1: 2010/03/28(日) 22:47:50.90 ID:EY23WxcD0
佐天「初春ー、私、能力者になれたんだよっ!」

初春「えっ!?本当ですか?やったじゃないですかっ!」

佐天「まぁね…でもちょっと微妙な能力なんだよねー…」

初春「どんな能力なんですか?」

佐天「こうやって両手を閉じて…そりゃっ」

ポンッ

初春「っ!?な、何か出てきましたよっ!?…これは…マックポーク…?」

佐天「そう。手からマックポークが出る能力。…はい、あげる」

初春「いただきますっ。…あ、普通のマックポークだ」もぐもぐ
とある魔術の禁書目録 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
2: 2010/03/28(日) 22:49:26.09 ID:AgLBPWhR0
これ食費浮くってレベルじゃなくね?
インッデクスにくれてやれ

3: 2010/03/28(日) 22:50:10.95 ID:3lkb6lh20
佐天涙子のこの能力により後に起こる未曾有の食糧危機を乗り切ったというのはまた別のお話

4: 2010/03/28(日) 22:53:22.96 ID:d+tJ5jzxP
レベルアップすると何が出るの?

5: 2010/03/28(日) 22:54:12.81 ID:JzHZUVPG0
>>4ご一緒にポテト

12: 2010/03/28(日) 22:56:43.85 ID:EY23WxcD0
初春「すごいじゃないですかっ!マックポーク食べ放題ですよっ!」もぐもぐ

佐天「食べ放題、ねぇ…でも、カ口リー高いし、こればっかり食べてたら太るよ」

初春「でも、ちょっと小腹が空いた時とか便利じゃないですかっ」もぐもぐ ごくん

佐天「まぁねー。あ、も一個食べる?」

初春「はいっ!」

佐天「待っててねー…そりゃっ」

ポンッ

イン(ry「ああっ!す、すごいんだよっ!今、手からマックポークが出てきたんだよっ!!」

佐天「…えーと、どちら様?」

28: 2010/03/28(日) 23:03:02.71 ID:EY23WxcD0
初春「…シスターさん?」

イン(ry「それ、どうやったのっ!?手品っ!?」グ~…

佐天「…あー、手品じゃないですよー。私の能力です。あ、食べます?どうぞ」

イン(ry「じゃあ遠慮なくいただくよっ!」ぱくっ ごくん

初春「えっ!?い、今一飲みで…っ!?」

イン(ry「おいしいんだよっ!ねぇねぇ、無限に出せるのっ!?」

佐天「あ、えーと…試したこと無いけど…や、やってみます?」

イン(ry「お願いするよっ!」

佐天「…ふー…それじゃあ…そりゃりゃっ!!!」

ポンッ ポンッ ポンッ ………

佐天「…ふぅ、今は一度に3つが限界、か…」

ぱくっ ぱくっ ぱくっ ごくんっ

イン(ry「すごいよっ!おいしいよっ!!」

37: 2010/03/28(日) 23:08:33.97 ID:EY23WxcD0
初春「あ、あの…噛まずに食べるのって、身体に良くないですよ?」

イン(ry「お腹が空いてるからしょうがないよっ!…ねぇ、もう出ないの?」

佐天「…ま、待って……なんだかすごい、疲れ、た……」バタンッ

初春「さ、佐天さんっ!!?佐天さんっ!!!」

イン(ry「な、なんかヤバイかも…わ、私帰るよっ!!」タタタッ

初春「ええっ!?ちょ、ちょっと待…行っちゃった…そ、そうだ、佐天さんっ!?」

佐天「…んん…zzz」

初春「…寝てる…だけ…?」

47: 2010/03/28(日) 23:15:03.34 ID:EY23WxcD0
佐天「…zzz………んん……っ!?…あ、あれ?ここは…?」

初春「あ、目が覚めました?佐天さん?」

佐天「…初春…ここ、どこ?」

初春「ここは支部のベッドですよ。急に倒れるから心配しちゃいましたよー」

佐天「ご、ごめん、なんだかすごい疲れがどっと出てきて…」

初春「…やっぱり、能力の使いすぎでしょうか?」

佐天「多分、ね…一気に出すと疲れるのかなぁ…?」

初春「一日に出せる量が決まっているのかもしれませんね。…気分はどうですか?」

佐天「もう、大丈夫だよ。それよりよく、ここまで来れたね…」

初春「白井さんが、偶然通りかかって…テレポートで運んでくれたんです」

61: 2010/03/28(日) 23:23:11.55 ID:EY23WxcD0
佐天「後でお礼言わないと…」

初春「あ、今は休んでいてくださいよ」

黒子「そうですの。気にすることはありませんの」

佐天「白井さんっ!すみません、ありがとうございます」

黒子「いいんですの…それより、手からマックポークが出ると聞きましたが…」

佐天「はい。あ、今出してみますか?」

初春「ダメですよっ!さっき倒れたばかりじゃないですかっ!」

佐天「それがさ、多分私の考えの通りだと…そりゃっ」

ポンッ

黒子「本当に出てきたんですの…」

佐天「あ、どうぞ、白井さん」

初春「…大丈夫なんですか?」

佐天「うん。一度に沢山出したら疲れるみたいだね。1個づつなら平気みたい」

75: 2010/03/28(日) 23:31:37.11 ID:EY23WxcD0
黒子「普通のマックポークですの」もぐもぐ

初春「そういえば…マックポーク以外は出ないんですか?」

佐天「え?…うーん、そういえば試してないなぁ…」

黒子「そもそも、佐天さんはどういう経緯でこのような能力を?」もぐもぐ

佐天「ちょっと小腹が空いて…なんか食べたいなぁって思ったとき、近くにマックがあって…」

佐天「手からマックポークでも出てこないかなぁって思って手を合わせたら、こう、ポンッって」

初春「…もしそのときに、モスの近くだったら何が出たんでしょうねー」

佐天「多分、オニオンフライが出たと思う」

88: 2010/03/28(日) 23:37:55.15 ID:EY23WxcD0
初春「…ハンバーガーじゃないんですね…」

佐天「だってオニオンフライ、好きだし…あ、ちょっとやってみようかな」

黒子「そんな都合よく出ないと思いますが…」もぐもぐ…ごくんっ

佐天「わかりませんよー…そりゃっ」

ポンッ

初春「あはは、さすがにそんな都合よく………出てるっ!!?」

佐天「おー、すごい、本物だー」もぐもぐ

黒子「そんな…さ、佐天さん、身体に変化はありませんの?」

佐天「え?別になんともありませんけど…?」もぐもぐ

黒子「…能力を使うと体重が軽くなったり、使うごとに疲れたり…何か無いんですの?」

佐天「体重とかは変わらなかったですね…一度に沢山出すと疲れますけど…」もぐもぐ

佐天「…そうですね、5分間隔くらいでなら平気です」もぐもぐ

黒子「…これは…おそろしい能力なんですのっ!!!」

120: 2010/03/28(日) 23:57:59.85 ID:EY23WxcD0
佐天「おそろしい能力?そんなこと無いですよー」もぐもぐ…ごくんっ

黒子「そんなことありませんの。そもそも、具現化できる能力なんて聞いたことがありませんの」

初春「え、でも、御坂さんとか、電撃出してるじゃないですか?」

黒子「…あれはあくまでもエネルギー体の話ですの。しかし、佐天さんのは物体そのものの具現化」

黒子「…しかも、一度に複数でなければいくらでも制限無しで出せる…とんでもない能力ですの」

佐天「そんな大げさな…たかがマックポークとオニオンフライが出せるくらいで…」

黒子「…まぁ、それもそうなんですけど…他には何が出せるんですの?」

佐天「うーん…まだ試してないけど…あ、そうだ、何かジュース出してみましょうか?」

初春「ジュースですか…」

佐天「うん…えーと…まぁファンタでいいか…そりゃっ」

黒子「…っ!?ま、待ってくださいなっ!!そのままですと…っ!」

ポンッ     ビシャッ

佐天「…あ」

132: 2010/03/29(月) 00:05:42.68 ID:8yAXWN4+0
初春「…布団が…」

佐天「…うわー…これは酷いなー…」

黒子「…はぁ…やっぱりですの…先程頂いたマックポークもそのままでしたからもしやと…思ったら…」

初春「ファンタがそのまま出てきたんですね…」

佐天「…こりゃあ飲み物出すのには使えないですねー」フキフキ

初春「コップか何か置いておけば…」

佐天「えー、コップじゃこぼれるんじゃない?」

黒子「佐天さんは能力で出す時に手を開いてますけど…そう、例えば砂をすくって、下から少しずつ出す感じでやってみればよろしいのでは…?」

佐天「…成程、よっし、初春、コップ頂戴っ!」

初春「わかりました、ちょっと待っててくださいねっ!」タタタッ

佐天「白井さん、何かリクエストはありますか?」

黒子「…特に無いんですけど…ではQooを」

佐天「わかりましたっ!」

141: 2010/03/29(月) 00:11:54.09 ID:8yAXWN4+0
初春「持って来ましたっ!」

コトッ

佐天「よーし…じゃあいきますよー…そりゃっ」

チョロ…チョロロロロ…

佐天「…っと、こんなものかな、はい、どうぞっ!」

初春「ちょうどコップ一杯分ですね」

佐天「いや、本当はもっと出せそうだったんだけどね」

黒子「いえ、マックポークの件もありますし…一気に大量には出さないほうがよろしいかと」

佐天「まぁこのぐらいの量なら問題無いですよっ!さ、ぐいっとやってくださいっ!」

黒子「では…」ごくごくっ

初春「…どうですか?」

黒子「…普通のQooですの」

佐天「やったね、初春っ!成功だよっ!」

190: 2010/03/29(月) 00:33:20.15 ID:8yAXWN4+0
初春「こうなると、後はポテトですね」

佐天「お、いいねー、さっそくやってみようっ!」

黒子「ポテト…っ!ま、待ってくださいなっ!」

佐天「え?ど、どうしたんですか?」

黒子「…ポテトは…ポテトは危険ですのっ!」

初春「え?どうしてですか?」

黒子「ポテトは揚げ物…手を火傷する可能性がありますのっ!」

佐天「えー、大丈夫ですよー、だってさっきオニオンフライ出したじゃないですか」

黒子「…そういえば、そうでしたの…いや、でも万が一、と言うこともあるんですの…」

黒子「くれぐれも、揚げたてのは想像しないほうがよろしいかと…」

佐天「ふむ、それもそうですね…じゃあ、サクサク感が残ってるポテトってことで…そりゃっ」

ポンッ

佐天「熱っ!!?」

196: 2010/03/29(月) 00:40:41.79 ID:8yAXWN4+0
初春「さ、佐天さんっ!?大丈夫ですかっ!?」

佐天「あ、うん…まとまって手に乗っかってると意外に熱いんだねー」

黒子「もう、だから言ったんですの…」

佐天「これじゃあポテトも難しいかなー」

初春「そうですねー…マックのポテトは冷めたらクソまずいですしね」

佐天「…と、なると、揚げ物は冷めてもおいしいもの限定か…」

黒子「シェイクも難しいですわね。液体で無いからコップに移せませんし…」

初春「あ、でも、それなら舐めればいいですよ」

佐天「さすが初春、頭いいーっ!」

黒子「…それは根本的な解決にはなってませんの…」

235: 2010/03/29(月) 01:17:19.48 ID:7LT7zy3X0

佐天「これで完璧!」

初春「ゴムゴムの手袋ですね!」

佐天「おりゃ!出て来い油まみれのポテト!」

初春「わくわく」

ぽん

佐天「うぉわ!?おあづっ!あぎゃああああああああ」

初春「て、手袋の中に……」

佐天「てぶくろとれねえええええええくそおおおおうあああああああああ」

おしまい

237: 2010/03/29(月) 01:20:14.38 ID:a9k7ZK9JO
>>235
吹いたwwwwwwww

242: 2010/03/29(月) 01:25:08.21 ID:a9k7ZK9JO
上条さんが触れたら消えてしまうんだな

74: 2010/03/28(日) 23:31:13.09 ID:dfioUuZu0
上条「これでうちの家計も大助かりですよ!」
佐天「はい!どうぞ!」

シュンッ(消えるマックポーク

佐天「あれ?」
上条「まさか・・・異能で出来たものだから俺の右手で・・・不幸だ」
イン「るいこ!!100個注文なんだよ!!ナゲットとポテトもつけてほしいんだよ!」

246: 2010/03/29(月) 01:29:40.64 ID:JxoRGyAb0
>>242

上条「へー、変わった能力だな」

佐天「上条さんもいかがです?」

上条「あー、俺は右手で触ると無効化しちゃうから」

佐天「じゃ、あーんしてあげますね♪はい、あーん」

上条「え…………」

佐天「早くしてくださいよぉ、手が疲れちゃいます」

上条「あ、うん、頂きます」

ガブ モキュモキュ

上条「おぉ、普通においしい」


と言う展開ができるんじゃないか?

引用: 佐天「…手からマックポークが出る能力、かぁ…」