1: 2013/07/23(火) 11:19:40.04 ID:XorWWoSy0
2: 2013/07/23(火) 11:20:48.62 ID:XorWWoSy0
ガチャッ

千鶴「!」

笑美「おっ、おはよーさん!」

千鶴「お、おはよう……」ショボン

笑美「なんや千鶴はん、そない落ち込まれると傷つくわ~」

千鶴「ご、ごめんなさい! そんなつもりじゃ……」アタフタ

笑美「ジョーダンやってー、わかっとるわかっとる」ケラケラ

3: 2013/07/23(火) 11:21:26.15 ID:XorWWoSy0
千鶴「な、何が?」

笑美「Pはんが来たおもたんやろ? バレバレやで~」ニヤニヤ

千鶴「べ、別にあの人のことなんか…………え、嘘、なんでばれてるの?///」

笑美(ホンマわかりやすいやっちゃなー……ま、そこがええねんけど)

笑美「Pはんならもうちょいかかるって、メールきてへん?」

千鶴「え、メール?」

4: 2013/07/23(火) 11:21:56.02 ID:XorWWoSy0
千鶴「……」ポチポチ

千鶴「あ、ホントだ……『10分くらい遅れます(ノ≧∀≦)ノ・‥…━━━★ ピキューン!』」

千鶴「なにこの顔文字」クスッ

笑美「あの人、オトコなのに顔文字好きやねんな~」ケラケラ

千鶴「チャラチャラしすぎ…………そこがいいんだけど」ボソッ

5: 2013/07/23(火) 11:23:01.64 ID:XorWWoSy0
笑美(本音だだ漏れやん……Pはん、普段どうしとるんやろ……)

千鶴「? どうしたんですか笑美さん?」

笑美「い、いやなんでもあらへんよ?」

千鶴「怪しいですね…………わ、私、また何かしちゃったのかな!?」

笑美(しっかし、おもろいけど難儀な子やなー……)アハハ

6: 2013/07/23(火) 11:23:46.35 ID:XorWWoSy0
ガチャ

紗南「やっはろー!」

笑美「やっはろー! ってなんやその挨拶」

紗南「ノリいいなー、さっすが笑美さん!」

笑美「せやろせやろー?」

紗南「鈴帆さんといい勝負だね!」

7: 2013/07/23(火) 11:25:10.85 ID:XorWWoSy0
笑美「鈴帆っちには負けられんわ! で、なんなんそれ?」

鈴帆「奈緒さん一押しのアニメに出てきたの!」

笑美「アニメかー……ウチはよう知らんなぁ」

紗南「私もそんなに詳しくないよ。あ、千鶴さんもやっはろー!」

千鶴「お、おはよう…………ぜ、絶対無理だよあんなかわいい挨拶……」

9: 2013/07/23(火) 11:25:52.67 ID:XorWWoSy0
紗南「えー大丈夫だよ、千鶴さん可愛いし」

千鶴「か、可愛くなんか……」

笑美「あんま自分を卑下しとると、Pはんも怒るで?」

千鶴「え……?」

紗南「そうだよ、Pさん千鶴さんのこと大好きだからね!」

10: 2013/07/23(火) 11:26:51.41 ID:XorWWoSy0
千鶴「だ、だだだだだ大好きなんて…………ど、どうしよ、両想い……ハッ///」

紗南(ふむふむ……)

笑美(まぁそーやろなぁ……)

千鶴「……き、聞いてた?」

笑美「ウチはなーんもきいとらんで?(棒)」

紗南「私も笑美さんに同じ(棒)」

11: 2013/07/23(火) 11:27:51.82 ID:XorWWoSy0
千鶴「そう、それならいい…………嘘、絶対聞かれてたよどうしよう///」

紗南(あー、いじりたい……)ウズウズ

笑美(あかん、紗南はんの目、めっちゃキラキラしとる……)

紗南「……そういえば、昨日、Pさんと一緒にゲームしたんだ」

千鶴「え……ゲーム?」

笑美「ど、どしたん急に」

12: 2013/07/23(火) 11:28:26.23 ID:XorWWoSy0
紗南「まぁまぁ。二人とも、ギャルゲって知ってる?」

笑美「なんやギャルゲって……千鶴はん知っとる?」

千鶴「いえ、知らないです」

紗南「そっか……簡単に言うとね」

紗南「ゲームの中で彼女を作っていちゃいちゃするんだよ」

13: 2013/07/23(火) 11:28:54.94 ID:XorWWoSy0
笑美「へー、それがおもろいんか」

千鶴「なんていうか、オタクっぽい……」

紗南「まーオタクがやるものだからね!」

笑美「Pはん、そういうの好きやったんかぁ」

千鶴「わ、私は気にしないけど……」

14: 2013/07/23(火) 11:30:07.23 ID:XorWWoSy0
笑美「ほんで、それがどないしたん?」

紗南「えと、何人か彼女候補がいたんだけど」

紗南「その中に、千鶴さんそっくりな子がいたの」

千鶴「え、私に?」

笑美「そらまた、えらい偶然やなー」

紗南「ホントだよね。私もPさんも爆笑だったよ」ケラケラ

15: 2013/07/23(火) 11:30:50.36 ID:XorWWoSy0
千鶴「そ、それで?」

紗南「Pさんね、迷いなく千鶴さん選んでたよ!」

千鶴「わ、私を……///」

笑美「ち、千鶴はんっちゅーか、ゲームのキャラやろ?」

紗南「そうだけどねー」アハハ

16: 2013/07/23(火) 11:31:27.79 ID:XorWWoSy0
紗南「でもさ、Pさんプレイしながら」

紗南「『千鶴とつきあいてー』とか『デコチューしたいなぁ』とか」

紗南「いろいろ言ってたよ?」

笑美「うわ、大胆やな~……なー千鶴はん?」

千鶴「う……///」

笑美「なんや、うれしゅーないん?」

18: 2013/07/23(火) 11:32:18.91 ID:XorWWoSy0
千鶴「そんなことない! けど……」

笑美「せやろ? ウチも羨ましいわー」

千鶴「……ほ、本当は嬉しいけど、言葉にするのは苦手なの!」

紗南「千鶴さんは照れ屋さんだもんね」アハハ

笑美「でも、もうちょい素直になってもええやんか」

千鶴「素直に……?」

19: 2013/07/23(火) 11:33:15.15 ID:XorWWoSy0
笑美「ほいたら、Pはんにもっと可愛い言うてもらえるで!」ニカッ

紗南「そうだよ千鶴さん!」

千鶴「で、でも、素直にってどうしたら……」

紗南「まずは、Pさんにやっはろー!」

笑美「やっはろー、やな!」

千鶴「む、むーりぃー……」

20: 2013/07/23(火) 11:33:53.52 ID:XorWWoSy0
笑美「ってそれは乃々はんやないか!」ビシッ

紗南「あはは、ナイスツッコミ」ケラケラ

千鶴「私はできる、私はできる……」ブツブツ

紗南「お、千鶴さんがアップを始めたようです」

笑美「ほんまに大丈夫かいな……」

千鶴「平気。……だ、大丈夫、大丈夫!」

21: 2013/07/23(火) 11:34:32.01 ID:XorWWoSy0
P「遅れてすまーん!」ガチャ

笑美「ほら、きたで!」ヒソヒソ

紗南「じゃ、いつやるか?」ヒソヒソ

笑美「今やろ!」ビシッ

千鶴「うん……!」

22: 2013/07/23(火) 11:35:56.57 ID:XorWWoSy0
千鶴「あ、あの、プロデューサー!」

P「お、千鶴、おはよー!」

千鶴「や、やっはろー……///」カアァ

P「や、やっはろ……?」

千鶴「……なんでもない、気にしないで…………や、やっぱり私には似合わない……」ショボン

P「……かわいいなぁ」

千鶴「え……?」

23: 2013/07/23(火) 11:36:39.49 ID:XorWWoSy0
P「そういう千鶴も、可愛いよ?」ニコ

千鶴「お世辞は結構。…………褒められた? 確かに褒められた?」

P「やっはろー、って自分で考えたの?」

千鶴「いえ、あの二人が……」

P「? 誰もいないけど……」

千鶴「!?」バッ

24: 2013/07/23(火) 11:37:17.42 ID:XorWWoSy0
千鶴「い、いつの間に……」

P「かくれんぼでもしてたかー?」ハハ

千鶴「子供じゃないんですから……」

P「はは、俺もやりたかったな」

千鶴「だから、してないですから」

P「そっかそっか」

25: 2013/07/23(火) 11:38:17.00 ID:XorWWoSy0
P「やっはろー、もいいけどさ」

千鶴「?」

P「千鶴はかわいらしいのが似合ってるよ」

P「言っとくけどお世辞じゃないから、本気だから」ニコニコ

千鶴「な、なんでそんなに笑顔なんですか……」

26: 2013/07/23(火) 11:38:46.57 ID:XorWWoSy0
P「千鶴だって笑顔じゃん」ニコニコ

千鶴「わ、私も笑って……る?」

P「ん、笑ってる千鶴が一番好きだよ」

千鶴「か……」

P「どした?」

千鶴「帰っていい? ……緊張しすぎ!」

27: 2013/07/23(火) 11:40:06.44 ID:XorWWoSy0
P「そんな乃々じゃないんだからさー」ケラケラ

千鶴「だって貴方がからかって……」

P「ちーちゃんが可愛いから仕方ないよ」

千鶴「ち、ちーちゃんって……ええっ!?」チラッ

カンペ『でこちゅー♥ゲットやで!』

P「ん、誰かいた?」クルッ

28: 2013/07/23(火) 11:40:39.54 ID:XorWWoSy0
P「って居ないし……」

『でも、もうちょい素直になってもええやんか』

『ほいたら、Pはんにもっと可愛い言うてもらえるで!』

千鶴「……私は出来る、私は出来る……」ブツブツ

P(こっちは自分の世界に入っちゃうし……)

29: 2013/07/23(火) 11:41:11.49 ID:XorWWoSy0
千鶴「○○プロデューサー!」

P「は、はいなんでせうか?」

千鶴「ん……」スゥー

P(……ん? ちーちゃん目を閉じて待機中)

P(キスしていいのかな? なんて……)

P(まー、流石に口にはしないけど)

30: 2013/07/23(火) 11:42:17.95 ID:XorWWoSy0
P(ほっぺくらいなら……いっか)

千鶴(は、早くして……心臓が持たない……)ドキドキ

P「ちーちゃん……」スッ

千鶴「は、はいっ……」ドクン ドクン

P「ん……」chu☆

カシャッ

P「ん?」

31: 2013/07/23(火) 11:43:01.34 ID:XorWWoSy0
笑美「あはは、パパラッチには気ぃつけなあかんで?」

紗南「へへっ、Pさんのその顔、セーブしたいなぁ」

P「お、お前らか仕掛け人は……」

笑美「勘違いせんといて! 千鶴はんに強いた訳やないで」

紗南「キスは千鶴さんが望んだんだよっ」

紗南(私の嘘のせいでもあるけど……)

32: 2013/07/23(火) 11:43:43.73 ID:XorWWoSy0
P「ホントか千鶴……あれ?」

紗南「た、立ったまま……」

笑美「氏んどるわ……」

千鶴「」



その後、ちーちゃんは無事復活しましたが
Pの姿を見るなり、顔を真っ赤にして逃げてしまいました

おしまい

33: 2013/07/23(火) 11:48:52.95 ID:XorWWoSy0
HTML化依頼済
画像ありがとうございました

35: 2013/07/23(火) 12:10:02.43 ID:QdsVAQUHo
千鶴ちゃんきゃわわん

36: 2013/07/23(火) 12:17:39.75 ID:Yivbb5cKo
千鶴ちゃんは可愛いなあ。
乙でしたっ☆

引用: 松尾千鶴「や、やっはろー……///」