1: 2011/10/08(土) 19:36:44.62 ID:13W9ME/L0

3: 2011/10/08(土) 19:41:55.33 ID:13W9ME/L0
東西シベリア内乱

東と西、どちらも譲らず冷戦とまではいかないが、
内乱が起こったり止んだりしている。
互いに戦力が限られており、そこまで派手な戦争にはなっていない。
しかし怪獣やオーバーモンスターが戦闘に加わってからは
戦局が大きく動き、今は西側が主導権を握っている。

5: 2011/10/08(土) 19:45:57.76 ID:13W9ME/L0
( ^ω^)「うーむ……大スペクタクルだお」

【+  】ゞ゚)「子どもの怪獣なんてのは初めて見ましたが」

【+  】ゞ゚)「二回りくらい小さいですね」

爪'ー`)「これはひょっとするとちゃっちゃと説得できて帰れるかもしれませんね」

⌒*リ´・-・リ「国際問題に発展する前に帰れればいいですけど……」

イ从゚ ー゚ノi、「まあ難しいだろうね」

イ从゚ ー゚ノi、「今だっていつ迎撃されてもおかしくないし」

イ从゚ ー゚ノi、「東西シベリアから怪獣もろとも殺されないとも限らない」

('A`)「……ここで会議してても始まらない。行こう」

( ^ω^)(何か違和感が……?)
仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火(1) (モーニングコミックス)
8: 2011/10/08(土) 19:50:41.17 ID:13W9ME/L0


( ^ω^)【おーいそこの怪獣達、俺達の話を……】

(;^ω^)【!!!】

('A`)【どうしたブーン】

(;'A`)【……こりゃあ……】

爪;'ー`)【おいおいおい、こんなの聞いてませんぜ】

【+  】ゞ゚)【……説得、出来ますかね?】

イ从;゚ ー゚ノi、【正直、話を聞かせる前に話を聞かせてほしいくらいだわ……】

(;'A`)【すみませーん!話を聞いてほしいんですがー!!】

(;^ω^)【!こっち見た―――】

10: 2011/10/08(土) 19:55:12.16 ID:13W9ME/L0


 (∵) (∵)( ∵ )   (∴)


(∵)  (∴)  (∵) (∵)(∴)


 (∴) (∵)  (∵)(∴)


  (∴)(∵)   (∵)  (∴)(∵)


14: 2011/10/08(土) 19:59:32.79 ID:13W9ME/L0


【たすケて】【ジャンヌさん、ドうなッテ】
【ア、人が】【ウえッ、う】


【うワあああああああア!!!】【ナに?なんなノ?】【エぐっ】
【えーーーーン】
【戻リタい戻りタ】


【おカーさン!】【タす、けテ、】
【わかンナいよ、ワかんナ】【モう駄目ダ】


【ひ、ヒと、人が来た!】【ウぅ、グすっ】【ヤだこんナノっ!】
【あ、たス、助け、】【あ、ア、あ】


17: 2011/10/08(土) 20:04:33.11 ID:13W9ME/L0


【たスケてたすけテタすけテ】【助ケて助けて助ケて】
  【助けテ助ケテ助けテ】  【タスけテたすけてたスケて】


【たすけテたスけてたスケて】【助けテ助けて助けテ】  【タスけてたスケてたすけテ】
       【たスケてたすけテたすケて】
【助けて助けテ助けテ】


   【たスけてたすケてたスケて】   【たスケてたすケテたすケて】
【タすけてタスけてたすケて】【助ケて助ケて助けて】


 【助けテ助ケて助けテ】   【タスけてタすケてたスケて】 【たすケテたすケテたすケテ】
   【助ケて助ケて助けテ】【たスケてタスけてたスけて】


22: 2011/10/08(土) 20:08:12.79 ID:13W9ME/L0





          たすけて





23: 2011/10/08(土) 20:11:16.77 ID:13W9ME/L0





 ( ゚ω゚)





27: 2011/10/08(土) 20:14:32.86 ID:13W9ME/L0





           第捌話「怪獣の声」


29: 2011/10/08(土) 20:17:13.14 ID:13W9ME/L0


( ゚ω゚)


――― ン


( ゚ω゚)


――― ーン


( ゚ω゚)


――― ブーン


( ゚ω゚)


(#'A`)【ブーン!!!!】

33: 2011/10/08(土) 20:20:40.98 ID:13W9ME/L0
(;゚ω゚)【ぶはぁっ!!!】

(#'A`)【お前が呆けてどうすんだ!!】

(;^ω^)【あ、ああすまんお!!】

爪;'ー`)【…………】

イ从; ー ノi、【うっ!ゴホッ!!】

【+  】;ゞ゚)【……ドクオさん】

(;'A`)【なんだ】

【+  】;ゞ゚)【……指示、を】

【+  】;ゞ゚)【指示をください】

(;'A`)【…………】

35: 2011/10/08(土) 20:24:18.64 ID:13W9ME/L0
(;^ω^)【……恐らく、闘う意思はない】

(;^ω^)【破壊衝動に呑まれるより先に恐怖が支配しているお】

( ^ω^)【自分の身に何が起こったのかわからずに】

( ^ω^)【ただ助けを求めている】

イ从; ー;ノi、【あ、あんまりですよ!こんなの!!】

イ从; ー;ノi、【子ども達ですよ!?なんでこんなことになっちゃうんですか!!】

('A`)【東シベリア……】

(#'A`)【想像以上の外道だ……!】

(#'A`)【オサム!棺桶に安全に気絶させられる機能はあるか!】

【+  】;ゞ゚)【電気ショックで或いは、でしょうか】

(#'A`)【……少しでも楽に、元に戻してやるんだ】

('A`)【混乱も収まるだろう】

38: 2011/10/08(土) 20:27:21.94 ID:13W9ME/L0
【+  】ゞ゚)【なるべく一か所に集めてください!!】

( ∴)【あ、怖い、怖イ怖いこワいコワい!!】

( ^ω^)【よしよし、暴れるなお】

('A`)【少し我慢してくれな】

爪'ー`)(流石に銃突きつけるわけにもいかんわな……)

イ从; ー;ノi、【グズッ、ヒック】

爪'ー`)【イナリ、リリのところに戻った方がいいんじゃないか】

イ从; ー゚ノi、【そ、そういうわけ、にもいかない、でしょ】

イ从゚ ー゚ノi、【私だって、実戦部、なんだから……】

【+  】ゞ゚)【皆さん離れてください!!】

41: 2011/10/08(土) 20:31:24.44 ID:13W9ME/L0
【+  】ゞ゚)【モードE:電気ショック!】

( ∴)【アアアアアアアアアアアア!!!】
( ∵)【ッッッッ!!!】
( ∴)【………………!!】
( ∵)【ヒッ、ヒグッ、ハッ……】

イ从; ー ノi、【うう……】

爪'ー`)【これでこいつらはとりあえず元に戻るんだな?】

【+  】ゞ゚)【全員気絶、いつもなら元に戻るはず、なの、に……】

【+  】;ゞ゚)【……おかしいですね】

(;^ω^)【戻らない……!?】

(;'A`)【どういうことだ、これは!】

43: 2011/10/08(土) 20:34:40.35 ID:13W9ME/L0
|::━◎┥『初めましテ、実戦部の諸君』

(;'A`)【声……あんたは?】

|::━◎┥『私はハグルマ・オー。東シベリア最高司令官ダ』

(#'A`)【!じゃああんたがこれをやったのか!!】

( ^ω^)【この子達に何をした?】

|::━◎┥『いつも通リ、薬の実験をさせてもらっただけダ』

|::━◎┥『我らの予想では今度の怪獣は我らの目的通リ』

|::━◎┥『自我を持ちながら末期怪獣のエネルギーを持つ怪獣ができるはずだっタ』

|::━◎┥『しかしそいつらはどうやら"失敗作"のようダ』

|::━◎┥『自我はあるがエネルギーの量が足りズ』

|::━◎┥『しかも副作用のようなものも確認できル』

46: 2011/10/08(土) 20:39:17.01 ID:13W9ME/L0
|::━◎┥『そこデ、我々はその"怪獣"を廃棄することにしタ』

(#'A`)【てめぇ……!!】

(#^ω^)【糞野郎が!!!】

(#^ω^)【聞けばこの子ら一般市民は内乱に積極的じゃないそうだお!?】

(#^ω^)【自らの意志で内乱に参加してる兵士ならまだしも】

(#^ω^)【何の罪もねぇ子どもを実験に使いやがって】

(#^ω^)【実験台にされたこの子らの苦しむ声を一度でも聞いたかお!!??】

(#^ω^)【何が失敗作だ!!】

(#^ω^)【てめぇの頭の方が失敗作だ!!!】

|::━◎┥『……何やら威勢のいい馬鹿がいるようだナ』

48: 2011/10/08(土) 20:43:12.24 ID:13W9ME/L0


(#゚;;-゚)「モララー様、東シベリア内にて、大量の怪獣を確認」

( ・∀・)「……戦場で、ではないのか?」

(#゚;;-゚)「はい」

( ・∀・)「こっちに向かってきそうな動きか?」

(#゚;;-゚)「いえ、恐らく実戦部と呼ばれる集団が交戦している模様です」

( ・∀・)「なら俺の出る幕じゃないな」

(#゚;;-゚)「見逃しますか?」

( ・∀・)「しかし大量、か」

( ・∀・)「こっちに矛先が向いても面倒だな……」

49: 2011/10/08(土) 20:47:12.38 ID:13W9ME/L0


( ・∀・)『お聞きください実戦部の皆さま!!』

(#'A`)【?】

|::━◎┥『この声ハ……』

( ・∀・)『ワタクシ、西シベリア最高司令官モララーと申します』

( ・∀・)『そこにいらっしゃる方々には申し訳ありませんが』

( ・∀・)『大量の怪獣達に脅威を感じまして』

( ・∀・)『我々の方で排除させていただきます』

イ从゚ ー゚ノi、【なっ!】

( ・∀・)『つきましては、早々にお逃げくださいますよう、お願いします』

( ・∀・)『……ククッ!』

52: 2011/10/08(土) 20:50:49.72 ID:13W9ME/L0
(十)『ハグルマ・オー様!西シベリアから数発のミサイル発射を確認!!』

/▽▽『被弾までの時間は約15分!』

/◎ ) =| )『被弾点は"春の園"と思われまス!!』

|::━◎┥『ふン、奴ら数少ないミサイルをここで使ってくるカ』

[ Д`]『そうしないと怪獣を排除できないと知った上でのミサイルでしょウ』

|::━◎┥『だが好都合ダ。我々が処分する必要もなくなっタ』

|::━◎┥『実戦部、そういうことダ』

|::━◎┥『生きたければ逃げるがいイ』

【+  】;ゞ゚)イ从;゚ ー゚ノi、爪;'ー`)【…………】

(;^ω^)【リリ!三人の巨大化を解け!!】

(;^ω^)【お前らだけでも逃げるお!!】

53: 2011/10/08(土) 20:55:04.49 ID:13W9ME/L0
イ从;゚ ー゚ノi、【お二人は!?」

('A`)【……俺達はこいつら、子ども達を守る!!】

( ^ω^)【今は人間に戻らなくとも、正義社で匿っておけば】

( ^ω^)【きっとMSSMで人間に戻れるはずだお!!】

('A`)【オサム!!棺桶借りるぞ!!】

【+  】ゞ゚)「え、あ、はい!!」

('A`)【こうか……!モードE:電気ショック!!】

(;^ω^)【うがあああああああああ!!!】

爪;'ー`)「!?」

('A`)【モードSM:緊縛!】

(;^ω^)【ぬおお、おお!?何を、するドク、オ!!!】

56: 2011/10/08(土) 20:59:39.34 ID:13W9ME/L0
('A`)【お前と俺、先に限界が来るのは俺だ】

('A`)【どうせ闘えなくなるなら、俺がこいつらの盾になる!!】

('A`)【……怪獣の、子ども達の声を聞いてしまったから、な】

(;^ω^)【で、でも……!!】

('A`)【……俺だって氏ぬ気はさらさらない】

('∀`)【また会おうぜお前ら!しっかり仕事しろよブーン!】

(;^ω^)「ぐっ!小さくなっても緊縛のままとは、技術部優秀すぎるだろ……!!」

【+  】ゞ゚)「とりあえずブーンさん、中へ……!!」

('A`)【リリ!!そいつら頼んだぞ!!】

⌒*リ;´ - リ「…………っ!!」

(;^ω^)「……ドクオ」

(;^ω^)「ドクオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

58: 2011/10/08(土) 21:04:21.42 ID:13W9ME/L0


('A`)【……さぁて、どうなるかね……】

( ∵)【ウ、あ?今、ドうなっテいるンですカ……!?】

('A`)【あんたは大人か】

('A`)【大丈夫だ、安心しな】

('A`)【ここにいる怪獣は、人間は俺が守る】

( ∵)【あレ、どうなっテる、ノ】
( ∴)【ドウして私達、大きイの……?】
( ∵)【おジチゃん、誰?】

('A`)【お目覚めかい子ども達】

('A`)【まとめて俺の後ろ側に逃げてな】

59: 2011/10/08(土) 21:08:35.33 ID:13W9ME/L0



('∀`)【おじちゃんが絶対に守ってやるから】













63: 2011/10/08(土) 21:14:39.81 ID:13W9ME/L0


( ^ω^)「急げ、急ぐおリリ!!」

⌒*リ´・-・リ「ハイッ!!」

( ^ω^)(あれから何時間が経った……?)

( ^ω^)(急いで東シベリアに戻らないと、急がないと……!!)

(´・_ゝ・`)「急ぐ気持ちもわかる」

(´・_ゝ・`)「しかしお前が焦っても仕方ない」

(´・_ゝ・`)「現地に着いた時に的確な判断ができるように落ちつけ」

( ^ω^)「そりゃあわかってますお、でも……!!」

('(゚∀゚∩「私がいるから大丈夫だよ!!」

/ ゚、。 /「僕もね!」

66: 2011/10/08(土) 21:21:14.75 ID:13W9ME/L0


/ ゚、。 /「よーし、簡易防御壁を立てろ!!」

<_プー゚)フ「イエッサー!」

( ∵)【……】
( ∴)【……】

(´・_ゝ・`)「本当に副作用で怪獣が同じような顔になっている……」

(´・_ゝ・`)「とんでもないものを作ったな、東シベリア……」

('(゚∀゚∩「……"生命反応確認君"には多数の反応が見られるよ!」

('(゚∀゚∩「この怪獣達は生きてる!!」

( ^ω^)「子どもは無事、だお」

( ^ω^)「あいつは?」

67: 2011/10/08(土) 21:24:14.06 ID:13W9ME/L0
( ^ω^)「ドクオーーー!!!」

( ^ω^)「…………」

(;^ω^)「"生命反応確認君"の範囲を縮小して探してくださいお!!」

/ ゚、。 /「あいよ!!」

( ^ω^)「……」

/ ゚、。 /「うーん……」

(^ω^ )「……」

/ ゚、。 /「ここかなー?」

(´・_ゝ・`)「あの二人、傍から見ると怪しい動きだな……」

/ ゚、。 /「!!いたっ!!アイアンメイデンの近くだよ!!」

70: 2011/10/08(土) 21:27:37.92 ID:13W9ME/L0


( "ゞ)「……状況の報告を」

(´・_ゝ・`)「怪獣達は船・潜水艇にて正義社へ搬送」

(´・_ゝ・`)「今は正気を取り戻しており、情緒も安定している」

(´・_ゝ・`)「……怪獣のままではあるが」

( ´∀`)「ドクオさんは現地での応急処置後、急いで医療部へ搬送」

( ´∀`)「今もナオさんが治療を続けていますモナ」

( ^ω^)「……容体を聞いても?」

( "ゞ)「私もお願いしたい」

( ´∀`)「了解モナ」

71: 2011/10/08(土) 21:30:44.76 ID:13W9ME/L0
( ´∀`)「技術部作成の"アイアンメイデン"を盾にしてたおかげで」

( ´∀`)「ミサイルの直撃自体は免れた模様です」

( ´∀`)「しかし知っての通り、彼は弱体化していましたモナ」

( ´∀`)「そのためミサイルの爆撃から怪獣を守れましたが」

( ´∀`)「彼は大きな傷を負い、意識は戻っていませんモナ」

( ´∀`)「……出来る限り治療はしていますが、瀕氏には変わりありません」

( ´∀`)「このままだと意識が戻っても後遺症の残る可能性が大きいですモナ」

( "ゞ)「……東西シベリア……まさかこんな形で関わることになるとは……」

( ^ω^)「…………」

(´・_ゝ・`)「デルタ、今後はどうする?」

( "ゞ)「ふむ、……正直わからんな」

73: 2011/10/08(土) 21:34:10.17 ID:13W9ME/L0
( "ゞ)「シベリアからの攻撃を警戒して防御壁を立ててはいるが」

( "ゞ)「恐らく彼らにとっては正義社などどうでもいいだろう」

( "ゞ)「私らに使う弾があれば互いに向ける、そういうことだ」

( "ゞ)「だが万が一、というのがある」

( "ゞ)「オーバーモンスターのモララー、オーバーモンスターを利用しようとするハグルマ・オー……」

( "ゞ)「平気で部外者も攻撃してきた」

( "ゞ)「だから社員の安全も考えて、こちらから手を出してはならない」

( "ゞ)「……そもそも内乱に関わろうとしてはならないのかもな」

( "ゞ)「私達は被害を受けたが、彼らの内乱が終結するのを待つのが最善だと考えている」

( ^ω^)「ドクオの事に関しては泣き寝入りということですかお?」

76: 2011/10/08(土) 21:37:37.21 ID:13W9ME/L0
( "ゞ)「……」

( ^ω^)「ドクオは俺の同僚であり、親友ですお」

( ^ω^)「それに奴には待ってる人がいるんですお?」

(#^ω^)「それなのにあんな状態にした張本人達に仕返しもできないんですかお!?」

(#^ω^)「あいつらぶん殴って、それで内乱を止めてやればこれ以上―――」

( ´∀`)「落ちつくモナ、ブーン」

( ´∀`)「お前の気持ちもわかる、しかし考えてみろ」

( ´∀`)「相手は東西シベリア両側、それにボロボロのお前だ」

( ´∀`)「仕返しどころか逆に氏ぬかもしれんモナ」

(#^ω^)「……」

( ^ω^)「…………」

80: 2011/10/08(土) 21:41:47.76 ID:13W9ME/L0
(´・_ゝ・`)「怨恨から生まれた内乱だ」

(´・_ゝ・`)「外部の勧告が届かないほど激化している」

(´・_ゝ・`)「お前を投入による終戦という可能性の低い作戦に賭けることは出来ない」

( "ゞ)「確かに技術力は我々の方が上で、両方を叩けば内乱は収まるかもしれない」

( "ゞ)「しかし手段は武力だ」

( "ゞ)「その際の被害も甚大で、ブーン君」

( "ゞ)「君の言う"待ってる人"を増やすことになる」

( ^ω^)「!」

( "ゞ)「……分かってくれ」

( "ゞ)「君たちは今まで通り活動してくれ、何か動きがあったら逐一教えよう」

( ^ω^)「……はい」

82: 2011/10/08(土) 21:46:38.06 ID:13W9ME/L0


( ^ω^)「おう、お疲れー」

イ从゚ ー゚ノi、「外さっむいですね!!」

爪'ー`)「もう冬ですよ」

(゚A゚* )「エアコンさまさまやなぁ」

【+  】ゞ゚)「本当ですねぇ」

⌒*リ´・-・リ「……スノーモービル……」

イ从;゚ ー゚ノi、「また免許増やす気か!?」

⌒*リ´・-・リ「ううん、運転は出来るから本体がほしいかなぁって」

爪'ー`)y‐「お前の底が見えねぇよ」

( ^ω^)「あはは」

83: 2011/10/08(土) 21:50:12.49 ID:13W9ME/L0


(゚A゚* )「ブーンさん」

( ^ω^)「お?どうしましたお」

(゚A゚* )「ドクオさん、まだ目は……?」

( ^ω^)「……ですおね」

(゚A゚* )「ふー……いつまで寝てるんやろな」

( ^ω^)「さぁ……春になったらぱっと眼を覚ましそうな気はしますけど」

(゚A゚* )「ははは、熊やあるまいし」

( ^ω^)「……」

(゚A゚* )「……」

( ^ω^)「……大丈夫ですお、あいつは」

(゚A゚* )「ふふっ、知ってるで」

87: 2011/10/08(土) 21:54:28.30 ID:13W9ME/L0


( ・∀・)「……シベリアの冬は厳しい」

( ・∀・)「もう既に国の周囲の山々に雪が積もり始めている」

( ・∀・)「そして、内乱が始まったのも冬だったな」

(#゚;;-゚)「……」

( ・∀・)「……時間だ、"カタコト"共を潰す」



[ Д`]「これガ、完成品……!!」

/▽▽「あア、あの副作用を抑えるのに時間がかかってしまっタ」

(十)「西シベリアの動きが活発化しているがまだ本格的には攻めてきていなイ」

/◎ ) =| )「時間の都合上、1つしか作れなかったガ……十分ダ」

90: 2011/10/08(土) 21:58:32.14 ID:13W9ME/L0


( ・∀・)【……クククククククッ!!!!】

( ・∀・)【面白い!!"カタコト"王よ!!お前はやはり面白い!!!】

( ・∀・)【俺と同じところまで来たか!!!!】

|::━◎┥【……あア、これでようやく貴様ら西シベリアを壊滅させることができル!!】

( ・∀・)【ギャハハハハハハハハハ!!!!】

|::━◎┥【今日で終わりダ】

( ・∀・)【地上戦、司令官戦!!】

( ・∀・)【いいねぇ、いいねぇ!!】

|::━◎┥【さア、頃し合いだモララー!!!】

( ・∀・)【かかってきなぁ!!ハグルマァァァ!!!】

92: 2011/10/08(土) 22:02:39.11 ID:13W9ME/L0
おまけ

('A`)「えー……1年ぐらい前に会ったと思うけど、こちらのーさん」

(゚A゚* )「お久しぶりです」

J( 'ー`)し「あらあら。……なんとなくそんな気はしたのよ」

J( 'ー`)し「でも本当にこうなるなんて……あらまぁ」

('A`)「えー、ゴホンッ、カーチャン、俺、のーさんと結婚するよ」

(゚A゚* )「どうか、ドクオさん共々よろしくお願いします」

J( 'ー`)し「あらあらそんな頭なんて下げないで!」

J( 'ー`)し「うふふ、私にも娘ができるなんて、嬉しいわぁ」

J( 'ー`)し「のーちゃん、出来の悪い息子だけどよろしくね」

(゚A゚* )「はい、知ってます!」

('A`)「こらこら」

94: 2011/10/08(土) 22:06:44.97 ID:13W9ME/L0
不確定次回予告

( ∵)【わーワー】

( ∴)【キャイキャイ】

( ∵)【コらー、落ちつキナさい!】

( ∴)【ひゅーウ】

(*‘ω‘ *)「とりあえず皆さん、ご飯ですっぽ!」

(;<●><●>)「……誰が誰だかわかんないです!」

(;<●><●>)「横堀さんを呼ばないと……」

( ><)「ジャンヌさんは大人だからこれなんです!!」

( ><)「ああ!マニーちゃん!スパム君のご飯食べちゃだめなんです!!」

( <●><●>)「……ビロード、わかるの?」

( ><)「わかってます!!」

97: 2011/10/08(土) 22:09:08.55 ID:13W9ME/L0
今日の分はこれで終わりです
次回は明日の夜7時、今度こそ遅刻しません
・・・万が一投下できなかったら創作板のスレの方に報告します
次で最後まで投下します
それでは、皆さま乙でした!

98: 2011/10/08(土) 22:10:29.33 ID:S6tD1r5A0

引用: ( ^ω^)は怪獣症候群だったようです