サターニャ「まさか……あんた！私が魔界通販で買ったアレ飲んじゃったの⁉︎」

ガヴィエル「え～？なんの事だか知らねぇですよ～？」

サターニャ「それ絶対知ってる反応じゃない！」

～数十分前の教室～

ガヴリール「お、サターニャのやつ机にジュース置きっぱじゃん……いただき～」ｺﾞｸｯ

～

ヴィーネ「ガヴが飲んだジュース……」ｺﾞｸｯ

～

ラフィエル「あら、サターニャさんの飲みかけのジュースですか……うふふ」ｺﾞｸｯ

～現在の教室～

サターニャ「なんなのよあんた達⁉︎」

ガヴィエル「おいおい、まさかジュースを回し飲みした人が合体するなんて、そんな都合のいい展開ありなんでしょうか？」

サターニャ「知らないわよ！」

ガヴィエル「つーか、そんな危ない物を置きっ放しにするサターニャさんが悪いんじゃない？」

サターニャ「うっ……な、なーっはっはっはっ！それが作戦だったのよ！まんまと罠にハマったようね！」

ガヴィエル「どっちなんですか！まったくお前はいつもいつも面白いんだから～」

サターニャ「ま、どうせ効果は1時間くらいで切れるんだし、せっかくだから色々実験しましょう！」

ガヴィエル「あん？私で遊ぶんですか？」

サターニャ「その身体で他に何ができるのよ」

ガヴィエル「今ネトゲのイベント真っ最中だから！イベントには参加しないといけませんからね～」

サターニャ「却下よ！」

サターニャ「さてと、今のあんたは天使と悪魔が合体してるワケだけど、とりあえず輪っかと角と羽根を出しなさい！」

ガヴィエル「はいはい、分かったわよ……これでどうでしょう？」ﾊﾞｻｰ

サターニャ「おぉ……天使の羽根が4枚に悪魔の羽根が2枚……角が2本で」

サターニャ「なんか天使の輪っかが2つあると蛍光灯みたいね！」

ガヴィエル「うるせーわよサターニャさん！」ﾊﾞｻﾊﾞｻｰ

サターニャ「んー……」

ガヴィエル「今度はなんですか？人の身体じろじろ見やがって、どうかしたの？」

サターニャ「身長は、3人の平均って感じ？ちっこいガヴリールと高めのラフィエルの中間くらいな？」

ガヴィエル「おい、それ平均って言うのでしょうか？」

サターニャ「バストはせっかくラフィエルがでっかいのに」

ガヴィエル「おいこらちょっと黙りなさい」

サターニャ「あっはははは！面白いわねー！」

サターニャ「あー、笑ったら喉渇いちゃったわ！」ｺﾞｸｯ

ガヴィエル「あ」

胡桃沢＝ガヴィエル＝マクドウェル「……」

胡桃沢＝ガヴィエル＝マクドウェル「……元に戻るまで、また1時間待ちか」

胡桃沢＝ガヴィエル＝マクドウェル「……はぁ」

委員長「誰⁉︎」

おわり

ラフィエルが来てこれから盛り上がるんじゃないのかよおおおおおおおおおおお
乙

>>14
もう合体してるぞ

委員長「なるほど……それは災難だったわね」

胡桃沢＝ガヴィエル＝マクドウェル「でもま、この大悪天使胡桃沢＝ガヴィエル＝マクドウェル様なら、どんな困難でも問題ありませんよ～？」

胡桃沢＝ガヴィエル＝マクドウェル「そうだまち子さん、試食部でなんか食いたいから、一緒に何か作らない？」

委員長「もう何キャラなのか訳分かんないわ！」

委員長「はぁ、それじゃ調理部に行きましょうか……その合体ジュース、忘れずにしまってね」

胡桃沢＝ガヴィエル＝マクドウェル「分かってるわ！まち子さんまで合体しちゃったら、面白いですよね～」

委員長「フラグが……」

調理部

委員長「合体したら困るから、残りの合体ジュースは捨てるわよ？」

胡桃沢＝ガヴィエル＝マクドウェル「あぁ！もったいない！けどナイスだ、まち子……面白くなりそうだったのに」

委員長「発言がおかしなことに！」

そうして委員長まち子は、サターニャが魔界通販で買った合体ジュースの残りを流しに捨てたッ！

しかしこれが間違いだったッ！

捨てられた合体ジュースは、その効力を維持したまま循環するッ！

薄まりながら、しかし確実に広範囲に、合体ジュースは拡散していくッ！

それはやがて水道から各家庭へと到達するッ！

その結果は、説明するまでもなく……ッ！

これが《人類補完計画》であるーー。

終劇

乙乙

エヴァとか日本人が天使と悪魔に影響を与えたりとか
最近は壮大なSSが多いな乙