桃太郎「(待てよ…そもそもこの人鬼の服着てるだけじゃん…本当に鬼なのか…？)」

鬼「用が無いなら帰っていただけるかしら？」

桃太郎「ちょっと待てい！！宝は返してもらう！！！」

鬼「宝…？」

桃太郎「…」

鬼「いいわ、返したげる」

桃太郎「！？」

鬼「だけど…それは、私に勝ってからよ」

桃太郎「…望むところだ！！」

・
・
・

桃太郎「くっ…強い…！」

鬼「私をなめてもらっちゃ困るわ」

桃太郎「そんな事より…」

桃太郎「…なぜ勝負がマリオカートなんだ！！！」

鬼「えいっ」

桃太郎「あ、アカこうら！！」

鬼「ふっふっふっ…」

桃太郎「くそっ…いけ、トゲゾーこうら！！」

鬼「あたっ！？…よくも…！」

・
・
・

桃太郎「くそ…負けた…」

鬼「さあ、今度はあなた何の勝負か決めなさいな」

桃太郎「じゃあ…俺の得意な、>>7で勝負だ！」

工口シーンあります？

桃太郎「俺の得意な、工口シーンで勝負だ！」

鬼「は、は…？」

桃太郎「ほら、脱げ！！」

鬼「ちょ、鼻息荒いし…」

桃太郎「脱がないなら俺が脱がすまで…」

鬼「やっ、触らないでよ！！」

桃太郎「こっち来いよ…」

鬼「あなた本気…！？」

桃太郎「俺はいつだって本気さ…」

鬼「…きもい…」

桃太郎「何だと！きもいだと！」

鬼「そっ、そうよ！」

桃太郎「なら…脱げ！！」

鬼「何でよ！！」

鬼「(こいつ…どんな思考回路してるのよ…)」

桃太郎「さあ！」

鬼「ぬ、脱ぐ代わりに宝は返さないわよ！」

桃太郎「宝とか正直どうでもいい！！！」

鬼「だめだこいつクズだわ！！！」

桃太郎「なんだ、そんなに俺とやりたくないか…」

鬼「…」

桃太郎「よし、野球拳だ」

鬼「は…？」

桃太郎「俺も負けたら脱ぐんだから、おあいこだろ！！」

鬼「あなたが脱いでも誰も得しないわよ！」

ーーー

鬼「スペックですって…」

桃太郎「俺？俺はね、37歳の童Ｏ」

鬼「最後の情報すごくいらない」

桃太郎「鬼さんは」

鬼「私は26歳よ」

桃太郎「結構いってる…」

鬼「黙れ童Ｏ」

桃太郎「すみませんでした」

ーーー

桃太郎「で、君が脱ぐものなくなったらやらせろ」

鬼「うわあ直球」

桃太郎「はい、最初はグー！」

鬼「は！？」

桃太郎「じゃんけん、ぽい！！」

桃太郎「グーだ！！」

鬼「チョキ…」

桃太郎「はっはっはっはっ！！！」

鬼「…」

桃太郎「はい脱いで脱いでー」

鬼「わ、私この上下二枚と下着しかつけてないのよ！？」

桃太郎「俺だってTシャツとズボンだけだ！！」

鬼「下着…は…？」

桃太郎「そんなもの捨てた」

鬼「いやあああ！！変態がいます！！！」

桃太郎「さあ、脱ぐんだ」

鬼「わかったわよ…脱げばいいんでしょ！？」

桃太郎「もちろんです」

鬼「…っ」

桃太郎「ブラいただきました！！ピンクです！！！」

鬼「言わなくていい！！」

桃太郎「鬼さんさ……もしかしてひんn」

鬼「黙れ馬鹿！！」

桃太郎「涙目も可愛い」

鬼「うるさいうるさい！！」

桃太郎「最初はグー！」

鬼「なっ、また急に！」

桃太郎「じゃんけんぽーい！」

桃太郎「パー！」

鬼「チョキ！」

桃太郎「やったあ脱げるよ！！」

鬼「やっぱり変態だわ！！！」

桃太郎「Tシャツフライアウェイ！！」

鬼「結構筋肉質…」

桃太郎「鬼さんが僕の筋肉を見てるううううもっと見てええええ」

鬼「きも…」

桃太郎「最初はグー！」

鬼「あ、はい」

桃太郎「じゃんけんぽい！」

桃太郎「チョキ！」

鬼「パー…」

桃太郎「勝った！！！」

鬼「いやだあ……」

桃太郎「ほら脱いだ脱いだ！」

鬼「ほんとに脱ぐの…？」

桃太郎「はい」

鬼「…」

桃太郎「報告です！！パンツもピンクです！！」

鬼「言うな！！」

桃太郎「さあ…もう一回負けたら何かがポ口リ…」

鬼「う…」

桃太郎「さぁいしょはグー！」

鬼「…」

桃太郎「じゃんけん、ぽん！！」

桃太郎「チョキッ」

鬼「パー…！」

桃太郎「はぁ…はぁ…ふぅ…ふぅ…」

鬼「い、いやだああ…！」

桃太郎「な、泣かないでよお」

鬼「こっち見ないでよ！！気持ち悪い！！」

桃太郎「あーあ、誰かさんが泣かせるから…どうしましょう>>37さん」

桃太郎が脱ぐ

桃太郎「俺が脱ぐッッ！！！」

鬼「い、いやああああああ！！！！」

桃太郎「あっ、逃げた！！！」

桃太郎「追いかける！！！」

・
・
・

鬼「うぐっ…えぐっ…」

桃太郎「追いついたぜ！！！ヒャッフゥ！」

鬼「嫌だよう…気持ち悪いぃ…」

桃太郎「このままではただの犯罪だ！どうしましょう>>42さん」

帰る

桃太郎「よし、帰るわ」

鬼「はあ…！？」

桃太郎「じゃあね鬼さん」

鬼「ち、ちょっと…？」

桃太郎「…」

鬼「まっ…待ちなさいよ！」

桃太郎「ん？」

鬼「>>48」

好きだ

鬼「好きだ」

桃太郎「ヒュウ！ストレイトッ！濡れるッ！！」

鬼「と油断させておいて…とりゃっ！！」

桃太郎「あべしっ」

鬼「必殺、回し蹴り！」

桃太郎「あー折れたかもーやべー」

鬼「全然効いてない…！？」

桃太郎「ひどいな鬼さんー」

桃太郎「>>52」

おねえちゃん

鬼「おねえちゃん！！」

桃太郎「だれ…？」

金棒「よう兄ちゃん、うちの妹に何してんだい」

鬼「こいつさっきから私の事狙って…！」

金棒「よしよし、怖かったろ…おい、兄ちゃん」

桃太郎「」

金棒「…頃すぞ？」

桃太郎「すびばせんでじたあ！！！」

金棒「わかりゃいいんだよ…」

鬼「おねえちゃん、どうしてここに？」

金棒「通りかかったら様子が見えてな…」

桃太郎「あの…お名前は…」

金棒「あたし？あたしは見ての通り金棒だよ」

桃太郎「どうして話せるの」

金棒「昔魔女にやられてな…元は人間だったんだよ」

桃太郎「へえ…」

金棒「なんでも、勇敢なやつと口づけを交わせば元に戻るらしいが…私にはそんな
相手はいないからな」

鬼「そもそもおねえちゃんは、口がどこかわからないしね」

金棒「だよなあ、はっ…」

桃太郎「俺でよかったら！！！」

金棒「お前どこが勇敢なんだよ」

桃太郎「すみませんでした」

鬼「でも、人間の時のおねえちゃんは、村中の男どもが見に来るくらいの美少女だったよねえ」

金棒「そうだっけ？」

鬼「そうだよ、物凄く美人で、頭も良くて、運動も出来て…」

金棒「そりゃ言い過ぎだろ」

鬼「ほんとの事よ！」

桃太郎「(…や、やりてええええ！！！)」

桃太郎「よし…俺が勇敢になればいいんだな…」

金棒「あ？」

桃太郎「金棒さん…あなたに勝ってみせる！！」

鬼「あなた…本気…？」

桃太郎「俺はいつだって…あれ、デジャヴを感じる」

桃太郎「さあ、勝負だ！！！」

金棒「よっしゃ…来い！！」

・
・
・

桃太郎「…む」

金棒「…ふ」

桃太郎「くっ…6個も取られただ
と…！！」

鬼「(どうして勝負がオセロなのかしら！そして何でおねえちゃんはつっこまないのかしら！！)」

桃太郎「ここに…！」

金棒「甘いぜ兄ちゃん…」

桃太郎「ぐはあっ！！5個取られた！！」

金棒「あたしの勝ちだな…」

桃太郎「くっ…まだだ！！まだ終わらんぞ！！終わらせないぞ！！」

桃太郎「>>72で勝負！！」

格ゲー

桃太郎「格ゲーで勝負！！」

金棒「ばっちこい！」

鬼「(直接戦えよ)」

・
・
・

桃太郎「とうやっ！！」

金棒「うっ！？」

桃太郎「更に飛んでからの回し蹴り！！」

金棒「あぐっ！？」

桃太郎「俺はな…バーチャルの世界では強いんだ！！！」

鬼「(何か切ないわ！！！)」

金棒「負け…た…」

鬼「おねえちゃんが負けるなんて…」

金棒「このあたしに勝負を挑んできたやつなんて…もう、かれこれ10年ぶりくらいだぜ」

桃太郎「…」

金棒「桃太郎…だったか？」

桃太郎「…はい」

金棒「あたしを、人間に戻して…ください」

桃太郎「金棒さん…」

金棒「…ん」

桃太郎「これが…金棒さんの元の姿…」

金棒「何か照れるな…」

桃太郎「(ベリーショート萌えーーー！！！！)」

鬼「おねえちゃんっ！！」

金棒「おっ、と…どうしたんだ、鬼」

鬼「よかっ、た…元に戻れて…」

金棒「ありがとよ、鬼…それから、」

桃太郎「？」

金棒「桃太郎」

桃太郎「…！」

鬼「…何よ二人とも、いい感じになっちゃって！」

金棒「はっ、まあな！」

鬼「さあて、日も暮れてきたし…お家帰ろ、おねえちゃん！」

金棒「そだな……桃太郎、お前も来い」

桃太郎「いいの…？」

鬼「早く来る！宝は返してあげるわ」

金棒「だな」

桃太郎「そんな簡単に…？」

鬼「ま、私にマリオカートで勝ってからだけどね！」

桃太郎「…今度こそ勝つぜ！！」

その後、村から宝が盗まれることは無くなりましたとさ。めでたしめでたし。

fin

今更だけどお供の三匹は？

工口シーン書くの忘れてたよ！！！
見てくれてありがとう、お前らも宝盗まれないように気をつけろよ！
じゃあな

今すぐ書かんかい！！

はよ！

まだ落ちてなかったのかよｗｗｗ
お前らすごいな

ーーー

桃太郎「鬼さん」

鬼「何よ、改まって…おねえちゃんなら出かけたよ？」

桃太郎「やらないか、むしろやらせろ」

鬼「は？意味わかんないわ」

桃太郎「もう3年も経つんだぜ、そろそろいいだろ」

鬼「おねえちゃんがいるじゃない…私なんて」

桃太郎「ああ、確かに金棒さんは胸がある」

鬼「そんな事一言も言ってないわよ」

桃太郎「だがな、年がいきすぎている」

鬼「言いつけるわよ」

桃太郎「申し訳ありません」

鬼「でもねえ…私と、その、しちゃったら…浮気じゃない」

桃太郎「金棒さんと付き合っているわけではない」

鬼「あなたプロポーズしてないの！？」

桃太郎「ああ、鬼さんを抱いてないからな」

鬼「…」

桃太郎「おらっ」

鬼「きゃっ！？」

桃太郎「脱げとは言わねえ…俺が脱がせるからな」

鬼「馬鹿じゃないの？ねえ馬鹿でしょ？」

桃太郎「馬鹿ではない、変態だ」

鬼「知ってる」

桃太郎「ぐへへ…鬼さんのちっぱい…」

鬼「氏んで！！！今すぐ氏んで！！」

桃太郎「ぐへへ…」

鬼「い、いやあああ」

金棒「おいこら桃太郎！！」

桃太郎「い、いつからそこに！？」

金棒「5分26秒前からだ！」

鬼「細かいわね」

金棒「あたしじゃ、不満足だったか…？」

桃太郎「あーいや、そういうわけでは」

金棒「そうだよな、あたしは男っぽいし、色気なんてないからな…」

桃太郎「ちがっ」

金棒「鬼、桃太郎を頼んだぞ」

鬼「えっ、ちょと、おねえちゃん！」

金棒「…っ、さよなら」

桃太郎「待ってくれ！！」

金棒「…」

桃太郎「俺が悪かった…浮気、なんてして…」

鬼「(突然認めたわね)」

桃太郎「だから…」

金棒「桃太郎…！！」

鬼「(さて、私は部屋に戻りますか…)」

・
・
・

金棒「んっ…そんな、とこ…まで…」

桃太郎「ここか、ここがええんか？」

ｱｯ、ｼｭｺﾞｲﾉｫｫｫｫｫ

金棒「…なあ、楽しいか？」

桃太郎「何度でも言うがな…俺はバーチャルでしか強くないんだ！！！」

金棒「ドヤ顔で言うなよ！」

今度こそ終わり
賢者タイムの俺には無理だった…誰か頼んだ
夜ご飯食ってくる
じゃあな、お前ら

奇遇だな、俺も賢者なんだ

魔法使いなうえに賢者とな

乙