1:◆D.sVStQyik 2014/10/31(金) 17:49:41.09 ID:2MOtTZT0O

?提督執務室?



提督 「今日の秘書艦は能代か。効率的に執務をこなせそうだな。昨日はさんざんだったからな」

ドアバァーン

提督 「おい、ドアは静かに開けろ」

あがの 「パパ?」

提督 「」

能代 「失礼します。提督、ドア開きっぱなしで…した、よ?」

あがの 「パパ?」ギュ

能代 「子供?提督がパパ?? この子、阿賀野姉に似てるような・・・ あれぇ? あれぇ? ま、まさか阿賀野姉に不埒な行為を・・・」

提督 「し、知らんわ。阿賀野に限らずここにいる皆に手は出してない。」

能代 「ならこの子はなぜ提督をパパと呼んでるんですか」




2: 2014/10/31(金) 18:30:26.81 ID:2MOtTZT0O

ガチャ

阿賀野「失礼しまぁーす。提督、ここに阿賀野とそっくりな小さな子来てませんか?」

あがの 「あっ!ママだぁ!」トテトテ

阿賀野 「もう一人で行ったらダメじゃない」ナデナデ

あがの
「だって早くパパに会いたかったんだもん!」

能代 「提督、なにか言い残すことはありますか?」

提督
「待て。俺にも何がなんだか… おい、阿賀野その子は誰なんだ?」

阿賀野 「提督、まさか忘れてしまったんですか?あんなに愛してるって言ってくれたのに」シクシク

能代 「もはや言い逃れはできませんね。」ジャキ

提督 「阿賀野!いい加減な事を言うな!こっちは命が懸かってるんだぞ」

阿賀野 「えへへ、ごめんなさぁい。本当は朝起きたら、その子が布団の中で寝てたの。だから能代、提督を離してあげて」


能代 「すみません、提督。あまりの出来事に頭が混乱してしまって」


提督 「気にするな。工廠室に行ってくる、どうせあいつらの仕業だろうからな。能代は阿賀野達とここで待っていてくれ。」









~工廠室~


提督 「おい、明石!夕張! これはどういう事だ!!」


明石・夕張 『提督おはようございます。どうかなされたんですか?』


提督 「しらじらしい...あの小さな阿賀野の事だ。その子にパパと呼ばれたんだぞ。一体どういうことなんだ?」


明石 「あっ、気に入ってもらえましたか?夕張さんと一緒にコツコツと開発をして、やっと昨日完成したんですよ!!」


提督 「ふざけるな!こっちは勘違いした能代に殺されかけたんだぞ!ちゃんとした説明をしてくれ」


夕張 「それは災難でしたね。多数の艦娘達からの要望に応え、艦娘の生体データと提督への愛情を基に、子供を生み出す装置、その名も…」


明石・夕張 『コウノトリカッコカリです!!』


提督 「・・・。そんなものつくってんじゃねーよ!」


5: 2014/10/31(金) 19:19:54.07 ID:2MOtTZT0O

提督 「ただでさえ深海棲艦のせいでどこも危ないのに、一番敵襲が来るかも分からないこんな場所に子供がいるのは危険だろ!?」


明石 「私たちも女なんです!子供を欲しがって何が悪いんですか?」


夕張 「そーだ、そーだ。」


明石 「まぁ、その子たちも私たちと同じに武装できるようになってますので安心してください。」


提督 「とりあえず阿賀野の子、一人だけで良かった。まさか全員の子がいるとか言わないよな?」


明石 「今日は阿賀野さんの子だけですが、皆さん提督の事を想っているんですよ?阿賀野さんだけ特別な訳ないじゃないですか。順番に子供が来るんですよ!!」


夕張 「あっ!!」


提督 「おい、あっ!!ってなんだ!?まだ何かあるのか?」


夕張
「い、いえ。ただ...もう一人に装置を使ったんですよね...」ハハハ




オーイ




摩耶 「明石さん、夕張!おっ、提督もいるじゃん。皆こいつを見てくれよ!!」ヒョイ


まや 「おろせー!あたしはまやさまだぞー!」


提督 「」


明石・夕張 『カワイイー!!』


摩耶 「朝起きたら、傍でこいつが寝てたんだよ。やっぱ愛する人を想って寝ると、コウノトリが子供を運んでくるってのは本当だったんだな!」


提・明・夕 「・・・」


まや 「おろせっー!!」



17: 2014/10/31(金) 20:35:35.58 ID:2MOtTZT0O
提督 「・・・とにかく、みんなにこの事を伝えとかないと大変な事になるな。明石、夕張は皆を食堂に集めてくれ。摩耶とまやは俺と一緒に来てくれ」

明石・夕張 『解りました!』

摩耶・まや 『おう!』


~執務室~

阿賀野「提督遅いねぇー。」ゴロゴロ

あがの 「ねぇー」ゴロゴロ

能代 「阿賀野姉、だらしないからゴロゴロするのやめて。あがのが真似してるじゃない。」

阿賀野 「えぇー。だって暇なんだもん。」

能代 「ここは執務室であって自分の部屋じゃないの。それに子供の前なんだから見本となるような態度でいないと・・・」ガミガミ

阿賀野 「うぅー、能代が厳しいよぉ。」

ガチャ

能代 「おかえりなさい、提督。」

阿賀野・あがの 『おかえりー』

提督 「ただいま。」

摩耶 「おう能代と阿賀野、それから・・・ってなにぃー!!」

あがの 「ビクッ!」

摩耶 「オイなんだそのちっこいの。提督...お前まさかアタシというもんがいながら他の女に...提督「待て、今回は話を聞いてもらうぞ!」

~提督、説明中~


提督 「~ってわけだ。怒るなら明石と夕張にしろ。」

摩耶 「なんだそういう事かよ。もっと早くに言えよな。」

摩耶 「あたしが選ばれたのかとおもったじゃねかよ」ボソッ


まや 「・・・」

あがの 「うぅー」ビクビク

まや 「あたしはまやってんだ!よろしくな!おまえ名前は?」

あがの 「あがの...です。」

まや 「さっきはかーちゃんがビックリさせて悪かったな。おなじ子供同士なかよくしような!!」

あがの 「!!。うん!よろしくね、まやちゃん。」






25: 2014/11/01(土) 02:02:50.11 ID:vKg11aEu0
~食堂~

提督 「~というわけだ。みんな突然の事で驚いてると思うが・・・」

鳥海 「小さい時の摩耶にそっくりですね。ほら目元なんか特に....」

摩耶 「そうか?」

愛宕 「やーん。可愛い!」

高雄 「ふてぶてしさも摩耶にそっくりですね。」

矢矧 「阿賀野姉さん、その子抱かせてもらってもいいかしら?」

阿賀野 「いいよ!はいっ。」

能代 「わ、私も・・・」

阿賀野 「能代、わがまま言っちゃだめでしょ? 子供のお手本にならなきゃ、ね?」

能代 「うぅ。」


ワイワイ ガヤガヤ

提督 「どうか取り乱したりせずにこの子たちに接してあげてほしい・・・」

金剛 「やったネ!たくさん支援したかいがありマシタ!!」

榛名 「そうですね。これも私たちの提督への想いが届いたおかげですね!」

加賀 「子育てというものは難しいと聞きましたが...どうなんでしょう?」

赤城 「加賀さんなら良いお母さんになると思いますよ?」

天龍 「子供かぁ。自分の子となると駆逐艦たちと違って世話大変なのかなぁ?」

龍田 「子育てに悩む天龍ちゃんもかわいいわぁ。」

提督 「誰も聞いちゃいねぇ・・・」

長門 「提督よ、ちょっといいか?」

提督 「おお、長門か。なんだ?」

長門 「子供たちが遊ぶための施設を造ろうと思うのだが...」

提督 「」

長門 「全員の子となるとかなりの大きさが必要になるだろう? っておい聞いてるのか、提督」

提督 「アホか!!どこにそんな土地と金がある!!各艦娘の部屋で十分だろうg 長門 「こっちは大真面目だ!!いいか?それぞれの部屋に住まわせるのは当然の事だ。だがこんな遊べるような所が何もない建物では、この子たちがかわいそうではないか!!」グァッ

提督 「お前の気持ちもわかるが...さっきも言ったように土地と資金がなければどうする事もできない。」

長門 「この鎮守府のすぐ近くに使われていない廃施設がある。そこを改装すれば良いだろう?資金はこの長門が出そう!」

那智 「話は聞かせてもらったぞ。私もあの子たちが笑ってくれるなら、協力は惜しまん!」

武蔵 「聞いてしまったからには仕方がないな。微力ながらこの武蔵も協力しよう!」


長・那・武 (これで子供たちから大人気になること間違いなし!!)フフフッ


提督 「・・・もう好きにしてくれ。俺は疲れた。」

28: 2014/11/01(土) 09:29:08.37 ID:vKg11aEu0
大和 「あ、あの...明石さん、夕張さん?次は私に装置を使って欲しいのですが・・・」

艦娘’s 『!!』

金剛 「チョット待つネー!そうはさせまセーン!!」

足柄 「そうよ! 抜け駆けは許さないわ!!」

榛名 「勝手は榛名が許しません!!」



電 「皆、すごい殺気立っているのです。」

雷 「司令官との子供かぁ。どんな子になるんだろう?」

暁 「暁に似て素敵なレディである事は間違いないわね。」

響 「疑問なんだが、幼い私たちに子供とは大丈夫なんだろうか?」


4人 『・・・』

提督 「待て待て。子供が欲しい気持ちは分かるが、俺たちはまだ育児をしたことがない。まずはどんな状況に陥っても大丈夫そうな艦娘からにしてくれ。」

53: 2014/11/01(土) 13:47:27.30 ID:vKg11aEu0
提督 「だから鳳翔、君が適任だと俺は思うのだがどうだろうか?」

鳳翔 「私ですか?」

提督 「ああ、君なら落ち着いて対処できるだろうし子供たちもとっつきやすいだろう。」

鳳翔 「提督がそうおっしゃるのであれば、断るわけにはいきませんね。」

提督 「よろしく頼む。俺もできる限りのことはするつもりだ。なにかあればすぐに連絡をするようにな。」

鳳翔 「はい。では私は阿賀野さんと摩耶さんと一緒に、今日一日子供たちの面倒をみますね。」

提督 「こちらも手が空いたら様子を見に行くよ。」

鳳翔 「はい!お待ちしてますね、あなた🎵」フフッ

艦娘’s 『!!』

提督 「おい」

摩耶 「アタシも待ってるぜ。あ、あなた///」

阿賀野 「早く来てね、パパ🎵」

鳳翔 「では行きましょうか。」

摩耶 「まや、はぐれないようについて来いよ。」

まや 「うっせー。わかってるよ。」

阿賀野 「阿賀野と一緒にパパを待ってようね🎵」

あがの 「はーい!」


艦娘’s 『・・・』

提督「ふぅ。ん、なんだ?こっちを見るな。全員持ち場に戻れ!」

61: 2014/11/01(土) 18:43:03.95 ID:vKg11aEu0

~執務室~

提督 「・・・」カリカリ


カチッカチッ


能代 「・・・」カリカリ チラッ

提督 「・・・」カリカリ


カチッカチッ


能代 「・・・」ソワソワ チラッ


カチッ!


能代 「!!」「提督、ヒトフタマルマルお昼になりました!」

提督 「ん?もうそんな時間か。さて、昼食がてらあいつらの様子でも見に行くか。」

能代 「あのー。能代もご一緒してよろしいですか?」

提督 「別に構わないぞ。もしかしてさっきからそわそわしてたのは、あいつらに会いたかったからか?」

能代 「それもありますけど...。阿賀野姉がちゃんとしてるか気になっちゃって」

提督 「・・・。鳳翔もいるんだ、大丈夫だろう。」

能代 「なら良いんですけど...」

64: 2014/11/01(土) 19:08:17.62 ID:vKg11aEu0
~食堂~

摩耶 「オイ、なんでピーマンだけ残してんだよ。ちゃんと食え!!作ってくれた人に悪いだろうが!」

まや 「いやなもんはいやなんだ!」

摩耶 「お前...。アタシも手伝ってやるから頑張って食べろ。いいな?」

まや 「・・・」

摩耶 「返事は?」

まや 「・・・はい。」

チョットダケデイイカラクエ ウン



鳥海 「なんだかんだで母親してますね。」

愛宕 「そーねぇ。でも・・・」

高雄 「あの言葉使いは教育上良くないわね。」


あがの 「ママ、おかおにごはんついてるよ。」

阿賀野 「えぇー。どれどれ、あがの取ってぇー!」

あがの 「もう、しょうがないなぁー。」ヒョイ

阿賀野 「ありがと。あっ!あがのも付いてるじゃない。」ヒョイ

あがの 「えっ!ありがとー、ママ。えへへ、おそろいだねー!」

阿賀野 「ねぇー」


能代 「阿賀野姉!ちゃんと大丈夫?」

阿賀野 「能代!能代もお昼?」

あがの「あっ!のしろおねえちゃんだ!」

能代 「」ズキューン

能代 「ね、ねぇあがの?もう一回言ってみて?」


ノシロオネエチャン?  モウイッカイイッテ


提督 「・・・。一応ちゃんとやれてるみたいだな。何もなかったか、鳳翔?」

鳳翔 「ええ。二人とも立派な母親ですよ。二人を見てると私も早く欲しいなって思っちゃいます。」

提督 「明日には、君もあいつらと同じように子供と一緒に居るよ。にわかには信じがたいがね。」

あがの 「パパー。いっしょにごはんたべよ!」

提督 「おう、いいぞ。おっ、ハンバーグか。美味しそうだな。」

あがの 「パパにもあげるー。おくちあけて!」

提督 「ありがとうな、あがの」アーン

あがの 「あがのにもして!」アーン

提督 「ほら小さいお口開けてごらん」

阿賀野 「あっ!あがのばっかりズルい!提督?私にもしてー!」

エッ!オマエハイイダロウガ エー、シテヨー

74: 2014/11/02(日) 15:12:37.24 ID:c4PtpTlP0
提督 「まったく阿賀野は...」

まや 「とーちゃん、あがのばっか構ってないでこっちに来いよ!」

提督 「まや。摩耶の言うことちゃんときいてたか?」

まや 「うん。」

摩耶 「嘘つけ!提督 それがよぉ、こいつアタシの言うこと全然聞かなくてさ。さっきも嫌いなピーマンだけ残そうとしやがったんだぞ!」

提督 「本当か、まや?」

まや 「・・・うん。だって嫌いなんだもん!」

提督 「・・・そうか。実はな、俺もピーマンが苦手なんだ。」

まや 「そうなの?」

提督 「ああ。そこでなんだがお互い協力してピーマンを食べれるように頑張らないか?まやと一緒ならとーちゃん頑張れそうなんだが・・・」

まや 「!!」

まや 「うん。とーちゃんと一緒ならまや頑張れる気がする!!」

提督 「というわけで間宮、よろしく頼む。」

間宮 「はい、わかりました!ところで提督ってピーマン苦手でしたっけ?」フフッ

提督 「・・・今日から苦手になったんだ。」

摩耶 「提督、悪ぃな手間かけさせて。」

提督 「いや気にするな。お前もよくやってくれてる。しかしお前、案外母親似合うんだな。」ククッ

摩耶 「んなっ/// 」

提督 「まぁその調子でこれからもよろしく頼んだぞ!」

摩耶 「おう!任せときな!どこに出しても恥ずかしくねぇ子に育ててみせるぜ!」

75: 2014/11/02(日) 15:51:36.54 ID:c4PtpTlP0
提督 「それじゃ、お前たちちゃんとお母さんの言うこときくんだぞ?仕事が終わったら会いにいくからな。」

まや・あがの 『はーい!』

阿賀野 「さぁて、何して遊ぼっか?」

あがの 「あがのはおえかきしたぁーい!」

まや 「あたしもー!!」

摩耶 「それじゃあアタシの部屋で遊ばせるか。」

ハヤクイコウゼ! マッテヨマヤチャン

摩耶 「オイ!そんなに急いだらこけちまうぞ!ったく、阿賀野追いかけるぞ。」タタッ

阿賀野 「う、うん。それじゃあね、提督。」タタッ



提督 「さて俺たちも戻るか。能代?」チラッ

能代 「あがのが...のしろおねえちゃんって...満面の笑みで...うぇへへ」

提督 「・・・」



~執務室~

提督 「ふぅ、やっと書類が片付いた。」コキッ

能代 「お疲れ様です。どうぞ、お茶です。」スッ

提督 「ありがとう。さて、それじゃあ行くか。」

能代 「そ、そうですね。あがのが待ってますもんね」ニヘラ

提督 「能代、お前は自分の部屋に戻れ。」

能代 「そんな!!」ガビーン

能代 「なぜです?わ、私もあがのに会いたいんですけどぉ...」

提督 「昼の時の事忘れたのか?あの後のお前まったくと言っていいほど使い物にならなかったじゃないか。おかげでいつもの二倍は忙しかったんぞ!まさか昨日の阿賀野より大変になるとは思わなかったぞ。」

能代 「そ、それはぁ(-_-;) で、でも今日のお仕事はこれで終わりです!この後、能代がどこに行こうが能代の自由じゃないですか?」ウゥー

提督 「それもそうだが...」

能代 「能代決めました!勝手についていきます!」

提督 「もう好きにしろ。」ハァ

77: 2014/11/02(日) 16:44:52.54 ID:c4PtpTlP0
~摩耶の部屋~


コンコン


提督 「摩耶居るか?」


ガチャ


摩耶 「おぉ居るぞ。仕事はもう終わったのか?」

提督 「ああ」

能代 「お疲れ様です。あがのたちは?」

摩耶 「あっちで寝てる。ほらあがれよ。」

提督 「失礼する。ん?・・・阿賀野」

能代 「・・・阿賀野姉」

阿賀野 「zzz」スヤスヤ

まや・あがの 『zzz』スヤスヤ

摩耶 「まぁ慣れねぇ事で疲れたんだろうぜ?大目に見てやれよ。ちゃんとあいつらの世話してたの見てたからよ。」

提督 「そうか。摩耶お前も疲れただろう?」

摩耶 「まぁな。んでも、ちょっとでも早く子育ての知識とコツを得ねえとな。」


アガノネエオキテヨ ン?ノシロ?


提督 「そう気負うな。俺や姉妹艦、他のみんなだって協力してくれる。ゆっくりと時間をかけていけばいいさ...。」

摩耶 「・・・そうだな。んんー!ちょっと疲れたし、少しの間寝てても良いか?」

提督 「ああ。あとは俺たちに任せとけ。」

摩耶 「そうするよ。んじゃおやすみ」

提督 「おやすみ」

83: 2014/11/02(日) 20:47:23.48 ID:c4PtpTlP0

提督 「さてお前たちもう帰るぞ!」

能代 「そうですね。あがのも連れて帰りますか。」ダキッ

提督 「お前が抱えるんだな」

あがの 「うぅん」パチッ

提督 「起きちまったか」

阿賀野 「私、おなかが空いちゃいました!提督、このまま夕食に行きましょう♪」

提督 「先に風呂に入りたかったんだが...まぁいいだろう」

阿賀野 「じゃあ食べたら3人で入りましょうよ!」

提督 「はぁ!?」

あがの 「あがのもパパといっしょにはいりたーい!」

提督 「勘弁してくれ。阿賀野」

阿賀野 「お願ぁーい」ウルウル

あがの 「おねがぁーい」

提督 「うう。の、能代、お前からも言ってやってくれ。」

能代 「私も一緒に入ります!」(あがのと一緒にお風呂に入るチャンス!)

提督 「阿賀野はともかくなんでお前まで入ろうとするんだ!」

能代 「阿賀野姉だけじゃ不安じゃないですか!」

提督 「そうかも知れんが...」



矢矧 「はい、そこまで。提督とあがのでお風呂に入ったらどうかしら?」

提督 「矢矧!」

阿賀野 「でもでも、私も一緒に入りたいかなーって?」

矢矧 「これを許してしまったら、提督は毎日艦娘の誰かと入浴をすることになるのよ?」

阿賀野 「それはぁそうだけどぉ」

能代 「それなら私があがのと一緒に・・・」

矢矧 「それは能代姉さん? あなたがあがのと一緒に入りたいだけじゃないの? それとも提督の数少ない子供とのふれあいを邪魔するつもりなのかしら?」

能代 「そ、そんなつもりはないわよ」アセアセ

矢矧 「ならこれで決まりね。」

提督 「ありがとう矢矧。今回は助かった。」

矢矧 「いえ、しかし断る時はビシッと断らなきゃだめですよ?まぁ、そんな優しい所があなたの長所でもあるけれど。」

あがの 「やはぎおねえちゃんおかえりー。いっしょにごはんたべよ?」グイグイ

矢矧 「ただいま。良い子にしてた?」

ウン アノネマヤチャントネ… ソウナノ ソレハヨカッタワネ フフッ

提督 (矢矧が来なければこの二人とも一緒に入る事になっていたな)チラッ

阿賀野 「うぅお風呂ぉー提督とのぉー」シクシク

能代 「アガノトノオフロガ...アガノトノ...」ブツブツ

85: 2014/11/02(日) 21:52:22.97 ID:c4PtpTlP0
提督 「よし風呂入りにいくか、あがの」

あがの 「うん!パパのせなかながしたげるね?」

提督 「それは頼もしいな。・・・それじゃあ行ってくる。」

矢矧 「ええ、さて私たちも入りましょうか?」

阿賀野 「ううー」ウルウル ズルズル

能代 「アガノーアガノー」ズルズル


あがの 「あのねー、まやちゃんとね...おえかきしたの!パパのにがおえもかいたよ!」

提督 「そうか。あとで俺にも見せてくれるか?」

あがの 「うん! あっ、まやちゃんだぁー!」


まや 「よう!あがの!」

摩耶 「おう提督!あがの連れてどっか行くのか?」

提督 「あぁ、これから風呂に入るつもりだ」

摩耶 「それならまやも一緒に入れてやってくれ。少しは父親らしいことしてもらわないとな!」

提督 「そうだな。まや一緒に入るか?」

まや 「入る!」ピョンピョン

摩耶 「それじゃよろしく頼むぜ。」

まや 「・・・かーちゃんはいっしょにはいらねぇのか?」

摩耶 「なっ/// 入るわけねぇだろうが!いい加減なこと言ってっとぶっ飛ばすぞ!!」

提督 「まぁ阿賀野にも遠慮してもらったしな」

摩耶 「お前と入るのが嫌なわけではないからな?ただ.../// っともかく今日は遠慮しておく」

提督 「そうしてくれると助かる。」

まや 「あたしがいっちばーん!」タタタ

あがの 「まってよ、まやちゃーん!」タタタ

提督 「おい!っとにかく行って来る。それじゃあな」

摩耶 「おう」

マテオマエタチ!ハシルトケガスルゾ

87: 2014/11/02(日) 22:41:39.23 ID:c4PtpTlP0
~入渠室~

カポーン

提督 「あがの、どこか痒いとこはないか?」ゴシゴシ

あがの 「ないよぉー」

提督 「よし流すからおとなしくしとけよ。」ザァー

あがの 「はーい♪」

提督 「これできれいになった。気持ちよかったろ?」

あがの 「さっぱりしたぁー」キラキラ

提督 「ほら、湯船に浸かってこい。さて次はまやだな。」

まや 「待ちくたびれたぜ。」

提督 「ほら後ろ向いて。痒いところはないか?」

まや 「ない!」

提督 「じゃあ流すぞ。目つぶっとけよ?」ザァー

まや 「ふぅー!気持ちよかった♪ ほらとーちゃんも洗ってやるよ!」

提督 「ん?そうか?それじゃあお願いしようかな」

あがの 「あたしもパパ洗うー!」タタッ

まや 「それじゃ、あがのはまえをあらってくれ!あたしはせなかをあらうからよ!」

提督 「い、いや二人とも背中でいいぞ!まや一人だけじゃ大きすぎるだろ?」

まや 「それもそうか。あがのいっしょにあらおうぜ!」

あがの 「パパ!きれいにしてあげるからね?」


~脱衣所~

まや 「ふぅー。さっぱりしたー!」タタタッ

提督 「おいまや、そんな恰好で走り回るな!風邪ひくぞ!」

あがの 「んっ、んぅー」ウトウト

提督 「あがのは眠たいのか。それじゃあもう寝室にいくか。」



提督 「結局二人とも眠ってしまったか。」フタリオンブ

あがの・まや 『zzz』

阿賀野 「あっ!提督!あれ?あがのは寝ちゃいましたか。」

能代 「寝ちゃってますね」

摩耶 「お疲れさん!まや預かりにきたぜ。」

矢矧 「幸せそうな顔をしてるわね」

提督 「おうお前たちか。いやこいつらも起こしちゃ悪いし、このまま俺の部屋で寝させることにするよ。」

阿賀野 「それなら、阿賀野も・・・」

矢矧 「阿賀野姉さん?」ギロッ

阿賀野 「もう寝ようかなぁ」

摩耶 「まぁチビたちもお前と一緒に寝たいだろうしな。それじゃあよろしく頼むぜ!」

提督 「ああ、おやすみ」

4人 『おやすみなさい、提督』

99: 2014/11/03(月) 20:37:43.91 ID:QD7qrwXj0

チュン チュン

提督 「ほら二人とも起きろ。」

あがの 「うぅーん」ゴシゴシ

まや 「んぅ」ゴシゴシ

提督 「顔洗って支度をしなさい、朝食に行くぞ。」

あ・ま 『はーい』

提督 「そういえば今日から鳳翔の子がいるんだっけな。」

まや 「じゅんびできたー!」

あがの 「できたー!」

提督 「よし、それじゃあ行くか。」



~食堂~

提督 「鳳翔はと...あそこか。おはよう、鳳翔」

鳳翔 「あっ、おはようございます提督。ほらあなたも挨拶しなさい。」

ほうしょう 「おはようございます、お父様」ヒョコ

提督 「おはよう、ほうしょう。鳳翔に似ておとなしいんだな。お前たちも挨拶をしなさい。」

あがの 「わたしはあがの!よろしくね?ほうしょうちゃん!」

まや 「あたしはまやだ!よろしくな!」

ほうしょう 「よろしくおねがいします。あがのさん、まやさん。」

アガノデイイヨ? カタクルシイゼ ソ、ソウデスカ?

提督 「仲良くできたみたいだな。」

まや 「なあとーちゃん、はらへった!」

提督 「そうだな。鳳翔、朝食の準備を頼む。」

鳳翔 「はい、ただいま。まやちゃん、あがのちゃん、もう少し待っててね」ニコッ

あ・ま 『はーい!』

100: 2014/11/03(月) 21:09:32.00 ID:QD7qrwXj0
ほうしょう 「あ、あがのちゃんにま、まやちゃん、お、お茶どうぞ。」コトッ

アリガトー アリガトー

ほうしょう 「はい、お父様にもお茶です。」コトッ

提督 「おうありがとな。もしかして今まで鳳翔の手伝いをしていたのか?」

ほうしょう 「はい、家事が出来て損はないとお母様が...」

提督 「そうか。よくできているぞ、ほうしょう。」ナデナデ

ほうしょう 「!! ありがとうございます、お父様。...えへへ」

鳳翔 「お待ちどうさまです。」スッ

提督 「ありがとう、鳳翔。さていただくとするか。」

イタダキマス




提督 「ふぅ。食った食った。」

あ・ま 「くったくった」ポンポン

摩耶「行儀悪ぃぞ、お前たち。」

阿賀野 「おはよぉー」

摩耶 「ほら行くぞ、まや。今日は色んな所連れて行ってやるぜ?」

マジカヨ!イク!イク!

あがの 「いいなぁー」

阿賀野 「大丈夫、阿賀野たちも一緒だよ?」

ヤッター!

摩耶 「ってことで行ってくるぜ。」

阿賀野 「行ってきまーす!」

提督 「ああ、楽しんで来い。あと何かあれば連絡をしろよ?」

摩耶 「おう!」

ドコカライコッカ? マズハフクカラジャネエカ?


提督 「さて、俺も仕事に戻るか。」

グイッグイッ

提督 「ん?」

はるな 「・・・」

提督 「」

グイッグイッ

ちくま 「・・・」

グイッグイっ

あかぎ 「・・・」パクッパクッ

グイッグイッ

たいげい 「・・・」


提督 「・・・」ピクピク

提督 「明石ィィイー!! 夕張ィィイー!!一体どういうことだぁー!!」

107: 2014/11/03(月) 23:13:50.10 ID:QD7qrwXj0

筑摩 「提督、私たちから説明します。」

提督 「筑摩か。それで一体どういうことなんだ?今日はほうしょうだけだったはずだが?」

筑摩 「それが、ある方が『私たちも早く子供が欲しいデース!そうデス、先輩母親をもっと作ればイイデース!それならいっぱいこどもをつくっても問題ナイはずデース!』って言い出してですね...」

榛名 「榛名たちが止めればよかったんですが、金g...ある方の言葉に同意する者たちが多くてですね...」

大鯨 「それで文句が出ないよう公平にくじ引きで決めることになりまして...」

赤城 「私たちが見事当たりを引いたというわけです」モグモグ

提督 「金剛...あいつめ余計な事を思いつきやがって...」ハァ

榛名 「やっぱりご迷惑でしたでしょうか?」

大鯨 「そうですよね、私たちもあの雰囲気に飲まれてしまっていたのかも...」

提督 「いやそうじゃない。お前たちの気持ちを押しのけて俺の都合ばかり押し付けようとしていたのが悪かったんだ。男は度胸!子供の一人や二人どうだっていうんだ!全員まとめて相手してやるぜ!」ハハハ

榛名 「提督」ジーン

大鯨 「私もできる限り皆さんのお手本となれるよう頑張ります!」

筑摩 「良かったですね、皆さん。」

赤城 「」モグモグ

4人 「・・・赤城(さん)」ハァ

108: 2014/11/03(月) 23:19:49.42 ID:QD7qrwXj0
今日はここまで。

>>106ちゃんとほうしょうも出しますよ。

この5人のつぎの艦娘母娘を決めようと思います。

↓この下から3名早い順を次の母娘にします。

109: 2014/11/03(月) 23:20:32.42 ID:TCfRYlTAO
扶桑

110: 2014/11/03(月) 23:20:40.80 ID:iSkxADcro
北上

111: 2014/11/03(月) 23:21:32.98 ID:u4ACboyYo
あきつ丸

122: 2014/11/04(火) 19:21:29.35 ID:iHpYUFCz0
提督 「おれは仕事に戻るぞ。チビたちの世話は頼む。」

4人 『はい』


瑞鶴 「あっ!見つけたー!加賀さん、加賀さん、赤城さん見つけましたよー!」

加賀 「よくやりました。さすがは五航戦の子です。赤城さん?あかぎを連れて買い物に行くのでは?」

赤城 「そうでしたね。では提督、行ってきますね。」

瑞鶴 「私もついて行っていいですか?」

赤城 「ええ、構いませんよ」


大鯨 「私たちはどうしましょうか?」

筑摩 「私は利根姉さんの所に行きます。ちくまが会いたがっていますから。」

鳳翔 「それでは大鯨さん、夕食の材料を買うの手伝っていただけますか?」

大鯨 「はい、ご一緒しましょう。」

榛名 「榛名もお姉さまたちの所へ行きます。」

>>124 赤城、鳳翔&大鯨、筑摩、榛名のうち誰の話が見たいですか?

124: 2014/11/04(火) 19:23:26.99 ID:7DJ2j65Ho
赤城

132: 2014/11/04(火) 20:13:23.30 ID:iHpYUFCz0
~街~


赤城 「まずはどこから行きましょうか?」

加賀 「洋服店なんかどうですか?あかぎが着るもの何も無いんじゃないかしら。」

瑞鶴 「そうですねー。可愛いお洋服いっぱい着せたいです!」

加賀 「決まりですね。それでは行きm」

赤・あ 『』ぐぅぅぅうー

加・瑞 『・・・』

瑞鶴 「まずは食べ物屋さんですかね。」

加賀 「そうみたいね。」


~レストラン~

赤城 「」モグモグ

あかぎ 「」パクパク

瑞鶴 「やっぱり母娘だね。」

加賀 「ええ。」

瑞鶴 「加賀さんもやっぱり子供欲しいですか?」

加賀 「ええ、私も艦娘のまえに一人の女ですから。瑞鶴、あなたはどうなの?」

瑞鶴 「欲しいか欲しくないかで聞かれるとやっぱり欲しいけど、子育てとか私には似合わなさそうですし。」ハハッ

加賀 「そんな事ありませんよ。あなたのその一生懸命な所や明るさは子供に良い影響を与えるはずです。自信を持ちなさい。」

瑞鶴 「えへへ、ありがとうございます!なんか加賀さん、私のお母さんみたいですね!」

加賀 「ふふっ、あなたの母親というのもそれはそれで良いかもしれません。」

赤・あ 『ふぅ、ごちそうさまでした』

加賀 「さて、それでは行きまs」

赤・あ 『』ぐぅぅぅうー

加賀 「・・・いい加減にしてください。」ゴゴゴ

瑞鶴 「アハハ」

135: 2014/11/04(火) 20:51:43.44 ID:iHpYUFCz0

~洋服店~

瑞鶴 「これなんか似合いそうじゃないですか?」

加賀 「少し派手すぎないかしら?もう少し落ち着いた色の服を…」

あかぎ 「こっちのふくのほうがすきー。」

瑞鶴 「あかぎもそう思うよね?」

加賀 「良いですか、あかぎ? あなたは赤城さんの子供なんです。赤城さんと同じように落ち着いた服を着なさい。あなたにはこちらの服のほうが似合うと思うの…」

あかぎ 「いやー!ずいかくおねえちゃんの方が着たい!」

加賀 「あ、赤城さん?あなたもこっちの方が良いと思いますよね?」

赤城 「すいません、私おしゃれには疎くて…」

あかぎ 「ガミガミいう、かがおねえちゃんきらい!」

加賀 「そ、そんな」ガーン

瑞鶴 「と、とりあえず両方とも買いましょうよ。それならあかぎに着てもらえるかもしれませんし。」

あかぎ 「ずいかくおねえちゃんやさしー、すき!」ギュウ

加賀 「瑞鶴。あなた私の子だというのなら少しは自重しなさい。」ユラー

瑞鶴 「そ、それは実際の話ではないかなーって」アセアセ

瑞鶴 「お、お会計に行ってきまーす!」ピューン

加賀 「・・・」


~帰り道~

加賀 「・・・」

瑞鶴 「加賀さん、まだ怒ってるんですかね?」ヒソヒソ

赤城 「いえ、多分あなたに理不尽な怒りを押し付けた事に対して落ち込んでいるんだと思います。なのでいつも通りのあなたで話しかけてあげてください。それとあかぎ、加賀さんのこと嫌い?」

あかぎ 「あんまりすきじゃない。」

赤城 「そう。でもね加賀さんは今、あなたにきつい言葉を使った事を反省しているの。だから加賀さんの事を許してあげてほしいのなぁ。」

あかぎ 「・・・」

赤城 「お母さん、反省してる人を許してあげない子はあんまりすきじゃないかなぁ?」

あかぎ 「!!。ゆ、ゆるす!」

赤城 「それじゃあ加賀さんに言いに行ってきなさい。」

あかぎ 「うん」

136: 2014/11/04(火) 21:18:29.86 ID:iHpYUFCz0
加賀 「はぁ」シューン

瑞鶴 「かーがさん」

加賀 「ず、瑞鶴!」ビクッ

加賀 「…さっきはすみません。あかぎがあなたばかり好きだというから...ついカッとなってしまって...」

瑞鶴 「全然気にしてませんよ。私も逆の立場だったらほかの人に当たっちゃうかもですし。」

加賀 「あなたのそういうところ羨ましいわ。....ありがとう、瑞鶴。」

グイッ

あかぎ 「かがおねえちゃん、さっきはきらいとかいってごめんなさい。」

加賀 「...あかぎ。いえ、こちらこそきつく言ってしまってすみません。その...押し付けてしまって...」

赤城 「加賀さんはあかぎのために真剣に選んでくれたんですよね?」

加賀 「...赤城さん。ええもちろんです。あ、あのあかぎ?よかったらでいいので私の選んだ服も着てもらえるかしら?」

あかぎ 「うん、きるー!あかぎ、はんせいしてるひとをゆるせるから!」

加賀 「うれしいわ、あかぎ。赤城さんもありがとうございます。瑞鶴にもあなたが言ってくれたんですね。」

赤城 「みんな仲良くが一番ですからね!」

あかぎ 「ずいかくおねえちゃん、かがおねえちゃん、てつないでかえろ!」ギュッ ギュッ

瑞・加 『いいよー!(いいですよ)』ギュッ

赤城 「私も入れてくださーい♪」ギュッ

137: 2014/11/04(火) 21:21:04.96 ID:iHpYUFCz0
今日はここまで。

>>138 残りのメンバー(鳳翔&大鯨、筑摩、榛名)から選んでください。


141: 2014/11/04(火) 22:38:26.60 ID:iHpYUFCz0
筑摩、了解です。

>>145 鳳翔&大鯨、榛名選んでください。

145: 2014/11/04(火) 22:40:29.55 ID:mlyDVYCkO
榛名

149: 2014/11/05(水) 20:24:02.70 ID:xCT1VsosO

コンコン


筑摩 「利根姉さん、筑摩です。」


ガチャ


利根 「おお、筑摩か。ん?」

ちくま 「とねちゃん、とねちゃん。あそぼー」ヒョコ

筑摩 「こ、こら、ちくま、利根ちゃんではなく、利根お姉ちゃんでしょ?」

利根 「よいよい、利根ちゃんで構わん!親しみ易くてよいじゃろう?」

筑摩 「姉さんがそうおっしゃるのなら良いのですけど...」

利根 「ちくまよ、何をして遊ぼうか?」

ちくま 「このちんじゅふをたんけんしたい!」

利根 「それは面白そうじゃな。吾輩も付き合おうではないか!」

筑摩 「良いのですか?せっかくの非番でしたのに...」

利根 「構わん構わん、やる事が無くて退屈しておったしの。」

ちくま 「はやくいこー!」タタッ

利根 「これ、そんなに急いでは転んでしまうぞ?」



~鎮守府・広場~


ちくま 「ねー、とねちゃん、あれなに?」

利根 「あれか?あれは...なにをしておるのじゃ?」

筑摩 「さ、さあ?」

ちくま 「?」


≪那智の駄菓子屋≫


那智 「よっといで!みておいで!駄菓子いっぱいあるよ!」

152: 2014/11/05(水) 23:44:31.06 ID:SDOORY1s0
利根 「那智よ、なにをしておるのじゃ?」

筑摩 「こんにちは、那智さん」

那智 「ん?利根に筑摩か。ここで店でも開いていれば子供たちと触れ合えるとおもっていたんだが、ほとんどが出払っているみたいでな。」

ちくま 「こんにちは」ヒョコ

那智 「そういえば筑摩には子供がいたんだったな。こんにちは、私は那智だ。」

ちくま 「なちおねえちゃん?」

那智 「そうだ、那智お姉ちゃんだ。よしせっかく来たんだ、好きなものをあげよう。」

ちくま 「いいの!?」

那智 「ああ、ちくまが一番に来たからな。」

ちくま 「じゃあ...えっと....これにする!」

筑摩 「ありがとうございます、那智さん。ほら、ちくまもお礼をしなさい。」

ちくま 「ありがとう、なちおねえちゃん!」ニコッ

那智 「どういたしまして。」

村雨 「遠征から戻りました~」

白露 「あっ!那智さんがお菓子売ってる!」

夕立 「お菓子いっぱい買えるっぽい!」

春雨 「夕立姉さんはいつも買いすぎですよ。少しは節約してください。」

156: 2014/11/06(木) 00:30:16.16 ID:/3RbiWBs0
村雨 「利根さん、筑摩さん、こんにちは」

利・筑 『こんにちは(なのじゃ)』

白露 「あっ!もしかしてこの子が筑摩さんの子供ですかー!?」

筑摩 「ええ、そうですよ」

夕立 「筑摩さんにそっくりっぽい!」

白露 「こんにちは、ちくまちゃん!私は白露、こっちの子が村雨で、こっちの子が夕立、そしてこっちの子が春雨だよ。」

ちくま 「しらつゆちゃんにむらさめちゃん、ゆうだちちゃん、はるさめちゃん!」

4人 『仲良くしようね(してね)(っぽい)』


ナチサン、オカシチョーダイ! アッユウダチ ワタシガイチバンナンダカラネ!

筑摩 「この子たちに挨拶も済んだことですし、次の場所へ行きますか。」

利根 「そうじゃの」

村雨 「またゆっくり話そうね?」バイバイ

春雨 「またね、ちくまちゃん。」バイバイ

ちくま 「ばいばい」

マタネー! ツギハイッショニアソブッポイ! バイバイ



~鎮守府・広場~

ちくま 「おかあさん、とねちゃん、ちくまあれしたい」ユビサシ

利・筑 『あれ?』クルッ


≪長門の射的屋≫

長門 「よっといで!みておいで!弾を的に当てたら商品あげるよー」

159: 2014/11/06(木) 01:04:15.86 ID:/3RbiWBs0
利根 「おぬしら...そろいもそろって何をしておるのじゃ?」

長門 「子供たちのために施設をつくるんだがどういったものが喜ばれそうか、こうやって調査しているんだ。那智も武蔵も手伝ってくれている。」

筑摩 「そういえばそんな事言っていましたね。」

ちくま 「しゃてきする!」

長門 「お前が筑摩の子か。いいぞ、この台に乗って...狙いを定めて...引き金を引いたら弾が出るからな。試しに一回撃ってみろ」

ちくま 「う、うん。ねらいをつけて...引いて」パァン

ヒューン スカッ

ちくま 「はずれた」シューン

長門 「あっ」オロオロ

長門 「あ、当たったぞ!?ちくまは小さいからよく見えていなかっただけだ」アセアセ

ちくま 「ほんとに!?」パァ

長門 「も、もちろんだ。は、初めてにしては上手いじゃないか。ほら、これが景品だ」ヌイグルミドウゾ

ちくま 「ありがとー!だいじにするね!」ギュー

長門 「」ボタボタ

利根 「あやつが店番なら一瞬で景品がなくなりそうじゃな。」アキレ

筑摩 「そ、そうですね。」

ちくま 「おねえちゃん、またねー」バイバイ

長門 「ああ、また来るといい」キラキラ


~鎮守府・広場~

ちくま 「いろんなとこいけて、たのしかったー!」キラキラ

利根 「おぬしが楽しめたのならそれで良い。」フンス

筑摩 「姉さんもお疲れ様でした。」

ちくま 「あっ!あそこにもいきたい!」ユビサシ

利・筑 『ん?』クルッ


≪武蔵のクレープ屋≫

武蔵 「よっといで!みておいで!おいしいクレープ食べれるよー」

磯風 「お、武蔵ではないか。なに?クレープ屋だと?...ふむ、お前一人では大変そうだな。どれ、この磯風が助太刀しようではないか。」

武蔵 「い、いや嬉しい申し出ではあるが...一人でも十分やっていけるほど暇なんだ...」アセアセ

磯風 「今は暇かもしれないが、忙しくなったらどうする?遠慮するな。」グイグイ

コレヲイレルノカ? アッマテ、ソレヲイレテハ

利根 「・・・」

筑摩 「・・・」

利・筑 「あそこはやめておきなさい(のじゃ)」

ちくま 「?」

160: 2014/11/06(木) 01:30:53.90 ID:/3RbiWBs0

~金剛の部屋~

金剛 「榛名にはるな!よく来たネ!」

榛名 「お邪魔します、お姉さま」

はるな 「おじゃまします」

金剛 「さっそくティータイムにしまショウ!」

榛名 「榛名もお手伝いいたします」

はるな 「え、えと、はるなもおてつだいします」

金剛 「ノー!今日の榛名たちはお客さまデース!座っていてくだサーイ!」

榛名 「で、でも...」

金剛 「デモもゼロもありまセーン!時には素直に相手の言うことを聞くのも立派なレディの嗜みデース!」

はるな 「りっぱなれでぃ...」

榛名 「お姉さまがそうおっしゃるのであれば、お言葉に甘えさせてもらいます。はるな、こっちで座って待っていましょう?」

はるな 「はい、はるなはりっぱなれでぃです!」

金剛 「すぐに淹れてきマース!」タッタ




金剛 「お待たせしマシタ!こっちが榛名の分で、こっちがはるなの分デース!」コトッ

榛名 「ありがとうございます、お姉さま」

はるな 「ありがとうございます、金剛伯母様」

金剛 「どういたしマシテ。さぁ、飲んでみてくだサーイ!」

榛・は 『いただきます』

ゴクッ

榛名 「とても美味しいです!」

はるな 「おいしいです!」

金剛 「当然デース!榛名たちのイメージに合わせてそれぞれ作ってるんですカラ!」

はるな 「はるなもおいしいこうちゃいれられるようになりたいです!」

金剛 「はるなにも出来るはずデース!ワタシが教えてあげマース!」

161: 2014/11/06(木) 01:50:14.39 ID:/3RbiWBs0
金剛 「まずはお湯からデース!温度が重要になってきマース。沸騰させすぎはいけまセーン。」

はるな 「は、はい」

金剛 「次は茶葉の入った容器にお湯を素早く淹れマース」

はるな 「す、すばやく」

ソウデース!ジョウズデスヨ ソレカラ...



金剛 「はるなはセンスがあるネ!これでワタシから教える事は何もないデス。いいですカ?一番大切なのは相手の事を想いながら淹れるということデス。それを忘れては駄目ネ!」

はるな 「はい、ありがとうございました金剛伯母様!」

金剛 「そろそろ比叡たちが戻ってくる時間ネ。はるな、比叡たちの紅茶淹れてみマスカ?」

はるな 「はい、比叡伯母様たちにおいしいこうちゃふるまってみせます!」

榛名 「今度は、私もお手伝いさせてください。」

金剛 「イエース!みんなで比叡たちをもてなすネ!」

榛・は 『おー!』

169: 2014/11/06(木) 16:29:38.94 ID:BIZpPtsQO

コンコン

『金剛お姉さま?比叡と霧島です!中に入ってもよろしいでしょうか?』

金剛 「来たネ!入ってくるデース!」

ガチャ

比・霧 「失礼します!」

金剛 「グッドタイミングネ!ちょうど比叡たちの紅茶が出来たところネ!」

比叡 「本当ですか!?」

金剛 「イエース!用意するので座っていてくだサーイ!」





比・霧 『いただきます。』

ゴクッ


比叡 「美味しいです。やっぱりお姉さまの紅茶は最高です!」

金剛 「ノノノンノノン!今回はワタシではなく、このはるなが淹れたんデスヨ!」

はるな 「こんにちは、比叡伯母様、霧島叔母様。あの...お口に合いましたでしょうか?」

霧島 「ええ、美味しいです。よくできましたね。」ナデナデ

はるな 「えへへ」

比叡 「まさか金剛お姉さまと同じくらい上手に淹れられるとは...びっくりです!」

榛名 「比叡姉さまと霧島のために一生懸命淹れたんだよね?」

はるな 「うん!」

比叡 「そうだ!紅茶は金剛お姉さまが、なら私はおいしいカレーの作り方を教えます!」

はるな 「ほんと!」ヤッター

榛名 「やめてください!比叡姉さま!はるなが変な事覚えたらどうするんですか!冗談は料理の腕だけにして下さい!」

比叡 「ひえ~」

霧島 「...これは仕方ありませんね」

金剛 「...デース」

175: 2014/11/06(木) 21:57:07.95 ID:/3RbiWBs0


~デパート~

大鯨 「玉ねぎに馬鈴薯、それから....」

たいげい 「え、えと...たまねぎ、ばれいしょ...」

大鯨「えっと、たいげい?私の真似をしてカゴにいれるのはいいけど...そんなにいらないのよ?」

たいげい 「?」ドッサリ

鳳翔 「たいげいちゃんの分は提督へお出しする夕食の材料にしましょうか?」フフッ

たいげい 「おとーさんにおりょうりつくりたい!」

鳳翔 「それじゃあ提督の分は任せたわね。たいげいちゃんが作ったって知ったら、きっと喜ぶわよ」

たいげい 「おいしくつくれるようにがんばる!」

鳳翔 「ということで大鯨さんはたいげいちゃんと一緒に作ってもらえますか?」

大鯨 「はい!お任せ下さい!」

ほうしょう 「わたしもおてつだいしたいです、お母様」

鳳翔 「ええ、提督ももっと喜ぶでしょう。」

ガンバッテツクロウネ! ハイ、ガンバリマショウ

177: 2014/11/06(木) 23:10:51.49 ID:/3RbiWBs0
鳳翔 「そうと決まれば早く帰って支度をしましょう!」

大鯨 「はい!」

ほ・た 『おー!』


~鎮守府・調理場~

鳳翔 「ではよろしくお願いしますね?」

大鯨 「はい!さて、始めよっか。」

た・ほ 『はーい(はい)』



グツグツ

大鯨 「よし、じゃあたいげいとほうしょうちゃんはこれを潰してくれる?」

た・ほ 「わかった(わかりました)」



ほうしょう 「んしょ、けっこうちからがいりますね」

たいげい 「そうだね、んしょんしょ」

大鯨 「大変そうだね。これはねこう、ぐーるぐるってかき混ぜるんだよ?」

たいげい 「ぐーるぐーる」

大鯨 「違うよ?それはぐるぐるぐーるだよ?ぐーるぐるだよ?」

ほうしょう 「ぐーるぐる」

大鯨 「ほうしょうちゃん上手だね。」


~調理終了~

大鯨 「あとはこれを盛り付けて、と。よしこれで完成!」

たいげい 「しゅうりょうです!」

ほうしょう 「じょうずにできたでしょうか?」

大鯨 「うん、私もビックリするくらい上手にできてるよ。」ニコッ

大鯨 「あとは提督が来るのを待つだけだね。そうだ、二人で提督を迎えに行ったらどうかな?」

たいげい 「ほうしょうちゃん、いこ?」

ほうしょう 「はい。では大鯨さん行ってきます。」

大鯨 「いってらっしゃい」フリフリ

178: 2014/11/06(木) 23:35:20.53 ID:/3RbiWBs0
~執務室~

提督 「ふぅ。こう毎日書類と向き合っていては、どうも気が滅入ってしまうな。」ウーン

矢矧 「お疲れ様です。お茶をどうぞ。」コトッ

提督 「ありがとう、いただくよ」

矢矧 「頑張ってください。もう少しで夕食の時間ですよ。」


ガチャ

たいげい 「おとーさん、むかえにきたよ!」

ほうしょう 「お父様、お夕食の準備が出来ました。」

提督 「ん?あぁ、もう少し待ってくれるか?あとちょっとで終わるから。」

矢矧 「提督、かわいい娘たちが迎えに来たんですよ?あとの書類は私だけで出来ますので、あの子たちと一緒に行ってあげてください。」

提督 「そうだな。そうさせてもらうよ。あとはよろしく頼むぞ、矢矧」

矢矧 「ええ、いってらっしゃい。あなたたちもありがとうね。」

ハヤクハヤクー! コ、コラ ヒッパルナ


~食堂~

大鯨 「あっ!提督、こちらにどうぞ!」

提督 「ありがとう。」ヨッコラショ

大鯨 「今日の夕食はこちらになります。」

提督 「おぉ!美味そうだな。ん?」

た・ほ 「...」ジー

大鯨 「提督、こっちのポテトサラダはあの子たちが手伝ってくれたんですよ!」ヒソヒソ

提督 「それであんなにこっちを見てるのか。どれ、パクッ」

た・ほ 「!!」パァ

提督 「お!これは美味しいな!誰が作ったんだ?」

たいげい 「それ、おとーさんのためにわたしとほうしょうちゃんがてつだったんだよ?」キャッキャ

提督 「それでいつもより美味しかったのか!ありがとうなお前たち」ナデナデ

ほうしょう 「よろこんでもらえてよかったです」///

たいげい 「えへへー、もっとなでてぇー」キラキラ

179: 2014/11/06(木) 23:58:56.15 ID:/3RbiWBs0
提督 「ごちそうさまでした。さて執務室に戻るか。ん?」

金剛 「みなサーン!注目してくだサーイ!今から【コウノトリくじびき】を開催しマース!」

ワイワイ ガヤガヤ

提督 「金剛?コウノトリくじびき?あぁ、次の母娘を決めるやつか。」

金剛 「誰が当たっても文句なしデース!デワ行きマースヨ!最初の当選者は.......ッチ、扶桑ネ!オメデトゴザイマス!」

オメデトー オメデトー

扶桑 「わ、私ですか?」

山城 「扶桑姉さまの子なんて可愛いに決まってるわ!」

扶桑 「提督との・・・ふふふ♪」

山城 「...提督が父親だという事を忘れていたわ。」


金剛 「続いての当選者は.........ッチ、北上ネ!」

オメデトー オメデトー

北上 「ん?アタシかぁ。まぁ当たったもんは仕方ないね。」

大井 「キタカミサン、キタカミサン」


金剛 「そして最後の当選者は......ッチ、あきつ丸ネ!」

オメデトー オメデトー

あきつ丸 「自分でありますか?このあきつ丸、立派な子に育ててみせます!」

金剛 「頑張るねー、これでくじびきはおわり。さぁ部屋に帰って紅茶でも飲むか。」

190: 2014/11/07(金) 11:40:10.73 ID:I8ymyJshO
扶桑 「あ、あの山城?」

山城 「そのままで、はい!こっち見て」カシャッカシャッ

ふそう 「うぅー」オロオロ

山城 「笑顔ちょうだい」カシャッカシャッ

扶桑 「山城?」

山城 「次はこの衣装を着て、このポーズを....」

ふそう 「あうぅ」ウルウル

山城 「キャー!!涙目も可愛いわぁー!」カシャッカシャッ

扶桑 「・・・」プルプル


ガチャ


時雨 「居るかい、扶s・・・

満潮 「ちゃんとしてr・・・

最上 「様子を見に来t・・・

扶桑 「いい加減にしなさい、山城!!!!」

山・時・満・最 『!!』ビクッ

扶桑 「私の事で暴走するのは大目にみているけれど...この子が困っているのが分からないのかしら?それとも困らせてまで撮らなければいけない理由でもあるのかしら?答えなさい、山城。」

山城 「ふ、扶桑姉さま?子供はすぐに成長しますので、そ、その今のふそうの姿を撮っておかなければ...」オソルオソル

扶桑 「加減を知りなさいと言っているの。この子が怖がっていては意味がないでしょう?」

ふそう 「...」スッ ←扶桑の後ろに隠れる。

山城 「は、はい...」

扶桑 「なにも撮るなとは言ってないのよ?撮ってくれるのはありがたいと思っているわ。でもどうせならこの子も楽しめるように撮ってあげてもらえるかしら?あなたもそうよね、ふそう?」

ふそう 「うん、でもあのやましろおねえちゃんはこわい...かな?」

山城 「ごめんなさい、扶桑姉さま、ふそう。あまりの可愛さに我を忘れていました...」

ふそう 「やましろおねえちゃん、こんどはかわいくとってね」ニコッ

山城 「!!ええ!じゃあまず、このポーズをとって...ってハッ!」チラッ

扶桑 「山城?」ギロッ

191: 2014/11/07(金) 13:41:00.19 ID:KUVIXX4/O
時雨 「やぁ。」

扶桑 「時雨に満潮、それに最上。いらっしゃい。」

満潮 「山城が暴走してるんじゃないかって様子を見に来たけど…大丈夫そうね。」

最上 「ビックリしたよ!まさか扶桑があんな大声出すなんて。」

扶桑 「驚かせてごめんなさいね。なにもないけど、ゆっくりしていってね。」

満潮 「そうさせてもらうわ」チラッ

時雨 「どうやら満潮はふそうとお話したいみたいだね。」

満潮 「なっ///そ、そんなんじゃないわよ!」

最上 「もー!恥ずかしがらずしゃべりに行けばいいのにー!」ハハハ

満潮 「///うっさいわね///」


扶桑 「気づかなくてごめんね?ふそう?こっちに来て挨拶しなさい。」

ふそう 「はーい!」タタッ

ふそう 「こんにちは。えーっと...」

時雨 「僕は時雨。よろしくね?」

最上 「ボクは最上。よろしく。」

満潮 「満潮よ。よ、よろしくね?」

ふそう 「しぐれおねえちゃん、みちしおおねえちゃん、もがみおにいちゃん。よろしくね?」

最上 「もー!ボクもおねえちゃんだよー!」



山城 「はぁ。もう撮り終えてしまった...。楽しい時間はあっという間ね。姉さま?私、この写真を現像してきますね。それじゃあ」


ガチャ ダダダッ


最上 「...行っちゃったね。」

扶桑 「ええ。」

ふそう 「...」ウトウト

時雨 「ふそうが眠たそうだね。」

満潮 「あんだけ写真を撮られれば疲れるのも無理ないわよ。ふそう、寝るなら布団で寝なさい。」

ふそう 「う...ん...」ウト

193: 2014/11/07(金) 15:12:45.94 ID:Gz15xFHvO
時雨 「ふそうも寝ちゃった事だし、僕たちは帰ろうか。」

最上 「そうだね。起こしちゃったら悪いしね。」

扶桑 「来てくれて、ありがとうね。」

時雨 「また来るよ。満潮?帰るよ。」

最上 「満潮?ふそうと別れるのが嫌なのはわかるけどさ...」

満潮 「ふそうがはなしてくれないのよ!」

ふそう 「zzz」ガッシリ

時雨 「じゃあ僕たちは帰るよ。ふそうが起きるまで一緒に寝てあげるといいよ。」

最上 「じゃあねー!」フリフリ

満潮 「あっ!待ちなさいよ、あんたたち....」

ガチャ

満潮 「・・・まったくもう。」ナデナデ

ふそう 「んふゅ」

扶桑 「ふふふ♪それっ!」ガバッ

満潮 「な、なにするのよ!」

扶桑 「親が娘と一緒に寝たらいけないの?」

満潮 「ならふそうの隣にいけばいいでしょ!なんでわざわざ私の横に来るのよ!」

扶桑 「ええーなんか娘が二人出来たみたいだなと思って」フフフ

満潮 「...もう好きにしなさい」

扶桑 「そうします♪」ギュウ



ガチャ

山城 「写真現像してきまし....た」

ふ・扶・満 『zzz』スヤスヤ

山城 「...満潮。ま、まぁ今日は扶桑姉さまたちに迷惑をかけたので見逃してあげるわ。」

山城 「...くっ、くやしくなんかないんだから!」ダッ

194: 2014/11/07(金) 15:58:12.92 ID:rXcFp6D2O
北上 「あー暇だねぇ。」グデー

きたかみ 「...」グデー

北上 「・・・」ジー


ギュウ


北上 「おお!あんたを抱きしめると暖かくて気持ちいい!」

きたかみ 「かーさんもあったかいよー」ギュウ

北上 「今日はずっとこうしてようかな」ギュウ

きたかみ 「あったかいしいいんじゃない?」ギュウ


ガチャ


望月 「お邪魔しまーす!」トコトコ

北上 「望月、やっほー」

きたかみ 「やっほー」

望月 「この子が北上さんの娘かぁ、よろしく。んじゃ、おやすみぃ。」ゴロッ


ガチャ


初雪 「...」トコトコ ゴロッ

初雪 「やっぱ北上さんの部屋はゆったりできる」フゥ

北上 「やっほー、初雪」

きたかみ 「やっほー」

初雪 「zzz」

北上 「相変わらず寝るの早いねー。」


ガチャ


加古 「ウイーッス」

北上 「やっほー」

きたかみ 「やっほー」

加古 「お!その子が北上の子か?」

北上 「そうだよー。」

加古 「なんで抱き合ってるんだ?」

北上 「きたかみ抱きしめてると暖まるんだよー」ギュウ

加古 「まじ!あたしにもだきしめさせてよ」

北上 「いいよー!はいっ」

加古 「おおサンキュー!」ギュウ

きたかみ 「ちょっとくるしいよー」

加古 「マジであったけぇー...zzz」

北上 「あんたも相変わらずだねぇ」

195: 2014/11/07(金) 15:59:41.62 ID:rXcFp6D2O
望月 「ていうか北上さん今日、第一部隊で出撃予定じゃなかった?」グデー

北上 「ん、ああ。提督が子供が出来たその日は子供のそばにいてやれってさ。あっ望月そこのお菓子取って」グデー

望月 「ああそうなんだ。」ハイ、オカシ

北上 「でもさぁ、いきなり休みになってすることないんだよねぇ。大井っちもアタシの代わりに出撃してるし。」バリバリ

加古&きたかみ 『zzz』

初雪 「zzz」

北上 「まぁ、こうやってダラダラするのもいいかもねー」グデー


ガチャ


三日月 「失礼します。やっぱりここでしたか、望月。」

望月 「あっ。」

三日月 「自分の部屋では私の目があるからって人の部屋でだらしない恰好はしないでっていつも言ってるよね?」

望月 「えー。でも北上さんは別にいいって言ってくれてるよ?」

北上 「ん?別にアタシは気にしないよー」

望月 「ほらね?」

三日月 「そういう問題じゃないの!」

北上 「あのさー三日月?もうちょい声おとしてくんない?あの子が起きちゃうからさ」ユビサシ

三日月 「す、すみません。」チラッ

きたかみ 「zzz」スースー

三日月 「カ、カワイイ!」キュン

望月 (これは三日月を丸めこめるチャンス!)

望月 「あー、三日月?あの子抱きしめると暖かいんだって。」

三日月 「えっ!」

196: 2014/11/07(金) 16:46:46.19 ID:PIL4xZu0O
望月 「こうギュッと抱きしめたらホワホワーって」

三日月 「ギュッ...ホワホワ...」

きたかみ 「んっ」パチッ

三日月 「…」ジー

きたかみ 「ん?なに?」

三日月 「突然だけど、抱きしめても良いかしら?」

きたかみ 「いいよー。アタシあったかいらしいよ。」

三日月 「で、では...」ギュッ

きたかみ 「ぎゅー」

三日月 「あ、暖かいし柔らかい」ポワポワ

望月 (ふっ、これで三日月も堕ちたな)

三日月 「...」ポー


ガチャ


白雪 「絶対にここだと思いました、初雪。」

初雪 「zzz」

白雪 「ほら起きなさい。遠征に行く時間ですよ?」

初雪 「ぐっ、ぐーぐー」

白雪 「...あくまで起きないつもりなのね?」ニコリ

白雪 「北上さん、この子連れて行きますね?」グイッ

北上 「どうぞー」

初雪 「あぁああ」ズルズル

加古 「古鷹が来るのも時間の問題か。...逃げるか」


ガチャ


古鷹 「失礼しますね、北上さん。加古いるかな?」

加古 「あっ」

加古 「・・・」

古鷹 「・・・」

加古 「っ」ダッ

古鷹 「あっ!逃がしません!」ダッ

マチナサーイ

197: 2014/11/07(金) 16:47:51.53 ID:PIL4xZu0O
皐月 「北上さん、今加古さんたちが猛ダッシュで駆け抜けてったけど...」

北上 「あー気にしないでー」

弥生 「三日月?あなた望月を連れ戻しに行ったんじゃなかったの?」

三日月 「...」ポー

皐・弥 「?」

皐月 「まーとにかく、望月、三日月、帰るよ!」

弥生 「それじゃ...北上さん...私たちはこれで失礼します。」ペコッ

モーミカヅキドウシタノサ カオガアカイケド...



北上 「...一気に静かになったねぇー」

きたかみ 「そーだね」


ガチャ


大井 「北上さん!ただいま!」

北上 「大井っち!おかえりー」

きたかみ 「おかえりー」

大井 「本当に北上さんが小っちゃくなったみたいー」キャー ギュー

きたかみ 「おいっちくるしいよー」

北上 「大井っちも帰ってきたことだし、ご飯でも食べにいこっか?」

大井 「北上さんとならどこへでも行きますー!」

きたかみ 「くるしいってばー」ジタバタ

198: 2014/11/07(金) 17:43:48.01 ID:MjSH5WrHO
あきつ丸 「提督殿よりお暇をいただいたのですが...」チラッ

あきつまる 「どうしたでありますか?ははうえどの」

あきつ丸 「自分は、子育てをしたことのないのでどうすればよいのでしょうか?」ウーン

あきつ丸 「しかし、見れば見るほど年少時代の自分にそっくりであります。」ジー

あきつまる 「そんなに、じぶんはおさなきころのははうえによくにているのでしょうか?」

あきつ丸 「!」ピコーン

あきつ丸 「たしかこの辺に置いてあったはず...」ガサゴソ

あきつまる 「?」

あきつ丸 「あったであります!」

ランドセル 「」ボロッ

あきつまる 「おお!ははうえがつかわれていたらんどせるですか!」

あきつ丸 「これをあきつまるに、と思っていましたがこれでは荷物が運べそうにない。」

あきつまる 「いえ、ぬいあわせればなんとかつかえそうであります!」

あきつ丸 「よし!ランドセルを買いに行くであります!どうせならきれいなランドセルを着せたいのです。」

あきつまる 「よいのでありますか?」

あきつ丸 「母として初めての行いなのであります。よくないわけないのであります!それではいきましょう!」

あきつまる 「はい!」

~鎮守府・玄関~

まるゆ 「あっ!あきつ丸さん、あきつまるちゃん。こんにちは!」

あきつ丸 「まるゆ殿、こんにちはであります!」

あきつまる 「こんにちはであります!」

まるゆ 「どこかへおでかけですか?」

あきつ丸 「ランドセルを買いに行こうとしていたであります!」

まるゆ 「いいなぁ」

あきつ丸 「まるゆ殿もご一緒にどうでしょう?」

まるゆ 「まるゆなんかがいいんですか?」

あきつ丸 「断る理由がありません。さぁいきましょう!」

199: 2014/11/07(金) 18:53:58.14 ID:MLvmx7JWO
~街~


あきつ丸 「ランドセルはどこにあるのでしょうか?」

まるゆ 「デパートじゃないでしょうか?」

あきつ丸 「なるほど。では向かうであります!」


~デパート内~


あきつ丸 「おお!たくさんあるのです!」

店員 「いらっしゃいませー!ランドセルをお求めで?」

あきつ丸 「店員殿。この子にランドセルを買ってあげたいのですが、自分の知っているランドセルとは少し違うようなのであります。」

店員 「あー最近のランドセルはこーなってるんですよー」

あきつ丸 「なんと!時代は変わったのであります...」

あきつまる 「ははうえ、じぶんはこれがほしいのであります!」


\\赤いランドセル//


あきつ丸 「おお!これはすばらしいのであります!あきつまるは良い趣味をしているのです。」

店員 「そちらのおじょーさんはどれにしますか?」

まるゆ 「ま、まるゆには必要ありません!」


~お会計終了~


あきつまる 「かんしゃいたします、ははうえ。たいせつにつかわせていただきます!」

あきつ丸 「それはよかったのです。自分も母親らしい事が出来てうれしいのであります!」

まるゆ 「よかったね、あきつまるちゃん。」


~帰り道~


あきつまる 「にあうでありますか?」

あきつ丸 「あきつまるにピッタリであります。」

あきつまる 「ちんじゅふにかえったらみんなにみせるであります!」クルクルッ

まるゆ 「もう、あきつまるちゃん。ちゃんと前を見て歩かないと人にぶつかってしまいますよ!」メッ

あきつまる 「そうでありますな!まるゆあねうえは、しっかりしたかたなのです。」

まるゆ 「そうなんだよ!まるゆはしっかりもn... ドン! きゃっ。す、すみません!」

木曾 「ったくちゃんと前を見て歩けよ...ってまるゆじゃねーか!」

まるゆ 「木曾さん!?」

ッタクシッカシロヨナ シ、シテマスヨ!


あきつまる 「まるゆあねうえはおっちょこちょいなのであります。」

あきつ丸 「なのです。」

222: 2014/11/07(金) 23:28:08.97 ID:Y6c12Fk30
~食堂~

伊勢 「その子が扶桑の子?そっくりだね!」

日向 「しかし・・・」ジッ

扶桑 「?」←扶桑を抱いている。

日向 「なんか...こう未亡人臭が凄まじいな。」

山城 「...」カシャッカシャッ

天龍 「へぇ、お前らデパートに行ってきたのか。」

木曾 「ていうか、お前ずっとランドセル背負っている気か?」

あきつまる 「これは、ははうえにかってもらったもの。肌身離さず持っているつもりであります!」

あきつ丸 「食事のときくらいは外すであります。」

阿武隈 「あ、あの北上さん!」

北上 「ん?」

大井 「ッチ」

阿武隈 「その子抱かせてもらえますか?」

北上 「アタシはいいよー!きたかみに聞いてみて?」

きたかみ 「いいよー」

阿武隈 「ありがとう。そ、それでは...」ダキッ

きたかみ 「おおー!ふかふかじゃー」ギュ

大井 「...」ギリッ

金剛 「皆、注目するネー!お楽しみのくじびきを開催しマース!」

キター コンドコソ... ドウカ...

金剛 「それじゃ行くネー!」

金剛 「まず最初は.....ックソ、ンダヨ 瑞鳳デース!オメデトーネ!」

瑞鳳 「わ、私!?」

祥鳳 「おめでとう!瑞鳳、まさか妹に先を越されるなんてね」

瑞鳳 「お姉ちゃん、ありがとう」


金剛 「次行くネー。.........クソガ ゴーヤネ!オメデトー!」

伊58 「ふふん!ゴーヤの愛が届いたんでち」

伊168 「良かったね、ゴーヤ。私たちにちゃんと紹介してよね?」

伊8 「はっちゃんも見たいな」

伊19 「イクも!楽しみなの!」

伊401 「えーしおいも早く欲しいなぁー!」


金剛 「次で明日の枠は終わりネ!いきますヨー!.........ジーザス シオイだったネ。オメデトー。」

伊401 「やったー!」ピョン

伊58 「一気に二人も潜水艦から出るなんてすごいでち」

伊19 「しおいも明日見せにきてなの!」

伊168 「みんなで泳ぎに行こうよ!」

伊8 「それは良い提案だね」

金剛 「今日はこれまでね。さー散った散った!」シッシッ

226: 2014/11/08(土) 00:22:31.50 ID:mzX0CGQ10
~鎮守府・広場~

ずいほう 「ぶーん!しょうほうおねえちゃん、次はこっち!」

祥鳳 「はいはい、ちょっと待ってね。」

瑞鳳 「こら!ずいほう!お姉ちゃんにあまり迷惑かけちゃダメでしょ?」

祥鳳 「良いのよ、瑞鳳。私もずいほうと居れて楽しいから。ねー?」

ずいほう 「ねー!」

瑞鳳 「お姉ちゃんがそう言うならいいんだけど...」

ずいほう 「ぶーん!あっ!」

瑞鳳 「もうそんな振り回すから艦載機が飛んでっちゃったじゃない!」タタッ

提督 「~♪

ヒューン

瑞鳳 「待ってよー」

提督 「ん?瑞鳳?」

瑞鳳 「あっ」コケッ

提督 「あっおい!」ガシッ

提督 「危ないだろ?」

瑞鳳 「///」フルフル

瑞鳳 「提督?どこに手を突っ込んでるんですか?///」

提督 「す、すまない。決して悪気があったわけじゃなく」

瑞鳳 「あっ///んっ///ま、まさぐらな、んっ///いで///」

ずいほう 「おおー」マジマジ

祥鳳 「・・・」ゴゴゴ

提督 「ま、まて祥鳳。誤解だ!俺はこけそうになった瑞鳳を支えようとしてだな...」

祥鳳 「艦載機たち全機発艦開始!」ブゥーン

チュドーン ギャー

瑞鳳 「///」

227: 2014/11/08(土) 00:40:37.94 ID:mzX0CGQ10
~食堂~

提督 「ほら好きなモノ頼めよ」プスプス

祥鳳 「さぁずいほう?どれでも頼んで良いそうよ?」

ずいほう 「ほんと!?んとね...これにする!」

祥鳳 「それじゃ私も同じのにしようかな。間宮さん、これ2つください。」

間宮 「かしこまりました!」

龍驤 「~♪ ん?おう祥鳳と...ずいほうやな?」

祥鳳 「龍驤さん、こんにちは。ずいほう、こちらは龍驤さんですよ。」

ずいほう 「りゅうじょうおねえちゃん、こんにちは!」

龍驤 「はい、こんにちは。んで、なんでそんな黒こげなん?瑞鳳はうつむいて静かやし。」

ずいほう 「あのね!かんさいきとばしてね、こけってなってがしってなってね」

龍驤 「んん?いってることわかれへんわ。」

ずいほう 「おねえちゃんもかんさいきとばしたらまさぐってもらえるよ!」

艦娘 『!!』

龍驤 「えーっと。いまいち状況が掴めへんねやけど...」

提督 「ずいほう!?へんな事言わないでくれないかな?」アセッ

ずいほう 「だからかんさいきとばいたらおかあさんみたいにおとうさんにまさぐってもらえるの!」

提督 「ずいほう!?それ以上はやめて」

ガシッ

金剛 「一体どういう事デース?」ゴゴゴ

妙高 「・・・」ニコリッ

大和 「事と次第によっては....ね?」

提督 「い、いやだから、あの」

229: 2014/11/08(土) 00:58:45.00 ID:mzX0CGQ10
~商店街~

伊401 「あっ!おばちゃんこんにちは。」

おばちゃん 「あぁ、シオイちゃん、こんにちは。今日も元気だね。ん?そっちの子は?」

伊401 「私の娘だよ?しおいって言うんだ!」

しおい 「こんにちわ!」

おばちゃん 「ええー!若いのにすごいねぇ。こんにちは、しおいちゃん。アメちゃんいる?」

しおい 「いるー!おばちゃんありがとー!」

伊401 「えーおばちゃん、私にはー?」

おばちゃん 「シオイちゃんの分もちゃんとあるよ。ほらっ」

伊401 「ありがとー!」

おばちゃん 「んじゃまたね?ばいばい、しおいちゃん」

しおい 「ばいばーい!」フリフリ

伊401 「またねー!」フリフリ


おっちゃん 「おう!シオイちゃん、コロッケ食ってくかい?ん?その子は...まさか」

伊401 「そのまさかだよー!しおいっていうんだぁー!よろしくね?」

しおい 「よろしくねー!」

おっちゃん 「はー。娘に子供が出来たらこんな気持ちになるのかねー?嬉しくて涙が出ちゃうぜ!相手はあの提督さんかい?」

伊401 「ん?ああそうだよー!」

おっちゃん 「そいつはよかったな。ずっと好きだって言ってたもんな!よし今日は商店街のみんなでシオイちゃんとしおいちゃんをお祝いするぞー!」


オイミンナキイテクレー、シオイチャンニムスメガデキタゾー! ナンダッテ?ホレハホントカイ?

伊401 「みんなに歓迎されて嬉しいね、しおい!」

しおい 「うん!」

233: 2014/11/08(土) 01:14:25.30 ID:mzX0CGQ10



伊401 「もうみんな自分の事のように泣いちゃってさー」

おばちゃん 「そりゃあシオイちゃんは私たちの娘みたいなもんだし、その娘に子供が出来たとなっちゃあ嬉しくもなるわよ!」

おっちゃん 「孫が出来たみたいなもんでもあるしな!」




伊401 「今日は、みんなお祝いしてくれてありがとー!そろそろ帰らなきゃいけないから帰るね!」

おっちゃん 「おう!またしおいちゃんを連れてウチに来な?コロッケごちそうするぜ。」

おばちゃん 「私の所にも来てね?お菓子いっぱい用意して待ってるから」

伊401 「うん!また来るね!それじゃあ行こうか?」

しおい 「うん!みんなバイバイ!」フリフリ

皆 『バイバイ!』(可愛いなぁ)


~鎮守府・入口~

伊401 「またいこうね!しおい!」

しおい 「ぜったいいくー!」

伊401 「潜水艦のみんなに紹介しないと...ん?あれはゴーヤ達だ。何をあんなに急いでるんだろう?」

234: 2014/11/08(土) 01:42:11.64 ID:mzX0CGQ10
~鎮守府・演習場~

伊58 「この子がごーやでち!さっ、ごーや挨拶するでち。」

ごーや 「よろしくおねがいするでちぃ」

伊168 「私はイムヤよ、よろしくね?」

伊8 「私はハチ。はっちゃんって呼んでね?」

伊19 「私はイク。よろしくなの!」

伊19 「早く泳ごう?もう待てないの!」ドボン

伊58 「そうだね。さぁごーやいくでち!」ドボン

伊8 「よっ」ドボン

伊168 「それっ」ドボン

ごーや 「・・・ごーや、およげないでちぃ。」

潜水艦’s 『えっ?』




伊168 「ごーやに泳ぎ方を教えるわよ!それじゃあまずは水に顔を付けられるかやってみて?」

ごーや 「それはできるでちぃ」チャプ



伊168 「それなりに泳げるじゃない?なにが泳げないよ!」プンスカ

ごーや 「せんすいができないでちぃ」

伊8 「・・・一回やってみて?」

ごーや 「ん」チャプン

・・・

ごーや 「」プカー

伊58 「これはだめでち」ハァ

伊19 「潜水の仕方はイクにお任せなの!まず力が入りすぎてるの!大事なのは流れなの!」

ごーや 「ながれ?」

伊19 「水のようになるの!わかる?」

ごーや 「わかんないでちぃ」

伊19 「やってみせるから、水の中良く見ておくの!」チャプン

ごーや 「・・・」チャプ

伊19 「・・・」スイースイー

伊19 「水の流れを利用するの。どんな流れにも対応できるよう全身の力を抜くの!そうすれば早くも動けるし、ゆったりと動くこともできるの!」

ごーや 「やってみるでちぃ」チャプン

ごーや (ぜんしんのちからをぬいて・・・みずのながれをちようするように...)

ごーや 「・・・」スイースイー

ごーや 「やったぁ!できたでちぃ!」


236: 2014/11/08(土) 02:09:52.83 ID:mzX0CGQ10
伊58 「これでみんなでクルージングが出来るでち!」

伊168 「さっそく行こうよ!」ザバッ

伊19 「あっ!待つの!」ザブン

伊8 「みんなせっかちなんだから」ザブン

伊58 「ごーや?だいじょうぶ?いけるでちか?」

ごーや 「ふぁいじょうぶでちぃ!みんなとおよげるとおもうとわくわくするでちぃ!」ザブン

伊58 「なら良いでち」ザブン

~海中~

ごーや 「わあ!おさかなさんがいっぱいいるでちぃ!」

伊168 「もうコツは掴めたみたいね」

伊19 「教え方が上手かったおかげなのね!」

伊8 「でも目を離すとすぐどっか行っちゃいそうだね」

伊58 「ある程度は自由に泳がせてあげなきゃね!」

ごーや 「みんなぁー!あそこに誰か居るよ!」

伊58 「どこでちか?」

ごーや 「ほらあの水面の所!」ユビサシ

潜水艦’s 『!!』(あれは空母ヲ級に戦艦タ級、それに装甲空母姫!?)

伊19 「ゴーヤとイムヤはごーやを連れて提督に連絡を!イクとはっちゃんはここで迎撃準備をするの!」

伊8 「了解」

伊168 「ええ、わかったわ。さぁ行きましょう!」スイー

伊58・ごーや 「わかったでち(ちぃ)」スイー



ザバッ

伊58 「イムヤ、急ぐの!」タタッ

伊168 「分かってるわよ!」タタッ

ごーや 「・・・」タタッ




伊401 「おーい!ゴーヤたち?何をそんなに急いでるの?」

伊168 「シオイ!この近くでヲ級とタ級が現れたのよ!」

伊401 「ええ!はやく提督に伝えないと!」

伊58 「一応イクとはっちゃんが様子を見てくれてるんでち、でも急いだほうがよさそうでち」


~食堂~

金剛 「一体どういう事デース?」ゴゴゴ

妙高 「・・・」ニコリッ

大和 「事と次第によっては....ね?」

提督 「い、いやだから、あの」

バァーン

伊58 「提督大変でち!ヲ級とタ級、それと装甲空母姫が現れたでち!」

提督 「なん...だと...」

237: 2014/11/08(土) 02:14:05.21 ID:mzX0CGQ10
今回はここまで。

駆け足で書きすぎて雑になってしまった。

あとでちでち書いてると某ブリダンゴ虫を思い出してしまった。

とりあえず、次の母娘を
>>238 >>240 >>242でお願いします。(駆逐艦及び既出艦以外)

おやすみなさい。

238: 2014/11/08(土) 02:14:16.29 ID:ZW7MMdulO
瑞鶴

240: 2014/11/08(土) 02:15:05.93 ID:i4TwfujEO
大和

242: 2014/11/08(土) 02:16:06.09 ID:N1KwUCGmO
羽黒でおねしゃす

254: 2014/11/08(土) 12:41:24.64 ID:I5zLexaUO
提督 「敵艦はその3隻だけなのか?」

伊168 「イムヤたちが見たのは3隻だけだけど...もしかしたらもっといるのかも...」

提督 「まずはその3隻の撃破を優先させよう!金剛、妙高、イムヤ、加賀、響は戦闘準備を!あとの奴らは子供の居る艦の警護、それから別の部隊が来てないか監視を頼む!」

『はい!』


~海中~

伊19 「あいつら動く気配がないの?」

伊8 「散歩に来たとも思えないし...」

ヨ級 「ネエ。アナタタチ?」

19・8 『!!』

伊19 「ヨ級!?くっ、上の奴らに気を取られてたの。」バッ

伊8 「でも相手は一隻だけ。2対1なら...」

ソ級 「イツカラヨキュウヒトリダケダトサッカクシテイタ?」スッ

カ級 「・・・」

伊19 「そんな3隻に増えちゃったの...」

伊8 「これはちょっとやばいね...でも命に代えてでも私たちの鎮守府は守る!」

ヨ級 「・・・イノチヲカケテイルトコロスマナイガキョウハタタカイニキタワケデハナイ」

ソ級 「オマエタチニツイテシツモンガアル」

カ級 「アノテイトクトノコドモガデキルソウチガアルソウダナ?」

伊19 「!?なんでそれを...」

ソ級 「イマノハンノウ、ヤハリソウチハソンザイスルミタイダナ」

カ級 「ワタシタチノシゴトハオワリ、ヒメサマタチニホウコクダ」

ヨ級 「カンシャスルゾ、デハナ!」

スイー

伊19 「待つの!」

伊8 「イク、待って!見逃すのは痛いけど、ここで戦って大破してしまうよりかは幾分かマシだよ。ここは引こう。」

伊8 「それに戦いに来たわけじゃないって言ってたし、ここは一度鎮守府に戻って体制を整えよう!」

伊19 「分かったの。」

伊8 (なんであいつ等があの装置を狙ってるの?)



271: 2014/11/08(土) 22:57:05.91 ID:uxrsbAej0
~海上~

装甲空母姫 「・・・」ジー

ザバン

ヨ級 「ヒメ、ロウホウデス。アノウワサハホントウダッタミタイデス。」

ヲ級・タ級 『!!』

装甲空母姫 「ホントニ!?テコトハアノヒトノ・・・///」

ヲ級 「!」ピクッ

ヲ級 「カンムスタチガキタヨウデス」

金剛 「ヘーイ!観念するネー!」

妙高 「何が目的かは知りませんが容赦はしません!」

タ級 「ア、アンタタチガモッテルソウチヨコシナサイヨ!」

加賀 「装置?なんのことかしら?」

タ級 「ア、アイツトノコ、コドモガデキルソウチノコトヨ!」

艦娘 『!!』

金剛 「ナ、ナンノコトアルカ?ワタシ、エイコクウマレナノデイッテルコトガワカリマセンデスネ」アセアセ

妙高 「ここは…静かですね。」

加賀 「私、加賀は八八艦隊三番艦として建造されました。様々な運命のいたずらもあって、最終的に大型航空母艦として完成しました。
赤城さんと共に、栄光の第一航空戦隊、その主力を担います。」

伊168 「」

響 「ねぇ、皆しっかりしなよ!」

装甲空母姫 「ワカリヤススギ...」

ヲ級 「ワタシタチハタタカイニキタワケジャナイ、タダソノソウチガホシイダケ」

響 「そんなの信じられるわけないよ。」

装甲空母姫 「ソノショウコニ...ホラッ!アッ!ん˝んっ!艤装はつけてきてないでしょ?」

妙高 「そんなこと言って何処かに仕込んでいるんじゃないですか?」

装甲空母姫 「いやだなー、これだからお堅いお譲さんはやだやだ!」ハァ

妙高 「な、なんですって!?」

加賀 「妙高、落ち着きなさい。相手の挑発に乗ってはいけないわ。」

装甲空母姫 「いやぁ流石ですね、クールビューティ(笑)さん。」プププ

加賀 「」イラッ

金剛 「落ち着くネー!何を企んでるんですカ?それに随分と流暢に話せるみたいですガ...」

装甲空母姫 「これはぁ~あの人とぉ~、あっあの人っていうのはもちろんあなた達の提督の事でぇ~。楽しくおしゃべりしてぇ~それからだんだんと良い雰囲気になってぇ~ゆくゆくは夫婦にっ。なんてっ///」クネクネ

艦娘 『』

272: 2014/11/08(土) 23:34:56.55 ID:uxrsbAej0
金剛 「」プルプル

金剛 「ふ、ふざけるナー!」グワッ

装甲空母姫 「あら、こっちは本気なんだけどぉー」

ヲ級 「姫、煽りすぎですよ。」

タ級 「さっさと装置よこしなさいよ!」

金剛 「誰が渡すもんデスカ!」

装甲空母姫 「まぁ渡してもらえるとは思ってなかったけどねぇ。装置があるってわかっただけでも収穫はあったし。それじゃあ私たちは帰るわぁ。じゃあねぇ!」

金剛 「待つネー!」

加・妙 『逃がすと思っています(るんで)か?』

加賀 「全機発艦始め!」バシュン

ブゥーン

妙高 「第一・第二主砲、斉射!」ジャキ

ドーン

装甲空母姫 「きゃー!こわーい!.....なんて♪」艤装展開

ドゴーン

加・妙 『なっ!?』中破

装甲空母姫 「ふふふ♪」

バッ

響・168 『私たちを忘れてない?』ジャキッ

ドーン

響 「くっ」大破

伊168 「っ!」中破

ヲ級 「そっちこそ私たちを忘れてないか?」

タ級 「ふふっ」

ヨ級・ソ級・カ級 「・・・」

装甲空母姫 「形勢ぎゃくてーん♪まぁ?安心してよ、これは正当防衛。これ以上手を出すつもりはないから。」フフッ

艦娘 『くっ』ギリッ

装甲空母姫 「それじゃあね!提督によろしく伝えてね?」




金剛 「Shit!」

加賀 「油断しました。」

妙高 「・・・。」

響 「...とりあえず鎮守府に戻ろう。」

伊168 「...そうだね。」

286: 2014/11/09(日) 20:18:58.77 ID:ZF7NqfiN0
~鎮守府~

金剛 「艦隊帰投したネ」

ボロッ

提督 「...金剛以外は入渠して来い。金剛、報告を。」

加賀 「すみません。」

妙高 「失礼します。」

響 「・・・」

伊168 「金剛さん、あとはよろしくお願いします。」


~説明中~

金剛 「向こうに攻撃の意思は感じられませんデシタ。本当にその装置だけが狙いのようデス。

提督 「ゴーヤ達の言っていた通りか...」

金剛 「どうするネ、テイトク?」

提督 「奴らの狙いがわかった以上この装置をほっとくわけにはいかない。破壊するぞ。」

金剛 「!?」(装置を破壊されたらワタシとテイトクの子が生まれないデース、仕方がないネ、装置を破壊されるくらいなら...)

金剛 「ま、待つネ!あいつ等に攻撃の意思がないのは、その装置が在るからデス!それがないと知ったら...」

提督 「し、しかしだな...」

金剛 「それにあいつ等は...テイトクに惚れてるんデス!」

提督 「はぁ!?」

金剛 「ほ、ほんとネ。さっきの戦闘の時に言ってましタ!」

提督 「どういうことだよ!?」

金剛 「骨抜きにされたあいつ等はテイトクの言う事なら聞く筈デス。だからテイトク?申し訳ないですが...」

287: 2014/11/09(日) 20:29:48.05 ID:ZF7NqfiN0
~海上~

深海凄艦’s 『・・・』

提督 「・・・」

艦娘’s 『・・・』

提督 (...なんだこれ)

提督 「あーえっと、」チラッ

港湾棲姫 「は、はい///わたしですか?///」

ガンバッテ!ワンコ! ファイトダヨ!

提督 「・・・」

292: 2014/11/09(日) 22:29:17.80 ID:ZF7NqfiN0
提督 「お前ら、この装置が欲しいらしいな...」スッ

港湾凄姫 「はいっ///」

提督 (本当に欲しかったのか)

提督 「あと、うちの金剛がお前らが俺に惚れていると言っていたんだが...」チラッ

深海凄艦 『///』

提督 (嘘であってほしかったんだが...)

提督 「この装置をお前たちにやっても良い」

深海凄艦 『!!』

港湾凄姫 「そ、それは本当ですか!?」ズイッ

提督 「あ、ああ。ただし条件がある。この装置と引き換えにもう人間たちを襲わないでくr

深海凄艦 『はい!やめます!』キッパリ

提督 「れないか?って即答かよ!」

飛行場姫 「だってー愛しのダーリンに言われたら断れないし!」

戦艦棲姫 「これで私も///」

装甲空母姫 「わ、わたしが一番最初に使うからね!?」

港湾凄姫 「ふふ、朝に提督が私の作った朝食を食べるの。で提督が『おっ!やっぱり港湾凄姫が作るご飯は美味しいな!』って頭をなでてくれて、それから・・・」///

北方凄姫 「ねえ?おかおだらしないよ?」グイグイ

提督 「・・・まぁ、これで世界が平和になるなら良いんだが」

        
                
          



            ~こうしてとある提督のおかげで世界は平和になった~

293: 2014/11/09(日) 22:31:08.95 ID:6QWp1XnDO
なんか体育館裏に呼び出しての告白シーンみたいだな

294: 2014/11/09(日) 22:39:26.66 ID:/Um54DXF0
装置よりも子供がほしいんじゃないですかねぇ

295: 2014/11/09(日) 22:48:44.33 ID:VSfBmVmE0
本当に平和になりやがったww
鎮守府内は修羅場になるだろうが、世界平和には代えられないな。

296: 2014/11/09(日) 22:48:59.27 ID:ZF7NqfiN0
提督 「これが装置だ」

港湾凄姫 「あ、ありがとうございます///」

提督 「ふう。これで一件落着だな。よしお前ら鎮守府に帰るぞ!」

艦娘 『はい!』

深海凄艦 『分かった!』

提督・艦娘 『・・・はぁ!?』

戦艦棲姫 「これで私たちと敵対する理由がなくなったわけだ。それに、つ、妻は夫のそばに居るものだろう?///」

提督 「ふざけんな!?そんな大人数、うちの鎮守府に入りきれるわけないだろう!?その件は無しだ」

空母棲姫 「鎮守府の隣に深海凄艦の家を建てるというのはどうだろうか?」

装甲空母姫 「あっ!それ良い提案じゃない!そうしましょ?」

提督 「だから...」

装甲空母姫 「ほ・う・げ・き♪するわよ?」ニコッ

提督 「」

金剛 「待つネ!」

装甲空母姫 「そ・う・ち♪破壊するわよ?」ボソッ

金剛 「みんな仲良くするのが一番ネ!」

装甲空母姫 「ねー♪」

297: 2014/11/09(日) 22:54:48.97 ID:ZF7NqfiN0
>>296は無しで。こっちでお願いします。

提督 「これが装置だ」

港湾凄姫 「あ、ありがとうございます///」

提督 「ふう。これで一件落着だな。よしお前ら鎮守府に帰るぞ!」

艦娘 『はい!』

深海凄艦 『分かった!』

提督・艦娘 『・・・はぁ!?』

戦艦棲姫 「これで私たちと敵対する理由がなくなったわけだ。それに、つ、妻は夫のそばに居るものだろう?///」

提督 「ふざけんな!?そんな大人数、うちの鎮守府に入りきれるわけないだろう!?その件は無しだ」

空母棲姫 「鎮守府の隣に深海凄艦の家を建てるというのはどうだろうか?」

装甲空母姫 「あっ!それ良い提案じゃない!そうしましょ?」

提督 「だから...」

装甲空母姫 「ほ・う・げ・き♪するわよ?」ニコッ

提督 「」

明石・夕張 「ちょっと待った!」

装甲空母姫 「そ・う・ち♪破壊するわよ?」ボソッ

明石・夕張「みんな仲良くするのが一番だね!」

装甲空母姫 「ねー♪」

299: 2014/11/09(日) 23:12:28.86 ID:ZF7NqfiN0
金剛 「ちょ、なんで納得したデス?」コソコソ

夕張 「あれはオリジナルの装置で、あれを壊せば装置の設計図が消滅するように設定してあるんですよ!」ヒソヒソ

金剛 「余計な設定をつけるなデス」コソコソ

明石 「万が一の為仕方がなかったんですよ」ヒソヒソ

夕張 「もう一個作るまではあれを壊させるわけにはいきません。」ヒソヒソ

金剛 「でもあいつ等も必要なのに壊すわけないと思うんですガ...」コソコソ

明・夕 『あっ』

提督 「好きにしろ、ただし俺たちは手伝わないからな」

装甲空母姫 「勝手にしますぅー♪」

装甲空母姫 「それじゃあ皆頑張って私たちの愛の巣をつくるのよー!」

深海凄艦 『おー!』

装甲空母姫 「というわけでこれから仲良くしましょうね?艦娘さん♪」クスッ

艦娘 『くっ』ギリッ

300: 2014/11/09(日) 23:19:56.40 ID:ZF7NqfiN0
後づけ・その場しのぎは酷いですが、これで平和な世界になりました。

だいぶ遅くなりましたが、次から瑞鶴、大和、羽黒の話に入ります。

そして、その後から深海組も参加させます。

今日はここまでにします。

301: 2014/11/09(日) 23:28:37.55 ID:zMeMw0a+0

302: 2014/11/09(日) 23:31:10.23 ID:jfGvFyF5o

313: 2014/11/10(月) 14:56:15.58 ID:qfLsAMS+0
~鎮守府~

提督 「まさか本当にいう事を聞いてくれるなんてな。」

金剛 「ワタシの言った通りネ!」

提督 「『装置と引き換えに襲撃を止めろ』なんて聞いたときには驚いたぞ。」

金剛 「もっと褒めるネー!」

提督 「あーよしよし。」ナデナデ

金剛 「あっ///」

足柄 「ていうかあの装置がなかったら私たちはどうしようもないじゃない!明石・夕張?いつ装置が完成するの?」

明石 「まぁ2・3日ですかね?」

夕張 「できるだけ早く仕上がるよう全力で取り組みますので。」

提督 「なあ?別にもう造らなくていいんじゃないか?」

金・足 『はぁ!?』

金剛 「あいつ等にだけ良い思いをさせられないネ!」

足柄 「それに順番を待ってる私たちがかわいそうじゃないですか!?」

提督 「だよね。もう俺の意見は通らないんだな。」

314: 2014/11/10(月) 15:42:46.39 ID:qfLsAMS+0
金剛 「いろいろありましたが、恒例のクジ引きを開催するネ!」

ワーワー

金剛 「深海凄艦なんかに負けないネ!」

オーオー

金剛 「ではまず最初の艦は......瑞鶴ネ!オメデト」

瑞鶴 「や、やったぁ!」

翔鶴 「良かったわね、瑞鶴。どんな子か早く見てみたいわね」フフッ

加賀 「おめでとう、瑞鶴。私も見に行って良いかしら?」

瑞鶴 「はい!もちろんです!」


金剛 「次いくネ!.........マジカヨ、大和ネ。オデメト」

大和 「ふふ♪」

武蔵 「良かったな。私にも抱かせてくれよ?」(これで毎晩、愚痴を聞かなくて済むな)

清霜 「大和さんの子供と一緒にいたら私も戦艦になれるかな!?」


金剛 「最後いくネ!...........グスッ、羽黒ネ。オメデト」

羽黒 「わ、私ですか。精一杯がんばりますね。」

足柄 「よ、よかったわね。羽黒。」

妙高 「足柄?声が震えてますよ?」

那智 「羽黒の子か。小動物みたいで可愛いんだろうなぁ。」アヘヘ

妙高 「那智?あなた、見せられない顔してますよ?」


金剛 「もう司会やらない。傷が大きくなるだけだもん。」グスッ

316: 2014/11/10(月) 16:31:51.88 ID:qfLsAMS+0
~瑞鶴の部屋~

瑞鶴 「あっ!こら物を散らかさないでよ。これから翔鶴姉と加賀さんが来るんだから!」

ずいかく 「うるさーい!」

瑞鶴 「まさか自分の子がこんなにやんちゃだったなんて。加賀さんが居る間だけでもおとなしくしといてよ?」

コンコン

翔鶴 「瑞鶴?居る?」

瑞鶴 「翔鶴姉、どうぞ!入ってきて!」

翔鶴 「お邪魔するわね」

ずいかく 「しょうかくおねちゃん!」ドン

翔鶴 「きゃっ!もういきなり抱きついてきたら危ないでしょ?」メッ

ずいかく 「はーい!」

瑞鶴 「なんで翔鶴姉のいう事はすぐに聞くのよ!」ガー

ずいかく 「べーっだ」ベー

瑞鶴 「あ、あんたねぇー!?」

ガチャ

加賀 「騒がしいわね。外まで声が聞こえてたわよ?」

ずいかく 「かがおねえちゃん、いらっしゃーい」ギュウ

加賀 「あら、ずいかくは甘えん坊さんなのかしら?」

瑞鶴 「ご、ごめんなさい加賀さん。こらずいかく?はなれなさい。迷惑でしょ?」

ずいかく 「いや!」ギュウ

加賀 「まぁ私は気にしてないから大丈夫よ。それにしても随分と散らかっているようだけれど...」

瑞鶴 「こ、これは...」

ずいかく 「おかあさんが全然片付けないの!」

翔鶴 「瑞鶴?私いつも言ってるわよね?お部屋はきれいにしときなさいと。」ニコッ

瑞鶴 「ち、違う!ずいかくぅ~!?」

ずいかく 「キャハハハ」

319: 2014/11/10(月) 17:01:21.65 ID:qfLsAMS+0
瑞鶴 「ずいかくが散らかしたんだよ。私が部屋の片づけしてるのに邪魔ばかりしてきて。」

翔鶴 「はぁ、ずいかく? 元気なのは良いけどお母さんに迷惑かけちゃダメでしょ?ね?」

ずいかく 「だって退屈だったんだもん」

瑞鶴 「退屈だったからって散らかして良いことにはならないでしょ?」

ずいかく 「う、うるさい、うるさーい!しょうかくおねえちゃんたすけてー」

瑞鶴 「あっ待ちなさいよ!」

加賀 「あなたの子は元気な子だと思っていたけれど...随分とやんちゃな子だったみたいね。」

瑞鶴 「前に加賀さんが私の一生懸命さが子供にいい影響を与えるって言ってくれましたけど...自信なくしちゃうな。」シュン

加賀 「・・・」

加賀 「ねえ、ずいかく?あなたお母さんの事が嫌い?」

ずいかく 「きらいじゃないよ?」

加賀 「そう。ならなぜ言う事聞かないの?」

ずいかく 「だってくちうるさいんだもん。きょうもあさから、ちょっとかたづけたものにさわっただけで『かたづけたんだからさわらないで!』『じっとしといて』って」


加賀 「なるほど。お母さんに構って欲しかったのね?」

ずいかく 「...う、うん」

加賀 「あなたが構って欲しくて邪魔したせいで、お母さんは私や翔鶴に怒られて元気をなくしたのよ?」

加賀 「私はあの明るい笑顔が好き。瑞鶴のあの明るさに何度も救われてきたの。あなたもお母さんがあの笑顔を見せてくれなくなるのは嫌でしょ?」

ずいかく 「ぜ、ぜったいいや!」

加賀 「ならあなたの為すべきこと分かるわよね?」

ずいかく 「うん!」

加賀 「なら言ってきなさい」


321: 2014/11/10(月) 17:24:14.17 ID:qfLsAMS+0


ずいかく 「おかあさん!」

瑞鶴 「何よ」ムスッ

ずいかく 「ごめんなさい。もうおかあさんにめいわくかけないから、だからえがおみせて!きらいにならないで!」

瑞鶴 (加賀さんが何か言ってくれたのかな?)

瑞鶴 「もー嫌いになるわけないでしょ?ほらこっちおいで」

ずいかく 「うん!」パァ

瑞鶴 「だけどあんまりイタズラしたらお母さん嫌いになっちゃうかもなー」ギュウ

ずいかく 「やだぁー!ずいかくいいこにするから」ギュウ

瑞鶴 「嘘だよー!」

翔鶴 「ふふっ」

加賀 「やはりあの子には笑顔が一番似合います。」

翔鶴 「お疲れ様でした。加賀さん。元気じゃない瑞鶴なんて見たくありませんものね。」

加賀 「そうですね。さて、皆で甘い物でも食べに行きますか。ちょうどスイーツ券が余っていますしこれを使いましょう。

瑞鶴 「本当ですか!?」

ずいかく 「やったぁー!」ピョン

翔鶴 「ありがとうございます。加賀さん」

加賀 「赤城さんが帰ってきたら全部食べられてしまいます。早く行きましょう。」

326: 2014/11/10(月) 19:21:20.94 ID:qfLsAMS+0
べ、別に言われたからって提督を出したわけじゃないんだからね?


~執務室~

コンコン

『失礼します。』

提督 「大和か。入れ。」

大和 「おはようございます、提督。」

やまと 「おはよー」ゴシゴシ

提督 「....お前が初めてだな。」

大和 「えっ!?」

提督 「チビを連れての秘書官は、よいしょっと」ダキアゲ

やまと 「ううん、ぱぱー?」

大和 「...そういう意味でしたか。」

提督 「ん?」

大和 「何でもありません。しかし子供を連れて大丈夫なんでしょうか?」

提督 「まぁ深海凄艦たちとの確執もなくなって平和になったんだ。多少ゆるくても許されるだろう。」ナデナデ

やまと 「ふみぃ」

大和 「提督、少し砕けましたね。」

提督 「命を削るような日々は終わったんだ。それに肩肘張っているのは疲れるんでな。」

大和 「お堅い提督も今の柔らかい提督も私は好きですよ?」

提督 「ありがとう。」

ガチャ

北方凄姫 「やっほー!」

港湾凄姫 「お、おじゃまします。提督さん///」

提督 「ん?港湾凄姫たちか。なんか用か?」

港湾凄姫 「長門さんたちが作った施設にほっぽを連れて行こうと思いまして、それで提督さんもお暇ならご一緒にどうかなーって///」

大和 「ひ、暇じゃありません!それにやまとがあなたたちを怖がっています」ビシッ

やまと 「やっほー!」フリフリ

大和 「・・・」

港湾凄姫 「・・・」

大和 「て、提督も暇じゃありません」

提督 「ん?別に暇だが?」

大和 「・・・」

港湾凄姫 「・・・」

北方凄姫 「私は北方凄姫。ほっぽって呼んで!」

やまと 「わたしはやまと!よろしくね、ほっぽちゃん。」

提督 「よし。二人とも仲良くなったし一緒に行くか!」ハハハ

や・北 『うん!』

327: 2014/11/10(月) 19:48:58.40 ID:qfLsAMS+0
大和 「・・・」ムスッ

提督 「な、なぁ大和?」

大和 「何ですか。」

提督 「機嫌直せよ。しょーがないだろ?あいつ等とも仲良くやっていかなきゃいけないんだし。」

大和 「そうですけど...なにも私の時に...」

提督 (くっ。仕方ない)

提督 「俺はお前の笑ってる顔が好きなんだがな。」

大和 「えっ!?」

提督 「何度お前の笑顔に心奪われたか。」

大和 「て、提督は笑ってる大和の方がお好きですか?」

提督 「もちろんさ!君には笑顔が一番似合うよ」ニコッ

大和 「提督///」

329: 2014/11/10(月) 20:00:58.14 ID:qfLsAMS+0
~鎮守府隣施設~

提督 「ここか。」

北方凄姫 「おお!こうわん、ていとく!はやくいこー!」グイグイ

港湾凄姫 「ま、待って。引っ張らないで。」

提督 「分かった分かった。大和、行くぞ。」

大和 「はい♪それじゃあ行こっか?」

やまと 「うん!」


~アトラクションエリア~

提督 「...あいつら好きにしろとは言ったがこんなもん作っていたのか。」

北方凄姫 「あっ!あの烈風型の乗り物に乗りたい!」

港湾凄姫 「....あそこは」

長門 「ハァハァ」チラッチラッ

北方凄姫 「おねえちゃん!ほっぽそれのる!やまとちゃんもいっしょにのろう!」

やまと 「いっしょにのるー!」

長門 「了解した。だが子供だけでは少し危険な気がする。私が一緒に乗ってあげよう!」

北方凄姫 「ていとく!いっしょにのろう!」

やまと 「のろー!」

提督 「分かった。お前たち危ないから暴れるなよ?」

や・北 『はーい!』

長門 「」

332: 2014/11/10(月) 22:39:49.17 ID:qfLsAMS+0
ブーン
北方凄姫 「レップウ、オイテケー!」キャー

やまと 「ゼロ、オイテケー」キャー

提督 「こら、暴れるなって言ってるだろ?」



提督 「ったく。」

北方凄姫 「あーたのしかった!」

やまと 「たのしかったねー」

大和 「お疲れ様です。」

港湾凄姫 「お疲れ様でした。」

提督 「この環境には慣れたか?」

港湾凄姫 「はい。だいぶ馴染めてきました。」

提督 「そいつは良かった。」

港湾凄姫 「で、ではあの装置を使っても...」

提督 「いやまだだな。」

大和 「どういう事です?」

提督 「深海組の装置使用を禁止していたんだ。まず自分たちが人間の世界に十分適応してから使用をするようにとな。」

大和 「そうだったんですか、しかしよく深海組が我慢しましたね。」

港湾凄姫 「勝手に使って提督に嫌われては元も子もありませんので...」

提督 「とりあえず全員にテストを行わせ全員がクリアできれば装置使用の許可を出すと伝えてくれ。」

港湾凄姫 「はい。では私たちはこれで失礼しますね。ほっぽ?」

北方凄姫 「ん?」

港湾凄姫 「提督たちにバイバイして?」

北方凄姫 「ばいばーい」フリフリ

やまと 「もうかえOちゃうのー?」

北方凄姫 「そうみたい。またあそぼーね!」

やまと 「...またね。」シュン 港湾凄姫 「ではまた。」

北方凄姫 「ばいばーい!」

提督たち フリフリ

提督 「今日はすまなかったな。」

大和 「いえ、それにいつまでも彼女たちといがみ合っててはいけないとわかりましたので。」

提督 「ああ、あいつ等も変わろうとしている。」

大和 「女たらしの誰かさんの所為でですね。」

提督 「勘弁してくれ。」アセアセ

大和 「ふふっ♪」

333: 2014/11/10(月) 22:42:43.31 ID:qfLsAMS+0
今日はここまでです。

次の羽黒が終われば、艦娘2名+深海組1名の計3名の安価取らせてもらいます。

それではまた!

345: 2014/11/11(火) 17:54:26.63 ID:tvGY34FW0
~羽黒の部屋~

羽黒 「あ、あの那智姉さん?」

那智 「ん?」ギュウ

羽黒 「そろそろ離してあげてくれませんか?」

はぐろ 「あうぅ」オロオロ

那智 「も、もう少しだけ、もう少しだけギューってさせてくれ、な?」

はぐろ 「うぅ」

羽黒 「え、ええと...あの」オロオロ

ガチャ

足柄 「みんな居る?」

那智 「♪」

はぐろ 「うぅ」

羽黒 「ええと」オロオロ

足柄 「もう那智姉さん?はぐろが困ってるじゃない!そんな接し方じゃ嫌われるわよ?」

那智 「何!?き、嫌われる!?」ガーン

はぐろ 「うえーん!」バッ タタタッ

那智 「あっ」

ギュ

足柄 「もう大丈夫よ?怖かったね?よしよし♪」ナデナデ

はぐろ 「うぅ。」グスグス

那智 「は、はぐろ?」オソルオソル

はぐろ 「っ!」スッ

那智 「き、嫌われた!?」

羽黒 「あ、ありがとうございます。足柄姉さん。」

足柄 「羽黒も親なら子を守らないと駄目よ?」

羽黒 「い、一応言ったんですけど、なかなか離してくれなくて。」

足柄 「日に日におかしくなってるわね、那智姉さん。」

那智 「嫌われた」シューン

346: 2014/11/11(火) 18:16:02.97 ID:tvGY34FW0
足柄 「ていうか妙高姉さんは来てないの?」

羽黒 「司令官さんの代わりに書類の整理をしてます。なんでも港湾凄姫さんたちと一緒に隣の施設に行くとか何とかで...」

那智 「!!」(港湾凄姫がいるということは高確率でほっぽちゃんがいるはず!)

那智 「私たちも行こう!あそこにははぐろも楽しめるアトラクションがある。」

羽黒 「はぐろが行きたいなら私は良いですけど...はぐろ、どうする?」

はぐろ 「ええと」

那智 「行こうじゃないか、な?はぐろ!」

はぐろ 「ひぅ」ビクッ

那智 「あっ。んん、それにクレープ屋もあ、あるんだよ~?」

はぐろ 「いきたい!...です。」

羽黒 「じゃあ行こっか。」

足柄 (北方凄姫がいると思っているんでしょうね)

那智 「では行こうか!」


~鎮守府隣施設・アトラクションエリア~

≪武蔵のクレープ屋≫

那智 「あそこだ。」ユビサシ

羽黒 「楽しみだね?」

はぐろ 「うん!」

足柄 「...よく建てたわね?こんな施設。」ビックリ

那智 「武蔵、クレープを作ってくれるか?」

??? 「今、武蔵は演習に出ている。」

那・羽・足 『!?』

はぐろ 「?」

347: 2014/11/11(火) 18:35:12.57 ID:tvGY34FW0
足柄 「ちょっとどうするのよ?私は遠慮したいんだけど?」ヒソヒソ

那智 「し、しかし頼んでしまったんだ。それにもう作り始めているし、断りずらいだろう!」ヒソヒソ

足柄 「ついてくるんじゃなかったわ。ていうかなんで武蔵さんは一人でお店に立たせたのかしら?」チラッ

磯風 「ほう。その子が羽黒の子供か。お前に似ておとなしそうだな。」ジュージュー

羽黒 「は、はい!」

はぐろ 「おねえちゃん。はやくクレープたべたい...です。」

磯風 「私は磯風だ。今作っているからもう少し待っていろ。」ジャラジャラ

はぐろ 「はい。」ワクワク

羽黒 (助けてください。姉さん!)チラッ

那・足 『・・・』プイッ

羽黒 「!!」(そ、そんなぁ~)

磯風 「しかしクレープとやらも作るのに時間がかかって仕方がないな。」ガコンガコン

はぐろ 「はやくできないかなー♪」ワクワク

足柄 「せめてはぐろには食べさせない方がいいんじゃない?お腹壊しちゃったら大変だし」ヒソヒソ

那智 「し、しかし、あんなに楽しそうに待っているんだぞ。どうやってやめさせるんだ?」ヒソヒソ

足柄 「そ、それは....」ヒソヒソ

那智 「わ、私は一度嫌われている。次に悲しませるようなことをしたら一生嫌われてしまうかも知れない。」ガクガク

足柄 「わ、私にやれって言うんですか?」ヒソヒソ

那智 「これで痛み分けという事で...」ヒソヒソ

足柄 「ちょ、ちょっとさっきのは姉さんの自業自得でしょ?」ヒソヒソ

磯風 「ここで...こうしてっと」ガンガン

那・足 ((どうすれば...なんかいい方法はない(か)!?))

350: 2014/11/11(火) 18:44:37.50 ID:tvGY34FW0


磯風 「よし!完成だ!」

那・足 ((そうこうしてるうちに出来てしまったぁー!!))

はぐろ 「はやくたべたい!」

磯風 「ほらっ。っておいおい、そんなに急いでは落としてしまうぞ。」フフッ

はぐろ 「ありがとう!いそかぜおねえちゃん!」

磯風 「礼はいらん。さあ食べてみろ。ほら羽黒たちも」スッ

羽黒 「あ、ありがとうございます。」ヒクヒク

那智 「か、感謝するぞ」ヒクヒク

足柄 「わ、わーおいしそー」ヒクヒク

はぐろ 「あーん」パクッ

3人 『!!』

はぐろ 「・・・」

3人 『・・・』ゴクッ

351: 2014/11/11(火) 19:05:14.59 ID:tvGY34FW0
はぐろ 「おいしー!!」

3人 『へ?』

足柄 (え?美味しい?嘘、んなばかな?)

那智 (ま、まさか、はぐろは味音痴なのか!?)

羽黒 (磯風さんの料理がおいし、えっえー?)

はぐろ 「おいしー♪」

磯風 「そいつは良かった。」

3人 (((意を決して食べるしか...)))


パクッ

3人 『お、美味しい!』

羽黒 「美味しいです!」

磯風 「当然だ。この磯風が作ったんだからな。」フフン

3人 (((だから心配だったんですけどね(だがな)。)))


はぐろ 「ばいばーい!また作ってね。おねえちゃん!」ブンブン

磯風 「ああ。いつでも作ってやるぞ。」フリフリ

那智 「まさか上手に作れているとはな。...偶然か?」

足柄 「必然であって欲しいんだけど」

羽黒 「何事もなくて良かったです。」ホッ

足柄 「どっと疲れたわ。」

那智 「同感だな」

352: 2014/11/11(火) 19:10:45.22 ID:tvGY34FW0
以上で終了です。

次のレスから早い順に艦娘2名と深海組1名お願いします。(例によって駆逐艦及び既出艦、北方凄姫は無しでお願いします。)

353: 2014/11/11(火) 19:11:42.22 ID:uZAsGFpAO
大鳳

354: 2014/11/11(火) 19:11:56.93 ID:5IQWYqAm0

355: 2014/11/11(火) 19:12:35.41 ID:jZtFwAMKO
比叡

357: 2014/11/11(火) 19:17:45.03 ID:tvGY34FW0
大鳳、レ級、比叡、了解しました。

金剛ちゃん惜しかったね?ドンマイ

ではまた!

358: 2014/11/11(火) 19:17:47.44 ID:ujvJ1egpO
(アカン)

359: 2014/11/11(火) 19:18:58.88 ID:Njwqm8Oko
行き遅れの長女

次回:提督「コウノトリカッコカリ?」大鳳、レ級、比叡編


引用: 提督「コウノトリカッコカリ?」