1: 2009/02/01(日) 13:34:54.75 ID:yUoGeB1W0
金「・・・」
TV『・・・野心をまとえ!ザ・パワードスーツ、デュ○リス誕生・・・』
金「・・・み、みっちゃん!」
み「どうしたのカナ?」
金「車が!車が変形したかしら!!」
み「車・・・?あぁ、○産の車のCMね。インパクトあるCMよねー」
金「ど、どうなってるのかしら!?」
み「あれは確か・・・一種のパワードスーツに変形するって設定だったような・・・」
金「パワードスーツ・・・?」
TV『・・・野心をまとえ!ザ・パワードスーツ、デュ○リス誕生・・・』
金「・・・み、みっちゃん!」
み「どうしたのカナ?」
金「車が!車が変形したかしら!!」
み「車・・・?あぁ、○産の車のCMね。インパクトあるCMよねー」
金「ど、どうなってるのかしら!?」
み「あれは確か・・・一種のパワードスーツに変形するって設定だったような・・・」
金「パワードスーツ・・・?」
2: 2009/02/01(日) 13:37:51.51 ID:yUoGeB1W0
み「あー、私もあまり詳しいことはわからないけど・・・自分と同じ感覚でロボット?を操るのよ」
み「えーとなんて言えばいいのかな?もう一人自分を着る、みたいな感じ」
金「もう一人の・・・自分・・・」
金「!!そ、その手があったかしら!!」
み「え?な、なんのこと?」
金「さすがみっちゃんかしら!これでカナはアリスゲームを制するかしら!」
み「え、ちょ、ちょっとカナ!?どういうこと?」
金「みっちゃん、カナはしばらく部屋に閉じこもるかしら!あとはよろしくかしら!」
バタン!!
み「え・・・な、何?」
み「えーとなんて言えばいいのかな?もう一人自分を着る、みたいな感じ」
金「もう一人の・・・自分・・・」
金「!!そ、その手があったかしら!!」
み「え?な、なんのこと?」
金「さすがみっちゃんかしら!これでカナはアリスゲームを制するかしら!」
み「え、ちょ、ちょっとカナ!?どういうこと?」
金「みっちゃん、カナはしばらく部屋に閉じこもるかしら!あとはよろしくかしら!」
バタン!!
み「え・・・な、何?」
5: 2009/02/01(日) 13:41:19.47 ID:yUoGeB1W0
金「・・・苦節数千時間、ようやくカナの時代が来たかしら」
金「さっきのデュア○スだったかのCMをヒントにひらめいたかしら」
金「カナは他のドールと比べて体格は小さめ。パンチやキックのリーチ差があるかしら」
金「てことはカナが大きくなれば互角、いやそれ以上になれるかしら」
金「ふっふっふ・・・久々に腕がなるかしら」
金「デ○アリスって名前も何となくアリスに近いかしら。何となく縁を感じるかしら」
カンカン!!ジジジジッ・・・キュッキュッ・・・
金「さっきのデュア○スだったかのCMをヒントにひらめいたかしら」
金「カナは他のドールと比べて体格は小さめ。パンチやキックのリーチ差があるかしら」
金「てことはカナが大きくなれば互角、いやそれ以上になれるかしら」
金「ふっふっふ・・・久々に腕がなるかしら」
金「デ○アリスって名前も何となくアリスに近いかしら。何となく縁を感じるかしら」
カンカン!!ジジジジッ・・・キュッキュッ・・・
7: 2009/02/01(日) 13:43:18.98 ID:yUoGeB1W0
み「カナが部屋にこもってから三日間・・・いい加減心配になってきたわ」
み「カナには止められていたけど・・・心配だわ!」
み「カナ、ごめん!」
ガチャ・・・
み「・・・?なんか静かね・・・」
ゴッ
み「いたっ、なんか足にぶつかった・・・ってカカカカカカ!!!カナ!!?」
み「そんな・・・こんなにも大きくなって!!」
金「うーん・・・うるさいかしら・・・」
み「あれ!?小さいカナもいる!?え、どうなってんの?」
み「カナには止められていたけど・・・心配だわ!」
み「カナ、ごめん!」
ガチャ・・・
み「・・・?なんか静かね・・・」
ゴッ
み「いたっ、なんか足にぶつかった・・・ってカカカカカカ!!!カナ!!?」
み「そんな・・・こんなにも大きくなって!!」
金「うーん・・・うるさいかしら・・・」
み「あれ!?小さいカナもいる!?え、どうなってんの?」
10: 2009/02/01(日) 13:46:45.94 ID:yUoGeB1W0
金「あ、みっちゃんおはようかしら」
み「か、カナ?私の足下にある金糸雀は・・・?」
金「ふっふっふ、みっちゃん。それこそがこのローゼンメイデン1の才女が作り出した対アリスゲーム用パワードスーツ」
金「カナリアリス1号かしら!」
み「・・・ネーミングセンスは無いけど、すごいじゃないカナ!」
金「設定身長は160cm、身体能力は某女性の約3倍かしら!」
金「カナがこのスーツを着ればもう怖い物なしかしら!」
み「(某女性ってまさか私・・・?)」
み「か、カナ?私の足下にある金糸雀は・・・?」
金「ふっふっふ、みっちゃん。それこそがこのローゼンメイデン1の才女が作り出した対アリスゲーム用パワードスーツ」
金「カナリアリス1号かしら!」
み「・・・ネーミングセンスは無いけど、すごいじゃないカナ!」
金「設定身長は160cm、身体能力は某女性の約3倍かしら!」
金「カナがこのスーツを着ればもう怖い物なしかしら!」
み「(某女性ってまさか私・・・?)」
13: 2009/02/01(日) 13:49:06.00 ID:yUoGeB1W0
金「さっそく着るかしら!」
み「か、カナ、いきなりで大丈夫なの?実験とかした?」
金「・・・カナはいつも動物実験と称して他のドールで試したかしら」
金「そしていつもその試験ドールに主役の座を奪われていた・・・!」
金「そしてカナはいつも通りの空気扱い!それはもう嫌かしら!!」
み「か、カナ?」
金「だから今回は実験無しで実践かしら!天才金糸雀が作ったから失敗はあり得ないかしら!」
み「(その自信はいったいどこから・・・)」
み「か、カナ、いきなりで大丈夫なの?実験とかした?」
金「・・・カナはいつも動物実験と称して他のドールで試したかしら」
金「そしていつもその試験ドールに主役の座を奪われていた・・・!」
金「そしてカナはいつも通りの空気扱い!それはもう嫌かしら!!」
み「か、カナ?」
金「だから今回は実験無しで実践かしら!天才金糸雀が作ったから失敗はあり得ないかしら!」
み「(その自信はいったいどこから・・・)」
16: 2009/02/01(日) 13:51:16.71 ID:yUoGeB1W0
金「さっそく!装備かしら!」
金「蒸着!!」
み「か、カナ!いったいどこでそれを・・・!」
ピカッ!!
み「うおっまぶし!!」
金「・・・ふっふっふ・・・」
み「か、カナ・・・?」
金「・・・成功かしら!!」
み「そんな・・・声まで変わって・・・」
金「いや、変わってないかしら」
み「ごめんノリで」
金「蒸着!!」
み「か、カナ!いったいどこでそれを・・・!」
ピカッ!!
み「うおっまぶし!!」
金「・・・ふっふっふ・・・」
み「か、カナ・・・?」
金「・・・成功かしら!!」
み「そんな・・・声まで変わって・・・」
金「いや、変わってないかしら」
み「ごめんノリで」
17: 2009/02/01(日) 13:55:25.78 ID:yUoGeB1W0
み「でもすごいわ・・・本当にカナが大人になったって感じがするわ」
金「カナのお姉さんは一応水銀燈かしら。だから水銀燈のボディサイズを元に計算したかしら」
み「でも胸の部分は少し強調しすぎなような・・・」
金「大きいに超したことはないかしら」
み「うーん・・・?」
金「さぁ早速大人ボディになったこの体で水銀燈達をめった打ちにしてやるかしら!」
み「(ちょっと不安だなぁ・・・)」
金「レッツゴー!かしら!」
18: 2009/02/01(日) 13:57:32.01 ID:yUoGeB1W0
み「か、カナどこへ!?」
金「決まってるかしら。桜田家へ行ってまず真紅達をやっつけるかしら」
み「その姿で歩くの?」
金「みっちゃん、いくら大人ボディでもカナの能力は消えてないかしら。ちゃんと鏡を通って・・・」
み「その鏡が・・・ないんだけど・・・」
金「・・・マジで?」
み「大きい鏡この間酔った勢いで割っちゃって・・・」
金「・・・」
金「徒歩で行くかしら・・・」
金「決まってるかしら。桜田家へ行ってまず真紅達をやっつけるかしら」
み「その姿で歩くの?」
金「みっちゃん、いくら大人ボディでもカナの能力は消えてないかしら。ちゃんと鏡を通って・・・」
み「その鏡が・・・ないんだけど・・・」
金「・・・マジで?」
み「大きい鏡この間酔った勢いで割っちゃって・・・」
金「・・・」
金「徒歩で行くかしら・・・」
19: 2009/02/01(日) 13:59:59.83 ID:yUoGeB1W0
み「カナ、気をつけてね?変な人について行っちゃダメよ?」
金「わかってるかしら。みっちゃん心配しすぎかしら」
金「行ってくるかしら。きっと成果を上げてくるかしら」
バタン
金「さて、桜田家はどこだったかしら・・・」
キョロキョロ
金「多分こっちかしら」
スタスタ・・・
金「わかってるかしら。みっちゃん心配しすぎかしら」
金「行ってくるかしら。きっと成果を上げてくるかしら」
バタン
金「さて、桜田家はどこだったかしら・・・」
キョロキョロ
金「多分こっちかしら」
スタスタ・・・
21: 2009/02/01(日) 14:03:34.37 ID:yUoGeB1W0
金「これはどうも迷子フラグかしら」
金「ピチカート!!」
ピ「ぴかぴか」
金「・・・ピチカートも道わからないかしら?」
ピ「ぴかぴー」
金「そんな黄色いネズミみたいな声出したってダメかしら!」
ピーピー!
金「もう!うるさいかしらピチカーt・・・ん?」
『ばってりーガ残リワズカデス』
金「げっ!パワードスーツのバッテリーが切れるかしら!!」
『えねるぎーガ無クナリマシタ』
金「早っ!!あべふっ!!」
がくんっ
金「うぅ・・・パワー切れで体が動かないかしら・・・」
金「ピチカート!!」
ピ「ぴかぴか」
金「・・・ピチカートも道わからないかしら?」
ピ「ぴかぴー」
金「そんな黄色いネズミみたいな声出したってダメかしら!」
ピーピー!
金「もう!うるさいかしらピチカーt・・・ん?」
『ばってりーガ残リワズカデス』
金「げっ!パワードスーツのバッテリーが切れるかしら!!」
『えねるぎーガ無クナリマシタ』
金「早っ!!あべふっ!!」
がくんっ
金「うぅ・・・パワー切れで体が動かないかしら・・・」
22: 2009/02/01(日) 14:05:55.27 ID:yUoGeB1W0
金「このスリムボディのためにバッテリースペースを減らしたのが間違いかしら・・・」
金「実質2時間しか持たないんじゃ、長引く戦闘には不利かしら・・・」
金「仕方がないかしら。パワードスーツを脱ぐかs」
ガッ!
金「げっ!ハッチゲートが地面を向いちゃってるから開けられないかしら!」
金「んぎぎぎぎ・・・・ダメかしら、うんともすんとも言わない・・・」
金「だっ誰か助けてー!かしらー!」
金「実質2時間しか持たないんじゃ、長引く戦闘には不利かしら・・・」
金「仕方がないかしら。パワードスーツを脱ぐかs」
ガッ!
金「げっ!ハッチゲートが地面を向いちゃってるから開けられないかしら!」
金「んぎぎぎぎ・・・・ダメかしら、うんともすんとも言わない・・・」
金「だっ誰か助けてー!かしらー!」
24: 2009/02/01(日) 14:11:02.05 ID:yUoGeB1W0
ジ「うー、図書館図書館!」
ジ「(今図書館を求めて全力疾走している僕は引きこもっているごく一般的な中学生)」
ジ「(強いて違うところをあげるとすれば人形と契約してるってことカナー)」
ジ「ん?なんか声が聞こえる・・・」
?『・・・助けてー!』
ジ「助けて・・・?なんかあったのか?」
タッタッタッ
ジ「!?ひ、人が倒れてる!」
ジ「(今図書館を求めて全力疾走している僕は引きこもっているごく一般的な中学生)」
ジ「(強いて違うところをあげるとすれば人形と契約してるってことカナー)」
ジ「ん?なんか声が聞こえる・・・」
?『・・・助けてー!』
ジ「助けて・・・?なんかあったのか?」
タッタッタッ
ジ「!?ひ、人が倒れてる!」
25: 2009/02/01(日) 14:13:56.94 ID:yUoGeB1W0
ジ「だっ大丈夫ですか!?」
金「ううう・・・ちょっと持ち上げて欲しいかしら」
ジ「は、はい・・・ん?」
ジ「(どっかで見たことがあるような無いような・・・)」
金「は、早くー!」
ジ「ああ、はい」
ぐっ
ジ「(重!!なんでこの人こんなに重いんだ?)」
金「(総重量130kgじゃカナの力じゃ持ち上がらないかしらー)」
金「ううう・・・ちょっと持ち上げて欲しいかしら」
ジ「は、はい・・・ん?」
ジ「(どっかで見たことがあるような無いような・・・)」
金「は、早くー!」
ジ「ああ、はい」
ぐっ
ジ「(重!!なんでこの人こんなに重いんだ?)」
金「(総重量130kgじゃカナの力じゃ持ち上がらないかしらー)」
28: 2009/02/01(日) 14:17:13.13 ID:yUoGeB1W0
金「とりあえず仰向けにして欲しいかしら」
ジ「は、はい」
グググッ
ジ「はぁ・・・はぁ・・・だ、大丈夫でsk」
ジ「おおお!?か、金糸雀!?」
金「ふぇ?」
金「(げ!ささささ桜田ジュン!?)」
ジ「え?金糸雀・・・ってこんなに大きかったっけ?あれ?」
金「(カナだって気付いてない!?よ、よしここは・・・)」
金「か、カナはその金糸雀って人じゃないかしら」
ジ「なんだ、金糸雀か」
ジ「は、はい」
グググッ
ジ「はぁ・・・はぁ・・・だ、大丈夫でsk」
ジ「おおお!?か、金糸雀!?」
金「ふぇ?」
金「(げ!ささささ桜田ジュン!?)」
ジ「え?金糸雀・・・ってこんなに大きかったっけ?あれ?」
金「(カナだって気付いてない!?よ、よしここは・・・)」
金「か、カナはその金糸雀って人じゃないかしら」
ジ「なんだ、金糸雀か」
31: 2009/02/01(日) 14:21:13.79 ID:yUoGeB1W0
金「な、何でバレたかしら!?」
ジ「お前もうちょっと自分を知った方がいいぞ」
ジ「で、なんでお前大きくなってしかもここで倒れてるんだ?」
金「じ、実はかくかくしかじか」
ジ「まるまるうまうま・・・ってなるほどね」
金「お願いかしら、カナを桜田家まで連れて行って欲しいかしら」
ジ「やだよ、お前重たいもん」
金「レ、レディになんて失礼なのかしら!!」
ジ「いや、まぁ、とりあえず(パワードスーツ)脱げよ」
金「え・・・?」
金「(か、カナにいきなり脱げって・・・まさかジュン、カナに惚れてるのかしら?)」
ジ「お前もうちょっと自分を知った方がいいぞ」
ジ「で、なんでお前大きくなってしかもここで倒れてるんだ?」
金「じ、実はかくかくしかじか」
ジ「まるまるうまうま・・・ってなるほどね」
金「お願いかしら、カナを桜田家まで連れて行って欲しいかしら」
ジ「やだよ、お前重たいもん」
金「レ、レディになんて失礼なのかしら!!」
ジ「いや、まぁ、とりあえず(パワードスーツ)脱げよ」
金「え・・・?」
金「(か、カナにいきなり脱げって・・・まさかジュン、カナに惚れてるのかしら?)」
35: 2009/02/01(日) 14:26:04.19 ID:yUoGeB1W0
金「こ、こんなところじゃ脱げないかしら・・・」
ジ「え?あ、あぁそっか」
ジ「(いくら人通りが無い道とはいえ、いきなり小さい人形がでてきたらビビるもんな)」
ジ「じゃあ人通りの無いところまで行くか」
金「!!」
金「(これは・・・やられる!確実にジュンはカナの体に興味を示しているかしら!)」
ジ「痛いかもしれないけど、がまんしろよ?」
ジ「(こんな重い体持ってくには引きずっていくしかないよなあ)」
金「(ジュン、カナが初めてだってわかってて・・・やさしいかしら)」
ジ「え?あ、あぁそっか」
ジ「(いくら人通りが無い道とはいえ、いきなり小さい人形がでてきたらビビるもんな)」
ジ「じゃあ人通りの無いところまで行くか」
金「!!」
金「(これは・・・やられる!確実にジュンはカナの体に興味を示しているかしら!)」
ジ「痛いかもしれないけど、がまんしろよ?」
ジ「(こんな重い体持ってくには引きずっていくしかないよなあ)」
金「(ジュン、カナが初めてだってわかってて・・・やさしいかしら)」
38: 2009/02/01(日) 14:30:14.84 ID:yUoGeB1W0
ずりずり・・・
金「め、面目ないかしら・・・」
ジ「まったく・・・早くしないと他の人に見つかるぞ」
ジ「あ、ちょうどいいところに廃墟が」
金「(この建物は・・・ラOホ!?ジュン本当にカナとするつもりかしら!?)」
金「あああああの桜田ジュン?カナはまだ心の準備が・・・」
ジ「心の準備?何言ってるんだよ、お前が勝手にすればいいんじゃないか」
金「(ええええ!?カナの公開エOチショー!?ジュン初めてにしては過酷すぎるかしら!!)」
金「め、面目ないかしら・・・」
ジ「まったく・・・早くしないと他の人に見つかるぞ」
ジ「あ、ちょうどいいところに廃墟が」
金「(この建物は・・・ラOホ!?ジュン本当にカナとするつもりかしら!?)」
金「あああああの桜田ジュン?カナはまだ心の準備が・・・」
ジ「心の準備?何言ってるんだよ、お前が勝手にすればいいんじゃないか」
金「(ええええ!?カナの公開エOチショー!?ジュン初めてにしては過酷すぎるかしら!!)」
41: 2009/02/01(日) 14:35:20.66 ID:yUoGeB1W0
ジ「ふぅ・・・ここまで来れば大丈夫だろう」
金「(あぁ・・・カナはここで純血を奪われるかしら・・・)」
ジ「ん?」
ジ「(しまった!ズボンのチャック降りたままだ!やっべー!!)」
くるっ
金「?」
ジーッ・・・
金「(きゃあああ!!!今ジッパーが動いた音かしら!!もうヤル気かしら!!)」
金「ままままま待つかしらジュン!!」
ジ「え?何を待つんだ・・・」
金「カナは初めてかしら!!」
ジ「始めてって・・・何が?」
ジ「(あぁ、パワードスーツ脱ぐのが始めてってことか?そんなのいちいち報告しなくていいのに)」
ジ「そんなのどうでもいいよ。だから早く脱げって」
金「(予想以上に鬼畜かしら!!)」
金「(あぁ・・・カナはここで純血を奪われるかしら・・・)」
ジ「ん?」
ジ「(しまった!ズボンのチャック降りたままだ!やっべー!!)」
くるっ
金「?」
ジーッ・・・
金「(きゃあああ!!!今ジッパーが動いた音かしら!!もうヤル気かしら!!)」
金「ままままま待つかしらジュン!!」
ジ「え?何を待つんだ・・・」
金「カナは初めてかしら!!」
ジ「始めてって・・・何が?」
ジ「(あぁ、パワードスーツ脱ぐのが始めてってことか?そんなのいちいち報告しなくていいのに)」
ジ「そんなのどうでもいいよ。だから早く脱げって」
金「(予想以上に鬼畜かしら!!)」
43: 2009/02/01(日) 14:41:05.29 ID:yUoGeB1W0
金「(ヤバイヤバイ!カナが動けないからって非情かしら!)」
ジ「(なかなか動かないなー・・・あ)」
金「まさか、(パワードスーツが)脱げ(られ)ないのか?」
金「(脅迫!?)」
ジ「手伝ってやろうか?」
金「いいいいや大丈夫かしら!!」
ジ「心配すんな。(機械いじりは)慣れてるから」
金「(ジュンは思った以上にリア充だったかしら!!)」
ジ「(なかなか動かないなー・・・あ)」
金「まさか、(パワードスーツが)脱げ(られ)ないのか?」
金「(脅迫!?)」
ジ「手伝ってやろうか?」
金「いいいいや大丈夫かしら!!」
ジ「心配すんな。(機械いじりは)慣れてるから」
金「(ジュンは思った以上にリア充だったかしら!!)」
44: 2009/02/01(日) 14:49:23.07 ID:yUoGeB1W0
ジ「ちょっと失礼」
スッ
金「じ、ジュン、顔が近いかしら・・・」
ジ「(ハッチを止めてるネジを外せば外れるはず)」
さわさわ
金「あっ!!ふ、ふふっ、ジュン、くすぐったいかしら」
ジ「我慢しろよ」
ジ「(あった!やっぱりネジが・・・あれ?ねじ山が無い?)」
ジ「・・・(ねじ山が)舐めて・・・(るかも)」
金「!!」
金「(ぜ、前戯を要求してきてるかしら・・・)」
金「か、カナは初めてだからうまくできないかもしれないかしら・・・」
ジ「(ねじ山が舐めてる原因はこいつのせいか?)」
ジ「自分がやったんだから自分で責任を取れよ・・・」
金「(ここに連れてきたのはジュンかしら!!カナに責任を取れって・・・!)」
スッ
金「じ、ジュン、顔が近いかしら・・・」
ジ「(ハッチを止めてるネジを外せば外れるはず)」
さわさわ
金「あっ!!ふ、ふふっ、ジュン、くすぐったいかしら」
ジ「我慢しろよ」
ジ「(あった!やっぱりネジが・・・あれ?ねじ山が無い?)」
ジ「・・・(ねじ山が)舐めて・・・(るかも)」
金「!!」
金「(ぜ、前戯を要求してきてるかしら・・・)」
金「か、カナは初めてだからうまくできないかもしれないかしら・・・」
ジ「(ねじ山が舐めてる原因はこいつのせいか?)」
ジ「自分がやったんだから自分で責任を取れよ・・・」
金「(ここに連れてきたのはジュンかしら!!カナに責任を取れって・・・!)」
45: 2009/02/01(日) 14:52:35.88 ID:yUoGeB1W0
ジ「仕方がないな。無理矢理でも(ネジを)取るか」
金「(ふ、服をはぎ取られる!!)」
ジ「でも道具無いしな・・・」
金「(道具!?ジュンはどれだけカナの体で遊ぶきなのかしら!!)」
ジ「(待てよ、ここは解体中の廃墟。道具があるかもしれないな)」
ジ「ちょっと待ってろ」
すたすた
金「い、命拾いしたかしら・・・」
金「(ふ、服をはぎ取られる!!)」
ジ「でも道具無いしな・・・」
金「(道具!?ジュンはどれだけカナの体で遊ぶきなのかしら!!)」
ジ「(待てよ、ここは解体中の廃墟。道具があるかもしれないな)」
ジ「ちょっと待ってろ」
すたすた
金「い、命拾いしたかしら・・・」
46: 2009/02/01(日) 14:55:50.88 ID:yUoGeB1W0
金「今のうちに脱出を・・・!」
金「ううう・・・前のめりに倒れたときに金具が曲がって開かないかしら!!」
ジ「戻ったぞ」
金「ひぎゃああああ!!!」
ジ「お、おい!そんなに叫ぶこと無いだろ!?」
金「(な、なんか袋を持ってきてるかしら・・・)」
ジ「(やっぱり道具が置いてあった。管理不足じゃないかここの会社は?)」
金「ううう・・・前のめりに倒れたときに金具が曲がって開かないかしら!!」
ジ「戻ったぞ」
金「ひぎゃああああ!!!」
ジ「お、おい!そんなに叫ぶこと無いだろ!?」
金「(な、なんか袋を持ってきてるかしら・・・)」
ジ「(やっぱり道具が置いてあった。管理不足じゃないかここの会社は?)」
50: 2009/02/01(日) 15:00:03.25 ID:yUoGeB1W0
ジ「(あ、ちゃんと道具動くかな?ちょっとこの電動ドライバーを・・・)」
カチッ
ヴイイイイイイイン!!
金「(あ、あの音は夜中のみっちゃんの部屋から聞こえてきた音と同じ・・・?)」
ジ「よし、動くな」
ジ「金糸雀、もしかしたら痛いかもしれないけど、我慢してくれよ?」
金「(き、きた・・・運命の瞬間が・・・もう腹をくくるかしら)」
金「ジュン・・・責任とって欲しいかしら」
ジ「え?」
金「(パワードスーツの責任か?このパワードスーツいくらするんだよ・・・)」
ジ「・・・重すぎる」
金「そんな!!ジュンはカナを傷物にしようとしてるかしら!当然かしら!」
ジ「(傷物たって本体じゃなく外装じゃないか・・・)」
カチッ
ヴイイイイイイイン!!
金「(あ、あの音は夜中のみっちゃんの部屋から聞こえてきた音と同じ・・・?)」
ジ「よし、動くな」
ジ「金糸雀、もしかしたら痛いかもしれないけど、我慢してくれよ?」
金「(き、きた・・・運命の瞬間が・・・もう腹をくくるかしら)」
金「ジュン・・・責任とって欲しいかしら」
ジ「え?」
金「(パワードスーツの責任か?このパワードスーツいくらするんだよ・・・)」
ジ「・・・重すぎる」
金「そんな!!ジュンはカナを傷物にしようとしてるかしら!当然かしら!」
ジ「(傷物たって本体じゃなく外装じゃないか・・・)」
52: 2009/02/01(日) 15:04:14.24 ID:yUoGeB1W0
金「(うるうる)」
ジ「・・・あぁもうわかったよ、取ればいいんだろ、取れば」
ジ「(あとで『知らない』って言えばいいか)」
ジ「じゃあ行くぞ?」
金「あ、待つかしらジュン!」
ジ「?なんだよ」
金「その・・・ご、ゴムは・・・?」
ジ「(絶縁ゴムの事か?漏電する心配はないだろうし)」
ジ「いらないだろ」
金「そ、そんな!!」
金「(あ、でもドールって妊娠するのかしら?)」
ジ「・・・あぁもうわかったよ、取ればいいんだろ、取れば」
ジ「(あとで『知らない』って言えばいいか)」
ジ「じゃあ行くぞ?」
金「あ、待つかしらジュン!」
ジ「?なんだよ」
金「その・・・ご、ゴムは・・・?」
ジ「(絶縁ゴムの事か?漏電する心配はないだろうし)」
ジ「いらないだろ」
金「そ、そんな!!」
金「(あ、でもドールって妊娠するのかしら?)」
55: 2009/02/01(日) 15:09:46.11 ID:yUoGeB1W0
>>51なにそれ?
ジ「金糸雀、目をつぶれ」
ジ「(きっとドライバーにびびるだろうからな)」
金「(ドキッ!!じじじじジュンとキス・・・!?)」
ぎゅっ
ジ「(そんなに一生懸命つぶらなくてもいいのに)」
ジ「じゃあいくぞ」
ヴィイイイイイン!!
金「(こ、この音は・・・!)」
ジ「!!」
ジ「しまった・・・サイズが合わない)」
ジ「すまん金糸雀、やり直そう」
金「え?」
金「(やり直しって・・・カナたちまだキスも付き合ってもいないかしら)」
ジ「金糸雀、目をつぶれ」
ジ「(きっとドライバーにびびるだろうからな)」
金「(ドキッ!!じじじじジュンとキス・・・!?)」
ぎゅっ
ジ「(そんなに一生懸命つぶらなくてもいいのに)」
ジ「じゃあいくぞ」
ヴィイイイイイン!!
金「(こ、この音は・・・!)」
ジ「!!」
ジ「しまった・・・サイズが合わない)」
ジ「すまん金糸雀、やり直そう」
金「え?」
金「(やり直しって・・・カナたちまだキスも付き合ってもいないかしら)」
56: 2009/02/01(日) 15:13:39.61 ID:yUoGeB1W0
金「ジュンは・・・カナとは遊びだったかしら!?」
ジ「へ?」
金「もう信じられないかしら・・・ジュンなんて知らないかしら!!」
ジ「(なんで怒られてるんだ僕)」
ジ「ま、まあ落ち着けよ金糸雀。僕はお前のことを思って」
金「ふん!そんな言葉にはだまされないかしら!!」
ジ「くっ・・・人が下手に出てればいい気になりやがって!」
ジ「もうお前なんか知らない!かってにしてろ!」
たったったっ・・・
金「あっ!!」
ジ「へ?」
金「もう信じられないかしら・・・ジュンなんて知らないかしら!!」
ジ「(なんで怒られてるんだ僕)」
ジ「ま、まあ落ち着けよ金糸雀。僕はお前のことを思って」
金「ふん!そんな言葉にはだまされないかしら!!」
ジ「くっ・・・人が下手に出てればいい気になりやがって!」
ジ「もうお前なんか知らない!かってにしてろ!」
たったったっ・・・
金「あっ!!」
57: 2009/02/01(日) 15:19:03.40 ID:yUoGeB1W0
金「・・・寒いかしら」
金「パワードスーツの保温機能まで動かなくなってきたかしら」
金「カナは・・・このままずっとここにいるのかしら・・・」
金「・・・なんてカナは馬鹿なことを言ったのかしら・・・」
金「ごめん・・・なさい・・・ジュn・・・」
──・・・リア・・・ろ・・・──
─ナリア・・・!しっか・・・しろ・・・──
─カナリア!!しっかりしろ!─
金「・・・う・・・」
金「パワードスーツの保温機能まで動かなくなってきたかしら」
金「カナは・・・このままずっとここにいるのかしら・・・」
金「・・・なんてカナは馬鹿なことを言ったのかしら・・・」
金「ごめん・・・なさい・・・ジュn・・・」
──・・・リア・・・ろ・・・──
─ナリア・・・!しっか・・・しろ・・・──
─カナリア!!しっかりしろ!─
金「・・・う・・・」
59: 2009/02/01(日) 15:22:39.91 ID:yUoGeB1W0
金「ここは・・・」
ジ「目が覚めたか、金糸雀」
金「ジュン!?こ、ここは・・・桜田家・・・」
ジ「僕一人じゃどうにもならなかったから真紅達に手伝ってもらったんだ」
紅「まったく、あんな重い物来てどうするつもりだったの?」
翠「ここまで運んでくるのにどんだけ苦労したと思ってるですぅ!」
蒼「まあまあ、金糸雀も無事だったし、いいじゃないか」
雛「カナかっこいいのー!あんなロボット雛も乗ってみたいのよ」
金「み、みんな・・・」
ジ「目が覚めたか、金糸雀」
金「ジュン!?こ、ここは・・・桜田家・・・」
ジ「僕一人じゃどうにもならなかったから真紅達に手伝ってもらったんだ」
紅「まったく、あんな重い物来てどうするつもりだったの?」
翠「ここまで運んでくるのにどんだけ苦労したと思ってるですぅ!」
蒼「まあまあ、金糸雀も無事だったし、いいじゃないか」
雛「カナかっこいいのー!あんなロボット雛も乗ってみたいのよ」
金「み、みんな・・・」
66: 2009/02/01(日) 15:52:31.50 ID:yUoGeB1W0
ただいま。保守ありがとう。
ジ「まぁその・・・パワードスーツ壊してお前をだしたわけだが・・・すまん」
金「・・・別にいいかしら」
金「(カナはもうあのパワードスーツを使う必要はなくなったかしら)」
金「(カナの姉妹はみんな優しい子ばかりかしら。倒すなんて考えたカナがバカだったかしら)」
ジ「そ、そうか。でも、高い金出して作ったんだろあれ」
金「・・・そうかしら。ジュンにはやっぱり責任を取ってもらう必要があるかしら」
ジ「げっ!や、やっぱり・・・」
ジ「まぁその・・・パワードスーツ壊してお前をだしたわけだが・・・すまん」
金「・・・別にいいかしら」
金「(カナはもうあのパワードスーツを使う必要はなくなったかしら)」
金「(カナの姉妹はみんな優しい子ばかりかしら。倒すなんて考えたカナがバカだったかしら)」
ジ「そ、そうか。でも、高い金出して作ったんだろあれ」
金「・・・そうかしら。ジュンにはやっぱり責任を取ってもらう必要があるかしら」
ジ「げっ!や、やっぱり・・・」
67: 2009/02/01(日) 15:56:40.23 ID:yUoGeB1W0
ジ「か、金は無いぞ!学生だしな!」
金「お金なんていらないかしら。材料はnのフィールドから持ってきたものばかりだし」
ジ「え、じゃあなn」
ちゅっ
金「コレで十分かしら」
ジ「・・・!!」
紅「か、金糸雀!?」
翠「て、てんめぇぇ!!人のジュンに何手を出してるですか!?」
雛「ジュンは翠星石の物じゃないの」
蒼「大胆だねぇ金糸雀」
金「コレでちゃらにしてあげるかしら!」
─完─
金「お金なんていらないかしら。材料はnのフィールドから持ってきたものばかりだし」
ジ「え、じゃあなn」
ちゅっ
金「コレで十分かしら」
ジ「・・・!!」
紅「か、金糸雀!?」
翠「て、てんめぇぇ!!人のジュンに何手を出してるですか!?」
雛「ジュンは翠星石の物じゃないの」
蒼「大胆だねぇ金糸雀」
金「コレでちゃらにしてあげるかしら!」
─完─
69: 2009/02/01(日) 16:01:48.99 ID:TN0WBO2CP
おつ!
72: 2009/02/01(日) 16:07:37.28 ID:yUoGeB1W0
途中で頭がぼーっとしてきて何かいてるのかわからなくなってきた。ごめん。
金糸雀好きとしてはなんとしても金糸雀を目立たせたかった。
今回はコレで許してくださいピチカー党員様。
金糸雀好きとしてはなんとしても金糸雀を目立たせたかった。
今回はコレで許してくださいピチカー党員様。
73: 2009/02/01(日) 16:12:37.88 ID:5hbF5u4k0
乙
あれ?俺の銀様は?
あれ?俺の銀様は?
76: 2009/02/01(日) 16:36:44.55 ID:yUoGeB1W0
みなさんに残念なお知らせがあります。
金糸雀は俺の嫁です。
金糸雀は俺の嫁です。
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