1: 2012/01/24(火) 17:42:50.63 ID:w3zDV+xK0
まどか「えー、羨ましいなぁ」

さやか「ふふん!これも恋の力ってやつよ!」

杏子「なんの話をしてるんだ?」

さやか「私のブラのサイズが合わなくなってきた話だよ…ふふふ」

杏子「なにそれ?」

さやか「え?あんたブラ知らないって…まさか」

杏子「?」

さやか「ちょっと上着脱いでみなさい」

23: 2012/01/24(火) 18:56:52.02 ID:h/PzzGvg0
さやか「あんた下着も付けてないの?」

杏子「バッ…お前、何てこと聞くのさ!」

杏子「…パ…パンツくらい、あたしだってはいてるよ」ボソ

さやか「いやそっちじゃなくてさ」

さやか(まどか、どうしたらいいと思う?)

まどか(うーん…>>25とかどうかな?)

25: 2012/01/24(火) 18:59:04.17 ID:ujbzTahn0
あげれ

30: 2012/01/24(火) 19:04:53.27 ID:h/PzzGvg0
まどか(うーん…さやかちゃんのをあげる、とかどうかな?)

さやか(はあっ? なんであげなきゃいけないのさ)

まどか(だって…このまま杏子ちゃんがブラジャーもしないなんて可哀想だよ!)

まどか(ほら、さやかちゃんブラのサイズが合わなくなったんだし、古いのをあげたらどうかなって)

さやか(そっか…確かにこいつ、買うだけのお金持ってるか分かんないし、現金を受け取るのも嫌がりそうだしね)

さやか(それでいきますか!)

32: 2012/01/24(火) 19:10:10.01 ID:h/PzzGvg0
さやか「杏子! あんたブラジャーしてない…って言うか持ってないんでしょ?」

杏子「さーね」

さやか(こいつ、知らないからって拗ねてんなー?)

さやか「ブラジャーってのはね、女の子には絶対必要な物なの!」

さやか「あたしが使わなくなったやつがあるから、それ使いなさい。あげるから」

杏子「…何だか知らねーけど、くれるって言うんなら貰っちゃおうかな」

杏子(さやかのだし)

さやか「んじゃ、ちょっと持ってくるわよ」

33: 2012/01/24(火) 19:12:08.20 ID:h/PzzGvg0
さやか「はい、あんたのサイズ分かんないから適当に持ってきたけど」

まどか「わあ…さやかちゃん、おしゃれなのたくさん持ってたんだね!」

さやか「う…改めてまどかにじっくり見られると恥ずかしいなあ…」

杏子「さやかー、これ何に使うんだ?」

さやか「これはね…」

まどか「杏子ちゃん、これは>>35に使うんだよ!」

35: 2012/01/24(火) 19:12:42.28 ID:j+vJiGK60
保護

36: 2012/01/24(火) 19:14:39.72 ID:h/PzzGvg0
まどか「杏子ちゃん、これは保護するのに使うんだよ!」

杏子「保護…って何をだよ」

まどか「それは…その、女の子の大事な所だよ///」

杏子「大事…急所ってことか? 頭とか」

さやか「あんたねえ…こんなの頭にしてる人見たことないでしょ!?」

40: 2012/01/24(火) 19:17:39.21 ID:h/PzzGvg0
さやか「さっきも言ったけど、これは下着! 服の下に付けるの」

杏子「だからどこに付けるんだって」

さやか「あーもう、形見て分かるでしょ? 胸よ胸!」

杏子「胸?」

さやか「まあいいから。とりあえずこのブラジャーの中から一つ選びなさい」

杏子「じゃあこの>>42なヤツにする」

42: 2012/01/24(火) 19:18:11.45 ID:j+vJiGK60
地味

50: 2012/01/24(火) 19:22:09.31 ID:h/PzzGvg0
杏子「じゃあこの地味なヤツにする」

さやか「地味っ…! あたしこれ結構気に入ってたのに…!」

さやか「杏子酷いよ!」グスッ

まどか(うーん、でもベージュで柄も少ないし仕方ないんじゃ…)

杏子「うえっ? な、なあまどか、何かあたしまずいこと言っちゃったかな」

まどか「大丈夫だよ杏子ちゃん。さやかちゃんのお気に入りのを選んだってことは、結構趣味があってたってことだもん」

さやか「…そっか、そういう考え方もあるよね」グスン

杏子(貰うの悪いと思って一番無難なの選んだんだけど…言わねー方がいいよな)

53: 2012/01/24(火) 19:25:35.93 ID:h/PzzGvg0
まどか「ま、まあそれより! せっかくだから杏子ちゃん付けてみたら?」

杏子「って言ったってなー。これをどうするのかもよく分かんないし」

さやか「確かに、一人でいきなり付けるのは難しいよねー」

まどか「私も最初は出来なかったな」ティヒヒ

杏子「じゃあさ、>>55に手伝ってもらおうかな」

55: 2012/01/24(火) 19:26:13.61 ID:KGnVRpFc0
めがほむ

58: 2012/01/24(火) 19:28:52.65 ID:h/PzzGvg0
杏子「じゃあさ、ほむらに手伝ってもらおうかな」

さやか「え、ほむら?」

杏子「ああ、この前ゲーセンであって少し話してね。色々あって少し仲良くなったんだ」

まどか「そ、そうなんだ。じゃあほむらちゃん呼ぶね?」

杏子「いや、呼びだすのも悪いしあたしがほむらん家に行くよ」

まどか「そんなのダメだよ!」

63: 2012/01/24(火) 19:33:08.51 ID:h/PzzGvg0
杏子「えっ?」

さやか「まあ、ブラジャーのサイズもまだ合わせてないしね。それだけ持って行ってもしょうがないと思うよ」

まどか(さやかちゃん…!)

杏子「そっかー、じゃちょっと悪いけどほむらを呼ぶか」

ほむら「それには及びません!」

さやか「のわぁ、ほむら!? 何でここに!」

ほむら「えへへ、三人が家に入るのを見てたので…一緒に遊びたいなと思って」

まどか「なぁんだ、じゃあ仕方ないね!」

杏子「だな!」

さやか(…えっ? 何が仕方ないの?)

66: 2012/01/24(火) 19:37:28.25 ID:h/PzzGvg0
杏子「じゃ、ほむらよろしくな」

ほむら「は、はいっ、頑張ります!」ビシィ

ほむら「…ぬ、脱がしますね!」

杏子「お、おう」

杏子(何か恥ずかしいな)

ゴソゴソ

68: 2012/01/24(火) 19:41:17.10 ID:h/PzzGvg0
まどか「改めて見ると…」

さやか「スレンダーな体してるよねあんた…」

ほむら「杏子さん、素敵です…」

杏子「お、おい、何か恥ずかしいだろ! まじまじと見るなよ!」

まどか(でも胸を隠したりはしないんだね)ウェッヒヒ

ほむら「そしたら、まずは手に肩ひもを通して下さい」

杏子「こ、こうか?」

ほむら「それで…」

69: 2012/01/24(火) 19:43:42.63 ID:h/PzzGvg0
(中略)

ほむら「ちゃんと腋の方から肉を持ってくるらしいです」グイグイ

杏子「ちょ、ほむら、くすぐったいって!///」

まどか(いいなあ、ほむらちゃん)

さやか(あたし達も参加しちゃう?)

まどか(じゃあ私達は>>71を手伝おう!)

71: 2012/01/24(火) 19:45:02.45 ID:qmjYqSKj0
恭介

72: 2012/01/24(火) 19:46:12.35 ID:uUAcx4YUP
厄介なのきたー!

76: 2012/01/24(火) 19:48:30.75 ID:h/PzzGvg0
まどか(じゃあ私達は上条君を手伝おう!)

さやか(うえっ!? 何でそこで恭介が出てくるのさ)

まどか(だってさやかちゃんも誰かにブラジャー付けたいんでしょ?)

さやか(何その痴女扱い)

まどか(きっと上条君なら受け入れてくれるよ!)

さやか(そうかな…って、んなわけないでしょ!)

81: 2012/01/24(火) 19:51:30.83 ID:h/PzzGvg0
まどか(ほら、そこは手を治したことを暴露して、恩着せがましく行くとか)ティヒッ

さやか(てぃひじゃないよ! 黒すぎるよまどか!)

ほむら「…で、最後にこっちのベルトを下げれば終わりです!」

ほむら「美樹さん、鹿目さん、出来ましたよ!」

杏子「うう、なんか余計恥ずかしい…」

さやか「おお、これは…」

まどか「>>83だね!」

83: 2012/01/24(火) 19:52:24.10 ID:YWdeI3Vb0
大胸筋矯正サポーターとして

86: 2012/01/24(火) 19:56:16.47 ID:h/PzzGvg0
まどか「大胸筋矯正サポーターみたいだね!」

杏子「大胸筋矯正サポーター? どーいうこった?」

ほむら「だ、大胸筋を鍛えるのに使うブラジャーと似てるかな、って―――」

まどか「ブラじゃないよ、大胸筋矯正サポーターだよ!」

さやか「あんたそれ言いたかっただけでしょ」ペシッ

まどか「ウェヒ」

91: 2012/01/24(火) 20:02:50.21 ID:h/PzzGvg0
さやか「まあ冗談はさておき、いい感じなんじゃない?」

ほむら「サイズも…少し違和感はあるかもしれませんが、大体合ってるみたいです!」ホムッ

杏子「うーん、何かごわごわして邪魔っぽいんだよなー」

さやか「それは慣れよ。世の中の女性は皆付けてるんだから」

杏子「へー」

さやか(しっかしまあ、何か自分のブラ付けてる子が上半身裸で部屋にいると…)

さやか(何か背徳感かも…)

まどか「杏子ちゃん、もう自分で付けられる?」

杏子「あーそうだな、>>93かな」

93: 2012/01/24(火) 20:03:57.31 ID:uUAcx4YUP
別のをつけてみたい

96: 2012/01/24(火) 20:08:06.21 ID:h/PzzGvg0
杏子「あーそうだな、せっかくだし別のも付けてみたいかな」

さやか「いいけど…あんた出来んの?」

杏子「う、うるせー! こんなの一回やれば出来るって!」

杏子(手伝ってもらうのは恥ずかしいしな…)



杏子「くうっ、外す方のやり方なんて分かんないよ…」

>>99「仕方ないから手伝うよ」(←口調は気にしないで)

99: 2012/01/24(火) 20:09:48.20 ID:qmjYqSKj0
恭介

104: 2012/01/24(火) 20:11:27.42 ID:IhQ8QeOgO
病院に帰れwww

106: 2012/01/24(火) 20:14:33.63 ID:h/PzzGvg0
恭介「仕方ないな、僕が手伝うよ」

さやか「うわあっ、きょ、恭介!?」

杏子「な、なんだお前!」ジャキッ

ほむら「杏子さん、部屋の中で槍を構えないで下さい!」

まどか「上条君、どこから現れたの?」

恭介「ふふっ。―――さやかが困ってる気がしたんだ。僕の大切な親友のさやかが」

恭介「そう一度思うと居ても立ってもいられなくてね。さやかのお母さんにお願いして、鍵を貸してもらったんだ」

114: 2012/01/24(火) 20:20:09.89 ID:h/PzzGvg0
杏子「そ、それが何で『手伝う』に繋がんだよッ!?」

恭介「人のブラジャーの付け外しが一番得意なのは、普段からそれをしている人間さ」

恭介「僕はいつもひとm―――ゴホン、いや、何でもない」

恭介「とにかく、たまたまそれが僕だったというだけさ。良かったら手伝わせてくれないかな」ニコッ



まどか「上条君…あなたの言ってること、ついていけない。全然納得できない」

122: 2012/01/24(火) 20:24:14.73 ID:h/PzzGvg0
ほむら「上条さん…最低ですっ」プルプル

杏子「さやか、どういうことだ、おい…こいつ変態じゃねーか!」

さやか「恭介…」

恭介「さやか、君なら…分かってくれるよね」

恭介「…思えば幼稚園、いやそれより前からの付き合いなんだ。言葉にしなくても分かりあえる」

さやか「>>124

124: 2012/01/24(火) 20:25:37.92 ID:+B5/6ia+0
もう近寄らないで

132: 2012/01/24(火) 20:28:19.37 ID:h/PzzGvg0
さやか「もう近寄らないで」

恭介「さやか…?」

さやか「黙って出て行って。でないとあたし…恭介のこと、嫌いになっちゃいそう…」

恭介「……。残念だよさやか…」

バタン

まどか「さ、さやかちゃん…」

134: 2012/01/24(火) 20:29:12.28 ID:6QHDp3i00
意外と聞き分けがいいんだな

139: 2012/01/24(火) 20:33:11.73 ID:h/PzzGvg0
さやか「あはは、おかしいよね。あたし、ずっとあいつのこと好きでさ」

さやか「十年以上も一緒に居て、あいつのことを見続けて…」

さやか「それなのに、あいつのこと何にも分かってなかった」

さやか「理解しようとしてなかったんだ、あたし…」

杏子「さやか…」

杏子(理解してやる必要なんてあるのか…?)

143: 2012/01/24(火) 20:36:41.04 ID:h/PzzGvg0
さやか「これは罰なのかな。あいつの上辺だけを見てきたツケなのかな」

さやか「あたしってホント――」

>>145「さやか!!」

>>145>>148をする)

145: 2012/01/24(火) 20:37:19.68 ID:qmjYqSKj0
恭介

148: 2012/01/24(火) 20:37:35.30 ID:qmjYqSKj0
さやかにキス

158: 2012/01/24(火) 20:41:02.11 ID:h/PzzGvg0
恭介「さやか!!」バタン!!

杏子「なんだてめぇ、まだ居やがったのか!」

恭介「さやか、僕が悪かった。正直、さっきは…半裸の女の子を見て、どうかしてたんだ」

杏子(!!?)

まどか(杏子ちゃんはそろそろ服着ようね)

恭介「さっきのを聞いてたから言う訳じゃないんだけど…僕も君のことをずっと大切に思ってきた」

さやか「恭介…」

160: 2012/01/24(火) 20:43:05.73 ID:h/PzzGvg0
恭介「病院で酷いこと言ったりしたのに、ずっと優しく接してくれて…」

恭介「僕はさやかに甘えてたのかもしれない」

恭介「だからここではっきりさせるよ」

ズキュウウウウウウン

恭介「さやか、君が好きだ」



ほむら「こ、これ何のお話でしたっけ…」

166: 2012/01/24(火) 20:44:36.14 ID:h/PzzGvg0
恭介「良かったら、返事を貰えないかな」

さやか「…>>168

168: 2012/01/24(火) 20:45:04.31 ID:qmjYqSKj0
結婚してください

171: 2012/01/24(火) 20:45:42.85 ID:tYVQOX5A0
やっぱり恭介が好き!

178: 2012/01/24(火) 20:49:37.37 ID:h/PzzGvg0
さやか「…結婚してください」

恭介「さやか!」ガバッ

杏子「ちょっ…さやか! お前それでいいのかよ!」

さやか「…あんたにはあたしの気持ちなんて分からないわよ」

杏子「さっきまで人の裸見て鼻の下伸ばしてたようなやつだぞ?」

さやか「ブラもしてないお子様に、恋愛を説かれたくないわね」

まどか「…上条君、一つだけ教えて」

恭介「…何だい、鹿目さん」

まどか「さっきブラジャーの付け外しを普段からしてるって言ってたけど…あれはどういうことなの?」

まどか「隠さないで教えて」

ほむら(鹿目さんカッコイイ…)

恭介「そ、それは…>>180

180: 2012/01/24(火) 20:50:27.28 ID:qmjYqSKj0
見栄を張っただけだ

188: 2012/01/24(火) 20:54:28.88 ID:h/PzzGvg0
恭介「それは…見栄を張っただけなんだ…」

恭介「だって、そうだろう?」

恭介「この年にもなって女の子のブラ一つも外したことのない男なんて…恥ずかしすぎる」

恭介「さやかの前でくらい、格好付けたかった―――ただそれだけなんだ…」

さやか「いいんだよ、恭介、そんな見栄張らなくたって」

恭介「さやか?」

さやか「何年一緒にいると思ってんのよ。今更じゃない、そんなの…」

恭介「さやか…」

201: 2012/01/24(火) 21:00:26.75 ID:h/PzzGvg0
杏子「…ちょーうぜえ。あたしは帰るよ」バタン

ほむら「あ、杏子さん! 上を着てからにして下さい!」バタン

まどか「えっと…」

まどか(どうしよう? やっぱり>>200するのがいいかな?)

208: 2012/01/24(火) 21:01:45.90 ID:J1nSWoDN0
裸で外出る杏子ちゃんあんあん

219: 2012/01/24(火) 21:05:57.15 ID:h/PzzGvg0
まどか「きょ、杏子ちゃんが不安だから追いかけてくるね!」バタン

さやか「みんな行っちゃった…」

恭介「大丈夫。僕はどこへも行かないさ…」

さやか「恭介!」ダキッ

――――――――――

杏子「ちぇっ、何だよさやかのやつ。久々に家に呼んでくれたと思ったのにさ…」

まどか「杏子ちゃん!」

杏子「何だよまどか、あんたも追い出されたのか?」ケッ

まどか「そ、その前にちゃんと服を着て!」

杏子「え? …>>222

222: 2012/01/24(火) 21:06:59.78 ID:el2QjjQk0
着ないほうが開放感がある

229: 2012/01/24(火) 21:11:18.26 ID:h/PzzGvg0
杏子「え? …ああ、そんなことか」

杏子「いーんだよこれで。着ないほうが開放感があるしな」

杏子「ブラだか何だか知らないけどさ。あんなのあたしには必要ねーんだよ」

まどか「杏子…ちゃん…」

杏子「上に服着てると擦れるしな、こっちの方が気楽でいい」

233: 2012/01/24(火) 21:15:40.18 ID:h/PzzGvg0
杏子「大丈夫だ、まどか。心配すんな」

まどか「全然大丈夫だって気持ちになれない。杏子ちゃんの言ってることが本当だって思えない…」

まどか「開放感があるなんて嘘だよ。だって杏子ちゃん、今までずっと服着てたもん!」

杏子「……っ!」

まどか「さやかちゃんのことがショックだったからって、そんなのおかしいよ…」

杏子「うるせえ!」

まどか「ひっ」ビクッ

杏子「あんたにあたしの気持ちはわかんねーよ」

236: 2012/01/24(火) 21:18:37.01 ID:h/PzzGvg0
―――――

杏子(結局逃げるように帰って来ちまった)

杏子(…何なんだろうな、これ)

杏子(まどかに当たり散らして、みっともない真似して)

杏子(一体あたしは何がしたいんだろう…)

杏子(…>>238の所に行ってみるか)

238: 2012/01/24(火) 21:18:54.93 ID:el2QjjQk0
マミさん

247: 2012/01/24(火) 21:23:12.42 ID:h/PzzGvg0
杏子(マミさんの所に行ってみるか…)

―――――

マミ「ふんふーん、今日のご飯はクリームシチュー♪」

マミ「一人で食べる分には数日持つし、何より鹿目さんの大好物だものね!」

マミ「鹿目さんを喜ばせれば、暁美さんも美樹さんも喜ぶ…」

マミ「これが円環の理というものね…!」キリ

ピンポーン

マミ「あら、誰かしら?」ガチャ

杏子「よ、よう…久しぶり」

マミ「さ、佐倉さん!? どうしたのその格好!」

252: 2012/01/24(火) 21:26:59.14 ID:h/PzzGvg0
杏子「あーいや、ちょっとね」

マミ「だ、誰かに襲われたの!? まさか魔女! そうね、そうなのね!」

マミ「安心して佐倉さん、私が仇を討ってあげる!!」

杏子「だああ、待て待て!」

―――――

マミ「なるほどね、それで美樹さんの所を飛び出してきちゃったと…」

杏子「…もう訳わかんなくてさ。あたしはただ、さやかと仲良くしたかっただけなのに…」

マミ「佐倉さん…」

マミ(ここは>>255すべきね!)

255: 2012/01/24(火) 21:27:35.73 ID:J1nSWoDN0
上条の金玉とる

267: 2012/01/24(火) 21:33:13.51 ID:h/PzzGvg0
マミ「佐倉さん、その、上条君が邪魔なんでしょう?」

杏子「うー…まあ、あいつが来てから色々おかしくなったというか…あいつが変態だったというか…」

マミ「なら上条君をどうにかしちゃえばいいんじゃないかしら」

杏子「どうにか…って何だよ。さすがに頃しはしたくねーぞ?」

マミ「あなた、考え方が物騒よ」

杏子「うっ…ごめん。でも、じゃあどうすんのさ?」

杏子(マミとはそれで昔喧嘩別れしたようなもんだもんな…)

マミ「簡単じゃない。その上条君の金玉を取ってしまえばいい」

杏子「?!」

275: 2012/01/24(火) 21:37:39.95 ID:h/PzzGvg0
杏子「でも…そんなことしたら、さやかが怒るんじゃ…」

マミ「怒るでしょうね。でも良く考えて」

マミ「あなたに取って大事なのは美樹さんを怒らせないことなの?」

マミ「それとも変態から美樹さんを救うことなの?」

杏子「それは…」



マミ「まあ、よく考えて決めることね」

杏子「あたしは…!」

>>277

277: 2012/01/24(火) 21:38:29.35 ID:jIbgsIxt0
変態なの!

290: 2012/01/24(火) 21:42:24.43 ID:h/PzzGvg0
杏子「マミ…」

マミ「決めたのかしら、佐倉さん」

杏子「あたしも、変態なんだ」

マミ「えっ?」

杏子「さっきさ、ヤケになって、上を着ないでさやかの家を飛び出してきてさ」

杏子「それで、ここまでそのまま来たんだけど…」

杏子「開放感があったことに気付いたんだ」

杏子「初めはまどかを追い払うための嘘だと思ってたんだけど…」

杏子「本当にそう考えてないと、とっさにはあんな嘘、出てこないよね」

291: 2012/01/24(火) 21:46:30.25 ID:h/PzzGvg0
杏子「そんなあたしには、あの恭介ってやつを責める資格なんてない」

杏子「同じ穴の狢だったってわけさ。バカバカしい」

マミ「バカバカしいなんて言わないで!」

杏子「マミ…?」

マミ「人を想うって、そういうことなのよ。バカバカしくてもそれを放り投げる訳には行かないの」

杏子「……」

マミ「だから佐倉さん、>>296

296: 2012/01/24(火) 21:47:47.11 ID:2bRhcyp70
わたしも脱ぐわ!

306: 2012/01/24(火) 21:52:18.50 ID:h/PzzGvg0
マミ「だから佐倉さん、私も脱ぐわ! 」

杏子「は? …慰めならいらないよ」

マミ「言ったでしょう? 人を想うって言うのは、どんなにバカバカしくても相手と向き合うこと」

マミ「あなたが思い悩んでいるなら、私もそれを共有したい」

マミ「だから私も脱ぐわ」ニコ

杏子「マミ、そんな…!」

マミ「大丈夫よ佐倉さん。あなたの為だもの」

317: 2012/01/24(火) 22:05:01.87 ID:h/PzzGvg0
杏子(ここでマミに甘えてしまっていいのか?)

杏子(でもマミは・・・あたしの・・・)

杏子(けどやっぱり・・・)

杏子(うん、決めた。>>322

322: 2012/01/24(火) 22:06:29.97 ID:6SvfNlnZ0
恭介からさやかを奪う

330: 2012/01/24(火) 22:10:57.24 ID:h/PzzGvg0
杏子「ありがとうマミ。気持ちはすごく嬉しい」

杏子「でも、やっぱさやかを放っとけないんだ」

マミ「…うん、それがいいわ。佐倉さんならきっとそういうと思ってた」

杏子「あいつはあたしがいないとダメだからな」ニイッ

マミ「なら、早く行ってあげなさい。きっと、動けば何かが変わるわ」

杏子「おう! じゃな!」



マミ「これで、良かったのよね」

マミ「……」

マミ「クリームシチュー、冷めちゃったかな…」

339: 2012/01/24(火) 22:22:53.51 ID:h/PzzGvg0
ピンポーン

ガチャ

杏子「さやか…」

バタン

杏子「さやか! 話くらい聞いてくれてもいいじゃねーか!」

さやか「恭介にさ、言われたんだ」

杏子「な、何だよ」

さやか「『僕のことを悪く言ってた半裸の子は失礼すぎる』

さやか「『気分を害したのはお互い様だろうけど、謝ってほしい』って」

杏子「……」

343: 2012/01/24(火) 22:24:33.80 ID:h/PzzGvg0
さやか「あたしはね、恭介が大事」

さやか「でも一緒に戦ってきた…そんな杏子を切り捨てたくないとも思ってる」

さやか「……」

杏子「……」

さやか「あんたは喚いて出てっちゃうし、恭介も用事があるとかですぐ帰っちゃうし」

さやか「何だかあたし、もう疲れちゃったよ…」

344: 2012/01/24(火) 22:26:11.81 ID:h/PzzGvg0
さやか「杏子もさ、裸見られて頭に来るのは分かるんだけど…」

さやか「恭介と仲直り出来ないかな?」

さやか「あたしは、皆で仲良くしてたいよ…っ」

杏子「さやか…>>348

348: 2012/01/24(火) 22:27:10.04 ID:qmjYqSKj0
そっか、ごめん。幸せにな…

363: 2012/01/24(火) 22:35:44.13 ID:h/PzzGvg0
杏子「さやか…」

杏子「そっか、それなら仕方ないよね」

さやか「杏子…?」

杏子「お前がそこまであいつのことを想ってるとは思ってなかった、かな」

―――ごめん。さやか。

杏子「人を想う時はさ、バカバカしいと思っても相手と向き合うんだよ」

杏子「あんたが恭介ってのを本当に好きならさ、あたしになんて構ってないでちゃんと向き合わなきゃ」

さやか「……」

杏子「ごめんね、幸せにな…」

さやか「杏子っ?!」ガチャッ

さやか(行っちゃったのか…)

374: 2012/01/24(火) 22:47:30.12 ID:h/PzzGvg0
―――某日の風見野―――

まどか「わぷ、すごい風…」

さやか(恭介…大丈夫かな…)

ほむら「目撃情報はこのあたりですが…」

マミ「皆、気を付けてね。もう何人も魔法少女がやられている魔女だそうだから」

ざわ・・・ざわ・・・

マミ「こ、これって……」

さやか「そ、そんな…」

ほむら「……」

389: 2012/01/24(火) 22:52:44.52 ID:h/PzzGvg0
半裸の魔女。その性質は慈愛。
教会のような結界の中でただただ祈り続ける。
その祈りは希望を求めているのか、あるいは絶望を望んでいるのか。
バイオリンの音を執拗に嫌っている。

END

390: 2012/01/24(火) 22:53:08.75 ID:tqusg5pQ0
終わった……だと……

391: 2012/01/24(火) 22:53:13.78 ID:02Hx2i/Z0
えっ

引用: さやか「最近ブラのサイズが合わなくなってさー」杏子「?」