23: 2016/12/08(木) 23:18:41.84 ID:VpYUxG9P0
前回:モバP「奏に突然ビンタしたらどうなるか」
カチッ ガチャ
美波「おはようございます」
P「おはよう、美波」
美波「あら?プロデューサーさんおひとりですか」
P「ああ、ちひろさんは今日は休みだよ。他のみんなも今日は入りはバラバラだ」
P「美波も今日は撮影とかは入ってないだろ?」
美波「はい、私も今日はお仕事は入ってないので自主レッスンに時間を充てようかと」
美波「おはようございます」
P「おはよう、美波」
美波「あら?プロデューサーさんおひとりですか」
P「ああ、ちひろさんは今日は休みだよ。他のみんなも今日は入りはバラバラだ」
P「美波も今日は撮影とかは入ってないだろ?」
美波「はい、私も今日はお仕事は入ってないので自主レッスンに時間を充てようかと」
24: 2016/12/08(木) 23:22:08.25 ID:VpYUxG9P0
P「本当に勤勉だな……」
美波「いえ、今度の曲はセンターを任せてもらってますから、しっかりしないと!」
P「生存本能ヴァルキュリア、だな」
P「ちょうど良い、もし美波さえ良ければレッスン見てもいいか?」
美波「えっレッスン見て頂けるんですか!是非お願いします!」
P(まぁ見たいのは美波のいいリアクションだけどな……)
美波「いえ、今度の曲はセンターを任せてもらってますから、しっかりしないと!」
P「生存本能ヴァルキュリア、だな」
P「ちょうど良い、もし美波さえ良ければレッスン見てもいいか?」
美波「えっレッスン見て頂けるんですか!是非お願いします!」
P(まぁ見たいのは美波のいいリアクションだけどな……)
25: 2016/12/08(木) 23:25:19.29 ID:VpYUxG9P0
レッスンルーム
美波「それじゃあ……美波、いきますっ!」
~♪
美波「……ッ!」
P(美波は振付の確認で踊っている)
P(LIVE本番まではもう少しあるけど、完成度はすでにかなり高いな。決まった振付から彼女の持ち味の立ち振る舞いの美しさが感じられる)
P(今日の自主トレもそうだが、きっとひたむきに今までのレッスンにも取り組んでたんだろう。本当に責任感が強くて勤勉だ)
P(一方の俺は、この後の美波がどんなリアクションをするかで頭が一杯だ。とんだクズだぜ)
美波「それじゃあ……美波、いきますっ!」
~♪
美波「……ッ!」
P(美波は振付の確認で踊っている)
P(LIVE本番まではもう少しあるけど、完成度はすでにかなり高いな。決まった振付から彼女の持ち味の立ち振る舞いの美しさが感じられる)
P(今日の自主トレもそうだが、きっとひたむきに今までのレッスンにも取り組んでたんだろう。本当に責任感が強くて勤勉だ)
P(一方の俺は、この後の美波がどんなリアクションをするかで頭が一杯だ。とんだクズだぜ)
28: 2016/12/08(木) 23:30:29.49 ID:VpYUxG9P0
美波「はぁ…はぁ…プロデューサーさん、どうでした?」
P「……」
美波「?……あ、あのプロデューs」
パチーン
美波「いっ……」
P「……」
美波「え……?」
P(さっきまであんなに充実した表情だったのに、唖然としてる……)
P「……」
美波「?……あ、あのプロデューs」
パチーン
美波「いっ……」
P「……」
美波「え……?」
P(さっきまであんなに充実した表情だったのに、唖然としてる……)
29: 2016/12/08(木) 23:33:41.81 ID:VpYUxG9P0
美波「あの……えっと、プロデューサーさん、振り付け、どこかおかしかったですか……?」
P「……」
美波「ご、ごめんなさい、もう一回やらせてください!今度はちゃんとやって見せますから……!」
P「……」
~♪
美波(きっとここのサビ前のステップ……ここがきっと間違ってたんだ……!)
美波(1・2・3……ステップ!やった!出来た!これなら……)
美波「プロデューサーさん、今度はどうでしたか!?」
パァン
美波「……」
P「……」
P(そんな悲しそうな目で見るなよ……ダンスは素晴らしかったんだよ……)
P「……」
美波「ご、ごめんなさい、もう一回やらせてください!今度はちゃんとやって見せますから……!」
P「……」
~♪
美波(きっとここのサビ前のステップ……ここがきっと間違ってたんだ……!)
美波(1・2・3……ステップ!やった!出来た!これなら……)
美波「プロデューサーさん、今度はどうでしたか!?」
パァン
美波「……」
P「……」
P(そんな悲しそうな目で見るなよ……ダンスは素晴らしかったんだよ……)
30: 2016/12/08(木) 23:37:50.31 ID:VpYUxG9P0
美波「プ、プロデューサーさん……ごめんなさい……もし良ければどこの部分がおかしかったのかご指導頂けませんか……」
P「ハァ……」
美波「……!も、もう一回!お願いします!」
P(そう、意外と負けず嫌いなんだよなぁ……心配しなくてもダンスは完璧だよ)
~♪
パチン
~♪
パチン
P「ハァ……」
美波「……!も、もう一回!お願いします!」
P(そう、意外と負けず嫌いなんだよなぁ……心配しなくてもダンスは完璧だよ)
~♪
パチン
~♪
パチン
31: 2016/12/08(木) 23:39:25.64 ID:0XVvCeoDO
ビンタしすぎぃ!
33: 2016/12/08(木) 23:41:36.42 ID:VpYUxG9P0
美波「はぁ、はぁ……っ……!」
P(何回も踊りなおしてそのたびビンタされて)
P(流石にもう心身ともに辛そうだ……うっすら涙目になって)
P(それでも……)
美波「もう一回……もう一回だけ……」
P(絶対に諦めない。泣き顔もなんとか堪えて見せないようにと……本当は今にも泣きそうなのに)
P(なんて気高いのだろう。けど)
美波「うっ……」
P(へたり込んだ。もう限界だな)
P(何回も踊りなおしてそのたびビンタされて)
P(流石にもう心身ともに辛そうだ……うっすら涙目になって)
P(それでも……)
美波「もう一回……もう一回だけ……」
P(絶対に諦めない。泣き顔もなんとか堪えて見せないようにと……本当は今にも泣きそうなのに)
P(なんて気高いのだろう。けど)
美波「うっ……」
P(へたり込んだ。もう限界だな)
34: 2016/12/08(木) 23:47:57.24 ID:VpYUxG9P0
P「もう良いよ美波」
美波「……えっ?」
P「俺は仕事に戻る。邪魔したな」
美波「ま……待ってくださいプロデューサーさん!」
ガシッ
P(み、美波が俺の足に……!)
美波「もう一回……!もう一回だけ見てください!次こそはきっと、上手くできるはずなんです……だから……だからぁっ……!」ポロポロ
美波「……えっ?」
P「俺は仕事に戻る。邪魔したな」
美波「ま……待ってくださいプロデューサーさん!」
ガシッ
P(み、美波が俺の足に……!)
美波「もう一回……!もう一回だけ見てください!次こそはきっと、上手くできるはずなんです……だから……だからぁっ……!」ポロポロ
35: 2016/12/08(木) 23:50:34.10 ID:VpYUxG9P0
P(抑え込んだ気持ちが溢れるように、美波の目から涙が……!)
ゾクゾク
美波「お願いです……もう一回だけ……」
グスッ
P「……うおおおおお!ンミナミィイイイイイ!!」
ガバッ
美波「!?」
36: 2016/12/08(木) 23:55:05.52 ID:VpYUxG9P0
美波「じゃあ、今回の事はプロデューサーさんの興味本位でやったこと、なんですか?」
P「はい」
美波「……」
P「申し訳ございません」
美波「……いえ、良いんです。本当にプロデューサーさんを失望させたんじゃなくて」
P「失望なんてとんでもない!ダンスは素晴らしかったし、これなら本番でも……」
P「はい」
美波「……」
P「申し訳ございません」
美波「……いえ、良いんです。本当にプロデューサーさんを失望させたんじゃなくて」
P「失望なんてとんでもない!ダンスは素晴らしかったし、これなら本番でも……」
37: 2016/12/08(木) 23:57:14.55 ID:VpYUxG9P0
美波「はい……ありがとうございます……今日はもう帰りますね」
P「あっ、そ、それなら送って……」
美波「いえ、大丈夫です。一人で、大丈夫ですから……失礼しますっ」
ガチャ パタン カチッ
P「あ、み、美波……」
P(俺は彼女の後を追う事が出来なかった。足にはまるで重い足枷が着けられたように動かなくなっていた。そう、罪悪感という名の足枷が……)
二人目・新田美波 了
P「あっ、そ、それなら送って……」
美波「いえ、大丈夫です。一人で、大丈夫ですから……失礼しますっ」
ガチャ パタン カチッ
P「あ、み、美波……」
P(俺は彼女の後を追う事が出来なかった。足にはまるで重い足枷が着けられたように動かなくなっていた。そう、罪悪感という名の足枷が……)
二人目・新田美波 了
38: 2016/12/09(金) 00:00:23.53 ID:Z4GBng8/0
P「うん……最低やな」
P「なんか一刻も早く俺が氏ぬことが世界にとって良いことのような気がしてきた」
P「何が酷いって罪悪感は凄まじいのにそれ以上に俺は興奮しているという事実」
P「理性のこれ以上は止めろという声よりも、本能が叫ぶビンタしろという声に従ってしまう」
P「やばいよコレ……俺って異常者の危険人物のドメスティック糞野郎だったんだ……」
ブツブツ
カチッ
P「!?」
モバP「菜々に突然ビンタしたらどうなるか」
P「なんか一刻も早く俺が氏ぬことが世界にとって良いことのような気がしてきた」
P「何が酷いって罪悪感は凄まじいのにそれ以上に俺は興奮しているという事実」
P「理性のこれ以上は止めろという声よりも、本能が叫ぶビンタしろという声に従ってしまう」
P「やばいよコレ……俺って異常者の危険人物のドメスティック糞野郎だったんだ……」
ブツブツ
カチッ
P「!?」
モバP「菜々に突然ビンタしたらどうなるか」
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