ヴィーネ「なんていうアニメなの？」

サターニャ「けものフレンズよ！」

ガヴリール「けものフレンズ？」

ラフィエル「あっ！私それ聞いたことあります！」

ガヴリール「どんなアニメなんだ？」

ラフィエル「動物を擬人化した女の子たちが冒険するお話なんですよ」

ラフィエル「こどもから大人でまで楽しめる内容なので世間的にも安心な作品ですね♪」

ヴィーネ「それにサターニャがはまっちゃったってわけね」

サターニャ「うー♪がおー！」ｶﾞｵｰ♪

サターニャ「ふっふふふ♪ふっふふふふっふ♪ふれんず～♪ふれんず～♪」ｽﾞﾝﾁｬ♪

サターニャ「ふっふふふふ♪すっちゃかめっちゃかふふ～ふ♪仲良し～♪仲良し～♪」ｽﾞﾝﾁｬ♪

ガヴリール「お前絶対に歌詞覚えていないだろ」

サターニャ「別にいいのよ！うろ覚えでも！わっはっは～♪」

ラフィエル「ノリノリですね～♪」

ヴィーネ「すごい元気ね…」

サターニャ「けものはいても♪のけものはいない♪」ｽﾞﾝﾁｬ♪

サターニャ「ホントの愛は…！」ﾋﾟﾀｯ

サターニャ「愛は…… 」

サターニャ「………」

ヴィーネ「あれ？どうしたのよサターニャ？」

ラフィエル「どうしました？」

サターニャ「…………」

サターニャ「あのさ」

サターニャ「…愛ってなに？」

ガヴリール「は？」

サターニャ「いやだから愛ってなんなのかって聞いてんのよ」

ラフィエル「愛…ですか？」

ヴィーネ「いや…いきなりそんなこと聞かれても…」

サターニャ「本当の愛ってなに？愛ってなんなの？」

サターニャ「私は愛がなんなのかわからないのよ」

サターニャ「だから私に教えなさい！」

ガヴリール「しらねーよググれカス」

ヴィーネ「あんた仮にも天使でしょうが」

サターニャ「本当のってついているけど私は愛自体がわからないわね」

サターニャ「本当の愛があるってことは嘘の愛があるってことなんでしょ？」

サターニャ「愛ってなんなのよ？」

ラフィエル「えっ…えーと、多分可愛がるとか好きになるとかだと思いますよ？」

サターニャ「なんだか納得できないわね…」

サターニャ「人が人を好きになるという現象は知ってるわよ」

サターニャ「それが愛だというの？」

サターニャ「そうだとしたら愛って人間だけのものなの？悪魔には愛がないの？天使にはあるの？」

ラフィエル「ありますよ！きっと！多分！」

ガヴリール「しらん」

ヴィーネ「ぶっちゃけ私も愛とかよくわからないけど、多分理解してないだけで心で感じてはいるのかもしれないわね」

サターニャ「どんな気分になるの？いつ？どんな状況で？」

ヴィーネ「そ、それはちょっとわからないわね…両親に優しくされた時みたいな感じ…なのかな？…多分」

ラフィエル「そう！それですよ！多分！」

ガヴリール「お前らテキトーだな」

ガヴリール「もうめんどいからこの話は終わりにしよーぜ…ふわぁ」

サターニャ「まだ終わらないわよ」

サターニャ「じゃあ聞くけど！同じ者種族の愛はあるとして、悪魔と天使の愛はあるの？」

ヴィーネ「悪魔と」

ラフィエル「天使？」

ガヴリール「そもそも愛とかキモいだろ…ねーわ」

サターニャ「ガヴリールあんた愛についてなにか知ってんの？」

ガヴリール「いや知ってるっていうか何というか…」

ガヴリール「この前ヴィーネが以前の私の話をしたことがあったろ？」

サターニャ「あーあのキモいガヴリールのやつね」

ガヴリール「あれが愛だ」

サターニャ「… なるほど」

サターニャ「あの時のガヴリールには愛があったのよね？」

サターニャ「なら今のあんたには愛はあんの？」

ラフィエル「あるんですか？」

ガヴリール「…しらん」

サターニャ「今は本当の愛はあるの？偽物の愛なの？どっち？」

ヴィーネ「私も気になるわ」

ガヴリール「……しらん！」

ラフィエル「ガヴちゃんは優しいですからね～きっと本当の愛を持っていますよ」

ヴィーネ「本当の愛かあ…憧れちゃうなあ」

サターニャ「まさかあんたに本当の愛があったなんて！驚きよねぇ！」

ガヴリール「だから知らんって言ってるだろ！？言葉が通じねえのか！」

ヴィーネ「ガヴったら照れちゃって～このこの～」

ラフィエル「うふふ～ガヴちゃんかわいいですね～」

ガヴリール「なんなんだよ！お前ら！私をバカにしてんのか！？」

サターニャ「あははは！」


ﾜｲﾜｲ

ｶﾞｳﾞｶﾜｲｰ!…ｺﾗ!ﾔﾒﾛｰ!…ｱﾊﾊﾊ

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サターニャ「本当の愛がここにある～♪」


fin

ガヴリールがサターニャをぶち頃す路線だったけども平和な仲良しルートに変えました

乙

乙乙

何というごり押し

サターニャお前はプレーリーだっただろうが乙