1: 2012/10/31(水) 21:54:31 ID:m/1sjs5A
男「あぁああぁぁぁ、良い匂いー!」
ゴロゴロバタバタ
男「俺のベッドはあんなに臭いのに」
男「幼のベッドは何でこんなに良い匂いなんだろう」
クンカクンカ
男「たまらん!これはたまらん!」
クンカクンカ
ゴロゴロバタバタ
男「俺のベッドはあんなに臭いのに」
男「幼のベッドは何でこんなに良い匂いなんだろう」
クンカクンカ
男「たまらん!これはたまらん!」
クンカクンカ
2: 2012/10/31(水) 21:54:58 ID:m/1sjs5A
幼(とっさにクローゼットに隠れちゃったけど…)
幼(出るに出られない…どうしよう)
男「ベッドだけじゃなくて、部屋中が良い匂いだ!」
男「…ひょっとして、何か散布してるのかな?」
男「香水とか?」
男「…」
クンカクンカ
幼(出るに出られない…どうしよう)
男「ベッドだけじゃなくて、部屋中が良い匂いだ!」
男「…ひょっとして、何か散布してるのかな?」
男「香水とか?」
男「…」
クンカクンカ
3: 2012/10/31(水) 21:55:25 ID:m/1sjs5A
男「いやいや!この匂いは香水じゃあないだろう!」
男「これはきっと…幼の体臭?」
男「体臭って何だか、クサいってイメージだからダメだな」
男「これ、もう人間の匂いじゃないな!」
男「きっと天使の香り…とか、そんなんだ!」
男「そうじゃないと、説明がつかない!」
幼(アホか)
男「これはきっと…幼の体臭?」
男「体臭って何だか、クサいってイメージだからダメだな」
男「これ、もう人間の匂いじゃないな!」
男「きっと天使の香り…とか、そんなんだ!」
男「そうじゃないと、説明がつかない!」
幼(アホか)
4: 2012/10/31(水) 21:55:51 ID:m/1sjs5A
幼(て言うか、勝手に部屋に入ってきたと思ったら、何て事してんの)
幼(かれこれ1時間近くああして、ベッドの上をゴロゴロしてるけど…)
幼(…そろそろ飛び出して、ビビらせてやろうか)
男「…この天使の香りは、他の物からも発せられているんだろうか」
幼(は?)
男「例えば…服とか、どうだろう?」
男「気になる!すげー気になる!私、気になります!」
幼(かれこれ1時間近くああして、ベッドの上をゴロゴロしてるけど…)
幼(…そろそろ飛び出して、ビビらせてやろうか)
男「…この天使の香りは、他の物からも発せられているんだろうか」
幼(は?)
男「例えば…服とか、どうだろう?」
男「気になる!すげー気になる!私、気になります!」
5: 2012/10/31(水) 21:56:17 ID:m/1sjs5A
男「いつも傍に居るのに、今まで気付かなかったなー」
男「この香りは、外気に触れると、消えてしまうんかなー」
男「服…嗅いで、確かめてみよう!」
幼(勝手にタンスを開けるつもり?)
男「確か、一番上の段はシャツが入ってるはずだ!」
幼(…ま、まぁ、シャツくらいなら良いかな)
男「この香りは、外気に触れると、消えてしまうんかなー」
男「服…嗅いで、確かめてみよう!」
幼(勝手にタンスを開けるつもり?)
男「確か、一番上の段はシャツが入ってるはずだ!」
幼(…ま、まぁ、シャツくらいなら良いかな)
6: 2012/10/31(水) 21:56:56 ID:m/1sjs5A
幼(そうだ!この様子を携帯で撮って、後で何かおごらせちゃおうか!)
幼(へっへっへ…先に犯罪行為に走ったのは、そっちなんだからね)
幼(天網恢々疎にして漏らさずだよ!)
幼(録画開始っと)
ピロリン
男「ん?今、何か音がしたような?」
幼(ヤバい!バレた?)
幼(へっへっへ…先に犯罪行為に走ったのは、そっちなんだからね)
幼(天網恢々疎にして漏らさずだよ!)
幼(録画開始っと)
ピロリン
男「ん?今、何か音がしたような?」
幼(ヤバい!バレた?)
7: 2012/10/31(水) 21:57:42 ID:m/1sjs5A
男「クローゼットの方か?」
男「…でも、クローゼット開けたら頃すって言われてるしなぁ」
男「タンスなら、後で言い訳出来るしな!」
幼(どんな理屈だそれは!…て言うか、男が馬鹿で助かったー)
男「それじゃ、タンスを…」
スラッ
幼(開けたね、私のタンスの引き出しを…)
男「…でも、クローゼット開けたら頃すって言われてるしなぁ」
男「タンスなら、後で言い訳出来るしな!」
幼(どんな理屈だそれは!…て言うか、男が馬鹿で助かったー)
男「それじゃ、タンスを…」
スラッ
幼(開けたね、私のタンスの引き出しを…)
8: 2012/10/31(水) 21:58:47 ID:m/1sjs5A
幼(撮影ばっちり…ふっふっふ)
幼(これは駅前の例のアレを10回くらい奢ってもらわないと…)
男「おぉ…これは…」
男「引き出しを開けただけで、もう…」
男「天使の香りがする!」
男「そして…この…」
ガシッ
男「几帳面に折り畳まれたTシャツ!」
クンカクンカ
幼(Tシャツ取られた…)
幼(これは駅前の例のアレを10回くらい奢ってもらわないと…)
男「おぉ…これは…」
男「引き出しを開けただけで、もう…」
男「天使の香りがする!」
男「そして…この…」
ガシッ
男「几帳面に折り畳まれたTシャツ!」
クンカクンカ
幼(Tシャツ取られた…)
9: 2012/10/31(水) 21:59:52 ID:m/1sjs5A
男「これ、洗剤の匂いかな?」
男「いやいや、違うだろ!」
男「だってベッドからも同じ匂いがするんだから!」
男「はぁ…良い匂い…」
クンカクンカ
幼(私のTシャツ握りしめて、うっとりしてる…)
幼(…私、そんなに匂うかな?)
クンクン
幼(別に匂わないと思うけど…)
男「いやいや、違うだろ!」
男「だってベッドからも同じ匂いがするんだから!」
男「はぁ…良い匂い…」
クンカクンカ
幼(私のTシャツ握りしめて、うっとりしてる…)
幼(…私、そんなに匂うかな?)
クンクン
幼(別に匂わないと思うけど…)
10: 2012/10/31(水) 22:00:32 ID:m/1sjs5A
男「幼は几帳面だから、きっと次の段はブラが入っているに違いない」
幼(なっ!?)
幼(当ってるけど、それはダメだから!)
幼(もう飛び出そうか!)
男「何とも言い難い魅惑の引き出しだが…」
男「それやっちゃ、本格的に犯罪だからやめておこう」
幼(ふぅ…ま、Tシャツの匂い嗅いでる時点で、アウトだけどね)
幼(なっ!?)
幼(当ってるけど、それはダメだから!)
幼(もう飛び出そうか!)
男「何とも言い難い魅惑の引き出しだが…」
男「それやっちゃ、本格的に犯罪だからやめておこう」
幼(ふぅ…ま、Tシャツの匂い嗅いでる時点で、アウトだけどね)
11: 2012/10/31(水) 22:01:06 ID:m/1sjs5A
男「だから一番下の段を開ける!」
スラッ
幼(!)
男「やはり靴下…」
幼(しまった!飛び出すタイミングが…)
男「…」
クンカクンカ
幼(ちゃんと洗濯してるとは言え、靴下の匂いなんて…)
スラッ
幼(!)
男「やはり靴下…」
幼(しまった!飛び出すタイミングが…)
男「…」
クンカクンカ
幼(ちゃんと洗濯してるとは言え、靴下の匂いなんて…)
12: 2012/10/31(水) 22:01:40 ID:m/1sjs5A
男「靴下ですら、天使の香りが!」
男「学校指定のソックスからでもこんな匂い!」
男「もうこれはアレだ!幼が天使なんだ、きっと!」
幼(な、何言ってるのよ、男ってば…)
幼(て、天使なんて、言い過ぎだよ…もう)
男「はぁ…良い匂い…」
クンカクンカ
男「学校指定のソックスからでもこんな匂い!」
男「もうこれはアレだ!幼が天使なんだ、きっと!」
幼(な、何言ってるのよ、男ってば…)
幼(て、天使なんて、言い過ぎだよ…もう)
男「はぁ…良い匂い…」
クンカクンカ
13: 2012/10/31(水) 22:02:04 ID:m/1sjs5A
幼(天使って言われて、悪い気はしないけど…)
幼(靴下の匂い嗅がれるとか、超恥ずかしい!もう限界だわ!)
バァン!
男「!」幼(!?)
幼父「さっきから黙って見ていれば…お前は何してんのかな?ん?」
男「あ、おじさん。どうもお久しぶりです」
幼(え?お父さん?)
幼(靴下の匂い嗅がれるとか、超恥ずかしい!もう限界だわ!)
バァン!
男「!」幼(!?)
幼父「さっきから黙って見ていれば…お前は何してんのかな?ん?」
男「あ、おじさん。どうもお久しぶりです」
幼(え?お父さん?)
14: 2012/10/31(水) 22:02:29 ID:m/1sjs5A
男「いつ単身赴任終わったんですか?」
幼父「終わってねぇよ!」
男「え?」
幼父「ちょっと遅めの夏休みだ!」
男「ずいぶん遅い夏休みですね」
幼父「忙しかったんだよ!」
男「お仕事ご苦労様です、おじさん」
幼父「終わってねぇよ!」
男「え?」
幼父「ちょっと遅めの夏休みだ!」
男「ずいぶん遅い夏休みですね」
幼父「忙しかったんだよ!」
男「お仕事ご苦労様です、おじさん」
15: 2012/10/31(水) 22:03:09 ID:m/1sjs5A
幼父「おうよ!超疲れてるぜー俺は!」
男「こんな時間に、ビックリしましたよ」
幼父「そうだろ?実は幼ちゃんにも内緒で帰ってきたんだぜー」
男「え?」
幼父「幼ちゃんのビックリした顔が見たくてなー」
男「あぁ、おじさんも幼も、サプライズ好きですもんね」
幼父「おうよ!驚かせるのは大好きだぜ!」
男「こんな時間に、ビックリしましたよ」
幼父「そうだろ?実は幼ちゃんにも内緒で帰ってきたんだぜー」
男「え?」
幼父「幼ちゃんのビックリした顔が見たくてなー」
男「あぁ、おじさんも幼も、サプライズ好きですもんね」
幼父「おうよ!驚かせるのは大好きだぜ!」
16: 2012/10/31(水) 22:03:40 ID:m/1sjs5A
幼父「でも幼ちゃん、居ないのな」
男「ちょっと出かけてるみたいですね」
幼父「こんな夜遅くに…どこ行った?」
男「俺に聞かれても…驚かせられなくて残念ですね」
幼父「おう…でもまぁ、今からでもビックりはさせられるだろ」
幼父「幼ちゃんが帰って来たらな!」
幼(まぁ、ビックリはしてますけどね)
幼(クローゼットの中で、ですけどね)
男「ちょっと出かけてるみたいですね」
幼父「こんな夜遅くに…どこ行った?」
男「俺に聞かれても…驚かせられなくて残念ですね」
幼父「おう…でもまぁ、今からでもビックりはさせられるだろ」
幼父「幼ちゃんが帰って来たらな!」
幼(まぁ、ビックリはしてますけどね)
幼(クローゼットの中で、ですけどね)
17: 2012/10/31(水) 22:04:08 ID:m/1sjs5A
男「それにしても、久しぶりですね」
幼父「正月以来だな」
幼父「可愛い一人娘を家に残して、単身赴任」
幼父「隣りに住んでるのが、お前の両親じゃなかったら」
幼父「絶対一緒に連れて行くんだけどな」
幼父「幼ちゃん、引越しするの絶対嫌って言うし」
男「来年受験だし、転校するのが嫌なんじゃないですか?」
幼父「正月以来だな」
幼父「可愛い一人娘を家に残して、単身赴任」
幼父「隣りに住んでるのが、お前の両親じゃなかったら」
幼父「絶対一緒に連れて行くんだけどな」
幼父「幼ちゃん、引越しするの絶対嫌って言うし」
男「来年受験だし、転校するのが嫌なんじゃないですか?」
18: 2012/10/31(水) 22:04:30 ID:m/1sjs5A
男「なにせ、学校が家の向かい、登校時間30秒って、魅力的だし」
幼父「まぁ、そりゃあそうだが」
幼父(…引っ越さない理由は、別にあると思うんだがな)
男「え?何ですか、そんな目で見つめられても困りますよ」
男「俺、好きな人居るんで…ごめんなさいっ」
幼父「うるせぇよ!」
幼父「まぁ、そりゃあそうだが」
幼父(…引っ越さない理由は、別にあると思うんだがな)
男「え?何ですか、そんな目で見つめられても困りますよ」
男「俺、好きな人居るんで…ごめんなさいっ」
幼父「うるせぇよ!」
19: 2012/10/31(水) 22:05:02 ID:m/1sjs5A
幼父「そんな事より!おい!ごまかされないぞ?」
男「え?なんの事ですか?」
幼父「その右手に持った、Tシャツと」
幼父「左手に持った、靴下は何だ?」
男「あぁ、これですか、これの事ですか」
クンカクンカ
男「え?なんの事ですか?」
幼父「その右手に持った、Tシャツと」
幼父「左手に持った、靴下は何だ?」
男「あぁ、これですか、これの事ですか」
クンカクンカ
20: 2012/10/31(水) 22:05:28 ID:m/1sjs5A
男「こうやって…匂いを嗅いでいたんですよ」
クンカクンカ
幼父「こ、この野郎…」
幼(ヤバイ…お父さん、超怒ってる…?)
幼(助けに出るべき?いや、でも…自業自得だし…)
幼父「そんな事は見れば解る!」
男「えっ?」 幼(えっ?)
クンカクンカ
幼父「こ、この野郎…」
幼(ヤバイ…お父さん、超怒ってる…?)
幼(助けに出るべき?いや、でも…自業自得だし…)
幼父「そんな事は見れば解る!」
男「えっ?」 幼(えっ?)
21: 2012/10/31(水) 22:05:55 ID:m/1sjs5A
幼父「て言うか、お前がベッドでゴロゴロしてた所から見てたからな?」
男「あぅ…そうっすか…」
幼父「実は15分くらい前から見てたんだぜ?」
幼(えっ?)
男「なんか、すいません」
男「娘さんのベッドの上で転がったりして」
幼父「俺が怒ってるのはそこじゃねえぇぇ!」
男「あぅ…そうっすか…」
幼父「実は15分くらい前から見てたんだぜ?」
幼(えっ?)
男「なんか、すいません」
男「娘さんのベッドの上で転がったりして」
幼父「俺が怒ってるのはそこじゃねえぇぇ!」
22: 2012/10/31(水) 22:06:17 ID:m/1sjs5A
幼(そうだよ!謝る所、そこじゃ無いし!)
男「あっ、ベッドやシャツや靴下の匂いを嗅いだりしてすいません」
幼(そうだよ、そこが問題だよ!)
幼父「そこでもねぇ!」
男「えっ?」 幼(えっ?)
幼父「幼ちゃんの部屋が天使の香りに包まれている事には同意する!」
幼父「部屋だけじゃなく、色んな物から匂いがする事にも同意する!」
男「あっ、ベッドやシャツや靴下の匂いを嗅いだりしてすいません」
幼(そうだよ、そこが問題だよ!)
幼父「そこでもねぇ!」
男「えっ?」 幼(えっ?)
幼父「幼ちゃんの部屋が天使の香りに包まれている事には同意する!」
幼父「部屋だけじゃなく、色んな物から匂いがする事にも同意する!」
23: 2012/10/31(水) 22:06:49 ID:m/1sjs5A
幼(え?お父さん、何言ってるの?)
幼父「しかしだ!」
幼父「なぜTシャツ?なぜ靴下?」
幼父「まっさきに取るべきはっ!」
幼父「下着だろうがっ!」
男「えっ?」 幼(えっ?)
幼父「さぁ、幼ちゃんのブラは2段目に!ショーツは4段目に入っている!」
幼父「しかしだ!」
幼父「なぜTシャツ?なぜ靴下?」
幼父「まっさきに取るべきはっ!」
幼父「下着だろうがっ!」
男「えっ?」 幼(えっ?)
幼父「さぁ、幼ちゃんのブラは2段目に!ショーツは4段目に入っている!」
24: 2012/10/31(水) 22:07:23 ID:m/1sjs5A
幼(な、何でお父さんがそれを知ってるの!?)
男「なんでおじさんがそれを知ってるんですか?」
幼(男!ナイス質問!)
幼父「ぶっちゃけ俺もたまに匂いを嗅ぎに入っているからな!」
幼(はぁ!?)
幼父「幼ちゃんの部屋の事で、俺が知らない事など無い!」
幼(えぇー…なにぶっちゃけちゃってんのー…)
男「なんでおじさんがそれを知ってるんですか?」
幼(男!ナイス質問!)
幼父「ぶっちゃけ俺もたまに匂いを嗅ぎに入っているからな!」
幼(はぁ!?)
幼父「幼ちゃんの部屋の事で、俺が知らない事など無い!」
幼(えぇー…なにぶっちゃけちゃってんのー…)
25: 2012/10/31(水) 22:08:51 ID:m/1sjs5A
幼(引くわー…実の親だけど…)
幼(いや、実の親だからこそ、超引くわー…)
幼父「さぁ、とっとと引き出しを開けろ!男!」
男「おじさん…良いんですか?」
幼父「かまわん!て言うか、一緒に天使の芳香を嗅ごう!」
幼父「幼ちゃんが帰ってくる前に!」
男「解りました!行きますっ!」
幼(いや、実の親だからこそ、超引くわー…)
幼父「さぁ、とっとと引き出しを開けろ!男!」
男「おじさん…良いんですか?」
幼父「かまわん!て言うか、一緒に天使の芳香を嗅ごう!」
幼父「幼ちゃんが帰ってくる前に!」
男「解りました!行きますっ!」
26: 2012/10/31(水) 22:09:23 ID:m/1sjs5A
幼父「最っ高にハイになろうぜ、男よ!」
バァン!
幼「冗談じゃないわよっ!」
男「幼!?」
幼父「幼ちゃん!?」
男・幼父「何でクローゼットの中に!?」
幼「黙って見てれば!二人とも!いい加減にしろーーーっ!!」
バァン!
幼「冗談じゃないわよっ!」
男「幼!?」
幼父「幼ちゃん!?」
男・幼父「何でクローゼットの中に!?」
幼「黙って見てれば!二人とも!いい加減にしろーーーっ!!」
27: 2012/10/31(水) 22:10:03 ID:m/1sjs5A
男「ち、違う!誤解だ!」
幼「誤解じゃない!最初から全部見てたんだから!」
幼「ベッドでゴロゴロした後、Tシャツと靴下の匂い嗅いでたでしょ!」
男「う…」
幼父「そ、そうだ!賊が侵入したと思ったから、お父さんは…」
幼「だから!最初から見てたって言ってるでしょ!お父さんも同罪…」
幼「いや!男よりお父さんの方がタチ悪いよ!」
男「そ、そうだそうだー!」
幼「誤解じゃない!最初から全部見てたんだから!」
幼「ベッドでゴロゴロした後、Tシャツと靴下の匂い嗅いでたでしょ!」
男「う…」
幼父「そ、そうだ!賊が侵入したと思ったから、お父さんは…」
幼「だから!最初から見てたって言ってるでしょ!お父さんも同罪…」
幼「いや!男よりお父さんの方がタチ悪いよ!」
男「そ、そうだそうだー!」
28: 2012/10/31(水) 22:10:24 ID:m/1sjs5A
幼「て言うか、二人とも言い訳かっこ悪いっ!」
幼父「幼ちゃん、落ち着いて!ご近所に聞こえちゃうよ」
男「そ、そうだよ落ち着いて…」
幼「あんたらのせいでしょーがっ!」
ゲシッ
男「ッ~~~…ナ、ナイス、足刀…」
バタッ
幼父「幼ちゃん、落ち着いて!ご近所に聞こえちゃうよ」
男「そ、そうだよ落ち着いて…」
幼「あんたらのせいでしょーがっ!」
ゲシッ
男「ッ~~~…ナ、ナイス、足刀…」
バタッ
29: 2012/10/31(水) 22:10:45 ID:m/1sjs5A
幼父「こ、こら!や、やめなさい!お、お父さんはそんな子に育てた覚えは…」
幼「…ギルティ!」
ゴスッ
幼父「ッッッ~~~ナ、ナイス、正拳突き…」
バタッ
幼「もう…二人とも、バカなんだから」
男「うぅ…」
幼父「…幼ちゃん、落ち着きなさい?」
幼「…ギルティ!」
ゴスッ
幼父「ッッッ~~~ナ、ナイス、正拳突き…」
バタッ
幼「もう…二人とも、バカなんだから」
男「うぅ…」
幼父「…幼ちゃん、落ち着きなさい?」
30: 2012/10/31(水) 22:11:09 ID:m/1sjs5A
幼父「小さい頃から、空手・柔道・合気道を習わせたのは…」
幼父「可愛いその身を守るためだよ?」
幼父「だーい好きなお父さんにパンチする為じゃないよ?」
幼「そんな事、わかってるよ」
幼「だから、ちゃんと手加減したでしょ?」
幼「…お父さん、お帰りなさい」
幼父「ただいま、幼ちゃん。不自由ないか?元気か?」
幼父「可愛いその身を守るためだよ?」
幼父「だーい好きなお父さんにパンチする為じゃないよ?」
幼「そんな事、わかってるよ」
幼「だから、ちゃんと手加減したでしょ?」
幼「…お父さん、お帰りなさい」
幼父「ただいま、幼ちゃん。不自由ないか?元気か?」
31: 2012/10/31(水) 22:11:33 ID:m/1sjs5A
幼「元気だし、不自由なんてないよ」
幼父「ちょっとは不自由なんじゃないか?寂しくないか?」
幼「おじさんとおばさんがよくしてくれてるから、大丈夫だよ」
幼父「そうかそうか…元気なら良いんだよ」
幼「…そんな事より二人とも!私に言う事あるんじゃない?」
男・幼父「すみませんでしたっ!」
幼父「ちょっとは不自由なんじゃないか?寂しくないか?」
幼「おじさんとおばさんがよくしてくれてるから、大丈夫だよ」
幼父「そうかそうか…元気なら良いんだよ」
幼「…そんな事より二人とも!私に言う事あるんじゃない?」
男・幼父「すみませんでしたっ!」
32: 2012/10/31(水) 22:12:02 ID:m/1sjs5A
幼「うん、許す。でも今回だけだからね?」
幼「今度やったら…」
幼父「わ、わかってる!わかってるから、その拳を下ろして?」
男「落ち着いて!もうしませんから!」
幼「…ところで、男は何で私の部屋に?」
男「あ!そうだった!課題!数学の課題見せて!」
幼「断る!自分で頑張れ!」
幼「今度やったら…」
幼父「わ、わかってる!わかってるから、その拳を下ろして?」
男「落ち着いて!もうしませんから!」
幼「…ところで、男は何で私の部屋に?」
男「あ!そうだった!課題!数学の課題見せて!」
幼「断る!自分で頑張れ!」
33: 2012/10/31(水) 22:12:41 ID:m/1sjs5A
男「えー?頼むよ!今日一日頑張ってみたんだけど」
男「全然わからなくて、困ってんだよ」
男「それで、教えてもらおうと思って、窓叩いてみたら返事無かったから…」
男「無かったから…そのー」
幼「勝手に入ってきて、ベッドでゴロゴロしだしたんだよね?」
男「悪かったってばよー。頼む!課題見せてくれ!」
男「全然わからなくて、困ってんだよ」
男「それで、教えてもらおうと思って、窓叩いてみたら返事無かったから…」
男「無かったから…そのー」
幼「勝手に入ってきて、ベッドでゴロゴロしだしたんだよね?」
男「悪かったってばよー。頼む!課題見せてくれ!」
34: 2012/10/31(水) 22:13:06 ID:m/1sjs5A
幼「しょうがないなぁ…明日、教えてあげるから」
幼「自分で頑張りなよ」
男「う…それじゃ、明日、よろしくお願いします」
幼「10時頃にそっちの部屋に行くからね」
男「助かったー!ありがとう、幼!」
幼父(10時か…フフフ)
幼「自分で頑張りなよ」
男「う…それじゃ、明日、よろしくお願いします」
幼「10時頃にそっちの部屋に行くからね」
男「助かったー!ありがとう、幼!」
幼父(10時か…フフフ)
35: 2012/10/31(水) 22:13:26 ID:m/1sjs5A
・
・
・
コンコン
幼「おーい、入るよー?」
カラカラ
スタッ
幼「あれ?男、居ないのか」
・
・
コンコン
幼「おーい、入るよー?」
カラカラ
スタッ
幼「あれ?男、居ないのか」
36: 2012/10/31(水) 22:13:59 ID:m/1sjs5A
幼「せっかく教えてあげるって言ってるのに」
幼「あ、下に居るのかな?」
・
・
幼「あ、おばさん、おはようございます。お邪魔してます」
男母「あら幼ちゃん、おはよう。いらっしゃい」
幼「あの、男はどこですか?」
男母「あ、ちょっとお使い頼んじゃってね、今外出中なのよ
幼「あ、下に居るのかな?」
・
・
幼「あ、おばさん、おはようございます。お邪魔してます」
男母「あら幼ちゃん、おはよう。いらっしゃい」
幼「あの、男はどこですか?」
男母「あ、ちょっとお使い頼んじゃってね、今外出中なのよ
37: 2012/10/31(水) 22:14:31 ID:m/1sjs5A
幼「あ、そうなんですか」
男母「それでね、ちょっとおばさんも出掛けるんで…」
男母「男の部屋で待っててもらっても良いかしら?」
幼「あ、はい。わかりました、そうします」
男母「ごめんねー」
幼「いえいえ。じゃ、部屋で待ってます」
男母「それでね、ちょっとおばさんも出掛けるんで…」
男母「男の部屋で待っててもらっても良いかしら?」
幼「あ、はい。わかりました、そうします」
男母「ごめんねー」
幼「いえいえ。じゃ、部屋で待ってます」
38: 2012/10/31(水) 22:15:00 ID:m/1sjs5A
幼「…」
幼「しかし、相変わらず汚い部屋だなぁ」
幼「汚いって言うか、散らかってる」
幼「私が今日来るって解ってるんだから…」
幼「少し位片付けてても良さそうなもんなのに…」
幼「…」
幼「ベッドの横にグラップラー刃牙が全巻積んである」
幼「しかし、相変わらず汚い部屋だなぁ」
幼「汚いって言うか、散らかってる」
幼「私が今日来るって解ってるんだから…」
幼「少し位片付けてても良さそうなもんなのに…」
幼「…」
幼「ベッドの横にグラップラー刃牙が全巻積んである」
39: 2012/10/31(水) 22:15:27 ID:m/1sjs5A
幼「さては昨日、あれから全巻読んだんだな…」
幼「そんな事してる暇あるなら、自分で課題やれるでしょって話しよね」
幼「…」
幼「…私も、久しぶりに読もうかな」
ペラッ
幼「男が帰ってくるまで…ちょっとだけ…」
ペラッペラッ
幼「そんな事してる暇あるなら、自分で課題やれるでしょって話しよね」
幼「…」
幼「…私も、久しぶりに読もうかな」
ペラッ
幼「男が帰ってくるまで…ちょっとだけ…」
ペラッペラッ
40: 2012/10/31(水) 22:16:06 ID:m/1sjs5A
…1時間経過…
幼「はぁー…やっぱ最大トーナメント編、面白いなぁ」
幼「愚地独歩、カッコ良いなぁ」
幼「私もいつか、こんな空手家になりたいなぁ」
幼「男臭い雰囲気がまたカッコ良いなー」
幼「渋川先生もカッコ良いけど」
幼「…」
幼「それにしても遅いな…」
幼「はぁー…やっぱ最大トーナメント編、面白いなぁ」
幼「愚地独歩、カッコ良いなぁ」
幼「私もいつか、こんな空手家になりたいなぁ」
幼「男臭い雰囲気がまたカッコ良いなー」
幼「渋川先生もカッコ良いけど」
幼「…」
幼「それにしても遅いな…」
41: 2012/10/31(水) 22:16:30 ID:m/1sjs5A
幼「ふわぁ…」
幼「昨晩のアレのせいで、ちょっと眠いな…」
幼「男が帰って来るまで、ちょっとだけベッド借りようかな…」
バフッ
幼「はぁ…ふかふか布団、気持ち良いなぁ」
幼「…」
スンスン
幼「これって、男の匂いだよね…」
幼「昨晩のアレのせいで、ちょっと眠いな…」
幼「男が帰って来るまで、ちょっとだけベッド借りようかな…」
バフッ
幼「はぁ…ふかふか布団、気持ち良いなぁ」
幼「…」
スンスン
幼「これって、男の匂いだよね…」
42: 2012/10/31(水) 22:16:48 ID:m/1sjs5A
幼「そう言えば自分では臭いって言ってたけど…」
クンクン
幼「そんな事ないと思うけどな?」
クンカクンカ
幼「むしろ心地よい匂いと言うか…」
クンカクンカクンカ
幼「!」
幼「ダメダメ!こんな事してたら、あの二人と同じになっちゃう!」
クンクン
幼「そんな事ないと思うけどな?」
クンカクンカ
幼「むしろ心地よい匂いと言うか…」
クンカクンカクンカ
幼「!」
幼「ダメダメ!こんな事してたら、あの二人と同じになっちゃう!」
43: 2012/10/31(水) 22:17:07 ID:m/1sjs5A
幼「…でも」
クンカクンカクンカクンカ
幼「なーんか、癖になる匂いだなぁ…」
クンカクンカクンカクンカクンカ
男(ふふふ…作戦通りですね、おじさん)
幼父(さすが俺の娘…やっぱりな)
クンカクンカクンカクンカ
幼「なーんか、癖になる匂いだなぁ…」
クンカクンカクンカクンカクンカ
男(ふふふ…作戦通りですね、おじさん)
幼父(さすが俺の娘…やっぱりな)
44: 2012/10/31(水) 22:17:29 ID:m/1sjs5A
幼父(待ってれば、きっと匂いを嗅ぐと思ってたぜ)
幼父(しっかし、我が娘ながら、可愛いなぁ、おい)
男(ベッドでジタバタしてる幼、超可愛いですね)
男(でも、俺のベッド、結構臭いと思うんですけどねぇ)
幼父(好きな人の匂いは良い匂いなんだよ!)
男(す、好き…ですかね?)
幼父(あったりめぇだろ?ああ見えても幼ちゃん、お前にベタ惚れよ!」
幼父(しっかし、我が娘ながら、可愛いなぁ、おい)
男(ベッドでジタバタしてる幼、超可愛いですね)
男(でも、俺のベッド、結構臭いと思うんですけどねぇ)
幼父(好きな人の匂いは良い匂いなんだよ!)
男(す、好き…ですかね?)
幼父(あったりめぇだろ?ああ見えても幼ちゃん、お前にベタ惚れよ!」
45: 2012/10/31(水) 22:19:13 ID:m/1sjs5A
男「マジっすか?お、俺も幼の事、大好きですよ!」
幼父「だからさ!幼ちゃんの部屋、良い匂いだったろ?」
男「はいっ!超良い匂いでした!」
幼父「もう、おめぇら、結婚しちまえよ!」
男「俺、まだ17歳なんで、無理です!」
幼父「ははっ。それもそうだな!」
幼父「じゃあ、来年だな!来年結婚しろよ、もう」
男「はい、お義父さん!」
男「幼と結婚…はーっ!テンション上がる!」
男「ヒャッハー!」
幼「…」
男・幼父「ハッ!?」
幼父「だからさ!幼ちゃんの部屋、良い匂いだったろ?」
男「はいっ!超良い匂いでした!」
幼父「もう、おめぇら、結婚しちまえよ!」
男「俺、まだ17歳なんで、無理です!」
幼父「ははっ。それもそうだな!」
幼父「じゃあ、来年だな!来年結婚しろよ、もう」
男「はい、お義父さん!」
男「幼と結婚…はーっ!テンション上がる!」
男「ヒャッハー!」
幼「…」
男・幼父「ハッ!?」
46: 2012/10/31(水) 22:19:36 ID:m/1sjs5A
幼「…」
グッ
男「幼、いったん落ち着いて!いったん!」
幼「……」
ググッ
幼父「ちょっと待った!幼ちゃん!」
幼父「照れ隠しに振るう力は暴力だよ?ただの暴力!」
幼父「空手に先手無しだよ?」
グッ
男「幼、いったん落ち着いて!いったん!」
幼「……」
ググッ
幼父「ちょっと待った!幼ちゃん!」
幼父「照れ隠しに振るう力は暴力だよ?ただの暴力!」
幼父「空手に先手無しだよ?」
47: 2012/10/31(水) 22:20:00 ID:m/1sjs5A
幼「…ふぅ」
幼「…二人とも」
幼「もう、何も言わなくて良いから、ね?」
ニコッ
男「お、幼の…拳が…菩薩の拳にッ!?」
幼「フゥゥゥーーーー!」
男・幼父(こ、殺されるッ…)
おわり
幼「…二人とも」
幼「もう、何も言わなくて良いから、ね?」
ニコッ
男「お、幼の…拳が…菩薩の拳にッ!?」
幼「フゥゥゥーーーー!」
男・幼父(こ、殺されるッ…)
おわり
48: 2012/10/31(水) 22:21:22 ID:m/1sjs5A
51: 2012/10/31(水) 22:47:32 ID:Q1Di4xMw
おつん
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