1:◆ANRdHn0Tts 2013/11/02(土) 22:30:31.99 ID:VgPfiRF9o
※ このスレは『艦隊これくしょん』の安価SSです

※ 『艦隊』的要素は皆無です。キャラだけお借りしたような状態になると思います

※ 無理のある安価はずらされる危険性を孕む



さぁ、ながもんさんと一緒に暁の水平線に勝利を刻みましょう─────

艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)

4: 2013/11/02(土) 22:44:11.31 ID:VgPfiRF9o
長門「……ながもん荘だ」

長門「…………」

長門「……ながもん荘…………」



長門「管理人になったはいいが、誰も来ない」

長門「……あれか、宣伝が足りないのか?」

長門「……ううむ、偉大なる先人達はどうやって入局者を増やしていったのか……」


??「少なくともそんな行き当たりばったりで管理人になったりするもんじゃあない」

長門「……何奴だ!」

??「俺はただの通りすがりだが……お前そんなんでよく管理人なんて言えるな」

長門「先代の管理人よりこの場所と職を授かったのだ!」エッヘン

??「……誰も住んでないように見受けられるが」

長門「うっ」

??「都合よく押し付けられたのか」

長門「うううっ」

??「…………」


長門「…………」

??「…………」


長門「…………」ジーッ

??「…………」

長門「…………」ジーッ


??「…………何が言いたい」

長門「別になにも言っていないが?」

??「…………」

5: 2013/11/02(土) 22:49:35.68 ID:VgPfiRF9o
??「…………」

長門「…………」

??「……あーもう、月幾らだ」

長門「やたっ! 月三千円だ!」

??「安っ!?」

長門「住んでくれればそれだけで高いものだ! とにかく、いいんだな!!」

??「……俺が独り身の実家暮らしで良かったな」

長門「一人は心細かったのだ! とにかく入ってくれ、うん」

??「…………」


??「……早計過ぎたかな……やっぱりやめても」

長門「お前男なら発言取り消す真似はするなよ」

??「…………」


長門「……そうだな、お前の名は……何だ?」

??「…………」


提督「……提督だ」

長門「提督というのか。私は長門。このながもん荘の管理人だ!」

提督「…………」



長門「ひーとりめー♪ ひーとりめー♪」


提督「…………はぁ」ポリポリ


提督「まぁ、何て言うの……やれやれ、って感じなのかねぇ」

15: 2013/11/02(土) 23:15:18.97 ID:VgPfiRF9o
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___________

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長門「風呂は一階にひとつ、トイレは一階と二階に一つずつ……」

長門「肝心の部屋は一階に四つずつ、計八つだな」

長門「全て六畳一間、小さいがキッチンもちゃんとある」

長門「どうだ、いいところだろう」

提督「……本当に月三千円でいいのか? お前それでどうにかなんのか?」

長門「私のことは心配するな。金なら有り余るほど持ってる」

提督「……道楽ってわけか」

長門「……提督は何をしているのだ?」

提督「それは内緒だ」

長門「……ふむ」


提督「とにかく、気に入った。明日にでも引っ越しの作業を──」

長門「今日からだ!」

提督「…………」


長門「今日から作業に移るんだ。私も手伝うから」

提督「」

23: 2013/11/02(土) 23:22:40.36 ID:VgPfiRF9o
______________

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_______

提督「ふーっ……」

長門「お、もう終わりか」

提督「……母親からすげぇ奇特な目で見られた……」

提督「というか『騙されてない?』なんて心配すらされた」

長門「むむ、騙すとは心外だな」

提督「……それはない、と思いたいが……」



長門「それはそうと、案外楽に片付いたな」

提督「……あんたどれだけ力持ちなんだよ……」

長門「一応力はそれなりにあると自負はしているな」

提督「……男としてつらいわ」


長門「……業者さん、に頼んだから……あとは待ってればうちに届くんだよな?」

提督「そうだな」


長門「あ、だったら…あのな……」

提督「自分の部屋見てくるわ……二号室だったか」

長門「……あ、ちょ……」


長門「」ポツーン

25: 2013/11/02(土) 23:28:21.58 ID:VgPfiRF9o
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____

提督「……一人でこの広さなら十分じゃねえか」

提督「台所も綺麗にしてあるし……」

提督「……埃もない。きちんと掃除してる証拠だな」

提督「……あいつ、中々管理人してたんだなぁ……」


提督「……さてと」



提督「時刻は……そろそろ夕方といったところか」


提督「……確か俺の職業は─────」


↓3(学生、などでも可
あんまりにもあんまりなのは安価下で)

28: 2013/11/02(土) 23:30:08.16 ID:Mriz7gDto
クッキー焼き

30: 2013/11/02(土) 23:41:02.48 ID:VgPfiRF9o
提督「……そうだ、クッキー焼き職人だったな」

提督「子供の頃からの夢だったんだよなぁ~……」

長門「おい、提督!」バタン

提督「ん、あんた……長門さんだったな」

長門「判子は持ってきたな?」

提督「んああ、荷物纏めた帰りに持ってきた」


長門「契約書に判子とサイン頼む!」

提督「……ああ、わかったわかった」サラサラ


長門「~~~~~!!」キラキラ~!


提督「……まぁ、そこまで嬉しいと思ってくれるなら、契約した甲斐もあるってもんだよな……」


長門「て、提督!」ガシッ


長門「これから、よろしく頼むぞ!!」

提督「…………」



提督「↓3」

33: 2013/11/02(土) 23:43:16.12 ID:S5WKTLmIo
こちらこそ
それとコレはクッキーだ、食べてくれ

36: 2013/11/02(土) 23:49:14.66 ID:VgPfiRF9o
提督「……こちらこそ」

長門「うんうん!」ブンブン


提督「……あ、それとこれはクッキーだ、食べてくれ」

長門「私にくれるのか!? 頂きます!」パクッ!

長門「うーん、美味いな!」

提督「そいつは俺の自作品だ」


長門「提督が作ったのか? 凄いじゃないか!」

提督「いや、あは、それほどでも……」

長門「料理が出来るなんて素晴らしい! 尊敬する!」

提督「そ、そうか~?」ヘヘヘ


長門「……そうだ! 今日のご飯は提督に作ってもらおう!」


提督「…………へっ?」

長門「ああ、甘いものは好きだが夕食までクッキーは流石に嫌だからな」

提督「…………」



長門「楽しみにしてるぞ、じゃああとで管理人室に来るがいいー♪」タッタッタッ


提督「…………」



提督「クッキーあげなきゃよかった」

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37: 2013/11/02(土) 23:50:40.71 ID:VgPfiRF9o
今日はここまでです

手探り手探りで進めてる状況です

早いところ軌道に乗りたいデース…



明日もどうぞよろしくお願いします


それでは、皆さまお疲れさまでした

38: 2013/11/02(土) 23:51:18.42 ID:S5WKTLmIo
おつー

39: 2013/11/02(土) 23:52:03.17 ID:mJPUvc6Co
おつおつ

次回:長門「ながもん荘だ!」【2】


引用: 【安価】長門「ながもん荘だ!」【艦これ】