565: 2018/05/04(金) 22:23:17.82 ID:4KKCGcnl0

前回:レッド(無口とか幽霊とか言われるけど……)【前編】

 キョウヘイ「うわーーーーっ補正!! 補正さえなければ!!! やっぱ世の中出目より補正値なんすよ!」

トウヤ「仕方ないよ、相手がレッドだったんだもん」

メイ「善戦したほうだにゃあ」

キョウヘイ「じゃんけんで善戦ってなんすかぁ…!!」

レッド「ごめんね……」

キョウヘイ「……まあいいっすよ、別にぃ、レッドさんは悪くないっすからー……」

トウヤ(わかるよ……レッドに謝られたらなんか罪悪感が逆にあるんだよね……)

エーフィ「と、いう事で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「……仕方ないっすね、いざとなったら頃すっす」

アクロマ「ヒュ~~~~~~~、危ない男の子は好きですよキョウヘイくん!」

キョウヘイ「頃すか……」

アクロマ「決断が速いですね! 素敵ですよ!」
BANDAI ポケモンスケールワールド カントー地方 [6.レッド](単品)
566: 2018/05/04(金) 22:27:58.94 ID:4KKCGcnl0


~ポケセンの一室~

キョウヘイ「……」

アクロマ(あの後、私は「せっかくだから二人きりにしてください!」とかなりの大声で訴えました)

アクロマ(エーフィは嬉々として、トウヤさんは申し訳なさそうな顔をして、レッドさんはキョウヘイくんを気遣うような顔をして出ていきました)

アクロマ(ミヅキさんは倒れてしまったのでヨウさんとハウさんが搬送しています)

アクロマ(妹は飽きたと言って自分用の服を買い始めてしまいました もちろん代金は私持ちです)

アクロマ(どれくらい待ち望んだことでしょう!!!! 二人きりですイェーイ!!!!)

アクロマ(……しかし、キョウヘイくんは部屋の隅で三角座りしてこちらを睨みつけています。可愛い)

アクロマ(おっと本音が……このままではどうにもなりませんねえ、どうしましょうか)

どうするか 下1

567: 2018/05/04(金) 22:35:55.02 ID:CnIflM+40
物で釣る(ポケルスの入ったカプセルを取り出す)

568: 2018/05/04(金) 22:52:55.26 ID:4KKCGcnl0
アクロマ「このポッポ」スッ

キョウヘイ「……?」

アクロマ「ポケルスに感染しています」

キョウヘイ「!」

アクロマ「……ここに置いておきますからね! 私は離れます」ソッ

キョウヘイ「……」パッ

アクロマ(こちらから目を放さずに少し近付いて……ボールを懐にしまいました)

アクロマ(今度は私のちょっと遠くに置いて……)

キョウヘイ「……」スッ パッ

アクロマ(よし!!!! 飛びかかれば捕まえられる位置までおびき寄せることができました!!!)

アクロマ(ここからどうしましょうか!!!! もう何でもできますよこの位置!!!!!)

どうするか 下1

アクロマ(……それにしても、実験の為にボール無しでポケモンを捕まえようとした時の事を思い出しました……)

569: 2018/05/04(金) 23:02:10.55 ID:YcAwlrLSO
アクロマがハチクマンに、キョウヘイがルカリオキッドになりきって普通に映画っぽいことをする→最後にラッキースケベ発動

570: 2018/05/04(金) 23:16:42.99 ID:4KKCGcnl0
アクロマ「あっそういえばキョウヘイくん、ルカリオキッド最新作見ましたよ!」

キョウヘイ「え、速くないすか? 公開昨日なんすけど……」

アクロマ「公開初日に見るに決まってるじゃないですか……という訳でドン!」

キョウヘイ「?」

アクロマ「えー、今回レッドさんのポケモンにご協力いただきまして」

フーパ「協力しました!」

アクロマ「ルカリオキッドの衣装……の予備を持ってきていただきました!」

キョウヘイ「えっ」

アクロマ「メイにもご協力をいただきまして」

メイ「協力しましたにゃん!」

キョウヘイ「画面の右上に生産地的な感じで出るのやめてほしいんすけど!? フーパ便利だわー……」

571: 2018/05/04(金) 23:29:25.42 ID:4KKCGcnl0
アクロマ「こちら、私サイズのハチクマン衣装もご用意いただきました」

キョウヘイ「ほー」

アクロマ「しかしメイのアレンジにより白衣が……っていうか全体的にデザイン違うんですねこれ」

キョウヘイ「ほんとだ、なんか理科系っぽくなってるっす……凝ってるっすね」

アクロマ「はいという訳で! 着替えましょう!」

キョウヘイ「……は?」

アクロマ「せっかくキョウヘイくんがいますし、これがあるのですからね! 本格的なごっこ遊びみたいなものです」

アクロマ「そうして時間を潰してから外に出れば、あちらもいいように解釈してくれるでしょう!」

キョウヘイ「え……いいんすか? それで?」

アクロマ「ええ、キョウヘイくんが嫌がる事はあまりしたくありませんので!」

キョウヘイ「ほーーーーん……」

アクロマ「せっかくなので着てください! ほら!」

キョウヘイ「……まあいいっすけど! ま、本家っすからね! ルカリオキッドの!」

572: 2018/05/04(金) 23:41:30.73 ID:4KKCGcnl0


キョウヘイ「……よし! 着たっすよアクロマ、いやアクロマン!」

アクロマ「ちょっと栗っぽいですね!」

キョウヘイ「確かに……っていうかそこそこ似合ってるっすね。こう見るとめちゃくちゃ改変されてるっすけど」

アクロマ「そうですね……まあ、オリジナル怪人ということでいいでしょう!」

キョウヘイ「ま、そうっすね! んじゃあ舞台は……とりあえず遊園地っす!」


キョウヘイ「またこの遊園地で騒ぎが起こるなんて……見つけたぞ!」

アクロマ「ふっふっふ……遊園地は様々な人間がいるのでエネルギーを貯めるのにもってこいです」

キョウヘイ「ハチクマンじゃない……? お前は誰だ!」

アクロマ「我が名はアクロマン! この遊園地を混沌へ陥れ、そのエネルギーを使い我が悲願を叶えるのです!」バッ

キョウヘイ「悲願……? 何だ、それは」

アクロマ(えーーーーと 何にしましょうかね)

アクロマンの悲願 下1

573: 2018/05/05(土) 00:18:42.45 ID:wLVxjhhu0
ある少年を自分の物にする

574: 2018/05/05(土) 00:36:27.78 ID:pivS7Bqt0
アクロマ「……とある少年を我が物にするためです!」

キョウヘイ「はい卑劣ゥー! ルカリオキッドそういうの許さないんですけど!」

アクロマ「いいじゃないですか私利私欲! 人間の動力源なんてそんなものですよ?」

キョウヘイ「仮にそうだとしても、ルカリオキッド的にはそういうのNGだからな!」

キョウヘイ「俺は正義の味方ルカリオキッド! そういう卑怯なのはNG!」キラッ

アクロマ(あっこれカルトルート入ってますね)

キョウヘイ「俺はルカリオキッドだからぜーんぜん身に覚えはないっすけど! その少年の為に戦うっすよ!」

アクロマ「いいでしょうルカリオキッド! ついでに貴方も私の物にして差し上げましょう!」

キョウヘイ「えっヤダ……」

アクロマ「戦意折れるの早いですね!!! ですが、ここで引くアクロマンではありません!」

キョウヘイ「くそっ、こうなったら一時的撤退……ッ!?」

キョウヘイ(な、なんでこんなとこに、謎の布がっ……!? あ、メイが覗いたときに何か落ちたんすかね!?)

アクロマ「キョウヘイくん!」ガシッ

キョウヘイ「っ……わー、あっぶなかった……ふつーに転ぶところだったっす、さんきゅー」

アクロマ「いえいえ、私もキョウヘイくんにしがみつかれて役得ですので!」

キョウヘイ「……ついっすよ、つい! うっかりっていうか、故意ではないっていうか!」

アクロマ「そんな事言って、しがみついてくる力は強くなってま……痛い痛い痛いですよキョウヘイくん愛が痛い!」

575: 2018/05/05(土) 00:40:23.01 ID:pivS7Bqt0



レッド「キョウヘイ……!」

キョウヘイ「うお、レッドさん……あ、着替えたんすね」

レッド「ごめんね、キョウヘイ……着替えるためとはいえ……」

キョウヘイ「いいんすよ~~~、もう過ぎたことなんすから」

レッド「……これ、あげる」

キョウヘイ「なんすかこれ? ……なんでも言う事を聞く券?」

レッド「……約束したから」

キョウヘイ「あざーっす。でもレッドさん、俺以外にはこういうの渡さない方がいいと思うっすよ」

レッド「……?」

キョウヘイ「特にトウヤさんとかシルバーとか緑とか……新規メンバーのハウ以外もっす。悪用されるっすから……」

レッド「わ、わかった……」

アクロマ「では、私は満足しましたのでそろそろ研究に戻ります!」

576: 2018/05/05(土) 00:47:35.92 ID:pivS7Bqt0
エーフィ「え、ちょっと待ってよ! 中で何してたの!? ナニしてたのかだけ聞かせてよ!!!」

キョウヘイ「聞き方オッサン臭いっすね」

エーフィ「」ガーン

ミヅキ「わ、わだしにも……ッ、き、聞かせてください……!」カラカラ

ヨウ「ミヅキ、動いちゃだめだー!」

ハウ「まだ血が足りてないらしいぞー!」

キョウヘイ「あまりにも満身創痍じゃないすか……点滴してる」

アクロマ「ふっふっふ、それは私とキョウヘイくんの秘密なのです! ねえ、キョウヘイくん!」

キョウヘイ「ま、そーっすね……おい、アクロマ」コソ

アクロマ「はい? なんですか?」

キョウヘイ「……あの状況で変なことしてこなかったのは、百点満点っす。だから」コソコソ

キョウヘイ「またどっかで会った時は、一緒に遊んでやってもいーっすよ」ニッ

キョウヘイ「……そんだけっす!」ダッ

アクロマ「……ぐっ、か、可愛い……こう言われてしまったら、またしばらくは変なこと出来ませんね」

ヨウ「ミ、ミヅキーーーーッ!!! 泣いて拝みながら倒れている……ハウ、脈は!?」

ハウ「もうだめだなー、仰げば尊氏ってやつだってこの間ミヅキも言ってたぞー」

ヨウ「いいな~~、ぼくもそういうポジティブな氏に方したーい」

578: 2018/05/05(土) 23:16:48.60 ID:pivS7Bqt0
キョウヘイ「よーし! これでフィーに支配された空間は終わったっすよ!」

レッド「……ショッピングモール、観光してたんだっけ」

トウヤ「そうだね、その中に洋服屋さんがあったからああなったんだっけ」

レッド「他にも色々ありそう……あ」

すごいオヤジ「む……むむむ! そこの少年!」

レッド「……僕、ですか」

すごいオヤジ「そうだよ、君! どうやら君のポケモンはかなりすごいみたいだね!」

キョウヘイ「こ……このオヤジ、レッドさんの力量を一瞬で見切ったっすよ」

トウヤ「かなりすごいオヤジさんなんだね……」

すごいオヤジ「教えてくれないかい、君はポケモンをどうやって育てているんだい?」

レッド「……気合で、特訓……」

すごいオヤジ「……なるほど、君はつまりヤバい少年なんだね!」グッ

レッド「……」

キョウヘイ「綺麗なサムズアップ~~~!」

トウヤ「レッドはものすごく複雑な顔してるけどね……」

579: 2018/05/05(土) 23:20:43.56 ID:pivS7Bqt0
ヨウ「そうだ、ショッピングセンターといえば!」

ミヅキ「じゃじゃーん、バトルバイキングです!」

ハウ「ミヅキが復活してることにはつっこないでほしいなー」

レッド「……楽しそう」

キョウヘイ「レッドさんが無双しそうな施設っすねー」

トウヤ「カロスにも似たような施設はあったけど……指定されたターン数で倒す、みたいな」

ヨウ「ここはバイキングですからね! 食べたきゃ戦う! そして勝つ! 食べる!」

ミヅキ「まさに弱肉強食なんです! みなさんもどうですか?」

レッド「……僕はやる」

キョウヘイ「うーん、やるにしてもレッドさんとは時間ずらしたいっすねー」

トウヤ「全部食べられちゃいそうだもん」

レッド「……じゃあ、先に行ってくる、ね」

ヨウ「いってらっしゃーい!」

580: 2018/05/05(土) 23:23:28.99 ID:pivS7Bqt0

~バトルバイキング~

レッド「……」ガシッ

短パン小僧「えーん! あのお兄ちゃん全然手加減してくれねえ!!」

レッド(この世は弱肉強食だから……)

レッド(基本的にワンターンキルだから、結構いっぱいとれる)

レッド(残り時間は……あ、もう1ターンだ)

レッド(もうだいぶ取ってるけど、せっかくだから取れるだけ取りたいよね)

レッド(何にしようかな……あ、アイスある。君に決めた)

レッド(……と、思ったら誰かいる。また戦わないといけないのか……)

隣にいた人 下1

581: 2018/05/05(土) 23:45:15.33 ID:hmrKUhbM0
別世界レッド(女)

582: 2018/05/05(土) 23:53:15.08 ID:pivS7Bqt0
レッド「……あ、僕」

女レッド「あ、私!」

レッド「これ、食べたいの……?」

女レッド「うん、食べたいんだ! 譲ってくれたりしない?」

レッド「……いいえ」

女レッド「そういうと思った! それじゃあ……」

キョウヘイ「ピーーーーーッピッピッピーーーー!!! そこのお二人は屋内でバトルしないでくださぁい!! レッドカードっすよ!レッドさんだけに」

レッド「……キョウヘイ」

女レッド「キョウヘイだ、久しぶり!」

キョウヘイ「お久しぶりっす! でもバトルは禁止! つーか女レッドさんはどーしてここにいるんすか!?」

女レッド「ポケモンになって探検家したり武闘家になったりしてたんだけど、またこの世界に来ちゃって。美味しそうな匂いがしたから来ちゃった!」

レッド(懐かしい……)

キョウヘイ「レッドさんはどこでもレッドさんっすね……ま、残りのこれは仲良くはんぶんこしてくださいっす」

レッド「はーい……」

女レッド「はーい!」

583: 2018/05/06(日) 00:00:47.28 ID:e0G9nmkb0
レッド「……いっぱいとってるね」モグモグ

女レッド「最後まで偶然獲物が被らなかったんだね!」モグモグ

トウヤ「わー、懐かしい顔だ」

女レッド「トウヤ、久しぶり! あれ、そっちの子達は?」

ヨウ「ヨウです!!!!! 快活系お姉さん大好き!!!!!!!」

ミヅキ「えっ、公式で女体化もあるの……? ミ、ミヅキです!」

ハウ「おれはハウだよー。こいつらの言ってることは気にしなくていいよー」

女レッド「あはは、また面白い子達と旅してるんだね!」

レッド「うん……」

女レッド「いいなー、私も色んな所旅したけど、大体一人だったから……」

レッド「……一緒に、来る?」

女レッド「いいの? ありがとう、私!」

レッド「……どういたしまして、僕」

キョウヘイ「うーん、この会話の強キャラ感」

584: 2018/05/06(日) 00:09:18.38 ID:e0G9nmkb0
女レッド「ごちそうさまでした!」

レッド「ごちそうさまでした……」

女レッド「ところで、この旅の目的とかあるの?」

レッド「……そういえば、アローラの博士に渡してほしいって言われてた卵が……」

卵「」

ミヅキ「はっ、そ、そういえば」

ヨウ「そんなことも言われてた、よーな」

ハウ「思いっきり言われてたなー、あと絶対道草すると思うからゆっくりでいいとも言ってたぞー」

キョウヘイ「博士めちゃくちゃ先見の明じゃないすか」

トウヤ「そりゃ博士だもんね……この子たちのすることくらいわかるよね」

レッド「……どうしよう、かな」

1、卵を渡しに行く 2、先にハウオリを攻略しちゃう

下1

586: 2018/05/06(日) 00:17:31.50 ID:e0G9nmkb0
レッド「……目的は早く、達成しておきたいし。卵、渡しに行こう」

キョウヘイ「はーい」

トウヤ「わかった、そうしよっか」

ミヅキ「それじゃあ案内しますね! ……の前に、速く食べなきゃ!」

ヨウ「バイキングしなきゃー!」

キョウヘイ「よーし、俺も参戦しちゃいましょーかね!」

トウヤ「みんな元気だねぇ……僕も頑張ろう」

女レッド「トウヤ、おじいちゃんみたいだね! 懐かしいなー」

レッド「……そんなに懐かしい?」

女レッド「懐かしいよ、だって最後に会ったの三年くらい前じゃなかった?」

レッド「……そんなに、経ってない。僕が旅に出たのが、三年前だから……」

女レッド「そうなの? じゃあ、そうなのかなー」

587: 2018/05/06(日) 00:22:34.03 ID:e0G9nmkb0
ミヅキ「ごちそうさまでした!」

ヨウ「ごちそうさまでしたー!」

ハウ「ごちそうさまでしたー」

キョウヘイ「若者の勢いに負けたっす……」

トウヤ「キョウヘイだってまだまだ若いんだから頑張らないと!」

キョウヘイ「……トウヤさん、結構食べてるっすよね?」

トウヤ「僕は特に好き嫌いとかないから、人がいないところにとりあえず行ってたんだ」

キョウヘイ「あ~~~その手が……」

レッド「……それじゃ、行こう」

女レッド「おー!」


~外~

ミヅキ「ハウオリシティ、他にもマラサダ屋さんとか観光案内所とか、色々あるんですよ!」

トウヤ「それじゃあ後でもう一回来ようか」

レッド「わかった……」

ヨウ「それじゃーさっさと行きましょー! こっちですよ!」ダッ

588: 2018/05/06(日) 00:29:26.13 ID:e0G9nmkb0

~ハウオリシティはずれ~

レッド「? ……ここ、なに?」

ミヅキ「ここはトレーナーズスクールですよ!」

キョウヘイ「デカいっすねー! ヒオウギのスクールも中々大きいと思ってたんすけど……負けたっす」

トウヤ「バトル場ならチェレンのところにもあるけど……三階建てかぁ、すごいね」

女レッド「まさに学校! って感じのところだねー」

ヨウ「また後で見に来ましょー! ここのお勧めは勿論教師なんですけd」

ハウ「この道をまっすぐ行った先には二人の家があるなー」

ミヅキ「そうなんです! 私とヨウとお母さんのお家!」

キョウヘイ「え、二人って兄弟だったんすか?」

ヨウ「双子ですよ! ぼくたち! ね、ミヅキ!」

ミヅキ「うん! そんなに似てないんですけどねー、えへへ」

レッド「似て……ない?」

キョウヘイ「いや、割と納得する感じはあるっすよね」

トウヤ「僕も双子の片方だからちょっとシンパシーだなー」

589: 2018/05/06(日) 00:38:58.56 ID:e0G9nmkb0
ミヅキ「あ、見えてきました! あれですよ、あれ!」

レッド(砂浜に小屋がある……けど、あれ?)

キョウヘイ「古い海の家じゃないんすかあれ」

トウヤ「……風情があるね?」

女レッド「なんだか研究所っぽくはないね」

ヨウ「わかるー、ぼくも最初そう思いましたもん」

ミヅキ「でも、中は結構楽しいですよ! ごーごー!」


~ポケモン研究所~

レッド「こんにちはー……」

ミヅキ「博士ー、ククイ博士ー!」

ヨウ「お客さん連れてきましたよー!」

ククイ「遅いじゃないかー! ま、こうなるだろうとは思ってたけどねー」

ククイ「君たちがアララギ博士の知り合いである凄腕トレーナーたちだろ? ようこそ! 我が研究所へ!」

レッド「……!」

キョウヘイ「レッドさんはわかりにくいので俺が解説するっすけど、今"マジモンのアローラ感"に感動してるっす」

トウヤ「かくいう僕たちもだけどねー。アローラだなあ……」

女レッド「なんていうのかな、おおらかワイルド感?」

590: 2018/05/06(日) 00:42:40.28 ID:e0G9nmkb0
レッド「……これ、お届け物です」

卵「」

ククイ「ありがとう! イッシュのポケモンを研究する機会があってねー、せっかくだから卵から育てたかったんだよ」

ククイ「ここは博士らしくお礼でもあげようかな、ちょっと探してくるから待ってて」

キョウヘイ「あ、ロフトあるんすかここ……家じゃないっすかこれ!?」

レッド「……研究所感、ない」

ミヅキ「あそこ見るたびにリーリエのこと思い出すなぁ……」

ヨウ「あー、ミヅキたまにあのソファベッドに寝っ転がってるよね」

ミヅキ「え!? な、なんで知ってるの!?」

ハウ「週一で行ってたら流石におれたちは気付くぞー」

ミヅキ「ち、違うんだよぉ、ちょっと寂しいだけっていうかー!」

ブラッキー「ブラ……! ブラッキー!!! ブラァアアアアア!!!!」

レッド「わ……びっくりした」

キョウヘイ「久々の供給っすもんねー。よかったなブラッキー」

ブラッキー「ブラ!!!!!!!!!!!!」

591: 2018/05/06(日) 00:47:46.01 ID:e0G9nmkb0
ククイ「お、元気なブラッキーがいるなあ」

レッド「……お恥ずかしいところを……」

ブラッキー「ブラ^~~~~~~~」

レッド「……とりあえず、戻ってね」シュウン

ミヅキ「私はブラのものじゃないんですフィー!」

トウヤ「うん、それはみんな知ってる」

女レッド「その造語、他の世界でも聞いた事あるなー」

キョウヘイ「世界越しに!? こわ……」

レッド(まあ、ポケダン世界は定着しちゃっただろうな感が……)

ククイ「若者は元気だねー。ほれ、お兄さんからのプレゼントだ!」

ミヅキ「ククイ博士ってお兄さんかおじさんか微妙な位置ですよねー」

ククイ「いいだろ、周りが若いんだからちょっとくらい見栄張ったって!」

ヨウ「ぼくは大好きだけどな~~~、おじにいさん」

レッド(おじにいさん?)

貰った物 下1

593: 2018/05/06(日) 01:11:00.07 ID:e0G9nmkb0
ククイ「知り合いの女の子の写真集なんだけど」

レッド(ええ……)

キョウヘイ「えぇ……」

トウヤ「レッドさん!!!!!! 僕にそれを譲ってください!!!!!!!!!!」

レッド「……いいけど……」

キョウヘイ「うわー、尊敬してる先輩の土下座をこういう場で見たくなかったっす」

トウヤ「だって最近気になってたんだもんこの子~~~~~!!! やったーありがとーーー!!!!」

トウヤ「わ~~~めちゃくちゃカワイイ~~~~……11歳くらいかな……くーーーっそかーわいーーーーー!!!!」

トウヤ「なんか今日口リコンに優しい日だねーー!! やったぁーーーー!!!」

ミヅキ「すごい! ここまで嬉しさを体現できるなんて……わたしもまだまだなんだ!」

ヨウ「一瞬引いたけどシロナさん写真集を貰ったと思えば納得だった!」

ハウ「おれは引いたよー」

女レッド「うーん、私的にもちょっとないかな」

トウヤ「だって!!!!!!!! 嬉しいんだもん!!!!!!!!!!」

レッド「……」

キョウヘイ「こうなったら……レッドさん、ごにょごにょゴニョニョ……」

レッド「……わかった」

594: 2018/05/06(日) 01:18:04.12 ID:e0G9nmkb0
トウヤ「ここーすき……ここもすき……すきすきすき」

レッド「……トウヤ」

トウヤ「ん? なぁにーレッド、今ものすごーーーく忙しいからちょっと待ってね」

レッド「……トウヤ!」

トウヤ「? ……はいはい、どうしたの?」

レッド「……僕じゃ、だめ、なの?」キラキラ

キョウヘイ「でたーーーッ、レッドさんのキラキラ攻撃だ! 懐かしーこれ」

ミヅキ「えっなんですかこれ!!! なんですかこれねえ!!!!!!」

キョウヘイ「レッドさんの必殺技っすよ。これを喰らった相手は男女問わず高確率でレッドさんに落ちるっす」

ミヅキ「ヤバ……えっ、そんなのもうそういう事じゃないですか……サキュバスじゃないですか……」

キョウヘイ「いやまぁ違うっすけど」

ヨウ「うーん、顔はいいけど年下みがあるから40点!」

女レッド「可愛いし別にいいんじゃない? 80点!」

ククイ「娘……息子?にしたい! 70点!」

キョウヘイ「じゃあ平均して……63点くらいっすか。微妙っすね……いけるか?」

レッド「……」キラキラ

トウヤ「……」

レッド(これ地味に疲れるんだけど)キラキラ

トウヤ「……」

直下コンマ63以下で落ちる 00なら目覚める

597: 2018/05/06(日) 22:05:25.71 ID:e0G9nmkb0
トウヤ「ご……ごめんねぇレッドーーーー!!!」ギュウウウ

レッド「ぐえ」

トウヤ「そうだよね……ここにレッドがいるのに僕は他の口リにうつつを抜かしてしまうなんて……」

トウヤ「僕は口リコン失格だよ!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「絶対口リコンとしてはそこそこの域だと思うんすけどねぇ」

ミヅキ「は~~~~~~~っなにこれ……ほのぼのだ……目覚めなくても全然ありofあり……てぇてぇ……」

ヨウ「いいな~~~!!! 優しいお兄さん系だ……ぼくも幼女だったらなー」

ハウ「その感想は予想してたからそんなに引いてないよー」

レッド(……自分でやっておいてなんだけど、僕は幼女ではない……)

キョウヘイ「そういえば女レッドさんはレッドさんなのに口リ感ないっすね」

女レッド「だってもう13歳だもん…いや、あの私も同い年だっけ。不思議だね」

キョウヘイ「世界七不思議のひとつに認定していいっすね」

598: 2018/05/06(日) 22:24:13.81 ID:e0G9nmkb0
ククイ「もういいかな?」

レッド「はい……」

キョウヘイ(元々この人がまいた種なんすけどね)

ククイ「そうだ、せっかくだから君たちも試練に挑戦してみたらどうかな?」

レッド「……試練?」

ククイ「アローラではそれぞれの島で試練が課されるんだ! それをクリアしたら…何か…いい感じになる」

トウヤ「ふわっとしているんですね……」

女レッド「じゃあ、ジムとかはないんだ?」

ククイ「ああ。最近リーグは作られたけどね!」

レッド「……リーグ」

キョウヘイ「じゃあそのいい感じの試練をアレしたらリーグっすね!」

レッド「楽しみ……」

599: 2018/05/06(日) 22:30:11.07 ID:e0G9nmkb0
ミヅキ「もういいですか!? もういいですか!?」

ヨウ「まだハウオリも案内しきれてないんですよー!!」

ハウ「あの町は大きいからなー」

ククイ「すまないけど、もう一つ言う事があるんだ。近くにトレーナーズスクールがあるだろ?」

レッド「……」コク

ククイ「そこで臨時教師をしてほしいんだ! 君たちは凄腕トレーナーらしいからね、頼むよ!」

キョウヘイ「へー、先生っすか。面白そうっすね!」

トウヤ「うんすっごく面白そうだよね。ねぇレッドこれはやるべきなんじゃないかな? ね?」

レッド「……トウヤ、変なことしないでね」

トウヤ「しないよ!!! イエス口リータノータッチ!!!」

女レッド「レッドにはべたべた触ってるけどいいの?」

トウヤ「レッドは口リっぽい口リじゃない子だからいいかなって……」

レッド「……まぁ、そうだけど……」

ヨウ「よーし、話もまとまったので!! 女教師に会いに……ごほん、スクールに行ってきます!」

レッド「いってきます……」

ミヅキ「学パロ……」ボソッ

キョウヘイ「学パロはしません。ほらいくっすよー」

600: 2018/05/06(日) 22:41:05.40 ID:e0G9nmkb0


~トレーナーズスクール~

教師「きゃーっ本物! イッシュのトウヤさんにキョウヘイさん……それにあのレッドさんまで!」

トウヤ「二人はまだしも……僕の事までよくご存じですねぇ」

キョウヘイ「トウヤさん、あんま気にしてないみたいっすけど結構有名っすよ」

トウヤ「え、そうなの?」

レッド(……僕もだいぶ認知されてきたなぁ)

教師「あら? そちらの方は?」

女レッド「私? 私はレッド……の、双子のきょうだいでーす」

教師「そうだったの、ならバトルもお得意?」

女レッド「はい!」

キョウヘイ「……女レッドさんのバトルって見た事ありましたっけ」

トウヤ「いや、無いんじゃないかなぁ。そういう機会なかったと思うし」

レッド(……きっと、強いんだろうな)

ミヅキ「生徒さんたち集めてきましたよー!」

ヨウ「あ、先生! 今日も美人さんですねー!」

教師「あら、ヨウくんったらお上手ね」

ハウ「せんせー、ヨウは正直者だけど空気は読めないからスルーしていいよー」

601: 2018/05/06(日) 22:48:21.27 ID:e0G9nmkb0
レッド「……いっぱいいる」

トウヤ「そうだねー、三十人くらい……?」

女生徒「キャーーーーッ、キョウヘイさん!?」

キョウヘイ「こんにちは」キラキラ

ミヅキ「えっキョウヘイさんもキラキラできるんですか!?」

キョウヘイ「俳優っすからね」キラキラ

ミヅキ「それアクロマさんにやったらどうなるんですか!?」

キョウヘイ「怖い事言わないでほしいんすけど!? 絶対やらないっす!!!」

ヨウ「キョウヘイさん! そのキラキラで年上っぽいカッコいい事言って!!」

キョウヘイ「任せなさいっす! えっと……大丈夫、君が何をするにしても、俺が一緒にいるからね」キラキラ

ヨウ「ヒューーーーーーーッ!!!!!!!!」

レッド(……今の言葉、ちょっとトウヤに似てたなぁ)

トウヤ「?」

602: 2018/05/06(日) 22:52:04.40 ID:e0G9nmkb0
生徒「せっかくだからバトル見せてください!」

レッド「見る……? 戦わなくて、いいの?」

生徒「多分負けますし……」「その前にお手本っていうか」「各地のチャンピオン同士でのバトル見たい!!!!!!!!」

キョウヘイ「……まあ、そうっすよねぇ。有名人が集ってるんすよねここ。意外にも」

女レッド「そうだね、チャンピオン経験ある人ばっかりみたいだもん、みんな! ちょっとアレだけど」

レッド(……まぁ、うん、言いたい事はわかる)

トウヤ「それじゃあ、誰と誰がバトルするか決めないとね」

ミヅキ「はいっ! 私レッドさんのバトルが見たいです!」

ハウ「おれもー」

ヨウ「レッドさんかっこいいところ見せてーーー!!」

レッド「……わかった」

キョウヘイ「はいハードル高層マンション!」

レッド「……誰が、僕とバトルする……?」

下1

603: 2018/05/06(日) 23:14:09.37 ID:CfpYtdPt0
トウヤ

604: 2018/05/06(日) 23:24:45.63 ID:e0G9nmkb0
トウヤ「……じゃあ、僕でどうかな」

レッド「……いいよ」

キョウヘイ「おー……マジすか」

女レッド「へーっ、楽しそう! 私たちも観覧席行こうか」

ミヅキ「今日ってトウレの日? ……なんて言い出せない雰囲気だね」

ハウ「口に出てるけどなー」

ヨウ「あ~~~~~お兄さんたちが少しピリピリしてるの最高」

ハウ「静かにしとこうなー」


レッド「……トウヤは、手持ち全部使って」

トウヤ「うん、わかった。レッドはどの子を使うの?」

レッド「……どう、しようかな」

下1 テンプレから三匹まで

605: 2018/05/06(日) 23:32:19.54 ID:YFm3DT4SO
フィー、ブラ、ブイ

607: 2018/05/06(日) 23:40:51.36 ID:e0G9nmkb0
レッド「……出ておいで」ポーン

エーフィ「ふぃ!」

ブラッキー「ぶらー!」

イーブイ「ぶい!」

女レッド「エーフィ、ブラッキー、イーブイ……イーブイ系統だけど、なんでこのチョイス?」

キョウヘイ「共通点があるんすよね、あんまり言いたくない……ていうか、ネタパっすかねこれ」

女レッド「……そうでもないんじゃないかな? どの子も、すごい強そうだよ」

ミヅキ「え、エーフィさんのバトル……!」

ハウ「……強そうだなー」

トウヤ「なるほどねー、これはちょっと強敵だなぁ」

トウヤ「……でも、僕も後輩たちに良い所見せたいからね」ポーン

ジャローダ「……」

トウヤ「それじゃあ、手加減無しでいくよ」

ヨウ「やっべ~~~めちゃくちゃカッコいい……」小声

キョウヘイ「ほんとっすね、さっきまでクソ雑魚口リコンムーブしてた人とは思えないっす……」

女レッド(うん、彼は今バトルの事しか考えてない。きっと、今までで一番本気だよ)

女レッド(私はきっと、強いんだろうけど。道具も持たせてないのは油断しすぎじゃないのかな……)

レッド「……大丈夫」

レッド「戦おう」

直下コンマが 30以上でレッドの勝利

608: 2018/05/07(月) 00:06:44.97 ID:G7IHp2wL0
性癖大戦争じゃん

609: 2018/05/07(月) 00:11:56.38 ID:ER5+fw1E0
レッド「……」

エーフィ「ふぃー!」

トウヤ「……」

ゼクロム「ばりばり……」ドシーン

ミヅキ「……」

ヨウ「……」

ハウ「……」

キョウヘイ「……はっ、ぜ、ゼクロム戦闘不能! よって勝者レッド!」

トウヤ「……負けちゃったかぁ。やっぱり、レッドは強いね」

レッド「……トウヤのポケモンも、頑張ってた。前より、育ってたね」

トウヤ「うん、ちょっと特訓してたんだー。負けちゃったけどねぇ」

女レッド「二人ともすごかったね! ド迫力だったよー」

キョウヘイ「そうっすね……でも俺はとりあえず抉れたバトルフィールドと『性癖大戦争』っていう字面のインパクトをどうにかしたいっす」

レッド「三匹が仲間割れしてたら、負けてた……」

エーフィ「流石に真剣なバトルでは性癖大戦争しないよ!? 普段ならともかく!」

610: 2018/05/07(月) 00:19:15.38 ID:ER5+fw1E0
トウヤ「それじゃあ、僕はポケモンセンターに行ってくるね」

キョウヘイ「はーい。それじゃあ生徒諸君、このバトルフィールドを整地するっすよー」

生徒「はい! あんな凄いバトルがあったんですから整地するんじゃなく聖地にするのはどうでしょうか」

レッド「……」ピクッ

キョウヘイ「片付けめんどくさいだけっすね? ダメでーす。あとダジャレ言うと反応する人がいるから気を付けてほしいっす」

ミヅキ「トウヤさん、ポケモンセンター案内しましょうか?」

トウヤ「ありがとう、大丈夫だよ。すぐ隣にあったのを見てたから……ああ、そうだ、レッド」

レッド「……?」

トウヤ「少し前より、強くなってたね」

レッド「……そう?」

トウヤ「うん。前にレッドのバトルを見たのはいつだったかな……そうだ、船でグリーンと戦ってた時だ」

レッド(緑と……そういえば、ピカチュウで戦ったんだっけ)

トウヤ「その時より……ポケモンがっていうより、レッドの指示が良くなってたと思うよ。レッドはすごいねぇ」ナデナデ

レッド(褒められた……嬉しい)

トウヤ「……それじゃ、今度こそポケセン行ってくるねー」


611: 2018/05/07(月) 00:24:43.10 ID:ER5+fw1E0
今日はここまで(久々の宣言)
見てる人も少なくなっただろうし、数年前みたいに時間決めてやったほうがいいんですかねぇ

616: 2018/05/07(月) 21:23:30.87 ID:ER5+fw1E0
キョウヘイ「と、いうわけで! 整地も終わったことですし、改めてちゃんとした授業っすよー」

レッド「キョウヘイがやるの……?」

キョウヘイ「多分、俺が一番人の前に立つのに慣れてると思うんで。任せてくださいっす」

女レッド「確かに得意そう! せっかくだから私とのバトルを教材にする?」

キョウヘイ「いやいや教材とかそういうレベルじゃないんでレッドさんたちは……」

ヨウ「キョウヘイさん、先生するんならこれ使ってください!」

キョウヘイ「眼鏡っすか? 確かに先生みあるっすね! ……あいつを思い出すからアレっすけど」

キョウヘイ「よし……じゃじゃーん、キョウヘイ先生っすよ!」

レッド「……」パチパチ

ミヅキ「アッアッ……おそろ……てぇてぇ……は、白衣を着てみてください……」

ヨウ「せんせ~~~~~~!!!!!! 放課後の特別授業して~~~~~~~~!!!!!!!!」

ハウ「気にしないでいいぞー」

キョウヘイ「ハウも大変っすね……白衣は着ません!」

617: 2018/05/07(月) 21:28:33.70 ID:ER5+fw1E0
キョウヘイ「ぜんいんしゅうごーう! キョウヘイ先生の特別授業始まるっすよ!」

レッド(キョウヘイ、輝いてる……生き生きしてるなー)

教師「そうだ、レッドさんたち。少しいいかしら?」

レッド「……?」

女レッド「私も? なんだろう」

教師「実はさっき、ここにポケモンを持ってない子達が来てね。いえ、持ってないどころか、知らないって言ってて」

教師「少し訳アリっぽいから、二人に個別授業をしてほしいのよ……いいかしら?」

レッド「もちろん……大丈夫です」

女レッド「私も! でも、ポケモンを知らないってどういう事なのかな?」

レッド「……うーん」

教師「年の近いあなた達ならわかりあえるかもと思ったの。こっちよ」

618: 2018/05/07(月) 21:31:35.97 ID:ER5+fw1E0

~別室~

教師「ここよ……入るわね」ガチャ

レッド「……」ドキドキ

女レッド「どんな子達だろうね」ワクワク

教師「こんにちは、この二人があなた達の先生よ」

タカシ「こんにちは! ……あれ」

レイ「こんにちは! ……ん?」

レッド「!?」

女レッド「あ! 久しぶりだねー」

レッド「!?!?」

教師「あら、知り合い? なら任せるわね」

レッド「!?!?!?」

619: 2018/05/07(月) 21:38:45.20 ID:ER5+fw1E0
レッド「えっ……待って、"僕"……知り合い?」

女レッド「うん、前に別の世界で武闘家になったって言ったでしょ? 武闘家っていうか用心棒だったんだけど、その時の雇い主だよ」

レッド「……同じ世界だったんだ」

女レッド「っていうか、"私"も知り合いなの?」

レッド「うん……っていうか……えーと……」

タカシ「お父さん! ……だよね!? なんか小っちゃいけど!」

レッド(小っちゃい)グサッ

レイ「タカシ、失礼ですよ! お父さん、お父さんは小さい姿でも可愛いです!」

レッド(かわいい)グサッ

女レッド「へー、"私"ってばもう子持ちだったんだ? 意外と侮れないね! ……でも、流石に早すぎない?」

レッド「……二人とも、今、十歳だったよね」

タカシ「うん!」

レイ「はい!」

レッド「……僕、今、十三歳」

タカシ・レイ「!?」

620: 2018/05/07(月) 21:45:40.59 ID:ER5+fw1E0
タカシ「えーーー!? じゃあ三歳しか変わらないよ! お父さんなのに!」

レイ「だ、だから小っちゃかったんですね……!」

女レッド「ちなみに私も十三歳だよ?」

タカシ「えーーーーお姉さんお父さんと同い年なの!?」

レッド「待って……なんでそんなに驚くの……?」

タカシ「み、見えなくて……」

レイ「……あの、お姉さん、前に護衛してくれたのはありがとうございました。でも、お父さんとどういう関係ですか?」

女レッド「どういう関係? そう聞かれると困っちゃうな……ねぇ」

レッド「……そう、だね」

レイ「な、なんですかその言葉はいらないみたいな感じ……! わ、私だってお父さんの娘なのにぃ……!」

レッド「あっまって泣かないで……」



~ドアの外~

トウヤ「止めないで!!!! ここから幼女の気配がするから!!!!!!」

ハウ「いやいやー、流石に止めるぞー」

ミヅキ「ちょっと覗いたらいい雰囲気(ほのぼの的な意味で)だったんですよ!!」

ヨウ「幼女ならここにもいますよ!! ぼくが女装したらヨウ女 なーんて!」

ハウ「へっくし」

ヨウ「ひどい!?」

621: 2018/05/07(月) 21:52:48.65 ID:ER5+fw1E0
レッド「……でも、二人がポケモンを知らないっていうのも、納得」

タカシ「うん、魔物みたいなもの? でも可愛いよね!」

レイ「さっきの先生が連れてた、チラチーノってポケモン……可愛かったです」

レッド「! うん、可愛いよね……」

女レッド「わかるわかる、もふもふっていいよねー!」

レイ「……お父さんが二人になった気分です」

レッド(あまり間違ってない)

レッド「……まぁ、ポケモンは魔物みたいなもの……だけど、魔物よりは仲良くなりやすい」

タカシ「でも、お父さんは魔物と仲良かったよね? キョウヘイとか」

女レッド「えっキョウヘイって魔物だったの?」

レッド「一時期……ポケモンは、直接倒さなくても、ボールに入れれば捕まえられるよ」

女レッド「ポケモン同士で戦わせて疲れさせたら、その隙にボールをぶんッ!」

レッド「そしてゲット……」

女レッド「その後は頑張って仲良くなったり特訓しよう! って感じだね」

レイ「……じゃあ、ポケモンを捕まえるのにも、ポケモンが必要なんですか?」

レッド「うん……」

女レッド「ねえねえ、"私"」コソコソ

レッド「……?」

622: 2018/05/07(月) 21:55:48.79 ID:ER5+fw1E0
女レッド「せっかくだからさ、二人の初めてのポケモンは、"私"のポケモンの子供がいいんじゃないかな?」

レッド「……そう、だね。いいかも」

女レッド「でしょ? これ、別の世界のマサキからもらった機械でね、卵生まれるくん! っていうんだけど」

女レッド「なんか凄いてくのろじーを使って、すぐに指定したポケモンの卵が出てくるんだって」

レッド「……じゃあ、この場で……」

女レッド「そういうこと! どのポケモンにするか、決めてあげて!」

レッド「うん……」

レッド(たまごが生まれるポケモンだから、伝説とかは駄目だよね。それじゃあ……)

どのポケモンの卵にするか テンプレ内から

タカシ 下1  レイ 下3

623: 2018/05/07(月) 22:00:30.54 ID:MymahdGSO
ブラッキー

625: 2018/05/07(月) 22:56:09.47 ID:RCoo/IHDO
ここはピカ様で。

626: 2018/05/07(月) 23:06:17.68 ID:ER5+fw1E0
レッド「……じゃあ、さっき頑張ってたブラッキー」ポーン

ブラッキー「ぶら!」

レッド「それと……じゃあ、ピカチュウ」ポーン

ピカチュウ「ぴか!」

女レッド「それじゃ、この子たちをセットして……ぽちっとな」ポチ

卵「」
卵「」

レッド「おー……」

女レッド「これでよし! それじゃあ二人にはこの卵をあげようね」

タカシ「この中からポケモンが生まれてくるの?」

レイ「……な、なんだか、不思議な感じです」

レッド「それを持って、しばらく……えっと、草むらを避けてマラソンしてたら、卵が孵るから……」

レッド「この辺りのポケモンと戦わせて、強くする……と、良い」

女レッド「ポケモンが傷ついたらポケモンセンターで回復できるよ! タダの宿屋って感じかな」

レッド「……まあ、詳しい事は、ここで教えてもらえるから……」

タカシ「わかった! 早速マラソンだね!!!!」ダッ

レイ「ま、待って! 私も行きます!」ダッ

女レッド「……やっぱり、何か似てるね。親子って本当だったんだ」

レッド「……僕も、少しびっくりしてる……」

627: 2018/05/07(月) 23:11:55.88 ID:ER5+fw1E0
ミヅキ「あ、お話終わりましたかー?」

レッド「うん……」

女レッド「良い感じにまとまったよ!」

ハウ「ところで、さっきの子たちは誰だー?」

トウヤ「ああ、あの子達はレッドの子供だよ。ねぇレッド?」

レッド「間違ってない……けど、誤解される……」

ミヅキ「えっっっ 推しが子持ち? うせやん……誰との子ですか? グリーンさん?」

レッド「違う!!!!!!!!!!」

女レッド「わ、"私"の大声久々に聞いた」

レッド「……あれは、コウノトリさんが運んできた……」

ミヅキ「じゅ、純粋ィ~~~~~!!!!! 後光さしてる……」

ヨウ「知識がないタイプの年上……アリよりのアリ!!!!!!!!」

ハウ「こいつらは置いといて、何か事情があったことはわかったよー」

レッド「まぁ、うん、事情があった……」

トウヤ「……ところで、キョウヘイは?」

ミヅキ「あっちでサインを求める生徒さんたちに潰されてますよ!」

レッド「あ……本当に潰されてる」

女レッド「溶鉱炉に沈んでる感じになってるね」b

628: 2018/05/07(月) 23:16:45.19 ID:ER5+fw1E0
タカシ「おとーーーさーーーーん、卵かえった!!!」

イーブイ「ぶいぶい!」

レイ「か、かわいい……! お父さん、この子可愛いです!」

ピチュー「ぴちゅ!」

レッド「よかったね……」ナデナデ

トウヤ「……レッドがお父さんしてる……じゃあこの子達は孫かな」

キョウヘイ「お父さんヅラやめてくださいっす」

トウヤ「あ、お帰りー。随分ぼろぼろだね」

キョウヘイ「アローラの子達はつよいっすね……もみくちゃになったっす」

タカシ「あ、キョウヘイ! キョウヘイはあんまり変わらないね」

レイ「でも、お耳がありません……」

キョウヘイ「あるっすよー、人間と同じところに。ほら」

レイ「……人間だったんですか!!」

キョウヘイ「めちゃくちゃに驚かれている」

タカシ「あ、全然脈絡ないけど、おとーさん!」

レッド「?」

タカシ「さっきマラソンしてた時に拾ったんだ! あげる!」

ひろったもの 下1

630: 2018/05/08(火) 00:29:09.65 ID:VVIwa9dSO
父親の使いでアローラに来た後、偶然女装姿のレッドを見てしまいそのままずっと気絶していたシルバー

631: 2018/05/08(火) 00:38:10.96 ID:T7s5r2V90
シルバー「」

キョウヘイ「シ、シルバーーーーーーーーッ!!!!!!」

女レッド「え、知り合い? 拾われてラッキーだったね、この子」

レッド「く、くれるの……? あ、ありがとう……」ナデナデ

タカシ「えへへー」

ヨウ「いいな~~~、ぼくもよしよしされたい……バブみを感じてオギャりたい……」

ミヅキ「ヒェッ……シルレきちゃった……ちょっと公式からの供給多くないですか? まことにありがてぇ~~~~~」オガミ

ハウ「あれ、もう少し人が拾われたことについて気にした方がいいよなー?」

トウヤ「そうだね……あ、レッドは混乱してるだけだと思うよ」

レッド「……し、シルバー……」ユサユサ

シルバー「う……あ、あれ、レッドさん!?」

レッド「うん……どうしたの……?」

シルバー「えっと、俺は確か……親父に『知り合いに物を渡してほしい』と頼まれて……」

シルバー「アローラに来た後、買い物をしようとショッピングモールに行って、そこで……」

トウヤ「あっ(察し)……僕のせいだね!?」

キョウヘイ「あの時からずっと倒れてたんすか!? アローラ人気にしなさすぎっすよ!!!」

632: 2018/05/08(火) 00:44:32.11 ID:T7s5r2V90
シルバー「す……すみません、迷惑かけちゃいましたか」

レッド「ううん……大丈夫。それより、会えて嬉しい」

シルバー「ッ……お、俺もです」

キョウヘイ「お、すげえ……耐えた……」

ミヅキ「はぁ~~~~~~……ピュアい……てぇてぇ……こんなん周りにお花畑見えてしまいますやん……」

ヨウ「大人っぽいから一瞬期待したけど年下かぁ……」

女レッド「よく年齢がわかるね? あの子、見た目は"私"とあんま変わらないのに」

ヨウ「年齢が性癖を左右するものにとっては造作も無い事だよ! ですよね、トウヤさん!」

トウヤ「うんうん、意外と年齢って見た目の細かい所でわかったりするよ、骨格とか」

キョウヘイ「そこまで見てると思うとちょっと気持ち悪……じゃなくてアレっすけどね」

トウヤ「誤魔化せてないよ? キョウヘイ。ほぼ言いきっちゃってるよ」

レイ「……あ、あの人、ラインハットの」

タカシ「……あ、そういえば見たことあると思った!!」

レイ「気付くの遅くないですか……?」

レッド「……シルバー」

シルバー「は、はい」

レッド「……よければ、一緒に行く? 僕も、アローラ観光するし……用事があるところまで」

シルバー「えっ、い、いいんですか……?」

レッド「うん……来てくれたら、嬉しい、な」

直下コンマ60以下で倒れない

633: 2018/05/08(火) 00:59:27.05 ID:87mZIaPo0
ビャ-

634: 2018/05/08(火) 01:10:31.25 ID:T7s5r2V90
シルバー「お、俺も……一緒に行けたら、と思っていました!」

レッド「本当……? よかった、また、よろしくね」

シルバー「は、はい!」

キョウヘイ「へー、成長したじゃないっすか、シルバーも」

トウヤ「ね、ふらつきもしなかったよ」

ミヅキ「雄みあるシルバーさんとそれに気付かないレッドさんのシルレ……ウッッッ尊い」バタッ

ヨウ「いいな~~あの子、ぼくもレッドさんにお兄さんムーブされた~い」

ハウ「一緒に旅する仲間が増えるのは嬉しいなー、賑やかなのは楽しいぞー」

女レッド「そうだね! "私"って、ほんと旅は道連れ世は情けって感じだね」

トウヤ「そうだねぇ、僕たちもそんな感じだったし」

キョウヘイ「うわーーー、なんかめちゃくちゃ懐かしいっす……シンオウに行くレッドさんを追いかけたんすよね、俺ら」

トウヤ「あの時点ですっかり絆されてたよね……」

レイ「……お、お父さんを狙うライバルがいたなんて! 不覚です!」

レイ「こうなったら、私たちも……お兄ちゃん?」

タカシ「……うん、決めた!」

635: 2018/05/08(火) 01:15:21.54 ID:T7s5r2V90
タカシ「お父さん!」

レッド「?」

タカシ「僕、この世界にどれくらいいられるのかわからないけど……旅に出てみる!」

レイ「えっ……お、お兄ちゃんがいくなら、私も!」

レッド「……そっか、きっと、いい思い出になるよ」

キョウヘイ「幼い兄妹二人旅でも、ポケモンがいたら安心っすしね」

トウヤ「まあ二人は自衛できそうだけどね」

レッド(マサラ人の血筋だし……こっちは悪い人もそんなにいないし)

タカシ「でも、その前に、もう少しここで勉強してみるよ!」

レイ「……珍しいですね、お兄ちゃんは勉強嫌いなのに」

タカシ「お父さんの前で言わないでよー! そうだけど、ポケモンの勉強は面白そうなんだもん!」

レッド「……楽しいよ、絶対」

タカシ「えへへ、楽しみ! そうだ、僕、旅して強くなって……お父さんと戦いたいんだ。戦って、勝つ!」

レッド「……そっか。楽しみにしてるね」

タカシ「楽しみにしてて!」

キョウヘイ「……なーんか、先越されそうで怖いっすね」

女レッド「"私"の子だもん、絶対すぐに強くなるよ」

トウヤ「その日が楽しみというか恐ろしいというか……」

636: 2018/05/08(火) 01:15:52.96 ID:T7s5r2V90
今日はここまで。
アローラでは別世界の人がいっぱい出てくるぞ(安価でとってもよい)です。

641: 2018/05/08(火) 22:29:36.46 ID:T7s5r2V90


キョウヘイ「っと、外出たらもう真っ暗じゃないっすか」

トウヤ「今日も色々あったからねぇ、もう休もうか?」

レッド「……そうしよ」

ミヅキ「あ! 今日は私一人じゃないんですね!」

女レッド「そうだよー、私と一緒だね!」

ブラッキー「ブラ^~~~~~」

レッド「戻ってね……」シュウン

ハウ「あ、そうだー、夜ご飯マラサダにしよー」

ヨウ「いいねーそれ! そうしよう!」

レッド「……まらさだ」

キョウヘイ「前にテレビでルッコちゃんが紹介してたよーな……」

ヨウ「こっちですよーー!」

642: 2018/05/08(火) 22:38:43.47 ID:T7s5r2V90
~マラサダ屋~

店員「いらっしゃいませー」

ハウ「マラサダくださーーい!」

ヨウ「お姉さんお綺麗ですn……あっ結婚してるんだ……」

ハウ「ヨウは人妻はターゲット外なんだなー」

トウヤ「えらいねー」

キョウヘイ「その点トウヤさんは違法だろうと気にしないっすもんね」

トウヤ「それはもう口リコンな時点で仕方がないかなって思ってるよ」

レッド「……甘い?」

シルバー「ドーナツのようなものらしいですから……甘いものもあると思います」

女レッド「へぇ、なんか語感的にサラダっぽいものかと思ってたよ」

レッド「甘いのください……」

店員「はい、アマサダね!」

キョウヘイ「ここカード使えるっすか」

店員「大丈夫ですよー」

キョウヘイ「じゃあ今あるぶん全部くださーい」

店員「!?」

キョウヘイ「……多分、レッドさんたちがいっぱい食べるっすからね」

643: 2018/05/08(火) 22:44:58.35 ID:T7s5r2V90


~ポケモンセンター~

ミヅキ「アマサダ食べましょー!」

ハウ「(´~`)モグモグ」

キョウヘイ「あ、これちょー美味しいやつじゃないっすか! マラサダ……ふむ」

トウヤ「小さい子好きそうだね、こういうの」

女レッド「多分好きなんじゃないかな? ほら、"私"もいっぱい食べてるし」

レッド「……ぼ、僕は小さい子じゃない」

シルバー「あの、レッドさん……ついてますよ」フキフキ

レッド「ありがと……」

ミヅキ「ぐあーーーーッ!! メーデーメーデー! やられました!」

ヨウ「耐えてくれミヅキ隊員! ……ぼく的にはちょっと抜けてる年上全然アリ!」

ハウ「他の島には別の味のマラサダもあるから、そっちも食べよー」

レッド「! ……楽しみ」


キョウヘイ「……ん? これ、フォーチュンクッキーみたいになってるっぽいっすよ」

トウヤ「そうなの? どれどれ……本当だ、この中に一つだけ紙が入ってます、書いてあることに従えばきっとハッピー、だって」

女レッド「ちょっと胡散臭いねー。誰が当たった?」

下1 当たった人  下3 書いてあったこと

644: 2018/05/08(火) 22:49:43.49 ID:87mZIaPo0
ハウくんちゃん

646: 2018/05/08(火) 23:05:51.84 ID:hk2+g4Qqo
友達の趣味を自分の趣味にもしちゃいましょう

647: 2018/05/08(火) 23:16:52.95 ID:T7s5r2V90
ハウ「もぐもぐ……もぐ?」

キョウヘイ「お、なんかあったっすか?」

ハウ「あったよー。どれどれ……友達の趣味を自分の趣味にもしちゃいましょう、だってー」

レッド「友達、っていうと……」

ミヅキ「あっわたしの推しカプ同人誌読む!? 大丈夫、保存用と観賞用と布教用買ってるから!」

キョウヘイ「ガチ勢じゃないっすか!?」

ヨウ「だから最近おまもり小判使ってるんだね! あ、ぼくの趣味はもう……本人の情熱しだいだから!」

ハウ「うーん、素直に言うとまっぴらごめんだけど、一応やってみようかなー」

レッド「……偉い」

シルバー「え、偉いというか……チャレンジ精神があるのは良い事です」

ヨウ「それじゃーまずはぼくの趣味から! せっかくだし年上に甘えてみよう! ぼくも一緒に!」

ハウ「ヨウも一緒にー?」

ヨウ「だってまだぼくまともにオギャれてないんだもん!!!!!」

キョウヘイ「いやヨウの趣味は年上好きってだけで別にオギャらなくてもいいんじゃないすかね」

ヨウ「まぁそーだけど……せっかくなら究極のとこまでいきたいよね! さーハウ、誰にママになってもらう?」

ハウ「ママ????」

この場にいる人でハウたちより年上で誰にするか 下1

649: 2018/05/08(火) 23:26:34.99 ID:T7s5r2V90
ハウ「……じゃー、キョウヘイさん」

キョウヘイ「うそぉ!? トウヤさんとかあたりだと思ったんすけど!?」

ヨウ「ママ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!」バッ ギュウウ

キョウヘイ「ぐあーーーーーーっ勢いがある!!! お、重いんすけどぉ!」

ハウ「……ママ?」

トウヤ「頑張れー、イッシュ一の名俳優!」

レッド「……キョウヘイなら、できる」

シルバー「お、応援してます」

女レッド「何事も挑戦って言うもんね、頑張れ!」

ミヅキ「あっあっあっ推しがママになった…………」オガミ

キョウヘイ「くっ……わ、わかったっすよ、やりますよーー!」

キョウヘイ「……マ、ママですよ~~。いつも頑張ってますね、よしよし……」ナデナデ

レッド(照れてる)

トウヤ(照れてる)

ヨウ「さてはキョウヘイさん……新米ママですね?」キラッ

キョウヘイ「当たり前でしょーが!!!!!」

ハウ「……えへへ、撫でられたー」

ヨウ「ここで採点いってみよーーーー!!!」

ヨウから見て 直下コンマ   ハウから見て 下2コンマ(撫でてもらえたから+30)

650: 2018/05/08(火) 23:33:30.83 ID:lBuARzwdO
キョウヘイさんすごーい

651: 2018/05/08(火) 23:37:07.08 ID:/PfL1gfi0
ハウくんかあいい

652: 2018/05/08(火) 23:44:30.37 ID:T7s5r2V90
ヨウ「83点!!!!!!!! 新米ママの慣れてない感じサイコーでした! ぶっちゃけこのままでいてほしい」

ハウ「……38点!」

キョウヘイ「マジすか……ちょっとショックっす」

ハウ「キョウヘイさんは悪くないよー、でも14歳の少年をママ扱いする趣味は良くないなと思ったんだー」

シルバー(ま、まともだ……)

ヨウ「14歳の母だって大ヒットしたじゃん!? 知らないけど……自分よりちょっと年上の人がママなのがいいんだよー」

ハウ「うーん、おれにはあんまり合わなかったみたいー」

トウヤ「そっかぁ、まぁ向き不向きがあるよねぇ」

レッド(……性癖にも向き不向きがあるんだ……)

キョウヘイ(ちょっと悔しいから練習しとこっかな……)

女レッド「まともなままでいてくれてよかったよー。ミヅキは挑戦する?」

ミヅキ「はい! ここにある薄い本は全部エーフィさん著なんだけど」

レッド「!?」

キョウヘイ「多くないっすか?」

ミヅキ「大手ですから! グリレシルレトウレトウキョウアクキョウハンカルプラカル……何でもあるよ!」

レッド「何の呪文……?」

トウヤ「多分理解しなくていいやつじゃないかな……」

ミヅキ「どれ読む!?」

ハウ「えー……じゃあ、これで」

手に取った薄い本 下1

653: 2018/05/08(火) 23:48:03.15 ID:EJQbgJJx0
あえてキョウトウ

654: 2018/05/08(火) 23:53:04.37 ID:T7s5r2V90
エーフィ「あるよ!」

女レッド「なんかお寿司屋さんみたいだね!」

キョウヘイ「やだ!!!!!!! 解釈違い!!!!!!!!!!!! キョウルリ固定です!!!!!!!!」

エーフィ「やべっ固定過激派だ! 隔離しとけ!!」

トウヤ「キョウヘイ、僕も見ていい?」

キョウヘイ「いいわけないでしょーーーが!!!!!!!」

トウヤ「あっうんごめんね! 見ないから泣かないで!!!」

レッド「シルバー……? どうしたの?」

シルバー「えーーーっと……す、少し散歩にいきましょう!」

レッド「いいよ……」

キョウヘイ「ナイスっすシルバー! ともかくエーフィ! 俺は俺関連のやつはキョウルリしか認めないんすからね!」

イーブイ「ぶいぶい!!!!!!!」

トウヤ「わ、イーブイが息してるの久々に見た」

女レッド「こっちの世界でもイーブイは希少種なんだねー」

エーフィ「せめてアクキョウだけは許して!!!!! ……ハウ、どうだった? キョウトウバドエン本」

ミヅキ「そうそう、バドエンなんだよね……だから買ったは良いものの一回しか読めてなくて……」

エーフィ「ミヅキがハピエン厨って知らなくてさー、ごめんね!」

ミヅキ「いいんです!!!!! 一ファンごときの声で方向性変えなくても!!!!!」

ハウ「うーん……」

点数 直下

655: 2018/05/08(火) 23:56:58.31 ID:EJQbgJJx0
コンマだよね、

657: 2018/05/09(水) 00:03:44.73 ID:UPXJ2TcW0
ハウ「31点」

ミヅキ「き、厳しい!?」

キョウヘイ「……ハウ、割と全体的に手厳しいっすね」

ハウ「うーん、話全体の流れはいいんだけどー、ちょっと導入が雑過ぎるなー」

エーフィ「ギクッ……は、はやく一番盛り上がるところ書きたくて……」

ハウ「それはいいんだけどー、後半にいくにつれ線の引き方も雑になってるしー、ここはトーンの貼り忘れがあるよー」

エーフィ「えっっっっマジで!? うわっマジだ……」

ハウ「そこら辺を加味してー、31点だなー」

トウヤ「……すっごい真面目だね」

キョウヘイ「なんも文句つけようがない批評っすね」

エーフィ「精進します…………」

女レッド「失敗は成功の基、きっとどうにかなるよ」

エーフィ「こっちのレッド二次創作に優しぃ~~~~」

シルバー「……終わりました?」

トウヤ「終わったよー」

658: 2018/05/09(水) 00:08:12.89 ID:UPXJ2TcW0
キョウヘイ「どっちも体験してみてどうだったっすか?」

ハウ「うーん、おれの趣味はおれが見つけるよー」

レッド「……今のところの趣味は……?」

ハウ「マラサダ食べ歩きー!」

レッド「いいセンス……」

キョウヘイ「めっちゃほのぼのっすね」

トウヤ「趣味はこれくらい穏やかなほうがいいと思うよー」

女レッド「トウヤの少女趣味は違うの?」

トウヤ「僕のこれは生き様だから……」

シルバー「……生き様……?」

ミヅキ「面白かったー、けどそろそろ寝ましょうか!」

ヨウ「明日は試練に挑戦しましょう!」

レッド「試練……楽しみ」

659: 2018/05/09(水) 00:09:47.01 ID:UPXJ2TcW0

レッド「……おやすみ」

キョウヘイ「おやすみなさー」

トウヤ「おやすみー」

ヨウ「おやすみなさーい!」

ハウ「おやすみなさーい」

シルバー「おやすみなさい……」


レッド(……今日は色んな人と会ったね)

レッド(明日は試練に挑戦するし……楽しみだね、ピカ太郎)

ピカチュウ(ぴか~~)

660: 2018/05/09(水) 00:13:58.00 ID:UPXJ2TcW0
アローラ生活 三日目

レッド「……」パチ

レッド(おはようございます……)

レッド(やっぱり、雪山にいるときより目覚めが良い)

レッド(ベッドって大事なんだなー……山にも置こうかな)

レッド(寝袋も気に入ってるし、ポケモンがいればそんなに寒くないけど、背中が……)

レッド(……僕の背が伸びなかったのって、このせい……?)

レッド(……まぁ、それはそれとして)

レッド(朝だけど、何しようかな)

1、寝起きどっきり(誰に何をするかも) 2、散歩する 3、特訓(リアルファイトの)

下1

661: 2018/05/09(水) 00:17:51.05 ID:cGq3F2QSO
1、メイからもらったキョウヘイの作文『そんけいするアクロマおにーちゃん』をキョウヘイの枕元で音読後、本物のアクロマが登場。

662: 2018/05/09(水) 00:29:21.26 ID:UPXJ2TcW0
レッド(……なんか、デジャヴを感じる)

レッド(僕も昔、似たような辱めをうけたような……)

レッド(……あっ思い出した! 宇宙でマサラ式雪合戦に負けた時だ!!!!)

レッド(やっぱり思い出したくない思い出だから記憶消しておこう……)

レッド(えーと……あった。衣装ケースの中に入ってる……四次元ポケットかな)ガサガサ

レッド「……そんけいするアk」

キョウヘイ「そォい!!!!!」ビリィ

レッド「!?」

キョウヘイ「はーっ、はーっ……あ、危なかった……エンブオー、燃やしといて」

エンブオー「ぶおう……」

レッド「……起きてた、の?」

キョウヘイ「レッドさんにマサラ人の勘があるように、俺にも俳優の勘があるんすよ」

レッド「なるほど……」

キョウヘイ「ところで……アレ、読んだんすか」

レッド「……まだ。どんな内容だったの?」

キョウヘイ「……」

レッド「……知りたい、な……」キラキラ

キョウヘイ「キラキラの安売りはやめなさいっす! ま、別に、大したことじゃないっすよ」

663: 2018/05/09(水) 00:33:49.94 ID:UPXJ2TcW0
キョウヘイ「俺はちょっと前まで忘れてたっすけど、すーーーーーごい前にアクロマがメイに会いに来たんすよ」

レッド「うん……」

キョウヘイ「その時、俺もちょっと遊んで貰ったりして。んで、まぁ、子供心的に、年上の大人って尊敬しちゃうじゃないすか」

レッド「うん……」

レッド(ナナミさんとか、姉さんとか……)

キョウヘイ「あの変態野郎も、昔からこう、ザ・優秀な理科系の男! って感じだった…気がするんすよね。だから」

キョウヘイ「何ていうんすかね、そう、尊敬っつーか、憧れっつーか……ま、今は俺の方が出来る男なんすけどね!」

レッド「……」

キョウヘイ「あっレッドさん生暖かい笑みやめてほしいんすけど!? 恥ずかしいっす!!!」

アクロマ「恥ずかしがることはありませんよキョウヘイくん!!!!!!!!」

キョウヘイ「……はぁ!? なんっ、なんでいるんすか!!!!!」

アクロマ「安価に書いてあるでしょう、アクロマ登場と」

キョウヘイ「でも作文は燃やしたし無効っすよ無効!」

アクロマ「無効ですかね? しかしもう出てきてしまいました」

キョウヘイ「こいつ……」

664: 2018/05/09(水) 00:42:09.05 ID:UPXJ2TcW0
アクロマ「まぁ私もせっかくですから当時の話でもしましょうか」

レッド「キョウヘイが小さい頃の話……聞きたい」

キョウヘイ「レッドさーーーん!!!」

アクロマ「いいでしょう! レッドさんの頼みなら仕方がありません、ですよねキョウヘイくん! では第一話」

レッド(第一話!?)

アクロマ「前も話した気がしますが、小さい頃のキョウヘイくんは……まぁ、僕も一度しか会っていないんですがね」

アクロマ「これくらい小さくてですね、少し臆病そうな感じで……それはそれは可愛らしい男の子だったんですよ」

レッド「へー……」

キョウヘイ「もーーーレッドさんその興味津々って感じやめてほしいんすけど!!」

アクロマ「それでですね、メイが私を『お兄ちゃん』と呼ぶのを聞いてですね、とても羨ましがりまして」

アクロマ「私におにーちゃんと呼んでもいいか聞きに……へぶっ!!!」モガッ

キョウヘイ「……ほーら、マラサダっすよ。俺から直接食べさせてもらって嬉しいだろ!? あぁ!?」

アクロマ(とっても嬉しいです!!!!!!! キョウヘイくんが!!!!!! 直接!!!!!!)

キョウヘイ「じゃあ今すぐ出ていきやがれ変態ッ!!!!!!!」

アクロマ「はい!!!!!!!!!」ダッ

レッド「……扱い、上手くなってるね……」

キョウヘイ「嬉しくないっす……」

レッド(……あれ、何か落ちてる)

レッド(……キョウヘイくんママの採点、byアクロマ……?)

何点か 直下コンマ

665: 2018/05/09(水) 00:54:24.39 ID:Qdldfotc0
びちびち

667: 2018/05/09(水) 01:14:12.89 ID:UPXJ2TcW0
レッド(39点です、解釈違いなので容赦なく0点を叩きつけたいところですが)

レッド(ぶっちゃけ興奮はしましたのでこの点数とさせていただきます、今後の参考にしていただければ幸いです……)

レッド(……キョウヘイの荷物にそっと紛れさせておこう)


~外~

アクロマ「キョウヘイくんはまだ子供なのですから、ママはちょっと……私も甘える歳ではありませんし」

アクロマ「しかし、少し恥ずかしそうにママを演じるキョウヘイくん自体はめちゃくちゃ興奮するんですよね……」

アクロマ「何故40点にしなかったかと言いますと、よしよしではなくよちよちと言ってほしかったからです」

エーフィ「それはそれでやべーじゃん?」

アクロマ「やるならとことんバブみを出してほしかったですね」

エーフィ「うーん、赤ちゃんプレイ本か~~~……ミヅキが買えない本になっちゃうな~~~~~」

668: 2018/05/09(水) 01:14:48.99 ID:UPXJ2TcW0
今日はここまで。
ヨウくんがやっとオギャれたので満足です。

677: 2018/05/10(木) 22:49:27.59 ID:OACMff+80
ミヅキ「なんかわたしたちのいない間にフィー展開があった気配がします……」

女レッド「気配でわかるんだ?」

ミヅキ「この道のプロですからね!」

女レッド「なるほどー、マサラ人が戦闘の気配を察知できるようなものだね!」

トウヤ「おはよー、そろそろ出発だって」

キョウヘイ「そーっすよー……はぁ」

レッド「ごめんね……」

ハウ「ふあー……おはよー」

ヨウ「今日は試練ですよー! えーと、イリマさんのとこ!」

レッド「イリマさん……」

ミヅキ「敬語受けって感じの人ですね!」

レッド(まったくわからん)

678: 2018/05/10(木) 22:55:58.16 ID:OACMff+80
~ハウオリシティ~

キョウヘイ「そーいやググったんすけど、島巡りって本来アローラの子供がアレするアレらしーっすね」

シルバー「そのようですね。子供が一人前のトレーナーになる伝統儀式だとか」

レッド「……僕、完全に外部のアレだし、わりと一人前だけど……」

ミヅキ「わたしたちも引っ越してきてからすぐやりましたし大丈夫ですよ!」

ヨウ「うんうん、アローラの人達おおらかだからそこら辺もいい感じにしてくれるって!」

レッド「……なら、いいかな」

トウヤ「いい感じにしてくれるんだねぇ」

女レッド「試練ってどういうのなのかなぁ、楽しみだね!」

ミヅキ「ここがイリマさんちですよ、イーリーマーさん!」

ハウ「あそぼー!」

イリマ「はいはい……おや、思ったより大所帯ですね。お久しぶりです、三人とも」

ミヅキ「こんにちは、イリマさん!」

ヨウ「こんにちはイリマさん!!!!!!! 今日もよしよししてくれるお兄さんみがとてもつy」

ハウ「試練うけたいって人がいるんだけどー、いいよねー?」

イリマ「そうですねぇ、まあ大丈夫でしょう。それでは、試練の舞台に行きましょうか」

ヨウ「あっ今すれ違ったんだけどめっちゃいい匂いした……」

キョウヘイ「ヨウめっちゃくちゃ心強いっすね」

ヨウ「アタックしまくるにはハートも強くないとですからね!」

679: 2018/05/10(木) 23:03:20.84 ID:OACMff+80


~茂みの洞窟~

イリマ「この洞窟に隠れているポケモンを倒すのがボクの課する試練です」

ミヅキ「わたしの時はデカグースとかだったなぁ」

ヨウ「ぼくのときはラッタだったよ! アローラのラッタヤンキーなんだもんなぁ」

レッド(ヤンキーのラッタ……?)

イリマ「あの時は二人ともまだ駆け出しトレーナーでしたからね。貴方は見たところ、割と強そうですし……」

イリマ「少しだけ特別なポケモンを用意しておきました。そのポケモンを倒せたら、試練クリアです」

レッド「わかった……行ってきます」

キョウヘイ「頑張ってくださいっすー!」

トウヤ「僕たちは入口で待ってるからねぇ」

女レッド「シンプルな試練だね! "私"なら余裕かな、頑張ってね!」

シルバー「……応援してます」

ミヅキ「特別なポケモン……ってなんだろうね?」

ヨウ「なんかすごい……母性のあるポケモンとか……?」

ハウ「きっと強いポケモンなんだろうなー、がんばれー」

680: 2018/05/10(木) 23:05:44.28 ID:OACMff+80
レッド(……と、いうわけで)

レッド(茂みの洞窟を探索してます……ん?)

レッド(なんか、切株の下に何かポケモンが……わっ)

コラッタ「ぢゅ!」

レッド「……ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴか!」ビリッ

コラッタ「」キュウ

レッド(……ほんとだ、コラッタがグレちゃった……)

レッド(南国だからちょっとはじけちゃったのかなぁ)


レッド(……割とすんなり奥まで来れた)

レッド(あそこにいるのは……)

ぬしポケモン 下1

681: 2018/05/10(木) 23:08:37.27 ID:AVhcmLeSO
腐ったキマワリ♀

682: 2018/05/10(木) 23:17:39.54 ID:OACMff+80
キマワリ「きまきま~~~~~~!!!!」

レッド「えっ」

ブラッキー「キマシ!?!?!?!?」ポーン

キマワリ「……」ビュン

レッド(無言の葉っぱカッター……)

キマワリ「きまきま! きま!」

レッド「……ちょっと待ってね」

エーフィ「翻訳エーフィくんだよ!」

キマワリ「なんだかフィーの臭いがしますわ~~~!!! きゃーーー!!!」

レッド「……やっぱり……久しぶり、キマワリ」

キマワリ「あら? あなた、もしかして元人間ズのレッド? きゃーーーっ、すごい偶然ですわ!」

レッド「なんでここにいるの……?」

キマワリ「わかりませんわー、歩いてたら落とし穴に落ちちゃって……でもレッドに会えて嬉しいですわ!」

レッド「僕も、嬉しい……そうだ、バトル、しよ」

キマワリ「今のレッドとですの?」

レッド「流石にポケモンと……ね、エーフィ」

エーフィ「ひどい!!! 同胞を倒せといいますか まあいいよみねうちできるから」

683: 2018/05/10(木) 23:28:37.86 ID:OACMff+80
キマワリ「きゃーーーーっ、やられましたわーーーー!!!」バタ

レッド「……げんきのかけら」

キマワリ「治りましたわーーーー!!!」

レッド(元気……)

イリマ「ふむふむ、素晴らしいですね。流石……と言ったところですか、レッドさん」

レッド(……あれ、名乗ったっけ)

イリマ「名乗ったつもりはない、という顔をしていますね。ボクは他の地方の事も色々調べていますので、知っていますよ」

イリマ「三年前、カントー地方でチャンピオンになった後……今になって、各地のジムやリーグを次々と制覇しているトレーナーの事は」

レッド(……名前知られてきたなぁ)

イリマ「あのキマワリを倒したので、試練は見事達成です。このノーマルZをどうぞ」

レッド「……?」

イリマ「ポケモンに持たせると、Zワザという凄い感じの技が使えるものです。ただ、使うにはZリングが必要なんですよね」

レッド(持ってない……)

イリマ「ボクがハラさんに頼んでZリングを用意しておいてもらいます。その代わり……ボクとバトルしてください!」ポーン

ドーブル「ぶるるっ」

レッド「……いいよ」ポーン

ピカチュウ「ぴーか!」

684: 2018/05/10(木) 23:31:21.57 ID:OACMff+80


イリマ「……流石です! 素晴らしいです、まさかこんなに戦略が通じないなんて」

レッド(難しい事は苦手だからとりあえず殴ってみている)

イリマ「約束通り、ハラさんに……あぁ、ハラさんというのはこの島のしまキングなのですが」

イリマ「その人にZリングを用意してもらえるようお願いしておきますね」

レッド「ありがとう……」

イリマ「いえ、素晴らしいポケモンを見せていただいたのですから当然の事です」

イリマ「……そうだ、あと、これは個人的な贈り物です。きっと貴方なら使いこなせます」

貰った物 下1

685: 2018/05/10(木) 23:39:03.82 ID:nR10oRty0
ロトム図鑑のカメラとまったく同じ機能が使える普通サイズのカメラ

686: 2018/05/10(木) 23:43:28.33 ID:OACMff+80
イリマ「こちらです!」

レッド「……カメラ?」

イリマ「はい。しかし、ただのカメラではありません! これで写真を撮りまして……」カシャ

レッド(撮られた)

イリマ「このボタンをですね、ポチっと押しますと……写真をアップロードすることができるのです」

イリマ「まぁ言っちゃいますとインスタみたいな感じですね」

レッド「いん、すた……」

イリマ「恐らく、貴方と一緒にいたキョウヘイさんなら詳しくご存じだと思います」

イリマ「とりえあずは、自分のポケモンの写真や自分の写真をネット上にアップして色んな人に見えてもらえる、とだけ覚えててください」

レッド「わかった……ありがとう」

イリマ「どういたしまして! それでは、少ししてからリリィタウンのハラさんの元へ向かってください」

レッド「うん……」

688: 2018/05/10(木) 23:47:55.17 ID:OACMff+80


レッド「……終わった」

トウヤ「お疲れー、無事達成できたみたいだね……あれ?」

キマワリ「きままー!」

キョウヘイ「うわ~~~~めっちゃ懐かしいっす……あのキマワリっすよね」

女レッド「わあ、懐かしいなぁ。私も少し前に会ったよ、このキマワリ」

トウヤ「え、本当?」

女レッド「うん。ピカチュウになったときはどうしようかと思ったけど、何とかなったよー」

シルバー「……色んな世界に行ってるんですね」

女レッド「うん……って言っても、こっちの"私"も似た感じっぽいけどね」

ミヅキ「あっっっっ、このキマワリ見たことあると思ったらイベントで前に並んでたポケモンだ!!」

ハウ「ポケモンもそういうのに行くんだねー」

レッド(……エーフィが勝手に出てるくらいだしね)

689: 2018/05/10(木) 23:56:40.10 ID:OACMff+80

キョウヘイ「あれ、レッドさん。そのカメラはどーしたんすか?」

レッド「もらった……」

ミヅキ「それ、ポケファインダー機能ついてるんですね!」

レッド(いんすたみたいなやつ、そういう名前ついてたんだ……)

ヨウ「ぼくたちの図鑑にも似たような機能あるんですよ! ね!」

ロトム図鑑「そうだロト! アップロードとか写真の評価とかもしちゃうロトよ!」

レッド「……!? なにそれ」

シルバー「ア、アローラのポケモン図鑑が変わっているとは聞いていましたが……」

ロトム図鑑「やっぱ話題になっちゃうロトな~~~ロトム最新型だから~~~」

レッド「……賑やかで楽しそう」

ヨウ「たまにうるさいですけどねー」

ミヅキ「まぁ、それはそれとして 写真撮ってみましょーよレッドさん!」

トウヤ「こういうのってどういう写真を撮るものなの?」

キョウヘイ「ユーザーのほとんどがトレーナーなんで、ポケモンの写真が多いっすね。人物写真も多いっすけど」

女レッド「やっぱりキョウヘイもやってるんだ?」

キョウヘイ「事務所がやれって言うんで~……自撮りは苦手っすから、人に撮ってもらった写真か手持ちの写真っすけど」

レッド(写真かぁ……どういうのを撮ろうかな)

下1

690: 2018/05/11(金) 00:01:31.73 ID:4L3iGszA0
キョウヘイにカメラ渡してピカ太郎を肩に乗っけて撮る

692: 2018/05/11(金) 00:11:14.07 ID:K98knmB50
レッド「んー……キョウヘイ、撮って」

キョウヘイ「お、任せてくださいっす! ばっちり撮るっすよー」

レッド「じゃ……ピカチュウ、おいで」ポーン

ピカチュウ「ぴか! ぴーかぴか!」ピョン

レッド「わ……じゃあ、これで」

キョウヘイ「ピカチュウ、なんかすごい嬉しそうっすねー。じゃー撮るっすよ、はいチーズ!」カシャ

レッド「……どう?」

キョウヘイ「多分めっちゃくちゃ良い写真撮れたっすよ……んじゃ、アップロードします?」

レッド「……まぁ、せっかく、だし」

キョウヘイ「はーい。それじゃあポチっとな」ポチ

トウヤ「あ~~~~可愛い……いいねしよ」

女レッド「あれっ、いつの間にアカウント作ったの?」

トウヤ「二人が話してる間に作ったよ。レッドとキョウヘイをフォローしたら満足しちゃった」

ミヅキ「ヴッッッッほのぼの空間……こんな……てぇてぇ……タダで見ていいんですか?」

ヨウ「投げ銭の準備はしといた方がいいかもしれないよ、ミヅキ」

ミヅキ「確かに……」

シルバー(……可愛い。保存しておこう)

ハウ「なんか……レッドの写真をいいねしてる人、半分くらい名前にRK団って入ってるよー」

レッド「……気にしなくていい集団」

キョウヘイ(そういえば俺、その団の幹部なんすよねぇ……シルバーも……)

693: 2018/05/11(金) 00:17:42.69 ID:K98knmB50
レッド「……また、思い出したら撮る」

ミヅキ「アローラには色んなところにフォトスポットがあるから、いい感じのところがあったら撮りましょう!」

ヨウ「割と写真の構図とかによっていいね数変わるから燃えるんですよね!!」

ハウ「ヨウはー、わりとまともな写真を撮るんだよー」

トウヤ「そうなんだ? 今度見せてもらっていい?」

ヨウ「それはちょっと恥ずかしいです!! 3よちよちくらいしてくれないと……」

キョウヘイ「なんすかその単位!?」

レッド「……?」

女レッド「ん……?」

シルバー「……どうしたんですか? レッドさん達。そっちには何も……」

レッド「ちょっと……何か」

女レッド「気配っていうか、ね。違和感があるんだよね」

ヨウ「あっちは確か……ハウオリ霊園があるほうですね!」

キョウヘイ「はい怖い話っすかー俺帰ります」

トウヤ「大丈夫だよ、多分……ね、レッド達。特別怖い話じゃないよね?」

レッド「……どう、だろ」

女レッド「ここからじゃよくわからなくて。行ってみない?」

レッド「……怖かったら、待ってても……」

キョウヘイ「いや!! こういう時別行動したらもっとヤバいって知ってるんで俺も行きます!!!」

694: 2018/05/11(金) 00:22:32.46 ID:K98knmB50


~ハウオリ霊園~

幽霊『』『』『』『』『』フワフワ

レッド「……なんか、多い、よね」

女レッド「うん、明らかに……普通、霊園ならもっと少ないのに」

キョウヘイ「ぎゃっっっマジでなんかいっぱいいるんすけど!?!? 無理無理無理!!!」

トウヤ「気のせいだよ、キョウヘイ。ほら、霊園ならちゃんと供養されてるから化けて出ないでしょ?」

シルバー「なるほど、そういう見方が……」

レッド「……でも、いっぱいいる」

女レッド「トウヤの言う通り、供養されて出てくることはあんまりないんだけど……」

ミヅキ「えー、お化けの話ですか! わたしにはあんまり見えないなぁ」

ヨウ「熟女とかイケおじの霊います???」

レッド「まぁ……いるにはいるけど……」

ヨウ「霊感ってどーやったらつくのかなーーー!!」

ハウ「お化けは見えなくていいけどー、何か起こってるならどうにかした方がいいのー?」

レッド「……多分。そうじゃないと、ここの人達が安らかに眠れない……」

695: 2018/05/11(金) 00:26:44.74 ID:K98knmB50
レッド「……あ」

ひな子『おにーちゃん!』

ピカチュウ『ぴーか!』

レッド「久しぶり……」

女レッド「あれ、"私"、この子と知り合いなの?」

レッド「うん……ホウエンで、ちょっと」

トウヤ「あ、ひな子ちゃんいるの? 久しぶりー」

ひな子『久しぶりー、お兄ちゃんたち! じゃなくて! 助けてほしーの!』

キョウヘイ「たすけて……? な、なにかあったんすか?」

ひな子『あのね、あっちの世界から凶暴なポケモンのゆーれーが逃げ出しちゃったの!』

ひな子『この辺りに来たみたいで、だから眠ってたひとたちも起きちゃったみたい』

レッド「……凶暴なポケモン、って?」

ひな子『それは……』

下1

696: 2018/05/11(金) 00:30:20.54 ID:I6jFcIfSO
一人称が私で常に敬語で頼れそうな怪しいようなネンドール

699: 2018/05/11(金) 00:36:51.32 ID:K98knmB50
ネンドール『私です!!!!!!』

レッド「!?!?」

女レッド「敵襲ッ!?!?」

キョウヘイ「トラウマがッッッ!!!!!!」

ヨノワール「またキャラ被りですか!?」

シャワーズ「敬語ホ〇はわりといっぱいいっぱいなんですよ!!」

エーフィ(僕が翻訳しました)v

アクロマ「もうキョウヘイくんラブの座は渡しませんよ!!!」バッ

トウヤ「わあ、急にごちゃっとし始めたね」

シルバー「……理解が追いつきません」

ハウ「おれ、わかるよー。これ理解しなくていいやつだと思うー」

ヨウ「うわ~~~~このネンドールめちゃくちゃ年上みを感じる~~~!!! けどオギャらせてくれないタイプだ!!」

ミヅキ「え? どういうこと? アクキョウヨノキョウ3P?」

キョウヘイ「それだけはぜっっっっったいに違うって言っておくっすよ」

レッド「み、みんな、落ち着いて……まだ、ネンドールがどういうポケモンかはわからないから……」

トウヤ(レッドがみんなをまとめようとしてる……)ジーン

女レッド「確かにそうだね、ダブル辻斬りで倒すのはちょっと待ってあげよっか」

ネンドール『倒される算段立てられるの早くないですか? 私の話を聞いてください!!』

レッド「うん……どうして、逃げ出してきたの……?」

ネンドール『それはですね……』

下1

700: 2018/05/11(金) 00:51:27.96 ID:oV9yjizT0
タチの悪いあくポケモンの幽霊(?)にいじめられた

701: 2018/05/11(金) 01:07:19.15 ID:K98knmB50
ネンドール『あっちの方で、タチの悪いあくポケモンの幽霊……っぽいのにいじめられまして……』

レッド「……あっちにいるのが、嫌になっちゃったの?」

ネンドール『そうなんです、こうなったらどこでもいいので現世に戻ってやろうと思ったのです』

レッド「そっか……でも、他の人の迷惑になっちゃうから……そうだ」

レッド「あくタイプなら僕が殴って反省させる……」

キョウヘイ「そういえばゴーストタイプに格闘技が通じるようになる道具とかあったっすねー」

ヨノワール「おや、じゃあキョウヘイさんを狙ってるわけじゃないんですか?」

アクロマ「それなら私たちは特に何もしませんよ」

キョウヘイ「いやお前たちは帰れよ……いやヨノワールのトレーナー俺だ! 戻れ戻れお前!」シュウン

トウヤ(ちゃんと手持ちにしてあげてるんだ……優しいね)

ミヅキ「えっ、4Pになるんじゃないんですか!?」

ネンドール『いや、それとこれとは別問題じゃないですか? 手ぇ出していいなら出しますけど』

レッド「だめ……」

ネンドール『あっごめんなさい辻斬りはやめてください』

702: 2018/05/11(金) 01:08:18.26 ID:K98knmB50
今日はここまで。めちゃくちゃピンポイントなのはそうなってくれってことですよね??

706: 2018/05/11(金) 21:08:53.27 ID:K98knmB50
はじめますマン

707: 2018/05/11(金) 21:18:20.85 ID:K98knmB50
キョウヘイ「ハウオリ霊園で暴れてる凶暴なポケモンの幽霊が……」

ネンドール『それは私です!!!!!!!』

キョウヘイ「うるっせぇなこいつ!!」

レッド「……で、ネンドールに意地悪してるポケモンがいるらしいから……」

女レッド「そこを叩いて元から断とうって話だったね!」

ひな子『そのポケモンがいそうなところに、わたしが案内するね!』

レッド「ありがと……」

ネンドール『私は怖いのでここで待っていますね! 良い報告を期待してますよ』

キョウヘイ「……アンタはいつまでいるんすか」

アクロマ「とりあえずはこの霊園での下りが終わるまでいようかと思ってますよ!」

キョウヘイ「ふーん……」

ミヅキ「えっ……わ、わたし生きてる?」

ヨウ「めちゃくちゃ生き生きしてるよ! あーあ、おれもお兄さんほしいなー」

ハウ「相手は幽霊だからゴーストタイプだけどー、どうするのー?」

トウヤ「あ、そういえば。これを相手に持たせれば、格闘タイプとかノーマルタイプの技も当たるよ」

レッド「……的?」

女レッド「ねらいのまと、だっけ。じゃ、私がこれを無理矢理持たせるから後はよろしくね!」

レッド「わかった……」

ひな子『それじゃ、こっちだよー!』


~冥界~

ひな子『たぶん、この辺りにいるんじゃないかなー』

女レッド「……ふつーに冥界来ちゃったけど、いいのかな」

レッド「さぁ……」

たちの悪いあくポケモンの幽霊っぽいの 下1

708: 2018/05/11(金) 21:37:16.80 ID:oV9yjizT0
アローラッタ

709: 2018/05/11(金) 21:46:53.59 ID:K98knmB50
アローラッタ『オラオラどけどけぇ!! 新デザインになったラッタ様のお通りだァ!!!』

レッド「……あれかな」

女レッド「あれっぽいね。やっちゃう?」

レッド「……まずは、話し合い……ねぇ、ラッタ」

アローラッタ『あーん?? 人間の分際でなんのようだ??? 我アローラデザインぞ???』

レッド「……他のポケモンに、迷惑かけたら駄目だよ……仲良くしないと……」

アローラッタ『こちとらあくタイプなんだよ!! ン十年前でデザインが止まってる奴に口出しされたくないね!!』

レッド「やろう」

女レッド「オッケー! 両面テープをねらいの的の裏にくっつけて……なげつける!」ブンッ

アローラッタ『わわ!? なんだこれ、なんか狙われてる気がする!』ペタ

レッド「…… …… …… ……」

レッド(くらえっ単純な殴りッ!!!!!!!)ゴスッ

アローラッタ『いたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

レッド「……迷惑、かけちゃだめ」

アローラッタ『ごめんなさい!!!!!! なかよくします!!!!!!!!!!』

レッド「それでよい……」

710: 2018/05/11(金) 21:58:10.24 ID:K98knmB50

~一方その頃~

トウヤ「レッドたち、行っちゃったねぇ」

シルバー「……えっ、今、謎の穴から謎の空間へ入っていった気がするんですが」

キョウヘイ「気にしたら負けっすよ……」

シルバー(そうなのか……)

ミヅキ「それにしても……幽霊ってほんとうにいるんですね! そういうのって大体ゴーストタイプのポケモンなのかと……」

ヨウ「うんうん、アセロラも幽霊なんているわけないって言ってたし」

トウヤ「へー……アセロラちゃんってそういう子なんだ」

ハウ「トウヤ、ヤバい人っぽくなるのやめてほしいなー」

キョウヘイ「幽霊なんているわけないっすよ……」

ネンドール『私ここにいますけど?? 普通に喋ってるんで気付かれにくいですけど幽霊ですからね私』

キョウヘイ「お前はなんか別の怖さがあるっていうか……幽霊感ないんで」

ネンドール『……そんな事はありませんよ。私も幽霊で、怨念があるからこうして化けて出ているのです』

キョウヘイ「そ、そーやって脅かそうとしたって……」

ネンドール『わっ!!!!!!!!!!!!!!』

キョウヘイ「ぎゃああああああああああッ!!!!!」ガシッ

アクロマ「役得ゥー!(大丈夫ですかキョウヘイくん!)」

ヨノワール「シャドーパンチ!!!!」ゴスッ

ネンドール『ぐへっ』

ヨウ「賑やかだなー、キョウヘイさんの愉快な仲間達」

ミヅキ「今年の夏はキョウヘイさん総受け本が出る……(みらいよち)」

ハウ「……かわいそうだねー、キョウヘイってー」

711: 2018/05/11(金) 22:02:22.54 ID:K98knmB50
レッド「終わった……」ズルズル

アローラッタ『もう意地悪しません!!!!! なかよくします!!!!!!!!!!』

女レッド「わかればいいって言ってるのにー」

キョウヘイ「レッドさんきた!!! これでかつる!!!!」

ネンドール『はっ、ラッタ……その様子だとヤバい事がおきたようですね』

アローラッタ『あ、ネンドール……ごめんな、いじわるして……』

ネンドール『ヒエ~、君が悪い程素直……よほどヤバいことがあったんですね』

レッド「……仲直り、できた?」

ネンドール『はい、まぁ、これで冥界でも安心して暮らすことができそうです』

トウヤ「よかったねぇ」

キョウヘイ「ならもうアレっすよね、ここにいる理由とかもないっすよね」

ネンドール『……』

レッド「……まだ、何か、心残りでも……?」

ネンドール『はい……最期に一つだけあるんです』

下1

713: 2018/05/11(金) 23:08:43.52 ID:K98knmB50
ネンドール『確かに彼はめちゃくちゃにドタイプです』

キョウヘイ「おい」

ネンドール『しかし、彼を一番幸せにできるのは恐らくそちらの人間!』

キョウヘイ「おい」

アクロマ「ほう、わかっているじゃないですか」

キョウヘイ「おいお前らおい」

ネンドール『彼を幸せにしないと、冥界に来た時に祟りますからね』

キョウヘイ「ちょっと」

アクロマ「ふ……言われなくともわかってますとも!」

キョウヘイ「こ……怖いんすけど! 俺を抜きにして!! 俺に関する怖い話をするな!!!!!!」

ハウ「かわいそうだねー……」

シルバー(苦労されてるんだなぁ)

ミヅキ「えんだああああああああああああああ!!!!!!」

キョウヘイ「嫌あああああああああああ!!!!!!!!」

714: 2018/05/11(金) 23:15:02.24 ID:K98knmB50
レッド「……あ、おちついた」

女レッド「そうみたいだね、たくさんいた霊もみんな消えたっぽい」

キョウヘイ「アレも消えたみたいっすし……よかったっす」

アクロマ「そうですね……ふっふっふ、任されてしまいましたよキョウヘイくん!」

キョウヘイ「帰れお前は」

ミヅキ「は~~~~、供給過多……このままだと脱水症状で氏ぬ……」オガミ

ヨウ「ほい、おいしい水」

ミヅキ「ありがと~~~~~~~」ゴクゴク

トウヤ「この後どうするんだっけ?」

レッド「えっと……ハラさん、って人のところ、行く」

ハウ「じいちゃんとこ行くのー? ならこっちー」タタタ

715: 2018/05/11(金) 23:22:29.27 ID:K98knmB50


~リリィタウン~

ハウ「じいちゃーん!」

ハラ「ハウ、それにミヅキとヨウ! 久しぶりですな。それに……おぉ、そちらの方がレッドさんですかな」

レッド「レッドです……」

ハラ「ふむふむ、イリマから話は聞いております。なんでも各地で力試しをされているトレーナーの方だとか」

レッド(確かに間違ってない)コク

ハラ「それはよいことですな! それでは、Zリングを差し上げましょう」

レッド「ありがとうございます……」

レッド(ぜっとわざ……結局よくわかってない)

ハラ「そして、この島のしまキングはこのハラ。さ、大試練と行きますぞ!」ポーン

ハリテヤマ「……」

レッド(格闘タイプ……それなら)ポーン

エーフィ「ふぃー!」

716: 2018/05/11(金) 23:28:35.13 ID:K98knmB50


ハラ「なるほど、イリマの言う通りとてもお強いようですな」フム

ハラ「ではその実力を認め、このカクトウZをお渡ししましょう!」

レッド「……ありがとうございます」

ハラ「格闘タイプの技を覚えているポケモンにそれを持たせてですな……ポーズを決めるのです!」

レッド「……ポー、ズ」

ハラ「そうすれば究極のワザが使えるでしょう! いざという時に使ってくだされ!」

レッド「はい……」

ハラ「それから……そうですな、レポートを少し借りてもいいですかな?」

レッド「? はい……」

ハラ「よいしょ。レポートにメレメレの試練を達成した証を押しましたぞ! 次はアーカラ島ですかな。頑張ってくだされ!」

レッド「アーカラ島……ありがとうございます」


レッド「勝った……」

ハウ「レッド、じいちゃん強かったでしょー?」

レッド「うん……すごかった」

ハウ「でしょー! でも、そんなじいちゃんに勝ったんだからレッドも強いんだねー」

レッド「三年間、頑張ったから……」

717: 2018/05/11(金) 23:32:28.88 ID:K98knmB50
ミヅキ「えーと、次はアーカラ島でしたよね!」

ヨウ「でも、メレメレ島にもまだまだ観光スポットはあるんですよ!」

トウヤ「そうなの? ハウオリ辺りだけでも色々あったのにねぇ」

ハウ「戦の遺跡もー、メレメレの花園もあるなー」

シルバー「遺跡……ですか」

レッド(戦……)

キョウヘイ「なーんかレッドさんが好きそうな遺跡っすねぇ」

女レッド「戦はマサラ人の日課だもん、行くよね"私"!」

レッド「うん、行きたい……」

ミヅキ「それじゃあこっちです! いざ遺跡!」

ハウ「ちょっと遠いし、坂道も多いけど頑張ってねー」

トウヤ「坂道かー……」

718: 2018/05/11(金) 23:36:12.92 ID:K98knmB50

~遺跡への道~

ミヅキ「懐かしいなー……リーリエ、元気かなぁ」

ブラッキー「」ガタッ

レッド「戻って……」シュウン

ハウ「ミヅキはリーリエとすごい仲良しだったもんねー」

ミヅキ「うん! リーリエは可愛いし、優しいもん」

レッド(……リーリエ、なんか聞いた事あるような……あ)

レッド(そういえば、マサキがそんな名前の子が来るって言ってたな)

キョウヘイ「仲良しの同い年くらいの子がいるってのは良い事っすよねー」

女レッド「そのリーリエちゃんってどんな子だったの?」

ヨウ「リーリエは……」

どんな子だったか(特徴安価) 下2

719: 2018/05/11(金) 23:41:44.80 ID:oV9yjizT0
純真無垢
新品のシーツみたいにもうマジ真っ白

720: 2018/05/12(土) 00:03:01.19 ID:1JoZM6ySO
↑+ただし混乱とかで目覚めるとブラになる。

721: 2018/05/12(土) 00:14:01.03 ID:Edk6L2rU0
ミヅキ「リーリエはほんと……わたしが守らなきゃみたいな……守ったるけんねみたいな……」

ミヅキ「とにかく純粋で可愛くて~~~!! ふわふわしてるし……わたしの持ってる本は読ませられないです」

キョウヘイ「ほえ~~~、貴重な純粋っ子にはそのままでいてほしいっすねぇ」

ヨウ「……でもね」コソ

キョウヘイ「はい?」

ヨウ「朝、偶然寝起きが悪かったり……すっごくびっくりすると、なんか雰囲気変わるんですよね、リーリエって」

ハウ「あー、確かにそうかもー。そういう時はミヅキにくっついてるからなー」

ブラッキー「」ガタッ

トウヤ「へー?」

ヨウ「あ!! 今トウヤさん見てわかった! 目覚めってやつだ!!!」

キョウヘイ「ヒエ……」

レッド「……大丈夫だったの……?」

ミヅキ「? 何がですか?」

ガオガエン「……がおぅ」

エーフィ「ガオガエンがいっつもガードしてるんだってー」

レッド「えらい……」

キョウヘイ「トウヤさんはともかく、純粋な子だと自分のやった事で傷ついちゃうかもですしねー」

722: 2018/05/12(土) 00:27:23.88 ID:Edk6L2rU0
ミヅキ「リーリエの話してたら会いたくなってきたなぁ……なんて話してたら着きましたよ!」

ヨウ「あ、ほんとだ! このつり橋渡ったら遺跡です!」

シルバー「……中々高いですね」

女レッド「だねぇ。わりと簡素なつり橋に見えるけど……大丈夫なの?」

ハウ「たぶん大丈夫だよー、おれも何回かわたってるけど、落ちた事ないもんー」

レッド「なら安心……」

キョウヘイ「いや、その理屈はおかしい……けどまぁ、流石に大丈夫なんじゃないっすかね? 雷とか落ちない限り」

トウヤ「それで落ちたら記憶喪失とかになりそうだね……」

レッド「それは色々めんどくさい……はい、ついた」

ミヅキ「この遺跡には、この島の守り神であるポケモンがいるかもしれない……んだっけ」

ヨウ「そうじゃなかったかなー、カプ・コケコ! 今日はいるかなー」

723: 2018/05/12(土) 00:34:31.97 ID:Edk6L2rU0

~戦の遺跡~

レッド「……」

女レッド「……」

キョウヘイ「ど、どうしたんすか戦闘民族ズ……」

レッド「殺気……いや、これは」

女レッド「戦いの気配、だね」

レッド「……ちょっと、行ってくる」

トウヤ「……僕たちがついていったら怪我しそうだし、ここで待ってよっか」

ミヅキ「? わかりました!」

ヨウ「はーーい!!」

ハウ「ヨウー、ばれないと思って精神を幼児に落とすのやめてっていつも言ってるぞー」

ヨウ「わーバレた」

シルバー「……レッドさんは、何をする気なんですか」

女レッド「戦う気だよ」


~戦の遺跡 奥~

カプ・コケコ「……」

レッド「……」

カプ・コケコ「かぷーっ!」

レッド「膝を着いたら負け……? わかった……いざっ!」

直下コンマが50以上でレッドの勝ち

724: 2018/05/12(土) 00:40:05.19 ID:FbYDj7b60
ココケッケ

725: 2018/05/12(土) 00:46:58.90 ID:Edk6L2rU0
レッド「……ッ」ズサッ

カプ・コケコ「こけこ!」

レッド「……次は、勝つ」

カプ・コケコ「……かぷ!」バサッ

レッド「……負けた……」


レッド「……」トボトボ

キョウヘイ「おかえりなさー……あ!? さてはリアルファイトしてきたっすね!?」

ミヅキ「ポケモンと!?」

ヨウ「ポケモンバトルじゃなくて!?」

ハウ「すごーい!」

レッド「でも……負けちゃった」

女レッド「そっか……さすが、強いんだね」

トウヤ「そりゃあ……準伝相手だもんねぇ……」

レッド「……リベンジ、する」

シルバー「……頑張ってください。その前に消毒しましょう」

レッド(染みる)

726: 2018/05/12(土) 00:47:30.17 ID:Edk6L2rU0
今日はここまで。なんてことだーレッドさんがまけたー(棒)

736: 2018/05/12(土) 23:09:11.33 ID:Edk6L2rU0
キョウヘイ「はーい、レッドさんの回復終わり!」

レッド「HP満タン……リベンジ、しても」

トウヤ「駄目でーす。せめて、今日だけでも体を休めようね」

ミヅキ「あ、なら今からモーテル行きませんか? いつも混んでるけど、今日なら開いてるかも!」

ヨウ「あそこかー! あそこ、今まで泊まれたことないんだよなー」

女レッド「へぇ、モーテルかぁ。いつもと違うのも面白そうだね!」

レッド「……行ってみよう」


~モーテル~

店主「すいませんねぇ、満室でして」

ミヅキ「えーっ!」

ヨウ「またー!?」

トウヤ「人の出入りとかを見るに、空いてる部屋はありそうだけどねぇ」

シルバー「……というか、そこのボードに空き部屋三ってあるような」

店主「あー、これですか……こちらは予備といいますか。急にお偉いさんが来た時とか用に開けてるんです」

ハウ「えー、とっとかなくてもお偉いさんなんてこないよー」

店主「来るかもしれないじゃないですか!!!」

レッド「……どう、しよう」

1、キラキラ 2、キョウヘイが説得(札束)する 3、所持バッヂを見せて「僕がお偉いさんだ」

下1

737: 2018/05/12(土) 23:11:16.57 ID:uAiTXX1R0
あえての3

739: 2018/05/12(土) 23:15:52.52 ID:Edk6L2rU0
レッド「……」スッ

シルバー(レッドさん、バッヂの数がものすごい……)

キョウヘイ(全部で6地方分っすもんねぇ)

店主「!? こ、これは……」

レッド「……僕がお偉いさんだ」キリッ

店主(ッ……! こ、この圧! "本物"……ッ!!)

店主「……わ、わかりました。鍵をどうぞ……」チャリ

レッド「……」v

トウヤ「すごいねー、流石レッド! 実力に見合ったオーラだったよ!」

女レッド「不要な戦いを避けたんだね……なるほど」

ミヅキ「……レッドさんのバッヂ、すごかったね」

ヨウ「ママみ男の娘かと思ったらほんとーにヤバそうな人なんだもんな~~」

ハウ「あれってバッヂ? 証があんなにあるなんて、すごいんだねー」

シルバー「……そうですよ。レッドさんは凄いんです」

キョウヘイ(シルバーがちょっと自慢げなのすら微笑ましいっすね……)

740: 2018/05/12(土) 23:18:46.13 ID:Edk6L2rU0
ミヅキ「それじゃあ、わたしたちはお先に休んでますね!」

女レッド「ミヅキは私が守るから安心してね!」

ミヅキ「夜だけど治安良いので大丈夫ですよ!?」

キョウヘイ「はーいおやすみなさーい」

トウヤ「残り二部屋だね。六人だから……三人ずつで部屋分けしよっか」

レッド「うん……」

キョウヘイ「あー、こういう部屋分け安価も懐かしいっすねぇ」

ハウ「じょーしきてきな人と一緒になれたらいいなー」

部屋分け 下1

741: 2018/05/12(土) 23:20:21.81 ID:1JoZM6ySO
レッドとシルバー
トウヤとヨウハウ
キョウヘイはたまたま泊まってたアクロマの部屋へ

742: 2018/05/12(土) 23:25:42.41 ID:Edk6L2rU0
キョウヘイ「ッ!?」キョロキョロ

レッド「? ……どうしたの? 殺気、はしないけど」

キョウヘイ「いや殺気は俺わかんないっすね……ただ、なんか、気配が……」

アクロマ「ふっふっふ、とうとうキョウヘイくんも私の気配を覚えてくださったようですね!」

キョウヘイ「うげっ」

トウヤ「わぁ、神出鬼没」

ヨウ「いいなー、ぼくも好きな人のところに神出鬼没に現れられるようになりたーい」

アクロマ「何事も努力ですよ、少年」

ヨウ「そっかー! それじゃーぼくもがんばろ!」

キョウヘイ「わかんなくていいっす!」

トウヤ「それじゃあ二人と三人に分けた方がいいかな」

キョウヘイ「トウヤさん!?!?!?!?」

トウヤ「別に実害は無さそうだし……大丈夫じゃない?」

アクロマ「わかっていらっしゃる! そうですよキョウヘイくん、今まで私が寝込みのキョウヘイくんを襲ったことがありましたか?」

キョウヘイ「は!? ……な、い?」

アクロマ「という訳で私の部屋で見守らせていただきますね」ガシッ

キョウヘイ「あ"!? 別に了承はしてないんすけど!! はなせーーーー!!!」ズルズル

ハウ「……かわいそうだねー」

743: 2018/05/12(土) 23:28:55.38 ID:Edk6L2rU0
トウヤ「さて、改めてどうしよっか」

ハウ(アレに慣れっこになっちゃった二人も被害者なんだねー……おれは普通の人間でいられるようがんばるよー……)

レッド「僕は、なんでも……」

シルバー「お、俺は……レッドさんと一緒がいいです」

レッド「……いいよ」

トウヤ「じゃ、決定だね。鍵はしっかりしてるシルバーに渡しておこうかな」

シルバー「は、はい」

レッド「……」

トウヤ「ごめんごめんレッド、拗ねないでー……シルバー。くれぐれも変なことはしないでね」ポン

シルバー「っ、は、はい!!!!!」

ハウ(常識人だと思ってたけどー、あの様子だと前科があるんだねー……)

ヨウ「じゃーぼくたち三人……あ!!! やった、目覚めトウヤさん見られるチャンスだよハウ!!!! フゥーーーー!!!」

トウヤ「僕はあんまりなりたくないんだけどなぁ」

ハウ「そーなったらおれはすぐ逃げるからねー」

744: 2018/05/12(土) 23:33:09.60 ID:Edk6L2rU0


~個室~

レッド「……疲れた」

シルバー「お疲れ様です、レッドさん」

レッド「うん……あ」

シルバー「なんですか?」

レッド「シルバーって……頭良い?」

シルバー「ど、どうでしょう……そうなれるよう、努力はしています」

レッド「……じゃあ、カプ・コケコにリベンジする時の作戦、一緒に考えてくれない……?」

シルバー「も、もちろん構いません!! えっと、カプ・コケコについて教えてくれませんか」

レッド「んー……タイプ的には、僕と同じ……素早くて、力がある……多分、体力は低い」

シルバー「なるほど……」

作戦 下1

745: 2018/05/12(土) 23:42:10.54 ID:FbYDj7b60
目を鍛えて確実に叩き込む

746: 2018/05/12(土) 23:49:46.18 ID:Edk6L2rU0
シルバー「体力が低いなら……きっと、一発当てられるだけで大きい筈です」

レッド「ふむ……」

シルバー「ですから、確実に当てられるよう目を鍛えましょう」

レッド「なるほど……ありがとう、シルバー」

シルバー「いえ! ど、どういたしまして」

レッド「目の特訓……そうだ、ピカチュウ」ポーン

ピカチュウ「ぴーか?」

レッド「この部屋……全速力で走り回って」

ピカチュウ「ぴか!!」シュンッ

シルバー(速いっ……!? み、見えない)

レッド「これを、見慣れれば……っ」

ピカチュウ「ぴかーーーー!!!」シュンッ シュンッ シュンッ

747: 2018/05/12(土) 23:54:01.13 ID:Edk6L2rU0

~個室~

キョウヘイ「……隣の部屋、なんかドタバタ音がするんすけど」

アクロマ「ポケモンが走り回っているのでは? 明らかに人間の速さでは無さそうですからね」

キョウヘイ「んー、レッドさんのポケモンっすかね……っていうか、人を誘拐しておいてめちゃくちゃ落ち着いてるのムカつくんすけど」

アクロマ「いやぁ、それは申し訳ないと思っています! しかし、私といえばああいう登場ですし」

キョウヘイ「確かに突然出てくるのが多いっすけど……別にキャラ守んなくてもいいっすからね」

アクロマ「そうですか! しかし突然現れた私を見るキョウヘイくんの驚いた顔が好きなのでやめません!」

キョウヘイ「こいつ……」

アクロマ「まぁまぁ……そうだ、怒られるだろうと思いましてね、先に機嫌を直してもらうためのプレゼントを用意していたのです!」

キョウヘイ「その心掛けは偉いっすけどそれ先に言っちゃったらほとんど意味ないっすよね」

アクロマ「こちらです!」

キョウヘイ「聞けよ」

プレゼント 下1

748: 2018/05/12(土) 23:55:50.61 ID:1JoZM6ySO
身につけると目覚めなくなる指輪型の装置

749: 2018/05/13(日) 00:02:52.61 ID:Xenl4I/k0
アクロマ「目覚めトウヤさんっているじゃないですか」

キョウヘイ「お、おお……どうしたんすか急に」

アクロマ「元々の彼は物分かりもよくとても好青年なのですが、どうもあの状態はキョウヘイくんに危険が及ぶので好みません」

アクロマ「ですのでっ!! 目覚め状態を科学的に分析し、脳の状態が睡眠状態から(省略)であると解明しまして」

アクロマ「この! 装着すれば"目覚め状態"にならない指輪型の装置を開発したのです!!」ジャジャーン

キョウヘイ「お前が神かーーーっ!!!」

アクロマ「ああっキョウヘイくんが純粋に私へ尊敬の眼差しを向けている! これもまた良いものですね!」

キョウヘイ「いや、俺こーゆーの三年くらい待ってた気がするんすよー、アクロマ最高っすね」

アクロマ(結局機嫌が直っているキョウヘイくん可愛いですね)

キョウヘイ「別に信じてない訳じゃないんすけど、とりあえずこれトウヤさんに渡してくるっす」

アクロマ「キョウヘイくんが他の人に指輪を渡す現場を見ることになるなんて……誤算でした……」

キョウヘイ「そこでガチへこみしないでほしいんすけど!? いってきまー」ガチャ


キョウヘイ「無事渡せたっすよ! 明日の朝が楽しみっす」

アクロマ「あれは装着したまま眠らないと意味が無いのですが、その辺りは大丈夫そうですか?」

キョウヘイ「だいじょーぶっす、近くの幼女がつけてほしいって言ってた……って言ったら信じてたんで」

アクロマ「流石名俳優ですね、人を騙すことに戸惑いがありません!」

750: 2018/05/13(日) 00:09:54.87 ID:Xenl4I/k0
キョウヘイ「ま、騙すのが仕事っすからね……でも、マジで目覚め状態にならないんすか?」

アクロマ「おや、あんなに喜んでいたというのにまだ信じていませんか?」

キョウヘイ「そうじゃないっすけど……レッドさんのエーフィとか、ミョンミョンで目覚めトウヤさんにしてたことがあった気がして」

キョウヘイ「そういうのにも対応できるんすかね、指輪型装置っていうのは」

アクロマ「ふむ、その辺りは計算に入れていませんでした……ポケモンの力ですか。しかも、あのレッドさんの」

キョウヘイ「そうそう。普通のエーフィならまだしも、レッドさんのっすからねぇ」

アクロマ「そう簡単に壊れることはないでしょうが……うーむ……数回攻撃を喰らったら壊れてしまうかもしれません」

キョウヘイ「そーっすか……まぁ、そうならないようレッドさんに手綱を持ってもらうしかないっすね……ふあぁ」

アクロマ「おや、そろそろ寝ましょうか?」

キョウヘイ「んー、そうっすね、多分明日も早いっすし……」

アクロマ(……恐らくキョウヘイくん達がここに泊まるだろうと計算し、部屋を取る時私は悩みました)

アクロマ(ベッドの数を!! 二つにすれば警戒はされないでしょうが、私のテンションが下がります。一つだと逆の事が起きる)

アクロマ(……私は悩みました。とても悩みました……そして、最終的にどうしたかと言いますと)

下1

751: 2018/05/13(日) 00:17:56.27 ID:7c4avp8k0
迷いに迷って布団を2つにした

753: 2018/05/13(日) 00:25:26.57 ID:Xenl4I/k0
キョウヘイ「……ここ、布団なんすね」

アクロマ「ベッドと布団が選べるらしいですよ。カントーとかジョウトからの観光客が多いとの事で」

キョウヘイ「だからバッヂの事とかも知ってたんすかねー……ん? なんで布団にしたんすか?」

アクロマ「……ベッドと違って多少近くてもあまり違和感がないからです!!」

キョウヘイ「素直なのは評価してやるっす……はぁ、俺もこれ以上ツッコミする体力ないんで別にいーっすけど」

アクロマ「いいんですか? では布団くっつけちゃいましょう」

キョウヘイ「……変なことしたら流石に波動弾っすからね」

アクロマ「大丈夫です! 私を信じてくださいキョウヘイくん!!」

キョウヘイ「うーん、この信じれそうで裏切りそうな微妙な感じ……ま、信じてやるっす」

アクロマ「嬉しいです! では、寝ましょうか。おやすみなさいキョウヘイくん!」

キョウヘイ「ん、おやすみなさー……」

アクロマ「……」カシャッ

754: 2018/05/13(日) 00:35:19.13 ID:Xenl4I/k0

~個室~

女レッド「シャワー空いたよー……ミヅキ? 何してるの?」

ミヅキ「ひょえーーーーーーっなんでもないです!!!」ガサッバササッ

女レッド「そう? ならいいけど」

ミヅキ「セーフ……」ボソッ

女レッド「私はそろそろ寝るけど、ミヅキはどうする?」

ミヅキ「わたしもシャワー浴びたら寝ようかなと思って……はっ!?」

女レッド「!? ど、どうしたの、敵襲!?」

ミヅキ「違います違います! ただ、今フィーが起こると同時に新たなフィーの可能性が潰える気配がして」

女レッド「へえ、プロってすごい細かいところまでわかるんだね」

ミヅキ「修業しましたから……うーん、一応エーフィさんに念を送っておこう」

女レッド「念!? 送れるの!?」

ミヅキ「エーフィさんが察して受け取ってくれるんですよ!」

女レッド「うーん、最近の若い子ってすごいんだね。私も負けてられないよ」

ミヅキ「レッドちゃんさんもじゅーぶん凄いので大丈夫です!!」

755: 2018/05/13(日) 00:36:05.74 ID:Xenl4I/k0
トウヨウハウ三人のお部屋は就寝時には特に何もありませんでした。
今日はここまで。

759: 2018/05/13(日) 21:21:17.73 ID:Xenl4I/k0
始めますん

760: 2018/05/13(日) 21:26:17.57 ID:Xenl4I/k0
アローラ生活 四日目

レッド「……んー」

レッド(朝だ……)

レッド(……昨日の夜、特訓したから、まだ眠い)

レッド(……二度寝しよ)

レッド「……ぐぅ」

エーフィ(ふぃー……こっそり催眠術をかけたけどバレなかったぜ)

エーフィ(こんにちは! エーフィだよ! さっそくだけど僕は今怒ってるぜッ!!)

エーフィ(めざトウ封印て!! めざトウ封印て!!!!)

エーフィ(ミヅキから念をキャッチしたから調べてみたけど……びっくりだよ。侮ってた)

エーフィ(だけどね! 僕だってレッドのポケモンだから! 機械くらいミョミョンのミョンで壊せちゃうよ!)

エーフィ(……いや、わかんないけどねー。という訳で、今朝の選択肢はこちら!)

1、めざトウ封印機を壊す(コンマ70以上で成功) 2、他の誰かを目覚めさせてみる(一人指定)(コンマ30以上で成功)

下1

762: 2018/05/13(日) 21:47:31.78 ID:Xenl4I/k0
エーフィ(ヨウくんね! オッケーオッケーあの子は光るものがあると思ってたんだよ~~)

エーフィ(くらえっ!!!!!!)ミョンミョン


~個室~

トウヤ「ぐー……幼女……」

ハウ「もうたべられないー……」

ヨウ「あっ待ってそこのお姉さんお茶しませ……ぐう……」

ミョンミョン

ヨウ「……ん、うーん……」モゾ

ヨウ「……起きた瞬間言う事じゃないけど、今って周りの人がほとんど年上なんだよな……」

ヨウ「ちょっとくらい手ぇ出しても怒られないのでは?」ハッ

ヨウ「そーーだよ! 多分大丈夫だよ!! なんで今までその思考に至らなかったんだろ!!」

ヨウ「ここにゃーーお姉さんもお兄さんもパパもママもいるんだよ!! よっしゃーテンション上がってきた!!」

ヨウ「昨日オギャったし今日はシOタおねシOタおにルートでいきたいな~~、誰んとこ行こう」

下1

763: 2018/05/13(日) 21:57:50.54 ID:fdN3tbMB0
東屋

765: 2018/05/13(日) 22:13:25.23 ID:Xenl4I/k0
ヨウ「やっぱここはトウヤさんだよね! だって一番お兄さんだし!」

ヨウ「ふんふふーん……トウヤさんトウヤさん!」

トウヤ「幼女……うーん、えーと、ヨウ? まだ早朝っぽいけど……どうしたの?」

ヨウ「あれ? ワンチャン目覚めトウヤさんが見られるかなーって思ったけど……今日は普通なんですね!」

トウヤ「え? ああ、うん、まぁそんな日もあるんじゃないかな」

ヨウ「そっかぁー……ま、それでもいいです! だって目覚めてる方のトウヤさんってタチ専の気配あるし」

トウヤ「ん?」

ヨウ「ぼくはタチ寄りのリバなんでどっちでも大丈夫なんですけど!」

トウヤ「ちょっと待っておかしいね? ……ハウ!?」

ハウの置手紙『やばそうな気配を察したからー、逃げてるねー』

トウヤ「わーーーーーっ仲良しなんだねぇ!!!!!」

766: 2018/05/13(日) 22:21:00.34 ID:Xenl4I/k0
トウヤ(はっ、これはもしかして……目覚め状態!?)

トウヤ(確かにこういう人が現れたらすごくびっくりするよね……)

トウヤ(それに、レッドやキョウヘイからしたら僕は年上なわけだし……ごめんね……)

トウヤ「ところでヨウ、僕が16歳だって知ってたよね?」

ヨウ「そりゃーーもう!! ヨウアイは年齢確認力ですから!!」

トウヤ「そっかぁ。じゃあ」ヒョイ

ヨウ「あれ?」

トウヤ「11歳の男の子が16歳の男に力で敵わないのもわかってるよね。よいしょ」

ヨウ「あれーーーっ今ぼく目覚めてるのに!? こんな簡単に持ち上げられるとは思わなかった!!」

トウヤ「あ、自覚あるタイプなんだねぇ。まぁ僕もそうらしいけど……」

トウヤ「レッドとかの例外はともかく、ヨウは普通の11歳だからねぇ。そりゃあ持ち上げられるよ」

ヨウ「あーーーーっお兄さんみが強いーーー!! もっと強くなってシOタおにしたい!!!!」

トウヤ「やめてね!? せめて僕が目覚めてるときに……いや、それもやだなぁ」

ハウ「あれー、トウヤ無事だー」

トウヤ「無事だよー」

ヨウ「ここでぼくが倒れようとも!! 第二第三のめざヨウが現れてシOタおにシOタおねの風を吹かせるであろう!!!!」

ハウ「うるさいよー」バシッ

ヨウ「ひでぶっ」

ハウ「目覚めた人にはこうするといいってー、前にキョウヘイに教えてもらったんだー」

トウヤ「なかなか威力あるね……」


767: 2018/05/13(日) 22:23:17.99 ID:Xenl4I/k0
エーフィ(むん……失敗したか)

エーフィ(次目覚めさせるときは僕がなんかバフかけよっかなー)

レッド「……エーフィ、何してるの?」

エーフィ「何ってちょっと人を目覚めさせて遊んでるだk……あ」

レッド(地球投げ)

エーフィ「ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」



レッド(……エーフィが、なんかしたみたいでごめんなさい)

レッド(誰が被害にあったのかな……あとでちゃんと謝らないと)

レッド(まぁ、それはみんなが起きてからするとして……)

レッド(僕は、これからリベンジにいきます。早いかな……いや、何事も早い方がいい)

768: 2018/05/13(日) 22:27:04.37 ID:Xenl4I/k0

~戦の遺跡~

レッド(とにかく避けながら、相手を観察して)

レッド(確実に一発叩きこむ……だっけ)

レッド(確かに、僕も同じ戦法をとられたら割とキツイ……)

レッド(……ついた、けど。いない……呼んだらいるかな)

レッド「……カプ・コケコ」

カプ・コケコ「こけーっ!」バッ

レッド「!」

レッド(いたっ、それにもう戦い始める気だ……!)

レッド(大丈夫、昨日はしっかり特訓したし……シルバーに作戦も考えてもらったし)

レッド(今度こそ!)

直下コンマ70以下で勝てる

769: 2018/05/13(日) 22:28:35.69 ID:Ton9Mt1C0
エンッッッッ

771: 2018/05/13(日) 22:33:28.92 ID:Xenl4I/k0
レッド(危ない危ない危ないっ!!)

レッド(避けるのギリッギリになる!! 攻撃のタイミング窺ってると!)

レッド(でも……うん、いける、いける気がする)

カプ・コケコ「……こけ!」バッ

レッド(隙! よし、いけるっ!!)サッ ガシッ

レッド(掴んだ! あっ掴んだ後の事考えてなかった)

レッド(まぁいいや、叩きつける!)ブンッ

カプ・コケコ「こけ!?」ズサーッ

レッド「あ……大丈夫?」

カプ・コケコ「……こけー」コク

レッド「僕の勝ち……で、いいよね」

カプ・コケコ「こけ!」コクコク

レッド「……やった」

772: 2018/05/13(日) 22:38:39.68 ID:Xenl4I/k0
レッド(あとでシルバーにお礼言おう……)

カプ・コケコ「こけけ」クイクイ

レッド「? ……あ、はい」

カプ・コケコ「こけ!」シュウン

レッド(……やったー、カプ・コケコをゲットだぜ)

レッド(……島の守り神って、ゲットしてもいいのかな)

レッド(ダメだったらその時考えればいっか……)


~モーテル~

ヨウ「ごめんなさい!!!!!!!!!!」

トウヤ「大丈夫だよー、そんな気にしてないから……被害もなかったし、ね?」

ヨウ「でも!!! ぼくは!!!! イエスマムノータッチでありますっていう座右の銘が……!」

トウヤ「偉いね、幼女と違って触っても犯罪じゃないのに……いや今のは幼女に触りたいって意味じゃないんだけど」

ハウ「そのつけたしはしないほうがよかったなー」

レッド(あ……被害者)

773: 2018/05/13(日) 22:42:23.31 ID:Xenl4I/k0
レッド「……ヨウ」

ヨウ「あ、レッドさんおはようございます! 今反省中だから一発殴ってください!!」

レッド「な、殴らない……それに、ヨウのせいじゃない」

ヨウ「へ?」

レッド「エーフィのせい……」

エーフィ「」

トウヤ「わあ、HP赤ゲージだ」

レッド「ごめんね……」

ヨウ「はへ~~、そうだったんですか!? でも洗脳ごときに流されるとは変態の名折れ……精進します」

トウヤ「洗脳で大抵目覚めてる僕には耳が痛いね……精進します」

ハウ「これを機にまとも人間になってくれたらうれしいなー」

774: 2018/05/13(日) 22:45:43.56 ID:Xenl4I/k0
レッド「……あ、そうだ。反省中なら、お手伝いしてほしいことがある」

ヨウ「なんでもします! 嫌だなーって思う事以外なら!」

レッド「……寝起きドッキリ、する」

トウヤ「レッド、それ好きだよねぇ」

ハウ「あ、おれ知ってるよー、いたずらごころっていうんでしょー」

トウヤ「レッドなら素早さ的に普段から先制みたいなものだけどね……」

ヨウ「寝起きドッキリ! たのしそー! やるやる、やります!」

レッド「……じゃあ、今寝てる人たちのなかから、一部屋だけ」

ヨウ「はーい!」

レッド(ヨウの協力が得られた……多分、これは重要な要素)ドヤ

レッド(……誰にドッキリをしかけようかな)

下1

775: 2018/05/13(日) 22:49:25.46 ID:ZyVnlm5SO
フーパ経由で緑にバズーカ

ダメならキョウヘイに向かって怖いこと言う→キョウヘイが怖がってアクロマに抱きつく

776: 2018/05/13(日) 22:53:57.39 ID:Xenl4I/k0
レッド(……どっちもやっちゃうか)

レッド「あのね、ヨウ……今から、僕のライバルを一瞬見せるね」

ヨウ「一瞬なんですか!?!? 目凝らしときます!!!」

レッド「……フーパ」ポーン

フーパ「フーパにおまかせー!」つ◎

グリーン「ん? ……おいレッドお前何する気」

レッド「撃てーっ!」

ヨウ「アイアイサー!!!」ドカーン

グリーン「うおおおおおおおッ!? おいレッドてめぇまた部屋散らかしやがっ」

フーパ「わっかおわり!」

レッド「ありがとね、フーパ……」

ヨウ「撃っちゃったけどぼくあの人良いと思いますよ!! 近所のツンデレお兄ちゃんって感じ」

レッド「……大体合ってる」

ハウ「常識ありそーな人なのにー、かわいそうだねー」

トウヤ「うーん、グリーンは常識あるけど……常識的じゃないかなぁ」

777: 2018/05/13(日) 22:59:19.78 ID:Xenl4I/k0
レッド「次は、キョウヘイ……」

ヨウ「はーい!」


~個室~

レッド「……鍵かかってた」バキッ

ハウ「過去形だー」

トウヤ「懐かしいなー、無意味な鍵……あっちは謎に至る所で鍵かかってたね」

レッド「うん……だから、鍵開けを取得した……」ガチャ

ハウ(それは鍵開けじゃないんじゃないかなー)


アクロマ「キョウヘイくん……ぐう」

キョウヘイ「ぐー……むにゃ」

レッド(ぐっすり寝てる……)

レッド「……ヨウ、キョウヘイに怖い話、そーっと耳打ちして……」

ヨウ「りょーかいです!」コソコソ

ヨウ(……怖い話かぁ、なんかあったっけ)

1、前にテレビで見た怪談話 2、うっかりゲームのセーブデータを消しかけた話 3、ミヅキがくれたアクキョウ本朗読

下1

778: 2018/05/13(日) 23:07:10.85 ID:e+/XwGrD0
3

780: 2018/05/13(日) 23:15:18.03 ID:Xenl4I/k0
ヨウ(あ! そういえば前にミヅキがくれたこの本があった!)

~回想~

ミヅキ『やば……エモい……これ誰が描いたの? わたしぃ~~~~!!!! てんっさい!! わたし天才過ぎてこわい!!!』

~回想終わり~

ヨウ(よーし、これを読み聞かせよう)

ヨウ「……で、彼は……既に……」ボソボソ

レッド(……何の話をしてるかここからじゃよくわからないけど、キョウヘイの様子は……)

キョウヘイ「ぐー……む……んえ……? なん……?」

レッド(ものすっごい眉間に皺が寄ってる)

トウヤ(なんか不思議そうだねぇ。?マークが浮かんで見えるよ)

ヨウ「君は……では……だからこそ……」ボソボソ

キョウヘイ「? う、あ、あくろま……?」

アクロマ「はいっっっ呼びましたかキョウヘイくん!!!!」バッ

ヨウ「わ!?」

トウヤ「わぁ!?」

ハウ「わー」

レッド(ま、まさかこっちがドッキリされるなんて……不覚)

781: 2018/05/13(日) 23:24:00.95 ID:Xenl4I/k0


キョウヘイ「……はー、なるほど。それで、急にアクロマが起きて逆ドッキリされたと」

レッド「そう……」

アクロマ「すみません、キョウヘイくんに呼ばれた気がしまして!」

トウヤ「実際呼んでたからねぇ」

キョウヘイ「それにしても、怖い話するなんて反則っすよ! ……でも、怖い夢見たりはしなかったっすね」

ヨウ「あれ、そうでしたー?」

キョウヘイ「妙な夢は見たっすけど……俺、何聞かされてたんすか?」

ヨウ「これ!」

キョウヘイ「本? ……わ、おま、ひぇー……なんつー本っすかこれ」ペラペラ

ヨウ「ミヅキがくれた本ですよ!」

キョウヘイ「でしょーねぇ!!」

アクロマ「あ、その本は今年の春に頒布してたやつですね。買いましたよ」

キョウヘイ「買うな!!!!! 本人!!!!!!!」

783: 2018/05/13(日) 23:44:07.63 ID:Xenl4I/k0
キョウヘイ「……なるほど変な夢を見る訳っすよ。あ、これは返すっす」

ヨウ「返されました!」

レッド「……キョウヘイ、どんな夢、見たの?」

キョウヘイ「んー、まー、説明するほどのもんじゃないっす。それより出発しましょー出発!」

トウヤ「まぁ良い時間だもんねぇ」

アクロマ「もう行ってしまうのですか?」

キョウヘイ「そらそーっすよ、旅してるんすから! 時は金なり、って日本のコトワザにもあるっすもんね!」

レッド(意味はよくわかんないけどある……)コク

キョウヘイ「そーゆーことっすから! あと最近出すぎっすよ、出番減らすよーに」

アクロマ「中々酷い事を言いますね! しかし……まぁ、キョウヘイくんが言うのでしたら、検討はしましょう」

キョウヘイ「言質とったっすからね。んじゃーいくっすよ!」

レッド「……わかった」

トウヤ「お邪魔しましたー」

ヨウ「楽しかったなー、寝起きドッキリ!」

785: 2018/05/13(日) 23:52:51.81 ID:Xenl4I/k0


シルバー「いや、あの、俺は別に……」

ミヅキ「大丈夫! 誰にも言わないよ! 本人もいないことだし、じっっっっっっくり聞かせてほしいな……」

シルバー「で、でも……」チラッ

女レッド「私の事は気にしなくてもいいよ、"私"に告げ口したりはしないから!」

シルバー「だ、だからといって……」

レッド「? ……三人で、何してるの……?」

シルバー「!? れ、レッドさん、いや、なんでもありません!!!」

ミヅキ「あっ……な、なんでもないです!! また今度お話聞かせてね!!」

キョウヘイ「シルバー、一応最年少っすもんね……かわいそー」

ハウ(可哀想なひとしかいないんだねー、ここー)

786: 2018/05/14(月) 00:02:05.12 ID:2T1IeUrV0
レッド「……今日は、どこいく?」

ミヅキ「えーと、メレメレの花園とかですかね!」

レッド「……花畑」

ヨウ「あそこは写真撮るのにいい場所ですよー!」

ハウ「ポケモンも色々いるよー」

レッド「……楽しみ」

キョウヘイ「そっすねー、花畑とか南国感バリバリっすもん」

トウヤ「ねー」

ゼクロム「バリバリダー!」

シルバー「!?」

トウヤ「おっと」シュウン

787: 2018/05/14(月) 00:03:16.84 ID:2T1IeUrV0
今日はここまでマン。

792: 2018/05/14(月) 21:00:29.56 ID:2T1IeUrV0
始めまスコルピ

793: 2018/05/14(月) 21:07:17.23 ID:2T1IeUrV0


~メレメレの花園~

キョウヘイ「と、いうわけでもう到着っす!」

レッド「……すごい、ほんとにお花畑だ」

トウヤ「すごいねぇ、まっきいろだ」

ミヅキ「すごいですよねー! そうだ、ここには面白いポケモンがいるんですよ!」

女レッド「へぇ、どんなポケモン?」

ヨウ「えーっとー……あ、いた! あれです!」

オドリドリ「ぴ!」

レッド「……かわいい」

シルバー「オドリドリ、でしたか……でんき・ひこうタイプですね」

キョウヘイ「でんきタイプ相手にするときは地面技使っちゃうんすよねー、エモンガには苦労したっす」

女レッド「可愛いね、チアガールなのかな! こんな可愛いポケモンに応援されたら頑張れちゃうね」

レッド「うん……」

794: 2018/05/14(月) 21:12:38.57 ID:2T1IeUrV0
ヨウ「そしてここがフォトスポットでーす!」

トウヤ「あー、良い景色だねぇ」

シルバー「そうですね……ポケモンの姿も見えます」

キョウヘイ「レッドさん、せっかくだし写真撮るっすか?」

レッド「……そう、だね」

レッド(あのカメラもせっかくもらったし……活用していこう)

レッド(せっかく、こう、いい感じのろけーしょんだし……撮り方も工夫したほうがいいのかな)

レッド(……どういう感じで撮ろうかな)

下1

795: 2018/05/14(月) 21:14:55.86 ID:SG35uiZ10
おはなのようせい

796: 2018/05/14(月) 21:29:11.36 ID:2T1IeUrV0
レッド(おはなのようせい)

レッド(……ど、どういう風にやればいいのかな)

キョウヘイ「俺に任せてくださいっす! 脚本から総合演出まで……なんでもできる男っすからね!」

レッド「……すごい」

キョウヘイ「へへへー、という訳でおはなのようせい演出! まずはお花の冠のやつを作ります!」

ミヅキ「わたしが作りました」v

ヨウ「ミヅキ、手先が器用だもんなー」

キョウヘイ「そして傍にこの二匹を置きます!」

シェイミ「みー撮っちゃいましゅ? ましゅ?」

ドレディア「でぃあ!!!!!!!!!!!!!」

エーフィ「翻訳しとく?」

キョウヘイ「ヤバそうなんでいいっす……と、ここまで用意したところで! レッドさん、キラキラ!」

レッド「!」キラキラ

キョウヘイ「ナイス!」カシャ

ヨウ「決まったァーーーーーーーー!!!!」

ハウ「おれ知ってるよー、一撃必殺! ってやつでしょー」

797: 2018/05/14(月) 21:34:37.85 ID:2T1IeUrV0
キョウヘイ「まあ間違ってないっすね。レッドさんのこれで何人やられたか……」

レッド(なんか言い方が……別に悪い事してるわけじゃないよ。ほとんどの場合)

トウヤ「ほら、あそことか被害にあってる」

シルバー「」

女レッド「息はあるみたいだよー」

キョウヘイ「そら無かったら大惨事っすからね」

レッド「……あっぷろーど」

キョウヘイ「はーい。あ~~~~コメントがヤバい」

トウヤ「……」ピコン

キョウヘイ「無言いいねやめてくださいちょっと」

女レッド「"私"ってすごい人気なんだねー」

ヨウ「……ぼく的にはおねーさんも十分素質あると思います!!!!!!」

女レッド「本当? なら私も何か写真撮ってもらおうかな」

ヨウ「任せてください!!!!!!!」

ミヅキ「あっわたしも協力しますからね!!」

どんな風に撮るか 下1

801: 2018/05/14(月) 21:45:58.74 ID:lPYEc98m0
おふぃーさんといっしょ

802: 2018/05/14(月) 21:54:17.44 ID:2T1IeUrV0
女レッド「そういえば、私のポケモンはあんまり見せた事なかったね。せっかくだし……エーフィ!」ポーン

エーフィ「ふぃ!」

レッド「……かわいい」

キョウヘイ「このエーフィはメスなんすねー。そして目が純粋」

エーフィ「待ってよぉ! なんか僕が不純みたいな言い方してるよね!?」ポーン

レッド「わ」

トウヤ「そりゃあねぇ……」

エーフィ♀「ふぃー?」

エーフィ「あっめっちゃくちゃ可愛い……けど僕だって負けて無くない!? オスだけど!!」

キョウヘイ「はいはい可愛い可愛い……どうせならエーフィサンドしちゃうっすか」

エーフィ♀「ふぃ!」

エーフィ「僕もいいの? じゃあ撮って撮って!」

ヨウ「元気なエーフィとおしとやかなエーフィと活発系お姉さん……最高!!! それじゃー撮りますよ!!」

女レッド「えーと……いぇーい?」v

ヨウ「ヒューーーーーッ!!! 百万点!!!!!」カシャ

ハウ「うるさかったらごめんなー」

トウヤ「大丈夫だよー、元気いっぱいだねぇ」

803: 2018/05/14(月) 22:01:16.57 ID:2T1IeUrV0
ヨウ「良い写真撮れましたよ! 写真練習しておいてよかったー!!!」

女レッド「どれどれ、見せてー?」

ヨウ「こんな感じです!!」

女レッド「わ、ほんとだ! ……すっごく良い写真だね、あとで印刷して貰ってもいい?」

ヨウ「もちのろんです!!!」

女レッド「いい思い出になりそうだよ、ありがとうねヨウ!」ナデナデ

ヨウ「!!!! お、おねーちゃんママ…………」ポロポロ

女レッド「わー!? ど、どうしたの泣かないで!!」

ミヅキ「大丈夫です、尊さが溢れただけですから」

ハウ「ミヅキとヨウって、こういうところそっくりだよねー」

レッド(楽しそうでよかった……)

キョウヘイ「俺知ってるっすよ、ああいうの限界オタクって言うんすよ」

804: 2018/05/14(月) 22:05:34.91 ID:2T1IeUrV0


ヨウ「やっと落ち着きました!」

シルバー「……俺もです、ご迷惑をおかけしました」

レッド「大丈夫……」

トウヤ「慣れっこだもんねぇ」

ミヅキ「それにしても、今日は人が少ないですねー」

レッド「……そうなの?」

ハウ「確かにー、ここ、メレメレ島の観光スポットだからねー。いつもならもうちょっと誰かいるよー」

女レッド「確かに、こんな綺麗な場所だもんね。もう少し人がいてもいいと思うけど……」

エーフィ♀「ふぃ!」

女レッド「ん、誰か来るって!」

レッド(あっちのエーフィもテレパシーで会話してるのかな……)

来た人 下1

805: 2018/05/14(月) 22:08:58.10 ID:GhFiBuwSO
じいちゃんの従兄弟に用事のついでにレッドに仕返しに来た緑

806: 2018/05/14(月) 22:29:57.06 ID:2T1IeUrV0
グリーン「あ」

レッド「エーフィ、サイコキネシス」

エーフィ「流石に!?!?」

グリーン「出会い頭で攻撃しようとするんじゃねえお前!!!」

レッド「……っていうか、なんでいるの……」

グリーン「じいちゃんの従兄弟がこっちにいてな。その用事を済ませついでに……」

グリーン「お前に仕返ししようと思ったんだよ!!! 今朝はやってくれたなお前!!!!」

レッド「…………ばーか」

グリーン「いや言い返せないからってそれは流石にアホみたいだからやめろ!!!」

キョウヘイ「やっぱグリーンさんのツッコミってキレッキレっすね」

トウヤ「いるだけでちょっと安心するよね。ボケが一人泳ぎしないから」

ミヅキ「えっえっえっグリレは超大手じゃないですか!? げっほげほおえ」

ハウ「深呼吸しようなー」

ヨウ「あれは絶対面倒見のいいお兄ちゃんじゃないですか~~~~!!!!!!」

女レッド「あれグリーンなんだ? へぇー、なんか変わらないような違うような……」

807: 2018/05/14(月) 22:34:50.43 ID:2T1IeUrV0
グリーン「……ん? んん……?」ジーー

女レッド「?」

レッド「……何」

グリーン「いや、レッドに似てるけどぜんっぜん違うなぁと……えーと、誰だ?」

女レッド「私もレッドだよ、ちょっと別世界から来ただけで!」

グリーン「あ~~そういうパターンな、わかったわかった」

キョウヘイ「女レッドさんとグリーンさんって初対面っしたっけ」

トウヤ「多分そうじゃないかなぁ、少なくとも本編ではそうだと思うよ」

レッド(メタい……)

808: 2018/05/14(月) 22:44:05.46 ID:2T1IeUrV0
グリーン「んで、そっちは?」

ミヅキ「わたしはミヅキです! みなさんにアローラを案内して……は~~~~やばい本物だ……グリレは"生きてる"」

ヨウ「ぼくはヨウです!! お兄さんよろしくお願いします!!! うわっ割とイケメンでは……? イケチャラ男系お兄さんの可能性が……」

ハウ「はじめましてー、おれはハウだよー。こいつらがうるさいのはごめんねー」

グリーン「お、おお……濃いな、ここ」

キョウヘイ「南国っすからねー」

シルバー「その一言で全て片付けていいんですか……」

トウヤ「それが一番楽だからねー」

レッド「……そういえば、緑」

グリーン「あ?」

レッド「仕返しって……何するの」

グリーン「それはだな……」

下1

809: 2018/05/14(月) 22:47:17.70 ID:DTZJVuk00
懐かしの萌え萌えミニスカメイド再来

811: 2018/05/14(月) 22:52:57.76 ID:2T1IeUrV0
グリーン「メイドだ!!!」

レッド「……また?」

ミヅキ「また!?!?!?!?!? すいませんちょっとその話詳しく」

エーフィ「ミヅキ、グリレ本の8冊目の内容だよ」

ミヅキ「う、うそでしょ……?????? そんなん……生きる希望を持つほかないじゃないですか……」オガミ

ヨウ「えっ、あれって実際にあったんですか!? うーん、ちょっと年上のドジっ子メイド……良き!!!」

ハウ「うるさっ」

キョウヘイ「ハウ、ツッコミするにしても口調は保ってほしいんすけど!!」

シルバー「…………」

エーフィ「それでね、シルバーは今メイドは見たいけどグリーンに仕えるのが癪だって考えてるんだよ」

ミヅキ「あああああああ^~~~~~~~~~~~~~」オガミ バタッ

ハウ「ここにどなたかジョーイさんはいませんかー?」

キョウヘイ「ジョーイさんの息子ならいるっすよ」

女レッド「こっちのグリーンってそういうシュミあるんだね……」

812: 2018/05/14(月) 22:57:20.33 ID:2T1IeUrV0
レッド「……はい、着た」

グリーン「躊躇しろ!!!!! 着ろっつったのは俺だけど!!!!」

ヨウ「グリーンさんミニスカ派なんだ……ぼくはロンスカ派かな~~~!!」

キョウヘイ「アクロマもそんなこと言ってたな……ロンスカ派優勢っすね」

トウヤ「僕は幼女が着てくれればどっちでもいい派だよ」

シルバー「……俺も、レッドさんが着るなら……」

キョウヘイ「おっ攻めた発言にちょっとびっくりしてる俺がいるっすよ」

女レッド「……」

レッド「……な、なに……?」

女レッド「あ、ううん。女の子の恰好しても、やっぱり私とはあんまり似てないなって思って」

キョウヘイ「あー、女レッドさんは髪長いっすもんね」

女レッド「やっぱりそこかなー、結構印象変わるもんね」

レッド(僕もごくまれにうぃっぐ?っていうのつけるけどね……)

813: 2018/05/14(月) 23:02:52.18 ID:2T1IeUrV0
レッド「……着たから、もういい?」

グリーン「いや、まだ何かするぞ。お前着慣れちまってんだもんなぁ」

トウヤ「確かにねぇ」

レッド「……おにーた」

グリーン「それはもう言わなくていいっつの!!!!!!!!」

レッド「……前は呼ばせてたのに」

グリーン「あそこはほぼ家だったけど、ここ外だからな……」

ミヅキ「あ"っっっっっ……げほっごほっ……て"ぇ"て"ぇ"……」

キョウヘイ「二人とも!! 患者を刺激するようなことは言わないでくださいっす!」

グリーン「おお!? わ、わりぃ」

ヨウ「先生、ミヅキは助かるんですか!?」

キョウヘイ「難しいところです……彼女の栄養源は、同時にその身を滅ぼすものでもありますから」

ハウ「その通りだねー」

グリーン「……あそこのコントはおいといて、何かメイドっぽいことも一個してもらうぜ!!」

レッド(ふわふわしてる……)

メイドっぽいこと 下1

814: 2018/05/14(月) 23:05:35.40 ID:SG35uiZ10
紅茶入れて

816: 2018/05/14(月) 23:16:09.47 ID:2T1IeUrV0
グリーン「メイドっつったら……紅茶入れるとか」

レッド「……こうちゃ」

トウヤ「できる? 教えようか?」

レッド「大丈夫……フーパ、道具調達できる?」

フーパ「おまかせおまかせ!」つ◎

キョウヘイ「フーパめっちゃくちゃ便利っすね……そーいや、俺ちゃんとレッドさんメイド見てないんすよねー」

ミヅキ「そ……そうなんですか……?」

キョウヘイ「そーなんすよね、そんときは俺もアクロマに……あっ」

ミヅキ「ヴァッッッッ!!!!!!!!」バタッ

キョウヘイ「やべっ医療ミス」

ハウ「しかたないよー……せんせいのせいじゃないよー」

レッド(ミヅキ、よく氏にそうになってるけど大丈夫なのかな……)

レッド「……まぁ、今は紅茶に集中……」

紅茶の出来 直下コンマ(高い程いい)

817: 2018/05/14(月) 23:23:50.52 ID:DTZJVuk00
おいしくなぁれ

818: 2018/05/14(月) 23:28:43.38 ID:2T1IeUrV0
レッド「……はい」

グリーン「見た目は普通だな……」

レッド「……別に、変なものは入れてないから……」

グリーン「……本当だな? 味は……」

レッド「……」

グリーン「……びっくりするくらい普通だな」

レッド「地球なg」ガシッ

グリーン「やめろやめろやめろ!!! 正直な感想言っただけだろーが!!」

トウヤ「どれどれ……うん、おいしいよレッド。多分初めてだよね? それならすっごく上手な方だよ」

レッド「……ありがとう」

グリーン「いてて……嬉しそうだなあいつ」

キョウヘイ「トウヤさんの褒めて伸ばす教育法は凄いっすからね!」

グリーン「なんでお前が得意そうなんだよ……」

819: 2018/05/14(月) 23:29:33.55 ID:2T1IeUrV0
今日はここまで。

823: 2018/05/15(火) 21:42:22.73 ID:FjMlzLMR0
UMを買いました。今ひーこら進めてるので今日は番外編です。

824: 2018/05/15(火) 21:46:42.39 ID:FjMlzLMR0
アクロマ「えー、みなさん。5月10日が何の日だったか覚えていらっしゃるでしょうか?」

グリーン「おう、もちろんだぜ」

レッド「……」

キョウヘイ「……」

アクロマ「流石グリーンさんですね……そうっ! メイドの日だったのです!!!」

キョウヘイ「じゃあなんで今になってやってんだよ!!!!!!!」

エーフィ「メイドの日だ(った)よ! 全員しゅーごー!」

アクロマ「という訳でですね、私たちが集められたという訳なんですが」

キョウヘイ「加害者と被害者っすね」

レッド「……」コク

グリーン「加害者ではねーだろ!?」

アクロマ「そうですね、容疑者ならまだ我慢できますが」

レッド(そうなんだ……)

825: 2018/05/15(火) 21:49:54.76 ID:FjMlzLMR0
アクロマ「あ、ちなみにお二人はメイド服ですよ」

レッド「……着させられた」

キョウヘイ「俺は目が覚めたらこの服装だったっすね」

レッド「……誘拐?」

キョウヘイ「まぁそんな感じっす」

アクロマ「可愛いキョウヘイくんを見る為なら手段はなんだっていいのです!」

キョウヘイ「ゲームっぽいセリフ入れてくんな!」

グリーン「つーかその台詞はふつーに犯罪者的な臭いがするよな」

レッド(こわ……)

エーフィ「まあそれはそれとして……あ、アシスタントのエーフィだよ! 今日は特別ゲストを何人か呼んでるんだ!」

レッド「……ゲスト?」

エーフィ「そうそう。メイドの二人が見たい! って人とか、そうでもない人とか、そこら辺にいた人とか」

キョウヘイ「最後の方テキトーになってるじゃないすか」

エーフィ「まあまあまあ……そんなわけで、色んな人が来てるんだよ多分! 最初はこのかたー!」

下1

826: 2018/05/15(火) 21:58:20.95 ID:SE8f/c150
ナツメ

827: 2018/05/15(火) 22:15:04.48 ID:FjMlzLMR0
ナツメ「……私よ」

レッド「!?」

キョウヘイ「まさかの!?」

ナツメ「……仕方ないじゃない、見たいんだもの」

レッド「……」

グリーン「あー、写真いります?」

ナツメ「頂戴」

キョウヘイ「なんだかんだレッドさん大好きっすよねー」

ナツメ「……まぁ、そうだけれど。貴方のその恰好も見に来たのよ、キョウヘイ」

キョウヘイ「マジすか!? えっなんで!?」

ナツメ「レッドには及ばないけれど、貴方も私の可愛い後輩だもの……ねぇ、王子。良い恰好してるじゃない」

キョウヘイ「あーーーーっ魔女ムーヴしてくる!!!! こわい!!!!!!」

ナツメ「そ、そんなに本気で怖がらなくたっていいじゃない……」

レッド(ナツメには申し訳ないけどキョウヘイの気持ちはわかる)

828: 2018/05/15(火) 22:17:38.24 ID:FjMlzLMR0
ナツメ「それじゃあ、私は裏でこっそり見て……じゃなくて、ええ、演出でもしてるわ」

レッド「……またね」

ナツメ「え、ええ! またね、レッド」

キョウヘイ「……随分自然に話せるようになったっすねぇ」

レッド「……うん」

レッド(あれからそれなりに時間も経ったし……心の傷はそこそこ癒えた)

グリーン「ナツメさんは元々真面目だったしなー、最近はちゃんと仕事してくれてるぜ」

キョウヘイ「一時期はそれどころじゃなかったっすもんね」

レッド「……こういう風に、また会えたらいいな」

エーフィ「よかったねレッド!!! って感じで良い話にさせずに次のゲストいくよ!」

下1

829: 2018/05/15(火) 22:26:23.45 ID:x2PwibSf0
実家にメイドがいそうなセレナ

830: 2018/05/15(火) 22:38:37.98 ID:FjMlzLMR0
セレナ「ボンソワール! よくわらないけどお呼ばれしましたわ!」

レッド「セレナ……こんばんは」

キョウヘイ「久しぶりっすねー」

セレナ「あら? 二人ともとっても可愛らしい恰好をしていますわね!」

レッド「……メイドさん」

セレナ「なるほど、どこかで見たことあるなーって思ったのも納得ですわ! ……ふむふむ」

キョウヘイ「おっガチチェックだ」

セレナ「キョウヘイはいい感じですわ! 清潔感もありますし、ちゃんとしてます!」

キョウヘイ「いぇーい」

アクロマ「私プロデュースですからね!!!」

セレナ「でも、レッド! 貴方のそのスカート丈は少しはしたないですわ! メイドならもっとつつましくしないと!」

レッド「……だって」

グリーン「い、いいだろ! 男の憧れなんてこんなもんだよ!!」

レッド(いつになったらこいつはその憧れを着てるのが幼馴染(男)だと気付くんだろう)

831: 2018/05/15(火) 22:41:58.47 ID:FjMlzLMR0
セレナ「でも二人とも、ちょっとメイドっぽさが足りませんわ!」

レッド「……そう、なの?」

キョウヘイ「どこら辺っすか?」

セレナ「言葉遣いですわ! 使用人なのですから、主人には相応の敬意を払いませんと!」

レッド「……緑は、主人じゃない」

グリーン「あ!?」

レッド「……そうでしょ、おにーたん」

グリーン「お、おお……」

キョウヘイ「いや納得しちゃ駄目っすよ!?」

アクロマ「キョウヘイくん!!! 敬意を!!!!!」

キョウヘイ「さっさとお仕事に戻ったらどうですか、ご主人様❤」

アクロマ「あっっっ可愛い!! ですが戻りませんよ!!!」

キョウヘイ「チッ」

レッド(さすがの演技力……キョウヘイだって知らなければ騙されそう)

832: 2018/05/15(火) 22:46:17.23 ID:FjMlzLMR0
セレナ「あら、わたくしの出番はもう終わりですの? わかりましたわ、それでは帰ります!」

セレナ「それではみなさん、オ・ルヴォワール!」

レッド「……かっこいい」

キョウヘイ「スタッフさん、あの子送ってってあげてほしいんすけど。絶対迷子になるっすよ」

セレナ「そんなことありませんわ! ……あら、ここを出た筈ですのに、なんで戻ってきてるのかしら?」

キョウヘイ「ほらー」

グリーン「つーか、さっきから女性陣だな」

アクロマ「私はそのほうが嬉しいんですけどねぇ」

レッド「……久しぶりに会う人がいて、楽しい」

キョウヘイ「この格好じゃなければもっといいんすけどねぇ」

エーフィ「じゃあ次の人いこっか!」

下1

833: 2018/05/15(火) 22:47:06.39 ID:/nn5wdaSO
ほいくしのエナツ

834: 2018/05/15(火) 22:58:32.87 ID:FjMlzLMR0
エナツ「こんにちは♡」

レッド「……誰?」

グリーン「さあ……お前らは知ってるか?」

アクロマ「今ちょっと生きていることに感謝をしているのでちょっと待ってください」

キョウヘイ「…………」ギュウウ

レッド(あ、あのキョウヘイが……)

グリーン(アクロマに抱き着くほど怯えている……!?)

レッド(僕が守らなきゃ……え、えっと)

レッド「……こんにちは」

エナツ「こんにちは、メイドさん可愛いね。何歳?」

レッド「13歳です……」

エナツ「……男の子?」

レッド「えっ」

エナツ「だよね? ならきっとおなじ趣味なのかな」

レッド「……緑、僕のこれって、趣味……?」

グリーン「微妙なところだよな……まぁお前、自主的には女装しねーしシュミじゃねえんじゃね?」

レッド(確かに……大抵安価だからだもん)

835: 2018/05/15(火) 23:07:18.03 ID:FjMlzLMR0
キョウヘイ「……ちょ、ちょっと待ったァ!!!」バッ

アクロマ「離れてしまいました……」

グリーン「ドンマイ」

エナツ「あれ? ……やっぱり。あの時の男の子だよね? 今日は可愛い恰好してるね」

アクロマ「私が着せました!!!」

キョウヘイ「うるせっ!! 俺のカッコはどーでもいんすよ!! 俺が言いたいのは!!」

キョウヘイ「レッドさんが俺と同じ目にあったら!! 多分(そっちが)氏んじゃうと思うんで!! やめとけっていう忠告っす!!」

グリーン(括弧の中……いやまぁ合ってるけどよ)

レッド(よくわからないけど……特に知り合いでもないなら殴れる)

エナツ「そうなの? じゃあ……代わりに何かしてもらおうかな」

エーフィ「はい! というわけで安価だよ!」

キョウヘイ「えっここまで筋書き通りだったんすか!?」

何をしてもらうか 下1

836: 2018/05/15(火) 23:23:24.76 ID:rAEMXO8C0
ちょっとしたお悩み相談
エナツネキニキの愚痴聞くだけでもいいから

837: 2018/05/15(火) 23:31:21.32 ID:FjMlzLMR0
エナツ「……最近悩みがあってさ、少し聞いてくれない?」

キョウヘイ「悩みぃ? まぁ、いいっすけど……あ、そこ座ってくださいっす」

エナツ「ありがとう。それで、悩みなんだけど……最近彼女が冷たくて」

キョウヘイ「えっっっっ彼女いるんすか!? その恰好で!?」

エナツ「そんなに驚かなくたって……キミだって、今はメイドさんだけど女の子が好きでしょ?」

キョウヘイ「そ、そりゃあそうっすけど……んで、彼女が冷たいのをどうにかしたいと」

レッド「……」

グリーン「おいレッド、その顔は俺で八つ当たりをする気だな? あっちがリア充ゾーンだから」

アクロマ「以心伝心ですね!」

エナツ「最近お互い仕事で忙しくて会えてなかったからかな、久しぶりにデートしてもよそよそしくて」

キョウヘイ「……ちなみに、彼女の前でもその恰好なんすか?」

エナツ「まさか、もう少し男っぽい恰好してるよ」

キョウヘイ「へー……いやぶっちゃけそこはどうでもいいんすけど」

838: 2018/05/15(火) 23:39:39.36 ID:FjMlzLMR0
エナツ「キミだったらさ、どうする?」

キョウヘイ「俺だったら……そうっすねぇ」

キョウヘイ(ルリちゃんはそういうことあんまりないっすからね……中々難しいっす)

キョウヘイ(でもルリちゃんが俺に冷たかったら……あっ考えただけですごい寂しくなった)

キョウヘイ「……俺だったら、二人でゆっくり話せる場所に行くっすね」

エナツ「ふうん?」

キョウヘイ「自分ちでも、相手の家でもいいんすけど。そーゆーところで、二人でゆっくり話せばいーんじゃないかな、とか」

エナツ「……なるほどね。キミも、今恋してるんだ」

キョウヘイ「え!?!?」

エナツ「わかりやすいね! 俳優さんらしいけど、やっぱり若いからかなー」

エナツ「まあ、アドバイスはしてもらったし。実践してみるよ! ありがとね!」

キョウヘイ「……複雑っす。ところで、三人は静かだったっすけど何して……うわぁ」

アクロマ「キョウヘイくんをずっと撮ってました!!!」

レッド「グリーンをサンドバッグにしてたんだけど……ちょっと、やりすぎた」

グリーン「もう少し早めに気付いてもよかったんだぜ」ボロ

839: 2018/05/15(火) 23:46:31.25 ID:FjMlzLMR0
エーフィ「あ、そろそろお時間? というわけでメイドさんスペシャル! 提供はエーフィでした!」

レッド「……着替えていい?」

グリーン「おう」

レッド「……さっき、やりすぎて、ごめんね」

グリーン「お前、俺に謝れたんだな……まぁ、見た目メイドだったしぶっちゃけ苦じゃなかったぜ」

レッド「…………」

グリーン「ドン引きの顔やめろ!!」

アクロマ「いやぁ、久しぶりにメイドキョウヘイくんを見られたので満足です!」

キョウヘイ「俺は二度と着たくないっすね」

アクロマ「たまには着てくれませんか? 団員も喜びます!」

キョウヘイ「それはアレっすよね、寿司食えるからっすよね……じゃあ、間を取って寿司もって遊びにいくっす」

アクロマ「ほう! 楽しみにしておりますね!」

エーフィ(この映像DVDにして夏のお祭りあたりで売ろうかなー)

840: 2018/05/15(火) 23:47:00.88 ID:FjMlzLMR0
おわり。モクローがかわいい。

844: 2018/05/16(水) 21:34:57.00 ID:JXWnJbC20
二日連続になっちゃいますけど番外編です。今日は何の日?

845: 2018/05/16(水) 21:39:47.18 ID:JXWnJbC20
レッド「……旅の日、なんだって」

キョウヘイ「だったらいつもしてるじゃないすかって話なんすけど」

トウヤ「そうだねぇ……やることないね?」

エーフィ「大丈夫!」

マサキ「ちゃんと企画用意してるやで!」

レッド「……マサキ、久しぶり」

マサキ「お~お~久しぶりやなレッドぉ! 元気しとったか? 飴ちゃんやるわ」

キョウヘイ「ひえ~コガネムーブ」

マサキ「ええやんの、多分アローラ編だと出番無い……っていうか、元々番外でしか出番ないからなぁ」

エーフィ「さみしい事言わないでよ~! マサキには旅の日っぽい企画を実現できる機械を作ってもらったよ!」

マサキ「三つあるから選んでな~、説明は選ばれた後にするやで」

1、もしも箱~旅編~ 2、温泉ロケくん一号 3、VR旅野郎一号

下1

846: 2018/05/16(水) 21:57:02.73 ID:hjYHEp8o0
1

847: 2018/05/16(水) 22:03:16.42 ID:JXWnJbC20
マサキ「えー、もしも箱旅編やな」

レッド「……もしもボッ」

マサキ「ちゃうやで!!!! それは著作権的に違うで」

キョウヘイ(著作権とか今更マサラなのでは)

トウヤ「それで、このもしも箱は何ができるの?」

マサキ「それがやね……三人とも、色々と旅してきたやろ?」

キョウヘイ「あ、これはゲーム本編を指してるやつっすね」

マサキ「せやでせやで~。もしもその旅に誰かが同行してたら……っていうシミュレーションが見れる機械や!」

キョウヘイ「へ~、すごい機械じゃないっすか」

マサキ(本当はそういった世界線を探して覗き込んでるだけなんやけどな)

マサキ「んじゃあ見たい主人公と、同行してる誰か……多くても二人までやな、を指定してやー」

下1

848: 2018/05/16(水) 22:09:12.11 ID:hjYHEp8o0
キョウヘイ+山男

849: 2018/05/16(水) 22:19:24.71 ID:JXWnJbC20
マサキ「ふっ……かわいそうやなぁ。スイッチオン」

キョウヘイ「ちょっと!? なんでこっち見て言ったんすか!? まさか」


~別世界~

キョウヘイ「ど、どこまでっ、ついてくるんすか!!!!」ダッ

山男「そうだな、君がポケモンリーグチャンピオンになるまでかな」スタスタスタ

キョウヘイ「やだー! なんで! 知らないおっさんに追いかけられながらジム行かなきゃなんないんすか!!」ダッ

山男「ふむ、君は今バッヂをいくつ持っているのかな?」スタスタスタ

キョウヘイ「さっきポケモンもらったばっかなんだからゼロに決まってるでしょーが!!!」ダッ

山男「そうかそうか、頑張って速く攻略しないとおじさんといる時間が長くなるぞ~~???」スタスタスタ

キョウヘイ「やだーーーー!!! だれかーーーー!!! ヒュウーーーー!!!!」ダッ


マサキ「こんな感じやな」

キョウヘイ「うわー俺めっちゃくちゃ可哀想じゃないすか」

マサキ「でもな、バッジ8つ目頃にはめちゃめちゃ仲良くなってたで。ダブルバトルしとったしな」

キョウヘイ「マジか……ぐえっ」

トウヤ「キョウヘイ!!! 何かあったら僕に相談していいんだからね!!!」ギュウウウ

キョウヘイ「と、トウヤさ、あれは映像で……つ"ぶ"れ"る"」

マサキ「はいはい、次やでー。さっきと同じ機械なら人指定、別の機械なら数字入れてな」

下1

850: 2018/05/16(水) 22:21:35.41 ID:hjYHEp8o0
2

851: 2018/05/16(水) 22:34:26.95 ID:JXWnJbC20
マサキ「これは名前の通りやな」

キョウヘイ「温泉ロケするんすか」

レッド「……温泉、っていうと……ホウエンの……?」

トウヤ「もしかしたらあそこかもよ、某ファンタジー世界の」

キョウヘイ「あれ温泉あるの6じゃなかったっすか?」

マサキ「そこはどうでもええねん!! ぶっちゃけるとエンジュ辺りの紅葉がキレーなところやで」

マサキ「これはなんか……見たい人入れてな。三人くらいまでがええんちゃうかなって思うで」

下1

852: 2018/05/16(水) 22:35:55.41 ID:u/jd8QwnO
レッド、シルバー、キョウヘイ

855: 2018/05/16(水) 22:41:26.57 ID:JXWnJbC20
ブラッキー「惜しい!!!!!!!!!!!!」

レッド「戻って……」シュウン

トウヤ「いってらっしゃい、気を付けてねー」

キョウヘイ「シルバーが倒れた時要員っすねー俺は」

マサキ「そんじゃースイッチオン!」


~温泉~

キョウヘイ「なんで機械が必要に……と思ったら自律型カメラなんすねこれ」

マサキ『ちなみにこれお茶の間に放送予定やで』

キョウヘイ「マジすか!? ちょっと気合入れよ……」

レッド「……あ、シルバー」

シルバー「え、レッドさんにキョウヘイさん? なんで……」

キョウヘイ「撮影っす。んじゃー早速温泉行っちゃいましょうか!」キラキラ

シルバー「ああ……」

レッド(納得が速い……)

856: 2018/05/16(水) 22:45:54.93 ID:JXWnJbC20
キョウヘイ「わー、すごく景色が綺麗ですね! 見てください、紅葉が真っ赤ですよ」キラキラ

レッド(そして僕はレッド……)

シルバー(季節的に紅葉って見ごろなのか……?)

キョウヘイ「温泉の効能も書いてありますね。肩こり、腰痛、体の疲れに……」キラキラ

キョウヘイ(……そういや、最近あいつ忙しそうだったなー。ここ紹介してやろーかな)

レッド「……あ、ウリムーがいる」

ウリムー「……」

レッド「よしよし……」

シルバー「本当ですね……あ、稀にポケモンが入りに来ることがあります、だそうです」

キョウヘイ「へえ、素敵ですね! 他にはどんなポケモンが来るんでしょう」キラキラ

シルバー(キョウヘイさん、ものすごく営業モードだ……)

来たポケモン 下1

857: 2018/05/16(水) 22:48:00.05 ID:hjYHEp8o0
シキジカ(秋)

858: 2018/05/16(水) 22:55:42.30 ID:JXWnJbC20
シキジカ「きゅー!」

レッド「! かわいい……」

キョウヘイ「わ、シキジカですね! 風景と相まってとても風情があります」キラキラ

キョウヘイ「せっかくシキジカも来てくれたことですし、温泉入ってみましょうか!」キラキラ

レッド「うん……」

シルバー「は、はい!」

キョウヘイ「……シルバー、俺がカメラの前で色々とやっとくっすから。奥でレッドさんとゆっくりしてくださいっす」コソ

シルバー「えっ」

キョウヘイ「いつもぶっ倒れてるから……ここでHPを回復してほしいっす」

シルバー「キョウヘイさん……!」

キョウヘイ(……ま、半分くらいは嘘っすけど。今日は倒れるっすかね~)

レッド「……? おふろ……」

キョウヘイ「入るっすよー」

859: 2018/05/16(水) 23:00:58.90 ID:JXWnJbC20
キョウヘイ「わー、とても気持ちいですね! この温泉はつい最近改装したそうで……」キラキラ

レッド「……キョウヘイ、すごいね」

シルバー「プロ、ですよね」

レッド「……じゃあ、ここはキョウヘイに任せて……ゆっくりしよ」

シルバー「そ、そうですね!」

レッド「……」

シルバー「……」

レッド「……どうしたの、シルバー……? こっち、見てるけど……」

シルバー「えっ!? いや、え、あの、その……ッ!」

直下コンマ60以下で倒れる

860: 2018/05/16(水) 23:02:35.63 ID:4SN70QMT0
そいやっさ

861: 2018/05/16(水) 23:05:47.90 ID:JXWnJbC20
シルバー「なっ…………んでもありません!!」

キョウヘイ(おお!? た、耐えた……! マジすか、成長したっすねシルバー)

レッド「そう……? なら、いいけど……のぼせないでね」

シルバー「わかりました!!」

レッド(とても元気……)

シルバー(……まさか、レッドさんとこうして(実質)二人で温泉に……)

ウリムー「……」

シキジカ「きゅーい」

シルバー(……そうだ、ポケモンもいるんだった)

レッド「……このウリムー、可愛いよ……」

シルバー「そ、そうですね……お前も気持ちよさそうだな」

ウリムー「む……」

862: 2018/05/16(水) 23:10:43.78 ID:JXWnJbC20
レッド「……謎の、企画だったけど……来れてよかったね」

シルバー「はいっ! ……あ、あの」

レッド「……?」

シルバー「……こ、今度は、こういうのじゃなくて、ちゃんt」

キョウヘイ「はーいはいはいはいはい世界初チャンピオン俳優のキョウヘイ様ですよーはいはいはい」ザバー

レッド「あ……お仕事モード、おわり?」

キョウヘイ「終わりっす、もう取れ高オッケーなんで!」

レッド「そっか……シルバー、さっき、何か」

シルバー「いえ!!!!!! 何も!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ(悪いっすねシルバー、番外編でちゃんとした動きをされるわけにはいかないんすよ……)

863: 2018/05/16(水) 23:14:23.02 ID:JXWnJbC20
キョウヘイ(よく考えたらカロスのチャンピオンのが先……いやいやBW2はカロスより時系列前なんで)

キョウヘイ「つーわけで、今日はひとまずここで〆に入るっすよ」

レッド「ここで……?」

シルバー「せ、せめてあがりませんか? 俺、少しのぼせそうなので」

キョウヘイ「あー……じゃ、着替えてコーヒー牛乳飲みながらにしましょーか!」

レッド「賛成……」



キョウヘイ「はい、という訳で! 改めて今日のロケも終わりましたが」キラキラ

レッド(あ、エンディングトークだからお仕事モードだ……)

シルバー(レッドさんもやってるけどこのキラキラしたものは一体……?)

キョウヘイ「どうでしたか、お二人とも」キラキラ

レッド「……ポケモン、かわいかった」

シルバー「とてもいい思い出になりました」

キョウヘイ「それは良かったです! それでは、スタジオの皆さんにお返ししまーす!」キラキラ

864: 2018/05/16(水) 23:18:52.43 ID:JXWnJbC20

マサキ「はい返されました~」

トウヤ「なんか……見ててすっごく楽しかったよ」

マサキ「お、そうなん? ちょっと可哀想やなぁって思っとったんやけど」

トウヤ「そんなことないよ! お仕事頑張ってるキョウヘイも見れたし、楽しそうなレッドも見れたし、シルバーの成長も見られたから」

トウヤ「あ、あれだね。幸せならオッケーです! ってやつ」

マサキ「保護者気質やなぁ……」

アクロマ「こんにちは! テープを買い取りたいのですが!!!」

マサキ「やっべキョウヘイファンのやべー奴が来てもうた」

アクロマ「どうも! ファンクラブ会員ナンバー2番です!」

トウヤ「え!? 僕ですら9番なのに……」

マサキ「アンタ入っとったんか!! 358番のワイは話に入れへんわ……RK団では幹部なんやけどなぁ」

トウヤ「それは僕だってそうだよ?」

マサキ「……多分あんさんが一番ヤバいんやろな。それじゃあ今日はこの辺で~!」

トウヤ「えっ、それどういう意味?」

マサキ「明日はちゃんと本編やると思うで~」

おわり

871: 2018/05/17(木) 22:11:14.68 ID:qs0HlLr40
はじめます。

872: 2018/05/17(木) 22:16:34.95 ID:qs0HlLr40
キョウヘイ「~前回のあらすじ~」

キョウヘイ「メレメレの花園で写真を撮っていたらグリーンさんが現れてレッドさんがメイドにされてしまった!!」

レッド(言い方)

トウヤ「キョウヘイ、それって言う基準とかあるの?」

キョウヘイ「本編をやってから二日経って再開する時とか……ぶっちゃけ気分っすね」

レッド「……着替えていい?」

グリーン「あー……ま、いいぜ。番外編もあったしな」

ミヅキ「わたし聞いてないんですけど!!!」

エーフィ「あとで映像見せたげるから!」

キョウヘイ「見ないでよろしい」

女レッド「この後はどこ行くの?」

ヨウ「うーん、どーしましょっか。ハウ、この島の観光スポットってこれくらいだっけ?」

ハウ「えーとね、カーラエ湾はー? あそこ、すっごく景色がいいよー」

873: 2018/05/17(木) 22:20:57.28 ID:qs0HlLr40
レッド「……カーラエ湾?」バッ

グリーン「いつも思うけどよ、その着替え術なんなんだ?」

レッド「キョウヘイ直伝……」

キョウヘイ「俳優してると時間ないっすからね、早着替えは出来なきゃっすよ」

グリーン「お前かよ!!!!!」

ヨウ「そーいえば、あそこアローラ百景に選ばれてるんだったね!」

ミヅキ「引っ越す前に見た観光ガイドに書いてあったような……」

トウヤ「観光ガイドかー、買っておけばよかったかな」

女レッド「いいよ、現地で旅したアローラプロが三人もいるんだし!」

ヨウ「えへー、アローラプロだよー! カーラエ湾、行くー? ここから行けるよー」

シルバー「この花園から、ですか?」

ヨウ「そうそう、ここに抜け道があるんだー」ゴソゴソ

874: 2018/05/17(木) 22:25:50.44 ID:qs0HlLr40
~海つなぎの洞窟~

キョウヘイ「うわ、ぜんっぜん気付かなかったっす」

グリーン「入る穴もポケモン用かってくらいちいせえしな」

トウヤ「入る時頭ぶつけちゃったよ……」

レッド(ぜんっぜん普通に入れた)

シルバー「れ、レッドさん! 俺も普通に入れましたから!!」

キョウヘイ「シルバーとレッドさん、大きさ同じくらいっすもんねー」

女レッド「うーん、洞窟って薄暗くて苦手だなー」

ヨウ「ぼくがお手をつなぎましょうか!!!!!!!!!!」

女レッド「大丈夫だよ、ありがと!」

ハウ「確かにー、薄暗いよねー」

ミヅキ「だから、たまーに地面に何か落ちてたりするんですけど……」

レッド(……地面、何か落ちてるかな)

下1

875: 2018/05/17(木) 22:28:58.53 ID:h4C6A+G30
ビビりだま

876: 2018/05/17(木) 22:36:33.95 ID:qs0HlLr40
レッド「……? なにこれ」

キョウヘイ「お、ものひろいレッドさんだ」

レッド(息子から遺伝した……)

グリーン「んだそれ? 爆弾か?」

シルバー「……俺も知りません」

トウヤ「顔が書いてあるねぇ」

ミヅキ「あ、それはビビり玉ですよ!」

レッド「……ビリリダマじゃなくて?」

グリーン「いやビリリダマの見た目じゃねえだろ」

キョウヘイ(そういやナチュラルすぎて気付かなかったけどグリーンさん同行するんすか!?)

女レッド「初めて聞くなー、どういう効果があるの?」

ヨウ「野生のポケモンが出た時に使うと、仲間を呼びやすくなるんですよ!」

女レッド「ポケモンが仲間を呼ぶの!?」

レッド「……マドハンドみたい」

キョウヘイ「急にあっちの世界思い出すのやめません?」

877: 2018/05/17(木) 22:40:10.79 ID:qs0HlLr40
ハウ「ポケモンに持たせても効果はあるけどー、使う方がいいかなー」

ミヅキ「なんか、これを使ってたくさん仲間を呼んで貰えば、強いポケモンが捕まえられるらしいです!」

キョウヘイ「はえー……レッドさんもごっそり拾ってるっすしやってみます?」

レッド「……せっかくだし」

ヨウ「夢特性?のポケモンもゲットできるらしいですよ! 頑張ってください!!」

レッド「うん……」

グリーン「ま、レッドが鍛えりゃどのみち強くはなるんだろーけどな」

シルバー(確かに……)

女レッド「どのポケモンにする?」

レッド「えっと……」キョロ

下1

878: 2018/05/17(木) 22:43:32.11 ID:3oNcWHgSO
無難にコラッタ

880: 2018/05/17(木) 22:50:05.78 ID:qs0HlLr40
レッド「……コラッタにしようかな」

アローラコラッタ「ぎゅ!」

キョウヘイ「お、いたっすよ! さすが洞窟」

グリーン「コラッタとかラッタはどこにでもいるからな」

レッド「えっと……これ、使えばいいの?」

トウヤ「先にみねうちするといいらしいよー」

レッド「じゃあ……チラチーノ、みねうち」ポーン

チラチーノ「ちら!」ベシ

アローラコラッタ「ぎゅえ」

レッド「ここで……えい」ボンッ

ビビり玉「キエエエエエエエエエエエエッ!!!!!!」

アローラコラッタ「」ビクッ

キョウヘイ「おわっ!? こらビビるっすね……」

ヨウ「だからあんまり使いたくないんですよねー」



キョウヘイ「結果はっぴょ~~~!」

レッド「最終的に、捕まえたコラッタは……」

直下コンマが~80で4V ~60で5V ~40で6V ~20で色違い

881: 2018/05/17(木) 22:51:59.29 ID:HpCVGItDO
えいっ

882: 2018/05/17(木) 22:55:36.20 ID:qs0HlLr40
トウヤ「ジャッジさーん」

ジャッジ「はーい! こちらのコラッタは……なんと! 6Vでーす!」

キョウヘイ「流石っすねー」

シルバー「す、すごいです……」

レッド「……鍛えれば、もっと強くなる……頑張ろうね、コラッタ」

アローラコラッタ「ぎゅい!」

女レッド「強くなるのが楽しみだね!」

グリーン「にしても、やっぱ見慣れねぇな……ここのコラッタは」

ハウ「そうなのー? ずっとこうだからなー」

ヨウ「やっぱコラッタも暑いとぐれちゃうんでしょうねー」

ミヅキ「あ、海つなぎの洞窟ももうすぐ出口ですよ!」

883: 2018/05/17(木) 23:00:53.52 ID:qs0HlLr40


~カーラエ湾~

キャモメ「きゃもー」

レッド「……海だ」

キョウヘイ「ずっと周り海だったっすけどね! でもいー感じっすねー」

トウヤ「あの辺りとか、浅瀬だし遊べそうだよねぇ」

女レッド「遠泳する?」

グリーン「マサラ式遠泳はめちゃくちゃ時間かかるからやめようぜ」

ヨウ「でも、せっかく来たんですから遊びましょーよ! あっちの方とかナイス砂浜ですよ!」

ハウ「そうだねー、海楽しいよー」

レッド「……じゃあ、そうしよ」

キョウヘイ「あ、でも水着無いっすからね、こう……ズボンまくって濡れない程度のとこにするっすよ」

レッド「……」

キョウヘイ「レッドさん、安価は頼ったらいけないんすよ」

トウヤ「スク水……」

キョウヘイ「残念そうにしない!!!」

884: 2018/05/17(木) 23:05:28.52 ID:qs0HlLr40
レッド「……泳がない、海」

女レッド「何して遊べばいいんだろうね?」

ヨウ「水着のおにーさんおねーさんが見られないの残念……じゃなくて、色々ありますよ!!」

ミヅキ「そういえば、マンタインサーフィンっていうスポーツもあるらしいですよ」

トウヤ「へえ、マンタインに乗ってサーフィンするの?」

レッド(……難しそう)

ミヅキ「まだ準備中らしいですけどねー……あとで行ってみましょう!」

レッド「うん……」

グリーン「で、今は結局どーすんだよ?」

レッド「……じゃあ」

1、水上ポケモンバトル 2、砂の城をガチで作る 3、写真を撮る 4、きゃっきゃうふふする

下1

885: 2018/05/17(木) 23:08:20.44 ID:h4C6A+G30
よんばーん

海といえば思い出しますわねネオアームストロング

886: 2018/05/17(木) 23:14:31.51 ID:qs0HlLr40
キョウヘイ「なっっっっっつかし!! それシンオウの時っすよね確か」

トウヤ「ネオアームストロング砲だっけ」

グリーン「いやそれよりもきゃっきゃうふふに突っ込めよ!! なんだよきゃっきゃうふふって!!!!!」

シルバー「きゃっ……きゃ……???」

グリーン「シルバーも混乱しちまったじゃねえか!! キーの実誰か食わせてやれ!!」

女レッド「はいはーい。それじゃあこのキーの実を」

ハウ「ジューサーに入れてー……キーの実ジュースー」

シルバー「……」ゴクゴク

キョウヘイ「きゃっきゃうふふつったら……ねぇ」

ヨウ「アレしかないですよ!!!」

レッド「……これ」

シャワーズ「でっへへへへ待ってくださいよ~~~~!!!!!!!」ダッ

エーフィ「捕まえてごらんなさ~~~い!!! レベルの差を埋められるもんならなァ!!!!!」ダッ

グリーン「めちゃくちゃ殺伐としてんじゃねえか!!!!!!!」

887: 2018/05/17(木) 23:18:14.73 ID:qs0HlLr40
グリーン「つーかこれやんのか???」

キョウヘイ「そうなっちゃうっすね」

トウヤ「あれだよね、青春感ある追いかけっこだよね? 要するに」

レッド「追いかけっこ……?」

グリーン「お前に追いつける奴はほとんどいねぇからやめとけ」

シルバー(レッドさん……絶対に捕まえられる気がしない)

ヨウ「ぼくはやってもいいでーす! 年上なら誰とでも!!!」

ハウ「っていうかー、男女比がえぐいからー、絵面が必然的にアレだよねー」

ミヅキ「わたしはすごくいいと思うけどなー……あっでも奇数だ」

女レッド「え、奇数だと駄目なの?」

ミヅキ「えっっっっっいや~~~ぜんっぜんそんなことはないですけどね!!!!」

レッド(……結局、誰と誰がやるんだろ)

下1 と 下2

888: 2018/05/17(木) 23:20:34.70 ID:3oNcWHgSO
ポケモンがOKならレッドとグレイシアでブイ
ダメならミヅキと女レッドでブラ

889: 2018/05/17(木) 23:21:55.51 ID:h4C6A+G30
おっ待てい1と2がってことだと思うゾ
ヨウくんでオナシャス

890: 2018/05/17(木) 23:22:37.02 ID:qs0HlLr40
そういうことっすもう一人ここから下1

893: 2018/05/17(木) 23:27:54.58 ID:jfu4mMQM0
手持ちポケモン

894: 2018/05/17(木) 23:32:37.15 ID:qs0HlLr40
ヨウ「いやま~~~~手持ちも趣味で溢れてるけどさ~~~!!!!」

ミヅキ「ドンマイ、ヨウ……またチャンスあるって!」

ヨウ「うん……それじゃー君にきめた!!!」ポーン

アシレーヌ「ぴゅーい?」

ヨウ「あ~~~~~~聖母……可愛い……」

トウヤ「綺麗なポケモンだねぇ」

レッド「……かわいい」

ヨウ「そうなんですよ~~! じゃあアシレーヌ、追いかけっこしよ!」

アシレーヌ「ぴゅい!」

ヨウ「あはは~~~待て待て~~!」

アシレーヌ「ぴゅい~♪」

女レッド「ヨウもアシレーヌも楽しそうだね!」

グリーン「ほのぼのするな……」

896: 2018/05/17(木) 23:37:10.62 ID:qs0HlLr40
アシレーヌ「ぴゅい……」スス

ヨウ「アシレーヌ、つっかまーえた!」バッ

アシレーヌ「ぴゅい~~」

キョウヘイ「い、違和感がないようにスピードを落として捕まってあげた……」

トウヤ「なるほど……これはかなりの年上ムーブだね。幼稚園でも僕がよくやる戦法だよ」

キョウヘイ「え?」

トウヤ「あっいやなんでもない」

女レッド「アシレーヌ、ほんとにお姉さんって感じだね!」

ヨウ「でしょ! バトルでも強いし自慢のポケモンなんですよ!」

アシレーヌ「ぴゅい……」

ヒカリ「そういえば、貴方って年上ならポケモンでもいいの?」

ヨウ「うん!!!! 種族も問わない!!!!」

ヒカリ「そう、合格ね」

ヨウ「やったーー! ……ん?」

897: 2018/05/17(木) 23:41:50.57 ID:qs0HlLr40
レッド「ヒカリ……!?」

キョウヘイ「えっ!?!?!? なっ んん!?!?」

トウヤ「ひ、ヒカリもアローラに来てたの……?」

ヒカリ「ええ、ナナカマド博士の手伝いをしに来ていたのよ。そうしたらミュウツー様の気配がして……」

ヒカリ「そういえば、最近は本編に出ていなかったわって思って。来ちゃったわ」

グリーン「……すげえ行動力、っつーかメタいな」

ヒカリ「仕方ないじゃない。ポケダン編以来じゃないかしら、こうやって出るの……まぁ、そういう訳よ。改めて、久しぶりね」

レッド「……久しぶり。じゃあ」ポーン

ミュウツー「……」

ヒカリ「キャーーーッミュウツー様ぁっ!! こうやってお目にかかれて嬉しいです!! い、一枚いいかしら??」

レッド「うん……」

ヒカリ「感謝するわ!!!」カシャカシャカシャ

シルバー(一枚どころではない……)

898: 2018/05/17(木) 23:46:29.88 ID:qs0HlLr40
ヒカリ「……満足したわ。ありがとうレッド」

レッド「どういたしまして……」

ミヅキ「こ、この人……! イベントのポケモンコスプレコーナーを終始ガン見してた人だ……!」

ヨウ「うわっ……お、お姉さまって呼びたいけど年下ぁ~~~~!!!」

ハウ「こんにちはー、おれはヨウ! こっちのうるさいの1がミヅキ、うるさいの2がヨウだよー」

ヒカリ「三人とも、とても元気なのね……この言い方、失礼かしら。貴方達の方が年上のようだし」

ヨウ「構いませんお姉さま!!!!!!!!」

ハウ「結局呼ぶのー? あと声大きいから静かにしてほしいなー」

ヒカリ「それにとても個性的だわ。帰ったらコウキに教えてあげようかしら。こんな子がいたわよって」

キョウヘイ「やめたげてよぉ!」

899: 2018/05/17(木) 23:52:22.35 ID:qs0HlLr40
レッド「……まだ、お手伝い、あるの?」

ヒカリ「ええ、まだあるわ……本当は、また貴方達について行きたいんだけれどね」

キョウヘイ「この登場だけでも随分インパクトは残せたと思うっすよ」

ヒカリ「そう? ならひとまずの目的は達成だわ。写真も撮れたし、満足して帰れるというものよ」

トウヤ「またゆっくり会えたらいいんだけどねぇ」

ヒカリ「そうね……そういう機会があればいいのだけど」

ヨウ「もう行ってしまうんですかお姉さま!!!!!!」

ヒカリ「ええ、今もナナカマド博士に荷物を全て預けて待たせているの」

レッド(ナナカマド博士……)

ヒカリ「そろそろ博士の腰が大変なことになっているかもしれないわね」

キョウヘイ「それは流石に可哀想なんで行ってあげてくださいっす!!」

ヒカリ「ええ、そうするわ……アローラ自体にはもう少しいる予定だから、またどこかで会えたらいいわね」

レッド「……うん、またね、ヒカリ」

ヒカリ「ええ、また」スタスタ

ヒカリ(……ごめんなさいね、コウキ。貴方より先に再登場してしまって……)

900: 2018/05/17(木) 23:52:49.65 ID:qs0HlLr40
今日はここまで。

909: 2018/05/18(金) 21:55:55.20 ID:hxqKd9gr0
レッド「特訓したらなんとかなった……」

グリーン「なんとかなるの多分お前だけだからな」


はじめます。

910: 2018/05/18(金) 22:02:30.17 ID:hxqKd9gr0
キョウヘイ「颯爽ときて颯爽と去っていったっすね、ヒカリ」

レッド「びっくりした……」

女レッド「すごい大人っぽい子だったね!」

ヨウ「お姉さまだったなー」

ハウ「確かに、二人よりすごくしっかりしてたよー。年下なのにねー」

ミヅキ「あっ刺さる……でも、すごい可愛い子だったなー! 売り子してもらいたいくらい」

トウヤ「しっかりしてる子だけど……ミュウツーを見た時は割と年相応だよね」

レッド「ね……」

シルバー「気持ちは少しわかります……」

キョウヘイ「大好きな人の前だと色々繕ったりしてらんないっすもんね」

グリーン「そういうもんか?」

キョウヘイ「グリーンさんはまだ子供だからわかんないっすかね~~~?」

グリーン「急に年上感出されてもな???」

911: 2018/05/18(金) 22:08:05.96 ID:hxqKd9gr0


ヨウ「マンタインサーフィンしましょう!!!」

レッド「やりたい……」

トウヤ「それで、マンタインサーフィンって何なの?」

ミヅキ「名前の通り、マンタインに乗ってサーフィンするんですよ! あっちのビーチに受付があるらしいです!」

シルバー(本当に名前の通りだ……)

キョウヘイ「三人はやったことあるんすか?」

ハウ「おれはあるよー、すっごく楽しいもんー」

ミヅキ「わたしは話を聞いただけですねー」

ヨウ「やろうと思ってビーチまでは行ったんですけど、水着のお姉さんナンパしてたら満足しちゃって」

グリーン「じゃ、経験者はハウだけか」

キョウヘイ「こういうの、マサラ勢強そうっすよね」

グリーン「いや、そうでもないぜ? ファイアとかなら得意だろーけどよ、レッドはそうでもねーよな」

レッド「……うん」

女レッド「私もそうかなー」

912: 2018/05/18(金) 22:13:04.92 ID:hxqKd9gr0
ミヅキ「そんなお話をしていたら到着しました!」

シルバー「ひ、人が多いですね……」

キョウヘイ「マジでこう……サーファーのいる海って感じっすね!?」

ハウ「実際そうだからねー」

レッド「マンタイン、かわいい……」

女レッド「この子に乗るんだねー」

ヨウ「マンタインサーフィンでアーカラ島まで行けるらしいですし、行きましょう!」

グリーン「へえ、移動方法にもなってんのか」

トウヤ「え、それしか行く方法はないのかな……?」

ミヅキ「船も出てますし、そっちでも行けますよ!」

キョウヘイ「えー、トウヤさんやらないんすかー?」

トウヤ「僕があんまり体力無いの知ってるでしょー」

ハウ「マンタインと息を合わせられればー、そんなに疲れないよー。でも、船で行くのも楽しいしー、別にいいんじゃないー?」

レッド(楽しそうだし、僕はやりたいな……)

他にやる人 下1

913: 2018/05/18(金) 22:13:32.30 ID:hxqKd9gr0
あっ書き忘れたけど何人でもいいです安価下

916: 2018/05/18(金) 22:20:08.90 ID:hxqKd9gr0
ハウ「これ、決めた技によってー、得点とかもあるんだよー」

ハウ「ランキングとかあってー、色んな人が競ってるんだってー」

レッド「……緑」

グリーン「あ?」

レッド「これ……やろ」

グリーン「点数対決ってことか? いいぜ、これならお前に勝てそうな気がするからな」

レッド「……勝つ」

キョウヘイ「この二人が対決モードになったら絶対俺たち被害被るっすよー」

トウヤ「僕たちは船で移動しよっかぁ」

キョウヘイ「チケット代は任せろー!」

ミヅキ「わーい!」

ヨウ「わーい!」

女レッド「"私"とこっちのグリーンもやっぱりライバルなんだね! 応援してるよ、二人とも!」

シルバー「……頑張ってください」

レッド「……」v

グリーン「おう」

917: 2018/05/18(金) 22:24:35.22 ID:hxqKd9gr0
ぐえっ更新ミス



レッド「……このマンタインにしよ」

グリーン「じゃ、俺はこいつ」

女レッド「二人ともーーー!! やっぱ見てたら競いたくなっちゃった! 一緒に行っていい?」

レッド「……もちろん」

グリーン「おう。レッドよりもこっちのレッドのが強敵かもなー」

レッド「…………」ジーーー

グリーン「やめろやめろその目を!!!!!」

女レッド「なんか、私とあっちのグリーンよりも力関係がはっきりしてるなー……あ、この子にしよ」

海パン野郎「お、みなさん競争ですか! では皆さん準備をしていただいて……レディー、ゴー!」


コンマが大きい程高得点  下1レッド 下2緑 下3女レッド

918: 2018/05/18(金) 22:26:01.23 ID:HmtjxnDSO
こちらこそ遅くなってすみませんでした。

……緑勝てるかな。

919: 2018/05/18(金) 22:52:25.02 ID:sDk+qud00
きゅららら

920: 2018/05/18(金) 23:29:53.60 ID:ADCoRB/v0
緑頑張って

921: 2018/05/18(金) 23:34:04.33 ID:hxqKd9gr0
女レッド「……大丈夫?」

レッド「げほっ……な、なんとか」

女レッド「技は決められてたけど、着地にすごく失敗してたね……」

レッド「……まぁ、下には下がいるし……」

グリーン「げほっ、げほげほっ……くそー、マジかよ」

女レッド「うわあ、ぼろっぼろだね」

グリーン「乗って即落とされるとは思ってなかったな……」

レッド「……へたくそ」

グリーン「お前も上手くねーからな!?」

女レッド「私たち、結構上手だったのかもね」

マンタイン「ぷか」

922: 2018/05/18(金) 23:37:02.59 ID:hxqKd9gr0
キョウヘイ「あ、どーでしたか……って、なんかぼろぼろなんすけど」

レッド「……溺れかけた」

トウヤ「え、大丈夫だったの?」

レッド「マンタインが助けてくれたから……」

ミヅキ「そうらしいですねー、だから安全! らしいんですけど……」

ハウ「グリーンはもっとボロボロだねー」

グリーン「俺はもう……マンタインに運ばれてたようなもんだからな」

シルバー(そこまで難しいのか……)

女レッド「確かに、タイミングとかはコツ掴まないとちょっと難しいかも」

ヨウ「あれ? おねーさんはぼろぼろじゃないですね」

女レッド「私はわりとうまくいったからねー」

923: 2018/05/18(金) 23:42:26.14 ID:hxqKd9gr0
オーキド「おやおや、マサラ人の名が泣きますなぁ」

グリーン「げ、ナリヤさん」

レッド「……オーキド博士?」

グリーン「の、従兄弟。めちゃくちゃそっくりだよなぁ」

レッド「そっくり……」

オーキド「よく言われますよ。それにしても、なんですかあのスコアは。2点て」

グリーン「あれでも2点もらえんだな」

キョウヘイ「そこまで酷かったんすか……」

オーキド「もう少しあの子を見習いなさい、彼はスコア一位を取っていましたよ」

レッド「……あの子?」

オーキド「おや? さっきまでそこにいたんですがなぁ」

グリーン「もうその話はいいよナリヤさん……つーわけで、俺はここでお前らと別れるぜ」

レッド「……わかった」

グリーン「あっさりしてんな……まぁいいけどよ」

キョウヘイ(グリーンさんのわりには出番短かったっすね……)

924: 2018/05/18(金) 23:48:17.08 ID:hxqKd9gr0
オーキド「それじゃあ例の物を受け取りましょう、えーと……名前はなんといったかな?」

グリーン「グリーンだよいい加減覚えろ!!!!!!!!!!!」



レッド(博士の従兄弟にも名前覚えてもらってないんだ……)

キョウヘイ「グリーンさんも大変そうっすねー」

トウヤ「だねぇ……」

ミヅキ(偶数になった……)

ヨウ「そういえばスコア一位って誰だろ? この間ハウが取ってたのにねー」

ハウ「抜かされちゃったのかなー、おれもがんばろー!」

ファイア「うむうむ、精進するのですぞ」

ハウ「はーい! ……あれ、だれー?」

ファイア「俺は謎の少年F! なんか……やっべ詳しい設定はなんも考えてなかったわ」

925: 2018/05/18(金) 23:55:42.46 ID:hxqKd9gr0
レッド「……ファイア!」バッ

ファイア「はーい。兄さんたちおひさー」

キョウヘイ「お久っすー。っていうかファイアまでいるんすねえ」

ファイア「え、この登場の仕方誰かと被った?」

トウヤ「うん、ヒカリと……あ、面識はないんだっけ」

ファイア「そーだね、会った事はないけど……多分、いい友達になれると思う」

レッド「僕も思う……」

ファイア「嬉しいんだけどね兄さん、そろそろ離してほしいですね」

ミヅキ「えっ弟さん!? 似てるけど似てない……!」

ファイア「よく言われますー。俺も黙れば兄さんと似てるんだよ」

ヨウ「めちゃくちゃしっかりしてるのに年下の人だ!!!!!!!」

ファイア「俺は弟キャラでやってるんでそこらへんよろしく」

926: 2018/05/18(金) 23:59:08.16 ID:hxqKd9gr0
ファイア「ひとしきり挨拶してちょっと疲れたね俺も。ずっと兄さんがくっついてるし」

レッド「……離れた方が、いい?」

ファイア「あー、うん、まー、そろそろ……」

キョウヘイ「レッドさんレッドさん、ブルーさん化現象起きてるっすよ!!」

レッド「!!」

トウヤ「やっぱりそっくりだねぇ……」

シルバー(うらやまし……くない!! あっちは兄弟なのに何を考えてるんだ俺は!!!)

ヨウ「はいはいはい!! ファイアくんは一緒に来ますか!!」

キョウヘイ「お、素早い質問っすね」

レッド「……ファイア」

ファイア「んー、それなんだけどね。今回は俺もまた別のやつで回ってるんだよねー」

トウヤ「別のやつ?」

927: 2018/05/19(土) 00:03:20.62 ID:fyxk1QJB0
ファイア「そうそう。多分もうすぐ来ると思うよ」

レッド「?」

カルム「ちょっと、戻ってくるの遅くない? ……って、あれ、レッド達!?」

キョウヘイ「おわーカルムじゃないすか! めっちゃアローラを楽しんでいる恰好してるっすね!」

トウヤ「あれだね、サングラス似合うねぇ」

カルム「べ、別にボクの恰好がどうだっていいでしょ……!」

ミヅキ「あっっっっ か、カルムさ、サインください…………」

ヨウ「わーーーーーーーっ正統派ツンデレお兄様!!!!! ぼくにもサインください!!!!!」

カルム「え? ま、まぁ、断って悪評流されたくないしいいけど……レッド、この子達は?」

レッド「アローラの案内人……」

カルム「なるほど、カロスでのボクたちみたいな感じか……はい」

ヨウ「やったァーーーーーーー!!!!!! ありがとうございます!!!!」

ミヅキ「ありがとうございます!!! あ、そういえばアローラにハンサムさんがいるって知って……?」

カルム「えっ、いるの!? どうしよう今めちゃくちゃ浮かれてる恰好してる! ブティック買ってくる」

キョウヘイ「店ごと買うのはやめとけっす!!」

928: 2018/05/19(土) 00:08:13.43 ID:fyxk1QJB0
レッド「……カルムと来てたの?」

ファイア「そーなんだよね、実は。びっくりした?」

レッド「少し……」

ファイア「ですよねー。そんじゃあちょっと回想に入りますか。ほわんほわんほわんふぁいふぁい~」

シルバー(ふぁいふぁい……!?)


~回想~

ファイア「カントーの宝を取りつくした気がする」

カルム『いやいや……ファイアでもそれはないんじゃない?』

ファイア「でもマンネリ感っていうか……そういうのが来てますよカルムさん」

カルム『そうなんだ。じゃあ違う地方にでも行ってみる? 最近注目されてるアローラとか』

ファイア「アローラ、ですか」

カルム『そう。ジーナとデクシオ……知り合いがバカンスに行ったらしくて。良い所らしいよ』

ファイア「ふむふむ。南国だっけ? ちょっと気になるな」

カルム『やっぱり? ボクも行く予定あるから、その時……べ、別に一緒に行きたくて言った訳じゃないんだからね!?』

ファイア「あーはいはいはい」

カルム『なにその投げやりな感じ! 本当だからね! 一応ファイアも子供だし、ボクが保護者として……!』

ファイア(カルムが保護者……???)

~回想終わり~

929: 2018/05/19(土) 00:11:14.44 ID:fyxk1QJB0
ファイア「……こんな感じ」

レッド「……仲良くなってたんだね」

トウヤ「宇宙でも仲良しだったもんねー」

ハウ(宇宙でも????)

ファイア「まーね。よく電話して、旅行の約束をするくらいには仲良くなったよ。ま、結局その保護者は……」

キョウヘイ「やっと落ち着いたっすね……」

カルム「ほ、本当にこんな格好で大丈夫かな……おじさんに嫌われたり……」

ミヅキ「ぜっっっっっっっっったい無いんで大丈夫です!!!!!!!!!!!!」

ヨウ「むしろはしゃいでる感じが可愛くてオッケーなんじゃないですかね!?」

カルム「そ、そうかな……」

ファイア「あんな感じになっちゃったけどねー」

ハウ「……大変なんだねー」

930: 2018/05/19(土) 00:11:43.86 ID:fyxk1QJB0
今日はここまで。

939: 2018/05/19(土) 22:57:42.66 ID:fyxk1QJB0
キョウヘイ「前回のあらすじ・・・グリーンさんが脱退。アーカラ島に到着。ファイアとカルムを発見。って感じっす」

レッド「……二人で、旅してるんだね」

ファイア「まー、俺たちのは旅っていうより旅行だよね」

カルム「え、まあ、ね。観光地行って観光とダウジングして……だけだもんね」

トウヤ「しっかりダウジングはするんだねぇ」

ファイア「そりゃあ俺の生きがいですから」

ヨウ「ダウジング?」

ファイア「あれ、ご存じない? こういう機械使って見えない道具探すの」

ハウ「あー、ライドポケモンのムーランドがやってくれるやつかー」

シルバー「ムーランド?」

女レッド「っていうかライドポケモンって?」

ミヅキ「そういえば……カントーとかには無かったですね、ライドポケモン」

940: 2018/05/19(土) 23:01:47.43 ID:fyxk1QJB0
キョウヘイ「えー、どんなんっすか? 見せてほしーんすけど」

ヨウ「はい! じゃあ……ムーランド!」キュピーン

ムーランド「ばうばう!」

トウヤ「わ、どこからかムーランドが……って、いつのまに着替えたの!?」

ヨウ「このボタンポチってしたらいつの間にか着替えてるんですよねー」

レッド「……便利」

シルバー「というか、ポケモンに乗るのにいちいちこの服を着るんですか」

ハウ「そうだよー、うっかり怪我とかしたらー、貸し出してる人に迷惑だからー」

キョウヘイ「はー、レンタル制なんすねぇ」

女レッド「アローラって便利なんだね!」

ミヅキ「そうなんですよ! 空を飛ぶのにもこれでリザードンを呼び出して運んでもらうんです」

レッド「……じゃあ、もう、そらをとぶの秘伝マシンは……」

ハウ「なにそれー?」

レッド「!!!」

ヨウ「そういうことです!! ぼくもびっくりしました……」

941: 2018/05/19(土) 23:07:57.88 ID:fyxk1QJB0
ヨウ「それで、このムーランドは……」

ムーランド「……」クンクン

ファイア「ほー、匂いを嗅いでいるんですか」

カルム「まぁ、ムーランドの嗅覚は鋭いって言うし……理に適ってるね。ファイアもこっちにする?」

ファイア「うーん……非常に便利だし、ムーランドも可愛い。一石二鳥ではあるけども」

ファイア「それでもやっぱり俺は腕で勝負するよ。ダウジンガーとして!!」

カルム「うわっ燃えた……」

レッド(ファイア、僕があげたダウジングマシン使ってくれてる……)

キョウヘイ(よかったっすねレッドさん……)

ヨウ「ダウジンガーかっけーー! いーな、ぼくもそういうのやってみた……お?」

ムーランド「ばうばう! ばうばうっ!」

ヨウ「なんか落ちてるっぽいですよここ!」

落ちてたもの 下1

943: 2018/05/19(土) 23:22:21.05 ID:fyxk1QJB0
ヨウ「やったー、すいせいのかけらだ!」

トウヤ「あー、あの高く買い取ってもらえるやつだね」

キョウヘイ「でもセッカまで売りに行くの面倒っすよねアレ」

ミヅキ「アローラでは普通にショップで買い取ってもらえますよ!」

レッド「……いくら?」

ミヅキ「15000円です!」

女レッド「わ、すごい値段だね! でも、彗星の欠片だと思うとわりとぼったくられてるような……」

シルバー「……確かにですね」

ヨウ「それじゃあカルムさん、出会えた記念にどうぞ!」

カルム「え、いいの? ……ま、まぁ、別に嬉しくなんてないけど? ありがとう」

カルム「やったーーーーーッ生ツンデレだ!!!! これがぼくに向けられたツンとデレなんだと思うとご飯三杯いける」

ファイア「その表現方法はちょっと気持ち悪いので変えた方がいいのでは……」

945: 2018/05/19(土) 23:27:44.20 ID:fyxk1QJB0
ファイア「ま、俺たちはもーちょいここでのんびりするつもりなんで」

カルム「観光だしね」

ファイア「兄さんは多分、なんだっけ……島巡り、やってるんでしょ?」

レッド「……うん」

ファイア「でしょーね。多分兄さんならやるんじゃないかと思ってたよ。がーんば」

カルム「へぇ……まぁ、頑張るだけ頑張ったらいいんじゃない? べ、別に応援してるわけじゃないけど!」

ファイア「カルムもめちゃくちゃ応援してるって言ってくれたことだし」

カルム「ちょっと!!!」

レッド「……ありがとう、二人とも」

カルム「だ、だからっ……ああ、もういいよ応援してるってことで!!」

キョウヘイ「お、折れたっすね」

トウヤ「カルムもなんだかんだいい子だからね……」

946: 2018/05/19(土) 23:32:21.25 ID:fyxk1QJB0
ファイア「んじゃ、俺たちはもー少しホテルしおさいにいるから。何かあったら来てよ」

カルム「ファイアくんに問題です。そのホテルのお金を払ってるのは誰でしょうか」

ファイア「カルム様です。あざーーっす」

キョウヘイ「ほんとに仲良くなったっすねぇ」

レッド(……なんか嬉しい)

トウヤ「あの二人なら安心だからねぇ」

ミヅキ「ファイカルかぁ……NTR……は辛い……別の世界線にしちゃおうかな……」

ヨウ「NTRは別によくない?」

ミヅキ「よくない!!!!!! 悲しいもん!!!!!!!!!」

女レッド「あの二人は何の話をしてるのかな?」

ハウ「おれにもわからないけどー、多分知らなくても大丈夫なやつー」

947: 2018/05/19(土) 23:42:40.13 ID:fyxk1QJB0
キョウヘイ「んで、急なゲストにびっくりしたところで! 俺たちも観光しましょー!」

トウヤ「えっと、ここは確か……カンタイシティだっけ? ここには何があるのかな」

ヨウ「えーと、サーフ協会とか空間研究所とか……」

ミヅキ「ホテルしおさいも観光地のひとつですよ!」

ハウ「ハノハノリゾートのがおっきいけどねー」

レッド「……今日、どっちに泊まる……?」

キョウヘイ「しおさいの方ならコネがあるんでアポなしでもいけるっすよ」

女レッド「あれ、その言い方だとハノハノリゾートの方はないの?」

キョウヘイ「ぎくーっ! その通りっす……あ、明日までには作戦を考えときますんで!!」

レッド(キョウヘイの考える作戦かぁ……)

948: 2018/05/19(土) 23:47:24.12 ID:fyxk1QJB0
キョウヘイ「今日はしおさいに泊まるとして! 部屋取りにいっちゃいましょーか」

ハウ「そうだねー、あんまり遅いといっぱいになっちゃうかもだしー」

ミヅキ「キョウヘイさんの腹黒金持ちムーブが見れると聞いて!!」

エーフィ「わりと薄い本の通りだよ」

キョウヘイ「えっそういうところまで描かれてるんすか? フィー本こわ……」


~ホテルしおさい~

レッド「……綺麗なホテル」

女レッド「だね、水ポケモンの垂れ幕かわいいなー」

キョウヘイ「ミアレシティのホテルに引けを取らない大きさっすね……」

トウヤ「ファイアとカルムはここに泊まってるみたいだけど、この感じだと他にも誰かいそうだねぇ」

レッド(フラグだ……あれ、誰かいる)

居た人 下1

949: 2018/05/19(土) 23:49:46.34 ID:UDSnJO6S0
お約束アクロマさん

951: 2018/05/19(土) 23:55:02.18 ID:fyxk1QJB0
アクロマ「キョウヘイくん! また会えましたね!!」

キョウヘイ「またかよお前!!!」

アクロマ「あっ違うんですキョウヘイくん! このホテルにはですね、よくお世話になっているんです!」

ミヅキ「そういえば、わたしたちが島巡りしてるときにもいたんだっけ?」

ヨウ「うんうん、窓辺にむかってぶつぶつ呟いてたから怖くて逃げたんだよねー」

ミヅキ「わたしもその話だけ聞いて、まさかアクロマさんだとは……」

ヨウ「あの時は逃げたりしてごめんなさーい! てっきりヤバい人かと思って!」

アクロマ「ははは、構いませんよ! 恐らくキョウヘイくんにしばらく会えない事を嘆いていた時でしょう」

キョウヘイ「そーいや一時期見かけなかったっすね」

アクロマ「でしょう! つまり、本編でも私はここに泊まっているのです! 決して待ち伏せではありません!」

レッド「……本当は?」コソ

アクロマ「次はここだろうなと思って待ち伏せしてました!!!」

キョウヘイ「嘘つくなら貫き通せお前!!!!」

952: 2018/05/20(日) 00:01:02.88 ID:aF3tjyHw0
アクロマ「とりあえず、今晩は私もこのホテルに泊まりますので! 是非来てくださいねキョウヘイくん!」

キョウヘイ「ぜってー行かねぇ!!!!」

ミヅキ(どうにか手を尽くして行かせなければ……)

エーフィ(今回は僕は手を貸さないよ……頑張れ、ミヅキ!)

レッド「勝手に出ちゃ駄目でしょ……」

エーフィ「ごめーん!」シュウン

キョウヘイ「今からでも泊まる場所変えたいっすけど……俺も流石に挨拶しとかないとっすからね……」

トウヤ「ここのオーナーさんと知り合いなんだっけ?」

キョウヘイ「そーなんすよ、ここ今度撮る映画のロケ地候補の一つなんすよね」

ソーナンス「そーなんすっ!」

ハウ「あー、ソーナンスだー。神出鬼没だねー」

953: 2018/05/20(日) 00:04:18.75 ID:aF3tjyHw0


オーナー「……それじゃあ、是非推薦の方お願いしますよ!」

キョウヘイ「ええ、もちろんわかってますよ」キラキラ

ヨウ「お仕事中のキョウヘイさん、単に顔が良い……って感じあるなー」

ミヅキ「わかりみ……あのイケメンパウダーどうやって出てるんだろ」

ハウ「きらきらー、ってやつ、粉だったのー?」

女レッド「粉なの?」

レッド「……僕にも、よくわからない……」

キョウヘイ「粉っていうとちょっとかっこ悪いんでやめません?」

トウヤ「あ、戻ってきた」

シルバー「お疲れ様です」

キョウヘイ「よきにはからえっす。部屋三つ取ったっすよ」

トウヤ「部屋割は後でいいよね、レッド?」

レッド「うん……」

954: 2018/05/20(日) 00:08:46.26 ID:aF3tjyHw0
ヨウ「それじゃあ改めてカンタイ観光!」

ミヅキ「この街からちょっと飛び出すのもいいかもですね!」

レッド「……どんなところがあるんだろ」

シルバー「さっき三人から話を聞いてリスト化しておきました」

レッド「ありがとう……」

キョウヘイ「流石管理職シルバー」

トウヤ「リスト化が板についてるねぇ」

レッド「……色々ある」

女レッド「どれどれ?」

1、ゲーフリ 2、サーフィンリベンジ 3、ピカチュウの谷 4、ブティック

下1

955: 2018/05/20(日) 00:09:46.54 ID:ubwzj/uP0
ブティック

957: 2018/05/20(日) 00:14:34.42 ID:aF3tjyHw0
レッド「……」

女レッド「……ねぇ、"私"。悩んでるならブティック行かない?」

レッド「ブティック……?」

女レッド「そう、私も少し買い物したいなーって思って!」

ミヅキ「いいですねー! レッドちゃんさんが似合いそうな服もありますよ!」

女レッド「本当? なら行きたいなー。"私"もどう?」

レッド「……じゃあ、決定」

女レッド「やった!」

トウヤ「ブティックかー……」

キョウヘイ(トウヤさんの考えていることがわかるようになってしまったっす……)

958: 2018/05/20(日) 00:18:26.48 ID:aF3tjyHw0
キョウヘイ「あいつはおいてくに決まってるじゃないすか!!!!!!!!!!」

トウヤ「わ、どうしたの急に」

キョウヘイ「あ、すんません、ちょっと反論しとかなきゃなあって」

レッド(まぁ、最近出番多かったし、きっと夜にも出番あるし……)

ヨウ「それはそれとして、ブティック到着ですよー!」


~ブティック~

ハウ「島ごとにー、売ってる服が違うんだよねー。ここ、どんな服があるのー?」

ミヅキ「ここにあるのは、ちょっと個性的なのとか元気な感じのかな!」

シルバー(なるほど、個性的と称していればどんなものが出てきてもおかしくないと……)

女レッド「へえ、元気な感じなら私でも着れるかなー」

ミヅキ「レッドちゃんさんはこの服がいいと思うんですけど!!!」バッ

女レッド「わっ、速いね!」

下1

959: 2018/05/20(日) 00:22:36.76 ID:OpG/Lb7SO
ヨウが喜びそうな大人の服

960: 2018/05/20(日) 00:27:45.25 ID:aF3tjyHw0
ヨウ「ねーねーどんなの!? 見せて見せて見せて!!!」

ミヅキ「わ、ヨウはまだ駄目! ね、着てみてください!」

女レッド「う、うん!」


キョウヘイ「ヨウ、めっちゃくちゃわくわくしてるっすねー」

トウヤ「貴重なお姉さんだからねぇ。気持ちはわかるよ」

キョウヘイ「わかるんすか?」

トウヤ「僕的にも幼女要員はレッドしかいないし……」

レッド「えっ」

トウヤ「あっ」

女レッド「き、着たけど……私にはこういうの似合わないんじゃないかなあって……」

ミヅキ「そんなことないです!!!! 似合ってます!!!!! ね、ヨウ!」

ヨウ「あっあっあっ……あひゅう~~~……こんなん……ガチ恋不可避じゃないですか……」オガミ

キョウヘイ「泣いて拝むのはお家芸か何かなんすかね?」

961: 2018/05/20(日) 00:31:07.53 ID:aF3tjyHw0
女レッド「がち……?」

ヨウ「あっ心の叫びが先に出てしまった! すっごい似合ってますよおねーさん!」

女レッド「本当? 嬉しいな、ありがとう!」

ヨウ「^~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」バタッ

ミヅキ「ヨウーーーーーーッ!!!」

ハウ「仰げば尊氏……伝染病だねー」

ミヅキ「良い人生だったね、ヨウ……」

キョウヘイ「そっちがすごい楽しい感じになってるところ申し訳ないんすけどこっちもヤバいんで!!!」

トウヤ「巫女レッド~~~~~!!!! こっちむいて~~~~~!!!!」カシャカシャカシャ

レッド「………………」

シルバー「れ、レッドさ、その、似合っ……」バタッ

ハウ「三人目ー」

962: 2018/05/20(日) 00:34:00.31 ID:aF3tjyHw0
キョウヘイ「もうヤバいっすよ~カオスの具現化みたいな空間になってるんすけども」

ヨウ「」

女レッド「ヨウ、倒れちゃったけど大丈夫?」

ミヅキ「多分レッドちゃんさんが近付いたら悪化するかもです……」

女レッド「そうなの!? じゃあちょっと離れて念を送ってるね!」

トウヤ「巫女ってちょっと口リみあるなぁって常々思ってたんだよね……あっこのアングル良い!!」カシャッ

レッド「…………」

シルバー「」

ハウ「やっぱりまともな人っていないんだねー」

キョウヘイ「えっ、俺がいるじゃないすかハウ! まともな人が! ね!」

ハウ「……ごめんねー」

キョウヘイ「えー謝られちゃったっす……心に傷を負う……」

963: 2018/05/20(日) 00:35:19.71 ID:aF3tjyHw0
今日はここまで(カオス〆)

964: 2018/05/20(日) 00:36:19.64 ID:aF3tjyHw0
あ、あと明日からは本編更新を次スレの方でする予定です。
こっちはなんかテキトーな事書いて埋めてもいいしなんか…要望とかあったら書いてください(?)

979: 2018/05/21(月) 02:15:03.97 ID:FtHHIhAR0
コピペ小話


グリーン「深海って火星と同じくらい調査がまだ進展してないらしいぜ。じーちゃんちの論文にあった」

レッド「遠回しに言わないで……えっと、深海には火星人がいる、ってこと……?」

グリーン「全然ちげえよ! 具体的に言うと、深海って火星と同じくらいに調査がまだまだ進展してないんだぜ!」

ブルー「あら、そういうこと? 勘違いしちゃった。深海には火星人しかいないなんてビックリね」

グリーン「だからちげえっつーの! 深海と火星が同じなんじゃなくて、未知の部分の大きさが同じなんだよ。つか火星人の話を俺はしてねえだろ!」

ファイア「ということは火星人がいるだけじゃなく深海の面積は火星の面積とほぼ等しいと」

グリーン「ということはじゃねえよ!! 未知の部分の大きさは、面積の大きさって意味じゃなくて、未知度の大きさだよ!!」

グリーン「100㎡のとこを1時間調査するのと、200㎡のとこを2時間調査するのでは、 面積は均しくないけど、未知度は同じみたいな……俺がいつ火星人の話をしてんだ馬鹿!!」

999: 2018/05/24(木) 00:55:06.48 ID:D8S/Hdbi0

ハウくんをすこれ
アローラトリオをすこれ
いつかリーリエちゃんの登場楽しみにしてままままま


引用: レッド(無口とか幽霊とか言われるけど……)