1: 2013/06/30(日) 18:32:35 ID:kUNXqBC6
コナン「まじかよ博士!」

阿笠「ああ、苦労したぞい」

コナン「ありがとう!行ってくる!」タタタタ



阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞ~」

4: 2013/06/30(日) 18:38:22 ID:kUNXqBC6
コナン「ん?説明書つきか」


コナン(なになに?部分的な分解もダイヤルを合わせれば可能…なるほど…!)


コナン(部分分数分解の原理を応用した超発明ってことだな?!)


コナン(やるなあ博士!)タタタタ

8: 2013/06/30(日) 19:06:24 ID:kUNXqBC6
コナン「おーい、みんなー」

歩美「あ!コナン君だ!」

元太「おせえぞコナン!」

光彦「も~待ちくたびれましたよ!」

9: 2013/06/30(日) 19:17:23 ID:kUNXqBC6
コナン(まずは光彦のソバカスにダイヤルを合わせて………っと)

コナン「」ポチッ


ジュワ~
サラサラ………


元太「お、おい!光彦!ソバカスはどうした!?」


光彦「え?何言ってるんですか元太君」


歩美「光彦くん!鏡貸してあげる!」ホイ


ドレドレ


光彦「あ、ソバカスがない!」


光彦「どこかに落としてしまいましたか」

10: 2013/06/30(日) 19:19:58 ID:kUNXqBC6
コナン「おいおい、大切な物なんだろ?管理ちゃんとしとけよ」

歩美「みんなで探そうよ!」

元太「でもよう、仮面ヤイバーのショーに遅れちゃうぜ」

光彦「まあまあ、いいですよ」

13: 2013/06/30(日) 19:25:30 ID:kUNXqBC6
光彦「フンッ!」


プチ…プチ…プチ


歩美「キャァァァァッァアァ!!!」

歩美「ソバカスが生えてきたアアアァァァァッァァァ!」


元太「うわ!」


コナン「キモすぎだろお前………」




光彦「朝飯前です」

15: 2013/06/30(日) 19:30:06 ID:kUNXqBC6
コナン(光彦のソバカスに再生能力があったとは……)


コナン(だが博士の作ったこの装置……効果は完璧だ!)


光彦「行きましょう。開演まで時間がありませんよ」


元太「そうだな!」


歩美「アアアァァァァッァァァ」

17: 2013/06/30(日) 19:36:40 ID:kUNXqBC6
米花シティ グランドホテル前


歩美「わぁ~!大きい建物だね!」

元太「すっげーーー!!」


コナン「ああ、世界最高峰の建築技術を実用化した唯一のホテルさ」

コナン「先週オープンしたばかりなんだぜ」

18: 2013/06/30(日) 19:40:30 ID:kUNXqBC6


歩美「それにしてもこの横断歩道、信号長いねー」

元太「ずっと赤だな!」


光彦「もう渡っちゃいましょう!仮面ヤイバーはすぐそこです!」


歩美「光彦君、危ないよぉ…やめておこうよお…」


光彦「はっはっは。大丈夫ですよ!」

19: 2013/06/30(日) 20:23:31 ID:kUNXqBC6
ブォーン ドゥルルルルル

コナン「!?」

コナン(ペロッ………あれは……20tトラック!)


コナン「光彦ォ!よけろ!!!」


光彦「ひぃ!!!!!」

22: 2013/06/30(日) 20:29:29 ID:kUNXqBC6
光彦(これは…ギリギリ避けられませんね。)


歩美「キャーーーー!」



コナン(そうだ!この装置でなんとか……!)


チャキキキキ


コナン(くそっ………間に合わねえ!!)


コナン(いっけえええええええええええええ!!!)


ポチッ

24: 2013/06/30(日) 20:31:59 ID:kUNXqBC6
ブォォォォォーーーン


………………

コナン「いけたか………!?」


元太「光彦…………」


歩美「うわあああん」











光彦「いやー危なかったです」

28: 2013/06/30(日) 20:35:24 ID:kUNXqBC6
元太「!?」

歩美「!?」

コナン「光彦!無事だったか!」


光彦「ええ。ぶつかる直前に右半身が消えたおかげで接触を回避できました。」

コナン「ほっ…」

元太「よかったなぁ!光彦!」

歩美「もう!赤信号なのに渡っちゃだめだよ!」

29: 2013/06/30(日) 20:39:52 ID:kUNXqBC6
コナン(慌ててダイヤルを設定したが…)

コナン(うまくいったようだ)


光彦「心配をおかけしました。」

元太「肝が冷えたぜ!」


コナン「光彦、大丈夫か?その…痛みとか」


光彦「?」

光彦「ええ、特になにも」

光彦「ただ、片足になってしまいましたので少し歩きづらいです」トントン

30: 2013/06/30(日) 20:52:01 ID:kUNXqBC6
光彦「でも、なんで右半身が消えたのでしょうか。」


コナン「そいつぁこれのおかげさ」スッ

元太「なんだあ?それ」

歩美「スイッチがあるね」


コナン「博士が作った、光彦を原子レベルで分解する装置さ」

コナン「ダイヤル調整で部分破壊も可能な優れものなんだぜ」

33: 2013/06/30(日) 20:56:45 ID:kUNXqBC6
光彦「なるほど!博士に感謝です!!」

元太「原子ってなんだぁ?」

コナン「とにかくこれで光彦を消滅させることができるってことだよ!!!!!」


歩美「すごーい!ちょっと貸して!」クイッ

コナン「あっ…だめだよ歩美ちゃん!」

34: 2013/06/30(日) 20:59:21 ID:kUNXqBC6
チャキキキキ

歩美「えいっ!」ポチッ


ジュワ~
サラサラ…


元太「すげえ!光彦の左手が消えていく………!」

歩美「おもしろーい!」

36: 2013/06/30(日) 21:01:20 ID:kUNXqBC6
コナン「こらこら歩美ちゃん、むやみに光彦を分解しちゃだめだよ!」

歩美「ごめんなさーい!」

光彦「ひどいですよ歩美ちゃ~ん」泣

37: 2013/06/30(日) 21:05:14 ID:kUNXqBC6
光彦「!?」ビクッ


光彦「ァァァァァァァッァああああ!!」


光彦「いだいーーーーーー!痛いですううううううう」ガクガクガク


コナン「!?」


光彦「あ"あ"~~~~」ガクガクガク


コナン(痛みは時間差でやってくるのか………博士に報告だな)

38: 2013/06/30(日) 21:07:41 ID:kUNXqBC6
元太「そんな事よりよお!ショーが始まっちまうぜ!急ごう!」

歩美「あ!そうだね!走っていこう!」


コナン「おう!」


タタタタタ



光彦「まっでぐだざいよお~」トントン

40: 2013/06/30(日) 22:02:21 ID:NlvVaKsk
ホテル内エントランス

コナン「仮面ヤイバーショーは…………あった。15階だな」

光彦「まっでぇー」トントン

歩美「光彦くん遅いよー」

光彦「片足しかないんでずよおー」トントン


阿笠「おーい新一!」

コナン「博士!」

41: 2013/06/30(日) 22:29:37 ID:NlvVaKsk
コナン「なんで博士が?」

阿笠「チケットを偶然手にいれてのう。哀君と車を飛ばしてきたのじゃ」

灰原「暇だったのよ」

コナン「ふうん」

阿笠「なんと!光彦君、右半身が無いではないか!」

42: 2013/06/30(日) 22:31:38 ID:NlvVaKsk
光彦「左手もでずよお~」

プラーン

コナン「実はここに来る前にな…」



…………



阿笠「なるほどのう。」

灰原「円谷君、災難だったわね」

光彦「いだいでずうーーー」

43: 2013/06/30(日) 22:35:44 ID:NlvVaKsk
コナン「博士、あなたの発明は人の命を救い、トラックの運転手の刑務所行きも防いだ。」


コナン「ノーベル賞もんだこの野郎」


阿笠「そうじゃったか……役に立ててよかったぞい」ホロリ


灰原「その装置はどこに?」

44: 2013/06/30(日) 22:40:31 ID:NlvVaKsk
コナン「これだ」

灰原「見せてちょうだい」


コナン「ああ。」

灰原「ふむふむ……どういう構造なのかしら………」


チャキキキキ

灰原「」ポチッ


ジュワ~
サラサラ…

元太「光彦の左腕と肩が消滅したぞ!」

47: 2013/06/30(日) 22:45:52 ID:NlvVaKsk
光彦「やべてぇ!灰原さーん」泣

阿笠「痛々しくてみてられんのう。」

コナン「ああ。凄い痛いらしい」


阿笠「しょうがないのう、痛み止めを注射するかのう」

コナン「あるのか?」

阿笠「もちろんじゃ。よいしょ」ポロン

コナン「それは?」

阿笠「ワシのペニ○リンじゃ」

48: 2013/06/30(日) 22:48:09 ID:NlvVaKsk
阿笠「お、ア○ルはかろうじて残っていたぞい。」

阿笠「フンッ」ズボッ


光彦「あ"あ"あ"~」

阿笠「」ドピュッ





光彦「楽になりました///」

49: 2013/06/30(日) 22:50:12 ID:NlvVaKsk
灰原「ペニシリンは抗生物質よ…」


阿笠「ワシのは神経を麻痺させる効果もあるのじゃ。名付けてペニ○リン」

元太「なーなーいこうぜ」

コナン「うし。エレベーターでいこう」

50: 2013/06/30(日) 22:52:01 ID:NlvVaKsk
エレベーター内


ビービービー

元太「なんだ?」

阿笠「おや、重量オーバーかのう」

灰原「最大重量500kg書いてあるわ」

51: 2013/06/30(日) 22:54:36 ID:NlvVaKsk
歩美「もー!元太君と博士のせいだよ!」

元太「へへへ」


阿笠「すまんのう」


コナン(元太300kg…博士100kg…俺灰原歩美光彦はそれぞれ30kgだから…)


コナン(総重量520kg!)

55: 2013/06/30(日) 22:58:13 ID:NlvVaKsk
コナン「悪ィ光彦、降りてくれ。」

光彦「え?なんで僕なんですか?どう考えても元太君のほうが……」


コナン「元太が降りたら次のお客さんに迷惑だろうが。お前が降りれば490kgでエレベーターは動く。」


光彦「えー……でも…」


コナン「」イラッ

チャキキキキ

56: 2013/06/30(日) 23:02:16 ID:NlvVaKsk
コナン(完全消滅に合わせて………っと)

コナン「」ポチッ


ジュワ~

光彦「僕は降りませんよ。おかしいですもん」



光彦「だいたい元太君がいつも………食べ…………」

サラサラ

光彦「僕…………」


光彦「い…」

光彦「…………」

サラサラ

58: 2013/06/30(日) 23:04:42 ID:NlvVaKsk
ピンポーン
ウィーン

コナン「お、動いたぜ。博士、またピンチを救ったな!」


阿笠「照れるわい」


元太「仮面ヤイバーに早く会いたいぜ!」

歩美「楽しみだね!」





ー完ー

59: 2013/06/30(日) 23:05:28 ID:NlvVaKsk
くぅ疲w
どもありw

60: 2013/07/01(月) 00:18:53 ID:W/O.fTus
ぬるい気もする

引用: 阿笠「できたぞ新一!光彦君を原子レベルで分解する装置じゃ」