1: 2010/08/23(月) 00:23:06.63 ID:PC6g/I9j0
トゥルーデ「(最近どうも隊の風紀が乱れている。

夜に他の寝室に忍び込んで情事に耽っている連中までいるというではないか。

ここは女子校の寮ではない。軍隊だ! 一体何を考えているんだ。

そのような行為を厳重に取り締まるよう、今度のミーティングで進言しよう)」
ストライクウィッチーズ 劇場版 501部隊発進しますっ!

3: 2010/08/23(月) 00:24:23.77 ID:PC6g/I9j0
ミーティングにて

トゥルーデ「そもそも連合軍統合戦闘航空団団規第6条には

『団員タル機械化航空歩兵ハ世界ノ女子ノ模範タルベク

清ク正シク美シクアラネバナラナイ』とある。

そして第501統合戦闘航空団寮内規則第18条には

『就寝時刻以降の無用な寝室の往来を禁ずる』と明記されてだな」

ミーナ「もう分かったわ。その件については後で対策を検討します」

トゥルーデ「こら、ミーナ。隊長のお前がきちんとしないからこういうことに」

ミーナ「バルクホルン大尉! 隊長の私が対策を検討すると言っているの。引き下がって頂戴」

トゥルーデ「……アイマーム」

5: 2010/08/23(月) 00:25:20.76 ID:PC6g/I9j0
ミーナの執務室

ミーナ「困ったわね。検討しますと言った手前、何もしないわけにも行かないし。

まさかトゥルーデがあんなに強く言い張るなんて」

坂本「ま、あいつらしいと言えばあいつらしいがな。はっはっは」

ミーナ「笑い事じゃないわ、美緒。このままじゃ私達の夜の営みだってあやうくなるのよ。

何とかしてトゥルーデを説得しないと」

坂本「それなら適任がいる」

7: 2010/08/23(月) 00:26:05.46 ID:PC6g/I9j0
ミーティングルーム

芳佳「え、私ですか?」

坂本「お前が夜バルクホルンの寝室に忍び込んで誘惑するんだ。

夜遊びの楽しさを教えれば、あいつも規則のことをうるさく言わなくなるだろう」

ミーナ「名付けてオペレーション・シュベスターよ」

8: 2010/08/23(月) 00:26:37.96 ID:PC6g/I9j0
ルッキーニ「何か楽しそうなことやってる!」

ミーナ「あまり騒ぎ立てないでね。これは宮藤さんの極秘任務なんだから」

ルッキーニ「ちぇっ、つまんないの」

シャーリー「ふっふっふ、こんなこともあろうかと隠しカメラを用意しておいたんだ」

ルッキーニ「さすがシャーリー」

エーリカ「それを私の部屋の本棚の中に隠しておけば完璧だね」

芳佳「(あれって一応本棚なんだ)」

9: 2010/08/23(月) 00:27:11.91 ID:PC6g/I9j0
夜、トゥルーデとエーリカの寝室

トントン

芳佳「バルクホルンさん、お邪魔します」

トゥルーデ「宮藤、どうしたんだ。もう就寝時刻はとっくに過ぎてるぞ」

芳佳「実は、バルクホルンさんに一緒に寝てほしいんです」

トゥルーデ「何を言ってるんだ。そんなことできるわけないだろう」

芳佳「規則違反なのは分かってます。でも事情があって」

10: 2010/08/23(月) 00:27:48.98 ID:PC6g/I9j0
芳佳「実は私にはバルクホルンさんにそっくりな生き別れた姉がいるんです」

トゥルーデ「何!(宮藤にも私にそっくりの姉が? これはもう運命としか――)」

芳佳「その姉のことを思うと夜も眠れなくて」

トゥルーデ「そういう事情なら仕方ない。一緒に寝よう」

芳佳「(もう納得したの!? 早!)」

12: 2010/08/23(月) 00:28:26.38 ID:PC6g/I9j0
トゥルーデのベッド

芳佳「(バルクホルンさん、裸で寝てるんだ……)」

トゥルーデ「どうした?」

芳佳「いえ。あの、お姉ちゃんって呼んでもいいですか?」

トゥルーデ「え! なんだって、お、お、おね、おねぇちゃん、だと///」

芳佳「お姉ちゃんって呼びたいんです」

トゥルーデ「い、いいだろう、宮藤」

13: 2010/08/23(月) 00:28:57.94 ID:PC6g/I9j0
芳佳「私のことも芳佳って呼んで下さい。本当のお姉ちゃんみたいに」

トゥルーデ「よ、芳佳」

芳佳「お姉ちゃん♪」

トゥルーデ「……」クラクラ

芳佳「どうしたの、お姉ちゃん? 大丈夫?」

トゥルーデ「あ、ああ、大丈夫だ。

(気を確かに持つんだ。私は百戦錬磨のカールスラント軍人じゃないか)」

15: 2010/08/23(月) 00:29:29.01 ID:PC6g/I9j0
芳佳「私のお姉ちゃんはいつも寝るときギュッってしてくれました」

トゥルーデ「ギュッ?」

芳佳「こうです」ギュッ

トゥルーデ「抱き締めてくれたってことか」ギュッ

トゥルーデ「(宮藤の身体、小さくて本当に妹みたいで愛らしいなあ)」

芳佳「(バルクホルンさんの、本当にハリがあって気持ちいいなあ。役得役得)」

16: 2010/08/23(月) 00:30:02.94 ID:PC6g/I9j0
芳佳「(ちょっと揉んじゃおうかなー)」モミモミ

トゥルーデ「ちょ、芳佳、何してるんだ」

芳佳「本当のお姉ちゃんは揉ませてくれました」

トゥルーデ「そ、そうなのか。じゃ、どうぞ」

芳佳「ありがとうございます。(これやりたい放題じゃん!)」モミモミ



シャーリーとルッキーニの寝室でモニター越しに

シャーリー「宮藤のやつ、のっけから飛ばすなあ」

ミーナ「誰もそこまでやってとは頼んでないのに」

リーネ「芳佳ちゃん、大丈夫かな……」

18: 2010/08/23(月) 00:30:35.62 ID:PC6g/I9j0
再びトゥルーデとエーリカの寝室

トゥルーデ「(ダメだ。妹に揉みしだかれてるなんて

考えただけでゾクゾクする)」

芳佳「あれ、どうしたの、お姉ちゃん? 身体をくねらせて」

トゥルーデ「何でもないんだ、芳佳。(考えるな。何も考えるな)」

芳佳「そう?」カプッ

トゥルーデ「ヒヤッ! 今度は何をしたんだ」

芳佳「私のお姉ちゃんは耳を甘噛みさせてくれたんだよ」

トゥルーデ「ぐ……(耐えろ。耐えるんだ)」

19: 2010/08/23(月) 00:31:19.01 ID:PC6g/I9j0
芳佳「あれえ? シーツの下の方が何か湿ってきたよー」

トゥルーデ「気のせいだと思うぞ」

芳佳「そうかなあ? お姉ちゃんのおもらしかと思って」ガサゴソ

トゥルーデ「そんなわけ……」

芳佳「あったよー。お姉ちゃんのおまた、もうぐしょぐしょだよ」

トゥルーデ「こらやめろ、バカ!」

芳佳「お、お姉ちゃん。こわいよー」グスン

トゥルーデ「あ、ごめんごめん。私が悪かったよ。ほら泣かないで」

22: 2010/08/23(月) 00:31:53.90 ID:PC6g/I9j0
芳佳「お姉ちゃーん」ニコッ

トゥルーデ「(この笑顔を見ると何でも許せてしまう)」

芳佳「じゃ、よく濡れてるみたいだし指を挿れていくね」

トゥルーデ「は? 指を?」

芳佳「本当のお姉ちゃんも指を挿入させてくれたんだ-」ズブズブ

トゥルーデ「うわっ……いや……あ……ああん」

23: 2010/08/23(月) 00:32:34.37 ID:PC6g/I9j0
シャーリーとルッキーニの寝室

ペリーヌ「ちょっと、エイラさん。そこをどいて下さらない。よく見えませんわ」

エイラ「仕方ないだろう。シャーリーのモニターがそんなに大きくないんだから」

サーニャ「エイラ、こんなの大画面で鑑賞していたら私たち変態」

坂本「ペリーヌ、静かにしろ」

リーネ「芳佳ちゃん……」

24: 2010/08/23(月) 00:33:11.54 ID:PC6g/I9j0
芳佳「どう? 感じる?」

トゥルーデ「ハア……ハア……(我慢だ。姉としての威厳が)」

芳佳「刺激が足りないかな」

トゥルーデ「あっ(姉としての威厳、姉としての威厳、姉としての威厳)」

26: 2010/08/23(月) 00:34:58.88 ID:PC6g/I9j0
翌朝

芳佳「一緒に寝てくれてありがとう、お姉ちゃん」

トゥルーデ「芳佳」

芳佳「何? お姉ちゃん」

トゥルーデ「明日も……来てくれないか?」

芳佳「いいよ。でもお姉ちゃん、規則はいいの?」

トゥルーデ「規則より芳佳が安心して眠れることの方が大事だろう」

芳佳「お姉ちゃんは優しいんだね」

トゥルーデ「い、妹の心配をするのは姉として当然のことだ///」

28: 2010/08/23(月) 00:35:39.76 ID:PC6g/I9j0
シャーリーとルッキーニの寝室

芳佳「作戦成功です。バルクホルンさんは完全に私の虜です」

エイラ「ちょっとやり過ぎだけどナ」

シャーリー「しかしあの堅物のバルクホルンが宮藤に『お姉ちゃん』て呼ばれただけで

すっかり手籠めにされちまうとはなあ」

エーリカ「そこさえ目をつぶれば本当に優秀なウィッチなのにね」

29: 2010/08/23(月) 00:36:16.02 ID:PC6g/I9j0
ルッキーニ「芳佳ばっかり楽しんでずるいよー。見てるだけじゃつまんなーい」

シャーリー「よし宮藤、明日はこのインカムを着けていけ。こっちから指示出すから」

芳佳「はい!」

ミーナ「何か作戦の趣旨が変わってきているような……」

リーネ「芳佳ちゃん……」

30: 2010/08/23(月) 00:37:28.49 ID:PC6g/I9j0
次の夜、トゥルーデとエーリカの寝室

芳佳「今日も来たよ、お姉ちゃん」

トゥルーデ「芳佳!」

芳佳「今日もいっぱい遊んでね」

トゥルーデ「ああ、もちろんだ。ただ……」

芳佳「なぁに、お姉ちゃん?」

31: 2010/08/23(月) 00:38:00.98 ID:PC6g/I9j0
トゥルーデ「そのなんだ……今日は私にも少しは主導権を握らせてほしいというか

私は姉なわけだし、姉としての威厳というかそういうものもだな……」

芳佳「昨日はお姉ちゃんがイカされっぱなしだったから

お姉ちゃんが私をイカせる展開希望ってことでいいのかな?」

トゥルーデ「そんなはしたない言い方はよしなさい!」

芳佳「でもそういうことでしょ?」

トゥルーデ「ま、まあそう……だな」

32: 2010/08/23(月) 00:38:32.98 ID:PC6g/I9j0
芳佳「いいよ、お姉ちゃん、いつでも来て」

トゥルーデ「(どこからどう攻めればいいんだ?

敵機なら250機も撃墜したが、女の子の身体は……)」

芳佳「……どうしたの、お姉ちゃん」

トゥルーデ「芳佳……このズボンはどうやって脱がせたらいいんだ?」

芳佳「……」

33: 2010/08/23(月) 00:39:31.41 ID:PC6g/I9j0
シャーリーの声「宮藤、これじゃいつまで経っても進まないぞ。ひとまず撤退だ」

芳佳「撤退って?」

シャーリーの声「『お姉ちゃんのバカ』とか何とか言って帰ってこい」

芳佳「お、お姉ちゃんの意気地なし!」ガタッ

トゥルーデ「よ、芳佳……」



シャーリーとルッキーニの寝室

芳佳「帰って来ちゃいましたけど」

シャーリー「見ろよ。バルクホルンの奴、あんなにしょげかえってやんの。

面白そうだしこのままほっとこうぜ」

芳佳「それは可哀相じゃ……」

シャーリー「いいじゃん。いいじゃん」

34: 2010/08/23(月) 00:40:11.53 ID:PC6g/I9j0
翌朝、食堂

ペリーヌ「おはようございます。バルクホルン大尉」

トゥルーデ「お姉ちゃんの意気地なし、お姉ちゃんの意気地なし、お姉ちゃんの意気地なし」ズーーーン

ペリーヌ「……」



基地内

ルッキーニ「暑いよー」グッタリ

坂本「こらルッキーニ、基地内では服装をきちんとして背筋を伸ばせ。ほらあのバルクホルンのように……」

トゥルーデ「お姉ちゃんの意気地なし、お姉ちゃんの意気地なし、お姉ちゃんの意気地なし」ガクーーーン

坂本&ルッキーニ「……」

36: 2010/08/23(月) 00:41:16.81 ID:PC6g/I9j0
坂本「宮藤、今夜は何としてもバルクホルンを悦ばせてやるんだ」

ミーナ「このままでは戦力ダウンになりかねないわ」

芳佳「でも、どうしたらいいんでしょう」

シャーリー「あいつは昨日みたいに自分の好きなようにしていいと言われても困ってしまう。

逆に芳佳の好きなようにさせて自分はされるがままにしているのが、あいつのにとっては悦びなんだ。

そこで私にいい考えがある」

37: 2010/08/23(月) 00:41:53.98 ID:PC6g/I9j0
その夜、トゥルーデとエーリカの寝室

芳佳「お姉ちゃん」

トゥルーデ「芳佳! もう来てくれないんじゃないかと思ったぞ」

芳佳「今日はお姉ちゃんにお願いがあるの」

トゥルーデ「芳佳のお願いなら何でも聞くぞ」

芳佳「この縄で手足を縛らせてほしいの」

トゥルーデ「え?」

38: 2010/08/23(月) 00:42:56.73 ID:PC6g/I9j0
芳佳「(目の前に手足を緊縛されたバルクホルンさんが……目覚めそう)」

トゥルーデ「これでいいのか」

芳佳「うん。じゃ行くわよ」シャキーン

トゥルーデ「それは……?」

芳佳「見ての通りだよ。当てるね」

トゥルーデ「えっ……うわっ……」

芳佳「ちょっと強めだけど我慢してね、お姉ちゃん」

39: 2010/08/23(月) 00:43:38.47 ID:PC6g/I9j0
シャーリーとルッキーニの寝室

ミーナ「あれは?」

シャーリー「私特製の『グラマラス・グレニス』さ!

しかしあれで意識を保っていられるとはさすがバルクホルンだな」

ペリーヌ「どれだけ強力なものを作ったんですの!?」

エイラ「ツンツン眼鏡だったら当てた瞬間気絶してるナ」

ペリーヌ「エイラさん!」

シャーリー「宮藤、グラマラス・グレニスの出力を最大まで上げるんだ!」

ルッキーニ「ここぞとばかりに日頃の鬱憤を晴らすシャーリーだったとさ」

40: 2010/08/23(月) 00:44:36.71 ID:PC6g/I9j0
トゥルーデとエーリカの寝室

トゥルーデ「ぎぁぁぁ……くっ……うっ……芳佳、き、キスして、ほしい

(何とかこの快感をキスで紛らわさないと)」

芳佳「いいよ、お姉ちゃん」チュッ

トゥルーデ「ああ、芳佳、芳佳、芳佳ぁぁ」

芳佳「お、お姉ちゃん、どうしたのそんなに激しく私の唇を求めてきて

(危ない! 体勢が崩れる)」バタッ

42: 2010/08/23(月) 00:45:24.44 ID:PC6g/I9j0
トゥルーデ「芳佳、大丈夫か! おーりゃーーー」ブチブチブチ

シャーリーの声「バルクホルンの奴、魔法力で縄をぶった切りやがった!」

トゥルーデ「芳佳! もう離さないからな」ギュッ

芳佳「お姉ちゃん……」ギュッ

芳佳「……ん、あれ? な、何これ」

トゥルーデ「ど、どうした、芳佳」

芳佳「(ちょうど私の敏感なところに!)

きゃーーーーーーーーーーーー」バタリ

トゥルーデ「芳佳、芳佳、しっかりしろ。大丈夫か、芳佳。返事をしろ! 芳佳ーーー」

43: 2010/08/23(月) 00:46:13.64 ID:PC6g/I9j0
翌朝、シャーリーとルッキーニの寝室

芳佳「シャーリーさん、これはお返しします。

これのせいで酷い目に遭いましたよ」

シャーリー「いやあ、すまんすまん。最大出力で食らったんだもんな。そりゃ意識を失うよな」

芳佳「そんな危険なもの作らないで下さい! インカムもお返しします。

もうシャーリーさんの指示には従いませんから」プンプン

シャーリー「えー。明日は『蝋燭責め』と『鞭で調教』を予定してたのに」

芳佳「私はSMクラブの女王ですか!」

44: 2010/08/23(月) 00:48:23.56 ID:PC6g/I9j0
数日後の夜、トゥルーデとエーリカの寝室

芳佳「お姉ちゃんのおっOいってどうしてこんなに触り心地がいいんだろう」

トゥルーデ「あはは、好きなだけ触っていいんだぞ」

芳佳「わーい、幸せー」

トゥルーデ「そうかそうか。よしよし」

トントン

トゥルーデ「ん、誰だろう」ガチャ

リーネ「今晩は、バルクホルン大尉」

トゥルーデ「ああ、リーネか。夜間の他室出入りは禁止だぞ」

リーネ「大尉だって芳佳ちゃんを連れ込んでるじゃないですか」

トゥルーデ「それは……その」

45: 2010/08/23(月) 00:48:55.53 ID:PC6g/I9j0
リーネ「大尉、芳佳ちゃんを返して下さい」

トゥルーデ「何!?」

リーネ「芳佳ちゃん、部屋に帰ろう。また私と一緒に寝ようよ。

作戦の目的はもう十分果たしたでしょう?」

トゥルーデ「作戦? 何のことだ」

46: 2010/08/23(月) 00:49:52.67 ID:PC6g/I9j0
リーネ「これは芳佳ちゃんを使って規則にうるさいバルクホルン大尉を懐柔する作戦なんです」

トゥルーデ「何! 本当なのか、芳佳」

芳佳「え……う、うん。今までだましてごめんなさい。

でもね、私がお姉ちゃんのこと好きな気持ちは嘘じゃないよ!」

リーネ「芳佳ちゃん、今、何て言ったの……」

48: 2010/08/23(月) 00:50:59.35 ID:PC6g/I9j0
シャーリーとルッキーニの寝室

エイラ「修羅場キタ━━━ヽ( ゚∀)人(∀゚ )人( ゚∀)人(∀゚ )ノ━━━ !!!」

サーニャ「エイラは喜びすぎ」

ミーナ「なんて言ってる場合じゃないでしょ。これじゃ作戦失敗よ。早くリーネさんを止めないと」

トゥルーデとエーリカの寝室の前

坂本「リーネ、何をしてるんだ。ここを開けろ」ドンドン

ペリーヌ「ハルトマンさん、鍵は?」

エーリカ「え、鍵? あれ? どこだろう」

ペリーヌ「ご自分の部屋でしょうに」

49: 2010/08/23(月) 00:52:31.33 ID:PC6g/I9j0
トゥルーデとエーリカの寝室

リーネ「芳佳ちゃん、言ったよね。私のこと愛してるって。

今回のことだって、私たちの夜の楽しみを守るための作戦だっていうから我慢してたのに……

それなのに……私のこと裏切るなんて、ひどいよ芳佳ちゃん」

芳佳「リーネちゃん、誤解しないで。私、リーネちゃんのこと嫌いになったりなんて……」

50: 2010/08/23(月) 00:54:01.20 ID:PC6g/I9j0
トゥルーデ「やっぱり私とは姉妹ごっこをしてくれていただけだったんだな。

それを本当の妹ができたみたいに喜んで……バカな私」

芳佳「違うんです。私はそんなつもりじゃ」

リーネ「じゃどんなつもりだったのよ!」

芳佳「そ、それは……」

リーネ「もういいよ、芳佳ちゃん」サッ

芳佳「銃!」

トゥルーデ「やめろ、リーネ。銃を下ろすんだ」

52: 2010/08/23(月) 00:55:26.28 ID:PC6g/I9j0
リーネ「そこをどいて下さい、大尉。大尉だってだまされていたんですよ、この淫売に」

トゥルーデ「そうみたいだな。でも、だとしても私は絶対にここを動かないぞ」

リーネ「え?」

トゥルーデ「もしお前が芳佳を愛していたとしても、

好きな相手に銃を向けるような奴に、愛する妹を渡しはしない!」

54: 2010/08/23(月) 00:56:34.77 ID:PC6g/I9j0
リーネ「……」ガクリ

芳佳「リーネちゃん!」

リーネ「芳佳ちゃん。私、芳佳ちゃんに何てことを……ごめんなさい、ごめんなさい」エーーン

芳佳「リーネちゃん、もう泣かないで」

ガチャッ

坂本「宮藤、怪我はないか」

芳佳「大丈夫です。それよりリーネちゃんを」

55: 2010/08/23(月) 00:57:56.60 ID:PC6g/I9j0
ミーナ「リーネさん、つらかったのね。ごめんなさい。気づいてあげられなくて。

今回は宮藤さんがトゥルーデにちょっと浮気しちゃっただけで

あなただってエース級なんだから、宮藤さんはきっとあなたのもとへ帰ってくるわ」

芳佳「(そのフォローの仕方はどうだろう)」

57: 2010/08/23(月) 00:59:28.54 ID:PC6g/I9j0
トゥルーデ「芳佳、いやもう宮藤と呼んだ方がいいかな」

芳佳「芳佳でいいですよ」

トゥルーデ「これからも、たまには、リーネを怒らせないくらいたまにでいいんだが、

私の部屋に遊びに来てくれないか? ダメか?」

芳佳「いいよ、お姉ちゃん」

トゥルーデ「あ、ありがとう、芳佳」

エーリカ「来てもいいけどさぁ、あんまりイチャイチャしないでよー。隣で寝られたもんじゃないよ」

トゥルーデ「お、お前は何があってもグースカ寝てるんだから関係ないだろう」

59: 2010/08/23(月) 01:00:29.04 ID:PC6g/I9j0
坂本「これにて一件落着か」

トゥルーデ「いや、ひとつだけ気になっていることがあるんだ」

坂本「何だ?」

トゥルーデ「芳佳が前に持ってきたアレだ。あんなものを準備できる人間といったら……」

シャーリー「ぎくっ」

62: 2010/08/23(月) 01:02:09.44 ID:PC6g/I9j0
トゥルーデ「やはりお前か! シャーロット・E・イェーガー大尉!」

シャーリー「作戦行動の一環だったんだー」

トゥルーデ「だからってあんな強力なオモチャが必要なはずがあるか」

シャーリー「あんたはよく耐えたよ、バルクホルン」

トゥルーデ「お前も1回体験してみろ。ていうか見てたのか!」

シャーリー「あ、しまった。隠しカメラのことはまだ言ってなかったのか」

トゥルーデ「か、隠しカメラだと///もう許さん! こら待て、リベリアン」



ミーナ「あの2人はいつになったら仲良くしてくれるのかしら」

エーリカ「それは永遠に無理じゃないのー」

ルッキーニ「あたらしいおもちゃたのしいなー」ブルブルブルブル

【おしまい】

63: 2010/08/23(月) 01:03:12.43 ID:pILfn9C70
ルッキーニさりげなくナニしてるんだよwwwwwwwwwwwwww

引用: トゥルーデと宮藤の夜