1: 2018/05/18(金) 22:51:07.60 ID:hxqKd9gr0
21スレ目

3: 2018/05/18(金) 22:52:55.92 ID:hxqKd9gr0
レッド ピカチュウ・カビゴン・ラプラス・エーフィ・ カメックス・リザードン・フシギバナ・ゾロアーク・ ブラッキー・グレイシア・ブースター・ニンフィア・ミュウツー・チラチーノ・シャワーズ・サンダース・リーフィア・ロトム・メガアブソル ・カイリュー・エンテイ・ライコウ・スイクン・ダークライ・プテラ・ラティアス・ラティオス・バシャーモ・金コイキング・サンダー・プリン・キングドラ・イーブイ・ボスゴドラ・シェイミ・フリーザー・レディアン・モココ・ポワルン・サーナイト・ボーマンダ・メタグロス・レックウザ・ファイアロー・ホルード・ルカリオ・アリアドス・ゴーゴート・パッチール・クレベース・ガブリアス・ジガルデ・ヌメルゴン・オノノクス・フライゴン・ファイヤー・ニョロボン・ミュウ・アルセウス・カクレオン・ガチゴラス・セレビィ・チルタリス・デオキシス・ユクシー・アグノム・エムリット・トルネロス・ボルトロス・ランドロス・ジラーチ・ギラティナ・クリムガン・ビクティニ・ディアンシー・マラカッチ・フライゴン・ジュプトル・ムクホーク・テラキオン・ビリジオン・コバルオン・ケルディオ・ギアル・クレセリア・ダークライ(ああああああ)・ネオラント・マナフィ・ロコン・フーパ・マルチスケイルルギア・ロコン・キマワリ・ カプ・コケコ ・アローラコラッタ

トウヤ ドレディア・ゴチルゼル・ジャローダ・カイオーガ・シンボラー・ゼクロム・メタモン

キョウヘイ ジュゴン・エンブオー・エレキブル・ハガネール・メロエッタ・キュレム・ギャラドス(色違い) ・ルカリオ・ランクルス・バニリッチ・ヨノワール・キリキザン・ポケルスポッポ

トウコ ローブシン・ミロカロス・マルノーム・エンペルト・キノガッサ・レシラム

コウキ ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド・コジョンド・ニョロボン・ディアルガ

ヒカリ サーナイト・ゴルーグ・ライボルト・マルスケカイリュー・パルキア ・ドダイトス

メイ モココ・ヨノワール・ライコウ・ピッピ・バルキー・シェイミ

ヒビキ オドシシ・ワタッコ・ムチュール・オーダイル・サーナイト・ホウオウ ・ピッピ

シルバー マニューラ・ジバコイル・ゲンガー・フーディン・クロバット・メガニウム・アンノーン

グリーン ナッシー・ウインディ・サイドン・ギャラドス・カイリキー・ピジョット・コラッタ

コトネ キュウコン・アブソル・口リーパー・トゲキッス・マリルリ・ルギア

ブルー ニョロトノ・ギャラドス・ジュカイン・奇跡イーブイ・トゲキッス・奇跡ラッキー

ユウキ カイオーガ・ラグラージ・バンギラス・グラエナ・ネイティオ・ボーマンダ

ハルカ グラードン・サーナイト・オオタチ・マイナン・ジュカイン・ライボルト

カルム ゼルネアス・マフォクシー・ヤーブイ・ミツハニー♂・ドーブル・色レックウザ

セレナ イベルタル・ゲッコウガ・メタモン(ブイズ父)・マッギョ・ハスボー・ダグトリオ

ファイア エルレイド・ジグザグマ・ピカチュウ♀・ヒトカゲ・色リザードン・イーブイ

リーフ ロズレイド・色イーブイ・色カメックス・色フシギバナ・イシツブテ・オオスバメ

オメガ メガハッサム・ゲッコウガ・ゲノセクト・ソーナノ・ガルーラ・テッカニン

アルファ メガチルタリス・エルレイド・マフォクシー・色エーフィ・ペロッパフ・タブンネ

ミヅキ ルナアーラ・アブリボン・ガオガエン・いいいいい(ミロカロス)・イーブイ・色クワガノン

ヨウ ソルガレオ・ルージュラ・シロナ(ガブリアス)・マッシブーン・アシレーヌ・ヨワシ

4: 2018/05/18(金) 22:53:28.32 ID:hxqKd9gr0
レッド(13) 無表情無口やんちゃ男の娘。マサラ人。特訓に信頼を置きすぎている。

トウヤ(16) 口リコン。目覚めなければいいお兄さん。体力が落ちた。

キョウヘイ(14) 腹黒イケメンリア充俳優(金持ち)。爽やかになりたい。

グリーン(13) 不憫な緑のマサラ人。メイドはミニスカ派。ナッシーお前…どうして…

ユウキ(12) ただの元気っ子。たまに妄想の世界へ。影が薄い。コウキとは友達

コウキ(10) ほけー。すぐ脱ぎます。影が薄いをキャラにしてやる。ユウキとはコント仲間。

シルバー(10) 紳士的フィー。そこそこ苦労人(胃が痛い)。常識人。最近は倒れない。

カルム(15) 唯一リア充なフィー。純粋にツンデレ。おじさんの前だとデレデレ。

ヒビキ(10) ただの純粋系わんこのようだ。キス魔とは一体。コトネとはとても仲良し。

ファイア(10) 無表情煽り系男子。ダウジング命。あっ反応が

ヒカリ(10) 冷静系ケモナー。ミュウツー様命。ヒカろう。面食い(ポケモンに対して)

メイ(14) 媚びてる女装させ魔。好きな人はt……おや誰か来たようだ。兄がアクロマ。

トウコ(16) 影とキャラが薄い。起氏回生を狙っているが安価が事故りそうで怖い。

ブルー(16) レッドの姉。姐さん。マサラ人。ブラコン。最近は旅に出てる。

セレナ(15) 方向音痴系元気お嬢。KY。ですわ!ブラってくれ(ブラッキー心の声)

コトネ(10) キョウヘイの熱狂的ファン。ヒビキとは仲良し。マリルリがくさい

ハルカ(12) 放浪癖のある元気クールさん。かも。かもかも。かもかもかもかも。

ひな子(??) 幽霊。ピカチュウを探していた。無事成仏。今は冥界の門番やってます。

リーフ(10) ファイアと双子。ブラコン。ファイアにも発動。最近修業をしている。

ライ(10) 緑の弟。グレ気味。影が薄い。最近は寺に居る。日蓮宗。

イーブイ ゲームでのパートナー。ツンデレ。もう百合でいいや。

ソラ アチャモ。元人間。男前な女の子。

ゴールド(11) ヒビキの兄。結構大人びているが出番が欲しい。特徴:なし

クリスタル(11) コトネの姉。姉御肌という特徴が付いた事を未だに自慢してくる。

オメガ(12) 本物の忍者。ユウキの双子の弟。兄よりは冷静だと自覚している。鈍感との噂。

アルファ(12) モフラー。ハルカの双子の妹。もふもふ戦士巫女レッドのファンらしい。かわいい。

ミヅキ(11) 腐女子。推しカプを前にすると語彙力が1になる。尊い…てぇてぇ…ヨウとはふたご。

ヨウ(11) 年上好き。年上なら男女を問わないらしい。バブみを感じてオギャりたい。ミヅキとはふたご。

ハウ(11) ただのいい人。っていうか常識人。ツッコミ役。まともすぎて少し冷静になってしまった。

女レッド(13) 別世界のレッド。割と色んな世界に行ってる。とうとうテンプレにも進出。

5: 2018/05/18(金) 22:54:22.26 ID:hxqKd9gr0
サンダース  毛並みフェチ、比較的まとも

ブースター  ドS、でもブイズには優しい

シャワーズ  ホ〇、レッドを襲ったことがある

エーフィ  腐男子、超腐男子。夏コミに出る予定。グリレかなーやっぱw

ブラッキー  百合好き男子。ミヅリエ……くるか!?!?

グレイシア  厨二病、でも可愛いよprpr

リーフィア  百合、グレイシア可愛いよグレイシア

ニンフィア  元ニート、でもおにゃのこ、きょぬー

イーブイ  従兄弟の子、イケメン。エーフィになりたい。

イーブイ  純粋な子。出番がない

ヤーブイ 論者。んんwwwww進化させないのはありえませんぞwwwww

イーブイ ノマカプ厨 レッド×グレイシア最高! エーフィとは相容れない

色イーブイ ドM 早く叩いて下さいご主人さま!

6: 2018/05/18(金) 22:54:48.93 ID:hxqKd9gr0
出世したモブ表

テルミ ロケット団。元ウェイターのイケメン。でもフィーっちゃった可哀想なイケメン。

マドカ ロケット団。元ウェイトレス。キョウヘイファンクラブに入っているヤンデレ。

ソウイチ アクア団。馬鹿。ラノベによくいる鈍感系。馬鹿。

ユミ アクア団。敬語冷静系メガネ。ソウイチの幼馴染ポジ。

ロラン マグマ団。お坊ちゃま。敬語系シOタ。元ライモンジムトレーナー。

コレット アクア団。ロランのお姉さん。ブラる人なのかは不明。お嬢様。

クロード フレア団。ベテラントレーナー。大人。博識っぽい。

ガチムチ フレア団。見た目は男、心は女。結構女子力は高い。

キラン ギンガ団。レO系勘違いバック転ガール。レッド大好き。

16: 2018/05/22(火) 22:54:57.58 ID:TSIT8wYv0
キョウヘイ「前回のあらすじ・・・カオスったらカオス! 現在意識不明者二名!!」

ハウ「ヨウとー、シルバーが倒れちゃったんだよねー」

キョウヘイ「まぁあの二人は寝かせたんでいいっすけど……問題はあっちっすよ」


女レッド「わ、私はこういうの似合わないよ!?」

ミヅキ「そんなことないです!! ぜっっっ……ったい似合います……これを着てください!!!!」ドゲザ

女レッド「わー!? わかった、わかったから顔上げて!!」


トウヤ「か、かわいい~~~~~~!!!! こっち向いて!!!!」

レッド「…………」

トウヤ「やっぱ甘口リは最高だね……幼女みが強い……いやもうレッドは実質幼女だよね」


ハウ「うわ」

キョウヘイ「わかるっすよその気持ち……さぁどうするっすかハウ、このカオスをどう収集つけるっすか!?」

ハウ「試練を課すみたいに言ってるけどー、めんどくさいだけだよねー」

キョウヘイ「本当にハウくんは人の心がよくわかるいいこだなぁ(棒)」

ハウ「こういうのにはー、一つずつ対応すればいいんだよー」

ミヅキの対処法 下1

17: 2018/05/22(火) 22:58:11.07 ID:qaWDj0LE0
しばく

19: 2018/05/22(火) 23:04:08.16 ID:TSIT8wYv0
ハウ「こういう時はねー、手っ取り早くー……ミヅキ!」

ミヅキ「レッドちゃんさん、次はこの服を……え、ハウ? なに?」

ハウ「そぉい!!!」ドスッ

ミヅキ「うわらば!!!!」バタッ

ハウ「こうだよー」

キョウヘイ「こうだよー!? 割とガチのしばきを見せられたんすけど!?!?」

ハウ「割とガチだったからねー、こうしたら静かになるってじーちゃんが言ってたー」

キョウヘイ「アローラ式教育こええよ~~~~!!!!! 意識不明者増えちゃったっすよ~~~!!!!!」

ハウ「ミヅキはおれがなんとかしたからー、トウヤはよろしくねー」

キョウヘイ「え……ま、まぁいいっすけど……」

キョウヘイ「なんだかんだトウヤさんとは付き合い長いっすからね! 任せてくださいっす!」

トウヤの対処法 下1

20: 2018/05/22(火) 23:11:33.79 ID:5/O+nqjSO
指輪奪って目覚めさせる

21: 2018/05/22(火) 23:19:28.03 ID:TSIT8wYv0
キョウヘイ「ハウ、今のトウヤさんは究極口リコンモードなんすよ」

ハウ「究極口リコンモードー?」

キョウヘイ「この状態に入ってしまえばしばらく帰ってこないっす……長くて半日」

ハウ「えー、長すぎるー! 日が暮れちゃうねー」

キョウヘイ「けど、運が良ければ一瞬で終わる方法があるんすよ」

ハウ「へー?」

キョウヘイ「まず……これを奪う!」バッ

トウヤ「あ!? 口リからもらったらしいやつが!」

キョウヘイ「それは嘘っす! ランクルス、洗脳……じゃなくて頑張って目覚めさせろ!」

ランクルス「むにょにょ」ミョンミョン

トウヤ「わっ!? ……キョウヘイ、一度僕を封じ込めたっていうのにこうして呼び出して……焦らしてるつもりかな?」

キョウヘイ「そしてここでそぉい!!!!」ドスッ

トウヤ「ひでぶ!!!」バタッ

キョウヘイ「……こうっす」

ハウ「わー、すっげー!」

22: 2018/05/22(火) 23:24:14.01 ID:TSIT8wYv0
キョウヘイ「おーいレッドさーん。終わったっすよー」

レッド「……はっ! あ、あれ……」

キョウヘイ「撮影会は終わったんで着替えていいっす」

ハウ「そっちのレッドさんも着替えていいよー」

女レッド「い、いいのかな? じゃあ着替えてくるね!」

レッド「……いっぱい、倒れてるけど……」

キョウヘイ「大丈夫っす、ふっかつそうでも食べさせとけばなんとかなるっすよ」

レッド「そっか……」

ハウ「やっぱりー、こぶしってすごく便利だよねー」

レッド「わかる……」

キョウヘイ「こうして脳筋が増えていくのであった……」

23: 2018/05/22(火) 23:27:55.08 ID:TSIT8wYv0
ヨウ「うーん……はっ、お、おねーさんは!?」バッ

女レッド「わ、ヨウが一番乗りだね! おはよう!」

ヨウ「おはようございまーーーーす!!! って、一番乗り?」

レッド「……横、見て」

ヨウ「わー!? 三人氏んでるー!」

キョウヘイ「生きてる生きてる! 息あるっすから!」

シルバー「う……ま、また倒れましたか、俺……」

レッド「うん……大丈夫?」

シルバー「だっ」

キョウヘイ「リスキルしないであげてくださいっす!! 固まるなシルバー!!」

シルバー「……大丈夫、です。伊達に倒れ慣れてませんから……」

ハウ「すごいなー。別に尊敬も憧れもしないけどー」

24: 2018/05/22(火) 23:33:37.08 ID:TSIT8wYv0
ミヅキ「うーん……」

トウヤ「あれ……どうして倒れ……うっ肋骨が痛い」

キョウヘイ「大丈夫っすかー? 二人とも突然ぶっ倒れたから心配したっすよ!」

ハウ「血圧が上がったんじゃないー?」

キョウヘイ(ハウ、俺の演技に悪びれもなく乗っかってきた……才能あるっすよ)

ミヅキ「た、確かに……ちょっとテンション上げすぎちゃいました。ごめんなさいレッドちゃんさん!」

女レッド「大丈夫だよ、少しびっくりしたけど……普段着ないような服着れたし楽しかったから!」

ヨウ「あ、さっきの服買い取っておいたんでまたいつか着てください!!」

女レッド「いつの間に!? うーん、いつかね!」

ヨウ「やっほーーーーー!!!!!!!!!!!!」

トウヤ「僕、何してたんだっけ? 確かレッドの写真を撮ってて……」

キョウヘイ「だから、そのままぶっ倒れちゃったんすよ。熱中するのもいいっすけど、そこらへん気を付けてくださいっす!」

トウヤ「そっか、ごめんねぇ」

ハウ(キョウヘイ、おれはこうしてナチュラルに人を騙せる俳優をまともだとは思えないよー)

25: 2018/05/22(火) 23:37:38.35 ID:TSIT8wYv0


レッド(ブティックから出ました)

ヨウ「あと一個、どっか見たらしおさいホテルに戻りましょー!」

ミヅキ「どーします?」

キョウヘイ「あ、さっき面白そうなの聞いたんで書き足しておくっすよー」

レッド「ありがと……」

レッド(改めて……どこ、行こうかな)

1、ピカチュウの谷 2、ゲーフリ 3、サーフィンリベンジ 4、バトルロイヤル

下1

26: 2018/05/22(火) 23:42:50.88 ID:p2cPc5vN0
ピカ谷

28: 2018/05/22(火) 23:46:36.80 ID:TSIT8wYv0
レッド「……ピカチュウの谷、行きたい」

キョウヘイ「そっすよねー」

トウヤ「レッド、ピカチュウ好きだもんね」

レッド「うん……」

女レッド「私もピカチュウ好きだから楽しみだよー!」

ミヅキ「あそこ、すごくいっぱいピカチュウがいるんですよ!」

ヨウ「百聞は一見に如かず! 行ってみましょー!」

レッド「おー……!」

シルバー(テンション高めなレッドさんも可愛い……)


~ピカチュウの谷~

ピカチュウ「ぴか?」「ぴか!」「ぴっかちゅ!」

レッド「……!!!」

女レッド「すごーい!!」

キョウヘイ「わーお、ピカチュウパラダイスっすね」

トウヤ「本当にピカチュウばっかりだねぇ」

29: 2018/05/22(火) 23:51:08.49 ID:TSIT8wYv0
レッド「ぴ、ピカチュウ、いっぱい……!」

トウヤ「よかったねぇ、一緒に遊んでみたら?」

レッド「う、うん……こんにちは」

ピカチュウ「ぴか!」「ぴーかぴ?」「ちゅあ~~!」

レッド「か……かわいい……」バチバチ

キョウヘイ「すっごい嬉しそうっすね~、静電気ですごいことになってるっすけど」

トウヤ「わ、そっちも凄い事になってるねぇ」

女レッド「この子達、すっごく人懐っこいね~! 可愛い!」

シルバー「これが……尊い……」

ミヅキ「シルバー、こういう時は拝むといいよ……ああいう風に」

ヨウ「ピカチュウとおねーさん……あっ……尊い……くーっそかーわいー!!」オガミ

シルバー「拝む……」オガミ

ハウ「そこは学ばなくてもいいところなんだけどなー」

エーフィ「ここで唐突に何かが起きる!!!!!(雑なゾロ目イベント)」

下1

30: 2018/05/22(火) 23:55:18.25 ID:5/O+nqjSO
ものすごく毛並みが良いピカチュウとアクロマに遭遇

31: 2018/05/23(水) 00:11:01.84 ID:oj5C0J0X0
ピカチュウ「ぴーか!」キラキラ

レッド「……!! け、毛並み、凄くいい……」

ピカチュウ「ちゅ?」キラキラ

レッド「おいで……」

ピカチュウ「ぴか~~!」キラキラ

レッド「か、かわいい……」

キョウヘイ「微笑ましいっすね~」

アクロマ「そうですね! しかしあの光景に私が貢献しているということを覚えておいていただきたい!」

キョウヘイ「は? 何言って……お前またかよ!!!」

トウヤ「貢献ってどういう事なのかな?」カシャ

ミヅキ「すごく自然にレッドさんの写真を撮っている……これが保護者ムーブ!」

アクロマ「私の試作品、ポケモン自動毛づくろい機です! これはですね、かくかくしかじかで……」

キョウヘイ「要するにプロのトリマーの再現がそれで出来るんすね。へー、いいもん作るじゃないっすか」

アクロマ「でしょう! 他のポケモンにも試してみますか?」

下1(ここにいる誰かの手持ち)

32: 2018/05/23(水) 00:17:09.81 ID:o/9TDSuV0
ブラ兄

33: 2018/05/23(水) 00:25:02.50 ID:oj5C0J0X0
レッド「……」クイ

キョウヘイ「ん、いいっすよレッドさん! どの子にするんすか?」

レッド「……ブラッキー」ポーン

ブラッキー「え!? いいの!? 最近ブラ少ないから氏にかけてたけどうれしー!」

エーフィ(僕が翻訳してます)v

キョウヘイ「よかったなブラッキー! んじゃ、頼んだっすよ」

アクロマ「お任せください! では、これをこうして……」ポチポチ

アクロマ「では、この装置を装着させて……スイッチオン!」

レッド「……」ワクワク

トウヤ「楽しみだねぇ」

自動毛づくろい機「」チーン!

キョウヘイ「効果音がレンジなのは大丈夫なんすかね」

アクロマ「一番わかりやすいでしょう? それでは出てきてください!」

ブラッキーの毛並み 直下コンマ点(普段=30くらい)

34: 2018/05/23(水) 00:26:18.24 ID:0Eujvaz+0
ヘアッ

35: 2018/05/23(水) 00:37:33.02 ID:oj5C0J0X0
ブラッキー「いぇーい!! ……あれ!?!?」

キョウヘイ「あんま変わってないっつーか……ちょっと悪くなってないっすか?」

レッド「……ちょっとだけ、ぱさぱさ」

アクロマ「なんと!? ……おかしいですね、まさか失敗するとは……」ブツブツ

キョウヘイ「ま、レッドさんが普段してる毛づくろいが上手っすからね。多少見劣りはするっすよ」

アクロマ「うーむ……改良を重ねたいので、レッドさんの毛づくろいデータを取らせていただいても?」

レッド「いいよ……」

キョウヘイ「……さっきからあっちが静かっすね?」

トウヤ「何かあったのかな……わぁ」

ヨウ「」

女レッド「」b

ミヅキ「レッドちゃんさんがピカチュウに埋もれながら親指を立てるシーンは涙なしには見られませんでした」

ハウ「いいなー、たのしそー!」

キョウヘイ「絶対バッチバチになってるっすよ……」

レッド(いいな……)クシクシ

ブラッキー「やっぱこれだぜー!」

36: 2018/05/23(水) 00:37:58.48 ID:oj5C0J0X0
今日はここまで。次の更新は金曜日になります。

42: 2018/05/25(金) 21:52:52.41 ID:4fvS3qkn0
キョウヘイ「前回のあらすじ・・・ピカ谷でエンジョイっす」

ミヅキ(こんにちは! ミヅキです! あらすじの後の枠もらっちゃってすみません!)

ミヅキ(実は、いま少し悩みがあって……その悩みっていうのが)チラッ


アクロマ「ふーむ、なかなか勉強になりますね!」

キョウヘイ「でしょ! レッドさんは凄いんすよー!」ドヤ

レッド「……」ドヤ


ミヅキ(ヴッッッッ癒し空間……まぁそれはそれとして)

ミヅキ(どうやって今夜! アクロマさんとキョウヘイさんに同じ部屋で寝てもらおうかと思って!)

ミヅキ(エーフィさんの手は借りられないし……みなさん! 力をお貸しください!!)

ヨウ「ミーヅキ、なにやってんの?」

ミヅキ「ちゅいったー……」

同じ部屋で寝かせる為のアイデア 下1

44: 2018/05/25(金) 22:01:20.88 ID:4fvS3qkn0
ミヅキ(確かに……最期に頼りになるのは筋肉だってレッドさんも言ってた)

ミヅキ(ありがとうひょろわーさん! 頑張ろうねガオガエン!)

ガオガエン(やだなぁ……)

ハウ「ミヅキー、そろそろホテルに戻るってー」

ミヅキ「わかったー!」

ミヅキ(わたし……やってみせる!)


~ホテルしおさい~

ミヅキ「ガオガエン、ゴー!」

ガオガエン(ごめんなー)ポーイ バタン

キョウヘイ「うぎゃあっ!?」

アクロマ「おおっと!? ……ふむ、空きません! 閉じ込められましたよキョウヘイくん!!」

キョウヘイ「なんで嬉しそうなんすか!!!!!」

45: 2018/05/25(金) 22:04:14.97 ID:4fvS3qkn0
キョウヘイ「ミヅキ、エーフィに何かそそのかされたんすかね……」

アクロマ「どうします? 私的にはここで寝るのが一番かと思いますが!」

キョウヘイ「嫌っすよ!!! なんか思い通りって感じでムカつくっす」

アクロマ「キョウヘイくんは負けず嫌いですからねー」

キョウヘイ「そうでもなきゃ芸能界やってらんないっすよ!」

アクロマ「まぁまぁまぁ、とりあえずここで寝るという選択肢も視野に入れて見ませんか?」

キョウヘイ「……うーん」チラッ

部屋にあるベッドの数 下1

46: 2018/05/25(金) 22:08:34.04 ID:k0XXeF5+0
(人いないから取りたいけど2連で取ってしまってもいいのか…?)OKなら0、代わりにでかい寝袋がある

47: 2018/05/25(金) 22:15:49.68 ID:4fvS3qkn0
キョウヘイ「なんすかこの部屋!!!!! ふざけてんのか!!!!!!」

アクロマ「まぁまぁまぁ……正直なところ、あれは私も関与しておりません!」

ミヅキ『わたしです!』

キョウヘイ「あっ答えてくれるんすか! 変なところでいい子っすねミヅキ!! 外に出せーーー!!」

アクロマ「キョウヘイくん、ミヅキさんはまだ子供ですのでそういう言葉は……」

キョウヘイ「は? ……ぶっ頃すぞ!!!!!!」



トウヤ「キョウヘイ、荒れてるねぇ」

レッド(ここまで荒れてるのは久しぶりかも……)

ハウ「あれ、だいじょうぶー? 明日の朝とかミヅキ氏んでないー?」

ヨウ「狩人仕事して!」

エーフィ「大丈夫大丈夫、物理的被害が来るのは多分僕だから!」

シルバー(どうしてレッドさんのエーフィは自然に話に入ってくるんだろう……)

トウヤ「それじゃ、今日の部屋割考えよっか」

ミヅキ「あ!!! わたしはこの部屋を見張ってるのでいないことにしといてください!!!」

女レッド「じゃあ、私は一人かな? ちょっと寂しいなー」

ヨウ「あっそれならぼくと一緒n」

ハウ「部屋割安価だよー」

下1

48: 2018/05/25(金) 22:15:53.94 ID:AbB78Z8r0
やっと追いついた...乙です!

51: 2018/05/25(金) 22:26:19.59 ID:4fvS3qkn0
トウヤ「……こんな感じだって」

ヨウ「はーい!」

レッド「……ハウ、大丈夫?」

ハウ「大丈夫だよー、いざという時は……」グッ

レッド「……満点」ナデナデ

ハウ「えへへー、やったー!」

ヨウ「あっっっいいなあ!!!!!! ねぇシルバー!!!」

シルバー「は……い、いや、俺は別に……!!」

ミヅキ「てぇて……ぐっ、ま、まだ倒れる訳には……!」

ガオガエン(支えてるの俺なんだけどな……)

トウヤ「それじゃ、お休みー」

レッド「お休み……」

レッド(……しばらく、視点がキョウヘイの方にいってそうだし、休めそう)

52: 2018/05/25(金) 22:32:51.43 ID:4fvS3qkn0
キョウヘイ「……」

アクロマ「むくれてますねぇ」

キョウヘイ「そらそうっすよ……何故寝袋!!!! ベッドならギリギリ許容できなくもないっすけど」

アクロマ(良い事を聞きました……同じベッドはセーフ、と)メモメモ

キョウヘイ「かといって、お前は床な! っていうのも……いや、でも万が一……」

アクロマ「以前も言いましたがね、キョウヘイくん。私はギリギリまでしか攻めませんよ?」

アクロマ「いくら同じ寝袋に入って密着したとして! 手は出しませんとも!」

キョウヘイ「……微妙に信用できないっつーかなんつーか……」

アクロマ「私の目を見てください!! これが嘘をついているように見えますか!?」

アクロマ「仮に手を出すとしても!! こっそり撫でるくらいまでしかしません!!!!」

キョウヘイ「……」

直下コンマ70以下で信用する

ミヅキ(頼む……っ! ここが……勝負の分かれ目……っ!)

56: 2018/05/25(金) 22:39:17.15 ID:4fvS3qkn0
キョウヘイ「……はぁ、マジで何かしたら氷漬けっすからね!」

キュレム「きゅらら!」

アクロマ「わかりました! ……それにしても、キョウヘイくんとキュレムは仲が良いのですね」

キョウヘイ「そりゃまあ、仲間になってからそこそこ経つっすからね」

キュレム「きゅららー」


ミヅキ(勝ったっ! 第三部完!)

ガオガエン(まだー?)

ミヅキ(まだまだ! わたしも一緒に支えてるからね!)

57: 2018/05/25(金) 22:50:06.79 ID:4fvS3qkn0
キョウヘイ「……寝るか~~~……」

アクロマ「おや、まだ渋っていますね」

キョウヘイ「そりゃまあ、なんつーか、ねぇ。覚悟はいるっすよね……」

アクロマ「大丈夫ですよ! では私が先に入りますので……カモンですキョウヘイくん!!!」

キョウヘイ「おら!!!!」ドシッ

アクロマ「ぐふぅナイスみぞおちっ!!!! 情熱的ですね!!」

キョウヘイ「そういうんじゃないっすけど……お邪魔しまーす?」モゾ

アクロマ「いらっしゃいませ!!!!」

キョウヘイ「店か!!! ……なんかこんなやりとりしてたら逆に疲れるんでもう寝ていいっすか?」

アクロマ「ええ、もちろんです……しかし、そんなすぐに寝られますか?」

アクロマ(私が一緒に居ますし、もう少し警戒して先に寝ろとか言われると思っていたんですが)

キョウヘイ「ん、まぁ……いつもより温いし、別に……寝られるんで……」

キョウヘイ「だい、じょう……ぶ……」

アクロマ「……キョウヘイくん」

アクロマ(もう寝てしまいましたか。これは……なんというか……)

アクロマ「てぇてぇ……」


~ドアの外~

ミヅキ「」

ガオガエン(また倒れてる……)

59: 2018/05/25(金) 23:01:10.99 ID:4fvS3qkn0
アクロマ(私もだいぶ信用されましたね……)

アクロマ(こうして彼の寝顔をじっくりとみられるようになるとは思いませんでした)

アクロマ(ただひたすらに可愛い……カメラを用意しておくべきでした……)

エーフィ「あのさ~、本当にそれでいーの?」

アクロマ「!? 例のエーフィではないですか。何がですか?」

エーフィ「キョウヘイのこと好き好きいいながら全然手ぇ出さないんだもん!」

エーフィ「いつフィーってくれんのかな~って身としてはお預け状態だからさ~、聞いとくけど」

エーフィ「マジでこれ以上なんもする気ないの!?」

アクロマ(ふむ……まさかポケモンにこんな事を聞かれることになるとは)

エーフィ「いや別に今の関係もそれはそれで興奮するんだけどね? それはそれこれはこれじゃん」

アクロマ(私の答えはもう決まっているのですが……それを正直に言ったら、何が起きるかわかりませんね)

エーフィ「まぁそれはそれとしてってやつだよ……せっかくなら悪魔の力身に着けたいじゃん」

アクロマ(エーフィが力尽くの行動にでない答えを出すか…いや、力尽くの行動に出る答えを出し、彼を口実にショートカットを)

エーフィ「あれ? もしかして僕の話ぜんぜん聞いてない? まあいいや」

エーフィ「改めて聞くよ!! これ以上何もする気がないの? いつになったら手ぇ出すの!?」

アクロマ「それはですね……」

どう答えるか 下1

60: 2018/05/25(金) 23:06:43.19 ID:X4V3TTJSO
少なくとも、エーフィのミョンミョンみたいに無理矢理やるつもりはない。
キョウヘイと両想いになれるまでは我慢するつもり。

61: 2018/05/25(金) 23:22:14.80 ID:4fvS3qkn0
アクロマ「……先に断っておきますが、あなたの手は借りるつもりはありませんよ」

エーフィ「なにっ、ミョンミョンがいらないと申すか!」

アクロマ「ええ! ついでに申しますと自作の機械で無理やりどうこうするつもりもありません」

アクロマ「いつか彼とちゃんとした方法で結ばれるまで! 根気強くやっていくつもりです!」

エーフィ「ぐ、グワーーーーーーーッ!!!!!」ジュワアア

ミヅキ「や、闇の腐男子が消滅していく……!」

アクロマ「おやミヅキさん、いつの間に」

ミヅキ「シリアスになったらやだなーって思って見に来ました……でも寝袋から出ずカッコいい事言ってる図がシュールなので大丈夫そうですね」

アクロマ「出られませんからね……あ、写真撮っておいてもらえません?」

ミヅキ「はい」カシャシャシャシャシャシャ

アクロマ(……彼も彼女も納得してくれたようですね、よかったよかった)

アクロマ(本音と似たようなことを言った甲斐がありました)

62: 2018/05/25(金) 23:26:43.69 ID:4fvS3qkn0


レッド(……困った)

ヨウ「やだやだやだ!!! ぼくもレッドさんと寝たい!!! シルバーいつも一緒じゃん!」

シルバー「お、俺だって一緒に寝ることは少ないです!」

レッド(ベッドが二つしかなかった……)

ヨウ「いいじゃんオギャらせてよ~~~~~!!!! バブみ不足なんだよ~~~~~!!!!」

シルバー「お、おぎゃ……? よくわからない事を言わないでください!!」

レッド(このままだと寝られない……)

レッド(この場で、一番年上なのは……僕。決断を、しないと)

どうやって寝るか 下1

63: 2018/05/25(金) 23:29:03.78 ID:AbB78Z8r0
ベッドくっつけて三人で(赤真ん中)

64: 2018/05/25(金) 23:36:55.39 ID:4fvS3qkn0
レッド「……あ、そうだ」ガシッ

シルバー「レッドさん? ベッドを掴んで何を……」

レッド「これを……こう」ヒョイ ザッ

レッド「……僕が、この、真ん中で寝るから。三人で寝よう……」

シルバー「は……はいっ!」

ヨウ「ママ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」バッ

レッド「……よしよし……?」

ヨウ「マ、ママ……! ママ……バブ……」

シルバー「……レッドさん、あまりそういうのは……」

レッド「……シルバーも、来る?」

シルバー「」バタッ

ヨウ「まだシルバーにはバブみは早かったかな~~」

65: 2018/05/25(金) 23:38:10.05 ID:4fvS3qkn0
今日はここまで。

75: 2018/05/26(土) 23:47:14.90 ID:F7OjJpze0
アローラ生活五日目

レッド(……朝だ)

レッド(隣には……シルバーとヨウがいる)

レッド(めっっっちゃくちゃしがみついてきてる)

レッド(……何か、お兄さんになった気分がある)

レッド(まぁ、それはそれとして……)

レッド(寝起きドッキリでもしようかな)

誰に 下1  何を 下2

78: 2018/05/26(土) 23:55:33.19 ID:F7OjJpze0
レッド(それじゃあ、昨日こっそりボールから抜け出してたエーフィを)

エーフィ「え!? なんで知ってるのレッド!?」

レッド(エーフィは僕のバッグに入ってたんだから、気付かないわけないでしょ……)

エーフィ「いや~~~~ごめんてマジで反省してるんだよほんとに」

レッド(確保)ガシッ

エーフィ「ア"ッこれマジの掴み方ですよねレッドさんほんともう二度としないんで推しカプを唆しに夜中抜け出したりしないんで」

レッド(……それ、何回も聞いた。一回痛い目見て覚えないと)

エーフィ「エッヘッヘッヘッヘ~~~~~覚悟を決めました!」

レッド「そぉい!!!!」ブンッ

エーフィ「ふぃいいいいいいいいいッ!!!!!!!」

シルバー「!?!?!?!?!?」

79: 2018/05/26(土) 23:59:32.62 ID:F7OjJpze0
シルバー「え、エーフィ、戦闘不能……勝者……えっと」

レッド「……」

シルバー「レッドさん……」

レッド「勝ちました……」v

シルバー「かわい……じゃなくて、どうしたんですか、朝から」

レッド「寝起きドッキリ……シルバーにエーフィをぶつける」

シルバー「!? ……それにしては、俺にはあんまり被害は……」

レッド「直接はぶつけてないから……近くの地面にぶつけて、振動でドッキリさせた」

シルバー「なるほど、ドッキリしました……ところで、エーフィは大丈夫なんですか?」

レッド「そうだった……エーフィ、もうやらない?」

エーフィ「こ、この傷が回復するまではやりません……」

レッド「……よし」

シルバー(いいのか……っていうか自然治癒に任せるのか……)

80: 2018/05/27(日) 00:02:18.21 ID:vr0Gu2p40
レッド「……せっかくだし、シルバーもやる……?」

シルバー「やる、って……寝起きドッキリを、ですか」

レッド「うん……二人なら、可能性も広がるから……ね、やろ」

シルバー「やります!!!!!」

レッド(とてもやる気に溢れている……素晴らしい人材だ)

シルバー(レッドさんと行動できるならなんだって良い……)

レッド「……じゃあ、次は……誰に、何をやろうかな……」

下1 に 下2する

81: 2018/05/27(日) 00:04:21.95 ID:akLrQBPUO
アクロマキョウヘイペア

82: 2018/05/27(日) 00:05:54.98 ID:3WsO8I1o0
寝てるそばでめっちゃさわぐ
祭りじゃ

84: 2018/05/27(日) 00:09:37.65 ID:vr0Gu2p40
レッド「……祭りを開始する」

シルバー「祭り……ですか」

レッド「そう……夏祭り、くらいの……」

シルバー「わかりました……全力で祭りをします」

レッド「それじゃあ、各々祭りっぽい準備をしてから、二人の部屋に集合で……」

シルバー「了解です」


~二十分後~

ミヅキ「あれ、二人で何してるんですか?」

レッド(本当に一晩中見張りしてたんだ……)

シルバー「祭りをします」

ミヅキ「祭り!? じゃあ私は後ろの方で売り子さんごっこして盛り上げますね」

レッド「どんどん盛り上げて……」

85: 2018/05/27(日) 00:13:56.46 ID:vr0Gu2p40
~二人の部屋~

レッド「おじゃましまーす……」コソコソ

シルバー「……」コソコソ

ミヅキ「お二人はあの寝袋にいます……」コソコソ

レッド(なんで寝袋? まぁいっか……それじゃあ、祭りの準備)ポーン

金コイキング「久しぶりだな相棒!」

ニョロボン「にょろ!」

パッチール「ぱち~」フラフラ

チルタリス「ちるる!」

マラカッチ「かちゃかちゃ!」

シルバー「……頼んだぞ」ポーン

ジバコイル「じばばば」

メガニウム「にう!」

アンノーン「」フワフワ

ミヅキ(めっちゃポケモン出しとる 何するつもりなんだろ!?)

86: 2018/05/27(日) 00:19:14.89 ID:vr0Gu2p40
レッド「……これよりッ! マサラ式祭りを開始する!」

シルバー「サーイエッサー!」

ミヅキ「!? さ、サー!」

レッド「金コイは外でかみなり、ニョロボンははらだいこ、パッチールはフラフラダンス……」

レッド「チルタリスはフェザーダンス、マラカッチは……いい感じに盛り上げて」

ミヅキ「さ、最期だけ雑……!」

シルバー「ジバコイル、いやなおとだ。メガニウム、はなびらのまい。アンノーンは……電波を……」

ミヅキ「こ、これまた雑……! でもこの数の大騒ぎはやばいって、わたし、わかります」

ミヅキ「よーしわたしも頑張ろ! 新刊500円、既刊は残り部数少なくなっておりますのでお気をつけくださーい」

レッド(マサラ式祭り……それはひたすらに騒いで戦いに向けての士気をあげる祭り)

レッド「……今回はどれだけ騒がしくなるかな……」

直下コンマ 高い程うるさい

87: 2018/05/27(日) 00:21:13.05 ID:hLddjvQSO
ブラァァ!

90: 2018/05/27(日) 00:27:31.31 ID:vr0Gu2p40
レッド「……」

シルバー「……」

ミヅキ(ど、どうしてこんなに静かなのかというと……祭りって言葉に反応したこの子が出てきて……)

プリン「ぷ~ぷぷぷり~~~♪」

ミヅキ(可愛いけど……ね、ねむ)バタッ

プリン「ぷり……ぷり?」キョロキョロ

プリン「……」プクーッ シュウン

レッド「すー……」

シルバー「うーん……レッドさ……」

キョウヘイ「ぐー……」

アクロマ「キョウヘイくん、もう一枚……ぐぅ」

91: 2018/05/27(日) 00:34:02.93 ID:vr0Gu2p40

~一方その頃~

ハウ「目覚めなかったねー」

トウヤ「うん、最近目覚めないから目覚めが良いんだよねぇ……ちょっと自分でも何言ってるかわからないけど」

ハウ「ややこしー! でも、トウヤが楽ならそっちのがいいよー」

トウヤ「そうだよねぇ、あっちは色々迷惑かけちゃうし……ただね」

トウヤ「目覚めなくなってから、時々謎の視線を感じるんだよね……」

ハウ「エーフィかなー? 目覚めさせる機会狙ってたりしてー」

トウヤ「あ~、ありえそうだねぇ……警戒しておかないとなぁ」




直下コンマが1~50ならアクロマ 51~99ならキョウヘイが先に起きる

92: 2018/05/27(日) 00:37:40.40 ID:CyxbGkbY0
そういやこのアローラはサンなの?ムーンなの?
ムーン版だと緑にドッキリすると寝起きじゃなくて寝る前ドッキリになってしまう。

93: 2018/05/27(日) 00:47:35.30 ID:vr0Gu2p40
レッド「寝る前ドッキリ……」

シルバー(これは今度やろうと思っている顔だ……)




アクロマ「うーん、メイドさんならクラシカ……ル?」

アクロマ「ミニスカメイドのキョウヘイくんが存在したのは夢でしたか、安心しました……ん?」

キョウヘイ「( ˘ω˘)スヤァ」

アクロマ(……はっ! そうでした! 目の前にキョウヘイくんがいるのは夢じゃありません!)

アクロマ(この……油断しきっている寝顔最高ですね……普段しっかりしてるぶん……)

アクロマ(しかし、どうして周りに数人倒れているのでしょうかね)

レッド「ぴ……ぴかちゅう……かみなりの石はだめ……」

シルバー「違うんです……今のは……故意じゃ……」

ミヅキ「うーーーーん……しんどい……無理……なんでバドエンなっちゃうの……」

アクロマ「? なんだか様子がおかしいですね……キョウヘイくんはどうでしょう」

キョウヘイ「……う"ーーー……」

アクロマ「唸っていますね……ふーむ?」

94: 2018/05/27(日) 00:52:35.09 ID:vr0Gu2p40
アクロマ「ここで寝ている全員が悪夢を見ているということでしょうか? いったいなぜ……」

あああああ「俺だよ!!!!!!!!!」

アクロマ「む、今あなたはレッドさんの鞄から飛び出してきましたね? しかし個性的な名前ですね」

あああああ「俺だってこんな名前やだったよ!!!! しかも名前変えんのずっと忘れてるし!!!!!!」

あああああ「この街には姓名判断してくれる人がいるんだろ? だから、俺がここで騒ぎ起こせば思い出してもらえるかなーって」

アクロマ「思いの外正当な理由があるのですね。多少仕方がないところはありますが……」

あああああ「だろ! こーなったら基本的には自然に起きるまで悪夢見っぱなしだからなー、精々苦しめばいい!」

アクロマ「ワルですね! 自分のトレーナーにも悪夢を見せて……こう、絆とかないのですか?」

あああああ「あるけどよ、それはそれこれはこれ! 一応、レッドにはそこまで怖くないの見せてるしな」

レッド「進化は……駄目……石を捨てて……石……」

アクロマ「わりと苦しんでいるように見えますけどね?」

あああああ「おかしーなー……じゃなくて! いーんだよ、俺の名前変えなかった罰だからな! 俺はボールに戻る!」シュウン

95: 2018/05/27(日) 00:56:50.89 ID:vr0Gu2p40
アクロマ「あああああ……もとい、ダークライは戻ってしまいましたね」

アクロマ「自然に起きることはできる、そうですが……」

キョウヘイ「う"~~~~……ぐぐぐ……」

アクロマ「キョウヘイくんをこんな苦しそうな目に遭わせたままにはしておけません!」

アクロマ「今こそ、以前作った夢を見せる機械の改造版……夢の中に入れる機械を使うべきですね!」

アクロマ「まずはこの機械を使ってキョウヘイくんを起こし……その後、他の皆さんも起こしますか」

アクロマ「あああああの意見を伝えるのはその後でもいいでしょう!」

アクロマ「では! これよりキョウヘイくんの夢に……無意識の! その中に! 入ってみようじゃありませんか!!」

アクロマ「人為的に見せられたものとはいえ、少し興奮してきますね! それではスイッチオン!!!」

96: 2018/05/27(日) 00:57:33.23 ID:vr0Gu2p40
今日はここまで。次回、あああああの逆襲。
次回の更新は明後日です。

103: 2018/05/28(月) 22:53:26.38 ID:5/bC7lKd0
アクロマ「前回のあらすじ! 今からみなさんの夢の中へ旅行です!」

アクロマ「という訳でやってきましたキョウヘイくんの夢。見たところ……」キョロキョロ

アクロマ「街、ですね。ライモンに似ていますが、所々差異があります」

アクロマ「もっと夢といえば……ふわふわしたものをイメージしていたのですがね」

アクロマ「キョウヘイくんは私が思っているよりリアリストなのかもしれません……おや?」

キョウヘイ「あああああああああッ!!!!!」ダダダ

アクロマ「おや、走っているキョウヘイくんを発見しました! おーいキョウヘイくん!」

キョウヘイ「げっ、なんでお前が俺の夢に出てくるんすか!?」

アクロマ「私が夢に入れるくん一号を発明したのです! 悪夢を見ていたようなので解決したく……」

キョウヘイ「お前がそー言っているのすら俺の夢によるものなのか…それともマジなのかわかんないっすね」

アクロマ「確かにそうでしょうね! ところで、何から逃げていたのですか?」

キョウヘイ「あーーーーそうだった!! 逃げるっすよ!!!」ダッ

アクロマ「待ってください!」ダッ

アクロマ(……何が追ってきているのでしょうか? ここまで彼が必氏になって逃げるとは)チラッ

追いかけてきていたもの 下1

104: 2018/05/28(月) 22:55:31.53 ID:LIHkNEQIO
マシュマロマン

106: 2018/05/28(月) 23:03:11.40 ID:5/bC7lKd0
アクロマ「あ! 某幽霊映画に出てくるマシュマロのアレじゃないですか!! そこそこでかい!!!」

マシュマロマン「」フワフワ

アクロマ「ふむふむ、この大きさはまさしく完全再現ですね! 観覧車が折られています」

キョウヘイ「冷静に分析しないで欲しいんすけど!!!!!」

アクロマ「……キョウヘイくん、あれが怖いのですか?」

キョウヘイ「わ、悪いか! ホラーじゃなさそうだったから見たんすけど、こう、子供心にアレは怖いっすよ!!!」

アクロマ「ふーむ、確かにアルカイックスマイルを浮かべた謎の白いふわふわは恐ろしいですねぇ」

キョウヘイ「そうなんすよ!! うわこっちきた」

アクロマ(キョウヘイくんの悪夢はマシュマロマンに追いかけられるものですか…字面はとても可愛らしいですね)

アクロマ(しかし、いつまでもキョウヘイくんを怖がらせるわけにもいきません、なんとかしましょう!)

キョウヘイ「もうやだああああああああああッ!!!!」

アクロマ(本人はわりと使い物にならなそうですからね! 涙目のキョウヘイくん可愛い)

解決策 下2

109: 2018/05/28(月) 23:20:16.39 ID:5/bC7lKd0
アクロマ(せっかくの夢だし攻めますか!!!!!! ヒュー!!!!!!!)

アクロマ「……キョウヘイくん!」

キョウヘイ「何すか!? ……え、マジで何してんすかお前、え?」

アクロマ「一旦落ち着きましょう。大丈夫ですよ、これは夢です。あのマシュマロマンは貴方を害することはありません」

キョウヘイ「え、いや、でも」

アクロマ「これは貴方の夢です。貴方の意識によるものです。多少外部の力が及んでいるとしても、そこは変わりません」

キョウヘイ「だ、だからって……なんでこうする必要があったんすかね……」

アクロマ「キョウヘイくんを安心させたいという気持ちからの行動です! どうですかキョウヘイくん、安心しましたか?」

キョウヘイ「……まぁ、相変わらず変なことする奴だなーっていう呆れで、怖いのとか全部どっかいったっすよ」

アクロマ「それならよかったです! ……どうしましたかキョウヘイくん、少し顔が赤いようですが」

キョウヘイ「うっせバーカ!!!!!!!」ドスッ

アクロマ「みぞおちッ!!!!!!!!!」

110: 2018/05/28(月) 23:24:47.80 ID:5/bC7lKd0


アクロマ「……はっ! 目が覚めました。今のみぞおちアタックの影響でしょうか」

キョウヘイ「いや……俺の目が覚めたからじゃないっすかね?」

アクロマ「おや、キョウヘイくん。おはようございます!」

キョウヘイ「おはござ~。っていうか、マジで俺の夢に入って来てたんすね」

アクロマ「ええ、かくかくしかじかという事情でして」

キョウヘイ「なーるほど……ああああああも可哀想っすねぇ。ってことは……」

キョウヘイ「この人らも悪夢を見てるってことっすか」

アクロマ「ええ。キョウヘイくんがそうしたいと思うならば、彼らの夢に入って解決することもできますよ」

キョウヘイ「そんなの、するに決まってるじゃないっすか。俺は正義のルカリオキッドっすからね!」

アクロマ「ナイスドヤ顔いただきましたー! では、まずどなたの夢に行きましょうか?」

レッド・シルバー・ミヅキの中から  下1

111: 2018/05/28(月) 23:27:23.75 ID:7XgnYbr00
ミヅキ

112: 2018/05/28(月) 23:33:12.41 ID:5/bC7lKd0
キョウヘイ「一番つらそうなミヅキっすかね~」

ミヅキ「つらい……しんどい……しんどみが深い……情緒がメタメタになる……」

アクロマ「そうですね! ではここに寝ていただいて……枕元にこの機械をスイッチオン!」

キョウヘイ(また隣で寝ることになるということの複雑さよ)


~夢の中~

アクロマ「無事到着できたようですね! キョウヘイくん、いますか?」

キョウヘイ「いるっすよ! ……っていうか、人の夢に入るとか中々ない体験っすよね」

アクロマ「ポケモンの夢を覗く機械……でしたっけ? がイッシュにはあったらしいですが。中に入る機械は恐らく初でしょう!」

キョウヘイ「変なところで凄い発明するっすねーマジで」

アクロマ「そうでしょうそうでしょう!」

モブトレ「エッッッキョウヘイさんとアクロマさん!? 本物? コスプレ……?」

キョウヘイ「コスプレて! 本物っすよ!」

アクロマ「この触角も本物ですよ」

キョウヘイ「自分で触角って言っちゃうんすか……」

モブトレ「アッッッッアクキョウやんけ~~~~~~~~!!!!!」

キョウヘイ「は!?!?!?」

113: 2018/05/28(月) 23:36:55.93 ID:5/bC7lKd0
アクロマ「ふむ? ……ふむ。キョウヘイくん、どうやらそう思われても仕方ない場所のようですよ」

キョウヘイ「どういうことっすか?」

アクロマ「ここはコミックマーケットです」

キョウヘイ「コミケ」

アクロマ「正確にはミヅキさんの夢の中なのでミヅコミと表記するのが正しいかもしれません」

キョウヘイ「ミヅキによるミヅキのためのミヅキのコミケ……」

アクロマ「だからですかね、もうスペースのほとんどが私たちやレッドさんやら……知った名前が並んでいますよ」

キョウヘイ「うわっマジだ……ビビるっすねー……ん?」

ミヅキ「おーいおいおいおい!!!!!」ビエエ

キョウヘイ「めっちゃ前時代的な泣き方をしているミヅキがいるっすね……おーい、どうしたんすか?」

ミヅキ「あれっキョウヘイさんにアクロマさん!? なんでここに……」

アクロマ「長くなるのでそれは後に……それより、どうして泣いていたのですか?」

ミヅキ「実は、この本がバドエンで……」

何のカプの本か 下1

114: 2018/05/28(月) 23:38:05.85 ID:LIHkNEQIO
シルレ

116: 2018/05/28(月) 23:44:14.65 ID:5/bC7lKd0
キョウヘイ「シルバーとレッドさんの本っすね……」

アクロマ「綺麗な絵ですねー」

キョウヘイ「どれどれ、ちょっと読んでみるっすか」

キョウヘイ「内容は……うおっ、いきなり10年後になった。シルバー(20)……」

キョウヘイ「あれ、もうレッドさんを諦めたムーヴしてるっすね。いや、でも諦めきれてないと」

キョウヘイ「親の跡を継ぐため結婚したものの、他に好きな人がいると妻に言われ離婚……キッツ」

キョウヘイ「もう会わないと決心していたが、忙しく心がしんどくなってきたので、最期に一度だけ会いに行くと」

キョウヘイ「あとちょっとっすね。マサラタウンに来て、レッドさんに会……あ……」

キョウヘイ「…………しんっど……」

アクロマ「キョウヘイくん!? まさか貴方も彼女と同じ反応をするとは思いませんでした!」

キョウヘイ「いや、これは辛いっすわ……俺はバドエンの映画とかも演じるからいいっすけど、ミヅキには辛いっすよこれ」

ミヅキ「そ"う"な"ん"で"す"よ"」

アクロマ「可哀想ですねぇ。傷心を慰める為、私たちで何かできることはありますか?」

ミヅキ「……じゃあ……」

下1

117: 2018/05/28(月) 23:49:06.05 ID:Xbbg+9DSO
アクロマがシルバー、キョウヘイがレッド役でハピエン再現。
俳優なら余裕だよね、キョウヘイ?

118: 2018/05/28(月) 23:55:38.59 ID:5/bC7lKd0
キョウヘイ「んっふふふふ……鬼畜か!?!?!?」

アクロマ「私は敬語キャラが被ってるのでわりと余裕ですね」

キョウヘイ「お前のその発言は脚本を全部俺がやるって想定で言ってるっすよね」

アクロマ「ええ! キョウヘイくん、そういったのも得意ですよね? よくエンドロールに名前載ってますし」

キョウヘイ「得意とかじゃなくて……ポケウッドの脚本ふわふわだから俺が手直しせざるを得ないんすよ!!」

キョウヘイ「いやまぁ今回のもそういった案件なんすけど…恋愛ものはあんまやんないっすし…しかもこれでしょ」

キョウヘイ「ぶっちゃけめちゃくちゃキツイっすよ!!!!」

アクロマ「……しかし、キョウヘイくんなら出来ると信じていますよ!! もうベタ甘いちゃらぶ展開にしましょう!」

キョウヘイ「それはお前の欲望だろーが!!!! ……まぁ、やってみるっすけど。出来が悪くても文句は言わないでくださいよ!」

ミヅキ「はい!!!! えっめちゃくちゃ豪華では? キョウヘイさんが目の前で演技してくれるの……」

キョウヘイ「そうっすよ~~、俺がタダで演じるのはめちゃくちゃレアなんすからね! 感謝してくださいっす!」

アクロマ(……少し前に、私も演技で助けてもらったことがあるんですが。レアだったんですねぇ……)

キョウヘイ「じゃあここの部分を……いやこうか……えーと……」


即興劇の出来 直下コンマ(高い程いい)

119: 2018/05/28(月) 23:58:18.94 ID:6AbVpJiP0
つらたにえん

121: 2018/05/29(火) 00:04:48.05 ID:hB0wNCZY0
キョウヘイ「……どうっすか」

ミヅキ「ああああああ^~~~~~~~~~~!!!!!!!! てぇてぇ……尊みザウルスなんだが……」ボロボロ

キョウヘイ「め、めっちゃ泣いてるっすね……そんな良かったっすか?」

ミヅキ「はい…………最高of最高です…………マジ…………言葉が出ない…………」

キョウヘイ「……語彙力は貧弱っすけど、そんなに喜んでもらえると嬉しいっすね」

アクロマ「そうですねぇ……」

キョウヘイ「うお、なんでお前まで泣きかけてるんすか」

アクロマ「演技というのは慣れていませんから、やっている時は集中していたんですが……今考えると良い話だなと……」

キョウヘイ「へ~~~……」

ミヅキ「こ、これ、次のイベントで漫画にして出していいですか……」

キョウヘイ「まあ、いいっすけど……バドエンの方は元ネタとかないんすか?」

ミヅキ「わたしの夢の中の産物なので多分大丈夫です!!!」

キョウヘイ「それなら著作権も安心っすね」

122: 2018/05/29(火) 00:09:06.11 ID:hB0wNCZY0


ミヅキ「てえてえ~~~~~!!!!! 生まれてきてよかった……全ての生命に感謝」

キョウヘイ「起きてからの一言がめちゃくちゃ壮大っすね」

アクロマ「それほどまでにあの劇が彼女に影響を与えたのでしょうねぇ」

ミヅキ「マジで人生観変わりました……はあ……一か月くらい引きずります……」

キョウヘイ「ふ~~~ん……」

アクロマ「嬉しそうですねぇ、キョウヘイくん」

キョウヘイ「ま、そりゃ嬉しいっすよ……そうだ、お前も素人にしては中々いい演技だったっすよ」

アクロマ「おや、プロに褒めていただけるとは光栄ですね!」

キョウヘイ「身に余る光栄に感謝することっすね! ……ま、それはそれとして、残り二人っすよ」

アクロマ「先ほどのコンビですね」

キョウヘイ「どっちもめんどくさそうっすね~~~」

どっち行くか 下1

123: 2018/05/29(火) 00:09:47.18 ID:6xDAHNd+0
苦労人シルバーくん

125: 2018/05/29(火) 00:19:41.75 ID:hB0wNCZY0
キョウヘイ「じゃあシルバーの方行くっすかー」

アクロマ「はい! それでは……」

ミヅキ「わたしもついていっていいですか? あ、もちろんお二人の邪魔(意味深)はしませんから!」

キョウヘイ「その意味深はいらないっすけど……来てもいいっすよー」

ミヅキ「ありがとうございます!」

アクロマ「それでは三人で行きますか! スイッチオン!」


~夢の中~

キョウヘイ「んん、この感覚は中々慣れないっすね……で、ここどこっすか」

アクロマ「ここは……森、でしょうかね」

ミヅキ「そうですね? でも、鳥ポケモンの鳴き声とか全然しませんね」

アクロマ「夢ですからねぇ。その辺りにリソースを割いている余裕がなかったのでしょう」

キョウヘイ「それで、シルバーは……お、いたっすね」

シルバー「はぁ……あれ、三人とも、なぜ……」

キョウヘイ「まあ それはそれとして」

アクロマ「何を落ち込んでいるのですか?」

シルバー「……レッドさんを怒らせてしまって」

キョウヘイ「……レッドさんを怒らせる……???? 何したんすかシルバー!!!!」

シルバー「その辺りはあまり記憶がないんですが……レッドさんによれば……」

下1

126: 2018/05/29(火) 00:21:30.79 ID:wb25sIuAO
レッドのこと嫌いって言った

127: 2018/05/29(火) 00:26:50.00 ID:hB0wNCZY0
シルバー「俺が……レッドさんの事を嫌いだと言ったらしく……」

キョウヘイ「あらららら、そりゃレッドさんも怒るっすよ」

シルバー「しかし! 俺はレッドさんに絶対そんな事は言いません!!!」

キョウヘイ「おおう、シルバーの大声久々に聞いたっす」

ミヅキ「やっぱシルレは公式なんよなぁ…………」

アクロマ「しんどみ腐女子から悟り腐女子に進化したようですね!」

キョウヘイ「何故Bを押さなかった……じゃなくって、仲直りすればいいじゃないっすかシルバー」

シルバー「で、でも……どうやって謝ったら許してもらえるかわからなくて……」

アクロマ「私たちが一緒に考えますよ、ねぇキョウヘイくん!」

キョウヘイ「もちろんっす! 解決してほしいっすからね」

シルバー「あ……ありがとうございます!」


アクロマ「ということで、我々三人で考えた結果がこちらです」

シルバー「どれ……」

仲直りするために 下1

128: 2018/05/29(火) 00:32:18.67 ID:WqvCBoLC0
分からんけど落ち着いて伝えるためにはお手紙とか?

129: 2018/05/29(火) 00:39:40.41 ID:hB0wNCZY0
シルバー「手紙……ですか」

キョウヘイ「そうっす。レッドさんって割と怒ったら話聞いてくれないタイプっすからねー」

アクロマ「それならば、じっくりと読んで貰える手紙にしたほうがよいかと」

キョウヘイ「ポイントとしては違和感なく難しい感じを使わないようにすることっすよ」

ミヅキ「ハピエンになってくれ……頼む……」

キョウヘイ「ここで氏にそうになりながら祈ってくれてるミヅキもいるっすし、上手くいくっすよ!」

シルバー「……俺、頑張ります」

アクロマ「片思い仲間として純粋に応援してますよ!!!」


シルバー「……書けた」

キョウヘイ「シルバーが頑張って書いたんならいいと思うっすけど、一応見せてもらっていいっすか?」

シルバー「は、はい」

手紙の出来 直下コンマ

130: 2018/05/29(火) 00:43:32.77 ID:wb25sIuAO
がんばれ…

131: 2018/05/29(火) 00:48:05.92 ID:hB0wNCZY0
キョウヘイ「……」ソッ

シルバー「えっ なっ なんで無言で閉じたんですか……!? そんなに酷いですか!?」

キョウヘイ「いや、悪くはないし、良いと思うんすけど……第三者的にはめちゃくちゃ照れ臭くなっちゃって……」

アクロマ「照れ顔キョウヘイくんやったー! ……私にも見せてもらっていいですか?」

シルバー「は、はい」

アクロマ「ほうほう……なるほど……これは……素晴らしいじゃないですか!」

シルバー「……そうですか?」

アクロマ「ええ、貴方の今この瞬間だからこそ書けたのであろう奇跡の手紙です!」

アクロマ「キョウヘイくんの言う通り、照れ臭いというか……若いな、という印象はありますが、実際若いので問題ありません!」

ミヅキ「ア…………アア…………」

キョウヘイ「ちらっとみたミヅキが尊みゾンビになるレベルっすから大丈夫っすよ!」

シルバー「そ、そうですか……では、渡してきます」

キョウヘイ「頑張れっす! ……俺たちはここで待ってた方がいいっすね」

アクロマ「そうですねぇ」

ミヅキ「ア"…………てぇてぇ…………」

132: 2018/05/29(火) 00:51:46.37 ID:hB0wNCZY0



キョウヘイ「ん……目、覚めたっすね」

アクロマ「そうですね。ということは、悪夢から覚めたのでしょうか」

シルバー「無事、誤解は解けました……ところで、どういうことですか、この状況」

アクロマ「かくかくしかじかで」

キョウヘイ「まるまるうまうまなんすよ」

シルバー「なるほど……あとはレッドさんだけなんですね」

ミヅキ(さっきからアクキョウ息ピッタリなのてぇてぇけど言ったらやめちゃうので黙る……)

キョウヘイ「なんか一番厄介そうっすよねー、レッドさん」

アクロマ「聞いた感じ、進化とか石とか言ってましたけどね」

キョウヘイ「レッドさんっすからね……蓋を開けたらもっとヤバいとかあり得るっすよ」

シルバー「……あまり、辛くないものだといいんですが」

キョウヘイ「そうっすね……ま、ここでぐだぐだ話しててもアレっすし! 行くっすよ!」

アクロマ「了解です、それではスイッチオン!」

139: 2018/05/29(火) 22:01:05.01 ID:hB0wNCZY0
はじめます。

140: 2018/05/29(火) 22:11:05.83 ID:hB0wNCZY0


~夢の中~

ヒュウウウウウウウウウウウウ

キョウヘイ「うおっっっ出吹雪」

アクロマ「寒くはありませんが……雪山ですか、ここは」

シルバー「シロガネ山、でしょうか」

キョウヘイ「俺も行った事ないからわかんないっすけど……多分そうだと思うっすよ」

ミヅキ「レッドさ~~ん、いますか~~~!!」

シルバー「……吹雪が凄いですし、洞窟の中…とかじゃないでしょうか」

キョウヘイ「お、かもっすね。お邪魔しまーす」

~洞窟~

レッド「あ……あわわ……」

キョウヘイ「わあ、見るからに慌ててるっすね。どうしたんすか」

レッド「ぴ、ピカチュウが……」

ピカチュウ「わしゃあもう進化したるけぇのう!!!!!」

シルバー「かみなりのいしにギリギリまで近付いている……」

ミヅキ「触ったら進化しちゃいますもんね!!!」

141: 2018/05/29(火) 22:14:34.75 ID:hB0wNCZY0
レッド「あわ……」

キョウヘイ「なるほど、ピカチュウが進化するのを止めたいけど本人がこう言ってるのになぁ……って気持ちもあるんすね」

アクロマ「よくわかりましたね、あわの一言で」

キョウヘイ「付き合い長いっすからね~……ピカチュウ、なんで進化したいんすか?」

ピカチュウ「なんじゃわれぇ! 進化したらいかんのか!! 種族値上がるじゃろが!!」

キョウヘイ「つか何故に広島弁??? っつか自然に喋ってるのも謎っすよね」

シルバー「……でんきだまを持っていれば、ライチュウより高火力なのにか」

レッド「そ、そうそう、でんきだま……いっぱいある……」

ピカチュウ「……そうじゃな、確かにそうじゃ……でも、まだ理由はあるんじゃ!!!」

進化したい理由 下1

142: 2018/05/29(火) 22:20:09.56 ID:WqvCBoLC0
ピカチュウなのに影が薄い!!
イメチェンするしかねえ!!!!!!

143: 2018/05/29(火) 22:26:38.79 ID:hB0wNCZY0
ピカチュウ「我ピカチュウぞ? ポケモンの看板ぞ?」

キョウヘイ「はい?」

ピカチュウ「なのに出番少なすぎじゃろが!!!!!!!!」

ピカチュウ「エーフィどころかブラッキーイーブイのが出番多いってどういうことじゃ!!!!!!」

ピカチュウ「だったら心機一転ライチュウになってみるのもアリじゃろが!!!!!」

キョウヘイ「あ~~~~~……なるほど」

アクロマ「中々難しい問題ですね!」

ミヅキ「で、でも! ピカチュウって割と優遇されてるほうですよ!!!!」

レッド「ぴ、ピカチュウの谷行ったし……」

ピカチュウ「それは観光ルートにあったから一応で行っただけじゃろ??? ん????」

ピカチュウ「もう進化しちゃおっかな~~~~~~~!!!!!!!」

レッド「やめて!!!!!!」

キョウヘイ「ここまで必氏のレッドさんは激レアっすよ……なるほど悪夢なんすねぇ」

アクロマ「私の想像ですが、彼のピカチュウは実際現状に満足していそうなのですがね」

キョウヘイ「まぁ、なんだかんだ一番可愛がられてるってのわかってそうっすからね……ま、トレーナーは不安になるものっすから」

キョウヘイ「ピカチュウ、機嫌直してくださいよ~~~! 今のままが一番可愛いっすよ」

ピカチュウ「え~~~……あ、そうだ! ここでなんかインパクトのある指示をすればキャラが定まるかもしれないんじゃ!」

ピカチュウ「下1してくれたらいいよ!!!!!」

キョウヘイ「め、めちゃくちゃチャレンジャ~~~~!!!!」

146: 2018/05/29(火) 23:11:23.77 ID:hB0wNCZY0
キョウヘイ「あいしてるゲーム? ってなんすか」

アクロマ「私はそういった遊戯に関しては……」

レッド「……?」

シルバー「俺も知らないです……」

ミヅキ「はいわたし知ってます!!!!!!!」ビシッ

キョウヘイ「おわっめちゃくちゃ綺麗な挙手っすね……どうぞ」

ミヅキ「愛してるゲームっていうのは!! お互い愛してるって言って!!! 照れたら負けっていう推しカプにやらせたいゲームナンバーワンです!!!!」

アクロマ「お互い、ですか。ということは、元々は二人用なのですね!」

シルバー「これを全員でっていうのは……全員で一気にやるってことですか」

レッド「……博愛的……」

ミヅキ「わたしは見学してようかな……っていうか全員でやるならアレですよ わたし含めたら奇数ですし」

ミヅキ「ここはわたしが一旦抜けて、そのあとそれぞれでやっていただくっていうのでいいんじゃないですかね」

ミヅキ「ね!!!!!!!!!!!!!!!!!」

それでいいか ダメならどう全員でやるか(時計回りにとか) 下1

キョウヘイ「虚空に向かって話しかけるんじゃないっす!!!!」

147: 2018/05/29(火) 23:27:01.96 ID:2eczD2lO0
ダメ。
キョウヘイ→アクロマ→ミヅキ→レッド→シルバー→キョウヘイの順で言う(矢印の左が言う側)

148: 2018/05/29(火) 23:33:24.74 ID:hB0wNCZY0
ミヅキ「うーんわたし邪魔だなぁ……」

シルバー「……」

キョウヘイ「え"ッ俺が言うんすかぁ!? やだ!!!」

アクロマ「我慢してくださいキョウヘイくん、レッドさんのためですよ!!」

キョウヘイ「めちゃくちゃ嬉しそうな顔で言っても説得力ねえっすからね!!!」

レッド「? ……どういうこと?」

シルバー「その辺りは後で説明してくれると思います……」

ミヅキ「まぁせっかくですしやりましょう!!! ヒュー!!!! よーいスタート!!!!」

キョウヘイ「……あ、愛してる……」

アクロマ「ちょっと幸せを噛み締める時間をいただいてもよろしいですか?」

ミヅキ「どうぞどうぞ」

キョウヘイ「よくねぇ!!!!! ほらさっさと続けて!!!!!」

アクロマ「仕方ないですね……愛してます(CV諏訪部)」

ミヅキ「ヒュ~ッ顔と声が良い! あとでキョウヘイさんにも言ってください」

アクロマ「もちろん!!!!!!!!!」

キョウヘイ「言わなくていいっす!!!!!!!」

149: 2018/05/29(火) 23:36:30.60 ID:hB0wNCZY0
シルバー「このゲームは……あれですか、マジカルバナナみたいにテンポとか……」

キョウヘイ「別にいいんじゃないっすかね? ほらハウスルールっすよハウスルール。はい次ミヅキ!」

ミヅキ「では僭越ながらわたしが……レッドさん、愛してます!」

レッド「……ありがとう」

ミヅキ「ア"ッ」

キョウヘイ「じょ、浄化された……それじゃレッドさんの番っすよ。意外とみんな照れはしないもんっすねぇ」

キョウヘイ(……まぁ、落ちは見えてるっすけど)

レッド「……愛してる」

直下コンマ30以下で倒れない

150: 2018/05/29(火) 23:40:01.83 ID:aII0/GuSO
むしろ倒したい

151: 2018/05/29(火) 23:46:06.48 ID:hB0wNCZY0
シルバー「」バタッ

キョウヘイ「はい終了~~~」

ミヅキ「だと思いましたか???」

キョウヘイ「えっ」

ミヅキ「まだまだ終わりませんよ!!! 最期まで立っていた一人を決めるまで……」

レッド「……つまり、戦い……?」

ミヅキ「そんな感じです!!!」

レッド「なるほど……」

キョウヘイ「ウワ~~~~やる気出ちゃった……え、じゃあまたもう一巡っすか」

ミヅキ「そうですね、残念ですけど脱落したシルバー選手を抜かす形で……レッドさんもう一回どうぞ」

レッド「……キョウヘイ、愛してる」

キョウヘイ「はいどーも。言われる分には慣れてるからいいんすけどねぇ……おい、愛してる」

アクロマ「あまり喜ぶとその時点で脱落になるので難しいところですね……愛してます」

ミヅキ「顔が良い…………よし、拝み終わった! レッドさん、愛してます!」

レッド「ありがと……」

ミヅキ「ア"ッ」

キョウヘイ「いちいち浄化されるんすかこれ」

次に脱落する人 直下コンマ1~25でレッド 26~50でキョウヘイ 51~75でアクロマ 76~99でミヅキ

152: 2018/05/29(火) 23:48:51.38 ID:WqvCBoLC0
あぁ^~浄化の音ォ^~

154: 2018/05/29(火) 23:59:16.56 ID:hB0wNCZY0



レッド「……愛してる」

キョウヘイ「…ど~も~~……」

アクロマ「おやキョウヘイくん。おやおやおやおや」

ミヅキ「もしかして実は照れ屋さんなんですか!?!?!? そんなん……そんなん最高ですやん」

キョウヘイ「違うっすよ!! ちょっと冷静に考えたら今俺は何をしてるんだろうと……」

レッド「……」ドヤ

キョウヘイ「ド、ドヤ顔してる~~~~!!!! くっそ、照れてしまったこと自体が普通に恥ずかしいっす……」

アクロマ「これはこれでとても可愛らしいですが……キョウヘイくんに言ってもらえなくなったのは悲しいですね」

レッド「ごめんね……」

アクロマ「構いませんよ、現実で改めて言ってもらいますので! では続けましょうか」

レッド「わかった……愛してる」

アクロマ「ふむ……興味深いですね。では、愛してます」

ミヅキ「顔が良い……究極に……よし拝んだ! レッドさん、愛してます!」

レッド「ありがとう……」

ミヅキ「ア"ッ」

キョウヘイ「はい浄化」

次の脱落者 直下コンマ1~33でレッド 34~66でアクロマ 67~99でミヅキ

155: 2018/05/30(水) 00:00:34.84 ID:QZyUYz6V0
レッドさんに倒れて欲しい

156: 2018/05/30(水) 00:04:27.57 ID:rOmiL9Uh0


アクロマ「愛してます」

ミヅキ「ン"ッ……ギブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「えっめちゃくちゃ力強いギブでびっくりしたんすけど」

ミヅキ「顔が良い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アクロマ「いやはや、すみませんねぇ」

ミヅキ「無理くないですか? 流石に……わたしもうら若き乙女なんで……キョウヘイさんよく落ちませんねあの顔に」

キョウヘイ「いやいやいや流石に落ちないっすよ!? まぁあいつも顔は良いっすけど」

アクロマ「ほう!?!?」

キョウヘイ「顔だけっすね、顔と……声以外は全然良くないっすからね」

ミヅキ「てぇてぇ……っていうか、レッドさん強いですね!」

レッド「戦いだから……」

キョウヘイ「レッドさんのその戦いに対する力強さはヤバいっすからね」

157: 2018/05/30(水) 00:07:36.68 ID:rOmiL9Uh0


レッド「愛してる」

アクロマ「愛してます」

レッド「愛してる」

アクロマ「愛してます」

キョウヘイ「めちゃくちゃシュールなんですけど」

ミヅキ「どっちも表情を変えませんね……」

レッド「……表情筋の硬さには自信がある」

アクロマ「私も面の皮の厚さには自信があります」

キョウヘイ「アクロマのはちょっと違うっすね??? でもどうなるか楽しみになってきたっすね、ミヅキ……ミヅキ?」

ミヅキ「アクレ……いやアクロマさんはアクキョウで固定したいからな~……」

キョウヘイ「めちゃくちゃ難しい顔でなんてことを言ってるんすかアンタは」

次の脱落者 直下コンマ1~50でレッド 51~99でアクロマ

161: 2018/05/30(水) 00:15:04.78 ID:rOmiL9Uh0

レッド「愛してる」

アクロマ「愛してます」

レッド「愛してる」

アクロマ「愛してます」

キョウヘイ「……そろそろ決着つけてほしいんすけど!! ミヅキがパンクする前に!!」

ミヅキ「いやだってキツイ…やっぱアクキョウは固定…でも現状、いや無理無理しんどい解釈違い無理」

レッド「……!」

アクロマ(おや、何かを思いついたような顔をしていますね。しかし、そう簡単に落ちる私では……)

レッド「ごほっ、んん……」

レッド「……愛してる(CV入野自由)」

アクロマ「!?」

キョウヘイ「せ、声帯模写……!? えっ、今の俺の真似っすよね? めちゃくちゃビビったんすけど!!!」

ミヅキ「げ、ゲームPV版の声優名を出すなんて……れ、レッドさん強すぎる!!!!」

キョウヘイ「そこっすか????」

162: 2018/05/30(水) 00:19:28.99 ID:rOmiL9Uh0
アクロマ「……私の負けですっ、レッドさん! 素晴らしい戦術でした!!」

レッド「やった……勝った」

キョウヘイ「マジすか……レッドさんつよ……」

ミヅキ「てぇてぇポイントもたくさんあったのでわたし、満足!」

レッド「勝ったよ、ピカチュウ……!」

ピカチュウ「流石じゃ、流石ワシのトレーナーじゃ!! 現実世界でもワシと仲良くせぇよ!!」

レッド「え、現実って……わっ」


~現実~

レッド「……夢?」

キョウヘイ「お、帰ってこれたっぽいっすね」

アクロマ「これでミッションコンプリートですね! おや?」

ミヅキ「あ」

トウヤ「あ……おはよう、起きたんだねぇ」

女レッド「みんなして寝てるし変な寝言言ってるし……何かあったのかと思っちゃった!」

キョウヘイ「……変な寝言?」

164: 2018/05/30(水) 00:25:13.15 ID:rOmiL9Uh0
ハウ「そうだよー、みんなが遅いからー、様子を見に行こうってなってー」

トウヤ「みんな雑魚寝してて……それまではまぁ、よかったんだけど」

ヨウ「ほぼ全員が同じような寝言を言っててびっくりしましたよ! なんて言ってたんでしたっけおねーさん!!!」

女レッド「ん? えっとね、愛してる愛してるーって……どんな夢見てたの?」

キョウヘイ「い、いや……違うんすよこれは……」

アクロマ「私はキョウヘイくんに愛してると言ってもらう夢を見ましたね」

キョウヘイ「お前!!!!!!!!」

ミヅキ「夢だけどーーー!!! あの尊さは夢じゃなかったーーー!!!」

レッド「トウヤ、あのね……僕、勝ったよ」

トウヤ「そうなの? すごいねぇ。流石レッドだね」

シルバー「ま、まっさきに脱落するなんて……俺はッ!!!!」ゴスッ

キョウヘイ「あ~~~カオス……違うんすよマジで、これは苦肉の策って言うか」

ハウ「絵面的にー、ちょっと引いたよー」

キョウヘイ「そうっすよねぇ!!!!!! でも言わないでほしかった!!!!!!!!!」

ハウ「えへへー、ここで言うのがおれのキャラかなーって」

キョウヘイ「自己分析がじょうず……」

165: 2018/05/30(水) 00:30:54.09 ID:rOmiL9Uh0
レッド(あ、みんなざわざわし出した……今のうち、に)コソコソ

レッド「……」ポーン

ピカチュウ「ぴか?」

レッド「よかった……ピカチュウだ」

ピカチュウ「ぴっか? ぴかぴーかちゅ」

レッド「そう、だよね……」

ピカチュウ「ぴっかちゅ! ぴっか!」

レッド「ありがとう、ピカチュウ……」

ピカチュウ「ぴか!」スリスリ


アクロマ「……キョウヘイくん、彼はポケモンと話せるのですか?」

キョウヘイ「え? あー、言葉がわかるってのとはまた別なんじゃないっすかねぇ」

アクロマ「ふむ……興味深いですね」

キョウヘイ「そーいやポケモンの言葉がうんたらとか言ってたっすね……今いい雰囲気なんすから邪魔しちゃ駄目っすよ」

アクロマ「わかっていますとも! 基本的に空気を読む人間ですよ、私は!」

キョウヘイ「……そうだったっすかねー?」

171: 2018/05/30(水) 01:25:32.31 ID:rOmiL9Uh0
みに番外編

グリーン「愛してるゲームだぁ? なんだそれ」

レッド「かくかくしかじか……だって」

グリーン「つまり、動揺したら負けって事か。なんで俺たちにやらせんだよ……エーフィのせいだろうけどな」

レッド「うん……」

グリーン「ま、いいぜ。一応勝負だろ? なら勝つからな!」

レッド「……前回優勝したし、余裕……愛してる」

グリーン「……愛してる」

レッド「愛してる……」

グリーン「愛してる」

レッド「……愛してる、おにーちゃん」

グリーン「ッ!? ……お前、卑怯だろそれは!!!!」

レッド「……」ププ

グリーン「笑うなお前!!!! 流石にずりぃぞ!!!! アレは……アレはお前!!!! お前!!!!!!」

レッド「……勝った、番外編完」

172: 2018/05/30(水) 01:32:21.92 ID:rOmiL9Uh0
完ではない そのに

ハンサム「ふむ? これをやれということか」

カルム「へ、へえ~……おじさん、どうするの? やる?」

ハンサム「いいだろう、せっかくだ! やってみようじゃないかカルムクン!」

カルム「わ、わかった……よし、いいよ」

ハンサム「うむ! 愛しているぞ、カルムクン!」

カルム「っ……そ、その、ぼ、ボクも……」

ハンサム「はっはっは、照れてしまったなカルムクン。君の負けだ!」

カルム「あ……べ、別に、これくらい大丈夫だと思ったんだけど……」

ハンサム「キミもバトルなら負け無しだというのにな……心苦しいが罰ゲームだカルムクン、あの建物に行こうか」

カルム「うん♡♡♡」

エーフィ「即堕ちじゃねえか!!!!!!!!!!!」

今度こそおわり

175: 2018/05/30(水) 21:09:58.51 ID:rOmiL9Uh0
レッド「新作発表ばんざい……」

キョウヘイ「ばんざーい!」

トウヤ「ばんざーい」

レッド「……また、カントーを旅できる……っぽいので、楽しんでいただきたい、です」

キョウヘイ「HGSSぶりっすよね」

トウヤ「時系列どうなってるんだろうね」

レッド「さぁ……アローラナッシーとかでるっぽいし、サンムン時空……?」

キョウヘイ「でも、PVにサカキさん出てたっすよ」

トウヤ「あれ、そうだっけ。じゃあ赤緑時空なのかな~」

レッド「少なくとも、ここは金銀時空から進んでないから……」

キョウヘイ「メタ~~い……まぁ、そうっすけど、うん」

トウヤ「デフォ名とかどうなるんだろうね? 発売されてしばらくしたらまたカントーに行きたいねぇ」

レッド「うん……」

179: 2018/05/31(木) 22:35:25.53 ID:BG3qpOKC0
キョウヘイ「前回のあらすじ・・・悪夢から全員救出っす!」

レッド「そっか……ああああああが……」

トウヤ「あのダークライだっけ? だから変な寝言を言ってたんだねぇ」

ハウ「へー、すごいポケモンだねー!」

キョウヘイ「そうっすよ、すごいポケモンっすよ本当に……」

シルバー「とても疲れた顔をしている……」

レッド「ごめんね……ああああああ……」

レッド「長くて言いにくいし……姓名占い師さんのところ、行こう」

アクロマ「ええ、そうするとよいでしょう! それでは私はこの辺で」

ミヅキ「えっ、もう退場ですか!?」

アクロマ「これ以上出ると流石に出すぎなのでね! しかしいつでも安価で登場させていいですからね」

キョウヘイ「言うな言うなそういうこと!」

180: 2018/05/31(木) 22:38:57.86 ID:BG3qpOKC0


占い師「私は姓名占い師。ポケモンのニックネームを占ってあげよう」

レッド「この子、お願いします……」ポーン

ああああああ「……」

レッド「ああああああです……」

占い師「私にはわかる……ニックネームをつけようとしたらボタンがおしっぱだったのでは?」

レッド「!!!」

キョウヘイ「いやわかるっすよそりゃ……そんな本物だ!みたいな顔しないでくださいっす」

占い師「そういうこと言わない! 信じてもらえそうだったのに!」

占い師「ま、いいでしょう……そうですな、このポケモンのニックネームは……」

1、あっくん 2、だっくん 3、ゆめお 4、その他

下1

181: 2018/05/31(木) 22:43:05.98 ID:Y4Rse6+SO
4でナイトメシア

182: 2018/05/31(木) 22:51:36.72 ID:BG3qpOKC0
占い師「ナイトメシアじゃ!」

レッド(よ、横文字っ……!)

トウヤ「へぇ、なんだか急にカッコよくなったね?」

キョウヘイ「ナイトメアとメシアをかけてるんすかね? めっちゃ強そうっす」

女レッド「めしあ、ってなんだっけ?」

シルバー「救世主、ですね」

レッド「……救世主がどこにいるか、知ってる?」

女レッド「なるほど……飯屋、だね!」

レッド「……」グッ

女レッド「……」グッ

ヨウ「うわってぇてぇ」

ミヅキ「ヨウ、もっと尊さを前面に押し出して!!!!!!!」

ヨウ「てぇてぇよぉ~~~~!!!!!」オガミ

183: 2018/05/31(木) 22:57:38.05 ID:BG3qpOKC0


ハウ「ところでー、次はどこにいくのー?」

キョウヘイ「ガンガン観光中っすもんね! やっぱ観光地すごいっすね」

レッド「えっと……何があるんだっけ」

シルバー「こちらです」

レッド「ありがとう……」

ミヅキ「もう……ムーヴ的に執事じゃないですか……?」

キョウヘイ「シルバー 執事 うっ頭が!!!」

レッド(どこいこうかな……)

1、ゲーフリ 2、バトルロイヤル 3、空間研究所 4、ポケモンだいすきクラブ

下1

184: 2018/05/31(木) 22:58:45.85 ID:Y4Rse6+SO
(本当は悪タイプだからアク○○にしようと思ったのは秘密)

187: 2018/05/31(木) 23:13:55.74 ID:BG3qpOKC0
レッド「……バトルロイヤル、って?」

ヨウ「この近くにあるバトル施設ですよ!」

ミヅキ「めちゃくちゃ燃えるやつです!!!」

ハウ「えっとねー、6番道路の先にある、ロイヤルアベニューってところにあるよー」

キョウヘイ「へー? そっちも商店街みたいな感じなんすか?」

ミヅキ「どっちかっていうと、町……ですかね?」

ハウ「スーパーも、マラサダショップもあるんだよー」

レッド「へー……楽しそう」

女レッド「スーパーも珍しいよね! 楽しみー」

188: 2018/05/31(木) 23:22:29.88 ID:BG3qpOKC0


~ロイヤルドーム~

レッド「……なんか、プロレス会場、みたい」

ヨウ「イメージはそんな感じですからねー! えーと、バトルロイヤルっていうのは……」

???「その先はオレが説明しよう!!!」

ミヅキ「そ、その声はッ!!!!」

ロイヤルマスク「オレの名はロイヤルマスク!!!!!!」

キョウヘイ「ヒエ~~~~~熱いっすね急に」

トウヤ「っていうか、あの人……えっ、これ気付いていいやつ?」

シルバー「わりと見た目でわかりますし、いいやつだと思いますけど……」

女レッド「え!? だれ!?」

レッド「ろ……ろいやるますく……」

ハウ「わーっ、ロイヤルマスクー! 久しぶりー!」

シルバー「誰でしょうかあの人は」

キョウヘイ「手のひらギギギアルっすね」

189: 2018/05/31(木) 23:30:15.87 ID:BG3qpOKC0
ロイヤルマスク「バトルロイヤルは! リングに四人で上がり! 1対1対1対1で戦うバトルだ!」

ロイヤルマスク「自分以外は全員敵! 手持ちは3匹で、誰か一人のポケモンが3匹とも倒されるまで戦いは続くぞ!!」

レッド「た……楽しそう……!!!」

ロイヤルマスク「やる気に満ちた目だな!!!! サイコーだレッド!!!」

レッド「あれ……なんで、僕の名前……?」

ロイヤルマスク「ぎくーーーっ! そ、それは……ロイヤルマスクだからだ!!!!!」

レッド「な、なるほど……!」

キョウヘイ「ちょろすぎないっすか?」

トウヤ「そこがレッドのいいところだよ……」

ロイヤルマスク「よし、それじゃあ次のバトルロイヤルに参加してくれ! オレも参加しよう!!」

レッド(……他には、誰が参加するんだろう)

他の参加者 一緒に居る人でもそれ以外でも

下1 と 下3

190: 2018/05/31(木) 23:36:47.26 ID:Y4Rse6+SO
ボンジュール(笑)が口癖の永遠の二番手こと緑野郎

193: 2018/05/31(木) 23:54:52.11 ID:BG3qpOKC0
グリーン「げ」

レッド「……あ」

グリーン「……そりゃお前も参加するだろうなと思ってたぜ。だけどな」

グリーン「こうして戦うとはぜんっぜん思ってなかったぜ!!」

レッド「…………勝つ」

キョウヘイ「おわー、めちゃくちゃ燃えてるっすねぇ」

トウヤ「やっぱりライバルなんだねぇ」

ロイヤルマスク「むむ、強敵が増えたようだね!!! 凄い試合になりそうだ!!!!!」

グリーン「ク……じゃねえ、ロイヤルマスクとはカントーで戦ったからな! 楽しい試合になりそうだぜ」

ミヅキ「あともう一人は誰なんでしょう!? なんかめっちゃわくわくしてきた」

ヨウ「年上と年上と年上だ~~~~!!!! サイコー……」

194: 2018/05/31(木) 23:59:06.17 ID:BG3qpOKC0
ファイア「とーちゃく。ここがバトルロイヤルだって」

カルム「ふーん……なんか暑苦しい人ばっかだね」

ファイア「プロレス会場みたいなもんですからねぇ……あれ、兄さんたち」

カルム「うわ、知ってる顔がたくさんいる……何この集い」

キョウヘイ「今からレッドさんがバトルロイヤルに参加するんすよー」

女レッド「そしたらグリーンも参加するところだったんだって!」

ファイア「ほーう? ……そうなんだ」

カルム「参加したいならしてきたら? 応援くらいなら、してあげなくもないけど」

ファイア「いいんですかい。じゃあ参加しちゃおっかなー」

シルバー「……ハイレベルな戦いになりそうですね」

ハウ「どのポケモンで出るのー?」

レッド「じゃあ……」

ポケモン三匹 下1~3

195: 2018/06/01(金) 00:03:04.40 ID:TzaEhmZX0
シャワ兄
(本人の性格的に)耐久がすごそう(偏見)

197: 2018/06/01(金) 00:07:37.85 ID:aoSHC3wSO
久し振りのグレイシア

198: 2018/06/01(金) 00:15:34.39 ID:5b6+LV+W0
レッド「……きめた。よろしくね……」ポーン

シャワーズ「しゃわしゃわ!!(勝ったらご褒美ください!!)」ハァハァ

ナイトメシア「……(今ならいける気がする)」フンス

グレイシア「しあ……しあしあ!(我を呼んだか、真紅の契約者……この絶対零度の女王が勝利を手に入れよう!!)」

キョウヘイ「なんか久しぶりなやつらもいるっすねー」

トウヤ「グレイシア、嬉しそうだねぇ。レッドと戦えるのが嬉しいみたい」

レッド「……僕も、みんなと戦えるのが嬉しい……それじゃ、行ってくるね」

トウヤ「行ってらっしゃい! それじゃ、観客席にいこっか」


~観客席~

ハウ「わーー! すっげー、一番いい席だー!」

キョウヘイ「ま、金の力に物を言わせればこんくらいよゆーっすよ!」

カルム「キョウヘイの場合はそれだけじゃなさそうだったけどね」

キョウヘイ「はっはっは、そんな日もあるっす」

199: 2018/06/01(金) 00:23:34.87 ID:5b6+LV+W0
トウヤ「さて、今回はどうなるのかな……これ、レベル50で統一だもんね」

キョウヘイ「そっすねー、だからレッドさんのいつものレベル差アタックはできないんすよ」

女レッド「大丈夫大丈夫、レベル差なくても"私"は強いよ!」

カルム「ま、そうだろうね……でも、そのレッドの強さを知ってる人が相手だから厄介かも」

ハウ「え、どういうことー?」

シルバー「他の三人がレッドさんを集中攻撃するかもしれない……ってこと、ですね」

キョウヘイ「ま、一番の強敵っすもんねー……もちろん、他の三人もそれぞれ強いっすから。違う戦法かもっすけど」

カルム「とりあえず、一番厄介なのはレッドだろうからね。みんな、真っ先に倒そうとするんじゃない?」

トウヤ「普段なら一対多も余裕だけど……今は難しいかもねぇ。でも、シャワーズとか耐久型っぽいしいけるんじゃない?」

ミヅキ「わたしは身内びいきでロイヤルマスクを応援させていただきます!!」

ヨウ「ぼくも!!」

カルム「ボクはファイア応援するって言っちゃったし……い、言っちゃったから応援するだけなんだからね!」

キョウヘイ「俺たちはもちろんレッドさんを応援するっすよ!」

トウヤ「うんうん。ここってうちわ振っていいのかなぁ」

シルバー「……グリーンさん……頑張ってください」

女レッド「シルバーっていい子だねー!」

200: 2018/06/01(金) 00:30:01.16 ID:5b6+LV+W0
実況『さぁ始まりましたバトルロイヤル!!!!』

実況『今回の参加者は……おーっとぉ!!!! かなり豪華だ!!!! それじゃあ紹介していきましょう!!!!』

レッド「……」v

実況『赤コーナー! カントーより、あの! 伝説のレッドだ!!!』

レッド(えっ僕伝説なの……)

実況『そして緑コーナー! 同じくカントーより、トキワジムリーダーグリーン!!』

グリーン「ボンジュール!!!」

グリーン「……持ちネタにしたんだから笑えよ!!!」

実況『スルーします! 青コーナー、これまたカントーより……燃える少年、ファイア!』

ファイア「どーもどーも、メラメラな男ですよー」

実況『ファイアさんもカントーリーグ殿堂入りの実力者です! そして最後は……』

実況『われらが!!!!! ロイヤルマスク!!!!!!!!』

ロイヤルマスク「オレだーーーーーー!!!!!」

観客「わあああああああああああッ!!!!!!!!!」

実況『さぁ、これはどうなるかわかりません! 勝者は一体誰だ!? レディー、ファイト!』

201: 2018/06/01(金) 00:33:13.85 ID:5b6+LV+W0
レッド「……頑張って、シャワーズ」ポーン

シャワーズ「しゃわぁ!」キリッ

グリーン「頼むぜ、ユンゲラー!」ポーン

ユンゲラー「……」

ファイア「エルレイド、やっちゃおう」ポーン

エルレイド「……」シャキンッ

203: 2018/06/01(金) 00:40:13.63 ID:5b6+LV+W0
ロイヤルマスク「勝つぞ、ガオガエン!」ポーン

ガオガエン「がおう!」

レッド(……出そろった)

レッド(今のところ、ガオガエンには相性がいい……かな)

レッド(なるべくガオガエンを倒そうとしたほうがいいのかも)

レッド(エルレイドとユンゲラーは……あああ…じゃなくて、ナイトメシアでなんとかなる、かな)

レッド(……やっぱり、レベル統一バトルは緊張する)

レッド「……頑張ろうね、シャワーズ……」

シャワーズ「しゃわー!」

レッド「勝ったら……遊ぼうね」

シャワーズ「性的な遊びでお願いします!!!!!」

直下コンマ1~50でレッド 51~70で緑 71~90でファイア 91~99でマスクの勝ち

205: 2018/06/01(金) 00:41:18.63 ID:CBYoovtu0
うおおお

206: 2018/06/01(金) 00:46:25.39 ID:5b6+LV+W0
実況『そこまで!! 勝者は……』

実況『緑コーナー、グリーン選手です!!』

グリーン「よっしゃ!!!」

ファイア「あー、惜しかったんだけどなぁ」

ロイヤルマスク「素晴らしいバトルだった!!!」

レッド「……おめでとう」ムスッ

グリーン「あ~~~……悪かったって。そうむすくれんなよ」

レッド「別に……次は、負けないから」

グリーン「……お前の言ってる次ってのはタイマンで、ってことだよな?」

レッド「……当たり前、でしょ」

グリーン「そんなの……いや、いいぜ。その時もまた俺が勝ってやるよ」

レッド「……ふん」

ファイア「ちなみに兄さんがむすくれてんのは俺たちがリンチしたからです」

ロイヤルマスク「とどめはことごとく彼に取られたけどね!!」

207: 2018/06/01(金) 00:52:52.81 ID:5b6+LV+W0
~会場~

キョウヘイ「レッドさーーーん!!!」

トウヤ「レッドーー!! 大丈夫!?!?!?」

ハウ「わーモンペ」

レッド「……大丈夫、次は勝つから」

キョウヘイ「その時を楽しみにしてるっす!!!」

トウヤ「レッド、すごく頑張ってたよ……! 次、楽しみにしてるね」

レッド「うん……特訓、しておく」

カルム(敗北をバネに成長するタイプの主人公だ……)

ファイア「カールムくん」

カルム「あ……おかえり。ま、まぁそれなりに頑張ってたんじゃない? 次は勝てるかもよ。 別に…」

ファイア「慰めてるわけじゃないんだからね?」

カルム「……そうだけど」

ファイア「ここは素直に慰めてくれたっていいんですよ、カルムさん。はいデレて」

カルム「言わない!!!!」

208: 2018/06/01(金) 00:56:50.11 ID:5b6+LV+W0
グリーン「よ」

シルバー「グリーンさん……おめでとうございます」

グリーン「ありがとな、シルバー。あの中で俺の事応援してくれたのお前だけだよ……」

シルバー「それは……まぁ……」

グリーン「べ、別に寂しくなんてないけどな! 俺勝ったし!!!!」

グリーン「……久々にレッドに勝ったな。こういう形で、ってのが癪だけどよ」

シルバー「グリーンさん……かなり、必氏なように見えましたけど」

グリーン「よく見てんなお前……そりゃ、な。レッドに勝つ最大のチャンスだったし……いや、うん。だからだよ」

グリーン「ライバルってのはこういうもんだからな! たまには背丈以外でもあいつに勝つんだってところわからせてやんねーと」

レッド「縮め!!!!!!!!」グイッッッ

グリーン「ぐえっっっ 首はやめろお前首は!!!!!!!!!!!」

209: 2018/06/01(金) 01:00:11.94 ID:5b6+LV+W0
ロイヤルマスク「うんうん、みんな楽しんでくれたようでよかった!」

ミヅキ「ロイヤルマスクー!」

ヨウ「お疲れ様ー!!」

ハウ「ロイヤルマスクー、惜しかったよー!」

ロイヤルマスク「ありがとうみんな! 勝てなかったのは悔しいが……それよりも」

ロイヤルマスク「このバトルロイヤルが! 彼らにとって刺激になったのが何よりも嬉しい!!」

ロイヤルマスク「きっと、彼らのような熱いトレーナーを見て……アローラのバトルもさらに盛り上がっていくんだろうね」

ミヅキ「ロイヤルマスク!! 素がにじみ出てます!!!」

ロイヤルマスク「おっと……ごほん!! それじゃあオレはそろそろ退場するとしよう!! さらばだーー!!」

ヨウ「ばいばいロイヤルマスクーーー!!!」

ハウ「またバトル見せてねーーー!!!」

ミヅキ(……なんで二人は気付かないのかなぁ~~)

218: 2018/06/01(金) 21:55:02.68 ID:5b6+LV+W0
はじめます。

219: 2018/06/01(金) 22:00:23.16 ID:5b6+LV+W0
キョウヘイ「前回のあらすじ・・・ロイヤルドームでバトルロイヤル! っす」

レッド「負けちゃったけど……面白かった」

トウヤ「それならよかったよー」

ハウ「あ、そーだ。スーパー行かないー?」

キョウヘイ「スーパーっていうと、さっきちらっと見えたあの店っすか」

ミヅキ「あそこ凄いんですよ!!! なんか……全体的に半額で……」

女レッド「えー!? すごいところだね……」

キョウヘイ「安かろう悪かろうっすよ~~~」

シルバー「商売のプロが言うと説得力がありますね……」

レッド「でも……ボールとか傷薬とか、一応買っておきたい」

キョウヘイ「んー……ま、悪い噂はまだ聞かないっすしねー、大丈夫だと思うっすけど」

221: 2018/06/01(金) 22:08:03.62 ID:5b6+LV+W0


~スーパー~

キョウヘイ「おわ、結構賑わってるっすねー」

レッド「……人、多い……」

ヨウ「今日は休日ですしねー」

ミヅキ「あ、そーだっけ……旅してるとそこら辺の感覚なくなっちゃう」

シルバー「……駐車場もあるんですね」

女レッド「あれ、開店記念って書いてあるけど……」

ヨウ「スーパーは前別の島にあってー、最近こっちに移転してきたんだよー」

トウヤ「あ、そうなんだー。だから綺麗なんだねぇ……レッド? どうしたの?」

レッド「……」

ピカチュウのきぐるみ「……」ワイワイ

レッド「……」

1、風船ください 2、中身誰ですか 3、ポケモン勝負をしかける

下1

222: 2018/06/01(金) 22:08:55.62 ID:OyrgvBfDO
3

223: 2018/06/01(金) 22:17:07.01 ID:5b6+LV+W0
レッド「……」ポーン

リザードン「ぐおうう!」

トウヤ「ん!?」

キョウヘイ「えっ レッドさんは何をしようとしてるんすかねこれ」

ミヅキ「トウヤさんたちがわからないならわからないです!!」

ピカチュウのきぐるみ「……」ポーン

ラッキー「らっきー!」

シルバー「あのラッキー……しんかのきせきを持っていますね」

女レッド「進化前のポケモンの防御とかが上がるやつだっけ」

シルバー「そうです。それを持ったラッキーが手持ちに居る人、というと……」

レッド「リザードン、火炎放射!」

リザードン「ぐおおおっ!」ボオッ

ラッキー「らきっ!?」

ピカチュウのきぐるみ「……」

ラッキー「らきらき!」

キョウヘイ「あったまごうみっすね……っていうかよくその状態でバトルできるっすね!?」

トウヤ「スーパーの前だから迷惑にならないようにねー」

224: 2018/06/01(金) 22:21:01.73 ID:5b6+LV+W0


レッド「……やったね、リザードン」

リザードン「ぐおう!」

ピカチュウのきぐるみ「…」ゴソゴソ バッ

ミヅキ「わっ!? きぐるみの中から人が飛び出して来た!」

キョウヘイ「中に人がいるのは当たり前っすけど、飛び出してくるってのヤバいっすね……そんな芸当ができる民族と言えば?」

ブルー「私よっ! また強くなったのね、レッド!」

レッド「……姉さん!」

ヨウ「が……ガチお姉さん属性きちゃった…………やっば しぬ」

トウヤ「ブルーも来てたんだね?」

ブルー「ええ! 観光に来てたのよ! ファイアが行くって聞いて羨ましくなっちゃって!」

キョウヘイ「へ~~……いやでもなんで着ぐるみだったんすか????」

ブルー「ここ、ブティック多いじゃない? ついつい買いすぎちゃって……だから日雇いバイトしてたのよ!」

シルバー(た、旅人感がすごい……)

225: 2018/06/01(金) 22:25:12.06 ID:5b6+LV+W0
レッド「久しぶりに、会えて……嬉しい」

ブルー「私もよ~~~!!!!」

キョウヘイ「いつもの……っていうか、マサラ人率ヤバくないっすか? グリーンさんも来てたっすし…ほぼコンプっすよ」

ブルー「あら、私は一人で来たなんて言ってないわよ?」

リーフ「兄さーーーーーーん!!!!!!!!!!」バッ

レッド「ぐえ」

リーフ「久しぶりねーーーーーー!!!! すっごく嬉しいわ、旅行先で会えるなんてーーーーーー!!!!」

トウヤ「レッド、大丈夫? わりと……潰れてるけど」

レッド「だ、だい……じょ……」

キョウヘイ「うーん、マサラ人によるのしかかりは紙耐久にキツイっぽいっすね」

ハウ「レッドのお姉さんと妹ー?」

レッド「うん……えっと、姉のブルーと……妹のリーフ……」

ブルー「姉よ!!!!!!!!」

リーフ「妹よ!!!!!!」

ハウ「さっきファイアって人もいたしー、レッド、きょうだい多いんだねー」

レッド「うん……」

227: 2018/06/01(金) 22:31:02.05 ID:5b6+LV+W0
女レッド「……やっぱ、こっちの世界の二人だってわかっててもびっくりするなぁ」

リーフ「あら、別世界の兄さん! ……でも、女の人よね。姉さんって呼んだ方がいいのかしら?」

ブルー「あらあら、多分私ははじめましてよね? ちょっと噂には聞いてたの、女の子のレッドがいるって!」

女レッド「えへへ、こんにちは! レッドでーす」

リーフ「……姉さん。姉さんも素敵!!!!!!!」

ブルー「妹……二人目の妹ね!! なんだか嬉しいわ!」

ブラッキー「ぶらぁ!?!?!?!?!?」

レッド「戻って」

キョウヘイ「供給が少ないからブラッキーはすぐ出てくるっすね」

エーフィ「僕の大人しさを見習ってほしいよね」

レッド(大人しい……???)

リーフ「あ、そうだ!! 私もね、さっきまでチラシ配りしてたのよ!」

レッド「……偉い」

リーフ「えへへ……あのね、兄さんにアローラのお土産買おうと思って! でも今会えたものね、渡しちゃうわ!」

レッド「……ありがとう」

リーフ「どういたしましてーーー! そうだ、そっちの姉さんにもこれあげるわ!」

女レッド「いいの? ありがとうリーフ!」

プレゼント  レッドへ 下1  女レッドへ 下3

228: 2018/06/01(金) 22:31:53.91 ID:TzaEhmZX0
アローライチュウなぬいぐるみ

230: 2018/06/01(金) 22:51:13.68 ID:aoSHC3wSO
レッドが書いた作文『ぼくのそんけいするグリーンおにいちゃん』

231: 2018/06/01(金) 22:57:40.71 ID:5b6+LV+W0
レッド「……これ、ライチュウ?」

リーフ「そうよ! アローラのライチュウってこんな感じなんですって!」

レッド「へぇ……かわいい……ありがとう」

女レッド「……」ヨミヨミ

レッド「……え、それ」

女レッド「うわ~~~、いいなぁこっちのグリーン! "私"、すっごい懐いてたんだねー」

レッド「ッッッッ!!!!!!!!」ビリッッッ

女レッド「わー!?」

キョウヘイ「……宇宙編ぶりに見たっすね、あの作文」

トウヤ「てっきりあの時に処分されたものだと思ってたよ……」

リーフ「兄さんの記録は全部複製を用意してあるもの!!」

ミヅキ「さっきの作文もう一個ありませんかね……ちょっと……薄い本の資料にしたいんですけれども……」

レッド「だめ……!!!!」

ミヅキ「ウ、ウワ~~~~~!? レッドさんその顔めっちゃ…は~~愛してるゲームでも見られなかった照れ顔がここに……てぇてぇ」オガミ

ヨウ「普段はクールなお兄さんの照れ顔……拝まざるを得ない……」オガミ

レッド「やめて……!!!!」

キョウヘイ「めちゃくちゃ拝まれてんのウケるっすね……神か??」

232: 2018/06/01(金) 23:01:51.53 ID:5b6+LV+W0
トウヤ「実際、道端にレッドを置いておいたら拝む人とかいっぱいいるんじゃないかな」

キョウヘイ「そんなお地蔵様的なアレなんすかねレッドさんは」

ハウ「拝んでる人達……主にあの二人は即刻やめてほしいなー」

女レッド「あれ読んじゃダメだったの? 可愛かったのになー」

レッド「だめ……もの凄くだめ……」

グリーン「おいお前ら、何スーパー前で騒いでんだよ」

シルバー「あっグリーンさん、今は……」

レッド「……緑」ガシッ

グリーン「やべっ」

レッド「そぉい!!!!!」ブンッ

グリーン「だろうなと思ったぜいってぇ!!!!!!!!!!!!!」

ミヅキ「いや~~~シルレもいいけどやっぱグリレも最高of最高みたいなところある……選べない……」

シルバー「……」

233: 2018/06/01(金) 23:08:52.51 ID:5b6+LV+W0
グリーン「いってぇな……で、何があったんだよ?」

キョウヘイ「かくかくしかじかっすよ」

レッド「言わなくていいのに……!!」

トウヤ「まぁまぁ……ほらレッド、さっきもふもふもらったでしょ」

レッド「……」モフ

リーフ「かっっっっ……わいい!!!!!!!!」

ミヅキ「わかるマン」

ヨウ「ヨウもそう思います」

シルバー(かわいい…………)

ハウ「レッド、変な人達に好かれて大変だねー」

トウヤ「そうだけど、レッドはみんなと仲良くできて嬉しいみたいだよ」

キョウヘイ「正直なところヤバい奴ホイホイなのは直してほしいっすけど……レッドさんは何かあっても拳で解決できるっすからね」

グリーン「そうそう、だから可愛くねーんだよなぁ」

レッド「別に緑に可愛がってもらうつもりはないから……」ゲシ

グリーン「蹴るな蹴るなお前割と全力だろお前それ」

234: 2018/06/01(金) 23:15:09.74 ID:5b6+LV+W0
グリーン「つーか、俺は手伝いがあるから戻るけどよ……ブルーたちはどーすんだ?」

ブルー「うーん、そうねぇ。久しぶりに会ったし、レッドたちについていってもいいんだけど」

リーフ「!!!」

ブルー「これ以上大所帯になると大変でしょう? だから、バイトに戻るわ。また他の島とかで会いましょう!」

リーフ「」ガーン

レッド「……またね、姉さん、リーフ」

ブルー「ええ! その時はまたバトルしましょう」

リーフ「またね兄さん!!!!!!!!!!」バッ

レッド「ぐえ」

トウヤ「アローラ、やっぱり人気の観光地なんだねぇ。色んな人に会うよ」

キョウヘイ(出てこなかったライェ……いや、また別んとこでソロの出番があるんすかね???)

235: 2018/06/01(金) 23:18:10.80 ID:5b6+LV+W0
レッド「……疲れた」

シルバー「お疲れ様です……」

トウヤ「なんか色々あったけど、まだ起きてからそんなに経ってないんだよねぇ」

ミヅキ「ちょうどいまお昼ご飯の時間じゃないですか?」

ヨウ「そう言われるとおなかすいてきた気がする~~~……」

ハウ「うーん、どうするー? マラサダショップあるよー」

女レッド「スーパーもあるし、何か買い物して作ってもいいかもね!」

ヨウ「お姉さんの手料理が食べれる……?」

ミヅキ「推しの手料理が食べれる……?」

キョウヘイ「うーん流石の双子ムーヴ……レッドさん、どーするっすか?」

レッド「おひるごはん……じゃあ」

1、マラサダ 2、作って食べる(誰が作るかも)

下1

236: 2018/06/01(金) 23:20:23.67 ID:aoSHC3wSO
2、アクロマを呼んで作ってもらおう!

237: 2018/06/01(金) 23:33:22.07 ID:5b6+LV+W0
キョウヘイ「いやいやいや……流石にこう連続でアクロマが出てくるわけ」

アクロマ「呼びましたか?」

キョウヘイ「帰れ」

レッド「……気配がしなかった」

女レッド「ね。ビックリしちゃったよー」

シルバー(マサラ人にも気付かれないステルススキル……強すぎる)

アクロマ「キョウヘイくんに呼ばれた気がしましてね!」

キョウヘイ「俺は呼んでないっすけどね」

アクロマ「しかし……料理ですか。したことはありませんが、レシピ通り作ればいいんでしょう?」

キョウヘイ「いやいやいや、料理舐めない方がいいっすよ。ねえレッドさん?」

レッド「うん……ちゃんと作ったはずのパンケーキが、ヤバくなったりする……」

アクロマ「ふむ? それは興味深いですが……キョウヘイくんの為に作ると自分に暗示をかければなんとかなるでしょう!」

ミヅキ「は~~~~~……推しが推しに手料理作るのは……最高でしょうが……」

アクロマ「流石に出すぎだという自覚はありますので、ここで素晴らしい料理を作って退場しますとも! 飛ぶ鳥跡を濁さず!」

アクロマ「それでは作ってきます! 楽しみにしていてくださいねキョウヘイくん!!!」

キョウヘイ「……めっちゃくちゃ怖いっす」

レッド「……胃薬」

キョウヘイ「あざっす」


アクロマの料理クオリティ 直下コンマ

238: 2018/06/01(金) 23:35:05.85 ID:1CO//olFO
えいっ

239: 2018/06/01(金) 23:43:28.65 ID:5b6+LV+W0
アクロマ「完成しましたよ!! ……と、言っても。サンドイッチくらいしか作れなかったんですがね」

キョウヘイ「へー……へっ!? えっなんかめちゃくちゃ……見た目いいサンドイッチなんすけど」

レッド「おいしそう……」

女レッド「なんかキラキラしてる……」

トウヤ「具材も色々あるし……作りなれてる、ってわけじゃないんですよね?」

アクロマ「ええ! しかし、このために図書館などでサンドイッチの作り方をしっかり調べましたからね!」

ミヅキ「図書館の力ってすごい」

ヨウ「改めてそう思った」

アクロマ「さ、食べてみてくださいキョウヘイくん!」

キョウヘイ「い、いただきます……むぐ……ふ、普通に美味しいっす!!!!!!」

アクロマ「そうですか! それはなによりっ! 私はとても嬉しいです!!!!」

キョウヘイ「なんか悔しいっす……ムカつく……美味い……」

ハウ「おれたちも食べていいー?」

アクロマ「ええ、もちろんです! どうぞどうぞ!」

レッド「いただきま……おいしい」

トウヤ「いただきますって言い終わってから食べようね」

240: 2018/06/01(金) 23:52:04.90 ID:5b6+LV+W0
女レッド「おいしー! すっごいなー、もう……おいしい!」

シルバー「語彙が……」

ミヅキ「わかる……凄い時って語彙ヤバいですもんね」

シルバー「こっちも語彙が……」

ヨウ「うっわ~~~普通にめちゃくちゃ美味しい!!!! ハウ、こっちも美味しいよ!」

ハウ「もぐぐ……ほんとだー! すっげーおいしー!」

レッド「……」モグモグ

トウヤ「レッド、僕の分も食べる?」

レッド「ありがとう……」

キョウヘイ「……」モグ

アクロマ「キョウヘイくん? どうかしましたか?」

キョウヘイ「どうもしてないっす。ただ、普通に好評なんで良かったなーと」

アクロマ「そうでしょうそうでしょう、かなり頑張りましたからね!」

キョウヘイ「ふーん……ま、礼は言っとくっすよ。ありがとな」

アクロマ「……いえいえいえ! どういたしまして! キョウヘイくんの為なら、これくらい造作もありませんよ!!」

キョウヘイ「いちいちテンション高すぎなんすよお前は!!」

ミヅキ(あーーーーーーーーーー!!!!! ここすき!!!!!!)カシャカシャカシャ

エーフィ(推しカプの邪魔をしないよう心の叫びでとどめた……成長したね、ミヅキ!)

241: 2018/06/01(金) 23:52:49.18 ID:5b6+LV+W0
今日はここまで。

250: 2018/06/02(土) 23:55:02.06 ID:McbPeSqd0
キョウヘイ「前回のあらすじ・・・ブルリフ姉妹にあった後お昼ご飯食べたっす」

キョウヘイ「アクロマはもう追い出したっすよ……これ以上出番を増やしてたまるかっす」

レッド「美味しかった……」

トウヤ「ねー。ちょっと食べすぎちゃったかも」

ミヅキ「わたしもちょっとヤバいですね!!!」

女レッド「そうだねー、この辺りでなんかいい運動できないかな」

レッド「イシツブテ合戦でもする……?」

シルバー「多分勝負になりませんよ……」

ヨウ「じゃあ次いきますかー!」

1、ゲーフリ 2、空間研究所 3、オハナタウン 4、ハノハノリゾート(宿泊予約も)

下1

251: 2018/06/02(土) 23:57:57.84 ID:ea0xFIrSO
ハプウに出会ってから3

252: 2018/06/03(日) 00:14:01.70 ID:Ietnuc3Y0
ヨウ「オハナタウンでもいきますか!」

レッド「おはなたうん……可愛い名前」

ミヅキ「ですよね~、でもなんか……割とイメージとは違いますよ!」

ハウ「モーモーミルクがおいしいよー」

シルバー「牧場でもあるんでしょうか」

キョウヘイ「牧場……懐かしいっすねー、モココとかいっぱいいるっすよ」

レッド「もふもふ……!」

女レッド「私はメリープが好き~! よし、行こう!」

レッド「うん……トウヤ? どうしたの……?」

トウヤ「……何か、気配がして……ううん、大丈夫だよ。いこっかー」

253: 2018/06/03(日) 00:27:25.14 ID:Ietnuc3Y0
キョウヘイ「なんかめっちゃ真っ直ぐな道っすねー」

ハウ「ストレートストリートだからねー!」

シルバー「なんというか……なるほど、って感じですね」

キョウヘイ「近くに育て屋さんとかあるんでしょーねー」

レッド「なるほど……あれ」

ハプウ「野菜、野菜はいらんかねー。ポニ島で作った美味しい野菜じゃぞー」

レッド「……お店?」

ハプウ「む、少年。見ていくか? ……と、その腕に着けているのはZパワーリングじゃな」

ハプウ「島巡りの最中、といったところか?」

レッド「……」コク

ハプウ「ふむふむ、感心なことじゃな! ならば、そのうちわらわとも戦う事になるであろう」

レッド「……そうなの?」

ハプウ「うむ。まぁ、その時が来ればわかること。その時を楽しみにしておるぞ」

ハプウ「バンバドロ、そろそろ帰るとしよう。さらばじゃ少年たち!」

レッド「……なんか、強そう」

キョウヘイ「……トウヤさーん、何してるんすか。何してるんすかっていうか何撮ってるんすか」

トウヤ「の……のじゃ口リだ……めちゃくちゃかわいい……ヤバい……」

ハウ「流れが終わるまで待ってあげてたよね、キョウヘイー。やさしー」

キョウヘイ「いや、なんか撮ってるときは邪魔しちゃいけないなっていう職業病的な……」

254: 2018/06/03(日) 00:30:31.16 ID:Ietnuc3Y0
レッド「さっきの、人……」

ミヅキ「ハプウさんですね! あの人はポニ島のしまクイーンなんですよ!」

トウヤ「く、クイーン……!? のじゃ口リの女王とかそんな……えっ人間?」

ヨウ「少なくともぼくたちと同い年ですよ!」

トウヤ「ヨウが言うならそうなんだね……でも人外のじゃ口リ女王とか最高だなって」

ミヅキ「その気持ちはまあわからなくもないですけども」

レッド「……よくわかんない」

女レッド「よくわかんないけど強そうだよねー……」

レッド「勝てる、とは思うけど……特訓しとこ」

255: 2018/06/03(日) 00:37:03.71 ID:Ietnuc3Y0
ヨウ「そうだ!! 特訓と言えば!!!!」

キョウヘイ「おお!? どうしたんすか急に」

ヨウ「ここの牧場、ケンタロスがいっぱいいるんですよ! 普段はライドポケモンとして働いてるんですけど」

ヨウ「最近、新しい観光スポットにできないかってことでケンタロスレースが計画されてるんです!」

ヨウ「ただ、割とケンタロスって暴れるじゃないですか、だから抑えられる強いトレーナーにテストプレイしてほしいらしくて」

トウヤ「……なんだか、すごいここの牧場に肩入れしてるっていうか……詳しいね?」

ヨウ「金髪三つ編みお姉さんはドドドドタイプなんですよ~~~~~~!!!!!!!」

キョウヘイ「なぁーるほど……だから手伝ってポイント稼ぎたいんすね」

ヨウ「そーいうことです!!!」

女レッド「へぇー、レース! 楽しそうだね!!」

レッド「……何人で遊べるの……?」

ヨウ「四人ですかねー……やります? やっちゃいます!?」

レッド「……もちろん、やる」

ヨウ「やったーーーー!!!!」

260: 2018/06/03(日) 22:40:05.25 ID:Ietnuc3Y0
キョウヘイ「流石にあの後ちゃんとつけさせたっすよ!!!!」

はじめます。

262: 2018/06/03(日) 22:46:52.07 ID:Ietnuc3Y0
キョウヘイ「あらすじ・・・ケンタロスレース、っす!」

ヨウ「えーと、ここの牧場を一番早く三周した人が勝ち……ですよ!」

女レッド「へぇー、楽しそう!」

トウヤ「前にも似たようなことやってたよねぇ」

キョウヘイ「メェークルレースっすね~~……あの時はレッドさんが勝ってたっすよね」

レッド「今度も勝つ……」グッ

シルバー「可愛い……俺はまた実況でしょうか」スッ

ハウ「わー、マイクだー! 持ち歩いてたのー?」

シルバー「時々こういう事があるので……」

ミヅキ「じゃあわたしは解説します!」

シルバー「……今回は、出場者はどうしますか?」

レッド「僕と……キョウヘイ、やる?」

キョウヘイ「そっすねー、前はぼろ負けした記憶があるっすし……リベンジするっす!」

女レッド「私も参加するよ! サーフィンでは勝てたし……レースも頑張る!」

ヨウ「ぼくはおねーさんの応援団やってますね!!!!!!!」バッ

トウヤ「僕もみんなを応援してるねー」

シルバー「あと一人くらいいてほしいですね……通りすがりの人でも誘ってみますか」

通りすがりの人 下1

263: 2018/06/03(日) 22:50:29.26 ID:dc3D7ZpSO
セレナと絶賛ラブラブデート(アローラ旅行)中のサナ

264: 2018/06/03(日) 22:57:37.03 ID:Ietnuc3Y0
レッド「……あ」

サナ「見てセレナ! 牧場だって!」

セレナ「まあ! 自然が豊かでとても素敵ですわ! ミルタンクがいっぱい遊んでいますわね!」

レッド「……セレナたち」

セレナ「あら、レッド! トウヤにキョウヘイに……大所帯ですわね! ご旅行ですの?」

レッド「旅行……っていうか、攻略中」

セレナ「聞いた事ありますわ! 島巡り、ですわね~! レッドはいつでも強くなろうとしていてすごいですわ」

ブラッキー「お二人はデートですか!?!?!?!?」

サナ「そうだよ~~~! ねっ、セレナ!」

セレナ「そうなんですの? じゃあきっとそうですわ!」

キョウヘイ「ちょ、ちょろい~~~……」

ヨウ「金髪お嬢様系お姉さんだ!!!!!! 握手してください!!!!!!!」

セレナ「? 構いませんわ! 元気な子ですのね!」

サナ「あっ……セレナが優しいのはわかってるけど、でも……」

ブラッキー「ばんざあああああああああい!!!!! 百合を好きでよかったあああああああああ!!!!!!!!!」

265: 2018/06/03(日) 23:01:07.10 ID:Ietnuc3Y0
レッド「もどって……」シュウン

トウヤ「最近よく見る気がするねぇ、ブラッキー」

キョウヘイ「よかったっすね……」

セレナ「ところで、今から何をするんですの? ケンタロスがいっぱいいますわ」

レッド「……ケンタロスレース」

サナ「ポケモンに乗ってレースするの? ……わ、私も参加したい!」

セレナ「まぁ、すごいですわ! 応援していますわ~!」

サナ「え、えへへ……絶対勝つ!!!!!!!!!!!!!!!」

レッド(す、すごい気迫……!)

女レッド「本気を出すしかないみたいだね……!」

キョウヘイ「やべ~~奴らに囲まれてしまったっす」

266: 2018/06/03(日) 23:04:39.11 ID:Ietnuc3Y0


シルバー「第一回ケンタロスレース、司会のシルバーです」

ミヅキ「解説のミヅキです!」

トウヤ「解説その2のトウヤだよー」

シルバー「前回のメェークルとは違い、ケンタロスを操縦するには本人のテクニックも必要になってきます」

ミヅキ「もちろんポケモンたちの性格とか個体値にもよりますけど……一番はテクニックですね!」

トウヤ「今回の注目株は飛び入り参加のサナちゃんかなぁ、あの子口リみあるよね」

シルバー「それでは応援席の様子を見てみましょう」

ヨウ「フレーーーーーッ、フレーーーーーッ、おねーーーさーーーん!!!!」

セレナ「ファイトですわー、サナー!」

ハウ「みんながんばれー!」

シルバー「……それぞれ気合が入っていますね。それでは選手たちの様子を見てみましょう」

267: 2018/06/03(日) 23:10:55.05 ID:Ietnuc3Y0
シルバー「エントリーナンバー1、レッドさん!」

レッド「……ケンタロス、よろしくね」

ケンタロス「……」フンス

レッド「けっこう、乗り心地がいいかも……もふいし……」モフ

シルバー「……頑張ってください」

ミヅキ「あっいいんだよ全然司会の立場だから贔屓したらまずいかな~って思ってるかもしれないけど全然えこひいきしていいしマイク使って愛を叫んだっていいんだよ」

トウヤ「わぁ、すっごい早口」

シルバー「さ、叫びません……エントリーナンバー2、キョウヘイさん!」

キョウヘイ「頑張りまーす……ケンタロスって近くで見るとちょーでかいっすね!! あと揺れる!!」

ケンタロス「ぶるもぉ!!」

キョウヘイ「わーーーーー流石暴れ牛ポケモンっすね!!! まだ落ち着いててほしいっす!!」

シルバー「既に翻弄されていますが大丈夫でしょうか……」

トウヤ「どうだろうねぇ、やる時はやる子だけど……今はどうだろう……」

ミヅキ「後輩に対して割と冷静に分析はじまるのめっちゃくちゃ最高なんですが……えっ目覚めてなくても全然トウキョウありだな~ちょっとヤバいかもしれない」

トウヤ「早口だねぇ」

268: 2018/06/03(日) 23:14:15.25 ID:Ietnuc3Y0
シルバー「エントリーナンバー3、女レッドさん!」

女レッド「頑張るよー!」

ケンタロス「ぶもー!」

女レッド「ケンタロスも元気いっぱい! 勝てる……かも!」

ヨウ「頑張ってくださ~~~~~~~い!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シルバー「声量がすごい……えー、エントリーナンバー4、サナさん!」

サナ「わわ……よいしょ! 見ててねセレナーーー!!」

ケンタロス「ぐもう」

セレナ「見てますわ~~! 頑張ってくださいまし~!」

サナ「勝てる」

シルバー「……や、やる気が凄いですね……ごほん」

シルバー「それでは第一回ケンタロスレース! いよいよ開幕です!」

ジャッジさん「レディー……ゴー!」

コンマが高い程速い  下1レッド 下2キョウヘイ 下3女レッド 下4サナ

269: 2018/06/03(日) 23:17:02.84 ID:IKFILCE/0
ひょっこり

270: 2018/06/03(日) 23:17:11.32 ID:lmj/NlP90
ケンタロスが突然暴れたり暴れなかったりしろ

271: 2018/06/03(日) 23:19:14.99 ID:dc3D7ZpSO
ブラッキーが喜んでくれたようでなによりです。

272: 2018/06/03(日) 23:21:55.14 ID:IKFILCE/0
ヨウくんの応援凄スギィ!

274: 2018/06/03(日) 23:27:54.06 ID:Ietnuc3Y0
レッド「……行くよ」

ケンタロス「ぶもおう!!」ダッ

女レッド「行くよっ!」

ケンタロス「ぶもーー!!」ダッ

シルバー「スタートダッシュはレッドさんと女レッドさんが速い! 後の二人は……」

サナ「うわーん!」ベシャ

シルバー「さ、サナさん落下! 怪我は……ないようですが、メンタルケアの為セレナさん向かってください」

セレナ「わかりましたわ! サナ、大丈夫ですの? 痛いの痛いのとんでけーですわ!」

サナ「とんだ…………」

シルバー「大丈夫そうですね……キョウヘイさんの方はどうでしょう」

キョウヘイ「あ"ーーーーーーーーーーキッツイ!!!! めっちゃ揺れっ……腰に来る!! 腰に!!!」

トウヤ「キョウヘイ! 腰をやるのはマジでヤバいから本当に無理だったら棄権していいんだよ!!」

キョウヘイ「流石腰をやったことのある先輩の助言は違っ……あ"ーーーーーーー!!!!」

シルバー「だ、大丈夫でしょうか……」

275: 2018/06/03(日) 23:35:08.61 ID:Ietnuc3Y0
シルバー「カメラを先頭集団に戻しましょう」

レッド「……流石」

女レッド「そっちこそ!」

ケンタロス「「ぶるもおおお!!!」」

シルバー「まさにデッドヒート……どちらが勝つのか全く予想がつきません!」

ミヅキ「め、めちゃくちゃ絵面がカッコいい……ダブル顔が良い……」

トウヤ「二人ともー、頑張れー!」

レッド(……このままだと、平行線)

女レッド(どこかで仕掛けないとね……だけど、それが裏目に出るかも……)

女レッド(難しいな……きっと、"私"もそのタイミングを窺ってる。どうすれば……ん?)

ヨウ「頑張れーーーーーーーっ、おねーさーーーーん!!!!」

女レッド「……よしっ、頑張るよ! ケンタロス、こっち!」グイッ

レッド「!」

276: 2018/06/03(日) 23:39:22.06 ID:Ietnuc3Y0
シルバー「! 女レッドさん、僅かに差を付けました!」

ミヅキ「おお!?」

トウヤ「コーナーで差をつけろ、ってやつだね」

ミヅキ「俊足ゥ!」

シルバー「そのまま差は広がり……数センチ……30センチ……」

シルバー「……ゴール! 一着、女レッドさん! 二着、レッドさん!」

女レッド「やったー!! ケンタロス、頑張ったね!」

ケンタロス「ぶもーう!」

レッド「むう……惜しかったね」

ケンタロス「ぶも……」

キョウヘイ「現在俺一周遅れでーす」

ケンタロス「ぶもお!!」

キョウヘイ「あーーーーーそっちじゃない!!! ケンタロスそっちじゃないっすよ!!! あーーーー!!!!!」

シルバー「えー……サナさんは棄権しておられますので、三着キョウヘイさん、四着サナさんとさせていただきます」

277: 2018/06/03(日) 23:45:40.97 ID:Ietnuc3Y0
ヨウ「おねーーさーーーん!!!! おめでとうございます!!!!!!!」

女レッド「ヨウ! ありがとう、勝てたのはヨウが応援してくれたお陰だよ」

女レッド「すっごく嬉しかった! 本当にありがとね!」

ヨウ「あっ……………………」

ミヅキ「やばっ、尊さを越してヨウが成仏しちゃった!」

ハウ「ヌケニンみたいになっちゃったねー」

ブラッキー「サナセレデート最高なんじゃあ^~~~~~~」

イーブイ「おねシOタ……いやシOタおね……? どっちにしろ最高なんだよなぁ……」

エーフィ「くそー、フィー勢が後れを取る日が来るなんて……」

レッド「もどって」

ブラッキー「まだだ!!! まだ足りんぞ!!!!!!」シュウン

イーブイ「でも別世界の人達だから結ばれない…?嘘でしょしんど……」シュウン

エーフィ「明日の朝に期待しといてくれよな!!!」シュウン

278: 2018/06/03(日) 23:54:28.45 ID:Ietnuc3Y0
ミヅキ「魂が戻って来ないヨウのかわりに、レースお疲れ様でした!」

ミヅキ「今回はちゃんと賞品がありまーす」

ヨウ『ぼくがおこずかいで買いました!!!!!!!!』

レッド「……えっ」

女レッド「わぁ!? 本当に魂抜けちゃってたの!?」

ヨウ『そうみたいですね、びっくりしました! ゴーストタイプです!』

レッド「……多分、早く戻った方がいいよ……」

キョウヘイ「マジの幽体離脱はヤバくないすか」

トウヤ「キョウヘイは僕が頑張って回収しておいたよ」v

キョウヘイ「いやその『私が作りました』的なポーズは違くないっすか?」

ヨウ「よいしょ……よし、受肉! 景品はこちらです!!!」
 
下1

279: 2018/06/03(日) 23:55:36.34 ID:lmj/NlP90
ウルトラ上手に焼けた肉

282: 2018/06/04(月) 00:00:02.81 ID:pKKDEiIo0
ヨウ「肉です!!!!!!!!!」

ミヅキ(ヨウ!? 肉は美味しいけども、美味しいけども~~!! 流石にそれをプレゼントするか!?)

女レッド「わーーーーーーーっ、すっごく美味しそう!!!! やったーーーー!!!」

ヨウ「食いしん坊無邪気お姉さん……」スゥ

ハウ「また燃え尽きちゃったー」

女レッド「めちゃくちゃ美味しかった……」

キョウヘイ「ん!?!? 食べるのめちゃくちゃ速くないっすか!?」

レッド「多分、マサラ式……」

女レッド「美味しそうだったからつい……」

シルバー「もう骨だけに……」

ミヅキ「うーん 幸せならオッケーです」b

283: 2018/06/04(月) 00:05:10.49 ID:pKKDEiIo0
~オハナタウン~

女レッド「あー、楽しかった!」

レッド「もう少しだった……」

キョウヘイ「そんなこんなレースの感想を言い合ってるうちにオハナタウン到着っすよー」

トウヤ「開拓された土地、って感じだねー。ちょっとイッシュに似てるかも?」

キョウヘイ「突然ガンマンが現れて早撃ち対決しそうではあるっすね」

レッド「……あ」

ハプウ「む」

レッド「……こんにちは」

ハプウ「思いの外早い再会だったの。ほれ、モーモーミルクをやろう」

レッド「やった……」

ハプウ「子供はミルクを飲めば背が伸びる……と祖父がいっていたんじゃがな」

ハプウ「わらわには効果がないようじゃ。代わりに大きくなっておくれ」

レッド「……ありがとうございます」

シルバー(とても複雑な顔をしている……)

284: 2018/06/04(月) 00:09:59.42 ID:pKKDEiIo0
ハプウ「ポニ島までの道のりはまだまだ長い。それまで元気でいるんじゃぞ」

レッド「……はい」ノシ

キョウヘイ「……トウヤさん、大丈夫っすか?」

トウヤ「ご、ごめん……ちょっと動悸が……」

ミヅキ「わ、わかります~~~~~……!!!!!!! あっわたし救心持ってるんでどうぞ」

トウヤ「ありがとう…………」

女レッド「いい子だねー、確かに"私"はまだまだ大きくなるかもしれないし」

レッド「……本当?」

女レッド「私は同世代の中では割と大きい方だもん、"私"もきっと大きくなるよ!」

キョウヘイ「女レッドさん、希望を持たせすぎるのはやめたげてくださいっす」

シルバー「その発言もわりと失礼なのでは……」

287: 2018/06/04(月) 00:15:34.02 ID:pKKDEiIo0
ミヅキ「それで……そうそう、この街から北にいったらせせらぎの丘ってところがあるんです」

レッド「せせらぎの丘……」

ミヅキ「スイレンって子がいて、水タイプの試練をうけることが出来るんですよ!」

トウヤ「えっ、スイレンちゃんってあの……あの子???」

キョウヘイ「知ってるんすかトウヤさん?」

トウヤ「敬語釣り好き口リでしょ? 知ってるよもちろん」

ハウ「うわー、すごい情報網」

ヨウ「今から行ってもいいし、今日はリゾートに行って試練には明日行ってもいいかもですね!」

シルバー「……レッドさん、どうしますか?」

レッド「えーと……」

1、すぐ行く 2、ハノハノリゾートに行く

下1

288: 2018/06/04(月) 00:19:55.92 ID:ZpjZTtL/0
りぞーとりぞーと!

289: 2018/06/04(月) 00:26:37.13 ID:pKKDEiIo0
レッド「……リゾート」

ミヅキ「ハノハノリゾート行きますか! あそこ、すっごく大きいのですごいですよ……!」

ヨウ「ビーチもあるしマジで……マジでヤバいですよ」

ハウ「だから、予約もすごいいっぱいみたいだけどー、大丈夫ー?」

レッド「……頑張る」

キョウヘイ「恐らく、主にレッドさんと俺がっすね」

トウヤ「頑張れ~」


~ハノハノリゾート~

レッド「でっ……か」

キョウヘイ「うわ~~~……実物ヤバいっすね。よく先輩方が自慢してきたっすけど、気持ちわかるっす」

女レッド「な、なんか、敷地に入っただけで緊張してきちゃったな……」

シルバー「……綺麗なところですね」

ハウ「ホテルの中入ろー、あっちもすっごく広いよー」

290: 2018/06/04(月) 00:34:11.12 ID:pKKDEiIo0
~ハノハノリゾート ホテル内~

レッド「……ふ、噴水」

キョウヘイ「室内の噴水があるところはやーばいっすよ」

トウヤ「うわ~~……いかにも、って感じだねぇ。やっぱりリゾートなんだねぇ」

レッド「……なんか、あの、あそこ、こんな感じじゃなかったっけ、異世界の……」

キョウヘイ「あ、テルパドールっすか」

レッド「うん……室内で、なんか水がすごい感じ」

キョウヘイ「あ~~~、わからんでもないっす。あっちは割と池的な感じだったっすけどね」

ハウ「ナチュラルに異世界の話するのすごいよねー」

女レッド「あそこに行った時は暑くて氏ぬかと思ったよー」

ハウ「あ、こっちもなんだー?」

シルバー「それはそれとして……どうやって、交渉しますか?」

レッド「んー……」

キョウヘイ「先に言っておくと、今回はコンマ判定っすよー。成功率はそれそれ違う感じっす」

トウヤ「えーと、時間的に二回までチャレンジできるかな? 最初はどうしよっか」

1、レッドがキラキラ 2、レッドがバトルでなんとかする 3、キョウヘイが何とかする 4、他の人がキラキラ

下1

291: 2018/06/04(月) 00:35:08.67 ID:P+Db/Du90
女の子組がきらきらしよう

293: 2018/06/04(月) 00:41:36.35 ID:pKKDEiIo0
ミヅキ「マ??????」

女レッド「わ、私も?」

キョウヘイ「よぉーく考えたらハニトラの第一人者が男って時点でおかしいんすよね」

レッド「そうだよね……」

トウヤ「でもなんだかんだ一番成功率高かったからねぇ」

シルバー「……レッドさんは、かわ……なんでもないです」

ミヅキ「言えよォ~~~~!! なんて言ってる場合じゃないんだよね……わたしにできるかな~~~」

女レッド「ね、ねぇ"私"、あれのコツ教えて!」

レッド「……気合」キラキラ

女レッド「まぶしい!!」

294: 2018/06/04(月) 00:45:37.29 ID:pKKDEiIo0
ハウ「もしかしたらー、あっちも慣れてるかもだけどー。ミヅキは、黙ってれば可愛いしー、大丈夫だよー」

ミヅキ「は、ハウ……! ありがとう!」

ハウ「どういたしましてー、だからなるべく黙っててほしいなー」

ミヅキ「辛辣ゥ~~~~~~~!!!!!!」

レッド「気合いだよ……頑張って……」

女レッド「う、うん!」


支配人「今日も忙しいな……ん?」

ミヅキ「こ、こんにちは! 泊まらせてください!!!」キラキラ

女レッド「私、初めてアローラに来たんだけど、ここはすっごく素敵だなって……駄目、かな?」キラキラ

レッド(頑張ってる……)

キョウヘイ「ミヅキ、キラキラに集中しすぎてドストレートになってるっすね……逆にいけるかもっすけど」

ヨウ「あ、あひゅう~~~~~~~……おねーさん無限にかわいい……」

直下コンマ 40以下で成功

295: 2018/06/04(月) 00:50:29.79 ID:2HNYgfHSO
ダメでもブラッキーが歓喜してくれれば……

296: 2018/06/04(月) 00:58:45.32 ID:pKKDEiIo0
キョウヘイ「あ~~~~断られてるっすね」

トウヤ「よくある事なんだ、ああいうの……」

ヨウ「は? おねーさんの魅力理解できないとか意味わからないんだけど……ちょっとぶっ潰してきても?」

ハウ「ソルガレオが入ったボール持たないでー」

レッド「……仮に、僕がいったとしても……キツイかも」

キョウヘイ「えっ、あのレッドさんですらっすか……キラキラさせとけばなんとかなるレッドさんでさえ!?!?」

レッド「成功率70%くらい……」

ハウ「わりとあるように思うけどなー、低いのー?」

トウヤ「うん、宇宙では大体100%成功してたからねぇ……」

レッド「……何か、作戦を考えないと駄目かも……思いつかないけど」

297: 2018/06/04(月) 01:01:11.48 ID:pKKDEiIo0


ミヅキ「駄目でした!!!!!!!!!!!!」

ハウ「ドンマイー、仕方ないよー」

女レッド「ごめんね、失敗しちゃったー……難しいねー」

ヨウ「おねーさんはめちゃくちゃ素敵だしぼくならアレ一発喰らったら即氏するくらい最高です!!!!!」

女レッド「ありがと、でもやっぱ向いてないよー」

シルバー「どう、しましょうか」

レッド「むー……キョウヘイ」

キョウヘイ「そっすねぇー……確かに、顔のいい人が単にハニトラ仕掛けてくるのは多いかもっす」

キョウヘイ「だからなんか……意表を突く感じで行けばいいんじゃないすかね」

ハウ「具体的にはー?」

キョウヘイ「そこはもちろん……安価っすよ」

トウヤ「ぶん投げたねぇ」

キョウヘイ「あ、二人組で行くってのは結構いい線いってたかもっすね」

意表をついた感じの案 下1


298: 2018/06/04(月) 01:02:28.40 ID:2HNYgfHSO
伝説のトレーナーレッドとそのライバルグリーン(フーパ経由で召喚)のペアでキラキラ

299: 2018/06/04(月) 01:06:26.58 ID:pKKDEiIo0
レッド「……緑いる?」

キョウヘイ「ぶっちゃけ……いるっすね」

トウヤ「肩書くっつけたら強いだろうねぇ、あっちはジムリーダーだし……」

シルバー「ホテルの支配人なら、恐らくレッドさんの名前だけなら聞いた事あるでしょうし……」

ハウ「そっかー、緑の人がいれば騙りの可能性がほぼゼロになるんだねー」

レッド「……フーパ」

フーパ「おまかせー!」つ◎

グリーン「うおお!? ……またお前らかよ! 同じ島にいるんだから探せ!!」

レッド「急いでるから……かくかくしかじかで……」

グリーン「マジかよ……ま、いいぜ。俺もここ泊まってみたかったんだよなー」

300: 2018/06/04(月) 01:14:29.12 ID:pKKDEiIo0
支配人「なんだったんだろうなあ、さっきの子達」

レッド「……すいません」

支配人「はい?」

グリーン「どうも、俺はグリーンってもんだ。聞いた事あるか?」

支配人「……ええ、ええ。オーキド博士のお孫さんで、トキワジムのジムリーダーの方ですね」

グリーン「そうそう、覚えていただいて光栄だぜ。そんで、こっちがレッドっつーんだけど……知ってるか?」

レッド「……(そっと過去に集めたバッジを見せる)」

支配人「ここに泊まるトレーナーの方々から聞いたことがあります。なんでも最近色んな地方に出没する凄腕トレーナーだとか」

レッド(出没て ポケモンみたいな言い方をされている……)

グリーン「あー……まあそんな感じだな。その俺たちがここに泊まりたいっつってんだけどよ、どうにかならねぇ?」

支配人「!?」

レッド「……だめ、ですか?」キラキラ

グリーン「俺が泊まりたいって言ってるんだぜ?」キラキラ


キョウヘイ「むっかつくライバルムーヴっすね~~~!!!!」

ミヅキ「か"お"が"い"い"」

ヨウ「め"が"つ"ぶ"れ"る"」

トウヤ「あの高圧的な態度が吉と出るか凶と出るか……だねぇ」

ハウ「普通腹立つけどー、高名な博士の孫だもんねー」

直下コンマ80以下で成功

301: 2018/06/04(月) 01:16:42.44 ID:P+Db/Du90
いけ

302: 2018/06/04(月) 01:21:21.77 ID:pKKDEiIo0
キョウヘイ「おっ?」

トウヤ「あっ悩んでるね~~」

ミヅキ「まぶしくて全然見えないんですけどどうなってます????」

女レッド「あ、頷いた!」

ヨウ「まぶしっ……え、ほんとですか! 流石! 全然見えない!!」

ハウ「支配人のおじさん、すごい「やっちまったけど大丈夫かな」みたいな顔してるねー」

レッド「……」v

グリーン「ま、俺が手伝ってやったんだから当然だな! 世の中肩書だぜ」

キョウヘイ「まあその意見はわからないでもないっすけど~」

トウヤ「流石だねぇ……」

女レッド「気合いが違ったね! 流石"私"!」

レッド「場数を踏んでるから……」

303: 2018/06/04(月) 01:22:03.94 ID:pKKDEiIo0
踏んではいけない場数である
今日はここまで。

310: 2018/06/04(月) 22:19:46.99 ID:pKKDEiIo0
はじめます。

312: 2018/06/04(月) 22:28:50.52 ID:pKKDEiIo0
キョウヘイ「前回のあらすじ・・・ハノハノリゾート攻略!」

トウヤ「先に部屋割り決めちゃおうか?」

ヨウ「荷物置いちゃいたいですもんねー!」

シルバー「ええと、女性陣は二人でいいとして……」

トウヤ「グリーンも入れて六人だから……そういえば、何部屋とれたの?」

レッド「好きなだけ使っていいって……」

キョウヘイ「わーお贅沢ゥ!」

トウヤ「三人ずつでわけてもいいけど、二人ずつでも……いっそ一人部屋でもいいんだねぇ」

部屋割り 下1

313: 2018/06/04(月) 22:33:11.08 ID:2HNYgfHSO
グリーン込みだと赤緑銀トウキョウヨウハウの7人のはず……誰だトウヤに忘れられたやつ。


安価は、全員入れるスイートルームがあれば全員。

無ければ3部屋で、
・ミヅキの推しカプ
・エーフィの推しカプ
・その他
(推しカプがアクキョウならアクロマ呼んでください)

314: 2018/06/04(月) 22:45:15.95 ID:pKKDEiIo0
トウヤ「あれ? ……1、2、3、4、5、6……あっ自分忘れてた」

キョウヘイ「全員って割ときつくないすか?」

レッド「修学旅行みたい……」

グリーン「いやいやいや……きつくね? 旅館なら逆にあったかもしれないけどよ」

ヨウ「ならもーいっこのやつですか?」

ミヅキ「え~~~~~~推しカプ全然絞れないんですけども…………」

エーフィ「グ……いや……シ……ん~~~……グリレ!!!!!」

レッド「……やだ」

グリーン「別にいーだろ誰と寝たって……」

エーフィ「ミヅキはどうする?」

ミヅキ「え~~~~……ア」

キョウヘイ「アクロマ禁止!!!!!!!!!!!!!!!」

ミヅキ「じゃあトウキョウ!!!!!」

トウヤ「えっ……大丈夫?」

キョウヘイ「ん~~~、まぁ今なら(目覚めないし)いいっすけど」

315: 2018/06/04(月) 22:56:24.20 ID:pKKDEiIo0
ヨウ「ぼくらあまり! いぇーい!」

シルバー「……」

ハウ「どんまいー」

ヨウ「きっと次は良い思いできるってー!」

シルバー「お、俺は別に……!」

キョウヘイ「とりあえず荷物置いてから……もう自由行動にしてみるっすか?」

レッド「……うん」

トウヤ「じゃあいったん解散だねー」


グリーン「で、どこ行くんだ?」

レッド「……ついてくるの」

グリーン「いいだろ同じ部屋なんだしよ」

レッド「……」

1、裏にある森 2、海 3、バイキング

下1

316: 2018/06/04(月) 22:57:02.12 ID:P+Db/Du90
バイキング小峠

317: 2018/06/04(月) 23:09:55.70 ID:pKKDEiIo0
レッド「なんてひだ……」

グリーン「お前基本旅行先で食いだめしようとするよな……」

レッド「……すごいホテルなら、ご飯も美味しいはず……」

グリーン「ま、そうだよな。俺も腹減ってきた」

レッド「いこ……」


~バイキング~

女レッド「あ、"私"にこっちのグリーン!」

レッド「"僕"……ご飯、食べに来たの……?」

女レッド「うん! 有名なホテルならご飯も美味しいかなーって思って!」

グリーン「……マジで思考回路同じなんだな」

レッド「同じだもんね……」

女レッド「ねー」

318: 2018/06/04(月) 23:13:43.21 ID:pKKDEiIo0
ヨウ「めちゃくちゃ天国ゥ~~~~!!!!」

グリーン「うおっいたのかよ!?」

ヨウ「テーブルの下にいました!!!! 邪魔しちゃ悪いかなって」

女レッド「あれ、ヨウいたの? なら一緒に食べようよ!」

ヨウ「えっそんなアッアッぼくそんな恐れ多い……」

レッド「……大食い対決……」

女レッド「いいね! しよっか!」

グリーン「またかよ……レッドはマジで勝負事大好きすぎんだろ」

レッド「……緑もやる……?」

グリーン「……いいぜ、やってやろうじゃねえか」

コンマが高いほどいっぱい食べれる レッド下1 女レッド下2 緑下3

319: 2018/06/04(月) 23:16:51.39 ID:2HNYgfHSO
マサラ人は胃袋もすごいのか……

320: 2018/06/04(月) 23:21:39.15 ID:P+Db/Du90
レッドさんまた負けそう

321: 2018/06/04(月) 23:25:25.95 ID:ZpjZTtL/0
あらよっと

323: 2018/06/04(月) 23:33:43.29 ID:pKKDEiIo0
レッド「……」

女レッド「……」

グリーン「うん、うまいうまい……あ? お前らぜんっぜん箸進んでねえな」

レッド「……」スッ

女レッド「……」スッ

グリーン「……ピーマンで止まってんじゃねえよ二人してよぉ!!!」

女レッド「だって苦いんだもん」

レッド「緑だし……」

グリーン「色はいいだろーが別によ!!!」

ヨウ「か、かわいい~~~~~~~!!!!!!!」オガミ

グリーン「お前もうこいつらが何しててもそれ言う気だな?」

ヨウ「だって何してても可愛いんですもん!!!!!!!!!」

325: 2018/06/04(月) 23:37:36.02 ID:pKKDEiIo0


レッド「……グリーン、いっぱい食べたね……」

グリーン「ニンジンがなかったからだな」

女レッド「えっ、こっちのグリーンもニンジン苦手なの!?」

グリーン「……マジかよ」

レッド(……やっぱり似てるんだなぁ)

グリーン「つかマジで食いすぎたな……腹ごなしにどっか行こうぜ」

レッド「……じゃあ」

1、裏にある森 2、海

下1

326: 2018/06/04(月) 23:39:52.50 ID:ZpjZTtL/0
ごーとぅーしー
うみへゆこー

327: 2018/06/04(月) 23:45:11.01 ID:pKKDEiIo0
レッド「……海、いこ」

グリーン「ビーチかぁ、オシャレなもんがついてるよなぁ」

レッド「ね……」


~海~

ハウ「あ、レッドとグリーンだー」

シルバー「海に行くんですか?」

レッド「うん……そのつもり、だけど」

グリーン「お前らもか?」

ハウ「ちらっと見たけど、ヤバそうだったから戻ろうかなって思ってたんだー」

シルバー「ヤバい……いや、確かにヤバいですけど、いや、誤解を解くべきか……」

レッド「……?」

ハウ「あっちだよー、一緒にいこー」

328: 2018/06/04(月) 23:50:00.51 ID:pKKDEiIo0
ハウ「あれあれ、なんかヤバいよねー」


ユウキ「やっほおおおおおおおお!!!!」

カイオーガ「ぎゅらりゅううううう!!!」ザバーーーーン

ユウキ「今日も調子いい波乗りだなーーー!! はっ、もしかしたらこの波乗りによって津波が起きてしまいものすごい顰蹙を買ってゲームで波乗りという技自体が禁止されてしまうのでは……その全責任は俺とカイオーガに降りかかって今後グッズ展開とかが一切なくなってしまうのでは……」

ニョロボン「にょろ……」

コウキ「だいじょーぶだいじょーぶ、発作だよー。なんか僕も脱ぎたくなってきたなー、今海パンだけど」


レッド「……ヤバいけど、いい子だよ」

ハウ「あれー、レッドも知り合いなのー?」

グリーン「めっちゃ波荒れてんな」

329: 2018/06/04(月) 23:53:10.66 ID:pKKDEiIo0
レッド「……ユウキ、コウキ!」

ユウキ「それによって今後波乗りという概念自体が忘れ去られた近未来、子供は祖母に『ねえおばあちゃん、昔はどうやって海をポケモンで渡ってたの?』『それはね、ポケモンの背中に乗ってわたっていたんだよ』なんて会話をすることになるんじゃ」

コウキ「あ、レッドだー! おーい」

ユウキ「え、レッドいるのか!? おーーい!」

カイオーガ「ぎゅるうう」ザバーン

グリーン「いちいちカイオーガで移動すんなやべえから」


レッド「えっと……それぞれ、ホウエンとシンオウでお世話になった、ゆーきこーき」

ユウキ「俺がユウキ! よろしくなーー!!!」

コウキ「コウキでーす。脱いでいい?」

シルバー「ここはヌーディストビーチじゃないぞ……」

330: 2018/06/05(火) 00:00:59.42 ID:sGhRjcXl0
レッド「……二人とも、アローラに来てたんだね……」

ユウキ「ダイゴさんが連れてってくれるって言ったからな!」

コウキ「僕は一緒に行きたーいっていったらいいよーって」

ユウキ「ダイゴさんはお金持ってるから……もしかしたらダイゴさんのその金の出所はものすごくあくどい事とか表舞台では決して言えないようなことをして手に入れたお金なのでは……それにもしかしたらキョウヘイが加担していたりするのでは……」

コウキ「わー、見た? 今のはわりと現実味のある妄想だよー」

レッド「確かに……」

ダイゴ「あくどい事はしてないよ……」

ユウキ「そうなのか!?!?」

レッド「……ダイゴさん」

ダイゴ「少なくともデボンコーポレーションはね」

シルバー(キョウヘイさんについては否定しないという……)

331: 2018/06/05(火) 00:05:31.79 ID:sGhRjcXl0
ダイゴ「二人とも、遊ぶのもいいけどそろそろお腹が空いたんじゃない?」

コウキ「確かに、脱いでたからお腹空いてきたかもー」

ユウキ「俺もいっぱい波乗りしてたからお腹空いてきた!!!!」

レッド「……バイキングのご飯、美味しかったよ」

グリーン「そこまで食ってないお前が言うか……ま、確かに美味かったけどな」

ユウキ「もしかしたらそのものすごく美味しい食材の裏にはものすごくヤバいみたいな……私は遠慮しておきますみたいな何かヤバいことが隠されているのでは……」

コウキ「そうなんだ、楽しみー! いこーユウキ!」

ユウキ「おー!!」

332: 2018/06/05(火) 00:12:12.98 ID:sGhRjcXl0
レッド「……知ってる顔にどんどん会う」

グリーン「どんだけ南国人気なんだ」

ハウ「結局ヤバい人以外の感想が得られないよー」

レッド「……ヤバいけど……いい子」

シルバー「ちゃんと仕事もしてくれますし……一応」

グリーン「そういやお前管理職してたんだもんな」

レッド「懐かしい……」

ハウ「よくわかんないけどー、そのヤバい話題に巻き込まれなくてよかったよー」

333: 2018/06/05(火) 00:20:01.97 ID:sGhRjcXl0


レッド「……日が、傾いてきた」

グリーン「これでもそこまで涼しくないんだからすげーよな」

レッド「シロガネ山より、全然暑い……」

グリーン「めちゃくちゃ当たり前のことを言うなお前」

レッド「……そういえば、裏の森、行ってないけど」

グリーン「別に行かなくてもいんじゃね? 森だろ森」

ダイゴ「そうそう、君たちに言おうと思っていたことがあるんだけど」

レッド(まだいたんだ……)

ダイゴ「あっちの森に、君の仲間の男の子二人とニット帽をつけた女の子が行ったけど……」

レッド「……トウヤと、キョウヘイと、ミヅキ……かな」

グリーン「三人ってのは珍しいな……」

ダイゴ「正確には、女の子はストーカーしてる感じだったけど」

グリーン「怪しさがヤバいな……見に行くか?」

レッド「……」

1、行く 2、行かない

下1

334: 2018/06/05(火) 00:21:00.70 ID:cvYnG7ESO
緑にボルテッカーしてから、口リ服に着替えて、トウヤも連れて行く

336: 2018/06/05(火) 00:27:12.47 ID:sGhRjcXl0
レッド「ピカチュウ、ボルテッカー」

ピカチュウ「ぴっか!!!!!!」

グリーン「っでえ!?!?!? お前何すんだレッド!!!!!!」

レッド(そして早着替え)バッ

グリーン「きがっ……!? おま、お前何してんだレッド!?!?」

レッド(そしてGO!!!)ダッ

グリーン「行くのかよお前!!! レッド!!!!!」ダッ

ダイゴ「若いな……」

337: 2018/06/05(火) 00:33:38.27 ID:sGhRjcXl0


~裏の森~

レッド「……ついた」

グリーン「なんつーか……薄暗いな」

レッド「木が、いっぱいあるから……」

グリーン「あと寒くね?」

レッド「夕方だから……そこまで寒くない、よ」

グリーン「お前は慣れてるからそうだろうけどよ……」

レッド「……怖いの……?」

グリーン「はぁ!?!?!? 何言ってんだよお前そんなわけねーだろお前!!!」

ミヅキ「しーーー!! 静かにしてください!!!」

338: 2018/06/05(火) 00:39:56.49 ID:sGhRjcXl0
レッド「……何してるの」

ミヅキ「取材です……次の作品の……」

グリーン「……つまりどういうことだ?」

ミヅキ「トウヤさんが、ここにいるポケモンを何かしら捕まえたいってことで森に入ってったんですけど」

ミヅキ「二人とも迷ったみたいで……いや、それにしては……まあ、迷ったっぽいんですけども」

ミヅキ「それでうろうろしてるんですよね」

レッド「……それ、なに?」

ミヅキ「双眼鏡です!!!!!! 見ます?」

レッド「見る……」

339: 2018/06/05(火) 00:46:23.94 ID:sGhRjcXl0


キョウヘイ「も~~~……アレっすよ、トウヤさんのせいっすよ!」

キョウヘイ「急に『幼女がいた!』なんて走り出すから……」

トウヤ「見えなかった? いたよ幼女」

キョウヘイ「何いってんすか、そんなの見え……トウヤさん零感っすよね!?!?!?」

トウヤ「どうだろうねぇ」

キョウヘイ「ねえ!!!!!!! トウヤさん!!!!!!!!!!」

トウヤ「あははー」


レッド「……楽しそう、だけど」

グリーン「あれだ、いっそ脅かそうぜ」

レッド「……いいよ」

ミヅキ「協力します」キリッ

何をして脅かすか  下1

341: 2018/06/05(火) 00:57:56.34 ID:gX2jrPhy0
クワガノンのいやなおと!▼

343: 2018/06/05(火) 01:09:12.85 ID:sGhRjcXl0
ミヅキ「了解! クワガノン、やっちゃえ!」

クワガノン「……」ブブブ

レッド「……どうなるんだろう」


キョウヘイ「も~~~……暗いし怖いし……いや怖くはないっすけど」

トウヤ「……わっ!」

キョウヘイ「だあああっ!?!? トウヤさん!!!!」

トウヤ「ごめんごめん……あ」

クワガノン「……がのっ」ブブブ

キョウヘイ「あああああああ!?!?」ガシッ

トウヤ「ぐえっ……く、苦しい……」

キョウヘイ「なんすか!!!! クワガノン!?!? なんっ……クワガノン!?!?!?」

トウヤ「くるしっ……ギブ!!!!」ペシペシ

キョウヘイ「あ、す、すんませーん……へへ……」

トウヤ「まあ、最初に驚かせたのは僕だから良いけど……あれ、このクワガノン色違いだね?」

キョウヘイ「……色違いって、そんなわんさかいないっすよね……ミヅキいるっすね!?!?!? どこだ!!!!」


ミヅキ「やっべバレた」

レッド「……逃げよう」ダッ

344: 2018/06/05(火) 01:09:43.80 ID:sGhRjcXl0
今日はここまで。
ちなみに 直下コンマが50以下ならしがみついた拍子に指輪落としてます

345: 2018/06/05(火) 01:20:01.97 ID:gX2jrPhy0
1/2?

358: 2018/06/05(火) 22:18:07.04 ID:sGhRjcXl0
はじめます。

359: 2018/06/05(火) 22:29:28.13 ID:sGhRjcXl0
キョウヘイ「くっそ……見失ったっす」

トウヤ(あ~~~……さっきまではぶっちゃけ迷子になったフリだったけど)

トウヤ(いたずらっこたちを探してたら本当に迷子になっちゃったねぇ)

キョウヘイ「わりと暗くなってきたっすね~~~、ぶっちゃけ伝説に乗って上に行けばいいっすけど」

キョウヘイ「……そこまで目立ちたくないんすよね」

トウヤ「大丈夫だよ、歩いてたらなんとかなるって」

キョウヘイ「そーっすか? んー、まあ、じゃあ歩きますかー」

トウヤ「そうだねぇ……あ、せっかくだし。さっき捕まえたポケモンに頼ってみる?」ポーン

さっき捕まえたポケモン 下1

361: 2018/06/05(火) 22:45:48.26 ID:sGhRjcXl0
トウヤ「ケララッパ、鳥ポケモンだしねぇ」

ケララッパ「けららー!」

キョウヘイ「……かわいーっすねぇ。南国ーって感じで」

トウヤ「このケララッパ、特性ものひろいみたいだよ」

キョウヘイ「へー、いいじゃないっすか……ん?? それ夢特性じゃないすか」

トウヤ「あれ、そうだっけ? じゃあ運が良かったのかもね」

キョウヘイ「せっかくならこの現状を打開する凄いもんを拾っててほしいっすけど……」

トウヤ「そうだねぇ……ケララッパ、何か見つけた?」

ケララッパ「けらぱー!」

ひろったもの 下1

362: 2018/06/05(火) 22:46:47.89 ID:gqlVsWX1o
ナナの実

363: 2018/06/05(火) 23:00:15.49 ID:sGhRjcXl0
トウヤ「きのみ……だね?」

キョウヘイ「うお、これナナの実じゃないっすか?」

トウヤ「キョウヘイ、知ってるの?」

キョウヘイ「前、ジョインアベニューで見かけたっす。イッシュだと滅多に見ないっすからねー」

トウヤ「へぇ……これ美味しいのかな? キョウヘイ、食べてみてよ」

キョウヘイ「俺を毒見係にする人は世界広しと言えどもキョウヘイさんくらいっすよ……どれどれ」モグ

キョウヘイ「あまっ……いや、苦い……? あまにがい、って感じっすね……」

トウヤ「あ、ほんとだ」モグモグ

キョウヘイ「もう何個かあるし持って帰るっすかー」

トウヤ「料理とかで役立てるには中々難易度が高い気がするけどねぇ」

364: 2018/06/05(火) 23:07:23.03 ID:sGhRjcXl0



レッド「……」キョロ

グリーン「撒いたな」

ミヅキ「マサラ人のガチダッシュを見ることになるとは……あ、おんぶしてくれてありがとうございました!」

レッド「どういたしまして……」

グリーン「つーか、これ俺たちも迷子になってないか?」

レッド「いざとなったら……リザードンで上に上がればいいから……」

ミヅキ「あっっっっ ちょっと待ってください」

レッド「……?」

ミヅキ「フィーの気配を感じます……これはきっとあっちのイッシュ二人がフィーったに違いない!!!」

ミヅキ「どんだけフィーってるかは直下コンマで決めます!!!!!!」

グリーン「メタいメタいやめろ」

直下コンマ

365: 2018/06/05(火) 23:08:31.05 ID:cvYnG7ESO
指輪してるのにフィー……キョウヘイ、口リ女装したな!?

366: 2018/06/05(火) 23:20:20.91 ID:sGhRjcXl0
ミヅキ「はぁ~~~~~~~~~~……」

グリーン「クソデカため息するなよ……」

ミヅキ「こんなんちょっと転びかけて支えてもらったくらいですよ……」



キョウヘイ「にしても、マジで薄暗いっすねー」

トウヤ「そうだねぇ……転ばないようにね?」

キョウヘイ「何言ってんすか、レッドさんならともかく俺はもう子供じゃ、なあっ!?」ズルッ

トウヤ「! ……キョウヘイ、気を付けてね?」

キョウヘイ「は、はぁ~~い……」


レッド「……99だったら、何が起こってたの……?」

ミヅキ「そ、そんな……変なこと言わせないでくださいよ~~~!!!」

レッド「!?」

グリーン「いやいやいやお前それ墓穴掘ってるからな!?!?」

ミヅキ「腐女子たるもの墓は常に用意してますよ」

グリーン「いやそうじゃな……終活早すぎんだろ!!!」

レッド「……そろそろ迎えにいったほうがいいかな」

どうするか(行動でもいい) 下1

367: 2018/06/05(火) 23:23:54.68 ID:xsbMqPnM0
普通に「お~~い!」って感じでガサゴソ行けばいいんじゃん?

オ--イドウシタンダ-イ!

369: 2018/06/05(火) 23:34:33.19 ID:sGhRjcXl0
ミヅキ「お~~~い! ミヅキです!」

キョウヘイ「うわっタイムリープできそうなミヅキが来たっす」

トウヤ「あ、迎えに来てくれたの?」

レッド「うん……」

グリーン「道は覚えてるしな」

ミヅキ「よぉーし、任せて! わたしはアローラを自由に行き来することができるんだ!」

ミヅキ「(そらをとぶでの移動は法律で禁止されているから)さぁ、リザードンに捕まって!」ピカーン

レッド「……ぎ、ぎあらいど……」

グリーン「つかお前も一瞬早着替えできんのかよ!!!」

370: 2018/06/05(火) 23:42:28.90 ID:sGhRjcXl0


~ハノハノリゾート~

ミヅキ「という訳で無事帰ってきましたーーー!!!」

レッド「わーい……」

キョウヘイ「わりと散々な目に遭った気がするっすけど、ケララッパに免じて許してあげましょうっす」

トウヤ「わぁ、ありがとうキョウヘイ。良かったねぇ」

ケララッパ「けらぱ!」

コウキ「おかえり~……あ、ナナの実持ってるー。ポフィンにしてあげよっかー?」

レッド「ぽふぃん、って確か……」

コウキ「ポケモンにあげるお菓子ー。きのみから作るんだよー。あげると、コンテストの時やったー!ってなるー」

グリーン「説明がふわっとしすぎなんだよな」

キョウヘイ「へー、いいじゃないっすか。トウヤさんのポケモンミュージカルとか出るっすし」

トウヤ「そうだね、お願いしようかなぁ」

コウキ「おまかせー!」

371: 2018/06/05(火) 23:47:54.39 ID:sGhRjcXl0


グリーン「……で、随分暗くなったから各々就寝、と」

レッド「……それ、なんだけど」

グリーン「あ?」

レッド「……アローラで、ポケモン捕まえてないし……捕まえに行こうかなって」

グリーン「夜だぞ!? お前……外を見ろ! 真っ暗だぞお前!!!」

レッド「ゴーストタイプとか……」

グリーン「おまっ……お前……こええだろが!!!!!!」

レッド「言った……じゃ、僕は行ってくるから……」

グリーン「おい待て!! 俺も行く!!!! 一人にするんじゃねえ!!!!」

レッド(なんでキレながらそういう事を言うんだろ……)


~外~

レッド「夜の海……綺麗だよ」

グリーン「あー、確かに月も星も綺麗ではあるな」

レッド「でしょ……シロガネ山と同じくらい綺麗……ん」

見つけたポケモン 下1

372: 2018/06/05(火) 23:49:19.50 ID:HzkZz5du0
メテノ

375: 2018/06/06(水) 00:02:45.20 ID:HqTyTkOt0
メテノ「……」コロッ

レッド「……かわいい」

グリーン「メテノ、だっけか? 外殻すげーな」

レッド「すごい……星が落ちてきた、って感じ」

グリーン「お前にしちゃあ詩的な表現だな」

レッド「……別に、いいでしょ」コンッ

メテノ「てのっ」キラッ

レッド「わ……ガワ、とれた」

グリーン「赤、っつーか。ピンクだな」

レッド「かわいい……えい」ポイッ

メテノ「てのー」

ボール「」ヴッ ヴッ ヴッ カチッ

レッド「やった……」

グリーン「よかったな……つか、お前たまにはボックス使ってやれよ。マサキ悲しがってたぞ」

レッド「持ってけるもん……」

378: 2018/06/06(水) 00:13:53.68 ID:HqTyTkOt0
~一方その頃~


ミヅキ「新刊はトウキョウかな……いやアクキョウにシルレも……いっそ全部……」ブツブツ

女レッド「何してるの?」

ミヅキ「ウワーーーーーーーなんでもないです!!!!!!」バッ

女レッド「わっごめんごめん!!」

ミヅキ「危なかった……あ、そうだ。レッドちゃんさん、これどうぞ!」

女レッド「ん? 絵、だね……これ、私とヨウ?」

ミヅキ「そうです! ヨウが土下座して財布を捧げて頼んできたので……描きました! レッドちゃんさんにも、って思って!」

女レッド「へ~~~……ありがとうミヅキ、私、すーっごく嬉しい!!」

ミヅキ「えっすごく喜んでくれた……逆にこちらこそありがとうございます!!」

女レッド「だって、すっごく嬉しいもん……多分、あっちにもこれくらいの物なら持って行けるだろうし」

女レッド「今までは、形が残るものにそこまでこだわったりしなかったんだけどね……次、いつ来れるかわからないし」

女レッド「よーし! あっちの世界に帰ったら、額縁にいれてこれ飾るね!」

ミヅキ「えっめちゃくちゃ恥ずかしい!!! でもレッドちゃんさんが喜んでくれるならいっかな~~」

379: 2018/06/06(水) 00:15:21.32 ID:HqTyTkOt0
今日はここまで。

389: 2018/06/07(木) 22:07:55.47 ID:UoWQvF/H0
番外編今日から始めて良いですか  下1

390: 2018/06/07(木) 22:13:04.56 ID:5PV3FZuM0
いいよ
ワイトもそう思います

392: 2018/06/07(木) 22:21:29.37 ID:UoWQvF/H0


キョウヘイ「あ~~~~あ、今日も暇っすねぇ」

チェレン「今日は暑いからね……わざわざ依頼に来る人もいないんだろう」

キョウヘイ「もう八月っすもんねぇ」

アクロマ「今日なんて猛暑日だそうですからね!」

N(ものすごく説明口調なのはどうしてなんだろう……)

電話「」ジリリリ

キョウヘイ「む! はいもしもし、檜扇探偵事務所です!」

キョウヘイ「はい……はい、わかりました! お待ちしております!!」

キョウヘイ「迷子の猫探しきたっす」

チェレン「この暑い中か……面倒だな。まぁ、仕方ないか」

393: 2018/06/07(木) 22:28:48.59 ID:UoWQvF/H0
チェレン「しまったな、麦茶が切れてる……キョウヘイ、買ってきてくれるかい」

キョウヘイ「え"ーーー……まぁ、いいっすけど」

チェレン「ついでに米と何か総菜も買ってきてほしい」

キョウヘイ「それ絶対私的な買い物っすよね!? ついでにお菓子とか買うっすからね」

アクロマ「キョウヘイくん、私も一緒に行きますよ!」

キョウヘイ「お、あざーす」


チェレン「……仲良くなったものだね」

N「一緒に殺人事件に巻き込まれたりしたようだからね……」

チェレン「まあ、どうなってもどうでもいいけどね」

394: 2018/06/07(木) 22:33:23.52 ID:UoWQvF/H0


~商店街~

キョウヘイ「ふー、里をたくさん買ってしまったっす」

アクロマ「キョウヘイくんはたけのこ派なのですね! 覚えました!」

キョウヘイ「お、貢いだっていいんすからね?」

アクロマ「箱買いします!!!!!」

キョウヘイ「えっマジで……? それはちょっと引く……ん?」

おばちゃん「そこのお兄さん、引換券持ってない? 今ならガラガラできるよー」

キョウヘイ「引換券……そういえばさっき貰ったっすね」

アクロマ「挑戦してみてはどうですか? 三等がたけのこきのこ詰め合わせセットですよ」

キョウヘイ「普通に欲しいっすね……よーし、挑戦するっす!」ガラガラ

396: 2018/06/07(木) 22:40:51.40 ID:UoWQvF/H0
キョウヘイ「ん? ……なんかめっちゃ玉虫色の玉出たんすけど」

おばちゃん「おお!? おめでとうございまーーーす!!! 特賞です!!!」

キョウヘイ「と、特賞!?」

アクロマ「す、すごいじゃないですかキョウヘイくん!」

おばちゃん「特賞、南の島へのペアチケットで~~~~す!!!!!」

キョウヘイ「南の島……!!! やべえ!!!! 行くしかねえ!!!!」

アクロマ「はいはいはい!!! 私も同行します!!!! 荷物持ちしますから!!!」

キョウヘイ「え~~~仕方ないっすね~~、俺は今上機嫌だから特別っすよ~~????」

アクロマ「やったぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」




キョウヘイ『そして俺たちは、お使いのことも忘れて南の島へと向かう事になった……』

キョウヘイ『今思えば、こうして旅行が当たったのも、既に仕組まれていたことなのではないか?』

キョウヘイ『しかし……南の島にめちゃくちゃ浮かれていた俺たちはそんな事露にも思わないのであった……』

キョウヘイ『あとあまりにも浮かれすぎてアクロマ同行を許可したのは自分でもやべーと思う』

397: 2018/06/07(木) 22:45:38.97 ID:UoWQvF/H0


~飛行機~

キョウヘイ「わ~~~い南の島ちょー楽しみっす」

アクロマ「すごいですねぇ、まさか専用の飛行機まで用意されているとは!」

キョウヘイ「全然調べてなかったっすけど、よっぽど凄い会社がアレしてるんでしょーね」

アクロマ「そうですね! となると、やはり現地の宿泊施設とかも凄いんですかね?」

キョウヘイ「どーなんすかね……っていうか、これ、どこに向かってるんすかね。南の島、とは聞いてるっすけど」

アクロマ「……確かに、詳しい地名は聞いていませんね。南過ぎて赤道かなり過ぎたところだったりして」

キョウヘイ「それ逆に寒いやつじゃないっすか! やだ!!」

レッド「大丈夫……ちゃんと暖かいところ、だよ」

キョウヘイ「そーなんすか、なら安心……ってうお!? レッドさん!?」

レッド「……二人も、当たってたんだね……僕はどっちかっていうと、提供側だけど」

キョウヘイ「はえ~~、びっくりしたっす……っていうかもうアレっすね、普通に過ごしてるんすね」

レッド「……緑のは、不幸な事故だったから」

グリーン『おいお前』

キョウヘイ「ヒエッ出た」

398: 2018/06/07(木) 22:51:59.17 ID:UoWQvF/H0
グリーン『よ、久しぶりだな。つか、お前ら運良すぎじゃね?』

キョウヘイ「まあ、偶然レッドさんたちに会えるとはすげー運だと自分でも思うっす」

アクロマ「……? ああ、そこにいるのですか? 幽霊の被害者の方」

グリーン『その言い方やめろ!! ……つっても聞こえてねーのか』

キョウヘイ「やめろーって言われてるっすよ」

アクロマ「ふむ、ではやめましょう! キョウヘイくんが見たと言わなければ信じなかったのですがね」

レッド「……仲良し」

キョウヘイ「違うっすからね!!!!!」

399: 2018/06/07(木) 22:54:58.56 ID:UoWQvF/H0
レッド「あ……もうすぐ着くよ」

キョウヘイ「マジっすか! ……ちなみに、どんなところっすか?」

レッド「えっと……海が、きれい」

キョウヘイ「ふんふん」

レッド「……」

キョウヘイ「えっそれだけっすか!? 他になんか……レジャー施設とかないんすか!?」

レッド「……これから、観光地にする島、だから……あ、村はあるよ」

キョウヘイ「村……! なるほど……そういうタイプの南の島っすか!!」

アクロマ「アイアイの歌みたいな感じですかね!」

キョウヘイ「おさるさんっすね……!」

400: 2018/06/07(木) 23:01:29.74 ID:UoWQvF/H0


~南の島~

ヨウ「よーーーこそ!!!!」

ミヅキ「南の島へーーーー!!!!」

ハウ「おいでませー」

キョウヘイ「うお、現地の少年少女って感じっすね」

レッド「この島の村、唯一の子供たち……」

キョウヘイ「わ、わりと過疎っている……!」

ヨウ「子供って言っても、もう18歳なんですけどねー」

ミヅキ「わたしたちより年下の子がいなくてー……」

ハウ「っていうかー、じいちゃんばあちゃんばっかりだよねー」

ハウ「だからー、おれたちはお兄さんたちみたいな若い人を歓迎するよー」

キョウヘイ「お、おお……ありがとーございます! なんか温かそうっすねえ」

アクロマ「そうですね! かなり過疎状態であるのは問題ですが、人々の性格は良さそうです」

ヨウ「あ~~~イケてる都会の若いお兄さんとザ・理系のお兄さん……最高では? 好き」

ミヅキ「ところで男二人でいらっしゃったのは何か理由が…??? あったら教えてほしいんですが!!!!」

キョウヘイ「性格は……どう、なんすかねぇ……」

ハウ「変人だし変態だけどー、悪い人じゃないよー」

401: 2018/06/07(木) 23:04:12.58 ID:UoWQvF/H0
レッド「……それじゃあ、案内お願いね……」

ヨウ「はい!!!! レッドお兄様また!!!!」

キョウヘイ「……おにいさま」

ヨウ「だってあの若さでお仕事頑張ってて…お兄様って感じないっすか? こう……」

ミヅキ「わからないでもないけど、もう少し耽美な顔になってから言って」

ヨウ「辛辣ゥ~!」

ハウ「それじゃあ、お兄さんたちのロッジまで案内するよー」

キョウヘイ「あっあの二人は完全スルーなんすね?」

ハウ「構ってたらキリがないからねー。こっちこっちー」

アクロマ「キョウヘイくん、荷物持ちますよ」

キョウヘイ「どーも」

402: 2018/06/07(木) 23:09:29.72 ID:UoWQvF/H0


ハウ「ここ、いっぱいロッジがあるでしょー」

キョウヘイ「ほんとっすね、なんつーか……キャンプ場的な?」

ハウ「そんな感じー。これ、レッドさんがお金出して作ってくれたんだよー。観光客用に、ってー」

ミヅキ「だからわたしたち村の人間はレッドさんマジリスペクト~! って感じなんです!」

キョウヘイ「慈善事業、ってやつっすかね? レッドさんも丸くなったな~」

アクロマ(私たちが前に見たのは殺人犯のレッドさんでしたからねえ)

ハウ「えっとー、これから一週間くらいー、ここで過ごすんだっけー?」

キョウヘイ「その予定っすね。何をするかはまだ決めてないっすけど」

ヨウ「ぼくたちが色々案内しますよー! それに、他の人達と交流するのもいいと思いますし!」

アクロマ「他の人達、とは?」

ミヅキ「あれ、聞いてないですか? 今回、お兄さんたち以外にもお客さんが来てるんですよ!」

ハウ「っていうかー、お兄さんたちが最後だよー。他のお客さんたちはもう来てるー」

他の組(一組三人まで)(数多いので人いなさそうだったら二回目とってもおk)
下1~下5

403: 2018/06/07(木) 23:12:08.08 ID:ck3bbtfSO
ポッド・デント・コーン

404: 2018/06/07(木) 23:32:08.25 ID:5PV3FZuM0
コウキとジュン

405: 2018/06/07(木) 23:38:22.88 ID:hGurVmot0
ライとファイアとリーフ

406: 2018/06/07(木) 23:39:59.70 ID:IXZ0ccJPO
ヒカリトウコ

407: 2018/06/07(木) 23:45:33.25 ID:5PV3FZuM0
アルオメ

410: 2018/06/07(木) 23:54:08.60 ID:UoWQvF/H0
キョウヘイ「どんな人が来てるんすか?」

ハウ「慰安旅行も兼ねてるって言ってたからー、レッドさんの所の人とかいるんじゃないかなー」

キョウヘイ「そうなんすか……お、マジっすね」

ヒカリ「あら、キョウヘイじゃない」

トウコ「もしかして一般枠で来たの? 運が良いわねえ」

コウキ「わー、久しぶりー! ジュン、この人たちが前に話した人ー」

ジュン「なんだってんだよー、ここで会うとか聞いてないぞー! ……なるほどどっちも顔が良いな」

コウキ「おーロックオンだー」

キョウヘイ「お久しぶりっす、そんで初めましてー……視線が強い」

アクロマ「キョウヘイくんは私のものですからね!!!」

キョウヘイ「ぜってーーー違う」

411: 2018/06/08(金) 00:00:08.36 ID:zSYfFKMI0
キョウヘイ「あれ、トウヤさんとかメイとかは来てないんすか?」

トウコ「ええ、トウヤは留守番をしてるほうが性に合う、ですって!」

ヒカリ「メイは流石にトウヤさんを一人にするのは……って言ってたわね。シルバーは仕事よ」

コウキ「ブルーさん、来るって言ってたんだけどシルバーに引きずられてたからなー」

ヒカリ「……やっぱり、シルバーってレッド以外には容赦ないのよね」

キョウヘイ「じゃ、今回はトウヤさんのご飯食べられないんすねー……残念っす」

ヒカリ「安心なさい。料理のスペシャリストを呼んだって言ってたわ」

トウコ「そうそう、都会のレストランで働いてる三兄弟なのよね!」

コウキ「あっちのロッジにいるって言ってたよー」

キョウヘイ「ナイスコンビネーションで教えてくれてありがとっす」

アクロマ「息ピッタリですね!」

412: 2018/06/08(金) 00:05:06.59 ID:zSYfFKMI0


~第一ロッジ~

キョウヘイ「こんちはー、挨拶にきましたー」コンコン

ポッド「誰だーーーーーーーーーーー!?!?!?!?」

キョウヘイ「うおっっっ、きょ、キョウヘイっす! そんでこっちが」

アクロマ「キョウヘイくんの同僚、アクロマです!」

キョウヘイ「俺たちもこの島で過ごすことになるんでご挨拶しようと!!」

ポッド「そうか!!!! オレはポッド!!!!! 待ってろ、今オレの兄弟を呼んでくる!!!!!!!」

デント「呼ばなくてもその声でわかったよ……はじめまして、デントと申します」

コーン「そしてこの三人の中でもっともエリート! コーンです、以後お見知りおきを」

キョウヘイ「こ、濃い~~……よろしくお願いしますっす」

アクロマ「敬語キャラが被りに被りますねぇ」

デント「この二人はともかく、ぼくは割とまともだよ……料理に関しては自信があるから任せてください」

ポッド「焼く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

コーン「このコーンが料理を作るのです! 完璧以外の何になりましょうか!」

キョウヘイ「う~ん、プロだってわかってても任せにくいっす」

413: 2018/06/08(金) 00:10:31.99 ID:zSYfFKMI0


キョウヘイ「……つーか、南の島だっていうのにカップルで来てる人とかいないんすね」

アクロマ「えっ、私たちは違うんですか!?」

キョウヘイ「ツッコミすんのめんどくさいんでスルーするっすね」

アクロマ「(´・ω・`)」

キョウヘイ「顔文字やめろ!!! あっツッコんじゃった」

アクロマ「ふふ……しかし、あのメイド二人組と庭師の子とその知り合い、もしかしたらカップルかもしれませんよ」

キョウヘイ「え、いやまあ、最近はそこらへん配慮されてるっすけど……いや流石に……」

アクロマ「しかし、マジョリティである男女のカップルが目につかないのはなんとも……おや?」

アルファ「あ、こんにちは! お兄さんたちもチケット当たった人ですか?」

オメガ「……こんにちは」

キョウヘイ「こんちはー。"も"、ってことはお二人もっすか」

アルファ「そうなんです! モールでぬいぐるみ買ってたら偶然抽選で当たったみたいで!」

オメガ「くじを引いたのは俺だけどな」

アルファ「ちゅ、抽選やろうって言ったのは私だもん!」

414: 2018/06/08(金) 00:15:01.80 ID:zSYfFKMI0
キョウヘイ「若々しいカップルっすねー。眩しいっす」

アクロマ「いっそ私たちも負けないくらい輝くしか……」

キョウヘイ「デートスポットにはなるべく近寄らないようにするっすからね」

アルファ「え……わ、私たちそういうのじゃないですよぉ!」

オメガ「そうだ。俺たちは幼馴染というか……そんな感じだぞ」

アルファ「う、うんうん、ただの幼馴染……」

キョウヘイ(気付けボーーーイ!!!! 隣の子の悲しい顔を!!!!)

アルファ「え、えっと……そうだ、私アルファです! こっちがオメガくん!」

キョウヘイ「どーも、キョウヘイっす。こっちがアクロマっすけど覚えなくていいっすから」

アクロマ「キョウヘイくんが名前を呼んでくれたのであと3万年生きられそうです」

オメガ「人間じゃないのか?」

アクロマ「比喩表現ですが、キョウヘイくんが望むならそうなります。どうします?」

キョウヘイ「どうします? じゃねえんだよならなくていいっすよ!!!」

415: 2018/06/08(金) 00:18:58.85 ID:zSYfFKMI0
キョウヘイ「そういえば、この島に来てる外の人ってこんくらいっすかね?」

アルファ「私たちは三人組の……私たちと同い年くらいの子と、おじさんとお兄さんの二人組に会いましたよ!」

キョウヘイ「お、そっちはまだ会ってないっすね……あっちの先には個性的なシェフさんがいるから気を付けるっすよ」

アルファ「こ、個性的……? け、警戒していきます!」ビシッ

オメガ「何かあったら俺がどうにかするから大丈夫だ」

アルファ「あ……ありがとう、オメガくん」

キョウヘイ「ハァ~~~~あまずっぺぇ……」

アクロマ「うーーむ眩しいですね! これはボケられないくらい眩しいです!!」

キョウヘイ「わかる!! 離脱!!!!」ダッ

アクロマ「了解です!!!」ダッ

416: 2018/06/08(金) 00:24:13.90 ID:zSYfFKMI0
キョウヘイ「三人組~~……お、いたいた。ってあれ……」

アクロマ「どうかしましたか?」

キョウヘイ「知り合い、っぽい、っすね。おーい!」

ファイア「む……おろ、キョウヘイさん」

リーフ「あら、ほんと! お久しぶりね!」

ライ「……来てたのかよ」

キョウヘイ(あっライはお兄さんがアレだからすっげぇ気まずい~~!!)

アクロマ(そういえばなんだかんだあの事件は事故として処理されたそうですよ!)

キョウヘイ(酔ったまま嵐の中外に出て……でしたっけ。あの事件の事は言わない方がよさげっすね)

キョウヘイ「こんちは~~、一般人枠で来たっすよ」

ファイア「マ? ラックが強すぎる……お会いできてうれしいです、なんてー」

リーフ「ここ、すっごい綺麗な島なのよ! きっとキョウヘイさんも気に入るわ!」

ライ「……で、こっちの眼鏡は誰だよ」

アクロマ「どうも、キョウヘイくんのこ……同僚のアクロマです」

ファイア「こ……?」

キョウヘイ「おいお前こら」グググ

アクロマ「すみません!!!!! みぞおちにじわじわとッ……!!!!!」

417: 2018/06/08(金) 00:28:50.15 ID:zSYfFKMI0
ファイア「そういえば、キョウヘイさんって今なにしてんの?」

キョウヘイ「あ、聞いちゃう? 聞いちゃうっすか? ずばり! 探偵っすよ!」

アクロマ(事務員ですけどね……)

リーフ「へえ、探偵さん!? 凄いわ! 殺人事件を解いたりもするの!?」

キョウヘイ「するっすよ! 前も……おっと、守秘義務守秘義務」

リーフ「き、気になるわ……!!!」

ファイア「へー、探偵さん。それじゃそっちのお兄さんは助手的な感じ?」

アクロマ「ええ、そうですとも! 一番有能なパートナー枠ですからね!」

キョウヘイ「お前自分で……いや、間違ってはないっすけどね」

ファイア「ほ~、凄いね。南の孤島に運良く探偵が来た……って言うとミステリ小説みたい」

ファイア「今夜あたり殺人事件が起こったりして、ね」

キョウヘイ「まっさかー、怖い事言わないでほしいんすけど!」

ライ「悪趣味だぞ、ファイア」

ファイア「おっと……そうだったね、ごめんごめん。今のはなし」

418: 2018/06/08(金) 00:34:08.17 ID:zSYfFKMI0
ファイア「ま、リーフの言う通りここは良い所なんで。楽しんでいってくださ……ん?」

リーフ「なんだか騒がしいわね?」


レッド「こ、困ります……っていうか、え、なんで」

ハンサム「困ると言われてもな、我々も調査で来ているのです。なぁカルムくん」

カルム「ぼ、ボクはおじさんの手伝いしてるだけだし……趣味で……」

ハンサム「おと、そうだった。ともかく、警察にこんな手紙が来た時点で放置はできず……」


ファイア「……警察?」

キョウヘイ「わーお無能刑事……ちょっと話聞いてみるっすか。おーい! どうしたんすかー」

ハンサム「む? 君はこの間の……我々は調査で、いや警備に来たのだよ」

ハンサム「つい先日、こんな手紙が届いてね」

『XX年XX月XX日  芽礼島にて殺人事件が起こる』

キョウヘイ「今日の日付に……め、めれい、じま?」

リーフ「めれじま、よ! この島の名前だわ!」

キョウヘイ「……ま、マジっすか」

419: 2018/06/08(金) 00:34:44.13 ID:zSYfFKMI0
今日はここまで。
今後殺人事件は起こりますがギャグに偏ります。

423: 2018/06/08(金) 21:00:24.20 ID:zSYfFKMI0
はじめます。

424: 2018/06/08(金) 21:05:01.74 ID:zSYfFKMI0
二日目

キョウヘイ「……いたずらじゃないんすか?」

ハンサム「そう思ったのだがね……あの大企業の社長であるレッドさんの別荘があるというじゃないか」

ハンサム「警戒をしなければいけないなと思ってね……」

レッド「……」

キョウヘイ(……前回のアレを根に持たれてるっすね、当たり前っすけど)

カルム「ボクはおじさんの手伝いをしたかったのもあるけど……レッドが心配で、いや違うけど! そうじゃないけど!!!!」

キョウヘイ「力強いツンデレっすね~~」

アクロマ「キョウヘイくん以上ですね!」

425: 2018/06/08(金) 21:12:04.96 ID:zSYfFKMI0
キョウヘイ「……まあ、警戒はしたほうがいいっすけど。外から人が来れるような環境じゃないっすし」

キョウヘイ「今会ってきたっすけど、誰も殺人を犯しそうな人じゃなかったっすよ」

ファイア「そうそう。優しそうな少年少女に人のよさそうなシェフやらメイドやら」

ハンサム「む? こちらは?」

ファイア「レッドの弟のファイアです」

リーフ「わ、私はリーフです! ここは良い島よ、殺人事件なんておこらないわ!」

ハンサム「……そうだといいんだがね」

レッド「……じゃあ、僕の泊まるロッジの隣、空いてるので……そこに、泊ってください」

ハンサム「そうさせてもらおうか」

キョウヘイ「……なんか気分が重くなってきたっすねー、南の島っすよここ!?」

ファイア「そーそー、キョウヘイさんの言う通りですよ。各々警戒はするにしても、楽しんだ方がいいですって」

426: 2018/06/08(金) 21:17:37.82 ID:zSYfFKMI0
レッド「……夕食まで、時間がありますから……遊んでいってください」

カルム「……レッドもこういってることだし、おじさん」

ハンサム「む……そうだな、少しくらい羽を伸ばしても罰は当たらないだろう」

キョウヘイ「……いたっすね、もう一組カップル」コソコソ

アクロマ「多分、私たちより年齢差ありますよ」コソコソ

キョウヘイ「そーでしょーね……ん? そーいやお前何歳っすか?」

アクロマ「さて、どうでしょう?」

キョウヘイ「こわ……」

レッド「……キョウヘイたちも、遊んで来たら?」

キョウヘイ「ん、じゃあそうするっす!」

427: 2018/06/08(金) 21:23:35.57 ID:zSYfFKMI0
キョウヘイ「遊びに行くとは言ったものの……どこに何があるんすかねー」

ヨウ「あっっっ案内をする気配!!!!! こんにちは、ヨウです!!!」

ミヅキ「ミヅキです!!!!! お二人って付き合ってるんですか!?!?!?」

アクロマ「はい!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「力強い返事やめろ!!! 違う違う、違うっすからね本当に!!」

アクロマ「そう照れなくてもいいんですよ~」

キョウヘイ「違うっつってんだろ!!!」

ミヅキ「これは付き合ってますわ……素直に敬礼! 夜のアレは窓の外から見てますね」

ヨウ「それはちょっと引くわ」

ミヅキ「辛辣ゥ~!」

ハウ「こいつらは無視してていいからねー。えっとねー」

観光場所
1、ビーチ 2、遺跡 3、マッサージ 4、森

下1

428: 2018/06/08(金) 21:54:27.36 ID:0EiFixqD0
3

429: 2018/06/08(金) 22:18:48.79 ID:zSYfFKMI0
キョウヘイ「……マッサージ、あるんすか」

ヨウ「あります!!!!」

ミヅキ「村にすっごい腕のいい人がいるんですよー!」

ハウ「村の皆も、いつもお世話になってるんだよー」

キョウヘイ「へー、いいじゃないすか。行ってみましょー」

アクロマ「大丈夫ですか? こう…薄い本的な感じになったりとか」

ミヅキ「えっアリ……じゃなくて、その人女の人なんで! 大丈夫です!」

アクロマ「なら安心ですね!」

430: 2018/06/08(金) 22:24:38.22 ID:zSYfFKMI0


お姉さん「あら~お兄さん疲れてるわね! さっこっちどうぞ」

キョウヘイ「おねがいしまーす!」

アクロマ「……大丈夫ですか本当に? うっかり成人向けの本みたいな展開に」

ミヅキ「大丈夫ですって!!! ほら、見てください」

お姉さん「ここら辺は胃に効くんですよ~~!!!」グイグイグイ

キョウヘイ「あだだだだ!!!!! しぬ!!!!!!!」

アクロマ「……足ツボですか!」

ヨウ「うわ~~~~~いたそ~~~~~……アクロマさんってこういうのグッとくるタイプですか?」

アクロマ「そう、ですねぇ……」

キョウヘイ「いっだだだだ、痛い、い"~~~~~~ッ!!!! 俺そんな不健康だったっすかねぇ!?」

アクロマ「ふむ……」

ぐっとくる度 直下コンマ(高い程)

431: 2018/06/08(金) 22:27:49.67 ID:CA3sNcrSO
レストラン三兄弟もフィーの可能性

432: 2018/06/08(金) 22:46:28.72 ID:zSYfFKMI0
アクロマ「ま~~~そうですね……いけなくはない……ですね」

キョウヘイ「あ? なんすか、何見て……っ!? いってえ!!! いたい!!!」

アクロマ「うーむ。涙目アリ!」

キョウヘイ「何言っ、う"~~~~~!!!! いだっ、っぐう!?」

アクロマ「アリ!!!!!!」

ミヅキ「やべ~~~~ここ全年齢板なのに~~~~!!!!」

ヨウ「今のミヅキの発言でアウトになりました~~~~~」

ハウ「じゃあ次行こうかー」

ミヅキ「ナイスゥ~!」

ヨウ「ナイススルゥ~!」

キョウヘイ「はーーー……いたかった……」

アクロマ「ですが健康になったのではないですか?」

キョウヘイ「そうだといいっすけどね~」

433: 2018/06/08(金) 22:57:47.52 ID:zSYfFKMI0
ハウ「次はねー、マッサージの講習をうけられるよー」

キョウヘイ「……さっきのやつっすか?」

お姉さん「そうよ~~」

キョウヘイ「……俺が習うっす!!!!!」

アクロマ「あっわかりましたよ!!!! 私にするつもりですね!!!!」

キョウヘイ「そうっすよ!!!!! 痛がれ!!!!!!」

アクロマ「フッフゥ~~~~~!!!!! 楽しみです!!!!!」

ミヅキ「……普通に仲良くない? しんど すこ」

ヨウ「……悔しいけどわかりみある…なかよぴある」

ハウ「一応あの二人ー、お客さんだからねー。失礼な事言わないでよー」


キョウヘイ「よーし、習ったっす! アクロマ足だせ!!!」

アクロマ「御意~~~~!!!!!!」

キョウヘイ「おら!!!!!!」

痛さ 直下コンマ

434: 2018/06/08(金) 23:06:55.25 ID:CA3sNcrSO
どう

435: 2018/06/08(金) 23:16:13.05 ID:zSYfFKMI0
キョウヘイ「おらーーーー!!!!!」

アクロマ「おっふ……」

キョウヘイ「む……おらーーー!!!!」

アクロマ「内臓が健康になる感覚がありますね……」

キョウヘイ「なんで痛がらないんすか!!!!!!!」

アクロマ「その台詞が聞きたかったです!!!! かわいい!!!!!」

ミヅキ「デキてんじゃん」

ヨウ「うわっミヅキがマジの真顔だ……こわ」

ミヅキ「ちょっ……と待って マジで新刊出せる」

ヨウ「……ちなみにどんなの?」

ミヅキ「どうしようかな……」

どんな本か 下1

437: 2018/06/08(金) 23:34:15.38 ID:g3+EhJUE0
ほのぼの全年齢対象カプ要素あり短編詰め一人合作本

438: 2018/06/08(金) 23:50:50.57 ID:zSYfFKMI0
ミヅキ「一人で十本描けば十分メジャーなんだよぉ!!!!!!!」バリバリ

ヨウ「ヒュウ! さっすがミヅキ、生きる力が違うぜ!」

ミヅキ「まあまずはほのぼのしたいよね……いや~~~~南の島もいいけど遊園地とか行ってほしい」

ハウ「それー、ここのしまの宣伝をしているミヅキが言ったらだめだよねー」

アクロマ「いや~~~~、心も体も健康になりました! ありがとうございますキョウヘイくん!」

キョウヘイ「くっそー、こんなつもりじゃなかったんすけどね~~」

アクロマ「私はとっても満足です!!!!」

439: 2018/06/08(金) 23:57:20.48 ID:zSYfFKMI0
ヨウ「そーだ、せっかくだし海いきましょーー!」

ミヅキ「いい感じに夕焼けですし! あっ私たちは席を外しますか~~~」

ハウ「あー、ごゆっくりー、ってことー?」

ミヅキ「そう!!!!! ハウわかってるじゃーん」イソイソ

キョウヘイ「……遊ばれてる感っていうか。おもちゃにされてる感があるっすね」

アクロマ「いいじゃないですか! 彼らも楽しそうですし!」

キョウヘイ「そうっすけどー……あ、マジで夕焼け綺麗っすねー」

アクロマ「ええ、そうですね! きっとキョウヘイくんと見たからこうも美しく感じ」

キョウヘイ「ん? 誰かいるっすね」

アクロマ「スルーですかそうですか……ふむ、いますねぇ」

440: 2018/06/09(土) 00:02:18.55 ID:I3L9hGCj0

アルファ「」ワイワイ

オメガ「……」キャッキャ


キョウヘイ「……いちゃついてるっすね」

アクロマ「……いかにも、ですからね」

キョウヘイ「あんまり邪魔しない方が……ん?」

キョウヘイ「あの二人に近付いてってるの、コウキっすか?」

アクロマ「ふむう? そのようですね……何か言い争っていますよ」

キョウヘイ「オメガはアルファを先に行かせたっぽいっすけど……言い争ってるっすねえ」

アクロマ「意外ですね、コウキという彼は穏やかな人間性に見えていましたから」

キョウヘイ「俺もそう思ってたっす……何か聞こえないっすかねー」

直下コンマ25以下で聞こえる

441: 2018/06/09(土) 00:11:15.70 ID:aBg4gNASO
アクロマは耳がいい説

443: 2018/06/09(土) 00:23:16.93 ID:I3L9hGCj0
キョウヘイ「う~~~、ぜんっぜん聞こえないっす」

アクロマ「距離がありますからねぇ……今度集音器でも作りましょうか?」

キョウヘイ「お、いいじゃないっすかー、探偵っぽい! 作って作って!」

アクロマ「はい可愛いつくりまーす」

キョウヘイ(こいつちょろいっすね~~~)

キョウヘイ「……あ、放れてくっす」

アクロマ「和解はせずに会話が終わったようですね」

キョウヘイ「……仲直りできればいいんすけどねぇ」

アクロマ「……そうですね。ともかく、我々はもう少し海を散歩していきませんか? 人もいなくなったことですし!」

キョウヘイ「んー……そうっすね。所長たちへのお土産に貝拾ってくっす」

アクロマ「いいじゃないですか、きっと喜ばれますよ!」


ミヅキ「て、てぇてぇ……神に感謝」

ハウ「こんなことで感謝されてたらー、古祁故様に怒られるよー」

ミヅキ「ヒエッ……でも感謝……世界のすべてに……」

444: 2018/06/09(土) 00:24:08.25 ID:I3L9hGCj0
今日はここまで。
まだ事件は起きない…33分探偵も8分すぎてから事件起きるし仕方ないね

447: 2018/06/09(土) 22:45:36.94 ID:I3L9hGCj0
今日はちょっとおやすみです。

451: 2018/06/11(月) 22:34:18.95 ID:S1kOKoQ20
はじめます。

453: 2018/06/11(月) 22:47:08.92 ID:S1kOKoQ20
キョウヘイ「ん、暗くなってきたっすねー」

アクロマ「そうですね……夕食の時間までにはまだ一時間ほどありますが。どうします?」

キョウヘイ「むーん……アクロマ、ちょっとこっち来い」

アクロマ「はい? なんでしょう!」

キョウヘイ「地球投げ……たしか引力をどうこうして……」

アクロマ「……キョウヘイくん?」

キョウヘイ「なんでもないっすよ、だから動くな」ガシッ

アクロマ「!? えっどうしたんですかキョウヘイくん……えっ史上初の近さですがキョウヘイくん」

キョウヘイ「そりゃあよかった、なっ!!!」ブンッ

アクロマ「ぎゃああああああああああ!?!?」ズボー

キョウヘイ「ちきゅうなげを砂浜でやると相手が埋まる……これってトリビアになりませんか? つかこれバックドロップっすね」

454: 2018/06/11(月) 22:58:44.99 ID:S1kOKoQ20
アクロマ「今ものすごく髪の毛がぱさぱさしています」

キョウヘイ「きゅ、急にしたくなったんすもーん……嫌だったっすか?」

アクロマ「いいえ!!!!! 抱き着いてくれたのでオッケーです」グッ

キョウヘイ「ふーん。やっすいっすねー」

アクロマ「私にとってはものすごく高価なものなのですよ……」

キョウヘイ「……あ! 遺跡行きたくなってきたっす!!!」

アクロマ「えっもう暗いですよ!? もし転んだりしたらどうするんですか!!」

キョウヘイ「俺はドジっ子キャラではないんすけど!? スマホ懐中電灯があるから大丈夫っすよ!」

アクロマ「ふむ……まあ、月も明るいですしねぇ。せっかくですし行きましょうか!」

455: 2018/06/11(月) 23:06:10.13 ID:S1kOKoQ20


~古祁故遺跡~

キョウヘイ「……なんつーか、ザ・遺跡って感じっすねぇ」

アクロマ「月明りに照らされて……ふむ、これが神秘的というものですかね」

キョウヘイ「そうっすねー、神様が本当にいてもおかしくないっす」

アクロマ「そうですね、実際に神がいるかどうかは別とし」

リーフ「いるわ!!!!」

キョウヘイ「うぎゃあっ!?!? り、りーふっすか、びっくりしたぁ……」

アクロマ「あ~~~~~~ありがとうございますリーフさん……キョウヘイくんがしがみついている……」

リーフ「ど、どういたしまして? って、そうじゃなくて! 神様はいるのよ!」

キョウヘイ「……そうなんすか? っていうか、リーフってそんなに信心深かったっすか?」

リーフ「信心深い、っていうか。古祁故様はいらっしゃるのよ!」

キョウヘイ「……こけこ、さま?」

アクロマ「この土地で信じられている神の名前でしょうかね?」

456: 2018/06/11(月) 23:14:01.49 ID:S1kOKoQ20
リーフ「ふっふーん、わたしが案内するわ! こっちよ!」

キョウヘイ「めっちゃくちゃ我が物顔っすね……ま、行ってみるしかなさそうっすね」

アクロマ「そうですね! 遺跡の内部は普通に興味がありますっ!」


~遺跡内部~

ハウ「リーフ、おかえりー……あれ、キョウヘイさんとアクロマさんだー」

キョウヘイ「おかえりて 家か?」

ハウ「家じゃないけどー。リーフ、よくここでお祈りしてくれてるからねー」

リーフ「遺跡の管理をしているハウたちとも仲良くなったのよ!」

キョウヘイ「へえ、管理とかあるんすねー……じゃあ神様の説明とかしてもらえるっすか?」

ハウ「キョウヘイさんたちも古祁故様のこと知りたいのー? いいよー」

ハウ「ほわんほわんほわんはうはう~」

キョウヘイ「あっ回想で説明するんすね!?」

457: 2018/06/11(月) 23:34:14.77 ID:S1kOKoQ20


むかーしむかし、この島はとっても荒れてたんだよー。
ものすごく荒れててー、戦いばっかり起こってたんだよねー。

キョウヘイ「なんか地の分がのんびりしてると眠くなってくるっすね……」

こういうのもたまにはいいでしょー。
そう、それでなんだっけー。戦いが起こってたんだけどー。
古祁故様が現れてー、戦いを鎮めてくれたんだー。

キョウヘイ「へぇー、すごい神様っすねぇ」

アクロマ「ふむ、その後もあるのですか?」

あるよー。っていうか、こっちが一番大事ー。
古祁故様はー、これ以上戦いが起きないよう、決まりを作ったんだー。
ちゃんと説明すると長いから省略するけどー、喧嘩しないとかー、食べ物は分け合うとかー。
今もこの村に住んでる人達はー、その決まりを守ってくらしているんだよー。

458: 2018/06/11(月) 23:44:56.79 ID:S1kOKoQ20
ハウ「はい、回想おわりー」

キョウヘイ「わかりやすい感じだったっすねー」

アクロマ「決まりというのは交渉で受け継がれているのですか?」

ハウ「細かいところはそうだよー。でも、ちゃんと遺跡にも書いてあるんだー」

キョウヘイ「おお、石碑……全然読めないんすけど!?!?」

ハウ「大昔のだからねー」

アクロマ「ふむ……風化しているのもあり、古語なのもあり。専門家ではないので全く読めませんね」

ハウ「でしょー。だから、ちゃんと本とかで後世に伝えているんだよー」

リーフ「私も読ませてもらったのよ!」

キョウヘイ「ガチの人じゃないっすか」

459: 2018/06/11(月) 23:54:50.44 ID:S1kOKoQ20
ハウ「リーフはすごいぐっどな信者だよー。きっと、古祁故様も喜んでるよー」

リーフ「本当? うれしいわ!」

キョウヘイ「……それにしても、不思議っすねえ。前にあったときはもっと……」

ファイア「あ、やっぱここにいた。リーフ、もうすぐご飯だってさ」

ライ「ここに来るのは好きにすればいいけどよ、時間くらいは考えて動けっつーの」

リーフ「あら、もうそんな時間? なら一緒に行きましょうか!」

キョウヘイ「はーい。いいっすよね?」

ファイア「もちもちー。全然構いませんとも」

アクロマ「食事はレストランで振舞われるんでしたね!」

キョウヘイ「ロッジの中央にあるやつっすね。ご飯もタダなんてレッドさんは優しいっすね~~~」

460: 2018/06/12(火) 00:00:39.64 ID:LLEc94kZ0


~レストラン~

ポッド「飯だぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

コーン「皆様、どうぞお食べください! このコーンが作ったのです、美味しいに決まっていますがね~!」

デント「二人とも、お客様の前だからあまり騒がずに……お待たせしました、どうぞ!」

トウコ「きゃーっ、すっごーい! トウヤのご飯より見た目がいいわ!!!!」

ヒカリ「身内だからって遠慮なく言い過ぎよ」

コウキ「わ~~、おいしい! 高級レストランの味ってかんじー」

ジュン「あ~~~美味い!!!!! 結婚してください!!!!!!!!!!」

ポッド「無理だ!!!!!!!!!」

コーン「申し訳ないですが、コーンは全人類のためのコーンですので!!」

デント「す、すみません、流石に……」

ヨウ「うわ~~~~俺も唐突な求婚してみたいな~~~~~~」

461: 2018/06/12(火) 00:13:56.07 ID:LLEc94kZ0
ミヅキ「レッドさん、よかったんですか? わたしたちまでごちそうになっちゃって」

レッド「うん……ミヅキたちには、お世話になってるし……」

ハウ「やったー、ありがとうー!」

ヨウ「結婚してください!!!!!!!!!」

レッド「……ごめんね」ナデ

ヨウ「やった~~~~撫でられた! ラッキ~~~~~~~!!!!」

アルファ「わあ、すっごく美味しいね! 来れてよかったね、オメガくん!」

オメガ「……うん、そうだな」

アルファ「ルチアちゃんに写真送ろうかな……一緒に来たかったなぁ」

カルム「ふ、ふーん……まぁ、悪くないかな」

ハンサム「ふむ、カルムクンがそう言うということは美味しいんだな!」

カルム「は、はあ!?!?!? そ、そんなことないんだけど!!!!!!」

ファイア「むぐむぐ、おいしーですね。けっこー気に入ったかも」

リーフ「そうね! ちゃんと古祁故様が食べちゃ駄目って言った食べ物は入ってないわ!」

ライ「……悪くないな!」

キョウヘイ「うーん、うるせえ!」

アクロマ「賑やかですねぇ」



462: 2018/06/12(火) 00:22:04.50 ID:LLEc94kZ0
キョウヘイ「……みんな、楽しそうっすね」

アクロマ「そうですねぇ、とても賑やかです」

キョウヘイ「……これなら、きっと殺人事件も起こら無さそうっすね」

アクロマ「動機も無さそうですしね!」

キョウヘイ「ちょっと緊張してたっすけど、やっと安心して眠れそうっすよー」

アクロマ「おや、どうしても眠れないのでしたら私が一緒に」

キョウヘイ「いや今眠れそうつったじゃないすか!!!!」

アクロマ「それは残念です……あっ、私が眠れないので一緒に寝てもらえませんか!?!?!?」

キョウヘイ「却下!!!!!」

レッド(キョウヘイたち、賑やかだなぁ……)

463: 2018/06/12(火) 00:29:57.67 ID:LLEc94kZ0


キョウヘイ「ごちそうさまでしたー!」

アクロマ「美味しかったですね!」

キョウヘイ「うーん、食べたら眠くなってきたっすね……今日はもう寝ないっすか?」

アクロマ「子供っぽくて可愛い、+50点! わかりました、ロッジに戻りましょうか!」

アルファ「あ、お二人も戻るんですか? 私たち、お二人のお隣なんです! 一緒にロッジまで行きませんか?」

キョウヘイ「こっちはいいっすけど……俺たちお邪魔じゃないっすか?」

アクロマ「カップルですしねぇ……こう、夜の散歩をしながら星を眺める的な……」

アルファ「か、カップルじゃないです! それに……オメガくんが調子悪いみたいで」

オメガ「アルファが気にするほどの事じゃないぞ……ちょっと、気分が悪いだけだ」

キョウヘイ「あー、途中でぶっ倒れたりしたら大変っすもんね。一緒に行きますかー」

アクロマ「そうですね、その道中馴れ初めでも聞かせていただきましょうか!」

キョウヘイ「お、アクロマにしては良い事言うじゃないっすか!」

アルファ「な、なれそめって……! もー!」

464: 2018/06/12(火) 00:37:02.45 ID:LLEc94kZ0


~ロッジ~

キョウヘイ「おわっっっ、めちゃくちゃ広い!!!!」

アクロマ「外から見た時もそう思いましたが、中に入ると本当に広く感じますねぇ!」

キョウヘイ「風呂もある……シャワーもある……キッチンもある……寝室はちゃんとベッドが二つ!!!」

アクロマ「うーむ残念!」

キョウヘイ「じゃ、明日はまた朝から観光するとして……今日はもう寝るっすか」

アクロマ「そうですね、お風呂は後と先どっちがいいですか? 一緒に入るという選択肢もありますが!」

キョウヘイ「先行くっすね」

アクロマ「行ってらっしゃいませ!!!」

~お風呂場~

キョウヘイ「ひろっ」

キョウヘイ「備え付けのシャンプーめちゃくちゃ高そう」

キョウヘイ「風呂が……風呂がデカい!!! 確かに二人でも入れそうっすね……」

アクロマ『入りますか!?!?!?!?』

キョウヘイ「なんでお前風呂場の外で待機してるんすか帰れ!!!!!!!」

465: 2018/06/12(火) 00:43:42.28 ID:LLEc94kZ0


キョウヘイ「出たぞ~」

アクロマ「あっっっ……しなっとしている……KAWAII」

キョウヘイ「見るな見るな! ほら、さっさと風呂行けっす」

アクロマ「はい!!!!! キョウヘイくんが出た直後のお風呂に入ってきます!!!!!!」

キョウヘイ「気持ち悪ッ……」


キョウヘイ「……めっちゃ上機嫌っすね、あいつ」

キョウヘイ「この広い空間超えて鼻歌聞こえてくるのウケるっすね……」

キョウヘイ「……もう寝るっすかねー、いや、でもなあ」

キョウヘイ「今日一回も安価してないんすよね……最後にしとくっすか」

キョウヘイ「てきとーに行動安価! 寝る前になんかするっす!」

下1

466: 2018/06/12(火) 00:47:01.59 ID:318gAGvSO
オメガの様子を見に行ったら島に伝わる怖い話を聞かされたのでアクロマと寝る

467: 2018/06/12(火) 00:54:58.98 ID:LLEc94kZ0
キョウヘイ「……オメガ、大丈夫っすかねぇ」

キョウヘイ「一応様子を見に行った方がいいかもっすね、確かに! ゴーゴゴー!」ガチャ


~外~

キョウヘイ「うおっ、風呂の後だからか風が冷たく感じるっすね……」

キョウヘイ「髪の毛ちゃんとふいときゃよかった……っくしゅん! さっさと行くっすかね……ん?」

レッド「あ、キョウヘイ……どうしたの?」

グリーン『そうだぜ、こんな夜中によぉ』

キョウヘイ「ぎゃあ!!!!!! び、ビビるから普通にふわふわしてないで欲しいんすけど!!!!」

グリーン『うおうるせえな!? 仕方ねーだろ地に足つかねーんだから!』

レッド「……ねえ、キョウヘイ。今、出歩かない方がいいかも」

キョウヘイ「へ? どういう意味っすか?」

レッド「この島……観光地にするつもりだったから、黙ってたけど」

レッド「大昔の戦いに敗れた人が……まだ、沢山"いる"よ……」

キョウヘイ「ひえっ……ま、まさかぁ、レッドさん、冗談キツイっすよ……」

レッド「……キョウヘイは、筋が良いから、見えるかも……ほら、あそこ」

キョウヘイ「ああああああああッマジ無理なんで!!!!!!!!!!!」ダッ



グリーン『……お前、昔から演技は上手いよなぁ』

レッド「……」テヘペロ

468: 2018/06/12(火) 01:02:02.63 ID:LLEc94kZ0
~ロッジ~

キョウヘイ「ただいま!!!!!!!!!!!」

アクロマ「わっ、キョウヘイくんどこに行ってたんですか! いなかったのでびっくりしました!」

キョウヘイ「……別にどーでもいいっすよそんな事!!!! ほらさっさと寝る準備っすよ!!!!」

アクロマ「むむ、本当ならば心配したともう少しお話をしたいところですが……怒り気味なのが可愛いので許します!」

キョウヘイ「別にお前に許されよーと許されまいとどっちでもいいっすけどね……ほら、もっと詰めろ」

アクロマ「……え、キョウヘイくん、つまり…………??????」

キョウヘイ「……この俺が!!! 一緒に寝てやってもいいっつってんすよ!!!! 感謝しろ!!!!」

アクロマ「はい!!!!!!!!!!! 神様仏様キョウヘイ様ーーー!!!!!!!」バッ

キョウヘイ「抱き着いていいとは言ってないっすからね!!!!!!!」

469: 2018/06/12(火) 01:02:44.95 ID:LLEc94kZ0
今日はここまで。
おかしい…フィーブラブイ揃ってるのにフィーばかり得をしてしまう…なぜ…

472: 2018/06/12(火) 21:56:31.24 ID:LLEc94kZ0
はじめます。

473: 2018/06/12(火) 22:10:03.77 ID:LLEc94kZ0
アクロマ「ぐ……く、くるしいです」

キョウヘイ「うぐう~~~~~~~」ギュウウウウウ

アクロマ「ハッ……きょ、キョウヘイくんから抱き着いて……ぐえ」

アクロマ「圧氏しても……成仏できそうです……」

キョウヘイ「んぐ……う?」

アクロマ「ふふふふふふ……」

キョウヘイ「あ? ……あ!!!!! しまった!!!!!」

アクロマ「あ~~~正気に戻ってしまいましたか……残念です」

キョウヘイ「……次からはやっぱ一人で寝るっす」

アクロマ「え~~~~~!!!!! いいじゃないですか一緒に寝ても!!!!!」

キョウヘイ「やっぱ嫌だったっすわ、一晩寝てみて」

474: 2018/06/12(火) 22:26:26.05 ID:LLEc94kZ0
キョウヘイ「朝ごはん食べに行くっすか~~~……」

アクロマ「そうですね!!」

キョウヘイ「……嬉しそうっすね」

アクロマ「最高の目覚めでしたからね~~~!!!!」

キョウヘイ「ほーん」


~レストラン~

キョウヘイ「人少ないっすね~?」

デント「朝は時間が自由ですからね」

キョウヘイ「あ、そーだったんすねー。となると、コックさん大変っすね」

デント「大丈夫ですよ、三人で交代しながら調理してますから」

キョウヘイ「そうなんすね? 三人って便利っすねー」

475: 2018/06/12(火) 22:37:52.49 ID:LLEc94kZ0
アルファ「あ、お二人とも……オメガさん見ませんでしたか?」

キョウヘイ「あれ、一緒にいないんすか?」

アクロマ「珍しいですね?」

アルファ「そうなんです、散歩してくるから先に行って、って言われて待ってたんですけど……」

デント「コーンも貴方が待ってるのを見たって言ってましたね」

デント「ってなると……もう一時間も待ってるんですか!」

キョウヘイ「……おかしいっすね、探しに行くっすか」

アクロマ「それがいいでしょう。行き違いになるといけませんし、貴方はここで待っていてください!」

アルファ「わ、わかりました! 見つかったら電話してください……!」

キョウヘイ「おっけーっす!」


キョウヘイ「……どこに探しにいくっすかねー」

1、海 2、森 3、遺跡 4、ロッジ

下1

476: 2018/06/12(火) 23:00:44.92 ID:318gAGvSO
ちなみにキョウヘイはどんな夢を見てたらアクロマに抱きついたんだ?

安価なら昨日行けなかった2で。

477: 2018/06/12(火) 23:13:55.92 ID:LLEc94kZ0
キョウヘイ「そりゃ大量の落ち武者に追いかけられる夢っすよ!!!!!!!」

アクロマ「どうしたんですか急に?」

キョウヘイ「言わなければならない気がしたんすよね……」


~森~

キョウヘイ「……散歩ならこっちに来ててもおかしくないんすけどね」

アクロマ「そうですよねぇ……しかし、全く見つかりませんね! おっと電話が」

キョウヘイ「うーん、オメガー! ……ここじゃない、んすかね……ん?」

キョウヘイ「あれは……コウキ? なんでこんなところに……」

アクロマ「キョウヘイくん! 大変です! オメガさんが……」

キョウヘイ「え?」

478: 2018/06/12(火) 23:19:37.67 ID:LLEc94kZ0


~遺跡~

キョウヘイ「来たっす!!」

ファイア「探偵さん……こっちだよ」

アクロマ「彼が第一発見者です、私に連絡をしてくれました」

キョウヘイ(いつの間に連絡先を交換してたんすか……)

ファイア「……じゃ、俺は警察の人も呼んでくるよ。ハンサムさん、だっけ」

キョウヘイ「あ、入る時は絶対ノックするんすよ。もしかしたら……アレなんで……」

ファイア「あっ(察し)わかりました」

キョウヘイ「……ここの、奥、っすか」

アクロマ「そのようですね」

479: 2018/06/12(火) 23:28:19.23 ID:LLEc94kZ0
キョウヘイ「……これは」

アクロマ「ふむ……なんといいますか、かなり……」

キョウヘイ「お前、検氏とかできたっすよね? 頼んでいいっすか」

アクロマ「ええ、もちろんです。それにしても……これは、アルファさんには見せられませんね」

キョウヘイ「そうっすね……」
 
俺たちが見つけたのは、遺跡の奥で倒れていたオメガだった。
かなり失血しており、血だまりに仰向けに倒れていた。胸部と腹部には刺し傷がいくつもあるようだ。

キョウヘイ「……にしても、こんなに派手にやったんなら、犯人は返り血を浴びてるはずっすよ」

ハンサム「ふむ、そうか! ならば返り血を浴びている人物を探すぞカルムクン!!!」

カルム「わ、わかった!」

キョウヘイ「うおっおっさんいつの間に!?」

ハンサム「つい今だ!」

480: 2018/06/12(火) 23:32:56.86 ID:LLEc94kZ0
キョウヘイ「……まぁ、わざわざ予告状まで出してるっすからね」

アクロマ「犯人も手の込んだことをしますね……」

キョウヘイ「この事件……もしかしたら、前の事件よりも複雑なものかもしれな」

カルム「おじさん!! 怪しい人を確保したよ!!!」

キョウヘイ「!?!?」

ハンサム「でかしたカルムクン、ここに連れてくるんだ!!」

カルム「うん!!!! ほら、この人!」

キョウヘイ「いやいやいや、まさかそんな急に見つかる訳……多分テキトーに連れてきただけとか」

リーフ「わ、わたし、わたしは……」

キョウヘイ(め、めっちゃくちゃ血塗れだしナイフも持ってる……!!!)

481: 2018/06/12(火) 23:41:36.66 ID:LLEc94kZ0
ハンサム「無事事件解決だな!」

カルム「さっすがおじさん!」

ファイア「まさか、リーフが……」

キョウヘイ「……はたしてそうっすかね!?」

アクロマ「キョウヘイくん!?」

キョウヘイ「リーフ、もしかしたら……誰かを庇ってるんじゃないっすか?」

ファイア「!」

ハンサム「な、なにを言っているんだね! ものすごく怪しいじゃないか彼女!」

カルム「そうそう、これ以上ない程の怪しさなんだけど」

リーフ「私がやったのよ!」

カルム「ほら言っちゃったよこれ」

482: 2018/06/12(火) 23:44:49.94 ID:LLEc94kZ0
キョウヘイ「だ……だって、だってまだUSUMクリアしてないんすもん!」

キョウヘイ「こんなサクッて終わると思ってなかったっすし!!」

キョウヘイ「それに……ほら、リーフの事は俺も知ってるっす、そんな簡単に殺人するような子じゃないっす!」

ファイア「キョウヘイさん……」

リーフ「……」

キョウヘイ「大丈夫っすよ、俺が……」

キョウヘイ「この事件、33日持たせてみせる!!!」

アクロマ「現在四日目です」

483: 2018/06/12(火) 23:50:20.75 ID:LLEc94kZ0
キョウヘイ「……と言ったものの。どうするっすかね」

アクロマ「ここからは前回の流れと似た感じになるんじゃないでしょうか?」

キョウヘイ「聞き込みに証拠集めの為の探索っすね! 目星ならまかせろー」コロコロ

アクロマ「大丈夫でしょうかねえ……ああ、もう一つ新要素がありますよ!」

キョウヘイ「なんすかそれ?」

アクロマ「証拠がそれなりに手に入ったと思ったら、行動を決めるタイミングで『推理する』と言ってください」

アクロマ「そうしましたらそれまでに集めた証拠を使ってこじつけ推理タイムです! 時間が稼げますよ!」

キョウヘイ「こじつけっつっちゃった!! もしかしたらマジで真犯人いるかもなんすからね!?」

アクロマ「はっはっは、そうでしたね……それでは、さっそく行動していきましょうか」

キョウヘイ「そうっすね……どうするっすかねぇ」

1、リーフを取り調べ 2、検氏の結果を聞く 3、他の人のアリバイを聞く 

下1

484: 2018/06/12(火) 23:53:52.80 ID:Id746ggcO
1



485: 2018/06/12(火) 23:59:08.19 ID:LLEc94kZ0
キョウヘイ「……まぁ、まずは一番怪しいっていうか、暫定犯人のリーフに話を聞くしかないっすね」

ファイア「あ、いたいた……キョウヘイさん、俺も捜査に協力させてよ。リーフの兄だし、ね」

キョウヘイ「ファイア! もちろんっす……でも、なぁーんでカルム坊ちゃんまでいるんすかね~~」

カルム「その呼び方やめて……おじさんに言われたの、探偵を見張ってろって。ついてくからね」

ファイア「こんなこと言ってるけど、さっきは捜査に協力してあげたほうがいいかなとか言ってましたよ」

カルム「言ってないんだけど!!!!!!!」

キョウヘイ「仲いいのにびっくりなんすけど……まあ、仲間が多いのはいいことっす。ね」

アクロマ「私の喋れる機会が減ってゆく……珍しくレギュラーメンバーに入れる番外編ですのに」

キョウヘイ「メタいメタいメタい」

487: 2018/06/13(水) 00:04:18.41 ID:uJaAYOyM0


キョウヘイ「リーフ、少しいいっすか?」

リーフ「キョウヘイさん? ……ええ、ええ。大丈夫よ」

キョウヘイ「……お邪魔するっす」

ハンサムさんが連れてきた警察官が見張っている隔離されたコテージ。リーフはそこにいた。
見張ってる人達にはさも頼まれた探偵ですよみたいな顔をしたら入れたので、警察はもう少し警備を頑張るべきだと思う。
ノックをして聞こえてきた声も、扉を開けて出てきた顔も。どちらも今までのリーフとは少し違うような気がした。

キョウヘイ「……リーフ、なんであんなこと言ったんすか?」

リーフ「私がオメガさんを頃したってこと? だって本当の事だもの! 嘘はいけないわ!」

キョウヘイ「……いや、うーん、でも仮にそうだとして、殺人もヤバいんじゃないすかね!?」

リーフ「それはいいのよ、彼は古祁故様のいらっしゃる島で決まりに反して……罪を犯したの。私が最初に気付いたのだから、私が罰さないと!」

リーフ「あ、罪って何、って聞くのはなしよ。彼はもう罪を償ったのだから、氏者の尊厳を損なう訳にはいかないわ」

キョウヘイ「筋が通ってるような通ってないような……」

488: 2018/06/13(水) 00:11:01.42 ID:uJaAYOyM0
キョウヘイ「なーんか、ちょっと難しい感じになってきたっすねぇ……」

アクロマ「キョウヘイくん! アリバイを聞くのにも氏亡時間だけは解っておいた方がいいですよね!」

アクロマ「という訳でそこだけ速攻で調べてきました! 推定氏亡時刻は今日の朝六時です!!」

キョウヘイ「今日の朝六時……マジでついさっきじゃないすか!!」

アクロマ「ええ、私たちが探し始めるつい一時間ほど前です」

キョウヘイ「……ふむ、ありがとうっす。引き続き調べてほしいっす!」

アクロマ「キョウヘイくんの仰せのままに!!!!」

ファイア「下僕?」

キョウヘイ「いや違うっすよ」

カルム「召使?」

キョウヘイ「違う違う違う、会社の先輩っすよアレ一応」

489: 2018/06/13(水) 00:15:11.55 ID:uJaAYOyM0
キョウヘイ「ごほん、改めて……今日の六時は何をしてたっすか?」

リーフ「そうね、私、朝のお参りをしに遺跡まで行っていたの。今日は満月の次の日だから、大事なお参りなのよ!」

リーフ「そうしていたら、外から足音が聞こえてきたから、見に行ったの……そこには、オメガさんがいたわ」

リーフ「私、昨日うっかり耳に入った彼の罪を、本当かどうか聞いたのよ。そうしたら認めたものだから」

リーフ「早く罰してあげないと、魂が廃れていってしまうわ! って思って、罰を与えたのよ!」

キョウヘイ「……ここ、って。そんなガチの崇拝的なアレしてましたっけ」

カルム「ボクは別にそういうの無かったけど……」

ファイア「リーフは現地の人にも熱心だって言われるほどだからね」

キョウヘイ「……ひとまずこれくらいにしておくとして……リーフに聞くことはあるっすかね?」

下1

490: 2018/06/13(水) 00:21:27.05 ID:rTdBPzqxO
誰にオメガが罪を犯したことを聞いたのか

491: 2018/06/13(水) 00:27:53.80 ID:uJaAYOyM0
キョウヘイ「わかったっす、オメガがどんな罪を犯していたかは聞かないっす。でも」

キョウヘイ「さっき、『昨日うっかり耳に入った』……って言ったっすよね。誰に聞いたんすか?」

リーフ「それはね、誰に聞いたっていうか、その事について言い争っているのを聞いたのよ」

リーフ「その相手は……コウキだったわ。どうして知っているのかしら? 不思議ね!」

キョウヘイ「コウキと……あ、あの時っすか」

ファイア「え、知ってんですかい」

キョウヘイ「話の内容は全然聞こえなかったっすけど、言い争ってるのは見たんすよね」

キョウヘイ「……コウキがキーパーソンなんすかね?」

492: 2018/06/13(水) 00:28:23.55 ID:uJaAYOyM0
今日はここまで。

496: 2018/06/13(水) 21:51:19.02 ID:uJaAYOyM0
レッド「リーフ、おめでとう……」

リーフ「ありがとうにいさああああああああん!!!!!」

ファイア「キャラデザ的に俺もだけどねー。みんな使ってくださいよ」v

レッド「……いいなぁ」

キョウヘイ「格闘ゲームっすもんね……」

トウヤ「いつかマサラブラザーズとか言って似たようなの出そうだけどねぇ、マサキあたりから」

レッド「……その語感だと、土管に入る方みたいに聞こえる……」

キョウヘイ「ちょうど赤い人と緑の人いるしちょうどいいっすね」

グリーン「よかねえわ」

504: 2018/06/18(月) 22:45:22.31 ID:pgAr0n990
五日目

キョウヘイ「前回のあらすじ…殺人事件発生っす!!!」

ファイア「リーフに取り調べしたんだよね。いい感じの証言は聞けましたか、探偵さん」

キョウヘイ「手掛かりは手に入ったっすけど……真犯人を見つけられるかは微妙っすね」

カルム「だから言ってるでしょ、調べるだけ無駄じゃない?」

キョウヘイ「まだ五日目っすよ、その台詞を言うにはまだ早すぎるっす」

ファイア「そうですとも、例え休載を挟んでいたとしてもね」

キョウヘイ「しーーー!!! ……さて、調査再開っすよ」

カルム「どうするの? 聞き込みも現場検証もまだしてないよね」

キョウヘイ「んー、そうっすねぇ」


1、全員のアリバイ調査 2、現場検証 3、アクロマに検氏結果を聞く 4、コウキに話を聞く

下1

505: 2018/06/18(月) 22:53:51.50 ID:SXFjsKgSO
アクロマに2を任せて4に行く
別々がダメなら4

506: 2018/06/18(月) 23:01:27.86 ID:pgAr0n990
キョウヘイ「えー、現場検証は探偵の華っすよ! 絶対違うっすけど」

キョウヘイ「まあいいや、電話かけよ」プルルル

アクロマ「どうしましたかキョウヘイくん!?!?」バッ

キョウヘイ「うお!? 直接来なくても電話とればいいじゃないっすか!!」

アクロマ「せっかくキョウヘイくんと話せる機会があるのですからね、それならば直接話したいですから」

キョウヘイ「面倒なやつっすねー……言いたかったの、現場検証任せるぞーって事だけなんすけど」

アクロマ「わかりました!! キョウヘイくんの頼みとあらば完璧に現場の隅から隅まで調べつくしますよ!!!」

ファイア「優秀な部下がいて羨ましい限りですなぁ」

アクロマ「そうでしょうそうでしょう」

キョウヘイ「あれ~~~~、先輩のはずなんすけどねぇ」

507: 2018/06/18(月) 23:06:49.13 ID:pgAr0n990
キョウヘイ「まあ、それはそれとして。コウキに話を聞いてみるっすか」

アクロマ「それが終わる頃にはこちらも諸々が終わっていると思います。是非来てくださいね!!」

キョウヘイ「はいはい」

ファイア「コウキって今どこにいんの?」

カルム「この島に来てる人達、ほぼ全員に部屋で待機するよう指示が出てるよ」

キョウヘイ「ほぼ?」

カルム「……一部の探偵やらを覗いてね」

キョウヘイ「あ、さーせーん……んじゃ、コウキんとこに行きましょー」

ファイア「おー」

カルム「おー……」

508: 2018/06/18(月) 23:12:08.49 ID:pgAr0n990


~コウキとジュンのコテージ~

キョウヘイ「コウキいるっすかー?」コンコン

コウキ「はーい……あ、キョウヘイだー」

キョウヘイ「こんちはっす! ちょっとお話を聞きたいんすけどいーっすか?」

コウキ「いいよー。なんかこの感じ、デジャヴだなー」

キョウヘイ「コウキには前の事件の時も協力してもらったっすからねー」

コウキ「あの時は、僕全然いい事言えなかったけどねー。今回はどうだろー」

キョウヘイ「どーっすかねー。とりあえず、聞きたい事は決まってるんすけど」

コウキ「え、なになにー?」

キョウヘイ「……昨日、オメガと少し言い争いをしてたっぽいじゃないっすか」

509: 2018/06/18(月) 23:14:30.45 ID:pgAr0n990
コウキ「あー……」

キョウヘイ「もーしわけないんすけど、一応お話くらいは聞きたいんすよねー」

コウキ「えー、どうしてもー?」

キョウヘイ「強制はしないっすよ、でも教えてくれたら捜査が進む気がするんすよねー」

コウキ「うーん、関係ない気がするんだけどなー」

キョウヘイ「わかんないっすよ? 些細なことに真相が隠されているっていうじゃないっすか」

キョウヘイ「話してくれないっすかね、コウキ。このとーり!」

コウキ「うーん……でもなー……」

直下コンマ70以下で言いくるめられる

510: 2018/06/18(月) 23:19:20.42 ID:abz2CCbUO
どうだろう

514: 2018/06/18(月) 23:43:39.58 ID:pgAr0n990
コウキ「うーん、いいよー」

キョウヘイ「よっしゃあ! そもそも、コウキとオメガって知り合いだったんすか?」

コウキ「うーん、ちょっと違うんだよねー」

キョウヘイ「ちょっと?」

コウキ「あのね、僕の友達にユウキってのがいてー。オメガがすごくそっくりだったんだー」

コウキ「ユウキとは喧嘩したばっかりだったから、こっちでも見かけてちょっと腹が立っちゃってー……」

コウキ「ちょっと文句を言おうとしたんだよー。ユウキ、こんなところで何してるのーって」

キョウヘイ「そんなにそっくりなんすか? じゃあ人違いだって言われてびっくりしたっすよね」

コウキ「それがねー、あっち、人違いだーって言わなかったんだよー。だから僕ずっと怒っちゃってー」

コウキ「でも、昨日寝る前に、ユウキから「この間はごめん」って連絡がきてー。聞いたら、今北海道にいるんだってー」

キョウヘイ「おおう、見事に真逆っすね」

コウキ「でしょー。だから、一応人違いしてごめんなさいーって言おうとしてたんだけどー……」

キョウヘイ「……殺されていたと。ふむ」

515: 2018/06/18(月) 23:48:57.51 ID:pgAr0n990
キョウヘイ「謎が増えた感じっすねー……あ、ちなみになんすけど」

キョウヘイ「文句ってどんなこと言ってたんすか?」

キョウヘイ(……コウキの言葉がきっかけで、ってリーフが言ってたっすもんね。何かしらハードな事があるはず……)

コウキ「あー、あのねー。ユウキ、彼女さんがいるんだー。ハルカ、っていうサバサバ系放浪女子でねー」

コウキ「でも、あの時オメガが一緒にいた子、全然雰囲気の違う女の子だったからー、こいつー! って思ってー」

コウキ「この浮気者ー! って言ったんだー。でも、なんかニュアンスが違うよねー」

キョウヘイ「あ、自覚あったんすか……安心したっす。他には?」

コウキ「他にはー? そうだなー、遊んでばっかり、とか。キャラが薄い、とか」

キョウヘイ(後半は割とブーメランじゃないっすかね)

コウキ「それくらいかなー。何も言い返さないから、こいつー! って思って帰っちゃったー」

キョウヘイ「怒った表現の語彙が貧弱っすね……悪い事じゃないんすけど」

516: 2018/06/18(月) 23:53:35.90 ID:pgAr0n990
キョウヘイ「……とりあえず、コウキとオメガの関係はハッキリした、っすかね」

カルム「……今の、ハッキリしてた?」

ファイア「うーん、ハッキリしたけど新たな謎が生まれてしまった、って感じ」

キョウヘイ「そうっすね、なんで人違いだって主張しなかったんすかねー」

ファイア「そこら辺もまた調査したいよね。オメガとユウキの関係とかさ」

キョウヘイ「でも北海道なんすよねー……まあ、関係くらいなら所長に連絡すれば調べてくれそうっすけど」

ファイア「おお、謎を何とかしてくれる人脈がある……探偵っぽい」

キョウヘイ「ぽいじゃなくてマジの探偵っすからね!!」

カルム「はいはい……この後はどうするの?」

キョウヘイ「あー、アクロマが来いっつってたっすからねー。検氏結果とか聞くっすよー」

517: 2018/06/19(火) 00:01:18.00 ID:859TpSr50


~現場~

キョウヘイ「アクロマー、いるっすかー」

アクロマ「いますとも!!!!!!」バッ

キョウヘイ「うおっビビった……慣れないっすね」

カルム「慣れてたらビックリなんだけど」

ファイア「飛び出し方が尋常ではない」

アクロマ「愛情が行き過ぎてしまって……それはそれとして、やるべきことはこなしましたよ!」

キョウヘイ「お、流石有能な変態っすね! んじゃ、結果を聞くとするっすか」

アクロマ「有難き幸せ……推定氏亡時刻は先ほども言ったように午前六時です。朝ごはんの一時間ほど前ですね」

アクロマ「氏因は失血です。御覧の通り、幾多の刺し傷がありますからね……ですが、気になる事がありました」

アクロマ「心臓を突いたであろう傷以外は、どれも勢いがないと言うか。力加減が心臓のそれと違うのです」

アクロマ「まるで、氏後につけられたかのようですね」

キョウヘイ「ふむ……?」

518: 2018/06/19(火) 00:08:15.54 ID:859TpSr50
アクロマ「それ以外はあまり氏体に不審な場所はありませんでしたね」

キョウヘイ「今回はダイイングメッセージとかないんすねぇ」

ファイア「そら無いでしょーよ……ほら、ぐさぐさやられてたら書いてる暇ないんじゃないかな」

カルム「あー、そうだね……なら、これ以上ヒントは無いって事? ……ヒントどころか答えは出てるんだけど」

キョウヘイ「真犯人探してるんですぅー! 氏体は、ってことは現場にはあるんすか?」

アクロマ「少しですがね! とりあえず、事件時のものであろう足跡は二つでしたよ。被害者のものと女性のものです」

キョウヘイ「……女性、っすか。こう、足の小さい男性の物である可能性は……?」

アクロマ「無きにしも非ず、と言ったところですね。靴の形からしてほぼ女性でしょう」

キョウヘイ「うーむ……他は?」

アクロマ「そうですね、氏体を少し動かした跡がありますよ」

キョウヘイ「え? 元はここ以外にあったってことっすか?」

アクロマ「いえ、そうではなく……足跡からして、ここで倒れたのは確かでしょう」

アクロマ「しかし、多少左右にずれているというか。地面にぐりぐりと押し付けられたかのような痕が残っています」

キョウヘイ「……ふーむ」

アクロマ「難しい顔をして悩むキョウヘイくん、非常にグッド! 何か気になる事はありましたか?」

キョウヘイ「そうっすねえ、俺的には……」

氏体・現場で気になる事 下1

519: 2018/06/19(火) 00:11:07.40 ID:859TpSr50
アクロマ「それ以外はあまり氏体に不審な場所はありませんでしたね」

キョウヘイ「今回はダイイングメッセージとかないんすねぇ」

ファイア「そら無いでしょーよ……ほら、ぐさぐさやられてたら書いてる暇ないんじゃないかな」

カルム「あー、そうだね……なら、これ以上ヒントは無いって事? ……ヒントどころか答えは出てるんだけど」

キョウヘイ「真犯人探してるんですぅー! 氏体は、ってことは現場にはあるんすか?」

アクロマ「少しですがね! とりあえず、事件時のものであろう足跡は二つでしたよ。被害者のものと女性のものです」

キョウヘイ「……女性、っすか。こう、足の小さい男性の物である可能性は……?」

アクロマ「無きにしも非ず、と言ったところですね。靴の形からしてほぼ女性でしょう」

キョウヘイ「うーむ……他は?」

アクロマ「そうですね、氏体を少し動かした跡がありますよ」

キョウヘイ「え? 元はここ以外にあったってことっすか?」

アクロマ「いえ、そうではなく……足跡からして、ここで倒れたのは確かでしょう」

アクロマ「しかし、多少左右にずれているというか。地面にぐりぐりと押し付けられたかのような痕が残っています」

キョウヘイ「……ふーむ」

アクロマ「難しい顔をして悩むキョウヘイくん、非常にグッド! 何か気になる事はありましたか?」

キョウヘイ「そうっすねえ、俺的には……」

氏体・現場で気になる事 下1

521: 2018/06/19(火) 00:31:48.93 ID:GZYh39LjO
刺し傷はどの辺りに多かったか

523: 2018/06/19(火) 00:48:30.42 ID:859TpSr50
キョウヘイ「刺し傷がいっぱいある、って言ったじゃないすか。どのあたりに多かったんすか?」

アクロマ「そうですね……腹部、ですね」

キョウヘイ「お腹、っすか。氏後つけた傷なんすよね?」

アクロマ「恐らくは。そうですね、刺し傷、というよりは切り傷に近いかもしれません」

アクロマ「中にはぱっくり腹部を裂いたものまでありましたね」

キョウヘイ「リーフがそんな事をする必要があるんすかね……」

ファイア「ほう?」

キョウヘイ「リーフの言い方的に、天罰! って感じじゃないすか。氏者の尊厳にかかわるから、って罪も教えてくれなかったっすし」

キョウヘイ「それなら……氏後、氏体を弄ぶように傷をつけたりするっすかねぇ?」

ファイア「どーだろ……リーフも一応女の子だし、氏んでるかわからなくて刺しまくったのはあるかも」

カルム「ああ、そういう話もあるよね。めった刺しの方が殺意は低かった、みたいな……」

キョウヘイ「まあ、頭にとどめておくとして。他のこともどんどん調べるっすか!」

526: 2018/06/19(火) 22:57:51.41 ID:859TpSr50
はじめます。

527: 2018/06/19(火) 23:03:25.05 ID:859TpSr50
六日目

キョウヘイ「捜査しまくってるお陰で無事情報も集まってきたっすね!」

カルム「そうだね……でも、真犯人は見つかってないよ」

ファイア「うーん、どーにかして見つけたいよね」

キョウヘイ「だってあと……これの五倍以上は時間を稼がなきゃいけないわけっすからね」

ファイア「正直なところ、時間稼ぐんなら探偵さんとあの助手さんでフィーればいいのでは」

キョウヘイ「怖い事言うんじゃないっすよ!!!」

アクロマ「私もファイアさんと同意見です!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「ほら湧いてきちゃった!!!」

カルム「そんな虫みたいに……」

キョウヘイ「似たようなもんっすよ、急に出てくるんすか、ら……」グウ

キョウヘイ「……捜査には体力使うっすもんね、仕方ない仕方ない。ご飯にしましょうっす!」

ファイア「めっちゃ綺麗な笑顔でびっくりしたよ俺……えー、どうします?」

1、レストラン 2、誰かが作る(人指定)

下1

528: 2018/06/19(火) 23:05:06.78 ID:wMku0VYSO
アクロマと二人で作ろうか

529: 2018/06/19(火) 23:18:06.27 ID:859TpSr50
キョウヘイ「マ、マジで言ってるっすか……」

アクロマ「いいじゃないですか! レシピ通り作ればいいのでしょう? 簡単ですよ!」

キョウヘイ「うーーーむ……めちゃくちゃ不安っす」

ファイア「本編とは料理得意度違うのかね」

カルム「そういう事言っていいわけ?」

ファイア「俺はそういうキャラだからいーの」


アクロマ「さて、何を作りますか?」

キョウヘイ「んーーー……四人分、っすもんね。一気にいっぱい作れるやつ……」

キョウヘイ「チャーハンとかでいいんじゃないっすか?」

アクロマ「なるほど! 流石キョウヘイくん、素晴らしい提案です! では作りましょうか!」

キョウヘイ(全肯定アクロマ太郎……)

料理の出来栄え 直下コンマ(高い程いい)

530: 2018/06/19(火) 23:35:01.76 ID:wMku0VYSO
そろそろフィー(21)の日

532: 2018/06/19(火) 23:40:39.32 ID:859TpSr50
キョウヘイ「……それなりに美味しそうなの完成しちゃったっすね!?」

アクロマ「持てる力の全てを使いました!!!!!」

キョウヘイ「お、おお……俺もう指示してるだけだったっすもんね」

アクロマ「いえいえ、キョウヘイくんのその指示があってこそです!」

キョウヘイ「いやー……今回はお前も頑張ってたと思うっすよ」

アクロマ「キョウヘイくんからお褒めの言葉が!!! イヤッホーウ!!!!!」

キョウヘイ「はしゃぐなはしゃぐな」

ファイア「めっちゃくちゃ騒がしいんですけどもしかして完成したんですかね~」

カルム「良い匂いがするなーとは思ってたんだけど……」

キョウヘイ「完成っすよ! 運んでって下さいっす。尺を稼ぐのに食レポは鉄板っすからね……!」

533: 2018/06/19(火) 23:46:10.09 ID:859TpSr50
ファイア「おー、チャハーンだ」

カルム「なにそれ……まあ、美味しそうではあるんじゃない? 一般論だけど」

キョウヘイ「お坊ちゃんの口から一般論って言葉を聞くことになるとは……」

カルム「いや普通に使うから……ねえ、食べていいの?」

キョウヘイ「どーぞどーぞ! そんでいい感じに尺を稼ぐ食レポをしてほしいっす!」

アクロマ「私とキョウヘイくんの愛の結晶ですよ!!」

キョウヘイ「語弊!!!!!!!!!!!!」

カルム「どれどれ……! お、美味しい……」

キョウヘイ「えーマジで!! マジでっすか!? お坊ちゃんのお眼鏡にかなっちゃったっすか!?」

カルム「い、一般論でだけどね!? ま、まあ普通じゃない? 不味くはないから誇っていいよ」

ファイア「うーん微妙にツンデレ……めちゃくちゃ本心バレバレなのウケるね」

534: 2018/06/19(火) 23:51:53.01 ID:859TpSr50
キョウヘイ「えー嬉しいっすね……ファイア! ファイアも食べてみてほしいんすけど」

ファイア「ほいほい……いただきまーす」モグ

ファイア「! ほえは……はわはわほほはんほ」

キョウヘイ「飲み込んでから喋ってくださいっす! ほら水」

ファイア「んぐっ……ぷは、あざまーす。んで、何だっけ。食レポ?」

ファイア「素人っぽくないパラパラ感っていうの? プロみあってすごいよね」

ファイア「味付けもちょうどいいし、マジでお店で売ってもいいレベルだと思うよ」

キョウヘイ「ま、まっとも~~……! 普通に食レポしてくれたっすね」

ファイア「お、もうちょっとボケます? なんなら兄さん呼んでこようか」

キョウヘイ「レッドさんのボケは俺には扱いきれないっすからね!? 大丈夫っすよこれで!!」

535: 2018/06/19(火) 23:54:34.53 ID:859TpSr50
キョウヘイ「いやー、食レポでそこそこ時間を稼げていい感じっすね」

アクロマ「そうですね! 今日はご飯の話で一日終わりそうです」

キョウヘイ「そうっすかね? だって、いつも終わる時間まであと40分くらいあるっすけど」

キョウヘイ「……もう、ご飯のくだりほぼ終わったっすよ」

アクロマ「なにをおっしゃいますか! まだキョウヘイくんの感想を聞いていませんよ!」

キョウヘイ「えーーー……俺は一緒に作ったじゃないっすか」

アクロマ「自分で作ったからこそ! もっと美味しく感じるかもしれませんよ!」

キョウヘイ「……まあ、それはあるっすけど。そんじゃいただきまーす」

アクロマ「それでは私も。いただきます!」

536: 2018/06/20(水) 00:00:21.19 ID:J+e2mIDp0
キョウヘイ「……」モグモグ

キョウヘイ(めちゃくちゃ美味しいんすよね……まあ俺が作ったし)

キョウヘイ(っていう感想は嘘で~~~~!!! マジでほぼアクロマに作らせたに等しいっすよこれ)

キョウヘイ(なのにめちゃくちゃうまいからな~~~~!!!!!)

キョウヘイ(だから感想っつったって……)チラ

アクロマ「……」ワクワク

キョウヘイ(ほらめっちゃ期待してる顔!!!! ガン見してくるじゃないっすか)

キョウヘイ(まあでも……一応なんか言ってやったほうがいいっすかね)

キョウヘイ(あんまり甘やかすとつけあがるっすし……デレすぎずツンすぎず……)

何て言うか 下1

キョウヘイ(なんだこの安価 ギャルゲすれじゃねーんすよこれ)

537: 2018/06/20(水) 00:03:48.58 ID:JUxycICUO
俺の指示のおかげでめっちゃ美味しい

539: 2018/06/20(水) 00:11:12.69 ID:J+e2mIDp0
キョウヘイ「……俺の指示のおかげでめっちゃ美味しいっすね!」

キョウヘイ「あくまでも俺の指示のおかげっすけど! そうっすよねぇファイ太郎!!!」

ファイア「そうなのだ!!!!!!!!!!! 探偵さんの指示のおかげなのだ!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「……けどまあ、ちょー美味しいって事には変わりないっすし。得意な顔してもいーっすよ?」

アクロマ「キョウヘイくん……有難き幸せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ファイア「俺の!マークの数を超えただと……」

アクロマ「キョウヘイくんと一緒に料理できた挙句褒めてもらえるなんて……今日は最高の日です!!」

キョウヘイ「いちいち大袈裟っすねー……」

アクロマ「こんなに人生楽しくていいのでしょうか……そろそろ氏ぬかもしれません」

キョウヘイ「今はそれ割とギャグになんないっすからね!? 連続殺人とかきついっすから!!」

ファイア「……っていうかさ、探偵さんの方が割とまともにツンデレしてない?」

カルム「えっ」

540: 2018/06/20(水) 00:11:42.87 ID:J+e2mIDp0
今日はここまで。ギャルゲか?

543: 2018/06/20(水) 21:57:23.68 ID:J+e2mIDp0
次の更新は金曜日か土曜日です。


引用: レッド(無口とか幽霊とか言われるけど南国が濃すぎる)