429:◆439SIKhT0k 2021/08/28(土) 17:36:27.91 ID:+1X/qcIx0

430: 2021/08/28(土) 17:37:04.14 ID:+1X/qcIx0
~白玉楼~

妖夢「……好感度スカウター、ですか?」

幽々子「そう。 紫が持ってたんだけど、面白そうだから借りてきちゃった」

妖夢「はぁ、それじゃ怒られる前に返してきて下さい」

幽々子「妖夢ったら真面目ねぇ。 そんなんじゃ、あっという間におばあさんになってしまうわよ?」

妖夢「……」
妖夢「(生きた年数でいうなら、幽々子さまはかなり長く……いや、別に生きてるわけではないのか。 亡霊だし)」
東方Project二次創作シリーズ あたいとげんそーきょー おーるしーずんEX (電撃コミックスEX)
431: 2021/08/28(土) 17:37:42.19 ID:+1X/qcIx0
幽々子「妖夢~? 今、何か失礼なこと考えてない?」

妖夢「そんな、滅相もないです!」

幽々子「ふぅん」

幽々子「まあいいわ。 それじゃあ、妖夢にお願いがあるんだけど……」

妖夢「……間食でしたら、一応先ほど握ったおにぎりがあるので」
幽々子「そうじゃなくって」

幽々子「このスカウターを使ってきてくれないかしら」

432: 2021/08/28(土) 17:41:25.35 ID:+1X/qcIx0
妖夢「嫌ですよ。 私まで紫さまに怒られるじゃないですか」

幽々子「……箪笥の二段目」ボソッ

妖夢「!」

幽々子「ふふっ、結構面白かったわよ。 でも知らなかったわぁ、あなたこういう趣味があったなんて」

妖夢「」

幽々子「でも妖夢、隠し場所はもうちょっと考えないと駄目よ。 直ぐに見つかってしまうわ」
妖夢「あー! なんか急にこの機械が使いたくなってきたなぁー!」

幽々子「あらあら。 そんなにやる気を出してもらえるなんて嬉しいものね」

幽々子「あ、そうだ、言い忘れてたんだけど……」

妖夢「……まだ、何か……」

幽々子「妖夢が用意してくれたおにぎり、もう食べ終わっちゃったから、ついでにごはん買ってきて♪」

妖夢「」


433: 2021/08/28(土) 17:42:09.10 ID:+1X/qcIx0
妖夢「どこへ行こう?」



測定するキャラ↓2

435: 2021/08/28(土) 17:42:45.52 ID:79WMQ/04O
こころ

437: 2021/08/28(土) 17:49:01.09 ID:+1X/qcIx0
妖夢「取り合えず人里に行こう……ちゃんと買い出ししとかないと、幽々子さまが怖いし」



こころ→妖夢【コンマ↓1】

439: 2021/08/28(土) 18:22:00.08 ID:+1X/qcIx0
~人里~

妖夢「(うぅ、これも修行のうちよ)」

こころ「ふっふっふ、そこの剣を持っているお前! さあ、私と最強の称号を賭けて闘え!」

妖夢「えっ……あ、こころさん。 せっかくお誘い頂いたのに悪いのですが、今日は何分忙しくてですね」

こころ「むー。 真剣勝負なのに、逃げるのか?」

妖夢「そうは言っても、アレが幽々子さまの手にある以上、頼まれごとを放棄するわけにはいかないんですよ」

こころ「アレって?」

妖夢「他人に知られたら、斬ることも視野に入れなければいけないような物です」

こころ「へー、それじゃあ私がそれを見つけたら勝負するってこと?」

妖夢「……」


こころ「……人に知られたくないものを無理に暴くようなことはしない。 そんなんで勝っても最強も何もないからな!」

こころ「はーはっはっ!」


妖夢「(無表情で高笑いされると違和感がすごい)」

妖夢「(えーっと、数値は75……これってどんなものなんでしょう)」

440: 2021/08/28(土) 18:22:28.62 ID:+1X/qcIx0
妖夢「どこへ行こう?」



次に測定するキャラ↓2

442: 2021/08/28(土) 18:24:43.46 ID:1jMXaiIr0
正邪

444: 2021/08/28(土) 18:31:46.52 ID:+1X/qcIx0
妖夢「(そもそも、どれくらい計測する必要があるのかとか幽々子さまに聞いてなかった)」



正邪→妖夢【コンマ↓1】

445: 2021/08/28(土) 18:34:13.70 ID:yQ/dsls00
はい

446: 2021/08/28(土) 19:17:27.39 ID:+1X/qcIx0
正邪「よう」

妖夢「……」

妖夢「(反逆者の天邪鬼が、何でここに)」

正邪「おいおい、一応顔見知りだっていうのに無視するのか? 結構薄情な奴だな」

妖夢「悪人相手に交わす言葉などない。 ……ここで私と会ったからには、剣の錆にしてあげないとね!」

正邪「ほう。それじゃあバラバラになる前に逃げないとな」プラプラ

妖夢「……ん?」

447: 2021/08/28(土) 19:18:39.00 ID:+1X/qcIx0
正邪「はは、ずいぶんと阿呆みたいな顔だな。 剣士の間では闘いの前に間抜け面を晒すのが常識なのか?」

妖夢「お前……何でそのスカウターを……」

正邪「ああこれか。 面霊気相手に使ってるの見て、なんか重要そうだなーって思ったから」


妖夢「……」ポクポクポク
妖夢「(ここでスカウターを盗られて逃げられる→やばい)」チーン


妖夢「……それは絶対取り返す!」
正邪「はっ、やれるもんならやってみろ!」

448: 2021/08/28(土) 19:19:32.71 ID:+1X/qcIx0
――――――――――

正邪「」

妖夢「またつまらぬものを斬ってしまった……」

妖夢「(ついでにこいつの数値も測っとこ)」ピピピ

妖夢「70……? これって、低い方がいいのかしら?」

449: 2021/08/28(土) 19:20:21.59 ID:+1X/qcIx0
妖夢「どうしようかなぁ」



次に測定するキャラ↓2

451: 2021/08/28(土) 19:27:33.31 ID:yQ/dsls00
ゆゆこ

452: 2021/08/28(土) 19:29:53.54 ID:+1X/qcIx0
妖夢「買い出しは終わったし、いったん家に帰ろ……」



幽々子→妖夢【コンマ↓1】

453: 2021/08/28(土) 19:35:04.70 ID:x96nTpQ+o
たかくありたい

456: 2021/08/28(土) 20:16:41.07 ID:+1X/qcIx0
~白玉楼~

幽々子「お帰りなさい、妖夢。 待ちくたびれたわよ~」

妖夢「はいはい。 今から料理しちゃいますから、幽々子さまは座って待っててください」

幽々子「えぇ? 味見役として頑張ろうと思ってたのに」

妖夢「そう言って、この間全部食べちゃったじゃないですか」

幽々子「それは材料が少なかったからよ。 今日はいっぱいあるし、きっと大丈夫だと思うわ」

妖夢「(ここで押し問答してもしょうがないか……)」

457: 2021/08/28(土) 20:17:13.31 ID:+1X/qcIx0
――――――――――

幽々子「御馳走様でした」

妖夢「お粗末様でした」

幽々子「……それで妖夢、スカウターの数字、どんな感じだったの?」

妖夢「あれですか……絶対壊れてますよ。 なんか数値おかしかったし」

幽々子「へぇ、そうなの。 それじゃあ参考までに私の数値だけでも教えてくれないかしら」

妖夢「70ですよ、70」

幽々子「ふぅん……」

458: 2021/08/28(土) 20:17:59.25 ID:+1X/qcIx0
妖夢「何ですか、その表情」

幽々子「別にぃ? 妖夢が私に思ったより好かれてなくて拗ねてそう、なんて思ってないわよ?」

妖夢「……」

幽々子「ふふふ、頭を撫でたり抱きしめてあげたら機嫌治るかしら」

妖夢「子ども扱いしないでください」

幽々子「やあねぇ、ただの冗談よ。 というか妖夢、その機械の説明ちゃんと聞いてた?」

妖夢「……え? あぁ聞いてましたよ。 多分」

459: 2021/08/28(土) 20:19:06.35 ID:+1X/qcIx0
妖夢「どこへ行こう?」



次に測定するキャラ↓2

461: 2021/08/28(土) 20:20:45.44 ID:x96nTpQ+o
らんしゃま

463: 2021/08/28(土) 20:24:45.10 ID:+1X/qcIx0
妖夢「(結局幽々子さまにこのスカウターのこと聞きそびれちゃった……)」



藍→妖夢【コンマ↓1】

464: 2021/08/28(土) 20:27:45.01 ID:frDsjeuk0
おりゃ

468: 2021/08/28(土) 20:45:43.81 ID:+1X/qcIx0
藍「……幽々子様、紫様が少々お話したいことがあるとーー」

藍「って、あなたも居たのね。 存在感が薄くて気づかなかったわ」

妖夢「はぁ、そうですか」

藍「(知性のかけらもないような阿保面に返答。 橙の方がよっぽど賢そうね)」
藍「(幽々子様は大層変わった趣味をしているように感じるけれど、ある程度の立場の者が、逆にこういうのを気に入ることは昔にもあったわね……)」


妖夢「(藍さんの数値は1かあ。 これ70点台以外も出たんだ)」

470: 2021/08/28(土) 20:46:47.64 ID:+1X/qcIx0
妖夢「どうしようかな」



次に測定するキャラ↓2

471: 2021/08/28(土) 20:49:51.90 ID:x96nTpQ+o
ふめー

474: 2021/08/28(土) 20:52:58.89 ID:+1X/qcIx0
妖夢「(幽々子様は行っちゃったし、どっか散歩でもしようかなぁ)」



文→妖夢【コンマ↓1】

475: 2021/08/28(土) 20:53:24.88 ID:DbYUUADJ0

476: 2021/08/28(土) 20:56:23.24 ID:+1X/qcIx0
文←妖夢を測るか否か


奇数:測る
偶数:測らない
コンマ↓1

477: 2021/08/28(土) 20:57:39.83 ID:frDsjeuk0
いよっ

479: 2021/08/28(土) 20:58:54.99 ID:+1X/qcIx0
文←妖夢【コンマ↓1】

480: 2021/08/28(土) 21:00:13.61 ID:12PHf0olo

481: 2021/08/28(土) 21:05:08.82 ID:DbYUUADJ0
鳥刺しにされない程度の好感度ではある

482: 2021/08/28(土) 21:37:13.45 ID:+1X/qcIx0
文「こんにちはー! 清く正しい射命丸です、文文。新聞をお届けに参りました!」

妖夢「(あぁ……そう言えば頼んでたっけ)」
  「わざわざありがとうございます」

文「……それにしても、何で急に新聞を取りたいなんて言ってきたんです?」

妖夢「この間幽々子さまが、『こんな新聞があるなんて面白いわね。 ぜひ記者の頭の中を見てみたいものだわ』って褒めてたので、幽々子さまに気づかれないように渡してびっくりさせようと思って」
  「ふふふ、幽々子さまにはいつもしてやられているので、私にも出来るところがあるって見せてやるんです!」

文「へぇ……それは、驚くでしょうね」

妖夢「でしょう?」ドヤァ

文「……」

483: 2021/08/28(土) 21:46:49.37 ID:+1X/qcIx0
妖夢「あ、そうだ。 せっかく会ったんで測らせてもらいますね」ピピピ

文「?」

妖夢「(88……うーん、やっぱり自分の仕事を認められるのは嬉しいものね。 文さんって意外と真面目な人だったんだなぁ)」

文「えっと、今のは一体?」

妖夢「幽々子さまに渡された、好感度スカウターっていうものらしいです」

文「らしいとは?」

妖夢「実は、あんまり説明を聞いていなくて……」
  「あ! でも、いつもはきちんと聞いているんですよ? 今日はたまたま集中力が切れてただけで」

文「……あやや、そうなんですか。 いいネタになると思ったんですが、それだと記事にするのは難しそうですね……」

484: 2021/08/28(土) 21:49:33.24 ID:+1X/qcIx0
妖夢「すみません……代わりになるか分かりませんが、文さんも使ってみます?」

文「……そっちさえよければ是非」

妖夢「それじゃ、はい、どうぞ」

文「……」ピピピ

妖夢「どうでした?」

文「61、でしたよ」

妖夢「うぅん……まあ、確かに幽々子さまのために新聞頼んだだけですし、こんなものかもしれないですね」

文「えぇっと。 これで用事も済んだし、私は帰るわね」

妖夢「はい。 どうもありがとうございました」ペコリ



文「(確かに、あの性格だったらここの主も気に入りそうね。 面倒事になるだろうからしないけど、攫っちゃいたくなるわ)」

485: 2021/08/28(土) 21:50:00.18 ID:+1X/qcIx0
妖夢「どうしようかな」



次に測定するキャラ↓2

487: 2021/08/28(土) 21:50:39.69 ID:frDsjeuk0
映姫

489: 2021/08/28(土) 21:55:19.08 ID:+1X/qcIx0
妖夢「(そうだ、閻魔様にでも会いに行こうかなぁ)」



映姫→妖夢【コンマ↓1】

490: 2021/08/28(土) 21:55:36.18 ID:DbYUUADJ0

492: 2021/08/28(土) 22:20:28.59 ID:+1X/qcIx0
妖夢「(でも前に白玉楼に来たことあるし、すれ違いになったら問題よね)」

妖夢「(お茶でも飲んでのんびりしとこうっと)」


――――――――――

妖夢「zzz」

映姫「……」

妖夢「……?」

妖夢「えっ、閻魔様!? 何かあった……いや、いつからそこに居たんですか!?」

映姫「先ほど来たばかりで、今日は、貴方が前言ったことを理解し、覚えているかを見に来たのです」

妖夢「(……何言ってたっけ。 成仏とかなんとか、そんな感じの事を言ってたのは覚えてるけど、下手に知ってるふりすると説教の時間が増えちゃうからなぁ)」
妖夢「(とりあえず何か話題を……そうだ!)」

妖夢「話が長くなるだろうし、お茶を入れてきましょうか。 私、この間幽々子さまに上手になったと言われたのですよ」


493: 2021/08/28(土) 22:21:32.60 ID:+1X/qcIx0
妖夢「結構遅い時間になってきたなぁ」



次に測定するキャラ↓2

495: 2021/08/28(土) 22:22:43.33 ID:1jMXaiIr0
魔翌理沙

496: 2021/08/28(土) 22:24:27.63 ID:+1X/qcIx0
魔理沙→妖夢【コンマ↓1】

497: 2021/08/28(土) 22:24:38.73 ID:McwzW/LiO
はい

499: 2021/08/28(土) 22:46:34.67 ID:+1X/qcIx0
~魔法の森・霧雨魔法店~

妖夢「(うーん。 とりあえずここに来たのはいいけど、もし魔理沙が居なかったらとんだ無駄足になっちゃうなぁ)」

妖夢「(まぁ、最近見かけなかったってことは、十中八九家で魔法の研究でもしてるだろうけど)」


コンコン

魔理沙「……おう、こんな時間に何の用だ? まだ氏ぬつもりはないんだが」

妖夢「私は氏神じゃないわよ。 そもそも、もし氏神なら逃げられるようなノックなんてしないし」

魔理沙「そういうものなのか?」

妖夢「実際体験したわけじゃないから知らないけど、そうなんじゃない?」

魔理沙「冥界暮らしがそんなんでいいのかよ」

妖夢「さぁ?」


妖夢「(数値は……73ね)」



妖夢「……そうそう、用事なんだけど、最近魔理沙と会ってなかったから心配してただけ。 だって魔理沙、うっかりしてたり脳筋だったりするようなイメージがあるし」

魔理沙「どう考えても妖夢の方が私よりも当てはまってるんだが」

500: 2021/08/28(土) 22:47:28.18 ID:+1X/qcIx0
妖夢「どうしようかな」



次に測定するキャラ↓2

502: 2021/08/28(土) 22:48:15.24 ID:yWQR/Vs1O
こいし

503: 2021/08/28(土) 22:49:45.28 ID:+1X/qcIx0
こいし→妖夢【コンマ↓1】

506: 2021/08/28(土) 22:51:15.23 ID:yWQR/Vs1O
5人も70点台ってすごい安定感

510: 2021/08/28(土) 23:30:27.00 ID:+1X/qcIx0
こいし「だーれだっ!」

妖夢「……誰でしょう?」
  「(えっと、スカウターの数値は78ね)」


こいし「むむむ。 普通に返された」
   「まあいいや! 私はこいし。 地霊殿に居る恐ろしい覚妖怪の妹よ!」

妖夢「はぁ、それはすごいですね」

こいし「そうなの! お姉ちゃんってばとても陰湿で強かだから、並大抵の妖怪なんかけちょんけちょんにしちゃうすごい妖怪なのよ」

妖夢「ふぅん、それは頼もしいですね」

こいし「うんうん! お燐とかお空とか、他にも強いペットが居るし、鬼ですら逆らわないの」

妖夢「へぇ、そうなんですか」

こいし「そうそう! もはや怨霊だってお化けだって敵じゃないって感じ?」

妖夢「ほう、お化けが……て、え?」


こいし「ふふっ。 実はね、昨日もお化けっぽい何かが居るのを見たんだけどね……!」

妖夢「(……思い出そうと必氏に考えているうちに、いつの間にこんな話に)」

511: 2021/08/28(土) 23:31:27.84 ID:+1X/qcIx0
こいし「それでね、それでね!」

妖夢「……」

妖夢「(さっきから怪談話とか以外にもいろんなこと言ってるけど、全然頭に入ってこない……)」

こいし「……」

妖夢「(ま、まぁ怪談話って言っても所詮子供騙しだし、大丈夫大丈夫)」



こいし「わっ!!」

妖夢「ひっ!?」

こいし「えっへへー、お話しできて楽しかった! それじゃあまた話そーね!」フッ



妖夢「え……居なく、なってる」

512: 2021/08/28(土) 23:34:29.28 ID:+1X/qcIx0
妖夢「(さっきのは瞬間移動が得意な妖怪だったのよ。 うん、間違いない)」



次に測定するキャラ↓2

514: 2021/08/28(土) 23:34:57.07 ID:uYDbWu8C0
さとりいこう

515: 2021/08/28(土) 23:36:43.55 ID:+1X/qcIx0
さとり→妖夢【コンマ↓1】

518: 2021/08/28(土) 23:39:02.73 ID:+1X/qcIx0
さとり←妖夢を測るか否か


奇数:測る
偶数:測らない
コンマ↓1

519: 2021/08/28(土) 23:39:23.09 ID:EBvFbxXz0
はい

521: 2021/08/28(土) 23:41:12.94 ID:+1X/qcIx0
さとり←妖夢【コンマ↓1】

522: 2021/08/28(土) 23:41:18.13 ID:uYDbWu8C0

529: 2021/08/29(日) 00:30:16.79 ID:rWLuFxNp0
妖夢「(別に、お化けが怖いんじゃなくてさっきの妖怪が気になるから行くだけ)」

妖夢「(敵のアジトに行けば真実も分かるってものね……!)」

530: 2021/08/29(日) 00:32:14.81 ID:rWLuFxNp0
~地霊殿~

妖夢「思ったよりでかい……いや、悪の親玉が居る所なら、これぐらいはないと燃え上がらないな……!」


妖夢「……ごめんくださーい」

さとり「あら、初めまして、かしら?」

妖夢「えぇっと、あなたが『地霊殿に居る恐ろしい覚妖怪』さんですか……?」

さとり「え? あぁ、そうよ。 私がこの地霊殿の主、古明地さとり」
   「こいしと会ったのね? よかったら話を聞かせてもらえるかしら」




―――――――――

さとり「……へぇ、あの子がそんなことを」

さとり「こいしは気づいてくれた相手には、よく喋りますから。 ふふ、相変わらずね」

妖夢「(なんかさとりさんて滅茶苦茶察しいいなぁ。 大して話してないのに私の事よく分かってるし、数値も89で高いし、なんで恐れられてるんだろう)」

さとり「「なんで恐れられてるんだろう」ですか。 それはーー」

ガチャガチャ

妖夢「(ん? あれ、なんか聞こえるような)」

「フフ……ウフフフフ……」

妖夢「(ま、まさかこれがお化けの……)」
妖夢「(そういえばお化けが敵じゃないとかペットだとか言ってたっけ。 それじゃあこのお化けを操ってるのがさとりさんだったというの……?)」


531: 2021/08/29(日) 00:34:19.31 ID:rWLuFxNp0
さとり「……妖夢さん。 あの、それはさすがに誤解だと思うのですが」

妖夢「ふっ。 あなたは私を侮っていた! マインドコントロールは上手みたいだけど、幽々子さまによく振り回されてる私がこの程度で騙されるわけがない!」

さとり「えぇ……」

妖夢「いざ尋常に勝負ぅ!」



―――――――――



妖夢「所詮、この程度ね」

妖夢「(うーん、いや違うな……もっとこう、剣に結び付けたいい感じのセリフあとで考えよ)」


さとり「(スカウター忘れていってる……数値は13で、かなり嫌われてるみたいだけど、まさかこんな嫌われ方をするとは思ってなかったわね……)」

532: 2021/08/29(日) 00:35:16.78 ID:rWLuFxNp0
コンマ↓2のエンディング

534: 2021/08/29(日) 00:36:28.38 ID:Ka79hVMZ0
はい

535: 2021/08/29(日) 00:45:40.12 ID:rWLuFxNp0
こいし「さっきぶり? また会ったね!」

妖夢「……お前は」

こいし「やだぁー! そんなに見つめないで、照れちゃうよ!」

こいし「あと、さっきのお化けのくだりはノリっていうか、ただのジョークだったんだけど……」
妖夢「えっ」

こいし「まあお姉ちゃん怪しすぎるからしょうがないよ」

妖夢「(……っていうことは)」

こいし「お化けなんてないさってやつだね!」

536: 2021/08/29(日) 00:54:15.91 ID:rWLuFxNp0
妖夢「(結局、何で幽々子さまにスカウターを使うように言われたのかも、使って何か変わったことも特になかった)」

妖夢「(ただ、スカウターをなくしたことを言ってもお咎めなしだったのは少し意外だ)」

妖夢「……」

妖夢「(まぁ色々考えても分かんないし……こんなこと考えてる暇があったら、今日も一日頑張らないとね!)」

538: 2021/08/29(日) 01:04:36.28 ID:rWLuFxNp0
とりあえず妖夢のはいったん終わりで、次やる時は


1初めから
幻想郷の住民とある程度友好関係が築けているキャラクターの視点(後々安価で設定)
選んだキャラクターを好感度スカウターで測定することができる


2初めから(強くてニューゲーム?)
魔理沙・霊夢・早苗・妖夢のいずれかの視点
好感度スカウターで測定する際に、その対象とその対象への操作キャラからの好感度も表示されるようになる



のどちらかから多数決で多いもので、安価は明日の18:00頃投げます



>>537はい、ありです。

引用: 【東方】魔理沙「好感度スカウター?」【安価・コンマ】