1: 2008/12/13(土) 02:21:54.79 ID:igKfaGw20
僕の名前はキラ・ヤマト。
ちょっと女顔だけど親が金かけてくれたお陰で
IDの数だけ腹筋しなくてもムッキムキ、童Oだけどアソコもズル剥け!
面倒な学校の課題とかは得意のおねだりで友人にやらせてます!エヘwww

5: 2008/12/13(土) 02:26:11.00 ID:igKfaGw20
そんな僕が恋をしているフレイ・アルスタータソはとってもナイスバディ!
もうね、それが15歳の体かと。
何回お世話になったかなんて数えきれないほどですよ!
ただフレイタソには眼鏡でそれなりに優秀で幼馴染なんておいしいポジションのキャラがいてね…
僕ちんがアタックしてもちょーっと分が悪いかな…みたいな?

キラ「かくなる上は僕の封印されし邪気を開放して邪魔者を排除するしかないのか…
   なーんてね☆一般人には邪気は使わないよ♪」

トール「おいキラ、楽しそうだな」
キラ「あ…と、トール君」
トール「今日こそ邪気眼見せてくれよwwww」
キラ「一般人には使えないんだよ…暴走したらまずいだろ…常識的に考えて」

ミリィ「キモーーーーイwwwwwwwww」
トール「こいつマジ頭いかれてるwwwwwwwwぎゃはははwwwwww」

キラ「………」

8: 2008/12/13(土) 02:29:16.66 ID:igKfaGw20
トールとミリィはいつもベタベタしてるDQNカップルだ。
何やかんや僕にちょっかい出してくるから
僕はいつも早くこいつら氏なないかなと思ってる。

トール「なんだ?お前何パソコンに打ち込んでんの?」
ミリィ「小説?きんもーっ☆」

キラ「うわわ、見ないでよ」

フレイ「ミリィ、トール!何してるの?」

キラ「!!!!!」

19: 2008/12/13(土) 02:36:22.11 ID:igKfaGw20
キラ「(ま、まずい…こんなアホな小説書いてるの見られたら
    もう片思いとか邪気どころの話じゃないよ!!
    mgkt扱い確定だよ!!ウオワアアアアーーーー!!!!)」

トール「んー?なになに」
キラ「見ないでよ!」
トール「生意気だぞキラのくせに
    さっさと見せろよ」
ミリィ「ていうか必氏wwwwwきもwwwww」
キラ「ギギギ」

サイ「あ、フレイ。こんなところにいたの」
フレイ「サイ!てっきりトール達といるかと思ったらいないんだもん、探しちゃった」
サイ「そろそろ教授に呼ばれてる時間だろ、行こうぜ」
トール「もうそんな時間?」

キラ「(あ…悪夢は去った…!Yes!Yes!!)」
サイ「(ニコッ)」
キラ「!」

トール「じゃあ行こうぜ」
フレイ「私もついていっていい?」
サイ「もちろんだよ、そのつもりだったし」

キャッキャウフフ・・・



キラ「(サイ…助けてくれたんだ)」

22: 2008/12/13(土) 02:42:49.13 ID:igKfaGw20
キラ「(ていうか僕も教授に呼ばれてるんだった…行かないと)」

僕はノーパソを閉じていそいそ片づけ始めた。

キラ「(エレベーターとかであいつらに会ったらいやだな…ちょっと間隔あけて行こう)」

僕の唯一無二の親友、アスランが作ってくれたトリィが僕の肩にとまった。
この小鳥型ロボットだけが、今の僕の友達だ。
広いヘリオポリスのコロニーで、僕は一人ぼっち。
けれどトリィがいるから悲しくない。
悲しくなんかないやい。

でも、リア充DQNにいじられる毎日は、とても辛い。
ここにアスランがいたらといつも思う。
アスランはお前らなんかよりもっと凄いんだぞ。
優しくてKOOLでそれでいて女の子にはウブで僕にはとても優しくて超お坊ちゃまでKOOLで頭良くてスポーツ万能で

キラ「はあ…早く教授のところ行かないと…この単位落としたら留年だよ…」

26: 2008/12/13(土) 02:51:33.90 ID:igKfaGw20



どがーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!




キラ「え?何!?何!?は!?」

民衆「きゃああーーーー!!!!!」

キラ「(爆発!?何!?ロケ!?)」

通行人「なんだなんだ」
通行人「爆発した!」
通行人「どこで?」

「皆さん落ち着いて!避難経路に従って慌てずにシェルターへ…」

キラ「はわわわ…せ、戦争だ…マジで爆発…MSもきてる…」

通行人「ほら君、はやく!」
キラ「こ、腰が抜けて…」
通行人「何重いもの持ってるんだ!急いで逃げるんだよ!!」
キラ「の、ノーパソ…大事なデータが…」
通行人「命の方が大事だろ!!」

キラ「(命より大切なものなんですううううううう!!!!)」

28: 2008/12/13(土) 02:59:26.27 ID:igKfaGw20
キラ「(ああああ…マジで置いてきちゃったよノーパソ…高かったのに)」

キラ「(でもこの騒ぎ、尋常じゃないぞ…
    うわ!僕がさっきまでいた場所、もう火の海になっとる!!
    ひいい…僕の家無事かな…)」

キラ「え?あの子、何逆走してるんだ」
通行人「おい!そっちは逆だぞ!」
キラ「うわわ、なんだなんだ…行っちゃったよ」

キラ「(あれ…みんな、走っていくの見てたのに普通に避難してる…
    まあ流石に誰も追いかけないよな…)」

キラ「(……漫画やアニメでもあるまいしさすがにね…)」

キラ「………」


キラ「(待てよ、逆に考えれば漫画やアニメの主人公はここで追いかけるんじゃないか?
    そうだ、一般人と一緒に逃げてちゃフラグもストーリーもあったもんじゃない!
    ここは追いかけるんだ、こんな非常事態だからこそ…!!)」

キラ「主人公に、僕はなる!!!」

通行人「!?(^o^)」

キラ「うおおおおお!!!!!」

通行人「なんだあいつ…」
通行人「mgktwwwwww」

31: 2008/12/13(土) 03:06:21.08 ID:igKfaGw20
???「くそ!新型MSは一体どこに…この目で確認しなければ…」

キラ「おお~~~~い!!」

???「!?」

キラ「ハヒハヒ…ま、待って…ぜえ…こ、こ、こっち、ちがう、あっち」
???「なんだお前、大丈夫か」
キラ「シェルター、こっちじゃな、ゲホッ」
???「…まさか、追いかけてきたのか!?馬鹿か!!こんな非常時に…」
キラ「馬鹿とは何だよ!わざわざ来てやったのに!」


あぼん!!!!!


???「きゃっ!」


キラ「………お、おんな…のこ…?」


???「な、なんだと思ってたんだ!」

キラ「(やべえええええええええ!!!!!!!!!
    フラグ立ちまくりワロタwwwwwwwwwwwwwww)」


35: 2008/12/13(土) 03:11:43.77 ID:igKfaGw20
キラ「と、とにkkkこちに逃gうう」
???「きも!おまえ手が汗でベチョベチョじゃないか!!」
キラ「うううるさいな」
???「放せ!私は新型のMSを…」


逃げるとはいえ、あちこち災害用シャッターが降りてる。
どうやら相当遠回りしないといけない。

キラ「(これ、よく考えたら相当やばい…
    この子を連れて逃げ出さないと…主人公になる前に逃げ遅れて氏ぬなんていやだ!
    今日の夜は見たいアニメが連続してあるってのに!最悪だ!
    あ!?こんな事件起きたらもしかして報道番組で潰される可能性が高い…!?
    くそ、なんてこった!)」

???「…あ?ああーーー!!!!」
キラ「え!?何!?」
???「あ、あれは…!!」
キラ「……?」

階段の下を見下ろすと、そこには新型のMSがあった




キラ「パネェ…デザインスタイリッシュすぎだろ」

36: 2008/12/13(土) 03:17:31.44 ID:igKfaGw20
???「ウウッ…(´;ω;`)お父様の裏切り者ぉぉ!!!」
キラ「(てかこれ美脚すぎじゃね?立つのか?)
   ………うわ!何で泣いてるの!?」

キラ「(そうか、この子がさっき新型のMSと言っていたのはこのことか…
    つまり)」


-----------------------------
この子「おとーさま、新型MSつくってるの!?」
MS技師「ばか言え、そんなわけないだろ」
この子「えー、だってお母様が…」
MS技師「何かのテレビの話と間違えてるんじゃないか?いいから寝なさい」
この子「はーい…」

MS技師「おい、あれほど機密情報だと言っておいただろ」
その妻「ごめんなさい、あの子ったら貴方に似てMS好きでつい…」
       
      ↓
さっきのこの子「お父様の裏切り者ー!」

-----------------------------

キラ「こんな感じか」

38: 2008/12/13(土) 03:25:04.94 ID:igKfaGw20
キラ「(でも今はそんな事言ってる場合じゃない!!)」

キラ「ほら早く立って!そこにシェルターがある!」
???「ぐすん…」


おっさん「残念だが定員はあと一人だ」

キラ「(マジかよ)」
???「あ…」
キラ「………ぼ、僕はいいよ、君乗って」
???「え!?馬鹿、何言って」
キラ「いいから!!」
???「お前…!……!………」


キラ「やばい…今の超かっこいい…僕ありえん…
   今のトール達が見てたら絶対僕のこと見直してくれてたのに
   そ、そういえばトール達…氏んだかな…フレイだけ助かってればいいな…ヘヘ
   今一番やばいのたぶん僕ですけどねー…
   もしかしてあの子が主人公キャラだったら今の僕氏亡フラグビンビン丸…」

パン!
   パラタタタタタ
  ちゅいnちゅいn

キラ「……………」

キラ「ガチで銃声聞こえたけど気のせいですよね^^」

40: 2008/12/13(土) 03:32:35.49 ID:igKfaGw20
キラ「(うおおおおお…よく見たらめっちゃ撃ち合ってる…
    氏んだ!ハイ僕氏んだ!!)」


マリュー「……!?あそこで小さくなってる子…もしかして民間人!?」

キラ「はわわ…せ、せめてトリィを胸ポケットに入れとこう…
   もしかしたらトリィが凶弾を防いでくれるとかそういう展開が来るかも知れない…」

マリュー「そこの民間人!!」

キラ「∑(^o^)」

キラ「(ぼ、僕のこと?え?みんかんじん?みんかんじんって言った?何て言ったか頭真っ白でわからn)」


マリュー「こっちに来なさい!!!早く!!!!!」

キラ「や、やっぱ僕だ、く、来るったってこの高さで、どどどうやっt」

マリュー「そこで焼け氏にたいの!?」


キラ「い、いやですううううう!!!!うわああああああ!!!!!」

41: 2008/12/13(土) 03:36:48.79 ID:igKfaGw20
ドテッ!!!

意を決して飛び降りた。あんまり痛くなかった。

キラ「ね、捻挫もしてない…コーディネイターパネッシュwwwwwwww」
マリュー「あなた、ヘリオポリスの学生!?逃げ遅れたのね!?」
キラ「ま、まあ逃げ遅れたって言うかもうちょっと名誉な感じの」
マリュー「伏せて!!!」

パラタタタタタタ

キラ「くぁwせdrftgyふじこlp;@」

マリュー「ぐっ……!」
キラ「だ、大丈夫ですかおねえさん!!」
マリュー「いいから伏せてなさい!!」

キラ「(おっOいでけえ…)」

43: 2008/12/13(土) 03:42:42.68 ID:igKfaGw20
伏せてキョロキョロgkbrしていると、改めてここのやばさがわかる。
まずあちこちに氏体。あちこちから銃声。
もう何がなんだかですよ。
確信しましたね、僕はここで氏ぬと。

キラ「(泣けてきた…なんであんなことしたんだろ…
    あの子を見捨てて逃げてればこんなことには…
    ………………
    ま、いいか…あの子が将来インタビュー受けたりした時に
    僕が英雄扱いされることを考えればちょっと心が安らぐってもんですよ…)」

キラ「(どうせこのまま生きてたって、暗い未来しかなかったわけだし)」

ザフト兵が突っ込んできたよ…しかも赤服。エリートさんっすね
ナイフ一本で凸してくるとか本当乙です

キラ「(せめて痛くない氏に方がいいな…頸動脈スパーンならびっくりしてるうちに氏ぬかm)」

キラ「(ん?え?あれってもしかしt)」

45: 2008/12/13(土) 03:49:21.81 ID:igKfaGw20




アスラン「………キラ!?」



キラ「……………」




マリュー「この!」

バキュン!ズキュン!

アスラン「くっ…!!」

キラ「(あ、やっぱりあのザフト兵、ナイフにシール貼ってる
    あれ今月のアニメージュについてきた…)」

46: 2008/12/13(土) 03:52:46.40 ID:igKfaGw20
マリュー「あなたも乗って!」
キラ「うお!?」

ドシン!

キラ「いてて
   ……こ、ここって新型MSの中!?うおおおwwwwww」
マリュー「あっちの奴にも乗り込まれたわ
     急いで起動させないと…!!」

キラ「……ん?でもこれ…
   ……OSが不完全じゃないですか!!!」

マリュー「わ、私にだってこれくらい…えーとえーと」
キラ「はわわ!!あっちのMSもう立ち上がってますよ!!」
マリュー「ちょっと黙ってて!!」
キラ「うわあああーー!!!もうだめだーーーーーーーー!!!!」


キラ「……って、あれ?あいつ攻撃してこないですよ」
マリュー「ほんとだわ」
キラ「…あっちも操作方法わかんないんですかねwwwww」
マリュー「よし、今のうちにやるわよ!ええと…ここをこうして…」

キラ「(……だめだこいつ…キーボードをいちいち文字確認しながら打ってる…
    早くなんとかしないと……)」

キラ「ああんもう!貸して下さい!僕がやります!!」

49: 2008/12/13(土) 03:58:42.34 ID:igKfaGw20
アスラン「(……今のはキラだ、間違いなくキラだ!)」

アスラン「(あっちも気付いた…よな…ヘルメット被ってたとは言え…
      親友だから…きっと気付いたはず…)」

イザーク『おい、遅いぞ!何やってる!』
アスラン「ラスティがやられた!」
イザーク『何だと!』
ディアッカ『え?何?今なんて言った?電波悪くてきこえねえ』
アスラン「ラスティがやられた!」
ディアッカ『え?何だって?』
イザーク『今からミゲルが向かうはずだ!もう一機も奪取するぞ!』
ディアッカ『何?』

アスラン「え!?ミゲルが来る!?」


アスラン「(ヤクイ!あ、あの中にはキラがいるのに…!!)」

51: 2008/12/13(土) 04:05:45.73 ID:igKfaGw20
イザーク『お前はすぐに戻れ!』
アスラン「あ、ああ…ところでニコルは?」
イザーク『さっきから通信がさっぱりだ』
アスラン「そうか…まああれだよな、ケータイとかも新しいのって全然使い方違うしな」

ミゲル『遅くなった!よし、あの新型だな!?ラスティの仇討ってやるぜ!』

アスラン「な!ミゲルもケータイとか買い換えるとアレだよな、使いにくいよな!」
ミゲル『は?』
アスラン「だからそっとしといてあげないか、あのMS」
イザーク『どっかに頭ぶつけたのか』



キラ「どりゃあああああ!!!!!!3chで鍛えたタイプ捌きィィィィィ!!!!!」

マリュー「すごいすごい!!君すごいじゃない!!さすが現役学生は違うわ!」
キラ「どっこいしょーーーー!!!!!」
マリュー「立った立ったwwwwwすごいwwwwwwすごいwwwwwww」

キラ「あ、あとはバランスを地面に合わせて…ぐぐぐ、バランス悪いなあああああもう!!」
マリュー「(す、すごい…本当に歩かせてる…!この子、只者じゃないわ!!
      私達もお手上げ状態だったこのスタイリッシュMSを…!!)」

57: 2008/12/13(土) 04:13:49.35 ID:igKfaGw20
ミゲル『おい!!おまえがアホな事言ってる間にあれ動き始めたぞ!!』
アスラン「(ナチュラルに短時間でOS設定は不可能…
      ということはキラか!)」

アスラン「お前はやればできる子だと思ってたよ!」
ミゲル『(重症だ…)』
イザーク『アスラン貴様!!早く!!戻れ!!!!!このカス!!!』

アスラン「(お前ならきっと大丈夫だ…!それにミゲルなら多分大丈夫!
      うまいことお互い生き残れるはず!そう信じよう!
      何事もポジティブにね!)」


ミゲル『チッ、動くようになったみたいだが…
    このT・ミゲル・Revolution様にはかなわないぜ!
    おとなしく投降しな!』

キラ「よ、よし、逃げよう、これがアクセルかな?」

ポチッ

キラ「うわわわ、全然違うじゃないかああああ」
ミゲル『うお!?』
マリュー「ちょっとちょっと!!どこ行ってるの!!」


ミゲル『こ、後退でなくあえて前進で逃げるだと…
    あのナチュラル…出来るッッッ!!!』

67: 2008/12/13(土) 04:20:55.47 ID:igKfaGw20
キラ「な、なるほど、このペダルがこうで…
   じゃあこのボタンが…」
マリュー「ちがうちがう、そのボタンがあれよ、アクセルよ」
キラ「え?じゃあ合ってるじゃないですか」
マリュー「あ、そう?てっきりこれのこと言ってるんだと」

ミゲル『何ぼけっとしてやがる!!今度はこっちから行くぜ!』

キラ「き、きた!!にげなきゃあわわわわに、にげにげなきああああ」

マリュー「ちょっと!そっちは市街地――」




トール「はあはあ、あ、あわわ…」
ミリィ「ど、どうするの!?あっちのシェルターももう封鎖されてるよ!」
サイ「お、落ち着いて!どこかにまだシェルターがあるはず…」
フレイ「もういやぁ!怖い!大体トール達がクレープ屋に寄らなかったら…」
トール「お、俺のせいかよ!」

サイ「な、なんだあのMS!!!突っ込んでくる!!!!」

70: 2008/12/13(土) 04:27:44.75 ID:igKfaGw20
キラ「うわああああ!!!!!!」
マリュー「落ち着いて!!そのハンドルを左に!!ビルを避けて!!!」

キラ「ひいいいいいいいいい!!!!!!!」


ミゲル『チッ、ちょこまかと!!』

キラ「うわあああああ!!!!ひ、人だ!!!まだ人が!!!」
マリュー「(こんなに避難し損ねてたなんて…!まずいわね…!)」
キラ「ど、どどdddddどどどっどど」

ミゲル『民間人を盾にしようとしてんのか知らないが、
    このS・ミゲル・Revolution・アイマン様には通用しないぜ!!』

ミゲル『ナチュラルごと爆発しちまえ!!!』


キラ「でええええ!!!!普通攻撃してくるかよマジKY!!!!!」
マリュー「シールドで回避よ!民間人を守らないと!!」
キラ「シールドって…」
マリュー「これ!!」
キラ「フガ!!!!(おっOいあたってる!!)」
マリュー「きゃあ!?」

ミゲル『何!?』

74: 2008/12/13(土) 04:32:49.73 ID:igKfaGw20

    ズザアアアア!!!!
       シュキッ!!!!キュピッ!!!
    
      ビシィィイイイイイッッ!!!!!


サイ「あのMS…!!」

トール「倒立で……僕たちを守った…!?」

フレイ「三点倒立したスタイリッシュな脚で…私たちを…!?」

ミリィ「きもいwwwwwww主に動きがきもいwwwwwwwwww」



キラ「こ、これがシールド!?」
マリュー「あ、あなたが変なことしたせいで間違えたのよ!」

ミゲル『なんて動きしやがる…あ、ありえねえ!』

ミゲル『くっそお…!』

78: 2008/12/13(土) 04:36:41.93 ID:igKfaGw20
キラ「うっわ!!あいつまた向かってきましたよ!!」
マリュー「このままじゃまずいわ!」
キラ「当たり前でしょ!!なんとかしてくださいよ!!」
マリュー「なんとかするったって、どうやって…」

キラ「えええええ!!!!!これあんたらが作ってたんでしょ!?
   もうちょっと動かしたり動かしたりしてくださいよ!!」
マリュー「OS組んだのに動かせないわけないでしょ!もう少しがんばって!!」

キラ「あああああああああかんん!!!!!!!!しぬうううううう!!!!」


僕は無我夢中で操作した――

――その時、奇跡が起こった




80: 2008/12/13(土) 04:41:25.71 ID:igKfaGw20


       ガッキ----------ィィィィィイイイイン!!!!!!!

               ポッキィィーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!


ミゲル『ぐあああああああ!!!!!』

倒立した脚が…そのまま相手の頭に垂直に落ちたのだ!!!!

サイ「かかと落としだって!?」

ミゲル『つ、ツノがぁ~俺のMSのツノがぁぁ~~~!!』

         ドシーーーーーーーーーン!!!!!!

キラ「ぐぇええええ!!!」
マリュー「うう…だ、大丈夫…!?舌噛んでないわね!?」
キラ「ちょ、ちょっと目が…お…オエエエッ」
マリュー「きゃああああああ!!!!」

ミゲル『ち、ちくしょう!覚えてやがれ!!』

キラ「あ…行った…みたいdウプッ」
マリュー「と、とにかく出て!早く!!早く!!!」

83: 2008/12/13(土) 04:47:01.17 ID:igKfaGw20
マリュー「な、なんとか無事みたいね…」

マリュー「民間人の被害も…うん、出ていないみたい」

キラ「うう…ず、ずびばべn…MS…よごしちゃ…t」
マリュー「いいのよ!貴方には命と…そのMSを助けてもらったんだから!」
キラ「これは…一体なんなんですか…」


サイ「キラ!?」

キラ「さ、サイ!?トール…ミリィ…!フレイさんも!」
フレイ「(あら、私ったら有名人^^私この人知らないけど…)」
サイ「お前が動かしてたのか!?」
キラ「う、うんwwwwwまあねwwwwwwwwwフヒwwwwwww」

トール「す、すげえ…!じゃあお前が助けてくれたのか!?
    お前のこと、俺、ひどいことしてたのに」

トール「心の友よ!!」
(ひしっ!!)
キラ「と、トールったらやめてよ*^^*」
トール「ゲボくさ!!!」

88: 2008/12/13(土) 04:52:58.12 ID:igKfaGw20
ミリィ「(じゃああのキモ動きもキラが…ププwwwwwだめwwww笑っちゃうwwwww)」


キラ「と、とにかくおねえさん、いったいこれはどういうことなんですか!」
サイ「そうですよ!何がどうなってるんです!ここは中立コロニーのはずでしょう!」

マリュー「…いいえ、ここは中立のコロニーなんかじゃないわ」

キラ「え?」

マリュー「ここのコロニーはね、極秘裏に地球軍に手を貸していたのよ」

ΩΩΩ「「「な、なんだってーーーー!!!」」」



マリュー「詳しい話はまたあとでするわ。とにかく急がないと」
キラ「急ぐって…」
マリュー「君達は早く避難を…」
トール「ひ、避難たってどこにするんですか!!もうどこも封鎖されてますよ!」

マリュー「!!」

マリュー「あれは…アークエンジェル…!!!無事だったのね!!」



キラ「マジパネェ」

マリュー「みんな、ひとまずあれに乗って!」

92: 2008/12/13(土) 04:59:28.09 ID:igKfaGw20
こうして僕達はパネェ戦艦、アークエンジェル…
の、搭乗口付近に連れてこられた。

僕は相変わらずゲボ臭い。
ちょっとフレイさんの近くに寄りたくない。
心なしかみんなと距離が離れている…

ムウ「へぇ、じゃあ君がMSを操作したのか。大したもんだ」
ナタル「民間人が重要機密のMSを操作するなど…!」
ムウ「まあいいじゃないのwwwwしかし君…キラ君だっけ?」
キラ「は、はい!」
ムウ「君、コーディネイターだろ」

サイ「だったら何だって言うんですか!」
トール「そうだ!キラはコーディだけど俺達の友達だぜ!」

キラ「(トール…なんかむかつく)」

ムウ「いやいや、そういう話じゃないんだ、悪いな
   ただ、なんでここにいるのかなーと思ってね^^」

キラ「それは…
   (言えない…成績が悪すぎてアスラン達のコロニーに行けなかったなんて言えない)
   りょ、両親がナチュラルですから」

97: 2008/12/13(土) 05:05:54.73 ID:igKfaGw20

クルーゼ「ほう、ツノが折れたから戻ってきたと」
ミゲル「はっ!ツノが折れては力が出ないであります!」
クルーゼ「ふむ、君の言うことも一理ある…」

ディアッカ「(あるんだ)」
ニコル「(いいんだ…)」
イザーク「(クルーゼ隊長…なんて寛大な方なんだ!)」

アスラン「(よかった、キラは無事みたいだ…
      でもあいつ、なんで地球軍と一緒に…?
      ――まさか、あいつ…地球軍とザフト軍を間違えて志願したんじゃないか!?
      そうに違いない!あいつはいつもどっか抜けてたからなあ…
      くそっ、ちゃんと文通とかしてればよかった…!)」

クルーゼ「では今度は私も一緒に行こう」
ミゲル「隊長もですか!?」
クルーゼ「君のツノは私が守ろう 安心して戦いたまえ」
ミゲル「かっけええええええええええ!!!!!!」

クルーゼ「よし、すぐに出撃だ」

ミゲル「いってくるぜ!」
アスラン「あばよ!」

ニコル「がんばってくださいね!」



イザーク「……今、アスランも付いていかなかったか?」

100: 2008/12/13(土) 05:12:16.38 ID:igKfaGw20
アスラン「(ふう、どうやらミゲルのマネをしたことで事なきを得たようだ)」

アスラン「待ってろよ!キラ!今迎えにいく!
     ザフト軍がコーディネイター側だと説明しに行く!」

アスラン「アスラン・ザラ、出る!!」


ディアッカ「マイガッ!!!あいつマジで付いていってやがる!!!」




----------------------------------

マリュー「…で、どうしましょうね、これから」
ナタル「かろうじて数人の乗組員が生き残りましたが…」
マリュー「艦長は…」
ナタル「…残念ながら」

マリュー「そう…じゃあ、ジャンケンで決めましょうか」
ナタル「何を考えているんですか」
マリュー「負けた人が艦長ね」
ナタル「あなたが艦長に決まっているでしょう!今現在一番偉いのあなたなんですよ!?」
マリュー「あらwwwwwそうだったかしらwwwwwwww」
ムウ「おいおいしっかりしてくれよwwwwwwwww」

102: 2008/12/13(土) 05:17:46.99 ID:igKfaGw20
キラ「こ、こいつら…」

ミリィ「ねえ、何かしらあれ?」
キラ「?」
ミリィ「こっちに…近づいてくる…」

サイ「……MSだ!!!」

マリュー「キラ君、出番みたいね!!」
キラ「えええええええええええ」
マリュー「大丈夫よ!幸いにもあのMS…ストライクに施せる追加装備があったから!」

キラ「な、なんで民間人の僕が…」
ムウ「すまんな、俺はMAしか免許持ってないんだ」
キラ「僕だって無免許ですよ!!」

マリュー「キラ君、あなた以外にあのゲロ臭い…ううん、ストライクを動かせる人間はいないの!」
キラ「今なんか聞こえt」
マリュー「ここで突っ立ってたら、皆殺されるのよ!?」
キラ「横暴すぎるwwwwwwwwみんなもなんとか言ってよ!!」

フレイ「キラさん…お願い!」

キラ「がんばりまーッシュwwwwwwwwwwwwwwwwww」

105: 2008/12/13(土) 05:24:20.23 ID:igKfaGw20
キラ「くっさ!ゲロくさ!!」

キラ「うう…ノリで返事してしまったけど…
   いや待て、みんなが見てる。そう考えると不思議と落ち着いてきた…
   もうキモ・ヤマトなんて呼ばせない!僕が主人公になるんだ!
   この人生という物語にとって華麗でスタイリッシュな主人公に…僕はなってみせる!」

G eneral
U nilateral
N euro - link
D ispersive
A utonomic
M aneuver


キラ「縦読みでおk?」



マリュー「あの子、本当に乗ってくれたわ」

マリュー「よし!じゃあ私たちもアークエンジェルに乗り込みましょう!」
サイ「ぼ、僕たちもですか!?」
マリュー「当たり前でしょう!さあ乗って乗って!」
フレイ「わー、建てたばっかりの家の匂いがする~」

106: 2008/12/13(土) 05:27:10.41 ID:igKfaGw20
キラ「よーし!いっけー!ガンダム!」

キラ「……しかし、この装備どうやってつかうんだ?」

キラ「……大砲的ななにか?」



クルーゼ『あれが新型か…』

アスラン『(キラ…!)』

クルーゼ『!? アスラン、君も来たのかね!?』

アスラン『え?俺はただのミゲルっすよwwwwww』

クルーゼ『なんだ、ただのミゲルか』

ミゲル『!?(^o^)』

111: 2008/12/13(土) 05:32:55.50 ID:igKfaGw20
キラ「と、とにかく動こう…じっとしてたら当てられる!」

キラ「よっこいしょ」

   (ペダル全開)


キラ「あばばばばばばばばばば!!!!!!!!」

クルーゼ『何!?』
ミゲル『気を付けてください!隊長!!こいつありえない動きしますよ!!』
クルーゼ『ふむ…ナチュラルの考えは読めんな…』
ミゲル『さっきなんて倒立しましたから!!』
クルーゼ『倒立……だと…?』
アスラン『(き、キラが動かしてる…ん、だよな?
      一体何を考えているんだ…!)』


キラ「お、落ち着け僕!!KOOLになれ!!!!これじゃさっきの二の舞だ!!」

キラ「よ、よーし、使うぞ…大砲を使うぞ…!」

キラ「待てよ、決め台詞を考えよう…わ、我の行く手を阻む愚か者共よ…」
ミゲル『!?追加装備か…ナメた真似してくれるじゃねーか!!
    先手必勝!!!』
キラ「うわわわわ!!!!!決め台詞の途中で攻撃とかKYすぐるううううう!!!!」

113: 2008/12/13(土) 05:40:36.45 ID:igKfaGw20
キラ「うわーーー!!やめろーーー!!くるなーーーーー!!!ウヒョオオオオ!!!」

ミゲル『な…こ、こいつ――一見むちゃくちゃだがパネェ攻撃を…
    う、うわああああああ!!!!』

     アボーーーーーーーン!!!!!!!!

アスラン『ミゲルーーーーーー!!!!』

   ヒュルルルルルr……

クルーゼ『これは…』
アスラン『爆風でツノだけ飛んだんだ…ウウッ、無茶しやがって…(´;ω;`)
     ミゲル…このツノは俺がちゃんと形見として遺族に届けるからな…!』
クルーゼ『ふむ…MSを一撃で破壊するとは…あのビーム兵器、侮れんな』


キラ「い、一匹おとした!イエーーーーイ!!!!
   でもよく見るとなんかちょっと色違いの奴いるし…
   さっきの新型いるし…これは絶体絶命…あ、あの人達援護とかしてくれないのかな…」




マリュー「あら、この座席ちょっと座り心地が悪いわね」
ムウ「艦長に合わせてたからなあ」
マリュー「調節するのどこのボタンだったかしら?」
ナタル「そういうのは後回しにして頂きたい!!!1!!!11!」

116: 2008/12/13(土) 05:46:46.88 ID:igKfaGw20
クルーゼ『だがあの射撃…無駄が多すぎる
     パイロットは慣れていないようだな』
アスラン『あ、あの、そのことなんですけど~』
クルーゼ『ミゲル、君は右から回り込め!一気に叩くぞ!』
アスラン『い、いや隊長…もうどこから何を言えばいいのか』
クルーゼ『あの機体…捕獲せねばなるまい!』

アスラン『ほかく…捕獲!?そうか!!
     捕獲すればキラは無事!中の人は無事!ハラショー!!!』
クルーゼ『ミゲル、今だ!』
アスラン『ミゲルいきまーすwwwwww』


キラ「うわーーー!!!きたーーーーーー!!!!」

キラ「ちょ、ちょっと待ってよもう!もう!!やめてよね!!
   ほんと勘弁してよ!!ありえないよ!!こんな展開読者も誰もついてこないよ!!
   うわーん!!ばかーーー!!うんこたれーーーー!!!童Oのまま氏にたくないいい!!」

  ドカーーン!!!!
   ズガーーーン!!!!!    ギュイーーーーン!!!!!!!!


マリュー「ちょ、ちょっと何やってるのあの子」
アスラン『ば、馬鹿!ここはコロニー内d』

118: 2008/12/13(土) 05:53:45.89 ID:igKfaGw20


    拝啓、母上様。
    やってしまいました。
    そんな気はなかったんです。ただ僕はAボタンを連打していただけで――
    決してコロニーを破壊するつもりはなかったんです。
    勢いでやりました。今は反省しています。



キラ「うわあああああーーーーーーーー!!!!吸い込まれるうううううううううう」

キラ「どっどどどどうしよこれマジやばいよ弁償とか何百億って話だよほんともう何なのオワタ
   ウプ…また逆流してきt…意識も遠のく…これは本格的に終了のお知らせ…」

アスラン『キラーーーーー!!!!!』

キラ「こ…この声は…」

アスラン『キラ!俺だ!アスラン・ザラだ!わかるだろ!』
キラ「……幻聴か…アスランがこんな場所にいるわけないし…」
アスラン『いるから!目の前にいるから!』
キラ「も、もしかしてこれが走馬灯…?」
アスラン『うぐぐぐggg…と、届かない…気圧が強すぎる…!』
キラ「一回でいいからフレイとヤりたか…tt…」

アスラン『キラーーー!!!』


122: 2008/12/13(土) 05:57:40.32 ID:igKfaGw20

あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色

ありふれた優しさは君を遠ざけるだけ
冷たく切り捨てた心は彷徨うばかり
そんな格好悪さが生きるということなら
寒空の下 目を閉じていよう

あんなに一緒だったのに
言葉ひとつ通らない 加速していく背中に今は
あんなに一緒だったのに 夕暮れはもう違う色
せめてこの月明かりの下で 静かな眠りを



失われたもの、それは当たり前の時間と信じていた睡眠。

戻らぬものの大きさを虚空に散る大地に知ったとき、VIPPERは何に向かおうとするのか?

伴わない感覚のなか、迫る現実は彼等を追い立て、
眩く朝陽の先に広がるうp主の資格試験の闇は果てしなく暗く、深い。

次回、機動戦士ガンダムSEED、サイレントラン。
試験当日を切り裂いて開け、ガンダム!

161: 2008/12/13(土) 13:19:27.46 ID:igKfaGw20
>>155
全てが終わりました

>>159
忘れてたわけじゃない…
カズィは僕らの心の中に生き続けるんだ

164: 2008/12/13(土) 13:29:17.88 ID:igKfaGw20

ナタル「あれは…ストライク!無事だったようですね!」
マリュー「ようし、回収するわよ!」
ムウ「オーエス!オーエス!」


こうして僕は漂っていたところを
なんとかアークエンジェルにゲッチュしてもらえたのである。


キラ「しかし走馬灯にアスランが出てくるなんて…
   まあ思えば僕の人生のモテ期は幼少時代で糸冬了していたからな
   しかも悲しいことにモテ対象もアスランオンリーと来たもんだ」

フレイ「(独り言言ってる…)」
ミリィ「キモーイwwwwwwwwアリエナーーーーイwwwwwwww」
フレイ「あの人、いつもああなの?」
ミリィ「うん、弁当はトイレで食べてるしいつも漫画の世界に閉じこもってる感じ?
    ヲタだし童Oだしバカだしいい所ないのよwww」
トール「でも俺たちを助けてくれたぜ!…ゲロってたけど」
フレイ「やっぱりコーディネイターって怖い…」

キラ「ふ、フレイさん!」
フレイ「あ、ど、どうもw」
キラ「フ、フヒッ!僕の活躍見ててくれた!?」
フレイ「ええ…(ヘリオポリスぶっ壊してたあたり)」
キラ「フヒヒwwwwwwwで、でもwwwあんなの実力のうちじゃないけどねwwww
   まあガンダムに乗るのはもうこりごr」

マリュー「キラ君^^ちょっといいかしら^^」

167: 2008/12/13(土) 13:49:49.96 ID:igKfaGw20
キラ「な、なんですか!?
   べ、弁償ならしませんよ!!うちにそんな経済的な余裕はないし
   貴方たちの責任でもあるわけだしアガガ」
マリュー「違うわよ、あなたに艦隊と合流するまでストライクに乗ってほしいだけよ^^」
キラ「なーんだそんなことかwwwwww把握しますたwwwwww
   …………( ^ω^)
   そういうの…やめにしませんか」
マリュー「ヘリオポリスの修理代とか…MSのクリーニング代とか…そういうの全然いいからwwww」
キラ「ひ、卑怯だ!あなたたちは!」
マリュー「大丈夫よ、ゲロ臭はリセッ@ュしといたから!」


キラ「そういう問題じゃないです><氏んだらどうするんですか!!」




キラ「……と文句を言いたかったけど、ヘリオポリスの修理代諸々と引き換えなら仕方ない」

キラ「まあ上手くいけば僕は英雄になれるぞ
   そして就職難でも履歴書に名前を書くだけで
   『キ、キラ様!?あのスーパーコーディキラ・ヤマト様ですか!?』
   みたいな感じで大企業に一発合格できるようになるのだウッヒヒヒwwww」

こうして僕はガンダムのパイロットになった!

168: 2008/12/13(土) 13:59:37.77 ID:igKfaGw20
ディアッカ「マイガッ!!なんてこった、ミゲルが氏んじまうなんて…!」
クルーゼ「ああ、惜しい戦力を失った…
     しかし安心したまえ、ここにもミゲルがいる」
アスラン「ミゲル・アスラン・ザラマンだ。よろしく頼む」
イザーク「誰だお前」

アスラン「みんな、隊長も聞いてください!
     あの新型MSには僕の親友が乗っているんです!」
イザーク「ナチュラルのMSに?」
アスラン「中の人はコーディネイターなんだ」
ニコル「コーディネイターなのに地球軍なんですか?」
アスラン「多分あいつ馬鹿だから、ザフトと地球軍間違えてるんだと思う」
ディアッカ「そいつはグゥレイトな馬鹿だな!気が合いそうだぜ!」
イザーク「え?何?言ってる意味がわからないんだけど…」

アスラン「だから僕が説得してみようと思います!」
クルーゼ「その心意気、買った!」
イザーク「ムム…隊長が言うなら仕方ない、俺も協力しよう」
ニコル「じゃあ僕も!」
ディアッカ「じゃあ俺は税理士!」
アスラン「みんな…!よーし!俺達の友情パワー、見せてやろうぜ!」

クルーゼ「フッ…青春…か」

171: 2008/12/13(土) 14:08:25.36 ID:igKfaGw20
トール「聞いたか?キラがあのMSに乗るんだって…」
ミリィ「ウッソwwwwwwアリエナーイwwwwwww」
サイ「…僕たちにも、出来る事ないかな?」
トール「志願するってこと?」
サイ「うん、緊急事態の時は一時的に民間人が軍に属してもアリだと思うし」
トール「アリなんだ…よ、よし!俺も何か出来る事ないか言ってみよう!」
ミリィ「トールがやるなら私もやる!><」

フレイ「え…あう…」
サイ「フレイは居住区で待ってて^^ちょっと手伝ってくるだけだから」
フレイ「う、うん…」



マリュー「あらやだ!!!敵だわ!!!」
ムウ「速過ぎワロタwwwwwww」
マリュー「しかも前後にいるじゃない!!まずいわね!!!」
ムウ「よーし!ストライクで対抗だ!」


キラ「ま、マジで僕がやるんすかァァァアア…やば、ちょっとトイレ…」
ムウ「そんなヒマはないぜ!安心しろ、そのパイロットスーツ漏らしても大丈夫だから!」
キラ「やですよ!トイレ!」
ムウ「まあまあ大丈夫だってwwwww今度は俺もMAで出るからさwwwww」
キラ「(な、なんて頼りにならなそうな人なんだ…)」

173: 2008/12/13(土) 14:13:56.47 ID:igKfaGw20
マリュー『キラ君、聞こえる?』
キラ「聞こえますオーバー」
マリュー『まあ、敵もさっきの今で奪取したMSを投入してくることはないと思うわ。
     安心してフラガ大尉に任せて、大船に乗ったつもりでね!』
キラ「ほ、ほんとですか…?」
マリュー『当たり前でしょう!私はこう見えても連合軍大尉よ!』
キラ「う、うーん…キラ・ヤマト、ガンダムいきます!」
ナタル「(ノリノリだなあ(^o^))」
マリュー「ガンダムって何?ストライクのこと?」


ムウ「よーし、いくぜ!」
キラ「は、はい!よろしくおねがいしまsss」
ムウ「ム…!?ヘッ…どうやら敵さん本気のようだ…
   奪ったMSを全機投入してくるとはな!!」

キラ「うわああああああああああもうだめだああああああああああああくぁwせdrftg!!!!」


176: 2008/12/13(土) 14:20:08.30 ID:igKfaGw20
アスラン『キラ!!!次こそ説得してみせる!!!』

イザーク『少し攻撃してから弱らせて捕獲した方が手っ取り早そうだな』
アスラン『は!?何言ってんだ!キラを攻撃したらキラが可哀想じゃないか!』
イザーク『何を言っている!ポケモンだって弱らせてから捕獲するだろうが!
     マスターボールのような代物はこの世にないんだぞ!』
アスラン『友情のままにわがままにキラだけを傷つけない
     これが俺のモットーだとまだわからないのか!』

ムウ『なんかやってるみたいだな、攻撃してこないぞ』
キラ「よーし、今のうちに!
   テレレレッテレーン!エールストライク~!」
ムウ『俺のモビルアーマーが火を噴くぜ!』


ニコル『あわわわ…ちょっとこっち来ますよ!?』

アスラン『かかったな!今だ!!!』

180: 2008/12/13(土) 14:25:41.82 ID:igKfaGw20
キラ「こ、これは…!?」

ムウ『な、何だと!!』



アスラン『フフ…困惑してるみたいだな…これぞエリート必殺、かごめかごめ戦術だ!』

キラ「うわああああ!!!4機のMSが手をつないで僕の周りをくるくるまわるーー!!」

イザーク『よし!動きが弱った!このままつかまえろ!』
ディアッカ『どっせい!どっせい!!』
ニコル『ワッショイ!ワッショイ!!』

キラ「うわあああああ!!!運ばれるゥゥゥ!!!!!」


マリュー「いけない!キラ君はどうあれあの機体までザフトに渡ったら
     私の首が飛ぶどころの話じゃなくなるわ!」
ナタル「大尉は何をなさっているんですか!」

ムウ『すまねえ!俺は他のMS相手で手一杯だ…!
   クソッ…まさかザフトの力がここまでのものとはな…!』

キラ「うわああああ!!!!!こんな運ばれ方すごくいやだー!!!!」

184: 2008/12/13(土) 14:32:31.71 ID:igKfaGw20
トール「腹筋崩壊したwwwwwww」
サイ「笑ってる場合じゃないだろ!!!wwwwww」
ミリィ「ちょっとちょっと、やばいんじゃないの!?」

マリュー「こうなったら一か八か、ローエングリンをぶち込むわ!」
ナタル「ストライクに当たったらどうするんです!」
マリュー「逆に考えるのよ
     今あそこでダンゴになってる5機を一気にアボンさせれば
     秘密兵器は失うけれど重要機密が文字通り氏守できるわ!」
ナタル「なるほどなー」


マリュー「そりゃ!発射!!!」




イザーク『クックック…どうだ!中心にこいつがいたら攻撃できまい!!』
キラ「ウプ…また酔ってきた…」
アスラン『キラ!無駄な抵抗はやめておとなしくザフトにくるんだ!』
キラ「アスラン…!」
アスラン『こっちがコーディネイター側であっちがナチュラル側なんだぞ!』
キラ「いやそれはわかってr」
アスラン『いいや、お前はわかってない。何もわかってない!
     まず今はコーディネイターとナチュラルが戦争状態なんだ。
     わかるな?戦争というのは命の奪い合いによる外交手段なわけだが
     それがコーディネイターとナチュラルによって行われているというのがポイントだ
     ちなみに俺とお前は同じコーディネイターでお前が今いるのはナチュラルの』

キラ「どこまで馬鹿にする気だよ!!アスラン、君まで僕を馬鹿にするのかーー!!」

189: 2008/12/13(土) 14:39:02.04 ID:igKfaGw20
キラ「もう許さない!アスラン!君は僕を怒らせた!!」

アスラン『な、なんで怒ってるんだキラ、俺はお前のために説明してやってるのに…
     あ、わかり辛かったか?(´・ω・`)
     ちょっと待ってろ、今お前にもわかるように絵にかいてやるから』
キラ「うがーーーーーーー!!!!!」

ディアッカ『うお!?なんかあいつら、ビーム溜めてねえか!?』
ニコル『わわわ!!!撃ってきますよ!!』
イザーク『人質がいるのに撃ってくるとは…ナチュラルとは何て卑劣な奴らなんだ!』
アスラン『くそ!こうなったらキラ…力づくでも連れ帰る!!』

      ギュギュイーン!!!!!

キラ「キメェ!!!!変形した!!!!スタイリッシュじゃない!!!!」
アスラン『いくぞイージス!エレクロトニカル・クラーッシュ!!!!』
ニコル『クラッシュさせちゃ駄目です><』

          ガショーン!!!!

キラ「うわあ!!何この…何これ!!キモ!!!!はさまれた!!」

191: 2008/12/13(土) 14:46:28.23 ID:igKfaGw20
キラ「アスラン……君だけは、君だけは僕に優しくしてくれる親友だと思っていたのに…!」
アスラン『だからこうして連れ帰ってやろうとですね…』
キラ「君の優しさは全然優しさじゃないよ!
   むしろもう僕のお母さんみたいになってるじゃないか!
   戦争だってことくらいわかっツリュnだぞ!(噛んだ…」

アスラン『き、キラ…なんでそんな事言うんだ!!
     君は自ら望んでナチュラルに手を貸すというのか!』

キラ「!(ピコーン!!)」


キラ「クク…そうだ…僕は自ら望んでナチュラルといるのさ!
   ナチュラルと一緒にいた方が金も貰えるしちやほやされるしね!」

キラ「(これだ!僕が求めていたものはこれなんだ!!
    今流行りのダークヒーロー!!!
    やべえええ!!!!!!僕パネッシュwwwwwwwww)」


アスラン『な、なんてことだ…キラ…君は間違っている…!
     いつからそんな子になってしまったんだ!!粛清してやる!!!!』

キラ「ウルサーーーイ!!!!!その手をどけろォォォ!!!!
   ウッディ!!!!」

アスラン『グアッ…!な、なんて力だ…!跳ね除けられた…だと!?』

194: 2008/12/13(土) 14:50:14.74 ID:igKfaGw20
イザーク『アスラン!ひとまず撤退するぞ!!』

アスラン『クッ…わかった…!』

ニコル『僕のブリッツ新品なのに傷ついちゃいました~><』
ディアッカ『グゥレイト!心配しなさんな!俺なんてさっきのビーム砲に右腕持って行かれたぜ』
ニコル『え…あんなただ真っ直ぐ飛んできたのを避けられないとか…』


アスラン『キラ…待ってろ…!お前の目を覚ませてやるからな…!』



キラ「(やっちまった…
    いいやもう…僕一生年をとらないでいいや…一生厨二でいよう…)」

290: 2008/12/13(土) 23:32:32.53 ID:igKfaGw20
マリュー「なんとかキラ君のおかげで無事に地球軍艦隊と合流できそうね!」
キラ「エッヘヘwwwwwwwwこれくらい大したことないっすよwwwww」

マリュー「(ほら、この子頭悪いから撃たれかけたことわかってないわ)」
ナタル「(コーディネイターと言ってもピンからキリまでいるもんですね)」

サイ「ところでこの基地に艦隊が来るんですか?」
トール「ヒョー!やっと降りれるぜ!いい加減この新築臭に嫌気がさしてたんだ!」

キラ「(と、いうことはそろそろ僕が英雄扱いーの
    テレビでインタビュー受けまくりーの
    セレブーのな展開か!命張った甲斐あったぜwwwwww)」

キラ「(チラリ)」
フレイ「!?」
キラ「(ふふ…もうすぐフレイもあんな出来杉君より僕の魅力にメロメロになるはず!)」
フレイ「(うわ、目が合っちゃった…きんもー…)」

ハゲ「やあやあ、長旅ご苦労様ですwwwwww」
マリュー「あ、どうもどうもwwwwww」
ハゲ「ゆっくりしていってね、と言いたい所だが…
   さっそく重要機密のMSとこの艦のデータを渡して頂こうか!」

     チャキチャキチャキ!!!!



キラ「まさか銃を突きつけられる展開は予想してなかった」

295: 2008/12/13(土) 23:45:15.35 ID:igKfaGw20
ハゲ「クックック…これで大西洋連邦のうんこ共をギャフンと言わせられるわ!」

マリュー「しまった!ここはユーラシア連邦の要塞だったわ!!」
ナタル「え…な、何か考えがお有りでここに来た訳ではなかったのですか?」
ムウ「まあまあ、いいじゃないか。ガソリンくらい貰えるだろ^^」
マリュー「ガソリンと引き換えに私の首が飛んじゃうわ!
     あらやだどうしましょう!!」

キラ「(僕は政治のこといまいちわかんないんだよな…
    3chでもずっとアニメ系の板に張り付いてたし…)」

キラ「(それに、今の僕はさっきの厨二発言で頭を抱えることで精一杯だよ!
    でもまあいいか…どうせアスランは軍人さんになってたみたいだし、
    僕はそろそろこの艦降りれるっぽいし
    二度と会うこともないだろう…
    さようならアスラン、人生いろいろ)」

トール「キラの奴、なんか哀愁漂ってるな」
サイ「MS動かしてたんだ、キラもこれからゴタゴタに巻き込まれる…
   きっとキラもそれが不安なんだよ」

299: 2008/12/13(土) 23:53:46.97 ID:igKfaGw20
アスラン「ぃえっきし!!!」

クルーゼ「どうしたミゲル、風邪かね」
アスラン「いやあ、誰かが噂してるのかも」
クルーゼ「体には気をつけなさい、何しろ君はつい先日氏んだばかりだ」
アスラン「いやあ、アッハッハ」

クルーゼ「今日の会議に君を抜擢したのは私でね。
     例の新型との実戦経験のある君だからこそ
     スタイリッシュかつ斬新、それでいてわかりやすい説明を頭の固いジジババに
     行えると期待している」
アスラン「ありがとうございます!」

パトリック「やあ、これはこれはクルーゼ君、アスランも」
クルーゼ「おや、噂をすれば早速石頭ジジイが現れたよ」
アスラン「あ、隊長、このジジイは自分の父です」

309: 2008/12/14(日) 00:04:08.59 ID:xTvSAfLy0
イザーク「よし、バカのいない間に俺達であの機体を奪取するぞ!」

ニコル「いいんですか?クルーゼ隊長いませんけど」
イザーク「心配するな、隊長はこう仰られた。
     『留守にするからその間頼む』……
     これはつまり俺が隊長としてお前達を率い、あのMSを奪取しろということだ」
ディアッカ「そいつはグレイトな解釈だな!」

イザーク「作戦はこうだ。まずニコルがほらあの、透明になるやつで突撃!
     混乱に乗じて俺がカッコ良くMSを攻撃!
     うるさい雑魚はディアッカが狙撃!
     俺の活躍でMSは沈黙し俺がそれを持ち帰るという流れでいこうと思う」
ニコル「ミラージュコロイド…(´・ω・)」

ディアッカ「よし、そうと決まれば行こうぜ!」
ニコル「ミラコロ…(´・ω・)」


イザーク「(ケッ、アスランめ…ちょっと金持ちで頭が良くてスポーツ万能で
      かわいい婚約者がいるからっていい気になりやがって!)」

イザーク「あんなMS、ボコボコにして捕まえてやんよwwwww」

313: 2008/12/14(日) 00:13:41.72 ID:xTvSAfLy0
ハゲ「ふむふむ、これが新型MSか…なんか変な匂いがするが」
キラ「(ヤダ…はずかしい…///)」
ハゲ「む?ムムム……
   このMS、なんかパスワードかけられてるんだけど!?」

ハゲ「これを操縦していた者は誰かね!」
キラ「あ、あわわ…((((^o^))))」
マリュー「この子です」
キラ「(即答かよ!!!!!銃突きつけられてるからってそりゃないよ!!!!!)」
ハゲ「んん?こんな少年がかね?」
ナタル「その少年はコーディネイターですので」
キラ「(イヤーーーーーー!!!!ヤメテーーーー!!!!)」

ハゲ「コーディネイター?ふむう…まあいい、さあパスワードを解除するんだ」
キラ「あ、あううああああ」
マリュー「(落ち着いて、キラ君!解除したら頃すわよ!)」
キラ「は!?」
マリュー「(なんとか時間稼ぎをして!ほら、パスワード忘れたフリするとか!)」
キラ「(あ、あんたrなnちょ何考えtrんですかァァァ殺されたらどうsssss)」
マリュー「(コロニー修理費)」

キラ「すんませんwwwwwパスワード忘れちゃいましたwwwwwww」
ハゲ「何だと!!!フザけた事を言うもんじゃないよ君!!
  友達がどうなってもいいのかね!?」
トール「ひいいいー!!!!」

キラ「ニホーンゴワカラナイノデー」

トール「てめえええええええ!!!!!!」

318: 2008/12/14(日) 00:23:18.97 ID:xTvSAfLy0
       ドガーーーーン!!!!!
               ズビューン!!!!!!

ミリィ「な、何!?」
フレイ「きゃあ!!揺れてる!!!」

ハゲ「な、なんと、ザフトの攻撃か!?
   ばかな、ここには全方位光波防御帯があるというのに…」

マリュー「今よ!逃げましょ!」
ナタル「こんなナイスタイミングの攻撃が来るとは」
マリュー「ふふ、私はそれを見越してここに来たのよ。
     ガソリンくらいは貰えたわ!」
ムウ「ようし、ここの要塞の奴らは皆どっか行っちまったぜ!」
マリュー「裏口からこっそり逃げましょwwww」



322: 2008/12/14(日) 00:37:19.24 ID:xTvSAfLy0
ハゲ「た、たった3機のMSに陥落されてたまるか!!
   皆の者応戦じゃー!!!」
兵士「あー!!!どさくさに紛れて大西洋連邦の艦とMSが逃げていきます!!」
ハゲ「な、なんだってー!!
   く、くそう、ひとまずあのザフトのMSを…」

イザーク『食らえ!飛燕連脚!!』

ニコル『わーすごい!
    ビームサーベル振り回してるだけなのにカッコイイ技名つけてる!』
ディアッカ『しかし肝心のあいつらがいないぜ?』
イザーク『ま、まさか既に逃げたというのか…!?なんて逃げ足の速い…!
     おのれー!!小癪な!!!』

ハゲ「ば、ばかなああああああ!!!!!」

-----------------------------------------
マリュー「ふう…ウザいハゲごと要塞が滅んだわ」
ナタル「戦わずして全てに勝った気分ですね!」
ムウ「これで一安心だな」

トール「てめえ!!!キモ・ヤマトの癖に何ナメた真似してくれてんだよ!!」
ミリィ「そうよ!この恥知らず!あんた息がゲロ臭いのよ!」
キラ「ぼ、ぼうりょくはんたい!NO!NOOOOO!!!!」

ムウ「あいつらも元気そうだし、このままスムーズに行けばすぐ艦隊に……」


ムウ「………水が切れた」

328: 2008/12/14(日) 00:47:30.98 ID:xTvSAfLy0

水が切れたアークエンジェルはもはやうんこにもならない。
カスである。
だから僕たちは色々話し合った。今までにないくらい真剣に話し合った。

マリュー「艦隊と合流するまでもう暫くかかるわ。
     でもなんかしつこかったザフト艦は上手く撒けたみたいだし、
     近くに氷が落ちてるみたいだからそれを貰おうと思うの」
ナタル「氷が落ちてる…?(^o^)」
ムウ「ああ!デブリ帯の!^^」

サイ「あの、よくわからないんですけど…」
ミリィ「もう少しわかりやすく説明してくださーい」

マリュー「…これを言うのはちょっと辛いんだけど…
     なんかこの辺に有名なテロで破壊されたコロニーの残骸があって
     ちょっと氏体とかもあるかもだけど水も沢山あるだろうから
     この際そこから氷をもらってくるのが一番手っ取り早いかと」

キラ「クソがwwwwwwwwwwwwwwww」

334: 2008/12/14(日) 00:53:25.09 ID:xTvSAfLy0
ミリィ「亡くなった人達に申し訳ないから、せめて鶴を折りましょ!」


このミリィの微妙な提案により、僕達はこの非常時に黙々と鶴を折り
何故か鶴撒くならついでに氷持ってきてという
クソトリオの頼みで見事にパシリまでやらされているのである。

ちなみにフレイの折った鶴を一羽くすねてコクピットに飾ってみた。
ああ…なかなかいい…

キラ「(しかしなんで僕が見張り役なんだ…
    見張りったってザフトが来ても何にもできないですよwwwwハッハwwwwww)」

キラ「(ていうかこのまま逃げたい…ここではないどこかへ)」

キラ「………ん???」



キラ「や…やばばばばbbbbb!!!!!ザフトのMSだぁぁぁぁあっぁああああああーん!!!!」

338: 2008/12/14(日) 00:58:22.97 ID:xTvSAfLy0
キラ「どうしよおおおお!!!!!こっちくる!!!くんな!!!うわあああ」

MS『……!……(;^ω^)』

キラ「いや!!!ここは新生キラ・ヤマトの腕の見せ場!!
   逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ」

キラ「(あわわ…で、でも手が震える…あ、やべ、ちょっと漏れそ…)」

MS『……!(#^ω^)』

キラ「こ、こなくそおおおおおおぉぉん!!!!アーーーーン!!!!!」


      ドキュン! ドキュン!  DQN!


キラ「……あたった…?」

やべええええええ!!!!奇跡!!!!奇跡の価値は!!!!これはやばい!
また一歩新世界の神に近付いてしまったということなのか!?
むしろもしかして僕、MS乗りの才能あるんじゃねーの!?

キラ「………あれ?……救命ポッドだ」

344: 2008/12/14(日) 01:06:51.69 ID:xTvSAfLy0
キラ「(つ、つい持って帰ってきちゃったよ…
    さっきのMS、これを探しにきてたのかな……
    ……わ、悪いことしたかも…
    いやでも…新生キラがダークヒーローとすればまあまずまずのスタート…)」

マリュー「ちょっとー!水も物資も少ないって時に救命ポッドとか拾ってこられても困るわよ!」
ナタル「しかもこれはザフト製のポッドだぞ!
    全く君は疫病神だな!」
トール「ププwwwwwおこられてやんのwwwwwwww」
フレイ「(やだー…コーディネイターが増えるなんて御免よ…)」
ミリィ「やっぱりキモヤマトはキモヤマトかーwwwww」
キラ「(そしてこの言われよう…)」

ムウ「まあまあ、開けるぞー^^」



      ガチャコン



キラ「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
   らッララララララララララーーーー!!!!!!ラーーーー!!!!!!!!
   ラクス・クラインンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!
   うわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!
   モノホンのラクスたんやあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」


と、叫びたい衝動を飛び越えて僕は軽く失禁していた。
救命ポッドから飛び出してきたのは、なんと歌姫のラクス・クラインだったのだ!!!

353: 2008/12/14(日) 01:23:56.06 ID:xTvSAfLy0
ラクス「あらあら…?ここはザフトの艦ではありませんのね…?
    困りましたわ…( ^ω^)」

マリュー「ら、ラクス・クライン…!?」
トール「本物だー!!」

キラ「(や、やややっべえええええええマジ泡吹きそうなんですけどおおおおおお)」

ラクス「助けて頂いてありがとうございます」
マリュー「いいえ、私達は当然のことをしたまでですわ」
キラ「(このオバハン氏ね!!氏ねじゃなくて氏ね!!!!!)」
マリュー「と、とにかく…部屋に案内しますねー^^;」

ナタル「扱い辛そうだ」
ムウ「どうしていいかわかんないんだろうなあ」

358: 2008/12/14(日) 01:31:39.20 ID:xTvSAfLy0
マリュー「で…どうして救命ポッドに…」
ラクス「実は、平和祈念式典に向かう途中で
    乗っていた艦が…」
マリュー「なんてこと…」


---------------------------------

トール「ん?なんか黄色い水が浮いてる…?」
ミリィ「キャーーーーーーーーーー!!!!!!!!ちょっと、こいつ漏らしてる!!」
フレイ「こ、こっち来ないで!!」
キラ「こ、これは違うんだ…ちょっと出ちゃったっていうか…」
サイ「(流石にフォローし切れない…)」



キラ「くっそう…覚えてやがれ…なんだよなんだよ、僕のおかげで皆生きてるようなもんじゃないか!
   それをちょっと漏らしたくらいでなんだよ!」

キラ「ん? 食堂からフレイたんの匂いがするぞwwww」


363: 2008/12/14(日) 01:37:19.34 ID:xTvSAfLy0
フレイ「そりゃ私だってわかるわよ、あの人のお陰で私たち…」

キラ「(ん?誰の話だ?なんか皆真剣に…)」


ミリィ「でも、キラのキモさは異常よねwwwwww」
フレイ「うん…それに、あの人なんか私のこと見てるのよ。
    気味が悪くて…」
トール「マジかよwwwwwでもさー、漏らしたのは酷いよな」
サイ「やめなよ、みんな…」
フレイ「っていうか、私生理的に受け付けないのよね…
    コーディネイターってだけで気味が悪いのに、あの人自体も気味が悪いし
    気味が悪いとかそういうレベルじゃなくなってるのよ」
ミリィ「アハハwwwwwwwwwwわかるわかるwwwwwwwwww
    大体コーディのくせに頭悪いしコミュニケーション能力皆無だし
    顔しか良くないってのが逆に痛いよねwwwwwwwww」


キラ「…………」


キラ「…………ふん」

372: 2008/12/14(日) 01:46:06.78 ID:xTvSAfLy0
サイ「(あ、お、おい、キラが来たよ)」
フレイ「(やだ、聞こえてたかな)」
ミリィ「(平気よwwwwいつものことだしwwwwww)」

おやっさん「あ、お前ら、この食事例の歌姫さんのとこに届けてくれないか?^^」

トール「えー、またパシリかよ」
おやっさん「まあまあそう言わずに頼むよwwww
      一応力入れて作ったんだけど、口に合わなかったら残していいっつっといてくれwww」
ミリィ「でも、私たちこの後ブリッジで仕事頼まれてるし…
    フレイ行ける?」
フレイ「い、嫌よ!!!あんな女の子でもコーディネイターなのよ!?
    何されるかわからないじゃない!!!」
サイ「やめろよ、フレイ!」

キラ「あ、僕行くよ^^」

フレイ「!」

キラ「食事届けるくらいはできるからさ…^^」



ミリィ「………………」
トール「………言い過ぎたかな…」
サイ「当たり前だろ!仮にも命の恩人に言う言葉かよ!」
フレイ「だ、だって本当のことだもん」

フレイ「私、部屋に戻ってるからね!」

380: 2008/12/14(日) 01:55:05.53 ID:xTvSAfLy0
アスラン「さーて、今日は久々の休みか…
     とは言えイザーク達は普通に仕事だし、
          ……プラモでも作るか……」

クルーゼ『アスラン』
アスラン「うお!!!!
     た、隊長!いきなり通信はやめてください!」
クルーゼ『何を言っている、緊急通信だ』
アスラン「緊急…?」

クルーゼ『君の婚約者が、ブルーコスモスの襲撃を受けて行方不明になってしまった!』

アスラン「ええええええええええええ!!!!!!!」

クルーゼ『更に…残念な話だが…
     君はミゲルではないのだ!』

アスラン「えええええ!あ、はい」

クルーゼ『君はアスラン・ザラだったんだ。どういうことかわかるかね?』

アスラン「ど、どういうことでしょう…?」

クルーゼ『つまり君の父親は、先日会ったあの石頭のジジイだったんだよ!!』
アスラン「すいません、ニュース見るんで通信切りますね」

391: 2008/12/14(日) 02:03:53.84 ID:xTvSAfLy0
キラ「はあ…ムシャクシャして持ってきちゃったけど…
   緊張して入れないや…
   でもごはん冷めちゃう…早く入らないと…」

『っていうか、私生理的に受け付けないのよね…
 コーディネイターってだけで気味が悪いのに、あの人自体も気味が悪いし
 気味が悪いとかそういうレベルじゃなくなってるのよ』
『アハハwwwwwwwwwwわかるわかるwwwwwwwwww
 大体コーディのくせに頭悪いしコミュニケーション能力皆無だし
 顔しか良くないってのが逆に痛いよねwwwwwwwww』

キラ「……グスッ(´;ω;`)
   惨事の女なんて…こっちから願い下げじゃい…!」

キラ「(ラクス・クラインだって、うんこもするし小便も漏らすじゃねーかよ…!
    三次元の女なんて、みんな鼻くそほじるし屁もこくわ!)」

キラ「ケッ!歌姫がなんじゃい!!
   オラー!!!食事持ってきたぞー!!!」

キラ「……あれ?開かない…なんだ?中からカギかかってr」

ラクス「二次元大好き!」
キラ「オタク万歳!!」


        プシュー


ラクス「ようやく合言葉を分かってくださる方がいらっしゃいましたわ!*^^*」

402: 2008/12/14(日) 02:15:23.49 ID:xTvSAfLy0
キラ「は…?え?え?」
ラクス「退屈していましたの!話し相手になって下さいません?」
キラ「あ、えーと…」
ラクス「私、ラクス・クラインと申しますわ。」
キラ「ぼ、ッキは、あ、キラ・ヤマト…」
ラクス「キラ様ですね、お好きなジャンルは?」
キラ「え、あ、触手とか…」

ラクス「あら、敢えて触手と答えて下さる方は初めてですわ
    大抵の方がユリやBL、口リ等を返答なさる中
    突然の問いかけに触手と返せる…中々のクオリティをお持ちの方のようですね
    私はお恥ずかしながら口リ、シOタ、ユリ、ノマ、BLは勿論
    二次元であるならSMからスOトロ・産卵等の過激描写も許容範囲内の雑食でして
    アニメも漫画もなのですけれどゲームにも一通りのものには手を出してしまいますの
    キラ様は触手と仰ったなら同人誌も勿論読まれていらっしゃるのでしょうか?
    実は私この前初めてコミケに委託で参加を致したのですけれど」

キラ「う、うわああああああああああああああああああ!?!?!?!?!?!?!?」

411: 2008/12/14(日) 02:23:43.03 ID:xTvSAfLy0
キラ「(な、なんだこの子…一体何を喋ってるんだ!?
    この子は本当にあのテレビやCM、諸々で大活躍のラクス・クラインなのか!?)」

ラクス「……やっぱり、ヒかれます?」
キラ「ホッフ!?」
ラクス「……何故だか、先程ここの艦長さん方にお話した時に
    とても複雑な表情を浮かべてらっしゃったので…」
キラ「い、いや、なんか、びっくりして」
ラクス「そうですわよね…でも私だめなんです…自重できないと言いますか…」

キラ「ぼ、僕も…よく周囲にヒかれるんです
   この艦、コーディネイターは僕だけで」
ラクス「まあ!そうでしたの」

キラ「さっきも…ちょっとおしOこ漏らしちゃって…
   それで凄く気まずい感じになっちゃったんです」

ラクス「……そうですか…
    でも――失禁をなされても、あなたはあなたでしょう?」

キラ「え…!!」


キラ「(な、なんてやさしいんだ…
    これが本当に、惨事の女なのか!?)」

414: 2008/12/14(日) 02:29:38.67 ID:xTvSAfLy0
キラ「(趣味はどうあれ、ラクスさんは本当に素のまま生きてるんだ…
    テレビで見るのと同じラクスさんがここにいる…
    僕みたいなゾウリムシ以下の存在にも、微笑んでくれる…)」

キラ「(……ラクスさん、なんて偉大な人なんだ…)」


キラ「(僕も、変にかっこつけたりしないで…
    ありのままの自分になりたい…!)」


ラクス「……どうかされました?」
キラ「い、いえ…その…ぼ、僕…ちがうんです
   ちゃんとありのままの自分を見せれてなかったんです
   だから嫌われてたんだと思う…
   キモオタなのにかっこつけて、いざとなったらやっぱりキモオタで…
   そういうところが問題だったんだって今気づいたんです!」
ラクス「あらあら…」

キラ「ありがとう、ラクスさん…!僕、ありのままの自分で生きてみます!」
ラクス「???  がんばってくださいね^^」

416: 2008/12/14(日) 02:33:07.57 ID:xTvSAfLy0
こうして僕は運命の出会いと同時に人生の転機を迎えることとなる




眠いんだけど明日も夜までバイトなのよね
このスレ保守してくださるならとてもありがたい
しかし落ちていてもどうということはない
俺は俺のROADを進むのみさ

オヤスミナサーイ

630: 2008/12/14(日) 22:52:48.68 ID:xTvSAfLy0
トール「や、やっぱり謝ったほうがいいよな」
ミリィ「うん…なんかね…流石にちょっと…」
サイ「キラは今どこにいるのかな?」
トール「食事届けに行ったなら、たぶんこの辺りだと思うけどなあ…
    あ!いた!」


トール「おーーーい!!キラーーー!!!」

キラ「……」
トール「おいおい、無視すんなって!さっきのこと、謝りに来たんだよ!」
キラ「……チッ…煩わしい…」
トール「!?」
キラ「散れ…!俺の邪気が抑えられているうちに…な…」


キラ「(僕は素のままの自分で生きる…ラクスさんのように…
    周りを気にせずやりたいように生きるんだ!)」

トール「やっぱあいつやべーよ」
ミリィ「キモイ」
サイ「ど、どうしちゃったんだ、キラは…」

635: 2008/12/14(日) 23:04:19.77 ID:xTvSAfLy0
キラ「僕ほどの人間になれば全てが二次元に変換される」

キラ「もうフレイなんてどうでもいいやwwwwww
   僕はラクスたん一筋で行くwwwwwww
   身分の違いやら何やらあるけど関係ない!
   離れていても僕たちなら魂とか何かで繋がっているはずwwwwフヒヒヒwwwwww」

サイ「お、おい!キラ!」
キラ「また貴様か…気安く話しかけないでくれるか…」
サイ「トール達、謝ろうとしてたんだよ
   話くらい聞いて貰えないか」
キラ「え!?謝る!?
   い、いや、もう僕は騙されないぞ!この前だって謝ったばかりじゃないか!
   一度心の友とか言ったくせに何なのさ!」

サイ「キラ……」

キラ「(やべ、話し方とか今超素だったよ…なりきれてない…
    ……ん?なりきれてない?

    ……素の自分を出してたはずなのに、僕は演じていたっていうのか!?
    そ、そんなばかな…ソンナバカナーーーーーー!!!!)」

637: 2008/12/14(日) 23:10:01.32 ID:xTvSAfLy0
キラ「(もう…だめだ…
    自分の未来に全く希望が持てない…)」

キラ「(所詮僕なんてこの程度だったんだ…
    二次元にのめり込むことも三次元にも馴染めないクソったれ…
    クソったれのゲボ吐き失禁野郎…)」

キラ「うっ…なんだよ目からしょっぱい水が…
   もう家に帰りたいマジで…
   そうだ、この異様な状況が僕をいつも以上に汚らしい存在にしている気がする
   家に帰ったら学校辞めて引き篭もろう…」

キラ「(でも、ガンダムに乗ってる時はちょっと楽しかったなあ…
    段々コツもつかめてきたし、今度こそ皆にいいとこ見せられそうなのに…
    そうすれば皆も…)」



マリュー『みんなー!!第八艦隊との連絡が取れたわ!!
     おうちに帰れるわよーーー!!!!』



キラ「エー」

647: 2008/12/14(日) 23:16:18.59 ID:xTvSAfLy0
フレイ「パパが来てくれたの!?」

ムウ「おう!わざわざ自分も乗ってきたみたいだなwwww」
フレイ「もう、パパったら///
    でもよかった、これでもう安心なのね!」


ナタル「!!!
    ざ、ザフト艦を捕捉しました!!!こちらに向かってきます!!」

マリュー「何ですって!?
     どういうタイミング!?
     あと一時間くらい待って貰えないの!?」
ナタル「それは交渉してみませんと…」
マリュー「やってみてよ!」
ナタル「ええ~!?」



イザーク「クルーゼ隊長!FAXが送られてきました!」
クルーゼ「どこからかね?」
イザーク「て、敵の新型艦からです」
クルーゼ「ほ!?見せたまえ」


『もうちょっと待ってくらさい><』


クルーゼ「攻撃を開始しろ!」

655: 2008/12/14(日) 23:21:10.00 ID:xTvSAfLy0
ナタル「ラミアス艦長!どうやら失敗しました!攻撃が来ます!」
マリュー「何ですって!?
     かわいい顔文字もつけたのに><」

フレイ「ど、ど、どうなるの!?帰れないの!?」
サイ「フレイ、落ち着けよ!」
ムウ「奴らをどうにかすれば帰れるさ!安心汁!^^」
フレイ「どうにかって…」
ムウ「なーに、こっちにはこの艦と俺と坊主がいるんだ!
   なあ坊主!」

キラ「え!?」

キラ「ぼ、僕は…」



フレイ「お願い、キラ!パパを守って!!」
キラ「全力を尽くします」

660: 2008/12/14(日) 23:29:45.69 ID:xTvSAfLy0
キラ「はあ、はあ、格納庫遠いよ…もう疲れてきた…」

ラクス「あのぅ、こちらの艦のPCは3chには接続出来ないのでしょうか?」
キラ「え?ああ、部屋によって制限かかってる所とかがあるんですよー
   なんか場所によって使える機能とかも」

キラ「なんであんた出歩いてるんすかwwwwwwwwwwww」
ラクス「このハロタンはありとあらゆる防犯装置を壊してしまうんですの」
キラ「おっかねえwwwwwww早く部屋に戻って戻って!これから戦闘が始まるんですから!」
ラクス「あらあら、では尚更実況したくなりますわ」
キラ「部屋にwwwwww戻ってwwwwwwwww」



キラ「ふう、なんとか部屋に戻ってもらったぞ…」

         『アボーーーン!!!!!     ズバーーーーーン!!!!!!!』

キラ「うわあああああ!!!!も、モニタの映像…
   アスランの機体がめちゃくちゃ攻撃してるよ!!!!1!!!11!!
   艦とか超やられまくってるよ!!!!!」

668: 2008/12/14(日) 23:38:07.58 ID:xTvSAfLy0
アスラン『休日返上してやって来たぞ!
     ウオオオオーーー!!!』

クルーゼ『ハハハ、アスラン、私の分も残しておいてくれたまえよ
     これでは全て君の手柄で終わってしまいそうだ』


ムウ『そこまでだーーー!!!』
クルーゼ『む、この感じ…君かね!』
ムウ『あたぼうよ!』
クルーゼ『そんなボロっちいMAで私に勝てるとでも思っているのか!』
ムウ『オラァーーー!!!!』

      ズババババン!  ポキン!

クルーゼ『ツ、ツノが…!?一時撤退する!』

イザーク『ええええええええええ』



キラ「やいアスラン!やめるんだ!」
アスラン『キラ!この前のは一体何だったんだ!本気でナチュラルの味方をするのか!』
キラ「(やべ!設定忘れてた!)
   う、うんまあ…そんな感じよ!だからここは僕に免じて引いてよ!」
アスラン『なら尚更お前を連れ帰らないといけない!
     今度は本気で行くぞ!』
キラ「んもう!!!!」

680: 2008/12/14(日) 23:45:55.43 ID:xTvSAfLy0
イザーク『おいアスラン!いつまでそいつを構ってるつもりだ!いい加減にしろ!』
アスラン『お前こそ空気を読んだらどうだ!ちょっと黙ってろ!』
キラ「なんだなんだ…ケンカしてるぞ」
アスラン『俺はキラを連れて帰る!』
イザーク『それにしてもやり方が甘すぎる!もっとボコボコにしろ!
     そいつはミゲルの仇だぞ!ちょっとは憎くないのか!』
アスラン『俺の脳内的には
     (キラのお母さんの作ったロールキャベツ>>>>)キラ>>(超えられない思い出の壁)>>ミゲルだから…』
     でも大丈夫、今度こそ本気出す!マジで!』

キラ「(やっべ…アスランさっきの映像でめちゃくちゃ強そうだったぞ…
    もしアスランが本気出した結果「あ、やべwwwやりすぎて頃しちゃったwwww」
    みたいなことになったら冗談じゃないぞ
    僕はガンダムに乗って氏にたいんじゃない!
    ガンダムに乗って皆にちやほやされたいんだ!!!)」

キラ「(な、なにか…何か手立てはないのか!?
    アスランをどうにかする方法…!!

    平目板!!!!!)」

685: 2008/12/14(日) 23:49:52.75 ID:xTvSAfLy0
キラ「とりゃーーーーー!!!!!」

     ボキン!!!!!


アスラン『うわ!?』
キラ「ど、どうだアスラン!君のガンダムのツノみたいな部分を両方折ってやったぞ!」

アスラン『ん…?ああ……うん』

キラ「どうだ!!!!」

アスラン『う、うん』

キラ「………撤退しないの?」

アスラン『え…そんな隊長じゃあるまいし…』

キラ「え…隊長が撤退したのにアスランはしないの?」

アスラン『いや、別に…』

キラ「あ、ああ…そう…」

アスラン『あ…なんかごめんね…』

キラ「うん…いいんだ…うん…」

696: 2008/12/14(日) 23:56:50.47 ID:xTvSAfLy0
【そんなことをしている間に事態は深刻な状況になっていた!!】


フレイ「……ぱ、パパは無事なの!?」

フレイ「もうじっとしてられない…!
    大体、どうしてあいつら攻撃してくるの!?
    こっちにはラクス・クラインがいるってのに!」



フレイ「(ピコーン!)」




ラクス「やっと繋げましたわ…
    早速スレ立てをしましょう」

ラクス「規制中とかワロスですわwwwwwwww」

        プシュン!

フレイ「(あれ?すんなり開いた)」
ラクス「あら?どちら様でしょう」
フレイ「ちょっとツラ貸しな!!!」

732: 2008/12/15(月) 00:38:16.03 ID:34r110Q00
ナタル「やばいですよ艦長…じわじわやられてきてます」
マリュー「キラ君とフラガ大尉は!?」
ナタル「なんかあの辺りで固まってますね」
マリュー「何やってるのよもう!!
     固まるにしてもこっちの近くで固まってほしいもんだわ!!」

        ウィーン

ラクス「あらあら」

    !?

フレイ「この子頃すわ!!」

    !?!?!?!?

フレイ「パパの艦を攻撃したらこの子頃すって、あいつらに言って!!」
ラクス「……(´・ω・)」
フレイ「そう言って!!!!!(`;ω;´)」

マリュー「パパの艦って、今やられてるあれかしら…」

       ズガーーーーーン!!!!!!!


フレイ「ちょくぁwせdrftgyふじこlp;@   いやあああああああ!!!!!」

マリュー「あらら!!」
ナタル「…電話をかけます!」
マリュー「ちょっと!勝手な行動は…」

740: 2008/12/15(月) 00:46:13.19 ID:34r110Q00
      prrrrrrrr

クルーゼ「はいはい、クルーゼですけれど」

クルーゼ「はい、ああ~あちらの…」

クルーゼ「え?お宅の所に?はあ…ええ、はい…ああー…そうですか…」

クルーゼ「あ、わかりましたーどうも申し訳ないですね、ご迷惑おかけしまして
     ええ、はい…はい、失礼します、はーい」

兵士「どちらからですか?」
クルーゼ「なんか新型艦にラクス・クラインがいるらしいから攻撃するなって」
兵士「え!大変じゃないっすかwwwwwww」
クルーゼ「あぶないあぶないwwwwwwラクスごとこっぱみじんこするトコだったわwwwww
     いやーびっくりしたwwwwwww
     アスラン達や他の艦にも連絡を頼むよwwwww」
兵士「うっすwwwwwwwww」



ナタル「…どうやら通じた模様ですね」
マリュー「事無きを得たわね!」

フレイ「なんで最初っからそうしてなかったのよ!!!!!
    バカじゃないの!?!?!?バーーーーカ!!!!!!(`;ω;´)」

ラクス「(人質にされたのなんて初めてですわ…
     ちょっとテンションあがってきますたwwwwww)

747: 2008/12/15(月) 00:51:24.97 ID:34r110Q00
アスラン『き、キラ!!どういうことだ!!!そっちの艦にラクスがいるのか!?』
キラ「え?ああwwwwいるよwwwwwww」
アスラン『しかも人質にとるなんて…卑怯だぞ!!!』
キラ「え!?別に人質にはしてないけど…」
アスラン『くそっ、ラクスもお前も必ず連れ戻してみせる!』

キラ「あれ…行っちゃった…(^o^)」

キラ「しかしラクスラクス気安いな…
   もしかしてアスランもラクスタンスキーなのかな?」

キラ「まあ、僕には及ばないけどねwwwwwww
   何せ生会話したし超本音トーク聞けちゃったしwwwwフヒッwwwwww」

キラ「さーて、帰るかwwwwww」

   
    ・
    ・
    ・

キラ「……ん?なんかやけに静かだな…」

フレイ「ぐすっ…グスン…
    うああーーーーーん!!!」

キラ「なんだなんだ?」

757: 2008/12/15(月) 01:00:14.66 ID:34r110Q00
キラ「(あ、なんか皆いるぞwwww
    あんなに頑張って戦ってたんだから皆褒めてくれるかなwwwww)

キラ「どったのーんwwww」

サイ「うわ、キラ…」
キラ「うわって何だようわってwwwwwん?どうしてフレイ泣いてr

フレイ「うそつき!!!」

キラ「What's!?」
フレイ「約束したじゃない!!!パパを守るって!!!
    この役立たず!!!!カス!!!!!失禁野郎!!!!!」
キラ「え!?え!?!?」
フレイ「アンタ、自分もコーディネイターだから本気で戦ってないんでしょう!!!!」

キラ「!!!!!!!!!」

フレイ「アンポンタン!!!ボルボックス!!!!消えちまえカス!!!!
    うわーーーーん!!!!」
トール「すげえ…俺達もそこまで言ったことないのに…」
ミリィ「パネェ…」

キラ「(………ふ、フレイのお父さん氏んじゃったのか…!?
    僕がアスランとごちゃごちゃやってる間に…
    そ、そんなバナナ…)」

キラ「そんなバナナ!!!」(ダッ

サイ「キラ!」

776: 2008/12/15(月) 01:11:07.55 ID:34r110Q00
キラ「うっうっ…ひどいお……ひどすぎるお……
   僕はいつでも全力少年なのに…
   むしろ説明書もなしにぶっつけ本番でガンダム操縦出来てるって時点で
   ノーベル科学賞あたり受賞してもいいくらいなのに…スンスン」

ラクス「……どうかされました?」

キラ「うお!?
   またウロついてんですか!?いい加減ぶん殴られますよ!」
ラクス「何だかブツブツつぶやく声が聞こえたものですから…」
キラ「お恥ずかしい///」
ラクス「キラ様…MSに乗っていたのですか?」
キラ「ええ…なんか本当は民間人なんだけど
   コーディネイターだからって強引に戦わされてるんです…」
ラクス「あらあら…それは訴えたら勝てるレベルですわね」
キラ「ですよねーwwwwww」

キラ「でも…友達のお父さん、守れなかったんです…
   本気で戦ってんのかって怒られちゃいました…ヘヘ…」
ラクス「あら…でも、頑張ってらしたのでしょう?」
キラ「……実を言うと…まだあんまり動かし方もわからないんです…
   僕、コーディネイターなのに…ナチュラルの学校に通ってて
   ナチュラルと一緒にテスト受けていっつも成績は最下位なんです…
   ヘヘ…すげえダメ人間なんですよ…」

ラクス「キラ様…クオリティタカスですわ…」
キラ「でしょう…?僕なんて…氏んだほうがいいんですよ…
   僕みたいなうんこちOちんが二酸化炭素排出してるのが勿体無いって話ですよ…」
ラクス「………」

790: 2008/12/15(月) 01:21:29.03 ID:34r110Q00
ラクス「キラ様…そんなに気にするんでしたら、プラントにいらしたら如何でしょう?」
キラ「僕みたいなカス…プラントに行ったら、親子共々バカにされて終わりですよ…
   今より酷いイジメを受けるに違いないです…」
ラクス「……キラ様…」
キラ「……ザフト軍にいた友達の誘いも断っちゃったし…」
ラクス「ザフトにお友達がいらっしゃるのですか?
    では、尚更プラントにいらしたら…」
キラ「…僕、ガンダムに乗って皆を見返してやりたかったんです…
   それに、その友達も僕のことバカにしたんです
   だからもうムシャクシャしてつい…半ギレで断っちゃって…フヒ…」

キラ「アスランっていうんですけど…彼がしつこk」

ラクス「アスラン?アスラン・ザラですか?」
キラ「え!?そ、そうですけど」


ラクス「アスラン・ザラでしたら、私の婚約者ですわ^^」

800: 2008/12/15(月) 01:24:39.56 ID:34r110Q00
キラ「は?」

ラクス「婚約者なんですの」

キラ「え、アスランってあれですよ、アスラン・ザラの方のアスランですよ」

ラクス「存じておりますわ^^
    パトリック様の息子さんの」

キラ「は?wwwwいやいや、いやいやいやいやwwwww」

ラクス「結構一時期話題になったのですけれど…
    3chとかでもよくスレが立っていますわ」
キラ「えwwwwww何wwwwwwwwえwwwwwwwww」











キラ「氏のう」

ラクス「!?」

813: 2008/12/15(月) 01:32:03.03 ID:34r110Q00
ラクス「キラ様、どうかしたのですか!?」

キラ「(へ…ヘヘ…もういい…やっぱり三次元なんて…三次元なんてクソだ…!
    僕みたいなウンコゴミ虫に様をつけて話してくれるこの世界の歌姫だって
    僕のようにゲロを吐いたり漏らしたりするなんて
    なんて汚い世界なんだ三次元は…
    氏のう…今度生まれ変わるときは誠になりたい)」

ラクス「キラ様、命を簡単に捨ててはいけませんわ!
    私達にはまだ今週のアニメも来週のアニメもあるのですよ!」
キラ「ハッ…そうだった…!
   で、でも…でも本当に…生きる資格がないんです…!
   キモさを隠そうとしている僕のキモさに友達だって逃げてくし!!
   ラクスさんのように素のままを見せてもヒかれるし!!!」

ラクス「あら…私、素の自分を見せるのは同類の方と親しい方だけですわ」
キラ「!?
   な、なんだって!?」
ラクス「TPOを考えて発言しませんと、ファンが離れて行ってしまいますもの」

キラ「え…えええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」



ラクス「キラ様は…お友達が欲しいのですか?」

825: 2008/12/15(月) 01:39:59.89 ID:34r110Q00
キラ「そ、そんなことないですよ…!
   僕の周りにいるのなんてDQNとリア充ばっかだし…!」
ラクス「でも、先程の発言からすると
    キラ様はどう考えてもリア充に憧れるキモヲタの代表のようでしたわ」
キラ「………」

ラクス「キラ様、リア充になることなんてとてもとても簡単な事ですのよ」

キラ「うぇ!?」

ラクス「適当に話を合わせていれば、キラ様のルックスなら簡単にリア充になれますわ」
キラ「る、ルックス…」
ラクス「ええ、基本的にルックスがものを言うのが対人関係の基本ですもの
    性格や趣味は二の次ですわ
    キラ様は性格も趣味も知られているかもしれませんが…
    キラ様程のルックスでしたら取り返しはつきますわ!」
キラ「ぼ、僕なんかが…リア充に…なれるでしょうか…」
ラクス「ええ、きっと!」

キラ「ゲロ吐いたり漏らしたり友達のお父さん守れなかったりしましたけど、
   僕がんばります!!!リア充目指して!!!」

ラクス「(……駄目かもしれませんわ……)」

833: 2008/12/15(月) 01:47:18.91 ID:34r110Q00
キラ「ラクスさん、色々ありがとうございました!」
ラクス「いえいえ^^」
キラ「お礼と言っては何ですけど…
   僕がここから逃がしてあげますね!!」
ラクス「え!?き、キラ様、思い切りが良すぎるのでは…」
キラ「大丈夫です!なんとかしてみせます!!
   ちょっと待っててくださいね!」


キラ「ヘヘン、僕だってコーディネイターなんだ
   ナチュラルとは比べ物にならない隠密行動でちょちょいのちょいさ!」



キラ「まずはコソーリと、ラクスタンの宇宙服をかっぱらいにロッカールームへ…」

サイ「キラ、何してるんだ?」


キラ「馬鹿な…一瞬でバレるだと…」


844: 2008/12/15(月) 02:03:08.03 ID:34r110Q00
サイ「さっきはごめんな、フレイはずっと父一人子一人で暮らしてきたからさ…
   今ようやく落ち着いたところで…
   …キラはこんな所でなにしてるんだ?」
キラ「さ、サイこそ」
サイ「俺はタオルを取りに…フレイ、目が真っ赤だからさ、水で濡らして持って行こうかと
   それ、宇宙服?何に使うんだ?」
キラ「いやあの」

キラ「これは」

キラ「うーんと」

ラクス「キラ様、私なら大丈夫ですから、あまり無理をなさらなくても」

キラ「!!!!!
   な、なんでついてきちゃったんですか!!!」


サイ「キラ…まさかお前…」
キラ「(うう…!やばい!やばいぞ!!これは軍人さん達にチクられたらやばい!!)」
サイ「……いいよ、俺も手伝う!」
キラ「ee-----!!!!!!!!!!」

855: 2008/12/15(月) 02:13:39.10 ID:34r110Q00
キラ「い、いいの!?見つかったらやばいよ!!」
サイ「こんなこと間違ってると思ってたんだ…
   人質を取るみたいなやり方、卑怯だよ!仮にもラクスさんは民間人だろ!」
キラ「(さ、サイ…なんてかっこいい奴なんだ)」

トール「話は聞かせてもらったぜ!」
ミリィ「私たちも手伝うわ!」
キラ「み、皆…!」

ラクス「(あらあら…ちゃんとお友達がいらっしゃるではありませんか)」



キラ「よーし、こっちは準備OKだよ!」
トール「俺達がハッチを開くぜ!」
サイ「キラ、気をつけてな!」

兵士「こらーー!!!!何やってるんだおまえらーーー!!!!」

ミリィ「何かおっさんが来たわ!」
トール「急ごう!!」

キラ「しっかり捕まってて下さいね!」
ラクス「なんだかドキドキしてきましたわ」
キラ「何なら歌でも歌ってて下さいよwwwwwwww」
ラクス「そうですわね、気持ちを落ち着かせましょう」

ラクス「立ち上がれ気高く舞え運命を受けた戦士よ!!!!!!」

キラ「ちょwwwwwwwww落ち着かないっすwwwwwwwwwwwwwww」

875: 2008/12/15(月) 02:33:30.00 ID:34r110Q00
マリュー「何て事…
     結局第8艦隊から何の補給ももらえなかったから
     お茶があってもせんべいがないなんて」
ナタル「由々しき事態ですな」
ムウ「このままじゃ水っ腹になっちまうなwwww」

マリュー「ん?何かハッチ開いたけどどういうこと?」
ナタル「ストライクが動いているのでは?」
マリュー「そうね」



マリュー「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwww」




クルーゼ「やれやれ、ラクス嬢人質騒動でプラントは大騒ぎだ」
イザーク「全くけしからんですね!
     人質をとって逃げるなど男のやることではない!
     おそらくあの新型艦の艦長は胸を揺らすことくらいしかできない雌豚でしょう!」
ディアッカ「ひどいこというなよ!
      胸を揺らすことができるだけで女性は偉大なんだぜ!」
ニコル「ぼ、僕としては揺れない胸も偉大だと思います///」
アスラン「お前らなんでここにいるの?ガモフは?」

クルーゼ「む?何か単機でやってきたMSがいるぞ」
アスラン「え?
     ……キラ!?」

882: 2008/12/15(月) 02:41:14.90 ID:34r110Q00
ラクス「永遠へェェェェェェェェェ!!!!!!!」
キラ「永遠へェェェェエエエエエーーーエエエーーーー!!!!」

キラ「よーし、着きましたよ!」
ラクス「あっという間でしたわね!」

キラ「どうすれば通信開けるのかな…これかな?」

キラ「テステス  聞こえますか」



クルーゼ『聞こえますよ』

キラ「おお、変なおっさんktkrwwwwwwwww」

クルーゼ『聞こえてますよ』

キラ「すみません、ラクスさんを返しに来ました
   アスラン君はいますか?出来れば一人で来てほしいんですけど」
クルーゼ『これはこれはどうもご丁寧に…
     今アスラン向かわせますんで』
キラ「できれば武器とか攻撃はなしにしてください(^o^)」
クルーゼ『把握しますた』

893: 2008/12/15(月) 02:54:01.53 ID:34r110Q00
クルーゼ「そういうわけだ、アスラン行ってきてくれるかね?」
アスラン「はっ!」

アスラン「キラ…まさかお前から来てくれるなんて…!
     ようやくわかってくれたんだな!」

クルーゼ「(ククク…馬鹿め、アスランは丸腰で行かせるが
      すぐ傍にこの艦があるのだ!
      アスランがラクス嬢を保護した所で
      あのMSにズドンと攻撃してくれるwwwwwwwww)」



アスラン『キラ!』
キラ「アスラン…
   なんかそっちの指揮官さんはとてもいい人そうだね…
   本当にアスランを丸腰で向かわせてくれるとは思わなかったよ」
アスラン『そうだろ?こっちは毎日楽しいぞ!
     お前もようやくザフトに来る気に』

キラ「いや、僕はラクスさんを返しにきただけだよ」

アスラン『!!!
     そ、そんな…!』

キラ「ごめんよアスラン… コクピットを開いてくれるかい…
   今日は見たいアニメがあるから、なるべく早く帰りたいんだ…」

アスラン『……よくわからないけどわかったよ…』

899: 2008/12/15(月) 03:02:42.48 ID:34r110Q00

    プシュン…
       シュイン

アスラン「ラクス!」
ラクス「お久しぶりですわ、アスラン^^」
ハロ『テヤンデー! ウケセメー!』
キラ「……じゃあ、気をつけて」
ラクス「はーい^^」

アスラン「おっと」
ラクス「有難う御座います^^」

ラクス「キラ様も^^」

キラ「………じゃあ、僕はこれで」
アスラン「待て!!キラ!!
     ……本当に来ないんだな」
キラ「うん…」
アスラン「……ザフトにはラクスに及ばずとも劣らないアイドルが沢山いるぞ!」
キラ「!」
アスラン「アニメもクオリティが高いものばかりだ!
     コーディネイターが作っているからな!」
キラ「ウウッ」

908: 2008/12/15(月) 03:08:23.82 ID:34r110Q00
アスラン「それでもいいのか!?」

キラ「でも…あの艦には…
   友達がいるんだ…!」

アスラン「……俺も友達じゃん」

キラ「アスランは一人だろ!?
   あっちの艦には沢山いるんだよ!
   数であっちが勝ってるんだよ!」
アスラン「ちょ 絆は俺の方が上じゃないのか!?」
キラ「その絆はアスランがこの前ボロクソにしたじゃないか…
   どうせアスランは僕を心の底ではうんこと思っているんだ!」

キラ「でもあっちにはうんこでも僕を受け入れてくれた友達がいる…!」

アスラン「キラ…」

キラ「アスラン…もし僕がゲロ吐いて小を漏らしても
   それでも親友だと呼んでくれるのかい!?」

アスラン「………!!」



アスラン「(無理かも)」

キラ「クソッ!!!何だよその間は!!!もう許さん!!!!いつかこの手で葬り去ってやる!!!!」

916: 2008/12/15(月) 03:14:08.49 ID:34r110Q00
クルーゼ「うーん、まだかな」

イザーク「話長いですね
     もうアスランごと撃っちゃいませんか」





キラ「アスラン…次に会った時は必ずブチ倒してやる!!!」
アスラン「そ、そんなに怒らなくても…(´・ω・`) 」
ラクス「キラ様…」
アスラン「た、確かに今のは俺が悪かった…
     でも、本当にお前のことを友達だと思っt」
キラ「アスラン…僕と仲直りしたいのなら
   ブ男に整形してラクスとの婚約を破棄するんだね…
   話はそれからだ」

アスラン「理不尽すぎる…」




クルーゼ「ようやくストライクが動いたぞ!」

クルーゼ「ああっ!?うまいことアスランの機体が射線上に…!?
     これでは撃てん!!!ちくしょうめ!!!」
イザーク「だからあいつごと撃ってしまえば」

923: 2008/12/15(月) 03:18:34.72 ID:34r110Q00
――こうして僕はアスランと絶交した…

ザフトの二次元・アイドルクオリティに惹かれなかったといえば完全に嘘になる

でもそれ以上に僕は
折角手に入れたリア充になるためのチャンスを手放したくなかったのだ

どうせそのうち民間人に戻れるんだし
アスランと和解するのはもう少し大人になって
アスランが出世しまくってからでもいいだろう
そんな事をその頃の僕は考えていたのだ――


――後々、キモヲタが無理をすると
  余計酷いことになると…
  僕はこの身をもって思い知らされるのだった…



おやすみなさい

935: 2008/12/15(月) 03:22:50.07 ID:r4mEIsGaO
乙でした

974: 2008/12/15(月) 08:09:08.74 ID:Zu7TAXut0
もっぺん誘導

879 ::2008/12/15(月) 02:36:53.13 ID:MZ4LKG/u0
一応スレは立てておいた
キラ「え!ぼ、僕がガンダムのパイロットに!?」2
勝手に立てたので使いたくなければスルーしてくれ

988: 2008/12/15(月) 09:59:28.21 ID:vD+2mIzRO
>>1乙

引用: キラ「え!ぼ、僕がガンダムのパイロットに!?」