300: 2011/06/29(水) 21:34:46.78 ID:rOf1Gl9u0

301: 2011/06/29(水) 21:37:03.50 ID:rOf1Gl9u0
いつものファミレス

一方「…」

浜面「お前から呼び出すなんて珍しいな」

上条「どうしたんだ?」

一方「実は悩みがあるンだ…」

浜面「どんな悩みだ?」

上条「神裂と喧嘩したのか?」

一方「ンな訳ねェだろ」

浜面「どんな反応すればいいんだよ!」

上条「悩みってなんだ?」

一方「実は…」

上条・浜面「…」

~~~~~~~~~~~~~~~~

数日前

打ち止め「友達100人出来るかな、ってミサカはミサカは歌ってみる」

一方「楽しそうだな」ジュージュー

神裂「私が教えてあげたら気にいったみたいで」トントン

黄泉川「いや~神裂が来てくれると助かるじゃん」

神裂「いえいえ」

番外個体「親御さんが二人に増えたからな」ニヤニヤ

打ち止め「聞いてほしい事があるの、ってミサカはミサカはみんなに話しかけてみる」

芳川「どうしたの?」

打ち止め「実は…学校に行きたいの、ってミサカはミサカはお願いしてみる」

一方・神裂・黄泉川・芳川・番外個体「…」

神裂「アクセラレータ!焦げてます!」

一方「あ…あァ」ジュージュー

黄泉川「学校に行くのはいいことだと思うじゃん」

芳川「確かにラストオーダーぐらいの年頃の子なら学校に行ってるものね」

番外個体「いいのか?親御さん二人の心配事が増えちまうよ」ニヤニヤ
とある魔術の禁書目録 4巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
302: 2011/06/29(水) 21:39:47.55 ID:rOf1Gl9u0
黄泉川「いつかは学校に行かなくちゃいけないからいい機会じゃん」

芳川「そうね」

神裂「アクセラレータ!しっかりしてください!焦げてます!」

一方「べ…別にかまわねェが何処に行くつもりなンだ?」

打ち止め「それは…」

芳川「これから決めていけばいいわ」

黄泉川「アクセラレータと神裂も手伝ってあげるじゃん」

一方「あァ…」

神裂「わかりました」

打ち止め「わーい!ってミサカはミサカは大喜び!」

番外個体「いいのか?ホントは行ってほしくないんだろ?」ニヤニヤ

一方「黙れ…」

神裂「ちょうど夕食もできましたし食べながら話しましょうか」

一方「そォだな…」

黄泉川「さすが神裂!うまいじゃん」

芳川「ホントにおいしいわね」

神裂「ありがとうございます」

一方「それよりどォやって決めるンだ?」

黄泉川「こんな時のために…」ゴソゴソ

黄泉川「小学校のパンフレットをもらってきたじゃん」

芳川「ラストオーダーは能力者だから学校はある程度選べると思うわ」

一方「…誰が決めンだ?」

黄泉川「もちろん神裂とアクセラレータじゃん」

一方「…」

神裂「…どうしましょうか」

黄泉川「まあゆっくり考えればいいじゃん」

303: 2011/06/29(水) 21:42:08.26 ID:rOf1Gl9u0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一方「…という訳だ」

浜面「いや…その前にいつの間に神裂はあんなに馴染んだんだ!?」

上条「何か普通に家族の一員だったな」

一方「ンな事は別にいいだろ」

浜面「いや…いい訳ねーだろ!」

上条「いいから話を進めようぜ」

浜面「とりあえずパンフレット見せてくれよ」

一方「あァ…」ドサドサ

上条「多いな!!」

浜面「軽く50冊近くあるな…」

一方「あのガキが今のところ行ける学校だ」

上条「大変だな…」

浜面「小学校に詳しい奴とかいねーのか?」

上条「御坂なら少しはわかるだろうな…」

浜面「他には?」

一方「シOタコンが詳しいが…」

浜面「却下!」

一方「まずは良さそうな学校を選ぼうぜ…」パラパラ

上条「そうだな」パラパラ

浜面「まず良さそうな学校って何なんだ?」

一方・上条「…」

浜面「おい!」

304: 2011/06/29(水) 21:45:30.94 ID:rOf1Gl9u0
浜面「一番重要なのはラストオーダーにあってるかどうかだろ」

一方「確かに…」

浜面「だったらラストオーダーも交えて話した方が絶対いいだろ」

一方「あァ…」

上条「浜面がまともなこと言ってる…」

浜面「俺はいつもまともだよ!!」

一方「女関係は最低だけどな」

浜面「誰がだよ!」

一方「テメェだよ!」

上条「話がそれてるぞ」

浜面「誰のせいだと思ってんだ!」

浜面「…まあ明日ラストオーダーと神裂連れてきてみんなで話そうぜ」

上条「そうだな」

一方「あァ…わかった」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

次の日

一方「連れて来たぞ」スタスタ

御坂「遅すぎ」

一方「なンでテメェがいるンだ?」

御坂「こいつに頼まれたのよ」

上条「いた方がいいだろ」

一方「まァ…そォだな」

浜面「じゃあ話し合おうぜ」

神裂「はい」

打ち止め「うん!ってミサカはミサカは元気よく返事してみる」

浜面「とりあえずラストオーダーがいいと思う学校を選んでくれ」

打ち止め「はーい!ってミサカはミサカは元気よく返事してみる」

305: 2011/06/29(水) 21:47:35.71 ID:rOf1Gl9u0
一方「俺達はどォすんだ?」

上条「ラストオーダーが選んだ学校をさらに選ぶ」

一方「わかった」

神裂「決まるまではどうしてるんですか?」

浜面「待機だ」

上条「御坂はラストオーダーにいろいろ教えてあげてくれ」

御坂「わかってるわよ」

一方「俺は寝る」ドサッ

浜面「おい!!」

一方「時間になったら起こしてくれ」

浜面「誰のために集まってると思ってんだ!!」

神裂「アクセラレータは昨日も遅くまで起きていたので…」

浜面「なんで神裂が知ってんだよ」

神裂「同じ部屋で寝てるので…ベットも違いますし変な事はありませんよ」

浜面「…どんな反応すればいいんだよ!」

一方「…」スースー

上条「寝てるし」

浜面「膝枕してやれよ」

上条「嫌だよ」

浜面「テメェじゃねーよ!!」

御坂「あんた達ホントに仲良しね…」

306: 2011/06/29(水) 21:51:41.32 ID:rOf1Gl9u0
一方「ン…」

神裂「良く眠れましたか?」

一方「あ…あァ…」

一方「浜面…」

浜面「?」

一方「テメェの差し金だな」ガシッ

浜面「でも…良く眠…れただろ…」

上条「いいからさっさと選んで行こうぜ」

一方「あァ…」パラパラ

一方「何がいいのかわかんねェ…」パラパラ

浜面「俺たちだってわかんねーよ」パラパラ

上条「だいたい何を重視して見ればいいんだ?」

浜面「結局振り出しじゃねーか!」

御坂「その学校に行ってみたら?」

一方「どォいう事だァ?」

御坂「体験入学をしたら?」

一方「体験入学か…」

浜面「考えた事もなかったな…」

上条「1回行ってみようぜ」

神裂「そうですね」

浜面「全員で行って大丈夫か?」

御坂「人数制限は無いからいいんじゃない」

326: 2011/06/30(木) 21:33:52.02 ID:shyYvKNM0
上条「じゃあみんなで行こうぜ」

浜面「そうだな」

御坂「何人で行くつもりなの?」

浜面「俺達三人とラストオーダーと神裂と御坂と麦野と垣根」

御坂「…まあ…いいんじゃない」

一方「大丈夫か?」

浜面「きっと大丈夫だろ」

御坂「私は知らないわよ…」

~~~~~~~~~~~~~~~~

次の日

とある小学校前

ザワザワ

一方「結構人がいるンだな」

御坂「体験入学の日だからいろんな子が来てるのよ」

垣根「なんかやけに見られてねーか?」

麦野「確かにみんなこっちをチラチラ見てるわね」

上条「目立つからだろ」

垣根「なんでだ?」

上条「大人数だからな」

浜面「いや…それ以上に個人個人の個性が強烈すぎるんだろ…」

御坂「確かにそうね…」

浜面「お前もその1人だぞ」

一方「テメェもな」

打ち止め「いいから行こうよ、ってミサカはミサカはみんなに提案してみる」

一方「あァ」スタスタ

327: 2011/06/30(木) 21:46:18.82 ID:shyYvKNM0
神裂「思ったより広いですね」

浜面「神裂…とりあえずその格好はどうにかしたほうが…」

神裂「なんでですか?」

浜面「その格好は目立ち過ぎだろ…」

神裂「そうですか…」

一方「着替えだ」スッ

垣根「用意がいいな」

神裂「ありがとうございます」スタスタ

垣根「俺も着替えるか」スタスタ

一方「おい…」ガシッ

垣根「冗談だよ」

一方「わかってる」

垣根「あれ?なんで離してくれないんだ?」

一方「なンとなくだ」ギリギリ

垣根「…ゴメン…マジでゴメン…」

浜面「もうやめとけ」

一方「…」パッ

垣根「助かった」

浜面「神裂が来たら行くぞ」

上条「ああ」

神裂「待たせてしまってすいません」タタタッ

一方「行くか…」

御坂「でもさすがにこんな大人数じゃ教室には入れないわよ」

上条「じゃあ男子と女子チームに分かれるか」

垣根「そうだな」

一方「じゃァラストオーダーと一緒に行ってやってくれ」

神裂「わかりました」

328: 2011/06/30(木) 21:51:36.99 ID:shyYvKNM0
垣根「女子チームはラストオーダーと体験授業か」

上条「俺達はどうする?」

一方「いろいろ見てまわるか」

浜面「他の教室とか見てまわるか」

垣根「ラストオーダーの授業風景は見なくていいのか?」

一方「…」

上条「行くか」

浜面「そのほうがいいだろ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

御坂「なんであんた達がここにいるのよ!」

上条「声が大きい」

御坂「…なんでいるのよ」

浜面「俺達もラストオーダーの授業風景見たいんだよ」

麦野「ラストオーダーなら右端の一番前よ」

神裂「わかりますか?」

一方「あァ…」

垣根「頑張って問題解いてるぞ」バッサバッサ

浜面「狭い教室で飛ぶなよ!!」

上条「他の人達の視線が痛い…」

麦野「早く降りてきなさい」キュィィィィィィン

浜面「撃つなよ、絶対撃つなよ!」

麦野「そう言われると撃ちたくなっちゃう」キュィィィィィン

浜面「ダメェェェェ!!」

一方「うるせェ!!」

教師A「黙りなさい!!」

一方・上条・垣根・浜面・御坂・神裂・麦野「…」

329: 2011/06/30(木) 21:52:38.15 ID:shyYvKNM0
教師A「少し静かにしていただけますか」ニッコリ

神裂「すいません…」

垣根「少しふざけ過ぎだぞ」

浜面「お前にだけは言われたくねーよ」

御坂「あんた達のせいで私達が怒られたじゃない」

上条「すまん…」

一方「三下は悪くねェ…悪ィのはあのバカどもだ」

上条「周りの視線が冷たいな…」

浜面「とりあえずこれが終わるまでは静かにしてるべきだな…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

神裂「どうでしたか?」

打ち止め「面白かった!ってミサカはミサカは感想を口にしてみる」

一方「良かったな」

御坂「あともう一か所あるわよ」

垣根「次は騒ぐなよ」

浜面「テメェは黙ってろ!」

麦野「次はどんな学校?」

御坂「有名な学校だから特に静かにしてなさいよ」

垣根「わかったか?」

上条「黙れ!」

麦野「垣根はここに置いて行ったほうがいいんじゃない?」

一方・浜面・上条「激しく同意」

垣根「今までの事全部謝るから連れて行ってください…」

330: 2011/06/30(木) 21:54:14.35 ID:shyYvKNM0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とある有名な学校

教師B「お子さんはこちらに来てください」

神裂「私達はどうすればいいんですか?」

教師C「親御さんはこちらに来ていただけますか?」

御坂「全員で行ってもいいの?」

教師C「いえ…親御さんだけで…」

一方「何をすンだ?」

教師C「説明会です」

一方「じゃァ俺は無理だ」

御坂「あんたはそういうの苦手そうね」

浜面「じゃあ御坂と麦野がかわりに行けばいいだろ」

麦野「そうね」

御坂「じゃあ私達3人で」

教師C「わかりました、ご案内いたします」スタスタ

上条「これでよかったんだろ?」

一方「あァ…俺が行っても怖がられるだけだ…」

垣根「とりあえず校舎とか見学しようぜ」

浜面「そうだな」

浜面「上条、悪いが垣根を頼む」

上条「わかってる」ギュッ

垣根「…なにこれ?」

浜面「お前が飛ばないようにだ」

垣根「それはいいけど、なんで手を握ってんだ?」

一方「気にすンな」スタスタ

垣根「周りからの視線が…」スタスタ

浜面「気にすんな」スタスタ

331: 2011/06/30(木) 21:56:32.13 ID:shyYvKNM0
一方「思ったより広いな」スタスタ

浜面「有名な学校らしいからな」

上条「あれ?なんであんな所に子供がいるんだ?」

浜面「迷子だろ」

垣根「いや…違うな…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

結標「お姉ちゃんといっしょにいい所に行かない?」

少年A「でも僕…体験入学があるから…」

結標「いいじゃない、そんな事よりももっと楽しくて気持ちいいわよ」

少年A「…でも」

結標「忙しいならここでも出来るわよ」

少年A「何をするの?」

結標「気持ちいい事よ、じゃああそこのトイレでしましょうか」

少年A「…」

結標「じゃあ行きま……」

浜面「何やってんだァァァ!」ドゴッ!!

結標「痛いわね!一体何のつもり!」

浜面「それはこっちのセリフだ!なにこんな所で恐ろしい事しようとしてんだ!!」

上条「大丈夫か?早く教室に戻れ」

少年A「うん…」タタタッ

結標「いいの?気持ちいい事しないの?」

浜面「お前はもうしゃべるな!!」

一方「相変わらずだな…」

348: 2011/07/01(金) 21:44:35.32 ID:Z3jTb1Pg0
結標「まったく…あなた達のせいで台無し…」

上条「犯罪を見逃せる訳ないだろ」

垣根「同意見だ」

結標「それよりなんでこんな所にいるの?」

一方「ラストオーダーの学校探しだ」

結標「親御さんは大変ね」

一方「うるせェ…」

結標「それよりこの学校に入るなら面談とテストがあったはずだけどラストオーダーは出来るの?」

浜面「どうなんだ?」

一方「面談はラストオーダーだけか?」

結標「もちろん親御さんも同伴よ」

浜面「ここにきて大きな障害が現れたな…」

上条「テストは大丈夫なのか?」

一方「ミサカネットワークを使えば楽勝だろ」

浜面「カンニングにならねーのか?」

上条「どうだろう?」

垣根「まあ別にいいだろ」

上条「じゃあ問題は面談か…」

一方「だ…大丈夫だ」カチコチ

浜面「早くも緊張してる奴の言葉があてになるかよ…」

349: 2011/07/01(金) 21:48:45.15 ID:Z3jTb1Pg0
上条「とりあえずラストオーダーがどの学校に行くにしても面談とテストはあると思うぞ」

一方「そうか…」

垣根「かわりに俺が行ってやろうか?」

一方「俺が行く…」

結標「さすがアクセラレータね」

浜面「まだいたのか…」

結標「いい男の子を逃がしちゃったからここで探すつもりなの」

浜面「ダメに決まってんだろ!!」

結標「じゃあ別の場所で…」

浜面「小さな男の子を狙うのをやめろよ…」

結標「無理ね」

上条「即答かよ…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一方「どうだったンだ?」

打ち止め「とっても面白かった、ってミサカはミサカは感想を口にしてみる」

一方「良かったな」

御坂「そっちはどうだったの?」

上条「普通だな」

麦野「今日はこれで終わり?」

御坂「そうよ」

御坂「ラストオーダーはいい学校はあったの?」

打ち止め「二つ目の学校に行きたい!ってミサカはミサカはさっきの学校を思い出してみる」

浜面「面談は確定だな」

一方「あァ…」

350: 2011/07/01(金) 21:50:06.69 ID:Z3jTb1Pg0
上条「明日から練習だな」

麦野「何が?」

浜面「こっちの話だ」

一方「じゃァ明日な」

神裂「また今度」

打ち止め「またね、ってミサカはミサカはみんなに手を振ってみる」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

次の日

いつものファミレス

上条「じゃあ面談の練習だな」

一方「あァ…」

打ち止め「はーい、ってミサカはミサカは元気よく返事をしてみる」

浜面「あれ?神裂は?」

一方「仕事があるンだとよ…」

垣根「ついに俺も正規メンバーだな」

浜面「仮の正規メンバーだからな、忘れるなよ」

垣根「わかってるよ」

一方「仮の正規メンバーってどういう意味だ?」

上条「仮免許みたいな感じだな」

一方「俺達と何か違うのか?」

上条「いい成績を残さないとすぐに準メンバーになる」

垣根「いい成績って何だよ!」

上条「なんか…頑張ればいいんだ!」

垣根「アバウト過ぎだろ!」

351: 2011/07/01(金) 21:51:29.23 ID:Z3jTb1Pg0
浜面「そんな事はいいから始めようぜ」

上条「面談練習だったな」

垣根「じゃあ俺が面接官やるよ」

浜面「じゃあ俺は面談を評価する」

上条「じゃあ俺はその面談を見てる」

一方「じゃァお願いします」ペコリ

打ち止め「お願いしまーす、ってミサカはミサカは挨拶してみる」

垣根「じゃあ座ってください」

一方「失礼します」

打ち止め「失礼しまーす、ってミサカはミサカは椅子に座ってみる」

垣根「…何聞けばいいんだ?」

上条「確かに…」

浜面「それぐらい考えとけよ!!」

垣根「えーと…ラストオーダーさんはなんでこの学校を選んだんですか?」

打ち止め「えーと…楽しそうだったからです、ってミサカはミサカは率直な感想を述べてみたり」

垣根「親御さんはなぜここを選んだんですか?」

一方「ラストオーダーがこの学校を選ンだからです」

垣根「こんな感じでいいか?」

上条「短かったけどこんな感じだろーな」

垣根「じゃあ浜面」

浜面「全体的によかったと思うけど学校を選んだ理由がそんなアバウトじゃダメだと思うぞ」

打ち止め「はーい、ってミサカはミサカは元気よく返事をしてみる」

上条「今回は短かったからうまくできたけど本番はもっといろいろ聞かれると思うぞ」

一方「そォだな」

352: 2011/07/01(金) 21:53:36.73 ID:Z3jTb1Pg0
垣根「お前等に浜面と俺がお手本を見せてやるよ」

浜面「別にいいけど…」

上条「じゃあ俺とアクセラレータで試験官やろうぜ」

一方「あァ…」

浜面「ラストオーダーは俺達を見ていろいろ学んでくれ」

打ち止め「わかった、ってミサカはミサカは面談練習を真剣に見ようとしてみたり」

垣根・浜面「お願いします」

一方「じゃァ座ってください」

垣根・浜面「失礼します」

上条「垣根さんはどうしてこの学校を選んだんですか?」

垣根「なんかこう…優しい感じがするからです」

浜面「お前もアバウトじゃねーか!!」

垣根「考えてみるとうまくいかなくって…」

上条「じゃあ浜面さんはなぜここを選んだんですか?」

浜面「この学校の雰囲気と勉強に対する熱意がすごくいいと思ったのでここを選びました」

打ち止め「すごーい、ってミサカはミサカは意外な才能に驚いてみる」

一方「嘘っぽいな…」

浜面「こんなもん嘘でいいんだよ」

上条「浜面さんは麦野さんのどこが好きですか?」

浜面「ふざけるの早過ぎだろ!!」

一方「まだ一個しかまともな質問してねェしな…」

垣根「じゃあもう少ししたらふざけていいのか」

浜面「ふざけないのがベストだけどな」

364: 2011/07/02(土) 21:56:40.67 ID:X+fxZEez0
一方「浜面さンはこの学校で何が頑張りたいですか?」

浜面「授業とスポーツの両方を頑張っていきたいです」

上条「具体的には何のスポーツを頑張るつもりですか?」

浜面「野球です」

垣根「俺にもなんか聞いてくれよ」

一方「どォして君はそンなに馬鹿なンですか?」

垣根「おかしいだろ!!」

上条「それは垣根だからです」

垣根「どういう意味だ!!」

一方「考えればわかるだろ」

浜面「こんなの面談練習じゃねーよ!!」

一方「当たり前だ」

浜面「お前がふざけたせいじゃねーか!!」

上条「仕切りなおしてもう1回やるか」

打ち止め「賛成!ってミサカはミサカは意見を言ってみる」

一方「決定だな」

浜面「絶対誰かがふざける…」

上条「面倒臭いから質問から始めようぜ」

浜面「ふざける気満々じゃねーか!!」

上条「始めます」

垣根・浜面「よろしくお願いします」

365: 2011/07/02(土) 21:58:52.98 ID:X+fxZEez0
上条「垣根さんの将来の夢はなんですか?」

垣根「世界征服です」

浜面「最初っからふざけてんじゃねーよ!!」

一方「真剣に答えろ」

垣根「今は特にありません」

上条「浜面さんの夢はなんですか?」

浜面「麦野と結婚することかな…」

打ち止め「やっぱり麦野さんの事好きなんだね、ってミサカはミサカはあなたの事を見直してみる」

浜面「俺はいつでも麦野の事が好きだよ」

一方・垣根・上条「…」

浜面「なんでお前等はひいてんだよ」

垣根「お前がそういうこと言うと気持ち悪いな…」

上条「鳥肌が…」

一方「オマエがそんなこと言える人間じゃねェだろ」

浜面「なんでそんなにボロクソに言われなくちゃいけねーんだ!!」

上条「日頃のおこないのせいだろ」

垣根「だいたい麦野のどこがいいんだよ」

浜面「たまに見せる優しさ…」

垣根「なんかさみしいな…」

一方「頑張れよ…」

浜面「なんでかわいそうな目で見られなくちゃいけねーんだよ!!」

打ち止め「麦野さんはいつも優しいよ、ってミサカはミサカはみんなに教えてみる」

上条「ラストオーダーには優しいんだよ」

366: 2011/07/02(土) 22:00:56.54 ID:X+fxZEez0
浜面「つーかもはや面談練習じゃねーだろ!!」

上条「確かに」

浜面「なんで納得してんだよ…」

上条「そういえばテストの件はどうなったんだ?」

垣根「ミサカネットワーク使うのはカンニングらしい」

上条「使ってもバレねーと思うけどな…」

打ち止め「私は使わずに頑張りたい、ってミサカはミサカは宣言してみる」

一方「そォか…」

浜面「じゃあ勉強もしなくちゃな…」

打ち止め「頑張る、ってミサカはミサカはやる気をみせてみる」

垣根「じゃあ問題ねーな」

浜面「困ったら俺達に聞いてくれ」

上条「不安だな…」

浜面「お前だって勉強できねーだろ!」

一方「とりあえず今日はこれぐらいだな」

垣根「お前の家に行ってもいいか?」

一方「ダメだ」

垣根「即答!?」

上条「さすがツンデレ」

垣根「じゃあこの後にデレが…」

一方「ねェよ…」

垣根「上条達にはデレがあるのに何で俺だけねーんだ?」

一方「それ以上喋るな」

垣根「お前の家にはみんなで行くけどな」

上条「俺達も?」

一方「来るンじゃねェよ」

打ち止め「賛成!ってミサカはミサカはみんなが来る事をOKしてみる」

垣根「さすがラストオーダー」

一方「もォ勝手にしろ」

上条「悪いけど俺は無理だ」

浜面「なんでだ?」

上条「最近インデックスと一緒にいてやらかったから久々に一緒にいようと思って」

浜面「あいつの事忘れてたな」

上条「じゃあまた今度」スタスタ

367: 2011/07/02(土) 22:01:47.38 ID:X+fxZEez0
~~~~~~~~~~~~~~~~

一方通行の家

一方「騒ぐなよ」ガチャ

垣根「わかってるって」

浜面「お前が一番心配だよ…」

一方「ミサカワーストはどォした?」

打ち止め「多分寝てると思う、ってミサカはミサカは教えてあげてみる」

垣根「じゃあ余計に静かにしてねーとな」

一方「特にテメェがな」

垣根「あの学校の過去問題だ」スッ

一方「すまねェ…」

浜面「見せてくれよ」パラパラ

浜面「…難しいな」

一方「2桁の割り算じゃねェか」

浜面「小学校の入試テストにしては難しいだろ」

垣根「別に普通だろ」

一方「全くだ」

浜面「お前等エリートと俺は違うんだよ!!」

一方「いいから勉強するぞ」

浜面「そうだな」

垣根「頑張れよ」

打ち止め「はーい、ってミサカはミサカは元気よく返事をしてみる」

374: 2011/07/03(日) 21:40:44.37 ID:DpLpwAzh0
浜面「俺達はどうすればいいんだ?」

垣根「さあ?」

浜面「お前が行こうって言ってんだろ!!」

一方「ラストオーダーがわからない問題があったら教えてやってくれ」

垣根「浜面は答えられるのか?」

浜面「馬鹿にすんな!!」

一方「まァ小学校の入試だからな」

浜面「だからこんな問題普通の小学校の入試の問題じゃねーよ」

打ち止め「結構簡単だね、ってミサカはミサカは簡単に問題を解いてみたり」カキカキ

浜面「すげーな…」

一方「黄泉川が教えたンだろ…」

浜面「そういえば教師だったっけ」

打ち止め「すごく分かりやすいんだよ、ってミサカはミサカは教えてあげてみる」

浜面「意外な一面だな…」

浜面「そういえば黄泉川はどうしたんだ?」

一方「仕事で出張だってよ」

打ち止め「…」

一方「どォした?」

打ち止め「ここがわからないの、ってミサカはミサカは問題を指さしてみる」

一方「文章問題か…」

垣根「これは文章を読み解く力だからな」

浜面「…」

一方「まさかわからねェのか?」

375: 2011/07/03(日) 21:44:28.51 ID:DpLpwAzh0
浜面「そ…そんなわけねーだろ!」

垣根「じゃあ解いてみろよ」

浜面「…」

一方「垣根…」

垣根「ここはこうやってだな…………」

打ち止め「ありがとう、ってミサカはミサカはお礼を言ってみる」

垣根「別に気にすんな」

一方「そンなに落ち込むな」

浜面「いや…垣根ってエリートだったんだなって思ってさ」

一方「仮にもレベル5だからな」

浜面「今まではただのおふざけ野郎だと思ってたけど見直したな」

垣根「もっと見直せよ」

浜面「やっぱ今の言葉は無し」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

数日後

いつものファミレス

一方「どォしたんだ?」

上条「お前のスーツを買いに行こうと思ってな」

浜面「黄泉川に頼まれたんだけど、お前ってスーツ持ってないんだろ?」

一方「まァ…そォだな」

上条「面談なんだからしっかりした服装で行かないとダメだろ」

一方「確かにそォだな…」

垣根「だから買いに行こうぜ」

一方「なンでテメェがいるンだ?」

垣根「だって友達だろ」

浜面「そうか?」

上条「どうだろう?」

垣根「…」

浜面「だから冗談に本気で落ち込むなよ…」

376: 2011/07/03(日) 21:45:53.09 ID:DpLpwAzh0
垣根「友達だと思ってたんだけどな…」

浜面「友達だよ」

垣根「そうだと思ってたぜ」ニヤニヤ

上条「元気が出たら出たで面倒臭いな」

一方「全くだ…」

浜面「それよりお前はどんなスーツがいいんだ?」

一方「特にねェな」

浜面「特にないが一番困るんだよな…」

一方「スーツに興味なンてねェからな」

上条「そうだろうな…」

垣根「じゃあ全員がいいと思うスーツを買えばいいんじゃねーか?」

浜面「それが一番早いな」

上条「じゃあ行くか」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

デパート

垣根「いい女がいっぱいだな、ナンパしよっかな」

上条「勝手にしてくれ」

一方「テメェじゃ無理だろォけどな」

垣根「このメンバーだったら俺が一番かっこいいだろ」

浜面「絶対違うだろ」

一方「少なくともテメェじゃねェよ」

垣根「じゃあ誰だよ」

浜面「上条だろ」

上条「アクセラレータだろ」

一方「上条だろ」

浜面「あれ?誰も俺の事はかっこいいって思ってないの?」

378: 2011/07/03(日) 21:49:28.36 ID:DpLpwAzh0
上条「じゃあ一番かっこわるいのは浜面で決定だな」

浜面「ちょっと待て、それはおかしいぞ」

垣根「何がだよ」

浜面「これは男の意見であって女の意見じゃない」

浜面「だから女に聞くべきだろ!」

垣根「じゃあ『街頭で100人に聞きました』みたいなの今からやるか?」

一方「どォやってやるンだよ?」

垣根「全員で並んで誰がかっこいいですかって聞けばいいだろ」

一方「バカまる出しじゃねェか」

垣根「ちょっとバカな方がモテるんだよ」

上条「ちょっとじゃなくて超バカだろ」

浜面「じゃあ誰が最初に逆ナンされるかで決めようぜ」

一方「俺のスーツはどうなるンだ?」

浜面「そんなもん後回しだ!」

一方「…」

垣根「知り合いは無しだからな」

浜面「望むところだ」

一方「果てしなくバカバカしいな…」

上条『連絡は小型のトランシーバーだからな』

一方『なンでこンなの持ってンだよ』

浜面『昔使ってたやつだ』

一方『あれか…』

浜面『絶対お前らより先に逆ナンされてやるからな』

垣根『お前じゃ無理だ』

上条『じゃあスタート』

379: 2011/07/03(日) 21:56:09.30 ID:DpLpwAzh0
上条・垣根・一方・浜面『…』

一方『いや…めちゃくちゃ地味じゃねェか』

浜面『とりあえず全員今どんな状況か説明してくれ』

上条『結構女の子がいるぞ』

垣根『カップルばっかりだな…』

一方『男も女も少しいる…』

浜面『なんで俺の周りだけ誰もいねーんだ!?』

一方『知るか』

上条『移動は禁止だからな』

垣根『ブサ面が最下位だろうな』

浜面『負けたくねェェェ!!』

一方『ホントにバカバカしい戦いだな…』

浜面『じゃあお前が最下位でいいんだな?』

一方『それは断る』

垣根『実際浜面はかっこわるいだろ』

浜面『お前だって言うほどかっこよくねーよ!!』

一方『くだらねェ言い争いしてンじゃねェよ』

上条『誰か近づいてきた!』

浜面『もう!?』

垣根『やっぱり上条か…』

一方『1位なンて興味ねェよ…』

垣根『嘘つくなよ』

一方『最下位じゃねェなら何位でもかまわねェンだよ』

395: 2011/07/04(月) 21:47:24.66 ID:uk1UsMRM0
女性A「すいません…」

浜面『マジか!』

垣根『やっぱり1位は上条か…』

一方『予想通りだな』

上条「なんですか?」

女性A「この店の場所って分かりますか?」ピラッ

上条「それはですね………」

女性A「ありがとうございました」スタスタ

浜面『よっしゃァァァァァ!!』

一方『テメェ最低だな』

垣根『全くだな』

一方『つーかよ…なンでこンなくだらねェ事に時間使ってンだ…』

垣根『誰が一番かっこいいかは重要な事だろ』

浜面『絶対勝ってやる』

上条『でも浜面の周りには誰もいねーんだろ?』

浜面『すぐに集まってくるに決まってる』

一方『かなわない願いだったな…』

垣根『もう浜面が最下位だろ』

浜面『お前には絶対勝ってやる』

上条『さっきの人がまた来た』

垣根『なんで上条ばっかり来るんだよ』

浜面『どうせまた道を聞きに来たってオチだろ』

女性A「さっきはありがとうございました」

上条「お礼を言われるようなことはしてませんよ」

女性A「お一人ですか?」

上条「まあ…はい」

396: 2011/07/04(月) 21:57:41.41 ID:uk1UsMRM0
垣根『あれ?これってまさか…』

浜面『いや、絶対違う』

一方『負け惜しみじゃねェか』

女性A「良かったらお茶でもどうですか?」

上条「友達待ってるんで…すいません」

女性A「そうですか…」

上条「もしまた会ったら誘ってください」

女性A「分かりました」スタスタ

上条『俺の勝ちだな』

浜面『くっそォォォォォォ!!』

一方『うるせェよ』

垣根『つーかちゃっかり次会ったらお茶しようって約束してたよな?』

上条『ただ断っただけじゃ悪いからな。だいたいもう一回会う事なんてほとんど無いだろ』

一方『さすが三下だな』

垣根『とりあえず上条は1位だな』

浜面『絶対勝ってやる』

垣根『はいはい、頑張って』

浜面『テメェ…』

上条『俺はどうすればいいんだ?』

一方『とりあえずどっかで休ンどきゃいいだろ』

垣根『上条には負けたけどこの2人には負けたくねーな』

浜面『どういう意味だ?』

垣根『お前の思ってる通りだ』

一方『勝手に言ってろ』

397: 2011/07/04(月) 22:00:25.41 ID:uk1UsMRM0
浜面『だいたいなんでこのメンバーの中で唯一彼女がいる俺が最下位候補なんだよ!?』

上条『彼女がいる奴がかっこいいとは限らねーだろ』

垣根『だいたい麦野が彼女って…』プルプル

浜面『笑いこらえてんじゃねーよ!!』

上条『笑っちゃ悪いだろ…』プルプル

浜面『お前も笑いそうじゃねーか!!』

一方『麦野だからな…』

浜面『お前等今ものすごくひどいこと言ってるぞ』

垣根『知ってるよ』

浜面『テメェ!!』

垣根『誰かこっちに来た』

上条『垣根が2位か?』

浜面『まだわかんねーだろ』

ギャルA「さっきからここにいるけど何やってるの?」

垣根「友達待ってんだよ」

一方『テメェ友達いねェだろ』

垣根『…』

浜面『いい加減慣れたら?』

ギャルA「そうなんだ、私も~」

垣根「お前もか?」

ギャルA「そうだよ~」

一方『テメェ友達いねェだろ』

垣根『…』

浜面『いい加減慣れたら?』

398: 2011/07/04(月) 22:01:47.54 ID:uk1UsMRM0
ギャルA「どうしたの~?」

垣根「なんでもねーよ」

ギャルA「…」ジー

垣根「何だよ」

ギャルA「なんかあんたって意外とかっこいいね」

垣根「意外じゃなくてかっこいいんだよ」

ギャル「はははははは!ちょ~うける!ねえ暇ならどっかでしゃべらない?」

垣根「別にかまわねーぜ」

浜面『おい!!』

垣根「どうせまだ来ないと思うしどっか行く?」

ギャルA「別にいいよ~」

浜面『おい!俺の事は無視か!!』

上条「悪い、待ったか?」タタタッ

垣根「…」

上条「垣根?」

垣根「悪い…俺の友達来ちまった」

ギャルA「別にいいよ~、これメアドね、良かったら連絡して」スッ

垣根「ああ」

ギャルA「またね」

垣根「また…」スタスタ

垣根「上条…」

上条「そう怒るなよ」

一方『まァ当たり前だな…』

垣根『まあメアドも聞けたし2位になれたしいいか』

浜面『あれ?残ってるのって俺とアクセラレータだけじゃね?』

一方『…そォだな』

399: 2011/07/04(月) 22:03:10.36 ID:uk1UsMRM0
垣根『どっちが最下位になるんだろーな』ニヤニヤ

一方『浜面には勝てるだろ』

浜面『絶対勝ってやる…』

上条『頑張れ』

垣根『まあどんだけ頑張っても俺達には勝てねーけどな』ニヤニヤ

浜面『調子のってんじゃねーぞ!!』

一方『負けたくねェ…』

垣根『アクセラレータは女装したほうがいいんじゃねーか?』

一方『断る』

上条『どっちが勝つんだろーな?』

垣根『どっちでもいいよ』

浜面『ふざけんな!!』

一方『もォここで終わりにしよォぜ』

垣根『ダメに決まってんだろ』

上条『1位から最下位を決めるために始めたんだしな』

浜面『順位をつける必要なんてあるんですか…』

垣根『突然何言ってんだよ…』

一方『別の次元に行っちまったンじゃねェか?』

上条『浜面、大丈夫か?』

浜面『こんなことやっても意味ねーしさっさとやめよーぜ…』

一方『完全にいっちまったな…』

垣根『女が近づいて来てんぞ』

浜面『マジか!!』

垣根『嘘だよ』

浜面『テメェェェェ!!』

上条『戻ってこれたな』

一方『良かったな』

411: 2011/07/05(火) 21:39:53.60 ID:P4t1L5Qy0
浜面『絶対負けたくねー!!』

一方『最下位だけは…』

垣根『面白くなってきたな』ニヤニヤ

浜面『面白がってんじゃねーよ!!』

上条『本気でやってんだ!笑ったりしたら失礼だろ!』

浜面『時々真面目な事言うよな』

一方『誰か来たぞ』

上条『アクセラレータの勝ちか?』

浜面『嘘だァァ!!』

垣根『お前いい加減黙れよ』

女性B「隣いいか?」

一方「かまわねェ」

女性B「こんな所でなにしてるんだ?」

一方「見てわからねェか?」

垣根『なんて礼儀の知らない答え方…』

上条『もっと優しく』

女性B「人を待ってるのか」

一方「そォだよ」

女性B「私も人を待ってるんだ」

一方「そォかよ…」

浜面『お前初対面の人にもそんな話し方なのか!?』

垣根『礼儀のかけらもねーな』

上条『それがあいつの良さでもあるんだよ』

浜面『良さでは無いだろ…』

垣根『じゃあチャームポイントだな』

浜面『絶対違う』

412: 2011/07/05(火) 21:45:11.95 ID:P4t1L5Qy0
女性B「暇そうだな」

一方「まァ暇だな…テメェは待ってる人は来てねェのか?」

女性B「だいぶ早く来てしまったからな…まだ来ないだろ」

一方「そォか…」

女性B「なんか…お前変わってるな」

一方「テメェもだろ」

女性B「そうか?」

一方「そォだ」

一方・女性B「…」

垣根『会話が無くなったな…』

上条『あと一息なのにな』

浜面『俺の方にも誰か来た!!』

上条『そうか』

垣根『へー』

浜面『反応おかしくない!?』

垣根『どんなブスが来たんだ?』

浜面『ブスってきめつけてんじゃねーよ!!』

垣根『じゃあ美人なのか?』

浜面『当たり前だろ』

上条・垣根『…』

浜面『何だよ』

垣根『なんかやだ…』

浜面『理由になってねーよ!』

413: 2011/07/05(火) 21:48:08.29 ID:P4t1L5Qy0
美人A「今お時間ありますか?」

浜面「別に大丈夫ですけど」

美人A「あなた今幸福ですか?」

浜面「え…多分幸福だと思うけど…」

美人A「さらに幸福になりたいとは思いませんか?」

浜面「まあ…なれるんなら…」

垣根『これってあれだよな…』

上条『多分…』

一方『そっちはどォだ?』

上条『浜面がいろいろ大変な事になってる』

垣根『つーかお前は何やってんだ?』

一方『会話がねェから暇なンだよ』

垣根『お前何の勝負か分かってる?』

一方『誰が逆ナンされるかだろ』

垣根『分かってるんだな?』

一方『なにが言いてェンだ?』

垣根『いや…いい』

美人A「浜面さんもいろいろ苦労されてるんですね」ニッコリ

浜面「まあ幸せでもあるんですけどね」ニコニコ

美人A「でも麦野さんは幸せなのでしょうか?」

浜面「?」

美人A「あなたは幸せでも相手は幸せじゃなかったなんて話はよくありますからね」

浜面「…」

美人A「本当に幸せなんでしょうか?」ニヤリ

414: 2011/07/05(火) 21:50:59.11 ID:P4t1L5Qy0
垣根『マジじゃん!本気のやつじゃん!!』

上条『このままだと浜面が…』

一方『だいたい科学の街でこんなことやってる奴がいたのかよ…』

垣根『浜面みたいなのがひっかかるんだろーな…』

垣根『つーかさっきの人と話せよ』

一方『…』

女性B「来ないな…」

一方「あァ…」

女性B「なあ…お前は悩みとかあるのか?」

一方「困るぐらいあるな…」

一方「テメェもあるのか?」

女性B「ああ。困るぐらいたくさんな…」

垣根『何この重たい感じ…』

上条『つーかなにこの人?初対面の相手になんて話してんだよ!?』

垣根『浜面が詐欺師でアクセラレータはなんか心に傷を負った女性か…いい戦いだな』

一方「なンで初対面の俺にそんな事聞くンだ?」

女性B「なんか…おれと同じ感じがしたんだ」

一方「…」

女性B「…」

一方「そンなに悩んでンなら聞いてやろォか?」

女性B「いいのか?」

一方「あァ…力になれるかどォかはわからねェがな」

女性B「…すまない」

415: 2011/07/05(火) 21:53:03.35 ID:P4t1L5Qy0
垣根『あれ?フラグたってない?』

上条『俺もフラグたたねーかな』

垣根『…』

上条『どうした?』

垣根『リア充爆発しろ!』

上条『?』

垣根『無自覚フラグ野郎が…』

上条『何ってんだお前?』

垣根「もういい…」

女性C「待った~?」タタタッ

女性B「悪い…来たみたいだ」

一方「あァ…」

女性B「これ…」スッ

一方「?」

女性B「メアドだ。もし気が変わらなかったらメールしてくれ」タタタッ

一方「…」

垣根『アクセラレータの勝ちだな』

一方『浜面はどォした?』

垣根『美人と二人で話してる』

一方『壺でも売られたか?』

垣根『ベタだな』

上条『売られるだろーな…このままだったら』

垣根『お前そのメアドどうするんだ?』

一方『俺から言ったンだ、相談にはのる。ただそれだけだ』

上条『なんかかっこいいな』

垣根『壺売られそうな奴とは大違いだな』

上条『売られると決まった訳じゃねーけどな』

425: 2011/07/06(水) 21:40:18.37 ID:+mfkllU80
美人A「もし幸福になりたいならこの幸運の壺を買ってみませんか?」

浜面「どうしよう…」

上条『ホントに壺かよ…』

一方『しかも悩んでるじゃねェか…』

上条『浜面はバカだな~』

垣根『どうする?助けるのか?』

上条『助けた方がいいだろ』

一方『当たり前だろ…』

上条『じゃあ一回どっかに集合するか』

一方『そォだな』

垣根『じゃあカフェでいいだろ』

上条『そんなダラダラしてたらネックレスも買わされちまうぞ』

一方『なンでネックレス限定なンだよ…』

垣根「おーい!こっちだこっち!」ズズズー

一方「なにジュース飲んでンだよ」

垣根「3位がなに偉そうに言ってんだよ」

上条「お前だって2位じゃねーか」スタスタ

一方「1位が来たぞ」

垣根「じゃあ最下位を助けに行くか」

一方「仕方ねェ…」

垣根「この第2位が行ってやるよ」

一方「お前はいつも2位だよな」

垣根「…今のは傷ついた…」

一方「知らねェよ」

426: 2011/07/06(水) 21:45:03.42 ID:+mfkllU80
上条「いいからさっさと行こうぜ」

一方「あァ…」

垣根「誰かなぐさめてくれよ…」

上条「面倒くせーよ」

一方「つーか早くしねぇとホントにネックレス買わされちまうぞ」スタスタ

上条「垣根は放っといて行こうぜ」スタスタ

垣根「待てよ」バッサバッサ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

美人A「ついでに幸運のブレスレットもつけて5万円でどう?」

浜面「5万…でも幸運になれるのか…」

上条「何やってんだよ」

浜面「上条…」

美人A「チッ…」

浜面「幸運の壺とブレスレットなんだけどお前もどうだ?」

垣根「ブレスレットか…惜しかったな」

浜面「何がだよ」

上条「浜面、お前騙されてるぞ」

浜面「何が?」

垣根「幸運の壺とブレスレットだぞ、おかしいだろ!」

浜面「何言ってんだよ?」

一方「完全に騙されてンな」

浜面「だから………」

一方「しっかりしろ!!」バキッ!!

浜面「ぐあっ!!」

垣根「荒治療だな」

上条「バカ面にはこれぐらいがちょうどいいんだよ」

浜面「誰がバカ面だァァ!!」

上条「ほらな」

427: 2011/07/06(水) 21:46:06.65 ID:+mfkllU80
上条「おかえりバカ面」

垣根「バカ面、しっかりしろ!」

浜面「だから誰がバカ面だ!」

浜面「つーか壺とブレスレットで5万って何だよ!!」

一方「正気に戻ったか」

美人A「…」タタタッ

浜面「テメェ逃げんな!!」

一方「もォいいだろ」

垣根「結局最下位は浜面だったな」

浜面「…」

上条「そう落ち込むなって」

浜面「1位は黙ってろ!!」

垣根「とりあえず最下位だったから罰ゲームな」

浜面「何すりゃいいんだよ…」

垣根「どうする?」

上条「アクセラレータはどうしたい?」

一方「どォでもいい」

浜面「しっかり決めとけよ!!」

上条「そういえばスーツ買いに来たんだったよな」

浜面「そういえばじゃねーよ!最初っからそれが目的で来たんだろ!」

一方「忘れかけてたな…」

浜面「誰のスーツを買いに来たと思ってんだ!!」

428: 2011/07/06(水) 21:48:37.53 ID:+mfkllU80
上条「じゃあさっさと買いに行こうぜ」

浜面「当たり前だ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

服屋

一方「いろいろあるンだな…」

浜面「どれがいいんだ?」

上条「全部一緒に見える…」

垣根「白のタキシードでいいだろ」

浜面「スーツを買いに来たんだよ!」

垣根「最下位は黙ってろ」

浜面「今は関係ないだろ!!」

一方「全くだ」

垣根「お前等二人とも俺より下だよな」ニヤニヤ

上条「お前だって2位じゃん」

垣根「…」

一方「第1位様が言ってるぜ」ニヤリ

垣根「次は勝ってやるからな」

一方「次はテメェが最下位だ」

浜面「いいからスーツ買って帰るぞ!!」

上条「じゃあこのスーツでいいだろ」

一方「そォだな」

浜面「適当すぎだろ!!」

垣根「適当ほど難しい事はねーぞ」

上条「いいこと言うな…垣根」

浜面「意味わかんねーよ!!」

429: 2011/07/06(水) 21:55:05.06 ID:+mfkllU80
~~~~~~~~~~~~~~

浜面「結局それにしたのか…」

一方「別になンでもいいンだよ」

上条「これからどうする?」

垣根「じゃあ浜面の罰ゲームしようぜ」

浜面「結局何すんだよ」

垣根「ドMだな」

浜面「お前等に何言っても無駄だから言わねーんだよ!!」

垣根「どうする?」

上条「1回初心に帰らねーか?」

垣根「?」

一方「氷風呂か…」

浜面「確かに初心だけど…」

上条「なんだかんだであれが最初だろ」

垣根「氷風呂って何だ?」

一方「そのままだ」

上条「じゃァあの銭湯に行くか」

浜面「マジでやんのかよ!?」

上条「ちゃんと身を清めようぜ」

浜面「テメェ等は普通に風呂入るだけじゃねーか!!」

444: 2011/07/07(木) 21:39:54.78 ID:X9waScJk0
一方「行くか…」

浜面「マジで行くの!?」

上条「当たり前だろ」

垣根「楽しみだな」

浜面「垣根も一緒に入ろうぜ」

垣根「お前そんな趣味があるのかよ…」

浜面「ある訳ねーだろ!!」

上条「ホ〇面…」

浜面「ホ〇じゃねーわ!!」

一方「じゃァいきなりどォしたンだよ…」

浜面「それぐらい分かれよ!!」

垣根「分かってるに決まってんだろ」

浜面「じゃあボケるんじゃねーよ!!」

上条「垣根はどうするんだ?」

垣根「なんで2位が入らなくちゃならねーんだよ」

一方「2位だからって調子のってんじゃねェよ」

垣根「3位が何言ってんだよ」ニヤニヤ

浜面「いつまでこのノリ引っ張るんだよ…」

垣根「これからずっとだよ」

浜面「面倒くさっ!!」

垣根「誰がだ?」

浜面「テメェに決まってんだろ!!」

445: 2011/07/07(木) 21:44:59.63 ID:X9waScJk0
~~~~~~~~~~~~~~~~~

銭湯

浜面「久々だな…」

一方「手と足だせ」

浜面「ああ…」

一方「じゃァ行くぞ」ガチャン

浜面「ああ」ジャラジャラ

垣根「なんてスムーズなんだ…」

上条「もう諦めてるからだろ」

垣根「なんかかわいそうになってきた」

上条「そんなこと思ってねーだろ」

垣根「当たり前だろ」

一方「行くぞ」ガチャ

垣根「ああ」

上条「とりあえずマナーとして体は洗ってから入ろうぜ」

垣根「そこはしっかりするんだな」

一方「当然の事だろ」ゴシゴシ

浜面「ルールだからな」ゴシゴシ

垣根「恐ろしくシュールな光景だ…」

上条「お前もちゃんと洗えよ」

垣根「分かってるよ」ゴシゴシ

~~~~~~~~~~~~~~

一方「浜面、行くぞ」ガシッ

浜面「まだ心の準備が…」

垣根「いいから早くしろよ」ドガッ!!

446: 2011/07/07(木) 21:47:53.02 ID:X9waScJk0
浜面「うわっ…」ドボーン

上条「かわいそうな浜面…」プルプル

浜面「冷てェェェェェ!!」ガクガク

垣根「はははははは!!マジうける!!」

上条「お前も落ちるんだよな?」ガシッ!

垣根「え…?」

上条「行くぞ」ピョーン

垣根「ふざけんな!浜面の罰ゲームだろ!!聞いてんのか!!」

ザバーン

上条「思ったより冷たいな…」ブルブル

垣根「冷たいっつーか痛いじゃねーか!!」

一方「くだらねェ」スタスタ

垣根「なに1人だけ逃げてんだよ」ガシッ

一方「…」カチッ

上条「お前も一緒に入ろうぜ」ガシッ

一方「テメェ…マジで言ってンのか?」

上条「ああ」グイッ

一方「うォ…!」ドボーン

一方「グッ…冷てェ」ガクガク

垣根「もやし君にはきつかったか?」ガクガク

一方「ふ…震えてる奴に言われたくねェよ…」ブルブル

浜面「声が震えてるぞ…」ガクガク

上条「なんでみんな氷風呂に入ってんだよ…」ブルブル

垣根・一方「テメェのせいだよ!!」

浜面「まあそんな怒るなよ」ガクガク

447: 2011/07/07(木) 21:52:40.09 ID:X9waScJk0
浜面「ついでだから誰が一番耐えられるか勝負しようぜ」ガクガク

一方「くだらねェ勝負だな…」ブルブル

垣根「どうせならサウナにしようぜ」

上条「じゃあ氷風呂の後でやろうぜ」

浜面「何その苛酷な戦い!?」

垣根「つーかもうキツイ…」ブルブル

一方「て…テメェが最初の脱落者か?」ガクガク

垣根「テメェにだけは負けねー…」ガクガク

浜面「負けず嫌いだな…」

垣根「うるさい!!」ビュン

浜面「氷を投げつけるんじゃねーよ!」

上条「…」ガリガリ

浜面「何やってんの?」

上条「かき氷作ってる」

浜面「バカだろ!バカだよな!!」

上条「食うか?」ガリガリ

浜面「だからバカなのか!?」

垣根「く…食ってやろーじゃねーか」

浜面「やめとけ…」

449: 2011/07/07(木) 21:56:03.24 ID:X9waScJk0
垣根「行くぜェェェ!」モグモグ

浜面「ここにもバカがいたよ…」

垣根「頭が…頭がァァァァ!!」ブルブル

浜面「だからお前はバカなんだよ!!」

垣根「アクセラレータお前は食わないのか?」ガクガク

一方「食う訳ねーだろ」

垣根「怖いのか?」ガクガク

一方「…」

垣根「お前は弱虫だな…」

一方「テメェ…じゃあもう1回食えよ」

垣根「やってやろーじゃねーか!!」モグモグ

垣根「頭がァァァァァ!!」

浜面「だからバカなことやってんじゃねーよ!!」

垣根「どーだ…お前も食うか?」ガクガク

一方「食わねェ」

垣根「…は?」

一方「俺は食わねェ」

垣根「怖いのか?」ガクガク

一方「あァ…だから食わねェ」ニヤリ

垣根「テメェ!!」

浜面「完全に遊ばれたな」

垣根「お前も食え!!」ブルブル

浜面「食うわけねーだろ!!」

458: 2011/07/08(金) 21:43:37.96 ID:KHssQIRI0
上条「バカだな」モグモグ

浜面「何普通に食ってんだよ…」

上条「うまいからな」

一方「いや…なンで平気なンだ?」

浜面「俺が知りて―よ…」

垣根「うう…」ガクガクブルブル

一方「お前の負けじゃねェか?」

垣根「まだだ…まだ大丈夫」ブルブル

浜面「唇が紫色だぞ」

垣根「うるせーよ」ガクガク

一方「顔が青白いぞ」

垣根「イケメンが台無しだな」

浜面「黙れ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

30分後

一方・浜面・上条・垣根「…」ブルブル

浜面「なんかしゃべろうぜ?」ガクガク

一方「し…しゃべる事なンかねェよ…」ブルブル

上条「みんな限界だからな」ブルブル

垣根「もはや震えなくなってきた…」

浜面「それこそヤベーだろ」

一方「いい加減誰か出よォぜ…」ガクガク

浜面「お前が出ればいいだろ…」

一方「嫌だ…」

上条「浜面はでる気は無いのか?」ガクガク

浜面「他のやつがでたらでるつもりだ…」

459: 2011/07/08(金) 21:45:47.02 ID:KHssQIRI0
浜面「誰も出ないのか?」

上条「お前がでればいいだろ」ガクガク

一方「早くしろ…」

浜面「だから他の奴がでたらでる」

一方「面倒くせェ…」

浜面「お互い様だろ」

垣根「…」

浜面「でたら?」

垣根「最下位は絶対嫌だ」

浜面「お前等空気読めよ!ここは誰かがでるべきだろ!!」

上条「お前がでろ」

浜面「だから………」

一方「もォいい」

上条「いいから早く出ろよ」

一方「テメェが出ればいいだろ」

上条「遠慮する」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

10分後

浜面「おい…誰かでないのか?」ガクガク

一方「俺はでる気はねェ…」ブルブル

上条「いい加減にしろよ」

浜面「お前もな」

垣根「…」

浜面「もはやしゃべる気力もないか…」

460: 2011/07/08(金) 21:49:11.17 ID:KHssQIRI0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さらに10分後

浜面「おい…いい加減空気読めよ」

一方「なンか慣れてきたな」

上条「嘘つくなよ」

一方「嘘じゃねェ…どォせなら氷を入れてもいいぜ」

上条「入れてやろーじゃねーか」

浜面「お前等負けず嫌いだな…」

垣根「このままだと俺達もやばくねーか?」ガクガク

浜面「確かに…」

浜面「お前等…やめてくれ…」

一方「何言ってンだ…無理に決まってンだろ」

上条「当たり前だろ」ガラガラ

垣根「やめてェェェェェェ!!」

一方「す…少ねェンじゃねェか?入れるンだったらこれぐらい入れろ」ガラガラ

浜面「バカか!お前はバカか!!」

上条「全部入れろよ」

一方「や…やってやろォじゃねェか」ガシッ

浜面「やめろ!誘いにのったら上条の思うつぼだ!」

一方「知るか…」ガラガラ

浜面「おいィィィィ!!!」

461: 2011/07/08(金) 21:52:49.57 ID:KHssQIRI0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

またさらに10分後

男A「そんな奴どう思う?」スタスタ

男B「マジバカだよな」ガチャ

男A・男B「…」

垣根・浜面・上条・一方「…」ガクガクブルブル

浜面「ジロジロ見てんじゃねーよ!!」

一方「ただのチンピラじゃねェか…」

垣根「いいから誰かでろよ!!」

上条「なんでキレてんだよ…」

一方「浜面…さっさとでろ」

浜面「嫌に決まってんだろ!!」

一方「テンションがおかしな事になってンぞ」

浜面「知るか!!」

垣根「…もう無理…」ザバァ

垣根「腹が…」タタタッ

一方「…長かったな」ザバァ

上条「つらかった」ザバァ

浜面「ほとんどお前等のせいだけどな」ザバァ

浜面「普通の風呂に入ろうぜ」

一方「そォだな」

上条「この風呂どうする?」

一方「このままでいいだろ」

浜面「氷が一面に浮いてるけどいいのか?」

一方「バレる前に出て行けばいいだろ」

浜面「最低の発言だな…」

462: 2011/07/08(金) 21:54:14.99 ID:KHssQIRI0
垣根「…」ゲッソリ

上条「全部出たのか?」

垣根「ああ…」フラフラ

一方「温けェ…」

浜面「冷えきった体が温まるな…」

上条「みんな揃ったし………」

浜面「写真だろ?」

上条「ああ」

垣根「俺こんな状態でとるのか?」

上条「問題でもあるか?」

垣根「ありまくりだ!!」

上条「じゃあ撮るぞ」

垣根「無視!?」

一方「おい!押すんじゃねェよ」

浜面「全員はいらねーんだよ」

垣根「押すな…うわっ!」ツルッ ガシッ!

浜面「うわ!」ガシッ!

一方「うォ…!?」ガシッ!

上条「嘘だろ…」

バシャーン

一方「テメェ!」ガシッ!

垣根「事故だ…事故…」

浜面「なんでまた氷風呂…」

上条「笑って笑って」ニコニコ

浜面「なんでお前は笑えるんだよ…」

カメラ『パシャ』

ちなみにこの写真には首を絞める一方通行と首を絞められる垣根、そして寒がっている浜面と氷風呂でも笑顔の上条さんが写っていた

477: 2011/07/10(日) 21:43:30.53 ID:Dkgl/0vl0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

試験前日

一方通行の家

一方「明日テストだな…」

打ち止め「楽しみ、ってミサカはミサカは明日を楽しみにしてみたり」

一方「遊びに行くンじゃねェンだぞ」

黄泉川「二人とも頑張るじゃん」

芳川「神裂さんもこれたら良かったんだけどね」

一方「忙しいンだ、仕方ねェだろ」

黄泉川「もし合格したらラストオーダーの写真を送ってあげるじゃん」

番外個体「喜ぶと思うよ、親御さんと一緒で」ニヤニヤ

芳川「アクセラレータは面談は大丈夫?」

一方「練習したンだ、大丈夫に決まってンだろ」

黄泉川「ラストオーダーはテストは大丈夫じゃん?」

打ち止め「大丈夫、ってミサカはミサカは返事をしてみる」

黄泉川「じゃあ安心じゃん」

一方「そォだといいがな」

番外個体「心配性な親御さんだな」ニヤニヤ

一方「黙れ…」

打ち止め「勉強してくる、ってミサカはミサカは自分の部屋に行ってみる」スタスタ

一方「頑張れよ」

番外個体「受かるといいな」

芳川「あら、優しいのね」

番外個体「ただの気まぐれだよ」

478: 2011/07/10(日) 21:47:00.56 ID:Dkgl/0vl0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

試験当日 学校前

浜面「ついにこの日が来たな」

上条「長かったな…」

一方「まったくだ」

浜面「途中で逆ナン対決とか氷風呂とかあったけどな」

垣根「午前中はテストで午後から面談だってよ」

一方「そォか…」カチコチ

麦野「なんでもう緊張してんのよ…」

打ち止め「頑張ってくるね、ってミサカはミサカは大きく手を振ってみたり」

一方「あァ…頑張れ」

上条「頑張れよ」

打ち止め「じゃあまた後でね、ってミサカはミサカは学校の中に入って行ってみる」タタタッ

一方「…」

一方「だ…大丈夫か…?」オロオロ

垣根「まだ1分も経ってねーぞ」

上条「水あるぞ」

一方「…」ゴクゴク

浜面「落ち着いたか?」

一方「少しは…」

麦野「きっと大丈夫よ」

浜面「なんでわかるんだ?」

麦野「だって私と御坂と滝壺が勉強を教えてあげたもの」

上条「なら大丈夫だな」

一方「そ…そォか?」

浜面「とりあえずいつものファミレスに行くぞ」ガシッ

一方「…」ズルズル

479: 2011/07/10(日) 21:52:18.33 ID:Dkgl/0vl0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いつものファミレス

一方「…」ソワソワ

浜面「まだ10分も経ってねーぞ」

一方「分かってる」ソワソワ

浜面「じゃあソワソワすんなよ」

上条「初めての受験なんだ、仕方ねーだろ」

浜面「とりあえずコーヒー飲んで落ち着け」

一方「あァ…」カチカチカチカチ

垣根「手が震えてんぞ」

一方「うるせェ…」カチカチカチカチ

麦野「いいから落ち着いたら?」

一方「…」

垣根「どうなってるか見るか?」

浜面「何が?」

垣根「ラストオーダー達の教室に隠しカメラを仕掛けといた」

浜面「犯罪じゃねーか!!」

垣根「細かい事は気にすんな」

浜面「全く細かくねーよ!!」

一方「見せろ」

浜面「お前はそこまでして見てーのか!!」

一方「あァ…心配だからな」

上条「アクセラレータだからな」ニコニコ

480: 2011/07/10(日) 21:56:02.76 ID:Dkgl/0vl0
浜面「お前ら冷静に考えろ!!犯罪なんだぞ!」

一方「かまわねェよ」

上条「俺も別にかまわねーよ」

垣根「浜面…」

浜面「なんで俺が間違ってるみたいな雰囲気なんだ!?」

麦野「私達が言わなきゃバレないでしょ」

浜面「…」

浜面「バレても知らねーからな」

上条「さすが浜面だな」

浜面「うるせ―よ!」

垣根「じゃあ見るぞ」ピッ

浜面「拡大は出来ねーのか?」

上条「お前もしっかり見てんじゃねーか」

浜面「うるせーよ」

一方「ラストオーダーは何処なンだ?」

垣根「ちょっと待ってくれ」ピッピッピ

垣根「これだ」

麦野「なんか困ってない?」

浜面「問題が解けないみたいだな…」

垣根「何の問題だ?」

一方「文章問題みたいだな」

垣根「浜面は分かるのか?」

浜面「分かるに決まってんだろ!!」

481: 2011/07/10(日) 22:00:01.77 ID:Dkgl/0vl0
一方「浜面はどォでもいいンだよ」

浜面「ひどい…」

上条「浜面が解けてもラストオーダーが解けなきゃ意味無いだろ」

垣根「まあ、1問ぐらい解けなくても問題ないだろ」

一方「そォだといいがな…」

浜面「つーかお前スーツは?」

一方「…」

上条「もしかして忘れた?」

一方「あァ…」

浜面「どうすんだよ!!後40分もねーぞ!!」

一方「取りに行ってくる」スタスタ

垣根「間に合うのか?」

一方「ギリギリだな」

麦野「浜面の家が近いんだから浜面のスーツを借りたら?」

浜面「多分ブカブカだと思うぞ」

上条「アクセラレータは細いからな…」

垣根「じゃあ掴まれ、俺が運んでやる」バッサバッサ

一方「俺一人で行く」

垣根「充電がもたねーだろ、いいから掴まれ」バッサバッサ

一方「…」ガシッ

浜面「なんかかっこいいな」

垣根「やっと気付いたのか」

浜面「お前じゃねーよ」

垣根「じゃあ行くぞ」バッサバッサ

上条「出来るだけ急げよ」

垣根「分かってる」バッサバッサ

491: 2011/07/11(月) 21:42:12.48 ID:RJjd/yTX0
~~~~~~~~~~~~~~~~~

一方「間に合うのか?」

垣根「ダメだったらお前が能力使えばいいだろ」バッサバッサ

一方「結局かよ…」

垣根「誰のために空飛んでると思ってんだ!」バッサバッサ

一方「でも遅ェ…」

垣根「これが最高速度だ!」バッサバッサ

一方「お前らならできるはずだ、だから急げ」

垣根「無茶言うな…」バッサバッサ

垣根「…ん?なんか…頭が…」バッサバッサ

一方「なンだ…頭痛が…」ズキズキ

垣根「いったん…降りるぞ」バッサバッサ

一方「あァ…」

垣根「…どうなってんだ」ズキズキ

一方「知るか…」ズキズキ

残党「久しぶりだな垣根」

一方・垣根「…」

一方「誰だアイツ」ヒソヒソ

垣根「知るかよ」ヒソヒソ

一方「テメェの名前を呼ンでるじゃねェか」ヒソヒソ

垣根「人違いじゃねーか?俺と同じ名字の奴と間違えてるんじゃねーか?」ヒソヒソ

残党「垣根帝督!お前に用があるんだよ!!」

垣根「すいません…誰ですか?」ピッ

残党「覚えてねーのか!?残党だ!」

垣根「あ…ああ…お…覚えてる…と思う…」

残党「嘘ついてんじゃねーよ!」

一方「誰だよ」

492: 2011/07/11(月) 21:43:25.88 ID:RJjd/yTX0
垣根「ストレートすぎるだろ…」

残党「もういい…とりあえずこの前の復讐だ!!」ジャキッ!!

一方「いきなりだな…」

残党「言い残した事はねーか?」ニヤリ

垣根「結構やばくない?」

一方「かなりヤベェな…」

垣根「つーか前の復讐って何?」

一方「知るか」

垣根「俺も知らねーよ」

残党「ふざけんな!!」バーン!!

垣根「あ…あぶねェ…」ヒヤヒヤ

残党「俺とした事が動揺しちまった」

残党「次はあててやる」ガチャ!

浜面「おりゃァァァァ!!」ドゴッ!!

残党「ぐっ…」ドサッ

一方「なンでここに?」

垣根「こんなこともあろうと緊急浜面呼び出し装置を作っといたんだ」ババーン!!

浜面「それで呼ばれたから急いで来たんだ」

一方「さすがバ垣根だな」

垣根「百歩譲ってバカ垣根はいいがバ垣根はやめろ」

浜面「じゃあバカ垣根」

垣根「シミにするぞ」

浜面「おかしいだろ」

一方「いいからスーツを取りに行くぞ」

垣根「そうだったな…でも能力が…」

浜面「車使えば間に合うだろ」カチャカチャ

494: 2011/07/11(月) 21:46:12.93 ID:RJjd/yTX0
浜面「開いたぞ」ガチャ

一方「犯罪だぞ?」

浜面「今は仕方ねーだろ」

垣根「悪い顔になってきたな」ニヤニヤ

浜面「一緒にするんじゃねーよ」

浜面「じゃあ行くぞ」ブゥゥゥゥゥン

一方「車で間に合うのか?」

浜面「何も無ければ大丈夫だ」

垣根「でも無理みたいだな」

浜面・一方「?」

残党「逃がすかァァ!!」ブゥゥゥゥン

一方「あいつも車を持ってたのか…」

浜面「まだ能力は使えないのか?」

一方「頭痛は治ってきたが能力は無理みたいだな…」

垣根「俺も同じだ」

浜面「結局ピンチじゃねーか!!」

一方「騒いでねェで運転しろ」

浜面「今必氏にしてる!」

残党「逃げんなよ」バーン!

一方「あいつ撃って来たぞ」

垣根「もっとスピードでないのか?」

浜面「限界だ…」

一方「オマエならできるはずだ」

浜面「俺の問題じゃねーんだよ!車の性能の問題だ!」

495: 2011/07/11(月) 21:48:44.05 ID:RJjd/yTX0
残党「オラオラオラオラ!!」ドドドド!!

垣根「あいつってスタンド使いだったっけ?」

浜面「くだらねーこと言ってないで何とかしろ!!」

一方「能力が使えねェのにどォすンだよ」

垣根「今はお前が頑張るしかねーだろ」

浜面「役にたたねーな」

垣根「お前もな」

一方「いいからスーツを取りに行ってくれ」

浜面「銃弾が飛び交うなかスーツを取りに行く気かよ!!」

一方「あァ」

垣根「しかも即答…」

浜面「とりあえず今のこの状態を何とかしないとスーツは取りに行けねーぞ」

一方「時間もねェな…」

垣根「今はスーツよりも自分の安全だろ!」

残党「あばよ」ガチャン!

垣根「マジでヤベェェェェ!!」

残党「オラァァァ!」ドゴォォォン!!

ドガァァァン!!

一方・浜面・垣根「ギャァァァァァ!!」ゴロゴロ

浜面「どうなったんだ?」

垣根「多分吹っ飛ばされたんだ…」

一方「街中で暴れンじゃねェよ…」

残党「手間かけさせやがって」ジャキッ!

浜面「なんで俺に銃向けるんだよ!垣根だろ普通!」

垣根「ふざけんな!お前が向けられたんだ!お前から撃たれろ!」

一方「どォでもいい…」

浜面「じゃあお前から撃たれろよ!」

一方「嫌に決まってンだろ」

496: 2011/07/11(月) 21:50:55.54 ID:RJjd/yTX0
残党「何言ってんの?」

垣根「撃つ順番をしっかり決めてから撃てってことだよ!」

残党「誰でもいいよ…」

浜面「ふざけんな!しっかり決めろ!」

残党「なんで怒られるの?」

一方「いいからさっさとしろ、間に合わなくなる」

残党「じゃあお前からでいいよ」ジャキッ!

浜面「だからなんで俺!?」

垣根「いい機会だ、浜面爆発しろ!」

浜面「爆発はしねーよ!!」

垣根「じゃあロケットランチャーで撃ってもらえ」

残党「弾あったかな?」ガサゴソ

垣根「隙あり!!」ドゴッ!!

残党「グハッ!!」

浜面「ただのバカじゃねーか!!」

垣根「どうする?」

一方「シOタコンの刑だな」

残党「すいません!許してください!」ドゲザッ

一方「無理だ」ピッ

一方「あァ………今から来れるか?……わかった」

一方「すぐ来るってよ」

結標「待たせたわね」ヒュン

残党「…」

508: 2011/07/12(火) 21:42:33.28 ID:2gYrJvVR0
結標「あら?またあなた?」

残党「…」

垣根「ちゃんと反省しろよ」

浜面「悪いがアクセラレータの家まで俺達をおくってくれねーか?」

結標「報酬は?」

一方「コイツで頼む…」

結標「別にいいわよ」ヒュン

~~~~~~~~~~~~~~~~~

一方通行の家

一方「悪ィな…」

結標「いいのよ、私は欲望が満たせれば」ハアハア

浜面「最近さらに露骨になってきたな…」

結標「そうかしら?」

垣根「あれ?残党は?」

結標「先にホテルに送ったのよ、薬も体内に入れといたわ」

結標「じゃあね、少年が私を呼んでいる」ヒュン

垣根「呼んでねーよ…」

浜面「さすがというか…何というか…」

一方「いいからさっさと行くぞ」スタスタ

垣根「お前は面談しか見えてねーんだな」

浜面「どちらかというとラストオーダーしか見えてねーんだよ」

垣根「間に合うか?」

浜面「シOタコンのおかげで間に合いそうだな」

垣根「浜面、乗れ」

浜面「ああ」ガシッ

一方「行くぞ」ドンッ!!

垣根「ああ」バッサバッサ

509: 2011/07/12(火) 21:43:38.73 ID:2gYrJvVR0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

小学校

一方「間に合ったな…」

打ち止め「遅い、ってミサカはミサカは文句を言ってみる」

一方「すまねェな…」

試験官「じゃあ次の人は入ってください」ガチャ

一方・打ち止め「はい」スタスタ

試験官「では座ってください」

一方「はい」カチコチ

打ち止め「はい」スタッ

試験官「では…うちどめ…でいいんですか?」

一方「ラストオーダーです」

試験官「すいません、えーと…」

一方「アクセラレータです」

試験官「すいません…」

試験官「ラストオーダーさんはなんでこの学校の入学試験を受けようと思ったんですか?」

打ち止め「体験入学に来た時に面白いと思ったからです、ってミサカはミサカは正直な感想を言ってみたり」

試験官「ミサカ?」

一方「気にしないでください、口癖です」

試験官「ああ…そうですか…」

一方「…」

試験官「…」

510: 2011/07/12(火) 21:45:29.32 ID:2gYrJvVR0
試験官「えーと…アクセラレータさんから見てこの学校の印象はどうですか?」

一方「生徒も明るいしいいと思います…」

試験官「そうですか。ラストオーダーさんは普段家ではどんな事をしているんですか?」

打ち止め「家のお手伝いをしたり、妹と遊んだりしてます、ってミサカはミサカは普段の生活を報告してみたり」

試験官「妹さんがいるんですか」

一方「えェと…妹というか姉というか…」

試験官「そうですか…(複雑な家庭なのかな?)」

~~~~~~~~~~~~~

5分後

試験官「時間が来たのでこれで終わります。お疲れ様でした」

一方・打ち止め「お疲れ様でした」ガチャ

一方・打ち止め「…」

一方「疲れた…」

打ち止め「ミサカも、ってミサカはミサカは同意してみたり」

打ち止め「これからどうするの?ってミサカはミサカは質問してみる」

一方「帰るか…」

打ち止め「みんなはいいの?ってミサカはミサカはまた質問してみる」

一方「問題ねェ」

打ち止め「じゃあ行こっか、ってミサカはミサカはあなたの手も引っ張ってみたり」グイッ

一方「分かったから引っ張るんじゃねェ」

打ち止め「はやくはやく!ってミサカはミサカはあなたを急かしてみる」ニコニコ

一方「あァ…」

511: 2011/07/12(火) 21:47:05.06 ID:2gYrJvVR0
~~~~~~~~~~~~~~~~

一週間後

いつものファミレス

浜面「今日が合格発表か…」

一方「長かったな…」

垣根「たった一週間じゃねーか」

上条「一週間でもアクセラレータにとっては長かったんだよ」

垣根「つーかなんで俺達はファミレスで待機なの?」

浜面「小学校には女子会メンバーが行ってんだよ」

上条「アクセラレータは一緒に行かなかったのか?」

一方「男1人だと目立つじゃねェか」

垣根「女装すればいいじゃん」

一方「黙ってろ」

上条「誰の携帯電話に連絡があるんだ?」

浜面「さあ?」

上条「全員出しとこうぜ」コトッ

一方「そォだな」コトッ

垣根「俺も出した方がいいのか?」

一方「念のため出しとけ」

垣根「分かった」コトッ

浜面「…」

垣根「どうしたんだ?」

浜面「あ…ああ」コトッ

一方・垣根・上条・浜面「…」

浜面「遅いな…」

512: 2011/07/12(火) 21:51:20.51 ID:2gYrJvVR0
携帯電話『プルルルルルル』

一方「で…電話だぞ!ど…どォすンだ?」カチコチ

浜面「いったん落ち着け!」

上条「誰のだ?」

浜面「俺じゃねーぞ」

垣根「俺だ!」ピッ

垣根「……ああ……分かった……」

垣根「お前等には関係ない電話だ」

一方・上条・浜面「…」

浜面「空気よめよ!」

垣根「俺のせいじゃねーだろ!!」

上条「いいから黙って待ってろ」

一方「まったくだ…」

携帯電話『プルルルルルルルル』

一方「で…電話だぞ!?」カチコチ

浜面「だから落ち付け!」

垣根「誰だ?」

浜面「俺のだ」ピッ

浜面「……そうか……分かった伝えとく……」

浜面「…」

一方「誰からだ?」

上条「麦野からか?」

浜面「ああ…」

垣根「なんて言ってたんだ?」

浜面「受かったって!!」

上条・垣根「やったァァァァァァ!!」バンザーイ

一方「俺は受かるって分かってたけどな」

浜面「偉そうなこと言ってんじゃねーよ」ニコニコ

上条「良かったな」

一方「あァ…」

垣根「麦野達はどうするって?」

浜面「女子会でお祝いするって」

一方「そォか」

513: 2011/07/12(火) 21:53:25.63 ID:2gYrJvVR0
垣根「今回俺も頑張っただろ」

上条「どうする?正規メンバーにするか?」

浜面「とりあえずまだ仮メンバーでいいだろ」

垣根「なんでだよ!!」

一方「頑張ってたがいろいろ余計なこともしてたしな…」

浜面「真面目な時にボケたりしてたし…」

垣根「なんでだよ…」

上条「じゃあ正規メンバーになれるかは次に持ち越しだな」

垣根「…」

一方「次頑張れば問題ねェよ」

垣根「アクセラレータ…」

一方「そンな顔で見ンな、気持ちが悪ィ…」

垣根「…」

上条「じゃあ今日はこれで解散だな」

垣根「俺は無視か?」

浜面「面倒くせーよ」

垣根「最近俺のあつかい雑じゃね?」

一方「気のせいだ」

上条「じゃあ次集まる時はメールするからな」

上条「じゃあ解散」

514: 2011/07/12(火) 21:56:08.43 ID:2gYrJvVR0
打ち止めの小学校編はこれで終わりです。

やっと打ち止めの話が書けたので楽しかったです。

続編は投票で決めます。一番多かったものを採用します

①麦野沈利編(浜面の浮気癖を何とかする話です)

②原谷矢文編(原谷が姫神に告白するため努力する話です。ちなみにこのキャラはSS2の第四章『七人の内の七番目の実力は』の登場人物です)

③削板軍覇編(削板が吹寄に恋をする話です)

④終わり(このシリーズは今回で終わりです)

どれを選んでも恋愛系になるようにしました。

理由はなんか恋愛系が書いてみたかったからです(すぐにシュールな感じになるのは目に見えてますが…)

あともしもこのほかで書いてほしいものがあれば書いといて下さい。次回の続編に参考にしておきます

いちよう全部簡単なあらすじはできているので①~③のどれかなら明後日には投下開始できると思います。

517: 2011/07/12(火) 21:58:54.11 ID:6+LG1Fx+0
リアタイで見られるとは…乙
あと、浜面もげろで①

【禁書目録】浜面「助けてくれ」一方・上条「…」【6】

引用: 浜面「助けてくれ」一方・上条「…」 2