ジャイアン「いただきます」

母ちゃん「はい」


ジャイアン「…………ぱく…………ぱく………」

母ちゃん「……あんたどしたんだい。元気ないじゃないか」

ジャイアン「いや……元気だから大丈夫」

母ちゃん「いつもがっつくあんたがえらく細々と食べるねえ」

ジャイアン「う、うるせー」

母ちゃん「ダイエットなんて考えてるじゃないだろうね」

ジャイアン「し、知るかよそんな事」

母ちゃん「我慢しないで食べな。子供はたくさん食べなきゃだめだよ」

ジャイアン「わかってるよ…」

ジャイアン「ごちそうさん」

母ちゃん「あら。おかわりはいいのかい？」

ジャイアン「いい」

母ちゃん「よ…夜中腹減ったって知らないよ！！」

ジャイアン「大丈夫」



母ちゃん「剛………」

母ちゃん「思春期って……こういうもんなのかねぇ」

ジャイ子「お兄ちゃんももうすぐ中学生だよ」

母ちゃん「中学生って…まだ剛は5年生だよ。ほら、いいから食べてしまいなさい」

ジャイ子「はぁい」

ジャイアン「………のび太…何してんのかな」


ジャイアン「……………んがああ。イライラするっ。なんだよこれ……………」

ジャイアン「なんでのび太のことばっかり………！！！」


ジャイアン「あんな弱っちいやつ……なんで気にしてんだ……。くそ…………変になっちまいそうだ………」

ジャイアン「き、今日はもう…………寝よう」



……………………



ジャイ子「あははは」

母ちゃん「こら。もう寝なさいよ、遅いんだから」

ジャイ子「分かってるー」

ジャイ子「きゃははっ……あ」

母ちゃん「はい。テレビはもう終わり。明日が土曜日だからって夜更かしは許さないよ」

ジャイ子「ちぇ………つまんないなぁ」

母ちゃん「ほら寝た寝た！」

ジャイ子「ぶー………おやすみなさーい」

母ちゃん「はいおやすみ」

ジャイ子「あーあ。せっかくおもしろかったのになぁー。これからどうしよっかなぁー」


ジャイ子「あ、そうだ。お兄ちゃんにマンガ借りよーっと」


ｶﾞﾁｬ

ジャイ子「お兄……」

ジャイアン「はぁっはぁっのび太っ」

ジャイ子「ちゃんっ………！！？」

ジャイアン「はぁっ…はぁっ………っあ！！！？？」

ﾊﾞﾀﾝ


ジャイアン「…………………やべえ。うわやべえ見られた完全見られた見られた見られた！！！！！」


ジャイ子「っはぁはぁはぁはぁ………！！！っ………お兄ちゃん……裸で何してたんだろう…………」

ジャイアン「ヤバいぞ………俺がこんなことしてるってこと………他の奴らに知られたらとんでもないことになる…！！」

ジャイアン「うわ…………どうしようマジで…………」

ジャイアン「とりあえず…………ジャイ子になんて説明したら………」



ジャイ子「………ひっ………ひっ………っ………ひっ……」

母ちゃん「……？あれ、どうしたの！寝たんじゃなかったのかい？」

ジャイ子「……っ………うわぁぁぁぁん」

ｶﾞﾊﾞｯ

母ちゃん「ど、どうしたのさ！？」

ジャイ子「お兄ちゃんがぁぁっ、お兄ちゃんがぁぁぁぁ」

母ちゃん「また剛が意地悪したのかい！！」

ジャイ子「じゃなくってぇぇぇっ、ひくっ、お、にい、ちゃんがぁぁぁっひ」

母ちゃん「泣いてちゃわかんないよ！何があったの！！」

ジャイ子「はだ、か、でぇぇぇぇはだかで、っひく、おふとんけってたぁぁぁ」

母ちゃん「…………？？？なんだいそりゃ」

ジャイ子「はだかでばたばたしてたのぉぉぉぉぉ」



ジャイアン「うわあいつ母ちゃんに言ってやがる………馬鹿野郎…………余計なことを………！！！」

母ちゃん「……………あぁ。そういうこと」

ジャイ子「…ひくっ………え？」

母ちゃん「見ちゃったのかい」

ジャイ子「…………こく」

母ちゃん「あれはね、男の子がしないといけないことなんだよ」

ジャイ子「………？」

母ちゃん「まぁあんたには関係ないことだよ。それにしても泣くことないだろう。はは。まったくこの子は」

ジャイ子「こ…こわかったんだもん！！！」

母ちゃん「はいはい。じゃあ今日は母ちゃんと一緒に寝ようか」

ジャイ子「う…うんっうんっ」

母ちゃん「ふふ。さぁおいで」



ジャイアン「なんか…………母ちゃんは知ってたみたいだな………」

ﾁｭﾝﾁｭﾝ…


ジャイアン「……………はぁ……………結局全然眠れなかった…………」

ジャイアン「はぁ………もう今日は何もしたくない」


ジャイ子「…お兄ちゃん」

ﾊﾞﾀﾝ

ジャイ子「お兄ちゃん朝だよ起きて」

ジャイアン「ちょ、お前入るときはノックしろって言ってんだろ！！！」

ジャイ子「…ご飯できてるよ」

ジャイアン「……………後で食う」

ジャイ子「………………今食べないと」

ジャイアン「後で食うって言ってんだろ！！！！！」

ジャイ子「…冷めちゃうよ」

ジャイアン「うるせぇ早く出てけ馬鹿野郎！！！！」

ジャイ子「…………ひっ………ひっ………ぐす」

ﾊﾞﾀﾝ

ジャイアン「………く、くそっ…！！」

ジャイアン「あいつに当たってもしょうがねぇよ………」



ジャイアン「くそ…………のび太……………のび太…………」

母ちゃん「たけしー！！！！」

ジャイアン「なんだよもう……………んー！？」

母ちゃん「ご飯置いとくから食べるんだよー！」

ジャイアン「おー」

母ちゃん「母ちゃんちょっと用事行ってくるから！」

ジャイアン「おー」

母ちゃん「ちゃんと食べるんだよ！！」

ジャイアン「わーってるよ！！」


ジャイアン「あーもうめんどくせぇ…………」

ジャイアン「母ちゃんがこんなにうざいの初めてだ」

ジャイアン「腹減ったな……」

ジャイアン「メシ…………食うか」




ジャイアン「ご飯は勝手によそいなさい、それとみそ汁はあっためなよ」

ジャイアン「んなこといちいち書かなくても分かってるっつの」



ジャイアン「いただきます」

ジャイアン「もしゃもしゃ…………はぁ」

ジャイアン「腹減ってたのにあんまり入らねえ」

ジャイアン「のび太…………」

ジャイアン「くそっ。こんな時ものび太のこと………。俺は………病気だ。きっと病気なんだ」


ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

ジャイアン「誰だ朝っぱらから」

ｶﾞﾁｬ

ジャイアン「はい剛田です」

のび太「もしもし野比ですけどジャイアンいま………あ、ジャイアン？」

ジャイアン「お、あ、ああのび太か」

のび太「あの………さぁ、今日の野球…………どうしても僕行かなきゃだめかなぁ」

ジャイアン「んー？」

ジャイアン「(はっ！今日野球する約束してたんだった……)」

ジャイアン「い、いやなのか？」

のび太「いや、あの、いやって訳でも、ないんだけど、その」

ジャイアン「いいよ。のび太の好きなようにしたら」

ジャイアン「(…俺もめんどくせぇし………みんなには悪いけど行かないでおこう)」

のび太「…え？」

ジャイアン「来なくていいよ。俺も行かない」

のび太「い、いいの！？」

ジャイアン「…おう。俺が決めたんだからいいんだ」

のび太「……なんか…変だね」

ジャイアン「な、なにがだよ」

のび太「………まぁいいや。じゃあ頑張ってね練習」

ジャイアン「いや…俺も今日は行かない」

のび太「えぇっ！？」

ジャイアン「なんか……その………気分がいまいちな」

のび太「自分から誘ったのに？」

ジャイアン「う、うるせぇっ。とにかく今日は行かねぇっ」

のび太「そ…そうなんだ…」

ジャイアン「お、お前はこれからどうするんだ」

のび太「ぼくー？んーとねぇ。マンガ読んでー、昼寝してぇ…」

ジャイアン「昼寝ってお前まだ朝だぞ」

のび太「じゃあ朝寝かな。あはは」

ジャイアン「あははじゃねぇよ。お前…暇なんだな」

のび太「ひ、暇なんかじゃないよぉ！ちゃんとやること決めてるんだから！」

ジャイアン「あの……さ」

のび太「…なに？」

ジャイアン「その………今から………うちに……来ないか」

のび太「え、今からジャイアンの家ー！？」

ジャイアン「…い、いやか？」

のび太「行く行くー！！！」

ジャイアン「…なんだよ…ﾎｯ」

のび太「何か持って行こうかー！？」

ジャイアン「い、いや何もいらん」

のび太「そいじゃ今から行くねー！！」

ジャイアン「おう」

のび太「あ、そうだ、ジャイアンどら焼好き！？」

ジャイアン「うんまぁ好きだ」

のび太「じゃあうちにあるの持って行くよー！！」

ジャイアン「い、いやいいって」

のび太「ダッシュで行くからね！！！」

ジャイアン「お、おいあんまり慌てちゃ危な…」

ﾌﾟｰｯﾌﾟｰｯ……

ジャイアン「………もう……バカだなぁあいつ」

ジャイアン「でも……嬉しそうだったな…………へへ」

ジャイアン「あいつ来たら何しようか…………えーと………あー………」

ジャイアン「……………なんで……………勃ってんだ…………俺」

ジャイアン「………………くそ………。気持ち悪ぃ………なんで………俺の体はこうなんだ……」

ジャイアン「そんなこと………あいつとしたくない。そんないやらしいことは」



ジャイアン「とりあえずこれ片付けないとな」

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

ジャイアン「…！！も、もう来たのかよ！！！！」


ｶﾞﾗｯ

のび太「やっほージャイアン！！」

ジャイアン「んあ、ああ。ってかお前ちょっと早すぎないか！？」

のび太「だってダッシュで来たもんねー。にひひ」

ジャイアン「汗だくじゃんか。まぁ入れよ」

のび太「おじゃましまぁーっす！！」

途中にすまん

ジャイ子の名前ってあったっけ

さんくす
流石ふじこさん

>>60
ち、ちがいます

のび太「あれ？おばちゃんとジャイ子は？」

ジャイアン「母ちゃんは用事。ジャイ子は多分遊びに行った」

のび太「そうなんだ。あ。ご飯の途中だったんだ。ごめん」

ジャイアン「いやいいんだ。もう片付けるとこだったから」

のび太「早く来すぎちゃったね」

ジャイアン「早過ぎだバカ」



ジャイアン「よし。片付け済んだ。俺の部屋行こうぜ」

のび太「うん」

のび太「あ、どら焼。今いらないでしょ？」

ジャイアン「ん、ああそうだな」

のび太「ここのテーブルの上置いとくから、おばちゃん達にあげてね」

ジャイアン「あーありがとう」

ﾊﾞﾀﾝ

のび太「あー久しぶりだージャイアンの部屋」

ジャイアン「そうか？」

のび太「うん。相変わらず汚いね」

ジャイアン「うるせーやい。片付けたつもりだぞ」

のび太「でもまぁちょっとキレイになってるかな」

ジャイアン「あ、あぁそう」

のび太「何する何する？」

ジャイアン「何しようか………」

のび太「トランプは！？」

ジャイアン「あージャイ子がどっかにやった」

のび太「じゃあ……ファミコン！！」

ジャイアン「んなもんねぇよ」

のび太「じゃあ何すんのさー」

ジャイアン「…………何……しようか」

のび太「…………なんで呼んだのさ」

ジャイアン「な、なんでってことはないだろ！！暇だったからに決まってんだろが！！」

のび太「なんかさぁ…」

ジャイアン「な、なんだよ」

のび太「今日のジャイアン変だ」

ジャイアン「ど、どこがだよっ」

のび太「そのおどおどした感じとかさぁ」

ジャイアン「べ、別にそんなことねぇし」

のび太「なんかもじもじしてるし」

ジャイアン「し、してるかバカ！！」

のび太「それに……なんか優しいよね」

ジャイアン「な、なんだよそれ！！」

のび太「いつもは「なにぃー！？のび太のくせに生意気言いやがってぇー！！」って来るのに」

ジャイアン「う………うるせー！！！」

のび太「殴ってくるのに。なんで？」

ジャイアン「て、手がいてえんだよ今日は」

のび太「えー？分かんないなぁもう。どうしたの？」

ジャイアン「ど、どうもしねえっ」

のび太「………いつまでしてるの。体育座り」

ジャイアン「ほっとけ！！」

のび太「似合わないよその体で」

ジャイアン「う、うるせー」


のび太「…………ほらやっぱ変だってー」

ジャイアン「変じゃねぇっ！！」

のび太「足広げなよーもうー」

ジャイアン「お、おいやめろ、のび太こらっ」

のび太「！！！！！！」


ジャイアン「(あー………やっちまった)」

のび太「ジャイアンてこんなにちOちん大きかったっけ」

ジャイアン「な、なに見てんだよ！！」

のび太「だってパンパンなんだもん」

ジャイアン「せ、成長したんだよ！！お前と違って！！！」

のび太「ふーん。いいなぁ」


ジャイアン「(バカで良かったほんとバカで良かった)」

のび太「………ほんとにやることないね」

ジャイアン「そうだな」

のび太「だからなんで呼んだんだよぉ」

ジャイアン「な、なんとなくだっ」

ジャイアン「(お前の顔が見たかったなんてとても言えねぇ)」

のび太「なんだよそれー」


のび太「僕ん家来る？」

ジャイアン「い、いいのか」

のび太「うん。今日ドラえもんいないし」

ジャイアン「なんで？」

のび太「ミーちゃんと旅行に行くんだって」

ジャイアン「猫が旅行すんなｗｗｗｗ」

のび太「メロメロなんだよｗｗｗバカみたいでしょｗｗｗｗ」

ジャイアン「いいじゃんかわいいじゃんかｗｗｗｗ」

のび太「まぁそれは置いといて。とりあえず行こ」

ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ…

ｶﾞﾁｬ

のび太「はい。どーぞ」

ジャイアン「お、おじゃましまーす」

ママ「あら、剛ちゃんいらっしゃい。久しぶりねぇ」

ジャイアン「こ、こんにちは。お、お久しぶりですね」

ママ「もうやだぁ急にかしこまっちゃってぇ。昔のままでいいのよぉ」

ジャイアン「は、はは…」

のび太「行こ、ジャイアン」

ジャイアン「お、おう」

ｶﾞﾗｯ

のび太「さぁ、何しよっかぁ」

ジャイアン「んーどうする？」

ジャイアン「うおっ！！なんだよこのゲーム！！！」

のび太「なんかドラえもんが買ってきた未来のゲーム。これで勝負する？」

ジャイアン「やろうやろう！！」

のび太「よーし！！じゃあこれ持って。これで画面に出てくるモンスターを撃つんだ」

ジャイアン「へぇーっ。すげえな未来」

のび太「よし、対戦モードっと。言っとくけど僕は強いよー？」

ジャイアン「無敵のジャイアン様だ。俺が負けるわけないだろ」

ﾊﾞｼｭｯﾊﾞｼｭｯ…………



ジャイアン「はぁはぁはぁっ………強ぇわ…お前…」

のび太「ジャイアンこそ……初めてにしてはすごいよ………はぁはぁ…」

ジャイアン「あっちぃな」

のび太「汗かいちゃったね」

ジャイアン「服がグショグショだ」

のび太「お風呂入っちゃおっか」

ジャイアン「え…っ！！！！」

のび太「だってもう夕方だし」

ジャイアン「えっ、いや、あ、」

のび太「着替えならパパの着ればいいよ」

ジャイアン「いやあの…そうじゃなくて」

ジャイアン「(やべえぞこれ。絶対絶命のピンチだ)」

>>98
すまんね
こんな時間だし早く終わらせたくてめちゃくちゃになってしまって

のび太「ママー！！ジャイアンもお風呂入っていいー！？」

ママ「全然いいわよー！」

のび太「ほら。いいって。行こ？」

ジャイアン「いやあのさ、いや、あ」

のび太「もう何もじもじしてんの？行こっ」

ｸﾞｲｯ

ジャイアン「あっ、ちょ、お前」

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ………


ママ「ふふ。着替えならあるから心配いらないわよ」

ジャイアン「いや、あの、すいませんなんか」

ぬぎぬぎ…

のび太「ほら何してんのジャイアン。早く脱がなきゃ」

ジャイアン「い、あ、あの先に入っててくれ」

のび太「なんだよー」

ｶﾞﾗｯ

ﾋﾟｼｬ

ジャイアン「(あああああ鎮まれ鎮まれ俺のおおおお！！！！！)」


のび太「まだー？」

ジャイアン「もう、ちょっと、待って、くれ」

ｶﾞﾗｯ

のび太「もう、遅いよ…………！！！！！」

ジャイアン「あ……」


のび太「……………でっかいね！！」

ジャイアン「み……見んな恥ずかしいから……っ」

のび太「隠さなくていいじゃん大きいんだから」

ジャイアン「…………く」

のび太「あージャイアン毛生えてるー！！！」

ジャイアン「う、うるせーバカ」

のび太「いいなぁいいなぁ大人だなぁ」

ジャイアン「ほっとけ。お前もその内生えるわ」

のび太「ふぅん。じゃあ先洗うね。入ってて」

ジャイアン「お、おう」


ジャイアン「ぶくぶく……(うわーこいつスベスベだなー………やべえ、俺完全に勃ってる)」

のび太「はい、交代」

ジャイアン「ん」

のび太「なんかそれ硬そうだねー」

ジャイアン「………/////」

のび太「触っていい？」

ジャイアン「ばっ馬鹿野郎！！！気安くさわるもんじゃねぇ！！！！」

のび太「そ…そうか…。でもそんな怒鳴らなくても」

ジャイアン「お前ちょっとは勉強した方がいいぞ」

のび太「そんな話しないでよー」

ジャイアン「ったく………」

ジャイアン「(純粋過ぎるがゆえに大胆だから困るよな………触られたらひとたまりもねえぞこれ)」

のび太「ふぅーっ。上がったよーママ」

ママ「はいはい」

ジャイアン「あ、あの、いい湯でした」

ママ「やだもう親父みたいなこと言ってえｗｗ」

ジャイアン「い、いや…」

ママ「二人とも楽しそうだったわね」

ジャイアン「いっ！！！！」

のび太「聞こえてたのー？」

ママ「あれだけ騒いだら聞こえるわよー」

のび太「そっかぁ。ははっ」

ジャイアン「(最悪だ…………………氏にたい)」

ママ「さ。二人とも席について。お腹空いたでしょ」

のび太「お腹減ったー！！」

ジャイアン「えっ、いや、それは」

ママ「だぁいじょうぶよ。お母さんに電話で伝えといたから。今日は泊まっていきなさいっ」

のび太「やったああああ！！！」

ジャイアン「い、いいんですか？」

ママ「いいの！気にしないで。明日は日曜日なんだし」

ジャイアン「それじゃあ…お世話になります」

のび太「いっぱい遊ぼうね！！ジャイアン！！！」

ジャイアン「お……おう！」


ジャイアン「(フラグビンビンじゃないっすかああああああああ)」

ジャイアン「ごちそうさまでした」

ジャイアン「めちゃくちゃおいしかったです」

ママ「あらいいのよ。おいといて。ありがとう」

ジャイアン「あ、はい」

ママ「お母さん助かるわねぇ。剛ちゃんがいてくれるから」

ジャイアン「い、いや俺は家では何も」

ママ「ほんとにー？ふふ」

のび太「ジャイアン！上行こ！」

ジャイアン「あ、おう！」

ジャイアン「ごちそうさまでした」

ママ「はいはーい」


のび太「何話してたの？」

ジャイアン「なんでもない」

のび太「なんだよー」

ジャイアン「ないしょ」

のび太「なんだそれー。まぁいいや。これ。続きやろ！！」

ジャイアン「よーし今度は負けねえぞ！」

ﾋﾟｺﾋﾟｺﾋﾟｺ……………



こうして夜遅くまで二人は遊びました。

ママ「そろそろ寝なさいよー」

のび太「うーん」

ジャイアン「ふわぁ……眠くなってきたな」

のび太「もう終わろっか」

ジャイアン「うん。布団敷こう布団」


のび太「よーし。ジャイアンそっち持って」

ジャイアン「おし」

のび太「よいしょ………ふぅ」

ジャイアン「んあーっ！！」

のび太「ちょ、真ん中に寝っころがらないでよー」

ジャイアン「お、おおわりぃわりぃ」

のび太「もうージャイアン体でかいんだから」

ジャイアン「うるせーバカ」

のび太「………………」

ジャイアン「の…………のび太………寝た？」

のび太「寝てないよ」

ジャイアン「そか…」

ジャイアン「(…………今しかねぇな)」

ﾑｸｯ


ジャイアン「あのな、今から言うこと笑わないで聞いてくれな」

のび太「うん。なんだろ」

ジャイアン「ふぅ……………。えーと…その………絶対笑うなよ？」

のび太「笑わないってば」

ジャイアン「あの………俺…………俺…………」

のび太「俺？」

ジャイアン「俺…………俺………………おまえが……」

のび太「うん」

ジャイアン「俺、お前がす、好きだ」



のび太「僕もだけど」

ジャイアン「へ？」

のび太「今さら何言ってんだよ。友達じゃんか」

ジャイアン「………いや………そうじゃなくて……本当に……好きなんだ…………抱き締めたいくらい」

のび太「…………え……？」

ジャイアン「だ、だよなーｗｗｗｗｗそうだよなーｗｗｗｗそりゃへ？ってなるよなぁーｗｗｗｗｗ」

のび太「抱き締めたいって………………その……………チューとか結婚とかしたい感じ？」

ジャイアン「………うんまぁ………そうだ////」

のび太「えー……………」


ジャイアン「(えーって言ったｗｗｗｗｗｗえーって言ったｗｗｗｗｗｗ引かれたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ終了ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ)」

のび太「僕は………しずかちゃんが好きなんだ…………ごめんっ」

ジャイアン「………へ？」

のび太「ごめんね、ジャイアン」

ジャイアン「き、気持ち悪くないのか」

のび太「…？そんなこと思うわけないよ。僕もジャイアンが好きだし」

ジャイアン「そうか……(くそっ………くそっ………ダメだ…………俺………俺…………)」

ジャイアン「すまんっのび太っ」

ｶﾞﾊﾞｯ

のび太「えOちょっ、何、ジャイアン、痛いっ」

ジャイアン「ふーっ、ふーっ、もう我慢できないんだ、俺、お前が好き過ぎて」

ｽﾞﾙｯ

のび太「なんで…なんで脱がすの……？」

ジャイアン「はぁっはぁっはぁっ」

のび太「やだ……っ………僕………こんなことしたくないっ………」

ぎゅぅっ

ジャイアン「すまんっのび太ぁっ。許してくれっ」

のび太「う………苦しいよぉ…………ジャイアン………重いっ………」

ｽﾞﾘｯｽﾞﾘｯｽﾞﾘｯ

ジャイアン「ああっのび太っのび太っ」

………………

ジャイアン「これで………よし」

のび太「キレイになった？」

ジャイアン「もう全部拭き取ったから大丈夫」

のび太「そっか………よかった…………」

ジャイアン「のび太…………本当にすまんっ」

のび太「いいよ、ジャイアン。もうわかったから」

ジャイアン「自分を抑え切れなかった」

のび太「そんな時もあるよ。ね、だから、謝らないで」

ジャイアン「………ありがとう………のび太…………」

こののびたはたぶん自分が何されたかいまいち理解してないｗｗｗ

ジャイアン「俺、嫌いになったか？」

のび太「バカだなぁ。なるわけないって。友達でしょ。
僕はしずかちゃんが好きで、ジャイアンは僕が好き。それだけだよ」

ジャイアン「………誰にも言わないでくれな」

のび太「大丈夫。僕とジャイアンだけの秘密だよ」

ジャイアン「のび太…………」


のび太「それにしても………擦り付けて何してたの？」

ジャイアン「う…………そ、その」

のび太「？」

ジャイアン「お、お前、オXXーって知らないのか」

のび太「知らない。なにそれ」

ジャイアン「き……気持ちいいことだ」

のび太「んー……。よく分かんないや。僕も出るかなぁ？」

ジャイアン「んーまぁ今すぐは分からんけどいつかは出るさ」

のび太「へぇーっ。こんなとこから出るんだねー」

ﾌﾟﾙﾝｯﾌﾟﾙﾝｯ

ジャイアン「お、おい、何してんだ」

のび太「あ、うあ、わ、大きくなってきた」

ジャイアン「馬鹿野郎…………」

のび太「成長した！！！なんか……ムズムズする………」

ジャイアン「……………ｺﾞｸﾘ」

のび太「………ねぇねぇ」

ジャイアン「……なんだ」

のび太「僕もジャイアンの体使っていいかな？」



おわり

お・・・尾張・・・？

おわらせてｗｗｗｗｗ
すげえ時間になってきたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ