梢「ありがとう。なんだか照れるわね//」

瑠璃乃「もう一度やりましょうよ～姉妹ごっこ」

梢「え、もう一度、、やるの？恥ずかしいのだけれど…//」

瑠璃乃「さあ、行きますよ～。マイシスター、梢っ！」

梢「る、瑠璃乃、お姉ちゃん…//」

瑠璃乃（やば…もしかしてこれ、ルリの充電切れに効くかもしれない…めぐちゃんに言ったら嫉妬しそうだけど…）

梢「うぅ…////」

ﾄﾞｱｶﾞﾁｬｯ

綴理「あ、こずにるりだ～」ﾌﾘﾌﾘ

瑠璃乃「あ、綴理先輩お疲れ様です。」

綴理「2人で何してたのー？」

瑠璃乃「姉妹ごっこです」ｼｬｷｯ

梢「////」

綴理「姉妹ごっこ？こずが、お姉ちゃん？」

瑠璃乃「いえ、ルリがお姉ちゃんやってましたっ」ｼｬｷｯ

綴理「おー。ルリ、お姉ちゃん。こず、妹～」

梢「////」

瑠璃乃「いえっすいえっす。」

綴理「ねえ、こず。」

梢「何かしら」

綴理「ボクとも、姉妹ごっこしよ～」

梢「何を言っているのかしらあなたは」

瑠璃乃「お～ルリ、綴理先輩とこずこず先輩の姉妹も見たいです」ｷﾗｷﾗ

綴理「るりもこう言ってるよ～？」

梢「うぅぅ…瑠璃乃さんがそういうのであれば仕方がないわね…//」

綴理「じゃあ、どっちがお姉ちゃん、やる～？」

梢「どちらでもいいわよ…」

瑠璃乃「じゃあ、交代にやればいいと思いますっ。」

梢「瑠璃乃さん？」

綴理「おーるり天才～」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

梢「綴理、あなた後で覚えていなさい」

綴理「ボク、怒られちゃうの？」ｼｮﾎﾞﾝ

梢「うっ。そんな顔しないでちょうだい。まあ、いいわ」

梢（瑠璃乃さんの期待に満ちた表情。この表情は守らなければいけないわ。早く終わらせちゃいましょう）

綴理「じゃあボクが最初に妹やるね～」

瑠璃乃「はいっ！じゃあこずこず先輩はマイシスター綴理、って言ってくだせいっ！」

梢「ま、まいしすたー、つ、つづり//」

綴理「は～い、こずお姉ちゃん」

瑠璃乃「おお～」ｷﾗｷﾗ

綴理「じゃあ、次はこずが妹ね～。まいしすた～こず」

梢「っ。つ、つづり、お、お姉ちゃん」

るりつづ「お～～」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

瑠璃乃「こずこず先輩可愛いっす～。ルリの充電が満タンになりやした」ｷﾘｯ

梢「それはよかったわ…」

綴理「またやろうね～。るり、こず。」

梢「もうやめてちょうだい///」

クラブの練習終了後

瑠璃乃「こずこず先輩」

梢「何かしら？瑠璃乃さん」

瑠璃乃「あの、さっきはスミマセン」

梢「さっき？」

瑠璃乃「練習前の姉妹ごっこの件です。るり楽しくってついつい調子に乗っちゃいました。先輩が恥ずかしそうにしていたのに」

梢「そのことね。ふふっ。少し、というよりかなり恥ずかしかったけれども。瑠璃乃さんが楽しそうにしているのを見たら私も嬉しくなったわ。」

瑠璃乃「るりも、先輩の色々な面を見れてとっても嬉しかったです」

梢「それは、出来れば忘れてくれると助かるのだけれども」

瑠璃乃「いえ、忘れませんっ」ｷﾘｯ

梢「」

瑠璃乃「だって、それも含めてこずこず先輩なんですもん。むしろカッコいいところしか見てこなかったルリはなんだったんだろー、つーか。」

梢「瑠璃乃さん…」

瑠璃乃「今日の出来事はこずこず先輩との距離が縮まった気がして、ルリとしても嬉しかったんです」

梢「私も。ここまでじっくりと瑠璃乃さんとお話しする機会はなかなかなかったから嬉しいわ。瑠璃乃さんもとっても可愛らしくて良かったわ。眼福というのかしら。慈はいつもこんな瑠璃乃さんを見ているのね。」

瑠璃乃「めぐちゃんはなんつーか、幼馴染ですからね」ｱﾊﾊ

慈「めぐちゃんがどうかしたかー？」

梢「慈？何でもないのよ。」

慈「なんだなんだ～めぐちゃんには話せないことをしてたのか～？？」

瑠璃乃「まあまあめぐちゃん。練習も終わったし、寮に帰ろうよ」

梢「私はまだ部長としてやらなければならないことがあるから残るわね。二人とも、また明日」

瑠璃乃「おつかれっしたー」

慈「教えてくれたっていいじゃんっ！」

瑠璃乃「めぐちゃん、帰るよ～」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

ﾜｲﾜｲｷｬｯｷｬｯ

梢（ふう。慈が来ると途端に騒がしくなるわね…）

梢（瑠璃乃さん、可愛らしかったわね。瑠璃乃お姉ちゃん…/// 駄目よ私としたことが。今の作業に集中するのよ）

>>9の箇所で瑠璃ちゃんの一人称が「るり」になっていました
正しくは「ルリ」ですね。今更ながら訂正いたします

～夜　梢の部屋～
ｺﾝｺﾝ

梢（こんな時間に誰かしら）

梢「はい、どちら様でしょ、わっ。慈？」

慈「わっとは何だ、わっとは」

梢「慈、何か用かしら」

慈「ん～？特に用ってわけでもないけど。とりあえずお邪魔してもいい？」

梢「まあ、来てしまったものは仕方ないわね。」

慈「言い方がムカつく～～！！」

梢「上がるの？上がらないの？」

慈「お邪魔します！」

梢「今、お茶淹れるわね。」

慈「ん。ありがと。」

慈「るりちゃんから聞いたんだけど、練習前に姉妹ごっこやってたんだって？」

梢「ぶふぉっ。」

慈「ちょっと梢大丈夫？」

梢「大丈夫よ。確かに、やったわね…//」

慈「も～だったら私も呼んでよ！」

梢「絶対にお断りね。慈に見られたら何されるかわからないわ」

慈「そんなにめぐちゃんのこと信用ならないかあ～～～」ﾒｸﾞﾒｸﾞ

梢「あなたなら動画撮ってそれで実況配信しかねないわね」

慈（くっ。否定できない…）

梢「図星って顔してるわね」

慈「そのどや顔がムカつく～。るりちゃんの前では照れまくってるくせに」

慈「私の前でも照れてみやがれ～～！」

梢「私があなたの前で照れるなんて天地がひっくり返ってもあり得ないと思うのだけれど」

慈「なんだと～～」

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

梢「ふぅ。本当に慈がいると騒がしいわね。瑠璃乃さんとは大違いだわ」

慈「めぐちゃんが騒がしい女だって言いたいのか～？」

梢「違うの？」

慈「…」

梢「…」

慈「梢。るりちゃんのこと、ありがとね。」

梢「私は部長ですからね」

梢（私も、あなたの明るさには救われてばっかりだわ。言わないけれども）

梢「慈。そろそろ消灯時間よ。寝る前にやることがあるから今日は帰ってちょうだい」

慈「はいはい。お休み～」

―――――――――翌朝――――――――――――
部室

瑠璃乃「おはようございやす！先輩」

梢「おはよう、瑠璃乃さん。今日も元気いっぱいね」ﾆｺｯ

瑠璃乃「はいでやんす！こずこず先輩のお姉ちゃん呼びを思い出しながら寝たら充電満タン、全力で朝練に取り組みますっ！」

梢「ちょ///」

瑠璃乃「梢先輩、次の機会ではルリのお姉ちゃんになってもらえますか？」ﾎﾞｿｯ

梢「！」

梢（私が、瑠璃乃さんのお姉ちゃん…）

梢（悪くないわね。って朝練前に何を考えているのかしら…今は朝練朝練…）

梢「…」

梢「考えておくわね」ﾎﾞｿｯ

瑠璃乃「期待してます～」ｷﾗｷﾗ

瑠璃乃「さて、朝練やりますっか～～」



おしまい

お読みいただきありがとうございました。
過去作です

慈　「梢を照れさせたい」

慈「ｺﾎｯｺﾎｯ」　梢「慈？」

慈「梢にかまわれたい」

梢「可愛くありたい」

慈「梢の素顔が知りたい！」

【ラブライブ】さやかほの日常の一コマ

慈「花帆ちゃんさやかちゃんと仲良くなりたい」

SS　こずめぐがいちゃいちゃする話

SS　花帆「梢センパイの一番になりたい」

SS　梢「花帆さんと相合傘がしたいのだけれど…」

SS　蓮ノ大三角のとある休日の話

SS　蓮ノ大三角の誕生日会

SS　ゆうぽむ、めぐるりの短編２本立て

SS　こずめぐの新年会

SS　慈　「大好きだよ、梢」

SS　花帆「さやかちゃんの何ですかって定期的に聞きたくなるよね」

SS　こずさや～～！！！

SS　慈「愛してる」　梢「！？！?///」

SS ゆうぽむ短編

瑠璃ちゃんの口調が結構難しかったです。
違和感感じた方すみません。
次ルリちゃん書くときはもう少し詰めてから書こうと思います。

もう少しこずるりを掘り下げたかったと思います
このカプでいつか再挑戦しようと思います

面白かった
乙