1: 2009/01/24(土) 21:19:15.06 ID:Ywbq/BP10
金「ついに完成したかしら!性格を真逆にする薬『かなり、あたまがキレール』かしら!」
金「卵焼きの味付けについて研究していたら副産物でできたかしら」
金「これを飲めばカナもドジッ娘からピシッとしたレディになれるかしら」
金「さっそく、イートイン!!}
金「・・・待てよ、性格が真逆になるってことは、カナの頭の良さも無くなるかもしれないかしら」
金「ここはやっぱり動物実験してから・・・」
金「卵焼きの味付けについて研究していたら副産物でできたかしら」
金「これを飲めばカナもドジッ娘からピシッとしたレディになれるかしら」
金「さっそく、イートイン!!}
金「・・・待てよ、性格が真逆になるってことは、カナの頭の良さも無くなるかもしれないかしら」
金「ここはやっぱり動物実験してから・・・」
2: 2009/01/24(土) 21:22:07.23 ID:Ywbq/BP10
銀「何かいい匂いするわね」
金「ほぎゃああああ!!」
ガシッ
銀「へ?」
金「カナ・リア・ディゾン!!」
ゴキャァッ
銀「ブフーッ!!」
金「はぁ・・・はぁ・・・あら、水銀燈かしら」
金「なんでこんなところで寝てるのかしら」
金「・・・!そうだ、水銀燈に実験体になってもらうかしら」
金「ほぎゃああああ!!」
ガシッ
銀「へ?」
金「カナ・リア・ディゾン!!」
ゴキャァッ
銀「ブフーッ!!」
金「はぁ・・・はぁ・・・あら、水銀燈かしら」
金「なんでこんなところで寝てるのかしら」
金「・・・!そうだ、水銀燈に実験体になってもらうかしら」
4: 2009/01/24(土) 21:25:11.92 ID:Ywbq/BP10
銀「う、うーん・・・ここは」
金「あら、水銀燈起きたかしら」
銀「金糸雀・・・?ここはどこ?」
金「ここは金糸雀のおうちかしら。水銀燈家の前で寝てたから連れてきたかしら」
銀「わ、私が外で寝てたぁ!?う、うそおっしゃい!!」
金「ま、まあ水銀燈、まだ疲れてるようだから、よかったらご飯でも食べていかないかしら?」
銀「え、いいの?・・・あ、あなたの家の食材を全部食べて困らせてやるわぁ!」
金「(発想が貧困かしら)」
金「あら、水銀燈起きたかしら」
銀「金糸雀・・・?ここはどこ?」
金「ここは金糸雀のおうちかしら。水銀燈家の前で寝てたから連れてきたかしら」
銀「わ、私が外で寝てたぁ!?う、うそおっしゃい!!」
金「ま、まあ水銀燈、まだ疲れてるようだから、よかったらご飯でも食べていかないかしら?」
銀「え、いいの?・・・あ、あなたの家の食材を全部食べて困らせてやるわぁ!」
金「(発想が貧困かしら)」
7: 2009/01/24(土) 21:28:02.70 ID:Ywbq/BP10
>>5気のせいだ。
銀「もしゃもしゃ・・・この野菜何?食べたことない食感だわ」
金「ヤーコンていうかしら」
銀「ベーコン?」
金「耳までバカになったかしら」
銀「なんですってぇ!?」
金「いいいいや何でもないかしら!」
金「それより水銀燈、のど乾かないかしら?ジュースがあるかしら」
銀「まぁきれいな銀色の飲み物ね」
銀「もしゃもしゃ・・・この野菜何?食べたことない食感だわ」
金「ヤーコンていうかしら」
銀「ベーコン?」
金「耳までバカになったかしら」
銀「なんですってぇ!?」
金「いいいいや何でもないかしら!」
金「それより水銀燈、のど乾かないかしら?ジュースがあるかしら」
銀「まぁきれいな銀色の飲み物ね」
11: 2009/01/24(土) 21:32:41.81 ID:Ywbq/BP10
金「(水銀燈は普段はツンツンの高飛車かしら)」
金「(たまーにデレるときがあるけど、滅多に顔を出さないかしら)」
金「(つまり『かなり、あたまがキレール』を飲めば性格が正反対・・・)」
金「(普段からデレデレしてて、たまにツンとなるドMってことかしら)」
金「(なんか、すごいやられ役っぽいキャラになりそうかしら)」
銀「ゴクゴク・・・駄菓子屋に売ってるコーラ風のジュースみたいな味ね」
金「(コーラフレーバーを入れて正解かしら。まずい薬は飲みたくないかしら)」
金「(たまーにデレるときがあるけど、滅多に顔を出さないかしら)」
金「(つまり『かなり、あたまがキレール』を飲めば性格が正反対・・・)」
金「(普段からデレデレしてて、たまにツンとなるドMってことかしら)」
金「(なんか、すごいやられ役っぽいキャラになりそうかしら)」
銀「ゴクゴク・・・駄菓子屋に売ってるコーラ風のジュースみたいな味ね」
金「(コーラフレーバーを入れて正解かしら。まずい薬は飲みたくないかしら)」
15: 2009/01/24(土) 21:37:25.18 ID:Ywbq/BP10
銀「ふぅ、食べた食べた。ごちそうさまでしたぁ」
金「(あれ?なんの変化もないかしら。失敗かしら・・・)」
銀「さぁ、食器を片付けましょう」
金「そ、そうかしら・・・あれ?」
銀「あ、いいの、私が片付けるから。金糸雀は座ってていいのよ?」
金「こ、これは・・・」
銀「♪~♪~」
カチャカチャ
金「水銀燈が鼻歌歌いながら台所で食器を洗ってる・・・なんという貴重なシーンかしら」
17: 2009/01/24(土) 21:40:12.09 ID:Ywbq/BP10
銀「よし・・・片付いたわぁ」
金「お疲れかしら。申し訳ないかしら・・・」
銀「いいのよ金糸雀。あなたは大事な私の妹なんだから・・・」
ぎゅっ
金「あわわ、す、水銀燈・・・」
銀「お姉ちゃんにまかせて。ケンカはよくないから、アリスゲームなんてもうしないわぁ」
金「すいg・・・お、お姉ちゃん・・・!」
金「お疲れかしら。申し訳ないかしら・・・」
銀「いいのよ金糸雀。あなたは大事な私の妹なんだから・・・」
ぎゅっ
金「あわわ、す、水銀燈・・・」
銀「お姉ちゃんにまかせて。ケンカはよくないから、アリスゲームなんてもうしないわぁ」
金「すいg・・・お、お姉ちゃん・・・!」
19: 2009/01/24(土) 21:42:14.99 ID:Ywbq/BP10
銀「さぁ、みんなのところに行きましょう」
金「み、みんなって?」
銀「もちろん、私のかわいい妹たちのところよぉ」
銀「アリスゲームをやめさせるために、みんなに説得してくるのよぉ」
金「だ、大丈夫かしら・・・」
銀「大丈夫!お姉ちゃんにまかせなさぁい」
金「か、カナも付いていくかしら!」
金「(みんなにはどう説明すればいいのかしら・・・)」
金「み、みんなって?」
銀「もちろん、私のかわいい妹たちのところよぉ」
銀「アリスゲームをやめさせるために、みんなに説得してくるのよぉ」
金「だ、大丈夫かしら・・・」
銀「大丈夫!お姉ちゃんにまかせなさぁい」
金「か、カナも付いていくかしら!」
金「(みんなにはどう説明すればいいのかしら・・・)」
20: 2009/01/24(土) 21:44:41.22 ID:Ywbq/BP10
金「(は!そ、そうか!)」
ゴソゴソ
銀「金糸雀ぁ?どうしたの?」
金「ちょ、ちょっとみんなにおみやげ持って行くかしら!」
金「(このさいみんなにもこの薬を飲ませるかしら!どさくさに紛れこむかしら!)」
金「お待たせかしら」
銀「大きい荷物ねぇ。お姉ちゃんが持ってあげようか?」
金「だ、大丈夫かしら!」
ゴソゴソ
銀「金糸雀ぁ?どうしたの?」
金「ちょ、ちょっとみんなにおみやげ持って行くかしら!」
金「(このさいみんなにもこの薬を飲ませるかしら!どさくさに紛れこむかしら!)」
金「お待たせかしら」
銀「大きい荷物ねぇ。お姉ちゃんが持ってあげようか?」
金「だ、大丈夫かしら!」
22: 2009/01/24(土) 21:51:02.05 ID:Ywbq/BP10
─桜田家─
ジ「ほらよ、濡れせんべい」
紅「ありがとうジュン。そこに置いといて」
翠「真紅、紅茶と濡れせんべいは確実に合わないですぅ」
蒼「ははは、そんなこと無いと思うよ・・・もそもそ、ゴクッ・・・マズッ」
雛「雛はうにゅーがいいのー!」
ジ「無いから諦めろ。越後製菓のだぞ?」
雛「越後製菓は濡れせんべいは出してないのー」
ジ「ほらよ、濡れせんべい」
紅「ありがとうジュン。そこに置いといて」
翠「真紅、紅茶と濡れせんべいは確実に合わないですぅ」
蒼「ははは、そんなこと無いと思うよ・・・もそもそ、ゴクッ・・・マズッ」
雛「雛はうにゅーがいいのー!」
ジ「無いから諦めろ。越後製菓のだぞ?」
雛「越後製菓は濡れせんべいは出してないのー」
24: 2009/01/24(土) 21:54:22.63 ID:Ywbq/BP10
紅「っ!?この気は・・・水銀燈?」
ジ「え?あ、おい!待て真紅!」
たったったっ
ジ「物置・・・鏡が光って!」
ズズズズ・・・・
紅「水銀燈・・・!」
銀「・・・」
スタッ
銀「こんにちは。おじゃましまぁす」
ぺこっ
ジ「・・・!?」
ジ「え?あ、おい!待て真紅!」
たったったっ
ジ「物置・・・鏡が光って!」
ズズズズ・・・・
紅「水銀燈・・・!」
銀「・・・」
スタッ
銀「こんにちは。おじゃましまぁす」
ぺこっ
ジ「・・・!?」
27: 2009/01/24(土) 21:58:01.72 ID:Ywbq/BP10
>>25多くは語らない。
ジ「(真紅、なんか水銀燈の様子がおかしいぞ)」
紅「(そうね・・・何かの作戦かしら?)」
銀「あ、真紅のミーディアムの・・・えーと・・・あ、ジュンさん?」
ジ「え!?あ、はい」
銀「いつも妹たちがお世話になってるわぁ。ごめんなさいぁい、賑やかでしょ?」
ジ「あ、まぁ、いや、あの・・・」
紅「(ちょっとジュン!何普通に答えてるの!?)」
ジ「(え、だって・・・)」
翠「なんか騒がしーですねぇ」
銀「あら、翠星石、ごきげんよう」
翠「ごきげんy・・・いい!?」
ジ「(真紅、なんか水銀燈の様子がおかしいぞ)」
紅「(そうね・・・何かの作戦かしら?)」
銀「あ、真紅のミーディアムの・・・えーと・・・あ、ジュンさん?」
ジ「え!?あ、はい」
銀「いつも妹たちがお世話になってるわぁ。ごめんなさいぁい、賑やかでしょ?」
ジ「あ、まぁ、いや、あの・・・」
紅「(ちょっとジュン!何普通に答えてるの!?)」
ジ「(え、だって・・・)」
翠「なんか騒がしーですねぇ」
銀「あら、翠星石、ごきげんよう」
翠「ごきげんy・・・いい!?」
29: 2009/01/24(土) 22:00:00.31 ID:Ywbq/BP10
翠「す、水銀燈がなんかしおらしくなってるですぅ・・・」
金「あでででで・・・鞄が鏡に引っかかって・・・」
紅「金糸雀!?」
金「あ!ししし真紅達!?」
銀「大丈夫金糸雀?お姉ちゃんが引っ張ってあげようか?」
ジ「お姉ちゃん!?」
紅「金糸雀・・・事情は説明してくれるわね?」
金「も、もちろんかs・・・いたたちょっと右腕挟んでる!!」
金「あでででで・・・鞄が鏡に引っかかって・・・」
紅「金糸雀!?」
金「あ!ししし真紅達!?」
銀「大丈夫金糸雀?お姉ちゃんが引っ張ってあげようか?」
ジ「お姉ちゃん!?」
紅「金糸雀・・・事情は説明してくれるわね?」
金「も、もちろんかs・・・いたたちょっと右腕挟んでる!!」
31: 2009/01/24(土) 22:02:45.81 ID:Ywbq/BP10
─リビング─
紅「さて・・・金糸雀、説明してちょうだい」
銀「真紅、怖い顔しないで。みんな仲良くしましょう?ね?」
紅「とりあえず、黙っていて欲しいのだわ」
翠「雛苺はあまりの水銀燈の変化に頭がついて行ってないですぅ。思考回路がショート寸前ですぅ」
金「ま、まあみんなコレ飲んで落ち着くかしら」
ことっ
紅「まあ、きれいな銀色の飲み物ね」
ジ「見るからにおかしいんだが・・・」
紅「さて・・・金糸雀、説明してちょうだい」
銀「真紅、怖い顔しないで。みんな仲良くしましょう?ね?」
紅「とりあえず、黙っていて欲しいのだわ」
翠「雛苺はあまりの水銀燈の変化に頭がついて行ってないですぅ。思考回路がショート寸前ですぅ」
金「ま、まあみんなコレ飲んで落ち着くかしら」
ことっ
紅「まあ、きれいな銀色の飲み物ね」
ジ「見るからにおかしいんだが・・・」
33: 2009/01/24(土) 22:06:16.70 ID:Ywbq/BP10
紅「ごくっごくっ・・・」
蒼「何コレ?おいしいね。バナナの味がする」
翠「え?翠星石のはリンゴ味ですぅ」
雛「こっこれは苺味・・・」
ジ「ようやく理性が戻ったか」
紅「・・・なんで私のだけ青臭いの?」
金「多分真紅のは青汁味かしら」
紅「!!か、金糸雀ァ!!わざと?わざとなの!?」
金「わ、わざとじゃないかしらぁ!!」
銀「お、落ち着いて真紅!!金糸雀だってわざとじゃないって言ってるのよぉ!?」
紅「うるさぁぁぁい!!うがああああ!!」
金「し、真紅が壊れた・・・!!」
蒼「何コレ?おいしいね。バナナの味がする」
翠「え?翠星石のはリンゴ味ですぅ」
雛「こっこれは苺味・・・」
ジ「ようやく理性が戻ったか」
紅「・・・なんで私のだけ青臭いの?」
金「多分真紅のは青汁味かしら」
紅「!!か、金糸雀ァ!!わざと?わざとなの!?」
金「わ、わざとじゃないかしらぁ!!」
銀「お、落ち着いて真紅!!金糸雀だってわざとじゃないって言ってるのよぉ!?」
紅「うるさぁぁぁい!!うがああああ!!」
金「し、真紅が壊れた・・・!!」
34: 2009/01/24(土) 22:10:04.58 ID:Ywbq/BP10
金「(真紅は蒼星石に次ぐ淑女かしら。つまり性格が真逆になり、ものすごい暴れん坊になったわけかしら!)」
翠「んふふ・・・ジュゥン、翠星石ちょっと頭がぼーっとするですぅ」
ジ「お、おい翠星石、僕に寄りかかってくるなよ・・・」
金「(翠星石はキングオブツンデレ。デレツンになったわけかしら)」
蒼「ちょっと真紅、翠星石、やめなよ!」
金「(あれ?蒼星石は変わりなし・・・?)」
金「(あ、元が変態だから正反対のまじめになったわけかしら)」
雛「ふぅー・・・だりぃ」
金「(こ、コレが雛苺・・・?今までの口リキャラとはいっぺん、おっさん化してる!!)」
翠「んふふ・・・ジュゥン、翠星石ちょっと頭がぼーっとするですぅ」
ジ「お、おい翠星石、僕に寄りかかってくるなよ・・・」
金「(翠星石はキングオブツンデレ。デレツンになったわけかしら)」
蒼「ちょっと真紅、翠星石、やめなよ!」
金「(あれ?蒼星石は変わりなし・・・?)」
金「(あ、元が変態だから正反対のまじめになったわけかしら)」
雛「ふぅー・・・だりぃ」
金「(こ、コレが雛苺・・・?今までの口リキャラとはいっぺん、おっさん化してる!!)」
37: 2009/01/24(土) 22:13:11.33 ID:Ywbq/BP10
ジ「金糸雀、こいつらネジどころか頭の歯車がおかしくなったのか?」
金「こ、これはその・・・」
ジ「ん?この空容器、さっき真紅達が飲んでいたやつか」
ジ「『かなり、あたまがキレール』?なんだこれ、薬?」
金「じ、実は・・・かくかくしかじか」
ジ「まるまるうまうま・・・ってそういうことか」
金「ご、ごめんなさいかしら・・・実験に犠牲はつきものかしら」
ジ「さりげなくひどいこと言うな・・・でもまあ、コレは好機か?」
金「え?」
金「こ、これはその・・・」
ジ「ん?この空容器、さっき真紅達が飲んでいたやつか」
ジ「『かなり、あたまがキレール』?なんだこれ、薬?」
金「じ、実は・・・かくかくしかじか」
ジ「まるまるうまうま・・・ってそういうことか」
金「ご、ごめんなさいかしら・・・実験に犠牲はつきものかしら」
ジ「さりげなくひどいこと言うな・・・でもまあ、コレは好機か?」
金「え?」
41: 2009/01/24(土) 22:17:19.02 ID:Ywbq/BP10
あーすごい眠い。誰か俺にパワーを送ってくれ。
金「好機って・・・どういうことかしら?」
ジ「この様子を是非ビデオにとって、脅しのネタにするんだ!」
金「ひ、ひどいかしら!そんなのカナが止めてみせるかしら!」
金「カナ・リア・ディゾン!!」
ドゴンッ!!
ジ「あばっ・・・」
どさっ
金「ふぅ・・・正義は勝つかしら」
銀「金糸雀ぁ、助けてぇ!」
紅「うおおお水銀燈!!」
金「好機って・・・どういうことかしら?」
ジ「この様子を是非ビデオにとって、脅しのネタにするんだ!」
金「ひ、ひどいかしら!そんなのカナが止めてみせるかしら!」
金「カナ・リア・ディゾン!!」
ドゴンッ!!
ジ「あばっ・・・」
どさっ
金「ふぅ・・・正義は勝つかしら」
銀「金糸雀ぁ、助けてぇ!」
紅「うおおお水銀燈!!」
46: 2009/01/24(土) 22:20:29.84 ID:Ywbq/BP10
金「真紅!?おおお落ち着くかしら!!」
金「(おかしい・・・真紅は淑女だけどドSかしら!本当であればドMになるはずなのに・・・)」
銀「金糸雀ぁ!」
ぎゅっ
金「水銀燈!抱きついていたらカナまで動けないかしら!」
紅「ふっふっふ・・・追い詰めたわ!水銀燈!!」
紅「早く・・・」
紅「早くその羽で私を突き刺しなさい!!」
金「・・・!?」
金「(おかしい・・・真紅は淑女だけどドSかしら!本当であればドMになるはずなのに・・・)」
銀「金糸雀ぁ!」
ぎゅっ
金「水銀燈!抱きついていたらカナまで動けないかしら!」
紅「ふっふっふ・・・追い詰めたわ!水銀燈!!」
紅「早く・・・」
紅「早くその羽で私を突き刺しなさい!!」
金「・・・!?」
49: 2009/01/24(土) 22:24:27.97 ID:Ywbq/BP10
銀「し、真紅何を言ってるのぉ?」
紅「あなたの羽を見るとうずうずしてくるのだわ!とがった先で刺されたらどんな快感があるか・・・」
銀「だ、だめよぉ!大切な妹を傷つけられないわぁ!」
蒼「真紅!だめだよそんな事をしちゃ!お父様から授かった大切な体なんだよ!?」
翠「ねぇジュン、だっこして欲しいですぅ。寝てるとキスしちゃうですよ?」
雛「ぐおぉ──・・・ボリボリ」
52: 2009/01/24(土) 22:26:54.36 ID:Ywbq/BP10
金「じ、地獄絵図かしら・・・!」
銀「よく考えて真紅?もう戦わなくていいのよ?姉妹同士戦わなくていいのよ?」
紅「戦いとコレとは別よ!私は痛みを望んでいるの!」
蒼「不純だよ真紅・・・!」
シャキン!!
金「は、はさみ!?」
蒼「悪いけど真紅・・・君みたいな不純な子はいらない・・・僕の前から去れぇ!!」
ブンッ!!
銀「よく考えて真紅?もう戦わなくていいのよ?姉妹同士戦わなくていいのよ?」
紅「戦いとコレとは別よ!私は痛みを望んでいるの!」
蒼「不純だよ真紅・・・!」
シャキン!!
金「は、はさみ!?」
蒼「悪いけど真紅・・・君みたいな不純な子はいらない・・・僕の前から去れぇ!!」
ブンッ!!
56: 2009/01/24(土) 22:29:43.77 ID:Ywbq/BP10
銀「あっ!危ない真紅!!」
グサッ!!
蒼「!?す、水銀燈・・・!!」
紅「水銀燈・・・あなた・・・」
銀「くふっ・・・だ、大丈夫真紅・・・?」
紅「な、なんであなたか私をかばうの?」
銀「だって、大切な妹じゃない・・・ね?」
金「あっ・・・す、水銀燈・・・」
金「(か、カナのせいかしら・・・カナがこんな薬を開発したばかりに・・・)」
グサッ!!
蒼「!?す、水銀燈・・・!!」
紅「水銀燈・・・あなた・・・」
銀「くふっ・・・だ、大丈夫真紅・・・?」
紅「な、なんであなたか私をかばうの?」
銀「だって、大切な妹じゃない・・・ね?」
金「あっ・・・す、水銀燈・・・」
金「(か、カナのせいかしら・・・カナがこんな薬を開発したばかりに・・・)」
59: 2009/01/24(土) 22:31:59.47 ID:Ywbq/BP10
カシャァン!!
蒼「ぼ、僕は取り返しの付かないことを・・・!」
紅「す、水銀燈・・・あなた・・・」
ポロポロ
銀「泣かないで真紅・・・それに・・・」
銀「このはさみの痛み・・・すっごくいいわぁ」
金「・・・は?」
蒼「ぼ、僕は取り返しの付かないことを・・・!」
紅「す、水銀燈・・・あなた・・・」
ポロポロ
銀「泣かないで真紅・・・それに・・・」
銀「このはさみの痛み・・・すっごくいいわぁ」
金「・・・は?」
60: 2009/01/24(土) 22:34:44.80 ID:Ywbq/BP10
銀「このお腹に突き刺さる痛み・・・いいわぁ!」
紅「私もそれを望んでいたのだわ!!よくも奪ってくれたわねぇ!!」
銀「ダメよ真紅!ゆらしちゃ・・・傷口が開くぅ・・・んっ」
金「・・・」
金「(水銀燈も元々はドS・・・薬で真逆になって・・・)」
蒼「ふ、二人とも不純だよ!!」
翠「ジュン~」
ちゅっちゅ ちゅっちゅ
雛「Zzz・・・」
金「なんか・・・前よりも達悪くなってるかしら・・・」
紅「私もそれを望んでいたのだわ!!よくも奪ってくれたわねぇ!!」
銀「ダメよ真紅!ゆらしちゃ・・・傷口が開くぅ・・・んっ」
金「・・・」
金「(水銀燈も元々はドS・・・薬で真逆になって・・・)」
蒼「ふ、二人とも不純だよ!!」
翠「ジュン~」
ちゅっちゅ ちゅっちゅ
雛「Zzz・・・」
金「なんか・・・前よりも達悪くなってるかしら・・・」
66: 2009/01/24(土) 22:39:24.40 ID:Ywbq/BP10
ジ「う・・・うーん・・・ここは・・・」
翠「あ、ジュンが起きたですぅ」
スリスリ
ジ「うお!?金糸雀、地獄はまだ続いていたのか!?」
金「もう・・・すごくどうでもよくなったかしら・・・」
ジ「おい、お前が犯人なんだからしっかりしr・・・うわ!水銀燈の腹にはさみがささってる!」
ジ「それでいてものすごい満たされたかのような顔・・・」
ジ「・・・そうか、今のあいつはドMなのか」
ニヤリ
翠「あ、ジュンが起きたですぅ」
スリスリ
ジ「うお!?金糸雀、地獄はまだ続いていたのか!?」
金「もう・・・すごくどうでもよくなったかしら・・・」
ジ「おい、お前が犯人なんだからしっかりしr・・・うわ!水銀燈の腹にはさみがささってる!」
ジ「それでいてものすごい満たされたかのような顔・・・」
ジ「・・・そうか、今のあいつはドMなのか」
ニヤリ
67: 2009/01/24(土) 22:41:48.21 ID:Ywbq/BP10
ジ「おい金糸雀、薬が切れるのはいつごr・・・ってアッー!!」
ごくごく
ジ「なんでお前も飲んでるんだよ!!」
金「カナもすべてを忘れて忘却の彼方へと行くかしら」
ジ「何言ってんの!?というかお前がまともでいないと誰がこいつらの面倒をみるんだよ!」
金「大丈夫、薬は・・・えーっと・・・うひょひょ」
ジ「金糸雀ァァァァ!!!」
ごくごく
ジ「なんでお前も飲んでるんだよ!!」
金「カナもすべてを忘れて忘却の彼方へと行くかしら」
ジ「何言ってんの!?というかお前がまともでいないと誰がこいつらの面倒をみるんだよ!」
金「大丈夫、薬は・・・えーっと・・・うひょひょ」
ジ「金糸雀ァァァァ!!!」
70: 2009/01/24(土) 22:44:20.15 ID:Ywbq/BP10
ジ「金糸雀もドジを踏まない単なるバカになった・・・」
ジ「僕がどうにかするしかないのか」
ジ「おいお前ら、とりあえずケンカはやめろ!」
銀「!!は、はい!申し訳ございません!」
紅「ちっ!仕方がないわ」
蒼「ありがとう、仲裁に入ってくれて」
ジ「とりあえず落ち着かせないとな、あと翠星石はいい加減僕の足から離れろ」
ジ「僕がどうにかするしかないのか」
ジ「おいお前ら、とりあえずケンカはやめろ!」
銀「!!は、はい!申し訳ございません!」
紅「ちっ!仕方がないわ」
蒼「ありがとう、仲裁に入ってくれて」
ジ「とりあえず落ち着かせないとな、あと翠星石はいい加減僕の足から離れろ」
71: 2009/01/24(土) 22:48:56.44 ID:Ywbq/BP10
ジ「さて、とりあえず暴れた後を片付けてもらったわけだが」
銀「あのぉ・・・そろそろ夕飯のお時間じゃぁ・・・」
ジ「え、ああそうだな。今日は姉ちゃんが部活で遅くなるから翠星石にお願いしてるんだったっけ」
翠「翠星石は料理なんて作れないですぅ。ジュンといちゃいちゃしかできないですぅ」
ジ「うざいほど翠星石の料理スキルが0になったからなあ」
銀「じ、じゃあ私が作りましょうかぁ?」
ジ「お、できるのか?」
銀「人(?)並にはできます・・・だから、命令してください」
ジ「(ドキドキ)」
銀「あのぉ・・・そろそろ夕飯のお時間じゃぁ・・・」
ジ「え、ああそうだな。今日は姉ちゃんが部活で遅くなるから翠星石にお願いしてるんだったっけ」
翠「翠星石は料理なんて作れないですぅ。ジュンといちゃいちゃしかできないですぅ」
ジ「うざいほど翠星石の料理スキルが0になったからなあ」
銀「じ、じゃあ私が作りましょうかぁ?」
ジ「お、できるのか?」
銀「人(?)並にはできます・・・だから、命令してください」
ジ「(ドキドキ)」
75: 2009/01/24(土) 22:51:12.81 ID:Ywbq/BP10
ジ「じ、じゃあ水銀燈、夕飯を作ってくれ!」
銀「仰せのままに・・・」
紅「私も作るのだわ!」
ジ「うおお!なんという積極性!!」
紅「私だって料理できるのだわ!そりゃもうプロ級よ!」
ジ「(以前は壊滅的に料理スキルなかったな。正反対ってことは本当にうまいのかも)」
ジ「わかった、真紅も作ってくれ」
紅「わかったのだわ!」
銀「仰せのままに・・・」
紅「私も作るのだわ!」
ジ「うおお!なんという積極性!!」
紅「私だって料理できるのだわ!そりゃもうプロ級よ!」
ジ「(以前は壊滅的に料理スキルなかったな。正反対ってことは本当にうまいのかも)」
ジ「わかった、真紅も作ってくれ」
紅「わかったのだわ!」
78: 2009/01/24(土) 22:54:08.87 ID:Ywbq/BP10
銀「~♪」
トントントン
ジ「(こうみると、すごい新妻って感じのオーラが伝わってくるな、水銀燈は)」
ジ「(真逆の性格っていうのも、案外いいかもしれないな)」
紅「うおおおお!!」
ゴリゴリゴリゴリ・・・!!
ジ「(・・・前言撤回・・・というか真紅は何を擦ってるんだよ)」
トントントン
ジ「(こうみると、すごい新妻って感じのオーラが伝わってくるな、水銀燈は)」
ジ「(真逆の性格っていうのも、案外いいかもしれないな)」
紅「うおおおお!!」
ゴリゴリゴリゴリ・・・!!
ジ「(・・・前言撤回・・・というか真紅は何を擦ってるんだよ)」
82: 2009/01/24(土) 22:57:03.42 ID:Ywbq/BP10
銀「おまたせしましたぁ。五穀米を使ったお腹に優しい野菜粥よぉ」
ジ「おお!うまそうだ!」
銀「お口に合うかどうかわからないけど・・・」
ジ「いや、きっとうまいよ!」
ジ「(いつもジャンクジャンク言ってたからジャンクフード系かと思ったら、案外健康食できたな)」
銀「ふー、ふー。はい、あーん」
ジ「うぇ!?」
銀「・・・食べて、くれないの?」
うるうる
ジ「あ・・・あーん・・・」
ジ「おお!うまそうだ!」
銀「お口に合うかどうかわからないけど・・・」
ジ「いや、きっとうまいよ!」
ジ「(いつもジャンクジャンク言ってたからジャンクフード系かと思ったら、案外健康食できたな)」
銀「ふー、ふー。はい、あーん」
ジ「うぇ!?」
銀「・・・食べて、くれないの?」
うるうる
ジ「あ・・・あーん・・・」
87: 2009/01/24(土) 23:00:23.89 ID:Ywbq/BP10
ジ「もぐもぐ・・・うん、おいしいよ」
銀「!!」
パァァ
銀「あ、ありがとうございます!」
ジ「(いいなぁ、すごい家庭的な感じで。さすがお姉さんだな)」
紅「ジュン!次は私の料理なのだわ!!」
ゴトッ!
ジ「うお!!」
紅「麦とろご飯とワカメのみそ汁、たくわんよ!!」
ジ「ずいぶん日本的ですね!」
銀「!!」
パァァ
銀「あ、ありがとうございます!」
ジ「(いいなぁ、すごい家庭的な感じで。さすがお姉さんだな)」
紅「ジュン!次は私の料理なのだわ!!」
ゴトッ!
ジ「うお!!」
紅「麦とろご飯とワカメのみそ汁、たくわんよ!!」
ジ「ずいぶん日本的ですね!」
93: 2009/01/24(土) 23:05:19.18 ID:Ywbq/BP10
ジ「とりあえず食べるか・・・」
ゾルゾル
ジ「!!な、なんだこのうまさは・・・麦とろご飯なのに高級なステーキ肉を食べているかのような味わい・・・」
紅「それが、素材本来のおいしさなのだわ」
ジ「真紅、腕を上げたな」
ジ「(というかあげすぎだな)」
紅「当然なのだわ!」
ジ「(あー、そこはデレて欲しかった・・・)」
ゾルゾル
ジ「!!な、なんだこのうまさは・・・麦とろご飯なのに高級なステーキ肉を食べているかのような味わい・・・」
紅「それが、素材本来のおいしさなのだわ」
ジ「真紅、腕を上げたな」
ジ「(というかあげすぎだな)」
紅「当然なのだわ!」
ジ「(あー、そこはデレて欲しかった・・・)」
97: 2009/01/24(土) 23:07:53.85 ID:Ywbq/BP10
ジ「お前達も食べろよ」
蒼「いただきます・・・うわあ、おいしいよ二人とも」
翠「ジュンと一緒なら何食べてもおいしいですぅ!」
雛「あー!五臓六腑に染み渡るのー!」
金「・・・」
ジ「金糸雀?何黙ってるんだ・・・?」
ジ「(あ、普段よくしゃべってるから、逆に黙りこくったんだ)」
ジ「(奇抜な行動も起こさない・・・なんて普通なんだ)」
蒼「いただきます・・・うわあ、おいしいよ二人とも」
翠「ジュンと一緒なら何食べてもおいしいですぅ!」
雛「あー!五臓六腑に染み渡るのー!」
金「・・・」
ジ「金糸雀?何黙ってるんだ・・・?」
ジ「(あ、普段よくしゃべってるから、逆に黙りこくったんだ)」
ジ「(奇抜な行動も起こさない・・・なんて普通なんだ)」
100: 2009/01/24(土) 23:13:11.84 ID:Ywbq/BP10
ジ「ふー、食った食った」
銀「私お皿を洗ってくるわぁ。ジュンさんは先にお風呂でも入ってください」
ジ「・・・あー、その、水銀燈。そのさん付けはやめてくれないか?」
銀「あっ・・・わ、わかりましたぁ・・・ジュン」
ジ「じゃあ、お言葉に甘えてお風呂に入らさせてもらうよ」
紅「ジュン!私が背中を流してあげるのだわ!}
ジ「いや、遠慮しておきます」
翠「翠星石もジュンとお風呂はいるですぅ」
蒼「だめだよ翠星石!おおお男の子とお風呂にはいるなんて・・・」
ジ「(翠星石は今までの雛苺とほぼいっしょだな)」
銀「私お皿を洗ってくるわぁ。ジュンさんは先にお風呂でも入ってください」
ジ「・・・あー、その、水銀燈。そのさん付けはやめてくれないか?」
銀「あっ・・・わ、わかりましたぁ・・・ジュン」
ジ「じゃあ、お言葉に甘えてお風呂に入らさせてもらうよ」
紅「ジュン!私が背中を流してあげるのだわ!}
ジ「いや、遠慮しておきます」
翠「翠星石もジュンとお風呂はいるですぅ」
蒼「だめだよ翠星石!おおお男の子とお風呂にはいるなんて・・・」
ジ「(翠星石は今までの雛苺とほぼいっしょだな)」
105: 2009/01/24(土) 23:16:16.56 ID:Ywbq/BP10
がらがら・・・ぴしゃん
ジ「ふぅ・・・あれ、翠星石、付いてきたのか?」
翠「・・・」
ジ「どうした」
ゲシッ
ジ「いてっ!」
翠「近づくなメガネ。菌が移る」
ガラッ!たったったっ・・・
ジ「(い、いったいなんなんだー!!)」
ジ「(二人っきりの時にデレていたから、逆にツンになったのか・・・と言うかツンというよりドSじゃねーか)」
ジ「ふぅ・・・あれ、翠星石、付いてきたのか?」
翠「・・・」
ジ「どうした」
ゲシッ
ジ「いてっ!」
翠「近づくなメガネ。菌が移る」
ガラッ!たったったっ・・・
ジ「(い、いったいなんなんだー!!)」
ジ「(二人っきりの時にデレていたから、逆にツンになったのか・・・と言うかツンというよりドSじゃねーか)」
110: 2009/01/24(土) 23:21:53.62 ID:Ywbq/BP10
ジ「ふぅ・・・いい湯だった」
ジ「(みんなの期待を裏切るほどなんのイベントもなかったな)」
銀「あ、あの、ジュン・・・」
ジ「どうした、水銀燈」
銀「き、今日泊まっていってもいいかしら・・・?」
ジ「え?な、なんで?」
銀「そ、その、私普段廃協会にいるんだけど、さすがにレディとしてはよくないわ」
銀「だから、わがままかもしれないんだけど、暖のある家でお世話になれたらなぁ・・なんて」
ジ「ま、まあお前達鞄で寝るんだろ?1個ぐらい増えても問題ないぞ」
銀「い、いいのですか?ありがとうございます!」
銀「あの、決して迷惑をかけませんので!」
ジ「(本当にマジメだなぁこいつ)」
ジ「(みんなの期待を裏切るほどなんのイベントもなかったな)」
銀「あ、あの、ジュン・・・」
ジ「どうした、水銀燈」
銀「き、今日泊まっていってもいいかしら・・・?」
ジ「え?な、なんで?」
銀「そ、その、私普段廃協会にいるんだけど、さすがにレディとしてはよくないわ」
銀「だから、わがままかもしれないんだけど、暖のある家でお世話になれたらなぁ・・なんて」
ジ「ま、まあお前達鞄で寝るんだろ?1個ぐらい増えても問題ないぞ」
銀「い、いいのですか?ありがとうございます!」
銀「あの、決して迷惑をかけませんので!」
ジ「(本当にマジメだなぁこいつ)」
115: 2009/01/24(土) 23:25:11.03 ID:Ywbq/BP10
ジ「あれ真紅、も9時回ってるぞ。寝なくていいのか?」
紅「別に夜更かししたってなんの問題もないのだわ」
ジ「大切な眠りの時間じゃないのかよ・・・」
翠「翠星石はジュンと一緒に寝たいですぅ!」
ジ「さっき足蹴にしたくせに・・・」
雛「ぐおぉー!!んごぉぉぉ!!」
ジ「もうおっさんじゃないか・・・容姿は口リなのに」
銀「ふ、ふつつか者ですがよろしくお願いします」
ジ「君が一番まともだよ」
紅「別に夜更かししたってなんの問題もないのだわ」
ジ「大切な眠りの時間じゃないのかよ・・・」
翠「翠星石はジュンと一緒に寝たいですぅ!」
ジ「さっき足蹴にしたくせに・・・」
雛「ぐおぉー!!んごぉぉぉ!!」
ジ「もうおっさんじゃないか・・・容姿は口リなのに」
銀「ふ、ふつつか者ですがよろしくお願いします」
ジ「君が一番まともだよ」
108: 2009/01/24(土) 23:19:00.68 ID:g8Q25Y1h0
ジ「Zzz・・・」
銀「・・・」
銀「(私は人形だけど、ジュンを見ると胸が締め付けられる・・・これはなに?)」
銀「(これが人間の言う恋ってやつなのかしら・・・)」
銀「(きっと叶わぬ恋だろうけど・・・私はこの思いを秘めたままでいたい・・・)」
銀「(きっと、忘れない。愛しの・・・ジュン・・・)」
─翌朝─
ジ「ん・・・ふあっ・・・朝か・・・」
銀「・・・」
銀「(私は人形だけど、ジュンを見ると胸が締め付けられる・・・これはなに?)」
銀「(これが人間の言う恋ってやつなのかしら・・・)」
銀「(きっと叶わぬ恋だろうけど・・・私はこの思いを秘めたままでいたい・・・)」
銀「(きっと、忘れない。愛しの・・・ジュン・・・)」
─翌朝─
ジ「ん・・・ふあっ・・・朝か・・・」
109: 2009/01/24(土) 23:21:49.15 ID:zpLdGhTF0
ガチャッ
銀「うーん・・・明るい・・・ってええ!?」
ジ「お、水銀燈起きたか」
銀「なななななんで私が真紅のミーディアムのところに!?」
ジ「性格が戻ったのか」
銀「性格?なんのことだかわからないけど、なんで私はこんなところにいるわけ?」
ジ「それはだな・・・」
銀「ふん!聞きたくもないわ!全く、レディを部屋に連れてくるなんてとんでもない変態ね!」
ジ「・・・」
銀「うーん・・・明るい・・・ってええ!?」
ジ「お、水銀燈起きたか」
銀「なななななんで私が真紅のミーディアムのところに!?」
ジ「性格が戻ったのか」
銀「性格?なんのことだかわからないけど、なんで私はこんなところにいるわけ?」
ジ「それはだな・・・」
銀「ふん!聞きたくもないわ!全く、レディを部屋に連れてくるなんてとんでもない変態ね!」
ジ「・・・」
111: 2009/01/24(土) 23:22:36.55 ID:bxtbaJuxO
銀「まぁいいわ。あなたがいなくなれば真紅の力は弱くなる」
銀「ここでジャンクになってもらうわぁ!!」
ヒュッ!!
銀「・・・!!」
銀「な、なんで・・・なんで攻撃できないの・・・?」
ジ「水銀燈・・・」
銀「(おかしい!なんでなんで!?なんで私はこのミーディアムを殴れないの!?)」
ズキッ
銀「うっ!」
銀「(む、胸が痛い・・・攻撃された?違う・・・胸の内側が痛い・・・)」
銀「ここでジャンクになってもらうわぁ!!」
ヒュッ!!
銀「・・・!!」
銀「な、なんで・・・なんで攻撃できないの・・・?」
ジ「水銀燈・・・」
銀「(おかしい!なんでなんで!?なんで私はこのミーディアムを殴れないの!?)」
ズキッ
銀「うっ!」
銀「(む、胸が痛い・・・攻撃された?違う・・・胸の内側が痛い・・・)」
112: 2009/01/24(土) 23:23:35.03 ID:OWBEzE8dO
銀「なんで・・・なんでなのよぉ!!」
ジ「水銀燈・・・お前、泣いているのか?」
銀「え?」
つー・・・
銀「こ、これは・・・!?」
銀「(な、涙?なんで涙が?痛いから?悲しいから?なぜ?なんでなの!?)」
銀「(なんでジュンを見ると・・・せつなくなるの・・・?)」
銀「・・・くっ!お、覚えてらっしゃい!!」
ガシャアァン!!
ジ「水銀燈!!」
ジ「水銀燈・・・お前、泣いているのか?」
銀「え?」
つー・・・
銀「こ、これは・・・!?」
銀「(な、涙?なんで涙が?痛いから?悲しいから?なぜ?なんでなの!?)」
銀「(なんでジュンを見ると・・・せつなくなるの・・・?)」
銀「・・・くっ!お、覚えてらっしゃい!!」
ガシャアァン!!
ジ「水銀燈!!」
113: 2009/01/24(土) 23:24:13.36 ID:1TeReVcS0
銀「(私の記憶がない間、なにがあったの?)」
銀「(私は真紅のミーディアムの家にいた。それも鞄の中にいた。私はあの人間の家に泊まったってこと?)」
銀「(!?忌々しい!あの人間の顔を思い出すたびに胸が締め付けられる!!)」
銀「・・・でも何か・・・ほっとするような感じもあるわぁ・・・」
─桜田家─
紅「なんか寒いわね・・・あら、ジュン、窓ガラス割れてるわよ?何があったの?」
ジ「あ・・・真紅、昨日のこと・・・」
紅「昨日?昨日なにかあったかしら?」
ジ「・・・いや、何でもないよ。ガラス、直してくれるかな?」
紅「・・・いいわよ」
銀「(私は真紅のミーディアムの家にいた。それも鞄の中にいた。私はあの人間の家に泊まったってこと?)」
銀「(!?忌々しい!あの人間の顔を思い出すたびに胸が締め付けられる!!)」
銀「・・・でも何か・・・ほっとするような感じもあるわぁ・・・」
─桜田家─
紅「なんか寒いわね・・・あら、ジュン、窓ガラス割れてるわよ?何があったの?」
ジ「あ・・・真紅、昨日のこと・・・」
紅「昨日?昨日なにかあったかしら?」
ジ「・・・いや、何でもないよ。ガラス、直してくれるかな?」
紅「・・・いいわよ」
114: 2009/01/24(土) 23:24:18.02 ID:OWBEzE8dO
ジ「おはよう、姉ちゃん」
の「おはようジュンくん。昨日はお粥でもしたの?」
ジ「え?どうして・・・」
の「冷蔵庫にラップでくるまっていたのよぉ。翠星石ちゃん和食も作れるのねぇ」
ジ「・・・!!」
ダッ
の「あれ?ジュン君?どこいくのぉ?」
ジ「ちょっとでかけてくる!!」
バタンッ
の「おはようジュンくん。昨日はお粥でもしたの?」
ジ「え?どうして・・・」
の「冷蔵庫にラップでくるまっていたのよぉ。翠星石ちゃん和食も作れるのねぇ」
ジ「・・・!!」
ダッ
の「あれ?ジュン君?どこいくのぉ?」
ジ「ちょっとでかけてくる!!」
バタンッ
116: 2009/01/24(土) 23:27:02.31 ID:1TeReVcS0
ジ「はぁ・・・はぁ・・・」
銀『そ、その、私普段廃教会にいるんだけど、さすがにレディとしてはよくないわ』
ジ「(廃教会といえば・・・病院近くにあった気が・・・)」
タッタッタッ・・・
ジ「あった!」
ジ「(僕の予想が正しければ・・・ここに・・・)」
がちゃ・・・
ジ「・・・探したぞ、水銀燈」
銀「・・・ジュン・・・?」
銀『そ、その、私普段廃教会にいるんだけど、さすがにレディとしてはよくないわ』
ジ「(廃教会といえば・・・病院近くにあった気が・・・)」
タッタッタッ・・・
ジ「あった!」
ジ「(僕の予想が正しければ・・・ここに・・・)」
がちゃ・・・
ジ「・・・探したぞ、水銀燈」
銀「・・・ジュン・・・?」
117: 2009/01/24(土) 23:27:56.18 ID:/kLgmrmqO
銀「何のよう?ジャンクにされに来たわけ?」
ジ「・・・」
銀「それとも、真紅を助ける代わりに僕を殺してくれ、なんていうつもりじゃないでしょうね?」
ジ「・・・水銀燈・・・」
銀「あなたの命なんてどうだっていいわぁ。私はアリスになるために戦うだけ」
銀「自分が味方!私外のやつらはみんな敵よ!!」
ジ「・・・おかゆ、また作ってくれよ?」
銀「!!?」
ジ「・・・」
銀「それとも、真紅を助ける代わりに僕を殺してくれ、なんていうつもりじゃないでしょうね?」
ジ「・・・水銀燈・・・」
銀「あなたの命なんてどうだっていいわぁ。私はアリスになるために戦うだけ」
銀「自分が味方!私外のやつらはみんな敵よ!!」
ジ「・・・おかゆ、また作ってくれよ?」
銀「!!?」
99: 2009/01/24(土) 23:12:46.49 ID:/xaTNJ0WO
銀「・・・は?き、急に何を言い出すわけ?頭でもおかしくなったのぉ?」
銀「なによお粥って、わけわからないんだけど・・・」
銀『おまたせしましたぁ。五穀米を使ったお腹に優しい野菜粥よぉ』
銀「!?な、何よこれ・・・」
ジ「水銀燈、思い出したのか?」
銀『あっ・・・わ、わかりましたぁ・・・ジュン』
銀「・・・これは・・・昨日の・・・」
ポタッ
銀「なによお粥って、わけわからないんだけど・・・」
銀『おまたせしましたぁ。五穀米を使ったお腹に優しい野菜粥よぉ』
銀「!?な、何よこれ・・・」
ジ「水銀燈、思い出したのか?」
銀『あっ・・・わ、わかりましたぁ・・・ジュン』
銀「・・・これは・・・昨日の・・・」
ポタッ
101: 2009/01/24(土) 23:13:21.65 ID:z6dzFCV20
銀「!!」
ジ「水銀燈・・・」
銀「・・・来ないでちょうだい!」
ジ「!!」
銀「・・・今日は戦うつもりはないわ・・・あっちへ行きなさぁい」
銀「しばらくは・・・アリスゲームはしないわ」
ジ「ほ、ほんとか?」
銀「・・・私はローゼンメイデン第一ドール、水銀燈よ。薔薇乙女の長女なのよ」
銀「姉が一番優れているのよ。だから、妹たちを鍛えさせて、ハンデをあたえるのよ」
銀「し、しばらくはゆっくりしてなさぁい!」
バサッ!!
ジ「す、水銀燈!!」
ジ「また・・・遊びに来たっていいんだぞ」
銀「・・・」
ヒュッ
ジ「水銀燈・・・」
銀「・・・来ないでちょうだい!」
ジ「!!」
銀「・・・今日は戦うつもりはないわ・・・あっちへ行きなさぁい」
銀「しばらくは・・・アリスゲームはしないわ」
ジ「ほ、ほんとか?」
銀「・・・私はローゼンメイデン第一ドール、水銀燈よ。薔薇乙女の長女なのよ」
銀「姉が一番優れているのよ。だから、妹たちを鍛えさせて、ハンデをあたえるのよ」
銀「し、しばらくはゆっくりしてなさぁい!」
バサッ!!
ジ「す、水銀燈!!」
ジ「また・・・遊びに来たっていいんだぞ」
銀「・・・」
ヒュッ
102: 2009/01/24(土) 23:14:10.46 ID:QiUJ184B0
金「うぅ・・・昨日は失敗したかしら・・・」
金「まさか自滅するとは・・・しかも記憶が吹っ飛ぶなんて効果もついてたかしら」
金「昨日のカナがどんなことになっていたかとても気になるかしら」
金「カナはすごいいい子だから、凶暴になって暴れたかもしれないかしら・・・」
コンコン
金「ん?窓・・・?」
金「す、水銀燈!!」
銀「・・・金糸雀」
銀「の、のどが渇いたんだけど、何か飲み物はなぁい?」
─完─
金「まさか自滅するとは・・・しかも記憶が吹っ飛ぶなんて効果もついてたかしら」
金「昨日のカナがどんなことになっていたかとても気になるかしら」
金「カナはすごいいい子だから、凶暴になって暴れたかもしれないかしら・・・」
コンコン
金「ん?窓・・・?」
金「す、水銀燈!!」
銀「・・・金糸雀」
銀「の、のどが渇いたんだけど、何か飲み物はなぁい?」
─完─
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