157: 2008/10/02(木) 16:23:22.01 ID:NyUq+rIc0
ルル「これが明日の衣装」
ルル「……」
ルル「こっちがナナリーが着るいしょ……!?」
ルル「……なんだこれはっ!? ええい!」
prrrrr!prrrrr!
デザイナー『はい』
ルル「私だ!」
デザイナー『こ、皇帝陛下!?』
ルル「ナナリーの衣装はシルクをふんだんに使い、丁寧に仕上げろといっただろうが!
なんだこれは! 作り直せ!」
デザイナー『い、イエス、ユアマジェスティ!』
ガチャッ
ルル「……」
ルル「これで問題は一つクリアーされた」
ルル「……」
ルル「こっちがナナリーが着るいしょ……!?」
ルル「……なんだこれはっ!? ええい!」
prrrrr!prrrrr!
デザイナー『はい』
ルル「私だ!」
デザイナー『こ、皇帝陛下!?』
ルル「ナナリーの衣装はシルクをふんだんに使い、丁寧に仕上げろといっただろうが!
なんだこれは! 作り直せ!」
デザイナー『い、イエス、ユアマジェスティ!』
ガチャッ
ルル「……」
ルル「これで問題は一つクリアーされた」
162: 2008/10/02(木) 16:26:16.00 ID:NyUq+rIc0
ルル「……一応、チェックしておくか」
ルル「……」
ルル「うん、これを見ればブリタニア帝国なき後、
世界の建て直しをする速度が34%上がるな」
ルル「……む」
ルル「この漢字では神楽耶は読めないだろう。平仮名に直しておくか」
ルル「……」
ルル「これでよし」
ルル「……」
ルル「うん、これを見ればブリタニア帝国なき後、
世界の建て直しをする速度が34%上がるな」
ルル「……む」
ルル「この漢字では神楽耶は読めないだろう。平仮名に直しておくか」
ルル「……」
ルル「これでよし」
169: 2008/10/02(木) 16:28:45.12 ID:NyUq+rIc0
ルル「……ん」
ルル「これで問題は全てクリアーされたな」
ルル「……」
ルル「さあ、明日“ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが”殺される演技の最終確認でもするか」
ルル「……なあ、C.C.?」
C.C.「……」
C.C.「気楽に言うな」
ルル「これで問題は全てクリアーされたな」
ルル「……」
ルル「さあ、明日“ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが”殺される演技の最終確認でもするか」
ルル「……なあ、C.C.?」
C.C.「……」
C.C.「気楽に言うな」
172: 2008/10/02(木) 16:31:04.80 ID:NyUq+rIc0
ルル「俺は気楽になど言っていない。大真面目だ」
C.C.「……そうか」
ルル「なにせ、明日がゼロ・レクイエムの総仕上げになるんだからな」
C.C.「……だろうな」
ルル「わかっているならほら、練習するぞ」
C.C.「……」
ルル「ほら、早くルルーシュマスクを受け取れ」
C.C.「……」
C.C.「……そうか」
ルル「なにせ、明日がゼロ・レクイエムの総仕上げになるんだからな」
C.C.「……だろうな」
ルル「わかっているならほら、練習するぞ」
C.C.「……」
ルル「ほら、早くルルーシュマスクを受け取れ」
C.C.「……」
179: 2008/10/02(木) 16:34:36.80 ID:NyUq+rIc0
C.C.「……全く、ひどい奴だよお前は」
ルル「ここでスザク扮するゼロが壇上に上る!」
C.C.「本当に一部の人間を除き、世界中をペテンにかけようというんだからな」
ルル「刺した後何か言うだろうから、適当に合わせておいてくれ」
C.C.「そして、そのために私が刺される、か」
ルル「スザクがどいた後は派手に転がり、ナナリーの所へ落ちるんだ。
そこで“愛しているよ”と愛をこめて囁く」
C.C.「……」
C.C.「聞け」
ルル「ここでスザク扮するゼロが壇上に上る!」
C.C.「本当に一部の人間を除き、世界中をペテンにかけようというんだからな」
ルル「刺した後何か言うだろうから、適当に合わせておいてくれ」
C.C.「そして、そのために私が刺される、か」
ルル「スザクがどいた後は派手に転がり、ナナリーの所へ落ちるんだ。
そこで“愛しているよ”と愛をこめて囁く」
C.C.「……」
C.C.「聞け」
185: 2008/10/02(木) 16:37:53.65 ID:NyUq+rIc0
ルル「? なんだ」
C.C.「お前は世界はおろか、親友や妹までも騙して心が痛まないのか、と聞いているんだ」
ルル「……ナナリーには後でコッソリ連絡を入れたい」
C.C.「ナナリーはそんな重大な事を隠していられるとは思えんぞ」
ルル「……我慢……するうえっ!」ポロポロ
C.C.「泣くな」
ルル「な、泣いてなどいないっ!」ゴシゴシッ
C.C.「……」
C.C.「身代わりで刺される私の方が泣きたい」
C.C.「お前は世界はおろか、親友や妹までも騙して心が痛まないのか、と聞いているんだ」
ルル「……ナナリーには後でコッソリ連絡を入れたい」
C.C.「ナナリーはそんな重大な事を隠していられるとは思えんぞ」
ルル「……我慢……するうえっ!」ポロポロ
C.C.「泣くな」
ルル「な、泣いてなどいないっ!」ゴシゴシッ
C.C.「……」
C.C.「身代わりで刺される私の方が泣きたい」
189: 2008/10/02(木) 16:41:10.55 ID:NyUq+rIc0
ルル「……仕方ないだろうが。俺は刺されたら氏ぬんだ」
C.C.「私だって刺されたら痛い」
ルル「我慢しろ」
C.C.「……」
ルル「しかし、スザクはまんまと俺の策にはまってくれたな」
C.C.「……あいつはお前の剣になると言っていたぞ」
ルル「ああ、大活躍だったな」
C.C.「……」
C.C.「外道が」
ルル「違うなC.C.」
ルル「……俺は魔王だ」
C.C.「私だって刺されたら痛い」
ルル「我慢しろ」
C.C.「……」
ルル「しかし、スザクはまんまと俺の策にはまってくれたな」
C.C.「……あいつはお前の剣になると言っていたぞ」
ルル「ああ、大活躍だったな」
C.C.「……」
C.C.「外道が」
ルル「違うなC.C.」
ルル「……俺は魔王だ」
191: 2008/10/02(木) 16:45:44.03 ID:NyUq+rIc0
ルル「俺はまだ切っていない切り札がある。
スザクはそれを知っていながら失念していた」
ルル「……切り札とはC.C.。お前の事だ」
C.C.「……」
ルル「計画していた当初は騙しきる事に不安があったが、
咲世子の生存で変装に関しての問題はクリアーされた」
ルル「計画の終焉だ。スザクは俺を頃したという事で演技を見破る
ための目を曇らせるだろう」
ルル「目に涙を浮かべるかも知れないなぁ! ふははははは!」
C.C.「……」
C.C.「恐ろしい奴だな」
スザクはそれを知っていながら失念していた」
ルル「……切り札とはC.C.。お前の事だ」
C.C.「……」
ルル「計画していた当初は騙しきる事に不安があったが、
咲世子の生存で変装に関しての問題はクリアーされた」
ルル「計画の終焉だ。スザクは俺を頃したという事で演技を見破る
ための目を曇らせるだろう」
ルル「目に涙を浮かべるかも知れないなぁ! ふははははは!」
C.C.「……」
C.C.「恐ろしい奴だな」
194: 2008/10/02(木) 16:49:16.34 ID:NyUq+rIc0
ルル「恐ろしい? 俺が恐ろしいかC.C.?」
C.C.「ああ。それではあまりにもスザクが憐れだ」
ルル「違うな。アイツは土下座した俺の頭を踏むような奴だ」
C.C.「……」
ルル「石畳がゴツゴツして痛かったし、砂利も少し食べた……!」
C.C.「執念深い奴だ」
ルル「ああ、そうさ」
ルル「そもそもが、この戦いは俺の執念から始まったものだろう?」
C.C.「ああ。それではあまりにもスザクが憐れだ」
ルル「違うな。アイツは土下座した俺の頭を踏むような奴だ」
C.C.「……」
ルル「石畳がゴツゴツして痛かったし、砂利も少し食べた……!」
C.C.「執念深い奴だ」
ルル「ああ、そうさ」
ルル「そもそもが、この戦いは俺の執念から始まったものだろう?」
199: 2008/10/02(木) 16:54:16.54 ID:NyUq+rIc0
ルル「それに、俺は嘘つきなんだ」
C.C.「……世界を相手に嘘をつく、か」
ルル「ああ、そうだ。それに、契約がまだ残っている」
C.C.「……とっくに忘れていたものだとばかり思っていたぞ」
ルル「馬鹿を言うな。俺が契約を果たさずに氏ぬと思うか?」
ルル「それに、お前はこの計画を拒否出来ないさ」
ルル「そうだろう? 俺の共犯者」
C.C.「……ふふっ、そうだな」
おわり
C.C.「……世界を相手に嘘をつく、か」
ルル「ああ、そうだ。それに、契約がまだ残っている」
C.C.「……とっくに忘れていたものだとばかり思っていたぞ」
ルル「馬鹿を言うな。俺が契約を果たさずに氏ぬと思うか?」
ルル「それに、お前はこの計画を拒否出来ないさ」
ルル「そうだろう? 俺の共犯者」
C.C.「……ふふっ、そうだな」
おわり
200: 2008/10/02(木) 16:55:15.81 ID:RGpdrhn6O
なんとwwww
引用: ナナリー「お兄様は悪魔ですっ!」
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