1: 2013/10/13(日) 00:19:42.29 ID:iQxDbBEq0
ミーナ「来週マルセイユ大尉が501に出向してきます」

エーリカ「急すぎない?」

バルクホルン「アフリカは主力が居なくともやっていけるのか、余裕だな」

ミーナ「どうしても新型ストライカーを使ってエーリカと模擬戦がしたいそうよ」

エーリカ「ウザ・・・新型ストライカー?」

バルクホルン「P1101だ、昨日のブリーフィングで話があっただろ?」

エーリカ「私が人の話を聞くとでも?」

ミーナ「それもそうね」

バルクホルン「だな」

エーリカ「えへへ・・・!」

バルクホルン「次このような事があれば芋は没収だ」

エーリカ「あああ!?」

3: 2013/10/13(日) 00:26:18.71 ID:iQxDbBEq0
ミーナ「ああ、後手紙を預かってるわ」

エーリカ「ええと・・・なになに・・・」

マルセイユ『エーリカへ
      この前は引き分けだったが次は勝つのは私だ
      ジェットなうえに魔導レーダーの能力が加わるんだ
      ライーサもバディに付くしお前に勝ち目はないぞ!!』

バルクホルン「いらっとする文面だな」

エーリカ「これ燃やしてよい?」

ミーナ「やめなさい」

5: 2013/10/13(日) 00:31:22.76 ID:iQxDbBEq0
エイラーニャの部屋

エーリカ「てな訳でサーニャン!! 作戦立てるの手伝って!!」

エイラ「あのなぁ、サーニャは疲れてんだョ」

サーニャ「分かりました」

エーリカ「さっすがさーにゃん、話が分かるぅ~!」

エイラ「・・・」

エーリカ「後は宮藤・・・エイラ「私は!?」

エーリカ「え、手伝ってくれるの?」

エイラ「もちろん!!」

エーリカ「助かるぅ~!!」

8: 2013/10/13(日) 00:40:18.26 ID:iQxDbBEq0
ベネツィア沖

サーニャ「・・・」

エーリカ『サーニャん!! レーダーにいくつ光点映ってる?』

サーニャ「二つ映ってます」

エーリカ『そうかぁ~』

エイラ『だいたいサーニャの魔導針を欺くことが無理ダナ』

エーリカ『微妙に大きい乳してるからレーダーに映ってるんじゃないの?』

宮藤「おお・・・!?」

サーニャ「・・・」

エーリカ『宮藤~あがってこーい!!』

芳佳「あ、はい!!」

9: 2013/10/13(日) 00:46:06.54 ID:iQxDbBEq0
エーリカ「エイラは胸があるから駄目だ」

エイラ「ないよりましなんダナ!!」

宮藤「エイラさんのは銅賞ですけどね」

エイラ「・・・」

エーリカ「・・・宮藤、説明するよ?」

宮藤「はい!」

エーリカ「まず銃を背負って私に抱きついて」

芳佳「はい」サワッ

エーリカ「今じゃない」

芳佳「すみません」

エイラ(バカだろ・・・)

サーニャ(スキンシップいいなぁ・・・)

10: 2013/10/13(日) 00:53:27.47 ID:iQxDbBEq0
エーリカ「そして出来るだけ密着して離れずかつ高速で飛んでほしいんだ」

宮藤「はい!!」

エーリカ「うまくいけば当日サーニャんが誘導してくれるから」

宮藤「当日?」

エイラ「マルセイユが模擬戦しに来るらしいぞ」

宮藤「あのカッコ良くて大きい人ですよね!?」

エーリカ「・・・? まあそうだ、新型のジェットストライカーを使ってでも私に勝ちたいみたいなんだよね~」

宮藤「それってもう公平じゃないですね・・・」

エーリカ「不可能を可能にするのが501の仕事だ」

エイラ「かっけえ」

11: 2013/10/13(日) 00:54:26.75 ID:4dzNmtzJ0
芳ーニャよりエイラーニャのほうが好きなんだが>>1は芳ーニャ派か

12: 2013/10/13(日) 00:58:30.09 ID:iQxDbBEq0
再びサーニャ視点

エーリカ『サーニャン!! いま光点いくつ!?』

サーニャ「一つです!」

エイラ『なっ!?』


エーリカ『しゃあああ!! 成功だあぁぁぁぁぁ!! ブレイクしろ宮藤ぃぃぃぃ!!』

サーニャ「光点が増えた!?」

宮藤『すごいですハルトマンさん!!』

エーリカ『やはり原因は胸だったかああ!!』

宮藤『これから大きくなるんです!!!!』

エーリカ『にゃははwwwごめんごめんwww』

15: 2013/10/13(日) 01:11:05.62 ID:iQxDbBEq0
食堂

エーリカ「作戦の実行に支障はない、ただし成功は宮藤にかかっている」

芳佳「私ですか!?」

サーニャ「何故ですか?」

エーリカ「接近は出来るんだ、けどドックファイトに持ち込んで宮藤がどれくらい耐えれるかが問題なんだ」

エイラ「たしかに宮藤が中尉がどちらかを倒すまで耐える事が出来れば作戦の成功率はぐっと上がる」

エーリカ「けど私にはエース二人同時を相手に出来るほど強くない、だから宮藤、私がどちらかを倒すまで粘ってほしい」

芳佳「・・・やってみます!!」

エーリカ「よし、いい返事だ! これに勝てばトゥルーデがパフェをおごってくれるらしいからがんばろう!!」チラッ

バルクホルン「ブフゥ!!」

芳佳「本当ですかバルクホルンさん!?」

バルクホルン「(近い近い!!)ああ、本当だ!!」

芳佳「やったあぁぁぁ!!!」

16: 2013/10/13(日) 01:16:06.03 ID:iQxDbBEq0
当日

マルセイユ「やあやあハルトマン! 今日は勝たせてもらうぞ?」

エーリカ「やあライーサ、あんたも大変だね・・・」

ライーサ「はい・・・」

エーリカ「同情するよ」

マルセイユ「ほお、怖気ついたか? 特別に三人まで参加を許可してやろう!」

エーリカ「やった!」

マルセイユ「まあ勝つのは私だけどな!」

リーネ(糞セイユが・・・焼き鳥にしてやろうか)

18: 2013/10/13(日) 01:23:21.45 ID:iQxDbBEq0
格納庫

マルセイユ「まだかハルトマン!!」

エーリカ「こっち側の装備、人員について公開するつもりはない!! 先に訓練空域にいってて!!」

マルセイユ「卑怯だぞ!!」

エーリカ「レシプロ相手にジェット使うやつがなにいってんのさ!」

マルセイユ「くっ・・・わかった! ただしお前たちが上がった瞬間戦闘開始だ!」

リーネ「いいからさっさと行けぇ!!」

24: 2013/10/13(日) 01:42:05.96 ID:iQxDbBEq0
エーリカ「宮藤…頼んだぞ!」

芳佳「はい!」

リーネ「暖かい紅茶淹れて待ってるからね!」

芳佳「うん! ありがとう!」

エイラ「私からも激励の言葉を贈ろう」

エイラ「宮藤、お前はACM訓練の時に一つのことしか見れてないときがある」

エイラ「周りを見ろ、それさえ注意すれば勝てる」

芳佳「…はい!」

エイラ「がんばってこい!」

サーニャ「芳佳ちゃんがんばって!」

芳佳「絶対勝ってパフェ食べにいこうね!」

エーリカ「(何だかんだでエイラはよく見てるんだな…)よしいこ!」

芳佳「出撃!!」

25: 2013/10/13(日) 01:45:47.86 ID:iQxDbBEq0
ベネチア沖上空

ライーサ「前方から一機きます!」

マルセイユ「結局単機できたか…エーリカらしい」

マルセイユ「警戒を怠るな!」

ライーサ「はい!」

28: 2013/10/13(日) 01:59:17.30 ID:iQxDbBEq0
エーリカ「宮藤はライーサをねらって、私はマルセイユを狙う」

エーリカ「とにかく落とそうと考えるな、にげるんだ」

芳佳「はい!」

芳佳「けどどうしてこんな接近方法を知ってるんですか?」

エーリカ「リバウ航空隊を見学に行ったときに扶桑人ウィッチがレーダーを欺く方法を研究しててね、その人から教えてもらったんだ」

芳佳「凄い人なんですね」

エーリカ「凄いってレベルじゃないんだ、私たちBF109相手に赤トンボって言う訓練機でわたりあうような化け物だよ」

芳佳「…?」

エーリカ「芳佳は赤トンボしらないか」

芳佳「とにかく凄い人なんですね!」

エーリカ「そろそろのはず、気を引き締めて!」

芳佳「はい!」

30: 2013/10/13(日) 02:06:37.53 ID:iQxDbBEq0
サーニャ『目標高度4000、速度300雲より高いところにいます』

サーニャ『方向を右に5度修正してください、そしたら真下に付けます』

サーニャ『目標まで約五分』


マルセイユ「ハンデだ、雲の真下からかかってこい」

ライーサ「ハルトマンさん、レーダー使ってないのに正確に私達の真下に来ました…おかしいです」

マルセイユ「ナイトウィッチに誘導してもらったんだろ、だが2対1じゃいくらハルトマンでも勝てまい」

31: 2013/10/13(日) 02:09:23.42 ID:iQxDbBEq0
エーリカ「…ブレイク! 離れて!」

芳佳「はい!」


エーリカ「シュトルム!!」

33: 2013/10/13(日) 02:15:39.42 ID:iQxDbBEq0
ライーサ「光点が二つに!」

マルセイユ「なっ!?」

シュトルム!

エーリカ「行け、宮藤!」

芳佳「はああああああああ!!」ドパパパパパ

マルセイユ「よけろ!」ヒュイイン

ライーサ「くっ!」ヒュオオ

エーリカ「逃がすか! パフェのため!」

マルセイユ「くそっ!どうやって!」

ライーサ『いきなりすぎて速力が上がりません!』

マルセイユ「徐々にあげろ! 助けにいく!」

マルセイユ「あのちびを落とせば…!」

34: 2013/10/13(日) 02:26:08.99 ID:iQxDbBEq0
芳佳「後ろをとった!」

ライーサ「ぐうっ!」

エイラ(一つのことに捕らわれるな)

芳佳「ハッ!」クルッ

マルセイユ「遅い!」

芳佳「う、うわぁぁぁぁぁ!」ドパパパパパパパパ

ビチャ

マルセイユ「えっ…」

デデーン、マルセイユアウトー

ハルトマン「こっちも!」バララララ!

ライーサ「くぅうう!」ベチャ!

エーリカ「勝ったぞ宮藤~! パフェだぞ!」

芳佳「やりましたね!」

35: 2013/10/13(日) 02:33:45.99 ID:iQxDbBEq0
基地

マルセイユ「扶桑の新型ストライカーを使っての奇襲は卑怯だぞ!」

エーリカ「はいはい、言い訳はみぐるしいよハンナ?」

マルセイユ「言い訳などしていない!」

ポンポン

マルセイユ「ん? 何のようだ」

リーネ「今度余計なことを言うと口を縫い合わすぞこの鶏肉野郎」

マルセイユ「ひっ!」

エイラ「ビールでも飲んでリラックスしロ!」

この日を境にマルセイユは501を恐れるようになった、リーネちゃんは芳佳ちゃんとパフェを食べにいけず3日間ペリーヌを性奴隷にしたという


32: 2013/10/13(日) 02:10:24.14 ID:4dzNmtzJ0
てかライーサまで連れてきてアフリカどうしてんの?

引用: エーリカ「リバウ~こ~く~た~い!!」