1: 2014/06/22(日)15:42:49 ID:aJxjYWhI6
小五郎「!!!???!!??」ビクンビクン
目暮「お、毛利君、いつものやつが来たかね!」
小五郎「!!!????!?!?www」ビクッビクッ
目暮「ん?」
蘭「お父さん?」
小五郎「!?!?!?!?w!?!?!?!?!?!」ブクブク
目暮「あ、泡を吹いておるが…」
蘭「お父さぁん!!」
目暮「どうしたんだ毛利君、尿を漏らしているぞ
目暮「お、毛利君、いつものやつが来たかね!」
小五郎「!!!????!?!?www」ビクッビクッ
目暮「ん?」
蘭「お父さん?」
小五郎「!?!?!?!?w!?!?!?!?!?!」ブクブク
目暮「あ、泡を吹いておるが…」
蘭「お父さぁん!!」
目暮「どうしたんだ毛利君、尿を漏らしているぞ
3: 2014/06/22(日)15:45:58 ID:aJxjYWhI6
蘭「お、お父さんどうしたの!?」
小五郎「」
目暮「これは…し、氏んでる…?」
蘭「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
数時間後、小五郎の遺体が運び込まれた病院
蘭「お父さん・・・」ヒックヒック
目暮警部「何故・・・毛利君が・・・」
がちゃ
医師「・・・」
目暮警部「あの、氏因は・・・?」
医師「毛利さんは、不眠症か何かだったのでしょうか・・・?」
蘭「・・・いや、そんなことはないと思います・・・」ヒックヒック
コナン「・・・(まさか・・・)」
小五郎「」
目暮「これは…し、氏んでる…?」
蘭「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
数時間後、小五郎の遺体が運び込まれた病院
蘭「お父さん・・・」ヒックヒック
目暮警部「何故・・・毛利君が・・・」
がちゃ
医師「・・・」
目暮警部「あの、氏因は・・・?」
医師「毛利さんは、不眠症か何かだったのでしょうか・・・?」
蘭「・・・いや、そんなことはないと思います・・・」ヒックヒック
コナン「・・・(まさか・・・)」
4: 2014/06/22(日)15:48:01 ID:aJxjYWhI6
目暮警部「それはどういうことなんですか?毛利君の氏因はなんだったのですか?」
医師「…かなり強力な睡眠薬による、中毒氏です。超即効性のもので、長期間にわたって使用されていたかと・・・」
目暮警部「睡眠薬?」
医師「それと、とてもわかりにくいのですが…。首筋に細い針のようなもので刺された跡が大量にありました。おそらくその針で睡眠薬を体内へと注入していたのかと…」
目暮警部「では他殺…?」
医師「いえ、先ほどもいいましたようにかなり長期間にわたって薬を摂取したことによる中毒氏ですので、一概には言えないと思いますが…。」
目暮警部「でも自分で針を刺していたとは考えにくいでしょう…。不眠症でもないらしいし、そもそもそれなら錠剤がある」
医師「ええ。事故にしろ他殺にしろ、睡眠薬の注入は他人が行っていたでしょう。それとこんな強力な睡眠薬はそう簡単に手に入りません。
その人物が自分で薬を調合していたと考えるのが妥当かと思われます」
医師「…かなり強力な睡眠薬による、中毒氏です。超即効性のもので、長期間にわたって使用されていたかと・・・」
目暮警部「睡眠薬?」
医師「それと、とてもわかりにくいのですが…。首筋に細い針のようなもので刺された跡が大量にありました。おそらくその針で睡眠薬を体内へと注入していたのかと…」
目暮警部「では他殺…?」
医師「いえ、先ほどもいいましたようにかなり長期間にわたって薬を摂取したことによる中毒氏ですので、一概には言えないと思いますが…。」
目暮警部「でも自分で針を刺していたとは考えにくいでしょう…。不眠症でもないらしいし、そもそもそれなら錠剤がある」
医師「ええ。事故にしろ他殺にしろ、睡眠薬の注入は他人が行っていたでしょう。それとこんな強力な睡眠薬はそう簡単に手に入りません。
その人物が自分で薬を調合していたと考えるのが妥当かと思われます」
9: 2014/06/22(日)15:59:55 ID:aJxjYWhI6
目暮警部「ふうむ…」
蘭「…あの、私今日はもう家に帰ります。お母さんが来たらよろしくお願い します。ほらコナン君、帰ろ?」
目暮警部「…ああ、わかったよ。(蘭君、どうか気を確かに持ってくれよ…)」
コナン「…」
帰り道
蘭「…お父さん…なんで!!」ヒックヒック
コナン「(蘭…)」
蘭「コナン君、これからあたしたちどうしよっか…」
コナン「う、う~ん、わかんないや。あ、ごめん蘭姉ちゃん。
僕今日は博士の家に泊まるよ!じゃ!(とりあえず博士に相談しないと…!)」タッタッタッタ…
蘭「え…」
蘭「…あの、私今日はもう家に帰ります。お母さんが来たらよろしくお願い します。ほらコナン君、帰ろ?」
目暮警部「…ああ、わかったよ。(蘭君、どうか気を確かに持ってくれよ…)」
コナン「…」
帰り道
蘭「…お父さん…なんで!!」ヒックヒック
コナン「(蘭…)」
蘭「コナン君、これからあたしたちどうしよっか…」
コナン「う、う~ん、わかんないや。あ、ごめん蘭姉ちゃん。
僕今日は博士の家に泊まるよ!じゃ!(とりあえず博士に相談しないと…!)」タッタッタッタ…
蘭「え…」
10: 2014/06/22(日)16:01:56 ID:aJxjYWhI6
阿笠邸
コナン「おい博士!」
博士「おおなんじゃ新一、いきなりどうしたんじゃ?」
コナン「やべえぞ!おっちゃんが睡眠薬のショックで氏んじまった!!」
博士「なんじゃと!…あ、わかった!冗談じゃろ!頭まで子供になったのかね?」ハハハ
コナン「バーロー!!ちげえよマジだ!今日はある山荘で殺人事件があったんだけど…。眠らせたおっちゃんがそのまま起きずに逝っちまったんだよ!」
博士「…ええ~…」
コナン「…どうすんだ。警察の調べではもう睡眠薬の中毒で氏んだってバレちまってるぞ!」
博士「あ、あ、安心せい。そう簡単にバレやしないよ…」
コナン「で、でも…!」
コナン「おい博士!」
博士「おおなんじゃ新一、いきなりどうしたんじゃ?」
コナン「やべえぞ!おっちゃんが睡眠薬のショックで氏んじまった!!」
博士「なんじゃと!…あ、わかった!冗談じゃろ!頭まで子供になったのかね?」ハハハ
コナン「バーロー!!ちげえよマジだ!今日はある山荘で殺人事件があったんだけど…。眠らせたおっちゃんがそのまま起きずに逝っちまったんだよ!」
博士「…ええ~…」
コナン「…どうすんだ。警察の調べではもう睡眠薬の中毒で氏んだってバレちまってるぞ!」
博士「あ、あ、安心せい。そう簡単にバレやしないよ…」
コナン「で、でも…!」
11: 2014/06/22(日)16:04:41 ID:aJxjYWhI6
ガチャ
灰原「あら、何のお話?」
コナン「は、灰原…。な、な、な、なんでもないぞ」
博士「そ、そうじゃよ哀君。早く寝なさい」
灰原「…そう。じゃあ別にいいんだけど。…
毛利小五郎の近くにいて強力な睡眠薬を自作できる人物…そしてその人物と近しく、尚且つ毛利小五郎に毒針をさすチャンスが長期間に亘ってある人物はどこにいるのかしらね?」
コナン「おま、聞いてたのかよ!」
博士「…ワシらしかおらんな。コナンの場合は蘭君も該当するが、新一は戸籍とかちょっと調べられたら素性がバレてしまうし…」
コナン「人生終わった…」
灰原「工藤君が捕まったら私まで困るんだけれど。素性が割れれば間違いなく、黒の組織に消されるわ。だから自首も無理よ…」
一同「・・・・・・・・」
灰原「あら、何のお話?」
コナン「は、灰原…。な、な、な、なんでもないぞ」
博士「そ、そうじゃよ哀君。早く寝なさい」
灰原「…そう。じゃあ別にいいんだけど。…
毛利小五郎の近くにいて強力な睡眠薬を自作できる人物…そしてその人物と近しく、尚且つ毛利小五郎に毒針をさすチャンスが長期間に亘ってある人物はどこにいるのかしらね?」
コナン「おま、聞いてたのかよ!」
博士「…ワシらしかおらんな。コナンの場合は蘭君も該当するが、新一は戸籍とかちょっと調べられたら素性がバレてしまうし…」
コナン「人生終わった…」
灰原「工藤君が捕まったら私まで困るんだけれど。素性が割れれば間違いなく、黒の組織に消されるわ。だから自首も無理よ…」
一同「・・・・・・・・」
13: 2014/06/22(日)16:09:33 ID:aJxjYWhI6
コナン「仕方ない…」
コナン「誰かになすりつけるしかないねーな。(でも、なすりつけが可能な人物…すなわち博士ともおっちゃんとも親しい人物なんて…)」
灰原「それしかないわね…。遺書を書かせて頃す?」
博士「おお!ワシらは助かるのか!!やった!」
コナン&灰原「(博士はどう転んでももうアウトだよ…)」
コナン「なすりつけるためには…(博士には氏んでもらわないと辻褄が合わなくなるな)」
灰原「…ねえ博士、博士が私に依頼していた、一度飲めば永遠に絶倫になる薬が完成したから飲んでみない?(青酸カリを飲ませて自殺に見せかけよう)」
コナン「誰かになすりつけるしかないねーな。(でも、なすりつけが可能な人物…すなわち博士ともおっちゃんとも親しい人物なんて…)」
灰原「それしかないわね…。遺書を書かせて頃す?」
博士「おお!ワシらは助かるのか!!やった!」
コナン&灰原「(博士はどう転んでももうアウトだよ…)」
コナン「なすりつけるためには…(博士には氏んでもらわないと辻褄が合わなくなるな)」
灰原「…ねえ博士、博士が私に依頼していた、一度飲めば永遠に絶倫になる薬が完成したから飲んでみない?(青酸カリを飲ませて自殺に見せかけよう)」
14: 2014/06/22(日)16:12:20 ID:aJxjYWhI6
博士「ほう!!どれ飲んでみよう!!」
灰原「ハイ、これよ!ちょっと苦いかもしれないけど途中で飲むのやめたら効果なくなるから、一気に飲んでね」
博士「よおし」ゴクリッ
博士「!!!!!!!!??????!!????www」
博士「は、図りおったなぁ…!」バタリッ
灰原「…OK、氏んだようね。私は今から警察に電話して、博士が急に自頃したって言うわ。だから工藤君も早く自分の仕事をして!」
コナン「自分の仕事か…」
灰原「これを持って行きなさい!!飲ます時には容器からちゃんと自分の指紋を拭きとってね」
コナン「おお!これは青酸カリ!ナイス灰原!じゃあ俺は蘭の方をサクッとやってくるぜ!」
灰原「ハイ、これよ!ちょっと苦いかもしれないけど途中で飲むのやめたら効果なくなるから、一気に飲んでね」
博士「よおし」ゴクリッ
博士「!!!!!!!!??????!!????www」
博士「は、図りおったなぁ…!」バタリッ
灰原「…OK、氏んだようね。私は今から警察に電話して、博士が急に自頃したって言うわ。だから工藤君も早く自分の仕事をして!」
コナン「自分の仕事か…」
灰原「これを持って行きなさい!!飲ます時には容器からちゃんと自分の指紋を拭きとってね」
コナン「おお!これは青酸カリ!ナイス灰原!じゃあ俺は蘭の方をサクッとやってくるぜ!」
16: 2014/06/22(日)16:16:01 ID:aJxjYWhI6
毛利探偵事務所
蘭「お父さん…!お父さん…!!」ヒックヒック
ガチャ
コナン「…蘭ねえちゃん、ただいま」
蘭「コナン君…!泊まってくるんじゃなかったの?」
コナン「いや、いや、蘭ねえちゃんが寂しいだろうと思ってさ…(悪いな、蘭)」
蘭「コナン君…ありがとう!」
コナン「いやいや、それよりも今日は色々会ったし疲れたでしょ?博士からいい物をもらってきたんだ!」
蘭「いいもの…?」
蘭「お父さん…!お父さん…!!」ヒックヒック
ガチャ
コナン「…蘭ねえちゃん、ただいま」
蘭「コナン君…!泊まってくるんじゃなかったの?」
コナン「いや、いや、蘭ねえちゃんが寂しいだろうと思ってさ…(悪いな、蘭)」
蘭「コナン君…ありがとう!」
コナン「いやいや、それよりも今日は色々会ったし疲れたでしょ?博士からいい物をもらってきたんだ!」
蘭「いいもの…?」
17: 2014/06/22(日)16:17:43 ID:aJxjYWhI6
コナン「コレさ!頭がスッキリして気分が落ち着いて物事を冷静に考えることが出来てついでに痩せれる薬らしいよ!」
蘭「…そう。でも、お父さんも何かの薬のせいで氏んじゃったって言うし…」
コナン「大丈夫だよ!博士もよく飲んでるらしいし!」
蘭「コナン君がそこまで言うなら…」
コナン「あ、ちょっと待って!容器が汚れてるから拭くね!」ふきふき
コナン(直接触らないように…)…ハイ!しっかり握って飲んでね!」コトッ
蘭「あ、ありがとう…。じゃあ、もらうね…」
コナン「(よっしゃ!)」
蘭「…そう。でも、お父さんも何かの薬のせいで氏んじゃったって言うし…」
コナン「大丈夫だよ!博士もよく飲んでるらしいし!」
蘭「コナン君がそこまで言うなら…」
コナン「あ、ちょっと待って!容器が汚れてるから拭くね!」ふきふき
コナン(直接触らないように…)…ハイ!しっかり握って飲んでね!」コトッ
蘭「あ、ありがとう…。じゃあ、もらうね…」
コナン「(よっしゃ!)」
20: 2014/06/22(日)16:21:23 ID:aJxjYWhI6
蘭「…」ポイッ
コナン「え!?ら、蘭ねえちゃん?どうして薬を捨てちゃうの?」
蘭「駄目よ、コナン君………いや、新一!!」
コナン「!!??」
コナン「…な、なに言ってるの?こんな時に…」アハハ
蘭「…実はあたしずっと前から気づいてたのよ、コナン君は新一だってこと…」
コナン「(そんな馬鹿な…)」
蘭「でも新一にも何か理由があるんだろうと思ってた…。だから新一が黙ってるならあたしも触れないでおこうと思ってたのよ…」
コナン「ら、蘭姉ちゃんも冗談きついな~。そんな訳ないじゃない!だいたい、証拠でもあるの?」
蘭「…ハア」
蘭「あのね、コナン君は新一がいなくなった日に現れたのよ?この時点で出来過ぎてる。それに小学一年生としては賢すぎるし、
コナン君、ここに来て初めて小学校に行った日の体育で、サッカーボールを蹴っただけでゴールのネットを突き破って木をへし折ったらしいじゃない。
これはどうせ博士の作った機械か何かでやらかしたんでしょう?」
コナン「………」
コナン「え!?ら、蘭ねえちゃん?どうして薬を捨てちゃうの?」
蘭「駄目よ、コナン君………いや、新一!!」
コナン「!!??」
コナン「…な、なに言ってるの?こんな時に…」アハハ
蘭「…実はあたしずっと前から気づいてたのよ、コナン君は新一だってこと…」
コナン「(そんな馬鹿な…)」
蘭「でも新一にも何か理由があるんだろうと思ってた…。だから新一が黙ってるならあたしも触れないでおこうと思ってたのよ…」
コナン「ら、蘭姉ちゃんも冗談きついな~。そんな訳ないじゃない!だいたい、証拠でもあるの?」
蘭「…ハア」
蘭「あのね、コナン君は新一がいなくなった日に現れたのよ?この時点で出来過ぎてる。それに小学一年生としては賢すぎるし、
コナン君、ここに来て初めて小学校に行った日の体育で、サッカーボールを蹴っただけでゴールのネットを突き破って木をへし折ったらしいじゃない。
これはどうせ博士の作った機械か何かでやらかしたんでしょう?」
コナン「………」
21: 2014/06/22(日)16:25:21 ID:aJxjYWhI6
蘭「一応言っておくと、お父さんだって当然気づいてたわよ?」
コナン「!?」
蘭「だいたい、眠ってる間に事件を解決してた、なんて何度も続けば誰だっておかしいと思うわよ。
『眠りの小五郎』が始まったのだって、コナン君が来てからだった…。だからあたしはお父さんに頼まれて、事件があった時、こっそりとあなたを観てたわ。
そしたらその腕につけてる時計から、変な針を出してお父さんを眠らしてるじゃない!驚いてたら、そのままお父さんの声で話し始めるんだもん。笑っちゃうわよ!!本気で、バレてないとでも思ってたの?」
コナン「……………」
蘭「それに気づいて、最初はお父さんもあなたを詰問しようとした。でもよく考えたらあなたが事件を解決しだす前はウチは仕事が全くなかった。借金だって相当あったわ・・・。
でも、眠りの小五郎として名をはせるようになってからは借金も返してまともな生活を遅れるようになった。ウチにはあなたが必要だったことがわかったのよ」
コナン「……………」
蘭「あの即効性の睡眠薬のことはずっと気にかかってたけど、もう仕方なかったのよ…。ウチの経済事情はあなたの推理力に依存してたんだもの。
お父さんも、何時氏んでもいいって納得してたわ。あなたには感謝してるぐらいよ。 …だから今日お父さんが氏んだとき、犯人はすぐにわかった。」
コナン「……………」
コナン「!?」
蘭「だいたい、眠ってる間に事件を解決してた、なんて何度も続けば誰だっておかしいと思うわよ。
『眠りの小五郎』が始まったのだって、コナン君が来てからだった…。だからあたしはお父さんに頼まれて、事件があった時、こっそりとあなたを観てたわ。
そしたらその腕につけてる時計から、変な針を出してお父さんを眠らしてるじゃない!驚いてたら、そのままお父さんの声で話し始めるんだもん。笑っちゃうわよ!!本気で、バレてないとでも思ってたの?」
コナン「……………」
蘭「それに気づいて、最初はお父さんもあなたを詰問しようとした。でもよく考えたらあなたが事件を解決しだす前はウチは仕事が全くなかった。借金だって相当あったわ・・・。
でも、眠りの小五郎として名をはせるようになってからは借金も返してまともな生活を遅れるようになった。ウチにはあなたが必要だったことがわかったのよ」
コナン「……………」
蘭「あの即効性の睡眠薬のことはずっと気にかかってたけど、もう仕方なかったのよ…。ウチの経済事情はあなたの推理力に依存してたんだもの。
お父さんも、何時氏んでもいいって納得してたわ。あなたには感謝してるぐらいよ。 …だから今日お父さんが氏んだとき、犯人はすぐにわかった。」
コナン「……………」
26: 2014/06/22(日)16:32:08 ID:aJxjYWhI6
蘭「あなたが博士の家に行くことはわかりきってたけど、さっき帰ってきたのには驚いたわ。まあ、この薬瓶を渡された時点で目的はわかったけどね…。」
コナン「(やっべぇ…)」
蘭「で?あなたは殺そうとしたのよね?あたしを。大方、あたしを自殺に見せかけて頃して、罪をあたしに擦り付けるつもりだったのかしら。
…だとしたら睡眠薬の考案者であろう博士も氏なないといけないけど?」チラッ
コナン「……………」
蘭「…まあ、それは別にいいわ。あたしにとって重要なのは、あなただから。それにお父さんが氏んでしまったのは不可抗力。あたしはあなたを通報したりはしない」
コナン「(蘭…?)」
蘭「博士を消したのであれば、あと他に睡眠薬のことについて知っている人物は?」
コナン「(やっべぇ…)」
蘭「で?あなたは殺そうとしたのよね?あたしを。大方、あたしを自殺に見せかけて頃して、罪をあたしに擦り付けるつもりだったのかしら。
…だとしたら睡眠薬の考案者であろう博士も氏なないといけないけど?」チラッ
コナン「……………」
蘭「…まあ、それは別にいいわ。あたしにとって重要なのは、あなただから。それにお父さんが氏んでしまったのは不可抗力。あたしはあなたを通報したりはしない」
コナン「(蘭…?)」
蘭「博士を消したのであれば、あと他に睡眠薬のことについて知っている人物は?」
27: 2014/06/22(日)16:35:30 ID:aJxjYWhI6
コナン「(…もう、限界だな…)」フゥ
コナン「そうだよ、俺は新一だ…!蘭…!」
蘭「だからそれは解ってるからいいって。バカなの?質問に答えてよ」
コナン「ご、ごめん」
蘭「薬について知っている人物は?」
コナン「…俺と博士の他に、灰原が知ってる。あと大阪の服部だ」
蘭「そう…」
蘭「灰原さんとは結託して博士を消したってことでいいのかしら?」
コナン「あ、はい。そうです」
コナン「そうだよ、俺は新一だ…!蘭…!」
蘭「だからそれは解ってるからいいって。バカなの?質問に答えてよ」
コナン「ご、ごめん」
蘭「薬について知っている人物は?」
コナン「…俺と博士の他に、灰原が知ってる。あと大阪の服部だ」
蘭「そう…」
蘭「灰原さんとは結託して博士を消したってことでいいのかしら?」
コナン「あ、はい。そうです」
30: 2014/06/22(日)16:42:05 ID:aJxjYWhI6
蘭「じゃあリスクを減らす上でも彼女はなんとかなるとして…問題は服部君ね」
コナン「?」
蘭「彼の性格から考えて…」
蘭「消すしかないみたいね」
コナン「け、消すって…」
蘭「詳しいことは聞かないでおくけど、あなたや灰原さんは何か身分を隠しておく必要があるんじゃないの?」
コナン「あ、ああ」
蘭「ならそのための場所として、私はこの家を提供できる。そして、私は今後の生活のためにも、あなたの推理力が必要。ギブ&テイクでいきましょう、新一」
コナン「は、はい…」
コナン「?」
蘭「彼の性格から考えて…」
蘭「消すしかないみたいね」
コナン「け、消すって…」
蘭「詳しいことは聞かないでおくけど、あなたや灰原さんは何か身分を隠しておく必要があるんじゃないの?」
コナン「あ、ああ」
蘭「ならそのための場所として、私はこの家を提供できる。そして、私は今後の生活のためにも、あなたの推理力が必要。ギブ&テイクでいきましょう、新一」
コナン「は、はい…」
34: 2014/06/22(日)16:50:10 ID:aJxjYWhI6
―――…大阪
テレビ< 「『眠りの小五郎』として有名だった、名探偵の毛利小五郎さんが、今日夕方、薬物中毒で倒れ、病院に緊急搬送されたとの情報が…」
服部「な、なんやこれ!えらいこっちゃがな!!」
服部携帯< ピロリロリン♪
服部「あ?なんや?…おっさんから電話!?病院運ばれたんと違うんかいな!?」バッ
服部「も、もしもしィ!!」
小五郎「あー、俺だ」
服部「あ、あんた大丈夫なんか!?なんか病院に運ばれたってテレビでゆうとるで!!?」
小五郎「そのことなんだがな…お前に内密に話しておきたいことがある…」
服部「話したいこと…?」
テレビ< 「『眠りの小五郎』として有名だった、名探偵の毛利小五郎さんが、今日夕方、薬物中毒で倒れ、病院に緊急搬送されたとの情報が…」
服部「な、なんやこれ!えらいこっちゃがな!!」
服部携帯< ピロリロリン♪
服部「あ?なんや?…おっさんから電話!?病院運ばれたんと違うんかいな!?」バッ
服部「も、もしもしィ!!」
小五郎「あー、俺だ」
服部「あ、あんた大丈夫なんか!?なんか病院に運ばれたってテレビでゆうとるで!!?」
小五郎「そのことなんだがな…お前に内密に話しておきたいことがある…」
服部「話したいこと…?」
39: 2014/06/22(日)16:56:00 ID:aJxjYWhI6
小五郎「ちょっと電話では言えんことでな…コナンが関係してることだ」
服部「くど…じゃなくて、コナンってあのちっこい子供かいな?」
小五郎「ああ…。ちょっと東京まで出てこれるか?」
服部「わかったちょっと待っとれや!!すぐバイクで飛ばしていくさかい!!」
小五郎「まあ急ぐな、今からだと遅いだろう。…明日の夜9時に、米花公園に来てくれればそれでいい。新幹線でもなんでも使って来てくれ」
服部「わ、わかった!!明日の夜やな!!」
小五郎「じゃあ、待ってるぞ」
服部「まかせときぃ!!」
服部「くど…じゃなくて、コナンってあのちっこい子供かいな?」
小五郎「ああ…。ちょっと東京まで出てこれるか?」
服部「わかったちょっと待っとれや!!すぐバイクで飛ばしていくさかい!!」
小五郎「まあ急ぐな、今からだと遅いだろう。…明日の夜9時に、米花公園に来てくれればそれでいい。新幹線でもなんでも使って来てくれ」
服部「わ、わかった!!明日の夜やな!!」
小五郎「じゃあ、待ってるぞ」
服部「まかせときぃ!!」
41: 2014/06/22(日)17:03:09 ID:aJxjYWhI6
次の日 大阪 昼
和葉「平次~、今日放課後空いてる?」
服部「ああ?」
和は「なんか蘭ちゃんのおっちゃん大変みたいやし、お見舞いいかへん?」
服部「…いや、お前はやめとけ。俺が今日行ってくるから」
和葉「え?なんであんただけ行くんよ!」
服部「うるさいやっちゃなぁホンマ。…おっさんから電話あったんや」
和葉「え、そうなん!!?元気そうやった?テレビでは倒れて病院に運ばれたーとしか行ってないから心配やってん!!」
服部「あー、まあ普通に話しとったわ。とにかくなんか大事な話あるみたいやから、今日は俺だけで行ってくる」
服部「和葉はまた落ち着いたのわかってからにしとけ、いいな」
和葉「はいはいわかりました~」
和葉「平次~、今日放課後空いてる?」
服部「ああ?」
和は「なんか蘭ちゃんのおっちゃん大変みたいやし、お見舞いいかへん?」
服部「…いや、お前はやめとけ。俺が今日行ってくるから」
和葉「え?なんであんただけ行くんよ!」
服部「うるさいやっちゃなぁホンマ。…おっさんから電話あったんや」
和葉「え、そうなん!!?元気そうやった?テレビでは倒れて病院に運ばれたーとしか行ってないから心配やってん!!」
服部「あー、まあ普通に話しとったわ。とにかくなんか大事な話あるみたいやから、今日は俺だけで行ってくる」
服部「和葉はまた落ち着いたのわかってからにしとけ、いいな」
和葉「はいはいわかりました~」
45: 2014/06/22(日)17:10:13 ID:aJxjYWhI6
―――夜、東京
服部「米花公園は……ここまっすぐ行ったところか」
服部「(しかし、なんでこんなところで話さなあかんのや?探偵事務所じゃ言えんことなんか…?)」
服部「(工藤に関係あることって…)」
服部「(!!まさかアイツ、おっさんに正体バレたんと違うか!?)」
服部「(そうや…それで現場でややこしいことなって、おっさんは病院運ばれたとか変な情報が流れたんとちがうか…?)」
服部「(それやったらあのねーちゃんにはバレんように、探偵事務所は使わんかったって筋も通るな…なるほど)」
服部「っとと、もうそろそろ時間やないか。急がな!」ダッ
??「…」
服部「米花公園は……ここまっすぐ行ったところか」
服部「(しかし、なんでこんなところで話さなあかんのや?探偵事務所じゃ言えんことなんか…?)」
服部「(工藤に関係あることって…)」
服部「(!!まさかアイツ、おっさんに正体バレたんと違うか!?)」
服部「(そうや…それで現場でややこしいことなって、おっさんは病院運ばれたとか変な情報が流れたんとちがうか…?)」
服部「(それやったらあのねーちゃんにはバレんように、探偵事務所は使わんかったって筋も通るな…なるほど)」
服部「っとと、もうそろそろ時間やないか。急がな!」ダッ
??「…」
46: 2014/06/22(日)17:17:27 ID:aJxjYWhI6
米花公園
服部「もうそろそろ時間やけど…おっさんまだおらんやん」
服部携帯< ピロリロリン♪
服部「ん?なんや、公衆電話から電話やぞ…」
服部「もしもし?」
小五郎「ああ、俺だ…」
服部「おっさんかいな。なんや携帯どうしたんや?」
小五郎「ちょっとな…それより公園の場所はわかったか?」
服部「もう既に着いとるで。おっさんこそ遅れとんか?」
小五郎「そうか」
小五郎「…」
服部「…?」
小五郎「…」
服部「なんや、おっさんどうかしたんか?はよ来て話してくれや」
小五郎「ごめんね、服部君」
服部「…」
服部「は?」
コナン「…」パシュッ
服部「もうそろそろ時間やけど…おっさんまだおらんやん」
服部携帯< ピロリロリン♪
服部「ん?なんや、公衆電話から電話やぞ…」
服部「もしもし?」
小五郎「ああ、俺だ…」
服部「おっさんかいな。なんや携帯どうしたんや?」
小五郎「ちょっとな…それより公園の場所はわかったか?」
服部「もう既に着いとるで。おっさんこそ遅れとんか?」
小五郎「そうか」
小五郎「…」
服部「…?」
小五郎「…」
服部「なんや、おっさんどうかしたんか?はよ来て話してくれや」
小五郎「ごめんね、服部君」
服部「…」
服部「は?」
コナン「…」パシュッ
50: 2014/06/22(日)17:27:51 ID:aJxjYWhI6
服部「な…?」フラッ
コナン「すまねぇな…服部」
服部「く、工藤…お前…なにを…」
灰原「工藤君、早く片付けましょう」
コナン「あ…ああ、そうだな。…あ、蘭か?こっちは終わったぞ。早く来てくれ」
服部「……………」バタッ
五分後
灰原「さてと…これからコレを処理しましょう」
蘭「ええ」
服部「………」
コナン「しかし、まだこいつ眠ってるだけだぞ?」
蘭「そうね。だから早く殺さないと」
灰原「そして指紋、掌紋、足紋…あと歯型も判別不能にしておきましょう。DNAは…これを使いましょう」サッ
灰原「アポトキシン4869の解毒剤を作っていく過程で偶然生まれた毒薬…これを使ったマウスは、DNAの螺旋構造が著しく破壊されたわ」
蘭「わかったわ」
蘭「とりあえず、顔も潰しておくわね」ドゴォ!!
56: 2014/06/22(日)17:38:21 ID:aJxjYWhI6
服部「…」ボロッ
コナン「お、オエエエエエエエエエ!!!!!!!!!」ビチャアッ
蘭「ちょっと、何やってるのよ」
灰原「工藤君、悪ふざけはやめて」
コナン「い、いや…」オエップ
灰原「あなた、これまでいくつもこんな氏体見てきたでしょうに、今更なんなのよ」
蘭「こういう事件でも楽しんで推理してたでしょう」
コナン「す、すまん…」
灰原「後はここをこう処理して…」
蘭「ええ!」
コナン「お、オエエエエエエエエエ!!!!!!!!!」ビチャアッ
蘭「ちょっと、何やってるのよ」
灰原「工藤君、悪ふざけはやめて」
コナン「い、いや…」オエップ
灰原「あなた、これまでいくつもこんな氏体見てきたでしょうに、今更なんなのよ」
蘭「こういう事件でも楽しんで推理してたでしょう」
コナン「す、すまん…」
灰原「後はここをこう処理して…」
蘭「ええ!」
57: 2014/06/22(日)17:40:06 ID:aJxjYWhI6
数時間後、東京湾
服部平次だったもの「…」
灰原「とりあえずここまでやれば簡単に個人の識別をすることはできないでしょう」
蘭「ありがとう、哀ちゃん」
灰原「いいえ。ギブ&テイクでしょう?」フフッ
蘭「そうね…」ニコッ
コナン「…」
灰原「じゃあ工藤君、キック力増強シューズを最大出力にして、これを遠くに蹴っ飛ばして」
蘭「新一、頼むわよ」
コナン「あ、ああ…」ギュィィーン・・・
服部平次だったもの「…」
コナン「う、うおおおおおおおお!!!!!!」ドゴォッ!!
ひゅ~
ぼっちゃーん
蘭「ふぅ…」
灰原「これでとりあえずは安心ね」
コナン「…」
服部平次だったもの「…」
灰原「とりあえずここまでやれば簡単に個人の識別をすることはできないでしょう」
蘭「ありがとう、哀ちゃん」
灰原「いいえ。ギブ&テイクでしょう?」フフッ
蘭「そうね…」ニコッ
コナン「…」
灰原「じゃあ工藤君、キック力増強シューズを最大出力にして、これを遠くに蹴っ飛ばして」
蘭「新一、頼むわよ」
コナン「あ、ああ…」ギュィィーン・・・
服部平次だったもの「…」
コナン「う、うおおおおおおおお!!!!!!」ドゴォッ!!
ひゅ~
ぼっちゃーん
蘭「ふぅ…」
灰原「これでとりあえずは安心ね」
コナン「…」
64: 2014/06/22(日)17:54:20 ID:aJxjYWhI6
一ヵ月後 毛利探偵事務所
あれから一ヶ月、俺たちにはいつもの日常が戻ってきた。俺は相変わらずコナンを続けている。
何か変わったことがあるとすれば、この事務所からおっちゃんがいなくなったこと、灰原は新しく同居することになったこと、
そして…おっちゃんが担っていた探偵業は、蘭が高校と平行して続行することになった。
俺の推理力でバックアップされた蘭は、今では「眠りの小五郎の忘れ形見!二世の名探偵!」と連日世間を賑わせている。
蘭「あ、哀ちゃんそっちのお醤油とってくれる?」
灰原「はい」スッ
コナン「蘭、机拭いて、皿も並べといたぞ」
蘭「ありがと!…でも、蘭じゃなくて蘭姉ちゃんでしょ?コナン君!」ニコッ
コナン「あ…ご、ごめん蘭姉ちゃん」
…蘭は、普段からそう接していないとボロが出るから、と、俺のことはコナンとして扱っている…。
< ピンポーン!
蘭「あら?誰かしら?今からお昼なのに…」
灰原「依頼者でしょうね。私が応対するわ」ガチャッ
蘭「あ、哀ちゃんありがとう!」
灰原「はい、どちらさ………!?」
和葉「………」
あれから一ヶ月、俺たちにはいつもの日常が戻ってきた。俺は相変わらずコナンを続けている。
何か変わったことがあるとすれば、この事務所からおっちゃんがいなくなったこと、灰原は新しく同居することになったこと、
そして…おっちゃんが担っていた探偵業は、蘭が高校と平行して続行することになった。
俺の推理力でバックアップされた蘭は、今では「眠りの小五郎の忘れ形見!二世の名探偵!」と連日世間を賑わせている。
蘭「あ、哀ちゃんそっちのお醤油とってくれる?」
灰原「はい」スッ
コナン「蘭、机拭いて、皿も並べといたぞ」
蘭「ありがと!…でも、蘭じゃなくて蘭姉ちゃんでしょ?コナン君!」ニコッ
コナン「あ…ご、ごめん蘭姉ちゃん」
…蘭は、普段からそう接していないとボロが出るから、と、俺のことはコナンとして扱っている…。
< ピンポーン!
蘭「あら?誰かしら?今からお昼なのに…」
灰原「依頼者でしょうね。私が応対するわ」ガチャッ
蘭「あ、哀ちゃんありがとう!」
灰原「はい、どちらさ………!?」
和葉「………」
66: 2014/06/22(日)17:58:17 ID:aJxjYWhI6
蘭「あ…」
コナン「!!」
蘭「か、和葉ちゃん…」
和葉「蘭ちゃん………平次が」
蘭「え?」
和葉「平次がいなくなってしもた…」グスッ
蘭「…」
コナン「(来たか…)」
コナン「!!」
蘭「か、和葉ちゃん…」
和葉「蘭ちゃん………平次が」
蘭「え?」
和葉「平次がいなくなってしもた…」グスッ
蘭「…」
コナン「(来たか…)」
69: 2014/06/22(日)18:05:49 ID:aJxjYWhI6
蘭「は、服部君がいなくなったって…」
蘭「どういうこと…?」
和葉「…」ヒックグスッ
蘭「和葉ちゃん、落ち着いて。私でよければ、詳しく聞かせてくれるかな?」ニコッ
和葉「う、うん…」
・・・・・
和葉「最近、平次と連絡がとれへんのよ…」
蘭「連絡がとれないって…ただ喧嘩してるとかじゃなくて?」
70: 2014/06/22(日)18:06:18 ID:aJxjYWhI6
和葉「そんなんちゃうよ!!だって学校も全然来てないし、平次の家行っても、ずっと帰ってきてないって話やもん!!」
蘭「そ、そんな…」
和葉「それもここ一ヶ月ずっとなんよ…。ウチ、最初はまたどっかの事件に首突っ込んでるだけやろと思ってたんやけど、こうも長いと…」
蘭「捜索願いは?」
和葉「家の人が2週間前に出したって…」
蘭「そう…」
蘭「そっか…」
蘭「・・・・・・・・・・・・・・」
蘭「そ、そんな…」
和葉「それもここ一ヶ月ずっとなんよ…。ウチ、最初はまたどっかの事件に首突っ込んでるだけやろと思ってたんやけど、こうも長いと…」
蘭「捜索願いは?」
和葉「家の人が2週間前に出したって…」
蘭「そう…」
蘭「そっか…」
蘭「・・・・・・・・・・・・・・」
83: 2014/06/22(日)18:18:09 ID:aJxjYWhI6
蘭「私も心配だよ…ごめんね、全然知らなくて…」グスッ
和葉「蘭ちゃん…」
蘭「…で、和葉ちゃんはウチに探偵として捜索の依頼を?」
和葉「う、うん。ウチ、居ても立ってもいられんくなってしもて…ごめん」
蘭「ううん!そんなことないよ。頼ってくれてありがとう」
和葉「蘭ちゃんとこも、今いろいろ大変やろうに…」
蘭「それは…。でもね、お父さんならきっと和葉ちゃんの依頼受けて、服部君見つけると思うから…」
コナン「(オイ、灰原…)」
灰原「(なによ)」
コナン「(これ、どうすんだ?また頃すのかよ)」
和葉「蘭ちゃん…」
蘭「…で、和葉ちゃんはウチに探偵として捜索の依頼を?」
和葉「う、うん。ウチ、居ても立ってもいられんくなってしもて…ごめん」
蘭「ううん!そんなことないよ。頼ってくれてありがとう」
和葉「蘭ちゃんとこも、今いろいろ大変やろうに…」
蘭「それは…。でもね、お父さんならきっと和葉ちゃんの依頼受けて、服部君見つけると思うから…」
コナン「(オイ、灰原…)」
灰原「(なによ)」
コナン「(これ、どうすんだ?また頃すのかよ)」
84: 2014/06/22(日)18:19:03 ID:aJxjYWhI6
灰原「(馬鹿ね。殺人なんて基本はリスクばっかり大きい代物なんだから、よほど他に手が無い状況じゃない限りそんなことしないわよ)」
和葉「…あ」
コナン「(そ、そうだよな…蘭ものらりくらりやるよな)」
灰原「(ええ)」
和葉「そういえば…」
和葉「蘭ちゃんのおじさんと言えば…」
蘭「?」
和葉「そうや!!思い出した!!平次、居なくなる前に蘭ちゃんのおっちゃんから連絡来て、呼び出されたって言ってた!!」
蘭「・・・・・・・・・・・・・」
蘭「えっ、それほんと!?」
和葉「…あ」
コナン「(そ、そうだよな…蘭ものらりくらりやるよな)」
灰原「(ええ)」
和葉「そういえば…」
和葉「蘭ちゃんのおじさんと言えば…」
蘭「?」
和葉「そうや!!思い出した!!平次、居なくなる前に蘭ちゃんのおっちゃんから連絡来て、呼び出されたって言ってた!!」
蘭「・・・・・・・・・・・・・」
蘭「えっ、それほんと!?」
88: 2014/06/22(日)18:21:57 ID:aJxjYWhI6
和葉「うん!!!」
蘭「それは大きい情報だよ!!」
蘭「警察にそのことは話した?」
和葉「いや…平次がおらへんようになってから気が動転してて…今話してて思い出したから…まだ…」
蘭「そっかぁ」
コナン「・・・・・・・・・・・」
灰原「・・・・・・・・・・・・」
蘭「・・・・・・・・・・・・・・」
和葉「蘭ちゃん?」
蘭「それは大きい情報だよ!!」
蘭「警察にそのことは話した?」
和葉「いや…平次がおらへんようになってから気が動転してて…今話してて思い出したから…まだ…」
蘭「そっかぁ」
コナン「・・・・・・・・・・・」
灰原「・・・・・・・・・・・・」
蘭「・・・・・・・・・・・・・・」
和葉「蘭ちゃん?」
93: 2014/06/22(日)18:25:18 ID:aJxjYWhI6
蘭「でも、なんでお父さんが平次君を呼び出したりなんかしたんだろう…」
和葉「さぁ…それは」
和葉「あ、でも…あれ?」
和葉「そういえば、連絡があったのって、」
蘭「あ、哀ちゃん、和葉ちゃんにお茶お出ししてくれる?」
灰原「はーい」
和葉「おじさんが病院に運ばれたって」
蘭「コナン君も手伝ってきてくれる?」
コナン「あ、うん」
和葉「ニュースで言ってたときのような…」
蘭「へぇ」
和葉「さぁ…それは」
和葉「あ、でも…あれ?」
和葉「そういえば、連絡があったのって、」
蘭「あ、哀ちゃん、和葉ちゃんにお茶お出ししてくれる?」
灰原「はーい」
和葉「おじさんが病院に運ばれたって」
蘭「コナン君も手伝ってきてくれる?」
コナン「あ、うん」
和葉「ニュースで言ってたときのような…」
蘭「へぇ」
96: 2014/06/22(日)18:32:59 ID:aJxjYWhI6
和葉「あの時はまだおじさんの容態とか詳しいこと知らへんかったから、なんとも思わんかったけど…」
和葉「今から考えてみれば、なんかおかしいような…」
蘭「おかしいって、なにが?」
和葉「おじさんって何かの中毒で亡くなったんよね?」
蘭「…うん、そうだよ」
和葉「あ、ごめん…こんなこと聞いて」
蘭「きにしないで」
和葉「でもそうなると、倒れて病院に運ばれた日に電話なんてできるんかなぁ?」
蘭「うーん…確かに…」
和葉「ね?なんか変やんね?蘭ちゃんもそう思 蘭「でもそこまでおかしいかなぁ?」
和葉「今から考えてみれば、なんかおかしいような…」
蘭「おかしいって、なにが?」
和葉「おじさんって何かの中毒で亡くなったんよね?」
蘭「…うん、そうだよ」
和葉「あ、ごめん…こんなこと聞いて」
蘭「きにしないで」
和葉「でもそうなると、倒れて病院に運ばれた日に電話なんてできるんかなぁ?」
蘭「うーん…確かに…」
和葉「ね?なんか変やんね?蘭ちゃんもそう思 蘭「でもそこまでおかしいかなぁ?」
100: 2014/06/22(日)18:38:25 ID:aJxjYWhI6
和葉「え?」
蘭「そもそもほんとにお父さんから電話があったのかも怪しいし…」
蘭「和葉ちゃん、服部君がお父さんと電話してるところ、実際に見たの?」
和葉「い、いや、それは見てへんけど…」
蘭「それに平次君がなにか事件性のあるものに巻き込まれているとも限らないわけだし…」
蘭「警察に届出は出したのなら、それ以上はあまり騒がないほうが、服部君のためでもあるんじゃないかなぁ」
和葉「そ、そうなんかなぁ」
蘭「うん!」
和葉「でも今の情報は伝えたほうがい 蘭「それもどうだろう?」
蘭「そもそもほんとにお父さんから電話があったのかも怪しいし…」
蘭「和葉ちゃん、服部君がお父さんと電話してるところ、実際に見たの?」
和葉「い、いや、それは見てへんけど…」
蘭「それに平次君がなにか事件性のあるものに巻き込まれているとも限らないわけだし…」
蘭「警察に届出は出したのなら、それ以上はあまり騒がないほうが、服部君のためでもあるんじゃないかなぁ」
和葉「そ、そうなんかなぁ」
蘭「うん!」
和葉「でも今の情報は伝えたほうがい 蘭「それもどうだろう?」
101: 2014/06/22(日)18:40:09 ID:M9rRroeFr
情報隠蔽に必氏やWWWWWWWW
103: 2014/06/22(日)18:42:52 ID:aJxjYWhI6
和葉「…え?」
蘭「2週間前に届出をだしたのならもう捜索の方針も固まっているだろうし、今更そんなあやふやな進言をしても、捜査を混乱させるだけかもしれないよ?」
和葉「そ、そうなんかなぁ…」
蘭「きっとそうだと思うよ。だから和葉ちゃんはじっと騒がず、服部君の帰りを待とうよ!」ニコッ
和葉「う、う~ん…」
蘭「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
和葉「蘭ちゃんに言われたら、なんかそっちの方が良い気がしてきたかも…」
蘭「そっか♪」
蘭「あ、哀ちゃん!やっぱりお茶じゃなくて紅茶お出ししてくれるー?」
灰原「はーい」
テレビ< 緊急速報です!!東京湾で変氏体が発見されました!!
推定年齢は10代後半から20代前半、男性で、歯型や指紋などの個人を特定する部分を著しく傷つけられているとのことで…
警察はほぼ間違いなく他殺だろうとの見解を示しています
和葉「し、氏体…?まさか平次…?嘘…。ちゃうよね…」
蘭「あ、哀ちゃんやっぱりお茶お出しして~」
灰原「はーい」
蘭「2週間前に届出をだしたのならもう捜索の方針も固まっているだろうし、今更そんなあやふやな進言をしても、捜査を混乱させるだけかもしれないよ?」
和葉「そ、そうなんかなぁ…」
蘭「きっとそうだと思うよ。だから和葉ちゃんはじっと騒がず、服部君の帰りを待とうよ!」ニコッ
和葉「う、う~ん…」
蘭「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
和葉「蘭ちゃんに言われたら、なんかそっちの方が良い気がしてきたかも…」
蘭「そっか♪」
蘭「あ、哀ちゃん!やっぱりお茶じゃなくて紅茶お出ししてくれるー?」
灰原「はーい」
テレビ< 緊急速報です!!東京湾で変氏体が発見されました!!
推定年齢は10代後半から20代前半、男性で、歯型や指紋などの個人を特定する部分を著しく傷つけられているとのことで…
警察はほぼ間違いなく他殺だろうとの見解を示しています
和葉「し、氏体…?まさか平次…?嘘…。ちゃうよね…」
蘭「あ、哀ちゃんやっぱりお茶お出しして~」
灰原「はーい」
113: 2014/06/22(日)18:53:13 ID:aJxjYWhI6
和葉「ら、蘭ちゃん!!!!どうしよ!!!今の平次やったら!!!!」
蘭「はは、和葉ちゃん落ち着いて?いくらなんでもそれは話が飛躍してるよ」
和葉「でも!!!」
蘭「それに発見されたのって東京湾なんでしょ?なら大阪の服部君は…」
和葉「東京に呼び出されてたって言ったやん!!!!それにはは、って何よ!!!!ウチ、本気で心配やのに!!!!」
蘭「あ、ご、ごめんね…」
蘭「まあ、とにかく落ち着こうよ。ね?」
和葉「……」フーッフーッ
蘭「哀ちゃん、お茶の用意まだかしら?」
灰原「今、持って行くわ」スタスタ
蘭「ありがとね」
蘭「はは、和葉ちゃん落ち着いて?いくらなんでもそれは話が飛躍してるよ」
和葉「でも!!!」
蘭「それに発見されたのって東京湾なんでしょ?なら大阪の服部君は…」
和葉「東京に呼び出されてたって言ったやん!!!!それにはは、って何よ!!!!ウチ、本気で心配やのに!!!!」
蘭「あ、ご、ごめんね…」
蘭「まあ、とにかく落ち着こうよ。ね?」
和葉「……」フーッフーッ
蘭「哀ちゃん、お茶の用意まだかしら?」
灰原「今、持って行くわ」スタスタ
蘭「ありがとね」
115: 2014/06/22(日)18:57:18 ID:aJxjYWhI6
和葉「……」
灰原「どうぞ」コトッ
和葉「……ウチ、やっぱりさっきのこと警察に言ってみる」
蘭「…そっか。それもいいかもしれないね」
蘭「とにかく一息いれよ?ね?」
和葉「…なんか今日の蘭ちゃん変じゃない?」
蘭「へ?そうかなぁ…」
蘭「まあとにかくお茶飲もうよ」
和葉「…遠慮しとく」
灰原「どうぞ」コトッ
和葉「……ウチ、やっぱりさっきのこと警察に言ってみる」
蘭「…そっか。それもいいかもしれないね」
蘭「とにかく一息いれよ?ね?」
和葉「…なんか今日の蘭ちゃん変じゃない?」
蘭「へ?そうかなぁ…」
蘭「まあとにかくお茶飲もうよ」
和葉「…遠慮しとく」
116: 2014/06/22(日)18:57:47 ID:aJxjYWhI6
蘭「なんで?」
和葉「…今のど渇いてない」
蘭「そんなこと、いわずに」
蘭「飲んで?」
和葉「嫌や」
蘭「飲んで?」
和葉「嫌」
和葉「…もう帰る」
蘭「飲んで」
和葉「…帰るわ、失礼します」スッ
蘭「飲め」
和葉「じゃあ、さようなら」
コナン「…」パシュッ
蘭「はい、さようなら」
終
和葉「…今のど渇いてない」
蘭「そんなこと、いわずに」
蘭「飲んで?」
和葉「嫌や」
蘭「飲んで?」
和葉「嫌」
和葉「…もう帰る」
蘭「飲んで」
和葉「…帰るわ、失礼します」スッ
蘭「飲め」
和葉「じゃあ、さようなら」
コナン「…」パシュッ
蘭「はい、さようなら」
終
123: 2014/06/22(日)18:59:40 ID:dGyJ05QwH
おつ
125: 2014/06/22(日)19:02:58 ID:WAr26b2Hh
麻酔で始まって麻酔に終わった
151: 2014/06/22(日)23:17:50 ID:aJxjYWhI6
ん。
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります