ゆで卵

簡単すぎぃ!

長門「さて、取り出したるは卵ひとつ」ｺﾛﾝ

鳳翔「はい」


長門「これを……」ｶﾁｯ ﾎﾟｲｯ


鳳翔「…………」


長門「茹でる」

鳳翔「鍋に水を張ってください」

長門「…………」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿

長門「今度は水を張ったぞ、これで大丈夫だ」ﾎﾟｲｯ

鳳翔「…………」


長門「提督は固茹での方が好みかな」

鳳翔「あの方はどちらでもいけると思いますよ」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿

長門「……もういいかな」ｽｯ

鳳翔「……まあ、いいでしょう」

長門「…………熱ッ！！」

鳳翔「お玉を使ってください」

長門「ああ……器具があるのか」

鳳翔「なんの躊躇いもなく手を出さないでくださいよ」





長門「……とにかく、出来た。試食を頼む」

鳳翔「茹で卵に試食も何も……まあ、いただきます」ﾌｰﾌｰ ﾊﾟｸｯ


長門「…………どうだ？」



鳳翔「…………↓３」ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ

ひでぶ！

鳳翔「ひでぶっ！」

長門「……大丈夫か！？」ｻｽｯｻｽｯ

鳳翔「……ﾊｧ,ﾊｧ……ええ、大丈夫ですが……長門さん、何入れました……？」

長門「……何、なんて……卵と……塩くらいしか使ってないが」

鳳翔「………そうですよね、私それを見たもの……なら、一体何故……」ｺﾞﾎｯ

長門「……今、水を────」


鳳翔「……心配しないでいいですよ。大丈夫です。さぁ、次いきましょう……次からは事あるごとに修正箇所をいいますので……」

長門「すまない」

鳳翔「……そうですね、とりあえず茹で卵のリベンジから……」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿

＿＿＿

＿＿


鳳翔「……なんとか、茹で卵は完璧になりましたね」

長門「……ﾊｧﾊｧ…当然だ、BIG７を舐めるな
」

鳳翔「……この調子でやっていきましょう。大丈夫、コツさえつかめば後は簡単ですから」

長門「……そうか」


鳳翔「……それでは、明日もこの時間に来てくださいね……では」

長門「あ、ああ…ありがとう……」

鳳翔「いえいえ。お役に立てれば幸いですよ」ﾆｺｯ


長門「……別れる前にひとつ」

鳳翔「はい？」


長門「↓３」

ｺﾝｺﾞﾄﾓﾖﾛｼｸ･･･

長門「……今後ともよろしくな」

鳳翔「はい、わかりました」ﾆｺｰ


長門「…初日から言うのもなんだが、うんざりしないか？」

鳳翔「いいえ？ 人に何かを教えるのは好きですし……」

長門「……そうか」

鳳翔「はい。それでは、今度こそまた明日」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

長門「……ああ」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿

【長門型の部屋】


長門「……ただいま……あれ、陸奥？」

長門「……いないか、まぁいい……」



長門「……そうだな、↓３をしよう」

エプロンにするか割烹着にするか鏡で比べる

長門「……そうだなぁ」ｶﾞﾗｯ


長門「……やはり提督はこういうのが好みなのだろうか……ううむ」

長門「それとも、間宮さんみたいにした方が……」


長門「……どちらが『料理できる風』か……それなら……いやしかし……」



陸奥「……形から入る人なのね、貴女」

長門「……いつから見てた」

陸奥「『どちらが提督の好みか』辺りね」

長門「……そうか」

陸奥「……やけに大人しいじゃない？」

長門「いや……別に躍起になるような事でもあるまい」

陸奥「…………人が変わったみたいね……何かあったの？」

長門「鳳翔から料理を学ぶことになった」

陸奥「……それで」

長門「苦戦の末、ゆで卵をものにできたぞ」

陸奥「……一日目でそれ、ね」

長門「……だから、今少し落ち込んでいるのだ」

陸奥「……まぁ、なんとかなるわよ。最悪、茹で卵はできるんだから……」

長門「嫌だ！ 私は最高のご馳走を振る舞いたいのだ！」

陸奥「……それにしたって、『エプロンか割烹着か』なんて関係ない問題じゃない」

長門「…………」

陸奥「そんなのに悩んでいる暇があったら、予習でもしたらどうなのかしら？」


長門「↓３」

しかし流れで着衣Hするとき、どちらが提督にとって興奮するかがだな・・・

長門「しかし流れで着衣Hするとき、どちらが提督にとって興奮するかがだな……」

陸奥「」


長門「……どうした？」

陸奥「呆れてるのよ」ﾊｧｰ



陸奥「……貴女本当にその流れが実現すると思うの？」

長門「私の料理を食べれば、可能性はあるだろう」

陸奥「ないわよ」



陸奥「……それ、獲らぬ狸の……というか……まぁ、貴女が幸せなら好きにすればいいと思うけれど」

長門「陸奥はどっちが興奮すると思うか？」

陸奥「私に振らないでよ！ 私はちゃんとした空気で、ちゃんとした段取りを踏んで臨みたい派なのよ！」

長門「……私は提督になら襲われても一向に構わぬのだがな」

陸奥「……とにかく、それで悩むのは料理を完璧にマスターしてからにした方がいいわよ」

長門「……そうだな」

陸奥「」ﾎｯ


長門「悩むだけなら、料理しながらでもできるもんな！」

陸奥「あんたって奴は、本当に……」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿

ううむ、ながもん鬼の料理編はどんくらい描写すりゃいいんじゃろか

>>1は料理なんてカレーくらいしか作れんからろくな描写は出来ないです


１：一気に全部はしょってパーティー始めちゃう
２：二、三回特訓はさむ
３：特訓中のながもんとその他艦娘たちの掛け合いを適当にはさむ


↓３

どうしてこうなった？（ＡＡ略

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿

赤城「えー、本日はお日柄もよく……」

提督「赤城」

赤城「あっ……すみません……まあとにかく、提督が戻ってきました！」

ﾜｰﾜｰﾜｰ!!


提督「……すまなかったな、迷惑をかけたろう！ しかしもう大丈夫だ！ 安心しろ！」

赤城「……だそうですー！ それじゃあもういいですかね？ 私早くご馳走食べたいんですけど」

加賀「……赤城さん……」


提督「珍しく意見が一致したな」

赤城「！？」


提督「そうだな、それじゃあ……食え！」

赤城「いただきま──────すっ！」ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ



提督「……どれ、私も」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


長門「…………」ﾁﾗﾁﾗ




特訓したながもんの料理スキル判定！

ながもんの実力『06』+↓２+３のコンマ

99や

てい

正義は勝つ(錯乱)

(……↓２と↓３を両方足すのは正直やり過ぎかなとは思った

長門さん救済させたかったのです……)

提督「…………これは」ｶﾞﾀﾝ

長門「…………」


赤城「ぅンまぁぁ～い！！」



提督「……長門、お前……！」

長門「……私だって、やればできるのだ……！」

提督「……よく頑張ったな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ




長門「──────────っっ！？」////



提督「……鳳翔から話はすべて聞いているよ。この短期間でよくここまで上達したものだ」

長門「…………」///


提督「……聞いちゃいない……全く、ちょっとしたご褒美、と思っての行為だったが……」


提督「……それでも、この努力は全く……」


提督「……頃合いを見て、フグは解禁するか」


提督「……さて、飯だ飯だ」





長門「………………」//////


─────────────────────

────────────────

──────────────

おめでとう。ながもん は ながとさんに進化した。

もうちょい続けようかとも思いましたがきりがいいのでここらで区切りたいと思います

ぶっちゃけ長門さんと提督の掛け合いより長門さんとむっちゃんの掛け合い書く方が楽しかったです



次回は隼鷹編ということで
いつもよりアルコール度ぶっぱなして行きたいですね

次回：提督「安価で艦娘を愛でる」比叡「お姉様は譲りません！」【８】