1: 2011/11/01(火) 17:48:55.47 ID:kw7xfApi0
―魔女結界内―
ほむら「この魔女は私が狩る」
マミ「そうもいかないの、美樹さんとキュゥべえを迎えにいかないと」
ほむら「その二人の安全は保障するわ」
マミ「信用すると思って?」シュルッ
ギュッ
ほむら「くっ……こんなことしている場合じゃないのよ!」
マミ「おとなしくしていれば、帰りにちゃんと解放してあげるわ」
マミ「行きましょう、鹿目さん」
まどか「は、はい……」
ほむら「この魔女は私が狩る」
マミ「そうもいかないの、美樹さんとキュゥべえを迎えにいかないと」
ほむら「その二人の安全は保障するわ」
マミ「信用すると思って?」シュルッ
ギュッ
ほむら「くっ……こんなことしている場合じゃないのよ!」
マミ「おとなしくしていれば、帰りにちゃんと解放してあげるわ」
マミ「行きましょう、鹿目さん」
まどか「は、はい……」
2: 2011/11/01(火) 17:53:17.53 ID:kw7xfApi0
~中略~
マミ「それじゃ、この魔女を倒すまでに願い事が決まらなかったら、ご馳走とケーキを頼みましょう!」
まどか「け、ケーキで魔法少女に……ですか」
マミ「ほら、急ぎましょう!」グイッ
まどか「あっ、マ、マミさんっ……きゃっ!?」
マミ「えっ?……きゃあぁ!!」
ゴツン!
まどか「いったた……」
マミ「だ、大丈夫……?」
まどか「は、はい」
マミ「それじゃ、この魔女を倒すまでに願い事が決まらなかったら、ご馳走とケーキを頼みましょう!」
まどか「け、ケーキで魔法少女に……ですか」
マミ「ほら、急ぎましょう!」グイッ
まどか「あっ、マ、マミさんっ……きゃっ!?」
マミ「えっ?……きゃあぁ!!」
ゴツン!
まどか「いったた……」
マミ「だ、大丈夫……?」
まどか「は、はい」
3: 2011/11/01(火) 17:56:53.81 ID:kw7xfApi0
マミ「ごめんなさい……つい浮かれちゃって」
まどか「いえ、気にしないでください」
まどか「それより、さやかちゃん達が待ってます!」
マミ「そうね、行きましょう!」
まどか「はいっ!」
タッタッ…
まどか「いえ、気にしないでください」
まどか「それより、さやかちゃん達が待ってます!」
マミ「そうね、行きましょう!」
まどか「はいっ!」
タッタッ…
4: 2011/11/01(火) 18:01:37.71 ID:kw7xfApi0
マミ「お待たせっ!」
キュゥべえ「気をつけて、魔女が出てくる!」
マミ「せっかくのところ悪いけど、一気に決めさせてもらうわ!」
ドンッ!
マミ「……体が軽い、こんな気持ちで戦うの、初めて」
マミ「もう、何も怖く無い!」
シュルッ
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドオォォォン!
キュゥべえ「気をつけて、魔女が出てくる!」
マミ「せっかくのところ悪いけど、一気に決めさせてもらうわ!」
ドンッ!
マミ「……体が軽い、こんな気持ちで戦うの、初めて」
マミ「もう、何も怖く無い!」
シュルッ
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドオォォォン!
9: 2011/11/01(火) 18:07:36.39 ID:kw7xfApi0
さやか「やったぁ!」
まどか「やった……ってあれ?」
まどか「……!! マミさん、ソウルジェムが!!」
マミ「えっ!?……あっ!!無い!?」
マミ「ど、どこにあるの!?」
ズルン…
マミ「えっ……?」
バクン
まどか「あ……あぁ……」
まどか「やった……ってあれ?」
まどか「……!! マミさん、ソウルジェムが!!」
マミ「えっ!?……あっ!!無い!?」
マミ「ど、どこにあるの!?」
ズルン…
マミ「えっ……?」
バクン
まどか「あ……あぁ……」
10: 2011/11/01(火) 18:13:55.25 ID:kw7xfApi0
ほむら「!? 拘束が解けて……まさか!?」
ダッ
ほむら「……このままじゃ、まどかが危ない……!」
……キラーン
ほむら「……? 黄色……?」
ほむら「……まさかっ」
スッ
ほむら「これは……巴マミのソウルジェム……どうしてこんなところに……?」
ほむら「……! それより急いでまどかの下に……!」
ダッ
ほむら「……このままじゃ、まどかが危ない……!」
……キラーン
ほむら「……? 黄色……?」
ほむら「……まさかっ」
スッ
ほむら「これは……巴マミのソウルジェム……どうしてこんなところに……?」
ほむら「……! それより急いでまどかの下に……!」
11: 2011/11/01(火) 18:17:46.34 ID:kw7xfApi0
キュゥべえ「まどか!さやか! 今すぐ僕と契約を!」
ほむら「その必要は無いわ」
ほむら「こいつを仕留めるのは、私」
ドォン!
ボトッ…
ほむら「…………」
さやか「マミさん……」
まどか「わたしの……せいで……」
ほむら「……身体は……無事ね、頭部は……」
ほむら「その必要は無いわ」
ほむら「こいつを仕留めるのは、私」
ドォン!
ボトッ…
ほむら「…………」
さやか「マミさん……」
まどか「わたしの……せいで……」
ほむら「……身体は……無事ね、頭部は……」
14: 2011/11/01(火) 18:22:02.82 ID:kw7xfApi0
さやか「ちょっ、何やってるのさ!?」
ほむら「見ての通り、巴マミの身体を回収してるのよ」
ほむら「時間が無いのだから話しかけないで頂戴」
まどか「な、なんでそんなことを……」
ほむら「……後で解るわ」
シュゥン…
ほむら「……さてどうしましょう」
ほむら「見ての通り、巴マミの身体を回収してるのよ」
ほむら「時間が無いのだから話しかけないで頂戴」
まどか「な、なんでそんなことを……」
ほむら「……後で解るわ」
シュゥン…
ほむら「……さてどうしましょう」
16: 2011/11/01(火) 18:28:32.39 ID:kw7xfApi0
ほむら「……肉体が腐らない程度にマミの魔力を利用して保存かしら」
ゴソゴソ
さやか「ちょっ!?どこに仕舞ってるの!?」
ほむら「さてと……」
ほむら「魔法少女になるのは、こういうことなの」
ほむら「わかったなら、もう関わるのは止めなさい」
スッ…
まどか「………」
ゴソゴソ
さやか「ちょっ!?どこに仕舞ってるの!?」
ほむら「さてと……」
ほむら「魔法少女になるのは、こういうことなの」
ほむら「わかったなら、もう関わるのは止めなさい」
スッ…
まどか「………」
18: 2011/11/01(火) 18:34:21.23 ID:kw7xfApi0
―翌日―
恭介「僕の腕はもう動かないんだよ!奇跡も魔法でも無い限り……!」
さやか「あるよ」
恭介「え?」
さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」
キュゥべえ「願い事が決まったようだね」
さやか「うん、恭介の腕を治して!」
キュゥべえ「君の願いはエントロピーを凌駕した」
キュゥべえ「さぁ、受け取るといい、これが君のソウルジェムだ」
恭介「僕の腕はもう動かないんだよ!奇跡も魔法でも無い限り……!」
さやか「あるよ」
恭介「え?」
さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」
キュゥべえ「願い事が決まったようだね」
さやか「うん、恭介の腕を治して!」
キュゥべえ「君の願いはエントロピーを凌駕した」
キュゥべえ「さぁ、受け取るといい、これが君のソウルジェムだ」
22: 2011/11/01(火) 18:40:36.80 ID:kw7xfApi0
―倉庫―
まどか「あっ……わたしが悪い子だから……」
まどか「………ごめんね……マミさん……」
『でやああああああああ!!』
ザッ! ザシュッ!
シュゥン…
さやか「いやー、間一髪ってとこだったね!」
まどか「さ、さやかちゃん!?」
まどか「あっ……わたしが悪い子だから……」
まどか「………ごめんね……マミさん……」
『でやああああああああ!!』
ザッ! ザシュッ!
シュゥン…
さやか「いやー、間一髪ってとこだったね!」
まどか「さ、さやかちゃん!?」
24: 2011/11/01(火) 18:46:51.62 ID:kw7xfApi0
まどか「そ、その格好……」
さやか「まぁちょっと色々あってね……」
ダッ
ほむら「……美樹さやか」
さやか「遅かったじゃん、転校生」
ほむら「………丁度いいわ」
さやか「……何よ」
ゴソゴソ
さやか「なっ!?」
まどか「!?」
さやか「まぁちょっと色々あってね……」
ダッ
ほむら「……美樹さやか」
さやか「遅かったじゃん、転校生」
ほむら「………丁度いいわ」
さやか「……何よ」
ゴソゴソ
さやか「なっ!?」
まどか「!?」
25: 2011/11/01(火) 18:49:32.15 ID:kw7xfApi0
ほむら「この巴マミの頭部を治し、身体と頭を結合させて欲しいの」
さやか「な、なんてこと言うのよ!?」
ほむら「巴マミが助かる」
まどか「えっ!?」
ほむら「早くしなさい、美樹さやか」
さやか「……あんま信用できないんだけど、マミさんが助かるかもしれないなら……!」
キィィン!
さやか「……!」
さやか「な、なんてこと言うのよ!?」
ほむら「巴マミが助かる」
まどか「えっ!?」
ほむら「早くしなさい、美樹さやか」
さやか「……あんま信用できないんだけど、マミさんが助かるかもしれないなら……!」
キィィン!
さやか「……!」
28: 2011/11/01(火) 19:00:06.51 ID:kw7xfApi0
さやか「できた………あれ?何でこんなことできるんだろ、あたし……」
ほむら「あなたの願いは上条恭介の腕を治すこと」
ほむら「契約時の願いが、そのまま性質として現われるわ」
ほむら「あなたの場合は、治癒とか再生回復と言ったところかしら」
さやか「………なんであんたが、あたしの願いを知ってるのよ」
ほむら「………さてと、これで身体は元通りね」
ほむら「あとはこれを……」スッ
まどか「それは……マミさんのソウルジェム……」
ほむら「あなたの願いは上条恭介の腕を治すこと」
ほむら「契約時の願いが、そのまま性質として現われるわ」
ほむら「あなたの場合は、治癒とか再生回復と言ったところかしら」
さやか「………なんであんたが、あたしの願いを知ってるのよ」
ほむら「………さてと、これで身体は元通りね」
ほむら「あとはこれを……」スッ
まどか「それは……マミさんのソウルジェム……」
30: 2011/11/01(火) 19:09:07.19 ID:kw7xfApi0
マミ「…………んっ」
マミ「……あら?ここは……?」
まどさや「マミさん!!」
マミ「えっ!? 何であなた達がここに……それに……」
まどか「マミさぁん……ほんとに……良かった……」グスッ
マミ「か、鹿目さん、落ち着いて……」
さやか「……転校生、マミさんを助けてくれたのは感謝するけど、理由を教えてくれない?」
ほむら「そうね、いずれは話さないといけないことだし」
マミ「……あら?ここは……?」
まどさや「マミさん!!」
マミ「えっ!? 何であなた達がここに……それに……」
まどか「マミさぁん……ほんとに……良かった……」グスッ
マミ「か、鹿目さん、落ち着いて……」
さやか「……転校生、マミさんを助けてくれたのは感謝するけど、理由を教えてくれない?」
ほむら「そうね、いずれは話さないといけないことだし」
33: 2011/11/01(火) 19:20:15.75 ID:kw7xfApi0
マミ「あなたが、助けてくれたの……?」
ほむら「………私より、鹿目まどかと美樹さやかのお陰よ」
ほむら「今日は一旦帰りましょう、詳しい話は明日するわ」
ほむら「場所は……巴マミの家で構わないわね?」
マミ「え、えぇ……」
ほむら「それじゃ……」タッ
ほむら「………私より、鹿目まどかと美樹さやかのお陰よ」
ほむら「今日は一旦帰りましょう、詳しい話は明日するわ」
ほむら「場所は……巴マミの家で構わないわね?」
マミ「え、えぇ……」
ほむら「それじゃ……」タッ
34: 2011/11/01(火) 19:27:19.26 ID:kw7xfApi0
―翌日、マミホーム―
ほむら「結論から話すわ」
ほむら「魔法少女の魂は、ソウルジェムに宿っているわ」
ほむら「つまり、身体がいくら傷つこうと、ソウルジェムが無事なら、魔法少女は平気なの」
さやマミ「………」ポカーン
ほむら「巴マミの場合……理由はわからないけれど、魔女戦の際、ソウルジェムが無かった」
ほむら「そのソウルジェムは私が回収したから、あなたはこうしてまた生き返った」
ほむら「結論から話すわ」
ほむら「魔法少女の魂は、ソウルジェムに宿っているわ」
ほむら「つまり、身体がいくら傷つこうと、ソウルジェムが無事なら、魔法少女は平気なの」
さやマミ「………」ポカーン
ほむら「巴マミの場合……理由はわからないけれど、魔女戦の際、ソウルジェムが無かった」
ほむら「そのソウルジェムは私が回収したから、あなたはこうしてまた生き返った」
35: 2011/11/01(火) 19:33:37.13 ID:kw7xfApi0
ほむら「……さて、数週間後、この街にワルプルギスの夜が―――」
さやか「ちょっ、ちょっと!いきなりそんなこと言われても何が何だか……」
ほむら「私の言ったことはすべて事実、だから受け入れなさい」
さやか「………わかった」
ほむら「理解が早くて助かるわ、それじゃあワルプルギスの夜についてだけれど」
セツメイチュウ…
さやか「……そんな魔女が来るだなんて」
マミ「………」
さやか「ちょっ、ちょっと!いきなりそんなこと言われても何が何だか……」
ほむら「私の言ったことはすべて事実、だから受け入れなさい」
さやか「………わかった」
ほむら「理解が早くて助かるわ、それじゃあワルプルギスの夜についてだけれど」
セツメイチュウ…
さやか「……そんな魔女が来るだなんて」
マミ「………」
37: 2011/11/01(火) 19:44:32.27 ID:kw7xfApi0
ほむら「私一人では勝てない……だから……協力して欲しいの」
マミ「……わかったわ」
さやか「見滝原が危険な目に会うんなら、あたしも戦わないとね……!」
ほむら「………ありがとう」
ほむら「後は、佐倉杏子に協力を依頼するだけね」
マミ「佐倉さん……?」
さやか「誰……?」
まどか「(全く話に付いていけなかった……)」
マミ「……わかったわ」
さやか「見滝原が危険な目に会うんなら、あたしも戦わないとね……!」
ほむら「………ありがとう」
ほむら「後は、佐倉杏子に協力を依頼するだけね」
マミ「佐倉さん……?」
さやか「誰……?」
まどか「(全く話に付いていけなかった……)」
39: 2011/11/01(火) 19:51:08.04 ID:kw7xfApi0
―隣市―
ほむら「……見つけた」
杏子「ん……?マミじゃねぇか」
マミ「久しぶりね、佐倉さん」
杏子「……その二人は誰だい?」
マミ「私達と同じ魔法少女よ」
ほむら「暁美ほむらよ」
さやか「……美樹さやか」
杏子「ふーん、あたしは佐倉杏子だ」
ほむら「……見つけた」
杏子「ん……?マミじゃねぇか」
マミ「久しぶりね、佐倉さん」
杏子「……その二人は誰だい?」
マミ「私達と同じ魔法少女よ」
ほむら「暁美ほむらよ」
さやか「……美樹さやか」
杏子「ふーん、あたしは佐倉杏子だ」
40: 2011/11/01(火) 19:59:58.14 ID:kw7xfApi0
杏子「んで、態々こっちまで来たってことは、何か用があるんだよな」
ほむら「数週間後、見滝原にワルプルギスの夜が来る」
杏子「………ほう」
ほむら「そこで、あなたにも協力してほしいのだけれど」
杏子「………あたしのメリットは?」
ほむら「あなたにメリットは無いわ、強いて言うならば、あなたにかかるデメリットを失くすことができる、かしら」
杏子「なるほどな……」
ほむら「数週間後、見滝原にワルプルギスの夜が来る」
杏子「………ほう」
ほむら「そこで、あなたにも協力してほしいのだけれど」
杏子「………あたしのメリットは?」
ほむら「あなたにメリットは無いわ、強いて言うならば、あなたにかかるデメリットを失くすことができる、かしら」
杏子「なるほどな……」
41: 2011/11/01(火) 20:06:25.60 ID:kw7xfApi0
杏子「まぁいいか、協力してやるよ」
ほむら「助かるわ」
マミ「よろしくね、佐倉さん」
さやか「よろしく」
杏子「あぁ、こっちこそよろしくな」
ほむら「助かるわ」
マミ「よろしくね、佐倉さん」
さやか「よろしく」
杏子「あぁ、こっちこそよろしくな」
44: 2011/11/01(火) 20:12:48.15 ID:kw7xfApi0
―数日後―
仁美「私、上条君のことをお慕いしていますの」
仁美「だから、明日の放課後に上条君に告白します」
仁美「丸一日だけお待ちします、さやかさんは後悔なさらないように決めてください」
仁美「上条君に気持ちを伝えるかどうか」
仁美「………それでは」
さやか「………」
仁美「私、上条君のことをお慕いしていますの」
仁美「だから、明日の放課後に上条君に告白します」
仁美「丸一日だけお待ちします、さやかさんは後悔なさらないように決めてください」
仁美「上条君に気持ちを伝えるかどうか」
仁美「………それでは」
さやか「………」
45: 2011/11/01(火) 20:17:50.01 ID:kw7xfApi0
―魔女結界内―
さやか「でやあああぁぁぁああぁぁ!!」
バチィン!
さやか「ぐわぁああぁ!?」
マミ「美樹さん!!」
杏子「おいおい、どうしたんだよ!」
さやか「………なんでもない………うおおぉぉおぉぉ!!」
ザシュッ!
シュゥン…
さやか「はぁ……はぁ……」
さやか「でやあああぁぁぁああぁぁ!!」
バチィン!
さやか「ぐわぁああぁ!?」
マミ「美樹さん!!」
杏子「おいおい、どうしたんだよ!」
さやか「………なんでもない………うおおぉぉおぉぉ!!」
ザシュッ!
シュゥン…
さやか「はぁ……はぁ……」
47: 2011/11/01(火) 20:23:28.05 ID:kw7xfApi0
さやか「………帰ります」タッ
杏子「あいつ、どうしたんだよ……」
杏子「なんか知らねぇか?」
ほむら「………そうね」
ほむら「これは美樹さやかの願いにも関連のあることなんだけれど……」
杏子「あいつ、どうしたんだよ……」
杏子「なんか知らねぇか?」
ほむら「………そうね」
ほむら「これは美樹さやかの願いにも関連のあることなんだけれど……」
48: 2011/11/01(火) 20:27:20.05 ID:kw7xfApi0
―翌日―
恭介「今日はどうしたの……?」
仁美「上条君に、お話ししたいことがありますの……」
さやか「………」
杏子「……それでいいのか?」
さやか「!?」
さやか「何であんたがここに!?」
恭介「今日はどうしたの……?」
仁美「上条君に、お話ししたいことがありますの……」
さやか「………」
杏子「……それでいいのか?」
さやか「!?」
さやか「何であんたがここに!?」
49: 2011/11/01(火) 20:32:30.83 ID:kw7xfApi0
杏子「ん、まぁちょっとな……」
さやか「………あんたには関係無い」
杏子「そうだな、確かに関係無い」
杏子「でも、本当にいいのか?」
さやか「……うるさいな」
さやか「じゃあね……」タッ
杏子「あっ、おい!」
さやか「………あんたには関係無い」
杏子「そうだな、確かに関係無い」
杏子「でも、本当にいいのか?」
さやか「……うるさいな」
さやか「じゃあね……」タッ
杏子「あっ、おい!」
51: 2011/11/01(火) 20:41:17.66 ID:kw7xfApi0
―数日後、魔女結界内―
さやか「あはははは!!その気になれば、痛みだって消しちゃえるんだ!!」
ザクッ!ザクッ!
マミ「もうやめて、美樹さん!」
シュウゥン…
ほむら「……グリーフシードよ、使いなさい」スッ
さやか「……要らない、それじゃ……」タッ
ほむら「なっ、ま、待ちなさい!」
杏子「くそっ、待てよ!」ダッ
さやか「あはははは!!その気になれば、痛みだって消しちゃえるんだ!!」
ザクッ!ザクッ!
マミ「もうやめて、美樹さん!」
シュウゥン…
ほむら「……グリーフシードよ、使いなさい」スッ
さやか「……要らない、それじゃ……」タッ
ほむら「なっ、ま、待ちなさい!」
杏子「くそっ、待てよ!」ダッ
52: 2011/11/01(火) 20:47:19.61 ID:kw7xfApi0
杏子「おい、待てって!」
さやか「付いてこないで!」
杏子「断るっ!」ガシッ
さやか「ちょっ!?離しなさい!!」
杏子「絶対離さない!!」
さやか「!!」ビクッ
杏子「………なぁ」
さやか「な、何よ……」
さやか「付いてこないで!」
杏子「断るっ!」ガシッ
さやか「ちょっ!?離しなさい!!」
杏子「絶対離さない!!」
さやか「!!」ビクッ
杏子「………なぁ」
さやか「な、何よ……」
54: 2011/11/01(火) 20:53:36.26 ID:kw7xfApi0
杏子「あたしの話を聞いてくれないか……?」
さやか「………なんでよ」
杏子「頼むよ……」
さやか「……っ、わかったわよ」
杏子「ありがと……」
杏子「………あたしが魔法少女になった理由なんだけどさ」
さやか「………なんでよ」
杏子「頼むよ……」
さやか「……っ、わかったわよ」
杏子「ありがと……」
杏子「………あたしが魔法少女になった理由なんだけどさ」
56: 2011/11/01(火) 21:01:30.87 ID:kw7xfApi0
―中略―
杏子「……ってわけさ、笑えちまうよな」
さやか「………」
杏子「……こんな風に誰かに話を聞いてもらうなんて、久しぶりだ……」
杏子「なぁ……さやか……」
杏子「溜め込んでる事、全部話せよ……」
杏子「最後まで、聞くからさ」
さやか「………」
杏子「……ってわけさ、笑えちまうよな」
さやか「………」
杏子「……こんな風に誰かに話を聞いてもらうなんて、久しぶりだ……」
杏子「なぁ……さやか……」
杏子「溜め込んでる事、全部話せよ……」
杏子「最後まで、聞くからさ」
さやか「………」
58: 2011/11/01(火) 21:08:14.27 ID:kw7xfApi0
さやか「何でここまでしてくれるのさ……」
杏子「わかんねー……」
杏子「でもなんだかさ、ほっとけないんだよ」
杏子「こんな気持ち、ずっと前に無くなっちまったと思ってたよ」
さやか「………杏子」
杏子「……さやか」
杏子「あたしが受け止めてやるよ、辛いことも、悲しいことも、全部」
さやか「……ありがと、杏子」
杏子「わかんねー……」
杏子「でもなんだかさ、ほっとけないんだよ」
杏子「こんな気持ち、ずっと前に無くなっちまったと思ってたよ」
さやか「………杏子」
杏子「……さやか」
杏子「あたしが受け止めてやるよ、辛いことも、悲しいことも、全部」
さやか「……ありがと、杏子」
59: 2011/11/01(火) 21:13:02.64 ID:kw7xfApi0
―翌日―
さやか「心配かけてすいませんでした!」
マミ「良かった……」
ほむら「………これ以上悩みのタネを増やさないでね」
杏子「……素直じゃねぇな」
ほむら「………そんなことないわ」
さやか「心配かけてすいませんでした!」
マミ「良かった……」
ほむら「………これ以上悩みのタネを増やさないでね」
杏子「……素直じゃねぇな」
ほむら「………そんなことないわ」
60: 2011/11/01(火) 21:17:10.74 ID:kw7xfApi0
ほむら「ワルプルギスの夜まで、もうすぐよ」
ほむら「この四人でなら、きっと勝てるわ」
杏子「まぁ楽勝だろ」
さやか「あたし、頑張っちゃうよ!」
マミ「先輩として良い所を見せないとね」
ほむら「この四人でなら、きっと勝てるわ」
杏子「まぁ楽勝だろ」
さやか「あたし、頑張っちゃうよ!」
マミ「先輩として良い所を見せないとね」
65: 2011/11/01(火) 21:26:36.41 ID:kw7xfApi0
―ワルプルギスの夜戦―
ほむら「ついに来たわね」
杏子「うわ……滅茶苦茶でかいなおい」
さやか「どうやって倒すのよ……」
マミ「ちょっと、あの時の意気込みはどうしたの?」
マミ「……って言いたいけど、私も自信がなくなって来たわ」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハ」
ほむら「ついに来たわね」
杏子「うわ……滅茶苦茶でかいなおい」
さやか「どうやって倒すのよ……」
マミ「ちょっと、あの時の意気込みはどうしたの?」
マミ「……って言いたいけど、私も自信がなくなって来たわ」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハ」
70: 2011/11/01(火) 21:36:45.16 ID:kw7xfApi0
ほむら「絶対に倒す……!」
ほむら「行くわよ」ダッ
杏子「へっ、やってやろうじゃん!」ダッ
さやか「……っ、あたしだって!!」ダッ
マミ「ちょ、ちょっと待ってよ!」ダッ
ワルプルギスの夜「アハハハ!」
ほむら「行くわよ」ダッ
杏子「へっ、やってやろうじゃん!」ダッ
さやか「……っ、あたしだって!!」ダッ
マミ「ちょ、ちょっと待ってよ!」ダッ
ワルプルギスの夜「アハハハ!」
76: 2011/11/01(火) 21:41:57.62 ID:kw7xfApi0
杏子「おっしゃ、先制攻撃だ! いくぞ、さやか!」
さやか「えぇ!」
ダンッ!
ワルプルギスの夜「アハハハハハ!」
杏子「なっ、まるで効いてないのか!?」
さやか「いや、少し後退してるから、少しくらいは効いてるはず!」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハ!!」
ゴオォォォオオォ!
杏子「ちょっ、ビル飛ばしてくるとか反則だろ!?」バッ
さやか「えっ、ちょっ、まっ!?」
さやか「えぇ!」
ダンッ!
ワルプルギスの夜「アハハハハハ!」
杏子「なっ、まるで効いてないのか!?」
さやか「いや、少し後退してるから、少しくらいは効いてるはず!」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハ!!」
ゴオォォォオオォ!
杏子「ちょっ、ビル飛ばしてくるとか反則だろ!?」バッ
さやか「えっ、ちょっ、まっ!?」
80: 2011/11/01(火) 21:49:45.29 ID:kw7xfApi0
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドオォン!
マミ「大丈夫?美樹さん」
さやか「あ、ありがとうございます!」
ほむら「油断しないようにね」
杏子「ったく、さっさと避けろよ」
さやか「な、何をー!」
マミ「ほら、次が来るわよ!」
ワルプルギスの夜「アハハハハハ」
ドオォン!
マミ「大丈夫?美樹さん」
さやか「あ、ありがとうございます!」
ほむら「油断しないようにね」
杏子「ったく、さっさと避けろよ」
さやか「な、何をー!」
マミ「ほら、次が来るわよ!」
ワルプルギスの夜「アハハハハハ」
84: 2011/11/01(火) 21:54:49.26 ID:kw7xfApi0
―数時間の氏闘の末―
ワルプルギスの夜「アハハ……ハハ……ハハハ………」
シュゥン…
ほむら「ワルプルギスの夜が……」
さやか「消えていく……」
杏子「勝ったみたいだな」
マミ「そうね……」
キュゥべえ「全く、とんでもないことをしてくれたね、君たちは」
ワルプルギスの夜「アハハ……ハハ……ハハハ………」
シュゥン…
ほむら「ワルプルギスの夜が……」
さやか「消えていく……」
杏子「勝ったみたいだな」
マミ「そうね……」
キュゥべえ「全く、とんでもないことをしてくれたね、君たちは」
89: 2011/11/01(火) 22:00:34.25 ID:kw7xfApi0
ほむら「キュゥべぇ……!」
ほむら「何をしにきたの……」
キュゥべえ「君が伝えなかった事実を言いに来たのさ」
ほむら「!? まさかっ!?」
キュゥべえ「……君たち魔法少女の魂がソウルジェムなのは、もう知っているよね」
杏子「それがどうしたんだよ」
キュゥべえ「ソウルジェムは魔力を使うと濁っていくよね」
さやか「……だったら何よ」
キュゥべえ「ソウルジェムが濁りきったら、どうなると思う?」
ほむら「や、やめなさい!!」
バンッ!
ほむら「何をしにきたの……」
キュゥべえ「君が伝えなかった事実を言いに来たのさ」
ほむら「!? まさかっ!?」
キュゥべえ「……君たち魔法少女の魂がソウルジェムなのは、もう知っているよね」
杏子「それがどうしたんだよ」
キュゥべえ「ソウルジェムは魔力を使うと濁っていくよね」
さやか「……だったら何よ」
キュゥべえ「ソウルジェムが濁りきったら、どうなると思う?」
ほむら「や、やめなさい!!」
バンッ!
99: 2011/11/01(火) 22:09:33.60 ID:kw7xfApi0
ほむら「はぁ……はぁ……」
スゥッ
キュゥべえ「無駄なのはわかっているだろう?」
キュゥべえ「さて、ソウルジェムが濁りきったらだけど……」
マミ「………」ゴクリ
キュゥべえ「君たち魔法少女は魔女になる」
マミさや杏「!?」
ほむら「くっ……」
スゥッ
キュゥべえ「無駄なのはわかっているだろう?」
キュゥべえ「さて、ソウルジェムが濁りきったらだけど……」
マミ「………」ゴクリ
キュゥべえ「君たち魔法少女は魔女になる」
マミさや杏「!?」
ほむら「くっ……」
104: 2011/11/01(火) 22:14:49.57 ID:kw7xfApi0
杏子「……あたし達が今まで倒してきた魔女も、元は魔法少女だったってことかよ……!?」
キュゥべえ「そうだよ」
さやか「どうしてあたし達をこんなことに!?」
キュゥべえ「まぁ、エネルギーが必要だっただけさ、君たち見たいな少女は打ってつけだった」
さやか「こんの……!」ギリッ
キュゥべえ「無駄だよ、僕たちはいくらでも替えが効くからね」
マミ「………魔法少女が……魔女になる……」
ほむら「……!?」
キュゥべえ「そうだよ」
さやか「どうしてあたし達をこんなことに!?」
キュゥべえ「まぁ、エネルギーが必要だっただけさ、君たち見たいな少女は打ってつけだった」
さやか「こんの……!」ギリッ
キュゥべえ「無駄だよ、僕たちはいくらでも替えが効くからね」
マミ「………魔法少女が……魔女になる……」
ほむら「……!?」
111: 2011/11/01(火) 22:24:56.95 ID:kw7xfApi0
マミ「それなら……いっそみんな……!」
ほむら「やめなさい!巴マミ!」ダッ
『おーい!』
マミ「………?」
ほむら「この声……」
さやか「………まどか?」
ほむら「やめなさい!巴マミ!」ダッ
『おーい!』
マミ「………?」
ほむら「この声……」
さやか「………まどか?」
115: 2011/11/01(火) 22:33:19.30 ID:kw7xfApi0
まどか「はぁ……はぁ……」
ほむら「どうしてこんなとこまで……」
まどか「えへへっ………」
キュゥべえ「丁度いいところにきた、鹿目まどか」
キュゥべえ「僕と契約して、魔法少女になってよ」
まどか「いいよ!」
ほむら「なっ!?」
ほむら「どうしてこんなとこまで……」
まどか「えへへっ………」
キュゥべえ「丁度いいところにきた、鹿目まどか」
キュゥべえ「僕と契約して、魔法少女になってよ」
まどか「いいよ!」
ほむら「なっ!?」
122: 2011/11/01(火) 22:39:30.32 ID:kw7xfApi0
ほむら「や、やめて、まどか!魔法少女になんてなってはダメ!」
さやか「そうだよ、まどか!そんな奴と契約なんてしちゃ!」
マミ「…………」ポカーン
杏子「……どうなってんだ?」
まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん、さやかちゃん、マミさん」
キュゥべえ「さぁ、君の願い事はなんだい?」
まどか「わたしの願いは……」
さやか「そうだよ、まどか!そんな奴と契約なんてしちゃ!」
マミ「…………」ポカーン
杏子「……どうなってんだ?」
まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん、さやかちゃん、マミさん」
キュゥべえ「さぁ、君の願い事はなんだい?」
まどか「わたしの願いは……」
124: 2011/11/01(火) 22:48:44.61 ID:kw7xfApi0
まどか「なんでもわたしの思い通りになる世界にするって言うか、まぁどんな理不尽なことでもわたしが望めばそれだけで
解決しちゃうって感じで、まぁ結果わたしが神になれば――――
―――――――
―――――
―――
杏子「ちょっとまてえええぇぇぇええぇぇぇえぇええぇい!」
まどか「ど、どうしたの、杏子ちゃん!?」
解決しちゃうって感じで、まぁ結果わたしが神になれば――――
―――――――
―――――
―――
杏子「ちょっとまてえええぇぇぇええぇぇぇえぇええぇい!」
まどか「ど、どうしたの、杏子ちゃん!?」
126: 2011/11/01(火) 22:54:08.59 ID:kw7xfApi0
杏子「いやいやいやいや、なんだよそれ!どういうことなんだよ!」
まどか「えっ、いや、なんていうか………」
さやか「まどか……いくらなんでもそれは無茶なんじゃないかな……」
まどか「さやかちゃんまで!?」
まどか「……ほむらちゃんは、良いと思うよね……?」
ほむら「…………ごめんなさい」
まどか「…………」ショボーン
マミ「私は良いと思うわよ!!」
まどか「マミさん!!」
まどか「えっ、いや、なんていうか………」
さやか「まどか……いくらなんでもそれは無茶なんじゃないかな……」
まどか「さやかちゃんまで!?」
まどか「……ほむらちゃんは、良いと思うよね……?」
ほむら「…………ごめんなさい」
まどか「…………」ショボーン
マミ「私は良いと思うわよ!!」
まどか「マミさん!!」
130: 2011/11/01(火) 22:58:55.36 ID:kw7xfApi0
杏子「いや、絶対無しだろ……」
さやか「あたしも杏子と同意見で」
まどか「なんでよ!せっかく頑張って台本考えたのに!!」
ほむら「正直、無理があるわよ……」
杏子「準備とか不可能だろ……」
マミ「頑張ればどうにかなるわよ!」
さやか「どうにかなるって範囲を超えてますって……」
さやか「それに、たかが中学生の演劇ですよ……?」
さやか「あたしも杏子と同意見で」
まどか「なんでよ!せっかく頑張って台本考えたのに!!」
ほむら「正直、無理があるわよ……」
杏子「準備とか不可能だろ……」
マミ「頑張ればどうにかなるわよ!」
さやか「どうにかなるって範囲を超えてますって……」
さやか「それに、たかが中学生の演劇ですよ……?」
140: 2011/11/01(火) 23:04:29.18 ID:kw7xfApi0
キュゥべえ「僕は完全に悪役じゃないか」
まどか「キュゥべえ! キュゥべえは賛成だよね!?」
キュゥべえ「………反対だよ」
杏子「あんたにしちゃ、珍しく意見が合ったな」
キュゥべえ「まぁね」
さやか「それじゃ、まどかの案は無しってことで」
まどか「えぇ……」
マミ「…………」ショボーン
まどか「キュゥべえ! キュゥべえは賛成だよね!?」
キュゥべえ「………反対だよ」
杏子「あんたにしちゃ、珍しく意見が合ったな」
キュゥべえ「まぁね」
さやか「それじゃ、まどかの案は無しってことで」
まどか「えぇ……」
マミ「…………」ショボーン
142: 2011/11/01(火) 23:09:28.71 ID:kw7xfApi0
まどか「………!」ピカーン
まどか「次はキュゥべえが侵略者として地球を攻めてくる話を!!」
マミ「良いわね!私も協力するわ!」
まどか「ありがとうございます、マミさん!」
ほむら「はぁ………」
杏子「全く……」
さやか「本当に……」
キュゥべえ「わけがわからないよ」
終わり
まどか「次はキュゥべえが侵略者として地球を攻めてくる話を!!」
マミ「良いわね!私も協力するわ!」
まどか「ありがとうございます、マミさん!」
ほむら「はぁ………」
杏子「全く……」
さやか「本当に……」
キュゥべえ「わけがわからないよ」
終わり
143: 2011/11/01(火) 23:09:47.60 ID:tJYHH/zC0
マミさん演劇部似合う
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