1: 2011/10/29(土) 22:13:58.32 ID:aMYE7rw/0
ナツメ「レッドを養うて言ってからもう一年が経つのね・・・・・・」

トレーナー「たのもー」

ナツメ「あら、挑戦者ね。早くすり潰さないと」

BANDAI ポケモンスケールワールド カントー地方 [6.レッド](単品)



レッド「養ってくれ!」 ナツメ「え?」
3: 2011/10/29(土) 22:16:54.40 ID:aMYE7rw/0
トレーナー「ま、負けた・・・」

ナツメ「貴方にゴールドバッジはまだ早いわ出直しなさい」

レッド「ナツメーいるか?」

ナツメ「え、レッド?」

5: 2011/10/29(土) 22:20:25.82 ID:aMYE7rw/0
ナツメ「ジムにまで来たりしてどうしたの?」

レッド「いやースロット行きたいからお金が欲しいのですよ」

ナツメ「仕方ないわね・・・5万あればいいかしら?」

レッド「サンキュー!倍にして返すぜ」

ナツメ「別に自分で倍に出来るからいいわよ」

トレーナー「・・・・・・レッドさんだ!」

ナツメ&レッド「!?」

7: 2011/10/29(土) 22:24:13.72 ID:aMYE7rw/0
トレーナー「レッドさんですよね?」

レッド「あれ、君は俺の事知っているの?」

トレーナー「もちろんです!あの元チャンピオンで半年前には全国のチャンピオンを倒したという伝説のヒモトレーナーのレッドさんですよね!」


10: 2011/10/29(土) 22:26:59.13 ID:aMYE7rw/0
レッド「まぁ、そうだけど・・・ナツメ、この子は誰?」

ナツメ「私のジムに挑戦しに来たトレーナーよ」

レッド「勝ったの?」

ナツメ「私がね」

レッド「流石にナツメは強いなー」

ナツメ「えへへ、レッドに褒められちゃった・・・」

12: 2011/10/29(土) 22:32:40.84 ID:aMYE7rw/0
トレーナー「あ、あの!レッドさん僕と勝負してください」

レッド「え、勝負?でも君はナツメに負けたんだよね」

トレーナー「ポケモンならいま道具で回復させました!」

レッド「いや、そうじゃなくて・・・すまないけどナツメに負けて、直ぐに俺と勝負しても意味無いよ」

トレーナー「そ、そんなの!」

ナツメ「レッド言いすぎよ」

レッド「いやーでも・・・スロットしたいんだけど俺」

15: 2011/10/29(土) 22:35:57.01 ID:aMYE7rw/0
トレーナー「お願いです!僕はレッドさんみたいに強くなりたいんです!」

レッド「いやいや、俺はスロットがしたいんです」

トレーナー「僕が負けたらタマムシのスロットの当たり台を教えます!だからお願いします!」

レッド「いいだろう・・・その勝負だ!」

ナツメ「レッドぉ・・・」

16: 2011/10/29(土) 22:40:17.65 ID:aMYE7rw/0
トレーナー「やった!いけサザンドラ!」

サザンドラ「djshだ!!!!」

レッド「よしいくぞポリゴン」

ポリゴン「-ω-」

ナツメ「ぽ、ポリゴン?レッドどう言う事?」

レッド「どうもなにも、勝負すると思ってなかったから今日は手持ちがさっき景品でもらったコイツしかいないんだよ」

トレーナー「そ、そんなポケモンで僕をなめないでください!」

19: 2011/10/29(土) 22:45:26.20 ID:aMYE7rw/0
トレーナー「僕のポケモンがポリゴン一匹に6タテされるなんて・・・」

レッド「まぁ、こんなもんだろ(あぶねー!急所とか当たってマジで助かったわ!!!)」

ナツメ「腐ってもヒモになっても流石はレッドね!ポリゴンであの悪、ゴーストパーティーを全滅させるなんて」

21: 2011/10/29(土) 22:51:00.51 ID:aMYE7rw/0
レッド「馬鹿野郎!スロットはなぁ!景品の為にやるんじゃないんだよ。コインを増やすためにやるんだろうが!」

ナツメ「レッドいきなり何を言い出すの?」

レッド「ああ、ゴメン。なんか誰かに俺のスロット否定された気がしてさ・・・だって俺スロットの景品全部持ってるんだもん」

トレーナー「畜生・・・こんなヒモ野郎のポリゴンに負けるだなんて!」

ナツメ「はぁ?貴方!」

レッド「ナツメ」

ナツメ「レッド!?」

22: 2011/10/29(土) 22:52:03.50 ID:aMYE7rw/0
前に書いたやつ覚えてくれた人が居たんですね

ありがとうございます

26: 2011/10/29(土) 22:59:18.39 ID:aMYE7rw/0
レッド「少年、一つヒモの先輩から言わせてもらっていいかな?」

トレーナー「・・・何ですか?」

レッド「君は強くなりたいといったよね」

トレーナー「はい!」

レッド「だったらもっとポケモン達を大切にしたらどうかな?」

トレーナー「え」

レッド「俺はバトルで傷ついたポケモン達の事を考えないで直ぐにバトルさせるような奴が強くなれるとは思えないな」

トレーナー「レッドさん・・・・・・」

ナツメ「レッド・・・」

レッド「・・・・・・だからタマムシの当たり台の情報を教えてくれないかな?」

32: 2011/10/29(土) 23:04:13.30 ID:aMYE7rw/0
 タマムシのスロット

レッド「ひゃっほい!画面でピッピが踊りまくってるぜwwww」

wwwwwがらがらがらがらがらがらがらwwwwwwww

レッド「この調子だと手持ちのポリゴンが6体になっちゃうよwww」

レッド「しかし、あまりにも当たりすぎてつまらないな・・・ポーカーの方もやるか」

  二時間後

レッド「燃え尽きたぜ・・・真っ白にな」


 レッドは目の前が真っ白になった

34: 2011/10/29(土) 23:10:29.64 ID:aMYE7rw/0
レッド「花の香・・・?」

エリカ「レッドさま!気が付きましたのね」

レッド「ここは!」

エリカ「私の家ですわ・・・」

レッド「(俺はヒモ→ナツメが養っている→現在地エリカの家→浮気?)」

 レッドは目の前が真っ暗になった

エリカ「レッドさまーーーーー!」

36: 2011/10/29(土) 23:15:32.88 ID:aMYE7rw/0
エリカ「もう・・・起きたと思ったらいきなり倒れるんですもの」

レッド「あはは、ゴメンゴメン(ナツメにはバレないようにしよう・・・)」

エリカ「でも、レッド様はあんなところで一体どうしましたの?」

レッド「どうしたって・・・ゴメン。俺、記憶がないんだけどいったいどんな状況でエリカに発見されたの?」

エリカ「ど、どんなって・・・タマムシの町の真ん中でパンツ一枚のお姿で倒れていましたわ」

38: 2011/10/29(土) 23:25:46.10 ID:aMYE7rw/0
レッド「そ、それは迷惑かけたね・・・」

エリカ「いえいえ、レッドさまの為ですものこれぐらい」

レッド「じゃあ、俺はこの辺で(そろそろナツメのとこに帰らないとヤバイ!)」

 グゥウウーー(レッドの腹の音)

レッド「・・・・・・」

エリカ「・・・・・・」

レッド「あ、アハハ・・・」

エリカ「フフフ・・・よろしければお夕飯でも家で食べていかれてはどうですか?」

レッド「うーん、それは嬉しいんだけどナツメに(超能力でバレちゃう)申し訳ないから俺は素直に帰るよ」

エリカ「そうですか・・・それは残念です」


39: 2011/10/29(土) 23:27:41.13 ID:aMYE7rw/0
レッド「そう言う事だからゴメンね。ありがとう!」

エリカ「エイ」

 ポン

ラフレシア「@ω@」

レッド「臭っ!」

エリカ「今です!」

ラフレシア「~~~」

 ねむりごなー

レッド「うぅーー・・・zzZZ」

エリカ「・・・よし!」

43: 2011/10/29(土) 23:34:00.99 ID:aMYE7rw/0
ナツメ「よし!じゃないわよ」

エリカ「きゃあ!ナツメ、なんでここに!?」

ナツメ「レッドの帰りが遅いから超能力で探して来たのよ(本当はフーディンに尾行させているとはいえないわ)」

エリカ「そんなこと言って本当はポケモンに尾行させているんじゃないのかしら?」

ナツメ「そ、そんなことしないわよ!」

エリカ「本当かしら?そういえば最近のナツメはフーディンを使わないて噂があるんだけど・・・」

ナツメ「フ、フーディンは移動になったのよ・・・」

45: 2011/10/29(土) 23:40:43.22 ID:aMYE7rw/0
ナツメ「そう言う事だからレッドは連れて帰るわ!フーディン」

フーディン「デュフwデュフフwww」

エリカ「あ!させるもんですか・・・エルフーン!」

エルフーン「メェエ~~・・・」

ナツメ「シャドーボール!」

エリカ「エナジーボール!」

ナツメ「しねしねこうせん!」

エリカ「ぼうふう!」

ナツメ「今よ!テレポート」

エリカ「あ!・・・ちぃ、逃がしましたわ!」 

47: 2011/10/29(土) 23:45:06.08 ID:aMYE7rw/0
レッド「あれ?ここは・・・」

ナツメ「起きたのね。レッド」

レッド「あれ、ナツメ?何で・・・」

ナツメ「エリカがレッドが疲れて眠っているから送ってくれたのよ」

レッド「そうなのか」

ナツメ「ええ、そうなのよ」

49: 2011/10/29(土) 23:54:35.06 ID:aMYE7rw/0
レッド「なんか、俺ってヤマブキ以外の町に行くたびに疲れて眠ってないか?」

ナツメ「そうね・・・」

レッド「二週間前はハナダで倒れて・・・」

ナツメ「あの時はカスミが送ってくれたわね」

レッド「その次はセキチクで倒れて・・・」

ナツメ「あの時はアンズが送ってくれたわね(忍法VS超能力だったわ)」

レッド「その次はタマムシで倒れて・・・」

ナツメ「あの時もエリカだったわね」


50: 2011/10/29(土) 23:56:07.79 ID:aMYE7rw/0
レッド「その次はマサラで・・・」

ナツメ「あの時はナナミさんが・・・(あの人ジムリーダーになれるほど強かったわ)」

レッド「次もタマムシでーー」

ナツメ「当然エリカね」

レッド「で、この前がニビで倒れたよな」

ナツメ「あの時が一番危なかったわ」

レッド「俺ってやばくね?」

ナツメ「ええ」

55: 2011/10/29(土) 23:59:33.18 ID:aMYE7rw/0
レッド「ナツメ、どうしよう!俺病気かも知れない・・・」

ナツメ「この街から出なければいいのよ」

レッド「え、そんなことでいいの?」

ナツメ「ええ」

レッド「でも、この町から出られないとスロットができないよ?」

ナツメ「何で私はこの人を選んだのだろ・・・」

58: 2011/10/30(日) 00:04:18.73 ID:BkhWlEfi0
ナツメ「レッド・・・貴方はスロット以外に外に出る用事がないの?」

レッド「え、そう言われると・・・ないな!」

ナツメ「・・・」

レッド「だって俺はスロットがあってナツメがいれば何も必要ないからな!」

ナツメ「レッド・・・・・・やっぱり貴方には私が付いていないとダメだわ!」


61: 2011/10/30(日) 00:09:35.68 ID:BkhWlEfi0
ナツメ「そろそろご飯にしましょう。きょうはがんばって作ったのよ」

レッド「おお!ナツメのご飯はやっぱり美味しいな!でも、いつものと比べると・・・少し味が?」

ナツメ「そ、その・・・」

レッド「ん、どうしたんだ?ナツメ」

ナツメ「今日の料理は・・・催眠術無しで作ってみたの!」

レッド「うん!ナツメの料理は最高に美味しいぞ!!!」

63: 2011/10/30(日) 00:17:23.28 ID:BkhWlEfi0
レッド「ナツメお休み」

ナツメ「お休み・・・レッド」

レッド「ナツメみたいな可愛くて美人な女の子に養ってもらえるなんて、俺は何て幸せ者なんだろうな」

レッド「チャンピオンに飽きて旅をして、いろんな女の子と仲良くなってはべらせたりしたけど、今ではただのヒモだもんな・・・」

レッド「そろそろ働かないとな・・・」

レッド「・・・・・・」

ナツメ「レッド・・・むにゃむにゃ」

レッド「次からがんばろう!」

65: 2011/10/30(日) 00:19:44.33 ID:BkhWlEfi0

 そして、四ヶ月後

ナツメ「レッド起きて、もう14時になるわよ」

レッド「うーーん、おはよう・・・」

67: 2011/10/30(日) 00:23:09.41 ID:BkhWlEfi0
ナツメ「ご飯は冷蔵庫にしまってあるからね?」

レッド「うん」

ナツメ「私はジムに行くけど大丈夫?」

レッド「うん」

ナツメ「エリカとタケシには注意してね」

レッド「タケシ嫌い・・・」

ナツメ「あとグリーンが遊びたいて言ってたわよ」

レッド「ポケモンで?ゲームで?」

ナツメ「将棋ですって」

レッド「分かった」

71: 2011/10/30(日) 00:29:50.53 ID:BkhWlEfi0
俺はレッド

昔はナツメに養ってもらっていたけど、今ではスロットもすっかり止めてギャンブルからは足を洗った

今ではしがない自宅警備員の仕事をしている

自宅警備員だけでは食っていけないけど、お金はナツメがジムで腐るほど稼ぐし家事もナツメがしてくれる

空いた時間では遊び仲間のグリーンとよくフラフラしている


レッド「ダメ人間じゃん!」

75: 2011/10/30(日) 00:36:09.07 ID:BkhWlEfi0
レッド「でもなぁ・・・朝はナツメが起こしてくれるし」

グリーン「自分で起きろよ」

レッド「メシもナツメが用意してくれるし、料理の腕も美味くなったし」

グリーン「催眠術料理を始めて止めた時の味は酷かったらしいな」

レッド「掃除とかゴミ出しなんかはフーディンがしてくれるし」

グリーン「フーディンは家政婦かよ」

レッド「フーディン、ここは何処に打つべきだと思う?」

フーディン「デュフウww」

レッド「なるほど!はい、王手飛車取り」

グリーン「あ!キタねーぞ!!!」

78: 2011/10/30(日) 00:43:28.63 ID:BkhWlEfi0
レッド「ただいまー」

ナツメ「あ、レッド!お帰りなさい」

レッド「遅くなってゴメンな。ナツメ」

ナツメ「別にいいのよ。そんな事は気にしないで」

レッド「ナツメは本当に優しいなー」

ナツメ「えへへ・・・それでね。レッド、少しお話があるんだけど良いかな?」

レッド「ん、なんだ?」

ナツメ「えっと、その・・・出来ちゃった」



レッド「え?」

81: 2011/10/30(日) 00:46:01.19 ID:BkhWlEfi0
レッド「言い忘れてたけどこれで終わりだよ」

85: 2011/10/30(日) 00:51:01.10 ID:BkhWlEfi0
ここまで付き合ってくれたかたがたありがとうございました

時間が中々取れないため今日はこれで終わりにしたいと思います

続きは ナツメ「お願いレッド働いて!」レッド「よしキタ!」

という感じのタイトルで書くつもりですのでその時はまたよろしくお願いします

86: 2011/10/30(日) 00:52:45.48 ID:vR9okXRX0
マジかよ
とりあえず乙

引用: ナツメ「レッドは私が養うわ!」