693: ◆BPxI0ldYJ. 2014/07/10(木) 16:56:48.71 ID:Wc70jJNP0



モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです


前回はコチラ


  みうさぎ誕生日おめで投下

694: 2014/07/10(木) 16:57:16.94 ID:Wc70jJNP0
 白く長い廊下を矢口美羽が一人歩く。
 靴と床の擦れる音が虚しく響き渡り、彼女の孤独を浮き彫りにした。

 それ以外に音らしい音は無く、得も言われぬ不安感が重くのしかかる。

 泥のように身体に絡みつくそれに、動きが鈍るような錯覚まで覚えてしまう。

 いっそ止まってしまえれば楽だったかも知れないが、彼女にそんな選択肢は存在せず。
 辛気くさい顔でため息とぼやきを漏らすくらいが清々の抵抗だった。

「……何言われるんだろうなぁ……」

 力無く吐き出された声は、誰に届くでもなく冷たい壁に溶けて消えていく。

 冷たい廊下はまだ長い。

 足取りは決して重くはないが、どこか鬱屈とした気分を雄弁に語っていた。


 遡ること数刻。

────…………

───────………………
----------------------------------------



それは、なんでもないようなとある日のこと。
その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。

~中略~

「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。
・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。



695: 2014/07/10(木) 16:58:22.06 ID:Wc70jJNP0
 自室で休息がてら録画しておいたお笑い番組を見ていたときのこと。

 きっちり二メートル画面から離れて、だらけきった体をソファーに委ねていた時のことだ。

 力無く投げ出された四肢は気の弛みの現れであり、時折笑い声にあわせて揺れるぐらいが関の山。

 女子力の欠片もない休日を享受していた。



 不意。周りをはばからない笑い声を遮るように、通りのいい電子音が部屋の一角から鳴り渡る。

 それが内線通信から発せられていると理解した矢口美羽は、誰も見ていないのをいいことに苦々しく顔を歪めた。

 内線通信から発せられているということは、つまるところ任務か何かの話なのであろう。

(…今日はガッツリ休もうと思ってたんだけどな)

 そんな企みも虚しく、けたたましく鳴る電子音は怠惰の思考に鞭を打つ。

 居留守を決め込む訳にも行かず、手元のリモコンに動画の停止を命じてから、スリッパをパタパタと鳴らして固定電話へ駆け寄った。

 気持ち乱暴に受話器を手に取ると、連動した画面に大写しになる大柄の男性。

 年期のある皺を畳み、テレビ電話の向こうで胸を張るその男は『シンデレラ1』の司令官その人に違いない。

696: 2014/07/10(木) 17:00:13.15 ID:Wc70jJNP0
 嫌な予感がいよいよ現実味を帯びてくると、今すぐこの受話器を元の鞘に収めてしまおうかなんてことを考えてしまう。

「はい!美羽です!」

「大佐さん、なんの御用でしょうか!」

 そんな思考の中でも明朗な声を出すことのできた自分を、ちょっぴり誉めたくなったというのは大袈裟だろうか。

「うむ」

 画面の向こう、『大佐』と呼ばれたその男は取り繕った声を飲み込むと、短い返事と仏頂面で応じた。

「司令室に来い。それだけだ」

 有無を言わさぬといった体で言い放つと、無感情な仏頂面は返事を聞くまでもなく画面から消える。

(……絶対怒ってる……)

 僅か数秒。
 酷く簡素なやりとりから、───だからこそ理解すると、受話器を収める音がいやに鎮痛に響いたものだった。


 沈んだ肩を生気無く動かして、引き出しの上に放置されたプラスチックケースを手に取る。

 同時、バックから顔を覗かせる化粧品を名残惜しげに一瞥するも、今の彼女には流された髪を結わえる程度の時間しかない。

 特段見栄を張る相手に会うに行く訳では無かったが、彼女は女だった。

 軍隊という組織の窮屈さを実感する数多い瞬間の一つだ。

「はぁ……」

 何もつっけんどんな言い方をする事もないのに。
 そんな言葉の代わりに吐き出されたのはため息。

 無造作に取り出した青いゴムを髪にあてがい、緩慢な動作でポニーテールを作る。

 視界の端、鏡に写った自分の姿は酷く不格好だったが、どうにかできるものではないと思考の端に追いやった。

 薄い部屋着の上から制服を羽織ると、いよいよ扉が目前へ迫る。

 嫌な予感しかしない以上、その足取りに普段の活快さが無いのは必然だった。


─────────……………

─────…………

697: 2014/07/10(木) 17:01:00.77 ID:Wc70jJNP0
 廊下の突き当たりを右に曲がると、漸く目的の部屋を確認することができた。

 が、同時に体の重みが増したのも事実。

 壁が圧迫感を増して、無機質な冷たさが肌に突き刺さる。

 道幅に変化は無いはずなのに、押しつぶされそうな圧力が全身にかかって、無意識の内に肩幅を狭めさせる。

 横道に逸れることを許さない一本道。ともすればそれは、断頭台へ向かう階段のようにも見えた。

 まあ、落ちるのはギロチンではなくカミナリか拳骨か。

 どちらにせよ、受け入れたい物ではない。

 故に、ついに扉の前に立った時は、複雑な心境だった。

 予想よりも廊下が短かった事を恨めしくも、それでよいのかとも考えたり、実は長かったのではないかという思いが胸を突き上げたり。

 『司令室』と書かれた達筆を見上げると、この扉はこんなに大きかったのかと思い、無意識に唾を飲み下していた。

 扉の横に備え付けられたコンソールに非戦闘用駆体へ換装された左手をあてがうと、諸々の情報を読み取った扉が遂に開き始める。

 存外に軽快な動作に、美羽は心臓をどきりと跳ねさせる。
 腹をくくる時間くらいはあると決め込んでいたからだ。

「矢口美羽!到着しました!」

 急いでぴんと背筋を伸ばし、咎められる前にきっちりと敬礼を作る。


 そんな彼女を出迎えたのは───








 ───連続する破裂音と火薬の臭い。

698: 2014/07/10(木) 17:01:49.37 ID:Wc70jJNP0
『ハッピーバースデー!!』



「………ほえ?」


 一瞬、虚を突かれた脳が真っ白になった。

 はっぴーばーすでー。

 重なって耳に届いた響きを脳内で反芻すると、漸く目の前の状況を整理し始めた。


 目の前に並ぶのは見知った顔ぶれ。

 まず目に付いたのは有浦柑奈と五十嵐響子。
 自らと同様に非戦闘用駆体へ換装したその腕に、円錐形の何か───クラッカーか。…が握られている。

 よくよく見てみると、目の前に並ぶ殆どが同様であるらしく、なるほど火薬の正体はこれからか。

 ただ理解できないのは大佐までもがそれを握っているということだ。
 それも若々しい笑みを浮かべて。

 なんで?さっき怒ってなかった?

 ていうか、なんでクラッカー?

 そこまで考え、漸く先の言葉に行き着く。

 ハッピーバースデー。

「ぁ……」



「ああ……」

 なんと納得したような声を絞り出すも予想外のサプライズに言葉を失っていた。


──────………

───────…………………

699: 2014/07/10(木) 17:02:53.05 ID:Wc70jJNP0
───────…………………

──────………

「びっくりしちゃいました……」

 事実を飲み込んだ途端急に腰が抜けた。

 無意味に強ばっていた体が力を失い、へたり込みそうになる体を柑奈が咄嗟に支える。

「ごめんね?」

 と、申し訳無さそうに響子。
 クラッカーから飛び散った紙テープは今し方彼女によって掃除されたところだ。

「はっはっはっ!!すまんな!!」

 先程の仏頂面はどこへやら、豪快な笑い声が部屋に響き渡る。

「怒ってるのかと思っちゃいました…」

「ちょっとサプライズをしようとな?あの顔を保つのは中々に大変だったよ」

 付け加えられた笑い声を頭から聞いた美羽は、先ほどまでの自分が酷く恥ずかしくなっているのを感じていた。

「さて」

 一つ咳払いをした後、大佐が場を仕切り直すように切り出した。

 短い声に惜しむ感情を滲ませた後、それを打ち消した瞳で柑奈と響子に視線を注ぐと、彼女等も強い瞳でそれに返す。

 お互を見据え無言の内に何かを確認し合い、満足げに頷いたと思えば、その目を今度は美羽へ向けた。

「じゃ、私の部屋に来ようか」

 にこやかに笑い、美羽の肩に手を置く響子。

「へ?」

 素っ頓狂な声が口から漏れて、今日はこんな事ばっかりだなと頭の片隅に思いついた。

「誕生日パーリィーの準備はもうできてますよ!!」

「い、いつの間に!?」

「そりゃあ、美羽ちゃんが知ってるわけ無いですよねー」

「ねー♪」

 美羽の両脇から、悪戯っぽい笑みを浮かべた二人が顔を突き合わせる。

 取り残された矢口美羽は、どうやら自分の預かり知らぬ所で事態は進行していたらしいと理解する。
 同時に、自分がとれる行動はこのまま大人しく祝われているだけらしいということも。

 いつの間にやらがっちりと拘束されていた両腕は、彼女に逃げ場は無いのだと雄弁に語る。

 やがて堪忍の切れた二人が美羽のことをグイグイと引っ張り始めると、完敗だな、と内心独りごちた。

──────………

────────…………………

700: 2014/07/10(木) 17:04:47.68 ID:Wc70jJNP0














《シンデレラ・ガールズ・プロジェクトにおける被検体四号に関する手記》

 GDF極東方面軍3-Aデータベース保管用データ

 機密レベルA 閲覧には権限レベルA以上、またはその人間の許可を要求。

701: 2014/07/10(木) 17:05:52.36 ID:Wc70jJNP0
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 計画の発足、及び該当被検体について
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 始めに、この手記はあくまでも手記であり、レポートとしては不十分な物であることを明記しておく。


 12.7mmウサミン弾の強い個体依存性、及び台頭する能力者によるGDFの権威喪失を恐れた上層部は、総司令の手動の下『無能力者に対する後天的な能力付与実験群』───通称、《シンデレラガールズプロジェクト》を発動。

 四人の少女を被検体とし、七人の研究者を中心にプロジェクトチームを結成、以後水面下でこの計画を進行する。

 私が担当することとなった少女を、上層部は被検体四号と命名。

 曰わく、『好きに使え』。

 明日から寝覚めが悪くなりそうだ。






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 実験の開始、以後の傾向について
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 他のチームメンバーとの兼ね合いにより、彼女には先ず能力者と同等の脳波への変調実験を開始。

 少女の頭へ電極を差し込むのはひどく犯罪的な作業だった。

 実験は失敗。無駄な負担を増やしただけで、能力の”の”の字も見ることができなかった。

 だが、脳波の変調幅が基準に比べ大きく、干渉が容易、影響を受けやすい体質であることが判明。
 これを軸に実験を行うことも視野に入れる。

702: 2014/07/10(木) 17:08:00.07 ID:Wc70jJNP0
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 総司令の失踪に際する実験の一時中断について
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 カースの大発生に対抗した大量破壊兵器使用の責任を問われ総司令が失踪。

 これを受けた上層部は急遽プロジェクトの休止を言い渡してきた。

 ざまあみやがれ。

 今夜の酒はきっと美味い。


 ※追記
 プロジェクトリーダー殿がやけに咽び泣いていた。よほど嬉しかったのだろう。

 印象的だったので、一応記しておく。





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 実験再開について
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 三日後、プロジェクトチームに実験の再開が言い渡される。

 どうやら俺達と老人共では時間感覚に大きなずれがあるらしい。あんな老人にはなりたくないものだ。

 それにしても新指令を欺いてまで人体実験を進めるとは、古狸にとって人間は同族ではないとでも言うつもりか。





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 憤怒の街事件、及びカースドヒューマンの研究開始について
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 憤怒の街という事件が地上で起きたらしい。

 巻き込まれなかったことを幸運に思い、無関係を貫くつもりであったがそうもいかないらしい。

 プロジェクトチームの意向はカースドヒューマンの研究へとシフトしていく事になる。


 とは言った物の、その実一人の男の意向に依るところが大きい。

 プロジェクトメンバーの一人であるその男は、憤怒の街に関する資料を興味深く眺めてはひとりでににやついていたものだ。


 俺はあの時止めるべきだったのだろうか。

 どうにも嫌な予感がする。

703: 2014/07/10(木) 17:08:55.65 ID:Wc70jJNP0
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 初の実験成功について
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 俺が被検体四号に精神感応実験を行っている最中、あの男が被検体三号に対するカース核の移植実験に成功したらしい。

 憤怒の街に異様な興味を持っていたり、カースなんて物の研究を進んで行ったり、イカレた野郎だとは思っていたが腕は確かか。

 更に得られたデータも実用的なものであったらしい。

 上層部からも、他の被検体に対するカース核移植も視野に入れるようにとのお達しだ。

 被検体四号は、身体、精神、諸々のデータを参照した結果、傲慢、嫉妬のカースへの適合が可能であるらしい。

 今後の核移植を行うにあたり、スムーズにカースドヒューマン化を行うために俺の専攻する脳波の類を使って対応する感情を引き出すそうだ。

 くそったれ。






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 無題
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 被検体三号の暴走、担当者共に失踪した一連の事件により、被検体四号の担当者が氏亡。

 遺品整理の際この手記を発見、以後私が引き継ぐこととする。

 しかしこの手記、どうやら個人的見解の占める割合が大きいようだ。

 こればっかりは私には真似できそうにない。

704: 2014/07/10(木) 17:13:23.95 ID:Wc70jJNP0
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 被検体三号の暴走、失踪事件に対する個人的見解
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 この手記の持ち主が記していたように、私の目から見ても三号の担当者はどこか異常であったように見える。

 カースの研究を自ら───それも、憤怒の街などという惨劇を受けて切り出すなど、私から見れば尋常ではない。

 (もっとも、そのようなことに手を出してでも成果を出さなければならない状況であったのは否定できないが)

 喜々として少女に核を移植する様子はいささか狂気的であった。

 何が彼をあそこまで突き動かしたのか。


 そんなとき、上層部直々にカースの研究中止が言い渡されたときのあの男の顔は筆舌に尽くしがたい。

 そんな直後に彼等の失踪事件だ。

 彼が被検体三号を連れ去ったとしか思えない。
 同時にカース核のサンプルや諸々の機材が持ち去られていた。この手記の持ち主の口癖を引用させてもらうなら、これが所謂”役満”というやつか。


 ───────────────────
 被検体四号のその後の処遇について
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 被検体三号の暴走事件を重く見たGDF上層部は以後のカース研究の中止を決定。共に残った三人の被検体に対するカース核移植計画も中断する。

 同時、他の二人の被検体と共に、A,Cジェネレータ>>>1の装着を前提としたサイボーグへの改修が決定。

 (主な理由として、実験の負担により彼女等の寿命はそう長くなかったこと、戦力としての利用価値を示すことで証拠隠滅、もとい廃棄処分を防ぐことがある)

 シンデレラガールズプロジェクト完遂に向けて、A,Cジェネレータの開発と平行し、ルナール社出の技術を主軸にこの計画を進める。


 >>>1 正式名称 Anti,Curse(アンチ,カース)ジェネレータ
   カースに対して示す特殊な反応から命名された


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 被検体を中心とした特殊部隊の結成について
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 実験の最中、日本支部総司令の息がかかった存在がこちらに接触を図ってきた。

 この非人道的実験をようやく察知したらしい。

 我々はこれを好機と捉え、計画の凍結に賛同すると同時、被検体三人の処遇についてうまく打診してくれないかと要求した。

 数度に渡る密会の末、三人のサイボーグ化が完了した後GDF内部で見られる特殊部隊編成の動きに組み込み、その後にプロジェクトを凍結する方針で決定した。

 言葉ほど簡単ではないのだろうが、彼の手腕ならやってくれるのではないか。


 柄にもなく感情論を語ってしまった。

705: 2014/07/10(木) 17:15:49.80 ID:Wc70jJNP0
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 シンデレラ1の結成について
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 総司令の尽力により、被検体三名を上層部の暗部とすることなく、特殊部隊として表向きの存在にすることができた。

 部隊名は『シンデレラ1』。

 独自の命令系統を持たせた遊撃隊だ。


 ただし、全てが思い通りにはいったわけではない。

 作戦司令部やサイボーグの力を恐れた一部の人間が、『少女の精神では戦闘行為をするには繊細すぎる』『反逆の芽は積んでおくべきだ』てして一種の精神操作を強行してきたのだ。

 我々はやむなくこれを承認。

 (これを断れば、諸々の事情により彼女等の身の安全は不完全な物にならざるを得なかった)

 人格へ影響を及ぼさない範囲であるが、彼女等へ精神操作を行った。


 ─────────────────── 
 被検体四号のシンデレラ1-3としての運用について
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 彼が遺した研究データより、精神感応に対して高い反応を示していたことが判明、これに基づいた戦意高揚回路への適合実験は成功。

 精神操作に関する数値は三人の中でもっとも高い数値を示し、これを応用すれば精神攻撃に対する耐性の獲得も可能であると考える。

 戦意高揚回路の効果も上々、接近戦に際しても恐怖は見られなかった。

 これより、部隊の前衛として十分な素質を備えていると判断。

 以後被検体四号をシンデレラ1-3と任命。 
 専用の格闘兵装を用いての前衛を務める。

 追記
 総司令曰わく本名は矢口美羽だそうだ。
 シンデレラ1結成の直前まで彼女らの名前を知るものは居なかった。
 これは被検体二号──有浦柑奈の担当者が悔しげに語っていたことである。

706: 2014/07/10(木) 17:16:43.38 ID:Wc70jJNP0




 ▼データの削除を実行しますか?




 ▼…………………………




 ▼データの削除を完了しました

707: 2014/07/10(木) 17:19:27.90 ID:Wc70jJNP0


ほのぼのだけで起承転結が組めない(白目


あんまり祝った感じしないけど、みうさぎ誕生日おめでとおおほぉ!!

708: 2014/07/10(木) 17:33:54.58 ID:NLsVc/RxO
乙ー

みうさぎ誕生日おめでとー!
ほのぼの?誕生日は設定を(ry

そして、3号とその担当ってまさか……



【次回に続く・・・】




引用: モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」 part10