659:◆zvY2y1UzWw 2015/01/22(木) 23:33:49.24 ID:fbGff9m60


モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです


前回はコチラ



 投下しますー
時系列は冬です

660: 2015/01/22(木) 23:34:48.33 ID:fbGff9m60
真冬。都会であるこの街にも雪が積もり、子供ははしゃぎ、大人は苦労しているようだ。

冷たい風がマフラーを揺らし、誰もの吐く息が白く染まっている。

奈緒「雪は止んだけど…寒いなぁ」

どこか気の抜けた奈緒がふらふらといつも通りレンタルしていたDVDを返却して帰宅していた。

ちなみにいつものヘッドホンではなく耳当てを装備している。歩きながらアニソンを聞いている事もよくあるのでなんとなく耳が寂しい。

余談だがヘッドホンを選んでくれた李衣菜と夏樹にロックの曲もよく聞かされる。まだ詳しくはないけれど、カッコいいとは思う。

奈緒(お年玉でなんか帽子でも買おうかなぁ…あーでもあのアニメすごく期待できるからDVDボックス買いたいし…)

…なんて思っていると、背後からの腰への衝撃と共に聞き覚えのある声が聞こえてきた。
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それは、なんでもないようなとある日のこと。
その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。

~中略~

「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。
・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。



661: 2015/01/22(木) 23:37:16.20 ID:fbGff9m60
莉嘉「あーっ!!!やっぱり奈緒ちゃんだー!!ひさしぶりーっ☆」

奈緒「うおっ!!いきなり何すん…って莉嘉!久しぶりだな!」

莉嘉「ホントだよ~!ずっと会ってなかったもん!」

みく「あっ、奈緒チャン!莉嘉チャンが走って行ったと思ったら…お久しぶりにゃ~」

奈緒「みくも居たのか、なかなか会えなくてゴメンなー…で、二人でこの辺りでなんかしてたのか?」

みく「この近くの公園で特訓してたの。雪だからいつもと違う感じで特訓ができるにゃ」

奈緒「なるほど…普段からここでみくと莉嘉が色々練習してんのか」

莉嘉「そうなの!あれから何度も会ってるんだ☆」

みく「バイトが無いときは結構やってるよ、みくは優しいからにゃ~」

莉嘉「でねでね、最近は殆ど上手く行くようになってきたの!いろいろ使いこなしてきてるよ!」

みく「みく先生の教育の賜物にゃ!簡単な護身術も教えたし、自分で思ってたよりもバッチリにゃあ」

奈緒「そりゃすげぇな…ところで美嘉は?」

莉嘉「お姉ちゃんは学校だよ~」

奈緒「あー…そう言えば学生は学校か…結構大変だな。雪も結構積もってるし」

みく「寒くても適度に努力するのは大事にゃ、これがキュートさの秘訣!美嘉ちゃんも頑張ってるにゃ」

奈緒「登校ってだけじゃんか?」

みく「雪が積もるとねぇ…おしゃれと防寒と雪対策。いろいろと両立させなきゃだめにゃあ。だから頑張るの」

莉嘉「そーだよ、肌はちょっとは見せた方が良いんだって!」

奈緒「えー…」

662: 2015/01/22(木) 23:39:03.43 ID:fbGff9m60
莉嘉「でも、こういう時は遊びたいよね!あとで雪だるま作るんだよ☆」

奈緒「雪だるま…いいな、あたしもそういうのやってみたいかも」

莉嘉「いいよー!一緒におっきくてカワイイの作ろ!」

みく「そういえば、奈緒チャンはなんで外出してたのにゃ?用事とか?」

奈緒「あたし?あたしはただレンタルしてたDVD返してきただけ。これからの予定は…特にないよ」

みく「ならよかったにゃ、奈緒チャンとこうやって話すのも久々だしにゃ~一緒にお話とかしたいにゃ」

奈緒「さっきから久々って言い過ぎだろ!…二人がここによくいるって知っていれば、暇なとき顔くらいだしたのにさ」

莉嘉「んーと、奈緒ちゃんは普段なにしてるの?」

奈緒「えー…仕事とか家の手伝いとか」

莉嘉「そっか、やっぱりお仕事って大変なんだねー」

奈緒「あたしの仕事って不定期だしなぁ…」

みく「仕事が無いときとか、みくのバイト先でバイトしてもいいんじゃないかにゃ?それならいっぱい会えるにゃ」

奈緒「やれるとは思えないけど…みくのバイトってなんだっけ?」

みく「メイド喫茶にゃ」

奈緒「うん、やらない!」

663: 2015/01/22(木) 23:39:54.94 ID:fbGff9m60
みく「ひどいにゃ…即答にゃ」

莉嘉「メイドさんでしょー、似合うと思うよ?」

奈緒「無い無い無い無い!似合わないって!ていうかこの腕で接客業は無理だからッ!」

みく「むぅ…ネコミミメイド、似合うと思うんだけどにゃあ…」

奈緒「しかもネコミミかよぉ!?そんなの、知り合いにでも見られたらマジで恥ずかしくて氏んじゃうから!!」

みく「着ることは否定しないのにゃ?」

莉嘉「知り合いじゃなければいいのー?」

奈緒「…っ!!!」プルプル

みく(かわいい…)

664: 2015/01/22(木) 23:41:47.28 ID:fbGff9m60
みく「わかってるにゃあ、奈緒チャンはそんなカワイイ服を実は着てみたいのにゃあ…」

奈緒「ち、違うっ!違うからっ!マジで!!」

莉嘉「えー、でも奈緒ちゃんフリルとか、リボンとか…似合いそうだよ?男の子みたいな恰好じゃ勿体ないよー」

奈緒「ほほほほほ、ホントにっ!あたしには無理だからっ!メイドは、メイドは勘弁して…」

みく「まぁまぁ、落ち着くにゃ!メイド喫茶の話は一旦忘れておくにゃ、遊ぶんでしょー?」

奈緒「一旦って…はぁ……とりあえず、さっきも言ってたし雪だるまでも作ってみるか?」

莉嘉「じゃあ公園に戻ろー☆あの公園の雪すごい量なんだ!」

みく「雪があるって言っても、特訓の時にけっこう踏み荒らしちゃったけどにゃー」

莉嘉「いいのいいの!それでも踏んでない所いっぱいだし、人もいないし!」

奈緒「あれ、他に誰も来てないのか」

みく「まぁ、特訓に使えるくらいだからにゃ。なんでも、いつの間にか木がぐるぐる曲がっていたから、気味悪がって近寄らないとか…」

奈緒「あー…確かに、ちょっと不気味っちゃ不気味か。どうせ能力者がなんかしたんだとは思うけどなー」

莉嘉「木がぐるぐるになる前から特訓はしてたけど、最初に見た時はびっくりしたよー!ていうか元々遊具も何も無いんだ☆」

みく「ちょっと行ったところに遊具がある公園があって、遊びたい子はそっちにいくのにゃ」

奈緒「…なんていうか、公園にもいろいろあんだなぁ…」

そう会話しながら3人が入ったのは過去に裕子がいろいろと曲げまくった公園である。

665: 2015/01/22(木) 23:43:20.63 ID:fbGff9m60
みく「原因が何にせよ、あのまま成長してるんだから自然ってすごいにゃあ…くしゅっ!」

奈緒「あ、みく…風邪か?」

莉嘉「大丈夫ー?」

みく「全然平気にゃ!ちょっと風吹いてきたからか寒気がしただけで…」

奈緒「…じゃあさ、雪だるまの前にまずちょっと休まないか?自販機の飲み物くらい奢るし」

莉嘉「えっ、いいのー?ありがとー☆」

みく「じゃあ遠慮なく頂くにゃあ♪」

奈緒「ホントに遠慮しないのな…まぁいいけど。何飲む?」

莉嘉「ココアがいいな!」

みく「みくはミルクティーを要求するにゃ」

奈緒「はいはい、りょーかい。ちょっと待ってて」

莉嘉「いってらっしゃ~い☆」

666: 2015/01/22(木) 23:44:14.41 ID:fbGff9m60
みく「なんか得しちゃったにゃ~…あっ」

莉嘉「どしたの?」

みく「うーんと、奈緒チャンにちょっと聞きたいことがあったのを今思いだしたのにゃ、まぁ戻ってきたら聞くから問題ないにゃあ」

莉嘉「へぇー…あ、ねぇねぇ、奈緒ちゃんは何買って来ると思う?コーヒーかな?」

みく「みくの勘では奈緒チャン苦いの好きじゃなさそうにゃ、ココアとかじゃないかにゃ?」

莉嘉「コーヒーでもカフェオレとかは甘いよー?」

みく「あ、そっち系も含めるならあり得るかも…でもみくはココアに10円賭けるにゃ」

莉嘉「えー!じゃあ奈緒ちゃんがコーヒー持ってきたら10円くれるの!?」

みく「…そのかわり、ココアだったらみくに10円渡すにゃ」

莉嘉「えー…大人げなーい」

みく「みくまだ大人じゃないもーん♪」

莉嘉「そーだけど~…あっ来た!」

みく「けっこう早かったにゃ…」

667: 2015/01/22(木) 23:45:24.91 ID:fbGff9m60
奈緒「ちゃんと買ってきたぞー…ってなんだよジッと見て…!」

みく「奈緒チャンは飲み物何買ったかにゃ~って思って♪」

莉嘉「何を選んだのー?」

奈緒「あたし?コンポタ」

みく「あーそういう…」

莉嘉「あっちゃー…そっちかぁ…」

みく「莉嘉チャン、賭けは無効にゃ」

莉嘉「仕方ないね☆」

奈緒「賭けってなんだよっ!?人が何を買っても自由だろっ!?ほら、ちゃんと頼まれたのも買ってきたから!」

みく「はーい」

莉嘉「わかったー」

668: 2015/01/22(木) 23:47:03.47 ID:fbGff9m60
奈緒「あ…みく、あたしの缶開けてくれるか?開けれないからさ」

みく「仕方ないにゃあ…いつも誰かに開けてもらってるのかにゃ?」

奈緒「…まぁ、基本的にはそうしてるけど」

莉嘉「基本的って?」

奈緒「どうしてもって時だけ…家なら、缶に穴あけたり、ボトルの飲むところ切断して飲んで…あっ、今の無し!無し!!!」

みく「…奈緒チャン、開けられないからってそれは…」

莉嘉「な、なんかすごいね!」

奈緒「だああああああぁ!!言うんじゃなかったああああ!!」

みく「どうどう、落ち着くにゃ…あ、そうそう…奈緒チャンに聞きたい事があったのにゃ」

奈緒「ううう……うん?なんだよ聞きたい事って」

みく「…莉嘉チャンの事でちょっとにゃ」

莉嘉「えっ、アタシの事なの?」

みく「前に莉嘉チャンが何の獣人なのか教えた時、みくはフィーリングっていったよね」

奈緒「あ、ああ…それで虎だって話になったんだろ?」

莉嘉「うん、アタシ自身もそう思ってたよ?」

みく「それが…一緒に特訓してるとね、なーんか違和感があって…」

莉嘉「えーっ!?聞いてないよそんなことー!?」

みく「確信が持てなかったからにゃあ…奈緒チャンも獣人みたいなモノだしなんかわかったりしない?」

奈緒「あたしが?…わかるもんなのか…?」

みく「フィーリングにゃ、フィーリング!」

莉嘉「えっと…よくわかんないけど、どう?」

奈緒「いきなり聞かれてもさぁ…ちょっとは頑張ってみるけど。みく、あたしのコンポタ持ってて」

みく「はいはい」

669: 2015/01/22(木) 23:50:13.92 ID:fbGff9m60
奈緒「…フィーリング…フィーリングって言われても…何が何だか」

莉嘉「んっと、虎耳とか出した方がいい?」

奈緒「…そうだな。ちょっとでも手がかりは欲しいし…よし、集中してみる」

莉嘉「うん、わかった」

みく(集中するのはフィーリングなの…?…ってそれは野暮かにゃ)

奈緒「…どう見ても虎なんだよなぁ」

みく「見た目じゃなくて、こう…動きと言うか…オーラと言うか…そういうのを見て欲しいにゃ」

奈緒「いや…あたしにそんなシックスセンス的なのは無いと思うんだけど…」

莉嘉「じゃあ、耳とかに触ってみたら?奈緒ちゃんと違うかも」

奈緒「は、はあっ!?」

みく「なんで奈緒チャンが動揺するのにゃ…」

奈緒「い、いや、その過激なボディタッチというかなんというかそういうのはあたしちょっと…!」

みく「過激ではないと思うにゃ」

莉嘉「アタシは平気だよ?ホラ、さわって!」

奈緒「お、おう…えっと、その…やわらかいな」

みく「そういう感想はいらないにゃ」

奈緒「だ、だって…!」

莉嘉「?」

奈緒「………ふわふわしてる…」

莉嘉「えへへー」

みく「…見ちゃいけないものを見てる気分にゃ、犯罪に見えるにゃ」

奈緒「うぐ…なんだ、その…酷くないか?」

みく「冗談にゃ~」

奈緒「そ、そういう割とキツイ冗談はやめろよなっ!」

莉嘉「別に気にして無いのにー」

670: 2015/01/22(木) 23:51:25.49 ID:fbGff9m60
奈緒「あ…でも…確かにちょっと変な感じがする」

みく「やっぱりにゃ?」

奈緒「あたしと…似てるけど、それでも違うって感じがするんだ。なんか…別のを感じるっていうか…」

莉嘉「そうなのー?で、その別のって、なに?」

奈緒「…ネコ科」

みく「大雑把すぎにゃあ…」

奈緒「あと肉食」

みく「それほぼ虎にゃ」

奈緒「…虎は除外して考えてだからな。なんていうかさ…ざわざわするっていうか差し替えって言うか塗り替えって言うか組み換えっていうか…」

671: 2015/01/22(木) 23:53:48.86 ID:fbGff9m60
みく「…にゃ?」

莉嘉「どうしたの?」

みく「…ちょっと心当たりがあったにゃ」

莉嘉「なになに!?教えてー!」

みく「スケールの大きい話だからにゃあ…言い伝えレベルだし」

奈緒「言い伝え?」

みく「えっと…莉嘉チャンが異世界…獣人の世界からきた可能性が高いって話は覚えてるにゃ?」

莉嘉「う、うん」

みく「それをすぐに言えたのはね…みくのご先祖様…ううん、この世界の獣人の先祖は皆、ある日突然獣人の世界から来たって聞いた事があるからにゃ」

奈緒「あー…異世界トリップって奴か、マンガとか小説でよく見るよな、トラックにぶつかって氏んだと思ったら別世界とか…」

莉嘉「そういえばアタシが見たアニメにもそういう子いた!別の世界からお姫様が来ちゃうの!」

みく「そういう感じにゃ。少なくともみくのご先祖様達は帰る方法を探しながら少しずつ仲間を集めて、人が寄らない場所に集落を作っていたみたい」

奈緒「そっか…獣人は『あの日』まで隠れて過ごしてたんだっけ?今じゃ割と馴染んでいるけど」

みく「そうにゃ、ご先祖様の仲間が人間に見つかったら妖怪扱いされたって聞いたにゃ」

奈緒「ジ○ニャンか」

みく「全く違うにゃ!」

奈緒「冗談だよ、冗談…猫又とかそういうのだろ?」

みく「え、仕返し…?ま…まぁ、そうみたいにゃ、猫又とかと間違えらえたらしいにゃ」

672: 2015/01/22(木) 23:55:46.87 ID:fbGff9m60
莉嘉「でも…それとアタシに何の関係があるの?確かにアタシもその世界から来たみたいだけど…」

みく「気が早いにゃ、本題は…異世界から来た時に記憶が無くなっちゃったり、姿が変わっちゃった人も居たらしいのにゃ」

莉嘉「えっ!?」

みく「トリップする時に通る、獣人の世界とこの世界の…狭間って言えばいいのかにゃ?そこがなんかヤバイ場所みたいで…」

奈緒「要するに…莉嘉もそういう何かよく分からない変化が起きててもおかしくないってことか。記憶喪失は実際に起きてるしな」

みく「そういう事にゃ。みくもお爺ちゃんとかから聞いたり、本で読んだくらいだからこれ以上はにゃんとも言えないけどね」

莉嘉「…なんか、難しいね」

みく「今は、頭の隅においておく程度でいいと思うにゃ。解決法もわからないし…ホントにそうなってるのかも判断できないにゃ。今まで言わなかったのもそういう理由にゃ」

奈緒「だなー…あたしが感じた何かも、正しいとは限らないし」

莉嘉「えー!そこが肝心なのにー!」

奈緒「んな過度な期待をされても!」

673: 2015/01/22(木) 23:57:25.81 ID:fbGff9m60
みく「とにかく!これで相談兼説明おしまい!あー…説明役やったら喉乾いたにゃあ!…あったかいミルクティーが染みるぅー…」

莉嘉「あっ!ココア飲むの忘れてた!ちょっとぬるくなってるよー…」

奈緒「……コンポタじゃないのにすればよかったかな」

みく「渇いた喉にコンポタはキツそうにゃあ…」

奈緒「だって美味しいしさぁ……ドロドロだけど」

莉嘉「とにかく!お話も終わったし、これ飲んだら雪だるまだからね☆」

みく「…話したみくが言うのもなんだけど、莉嘉チャン今の話聞いてどう思ったにゃ?」

莉嘉「んー?えっとね…話を聞いて、自分の体が変になっちゃったかもって聞いて、やっぱりビックリはしたよ?」

莉嘉「でもね、今でも普通に色々できてるし!昔より今が大事かなーって思ったら、あんまり気にならなくなっちゃった!」

奈緒「ま、まぁそういう考えも…できるよな」

みく「割とタフな精神でちょっと安心したにゃ…」

674: 2015/01/22(木) 23:59:14.87 ID:fbGff9m60
みく「うん!やっぱり辛気臭いのは合わないねっ、雪だるまができたらみくがカワイイ雪のネコミミをつけてあげるにゃ♪」

奈緒「雪だるままでネコミミかよっ!?」

みく「ネコミミは何にでもあうマストでベストなアクセにゃ!」

莉嘉「じゃあじゃあ!アタシも思い切り雪だるまデコるー☆それでね、後でお姉ちゃんにも見せてあげよーっと!」

みく「おっ、良いやる気にゃ!」

莉嘉「お姉ちゃんがびっくりするくらい、かわいいの作りたいんだもん!」

奈緒「なんかあたしの思ってた雪だるま作りから離れて行ってる気がしてならないんだけど…?」

みく「ジョーシキに囚われちゃダメにゃ!というわけでみくは雪のネコミミを制作するから奈緒チャンは体の方をよろしくにゃ~」

莉嘉「頭の方はまかせてね☆」

奈緒「地味に力仕事押し付けてないか…一度やってみたかったからいいけどさ」

莉嘉「おっきくしてね!」

奈緒「おう、任せとけ!」

みく(やっぱり奈緒チャンもノリノリにゃあ、みくも立派なネコミミ作ってみせちゃおっと)

みく(それにしても……莉嘉チャン、本人はああ言っていたけど…みく、まだ少しだけ不安にゃ)

みく(莉嘉チャンがこっちに来て、記憶喪失になって…獣人の世界、ご先祖様達の故郷で一体何があったのにゃ?)

みく(…妙な事が起きなきゃいいけどにゃあ)

675: 2015/01/22(木) 23:59:43.38 ID:fbGff9m60
以上です、莉嘉のお話を拾って獣人の世界の設定を拡大してみたりとかそういうお話。そしてフラグを立てる(回収するとは言ってない)

みくと莉嘉、名前だけ美嘉お借りしましたー

676: 2015/01/23(金) 12:40:08.80 ID:rnJQGClHo
>>675
おつー
ほのぼのしていて微笑ましいですにゃ

ふむふむ、獣人は元々異世界人だったんですにゃ
しかも通ってくる場所がヤバげとか、何やら難儀な話だにゃあ
原因なんかも気になるところですにゃ



【次回に続く・・・】




引用: モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part11