1: 2013/01/17(木) 02:50:10 ID:m.3UngHE
佐助「急になにいいだしてんのさ独眼竜の旦那ぁ」

政宗「Ah?なんのことだ」

佐助「なにってさっきの科白だよ科白」

政宗「?……もちっと明確に言えや真田の忍」

佐助「いやだから、独眼竜は伊達じゃねぇって科白だよ」

政宗「ァアン?」

佐助「あーもーわからない人だな。あんた独眼竜なんだよね?」

政宗「yes……何を今更言ってやがる」

佐助「え?それ真面目に言ってる?」

2: 2013/01/17(木) 02:56:47 ID:m.3UngHE
政宗「なんだったら龍の爪……あんたに披露してやるぜ?」シャキンッ

佐助「いやいやだからね独眼竜の旦那。それじゃおかしいんだって」

政宗「何がだ」

佐助「独眼竜は伊達じゃねぇって、つまり伊達は独眼竜じゃねぇってことでしょ?」

政宗「HA!?」

佐助「いっつも思ってたんだよねー。独眼竜は伊達じゃねぇ、独眼竜は伊達じゃねぇって」

政宗「Bat!!ちげぇよ!独眼竜の名前は伊達じゃねぇってんだ!」

佐助「いや、だからあんたは独眼竜伊達政宗なんでしょ?」

政宗「ちげぇってんだ!」

4: 2013/01/17(木) 03:03:40 ID:m.3UngHE
佐助「え?違うの?」

政宗「そっちじゃねーよ!伊達って言う意味がちげーってんだ!」

佐助「え?」

政宗「ぶっとばすぞテメェ!」

小十郎「どうなされた政宗様!そのようにお騒になって!」

政宗「小十郎!こいつをどうにかしろ!」

小十郎「!…テメェは真田の忍じゃねぇか!」カチャン!

佐助「おーっと!タンマタンマ!俺様戦いに来たんじゃないって!」

小十郎「問答無用!政宗様を卑下した罪を身を持って体感しろ!」ザンッ!

佐助「あぶねっ!本気で斬りに来てるよこの人!」

小十郎「一度はこの右眼、抉りとろうかと思った……だがこの右眼は俺の目じゃない!」

佐助「え?」

5: 2013/01/17(木) 03:09:08 ID:m.3UngHE
佐助「ちょっとちょっと右眼の旦那何を言ってるの?」

小十郎「あ!?今すぐてめーを芥にしてやるって言ってんだ!」

佐助「いやいやそうじゃなくて、さっきの科白だよ科白!」

小十郎「ぁぁん!?」

佐助「えーっととりあえずその□ボタン長押ししたらなりそうな感じやめてもらえるかい?」ハハ……

小十郎「…………いいだろう。話せ。だが、命乞いなら聞かん」

佐助「いやいや命乞いじゃなくてね?」

佐助「さっきの右眼がどうこうって話だけどさ」

小十郎「……何だ」

6: 2013/01/17(木) 03:14:34 ID:m.3UngHE
佐助「この右眼抉りとろうかと思った……、だがこの右眼は俺の目じゃない!……だっけ?」

佐助「はっきり言って言ってる事無茶苦茶だよね?」

小十郎「!?」

佐助「いや、右眼の旦那の右眼は純然たる右眼の旦那の右眼でしょ?」

小十郎「そう言う事ではない!」

佐助「え?じゃあその右眼は誰の右眼なワケ?右眼の旦那の右眼でしょ?」

小十郎「貴様!愚弄する気か!」

佐助「いやいやだから右眼の旦那の旦那が右眼の左眼……?アレ?何がだなんだっけ?」

小十郎「……どこまでも人を舐めてやがるようだなテメェ……!!」

7: 2013/01/17(木) 03:19:56 ID:m.3UngHE
慶次「おいおい久しぶりに独眼竜のとこに来てみれば、なにやら怪しげな雰囲気じゃねーか」

政宗「お前は……前田の風来坊!なにしに来やがった!」

慶次「おっと!ちょいと近くに用があったからよっただけだぜ?それより、なにか揉め事かい!?」

小十郎「……」

佐助「あ、前田の風来坊じゃないか」

慶次「おや、そう言うあんたはあの戦バカの忍の……猿富?だっけか?」

佐助「いや、猿飛ね。猿飛」

8: 2013/01/17(木) 03:24:15 ID:m.3UngHE
佐助「そうそう、風来坊さんの事で一つ気になってた事があるんだけど」

慶次「んん?なんだい?もしや恋の悩みか?恋はいいねぇ!命の花さ!」

佐助「ま、それはまた後でって事にして…それのことじゃ無くてさ、合戦の時のあんたの事なんだが」

佐助「あんたいつも戦終わりに終わり良ければすべて良し、楽しかったぜ!……って言うじゃん?」

慶次「?」

佐助「問題は科白の方じゃないんだよね。行動の方なんだけど」

慶次「行動?」

9: 2013/01/17(木) 03:29:32 ID:m.3UngHE
佐助「あそこで太刀の鞘が降ってきてそれが太刀にハマるよね?」

慶次「あぁ確かにそうだがそれがどうかしたのかい?」

佐助「ぶっちゃけアレさ、いつ鞘を空に投げたの?」

前田「そりゃあ、戦の始まりの時に投げ飛ばしてんのさ」

佐助「……それが合戦終わりまで空を飛んでるって言うのか?」

佐助「だとしたら滞空時間かなりすごい事なってない?」

慶次「あ、いや、それは」

11: 2013/01/17(木) 03:36:34 ID:m.3UngHE
佐助「たしかに合戦中に朱槍にしたりしてるけどなんでタイミング良く鞘が降ってくるわけ?」

慶次「い、いや、それは、わからないけど、う、運がいいんじゃないか?」ハハ…

佐助「それにさあんたいつも恋だ愛だ言ってるけどさ」

佐助「実際あんた…………したことないだろ」

慶次「!?」

佐助「いやぁ、いろいろ各地を回ってたらたまたま俺様みたんだけどさぁ」

慶次「み、みた?なんのことだい?」

佐助「雑賀孫市とのラッキー助平」

慶次「ブフぉっ!!」

佐助「あの時のあんたの反応を見る限りじゃ、どう見てもあんたど…「ワーワーワーッ!!!!」

佐助「ちょ!うるさい!」

12: 2013/01/17(木) 03:44:02 ID:m.3UngHE
慶次「おおーっと俺は用があるんだった!んじゃな!独眼竜!」ダダダダ!!

政宗「……なんだあいつは」

政宗「まぁ、そんなことよりもだ……真田の忍。さっきの続きと行こうじゃねぇか!!」シャキンッ!

小十郎「政宗様、この小十郎も参戦致します!」シャキンッ!

政宗「COOLにいこうぜ小十郎!」

佐助「おわ!もしかして俺様超ピンチ!?こりゃヤバイ!ここは退散だ!!」

佐助「霧隠れの術!」ボンッ!

政宗「ファッ!?」

小十郎「野郎!姑息な手を!!」

佐助「終わった話はさっさと退散!んじゃなーっ!!」バサッ!!

17: 2013/01/17(木) 04:06:15 ID:m.3UngHE
とりあえずこのままだと寝落ちしそうなんでここいらで堕ち。

HDEditionやって寝ます。佐助つよいおつよいお。

引用: 政宗「独眼竜は伊達じゃねぇ」佐助「え?」