1: 2014/01/15(水) 04:33:45.45 ID:Nnfwub8V0
P「は?」

亜美「当たり前じゃん、処Oなんて邪魔なだけっしょ」

P「お前なら処Oだって思ってたのに……」

亜美「今時したことない女の子なんていないよ?」

P「嘘だろ………」

亜美「なのに処Oだと必氏に思ってるファンの兄ちゃん達って馬鹿だよね」

P「くそっ!くそっ!」



真美「あ、兄ちゃん!あのね……」

P「近寄んな糞ビXチ」

真美「えっ?」
PETIT IDOLM@STER Twelve Seasons! Vol.5 双海亜美・真美&こあみ・こまみ
6: 2014/01/15(水) 04:42:34.54 ID:Nnfwub8V0
真美「いや、なんでビXチ……」

P「お前もどうせやりまくってるんだろ?糞ビXチが」

真美「いやいや、なんで突然……」

P「糞ビXチの話なんか聞く必要無いからな、じゃあな」

真美「………りっちゃんが亜美の仕事のことでちょー怒ってたんだけど」

P「律子はどこにいる?すぐに教えてくれ」

真美「むこう」

P「うおおおお!ごめんなさいいいい!」

真美「……真美ってそんなにビXチっぽいのかな?
兄ちゃんビXチ嫌いっぽいし気を付けよう」

7: 2014/01/15(水) 04:51:53.37 ID:Nnfwub8V0
次の日

亜美「おはよう!」

真美「おはようございまーす」

P「………おはよう」

律子「プロデューサー、仕事しっかりやってください」

P「わかってるよ」

真美「兄ちゃん、今日の仕事は一緒だね!」

P「ちっ…めんどくせーなあ」

真美「………真美準備してくよ」トボトボ

亜美「ひょっとして兄ちゃんって童O?亜美で卒業させてあげよっか?」

P「糞ビXチが話しかけんな!」

亜美「おお怖い怖い」ササッ

14: 2014/01/15(水) 05:02:50.75 ID:Nnfwub8V0
真美「えっと……これは必要だよね」

亜美「ねえ真美?兄ちゃんのことどう思ってる?」

真美「えっ?どうって?」

亜美「兄ちゃんってさあ、本当に童Oっぽいよね!まさしく経験無しって感じ!
真美もそう思うよね?」

真美「そ、そう?真美にはよくわかんないや」

亜美「あれはまさしく童Oだよ!残念な生活しかしてこなかったんだね!」

真美「童Oってそんなに悪いかなあ?何も問題ないと思うけど」

亜美「童Oとか本当に残念だね!大人の癖に童Oとか恥ずかしいっしょ!
処Oも同じくらい恥ずかしいけどね!」

真美「…………」

16: 2014/01/15(水) 05:10:28.67 ID:Nnfwub8V0
真美「兄ちゃん、準備出来たよ」

亜美「兄ちゃんいこ!」

P「なんでこんなやつらのめんどう見なきゃいけないんだか」

真美「………」

亜美「兄ちゃん童Oだからイライラしてるんだよ」ヒソヒソ

P「ちっ……いくぞ」

真美「……うん」

17: 2014/01/15(水) 05:21:28.29 ID:Nnfwub8V0
カメラマン「いいねえ、もっと手を広げて……いいねえ、じゃあ今度は背中を向けて……いいねえ」

P「……っち、よくもまああんなポーズとれるよな
やっぱりあれか、ビXチだからか」

真美「お疲れさまでしたー」

亜美「兄ちゃん見てた?興奮した?勃起した?」

P「誰がビXチにそんなこと思うんだよ」

亜美「経験無い童Oってすぐ経験ある大人をビXチ扱いするんだよね!
童Oってやっぱりダメだね!」

P「勝手に言ってろ」

真美「兄ちゃん、真美どうだった?よく取れてたっしょ?」

P「知るか」

真美「………」ショボーン

19: 2014/01/15(水) 05:30:42.74 ID:Nnfwub8V0
P「じゃあ事務所に帰るぞ、ったくめんどくさい……」

真美「………兄ちゃん」

P「あ?なんだよ」

真美「………やっぱなんでもないよ」

P「なんだよ、はっきりしろよ」

真美「なんでもないってば」

亜美「じゃあいこっか!出発!」

P「ビXチが指図すんな!」

真美「………」

21: 2014/01/15(水) 05:41:39.37 ID:Nnfwub8V0
P「ただいま戻りましたー」

律子「ああ、お疲れさまです
今日はもう上がってもいいですよ?今日までの書類とか終わりましたし」

P「いえ、このビXチどもの必要な書類があるんで今日書かせます」

亜美「またビXチって童Oって本当に馬鹿なんだね!」

真美「……」

律子「まだ言ってたんですか……いいかげんにしてくださいよ……」

P「だってビXチだぞ?非処Oだぞ?ファンの気持ち裏切ってるんだぞ?」

律子「そんなの多くのアイドルが結婚してる現実を考えたらファンだってわかってますよ」

P「でもなあ!」

律子「いいから黙れ」

P「はい」

24: 2014/01/15(水) 05:52:11.24 ID:Nnfwub8V0
真美「…………」カリカリ

亜美「あーあ、ほんとめんどくさいよね書類って」カリカリ

真美「ほんとにねー」カリカリ

P「まだあるぞおらあ!」ドサッ

亜美「うへえ……」

真美「これってまだ先じゃないの?」

P「ふはははは!もっと嫌がれ!そのために増やしてやったぜ!」

律子「子供か」

亜美「兄ちゃんのおにー!童Oー!」

P「なんとでも言うがいい!ははははは!」

真美「…………うう」カリカリ

29: 2014/01/15(水) 06:03:32.30 ID:Nnfwub8V0
真美「終わった……」

亜美「ええ!?亜美まだ終わってないよ!」

真美「途中兄ちゃんに抗議してるからだよ」

亜美「じゃあ真美手伝ってよ!」

真美「……頑張ってねー」スタスタ

亜美「真美のケチー!」

真美「好きなだけ言うがいいさ」スタスタ

亜美「むう……」カリカリ

30: 2014/01/15(水) 06:11:04.50 ID:Nnfwub8V0
真美「終わったよー」

律子「ああそう?そこに置いといて」

真美「ほいさ」

P「ちっ……終わったのか」

真美「そりゃいつか必ず終わるっしょ」

P「ビXチがアイドル名乗るなんて最悪の状況だな!まったくよお!」

律子「まだ言ってる……」

真美「………」

32: 2014/01/15(水) 06:22:43.76 ID:Nnfwub8V0
真美「………でも兄ちゃんそれでもプロデュースしてくれるんだよね?」

P「あ?なんでお前ら見たいなビXチどもを売り込まなきゃいけないんだよ」

真美「……ビXチとかどうでもいいけど兄ちゃんの仕事っしょ?プロデュースするのが兄ちゃんの役目じゃないの?」

P「そんなのビXチに適用されませーん」

真美「兄ちゃん、プロデューサーなんだからもっとしっかりしてよ」

P「ビXチじゃなかったらしっかりしますぅ~」

真美「………だから」

亜美「はいストップ!落ち着こうか真美」

34: 2014/01/15(水) 06:31:55.99 ID:Nnfwub8V0
律子「終わったの?亜美」

亜美「まーね、とりあえずこの話はここまでだよ」

真美「……ふん」スタスタ

P「ビXチが前に出るのがおかしいんだよ!」

亜美「童Oはそろそろ黙ってね」

ガチャバタン

亜美「あーあ、真美ちょー怒ってるよ」

P「ビXチが怒ったところで……」

亜美「いやあ、亜美も悪いんだけど兄ちゃんは冷静になった方がいいと思うよ?」

P「………」

亜美「じゃあ亜美も帰るね
明日は冷静になってると嬉しいかな
じゃあね!」

35: 2014/01/15(水) 06:45:41.93 ID:Nnfwub8V0
真美「………」スタスタ

亜美「おーい真美!はやいね!」

真美「………」スタスタ

亜美「ねえ真美、やっぱり兄ちゃんってダメダメだね」

真美「………」ピタッ

亜美「アイドル投げ出す事言ってほんとプロのジューサーなのかね」

真美「……兄ちゃんは、本当にダメな兄ちゃんだよ」

亜美「だよね、やっぱり兄ちゃんって」

真美「真美の憧れてた兄ちゃんは一生懸命な兄ちゃんだよ!
真美と一緒に二人三脚でいてくれた兄ちゃん!
……アイドルに真剣な兄ちゃん……だよ……」

亜美「………真美って馬鹿っぽいねほんと」

真美「………は?」

38: 2014/01/15(水) 07:03:10.54 ID:Nnfwub8V0
亜美「亜美にはさあ、みんな馬鹿に見えるよ!」

真美「……何言ってんの?」

亜美「だってプロデューサーなのにアイドルのこと投げ出すんだよ?
でも、それも兄ちゃんだよ?」

真美「……」

亜美「わかんないなんて言わないよね?」

真美「兄ちゃんの汚い所も兄ちゃんか……」

亜美「あはは!そうだよ!それでも好き?」

真美「聞くまでもないっしょ」

亜美「それもそうだね、馬鹿だから!」

真美「?何が言いたいの?」

亜美「汚い所を見つけたら次に行けばいいんだからさ
別にこだわる必要もないんだよ?」

41: 2014/01/15(水) 07:18:55.74 ID:Nnfwub8V0
真美「………何言って」

亜美「こいつがダメって思ったらサヨナラだよ!それで終わり!」

真美「………それは」

亜美「恋愛じゃない?なんで?」

真美「ずっと好きなのが愛じゃないの?」

亜美「馬鹿みたい!甘いよ!真美って昔から甘いよね!いつも考え方が甘いよ!」

真美「………」

亜美「どうせ男なんていくらでもついてくるんだから好きなだけやればいいんだよ
遊べばいいんだよ
恋愛なんて下らないんだからさ!」

真美「………」

45: 2014/01/15(水) 07:34:05.46 ID:Nnfwub8V0
真美「ああ、そっか……亜美……」

亜美「ビXチだとか処Oだとか言ってる男は
どうせ処Oをくれるくらい愛してくれる娘がいる自分は凄いとか思ってるんだよ!
亜美が初めてあげた相手がそうだった!!
……男とか女とか関係なく捨てるときは捨てるもんだよ
じゃなきゃ……捨てられるから……」

真美「……彼氏が出来て嬉しかったんだね
だからすべてあげちゃった
そして捨てられた……」

亜美「………兄ちゃんもそのタイプだよ
だからやめといた方がいいよ
どうせ捨てるから」

真美「非処Oアピールも、自分が凄いと思わないと自分を保てなかったからだね……」

亜美「………」

48: 2014/01/15(水) 07:49:57.87 ID:Nnfwub8V0
亜美「あーあ、ほんとどうしてこうなのかな
でもまあ、こんなこと言っても無駄だってわかってるけどね」

真美「……」

亜美「でも告白するなら兄ちゃんの考えがまともになってからの方がいいよ
亜美が言えた事じゃないけどね」

真美「ねえ亜美……」

亜美「ん?何?」

真美「ごめんね……」ギュッ

亜美「何が?」

真美「真美はお姉ちゃんなのに気がつかなくてさ」ギュッ

亜美「……真美は何もしてないじゃん」

真美「何も出来なくてごめんね……」ギュッ

亜美「………やっぱり真美って甘いね
甘くて……優しい」

50: 2014/01/15(水) 08:05:01.64 ID:Nnfwub8V0
次の日

真美「おはよう」

亜美「おはよう!兄ちゃんやっほー!」

P「あ、ああ、おはよう」

真美「おはよう兄ちゃん」

P「一晩考えたよ……
俺の考えとしてはやっぱりアイドルはそういう関係は無い方がいいが、
恋愛は誰かに言って止められるものじゃない
本人達が幸せならそれでいいと考えたよ
それでアイドルを続けるかどうかだが夢は誰にでも与えられる
その夢を与えられるなら嘘でもいいと思ったよ」

真美「………長いからとりあえず亜美に謝って」

52: 2014/01/15(水) 08:14:29.18 ID:Nnfwub8V0
P「ああ、亜美すまなかった
さんざんビXチだの言ってたから
真美もすまなかった」

亜美「いいんだよ、亜美も兄ちゃんの悪口言い過ぎたから
亜美ももう言わないよ」

真美「うん、真美も許すよ!」

P「ただ、アイドルを続けるなら隠し通してくれよ
この事を問題にしたくない」

亜美「大丈夫、もう気が済んだから」

真美「真美は別に大丈夫だからいいや」

P「そうか……くれぐれも気をつけてくれよ」

真美「なんか微妙に会話がずれてる気がするけどいっか」

53: 2014/01/15(水) 08:24:22.97 ID:Nnfwub8V0
亜美「結局告白しないんだね」

真美「亜美が言ったっしょ?兄ちゃん考えが~って」

亜美「早くしないと取られちゃうよ?」

真美「大丈夫っしょ、たぶん」

亜美「どうだかねぇ…もたもたしてると亜美が持ってっちゃうかもね!」

真美「!ダメだよ!」

亜美「じゃあ告白告白!」

真美「待って!まだ心の準備が!」

END

54: 2014/01/15(水) 08:25:08.35 ID:w+OexRZNi
おつ

引用: 亜美「え?亜美処女じゃないよ?」