雛（まずはどうするのー？）

翠（そうですね。じゃあチビ苺、ＪＵＭの部屋のドアをノックしてくるです。そんでダッシュで戻ってこいです）

雛（わかったのー！）

―ＪＵＭの部屋―

真紅「・・・・・（ペラ）」

コン、コン・・・

真紅「（ビクッ）・・・だ、誰？」

シーン・・・・

真紅「誰か・・・帰ってきたの？」

シーン・・・

ホントだ、sageになってた


真紅「な、なんなの？いったい・・・ちょっとホーリエ！ドアを開けて誰かいるか確認してちょうだい」

ホーリエ（ピカ・・・ピカ・・・・）

真紅「え？ドアを開けられないですって？全く・・・役立たずね。いいわ。自分で調べるわ」

ガチャッ

真紅「（キョロキョロ）・・・誰もいない・・・わね」

真紅「どういうことかしら・・・確かに誰かがノックをしたと思ったのだけれど・・・」

真紅「・・・・空耳だったのかしらね」

―屋根裏―

翠（う～ん、効果はイマイチでしたね）

雛（次はどうするのー？）

翠（よし、じゃあ次は廊下をドタバタ走ってこいです。チビ苺）

雛（了解なのー！）

真紅「この本なかなか面白いわね・・・」

ドタドタドタ！

真紅「（ビクンッ！）だ、誰！？・・・やっぱり誰かいるのね？・・・ＪＵＭなの？それとも翠星石？雛苺？もう帰ってきたの・・・？」

シーン・・・

真紅「だ、誰だか知らないけれど悪ふざけはよして頂戴！！今なら許してあげるからさっさと出てきなさい！」

シーン・・・

真紅「な、何なのいったい・・・？」

ガチャッ

真紅「やっぱり誰もいない・・・確かに足音はしたはずよ・・・も、もしかして幽霊・・・」

真紅「な、何を言ってるのかしら私は・・・幽霊なんて非科学的なものいるはずないじゃない・・・！
　　　きっと私は疲れてるだけよ・・・そうに違いないのだわ・・・・・・・だわだわ・・・（ブルブル）」

―屋根裏―

翠（ププｗビビってきたですよ真紅のヤローｗ）

雛（本を持つ手が震えてるのよー）


真紅「・・・・あぁ、ダメだわ。読書に集中できない・・・こんな時はＪＵＭのパソコンで面白い動画を見るに限るわね」

真紅「・・・・音を最大にして・・・っと」

ホーリエ（ピカピカ）

真紅「え？べ、別に幽霊が怖いから音を大きくしたわけじゃないわ・・・！こ、このほうが動画を楽しめるでしょう？」

翠（ププｗ真紅ったら強がっちゃってｗ）

雛（ねぇ翠星石ー。あんなに音を大きくされたらノックしても廊下をドタバタしてもきっと気付かないのよー。どうするの？）

翠（ふふ・・・大丈夫ですよ。ここは翠星石に任せるです）

真紅「プッｗｗｗウフフフフｗｗｗｗやっぱり物理演算相撲はいつみても面白いわねｗｗｗｗ」

真紅「さて、次はどの動画を・・・」

パソコン【ギャア゛ア゛ぁあ゛アァァァあァ゛ああぁぁ！！！！！！！！！！】

真紅「ぎょああああああああああああああああああああああ！！！！！！」

ドテッ！

翠（ふふ、成功ですぅ♪）

雛（ひゃー、ヒナまでびっくりしちゃったのよー・・・今のは一体何なの？）

翠（ビックリフラッシュですよ。パソコンを立ち上げて一定時間が経つと出るように設定しといたです。大音量でしたから
　　そうとうビックリしたようですね）

雛（さすが翠星石なのー）

真紅「ぁ・・・ぁうぅ・・・あ・・・」

ショアアアァァァ・・・・

雛（あ・・見てなの！真紅が・・・）

翠（人形液を漏らしたですね）

真紅「ひぃ・・・・ひぃ・・・・こ、こここの部屋には悪霊がいるわ・・・！逃げるわよホーリエ！」

スタタタタッ！

雛（部屋を出てっちゃったの）

翠（翠星石達も移動するです）

―リビング―

真紅「塩をまいて・・・お札を貼って・・・十字架にニンニクに聖水・・・般若心経にお守り・・・あとはカギをしめて・・・っと」

真紅「ふぅ・・・これで悪霊もこの部屋には入ってこれないはずよ」

ホーリエ（チカチカ）

真紅「え？着がえろですって？・・・そうね。このままじゃみっともないわね。あ・・・人形液も補充しないと・・・」

ジョポジョポ

真紅「これでよしっと・・・さてと、紅茶でも飲みましょう」

雛（真紅、ちょっと落ち着いてきたみたいなの）

翠（ふふ、まだまだ安心しちゃダメですよ。）

雛（次はどうするの？）

翠（じゃあ次はちょっと強くせめるですよ・・・部屋のドアをドンドン叩くです）

雛（オッケーなのー！）

真紅「はぁ・・・早く誰か帰ってこないかしら・・・」

ドンドンドンッ！！！

真紅「ヒィッ！？」

ドンドンッ！！

真紅「も、もしかして・・・悪霊！？」

ドンドンドンドンッ！！

ホーリエ（アワワワワ・・・）

真紅「だ、大丈夫よ・・・！ホーリエ・・・悪霊対策はバッチリなのだわ！この部屋には入ってこれないはずよ・・・！
　　　今は耐えるのよ・・・・！！」

ドンドンドンッ！！

真紅「ヒイィ・・・！早く余所へ行ってくださいお願いします・・・！（ガクガクブルブル）」

翠（ヒーッヒッヒｗｗｗあんなに怯えた真紅を見るのははじめてですｗｗｗ実に愉快ですぅｗｗｗ）

雛（ねぇいつまで続けるのー？ヒナ、手が痛くなってきたのー）

翠（もうそのへんでいいですよ。じゃあ次はスィドリーム！部屋のテレビをこっそりつけてこいです）

スィ（ピカーン！）

シーン・・・

真紅「音が・・・止んだ・・・？どうやら諦めてくれたようね・・・」

真紅「ふぅ・・・これでやっと安心して・・・」

テレビ【ジ・・・ジジ・・・・】

真紅「ヒッ！？・・・い、いつの間にかテレビがついてる・・・？！」

ＴＶ【ヴォアアア・・・ウォォオオオォォ・・・・クルシイ・・・・タスケテ・・・・】

真紅「い、いやああああああああ！！あ、悪霊！！いやああああああああああああ！！！」

翠（まだ終わらないですよ。スィドリーム！次は部屋の電気を消せです）

スィ（スィーン！）

パチン

真紅「！？」

真紅「く、暗いのだわ！！怖いのだわ！！あああああああ！！助けて！！殺される！！！」

翠（怯えてるですｗ怯えてるですぅｗｗｗさて次は・・・・）

ガシャンッ

銀「はぁい、真紅ぅ晩御飯食べにきたわよぉ・・・ってなんで真っ暗なのよ」

真紅「水銀燈・・・？水銀燈！！水銀燈！！うわああああああああん！！」

ぎゅっ

銀「え？な、なによ・・・！ちょっと離れなさいよぉ・・・」

翠（チッ・・・邪魔が入ったですね）

雛（どうするの？）

翠（水銀燈が帰るまで休憩するですよ。お腹も減りましたし・・・）

雛（わかったの）

銀「ちょっと落ち着きなさいよ真紅・・・とりあえず電気をつけるわよ」

真紅「えぇ・・・ぐすっ」

銀「で・・・なにがあったのよぉ」

真紅「実は・・・・かくかくしかじか」

銀「ふぅん・・・幽霊ね・・・」

真紅「お願い！誰か帰ってくるまで一緒にいてちょうだい水銀燈・・・」

銀「ムリよぉ。あんまり長いことめぐのもとを離れるとめぐが発狂するのよ」

真紅「じゃあ9時！せめて9時まで一緒にいてほしいのだわ！お願い！一人じゃ心細いの・・・あなただけが頼りなの・・・」

銀「はぁ・・・しょうがないわねぇ。9時までよぉ」

真紅「水銀燈・・・！」

銀「でもひとつだけ条件があるわぁ」

真紅「条件・・・？」

銀「えぇ。その・・・ね・・・えっと・・・・・」

真紅「なんなの？」

銀「そ、その・・・・私のことは・・・お、お、お姉ちゃんって呼びなさい・・・///」

真紅「お姉ちゃん・・・？」

銀「そ、そうよ・・・！」

真紅「まぁそれくらいなら別にかまわないけど・・・・お姉ちゃん。これでいいのかしら？」

銀（はぁぁ・・・お姉ちゃん・・・！なんて素敵な響き・・・最高よぉ・・・！）

真紅「お姉ちゃん？どうかしたの？」

銀「い、いえ別に・・・それよりお腹が空いたわぁ」

真紅「じゃあご飯にしましょう。お姉ちゃん」

銀「・・・・はぁん！」

真紅「・・・？」

―キッチン―

真紅「・・・・冷蔵庫が空っぽなのだわ」

銀「ちょっとぉ。どういうことなのよぉ」

真紅「わからないわ・・・昨日のりがいろいろと残しておいてくれたはずなのに・・・も、もしかして悪霊が・・・！」

そのころ翠星石と雛苺

翠（ムシャムシャバクバクあーうめーですぅ♪）

雛（モグモグパリポリ幸せなのー♪）

銀「ねぇどうするのよぉ。」

真紅「出前を頼みましょう。お姉ちゃんは何がいいかしら？」

銀「ラーメンが食べたいわぁ」

真紅「じゃあちょっと待ってて・・・もしもし。ラーメンとカツ丼を今すぐ持ってきなさい。ガチャン」

しばらくして・・・

ピンポーン

出前「ちゃっすｗｗｗｗｗ出前っすｗｗｗｗｗｗｗｗあけてくださいｗｗｗｗｗ」

真紅「やっと来たわね。今開けるわ」

ガチャッ

真紅「ご苦労様。いくらかしら？」

出前「うおぉぉおｗｗｗｗ人形がしゃべってるｗｗｗｗｗｗマジこえぇｗｗｗｗｗｗはっはっはｗｗｗｗ逃げろｗｗｗ」

ブロロロ・・・ブォォォオオン！！

真紅「あ・・・ちょっとお金！・・・いっちゃったわ」

銀「どうしたのよぉ」

真紅「出前の人が私の姿を見るなりいきなり怯えて逃げ出したのよ・・・いったい何なのかしら・・・」

銀「きっとあなたの後ろにいる悪霊に驚いて逃げたんじゃないのぉ？」

真紅「え！？い、いやあああああああ！！助けて！お姉ちゃん助けて！！」

銀「うふふ、冗談よぉ（あぁ・・・可愛い・・・ハァハァ）」

真紅「タ、タチの悪い冗談はよしてちょうだい・・・！びっくりしたじゃないの・・・」

銀「ごめんなさぁい。それよりはやくご飯食べましょう。冷めちゃうわ」

真紅「そうね」

～色々あって9時になりました～

銀「さてと・・・もう9時ね。帰らなきゃ」

真紅「お姉ちゃん・・・」

銀「そ、そんな顔しないでよぉ・・・もうあとは寝るだけでしょ？大丈夫よぉ。悪霊も全然出てこなかったじゃない」

真紅「そ、それはそうだけど・・・」

銀「大丈夫よぉ。もし悪霊が出たとしてもさすがに鞄の中まではこないわよ」

真紅「で、でも・・・・」

銀「じゃあわかったわぁ。何かあったらここに電話しなさい。すぐ駆けつけるわ」

真紅「お姉ちゃん・・・ありがとう、ありがとう・・・・うぅぅ」

銀「ほら泣かないの。じゃあもう行くわぁ。おやすみぃ」

真紅「えぇ、おやすみ・・・」

雛（水銀燈が帰ったのよー）

翠（ですね。じゃあ再開しますか。）

真紅「さてと・・・悪霊がまた出てこないうちにさっさと寝ましょう」

ググッ・・・

真紅「カ、カバンが開かない・・・？」

真紅「よ、溶接されてるのだわ・・・！いったい誰がこんな・・・」

ドンッ！！

真紅「ヒッ！？」

シクシク・・・タスケテ・・・

真紅「あ、悪霊・・・！イヤ・・・だ、誰か！助けて！イヤイヤイヤ！」

ホーリエ（ピカピカ！）

真紅「そ、そうよ・・・！水銀燈に連絡すればいいのよ！」

ピ、ポ、パ、ポ・・・ツー、ツー・・・

真紅「で、電話が繋がらない！？・・・あ、電話線が切られてるのだわ！そんな・・・」

真紅「仕方ないわ・・・外へ逃げるわよ！」

ガチャッ

猫の大群「ニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャア
　　　　　ニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャア
　　　　　ニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャア
　　　　　ニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャア
　　　　　ニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャア
　　　　　ニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャア
　　　　　ニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャア
　　　　　ニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャアニャア」

真紅「キャアアァァァァアアット！！！！！！」

バタンッ！

真紅「はぁ・・・はぁ・・・！なんであんなに猫が・・・これじゃあ外に出られない・・・」

ホーリエ（ピカピカ）

真紅「そ、そうよ！まだｎのフィールドがあるじゃない！」

―物置―

真紅「・・・鏡が・・・ない」

真紅「せ、洗面所は！？お風呂場は！？」

ガチャッ

真紅「そ、そんな・・・！こ、これじゃあこの家から出られないじゃない・・・！」

ドンッ！ドンッ！オジイチャアァァァァン・・・・

真紅「ヒィィ！？」

・・・シクシク・・・ヴォオアアア・・・・ドタンッ！バタンッ！！コロス！！コロス！！

真紅「いや・・・いやいやいや・・・いやあああああああああああああああああああああああ！！！！！」

翠（ひっひっひ・・・まだ夜は始まったばかりです。どんどん行くですよー！）

雛（なのなのー！）

翠（さーて次はこれをこうしてー・・・）

なんかすごいいろいろあって夜が明けた

チュンチュン・・・チュン・・・・

真紅「あー・・・あー・・・あー・・・」

翠（ふぅー・・・さすがに夜通しは疲れたですぅ・・・）

雛（真紅が氏にそうになってるのよー）

翠（ですね。ちょっとやりすぎましたかね・・・）

ガチャッ・・・ただいまー・・・・

真紅「ＪＵＭ！？」

翠（あ、ＪＵＭが帰ってきたみたいですね）

ＪＵＭ「あぁー疲れた・・・」

ダダダダダッ！

真紅「ＪＵＭ！ＪＵＭ！！」

ＪＵＭ「ん？あぁ真紅、お土産買ってき・・・」

ギュッ！！

ＪＵＭ「ってうわ！？な、なんだ真紅？どうしたんだ？」

真紅「帰ってくるのが遅いのだわ！遅いのだわ！！うぅぅ・・・ぐすっ」

のり「あらあら♪ＪＵＭくんがいなくて寂しかったのぅ？真紅ちゃん♪」

翠（ムギー！！真紅のヤローあんなにＪＵＭとくっついてー！！やい雛苺！！翠星石達ももう戻るですよ！！）

雛（待ってなの。二人別々の家に泊まりにいったはずなのに一緒に戻るのは不自然なの。ヒナは後で戻るから翠星石が先に家に戻るのよー！）

翠（わかったですぅ）

真紅「ＪＵＭ、ＪＵＭ・・・ぐすっ」

ＪＵＭ「お、おい・・・もう泣き止んでくれよ真紅・・・（ナデナデ）」

ガチャッ！

翠「ただいまですぅぅ！！！」

真紅「す、翠星石！？」

バッ！

ＪＵＭ「ビックリした・・・翠星石かよ・・・どっか行ってたのか？」

翠「ちょっとおじじの家に泊まりにいってたんですぅ！それより真紅！今ＪＵＭに抱きついてませんでしたか？」

真紅「そ、そんなことしてないわよ・・・！ねぇ？ＪＵＭ」

ＪＵＭ「あ、あぁ、そうだな・・・」

翠「ムムム～・・・！まぁ今回はそういうことにしといてやるです・・・！」

ガチャッ

雛「ただいまなのー！！」

真紅「あら、お帰り雛苺」

のり「雛苺ちゃんもどこかにいってたのぅ？」

雛「トモエの家に泊まりにいってたのよー！」

のり「あらそうなのぅ♪」

雛「ねぇ聞いて聞いてー！トモエの家でクッキー作ったのよー！！それからねー、隠れんぼしてお絵描きしてー・・・ペチャクチャドチャクチャ」

のり「うふふ、楽しかったのね雛苺ちゃん♪」

雛「うん！！」

翠「やいチビ苺・・・（ヒソヒソ）」

雛「なぁにー？翠星石」

翠「ククク、お前なかなか嘘をつくのがうまいですね♪今の話まるで本当にトモエの家に行ったみたいでしたよ」

雛「え？何を言ってるの？翠星石？」

翠「？？？」

雛「ヒナは嘘なんてついてないのよー。トモエと一緒にクッキーを作ってそれからいっぱい遊んでー・・・」

翠「な、なにいってやがるですか！？チビ苺！お前は昨日は翠星石と一緒に真紅を脅かして遊んでたじゃないですか！？」

雛「翠星石こそ何をいってるの？ヒナは昨日ずっとトモエの家にいたのよー」

翠「そ、そそそそんな馬鹿な・・・！？ありえねーです！信じねーですぅ！！証拠を見せろです！！」

雛「なんでそんなにヒナを疑うの？証拠ならちゃんとあるのよ！ほら、写真をいっぱい撮ったのー！」

翠「こ、これは・・・そんな・・・！じゃあ昨日翠星石と一緒にいたのは・・・」

翠「い・・・・」

翠「嫌ああああああああああああああああああああああああ！！！！」

終わり

おつかれ

ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ