・、あの方が例の第三位の超電磁砲ですわ・・・)」
黒子「(・・・あれが・・・・)」
泡浮「颯爽としていて、素敵ですわねぇ・・・」ウットリ
黒子「・・・・・・」
24: 2010/03/23(火) 23:42:32.73 ID:gt/5yvmH0
美琴「・・・・・・」
美琴「(・・・今日もみんなに避けられてたし・・・)
(私・・・やっぱり・・嫌われてるのかな・・・)
「・・・ハア、気晴らしにゲーセンでもいこっかな・・」
黒子「(・・・・どうせ本当は意地汚くてあくどい女に決まっていますの・・・!!)
(尾行して正体をあばいてやりますわ・・・!!!」
美琴「」テクテク
黒子「(・・・さあ、一体どこにむかうつもりですの・・・!!?)」
美琴「(・・・今日もみんなに避けられてたし・・・)
(私・・・やっぱり・・嫌われてるのかな・・・)
「・・・ハア、気晴らしにゲーセンでもいこっかな・・」
黒子「(・・・・どうせ本当は意地汚くてあくどい女に決まっていますの・・・!!)
(尾行して正体をあばいてやりますわ・・・!!!」
美琴「」テクテク
黒子「(・・・さあ、一体どこにむかうつもりですの・・・!!?)」
28: 2010/03/23(火) 23:48:54.71 ID:gt/5yvmH0
少年「うわああああん!!」
美琴「(・・・一体どうしたのかしら・・・?」
「ねえ、なにかあったの?」
少年「ヒグッ・・ぼくの・・ラジコンが・・壊れ・・ちゃった・・・!!」
美琴「・・・よし!そういうことならお姉さんに任せなさい!!」
ビリリ!!
美琴「はいっ!!これで大丈夫!!」
少年「本当!?ありがとう!!お姉ちゃん!!」
美琴「どういたしまして、これからは大切につかわなきゃダメよ?」ナデナデ
少年「うんっ!!」
黒子「・・・・・・」
美琴「(・・・一体どうしたのかしら・・・?」
「ねえ、なにかあったの?」
少年「ヒグッ・・ぼくの・・ラジコンが・・壊れ・・ちゃった・・・!!」
美琴「・・・よし!そういうことならお姉さんに任せなさい!!」
ビリリ!!
美琴「はいっ!!これで大丈夫!!」
少年「本当!?ありがとう!!お姉ちゃん!!」
美琴「どういたしまして、これからは大切につかわなきゃダメよ?」ナデナデ
少年「うんっ!!」
黒子「・・・・・・」
36: 2010/03/24(水) 00:00:40.03 ID:v32AWLzS0
美琴「」テクテク
黒子「(い、いい人アピールしたって黒子はだまされませんの・・!?)」
「(・・・・今度はどこに向かうつもりですの・・・?ってあれは・・!?)」
不良「ねえ君、常盤台の子だよね?」
泡浮「・・・は、はい。そうですけど・・・」
不良「じゃあさ、これからお兄さんたちと楽しいことして遊ばない?」
泡浮「・・・い、いえ・・でも・・・」
ダンッ!!!!
不良「楽しいことして
あ・そ・ば・な・い?
って聞いてるだけどなあ~?」
泡浮「・・・あ・・・・う・・」ブルブル
黒子「(・・・まずいですの・・!!今助けに・・・)」
美琴「ちょっと・・・何私の学校後輩に手出してんのよ!?」
黒子「(・・・また・・!?)」
黒子「(い、いい人アピールしたって黒子はだまされませんの・・!?)」
「(・・・・今度はどこに向かうつもりですの・・・?ってあれは・・!?)」
不良「ねえ君、常盤台の子だよね?」
泡浮「・・・は、はい。そうですけど・・・」
不良「じゃあさ、これからお兄さんたちと楽しいことして遊ばない?」
泡浮「・・・い、いえ・・でも・・・」
ダンッ!!!!
不良「楽しいことして
あ・そ・ば・な・い?
って聞いてるだけどなあ~?」
泡浮「・・・あ・・・・う・・」ブルブル
黒子「(・・・まずいですの・・!!今助けに・・・)」
美琴「ちょっと・・・何私の学校後輩に手出してんのよ!?」
黒子「(・・・また・・!?)」
38: 2010/03/24(水) 00:07:58.41 ID:v32AWLzS0
不良1「(・・・・おい!、こいつ確か第三位の・・)」
不良2「ちっ、今日のところはずらかるぞ!!」スタコラサッサ
美琴「大丈夫だった?」
泡浮「は、はい!!本当に助かりました御坂様・・」
美琴「いいのよ・・・この頃危ない人多いから気をつけてね」
黒子「・・・(またもや人助け・・・)」
不良2「ちっ、今日のところはずらかるぞ!!」スタコラサッサ
美琴「大丈夫だった?」
泡浮「は、はい!!本当に助かりました御坂様・・」
美琴「いいのよ・・・この頃危ない人多いから気をつけてね」
黒子「・・・(またもや人助け・・・)」
41: 2010/03/24(水) 00:12:45.17 ID:v32AWLzS0
美琴「(・・・ハア・・いろいろやってたらゲーセン行く時間なくなっちゃったな)」
「あっでも、あそこには行かなくちゃ!!」
黒子「(・・・あそこ!?
つつっついに正体を現しましたわね!!)」
「(さあ、どんないかがわしいところに行くつもりですの!?)」
「あっでも、あそこには行かなくちゃ!!」
黒子「(・・・あそこ!?
つつっついに正体を現しましたわね!!)」
「(さあ、どんないかがわしいところに行くつもりですの!?)」
43: 2010/03/24(水) 00:20:27.27 ID:v32AWLzS0
―公園―
黒子「・・・って公園?いったいなにしにきたんですの?」
美琴「あっ、いたいた!」
ねこ「ニャーン」
黒子「(あれは・・・ねこ・・・)」
美琴「ごめんね、パンしかもってこれなかったけど・・・」
ねこ「ニャーン」モグモグ
美琴「寮がペットOKならよかったんだけどね・・・」
スッ
ねこ「・・・・ブルブル」
美琴「・・・やっぱり・・おびえられちゃうか・・・」
黒子「(・・・・・)」
美琴「じゃ、またくるからね・・・?」
ねこ「ニャーン」
黒子「(・・・常盤台の・・超電磁砲・・・)」
黒子「・・・って公園?いったいなにしにきたんですの?」
美琴「あっ、いたいた!」
ねこ「ニャーン」
黒子「(あれは・・・ねこ・・・)」
美琴「ごめんね、パンしかもってこれなかったけど・・・」
ねこ「ニャーン」モグモグ
美琴「寮がペットOKならよかったんだけどね・・・」
スッ
ねこ「・・・・ブルブル」
美琴「・・・やっぱり・・おびえられちゃうか・・・」
黒子「(・・・・・)」
美琴「じゃ、またくるからね・・・?」
ねこ「ニャーン」
黒子「(・・・常盤台の・・超電磁砲・・・)」
50: 2010/03/24(水) 00:33:24.13 ID:v32AWLzS0
美琴「(・・・・もう・・こんな時間か・・・)」
「(・・寮に・・・帰らなくちゃ・・・)」テクテク
ガチャ
同居人Aさん「あら、御坂さま、ずいぶん遅いお帰りで」
美琴「・・・うん・・ただいま・・」
Aさん「今日はいったい何をなさってたんですか?
不良狩りですか・・・?レベル5様はやることがちがいますわねえ」クスッ
美琴「・・・・ッ!!違うよ・・私はそんなことしてない・・・!!」
Aさん「へえ・・・そうですか・・?ならいいんですけどねえ・・?」ニヤッ
美琴「・・・・・」
「(・・寮に・・・帰らなくちゃ・・・)」テクテク
ガチャ
同居人Aさん「あら、御坂さま、ずいぶん遅いお帰りで」
美琴「・・・うん・・ただいま・・」
Aさん「今日はいったい何をなさってたんですか?
不良狩りですか・・・?レベル5様はやることがちがいますわねえ」クスッ
美琴「・・・・ッ!!違うよ・・私はそんなことしてない・・・!!」
Aさん「へえ・・・そうですか・・?ならいいんですけどねえ・・?」ニヤッ
美琴「・・・・・」
56: 2010/03/24(水) 00:44:19.15 ID:v32AWLzS0
―次の日―
美琴「(・・・・あれ?私の教科書とかノートがごっそりなくなってる・・・)」
「・・・・・」
「ねえ・・・Aさん、私の教科書とかノート知らない・・・・?」
Aさん「さあ、まったく知りませんわ」
美琴「・・でも、昨日までここにおいてあったはずなんだけど・・・」
Aさん「あらあら、もしかして私を疑っておいでですか?」
美琴「・・・そ、そういうわけじゃないんだけど・・・」
Aさん「いやですわねえ、そうやってすぐ人を疑って・・・
そんなことだから皆さんからきらわれるんではなくって?」
美琴「・・・・ごめんなさい・・・・」
Aさん「いえいえ反省してくれているならいいのですよ・・?」
美琴「・・・・・・・」
美琴「(・・・・あれ?私の教科書とかノートがごっそりなくなってる・・・)」
「・・・・・」
「ねえ・・・Aさん、私の教科書とかノート知らない・・・・?」
Aさん「さあ、まったく知りませんわ」
美琴「・・でも、昨日までここにおいてあったはずなんだけど・・・」
Aさん「あらあら、もしかして私を疑っておいでですか?」
美琴「・・・そ、そういうわけじゃないんだけど・・・」
Aさん「いやですわねえ、そうやってすぐ人を疑って・・・
そんなことだから皆さんからきらわれるんではなくって?」
美琴「・・・・ごめんなさい・・・・」
Aさん「いえいえ反省してくれているならいいのですよ・・?」
美琴「・・・・・・・」
68: 2010/03/24(水) 00:54:48.87 ID:v32AWLzS0
―授業中―
教師「おいっ御坂!!!教科書はどうした!?」
美琴「・・・あの・・すいません・・忘れて・・しまいました・・」
教師「ったくしょうがないな・・・おい女子1!!!
女子1「ハイッ!?」
教師「お前の教科書を御坂にやれっ!!」
女子1「・・・な、なんで私が!?教科書忘れたのは御坂さんじゃないですか!?」
教師「お前と御坂じゃ立場が違うんだよ!!ほら早く!!!」
美琴「・・・っ!!先生、それはちょっと・・・っ!!」
教師「御坂、一応お前はこの学校の看板なんだからばかになってもらっちゃ
こまるんだよ・・」
美琴「・・・でも・・・!!」
女子1「(・・・何よっ・・・!!意味わかんないんだけど!!)」
教師「おいっ御坂!!!教科書はどうした!?」
美琴「・・・あの・・すいません・・忘れて・・しまいました・・」
教師「ったくしょうがないな・・・おい女子1!!!
女子1「ハイッ!?」
教師「お前の教科書を御坂にやれっ!!」
女子1「・・・な、なんで私が!?教科書忘れたのは御坂さんじゃないですか!?」
教師「お前と御坂じゃ立場が違うんだよ!!ほら早く!!!」
美琴「・・・っ!!先生、それはちょっと・・・っ!!」
教師「御坂、一応お前はこの学校の看板なんだからばかになってもらっちゃ
こまるんだよ・・」
美琴「・・・でも・・・!!」
女子1「(・・・何よっ・・・!!意味わかんないんだけど!!)」
75: 2010/03/24(水) 01:03:25.66 ID:v32AWLzS0
―授業後―
美琴「・・・ごめんなさい・・女子1さん・・・」
女子1「・・・いいですよ・・別に・・」
「どうせ
私みたいなバカと第三位様とじゃ身分も違うだろーし!?」
美琴「・・・そんな・・私は・・・」
女子1「あーあ、本当レベル5様ろ一緒のクラスなんてろくなことないや!!!
早くクラス替えになんないかなあ~!!!!」
美琴「・・・・・っ!!!」
女子2「(ちょっと女子1!!言いすぎだって!!!)」
女子1「・・・だって・・・!!」
美琴「・・・・」ダッ
女子2「あっ御坂様!!」
美琴「・・・ごめんなさい・・女子1さん・・・」
女子1「・・・いいですよ・・別に・・」
「どうせ
私みたいなバカと第三位様とじゃ身分も違うだろーし!?」
美琴「・・・そんな・・私は・・・」
女子1「あーあ、本当レベル5様ろ一緒のクラスなんてろくなことないや!!!
早くクラス替えになんないかなあ~!!!!」
美琴「・・・・・っ!!!」
女子2「(ちょっと女子1!!言いすぎだって!!!)」
女子1「・・・だって・・・!!」
美琴「・・・・」ダッ
女子2「あっ御坂様!!」
92: 2010/03/24(水) 01:15:10.12 ID:v32AWLzS0
―体育の時間―
教師「よーし、今日はテニスでダブルスをやるぞ~!!」
「二人ずつペアを組めー!!」
次々とペアを組んでいく生徒たち
美琴「…あ、よかったら私も…」
女子4「いえいえ滅相もないです!!
私なんかじゃ、御坂様とは組めませんわ!!」
美琴「…そ、そんな…」
教師「ん?御坂一人だけあまったのか…?」
「おーい、誰か御坂をいれてやってくれないかー!?」
・・・・シーン・・・・
美琴「…せ、先生、わ、私おなかいたいんで見学しててもいいですか?」
教師「なんだ、そうならそうといいなさい。」
「じゃっ、始めるぞー!!!」
ワイワイガヤガヤ
美琴「・・・・・」グスッ
教師「よーし、今日はテニスでダブルスをやるぞ~!!」
「二人ずつペアを組めー!!」
次々とペアを組んでいく生徒たち
美琴「…あ、よかったら私も…」
女子4「いえいえ滅相もないです!!
私なんかじゃ、御坂様とは組めませんわ!!」
美琴「…そ、そんな…」
教師「ん?御坂一人だけあまったのか…?」
「おーい、誰か御坂をいれてやってくれないかー!?」
・・・・シーン・・・・
美琴「…せ、先生、わ、私おなかいたいんで見学しててもいいですか?」
教師「なんだ、そうならそうといいなさい。」
「じゃっ、始めるぞー!!!」
ワイワイガヤガヤ
美琴「・・・・・」グスッ
96: 2010/03/24(水) 01:17:52.77 ID:v32AWLzS0
すんません
できるだけ直していきます。
できるだけ直していきます。
124: 2010/03/24(水) 01:26:58.52 ID:v32AWLzS0
―授業後、トイレの中―
美琴「…ハア……」
パンッ
「こんなんじゃだめだよね、もっと笑顔でいかないと、
しっかりしなさい美琴!!!」
ガチャ
女子4「いやーまさか声かけられるとは思わなかったよ~」
美琴「…!!!!」
女子5「レベル5の人なんかと一緒にテニスなんかできるかっつーの!!」
女子4「ほんとほんと、ミスしてビリビリとばされたらたまんないわよ」
美琴「……」
女子5「しっかし、本当にともだちいないんだねあの人www」
女子4「レベル上げんのに必氏だったんじゃないの~?
どうでもいいけどwww」
美琴「(…もう…やめてよ…)」ポロポロ
美琴「…ハア……」
パンッ
「こんなんじゃだめだよね、もっと笑顔でいかないと、
しっかりしなさい美琴!!!」
ガチャ
女子4「いやーまさか声かけられるとは思わなかったよ~」
美琴「…!!!!」
女子5「レベル5の人なんかと一緒にテニスなんかできるかっつーの!!」
女子4「ほんとほんと、ミスしてビリビリとばされたらたまんないわよ」
美琴「……」
女子5「しっかし、本当にともだちいないんだねあの人www」
女子4「レベル上げんのに必氏だったんじゃないの~?
どうでもいいけどwww」
美琴「(…もう…やめてよ…)」ポロポロ
155: 2010/03/24(水) 01:38:29.64 ID:v32AWLzS0
とある派閥のリーダー「で、どうなの第三位の様子は、」
Aさん「まあ私が相部屋にいびってやりましたし、悪いうわさも
相当流してやりましたからね…
今なら精神的に相当弱ってますよ?」
子分「そろそろ本格的にやってもいいんじゃないですか?」
リーダー「そうね…じゃ、そろそろこの学校から去ってもらうとしますか…?」
Aさん「まあ私が相部屋にいびってやりましたし、悪いうわさも
相当流してやりましたからね…
今なら精神的に相当弱ってますよ?」
子分「そろそろ本格的にやってもいいんじゃないですか?」
リーダー「そうね…じゃ、そろそろこの学校から去ってもらうとしますか…?」
164: 2010/03/24(水) 01:43:26.55 ID:v32AWLzS0
―放課後―
美琴「」トボトボ
Aさん「(…ククク…いたいた…)」
「あーら、御坂様」
美琴「……Aさん…」
Aさん「あの~ちょっとお願いがあるんですけど~ちょっと校舎裏まで
きてくれますう~~?」
美琴「……」
美琴「」トボトボ
Aさん「(…ククク…いたいた…)」
「あーら、御坂様」
美琴「……Aさん…」
Aさん「あの~ちょっとお願いがあるんですけど~ちょっと校舎裏まで
きてくれますう~~?」
美琴「……」
185: 2010/03/24(水) 01:51:25.78 ID:v32AWLzS0
―校舎裏―
美琴「…何?お願いって…」
Aさん「いや~そろそろ御坂様にはこの学校から出てってもらおうと思いまして」
美琴「……!!!」
リーダー「なんで私があんたたちにそんなこと……」
Aさん「まだ分からないんですか?
あなた、学校中から疎まれてるんですよ?」
美琴「……」
リーダー「そーそー、お前にこの学校での居場所なんかないんだから、
早く出てけよっと、オラア!!」
ドカッ!!!
美琴「…何?お願いって…」
Aさん「いや~そろそろ御坂様にはこの学校から出てってもらおうと思いまして」
美琴「……!!!」
リーダー「なんで私があんたたちにそんなこと……」
Aさん「まだ分からないんですか?
あなた、学校中から疎まれてるんですよ?」
美琴「……」
リーダー「そーそー、お前にこの学校での居場所なんかないんだから、
早く出てけよっと、オラア!!」
ドカッ!!!
196: 2010/03/24(水) 01:57:37.58 ID:v32AWLzS0
美琴「…うっ!!、ケホッ…」
「(…は、反撃しないと…)」ビリビリ!!
子分「おっと、反撃したらこのこねこちゃんがどうにかなっちゃうよ~!?」
ねこ「ニャーん…」
美琴「……!!」
「…最低っ……!!」
リーダー「なんとでもいいやがれ!!」
「おいっ!!ぼこぼこにしてやれ!!」
子分・Aさん「ウエース!!!」
ドカボコバキドカ!!
「(…は、反撃しないと…)」ビリビリ!!
子分「おっと、反撃したらこのこねこちゃんがどうにかなっちゃうよ~!?」
ねこ「ニャーん…」
美琴「……!!」
「…最低っ……!!」
リーダー「なんとでもいいやがれ!!」
「おいっ!!ぼこぼこにしてやれ!!」
子分・Aさん「ウエース!!!」
ドカボコバキドカ!!
204: 2010/03/24(水) 02:04:51.23 ID:v32AWLzS0
美琴「…ううっ…イタイ、痛いよ…」
ゲシッ!!
美琴「…あうっ…ハァハァ…」
リーダー「じゃ、いまから私の言うことを復唱してもらおうか?」
美琴「…だ、だれが…そんなこと…」
リーダー「…ほう、じゃあかわりにこのねこちゃんをいたぶってやろうかなあ?」
美琴「…っ!!分かった!!な、なんでもやるから…」
216: 2010/03/24(水) 02:14:13.59 ID:v32AWLzS0
リーダー「ようし、じゃー続けて言え!!
『汚いメス豚の分際で、リーダー様にたてついてすみませんでした』
てな!!!」
美琴「…っ!!」
リーダー「ほらほら早く言わないとねこちゃんをしめ頃しちゃうよ~?」
美琴「…分かった…!!言うから…」
美琴「…汚い…メス豚の分際で…」
Aさん「うんうん♪」
美琴「…リーダー…様に…たてついて…」ポロポロ
「すみません…でした…」ポロポロ
『汚いメス豚の分際で、リーダー様にたてついてすみませんでした』
てな!!!」
美琴「…っ!!」
リーダー「ほらほら早く言わないとねこちゃんをしめ頃しちゃうよ~?」
美琴「…分かった…!!言うから…」
美琴「…汚い…メス豚の分際で…」
Aさん「うんうん♪」
美琴「…リーダー…様に…たてついて…」ポロポロ
「すみません…でした…」ポロポロ
222: 2010/03/24(水) 02:20:18.76 ID:v32AWLzS0
リーダー「ハーハッハ!!こいつはきぶんがいいや!!
あの常盤台のエースが地面にはいつくばってボロボロに泣きながら
謝ってやがるwwww」
美琴「…ヒグッ…グスッ…」
リーダー「まっ二度とこんな目にあいたくなきゃとっととこの学校から
出てくんだな!!!」
美琴「……」
あの常盤台のエースが地面にはいつくばってボロボロに泣きながら
謝ってやがるwwww」
美琴「…ヒグッ…グスッ…」
リーダー「まっ二度とこんな目にあいたくなきゃとっととこの学校から
出てくんだな!!!」
美琴「……」
230: 2010/03/24(水) 02:27:49.84 ID:v32AWLzS0
―同時刻、黒子の教室―
ペチャクチャぺチャクチャ
女友達1「でさー、この学校に超電磁砲っているじゃん?」
女友達2「あーなんかいいうわさきかないよねー」
黒子「……」
女友達3「なんか放課後は暇つぶしに不良とか狩ってるらしいよー?」
女友達2「教室とかでもいばりまくってるらしーねー」
バンッ!!
女友達たち「」ビクッ!
黒子「…あの方は、あの方はそんなかたではございませんの!!」
女友達1「だって白井さんだって最初は文句言ってたじゃん!!」
黒子「…うっ!!だ、だって…それはその…」モジモジ
ペチャクチャぺチャクチャ
女友達1「でさー、この学校に超電磁砲っているじゃん?」
女友達2「あーなんかいいうわさきかないよねー」
黒子「……」
女友達3「なんか放課後は暇つぶしに不良とか狩ってるらしいよー?」
女友達2「教室とかでもいばりまくってるらしーねー」
バンッ!!
女友達たち「」ビクッ!
黒子「…あの方は、あの方はそんなかたではございませんの!!」
女友達1「だって白井さんだって最初は文句言ってたじゃん!!」
黒子「…うっ!!だ、だって…それはその…」モジモジ
231: 2010/03/24(水) 02:33:19.46 ID:v32AWLzS0
女友達2「どうしたの?白井さん?」
黒子「…なんでもありませんの!!!私、先に帰らしてもらいますわ!!」
女友達1「変な白井さーん」
黒子「(…いったいどうしたことですの…?)」
「(あのお方のことが頭からはなれませんの…」トボトボ
「…まさか…これは…!?」
リーダー「いや~しかしスッキリしたねwww」
黒子「!?」
黒子「…なんでもありませんの!!!私、先に帰らしてもらいますわ!!」
女友達1「変な白井さーん」
黒子「(…いったいどうしたことですの…?)」
「(あのお方のことが頭からはなれませんの…」トボトボ
「…まさか…これは…!?」
リーダー「いや~しかしスッキリしたねwww」
黒子「!?」
236: 2010/03/24(水) 02:38:24.42 ID:v32AWLzS0
Aさん「そうですね!!まあこれで超電磁砲もボコボコにできたし…」
黒子「!!」
子分「今頃校舎裏でビービーないてますよきっとwwww」
Aさん「しかし、仕返しにきたらどうするんです?」
リーダー「なあに、また人質みたいなのとれば楽勝でしょ!?」
黒子「…超電磁砲…校舎裏…」
「…まさか…!!」ダッ
黒子「!!」
子分「今頃校舎裏でビービーないてますよきっとwwww」
Aさん「しかし、仕返しにきたらどうするんです?」
リーダー「なあに、また人質みたいなのとれば楽勝でしょ!?」
黒子「…超電磁砲…校舎裏…」
「…まさか…!!」ダッ
241: 2010/03/24(水) 02:46:42.16 ID:v32AWLzS0
―校舎裏―
ねこ「にゃーん」
美琴「…怪我してない…?」
ねこ「ニャーん」ペロペロ
美琴「…そっか…よかった…」
美琴「……」
「…ヒグッ……グスッ…!!!」
「…私が…ヒグッ…なにしたってゆうのよ…グスッ…」
ねこ「ニャーん?」
美琴「…もうやだよ…こんなの…誰か…助けてよぉ…」ポロポロ
「うわぁぁぁああああああああん!!!!!!」
黒子「……」
「やっぱりさっきのやつらが…」
「……」ギリッ ヒュン
ねこ「にゃーん」
美琴「…怪我してない…?」
ねこ「ニャーん」ペロペロ
美琴「…そっか…よかった…」
美琴「……」
「…ヒグッ……グスッ…!!!」
「…私が…ヒグッ…なにしたってゆうのよ…グスッ…」
ねこ「ニャーん?」
美琴「…もうやだよ…こんなの…誰か…助けてよぉ…」ポロポロ
「うわぁぁぁああああああああん!!!!!!」
黒子「……」
「やっぱりさっきのやつらが…」
「……」ギリッ ヒュン
244: 2010/03/24(水) 02:54:10.20 ID:v32AWLzS0
リーダー「まっ、この後は祝勝会といきますか…!!」
Aさん・子分「オウー!!」
ヒュン スタッ!!
リーダー「ん?なんだお前は?
黒子「…………」
Aさん「確か、白井黒子とかいう一年ですわ…
レベルは4、能力はテレポート…」
黒子「…よくも…あの方を…絶対に許しませんわ…!!」
リーダー「なにいってるかわかんないけど、こっちもレベル4三人だよ?
それでもやる気?」
黒子「……」
リーダー「オいっ!こいつぶっころしちまうぞ!?」
Aさん・子分「オウッ!!」
Aさん・子分「オウー!!」
ヒュン スタッ!!
リーダー「ん?なんだお前は?
黒子「…………」
Aさん「確か、白井黒子とかいう一年ですわ…
レベルは4、能力はテレポート…」
黒子「…よくも…あの方を…絶対に許しませんわ…!!」
リーダー「なにいってるかわかんないけど、こっちもレベル4三人だよ?
それでもやる気?」
黒子「……」
リーダー「オいっ!こいつぶっころしちまうぞ!?」
Aさん・子分「オウッ!!」
249: 2010/03/24(水) 03:01:28.93 ID:v32AWLzS0
リーダー・子分「…」ブクブク
Aさん「そ、そんな…三対一のはずだったのに…」
黒子「…あなた、確か超電磁砲と同じ部屋でしたわよね…?」
Aさん「は、ハイッ」
黒子「鉄矢を頭にぶちこまれたくなかったらこれから私が言うことを
よくお聞きなさいな?」
Aさん「ひっ!!」
黒子「今すぐ超電磁砲の部屋からでていきなさい…!!」
Aさん「わ、分かりました!!」
黒子「そうそう、それとあとひとつ
二度と
お 姉 さ ま に
近 づ く な 」
Aさん「ひいいいいいい!!!!」スタコラサッサ
黒子「……」
Aさん「そ、そんな…三対一のはずだったのに…」
黒子「…あなた、確か超電磁砲と同じ部屋でしたわよね…?」
Aさん「は、ハイッ」
黒子「鉄矢を頭にぶちこまれたくなかったらこれから私が言うことを
よくお聞きなさいな?」
Aさん「ひっ!!」
黒子「今すぐ超電磁砲の部屋からでていきなさい…!!」
Aさん「わ、分かりました!!」
黒子「そうそう、それとあとひとつ
二度と
お 姉 さ ま に
近 づ く な 」
Aさん「ひいいいいいい!!!!」スタコラサッサ
黒子「……」
256: 2010/03/24(水) 03:06:29.08 ID:v32AWLzS0
―夜・寮―
寮監「何!?御坂と同じ部屋になりたいだと!?」
黒子「…ハイですの…」
寮監「…まあ確かに今日ちょうどあいたところだが…」
黒子「…どうか、お願いしますの…!!!」
寮監「…ところでなんでお前そんなに傷だらけなんだ?」
黒子「…」
寮監「……分かった。認めてやるが条件がひとつだけある…」
黒子「……」
寮監「…しっかり御坂をささえてやれ…」
黒子「…ハイですの!!!!」
寮監「何!?御坂と同じ部屋になりたいだと!?」
黒子「…ハイですの…」
寮監「…まあ確かに今日ちょうどあいたところだが…」
黒子「…どうか、お願いしますの…!!!」
寮監「…ところでなんでお前そんなに傷だらけなんだ?」
黒子「…」
寮監「……分かった。認めてやるが条件がひとつだけある…」
黒子「……」
寮監「…しっかり御坂をささえてやれ…」
黒子「…ハイですの!!!!」
264: 2010/03/24(水) 03:13:20.10 ID:v32AWLzS0
美琴「…ヒグッ…グスッ…」
コンコン
寮監「…御坂…入るぞ?」
ガチャ
寮監「(…目の下が真っ赤で、体中きずだらけ…か…)」
「おい御坂…何かつらいことがあったら相談しなさい…」
美琴「は、はいありがとうございます…」
寮監「…お前の新しいルームメイトを連れてきた…こいつだ…」
黒子「し、白井黒子ですの!!よろしくお願いしますですの!!」ドキドキ
美琴「こ、こちらこそよろしく!」
266: 2010/03/24(水) 03:17:37.36 ID:v32AWLzS0
寮監「じゃ、あとは二人でゆっくりとな」
ガチャ バタン
美琴・黒子「……」
美琴「し、白井さん!?体中傷だらけだけど大丈夫?」
黒子「わ、私はジャッジメントですからこのくらい日常茶飯事ですわ!!」
美琴「へ、へえー…ジャッジメントなんだ…すごいんだね…」
黒子「そ、そんなことはないですわよ…アハハハハハ…」
美琴・黒子「……」
ガチャ バタン
美琴・黒子「……」
美琴「し、白井さん!?体中傷だらけだけど大丈夫?」
黒子「わ、私はジャッジメントですからこのくらい日常茶飯事ですわ!!」
美琴「へ、へえー…ジャッジメントなんだ…すごいんだね…」
黒子「そ、そんなことはないですわよ…アハハハハハ…」
美琴・黒子「……」
267: 2010/03/24(水) 03:20:50.71 ID:v32AWLzS0
黒子「御坂様こそ、体中傷だらけでって
「(っ・・・・!!!黒子のバカ!!!
どうして御坂様の傷をえぐるようなことを~~!!!!)」
美琴「あ、ああ、これ?」
美琴「…私みんなから嫌われてるし、いじめられてるから…えへへ…」
黒子「…」
「(っ・・・・!!!黒子のバカ!!!
どうして御坂様の傷をえぐるようなことを~~!!!!)」
美琴「あ、ああ、これ?」
美琴「…私みんなから嫌われてるし、いじめられてるから…えへへ…」
黒子「…」
274: 2010/03/24(水) 03:27:06.30 ID:v32AWLzS0
黒子「…そんなことはありませんの…」
美琴「…そんなことなくないよ…今日だって…」
黒子「そんなことありませんの!!」
美琴「!!」
黒子「…私の友達で不良に絡まれたとき、御坂さまに助けていただいたと
いっている者がいますわ…」
美琴「…」
黒子「捨て猫の世話をしてあげたり、困っている少年をたすけてあげたり・・」
美琴「…」
黒子「…そんなやさしい方が嫌われるわけありませんの…」
美琴「…そんなことなくないよ…今日だって…」
黒子「そんなことありませんの!!」
美琴「!!」
黒子「…私の友達で不良に絡まれたとき、御坂さまに助けていただいたと
いっている者がいますわ…」
美琴「…」
黒子「捨て猫の世話をしてあげたり、困っている少年をたすけてあげたり・・」
美琴「…」
黒子「…そんなやさしい方が嫌われるわけありませんの…」
277: 2010/03/24(水) 03:32:07.10 ID:v32AWLzS0
美琴「…でも、靴とか隠されたりしてるんだよ…」ポロポロ
黒子「…今はそうかもしれませんが…
絶対にいつか御坂様の優しさがつたわる時がきますわ…」
美琴「……」ポロポロ
「…あはは…なんか人に優しくされたのひさしぶりだから…」グシュグシュ
黒子「困ったことがあったらいつでも私を頼ってくださいまし…御坂様…」
美琴「…うん…ありがとう…白井さん…」ニコッ
黒子「…今はそうかもしれませんが…
絶対にいつか御坂様の優しさがつたわる時がきますわ…」
美琴「……」ポロポロ
「…あはは…なんか人に優しくされたのひさしぶりだから…」グシュグシュ
黒子「困ったことがあったらいつでも私を頼ってくださいまし…御坂様…」
美琴「…うん…ありがとう…白井さん…」ニコッ
281: 2010/03/24(水) 03:37:34.14 ID:v32AWLzS0
黒子「…あの」モジモジ
「…私のことは、どうか黒子とお呼びになってくださいまし…///」
美琴「えっいきなり呼び捨てでいいの?」
黒子「は、ハイですの!!!…あ、あとは、
「み、御坂様のことを…お、お姉さまと呼んでもよろしいでしょうか…///」
美琴「…べ、別にいいけど…なんで?」
黒子「…な、なんとなくですの!!!」
美琴「…分かったよ…黒子…///」
黒子「…お、お姉さま…///」
美琴・黒子「…ふふふふふっ!!!」
「…私のことは、どうか黒子とお呼びになってくださいまし…///」
美琴「えっいきなり呼び捨てでいいの?」
黒子「は、ハイですの!!!…あ、あとは、
「み、御坂様のことを…お、お姉さまと呼んでもよろしいでしょうか…///」
美琴「…べ、別にいいけど…なんで?」
黒子「…な、なんとなくですの!!!」
美琴「…分かったよ…黒子…///」
黒子「…お、お姉さま…///」
美琴・黒子「…ふふふふふっ!!!」
284: 2010/03/24(水) 03:50:20.99 ID:v32AWLzS0
―次の日―
黒子「絶対お姉さまなら仲直りできますわ!!」
美琴「…そ、そうかなあ…」
黒子「大丈夫ですわよ!ほらっ勇気を持って!!」
―美琴の教室、昼休み―
美琴「あ、あのっ女子1さん!!」
女子1,2「…!!」
女子2「(ほらっ、昨日のこと謝るんでしょ!?)
女子1「(う、分かってるよ!!)
女子1「昨日はごめんなさい!!!御坂さんが悪いわけじゃないのに
きつくいいすぎました!!」
美琴「…え…?」
女子1「私なんかレベルにコンプレックスあってそれでついきつくあたって
しまって…」
美琴「わ、私のほうこそごめんなさい…」
女子2「ハイッ!!というわけで仲直りですね!!」
美琴・女子1「!!」
女子1「そ、そーですね!!あ、そうだ御坂さん!!このあと一緒にお昼ご飯
たべませんか?仲直りの印に?」
美琴「…え?わ、私なんていていいの…?」
女子1「もちろんですよ!!」
美琴「…ありがとう…!」グスッ
―物陰―
黒子「(…無事うまくいきましたわね…)」
黒子「絶対お姉さまなら仲直りできますわ!!」
美琴「…そ、そうかなあ…」
黒子「大丈夫ですわよ!ほらっ勇気を持って!!」
―美琴の教室、昼休み―
美琴「あ、あのっ女子1さん!!」
女子1,2「…!!」
女子2「(ほらっ、昨日のこと謝るんでしょ!?)
女子1「(う、分かってるよ!!)
女子1「昨日はごめんなさい!!!御坂さんが悪いわけじゃないのに
きつくいいすぎました!!」
美琴「…え…?」
女子1「私なんかレベルにコンプレックスあってそれでついきつくあたって
しまって…」
美琴「わ、私のほうこそごめんなさい…」
女子2「ハイッ!!というわけで仲直りですね!!」
美琴・女子1「!!」
女子1「そ、そーですね!!あ、そうだ御坂さん!!このあと一緒にお昼ご飯
たべませんか?仲直りの印に?」
美琴「…え?わ、私なんていていいの…?」
女子1「もちろんですよ!!」
美琴「…ありがとう…!」グスッ
―物陰―
黒子「(…無事うまくいきましたわね…)」
286: 2010/03/24(水) 03:54:40.21 ID:v32AWLzS0
…あれから、三ヶ月……いやがらせも、陰口も完全になくなったわけじゃないし、
たまにいやなこともされるときもある…
でも…黒子がそばにいてくれたから…
黒子がはげましてくれたから…
この学校にも、小さい場所だけど私の居場所ができたんだ…
私はなかなか素直になれないけど、
本当に黒子には感謝してるし、
なにより黒子の事が大好きなんだよ?
たまにいやなこともされるときもある…
でも…黒子がそばにいてくれたから…
黒子がはげましてくれたから…
この学校にも、小さい場所だけど私の居場所ができたんだ…
私はなかなか素直になれないけど、
本当に黒子には感謝してるし、
なにより黒子の事が大好きなんだよ?
288: 2010/03/24(水) 03:58:54.00 ID:v32AWLzS0
―七月―
上条「ふーあっちいあっちい」
「ん、あれは!?」
上条「オース!!ビリビリ!!」
美琴「ああ、あんたかって…ビリビリゆーな!!!」
上条「…?
なに大事そうに袋抱えてんだよ?誰かへのプレゼントか?」
美琴「そっ!!私のいちばん大切な親友へのね!」
上条「へーっいいとこあるじゃん!!」
美琴「う、うるさい!!」
上条「ふーあっちいあっちい」
「ん、あれは!?」
上条「オース!!ビリビリ!!」
美琴「ああ、あんたかって…ビリビリゆーな!!!」
上条「…?
なに大事そうに袋抱えてんだよ?誰かへのプレゼントか?」
美琴「そっ!!私のいちばん大切な親友へのね!」
上条「へーっいいとこあるじゃん!!」
美琴「う、うるさい!!」
290: 2010/03/24(水) 04:03:46.73 ID:v32AWLzS0
佐天「しかし、プレゼント選びを手伝ってくれなんてねえ…
あれでよかったのかな?」
初春「白井さんなら何プレゼントされても飛んで喜びますよ!!
それにほら、ああいうのは気持ちですから!!!」
佐天「…かわいいこといってくれるじゃん初春~~」
初春「…もう…からかわないでくださいよ~///」
佐天「…でも、そうだね…
ちゃんと渡せるといいね…御坂さん…」
あれでよかったのかな?」
初春「白井さんなら何プレゼントされても飛んで喜びますよ!!
それにほら、ああいうのは気持ちですから!!!」
佐天「…かわいいこといってくれるじゃん初春~~」
初春「…もう…からかわないでくださいよ~///」
佐天「…でも、そうだね…
ちゃんと渡せるといいね…御坂さん…」
298: 2010/03/24(水) 04:14:38.43 ID:v32AWLzS0
常盤台―寮―
美琴「く、黒子~…?」
黒子「何ですの?お姉さま?」
美琴「…いや、あの、その…ぷ、プレゼントがあるんだけど…///」
黒子「…!!!!!????」
「(…お、お姉さまが私にプレゼントなんて…)」
「…いったいどういうかぜの吹き回しですの…?」
美琴「な、なんでもないわよ…!!!」
「ただ、その…なんていうか…」
「……」モジモジ
「…いつもありがとう!!!!…////」
黒子「(そ、そうか…お姉さまがついに黒子の愛を受け入れてくれる気になったの
ですのね…!!)」
「ん~おねえさまぁ~ん!!!」ダキ
美琴「わっちょっと抱きつかないでよ…!!!!」
「……」
ありがとね、黒子……
おしまい
美琴「く、黒子~…?」
黒子「何ですの?お姉さま?」
美琴「…いや、あの、その…ぷ、プレゼントがあるんだけど…///」
黒子「…!!!!!????」
「(…お、お姉さまが私にプレゼントなんて…)」
「…いったいどういうかぜの吹き回しですの…?」
美琴「な、なんでもないわよ…!!!」
「ただ、その…なんていうか…」
「……」モジモジ
「…いつもありがとう!!!!…////」
黒子「(そ、そうか…お姉さまがついに黒子の愛を受け入れてくれる気になったの
ですのね…!!)」
「ん~おねえさまぁ~ん!!!」ダキ
美琴「わっちょっと抱きつかないでよ…!!!!」
「……」
ありがとね、黒子……
おしまい
299: 2010/03/24(水) 04:16:14.39 ID:j0vneGNv0
乙なんだよ
300: 2010/03/24(水) 04:16:19.41 ID:W5pMQLp3O
乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります