438: 2012/09/28(金) 21:44:13.87 ID:NXIhik5G0

前回:ちひろ「え……プロデューサーさんが、事故……?」柊志乃「!?」

 P『すいません・・・宜しくお願いします』

ちひろ「はい、任せてください!」

P『それでは・・・』ピッ

ちひろ「プロデューサーさんが事故に巻き込まれて遅刻っと」

ちひろ「・・・・・・」ニヤ

ちひろ(こんな機会そうそうないと思ってたけど意外とあるものね!)

ちひろ(前は酷い目にあったけど今回は大丈夫な筈)

ガチャ

ちひろ(来たっ)
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(8) (電撃コミックスEX)
440: 2012/09/28(金) 21:51:18.70 ID:NXIhik5G0
???「おはようございま~す・・・はぁ帰りたい・・・」

ちひろ「おはよう・・・杏ちゃん・・・」

ちひろ(これならいける・・・!)

杏「あ、ちひろお疲れ様・・・」

ちひろ「お願い・・・帰らないで・・・」グス

杏「ど、どうしたの、ちひろ? な、泣くことないじゃん」

ちひろ「あのね、プロデュサー・・・さん・・・が」

杏「・・・Pプロデューサーがどうかした?」

ちひろ「その・・・落ち着いて聞いて、ね・・・?」

杏「・・・?」

ちひろ「プロデューサーさん、が・・・」

杏「Pプロデューサーが・・・?」

ちひろ「事故に・・・巻き込まれて・・・」

杏「・・・!?」

ちひろ「それで・・・プロデューサーさんが・・・」グスッ

441: 2012/09/28(金) 21:55:40.22 ID:NXIhik5G0
双葉杏「それでっ・・・!?」

ちひろ「・・・・・・」フルフル

杏「そん、な・・・」ドサッ

ちひろ(あ、ぬいぐるみが・・・)

杏「なんで・・・」

ちひろ(んん?)

杏「ぷろ、でゅー・・・さー・・・杏に・・・いん、ぜいせいかつ・・・させて・・・くれるって」グスッ

ちひろ(良い絵ね・・・だけど若干、やり過ぎたかしら・・・?)タラ

杏「なんっで・・・」ヒクッ

ちひろ「杏ちゃん、酷いかも知れないけど・・・今日のお仕事は頑張って、ね」

杏「え・・・」

ちひろ「・・・プロデューサーさんが獲って来たお仕事だから・・・」ウツムキ…

杏「あ・・・」

ちひろ「お願いっ・・・無駄にしないでっ・・・」

杏「・・・っ」

443: 2012/09/28(金) 22:01:31.50 ID:NXIhik5G0
ちひろ「わたしだって・・・いえ、これは言っちゃだめね」

ちひろ「ごめんなさい、これから色々なところに連絡しないといけないの・・・だから・・・」

杏「・・・」コクン

ちひろ「・・・ありがとう」

バタン

杏「・・・」

杏「うっ・・・ううっ・・・」ポタッポタッ

ヒック グスッ 

――――――

 ”杏・・・杏っ・・・?”

杏「・・・うぅ・・・プロデューサー・・・?」

 ”・・・杏? どうした? 泣いてるのか?”

杏(あぁ・・・これ、夢だ・・・)

445: 2012/09/28(金) 22:06:34.32 ID:NXIhik5G0
 ”何かあったのか? なんで泣いてるんだ?”

杏(きっと泣き疲れて寝ちゃったんだ・・・)ギュ

 ”お、おいっ・・・たく・・・何か言ってくれよ・・・”ポンポン

杏(お仕事もすっぽかしたかな・・・)

 ”杏ー? どうしたんだよ一体、俺で良ければ聞くからさ、な?”

杏「Pプロデューサー・・・好き、だよ・・・」

 ”えぇ!? なんだいきなり?”

杏(このちょっと頼りないとこ・・・そのままだ・・・)

杏(勢いで言っちゃったけど・・・夢ならいいよね・・・?)

杏「Pプロデュサーは・・・杏のこと、好き?」

 ”いきなりだな・・・でも、まぁ、うん・・・好きだぞ”

杏「えへへ・・・両思い・・・でも、夢・・・なんだよね・・・」

 ”何寝惚けてるんだ? 夢じゃないぞ?”

杏「え・・・?」

 ”ついに立ったまま寝れるようになったのか?”

448: 2012/09/28(金) 22:17:09.61 ID:NXIhik5G0
杏「え・・・でも、Pプロデューサーは・・・氏んだ・・・って」

P「え?」

杏「へ?」

P「ちょっと待て、何処からそんな話が!?」

杏「事故に・・・巻き込まれたん、じゃ・・・?」

P「巻き込まれたって、事故のせいで渋滞に巻き込まれただけだ! 俺は生きてるよ!?」

杏「ふえ・・・?」

P「この通りぴんぴんしてるよ!」

杏「えぇ・・・?」じわ

P「ちょ!?」

杏「よかった・・・良かったよぅ・・・」ぎゅ

P「あ・・・あぁ、スマン、なんか、心配掛けた」ナデナデ

杏「うえっ・・・ぐすっ・・・」

P「・・・・・・ちひろさん」

ちひろ「・・・はいっ!」

450: 2012/09/28(金) 22:26:51.62 ID:NXIhik5G0
P「言いたいことは解ると思いますが」

ちひろ「てへ☆」

P「またやったのかアンタ!?」

ちひろ「・・・つい☆」

P「杏・・・ちょっといいか?」

杏「・・・?」すっ

P「ちひろさん、お話が」

ちひろ「はい・・・」ゾッ

P「そうですね・・・ここじゃなんです、場所を変えましょうか・・・取り敢えず、会議室にでも」

ちひろ「な・・・なにをされるんでしょう・・・?」

P「悪い子にするお仕置きです」

ちひろ「」ビクッ

P「俺、実はスパンキングの免許持ってるんですよ」

ちひろ「」

P「容赦はしませんから」

451: 2012/09/28(金) 22:29:45.64 ID:NXIhik5G0
――――――

P「まったく、これに懲りたら二度と――

ちひろ「ふ・・・ふぇ・・・ぷろでゅーさーさん・・・もっと・・・」

P(あれ?)

杏「Pプロデューサー・・・」

P「ん?」

杏「いなく・・・ならないよね?」

P「あぁ、勿論。約束したからな、お前に印税生活させてやるって」

杏「杏は・・・永久就職でもいいんだけど・・・」ボソッ

P「ん・・・? なんか言ったか?」

杏「な、なんでもないっ! ・・・仕事行く!」

P「うわ!? 時間ヤバイぞ!? 送るから仕度しろ!」

ちひろ「ぷろでゅーさーさーん・・・」プルプル

P「ちひろさんは黙ってて下さい!」

終われ

453: 2012/09/28(金) 22:31:52.14 ID:NXIhik5G0
ゴメンねなんかゴメンね
待ってた杏がこんなのでゴメンね

Pは体罰にならないように免許を持っているのです(大嘘)


次回:ちひろ「え……プロデューサーさんが、事故……?」三村かな子「えっ……!?」



引用: ちひろ「え……プロデューサーさんが、事故……?」渋谷凛「!?」