1: 2023/12/08(金) 16:13:23 ID:onXz3Wns00
蓮ノ大三角の休日のお話をめぐちゃん視点から書いてみました

2: 2023/12/08(金) 16:14:09 ID:onXz3Wns00
時計を見ると朝7時。
今日は日曜日。
休日の朝は普段はゆっくりと寝ているんだけど、今日は何故か早く目が覚めてしまった。
二度寝しようにもどうにも寝付けない。

「仕方ない。起きるか」

ゆっくりとベットから出る。
とは言え、やることもないし、どうしよう。
とりあえず部屋に買い置きしてあったパンを食べながら改めてこの後について考える。
う~ん。何も思い浮かばない。

3: 2023/12/08(金) 16:15:06 ID:onXz3Wns00
朝8時。
このままぼ~っとしていても仕方がない。
ちょっと街中へ遊びに出るか。今から外出許可取れるかな?
あ、ついでに梢と綴理も誘っちゃおうかな?

朝9時
何とか3人分の外出許可が取れた。
さて、梢と綴理にLINEでもしてみるか。

おはめぐ~ 
これから金沢駅の方に遊びに行かない~?

っと。

すぐに既読が付いた。

梢 いいわね。行くわ
綴理 行く行く~

よし、決まりだね☆
1時間後に寮の玄関前集合ね。

4: 2023/12/08(金) 16:18:21 ID:onXz3Wns00
1時間後

梢「お待たせ」

綴理「やっほ~」

二人がやってきた。

慈「お、来た来た。よし、じゃあ行こうっ」


梢「それにしても、意外だわね」

慈「何が?」

梢「あなたが朝9時に起きているなんて。てっきり昼くらいまで寝ているかと思ったわ」

慈「何だと~。めぐちゃんだって、ちゃんと朝は起きるんだぞ~」

梢ってば、私のことを何だと思っているんだ。
まあ、本当は昼まで寝ているつもりだったけどそれは言わないでおこう。

5: 2023/12/08(金) 16:20:23 ID:onXz3Wns00
綴理「めぐ。どこ行くの?」

慈「う~んとね、考えてないや」テヘッ

梢「全く・・・あなたらしいわね」

慈「ちょっとぉ。どういうことぉ?」

梢「ふふっ。」ニコッ

慈「何その顔は~」

綴理「こず、にこにこ~」

6: 2023/12/08(金) 16:24:41 ID:onXz3Wns00
ワイワイ キャッキャッ

話しながらバスに乗ること数十分後。
私たちは金沢の街中にいた。

慈「あ、見て見て!あそこにお洒落なカフェがあるよ!ちょっと入ってみようよ」

梢「ええ、行ってみましょうか」

綴理「いこー」

7: 2023/12/08(金) 16:28:25 ID:onXz3Wns00
店内

慈「落ち着くね~」

梢「そうね。ここの紅茶、美味しいわね。今度花帆さんを連れてこようかしら」

綴理「ボクも、さやと来たい~」

慈「こらこらキミたち、今は3人の時間だぞ~」

そう、今は私たちだけの時間だ。
この時間を存分に楽しみたい。

梢「ふふっ、そうね。」

梢「フードメニューも美味しそうね。」

慈「どれどれ。ほんとだ。これ絶対美味しいやつじゃん。もうお昼だから、ここで食べよっか。めぐちゃんは、これ」

梢「私はこれにするわ。」

綴理「ボクはこれにする~」

慈「デザートメニューもあるよ!後で頼もうよ」

ワイワイ キャッキャッ

9: 2023/12/08(金) 16:32:08 ID:onXz3Wns00
1時間後

慈「はぁ~美味しかったっ☆」

梢「とてもよかったわ」

綴理「うん。美味しかったー」

慈「次どこ行く?」

梢「そうね。綴理はどうかしら?」

綴理「ボクは、めぐとこずが行きたいところがいいなー」

慈「あ、じゃああそこのショッピングモールで買い物しようよ。よし、行くよっ☆」

10: 2023/12/08(金) 16:36:19 ID:onXz3Wns00
夕方

慈「今日は楽しかったね」

梢「そうね。でも、慈」

慈「ん?」

梢「さっきの買い物のときに慈にコーディネートしてもらった服装、私には可愛すぎないかしら」

慈「とっても似合ってるよ。綴理もね」

綴理「ありがとー、めぐ」
綴理は素直だなあ。
綴理のそんなところ、大好きだよ。

梢「そうだといいのだけれども」
梢は本当に無自覚だなあ。
まあ、いいや。
今後は事あるたびに梢を街に連れ出して私色に染めてやるんだから、覚悟してよね。

11: 2023/12/08(金) 16:40:49 ID:onXz3Wns00
慈「ねえねえ。最後にさ、3人で写真撮ろうよ」

綴理「さんせー」

梢「写真?」

慈「そうそう。写真。せっかく3人でお出かけしたんだしさ、その記念ってことで。ね?」」

梢「何の記念なのかしら」

慈「ほーら、梢もっとこっちに寄って?」

梢を強引に自分の方へと引き寄せる。

梢「ちょっとっ」

慈「はい、いくよ~。綴理もいい?」

綴理「うん。」

パシャッ

撮れた写真を見たら3人ともすっごくいい顔してんじゃん。
めぐちゃん大満足だよ。

14: 2023/12/08(金) 17:16:12 ID:onXz3Wns00
戻りました。
続けますね

15: 2023/12/08(金) 17:17:22 ID:onXz3Wns00
慈「ほら、みんなすっごく可愛くとれたよっ☆」

綴理「わーい。めぐ、ありがとう」

梢「そう、ね。慈も綴理もとても可愛いわね」

慈「何言ってんの。梢だって可愛いじゃんっ」

綴理「うん。こず、かわいー」

梢「そう、なのかしら。いまいちそんな感じがしないのだけれど」

慈「そうなのっ!」
やっぱり梢は無自覚だ。
今後もめぐちゃんが梢の可愛さを徹底的に教えてあげる必要がありそうだ。

梢「そう。ありがとうね。二人とも//」

照れてる梢も可愛いよ~
まあ今の梢にそんなことを言ったらどうなっちゃうかわからないから言わないけどね。

16: 2023/12/08(金) 17:19:24 ID:onXz3Wns00
さて、そろそろ暗くなってきたし、帰らないとだね。

慈「帰ろっか」

梢「ええ。」

綴理「帰ろー」


蓮ノ空女学院敷地内

慈「今日は付き合ってくれてありがとね~。また三人で遊びに行こうね☆」

梢「私も楽しかったわ。慈、企画してくれてありがとうね」

綴理「またいこー」

慈「じゃあ、また明日。ばいめぐ~」

そう言って二人と別れる。

17: 2023/12/08(金) 17:20:14 ID:onXz3Wns00
去年は色々あった3人だけど。
こうしてまた同じ目標をもって日々切磋琢磨できている。
これって、すごく感慨深いことだよね。

蓮ノ大三角ここにあり。

なんちゃって、ね。
私たち三人がどれだけ凄いかってことをみんなにこれから証明していかなくちゃね。
これからも蓮ノ空女学院102期生の3人がどうなっていくか、見守ってくれたら、めぐちゃん嬉しいなあ。
勿論いつだってめぐちゃんが一番なのは変わらないけれど。

あ、それはそうと今日撮った写真、明日1年生たちにも見せてあげなきゃね。
皆どんな反応するだろう。
それも楽しみだなあ。

ふふっ。
楽しみが沢山できちゃったね。


おしまい

18: 2023/12/08(金) 17:21:51 ID:onXz3Wns00

20: 2023/12/08(金) 18:01:18 ID:8KDRRiJk00

良かった

引用: SS 蓮ノ大三角のとある休日の話