1: 2008/12/31(水) 23:59:44.60 ID:XQHS/a8v0 BE:1502928487-2BP(1)

「水銀鐙の今宵もアンニュ~イ」





「ごきげんよう。まさかこんなに早いとは思わなかったでしょう?。私は誇り高きローゼンメイデン第一ドール、水銀鐙よ」

「今宵もはじまりました、水銀鐙の今宵もアンニュ~イ・・・この番組は、私が気が向いた時だけ適当にやっている番組よ」

「槐堂すっかり、喫茶店と化してたわぁ・・・ケーキとか写真撮影とか・・・たくましいわよねぇ、薔薇水晶・・・」

「薔薇水晶と言えば、今一生懸命料理してるわ、時々異臭がするのは・・・まあ、レシピがレシピだからよねえ・・・」

「まあいいわ、はじめましょうか」


シリーズ



水銀燈のアンニュ~イな一日

水銀燈の今宵もアンニュ~イvol4

水銀燈の今宵もアンニュ~イvol5





ローゼンメイデン0―ゼロ― 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

2: 2009/01/01(木) 00:01:31.92 ID:9+p4aRW40 BE:1207710959-2BP(1)

「まずは、ミーディアムネーム[夜の紳士]から。ありがとう」

「銀様こんばんわぁ、・・・こんばんわぁ。休み中にスキーに行こうかと思っています、銀様はスキーとかスノボとか出来ますか?」

「んなもん、出来るわけ無いでしょう、道具が無いし・・・まあ、ちょっとはやって見たいと思うわね、昔子供にそりに乗せられたことがあったけど、けっこう爽快だったわぁ」

「アイツなら作れるかもしれないわね、今度聞いて見ましょうか・・・」

3: 2009/01/01(木) 00:06:26.81 ID:9+p4aRW40
「さて、次のおたより、ミーディアムネーム[マチュピチュ]からよ。ありがとう。」

「ギンギン、にゅーい、・・・にゅーい、もう、ギンギンも気にならなくなってきたわぁ・・・」

「ギンギンは年末年始何か予定ありますか?もし無いのなら僕と一緒に旅行にでも行きませんか?」

「嫌よ。そもそもめぐに押し切られて温泉に行くことになってるし、温泉は嫌いじゃないしせっかくだからゆっくり疲れを取りたいのだけど・・・めぐと一緒じゃあ・・・はぁ」

「気を取り直して、次。ミーディアムネーム[口が乳酸菌臭いのだわ]のおたよりよ。・・・なんか凄くムカつくんですけどっ!」

「銀ちゃんは乳酸菌飲料を一日どれぐらいとるのでしょうか?実は過剰摂取はあまり腸によくありません、気をつけてください」

「水代わりに飲むから、2,3リットルぐらいかしらね。あと、あいにくだけど腸とか無いから大丈夫よぉ、あっても飲むでしょうけど」

8: 2009/01/01(木) 00:14:54.73 ID:9+p4aRW40
「次、ミーディアムネーム[ででで小王]からのお便り。ありがとう。」

「銀様こんばんは・・・こんばんは。このまえ槐堂のおたよりが読まれたので、気になって僕も槐堂に行って来ました」

「だから、面白半分で行くなっつーの、まあ、今は喫茶店のようだから別にかまわないのでしょうけど」

「時々鏡の中にも綺麗なドールが写ってとても幻想的です・・・雪華綺晶までなにしてんのよ・・・」

「今では僕もすっかり常連です。時間制+オーダー料はすこし財布に厳しいですが、余裕のある限り通おうと思います」

「ヘビーユーザーが増えて来てるわぁ・・・正直ドールみんなでお店やったら凄いと思うのよね・・・」

「真紅にお茶入れさせてぇ、翠星石はお菓子作って、軽食は薔薇水晶で、蒼星石はウェイトレ・・・ウェイターがいいわね」
「雪華綺晶は防犯カメラ代わりで・・・おチビ二人は・・・まあにぎやかしでいいわねえ・・・私?私は当然店長よぉ?みんなの監督役、らぁくちん♪」

「ふふ、こんなお店だったらあなたたちは来るかしら?もちろん破産するまで通いつめるわよねぇ?」

「さあ、メインコーナーに行きましょうか」

11: 2009/01/01(木) 00:22:51.51 ID:9+p4aRW40
「水銀鐙の今宵もアンニュ~イ」




「最初のコーナーに行く前に、もう一度自己紹介。私は誇り高きローゼンメイデン第一ドールの水銀鐙よ」

「この番組のメインパーソナリティを勤めているわ」

「水銀燈のミーディアム、柿崎めぐです」

「この番組のアシスタントパーソナリティも勤めさせていただいています・・・今は」

「今はってなに!?」

「大丈夫、まだアシスタントだから」

「まだってまさかあなたいよいよ本格的にのっとるつもり!?」

「水銀燈は少し考えすぎよ、ほら、ふつおたのコーナーやらなきゃ」

「釈然としない物があるけど・・・おたより読むわぁ」

12: 2009/01/01(木) 00:28:47.75 ID:9+p4aRW40
「では最初のお便り、ミーディアムネーム[梨の礫]さんからのおたより・・・ありがとう」

「銀様こんばんは・・・こんばんわぁ。タキシードを着たウサギを見てしまったのですが、頭がヤバイのでしょうか、PS・槐堂の近くです」

「ラ・・・ラプラス・・・追い出したはずなのにいつまで未練たらしく徘徊してるのかしら・・・コホン」

「それは変質者よ、人権とかそういう物の埒外にある変態だから見つけ次第抹頃して頂戴。」

「あれのせいで酷い目にあったものね。私も許せないから、パパに猟銃を買ってもらいました」

「病室になんて物持ち込むのよあんたは!?」

「だって、私の水銀燈をハメたのですもの・・・後悔・・・させなきゃ」

「めぐ・・・黒い通り越して怖いわよ・・・」

14: 2009/01/01(木) 00:33:51.69 ID:9+p4aRW40
「気を取り直して次、ミーディアムネーム[薔薇兄貴]・・・なんかイヤね。からのおたより。ありがと」

「銀様おはようございます、おはよ。銀様が男性に求める要素はいったいなんでしょうか?男らしさなら負けません」

「はぁ!?そもそも男らしさの定義があいまいだわ、ただのマッチョ自慢っていうなら、私と戦って見るぅ?一瞬でジャンクにしてあげるわっ!」

「精神的な男性らしさっていうならそれも愚かね、普段から格好つけてる奴に限って、いざと言うときには役に立たないものだわぁ」

「そうね、この間のからんできた売れない俳優・・・さいごは涙目で土下座してたものね」

「それはめぐがネチネチネチネチ苛めるからよ・・・あのときはちょっとだけ同情したわぁ・・・」

「ま、とりあえず、私が求めるのはそうねえ・・・臆病でもいいからいざと言うときに勇気を振り絞れる、文句をぶつぶつ言ってもいいからやるべきことはきっちりやる」

「そういう男なら、認めてあげてもいいわぁ」

「水銀燈・・・誰のこと?」

「だだだだだだれって!そ、そんなのがいいなあって理想をのべただけよっ!」

「だって水銀燈、思いだすような遠い目してた・・・誰のこと考えていたのかな?」

「理想の男想像していただけよっ!馬鹿言っていないで、次行くわよ!」

「後で追求するから」

15: 2009/01/01(木) 00:38:55.90 ID:9+p4aRW40
「今夜は帰りたくないわぁ・・・。ミーディアムネーム[鬱人]さんからのおたより、ありがとう」

「銀様、こんばんは・・・こんばんは。銀様の住んでいる地域が不明なのですが、お雑煮はどんな物を食べるのでしょうか?」

「あー、醤油系の餅がえらい細かい奴よ、なぜなら病院で出る奴だから」

「お年寄りのことを配慮して、餅が細かいのよね、まるでゲロみたい」

「隙あらばゲロっていうわね・・・ゲロゲロゲロゲロ言わないのっ!・・・このやりとりも恒例よねぇ」

「それが天丼の醍醐味よ。」

「めぐは本当に定番ネタすきよねぇ・・・」

「だって、安心してみていれるのですもの、じゃあ、次、私が読もうかな」

18: 2009/01/01(木) 00:44:25.64 ID:9+p4aRW40
「次のおたよりはミーディアムネーム[頑張れめぐ!]さんからのおたよりです、あら、ありがとう」

「ありがとう・・・本当にもうコーナー作れそうな勢いよね・・・」

「そんなことないわ・・・銀様こんにちは、いつも楽しく聞いています。

「所で銀様、僕はお酒が大好きでこのラジオもお酒を飲んで聞いていることが多いですが、銀様はお酒を飲む事がありますか?」

「お酒は無いわね、特に飲みたいとも思わないし」

「なければ飲んでみるといいと思います、沢山飲めばよりめぐと楽しい時間が過ごせるでしょう」

「酔った水銀燈・・・みたいかも」

「飲まないって言ってるでしょう?」

「ちなみにお勧めはスピリタスのヤクルト割りです、ぜひ飲んでみてください」

21: 2009/01/01(木) 00:52:17.95 ID:9+p4aRW40
「なんでもかんでもヤクルト絡めれば食いつくと思ってるの?おばかさぁん!ヤクルトチャーハンとかヤクルト炊き込みご飯とかで懲りたわよっ!」

「やった事あるんだ・・・」

「酔った私が見たいのでしょうけど、見せてなんかあげないわっ!あなたに見せるのは地獄よっ!メイメイ!」

「でも、水銀燈ワインとか飲まないの?なんか、そういうイメージあるけど」

「穢れ無き少女とアルコールは無縁の物だわぁ、それに、お酒に逃げるほど荒んでもないしね」

「私は飲んで見たいな・・・ねえ水銀燈、私が元気になったら、乾杯しない?」

「そうね、唇を湿らせる程度なら、お父様もお許しになられるとおもうわ。よくってよ」

「病気が治る楽しみがまた増えたね」

「ふふ、そうね、めぐ」

23: 2009/01/01(木) 00:57:12.35 ID:9+p4aRW40
「次行くわぁ、ミーディアムネーム[スプーンおっさん]さんからのおたより、ありがとう」

「銀ちゃん、よーす。・・・よーす。銀ちゃんがゲーマーだと言うことがこの前放送されたわけですが」

「別にゲーマーじゃないわよ?暇つぶしよ?」

「暇つぶしであそこまでやりこむのは、無いと思うの」

「うっさいわね、コホン・・・とある課長みたいに銀様のゲームプレイを実況する番組はどうでしょうか?きっと人気が出ると思います」

「ごめんなさい、それは数字取れないから。だって水銀燈はSLGとかRPGとかをやりこむタイプだから動きがすくないし、時間もかかっちゃうでしょ」

「う、まあ、自分でもそう思うから反論できないわぁ・・・」

「国民的RPG3で勇盗遊遊で始めて全部賢者にして、船取ったらすぐにはぐれメタルの出るとこいって表の魔王倒す前にレベル40とかにしちゃう、そんな水銀燈のプレイはちょっと面白くないと思うの」

「いきなりプレイスタイル否定されたわぁ・・・私の勝手でしょう、そんなこと。APはどう思う?・・・なによそのあいまいな笑顔」

「あとで踏みにじってあげるわ・・・、まったく、次読むわ」

24: 2009/01/01(木) 01:02:16.43 ID:9+p4aRW40
「ミーディアムネーム[ムマヨサ]・・・何の名前よ。からのおたより。ありがと」

「銀様、名前に突っ込みましたか?突っ込んだなら僕の勝ちなので何かプレゼントをください」

「じゃあ、ジャンクになる権利をくれてあげるわよっ!」

「水銀燈、続きあるわ」

「続き?・・・ちなみにハムマヨサンドイッチを僕の職場では何故かこういいます、知るか!」

「CM入るわぁ」

25: 2009/01/01(木) 01:06:37.87 ID:9+p4aRW40
<CM中>                             /乳酸菌推進委員会\


「いいにおいだわぁ・・・ちょっとめぐ、何食べてるのよ!」

「はく・・・こくん、薔薇水晶ちゃんに貰った、水銀燈も食べる?」

「一口だけいただくわぁ・・・何かしら?」

「ローストビーフの切れ端・・・はい、あーん」

「自分で食べるからいいわよ!」

「あーん」

「・・・デジャブを感じるわぁ・・・まったく・・はくっ・・・!?ツーンってツーンって!?何これ!?わさび!?」

「わさびローストビーフ、結構おいしいわよ?」

「はっはっはっ・・・ふう、不意打ちだったからびっくりしたけど、まあ、悪くないわね・・・」

「でしょう?けっこうやみつき」

「刺激物だからめぐはほどほどにしなさいよね」

「今日は黒い天使様最初から削るから・・・あとはジャンクと姉妹ね」

「ジャンクからでしょ?」

「そうね、ゆっくり食べたいし。」

28: 2009/01/01(木) 01:12:17.48 ID:9+p4aRW40
「水銀燈の・・・」
「ジャァンクにしてあげる!」





「このコーナーは、リスナーの皆様の悩みなどを大募集、私、水銀燈が雲散霧消、解決してあげるコーナーよぉ」

「引き続き、アシスタントの柿崎めぐです。それでは最初のおたよりです」

「ミーディアムネーム[労働基準法違反]さんからのおたより、ありがとう」

「銀様助けてください、年末年始もずーっと仕事です、休みなんか無くて、ほぼ監禁状態です、お願いします僕に救いの手を!」

「いきなりなんか怪しいわね・・・ほら続きがあったわ・・・PS:ちなみに自宅警備員です」

「ふふっ、釣られなかったわよぉ、でも釣ろうとしたあなたはジャンクにしてあげるわっ!」

「この場合強制的に仕事させた方が罰にならないかなとおもうけど・・・」

「こんな奴に勤まる仕事ある分けないわぁ・・・じゃあ、次」

29: 2009/01/01(木) 01:17:24.68 ID:9+p4aRW40
「ミーディアムネーム[消化不良]からよ、ありがとう」

「飲み会が続いて体を壊しています、助けてください」

「乳酸菌でも取っておとなしく寝てたらぁ?それでも治らなければ、ジャンクになっちゃうのもいいかもぉ」

「無様よね」

「舌鋒鋭いわね・・・じゃあ、次」

「ミーディアムネーム[ビデオデッキが動かない]さんからのおたより、ありがとう」

「銀様こんばんは。・・・こんばんは。先ほどビデオデッキが壊れてしまいました、中に入っているのはえOちなビデオなので修理にも出せません、銀様のお力で何とかならないでしょうか」

「・・・この程度だとぬるいと思ってしまうほど変態に慣れた私は、アリスから遠ざかっていってしまっているのじゃないかと心配だわぁ」

「さておき分解したらぁ?どうせデッキなんて時代遅れのジャンクでしょう?なんなら私が真っ二つに切ってあげるわよぉ、中のビデオごときれても知らないけど!」

30: 2009/01/01(木) 01:23:04.70 ID:9+p4aRW40
「次、ミーディアムネーム[みりん醤油]さんから。ありがとう」

「携帯の使用料が8万とかきました、銀様助けて!」

「はぁ!?それぐらい自力で何とかなさいよ!自分で管理も出来ないならその携帯ジャンクにしちゃえばぁ?」

「ちなみに病院は携帯禁止ですが、使っている人いっぱいいます。そういうのは少し悲しいです。自分が健康だといっても、、健康じゃ無い人のことを考えてあげてください。柿崎めぐからのお願いです」

「有栖川じゃ携帯使ってる奴は私が片っ端からジャンクにしたからもういないけどねぇ、みんなもマナー守りなさぁい?・・・次」

「ミーディアムネーム[ドしミファンラツド]さんから。・・・読みにくいわよ」

「ギンギンお金おろし忘れた!そして僕の貯金は郵貯銀行!しばらくATMやってません!残金28円でどうやってすごせと言うのでしょうか!助けてください!」

「ぷっ、お馬鹿さぁん。そんなお馬鹿さんは一人寂しく部屋の隅でうずくまってるのがお似合いよぉ」

「寂しい年始よね、私は水銀燈と一緒に温泉でおいしい物を食べてくるから・・・くじけないで生き延びてね」

「追い討ちかけてるわぁ・・・次」

34: 2009/01/01(木) 01:30:16.84 ID:9+p4aRW40
「ミーディアムネーム[PC壊れた]さんから、ありがとう」

「困りました銀様。PC壊れちゃいました!ショップとかやってないし、家電量販店だと時間かかるし、銀様の力でちょいちょいと直せませんか?」

「嫌よ!なんか今日は即物的な悩みばっかりなんだけど一体どう言う事かしら、私は神様じゃないっつーの!・・・とんでもねー、あたしゃ神様だよー、なんちゃって」

「・・・くすくすくす、水銀燈がとんでもねー、あたしゃ神様だよーって・・・志村・・・」

「ちょっめぐ!?妙なところでツボに入らないでよ!コメントに困るじゃないの!」

「ねえ水銀燈、こんどその台詞いいながら上から飛んで来てよ、おねがい・・・くすくす・・・ふふふふ・・・」

「嫌よ!まったく、言わなければよかったわぁ・・・」

「最後のおたよりは、ミーディアムネーム[堀江]からいただいたわ、ありがとう」

「銀様あんにゅーい・・・あんにゅーい。腹が減って氏にそうです、なんか買ってきてください」

「どんだけっ!即物的のきわみじゃないの!」

「・・・・・・」

「・・・とんでもねー、あたしゃかみさまだよー」

「ぷっ・・・あははははははははっ!すい・・・水銀燈・・・ハゲ・・・あははははっ!」

「なにがそこまでめぐのツボにはまるのかしら・・・?」

「CMの時間よ」

36: 2009/01/01(木) 01:35:52.66 ID:9+p4aRW40
<CM中>                             /特別企画水銀燈の今宵もアンニュ~イSP\



「ふふふふふ・・・・」

「まだツボってるのね・・・本当に古いお笑いが好きよねえ、めぐってば・・・」

「あらかた準備終わりましたわ、水銀燈お姉様」

「こちらも食べる気満々ですわ、黒薔薇のお姉様」

「雪華綺晶・・・いくら姿が写らないからってドレス緩めすぎじゃないかしら・・・男性スタッフどもにサービス過剰だわぁ」

「みたければみればいいのです。どうせ触れることなどできやしないのですから、うふふふふふふ」

「そ、そのサイケな笑みは今でもちょっと引くわぁ・・・」

「でもきらきーがじっとりみられるのは気分的に嫌かもしれないわ」

「ありがとう、ばらしー」

「とりあえず隣のハコに移動ね、えっとヘッドセットだけでよかったかしら?・・・めぐ?」

「ふふふふ・・・え・ええそうよ、水銀燈、あとは向こうに全部そろってるって話よ」

37: 2009/01/01(木) 01:42:05.32 ID:9+p4aRW40
「まだツボってるの・・・ここね・・・あれ・・・えっと・・・なんで皿が3セットあるのかしら・・・?」

「もちろん水銀燈お姉様と、そのご主人様にも食べていただくためです」

「うぇっ!?き・・・聞いてないわよそんなこと!ちょっとスタッフ!どう言う事!?」

「・・・薔薇水晶のお願い攻撃に負けたわけね・・・まあ、この子が涙ぐんでお願いしたらそりゃあ、あんたたちなんかイチコロでしょうけど・・・」

「ごめんなさい水銀燈お姉様、ぜひとも水銀燈お姉様とそのご主人様に私の手料理を食べて欲しくて・・・」

「ばらしーの気持ちも汲んであげてください、黒薔薇のお姉様」

「くっ・・・、まあいいわ。ネタ食が自分の首を絞めることになるとはねえ・・・めぐは危ないと思ったら食べるのはやめなさい」

「わかったは水銀燈、優しいお姉さんなのね」

「ば・・・お馬鹿さぁん!仕事だからよし・ご・と!馬鹿言ってないでちゃっちゃっとスタンバイするわよ!」

「はぁい」

「了解です、黒薔薇のお姉様」

「最後の仕上げをいたしますね、水銀燈お姉様」

38: 2009/01/01(木) 01:46:20.31 ID:9+p4aRW40
「水銀燈の今宵もアンニュ~イ」


「薔薇水晶と」「雪華綺晶の」

「「なんでもぺろり!」」



「さ、今日の姉妹のコーナーはばらきらのなんでもぺろり。いろんな料理のレシピを大募集、薔薇水晶はレシピに忠実に料理を作り、雪華綺晶がそれを食べる」

「おいしい物を食べると泣いちゃう、雪華綺晶を泣かせたら豪華プレゼント進呈よぉ」

「最初は食べるのは雪華綺晶だけの予定だったのだけど、私とめぐも食べることになったわぁ・・・」

「薔薇水晶ちゃんは料理が上手だそうなのでとても楽しみです」

「ごめん・・・めぐ、上手は上手だけどネタ料理いくつかいれちゃったの。雪華綺晶だから大丈夫かと思って・・・」

「そういうのは水銀燈に任せるわね、では最初の料理です」

40: 2009/01/01(木) 01:54:00.29 ID:9+p4aRW40
「ミーディアムネーム[あんにゅい鍋]さんからの料理」

「ありがとう」

「ありがとうございます」

「いただきます」

「えっと、これは?」

「塩鍋です、まず骨付きの鶏肉、ホタテ、エビをぐつぐつ煮ます。そうしてダシがでたらたっぷりの塩を加えてニラ、豚肉、ねぎ、ほうれん草、もやしを入れて少々煮ます」

「最後にごま油を少し入れて出来上がりです。塩味は濃い方がおいしく仕上がりますよ」

「うわ、ごま油の匂いが凄く食欲そそるわあ・・・ずずっ・・・うん、しょっぱいけど、それだけじゃなくてイイダシでてるわぁ」

「がふがふがふ・・・ずずっ・・ぴちゃ・・じゅぶぶ・・・おいしい・・・おいしいわ・・・」

「ずずっ・・・うん、スープはちょっとしょっぱいけど・・・おいしいわ。ご飯の欲しくなる味ね」

「めぐのところ茶碗で、私のところ取り皿で、雪華綺晶のところ残った鍋全部とか・・・相変わらず凄い食欲ね・・・でも泣いてないようね、残念ね」

「私の腕が未熟だったのでしょうか・・・」

「ばらしーは問題ない、強いて言うなら単品での完成度、これはご飯が必須」

「ありがとう、きらきー。それでは次の料理です」

42: 2009/01/01(木) 01:59:54.95 ID:9+p4aRW40
「ミーディアムネーム[中華体育教師]さんからのレシピ」

「ありがとう」

「ありがとうございます」

「いただきます」

「これは・・・チャーハンね・・・何の変哲も無いようだけど・・・?」

「これはこうして食べます・・・えい」

「え、スープをチャーハンにかけて・・・おいしいのかしら?」

「あ、ダメよこれは、ヤクルトチャーハンでわかってるもの、せっかくのチャーハンがべたべたして食べられたものじゃないわ」

「水銀燈お姉様、とりあえず一口食べてください」

43: 2009/01/01(木) 02:03:52.47 ID:9+p4aRW40
「水銀燈お姉様、とりあえず一口食べてください」

「まあ、ヤクルトと違って食べられないことは無いでしょうけど・・・はむずずっ・・・あら、美味しいじゃないの!ご飯はぱらっとしてるし、スープはとろみのある濃厚な味でチャーハンに負けてないし!」

「ほんとうね、ご飯がちゃんとぱらっとしてるわ、薔薇水晶ちゃん、これは?」

「はい、チャーハンを作る前にあら熱を取ったご飯に割ほぐした卵をよーくまぶして、高温に熱したたっぷりの油の入った中華なべに一気に投入するのです」

「そうすると、ご飯粒が卵でコーティングされて水分を吸いにくくなるのです。そして、スープは干しエビと干し貝柱と鶏がらで片栗粉でとろみを付けました」

「そうね、とっても濃厚だわ、薔薇水晶ちゃん」

「チャーハンの具はねぎと卵だけ、スープは具無し、だけととても贅沢。どうですか水銀燈お姉様?」

「正直、もう一口二口欲しいところだけど・・・」

「はふはふはふずずずっ!がっがっがっ・・・ずずーっ・・・ぷはぁ、ばらしー、おいしかったわ」

「もう無いし!まあ、見た感じ普通ってとこね」

「そうですね、黒薔薇のお姉様、ボリューム感に少々欠けます」

「中華鍋一杯食べてボリュームとか・・・どんだけ・・・」

44: 2009/01/01(木) 02:07:04.76 ID:9+p4aRW40
「では次の料理ミーディアムネーム[乳酸菌推進委員会からの視覚]さんからの料理」

「ありがとう」

「ありがとうございます」

「いただきます」

「なんか、向こうからすでに甘ったるい匂いが漂ってくるのだけど・・・」

「えっと、その、忠実に作ったのでその・・・ごめんなさい」

「大丈夫、ばらしーの作ったものならなんでも食べる」

「ありがとう、きらきー、でもお姉様方が・・・」

「水銀燈、なにかしら、この料理・・・」

「ロケハンで名前見たところ、豚の角煮(白)よ・・・豚の角煮にコーラ使う代わりに・・・」

45: 2009/01/01(木) 02:11:18.50 ID:9+p4aRW40
「匂いでわかるわ・・・乳酸菌飲料ね・・・これは私無理、水銀燈にあげる」

「うっ・・・私だってむりよぉ・・・でも妹の手前一口は食べないと・・・あと面白いコメントし無いといけないプロ根性も少々・・・」

「はぐっ・・・うっ・・・甘いっ、そしてしょっぱい!?」

「レシピには薄口醤油を少量であとは塩、つまり極力白いまま作るようにと・・・」

「さらに肉の臭みが引き立てられるこの酸味!ただ、肉は柔らかいわ・・・やわらかいせいでよけいに味がしみててつらいのだけど!」

「はぐ・・・がふがふがふ・・・ごくん。だいじょうぶ、食べられるよばらしー」

「さ、さすが強い毒以外ならなんでも食べると言い切っただけあるわぁ・・・・・・弱い毒なら平気なのかしら・・・」

「ありがとうきらきー、次用意するね」

46: 2009/01/01(木) 02:15:23.49 ID:9+p4aRW40
「では次の料理です。ミーディアムネーム[肉を食え!]さんからの料理」

「これは・・・ローストビーフね・・・見たところ」

「(さっきつまんじゃったけどうまいことリアクション取らなくちゃ)」

「あ、さっき食べたよね、わさびの」

「めぐぅ・・・そこは知らない振りして面白いリアクション取らなきゃだめじゃないのぉ!」

「えー、でもやらせなしのガチがこの番組の売りだもの、さっき食べた感想は・・・すっとしててしつこさが無くて美味しかったわ」

「まあ、そういわれればそうなのだけど・・・私はいきなり不意を受けた感じだったわ、よく味わえばなかなか乙なものよ、つくり方は?」

「はい、お姉様方。基本は普通のローストビーフです、焼きあがる直前にホースラディッシュ・・・西洋わさびですねを全体に刷り込みます」

「熱いので注意して作業しなければなりません。このままちょっとだけ加熱するとわさびの香りが飛ぶので、見た目は変わらないあのようなものになります」

「あら、思ったより簡単ね」

「はぐぎゅ・・むぐ・・・おいひいわ・・・おいひい・・・つんときて・・むぐむぐ・・・」

「あれ、泣いてる?」

「むぎゅ・・もぎゅ・・・こくん。いえ、わさびのせいです。強いて言えば肉がうまいので料理としてはズルの部類だと思いますわ、黒薔薇のお姉様」

「そ、残念ね、次お願い」

47: 2009/01/01(木) 02:20:05.98 ID:9+p4aRW40
「はい、それではミーディアムネーム[俺の飯を食え]さんからのレシピです」

「そして、すでに異臭が・・・なによこれ!?」

「ハンバーグの叩き納豆ソースです、水銀燈お姉様」

「うっ・・・ハンバーグは普通だけど・・・なにこれ納豆と・・・」

「納豆とオクラを和風ダシと醤油であえたものです」

「ふーん、・・・もぐ・・・もぐ・・・」

「ちょ、ちょっとめぐ!大丈夫なのそんなもの食べて!?」

「・・・!」

「めぐ、大丈夫!?ほら、飲み込めないならいいからここに「ぺっ」、しなさい。ほら「ぺっ」て」

「水銀燈・・・意外なことに普通に美味しいわ・・・」

「うそっ!?・・・はぐ・・・なんてこと・・・ちょっと生臭いけど普通に美味しいじゃないの!?」

「私もさっき味見したときに、びっくりしましたお姉様方」

「はぎゅ・・がふがふがふ・・・ずずずっ・・・がふっ・・・むしゃむしゃ・・・おいしいわぁ・・おいしいわぁ・・・」

「・・・ぎりぎり泣いてない・・・しぶといわね、次は?」

48: 2009/01/01(木) 02:22:45.92 ID:9+p4aRW40
「それではミーディアムネーム[B級クッキング]さんからのレシピです」

「天津丼?」

「ですけど、非常に簡単につくってあります、水銀燈お姉様」

「どういうこと?」

「じゃあ、目の前でもう一度、まず丼にご飯」

「卵割りほぐして・・・みじん切りのねぎ混ぜて・・・十分に熱したフライパンにたっぷりの油入れてどばっ」

「じゃかじゃかかき混ぜて・・・裏返して、ちょっと焼いてストップ、丼の上に」

「あれ?具は?」

「で、ここで温めておいたレトルトの中華飯の元をどばっ・・・完成です」

「はやっ!?2、3分ぐらいでできるじゃないの!?・・・味は・・・それなりにいけるわぁ・・・」

「カニカマやカニ缶があればもう少し豪華になるようですが・・・」

「いや、十分美味しいと思うわよ、何よりも手軽でいいわね」

「うん、わたしも結構美味しいと思う」

「がふがふがふがふ・・・・あちち・・・がふがふ・・・スープが欲しい・・・」

「普通な反応ね・・・次は?」

49: 2009/01/01(木) 02:25:43.98 ID:9+p4aRW40
「それではミーディアムネーム[貧乏料理]さんのお料理です」

「・・・何これ・・・わらじ?」

「お焼きだそうです、水銀燈お姉様」

「水銀燈、私これ知ってるわ・・・おばあちゃんがたまに作ってくれた・・・はくっ・・・うん、懐かしい」

「じゃが芋をすりおろして、少量の小麦粉と混ぜてよく練って、フライパンなどで焼いたものです。戦後食料の無い時代にはよく食べられたようです」

「うん、おばあちゃんの言うにはなんでも入れて量を増やしたって言ってたけど・・・」

「そうですわ、水銀燈お姉様のご主人様。刻んだ野草やふすまなど何を入れてもとりあえず食べることのできるようになる懐の深さのある料理です」

「ふうん、ビンボくさいけど、素朴で飽きない味ね・・・」

「がっがっがっがっがっ・・・ソースとかマヨネーズもあう・・・」

「次お願い・・・ちょっとお腹が膨れてきたわ・・・」

51: 2009/01/01(木) 02:28:27.30 ID:9+p4aRW40
「それではミーディアムネーム[海の男]さんのお料理です」

「海鮮丼?」

「そうですね、ご飯の上に大葉を刻んだのを置いて、その上にマグロの叩き・・・ネギトロのねぎ抜きですね、をたっぷり、その上から刺身を乗せてきついぐらいのわさび醤油をたっぷり」

「はぐっ・・・ん!ツンとくるわぁ・・・そして普通に美味しいわ、大葉とマグロの叩きがどんな刺身でも受け止めるいいベースになってるわぁ」

「うん、私、この味好きかも・・・もう少し食べたいかな・・・」

「がっがっがっがっ・・・ごくっ・・・ばらしーお茶・・・がふがふがふ・・・ごちそうさま・・・ずずっ・・・ぷはー」

「早いわ・・・」

「どこに消えてるのかしら、あの量・・・二コーナー分+CDの時間使っているとはいえ、さすがにもう時間が無いわぁ・・・お腹も膨れてきたし、次でラストにして、あまったのはスタッフに食わせればいいわ」

「それじゃあ最後の料理ですけど、ゲテモノと本気と普通とお手軽のどれがいいと思いますか?スタッフの>>55さん?」

55: 2009/01/01(木) 02:38:24.13 ID:xGNMn5lcO
ゲテモノ

57: 2009/01/01(木) 02:44:11.49 ID:9+p4aRW40
「それではミーディアムネーム[山岡]さんのお料理です」

「な・・・なんか嫌な予感がするわぁ」

「ほ・・・発作が起きそう・・・」

「いただきます」

「えっと・・・ヘルシー野菜鍋です」

「・・・ねえ、薔薇水晶、なぜ煮汁が緑色なのかしら・・・?」

「そ・・・それは、ヘルシーだからです・・・水銀燈お姉様」

「具体的には・・・?」

「青汁とか・・・そういった類のものです。水銀燈お姉様のご主人様」

「水銀燈、私パス」

「ちょ、これ美味しいわよ!?味的にじゃなくて番組的にっ!」

「ごめんなさい水銀燈・・・正直それは無理っぽいの・・・発作起きると厄介だし・・・ね?」

58: 2009/01/01(木) 02:46:13.40 ID:9+p4aRW40
「目にツンと来るのだけど・・・?」

「カプサイシンたっぷりの青唐辛子も入っています、水銀燈お姉様」

「それだけじゃないわよね・・・?」

「わ、わさびなども少々・・・」

「他には?いえ、汁の方はそのぐらいかと・・・水銀燈お姉様」

59: 2009/01/01(木) 02:50:22.58 ID:9+p4aRW40
「汁の方は・・・って言ったわね?具は?」

「に・・・」

「に?」

「にがうりとか、ピーマンとか・・・それはそれは健康によさそうなものが入っています。水銀燈お姉様」

「・・・めぐの分・・・あなた食べなさいね?」

「そ、それだけは許してくれませんか水銀燈お姉様!味覚がおかしくなったらせっかく軌道に乗ってきた喫茶槐が潰れてしまいます!」

「あんたはそういう代物を長女に食わせようとしたのね・・・」

「いえ、その、スタッフが面白いから最後はゲテだと・・・>>55さんが・・・」

「ちょっと>>55!アンタあとで覚えてなさいよ!」

「仕方ないわね、一口食べてお茶を濁しましょう」

60: 2009/01/01(木) 02:54:33.33 ID:9+p4aRW40
「・・・・・・け、決心が付かないわ・・・はぐっ・・・ぼりっ!?」

「ぐうっ!?(吐き出したい!しかし、誇り高きローゼンメイデンがこんなところで醜態をさらすわけにはいかないわっ!!)」

「す、水銀燈!?人形なのに大量の汗が出てるわよっ!?」

「・・・ぐうっ・・・ごっくん・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「がふがふ・・・少し苦くて辛い・・・」

「み・・・水を頂戴・・・薔薇水晶・・・」

「はい、どうぞ水銀燈お姉様」

「なぜか・・・」

「え?」

「なぜかお父様の姿が見えたわぁ・・・」

61: 2009/01/01(木) 03:00:42.89 ID:9+p4aRW40
「もしかしてローザミスティカ出ちゃってたのかしら・・・」

「人間で言う臨氏体験って言う奴かもね、水銀燈」

「感想は・・・苦いにもほどがあるわ!!しかも辛いし!ツンと来るし!!苦すぎるものを食べると寒気がするって一生知らなくてよかったことをしったわ!」

「料理名は「緑汁」でいいわよねこれ・・・」

「ごめんなさい水銀燈お姉様、レシピに忠実に作れって>>55さんが・・・」

「>>55、今日帰れるとは思わないことね・・・間違えて噛んじゃった輪ゴムの100倍苦かったわよ!!」

「いいえて妙ね、水銀燈・・・あら。雪華綺晶ちゃんは?」

「ずずっ・・・ごっごっごっ・・・ご馳走様」

「き・・・きらきー!?大丈夫なの!?」

「大丈夫、ばらしーの作ったものならなんでも食べる」

「でも、顔が緑色よ!?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(バタン)」

62: 2009/01/01(木) 03:04:07.32 ID:9+p4aRW40
「一時はどうなることかと思ったけどあっという間に復活したわね、雪華綺晶・・・どういう胃袋してるのかしら・・・」

「ご心配おかけしました、黒薔薇のお姉様」

「申し訳ありませんでした水銀燈お姉様」

「それじゃあ、最後に幸せのキーワード・・・柿崎めぐの星座占いのコーナー」

「やるのね・・・」

「おひつじ座のあなた・・・抱き枕。おうし座のあなた・・・大嫌い、ちょっとだけ嘘。ふたご座のあなた・・・愛・・哀?。」

「かに座のあなた・・・一人でキャンプ。しし座のあなた・・・ハミパン。おとめ座のあなた・・・蛍光ピンク」

「てんびん座のあなた・・・愛してる・・・と叫びながら初詣で。さそり座のあなた・・・布団。いて座のあなた・・・加湿器。」

「やぎ座のあなた・・・IDの数だけ角砂糖。みずがめ座のあなた・・・金庫の中、違う、隠し金庫。うお座のあなた・・・ポテンヒット。」

「すばらしいお言葉ですわ、水銀燈お姉様のご主人様!」

「実に深遠な世界を垣間見せてくれますわ黒薔薇のお姉様のご主人様!」

「ふふ、照れちゃうな」

「あ・・・あんたたち・・・本気で言ってるの・・・?」

63: 2009/01/01(木) 03:06:57.42 ID:9+p4aRW40

「水銀燈の今宵もアンニュ~イ」





「水銀燈の今宵もアンニュ~イ、そろそろ終わりの時間が近づいて来ました」

「ごめんなさいね、このあとはしばらくお休みを取らせていただくわ」

「もし、要望があればまたあう事もあるでしょうけどね」

「それでは、いつか、私の気が向いたときにお会いしましょう・・・」

「スポンサーはぷん太のニュース。それと>>4>>5>>7>>10>>13>>20>>22>>26>>31>>32>>33>>35>>39の方々よ、ありがとう」

「あと>>55はちょっと顔貸しなさい」

「それじゃあ、名残惜しいけど・・・さようなら」

「水銀燈の今宵もアンニュ~イ  終わり」


64: 2009/01/01(木) 03:08:09.34 ID:W4oMv3/U0


2周目も楽しみにしてるぜ

70: 2009/01/01(木) 03:11:43.43 ID:9+p4aRW40
#あとがき

安価付かなかったときこのままdat落ちしたらどうしようと真剣に思った
こんかいの姉妹のコーナーは緑汁を含めてすべて作れる料理です
vipデビューが12/14、おおよそ半月ほどの短い間でしたがいろいろ勉強になりました
これから先は何か他の話も書きたいと思います
とりあえず、塩鍋作ろうw
ご飯食べてスレのこってたらまた習作でも書いてみる

76: 2009/01/01(木) 03:46:45.69 ID:9+p4aRW40
残ってたわ。
今回は高難易度、変態蒼の習作

JUMパンの行方


80: 2009/01/01(木) 03:51:25.59 ID:9+p4aRW40
JUM「これはやっぱり・・・」

真紅「・・・多分そうなのだわ・・・」

雛「奴しかいないのよー」

翠「双子の姉として信じたくはねえですが・・・」

蒼「やあ、みんな雁首揃えてなにしているんだい?」

真紅「あっ、JUM!蒼星石が来たのだわ」

雛「犯人は現場に戻るって本当なのー」

蒼「犯人!?いったい何のことだよ?」

翠「実はですねえ・・・」

82: 2009/01/01(木) 03:55:38.47 ID:9+p4aRW40
蒼「JUM君のパンツが!?」

真紅「しかももてあました性欲が暴発した夢精パンツなのだわ」

蒼「ゴクリ・・・」

雛「さあ、蒼星石はとっととJUMのパンツを返すのー」

蒼「ちょ、ちょっと待ってよ!なんで僕が持って行ったことになってるのさ!?」

翠「蒼星石はド変態ですから・・・それに翠星石達には互いにアリバイがあるですよ、容疑者は蒼星石だけです」

JUM「あの・・さすがにそういう趣味はどうかと思うんだ・・・蒼星石」

蒼「違うってば、僕だって今始めてその話を知ったんだもの!・・・そうだ!それに僕がそんなお宝手に入れたんならしばらく篭るはずさ!」

雛「二匹目のドジョウってことばもあるのー」

蒼「うわー、完全にアウェーだよ」

83: 2009/01/01(木) 04:00:44.78 ID:9+p4aRW40
翠「まあ、疑いたくはねーんですけど・・・それじゃあ蒼星石、いままでの行動をちょっと教えるですよ?」

蒼「アリバイってやつだね、わかったよ」

蒼「えっと、まず目覚めて、布団畳んで、鞄の角でオXXーして、すっきりしてから朝食の準備にとりかかったよ」

真紅「さらりと変態行為が混じっていた気がするのだけど・・・?」

翠「やれやれ、わが妹ながらドエライ変態です」

蒼「朝食を準備しているときに、油がはねて熱かったから、全裸になって料理してたよ」

翠「普通エプロンとか重装備にするものじゃないんですか?」

蒼「やだなあ、もったいないじゃないか、せっかく気持ちいいのに」

雛「コイツはパねえ変態なのー」

85: 2009/01/01(木) 04:06:05.11 ID:9+p4aRW40
蒼「その後は水銀燈に喧嘩売って来たね、やっぱり水銀燈は強いね、ボロボロにされちゃったよ」

真紅「なぜものすごく恍惚として言うのかしら・・・」

雛「ヘヴン状態なのよー」

蒼「土下座してブーツに頭擦り付けて「みっともなぁい」とか罵られて・・・ハァハァ・・・」

翠「ちょ、お前には薔薇乙女としてのプライドは無いのですか蒼星石!」

蒼「ないよ!そんなものリピドーの前では消し飛ぶね!」

JUM「胸張って言い切ったよ・・・」

蒼「ブーツを舐めようとしたときに口に蹴りをねじ込まれて吹っ飛んで意識を失ったんだけど」

蒼「あまりにもみっともないからまた遊んであげるわぁ・・って、その言葉でイったね」

真紅「そ、想像以上ね・・・Mでもあるのね・・・」

87: 2009/01/01(木) 04:10:27.98 ID:9+p4aRW40
蒼「意識取り戻した後、軽く身だしなみを整えて、ブーツねじ込まれた口の泥をこうやってじゅぽ・・じゅぽ・・じゅぽ」

JUM「うっ・・・工口い・・・」

翠「なに前かがみになってるですか、この節操無し!」

蒼「ぷはぁ・・・こうやって口の中を指で綺麗にしてから、ここに来たんだけど・・・」

翠「ふむ、その説明だと蒼星石は今始めてここに来たってことですね?」

蒼「そうだよ、だから濡れ衣だって言って・・・濡れ衣・・・スケスケ・・・イッて・・・ふふふっ」

JUM「うん、正常に異常だ、いつもどおりと言えばいつもどおりだけど・・・」

88: 2009/01/01(木) 04:17:11.40 ID:9+p4aRW40
翠「おかしいですねえ、翠星石達四人は一緒にいたですから抜け駆けする暇なんて無いですし」

雛「そもそも童O野郎のくっさいパンツなんかいらないのー」

真紅「(ちょっと欲しかったとかいえないふいんきだわ)」

翠「大体、なんでパンツなんかベッドの下にかくすですか?そんなもの翠星石がお洗濯するですよ?」

JUM「いや、さすがにねーちゃんとか翠星石に見られたくないって言うか・・・こういうのは自分ひとりで風呂場とかで洗うのが様式美なんだよ」

翠「それで大騒ぎになったんじゃ無意味ですよ、今度からは翠星石がのりに知られないようにこっそり洗うですからはずかしがずに渡すですよ?」

JUM「う・・・わかったよ・・・」

蒼「翠星石!僕の双子のお姉様!大好きだよ!!」

翠「何を言いたいかわかるですけどお断りですぅ。だいたい翠星石達のせいでおおっぴらにマスもかけねーんじゃ夢精してもしゃーねーですよ」

89: 2009/01/01(木) 04:26:16.36 ID:9+p4aRW40
JUM「もうすこしオブラートに包んでくれ!もう一ランク上に引きこもるぞ!あとわかってるなら一人の時間をくれ!」

翠「やです、大体のりとかにどう言うですか、JUMは賢者になるために修行するから翠星石達は邪魔にならないようにちょっと場を離れるですとでも言えばいいですか?」

JUM「や、まちがいなくチェックしに来るから、最悪ビデオもって」

翠「ま、今回の件はすんでしまったことだから深く追求しねーですけど、・・・なんなら翠星石が・・・その・・・」

JUM「ん?どうした?」

90: 2009/01/01(木) 04:30:24.70 ID:9+p4aRW40
翠「な、なんでもねーですよ!あ、ほら、いつまでも丸出しじゃ馬鹿みてーですからとっととパンツ穿いて下でご飯食べるです!」

真紅「そうね、ちょうど私たちの目線の位置だから気になってしょうがないのだわ」

雛「ちOちんぶらぶらソーセージなのー」

蒼「うわ、僕としたことが全く気づかなかった!?ちょっとジュン君仁王立ちになってよ!」

JUM「やだよ!っしょっと、ふう、パンツ穿いたら収まるところに収まったって感じだな」

雛「誰がうまいこと言えと」

蒼「あ、もう、待ってよJUM君!」

91: 2009/01/01(木) 04:31:33.93 ID:9+p4aRW40
金「どうかしら?今日の獲物なのかしら?」

み「青い性のエキスがたっぷり染み込んだこの逸品!ああ、濡れる、もう我慢できないわっ!」

金「うまく持ち出したかいがあったのね、じゃあ、みっちゃん存分に楽しむのかしらー」

み「報酬は後でたっぷりの玉子焼きよ、ああっ、食い込ませたり・・・穿いちゃったりなんかして・・・」


92: 2009/01/01(木) 04:32:28.73 ID:9+p4aRW40
おしまい

だめだな蒼はもっと変態のような気がしてならない

そして雛はもっと黒いはず

94: 2009/01/01(木) 04:38:29.43 ID:9+p4aRW40
習作(練習用のおためし)
だから短いんだ、すまん
あたしのなかの薔薇乙女とVIPの薔薇乙女は
なんていうか別物なんでその折衝中w
真紅のポジションがいまいち不明だわ
あたしの薔薇乙女像は今までの作品見てくれればわかるかと

96: 2009/01/01(木) 04:46:41.18 ID:9+p4aRW40
オチのためだけにみっちゃん変態にしちゃったよw
原作のそばかす装備の方が好きです

引用: 水銀鐙の今宵もアンニュ~イvol6