1: 2009/01/07(水) 22:44:02.71 ID:Zrfjv2GE0
~桜田邸昼下がり~

ドタバタドタバタギャーギャーワーキャーガシャーン


JUM「うるっせーぞテメーらいい加減にしやがれぇえええ!!!!」

翠星石「わ、悪いのはチビチビですぅ!翠星石は何もしていないのに妙な言い掛かりつけてきやg」

雛苺「違うのーーーーー!!翠星石がヒナのとっておきのうにゅーを勝手に食べたから怒ってるのーーーーー!!」

翠星石「だから食べてねーって言ってるですのにこのおバカ苺は!大体そんなのちゃんと隠しておかなかったのが悪いんじゃn」

雛苺「何でヒナが悪者になるのーーー!!一番悪いのは勝手に食べた犯人に決まってるじゃないのよーーー!!」

JUM「だからウルセーってんだろゴルアァアァアア!!!!」

4: 2009/01/07(水) 22:52:59.22 ID:Zrfjv2GE0
翠・苺「ハァ、ハァ、ハァ・・・」

JUM「っーーとにお前らは」

 「つまりあれか、雛苺の苺大福が無くなっていてそれを食べたのが翠星石じゃないのかって疑っていると?」

翠星石「どうやらそのようですぅ・・・違うって何度言ってもまるで聞きゃーしないのですぅ」

雛苺「もう翠星石には騙されないのよー、いっつもいっつもヒナに意地悪ばっかりしてー」

  「今回もきっと翠星石の仕業なのー!」

翠星石「あーもう!だから違うっt」 スッ

   「? チビ人間?」

11: 2009/01/07(水) 22:59:10.96 ID:Zrfjv2GE0
JUM「まあ落ち着け、お前はお姉さんだろう?」

 「違うなら違うってことを冷静に理屈で話して聞かせてやればいい、だろ?」

翠星石「う・・・まあその通りですぅ」

JUM「というわけだ雛苺、確かにこいつに前科は腐るほどあるかもしれんがここはちゃんと話を聞いてやってくれ」

翠星石(腐る程・・・まあやってるかもですぅ)

雛苺「ムーッ」

21: 2009/01/07(水) 23:06:15.12 ID:Zrfjv2GE0
JUM「さ、話してやれ、というより僕にもわかるように話してくれないか?」

翠星石「わかったですぅ・・・あれはお昼ご飯を食べ終わってからのことだったですが」

「翠星石は真紅とおチビとリビングでアフタヌーンクンクンをしていたですぅ」

JUM「確か特盛り3時間スペシャルだったんだっけ?」

「子ども向けの劇なんだからもう少し短くまとめろよな・・・」

翠星石「その時のりから紅茶とお茶請けにって苺大福を一個ずつ貰っていたです」

26: 2009/01/07(水) 23:12:06.50 ID:Zrfjv2GE0
翠星石「翠星石と真紅はその場で食べたです。やっぱり紅茶と一緒に食べたかったですし」

JUM「でも雛苺は食べなかったと?」

雛苺「そうなのー。おなかいっぱいだったから後で味わって食べようと思ってたのー」

翠星石「で、クンクンの最中におチビがトイレに行ったんですぅ。貰った苺大福を大事に抱えて」

雛苺「翠星石の横に置いておいたら食べられちゃうと思ったの」

JUM「まあ気持ちはわからんでもない」

32: 2009/01/07(水) 23:19:42.71 ID:Zrfjv2GE0
雛苺「でもやっぱりトイレの中に持って入るのは嫌だったのよ」

  「だからトイレの前に置いておいたの」

  「それで用をたして出てきたら置いてあったはずのうにゅーが無くなってたのー!」

翠星石「それでいきなり翠星石にお前かーーって突っかかってきやがったですぅ」

JUM「それだけ?」

翠星石「ですぅ」

40: 2009/01/07(水) 23:25:31.57 ID:Zrfjv2GE0
JUM「・・・えーっと、いや、だってそんなの真紅か姉ちゃんにその間翠星石がどこにいたか確認とればいいだけじゃないか」

雛苺「のりはうにゅーくれた後出かけちゃったのー」

JUM「あーそういや15時くらいに友達と待ち合わせてるとか言ってたっけなぁ。」

翠星石「なんか気合入れておめかししてたです。あれはきっと男ですねぇ」

JUM「むっ・・・まあ別にかまいやしないよ、彼氏だったとしても、むしろ喜ばしい限りだ。それじゃ真紅は?」

翠星石「真紅は途中で水銀燈に誘拐されていったですぅ」

JUM「!? そっちの方が重大事件だろ!?」

43: 2009/01/07(水) 23:32:10.82 ID:Zrfjv2GE0
翠星石「でもあの水銀燈ならばきっと大丈夫です。むしろ二人の邪魔をした方が危険だったと思うですぅ」

JUM「あの水銀燈って?」

雛苺「まず声色が艶っぽかったのー」

JUM「あれ?あいつっていつも艶っぽい声じゃなかったっけ?」

翠星石「体のラインが丸わかりな服を着てたですし顔も紅潮してたです」

   「どう見ても誘っていたのですぅ」

JUM「その水銀燈はちょっと見てみたかった」

翠星石「あ?」

JUM「ごめん何でもない」

50: 2009/01/07(水) 23:38:10.14 ID:Zrfjv2GE0
JUM「つまり翠星石以外誰もいなかったと」

翠星石「そーなんですぅ」

雛苺「だからこそ犯人はこのすかぽんたんに違いないのーー!」

翠星石「だーかーらー違うって言ってるですぅーーー!自分で食べちゃったのにもっと欲しいからって嘘をつくなです!」

   「それに容疑者だったらJUMだって可能性あるじゃねーですか!」

JUM「ここで僕に振るとは!?」

雛苺「JUMみたいな糞ヒキフィギュア萌えオタ野郎が自発的に部屋から出てくるのはご飯かトイレの時以外ないのーーーー!」

JUM「言葉が過ぎるな苺嬢?」

雛苺「ごめんなさい」

53: 2009/01/07(水) 23:45:15.56 ID:Zrfjv2GE0
JUM「うーん、とりあえず翠星石はやっていないんだよな?」

翠星石「そーですぅ」

JUM「でも苺大福が無くなったのは事実なんだよな?」

雛苺「そーなのー」

JUM「でもどちらが本当のことを言っているか証明するものは何もない」

翠・苺 コクリ

JUM「だけどもこのまま嘘つかれっぱなし/疑われっぱなしじゃあ腹の虫が治まらない」

翠・苺 コクコク

JUM「・・・うん、じゃあ何か別の形で決着をつけようか」

翠・苺「!?」





金糸雀「ふー、やっと着いたかしら~。ここまで来るのは疲れるかしら~」

   (さてと、どうやって家の中に侵入すればいいかしら~?)

60: 2009/01/07(水) 23:51:38.80 ID:Zrfjv2GE0
金糸雀(あ、あれは翠星石達?何を話しているのかしらー?)



JUM「ここに丁度良くトランプがあります。これでゲームに勝った方の言うことが正しい、っていうことでどうだ?」

翠星石「嘘なんかついてねーです」ムスッ

雛苺「騙されないのー」ムスッ

JUM「いや、気持ちはわかるがこのままだと平行線だぞ?決着をつけたいなら勝負するのが手っ取り早いんじゃないのか?」

 「それで勝った方が負けた方に一個だけ好きな命令ができるとかそういうことにすればいいだろ」

翠星石「・・・なんか釈然としねーですが、ケリをつけられるんなら望むところです」

雛苺「・・・わかったの。勝ったら今後1年間翠星石のうにゅーをぜーんぶヒナが食べてやるのよー」

JUM「決まりだな」

61: 2009/01/07(水) 23:57:45.23 ID:Zrfjv2GE0
JUM「何で勝負するかはどっちかに決めさせると不公平だから僕が決めよう」

 「というわけで・・・ 今回は ババ抜き で勝負してもらいます」

翠星石「ババ抜きとはまた地味なものを選んだですね」

JUM「わかりやすくていいだろ」

雛苺「ババ抜きは得意なのよ、絶対負けないのー」

翠星石「チビチビに頭を使う勝負で負けたら一生もんの恥ですぅ」

JUM「勝負は一回、何があってもどんな結果になってもその結果が全て、恨みっこなしだ、いいな?」

翠・苺 コクリ

JUM「ちなみに僕も参加します」

翠・苺 「なん・・・だと・・・!?」




金糸雀(へー何だか楽しそうかしら~、カナも仲間に入りたいかしら!)

76: 2009/01/08(木) 00:03:49.61 ID:sIT96qAZ0
翠星石「なんでそこでチビ人間がしゃしゃってくるですか!?」

JUM「ここは僕の家だぞ。なのに毎日毎日ドタドタバタバタ喧しいったらない。少し静かにしてほしいからな」

翠星石「勝ったらおしゃべり禁止とかにするつもりですか・・・負けたら命令されるですよ?」

JUM「人間様をなめないでもらいたいね。まあ万が一負けたらちゃんと聞きますとも」

雛苺「なんかおかしなことになったけどまあいいのー。JUMが負けたらJUMのうにゅーをいただくだけなのー」

翠星石「わかったです。じゃあ三人で勝負するです」

JUM「よし、それじゃ勝負の前にトイレにでも行ってくるとするかな」




金糸雀(あら?どこに行くのかしら~?)








ガチャッ、バタン
JUM(計画通りっ!!!!!!)

85: 2009/01/08(木) 00:08:41.04 ID:sIT96qAZ0
~in 桜田邸便所~


JUM(クククククッ、全てが思い通りだった・・・僕にかかればあんな呪い人形どもを操るなんて他愛もなかったな)

 (実は姉ちゃんが今日出した紅茶と苺大福、あれは僕が用意したものだ)

 (ティーパックには利尿剤、苺大福には中和剤を入れてな!)

 (姉ちゃんには照れくさいから僕からの差し入れだとは言わないでくれって頼んであったからな)

 (姉ちゃんは僕の言う事は絶対聞く)

 (お人よしの姉ちゃんは僕の細工菓子をなんの疑いもなく、いつものように振る舞う、連中はいつものように食べる)

90: 2009/01/08(木) 00:14:08.92 ID:sIT96qAZ0
JUM(だけど雛苺、お前は他二人とは違ってお腹一杯のとき苺大福を出されても後に取っておいて食べる習慣があったよなあ?)

 (二人は利尿剤入りの紅茶を飲んでも苺大福を食べて中和されるが雛苺は食べない、だからトイレに行きたくなる)

 (その時普段から意地悪されている翠星石のそばに大切な苺大福を置いておく訳がない、だから持ち出す)

 (だけど普段トイレに物を持って入っちゃだめだと姉ちゃんに躾けられている雛苺はトイレに苺大福を持って入れない)

 (だから扉の外に置いてトイレに入る。そして放置された苺大福を・・・僕が回収する!!)

94: 2009/01/08(木) 00:19:45.15 ID:sIT96qAZ0
JUM(そう、お前のうにゅーを食べたのはこの僕だ!翠星石の言ったことが当たりだったんだよ・・・悪いな、雛苺)

 (お前がトイレに行くタイミングは隠しカメラでばっちりだ。もし部屋のどこかに置いても手早く回収できるようにセットしたんだ)

 (姉ちゃんが出かけることは知っていた。水銀燈には乳酸菌的なメールを送れば一発で従順な犬になる)

 ( 『nのフィールドで真紅のお守をしてくれたら乳酸菌1000000ナノリットル贈呈』 )
  
 (『わかったわぁ~』なんて淡泊な返事だったけど、あんなメールで発情する程喜んでいたとはな)

 (1000000なんて大きな数字に騙されるとは・・・可愛い奴め)

97: 2009/01/08(木) 00:26:02.48 ID:sIT96qAZ0
JUM(まあそんなこんなで翠星石と雛苺を二人だけにし、翠星石が疑われるようなことをし喧嘩させる)

 (それを蝶カッコ良く仲裁し、且つ勝者が敗者を好きにするという罰を盛り込んだゲームに引きずり込む)

 (普通だったらそんな非常識なペナルティのついたゲームなんか受けるはずがない。だが今の二人は熱くなっている)

 (相手をギャフンと言わせたい、非常識な罰ゲームを相手に与えたいと考える、だからゲームを受ける!)

 (・・・完璧だ、我ながらなんて完璧な作戦。舞台は整った、後はババ抜きで勝つだけだ。)

 (小さい頃から愛用してあちこちシミや傷がついたこのガン牌トランプでな!)

103: 2009/01/08(木) 00:31:32.83 ID:sIT96qAZ0
JUM「そして勝った暁には敗者を一糸纏わぬ姿にしてやるんだ。破廉恥?そんな馬鹿な」

 「これはあくまでも人形の服を作る上で必要な行為なんだ、服を着る人形のサイズは正確に知っておかないといけないからね」

 「それにマエストロたる僕のドレスメイクの一助となれるんだ。本来あいつらからしたら光栄の極みだろう」

 「そしてあんな下着装着やこんなポーズをさせて羞恥心を煽り、恥ずかしがって顔を真っ赤にするお人形さんを・・・フヒヒw」


 (おっといかんいかん顔がにやけてしまう、ポーカーフェイスだ、思い出せ・・・あの日の全校集会を・・・)




  ジワッ

 (・・・ふぅ、よし、出陣!!)グスッ


金糸雀(聞いちゃったかしら・・・これは何とかしないと・・・)

107: 2009/01/08(木) 00:37:05.32 ID:sIT96qAZ0
~in 桜田邸JUM部屋~


翠星石「何もたもたしているですか、とっとと始めるですぅ」

JUM「まったく、人が罰ゲームを受ける心構えを整える時間をくれてやったというのにその善意がわからんとは」

翠星石「余計な御世話ですぅ」

雛苺「それじゃ始めるのー」




ガシャーン

金糸雀「ちょっと待つかしらー」

J・翠・苺「!?」

110: 2009/01/08(木) 00:42:59.13 ID:sIT96qAZ0
JUM「金糸雀!?いきなり何故ここに?っていうかお前らは何で毎度毎度ガラスを・・・」

金糸雀「みっちゃんが仕事に行っちゃって暇だったからたまには顔を出そうと思ったかしら」

   「そしたら何だか面白そうな話をしていたから飛び込んできたかしら」

JUM「面白そうって、どこから聞いてたんだ」

金糸雀「好きな命令ができるとかなんとか言っていたところから」

JUM「ゲームの部分か」

金糸雀「そーゆーことかしらー」

翠星石(邪魔くさいですぅ)

112: 2009/01/08(木) 00:48:38.81 ID:sIT96qAZ0
JUM「でもこれは元はと言えば翠星石と雛苺の遺恨試合みたいなものなんだ、悪いけど今回は―――」

金糸雀  …一糸纏わぬ姿 ボソッ

JUM「!!!」

金糸雀  …下着…羞恥心 ボソボソッ

JUM「―――と思ったがせっかくのババ抜きだ、どうせやるなら人数が多い方が楽しいだろう。」

翠星石「ちょっ、混ぜるつもりですか!?」

雛苺「金糸雀が負けても命令することがないのー、入れても意味がないのよー」

JUM「金糸雀が負けたら家来でいいんじゃね?オナペットにするも良し、夜伽の相手をさせるも良し、ダッチにするも良し」

翠星石「お前は何を言っているんだ」

115: 2009/01/08(木) 00:53:34.63 ID:sIT96qAZ0
JUM「まあいいじゃないか決定ー」(クッ、聞かれていたとは!予定が少し狂ったが…まあいい、僕のガン牌の有利は揺るがない)

雛苺「やたら強引なのが気になるのー」

金糸雀「気にしない気にしない、カナが勝ったらマスターを同じくする本当の姉妹になるんだから小さいことは置いておくかしらー」

JUM「僕をマスターにするつもりなのか!?何の為に?大体みつさんはどうするんだ?」

金糸雀「みっちゃんはカナにとってとっても大切な人かしらー。だから出来れば力を吸い取るような真似はしたくないかしらー」

   「マスターをJUMにしてみっちゃんの家で暮らす、そうすればみっちゃんのことを心配しないで力を存分に使えるかしらー」

JUM「僕なら力を吸い尽くして干からびさせてもいいと申したか」

117: 2009/01/08(木) 00:59:09.03 ID:sIT96qAZ0
翠星石「なんか話が妙な広がりを見せているですが、結局誰かが翠星石の奴隷になってお終いですぅ!」

JUM「じゃあ適当に座れ、カードは金糸雀から反時計回りに配って、カードのドローは金糸雀から時計回りな。何か問題は?」

翠・苺・金「無・問・題」

JUM「なんだそのリアクション」


ドロー順     金糸雀→JUM→雛苺→翠星石→金糸雀


JUM(カードをシャッフルした時最後に配る札をJokerにした。これで僕から一番遠い金糸雀にJokerが行く…)

118: 2009/01/08(木) 01:04:24.32 ID:sIT96qAZ0
JUM「よし、ゲーム開始だ・・・って翠星石、お前手持ちのカードが既に残り2枚だと!!?」

翠星石「そのようです。やっぱりこういうのは普段の行いがものをいうのですぅ♪」

JUM(開始時の手持ちカード数がばらつくのは仕方ないことだがここまで偏るとは!)

  (だが最後の一枚のカードを揃えるには時間がかかる筈、ガン牌全開で追い付いてやる!)

JUM「他は僕7、雛苺7、金糸雀6枚ってところか、とりあえず翠星石にあがられないようにしないとな」

120: 2009/01/08(木) 01:09:08.54 ID:sIT96qAZ0
金糸雀(絶対にJUMを勝たせるわけにはいかないかしら!)

   「じゃあカードを引くかしらー。これっ ――――あ、揃ったかしらー」パサッ

JUM「じゃあ次は僕だな」

雛苺「早く引くのー」

JUM ジーーーーーッ (あの傷はKのはず)「これだっ ――――よし、揃った」パサッ

翠星石「さ、早く引くですよ、おチビ」

雛苺「うゆー、選択肢がほとんどないのよー ――――あ、揃ったのー」パサッ

翠星石「さて、これで仕舞にするですぅ」

金糸雀「ちなみにカナがJokerを持っているけどどれでも好きなカードを引くといいかしらー」ススッ

翠星石(!? 他のカードより1枚だけ目立つように出っ張らせてきたです?)

金糸雀「さあ、引くかしらー」

122: 2009/01/08(木) 01:14:17.97 ID:sIT96qAZ0
翠星石(どうする?あれを引いてみるですぅ?いや、そんな挑発に乗る必要はないです。他からカードを引けばいいだけです)

   (・・・と読むのが普通の思考です。けどそれはチビカナの策に屈するという事です)
    
   (それにJokerを持っているんだったら敵にリーチのかかった状況でそんな馬鹿げた大胆な戦法は取れないはずですぅ)
   
   (だからここは敢えて出っ張ったカードを引くですっ!)スパッ

金糸雀「どうかしらー?揃ったかしらー?」

翠星石「残念ながらです。まあちょっと寿命が延びただけの話ですぅ」(コイツ、マジでJokerを・・・)プルプル

JUM(あの顔、Jokerでも引いたか?)

雛苺(金糸雀、ちょっと見なおしたのー)

123: 2009/01/08(木) 01:18:30.74 ID:sIT96qAZ0
金糸雀「さあ、カードを引くかしらー ――――あれ、揃わない」

JUM「そういうこともあるだろう、さて僕の番だ」 ジーーーーーッ 

  (あのシミは9のはず)「これっ ――――よし、揃った」パサッ

雛苺「ヒナは適当に引くだけなのよー ――――あ、また揃ったのー」パサッ

翠星石(手持ちがJokerしかねーじゃねーですかっ!これじゃ何を引いても無駄無駄無駄ですぅ!)

翠星石 「・・・」ブスーーッ  スッ

JUM(あいつわかりやすいなぁ)

金糸雀(・・・何かおかしいかしら)

124: 2009/01/08(木) 01:22:50.75 ID:sIT96qAZ0
金糸雀(なんでJUMはさっきからカードを睨んで選んでいるかしらー?まるで品定めをしているかの様かしら)

   (でもこのカードあちこち傷だらけで、持ち主がJUMということは・・・その傷でガン付けしている可能性があるかしら)

   (それなら連続して当たりを引当てたのも睨んでから選んでいるのもわかるというものかしら)

   (次睨みつけて選ぶ様だったら黒だと思った方がいいかしら!)

   (それに翠星石、何故ゲームスタートの段階で手持ちのカードが偶数枚なのかしら?)

   (トランプはJoker含めて53枚、これを4人で割れば13余り1、カナから配り始めたからカナだけ14枚になる筈かしら)

   (Jokerもカナが持っていたし、最初場に捨てるカードはペアで捨てるから手持ちの枚数は奇数枚でないとおかしいかしら)

   (それなのに2枚ということは・・・最初場に捨てる時にドサクサにまぎれてこっそり1枚捨てたかしら!)

130: 2009/01/08(木) 01:28:11.59 ID:sIT96qAZ0
翠星石(くーーっ、やり直し恨みっこ無しの一回勝負なんてJUMがいうからその言葉を逆手にとってセコイ手を使ったですのに)

   (手元にJokerがあるんじゃどーしよーもねーですぅ!パッパとあがって知らんぷりのつもりだったですのにー、むきーーー)

金糸雀「それじゃひくかしら ――――あ、今度は揃ったかしらー」パサッ

JUM「僕の番か。今手持ち2枚だからもし揃えたら残り1枚を金糸雀に引いてもらって上がりだなぁ」

翠星石「そう簡単に揃わないのがババ抜きですぅ!それにその前に翠星石があがってお終いですぅ!」

JUM「言っただろ?人間様を舐めるなって。これで決めてやるからおとなしく見てろ」ジーーーーーッ

金糸雀(やっぱりじっくり観察してるかしら!このままじゃJUMに勝たれちゃうかしら!)

133: 2009/01/08(木) 01:33:05.14 ID:sIT96qAZ0
金糸雀(よし!)

   「きゃーーーーっ!!ヒナの後ろにゴキブリがいるかしらーーーー!!」

JUM「なっ!?」

翠星石「ヒィッ!?」

雛苺「キャーーーーーーーー、いやーーーーーーなのーーーーーー!!!!!!」バサッ

金糸雀(今かしらっ、雛苺のカードを!)ビリッ

   「・・・かと思ったらJUMだったかしら、ごめんなさーい」

JUM「どんな間違いじゃいいぃい!!!」

134: 2009/01/08(木) 01:38:19.91 ID:sIT96qAZ0
JUM「僕の存在価値はゴキブリ並みってか!?風呂入ってないから油で髪が黒光りしてんのがソックリだって言ってんのかコラァ!!!」

金糸雀「そんなつもりはなかったかしら」

翠星石「落ち着くですよチビ人間。ホントの事言われただけですぅ」

雛苺「それよりも今のドタバタでヒナのカードがちょっと破れちゃったのー」

金糸雀「あら、それは困ったかしら。これじゃカードに目印がついちゃって勝負にならないかしらー」

   「これは新しいトランプを用意して取り替えないとだめかしらー」

JUM「! いや別に交換までしなくてもこのまま続行できるだろ!?」

翠星石「何を言ってるですか?そんなの無理に決まってるです」

金糸雀「何でそんなに嫌がるのかしらー?何か交換したくない理由でもあるのかしら~?」ニヤリ

JUM「い、いや・・・別に・・・」(あの目は! くそっ!やられた!!!)

雛苺「そういえばのりもトランプを持っていたのよー。それを持ってくるのー」

140: 2009/01/08(木) 01:43:27.93 ID:sIT96qAZ0
金糸雀「総取り替えにするから一度全員の手札を公開しないとだめかしらー」

翠星石「そうですね、取り替えに乗じて誰かズルする奴がいたらたまったもんじゃねーです」

JUM「・・・まあ確かに、それじゃ公開して交換するか」

雛苺「オープンなのー」




JUM「あれ、金糸雀の持っている5って1枚しかないんじゃ?」

翠星石「あーほんとですー、だれかまちがえて1まいですてちゃったにちがいないですー、でもだれがまちがえたかわからんですー」

JUM(こいつかっ!しかしこいつがやったという証拠は無いっ)

  「誰が間違えたかはわからないからな・・・仕方ない金糸雀、それを場に捨てておけ」

金糸雀「なんだか知らないけどラッキーかしらー」パサッ

雛苺「状況を整理すると、これで手持ちの枚数はJUM2、ヒナ3、翠星石2、カナ2なのー」

143: 2009/01/08(木) 01:47:59.56 ID:sIT96qAZ0
JUM「さてカード交換も終わったし、再開するか」(まさか運否天賦の勝負をすることになるとは・・・)

雛苺「さあどれでも好きなのを引くのよー」

JUM(雛苺のカードに僕の欲しいカードは1枚あった、こうなれば実力で引く!)スッ

JUM「ダメかっ」

雛苺「それじゃJokerを持っている翠星石のカードを引くのー」スッ

雛苺(ホントにJoker引いちゃったのー・・・)

翠星石(これで邪魔者はいなくなったです。あとはゴールするだけ ――――また揃わなかったですぅ!)

金糸雀「これでカナも残り1枚かしら。あたりを引けば ――――ダメだったかしらー」

JUM「これで当たりを引ければ ――――グッッッ!」(ガン付きカードなら引くはずの無かったJokerが!金糸雀めぇ!!)

金糸雀「JUMがババ引いたかしら」

JUM「!!何故!?」

翠星石「そんだけ顔に出してりゃ誰でもわかるですぅ」

雛苺「JUMだいぶ熱くなってるのー」

145: 2009/01/08(木) 01:53:02.84 ID:sIT96qAZ0
雛苺「そろそろ当たりをひいてもいい頃なのー ――――――あ、当たったのーーーー!」パサッ

JUM「ってことは・・・僕が雛苺の最後のカードを引いて勝ちが確定するだと!?」

翠星石「フンッ、その前に翠星石が当たりを引いて先に決着をつけてやるですぅ――――」スッ

   「―――――――   !!!」

   「そ、揃ったですぅーーーーーーーー!!!!」

JUM「何いっ!?」

金・苺「負けちゃったかしらー/負けちゃったのー」

翠星石「イーーッヒッヒッヒッヒ!さあ、翠星石の奴隷になるのは誰ですぅ?」

149: 2009/01/08(木) 01:57:43.34 ID:sIT96qAZ0
JUM(クッ、なんてことだ!僕の完璧だったはずの計画が)

金糸雀「じゃあそろそろカナもあがっちゃうかしらー ――――ここまできて外すとか」

雛苺「さー、はやくヒナを勝たせるのー」

JUM「わかってるよ、くそっ」スッ

雛苺「ふー、奴隷にならなくて良かったのよー」

翠星石「これで残りはJUM3枚、金糸雀2枚ということになるですぅ」

JUM(こんなはずでは・・・)

151: 2009/01/08(木) 02:02:23.10 ID:sIT96qAZ0
金糸雀「これでカナの番という事は、カナがJoker以外を引いたら勝ちってことになるかしら」

JUM「・・・そうだな、確率的には僕が不利かもしれないがもしババ引いた場合、形勢は逆転することを忘れるなよ」

金糸雀「大丈夫かしら、JUMは顔に出やすいから手に取るようにわかるかしらー」

JUM「そう言ってそっぽ向かせようったってそうはいかないぞ、このカードから視線は外さない」

金糸雀「じゃあJUMの顔をじっくり観察しながらカードを選ぶかしら」

ススッ

金糸雀「Jokerはこれかしらー、それともこれかしらー、やっぱりこっちかしらー」ジーーーーーッ

JUM「なあ金糸雀」

金糸雀「何かしら?」

JUM「そんなじっと見つめられると照れるんだけど」

金糸雀「これだから童Oは・・・」

153: 2009/01/08(木) 02:06:45.89 ID:sIT96qAZ0
金糸雀「じゃあこれにするかしら」ピトッ

JUM(まさにJoker!)

金糸雀「――――と見せかけてやっぱりこっちかしら」スッ

JUM「あっ」

金糸雀「フフン、というわけで揃ったかしら。さ、早くカナのカードを引いて下さらないかしらー?」

翠星石「ほー、チビ人間が奴隷になるですか。こりゃ楽しみですぅ」

JUM「くそっ、何で・・・何でこんなことに・・・っ!」

金糸雀(というよりカード交換の時にカナがこっそりJokerにガン付けしてたのに気付かなかったのかしら?)

   (自分はガン付けしてた癖に・・・)

156: 2009/01/08(木) 02:11:33.15 ID:sIT96qAZ0
翠星石「さて、奴隷のチビ人間は一つなんでも言う事を聞いてくれるですね?」

JUM「何だ、何を要求するつもりだ?」

翠星石「うーん、一日中ずーっとJUMの腕の中で過ごすというのもいいですね。あ、でもくんくんDVDハイパーDXBOXも捨て難いですぅ」

   「でも・・・うん、やっぱりそれより優先したいものがあるですぅ」

JUM「なんだよ、勿体つけないで早く言え」

翠星石「・・・雛苺の誤解を解きたいから、苺大福消失事件の捜査を手伝って欲しいのです」

雛苺「!!」

159: 2009/01/08(木) 02:16:47.29 ID:sIT96qAZ0
翠星石「そりゃまあ、普段チビ苺には意地悪してるです。」

   「ケーキの苺横取りしたり鞄開かないようにしたり服を隠したり、色々してきたです」

   「でもこれ以上やったら本気で嫌われるっていう線は越えないように気を付けていたつもりですぅ」


   「今回は翠星石に盗られないように大事に抱えていたのは知っているですぅ・・・」

   「その大事なものに悪戯したら本気で怒るというのは翠星石にもわかる・・・ですっ」ポタリ

雛苺「翠星石・・・」

翠星石「チビ苺も…ウック……星石の、可愛い、妹です…ヒック…嫌われ…くない、のです…グスッ」

翠星石「だ、だからっ…チビ…に、は…ヒグッ…潔白……しょう…めいっ…ウウゥッ…欲しぃ…」

JUM「翠星石・・・わかった、協力する」ギュッ

翠星石「JUM…ウウゥーーー…ッ……」ギューーー

162: 2009/01/08(木) 02:21:30.90 ID:sIT96qAZ0
JUM(・・・あれ?これ僕がやったってバレたらまずい?ってかなんだこの展開?予想外過ぎるぞ)

 (このままだとJUMってただのクソヤローじゃね?とにかくこれはうまく隠し通さないと色々とやばい気がする)

金糸雀「何?どういうことかしらー?」

雛苺「あのね、――――――――」





雛苺「――――――――っていうことがあったのー・・・」

金糸雀「ふーん、・・・ちょっと案内してくれるかしら、一緒にリビングに――――」

雛苺「?うん、わかったのー・・・」トテトテ パタパタ

164: 2009/01/08(木) 02:25:31.64 ID:sIT96qAZ0
~in 桜田邸リビング~


雛苺「何してるの?そんなことしたら汚いのー」

金糸雀「今日の苺大福って――――かしら――――」

雛苺「う、うん、いつもと違って――――だから――――」

金糸雀(おかしい、3つなのにどうみても2つしかないかしらー。ということはやっぱり――――)

金糸雀「ヒナ、次はトイレに――――それで、JUMの部屋に戻るかしらー」

雛苺「了解なのー」

167: 2009/01/08(木) 02:30:35.40 ID:sIT96qAZ0
JUM「大丈夫か?翠星石?」ナデナデ

翠星石「う・・・スマンですぅ・・・もう少しだけ・・・このまま・・・」グスッ

JUM(この性悪もこうして大人しくしている分には十分可愛いんだよな)

 (あー、やっぱりこいつを一番脱がしたかったというのに、全く金糸雀さえ邪魔しなければ・・・)



ドタドタ パタパタ

バターン
金糸雀「ヒナ、あるかしら?」

雛苺「ちょっと待って―――あ、あったのーー!」

JUM「な、なんだなんだ?」

金糸雀「やっぱり・・・JUM、今日は苺大福食べたのかしらー?」

JUM ギクッ(疑われている?)

  「い、いや、食べてないよ?」

169: 2009/01/08(木) 02:35:17.88 ID:sIT96qAZ0
金糸雀「そう・・・それじゃJUM、これはなにかしらー?」

JUM「なにって――――!!」

金糸雀「何故苺大福の包装フィルムがJUMの部屋のゴミ箱に入ってるかしらー?」

JUM「・・・それは、あれじゃないのか、昨日とか一昨日食べたやつが入ってたんじゃないのか?」

金糸雀「それはないかしらー。ヒナから聞いたけどここ一週間JUMは昨日まで外に全く出てなくネット三昧だったらしいかしらー?」

   「外に出ていないなら苺大福はのりが買ってくるしかないかしら。でも・・・」

雛苺「いつものりは不氏屋でいっぱい買ってきてくれてるのー。でも今日はローンンで売ってる個包装のやつだったのよー」

金糸雀「というわけでこの包装フィルムで包まれた苺大福は昨日までは手に入ることはないかしらー」

JUM「・・・あ、あーそういえば今日僕も姉ちゃんに貰ったんだ、それを食べたことを忘れていたよ」(ヤバイ、ヤバイッテ)

174: 2009/01/08(木) 02:40:09.53 ID:sIT96qAZ0
翠星石「・・・JUM、実は今日の苺大福はJUMが今日買ってきてくれたものだってみんな知ってるですぅ」

JUM「な!?」

翠星石「のりが言っていたです。JUMは翠星石たちが大切なんだけどシャイだから言えないんだって」

   「だから私の我儘でJUMとの約束を破るけど、JUMの気持ちを伝えてあげるんだ、って」

   「でもJUM君には言っちゃった事は内緒ね、って・・・翠星石ものりとの約束破っちまったですね」

   「・・・その自分で買ってきたものを姉ちゃんから貰ったって言うのはあまりにも変ですぅ」

金糸雀「もっと言うならキッチンのゴミ箱からレシートを見つけたかしら」

   「ここには今日の日付で苺大福3個ってかいてあるかしら。JUMが律儀に持ち帰ってきてくれて助かったかしら」

   「つまり、今日この家の中にローンンの苺大福は3つしか存在していなかったということかしらー」

   「それでリビングのゴミ箱に包み紙は2つ、残り1つの包み紙はこの部屋のゴミ箱」

JUM「う・・・」

金糸雀「この状況で改めて聞くけど・・・今日苺大福を食べていないはずのJUMの部屋になんでこのフィルムがあるのかしらー?」

178: 2009/01/08(木) 02:44:59.48 ID:sIT96qAZ0
JUM「・・・まさか姉ちゃんが喋っちゃうとはなー、ははは」

翠星石「JUM・・・やっぱり・・・」

JUM「――――と、いうよりお前コラ金糸雀ーー!!お前さえいなければ完璧な計画だったのに!!」

 「全ては今日この二人の服を脱がす為に計画練ってたのにお前が来ただけで全て崩れたんだどうしてくれんだおいいぃいぃーー!!」

 「空気は空気らしく誰にも存在を認識されずステルスごっこしてりゃいいんだよ!お前さえ、お前さえいなければーーーー!!!」

金糸雀「開き直り&逆切れは見苦しいかしら。それに後ろー」

JUM「なんだ!?後ろがなんだ……って……」

翠・苺 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………

184: 2009/01/08(木) 02:49:55.97 ID:sIT96qAZ0
翠星石「安心するですぅ・・・すぐ楽にしてやるですぅ・・・」ユラリ

JUM「落ち着け、話せばわかる」

翠・苺「・・・」

JUM「ほら、だってわかるだろ・・・?」

翠・苺「・・・」

JUM「僕も思春期でさ・・・ネットの動画とかだけじゃ・・・ね?」

翠・苺「・・・」

JUM「やっぱ実際に・・・見たくなるじゃない・・・?」

翠・苺「・・・」

JUM「っていうか当然の欲求だろおぉー!?中学生の男子なんてみんなこんなもんなんだよ!!決して僕が変態って訳じゃ」

翠・苺 ブチッ

188: 2009/01/08(木) 02:54:32.58 ID:sIT96qAZ0
翠星石「フンッ!」バキィ

JUM「グハアッ!」

雛苺「やぁ!」ポカッ

JUM「あたっ」

翠星石「ハァッ!」ベキィッ

JUM「グフッ!」

雛苺「えいっ!」ポコッ

JUM「いてっ」

翠星石「遊びは・・・終わりですぅぅぅぅーーーーーー!!!」キィンッ

JUM「そ、それはっ!」

翠星石「泣くですっ・・・叫ぶですっ・・・そしてぇっ・・・氏ぬですぅぅぅぅぅーーーーーー!!!!」ドゴオォォン

JUM「このままでは終わらんぞぉぉぉぉーーー・・・・・・っ!!!」

193: 2009/01/08(木) 02:59:51.16 ID:sIT96qAZ0
雛苺「翠星石・・・ごめんなさいなの・・・」

翠星石「まったく、人の話をちゃんと聞かないからこんなことになるです」

   「まぁ、日頃の行いを顧みれば確かに疑われても仕方ねーところはあったかもしれんです」

   「・・・何てことない、ただのすれ違いなのですよ。だから泣かなくていいのです」

雛苺「うっく・・・ふえぇぇぇん・・・」

翠星石「ほら、翠星石ならもう気になんかしてないです。元気が出てくるおまじないしてやるですから」シュルシュルッ


雛苺「グスッ・・・え・・・?あ・・・や、やぁーーんもーー!リボン解いちゃやーーなのーー!前が見えないのーーーー!!」

翠星石「踊れ踊れーーですぅー♪」ゲラゲラ

雛苺「ウウッ・・・もーーー!!翠星石ーーーー!!!」


ドタバタドタバタ…

197: 2009/01/08(木) 03:04:21.50 ID:sIT96qAZ0
金糸雀「・・・生きてるかしら?」

JUM「・・・残念ながら今回は僕の負けだ」

 「だが、僕はあきらめない」

 「翠星石達の一糸纏わぬ姿を見るまではっ!!!!!!」

金糸雀「やっぱり氏んでてほしいかしら」


フォゥン グシャ



~完~

199: 2009/01/08(木) 03:04:53.56 ID:IE00U7Bu0

210: 2009/01/08(木) 03:12:14.61 ID:sIT96qAZ0
こんな自己満ssにお付き合い下さり、有難う御座いました。
支援はもうマジ感謝です。
ゲーム大好きKOF大好きひぐらし祭囃子編以外大好きなものなので特に>>100>>102に感謝したい
最近金荒しが幅きかせてたからタイトルまで変更したという裏事情
だので、そんなの気にせずやれと言ってくれた>>72>>74>>87にも感謝

あー初投稿だから緊張しっぱなしだった

211: 2009/01/08(木) 03:15:44.70 ID:sIT96qAZ0
そして蒼い子を推して支援してくれた人ごめんなさい。
蒼ちゃんも大好きなのですが登場人物増やし過ぎると整理しきれなくなっちゃって
大変だったので今回は見送らせてもらったのです。銀紅にも悪いことしたな・・・
ssやってみたいと思ったのはドラゴンオナ兄さんの蒼い子がきっかけだったのにぃ

215: 2009/01/08(木) 03:20:17.60 ID:sIT96qAZ0
>>116へ釈明
それは知っていたがこのときのカナはJUMの野望を阻止するのが第一だったので
参加理由はごまかせれば何でもよかったという俺設定。
表現足りなくてスマソ

というわけで、これにて失礼致します。またお目見えすることあらばよろしくお願いします。
最後に、支援下さった皆皆さまに大感謝を!

217: 2009/01/08(木) 03:22:21.01 ID:sIT96qAZ0
>>ID:PBL6QKICO
ホントに最後の最後・・・
あんたのセンスがうらやましいw

引用: 雛苺「翠星石・・・もう怒ったのーーーーー!!!!!」