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霊夢「なるほど、つまり王様になって国を作ってゲームなのね？」

魔理沙「なんでタイトル見ただけで分かるんだぜ……」

霊夢「勘よ、勘、そんなことよりさっさと始めましょう」

魔理沙「待つんだぜ、まだ説明書読んでないんだぜ」

霊夢「そんなのやってりゃ分かるでしょ？面倒くさい……先に始めてるわよ」

魔理沙「何事も準備が大事なのぜ」

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魔理沙「よしっ！始めるのぜ！」

霊夢「ねえ魔理沙、このゲームってクリア条件とかあるの？」

魔理沙「いや基本はないはず……って何でもうこんなに繁栄してるのぜ！？」

霊夢「適当にボタン押してただけよ」

魔理沙「適当にやって10分間で草原を要塞帝国に変えるんて無理だぜ！」

霊夢「まあまあ、そんなことよりクリア条件がないってことはエンディングもないってことよね？だったら飽きたからもう止めにするわ……」

魔理沙「いくらなんでもマイペース過ぎるんだぜ……」

霊夢「あれ？魔理沙？このゲームどうやったら止められるの？」

魔理沙「普通にログアウトするな電源落とせばいいはずなのぜ？」

霊夢「それがどこにもそれらしきボタンが見当たらないのよ……」

『国王れいむ！東から隣国のが攻めてきましたぞ！！』

魔理沙「ゲームが何か言ってるぜ？」

霊夢「ほっときゃいいのよ、そんなことより電源は……」

『王様助けてええぇぇぇ！！！』『れいむ王国民は皆頃しだあああぁぁ！！！！』『国王れいむを討てえええぇぇぇ！！！！』

魔理沙「うわっ！？い、いきなりうるさくなったのぜ！？」

『いやあああぁぁぁ！！！』『国王は何をしているんだっ！！！！』『あの無能国王めが！！！！』

霊夢「……」

魔理沙（あわわわ……霊夢がキレかけてるんだぜ…）

『国王に氏を！！！』『あの怠け者をここに連れて来い！！！！！』『火を放てええぇぇぇ！！！』

魔理沙（マズい！怒りの矛先がこちらに向かう前になんとかするんだぜ！）

魔理沙「マ、マスタースパーク！！」ゴゴオオォォ

霊夢「あらら、魔理沙ったら乱暴ね」ニコッ

魔理沙（多分、一瞬でも遅かったら針がこちらに飛んできていたのぜ……）ツー

『…ガガッ……ピィィー……氏を！！』『…城から引きずり……せ！！』『氏の尊厳など与えるな！！！！』『氏刑！！氏刑！！氏刑！！！』

魔理沙・霊夢「「！？」」

魔理沙「ま、まさかっ！！」ガッ

魔理沙「やっぱり仁天堂の商品なのぜ！」

霊夢「それなら納得の堅さね」

『氏刑！！氏刑！！氏刑！！！』

魔理沙「壊せないとなるとこのうるさいのどうするんだぜ？」

霊夢「そうね…埋めるのが一番てっとり早いんじゃない？」

魔理沙「そうするんだぜ」
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地底
『ぶっ殺せえぇぇ！！！』

パルスィ「妬ましい…！妬ましい…！命を粗末に扱える性根の腐り方が妬ましい…！」

『もっと豊かな暮らしを与えろおおぉぉ！！』

パルスィ「妬ましい…！妬ましい…！与えられるのを当然だと思いこめるお気楽な頭が妬ましい…！パルパルパルパルパル…！」

勇儀「妬み屋は一人で何をやってるんだい？」

ヤマメ「最近天井から落ちてきた機械相手にずっと妬んでるの、おかげでこっちは妬まれずに済んでるから機械様々だけどね」

勇儀「ふーん」

パルスィ「パルパルパルパル…！」

完

乙～